JPH09207808A - 自動走行車両における操舵装置 - Google Patents

自動走行車両における操舵装置

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JPH09207808A
JPH09207808A JP1915596A JP1915596A JPH09207808A JP H09207808 A JPH09207808 A JP H09207808A JP 1915596 A JP1915596 A JP 1915596A JP 1915596 A JP1915596 A JP 1915596A JP H09207808 A JPH09207808 A JP H09207808A
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JP
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side clutch
angle
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sensor
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JP1915596A
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English (en)
Inventor
Hideji Nishimura
秀司 西村
Taiji Mizukura
泰治 水倉
Chiaki Kadota
千昭 門田
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の誘導センサー21で誘導ケーブル19
を検知して自動操向されるクローラー式走行車両におい
て、サイドクラッチアームを引っ張るサイドクラッチワ
イヤーが伸びても自動的に補正してスムーズに旋回でき
るようにする。 【解決手段】 自動操舵装置Dに設けた左右の駆動モー
ター31にて駆動される駆動アーム33と、左右のサイ
ドクラッチ・サイドブレーキをそれぞれ作動させる左右
のサイドクラッチアーム25との間を一対のサイドクラ
ッチワイヤー26で連結し、前記左右の駆動アームの回
動角をそれぞれ左右の第一角度センサー41で検知し、
前記左右のサイドクラッチアームの回動角をそれぞれ左
右の第二角度センサー47で検知し、サイドクラッチ
「切」位置とサイドブレーキの作動開始位置は第二角度
センサーで検知し、サイドブレーキの弱・強の作動位置
は第一角度センサーで検知するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場で薬剤散布等
の作業を行いながら自動走行を可能とする車両におい
て、旋回時におけるサイドクラッチ・サイドブレーキの
作動アームの自動調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、無人で散布作業ができるよう
に、自動走行装置によって誘導ケーブルに沿って走行す
るようにした技術は公知となっている。例えば、特開平
5−119833号や特開平7−87874号の技術で
ある。これらの技術における走行車両は、機体前部の両
側に誘導センサーを配置し、果樹園の走行する経路には
予め誘導ケーブルを敷設しておき、該誘導ケーブルに交
流電流を流し、この誘導ケーブルからの磁界強度を前記
誘導センサーが検知するようにし、該誘導センサーを制
御回路と接続して、左右の誘導センサーからの出力値か
ら、誘導ケーブルからのズレを演算して、機体左右の略
中央が誘導ケーブル上方に位置して走行するように、前
記制御回路によって操向装置を制御していたのである。
また、前記従来の自動走行車両はホィール式で、前後そ
れぞれの車輪を操向シリンダーを用いて左右方向に回動
するようにし、該前後の操向シリンダーは油圧シリンダ
ー等より構成して、電磁バルブを切り換えて、圧油を送
油して、旋回したい方向へ前輪及び後輪を回動するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、果樹園は山沿
いの傾斜地に多く設けられ、凹凸も多いために、ホィー
ル式の走行装置では踏破力が十分でなく、スタックした
り、横滑りしたりすることがあった。そこで、クローラ
ー式走行装置によって走行させるように構成すると、サ
イドクラッチとサイドブレーキを作動させて操向できる
ようになり、一方の駆動輪を停止し、他方を駆動するこ
とで旋回するようにするのであるが、自動走行時に、ミ
ッションケース内のサイドクラッチを作動させるアーム
をワイヤーを介してアクチュエーターと連結すると、ワ
イヤーが伸びてストロークが変化して、正確にサイドク
ラッチを切ったり、サイドブレーキを作動することがで
きないことがあった。また、ワイヤーの中途部に弛みを
取ったり、サイドブレーキを付勢するためにバネを介装
すると、このバネも経年変化で伸びたりして、正確にサ
イドクラッチやサイドブレーキを作動させることができ
ない場合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、機体に設けた左右の誘導センサーで誘導ケーブルを
検知して、該誘導ケーブルに沿うように自動操舵装置の
作動によって操向されるクローラー式走行車両であっ
て、自動操舵装置に設けた左右のアクチュエーターにて
駆動される駆動アームと、左右のサイドクラッチ・サイ
ドブレーキをそれぞれ作動させる左右のサイドクラッチ
アームとの間を一対のサイドクラッチワイヤーで連結
し、前記左右の駆動アームの回動角をそれぞれ左右の第
一角度センサーで検知し、前記左右のサイドクラッチア
ームの回動角をそれぞれ左右の第二角度センサーで検知
し、サイドクラッチ「切」位置と制動開始位置は第二角
度センサーで検知し、サイドブレーキの強弱の作動位置
は第一角度センサーで検知するように構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の操向装置を配置した一実
施例を、揺動式噴霧機を搭載した自動走行車両について
説明する。図1は揺動式噴霧機を搭載した自動走行車両
の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は操舵装置の
平面図、図4は本発明のストローク調整機構を示す図、
図5は制御ブロック図である。
【0006】まず、本発明に係る自動走行車両について
図1、図2より全体構成から説明する。シャーシ9の下
方左右にクローラー10L・10Rを巻回してなるクロ
ーラー走行装置Aが配設されている。該シャーシ9の前
部上に、運転部Bが形成され、該運転部Bの後部の左右
中央に運転席11を配置し、その下方に後述する自動操
舵装置Dが配置されている。該運転席11の後部のシャ
ーシ9上には薬液タンク13が載置され、その後部には
走行駆動及び動力噴霧器駆動用のエンジンE、ミッショ
ンケースM、動力噴霧器2を載置し、これらはカバー1
4にて被覆されている。シャーシ9最後部上には、噴霧
部カバー16にて被覆された、複数個のノズル1・1・
・・を円弧状に配置した揺動噴霧装置17が配置され、
該揺動噴霧装置17は前後左右に同時に揺動するように
構成されている。
【0007】前記揺動噴霧装置17は図5に示すよう
に、数個のノズル1・1・1を組にしたものを左、中、
右等数組に分けて、それぞれ切換弁27・28・29が
接続され、該切換弁27・28・29には切換駆動用モ
ーター27a・28a・29aが設けられ、該切換駆動
用モーター27a・28a・29aは制御回路Cと接続
されて、機体の進行方向に対して作物の有無によって、
切換弁27・28・29を選択して切り換え、噴霧方向
を変更できるようにしている。また、後述する散布スイ
ッチ24L・24M・24Rの操作で切換駆動用モータ
ー27a・28a・29aを駆動して開閉することがで
きるようにしている。
【0008】そして、切換弁27・28・29には後述
する運転部Bの運転席11側部に設けた元コック23と
接続され、該切換弁27・28・29と元コック23の
間には圧力センサー44が配置されて、薬液が送られて
いる(薬液切れ)かどうかを検知し、前記元コック23
には開閉位置を検知する位置センサー43が配置され、
該位置センサー23及び圧力センサー44は制御回路C
と接続されている。また、元コック23に調圧弁56を
配置して動力噴霧器2の吐出側及び戻し管48と接続さ
れ、元コック23を閉じたときには動力噴霧器2から吐
出した薬剤は薬剤タンク13へ戻すようにしている。ま
た、前記動力噴霧器2は前記エンジンEによって駆動さ
れ、該エンジンEの出力軸と動力噴霧器2の入力軸との
間には電磁クラッチ45が配置され、該電磁クラッチ4
5は制御回路Cと接続されて、動力噴霧器2への動力の
伝達を遠隔操作または設定した位置で入り・切りできる
ようにしている。
【0009】そして、散布作業時に薬液が切れた場合に
は、噴霧圧力が下がり前記圧力センサー44がOFFと
なって、制御回路Cに接続した警報装置59より警報を
発し、前記電磁クラッチ45を作動して動力の伝達を断
ち、動力噴霧器2を停止させる。或いは、エンジンEを
停止させる。なお、動力噴霧器2を駆動している状態
で、作業を中断するために元コック23を閉じると、薬
液が切れた状態と同じ状態となり、動力噴霧器2が停
止、或いは、エンジンEが停止されることになるので、
薬剤タンク13内の薬液は攪拌されなくなり、薬剤の種
類によっては固まることがある。そこで、薬液がある状
態で元コック23を閉じたときには位置センサー43か
らの出力を制御回路Cに入力して、動力噴霧器2が停
止、或いは、エンジンEが停止しないようにし、元コッ
ク23が開いている時のみ圧力センサー44で薬液の有
無を検知するようにしている。
【0010】前記運転部Bの上方はルーフ20によって
覆われており、該運転部Bの前部には操作コラム12が
立設され、該操作コラム12上にサイドクラッチレバー
3L・3Rと駐車ブレーキレバー4を配置している。前
記運転席11の左側にサイドコラム15が設けられ、該
サイドコラム15上に主変速レバー5や副変速レバー6
や、動力噴霧器2を作動させる動噴クラッチレバー7
や、圧力計22や、揺動噴霧装置17の開閉を行う元コ
ック23、散布スイッチ24L・24M・24Rを配置
し、該散布スイッチ24L・24M・24Rは制御回路
Cと接続されている。
【0011】そして、運転席11の後部両側に誘導セン
サー21L・21Rが配置されている。該誘導センサー
21L・21Rはホール素子やホールIC、磁気抵抗素
子、磁気トランジスタ等の磁気センサーまたはピックア
ップコイルより構成されている。該誘導センサー21L
・21Rの取付位置は、側面視で旋回中心位置よりも前
方であって、クローラー10の前端よりも後方としてい
る。そして、平面視で機体中央線から略左右方向同距離
の位置に配置し、かつ、上下方向で機体全高の略中央に
配置している。このように誘導センサー21L・21R
を配置して、走行経路に敷設した誘導ケーブル19から
誘導センサー21L・21Rまでの距離が略等距離とな
るように制御することで、機体が誘導ケーブル19から
大きく離れることなく、誘導ケーブル19に沿って走行
することができる。
【0012】前記サイドクラッチレバー3L・3Rの基
部には図4(右側のみ)に示すように、アーム8L・8
Rが固設され、該アーム8L・8Rにサイドクラッチワ
イヤー26L・26Rの一端が連結され、該サイドクラ
ッチワイヤー26L・26Rの他端が前記ミッションケ
ースMに設けたサイドクラッチアーム25L・25Rに
連結され、該サイドクラッチワイヤー26L・26Rの
中途部にはバネ67L・67Rが介装されている。前記
サイドクラッチアーム25L・25Rの回動軸はサイド
クラッチとサイドブレーキに連動連結され、該サイドク
ラッチアーム25L・25Rの回動量は第二角度センサ
ー47L・47Rによって検知され、該第二角度センサ
ー47L・47Rはポテンショメーターやロータリーエ
ンコーダー等よりなり、制御回路Cと接続されている。
【0013】そして、前記サイドクラッチはミッション
ケースM内で、エンジンEから変速後の動力を左右の車
軸46L・46Rに伝える間の動力伝達機構に配置さ
れ、サイドクラッチレバー3L・3Rを回動して、一段
の回動でサイドクラッチを切り、更に回動した2段目で
車軸とミッションケースの間に設けたサイドブレーキを
作動させるようにしている。従って、手動でサイドクラ
ッチレバー3Lまたは3Rを一段回動すると、ミッショ
ンケースM内で回動した側の動力の伝達を断って緩旋回
ができ、そのサイドクラッチレバー3Lまたは3Rを更
に回動した二段目では車軸が制動されて急旋回ができる
ようにしている。
【0014】そして、前記サイドクラッチワイヤー26
L・26Rの中途部の運転席11下方に自動操舵装置D
が配置されている。つまり、自動操舵装置Dの構成は図
3、図4に示すように、取付プレート30がシャーシ9
に固設され、該取付プレート30の上下対称にそれぞれ
左右一側の操向用駆動体が左右対称に配置されており、
本実施例では上側に右側のリンク機構と、サイドクラッ
チワイヤー26Rと、左側のアクチュエーターとしての
駆動モーター31Lと、第一角度センサー41Lが配置
されており、下側に左側のリンク機構と、サイドクラッ
チワイヤー26Lと、右側の駆動モーター31Rと、第
一角度センサー41Rが配置されている。該駆動モータ
ー31L・31R、第一角度センサー41L・41Rは
制御回路Cと接続されている。但し、アクチュエーター
は駆動モーターに限定することなく、電動シリンダーや
ソレノイド等によって構成することもできる。
【0015】そして、左右の操向用駆動体及びリンク機
構は同じ構成としているので、右側について説明する。
取付プレート30上の左側下面に駆動モーター31Rが
固設され、該駆動モーター31Rの駆動軸からの動力は
減速ギアボックスで減速され、出力軸32Rが取付プレ
ート30を貫通して上方に突出され、該出力軸32R上
に駆動アーム33Rが固設されている。該駆動アーム3
3R先端に連結リンク34Rの一端が枢支軸60によっ
て枢結され、該連結リンク34Rの他端は後方へ延出さ
れて揺動リンク35R先端に設けた枢支軸61によって
枢結されている。該揺動リンク35Rの他端は右方向へ
延出され、取付プレート30上に設けた支点軸36Rに
枢支されている。
【0016】前記揺動リンク35Rの中途部上に受体3
7Rとアーム39Rが固設され、該受体37Rは中央上
部から下方に切欠37Raを設けて、該切欠37Raに
前記サイドクラッチワイヤー26Rを挿入し、抜け止め
を切欠37Ra上部に着脱可能に設けて、サイドクラッ
チワイヤー26Rが抜けないようにしている。前記アー
ム39Rは一端を揺動リンク35Rの中途部上に固設
し、他端を前方へ突出して、先端下面に当接ピン39R
aを下方へ突設している。前記サイドクラッチワイヤー
26Rは取付プレート30の左右中央上を前後方向に張
設され、取付プレート30の後部中央上でワイヤー受6
3によって摺動自在に支持されている。
【0017】一方、第一角度センサー41Rが前記支点
軸36Rの前方の取付プレート30下面に固定され、該
第一角度センサー41Rのセンサー軸41Raが取付プ
レート30より上方へ突出され、該センサー軸41Ra
上にセンサーアーム40Rが固設されて、該センサーア
ーム40Rに前記当接ピン39Raが当接されている。
該第一角度センサー41L・41Rはポテンショメータ
ーやロータリーエンコーダー等よりなり、前記アーム3
9Rの回動によってセンサーアーム40Rが回動して、
その回動角度を検知するようにして、駆動モーター31
Rの駆動にフィードバックさせている。また、前記サイ
ドクラッチワイヤー26R上において、受体37Rより
サイドクラッチレバー3R側にストッパー42が固設さ
れている。
【0018】このような構成で手動モードのときには、
オペレーターが運転席11に着座して、サイドクラッチ
レバー3L・3Rを操作して旋回できる。例えば、右方
向へ旋回したい場合には、サイドクラッチレバー3Rを
引っ張って回動し(図4)、緩く旋回するためにサイド
クラッチが切れる程度の回動角α1回動した場合には、
サイドクラッチワイヤー26Rが前方へ引っ張られて、
前記サイドクラッチアーム25Rがクラッチ「切」とな
る角度α3回動されて、右側の車軸46Rの動力の伝達
が絶たれて、車軸46Rが駆動されず右緩旋回ができる
のである。更に引っ張りサイドクラッチレバー3Rを角
度β1回動すると、サイドクラッチアーム25Rはサイ
ドブレーキが作動する角度β3回動されて、、やや急旋
回が可能となる。この時、サイドブレーキに車軸46R
からの負荷でスリップ可能程度にサイドクラッチレバー
3Rを引いてサイドブレーキ弱とすると、サイドクラッ
チレバー3Rを更に回動して角度γ1まで回動すると、
バネ67によって伸びて付勢力が増し、サイドクラッチ
アーム25Rは殆ど回動されないが、サイドブレーキ強
として車軸46Rはロックして完全に回転が停止され、
急旋回が可能となる。なお、ストッパー42は操舵装置
Dに関係なく移動できる。
【0019】次に、自動モードに設定して自動走行した
場合、機体が誘導ケーブル19より設定範囲以上左側に
ズレると、誘導センサー21L・21Rからの検出値を
制御回路Cで演算して、そのズレ量に応じて、右方向へ
旋回させるために駆動モーター31Rを駆動する時間
と、回動量が演算される。そして、この駆動モーター3
1Rが回動されると、駆動アーム33R、連結リンク3
4R、揺動リンク35Rと回動されて、受体37Rが前
方へ移動されて、該受体37Rはストッパー42と当接
してサイドクラッチワイヤー26Rを前方へ引っ張り、
バネ67を介して該サイドクラッチワイヤー26R後端
に枢結したサイドクラッチアーム25Rが回動される。
【0020】具体的には、前記誘導ケーブル19からの
ズレ量が小さい場合には、駆動モーター31Rをクラッ
チ「切」となる第一角度センサー41Rの出力が角度α
2(α1に相当する)位置まで駆動して、サイドクラッ
チアーム25Rもそれに相当する角度α3回動されて、
サイドクラッチが切れて右側の車軸46Rの動力の伝達
が絶たれて、車軸46Rが駆動されず右緩旋回ができ
る。誘導ケーブル19からのズレ量が大きい場合には、
更に駆動モーター31Rを駆動して、サイドブレーキ弱
作動となるように、第一角度センサー41Rの出力が角
度β2となる位置まで回動させ、サイドクラッチワイヤ
ー26Rを前方へ引っ張りサイドブレーキ弱作動とし
て、やや急旋回が可能となる。そして、更にズレるよう
な場合には、駆動モーター31Rを駆動して、角度γ1
に相当する角度γ2まで回動させると、サイドブレーキ
強作動とすることができる。なお、左側への旋回も同様
に行われる。
【0021】上記自動走行の場合はサイドクラッチワイ
ヤー26やバネ67等が経年変化で伸びが生じていない
場合であり、ガタも小さい場合の制御である。ところ
が、使用年数が増加すると、サイドクラッチワイヤー2
6やバネ67等が伸び、ガタも多少は大きくなり、機械
購入時と同様にサイドクラッチワイヤー26を引っ張る
だけでは、十分な性能で旋回できないことがある。つま
り、手動操向の場合ではオペレーターがサイドクラッチ
レバー3L・3Rを回動するので、回動量が足らない場
合には、感覚で更に回動して補正することは容易であ
る。しかし、自動制御である場合には、回動角度を設定
して回動するようにしているので、その角度しか回動せ
ず、回動量が足らない場合が生じて正常な旋回ができな
いことになるのである。
【0022】例えば、図4において、機体がズレて緩旋
回を行うように駆動モーター31Rを駆動して、第一角
度センサー41Rの出力が角度α2となるように回動さ
せても、経年変化等でサイドクラッチワイヤー26Rま
たはバネ67が伸びたことによって、サイドクラッチア
ーム25Rの回動角はα3’(α3>α3’)しか回動
せず、サイドクラッチが切れず直進してしまうのであ
る。そこで、本発明は自動モードのサイドクラッチ
「切」とサイドブレーキの制動開始位置は、サイドクラ
ッチアーム25L・25Rの回動角をそれぞれ第二角度
センサー47L・47Rで検知して、サイドクラッチ
「切」となる角度α3、サイドブレーキ制動開始位置と
なる角度β3に達したかどうかをフィードバックして補
正し、駆動モーター31L・31Rを駆動するようにし
ている。
【0023】従って、緩旋回を行うように制御した時
に、前記サイドクラッチアーム25Rの回動角が第二角
度センサー47Rで検知したときにα3’しか回動して
いない場合には、サイドクラッチアーム25Rの回動角
がα3となるまで駆動モーター31Rを更に駆動するよ
うに制御している。このときの第一角度センサー41R
の出力はα2”となる。急旋回の場合も同様であり、サ
イドクラッチアーム25Rの回動角が第二角度センサー
47Rで検知したときにβ3’までしか回動していない
場合には、制動開始角度となるサイドクラッチアーム2
5Rの回動角がβ3となるように駆動モーター31Rが
駆動されて、このときの第一角度センサー41Rの出力
はβ”となりサイドブレーキ弱となる。そして、サイド
ブレーキ強の作動はサイドクラッチアーム25Rの回動
角がサイドブレーキ弱の回動角と殆ど変わらないので、
サイドブレーキ強を作動させる場合には、第二角度セン
サー47Rの検出値は採用せず、駆動モーター31Rを
駆動して、第一角度センサー41Rで回動角が、前記角
度α2やβ2の補正量に比例してγ2+δとなるように
駆動モーター31Rを駆動して回動させる。
【0024】また、前記制御回路Cは図示しない中央演
算処理装置(CPU)と随時書き込み可能メモリ(RA
M)と読み出し専用メモリ(ROM)やインターフェー
ス等からなり、該制御回路Cには図5に示すように、操
向を行うための誘導センサー21L・21Rや駆動モー
ター31L・31Rや第一角度センサー41L・41
R、前記噴霧装置17の噴霧方向を制御する切換駆動用
モーター27a・28a・29aや、車速センサー50
や、自動・手動モード切換スイッチ51や、エンジンE
の始動・停止装置52、及び、走行パターンや噴霧パタ
ーン等の設定スイッチやその設定値の表示やエンジンの
回転数の表示を行う操作パネル51や、受信機54が接
続され、該受信機54はオペレーターが操作する遠隔操
作機55からの信号を受信して、その指令信号に基づい
て、駆動モーター31L・31Rを作動させて、走行を
開始したり停止したりできるようにしている。
【0025】このようにして、前記自動・手動モード切
換スイッチ51を手動モードに切り換えた場合には、オ
ペレーターが運転席11に座って、操向や噴霧作業の操
作ができる。そして、自動・手動モード切換スイッチ5
1を自動モードに切り換えた場合には、車速センサー5
0によって走行速度を検知しながら、予め設定してメモ
リに記憶させた走行パターンに従って走行速度が変更さ
れ、噴霧パターンに従って切換駆動用モーター27a・
28a・29aを作動させてノズル1の噴霧が選択され
て両側を噴霧したり、片側のみ噴霧したりするように制
御され、異常が生じたときには警報が発せられて表示パ
ネルに表示し、エンジンEを停止させ、噴霧も停止させ
る。そして、走行時には、誘導ケーブル19からの磁界
を誘導センサー21L・21Rが検知して、前述したよ
うに、一定幅内のズレを許容しながら、駆動モーター3
1L・31Rを作動させて誘導ケーブル19に沿って走
行するように制御するのである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏する。即ち、自動制御において、自動
操舵装置によってサイドクラッチワイヤーを引っ張り、
サイドクラッチ・サイドブレーキを作動させるときに、
左右のサイドクラッチアームの回動によるサイドクラッ
チ「切」位置とサイドブレーキの制動開始位置を第二角
度センサーで検知し、サイドブレーキ弱・強作動位置は
第一角度センサーで検知するように構成したので、サイ
ドクラッチワイヤーが伸びてたり、ガタが大きくなった
りしても、回動角度を補正してサイドクラッチ「切」と
サイドブレーキ弱、サイドブレーキ強の作動位置まで確
実にサイドクラッチアームを回動させて作動できるよう
になり、多段階で車軸の回動を制御して、確実にスムー
ズな旋回が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】揺動式噴霧機を搭載した自動走行車両の全体側
面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】操舵装置の平面図である。
【図4】本発明のストローク調整機構を示す図である。
【図5】制御ブロック図である。
【符号の説明】
A クローラー式走行装置 B 運転部 C 制御回路 3L・3R サイドクラッチレバー 10L・10R クローラー 19 誘導ケーブル 21L・21R 誘導センサー 25L・25R サイドクラッチアーム 26L・26R サイドクラッチワイヤー 31L・31R 駆動モーター 33L・33R 駆動アーム 41L・41R 第一角度角度センサー 47L・47R 第二角度角度センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に設けた左右の誘導センサーで誘導
    ケーブルを検知して、該誘導ケーブルに沿うように自動
    操舵装置の作動によって操向されるクローラー式走行車
    両であって、自動操舵装置に設けた左右のアクチュエー
    ターにて駆動される駆動アームと、左右のサイドクラッ
    チ・サイドブレーキをそれぞれ作動させる左右のサイド
    クラッチアームとの間を一対のサイドクラッチワイヤー
    で連結し、前記左右の駆動アームの回動角をそれぞれ左
    右の第一角度センサーで検知し、前記左右のサイドクラ
    ッチアームの回動角をそれぞれ左右の第二角度センサー
    で検知し、サイドクラッチ「切」位置と制動開始位置は
    第二角度センサーで検知し、サイドブレーキの強弱の作
    動位置は第一角度センサーで検知することを特徴とする
    自動走行車両における操舵装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1309292C (zh) * 2003-05-20 2007-04-11 井关农机株式会社 乘坐型插秧机

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