JPH09207635A - 回転シート - Google Patents
回転シートInfo
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- JPH09207635A JPH09207635A JP3562196A JP3562196A JPH09207635A JP H09207635 A JPH09207635 A JP H09207635A JP 3562196 A JP3562196 A JP 3562196A JP 3562196 A JP3562196 A JP 3562196A JP H09207635 A JPH09207635 A JP H09207635A
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- JP
- Japan
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- seat
- center
- rotation
- base plate
- rotating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 左右にシートを回転させた場合に、シートの
前端側の振り量を小さくすることのできる回転シートを
提供する。 【解決手段】 支柱22によって回転自在に支持される
シート100の回転中心Lを、シートクッション101
上に設定された着座者の設計上の重心ポイントHPより
も、所定距離だけ前方に配置する。重心ポイントHPよ
りも後方のシートクッション101の下面には、シート
100の荷重を支えつつ転動するキャスタ70を設け
る。
前端側の振り量を小さくすることのできる回転シートを
提供する。 【解決手段】 支柱22によって回転自在に支持される
シート100の回転中心Lを、シートクッション101
上に設定された着座者の設計上の重心ポイントHPより
も、所定距離だけ前方に配置する。重心ポイントHPよ
りも後方のシートクッション101の下面には、シート
100の荷重を支えつつ転動するキャスタ70を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーショベル
等の建設機械、その他の作業機械に用いるのに好適な回
転シートに関する。
等の建設機械、その他の作業機械に用いるのに好適な回
転シートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転シートにおいては、シート
の回転中心を、人がシートに着座したときの重心ポイン
ト(ヒップポイント)またはその近傍を通るように定め
られている。これは、そうすることで、荷重の偏りを無
くし、シートを安定に回転させることができるようにす
るためである。
の回転中心を、人がシートに着座したときの重心ポイン
ト(ヒップポイント)またはその近傍を通るように定め
られている。これは、そうすることで、荷重の偏りを無
くし、シートを安定に回転させることができるようにす
るためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な回転シートを作業機械、例えばパワーショベルに用い
た場合には、次のような不都合があった。すなわち、パ
ワーショベルにおいては、回転シートの前方に着座者が
手で操作するレバー等が位置固定して配置されており、
回転シートとレバー等とは、回転シートを前方に向けた
ときにレバー等を最も操作し易くなるような位置関係に
配置されている。このため、回転シートを回転させたと
きには、着座者の向きがシートを回転させた分だけレバ
ー等からずれてしまうことになり、着座者は腕をシート
の回転方向と逆方向へ大きく振った状態でレバーを操作
しなければならず、レバー等の操作が非常に行いにくく
なるという問題があった。
な回転シートを作業機械、例えばパワーショベルに用い
た場合には、次のような不都合があった。すなわち、パ
ワーショベルにおいては、回転シートの前方に着座者が
手で操作するレバー等が位置固定して配置されており、
回転シートとレバー等とは、回転シートを前方に向けた
ときにレバー等を最も操作し易くなるような位置関係に
配置されている。このため、回転シートを回転させたと
きには、着座者の向きがシートを回転させた分だけレバ
ー等からずれてしまうことになり、着座者は腕をシート
の回転方向と逆方向へ大きく振った状態でレバーを操作
しなければならず、レバー等の操作が非常に行いにくく
なるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、固定ベースにシートが回
転自在に設けられてなる回転シートにおいて、上記シー
トの回転中心をシートに設定された着座者の設計上の重
心ポイントよりも所定距離だけ前方に配置したことを特
徴としている。この場合、上記固定ベースと上記シート
との間に、シートを支え、かつシートの回転を許容する
サポート部材を、上記重心ポイントよりも上記シートの
後方に配置するのが望ましい。また、上記サポート部材
として、上記シートの下面に取り付けられ、かつ上記固
定ベース上を転動するキャスタを用いるのが望ましい。
さらに、上記固定ベース上に支柱を立設し、この支柱の
外周に環状をなすフランジ部を設け、このフランジ部の
上下に相互に連結された一対の挟持プレートを回転摺動
可能に設け、上記挟持プレートを上記シートに連結固定
することにより、上記シートを上記挟持プレートによっ
て回転自在に支持させるのが望ましい。
めに、請求項1に係る発明は、固定ベースにシートが回
転自在に設けられてなる回転シートにおいて、上記シー
トの回転中心をシートに設定された着座者の設計上の重
心ポイントよりも所定距離だけ前方に配置したことを特
徴としている。この場合、上記固定ベースと上記シート
との間に、シートを支え、かつシートの回転を許容する
サポート部材を、上記重心ポイントよりも上記シートの
後方に配置するのが望ましい。また、上記サポート部材
として、上記シートの下面に取り付けられ、かつ上記固
定ベース上を転動するキャスタを用いるのが望ましい。
さらに、上記固定ベース上に支柱を立設し、この支柱の
外周に環状をなすフランジ部を設け、このフランジ部の
上下に相互に連結された一対の挟持プレートを回転摺動
可能に設け、上記挟持プレートを上記シートに連結固定
することにより、上記シートを上記挟持プレートによっ
て回転自在に支持させるのが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。この実施の形態の回転シート
は、図8に示すミニショベルの旋回台上に装備されてい
る。そこで、まずミニショベルについて述べる。
図面に基づいて説明する。この実施の形態の回転シート
は、図8に示すミニショベルの旋回台上に装備されてい
る。そこで、まずミニショベルについて述べる。
【0006】このミニショベルは、車体1がクローラ2
で走行するようになっており、車体1の前部にはブレー
ド9が設けられ、車体1の上に水平方向に旋回する旋回
台3が設けられている。旋回台3の前部には作業機取付
部5が設けられており、この作業機取付部5にブーム6
の基端部が水平方向および上下方向に回動可能に取り付
けられ、ブーム6の先端部にアーム7の基端部が上下方
向に回動可能に取り付けられ、さらにアーム7の先端部
にバケット8が上下方向に回動可能に取り付けられてい
る。また、旋回台3上には、運転者が座る回転シート1
0が設けられている。
で走行するようになっており、車体1の前部にはブレー
ド9が設けられ、車体1の上に水平方向に旋回する旋回
台3が設けられている。旋回台3の前部には作業機取付
部5が設けられており、この作業機取付部5にブーム6
の基端部が水平方向および上下方向に回動可能に取り付
けられ、ブーム6の先端部にアーム7の基端部が上下方
向に回動可能に取り付けられ、さらにアーム7の先端部
にバケット8が上下方向に回動可能に取り付けられてい
る。また、旋回台3上には、運転者が座る回転シート1
0が設けられている。
【0007】図1は回転シート10の概略構成を示す側
面図、図2は同回転シート10の回転支持機構20の構
成を示す概略断面図、図3〜図5は回転シート10のシ
ートおよびその支持機構の具体的構成例を示す分解斜視
図、図6は具体的構成例における回転支持機構の組立状
態を示す平面図である。まず、回転シート10のシート
およびその支持機構の全体的な構成を、図3〜図5を参
照しながら説明する。
面図、図2は同回転シート10の回転支持機構20の構
成を示す概略断面図、図3〜図5は回転シート10のシ
ートおよびその支持機構の具体的構成例を示す分解斜視
図、図6は具体的構成例における回転支持機構の組立状
態を示す平面図である。まず、回転シート10のシート
およびその支持機構の全体的な構成を、図3〜図5を参
照しながら説明する。
【0008】図3において、符号100は回転シート1
0のシートである。このシート100は、シートクッシ
ョン101とシートバック102とから構成されてお
り、シートクッション101の下面には取付フレーム3
1が固定されている。取付フレーム31は矩形状のもの
で、図4に示すように、スペーサ32を介して上ターン
ベースプレート(請求項4の挟持プレートに相当)33
の上面に固定されている。上ターンベースプレート33
と取付フレーム31の間には、後述するバンドブレーキ
機構50が配設されている。
0のシートである。このシート100は、シートクッシ
ョン101とシートバック102とから構成されてお
り、シートクッション101の下面には取付フレーム3
1が固定されている。取付フレーム31は矩形状のもの
で、図4に示すように、スペーサ32を介して上ターン
ベースプレート(請求項4の挟持プレートに相当)33
の上面に固定されている。上ターンベースプレート33
と取付フレーム31の間には、後述するバンドブレーキ
機構50が配設されている。
【0009】上ターンベースプレート33の下方には、
図5に示すように、固定ベースプレート(固定ベース)
21が配設されている。固定ベースプレート21は、旋
回台3(図8参照)の上面に、左右二組のレール110
L、112L、110R、112Rを介して取り付けら
れ、車体1の前後方向へ移動できるようになっている。
そして、上ターンベースプレート33と固定ベースプレ
ート21との間に、シート100を水平方向へ回転可能
に支持する回転支持機構20が配設されている。
図5に示すように、固定ベースプレート(固定ベース)
21が配設されている。固定ベースプレート21は、旋
回台3(図8参照)の上面に、左右二組のレール110
L、112L、110R、112Rを介して取り付けら
れ、車体1の前後方向へ移動できるようになっている。
そして、上ターンベースプレート33と固定ベースプレ
ート21との間に、シート100を水平方向へ回転可能
に支持する回転支持機構20が配設されている。
【0010】次に、回転支持機構20を図2、図5、図
6を用いて説明する。旋回台3側に固定された固定ベー
スプレート21には、円筒パイプからなる支柱22が立
設されている。支柱22の上部外周には環状をなすフラ
ンジ部23が設けられている。このフランジ部23の上
面に上ターンベースプレート33が載っており、支柱2
2の上端は、上ターンベースプレート33に形成された
円形の貫通孔33aを相対回動自在に貫通して、上ター
ンベースプレート33から上方に突出している。上ター
ンベースプレート33から突出した支柱22の上端部の
外周には、支柱22を仮想のブレーキドラムとするバン
ドブレーキ機構50のバンド51が巻回されている。こ
のバンド51は、バネ52により、回動軸53aを中心
として回動可能なリンク53を介して引っ張られること
により、支柱22に巻き締めされており、これによって
上ターンベースプレート33の回動が阻止され、ひいて
はシート100の回転が阻止されるようになっている。
その一方、レバー54を上方へ回動させてリンク53を
バネ52の付勢力に抗して回動させると、バンド51が
緩み、上ターンベースプレート33およびシート100
が自由に回転することができる。
6を用いて説明する。旋回台3側に固定された固定ベー
スプレート21には、円筒パイプからなる支柱22が立
設されている。支柱22の上部外周には環状をなすフラ
ンジ部23が設けられている。このフランジ部23の上
面に上ターンベースプレート33が載っており、支柱2
2の上端は、上ターンベースプレート33に形成された
円形の貫通孔33aを相対回動自在に貫通して、上ター
ンベースプレート33から上方に突出している。上ター
ンベースプレート33から突出した支柱22の上端部の
外周には、支柱22を仮想のブレーキドラムとするバン
ドブレーキ機構50のバンド51が巻回されている。こ
のバンド51は、バネ52により、回動軸53aを中心
として回動可能なリンク53を介して引っ張られること
により、支柱22に巻き締めされており、これによって
上ターンベースプレート33の回動が阻止され、ひいて
はシート100の回転が阻止されるようになっている。
その一方、レバー54を上方へ回動させてリンク53を
バネ52の付勢力に抗して回動させると、バンド51が
緩み、上ターンベースプレート33およびシート100
が自由に回転することができる。
【0011】上記フランジ23部の下側には、上ターン
ベースプレート33と相互に連結されることで、フラン
ジ部23の上下両面を回転摺動可能に挟む下ターンベー
スプレート(請求項4の挟持プレートに相当)34が配
設されている。この下ターンベースプレート34にも、
支柱22の貫通する円形の貫通孔34aが設けられてお
り、支柱22の外周によって、貫通孔33a、34aの
周縁が位置規制されることにより、図2に示すように、
上ターンベースプレート33と下ターンベースプレート
34とが、支柱22の中心軸線である回転中心Lの周り
に回転可能に支持され、それにより、図1に示すよう
に、シート100が支柱22の軸線である回転中心Lの
周りに回転できるようになっている。
ベースプレート33と相互に連結されることで、フラン
ジ部23の上下両面を回転摺動可能に挟む下ターンベー
スプレート(請求項4の挟持プレートに相当)34が配
設されている。この下ターンベースプレート34にも、
支柱22の貫通する円形の貫通孔34aが設けられてお
り、支柱22の外周によって、貫通孔33a、34aの
周縁が位置規制されることにより、図2に示すように、
上ターンベースプレート33と下ターンベースプレート
34とが、支柱22の中心軸線である回転中心Lの周り
に回転可能に支持され、それにより、図1に示すよう
に、シート100が支柱22の軸線である回転中心Lの
周りに回転できるようになっている。
【0012】ここで重要なことは、支柱22によるシー
ト100の回転中心Lが、シートクッション101上に
設定された着座者の設計上の重心ポイント(ヒップポイ
ント)HPよりも、所定距離だけ前方に配置されている
ことである。この場合の所定距離は、設計上の要請等に
応じて適宜設定可能であるが、シートクッション101
および支柱22の強度等を考慮した上でできる限り大き
くするのがよい。この実施の形態では、円筒パイプで構
成された支柱22の半径よりも大きい距離に設定されて
いる。
ト100の回転中心Lが、シートクッション101上に
設定された着座者の設計上の重心ポイント(ヒップポイ
ント)HPよりも、所定距離だけ前方に配置されている
ことである。この場合の所定距離は、設計上の要請等に
応じて適宜設定可能であるが、シートクッション101
および支柱22の強度等を考慮した上でできる限り大き
くするのがよい。この実施の形態では、円筒パイプで構
成された支柱22の半径よりも大きい距離に設定されて
いる。
【0013】このように重心ポイントHPから外れた位
置にシート100の回転中心Lを配置した場合、シート
クッション101には偏った形で着座者の荷重がかかる
ことになる。その点、上記の回転支持機構20は、支柱
22に形成されたフランジ部23と、これを上下に挟む
上下のターンベースプレート33、34との広い支持面
でシートクッション101の荷重を受けるので、そのよ
うな偏荷重に対して強度的に有利な構造になっている。
しかし、それでも偏荷重の影響は大きい。
置にシート100の回転中心Lを配置した場合、シート
クッション101には偏った形で着座者の荷重がかかる
ことになる。その点、上記の回転支持機構20は、支柱
22に形成されたフランジ部23と、これを上下に挟む
上下のターンベースプレート33、34との広い支持面
でシートクッション101の荷重を受けるので、そのよ
うな偏荷重に対して強度的に有利な構造になっている。
しかし、それでも偏荷重の影響は大きい。
【0014】そこで、この実施の形態の回転シート10
では、シートクッション101の撓みを防止して、回転
支持機構20への荷重負担を軽減するためのサポート材
としてキャスタ70を用いている。このキャスタ70
は、重心ポイントHPよりも後方のシートクッション1
01の下面に取り付けられており、固定ベースプレート
21の上面を回転中心Lを中心として円弧を描くように
自由に転動することにより、シート100の回転を許容
しつつ、シートクッション100の荷重を支えるもので
ある。
では、シートクッション101の撓みを防止して、回転
支持機構20への荷重負担を軽減するためのサポート材
としてキャスタ70を用いている。このキャスタ70
は、重心ポイントHPよりも後方のシートクッション1
01の下面に取り付けられており、固定ベースプレート
21の上面を回転中心Lを中心として円弧を描くように
自由に転動することにより、シート100の回転を許容
しつつ、シートクッション100の荷重を支えるもので
ある。
【0015】また、回転支持機構20の説明に戻ると、
回転支持機構20の下ターンベースプレート34は、図
5に示すように、フランジ部23の下側の支柱22の外
周にその外側から嵌めることができるように半割りにさ
れており、各半割り体34L、34Rが、それぞれ円周
方向に間隔をおいて配置したボルト38とナット39に
よって、上ターンベースプレート33の下面に結合され
ている。ボルト38には、スペーサとしてのカラー40
が嵌挿されており、このカラー40によって、上下のタ
ーンベースプレート33、34間に、フランジ23を回
転摺動可能に収容する隙間Sを確保している。なお、カ
ラー40の代わりに、上ターンベースプレート33ある
いは下ターンベースプレート34に、隙間を確保するた
めの突起等を設けてもよい。
回転支持機構20の下ターンベースプレート34は、図
5に示すように、フランジ部23の下側の支柱22の外
周にその外側から嵌めることができるように半割りにさ
れており、各半割り体34L、34Rが、それぞれ円周
方向に間隔をおいて配置したボルト38とナット39に
よって、上ターンベースプレート33の下面に結合され
ている。ボルト38には、スペーサとしてのカラー40
が嵌挿されており、このカラー40によって、上下のタ
ーンベースプレート33、34間に、フランジ23を回
転摺動可能に収容する隙間Sを確保している。なお、カ
ラー40の代わりに、上ターンベースプレート33ある
いは下ターンベースプレート34に、隙間を確保するた
めの突起等を設けてもよい。
【0016】また、鋼板で形成された上下のターンベー
スプレート33、34とフランジ部23との各摺動面間
には、摺動面の滑りを良くするためのステンレス製のワ
ッシャプレート35、36が挿入されている。ワッシャ
プレート35、36の摺動面には適量のグリースが塗布
されている。また、下ターンベースプレート34側のワ
ッシャプレート36は、下ターンベースプレート34と
同様に半割りにされ、各半割り体36L、36Rが、そ
れぞれ下ターンベースプレート34の各半割り体34
L、34Rのボルト38にカラー40を介して係合し、
これによって外部に脱落しないようになっている。な
お、フランジ部23と2つのワッシャプレート35、3
6を足した厚さ寸法は、上下のターンベースプレート3
3、34間に確保された隙間Sと同等から若干小さく設
定されている。この実施の形態では、隙間Sよりも、
0.3mm程度小さく設定されている。
スプレート33、34とフランジ部23との各摺動面間
には、摺動面の滑りを良くするためのステンレス製のワ
ッシャプレート35、36が挿入されている。ワッシャ
プレート35、36の摺動面には適量のグリースが塗布
されている。また、下ターンベースプレート34側のワ
ッシャプレート36は、下ターンベースプレート34と
同様に半割りにされ、各半割り体36L、36Rが、そ
れぞれ下ターンベースプレート34の各半割り体34
L、34Rのボルト38にカラー40を介して係合し、
これによって外部に脱落しないようになっている。な
お、フランジ部23と2つのワッシャプレート35、3
6を足した厚さ寸法は、上下のターンベースプレート3
3、34間に確保された隙間Sと同等から若干小さく設
定されている。この実施の形態では、隙間Sよりも、
0.3mm程度小さく設定されている。
【0017】また、図6に示すように、フランジ部23
の外周には、円周方向の適当箇所にストッパ部23a、
23aが突設されている。これらのストッパ部23a
は、図5に示すように、円周方向に隣接する二つのカラ
ーボルト38,38間に挿入されている。そして、ボル
ト38,38がストッパ部23aに突き当たることによ
り、上下のターンベースプレート33、34の回動範囲
が規制され、ひいてはシート100の回動範囲が規制さ
れている。
の外周には、円周方向の適当箇所にストッパ部23a、
23aが突設されている。これらのストッパ部23a
は、図5に示すように、円周方向に隣接する二つのカラ
ーボルト38,38間に挿入されている。そして、ボル
ト38,38がストッパ部23aに突き当たることによ
り、上下のターンベースプレート33、34の回動範囲
が規制され、ひいてはシート100の回動範囲が規制さ
れている。
【0018】次に作用を説明する。この実施形態の回転
シート装置10を装備したミニショベルでは、作業機を
左右に振った状態で作業する場合でも、シート100を
作業場所に向けて回動させることにより、運転者を作業
場所に正対させることができる。従って、旋回台を回転
させたり、無理に身体を横に向けたりしなくても、左右
の状況を確認がしやすく、作業性が向上する。
シート装置10を装備したミニショベルでは、作業機を
左右に振った状態で作業する場合でも、シート100を
作業場所に向けて回動させることにより、運転者を作業
場所に正対させることができる。従って、旋回台を回転
させたり、無理に身体を横に向けたりしなくても、左右
の状況を確認がしやすく、作業性が向上する。
【0019】特に、図7に示すように、シート100の
回転中心Lを着座者200の重心ポイントHPよりも前
方に配置したので、シートの回転中心をヒップポイント
と一致させた従来のものに比して、同一角度だけ回転さ
せた場合のシート100の前端の振り量Fθが小さくな
る。したがって、運転者の腕の振れ量も小さくなる。よ
って、シート100を回転させて身体の向きを変えた場
合にも、着座者は腕を左右へ大きく振る必要がなくな
り、その分だけ操作レバー(図示略)等の操作が行い易
くなる。
回転中心Lを着座者200の重心ポイントHPよりも前
方に配置したので、シートの回転中心をヒップポイント
と一致させた従来のものに比して、同一角度だけ回転さ
せた場合のシート100の前端の振り量Fθが小さくな
る。したがって、運転者の腕の振れ量も小さくなる。よ
って、シート100を回転させて身体の向きを変えた場
合にも、着座者は腕を左右へ大きく振る必要がなくな
り、その分だけ操作レバー(図示略)等の操作が行い易
くなる。
【0020】また、重心ポイントHPから外れる位置に
回転中心Lを配置したことによるシート100の撓み防
止に、キャスタ70(図1参照)を設けたので、シート
100を安定して支持することができ、回転支持機構2
0に対する荷重負担の軽減と相俟って、シート100の
回転をスムーズに行えるようにすることができる。
回転中心Lを配置したことによるシート100の撓み防
止に、キャスタ70(図1参照)を設けたので、シート
100を安定して支持することができ、回転支持機構2
0に対する荷重負担の軽減と相俟って、シート100の
回転をスムーズに行えるようにすることができる。
【0021】また、シート100を回転可能に支持する
回転支持機構20を、支柱22に設けられた環状のフラ
ンジ部23と、フランジ部23を回転摺動可能に挟む上
下のターンベースプレート33、34とで構成し、フラ
ンジ部23と上下のターンベースプレート33、34と
の広い面でシート100の荷重を受けるようにしたか
ら、簡単な構造でありながら、シート100に偏った荷
重がかかった場合でも、倒れを防止しつつ、容易に回転
できる状態にシート100を安定的に支持することがで
きる。その結果、過酷な使用条件に耐えるだけの耐久性
を持たせることができる。
回転支持機構20を、支柱22に設けられた環状のフラ
ンジ部23と、フランジ部23を回転摺動可能に挟む上
下のターンベースプレート33、34とで構成し、フラ
ンジ部23と上下のターンベースプレート33、34と
の広い面でシート100の荷重を受けるようにしたか
ら、簡単な構造でありながら、シート100に偏った荷
重がかかった場合でも、倒れを防止しつつ、容易に回転
できる状態にシート100を安定的に支持することがで
きる。その結果、過酷な使用条件に耐えるだけの耐久性
を持たせることができる。
【0022】特に、鋼板からなる上下のターンベースプ
レート33、34とフランジ部23との摺動面間に、滑
りを良くするためのステンレス製のワッシャプレート3
5、36を挿入したから、シート100の回転をスムー
ズに行うことができると共に、摺動面のかじりも防止で
きる。また、フランジ部23にストッパ部23aを設
け、これにボルト38がカラー40を介して突き当たる
ことにより、シート100の回転範囲を規制するように
したから、シート100の回動範囲を規制するストッパ
機構を特別に設ける必要もない。
レート33、34とフランジ部23との摺動面間に、滑
りを良くするためのステンレス製のワッシャプレート3
5、36を挿入したから、シート100の回転をスムー
ズに行うことができると共に、摺動面のかじりも防止で
きる。また、フランジ部23にストッパ部23aを設
け、これにボルト38がカラー40を介して突き当たる
ことにより、シート100の回転範囲を規制するように
したから、シート100の回動範囲を規制するストッパ
機構を特別に設ける必要もない。
【0023】なお、上記の実施の形態では、ワッシャプ
レート35、36として単なるステンレス板を用いた
が、固体潤滑材を含んだスラストワッシャを用いてもよ
いし、その代わりにスラストベアリングを用いてもよ
い。
レート35、36として単なるステンレス板を用いた
が、固体潤滑材を含んだスラストワッシャを用いてもよ
いし、その代わりにスラストベアリングを用いてもよ
い。
【0024】また、上記の実施の形態では、支柱22を
旋回台3側に設け、上下のターンベースプレート33、
34をシート100側に設けたが、これとは逆に支柱2
2をシート100に設け、上下のターンベースプレート
33、34を旋回台3側に設けてもよい。
旋回台3側に設け、上下のターンベースプレート33、
34をシート100側に設けたが、これとは逆に支柱2
2をシート100に設け、上下のターンベースプレート
33、34を旋回台3側に設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、シートを回転させて身体の向きを変えた場
合にも、シートの回転方向と逆方向へ振るべき腕の振れ
量を小さくすることができ、したがってシートの前方に
配置されたレバー等を容易に操作することができる。請
求項2に係る発明によれば、シートクッションを安定支
持することができ、シートクッションの撓みを防止し
て、シートの回転をスムーズに行えるようにすることが
できる。また、サポート部材により偏荷重を防止し、回
転支柱に対する荷重負担を軽減できるから、支柱を小型
化することができる。請求項3に係る発明によれば、請
求項2に係る発明と同様の効果が得られる。 請求項4に係る発明によれば、簡単な構造でありなが
ら、シートに偏荷重がかかる場合でも、シートの倒れを
防止しつつ、良好に回転できる状態にシートを安定支持
することができる。したがって、例えば建設機械等の作
業機械に適用する場合でも、過酷な使用条件に耐えるだ
けの耐久性を持たせることができる。
明によれば、シートを回転させて身体の向きを変えた場
合にも、シートの回転方向と逆方向へ振るべき腕の振れ
量を小さくすることができ、したがってシートの前方に
配置されたレバー等を容易に操作することができる。請
求項2に係る発明によれば、シートクッションを安定支
持することができ、シートクッションの撓みを防止し
て、シートの回転をスムーズに行えるようにすることが
できる。また、サポート部材により偏荷重を防止し、回
転支柱に対する荷重負担を軽減できるから、支柱を小型
化することができる。請求項3に係る発明によれば、請
求項2に係る発明と同様の効果が得られる。 請求項4に係る発明によれば、簡単な構造でありなが
ら、シートに偏荷重がかかる場合でも、シートの倒れを
防止しつつ、良好に回転できる状態にシートを安定支持
することができる。したがって、例えば建設機械等の作
業機械に適用する場合でも、過酷な使用条件に耐えるだ
けの耐久性を持たせることができる。
【図1】この発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図2】同実施の形態の回転支持機構を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同実施の形態のシートを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図4】同実施の形態のシートの下部の構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図5】同実施の形態の回転支持機構およびその周辺構
造を示す分解斜視図である。
造を示す分解斜視図である。
【図6】同実施の形態の回転支持機構の平面図である。
【図7】同実施の形態の作用を説明するための図であ
る。
る。
【図8】同実施の形態の回転シートが適用されたミニシ
ョベルの斜視図である。
ョベルの斜視図である。
L 回転中心 HP 重心ポイント 10 回転シート 22 支柱 23 フランジ部 33 上ターンベースプレート(挟持プレート) 34 下ターンベースプレート(挟持プレート) 70 キャスタ 100 シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 一徳 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社内 (72)発明者 新井 利男 群馬県太田市由良330
Claims (4)
- 【請求項1】 固定ベースにシートが回転自在に設けら
れてなる回転シートにおいて、上記シートの回転中心を
シートに設定された着座者の設計上の重心ポイントより
も所定距離だけ前方に配置したことを特徴とする回転シ
ート。 - 【請求項2】 上記固定ベースと上記シートとの間に、
シートを支え、かつシートの回転を許容するサポート部
材を、上記重心ポイントよりも上記シートの後方に配置
したことを特徴とする請求項1に記載の回転シート。 - 【請求項3】 上記サポート部材として、上記シートの
下面に取り付けられ、かつ上記固定ベース上を転動する
キャスタを用いたことを特徴とする請求項2に記載の回
転シート。 - 【請求項4】 上記固定ベース上に支柱を立設し、この
支柱の外周に環状をなすフランジ部を設け、このフラン
ジ部の上下に相互に連結された一対の挟持プレートを回
転摺動可能に設け、上記挟持プレートを上記シートに連
結固定することにより、上記シートを上記挟持プレート
によって回転自在に支持させたことを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載の回転シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3562196A JPH09207635A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 回転シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3562196A JPH09207635A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 回転シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207635A true JPH09207635A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12446938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3562196A Pending JPH09207635A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 回転シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207635A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109291833A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-02-01 | 威海广泰空港设备股份有限公司 | 一种旋转座椅 |
| CN111546955A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-08-18 | 湖南双达机电有限责任公司 | 座椅的旋转限位机构、座椅及工程车辆 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP3562196A patent/JPH09207635A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109291833A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-02-01 | 威海广泰空港设备股份有限公司 | 一种旋转座椅 |
| CN111546955A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-08-18 | 湖南双达机电有限责任公司 | 座椅的旋转限位机构、座椅及工程车辆 |
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