JPH0920603A - 防黴剤 - Google Patents

防黴剤

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JPH0920603A
JPH0920603A JP27899591A JP27899591A JPH0920603A JP H0920603 A JPH0920603 A JP H0920603A JP 27899591 A JP27899591 A JP 27899591A JP 27899591 A JP27899591 A JP 27899591A JP H0920603 A JPH0920603 A JP H0920603A
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JP
Japan
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carrier
mold
adsorbed
antifungal agent
chloro
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Pending
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JP27899591A
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English (en)
Inventor
Ryuzo Fujita
龍三 藤田
Tadaaki Miyamoto
匡章 宮本
Norihisa Someya
典央 染谷
Yuuki Izumi
祐紀 泉
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Daiwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】P−クロロ−m−キシレノールを多孔質な無機
化合物を担持体として、これの表面に処理吸着させ、室
温において、その表面より発生する気化ガスにより一定
容器に入れられた衣類、寝具類、カーペット、靴、鞄、
毛皮、書籍、木工品、竹製品そのた貴重な文献類、書
画、骨董品に至るまで黴の発生を防止するための方法で
ある。特に、従来の報告では、0.3g/0.4l以下
では効果がないとされていたが、本発明においては、そ
れの1/10以下の量で十分に、その目的を達すること
のできる方法である。 【構成】本発明にかかるP−クロロ−m−キシレノール
をメタノール、エタノール、アセトンあるいはキシレン
などの低沸点溶剤に溶解した液または、これに界面活性
剤を添加して水に加えたとき乳化分散させた液をセラミ
ックス、ゼオライト、カオリンクレー、タルク、ベント
ナイト、シリカゲルネ炭酸カルシウム、珪藻土等の担持
体に吸着処理させた後、溶剤を乾燥揮散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はP−クロロ−m−キシレ
ノールを表面積の大きい多孔質な無機化合物の担持体に
処理し、この表面から蒸散する気化ガスにより繊維製
品、皮革製品、木工品、竹製品、書籍などを黴の被害か
ら保護するものである。
【0002】
【従来の技術】日常生活において黴の被害を受けること
が非常に多い。例えば、衣類、寝具類、カーペットなど
の繊維製品、靴、鞄、毛皮などの皮革製品あるいは書
籍、木工品、竹製品その他長期保存される貴重な資料か
ら、大切な書画、骨董品に至るまで常に黴の発生を考え
ていなければならない。特に湿度の高い梅雨期は警戒を
要する。しかし、現在の家屋構造は気密性に優れてお
り、冷暖房の普及と加湿器等の使用による高温多湿およ
び結露などにより逆に黴の発生には好条件が揃ってい
る。
【0003】防黴の方法として揮発性に優れた薬剤の気
化ガスにより黴の発生を防ぐことは、従来から応用され
ている。それに応用されている薬剤としては樟脳、ナフ
タリン、P−ジクロロベンゼンが主として使用されてい
たが、薬剤としては安価で効果の優れたP−ジクロルベ
ンゼンが殆どで、その高い蒸気圧と衣蛾に対する防除効
果で、一般家庭の多くで使用されているが、本来の目的
は黴ではなく、主に衣類害虫に対する防除剤として使用
されていた。
【0004】薬剤の使用方法は粉末、ブロック、ペレッ
トなどとしてであるが主に大きな錠剤に成型され、衣裳
ケースに入れたり和、洋ダンス等に入れたり吊るして用
いられていた。しかし、防虫効果に反し、防黴剤として
は効力の不足と薬剤の液化例えば、樟脳とP−ジクロロ
ベンゼンを併用するときは融点降下により液状ととなり
高価な衣類にしみを付けることがあり思わぬ損傷をうけ
ることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、防黴性を有
する化合物で比較的蒸気圧が高く、室温において小量ず
つ気化蒸散するもので、この蒸散したガスが黴の発育を
阻止または、殺黴性を発揮し黴による被害を防止するも
のである。現在、防黴性を有する化合物は多数のものが
開発されており、一般家庭をはじめ工業用あるいは農業
用として使用されているが化合物から発生する揮発性ガ
スで黴の発育を阻止したり、また殺菌するためには何れ
も蒸気圧が不足であるたるに防黴剤としては応用できな
かった。
【0006】本発明の防黴剤の用途は主として家庭にお
ける衣裳箱、和、洋ダンスの中に衣類と共に用いる防黴
剤である。それ故に先ず安全性が確保されていなければ
ならない。従来、家庭で使用されているものは、主とし
てイガに対する殺虫または防虫を目的としたもので、古
くは樟脳が用いられていたが、その後、ナフタリンやP
−ジクロルベンゾールが開発された。これらは何れも昇
華性のある物質であるがナフタリンは効力の点で数段劣
るものであった。P−ジクロルベンゼンは防虫性に優
れ、また多少の防黴性も認められたことから現在でも尚
多量に使用されている。
【0007】特公昭39−11871においては効力の
増強の目的から、更に効力の優れた防黴化合物、例えば
2.4.5−トリクロルフェノールとP−ジクロルベン
ゼンを併用して両化合物が同じ蒸気圧で昇華するよう発
明がなされたものであるが、これらの化合物を見ると有
毒性の点で問題があるようで、現在の一般家庭用防黴剤
としては問題が残るもので推奨できるものではない。ま
た、この方法によって全面的に解決の見られるものでは
ない。
【0008】このようなことから単独の化合物で昇華性
のある、しかも低毒性で防黴性に優れているものについ
て種々検討した結果p−クロロ−m−キシレノール(以
後PCMXと略称する)が、その性能に見るべきものが
あって本発明を完成した。しかし、この件につき特公昭
55−2403では、PCMXも今一つ昇華性が悪いた
めに単独ではある濃度以上使用しないと充分な効果が得
られないと指摘している。
【0009】
【発明が解決するための手段】本発明で使用するPCM
Xは、抗菌防黴剤として公知のもので化粧品原料基準に
も収載されているものであるが揮発性防黴剤としては前
記特公昭55−2403に記載がみられる。しかし、こ
のPCMXは比較的蒸気圧が低く微粉末として用いても
0.38lの容積において0.3g以上使用しなければ
充分な効果が得られないとしている。本発明者は、PC
MXを室温における蒸散を容易にして、防黴性効果を最
高に発揮させるべく無機の多孔質性物質を担持体とし
て、これにに吸着させPCMXの表面積を飛躍的に向上
させたのである。
【0010】本発明に使用する無機の多孔性物質として
シリコン系化合物であるシリカゲルあるいはsio
多く含んでいる天然物であるセピオライト、ベントナイ
ト、活性白土、酸性白土あるいはゼオライトなども利用
できる。シリカゲルはガラス状の透明または半透明の粒
子であり1gの表面積は450m以上のものもあり、
ガスの吸着能が大である。そのほか水分、有機溶剤等の
吸着性にも優れている。またセピオライトは天然鉱石セ
ピオライトを原料としたもので,その表面積は1gで約
300mで、トンネル状の結晶構造をもったもので、
これらを一定の形に成型した担持体にPCMXを吸着さ
せる。
【0011】吸着させる方法はPCMXをメタノール、
エタノール、アセトンまたはキシレンのような低沸点溶
剤に一定量溶解した液を噴霧又は浸漬して吸着させた
後、溶剤を揮散させるか又はPCMXを溶剤に溶解した
後、アニオン界面活性剤または/および非イオン界面活
性剤を加え、水に注加したとき乳化分散できるようにし
た溶液で担持体に処理し乾燥してつくる。
【0012】担持体に吸着させる量は担持体に対し、P
CMXとして0.001〜5.0重量%(以下すべて重
量%で示す)好ましくは0.003〜3.0%である。
このPCMXを吸着させた担持体使用量は密閉容器にお
いて容積1lに対しPCMXとして0.0005〜0.
3g好ましくは0.001〜0.1gである。本発明に
は、本発明化合物のほか他の殺菌防黴剤、殺虫剤、着香
剤、着色剤、消臭剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを
併用して使用することができる。
【0013】
【作用】本発明は、衣裳箱あるいは和、洋タンスなどの
ほか他の保管箱に保管された衣料品または、毛皮および
皮革製品、木工品、竹製品、図書類、書画、骨董品など
を黴の被害から保護するために、防黴剤PCMXを多孔
質な無機化合物の担持体の表面に吸着処理したもので、
担持体の表面より発生するPCMXの気化ガスにより黴
類の発生を抑制し、黴の被害から保護するものである。
【0014】
【実施例】
(実験例1)PCMXの担持体への処理方法:PCMX
をエチルアルコールに0.05〜0.001%溶解した
液を担持体としてシリカゲル(米山薬品工業(株)製
品)、天然鉱石セピオライト(宇治電化学工業(株)
製品)、ゼオライト(栗田工業(株)製品)の各10
gにPCMX希釈液を1.0g添加し、なるべく均一に
吸着させる。その後エチルアルコールを完全に揮散させ
た後、防黴試験に供した。その処方を表1に示す。この
防黴試験において防黴試験方法を表2に、防黴試験用培
養基を表3に、防黴試験の判定方法表4に示す。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0015】(実験例2)実験例1で試作した薬剤を不
織布(三井石油化学(株)製品)を使用し10×10c
mの袋(ミシン掛け)に10g入れ封じ込んだ。この袋
を1lのビーカーの底部に両面テープで固定した。この
ビーカーをガラス板上に伏せる。ガラス板上には予め黴
胞子接種寒天培地の入ったシャーレを載せておく。その
後、7日間放置し黴発生の有無を観察し、防黴剤の効力
を判定する。その結果を表5に示す。
【表5】
【0016】
【発明の効果】従来、公表されている気化ガスによる防
黴にたいする報告書よるとPCMXは380mlの容器
中0.3g以上でないと防黴効果が得られなかったとさ
れているが、本発明においては1lの容器中で0.1g
以g以下で十分な効果の得られる方法を発見した。その
方法はPCMXを多孔質の無機化合物を担持体とし、こ
れの表面に処理吸着させるものである。これによりPC
MXは大きな表面積を有することになり、室温において
も担持体の表面より気化蒸散するが、この気化ガスによ
って一定容器内に保管する繊維製品、皮革製品、木工
品、竹製品、毛皮、書籍、書画、骨董品、その他黴発生
の考えられるものから、黴の被害を防止するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかるPCMXの、防黴効果
を判定するための装置である。
【符号の説明】
1・・・・・ビーカー 2・・・・・ガラス板 3・・・・・シャーレ 4・・・・・培地 5・・・・・ビーカーとガラス板を固定する接着テープ 6・・・・・PCMX処理担持体の入った不織布袋 7・・・・・PCMX処理担持体の粒子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p−クロロ−m−キシレノールを多孔質
    な無機化合物を担持体とし、これの表面に処理吸着させ
    室温において、その表面より蒸散ガス化させることによ
    り黴の発生を抑制することを特徴とする防黴剤。
  2. 【請求項2】担持体として炭酸カルシウム、セラミック
    ス、ゼオライト、カオリンクレー、珪藻土、タルク、ベ
    ントナイト、シリカゲルなど水に不溶性の無機系化合物
    粉体を用いる特許請求の範囲請求項1記載の防黴剤。
  3. 【請求項3】防黴剤の担持体への吸着方法としてはメタ
    ノール、エタノール、アセトンあるいはキシレンのよう
    な低沸点溶剤に溶解した液、または、これに界面活性剤
    を添加し水に加えて乳化分散させた液を担持体にスプレ
    ー又は浸漬処理後、溶剤を乾燥揮散させて得られる特許
    請求の範囲請求項1記載の防黴剤。
JP27899591A 1991-07-31 1991-07-31 防黴剤 Pending JPH0920603A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5952280A (en) * 1997-07-22 1999-09-14 Colgate-Palmolive Co. Agglomerated clay carrier with an antibacterial agent for laundry applications
JP2003026503A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 S T Chem Co Ltd 防カビ剤の評価方法
WO2008074070A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Pestat Pty Ltd Composition for pest control

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