JPH09207364A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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Publication number
JPH09207364A
JPH09207364A JP1490596A JP1490596A JPH09207364A JP H09207364 A JPH09207364 A JP H09207364A JP 1490596 A JP1490596 A JP 1490596A JP 1490596 A JP1490596 A JP 1490596A JP H09207364 A JPH09207364 A JP H09207364A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
groove
glass substrate
heat
thermal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1490596A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Michihiro
利昭 道廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH09207364A publication Critical patent/JPH09207364A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス基板中の熱を放熱板側に良好に伝導吸収
させることができず、ガラス基板の温度が過度に高温と
なって感熱記録媒体に不要な印字が形成される。 【解決手段】上面に複数個の発熱抵抗体2が被着配列さ
れたガラス基板1を放熱板5上に載置固定して成るサー
マルヘッドであって、前記ガラス基板1の下面で、発熱
抵抗体2の直下領域に凹溝1aを設けるとともに、該凹
溝1a内に前記ガラス基板1よりも大きな熱伝導率を有
する熱良導体4を埋設させる。また前記熱良導体4を、
ガラス基板1の下面に設けた凹溝1aの深さとほぼ等し
い径を有する導線4aにより形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
やファクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるサ
ーマルヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機
構として組み込まれるサーマルヘッドは、図4に示す如
く、上面に複数個の発熱抵抗体12と該各発熱抵抗体1
2の両端に接続される一対の電極13とが設けられた基
板11を、アルミニウム等の良熱伝導性材料から成る放
熱板14上に両面テープ等を用いて載置固定した構造を
有しており、前記一対の電極13間に所定の電力を印加
し、発熱抵抗体12を外部からの印字信号に基づいて選
択的にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱を発
熱抵抗体12上に搬送される感熱記録媒体に伝導させ、
感熱記録媒体に所定の印字画像を形成することによって
サーマルヘッドとして機能する。
【0003】また最近、このようなサーマルヘッドの基
板材料として、安価で平坦性に優れた薄板ガラス(厚み
1mm程度)が注目されており、この薄板ガラスをサー
マルヘッドの基板11として適用することにより、基板
11上の各発熱抵抗体12を感熱記録媒体に対してほぼ
均一な強さで押圧し、良好な印字画像を形成するととも
に、サーマルヘッドを比較的低コストで製作することが
できるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサーマルヘッドにおいては、基板11を薄板ガラス
により形成した場合、基板11の熱伝導率が約0.9W
/m・kと比較的小さくなっていることから、基板11
中に熱が溜まり易く、印字を繰り返し行うと、基板11
中の熱を放熱板14側に良好に伝導させることが不可と
なって基板11が過度に高温となり、その結果、感熱記
録媒体に不要な印字が形成される、いわゆる尾引き現象
を発生する欠点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、上面に複数個の発熱抵抗体が被着さ
れたガラス基板を放熱板上に載置して成るサーマルヘッ
ドであって、前記ガラス基板の下面で、発熱抵抗体の直
下領域に凹溝を設けるとともに、該凹溝内に前記ガラス
基板よりも大きな熱伝導率を有する熱良導体を埋設させ
たことを特徴とする。
【0006】また本発明のサーマルヘッドは、前記熱良
導体が、ガラス基板の下面に設けた凹溝の深さとほぼ等
しい径を有する導線から成っていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明のサーマルヘッドを示す斜視
図、図2は図1のX−X線断面図であり、1は基板、1
aは凹溝、2は発熱抵抗体、4は熱良導体、5は放熱板
である。
【0009】前記基板1としては厚み1mm程度の薄板
ガラスが用いられており、例えば、熱伝導率が約0.9
W/m・k、軟化点が700 〜800 ℃の低アルカリガラス
を板状に成形した後、表面に研摩を施すことにより製作
される。
【0010】また前記基板1の上面には、直線状に配置
された複数個の発熱抵抗体2と、該各発熱抵抗体2の両
端に接続される一対の電極3が順次被着されている。
【0011】前記発熱抵抗体2は窒化タンタル等から成
っており、それ自体が所定の電気抵抗率を有しているた
め、一対の電極3を介して外部電源からの電力が印加さ
れるとジュール発熱を起こし、感熱記録媒体に印字画像
を形成するのに必要な所定の温度、例えば200 〜350 ℃
の温度に発熱する作用を為す。
【0012】また前記一対の電極3はアルミニウム等の
金属から成っており、前記発熱抵抗体2に外部電源から
の電力を印加する作用を為す。
【0013】尚、前記発熱抵抗体2及び一対の電極3は
従来周知のスパッタリング法及びフォトリソグラフィー
技術を採用することによって基板1上に所定パターン、
所定厚みに被着される。
【0014】また一方、前記基板1の下面で、発熱抵抗
体2の直下領域には凹溝1aが設けられ、更にこの凹溝
1a内には基板1よりも大きな熱伝導率(例えば1.0
W/m・k以上)を有する熱良導体4が埋設されてい
る。
【0015】前記凹溝1aは、発熱抵抗体2の直下に位
置する基板1の厚みを薄くするとともに、内部に前記熱
良導体4を埋設させるためのものであり、例えば、深さ
0.7〜0.9mm、幅0.3〜1.0mmの寸法で発
熱抵抗体2の配列とほぼ平行に帯状に形成される。
【0016】また前記基板1の凹溝1a内に埋設されて
いる熱良導体4は、基板1中の熱を短時間で良好に放熱
板5に伝導させるためのものであり、かかる熱良導体4
としては、例えば、銅等から成る導線4a(熱伝導率:
393W/m・k)と、シリコーングリース中にアルミ
ナ等の無機質フィラーを添加して成る放熱グリース4b
(熱伝導率:約1.0W/m・k)とが共に用いられ
る。
【0017】このように、基板1の下面で、発熱抵抗体
2の直下領域に所定の凹溝1aを設けるとともに、該凹
溝1a内に基板1よりも大きな熱伝導率を有する熱良導
体4を埋設させたことから、基板1中の熱は凹溝1a内
の熱良導体4を介して放熱板5側に短時間で良好に伝導
されるようになり、印字を繰り返し行う場合であって
も、基板1が過度に高温となるのを有効に防止すること
ができる。この結果、基板1は印字に適した温度に保た
れ、感熱記録媒体に常に鮮明で良好な所定の印字画像を
形成することが可能となる。
【0018】またこのとき、前記導線4aの径を、前記
凹溝1aの深さとほぼ等しくなしておけば、導線4aが
凹溝1aの底面と放熱板5の上面の両者に対して当接さ
れることから、基板1を凹溝1aの底面で導線4aを介
して放熱板5上に支持させて基板1の機械的強度を高め
ることができる。従って、印字時、感熱記録媒体を基板
1に対して所定の押圧力で押圧させても、基板1が前記
押圧力によって容易に割れを生じることはない。したが
って導線4aの径を凹溝1aの深さとほぼ等しくなして
おくことが好ましい。尚、このとき、前記導線4aとし
てはブリネル硬度20HB 以上の金属材料(例えば、
銅、鉄、アルミニウム等)が用いられる。前記凹溝1a
は、基板下面の所定位置にダイヤモンドブレードを用い
て切削加工することにより例えば0.6mmの深さに形
成され、しかる後、かかる凹溝1a内に導線4a及び放
熱グリース4bが埋設される。
【0019】またこのような基板1は、アルミニウム等
の良熱伝導性材料から成る放熱板5の上面に両面テープ
等の接着部材を介して載置され、これによって放熱板5
に固定される。
【0020】前記放熱板5は、その上面で基板1を支持
するためのものであり、例えば、アルミニウム等のイン
ゴット(塊)を従来周知の金属加工法により所定形状と
なすことによって製作され、かかる放熱板5上に発熱抵
抗体2等が被着された基板1を両面テープ等を用いて固
定することにより製品としてのサーマルヘッドが完成す
る。
【0021】かくして上述したサーマルヘッドは、一対
の電極3間に所定の電力を印加し、発熱抵抗体2を印字
信号に基づいて選択的にジュール発熱させるとともに、
該発熱した熱を感熱記録媒体に伝導させ、感熱記録媒体
に所定の印字画像を形成することによってサーマルヘッ
ドとして機能する。
【0022】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更、改良等が可能であり、上記実施形態にお
いては、熱良導体4として、導線4a及び放熱グリース
4bの両者を用いたが、これに代えて、図3(a)に示
す如く、熱良導体4として導線4aを単独で用いるとと
もに、該導線4aと基板凹溝1aとの隙間を基板1の材
料と同じガラスで埋めるようにしたり、或いは、図3
(b)に示す如く、導線4aをニッケル、金等の半田ヌ
レ性が良好な材料で被覆し、これを放熱板5の所定箇所
に半田接合(4cは半田)させるようにしても構わな
い。このとき、半田4cの熱伝導率は42W/m・kと
基板1を形成するガラスの熱伝導率(0.9W/m・
k)よりも十分に大きいことから、導線4aから放熱板
5への熱伝導は上述した実施形態のものよりも更に良好
になる。
【0023】またこれ以外にも、例えば図3(c)に示
す如く、熱良導体4として、放熱グリースや半田、ニッ
ケルめっき、銅めっき等の金属材料、又は、アルミナ等
を単独で用いたり、或いは、図3(d)に示す如く、ア
ルミニウム(熱伝導率:130〜200W/m・k)等
から成る放熱板5の上面に凸部5aを設けるとともに該
凸部5aを熱良導体4の一部として基板1の凹溝1a内
に嵌挿させ、この両者の隙間を放熱グリース4b等で埋
めるようにしても良く、これらの変形例においても上記
実施形態と同様の効果を奏する。
【0024】特に図3(c)の例において、熱良導体4
をめっきにより形成する場合、該めっき膜中には多数の
気泡が存在し、密度が低下していることから、サーマル
ヘッドを動作させた際、基板1と熱良導体4との間に比
較的大きな熱応力が印加されても、めっき膜中の気泡が
変形することによって前記熱応力を吸収緩和し、基板1
が熱応力によって破壊されるのを有効に防止することが
できる。
【0025】また図3(c)の例において、熱良導体4
として半田を用いる場合、凹溝1aの内壁に半田ぬれ性
の良好な銅めっき、ニッケルめっき等を0.1〜0.5
μmの厚みに被着させておけば、半田を溶融させて基板
1の凹溝1a内に流し込む際、半田が比較的簡単に凹溝
1a内に充填され、しかも、凹溝1aの内壁に被着させ
たニッケル等のめっき膜によってサーマルヘッドを動作
させた際に発生する熱応力を吸収緩和することができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明のサーマルヘッドにおいては、ガ
ラス基板の下面で、発熱抵抗体の直下領域に凹溝を設け
るとともに、該凹溝内にガラス基板よりも大きな熱伝導
率を有する熱良導体を埋設させたことから、ガラス基板
中の熱を凹溝内の熱良導体を介して放熱板側に短時間で
良好に伝導させることができるようになり、印字を繰り
返し行う場合であっても、ガラス基板が過度に高温とな
るのを有効に防止することができる。この結果、ガラス
基板は印字に適した温度に保たれ、感熱記録媒体に常に
鮮明で良好な所定の印字画像を形成することが可能とな
る。
【0027】また本発明のサーマルヘッドにおいては、
熱良導体として前記凹溝の深さとほぼ等しい径を有する
導線を用いることにより、ガラス基板を凹溝の底面で導
線を介して放熱板上に支持させてガラス基板の機械的強
度を高めることができる。従って、印字時、感熱記録媒
体をガラス基板に対して所定の押圧力で押圧させても、
ガラス基板が前記押圧力によって容易に割れを生じるこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドを示す斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】(a)〜(d)は本発明の変形例を示す要部拡
大断面図である。
【図4】従来のサーマルヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・基板 1a・・・・・凹溝 2・・・・・・発熱抵抗体 3・・・・・・一対の電極 4・・・・・・熱良導体 4a・・・・・導線 5・・・・・・放熱板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に複数個の発熱抵抗体が被着されたガ
    ラス基板を放熱板上に載置して成るサーマルヘッドであ
    って、 前記ガラス基板の下面で、発熱抵抗体の直下領域に凹溝
    を設けるとともに、該凹溝内に前記ガラス基板よりも大
    きな熱伝導率を有する熱良導体を埋設させたことを特徴
    とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】前記熱良導体が、ガラス基板の下面に設け
    た凹溝の深さとほぼ等しい径を有する導線から成ってい
    ることを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
JP1490596A 1996-01-31 1996-01-31 サーマルヘッド Pending JPH09207364A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194692A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 印刷装置、印刷方法およびプログラム
JP2022054770A (ja) * 2020-09-28 2022-04-07 八木野 正典 サーマルヘッド用基板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011194692A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 印刷装置、印刷方法およびプログラム
US9016817B2 (en) 2010-03-18 2015-04-28 Ricoh Company, Limited Printing apparatus, printing method and computer program product
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