JPH09206641A - 自動塗装装置 - Google Patents
自動塗装装置Info
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- JPH09206641A JPH09206641A JP1526196A JP1526196A JPH09206641A JP H09206641 A JPH09206641 A JP H09206641A JP 1526196 A JP1526196 A JP 1526196A JP 1526196 A JP1526196 A JP 1526196A JP H09206641 A JPH09206641 A JP H09206641A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被塗装物の形状等が多岐にわたっても、あら
かじめ記憶しておく動作プログラム数が少なくてすみ、
ティーチングに要する労力並びに所要記憶容量を減少さ
せることのできる自動塗装装置を提供する。 【解決手段】 数値制御型塗装ロボットaおよびその制
御装置bを備えた自動塗装装置において、被塗装物情報
を複数の特徴量として入力する入力手段c、入力された
複数の特徴量を動作変数に変換して制御装置bに供給す
る変換手段bを備えるとともに、制御装置bは、記憶し
ている複数の動作条件パラメータのなかから、供給され
た動作変数を基に動作条件パラメータの組み合わせを抽
出する動作条件パラメータ選択手段e、抽出された動作
条件パラメータに基づき、教示点演算および塗装パス設
定を行う演算・設定手段f、およびその演算・設定結果
とあらかじめ設定されている動作プログラムに従って塗
装ロボットaの動作制御を実行する制御手段gを有する
構成とする。
かじめ記憶しておく動作プログラム数が少なくてすみ、
ティーチングに要する労力並びに所要記憶容量を減少さ
せることのできる自動塗装装置を提供する。 【解決手段】 数値制御型塗装ロボットaおよびその制
御装置bを備えた自動塗装装置において、被塗装物情報
を複数の特徴量として入力する入力手段c、入力された
複数の特徴量を動作変数に変換して制御装置bに供給す
る変換手段bを備えるとともに、制御装置bは、記憶し
ている複数の動作条件パラメータのなかから、供給され
た動作変数を基に動作条件パラメータの組み合わせを抽
出する動作条件パラメータ選択手段e、抽出された動作
条件パラメータに基づき、教示点演算および塗装パス設
定を行う演算・設定手段f、およびその演算・設定結果
とあらかじめ設定されている動作プログラムに従って塗
装ロボットaの動作制御を実行する制御手段gを有する
構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装ロボットを用
いた自動塗装装置に関し、特に、被塗装物の形状や寸法
等が多岐にわたるような塗装作業に適した自動塗装装置
に関する。
いた自動塗装装置に関し、特に、被塗装物の形状や寸法
等が多岐にわたるような塗装作業に適した自動塗装装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】多品種にわたる被塗装物に対して塗装ロ
ボットを用いて自動塗装を行う場合、個々の品種につい
て一般のティーチングプレイバック方式による教示を行
うと、動作プログラム数が増加するばかりでなく、ティ
ーチング時間も膨大なものとなる。
ボットを用いて自動塗装を行う場合、個々の品種につい
て一般のティーチングプレイバック方式による教示を行
うと、動作プログラム数が増加するばかりでなく、ティ
ーチング時間も膨大なものとなる。
【0003】このようなティーチング時間を短縮する方
法として、従来、形状の異なる多種の被塗装物を類似し
た形状のものに分類し、その分類ごとに、被塗装物の高
さ並びに塗装ガンのジグザグ走行の繰り返し回数のみを
不確定要素として残した基本プログラムを記憶してお
き、被塗装物が塗装位置に搬送される前にその被塗装物
の形状を検出し、その検出結果に基づいて被塗装物の寸
法(高さ)を認識してジグザグ走行の繰り返し回数を決
め、基本プログラムを確定するようにしたロボット塗装
装置が提案されている(特開平6−292845号)。
法として、従来、形状の異なる多種の被塗装物を類似し
た形状のものに分類し、その分類ごとに、被塗装物の高
さ並びに塗装ガンのジグザグ走行の繰り返し回数のみを
不確定要素として残した基本プログラムを記憶してお
き、被塗装物が塗装位置に搬送される前にその被塗装物
の形状を検出し、その検出結果に基づいて被塗装物の寸
法(高さ)を認識してジグザグ走行の繰り返し回数を決
め、基本プログラムを確定するようにしたロボット塗装
装置が提案されている(特開平6−292845号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の従来
の提案においては、あらかじめ設定された複数の基本プ
ログラムと、その各基本プログラム中における塗装パス
の繰り返し回数等の一部の不確定要素の自動設定動作に
よって、多品種の被塗装物に対応しているが、複数の基
本プログラムのそれぞれについてのティーチングが必要
となり、記憶しておくべき動作プログラム数並びにティ
ーチング時間は、一般のティーチングプレイバック方式
による教示に比して減少するものの、特に被塗装物の形
状や荷姿等が多岐にわたる場合には、相当数の基本プロ
グラムおよびそのティーチング時間が必要である。
の提案においては、あらかじめ設定された複数の基本プ
ログラムと、その各基本プログラム中における塗装パス
の繰り返し回数等の一部の不確定要素の自動設定動作に
よって、多品種の被塗装物に対応しているが、複数の基
本プログラムのそれぞれについてのティーチングが必要
となり、記憶しておくべき動作プログラム数並びにティ
ーチング時間は、一般のティーチングプレイバック方式
による教示に比して減少するものの、特に被塗装物の形
状や荷姿等が多岐にわたる場合には、相当数の基本プロ
グラムおよびそのティーチング時間が必要である。
【0005】本発明の目的は、被塗装物の形状等が多岐
にわたっても、動作プログラムおよび教示点の記憶数量
が少なくてすみ、ティーチングに要する労力を軽減する
と同時に、ロボット制御装置内での所要記憶容量を減少
させることができ、しかも被塗装物の形状に応じた正確
な塗装を行うことのできる自動塗装装置を提供すること
にある。
にわたっても、動作プログラムおよび教示点の記憶数量
が少なくてすみ、ティーチングに要する労力を軽減する
と同時に、ロボット制御装置内での所要記憶容量を減少
させることができ、しかも被塗装物の形状に応じた正確
な塗装を行うことのできる自動塗装装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の自動塗装装置は、図1にその基本概念図を
示すように、数値制御型の塗装ロボットaおよびその制
御装置bを備えた自動塗装装置において、被塗装物の情
報を複数の特徴量として入力するための入力手段cと、
その入力された複数の特徴量をロボットの動作変数に変
換して制御装置bに出力する変換手段dを備えるととも
に、制御装置bは、被塗装物の特徴量の組み合わせに対
応した複数の動作条件パラメータを記憶しその記憶内容
から変換手段dを通じて供給された動作変数を基に動作
条件パラメータの組み合わせを抽出する動作条件パラメ
ータ選択手段eと、その抽出された動作条件パラメータ
に基づき教示点演算および塗装パス設定を行う演算・設
定手段fと、その演算・設定結果とあらかじめ設定され
ている動作プログラムに従って塗装ロボットaの動作制
御を行う制御手段gを有していることによって特徴づけ
られる。
め、本発明の自動塗装装置は、図1にその基本概念図を
示すように、数値制御型の塗装ロボットaおよびその制
御装置bを備えた自動塗装装置において、被塗装物の情
報を複数の特徴量として入力するための入力手段cと、
その入力された複数の特徴量をロボットの動作変数に変
換して制御装置bに出力する変換手段dを備えるととも
に、制御装置bは、被塗装物の特徴量の組み合わせに対
応した複数の動作条件パラメータを記憶しその記憶内容
から変換手段dを通じて供給された動作変数を基に動作
条件パラメータの組み合わせを抽出する動作条件パラメ
ータ選択手段eと、その抽出された動作条件パラメータ
に基づき教示点演算および塗装パス設定を行う演算・設
定手段fと、その演算・設定結果とあらかじめ設定され
ている動作プログラムに従って塗装ロボットaの動作制
御を行う制御手段gを有していることによって特徴づけ
られる。
【0007】本発明において、被塗装物の情報とは、被
塗装物の凹凸種類、立体形状分類、寸法等であり、その
入力手段cの具体的態様としては、操作盤面に設けたス
イッチによる場合や、キーボードによる場合等を挙げる
ことができる。
塗装物の凹凸種類、立体形状分類、寸法等であり、その
入力手段cの具体的態様としては、操作盤面に設けたス
イッチによる場合や、キーボードによる場合等を挙げる
ことができる。
【0008】また、本発明における変換手段dとしての
具体的態様としては、プログラマブルコントローラやF
Aパソコン等を挙げることができる。そして、本発明の
制御装置b内の動作条件パラメータ選択手段e、演算・
設定手段fおよび制御手段gは、具体的には、コンピュ
ータを主体とする制御装置b内の記憶手段に記憶される
プログラムにより実現される。
具体的態様としては、プログラマブルコントローラやF
Aパソコン等を挙げることができる。そして、本発明の
制御装置b内の動作条件パラメータ選択手段e、演算・
設定手段fおよび制御手段gは、具体的には、コンピュ
ータを主体とする制御装置b内の記憶手段に記憶される
プログラムにより実現される。
【0009】<作用>被塗装物の形状・寸法等の情報
は、複数の特徴量の組み合わせとして入力手段cから入
力される。変換手段dにおいては、入力された複数の特
徴量を、例えば初期の割り付け従って、ロボットの動作
変数に変換したうえで制御装置bに供給する。
は、複数の特徴量の組み合わせとして入力手段cから入
力される。変換手段dにおいては、入力された複数の特
徴量を、例えば初期の割り付け従って、ロボットの動作
変数に変換したうえで制御装置bに供給する。
【0010】一方、制御装置bでは、動作条件パラメー
タ選択手段eにおいて、動作変数に対応して、つまり被
塗装物の特徴量の組み合わせに対応して、塗装ロボット
aの動作条件、例えば塗装パス数、塗装順序、スプレー
狙い位置、スプレー距離、塗装ガン角度、塗装ガン移動
速度、塗装ガン移動ストローク、塗装機器条件等をマス
ターテーブル等として記憶しており、変換手段dを通じ
て供給された動作変数に従って、これらの各動作条件の
パラメータの組み合わせを抽出する。
タ選択手段eにおいて、動作変数に対応して、つまり被
塗装物の特徴量の組み合わせに対応して、塗装ロボット
aの動作条件、例えば塗装パス数、塗装順序、スプレー
狙い位置、スプレー距離、塗装ガン角度、塗装ガン移動
速度、塗装ガン移動ストローク、塗装機器条件等をマス
ターテーブル等として記憶しており、変換手段dを通じ
て供給された動作変数に従って、これらの各動作条件の
パラメータの組み合わせを抽出する。
【0011】このようにして被塗装物の特徴量の組み合
わせに応じて抽出された動作条件パラメータの組み合わ
せを基に、演算・設定手段fにおいては、毎回の塗装動
作の開始前に、その被塗装物に対する塗装動作に必要な
教示点の演算と、塗装パスの設定を行い、その演算・設
定結果を制御手段gによるロボットaの制御に供する。
わせに応じて抽出された動作条件パラメータの組み合わ
せを基に、演算・設定手段fにおいては、毎回の塗装動
作の開始前に、その被塗装物に対する塗装動作に必要な
教示点の演算と、塗装パスの設定を行い、その演算・設
定結果を制御手段gによるロボットaの制御に供する。
【0012】本発明によれば、塗装ロボットaの動作制
御に必要な各種の動作条件パラメータが、入力手段cに
よる被塗装物の複数の特徴量の組み合わせに基づいて自
動的に抽出され、その抽出された結果に従って、教示点
演算および塗装パス設定が自動的に行われるため、あら
かじめ記憶しておくべき基本的な動作プログラム数は少
なくてすみ、また、その各基本的動作プログラムにおい
ては、被塗装物の形状・寸法等に基づいて設定する必要
のある多数の教示点並びに塗装パスは、前もって記憶し
ておく必要がない。
御に必要な各種の動作条件パラメータが、入力手段cに
よる被塗装物の複数の特徴量の組み合わせに基づいて自
動的に抽出され、その抽出された結果に従って、教示点
演算および塗装パス設定が自動的に行われるため、あら
かじめ記憶しておくべき基本的な動作プログラム数は少
なくてすみ、また、その各基本的動作プログラムにおい
ては、被塗装物の形状・寸法等に基づいて設定する必要
のある多数の教示点並びに塗装パスは、前もって記憶し
ておく必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施の形態の装置
構成を示す外観図である。塗装ロボット1は、ロボット
言語ASによる数値教示が可能な、いわゆる数値制御方
式のロボットである。この塗装ロボット1に装着された
塗装ガン2には、エアレス塗装装置3を接続している。
また、図2において4は塗装ロボット1の制御装置であ
り、5および6はそれぞれ動作変数変換装置および入力
装置である。
構成を示す外観図である。塗装ロボット1は、ロボット
言語ASによる数値教示が可能な、いわゆる数値制御方
式のロボットである。この塗装ロボット1に装着された
塗装ガン2には、エアレス塗装装置3を接続している。
また、図2において4は塗装ロボット1の制御装置であ
り、5および6はそれぞれ動作変数変換装置および入力
装置である。
【0014】この例における被塗装物Wは住宅用建材で
あり、図3(A)および(B)に例示するように、平面
形状のもの(平物)やL型の立体形状のもの(役物)な
どがあり、同図(C)に例示するように、これらは塗装
用トレーT上に複数枚積載された状態で、塗装ライン7
によって塗装ステージ8に搬送される。また、塗装用ト
レーT上での被塗装物Wの荷姿は、一定のルールに従っ
て被塗装物Wの種類や寸法等に応じて一義的に定められ
るものとする。
あり、図3(A)および(B)に例示するように、平面
形状のもの(平物)やL型の立体形状のもの(役物)な
どがあり、同図(C)に例示するように、これらは塗装
用トレーT上に複数枚積載された状態で、塗装ライン7
によって塗装ステージ8に搬送される。また、塗装用ト
レーT上での被塗装物Wの荷姿は、一定のルールに従っ
て被塗装物Wの種類や寸法等に応じて一義的に定められ
るものとする。
【0015】また、塗装ロボット1による塗装ガン2の
代表的な動作経路は、図4(A)および(B)に例示す
るように、被塗装物Wの形状等に応じて定められてお
り、被塗装物Wに対し、塗装パスごとに塗装ガン2の姿
勢を様々に設定し、塗装ガン2の開閉動作を行いながら
塗装を行うようになっている。
代表的な動作経路は、図4(A)および(B)に例示す
るように、被塗装物Wの形状等に応じて定められてお
り、被塗装物Wに対し、塗装パスごとに塗装ガン2の姿
勢を様々に設定し、塗装ガン2の開閉動作を行いながら
塗装を行うようになっている。
【0016】図5は本発明の実施の形態のシステム構成
を模式的に示すブロック図である。前記した塗装ロボッ
ト1の制御装置4には、動作変数変換装置5が接続され
ており、その動作変数変換装置5には入力装置6が接続
されている。
を模式的に示すブロック図である。前記した塗装ロボッ
ト1の制御装置4には、動作変数変換装置5が接続され
ており、その動作変数変換装置5には入力装置6が接続
されている。
【0017】入力装置6は、図6(A)にその操作盤面
の要部正面図を示すように、被塗装物Wの形状・寸法等
の情報を、複数の特徴量の組み合わせとして入力するた
めの押しボタン式の入力装置であり、被塗装物Wの特徴
量の入力用ボタンとして、被塗装物Wの表面凹凸等に応
じて設定される品種設定ボタン群61、被塗装物Wが平
物であるか役物であるか、およびそれらの中でのより詳
細な形状等を設定するための立体形状設定ボタン群6
2、塗装用トレーT上における積載範囲を設定するため
の塗装領域設定ボタン群63を備えている。
の要部正面図を示すように、被塗装物Wの形状・寸法等
の情報を、複数の特徴量の組み合わせとして入力するた
めの押しボタン式の入力装置であり、被塗装物Wの特徴
量の入力用ボタンとして、被塗装物Wの表面凹凸等に応
じて設定される品種設定ボタン群61、被塗装物Wが平
物であるか役物であるか、およびそれらの中でのより詳
細な形状等を設定するための立体形状設定ボタン群6
2、塗装用トレーT上における積載範囲を設定するため
の塗装領域設定ボタン群63を備えている。
【0018】この入力装置6による特徴量の入力方法
は、例えば図6(B)に示すように、塗装用トレーT上
に複数の平物の被塗装物Wが積載されている場合を例に
とると、操作すべき押しボタンは図6(A)中にハッチ
ングで示すものとなる。すなわち、被塗装物Wの凹凸等
に応じて品種設定ボタン群61によりAを、被塗装物W
の形状に応じて立体形状設定ボタン群62により平物−
1を、また、積載範囲に応じて、塗装領域設定ボタン群
63によってX方向〜並びにY方向I〜IIIを設定
する。なお、この入力装置6による特徴量の入力は、例
えば被塗装物Wを塗装用トレーTに積載するときに行わ
れる。
は、例えば図6(B)に示すように、塗装用トレーT上
に複数の平物の被塗装物Wが積載されている場合を例に
とると、操作すべき押しボタンは図6(A)中にハッチ
ングで示すものとなる。すなわち、被塗装物Wの凹凸等
に応じて品種設定ボタン群61によりAを、被塗装物W
の形状に応じて立体形状設定ボタン群62により平物−
1を、また、積載範囲に応じて、塗装領域設定ボタン群
63によってX方向〜並びにY方向I〜IIIを設定
する。なお、この入力装置6による特徴量の入力は、例
えば被塗装物Wを塗装用トレーTに積載するときに行わ
れる。
【0019】動作変数変換装置5は、実際にはFAパソ
コンないしはプログラマブルコントローラによって構成
され、〔表1〕に例示するように、上述の各特徴量の組
み合わせに対応してそれぞれの動作変数が割り当てられ
たテーブルを記憶しており、そのテーブルに基づき、入
力装置6から入力された特徴量の組み合わせを動作変数
に変換してロボット制御装置4に対して出力する。
コンないしはプログラマブルコントローラによって構成
され、〔表1〕に例示するように、上述の各特徴量の組
み合わせに対応してそれぞれの動作変数が割り当てられ
たテーブルを記憶しており、そのテーブルに基づき、入
力装置6から入力された特徴量の組み合わせを動作変数
に変換してロボット制御装置4に対して出力する。
【0020】
【表1】
【0021】さて、ロボット制御装置4は、図5に模式
的に示すように、複数の動作条件パラメータの記憶部4
1を備えているとともに、動作変数変換装置5から供給
される動作変数に従い、記憶部41の記憶内容から複数
の動作条件パラメータの組み合わせを抽出する動作条件
パラメータ選択プログラム42と、これによって抽出さ
れた動作条件パラメータの組み合わせを用いて、塗装ロ
ボット1の各種塗装動作に必要な全教示点の座標演算
と、塗装パスの設定を行う教示点演算・塗装パス設定プ
ログラム43、および、これによって演算・設定された
教示点および塗装パスデータを、前記図4に例示した基
本的な動作経路中における各教示点および塗装パスの具
体的データとして採用し、塗装ロボット1を駆動制御す
る動作プログラム44を記憶している。
的に示すように、複数の動作条件パラメータの記憶部4
1を備えているとともに、動作変数変換装置5から供給
される動作変数に従い、記憶部41の記憶内容から複数
の動作条件パラメータの組み合わせを抽出する動作条件
パラメータ選択プログラム42と、これによって抽出さ
れた動作条件パラメータの組み合わせを用いて、塗装ロ
ボット1の各種塗装動作に必要な全教示点の座標演算
と、塗装パスの設定を行う教示点演算・塗装パス設定プ
ログラム43、および、これによって演算・設定された
教示点および塗装パスデータを、前記図4に例示した基
本的な動作経路中における各教示点および塗装パスの具
体的データとして採用し、塗装ロボット1を駆動制御す
る動作プログラム44を記憶している。
【0022】複数の動作条件パラメータを記憶する記憶
部41には、〔表2〕,〔表3〕および〔表4〕に例示
するように、動作変数に対応して、従って実質的に被塗
装物Wの複数の特徴量の組み合わせに対応して、ワーク
高さ、塗装ガン2のロール角やピッチ角、狙い点間隔、
送りピッチ、狙い距離、エアレス塗装装置3の元圧、塗
装速度等、更には塗装領域に応じたX方向ストロークお
よびY方向への塗装パス回数等の、複数の動作条件パラ
メータが、それぞれ変数としてあらかじめ設定されてい
る。なお、役物の被塗装物にあっては、ロール角やピッ
チ角、あるいは狙い位置、狙い距離等の動作条件パラメ
ータは、短手・稜線・長手方向それぞれの狙い方向に対
して個別に設定される。
部41には、〔表2〕,〔表3〕および〔表4〕に例示
するように、動作変数に対応して、従って実質的に被塗
装物Wの複数の特徴量の組み合わせに対応して、ワーク
高さ、塗装ガン2のロール角やピッチ角、狙い点間隔、
送りピッチ、狙い距離、エアレス塗装装置3の元圧、塗
装速度等、更には塗装領域に応じたX方向ストロークお
よびY方向への塗装パス回数等の、複数の動作条件パラ
メータが、それぞれ変数としてあらかじめ設定されてい
る。なお、役物の被塗装物にあっては、ロール角やピッ
チ角、あるいは狙い位置、狙い距離等の動作条件パラメ
ータは、短手・稜線・長手方向それぞれの狙い方向に対
して個別に設定される。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】ここで、〔表2〕および〔表3〕に示した
各動作条件パラメータについて、図7および図8を参照
しつつ、以下に詳しく説明する。なお、図7は平物の被
塗装物Wを塗装トレーT上に積載した状態を示すトレー
短手方向模式的断面図(A)およびトレー長手方向模式
的断面図(B)であり、図8は役物の被塗装物Wを塗装
トレーT上に積載した状態を示すトレー短手方向模式的
断面図(A)およびトレー長手方向模式的断面図(B)
である。
各動作条件パラメータについて、図7および図8を参照
しつつ、以下に詳しく説明する。なお、図7は平物の被
塗装物Wを塗装トレーT上に積載した状態を示すトレー
短手方向模式的断面図(A)およびトレー長手方向模式
的断面図(B)であり、図8は役物の被塗装物Wを塗装
トレーT上に積載した状態を示すトレー短手方向模式的
断面図(A)およびトレー長手方向模式的断面図(B)
である。
【0027】さて、ワーク高さとは、塗装用トレーT上
に被塗装物Wを積載したときのワーク表面のトレーTの
上面からの距離で、ロール角とは、トレー短手方向断面
において被塗装物Wの表面の法線と塗装ガン2の狙いと
のなす角度(投影角)で、また、ピッチ角とは、トレー
長手方向断面において被塗装物Wの表面の法線と塗装ガ
ン2の狙いとのなす角度(投影角)である。狙い点間隔
とは、被塗装物Wの表面での塗装ガン2の狙い点間距
離、送りピッチとは、被塗装物Wの表面での塗装ガン2
の狙い点間隔の中心距離、狙い距離とは、塗装ガン2の
先端と被塗装物Wの表面上の狙い点との距離である。更
に、元圧設定とは、エアレス塗装装置3において使用す
るポンプ元圧で、塗装速度とは、塗装動作中における塗
装ガン2の移動速度である。
に被塗装物Wを積載したときのワーク表面のトレーTの
上面からの距離で、ロール角とは、トレー短手方向断面
において被塗装物Wの表面の法線と塗装ガン2の狙いと
のなす角度(投影角)で、また、ピッチ角とは、トレー
長手方向断面において被塗装物Wの表面の法線と塗装ガ
ン2の狙いとのなす角度(投影角)である。狙い点間隔
とは、被塗装物Wの表面での塗装ガン2の狙い点間距
離、送りピッチとは、被塗装物Wの表面での塗装ガン2
の狙い点間隔の中心距離、狙い距離とは、塗装ガン2の
先端と被塗装物Wの表面上の狙い点との距離である。更
に、元圧設定とは、エアレス塗装装置3において使用す
るポンプ元圧で、塗装速度とは、塗装動作中における塗
装ガン2の移動速度である。
【0028】動作条件パラメータ選択プログラム42
は、動作変数変換装置5から供給された動作変数を、上
記のような記憶部41の記憶内容に照らし、該当する動
作条件パラメータの組み合わせを抽出するわけである。
は、動作変数変換装置5から供給された動作変数を、上
記のような記憶部41の記憶内容に照らし、該当する動
作条件パラメータの組み合わせを抽出するわけである。
【0029】教示点演算・塗装パス設定プログラム43
では、このようにして抽出された動作条件パラメータの
組み合わせから、以下のようにして全教示点の演算およ
び塗装パスの設定を行う。
では、このようにして抽出された動作条件パラメータの
組み合わせから、以下のようにして全教示点の演算およ
び塗装パスの設定を行う。
【0030】ロボットの各種塗装動作に必要なデータ
は、移動する全教示点の座標、すなわちロボット座標系
における塗装ガンの位置(X,Y,Z)および姿勢
(O,A,T)の6座標と、塗装パス数、教示点間の補
完動作種類すなわち(直線,円弧,各軸)、動作速度、
各補完動作中の塗装機器の条件(塗装ガンの開閉,ポン
プ圧力)などがある。
は、移動する全教示点の座標、すなわちロボット座標系
における塗装ガンの位置(X,Y,Z)および姿勢
(O,A,T)の6座標と、塗装パス数、教示点間の補
完動作種類すなわち(直線,円弧,各軸)、動作速度、
各補完動作中の塗装機器の条件(塗装ガンの開閉,ポン
プ圧力)などがある。
【0031】この実施の形態においては、補完動作は直
線−各軸の繰り返しとして定義して動作プログラム44
を作成しておき、動作条件パラメータの組み合わせを基
にその他のデータを作成して、その動作プログラム44
中に設定する。数値制御型ロボットでは、教示点を座標
にて指示することが可能であり、塗装ロボット1と塗装
用トレーTの相対座標、塗装用トレーTと被塗装物Wの
相対座標、被塗装物Wと塗装ガン2の相対座標がわかれ
ば、教示点の座標オフセット機能、座標回転機能によ
り、全教示点の設定が可能である。従って、動作条件パ
ラメータの組み合わせを基に必要なデータを全て演算処
理し、動作させることが可能となる。
線−各軸の繰り返しとして定義して動作プログラム44
を作成しておき、動作条件パラメータの組み合わせを基
にその他のデータを作成して、その動作プログラム44
中に設定する。数値制御型ロボットでは、教示点を座標
にて指示することが可能であり、塗装ロボット1と塗装
用トレーTの相対座標、塗装用トレーTと被塗装物Wの
相対座標、被塗装物Wと塗装ガン2の相対座標がわかれ
ば、教示点の座標オフセット機能、座標回転機能によ
り、全教示点の設定が可能である。従って、動作条件パ
ラメータの組み合わせを基に必要なデータを全て演算処
理し、動作させることが可能となる。
【0032】このようにして動作プログラム44を具体
的に実行するための教示点や塗装パスに関するデータが
演算・設定された後、制御装置4は、具体化された動作
プログラム44に従って塗装ロボット1を駆動制御す
る。なお、動作開始指示は、動作変数と同時に動作変数
変換装置5から制御装置4に対して供給され、制御装置
4では、これらを受けて上記の各処理を施したうえで塗
装ロボット1の駆動制御を開始する。また、このような
動作条件パラメータの抽出、教示点演算および塗装パス
設定は、動作変数が供給されるごとに実行される。従っ
て、制御装置4においては、1回の塗装動作を完了した
後は、その動作に用いた教示点および塗装パスの具体的
データを記憶することなく、次回の動作変数の入力を待
つ。
的に実行するための教示点や塗装パスに関するデータが
演算・設定された後、制御装置4は、具体化された動作
プログラム44に従って塗装ロボット1を駆動制御す
る。なお、動作開始指示は、動作変数と同時に動作変数
変換装置5から制御装置4に対して供給され、制御装置
4では、これらを受けて上記の各処理を施したうえで塗
装ロボット1の駆動制御を開始する。また、このような
動作条件パラメータの抽出、教示点演算および塗装パス
設定は、動作変数が供給されるごとに実行される。従っ
て、制御装置4においては、1回の塗装動作を完了した
後は、その動作に用いた教示点および塗装パスの具体的
データを記憶することなく、次回の動作変数の入力を待
つ。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被塗装
物の特徴量の組み合わせを入力することによって、その
入力内容が動作変数に変換されたうえで、塗装ロボット
の動作条件パラメータの組み合わせが自動的に抽出さ
れ、また、その抽出された動作条件パラメータの組み合
わせに基づいて塗装動作に必要とする教示点および塗装
パスが自動的に演算・設定され、ロボット制御装置にあ
らかじめ設定されている基本的な動作プログラムが具体
化されて塗装ロボットの制御に供されるから、ロボット
制御装置に記憶しておく基本的な動作プログラムは極め
て少なくてすみ、ティーチングの労力を大幅に軽減する
ことができる。また、動作条件パラメータを変更するだ
けで、ティーチングの修正が可能となる。しかも、被塗
装物の形状・寸法等の特徴量に応じて全教示点並びに塗
装パスが設定されるため、被塗装物の形状・寸法に対応
した正確な塗装を行うことができる。
物の特徴量の組み合わせを入力することによって、その
入力内容が動作変数に変換されたうえで、塗装ロボット
の動作条件パラメータの組み合わせが自動的に抽出さ
れ、また、その抽出された動作条件パラメータの組み合
わせに基づいて塗装動作に必要とする教示点および塗装
パスが自動的に演算・設定され、ロボット制御装置にあ
らかじめ設定されている基本的な動作プログラムが具体
化されて塗装ロボットの制御に供されるから、ロボット
制御装置に記憶しておく基本的な動作プログラムは極め
て少なくてすみ、ティーチングの労力を大幅に軽減する
ことができる。また、動作条件パラメータを変更するだ
けで、ティーチングの修正が可能となる。しかも、被塗
装物の形状・寸法等の特徴量に応じて全教示点並びに塗
装パスが設定されるため、被塗装物の形状・寸法に対応
した正確な塗装を行うことができる。
【0034】更に、塗装動作における全教示点を記憶し
ておく必要がないため、基本動作プログラムの記憶数を
少なくできることと相まって、ロボット制御装置の記憶
容量が少なくてすむという利点もある。
ておく必要がないため、基本動作プログラムの記憶数を
少なくできることと相まって、ロボット制御装置の記憶
容量が少なくてすむという利点もある。
【図1】本発明の構成を示す基本概念図
【図2】本発明の実施の形態の装置構成を示す外観図
【図3】本発明の実施の形態における被塗装物Wの形状
の例(A),(B)と、塗装用トレーT上での荷姿の例
(C)の説明図
の例(A),(B)と、塗装用トレーT上での荷姿の例
(C)の説明図
【図4】本発明の実施の形態における塗装ロボット1に
よる、平物(A)と役物(B)に対する塗装ガン2の代
表的な動作経路の説明図
よる、平物(A)と役物(B)に対する塗装ガン2の代
表的な動作経路の説明図
【図5】本発明の実施の形態のシステム構成を示す模式
的ブロック図
的ブロック図
【図6】本発明の実施の形態における入力装置6の操作
盤面の要部正面図(A)および当該入力装置6による入
力方法の説明のための説明図(B)
盤面の要部正面図(A)および当該入力装置6による入
力方法の説明のための説明図(B)
【図7】本発明の実施の形態における動作条件パラメー
タの説明図で、平物の被塗装物Wを塗装トレーT上に積
載した状態で示すトレー短手方向模式的断面図(A)お
よび同じく長手方向模式的断面図(B)
タの説明図で、平物の被塗装物Wを塗装トレーT上に積
載した状態で示すトレー短手方向模式的断面図(A)お
よび同じく長手方向模式的断面図(B)
【図8】本発明の実施の形態における動作条件パラメー
タの説明図で、役物の被塗装物Wを塗装トレーT上に積
載した状態で示すトレー短手方向模式的断面図(A)お
よび同じく長手方向模式的断面図(B)
タの説明図で、役物の被塗装物Wを塗装トレーT上に積
載した状態で示すトレー短手方向模式的断面図(A)お
よび同じく長手方向模式的断面図(B)
1 塗装ロボット 2 塗装ガン 3 エアレス塗装装置 4 ロボット制御装置 41 動作条件パラメータ記憶部 42 動作条件パラメータ選択プログラム 43 教示点演算・塗装パス設定プログラム 44 動作プログラム 5 動作変数変換装置 6 入力装置
Claims (1)
- 【請求項1】 数値制御型の塗装ロボットおよびその制
御装置を備えた自動塗装装置において、被塗装物の情報
を複数の特徴量として入力するための入力手段と、その
入力された複数の特徴量をロボットの動作変数に変換し
て上記制御装置に出力する変換手段を備えるとともに、
上記制御装置は被塗装物の特徴量の組み合わせに対応し
た複数の動作条件パラメータを記憶しその記憶内容から
上記変換手段を通じて供給された動作変数を基に動作条
件パラメータの組み合わせを抽出する動作条件パラメー
タ選択手段と、その抽出された動作条件パラメータに基
づき教示点演算および塗装パス設定を行う演算・設定手
段と、その演算・設定結果とあらかじめ設定されている
動作プログラムに従って上記塗装ロボットの動作制御を
行う制御手段を有していることを特徴とする自動塗装装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1526196A JPH09206641A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1526196A JPH09206641A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09206641A true JPH09206641A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11883919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1526196A Pending JPH09206641A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09206641A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0970811A1 (en) * | 1998-07-06 | 2000-01-12 | L.A.C. Corporation | Automatic painting device |
| JP2005169564A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Toyota Motor Corp | ロボットによる任意形状物体の把持方法 |
| CN110787929A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-02-14 | 于韶东 | 一种汽车厂零件车喷涂系统 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1526196A patent/JPH09206641A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0970811A1 (en) * | 1998-07-06 | 2000-01-12 | L.A.C. Corporation | Automatic painting device |
| JP2005169564A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Toyota Motor Corp | ロボットによる任意形状物体の把持方法 |
| CN110787929A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-02-14 | 于韶东 | 一种汽车厂零件车喷涂系统 |
| CN110787929B (zh) * | 2019-10-24 | 2024-01-23 | 于韶东 | 一种汽车厂零件车喷涂系统 |
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