JPH09206614A - ローラミルの加圧力制御方法 - Google Patents

ローラミルの加圧力制御方法

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JPH09206614A
JPH09206614A JP2132496A JP2132496A JPH09206614A JP H09206614 A JPH09206614 A JP H09206614A JP 2132496 A JP2132496 A JP 2132496A JP 2132496 A JP2132496 A JP 2132496A JP H09206614 A JPH09206614 A JP H09206614A
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pressing force
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Hideo Mitsui
秀雄 三井
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
Kazunori Satou
一教 佐藤
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Nobuyasu Meguri
信康 廻
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被粉砕物を粗粒で排出することなく、自励振
動の発生を防止することができるローラミルの加圧力制
御方法を提供すること。 【解決手段】 石炭を粉砕するローラミルの場合、低負
荷領域から時刻t1 で石炭供給停止操作を行なうと、図
1の(a)に示すように石炭供給量は低下し、粉砕ロー
ラに作用する加圧力も図1の(b)に示すように減少し
てゆく。時刻t2で最低給炭量となり、時刻t3 で石炭
供給停止指令が出力されると、ローラミルは時刻t4
停止時までの残炭処理領域において、図1の(b)に示
すように粉砕ローラの加圧力を増加させる。これによ
り、ローラミル内の石炭を早く微粉砕してローラミル外
に迅速に排出でき、自励振動を発生するおそれのある残
炭処理領域を迅速に通過することができ、自励振動の発
生を抑えることができる。さらに、最後まで微粉砕する
ので、粗粒が排出されることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭、セメントク
リンカ、化学製品の原料等を粉砕するローラミルの粉砕
部に加える圧力を制御するローラミルの加圧力制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭、セメント原料、素材原料等の塊状
物を細かく粉砕する粉砕機の1つとして、回転する粉砕
テーブルと、その上で自転する粉砕ローラとを備えたロ
ーラミルがある。このようなローラミルを図2により説
明する。
【0003】図2は石炭を粉砕する竪型のローラミルの
概略構成を示す図である。この図で、1はケーシング、
2は図示しないモータの回転軸、3は回転軸2の回転を
減速する減速機、4は減速機3に連結された図示しない
垂直回転軸に固定されて回転する粉砕テーブル、41は
粉砕テーブル4の上面円周上に形成された粉砕レース面
である。5は粉砕ローラであり、粉砕レース面41と接
触し、粉砕テーブルの回転により自転する。6は粉砕ロ
ーラ5を回転自在に支持するローラブラケット、7は下
加圧フレーム、8は上加圧フレーム、9は下加圧フレー
ムと上加圧フレームとの間に介在するスプリング、10
はローラピボットである。ローラブラケット6はローラ
ピボット10を介して下加圧フレーム7に支持される。
【0004】12は油圧シリンダ、13は油圧シリンダ
のロッド、14はリンク、15は上加圧フレーム8とリ
ンク14とを連結するピン、16はロッド13とリンク
14とを連結するピンである。油圧シリンダ12のロッ
ド13を伸縮させることにより、上加圧フレーム8、ス
プリング9、下加圧フレーム7、ローラピボット10、
ローラブラケット6を介して粉砕ローラ5に加わる圧力
が調整される。18は回転分級器、19は給炭機、20
は給炭機19から供給される石炭を粉砕テーブル4へ導
く供給管である。
【0005】給炭機19からの石炭が、供給管20を通
って粉砕テーブル4の中心部へ供給されると、この供給
された石炭は粉砕テーブル4の回転による遠心力により
粉砕テーブル4の外周部へ移動し、粉砕レース面41と
粉砕ローラとの間に噛み込まれて粉砕される。一方、ケ
ーシング1の底部には図示しないダクトにより熱風が導
かれ、この熱風は、矢印Wに示すように粉砕テーブル4
の外側とケーシング1の内側との間から上方へ吹き上げ
られ、粉砕後の石炭を乾燥させながら上部へ輸送する。
輸送された石炭粉のうち粗いものは途中で落下し(一次
分級)、その他の石炭粉はさらに上昇して回転分級器1
8へ達し、ここで再度分級され(二次分級)、所定の粒
径以下の石炭粉は、例えばボイラの微粉炭バーナ又は微
分貯蔵ビンへ送られ、所定の粒径以上の石炭粉は粉砕テ
ーブル4へ落下せしめられ、新たに供給された石炭とと
もに再度粉砕される。このように、粉砕と分級が繰り返
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ローラ
ミルにおいては、石炭供給を停止すると、粉砕ローラ5
の下の炭層の厚さが刻々薄くなり、かつ、給炭されてい
るときより炭層粒子は細かくなるため、摩擦抵抗が小さ
くなって粉砕ローラ5が滑り易くなり、粉砕ローラ5の
転動が不安定となり、これにより自励振動が発生する場
合がある。このような自励振動を回避するため、従来、
例えば実開昭62−95742号公報に示されるよう
に、粉砕ローラへの荷重を減少させて転動を安定させる
手段や、ローラミル内の石炭を粗粒の状態でもローラミ
ル外へ排出させて転動を安定させるため分級能力を減少
させる手段等が採用されていた。
【0007】しかし、これらの手段は、いずれも石炭が
粗粒の状態で排出されるので、パイライト量の増加、N
X や未燃分の増加を生じるという問題を生じていた。
又、石炭の粉砕に限らず他の被粉砕物の粉砕において
も、その被粉砕物が微粉で排出されるべきところ粗粒で
排出されるのは好ましくない。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、被粉砕物を粗粒で排出することなく、自励
振動の発生を防止することができるローラミルの加圧力
制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、回転する粉砕テーブルと、この粉砕テー
ブルに対向する粉砕ローラと、この粉砕ローラに圧力を
加える加圧手段とを備え、この加圧手段により前記粉砕
ローラに圧力を加えた状態で前記粉砕テーブルと前記粉
砕ローラとの間で被粉砕物を粉砕するローラミルにおい
て、前記被粉砕物の供給停止後からの残炭処理領域で、
前記加圧手段により、前記粉砕ローラに加える圧力を前
記被粉砕物の供給停止時における圧力より高くして前記
ローラミルを運転するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
ローラミルの加圧力制御方法を説明する図である。図1
の(a)はロールミルに対する石炭の供給量を示す図で
あり、横軸に時間、縦軸に給炭量がとってある。図1の
(b)は粉砕ローラ5に加わる加圧力の変化を示す図で
あり、横軸に時間、縦軸に加圧力がとってある。ローラ
ミルを低負荷領域で運転している状態では石炭供給量は
少なく、粉砕ローラ5に加わる加圧力も低い。この運転
状態から、時刻t1 において石炭の供給を停止すべくそ
の操作を行なうと、図1の(a)に示すように給炭量は
時間とともに減少してゆき、かつ、給炭量が少なくなる
ので、粉砕ローラ5の加圧力も図1の(b)に示すよう
に減少してゆき、時刻t2 に到って石炭の供給量が最低
(最低給炭量)となり、加圧力も最低となる。続いて、
時刻t3 で石炭供給停止指令が出力されると、石炭の供
給は0になり、ローラミルの運転は残炭処理領域に入
る。
【0011】さきに述べたように、従来のローラミルで
は、上記残炭処理領域の運転において、粉砕ローラ5の
加圧力を減少させ、又は分級能力を減少させて粉砕ロー
ラ5の転動の安定を図る。しかし、本実施の形態では、
時刻t3 における石炭供給停止指令が出力されてから時
刻t4 でローラミルが停止されるまでの残炭処理領域の
運転において、図1の(b)に示すように粉砕ローラ5
の加圧力をほぼ時間に比例して増加させてゆく。
【0012】残炭処理領域における加圧力の上限は、粉
砕時の加圧力(粉砕する石炭量に合わせて調整された加
圧力)の30%〜300 %とすることが望ましい。即ち、30
%未満では必要とする粉砕能力を得ることができない
し、又、300 %を超えると粉砕能力が大きくなり過ぎて
微粉も細かくなり過ぎ、かつ、炭層も薄くなり過ぎて振
動を生じ易くなるからである。
【0013】このように、残炭処理領域で加圧力を増大
させてゆくことにより、粉砕ローラ5の粉砕能力が大き
くなり、ローラミル内の石炭を早く微粉砕し、これを熱
風Wによりローラミル外に迅速に排出できる。即ち、自
励振動を発生するおそれのある残炭処理領域を迅速に通
過することができるので、自励振動の発生を抑えること
ができる。さらに、従来方法のように粉砕ローラ5の加
圧力を減少させ、又は分級能力を減少させることはない
ので、ローラミル外へ排出される石炭の粒度を高めるこ
とができ、従来方法に比較してパイライト量の増加、N
X や未燃分の増加を大幅に抑えることができる。
【0014】ここで、上記のように残炭処理領域で加圧
力を増大させることにより、当該領域での処理期間にロ
ーラミルの出炭特性が急速に上昇することが予測された
が、例えばローラミルからの石炭がボイラに供給される
場合、ボイラ側への影響(ボイラ主蒸気圧力偏差等)は
ほとんどないこと、さらに、粉砕ローラ5と粉砕テーブ
ル4とがメタルタッチ状態となったときの機械振動も無
視できることが確認された。
【0015】なお、上記実施の形態の説明において、ロ
ーラミルによる被粉砕物として石炭を例示して説明した
が、石炭以外の物体に対して適用することができるのは
当然である。又、残炭処理領域における加圧力の増加の
態様は、直線的な増加に限ることはなく、ローラミルの
構造的な条件や被粉砕物の物性等を考慮して適宜の態様
に設定することができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、ローラ
ミルの残炭処理領域で、粉砕ローラに加える圧力を被粉
砕物の供給停止時における圧力より高くするようにした
ので、ローラミル内の石炭を早く微粉砕してローラミル
外に迅速に排出でき、自励振動を発生するおそれのある
残炭処理領域を迅速に通過することができ、自励振動の
発生を抑えることができる。さらに、従来方法のように
粉砕ローラの加圧力を減少させ、又は分級能力を減少さ
せることはないので、粗粒が排出されることはない。そ
して、ボイラに使用するローラミルの場合、ローラミル
外へ排出される石炭は微粒であるので、従来方法に比較
してパイライト量の増加や、NOX や未燃分の増加を大
幅に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るローラミルの加圧力
制御方法を説明する図である。
【図2】石炭を粉砕する竪型のローラミルの概略構成を
示す図である。
【符号の説明】
4 粉砕テーブル 5 粉砕ローラ 6 ローラブラケット 7 下加圧フレーム 8 上加圧フレーム 12 油圧シリンダ 41 粉砕レース面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金本 浩明 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 廻 信康 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する粉砕テーブルと、この粉砕テー
    ブルに対向する粉砕ローラと、この粉砕ローラに圧力を
    加える加圧手段とを備え、この加圧手段により前記粉砕
    ローラに圧力を加えた状態で前記粉砕テーブルと前記粉
    砕ローラとの間で被粉砕物を粉砕するローラミルにおい
    て、前記被粉砕物の供給停止後からの残炭処理領域で、
    前記加圧手段により、前記粉砕ローラに加える圧力を前
    記被粉砕物の供給停止時における圧力より高くして前記
    ローラミルを運転するようにしたことを特徴とするロー
    ラミルの加圧力制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記残炭処理領域で
    前記粉砕ローラに加える圧力は、時間にほぼ比例して増
    加させることを特徴とするローラミルの加圧力制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記残炭処理領域で
    前記粉砕ローラに加える圧力の上限は、前記ローラミル
    の加圧力の30%乃至300 %であることを特徴とするロー
    ラミルの加圧力制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記加圧手段は、油
    圧シリンダであることを特徴とするローラミルの加圧力
    制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019217454A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 三菱日立パワーシステムズ株式会社 竪型粉砕機
CN118253376A (zh) * 2024-04-01 2024-06-28 华能国际电力股份有限公司日照电厂 一种便于清理的磨煤机磨盘装置
CN118634976A (zh) * 2024-08-15 2024-09-13 中慧农牧股份有限公司 一种饲料粉碎机的智能控制系统
CN118253376B (zh) * 2024-04-01 2026-05-19 华能国际电力股份有限公司日照电厂 一种便于清理的磨煤机磨盘装置

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CN118253376A (zh) * 2024-04-01 2024-06-28 华能国际电力股份有限公司日照电厂 一种便于清理的磨煤机磨盘装置
CN118253376B (zh) * 2024-04-01 2026-05-19 华能国际电力股份有限公司日照电厂 一种便于清理的磨煤机磨盘装置
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