JPH09209314A - 防音板 - Google Patents
防音板Info
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- JPH09209314A JPH09209314A JP8016649A JP1664996A JPH09209314A JP H09209314 A JPH09209314 A JP H09209314A JP 8016649 A JP8016649 A JP 8016649A JP 1664996 A JP1664996 A JP 1664996A JP H09209314 A JPH09209314 A JP H09209314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- soundproof
- photocatalyst particles
- thin film
- resin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外観上の美観や透明性を阻害することなく、
防汚性、環境大気中の汚染物質除去性能に優れた防音板
を提供する。 【解決手段】 ポリメチルメタクリレート系樹脂または
ポリカーボネート系樹脂等の基材樹脂板表面に酸化チタ
ン等の光触媒粒子の薄膜または光触媒粒子を含有する薄
膜を形成することによって、外観上の美観や透明性を阻
害することなく、防汚性、環境大気中の汚染物質除去性
能に優れた防音板が得られる。
防汚性、環境大気中の汚染物質除去性能に優れた防音板
を提供する。 【解決手段】 ポリメチルメタクリレート系樹脂または
ポリカーボネート系樹脂等の基材樹脂板表面に酸化チタ
ン等の光触媒粒子の薄膜または光触媒粒子を含有する薄
膜を形成することによって、外観上の美観や透明性を阻
害することなく、防汚性、環境大気中の汚染物質除去性
能に優れた防音板が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防汚性能や環境大気
中の汚染物質除去性能を有する防音板に関する。
中の汚染物質除去性能を有する防音板に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路、一般道路周辺や鉄道周辺に設
置される防音板には、従来、金属製防音壁や樹脂製の透
明防音板などが用いられてきた。これらの防音板は、そ
の設置場所が通常、屋外であることから、大気中に浮遊
する塵、埃、粉じんや自動車から排出される排気ガスや
タール状物等により防音板表面が汚れ、特に透明防音板
の場合にはこの汚れにより透明性が阻害され本来の特徴
である景観や日照に対して悪影響を及ぼすという問題が
ある。
置される防音板には、従来、金属製防音壁や樹脂製の透
明防音板などが用いられてきた。これらの防音板は、そ
の設置場所が通常、屋外であることから、大気中に浮遊
する塵、埃、粉じんや自動車から排出される排気ガスや
タール状物等により防音板表面が汚れ、特に透明防音板
の場合にはこの汚れにより透明性が阻害され本来の特徴
である景観や日照に対して悪影響を及ぼすという問題が
ある。
【0003】これらの汚れに対して、例えば、特開平5
−100684号公報には、基板となるポリカーボネー
ト樹脂板にフッ化ビニリデンを主成分とする層とアクリ
ル樹脂を主成分とする層から成るフィルムを、フッ化ビ
ニリデンを主成分とする層が表層となるようにラミネー
トして耐汚染性を改良した防音壁が提案されている。
−100684号公報には、基板となるポリカーボネー
ト樹脂板にフッ化ビニリデンを主成分とする層とアクリ
ル樹脂を主成分とする層から成るフィルムを、フッ化ビ
ニリデンを主成分とする層が表層となるようにラミネー
トして耐汚染性を改良した防音壁が提案されている。
【0004】また一方では、特に高速道路などの道路周
辺では、主として自動車から排出される窒素酸化物など
により現状でも環境基準を超える汚染物質濃度が観測さ
れており、これらの軽減に対して発生源対策とは別に発
生した汚染物質除去の観点からの対策が求められてい
る。これに対しては、例えば特開平6−315614号
公報には、大気中の汚染物質を除去するために、光触媒
粉末と合成樹脂を用いてシート状またはパネル状に成形
したものまたは光触媒粉末を接着剤を介してシート材ま
たはパネル材表面に付着させたものが提案されている。
辺では、主として自動車から排出される窒素酸化物など
により現状でも環境基準を超える汚染物質濃度が観測さ
れており、これらの軽減に対して発生源対策とは別に発
生した汚染物質除去の観点からの対策が求められてい
る。これに対しては、例えば特開平6−315614号
公報には、大気中の汚染物質を除去するために、光触媒
粉末と合成樹脂を用いてシート状またはパネル状に成形
したものまたは光触媒粉末を接着剤を介してシート材ま
たはパネル材表面に付着させたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−1
00684号公報に提案の防音壁では、実際の複雑な汚
れ成分に対する汚れ防止効果は十分とは言いがたい。ま
た、汚染物質除去に関する特開平6−315614号公
報に記載のものを防音板に用いた場合には、本来の特性
である外観上の美観を損なったり透明性を阻害する等の
問題がある。
00684号公報に提案の防音壁では、実際の複雑な汚
れ成分に対する汚れ防止効果は十分とは言いがたい。ま
た、汚染物質除去に関する特開平6−315614号公
報に記載のものを防音板に用いた場合には、本来の特性
である外観上の美観を損なったり透明性を阻害する等の
問題がある。
【0006】そこで本発明者は、防汚性、環境大気中の
汚染物質除去性能に優れた透明性の防音板について鋭意
検討した結果、基材樹脂板表面に光触媒粒子の薄膜を形
成することによって、本来の特性である外観上の美観や
透明性を阻害することなく、防汚性、環境大気中の汚染
物質除去性能に優れた防音板が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
汚染物質除去性能に優れた透明性の防音板について鋭意
検討した結果、基材樹脂板表面に光触媒粒子の薄膜を形
成することによって、本来の特性である外観上の美観や
透明性を阻害することなく、防汚性、環境大気中の汚染
物質除去性能に優れた防音板が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、基材
樹脂板表面に光触媒粒子の薄膜または光触媒粒子を含有
する薄膜を形成してなる防音板である。
樹脂板表面に光触媒粒子の薄膜または光触媒粒子を含有
する薄膜を形成してなる防音板である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における基材樹脂として
は、シート状でかつ所定の遮音性能を有する樹脂板であ
れば用いることができるが、通常、ポリメチルメタクリ
レート系樹脂板やポリカーボネート系樹脂板が用いられ
る。これらは、耐候性が良好であるとともに透明性に優
れることから、特に屋外でかつ景観や日照を配慮した場
所での防音板として好適に用いられる。
は、シート状でかつ所定の遮音性能を有する樹脂板であ
れば用いることができるが、通常、ポリメチルメタクリ
レート系樹脂板やポリカーボネート系樹脂板が用いられ
る。これらは、耐候性が良好であるとともに透明性に優
れることから、特に屋外でかつ景観や日照を配慮した場
所での防音板として好適に用いられる。
【0009】ポリメチルメタクリレート系樹脂板とは、
メチルメタクリレート単独あるいはメチルメタクリレー
ト50wt%以上と他の共重合可能なエチレン性不飽和
単量体との共重合体からなる樹脂板が挙げられる。メチ
ルメタクリレートと共重合可能なエチレン性不飽和単量
体としては、例えば、エチルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、フェニ
ルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレートなどのメタクリル酸エステル類、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、フェニルアクリレート、
ベンジルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレートなどのアクリル
酸エステル類、メタクリル酸、アクリル酸などの不飽和
酸類、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、無水マレイン酸、フェニルマ
レイミド、シクロヘキシルマレイミドなどが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
メチルメタクリレート単独あるいはメチルメタクリレー
ト50wt%以上と他の共重合可能なエチレン性不飽和
単量体との共重合体からなる樹脂板が挙げられる。メチ
ルメタクリレートと共重合可能なエチレン性不飽和単量
体としては、例えば、エチルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、フェニ
ルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレートなどのメタクリル酸エステル類、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、フェニルアクリレート、
ベンジルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレートなどのアクリル
酸エステル類、メタクリル酸、アクリル酸などの不飽和
酸類、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、無水マレイン酸、フェニルマ
レイミド、シクロヘキシルマレイミドなどが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0010】また、上記メタクリレート系樹脂板は、無
水グルタン酸単位、グルタルイミド単位を含んでいても
良い。耐衝撃性の向上を目的として、メタクリレート系
樹脂板中に、メタクリル系単量体、または部分重合体に
対して、0.1〜30重量%程度のポリブタジエン、ア
クリル酸エステル系重合体、ブタジエン/アクリル酸エ
ステル共重合体などのゴム状弾性体を添加することがで
きる。この含有量があまり多いと耐衝撃性には優れるも
のの、耐候性、耐擦傷性に乏しいものとなる。
水グルタン酸単位、グルタルイミド単位を含んでいても
良い。耐衝撃性の向上を目的として、メタクリレート系
樹脂板中に、メタクリル系単量体、または部分重合体に
対して、0.1〜30重量%程度のポリブタジエン、ア
クリル酸エステル系重合体、ブタジエン/アクリル酸エ
ステル共重合体などのゴム状弾性体を添加することがで
きる。この含有量があまり多いと耐衝撃性には優れるも
のの、耐候性、耐擦傷性に乏しいものとなる。
【0011】ポリメチルメタクリレート系樹脂板は公知
の乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法等の方法により
製造した重合体を、公知の押出成形、射出成形などによ
り板状にするか、または公知の鋳込み重合法により板状
にするなどの方法により製造される。
の乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法等の方法により
製造した重合体を、公知の押出成形、射出成形などによ
り板状にするか、または公知の鋳込み重合法により板状
にするなどの方法により製造される。
【0012】ポリカーボネート系樹脂板としては、ビス
フェノールAに代表される二価のフェノール系化合物か
ら誘導される重合体が用いられる。ポリカーボネート系
樹脂板の製造方法については特に限定されず、ホスゲン
法、エステル交換法、固相重合法で製造されたいずれの
ものも使用できる。分子量についても特に限定はない
が、押出成形により所望の厚みのシートを作る観点から
重量平均分子量が2〜7万程度のものが好ましい。
フェノールAに代表される二価のフェノール系化合物か
ら誘導される重合体が用いられる。ポリカーボネート系
樹脂板の製造方法については特に限定されず、ホスゲン
法、エステル交換法、固相重合法で製造されたいずれの
ものも使用できる。分子量についても特に限定はない
が、押出成形により所望の厚みのシートを作る観点から
重量平均分子量が2〜7万程度のものが好ましい。
【0013】ポリメチルメタクリレート系樹脂板および
ポリカーボネート系樹脂板とも、該樹脂に一般に用いら
れる各種の添加剤を含有させても良い。添加剤としては
紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、着色剤、難燃剤、
連鎖移動剤等が挙げられる。
ポリカーボネート系樹脂板とも、該樹脂に一般に用いら
れる各種の添加剤を含有させても良い。添加剤としては
紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、着色剤、難燃剤、
連鎖移動剤等が挙げられる。
【0014】なお、本発明の基材樹脂板は、積層板であ
っても良く、また表面にフィルムを貼合させたものでも
かまわない。
っても良く、また表面にフィルムを貼合させたものでも
かまわない。
【0015】本発明の基材樹脂板の厚さは、1〜30m
mが好ましく、遮音性能、耐風圧性能等を考慮した場合
には5〜30mmが好ましく、さらには8〜30mmが
好ましい。
mが好ましく、遮音性能、耐風圧性能等を考慮した場合
には5〜30mmが好ましく、さらには8〜30mmが
好ましい。
【0016】また、本発明の防音板の全光線透過率は8
0%以上であることが好ましい。防音板としての使用を
考えた場合、通常樹脂製の防音板は、景観や日照を考慮
した透明な樹脂板が用いられる。したがって、これらの
観点から、本発明の防音板は透明性が高い方が好まし
い。
0%以上であることが好ましい。防音板としての使用を
考えた場合、通常樹脂製の防音板は、景観や日照を考慮
した透明な樹脂板が用いられる。したがって、これらの
観点から、本発明の防音板は透明性が高い方が好まし
い。
【0017】本発明における光触媒粒子とは、そのバン
ドギャップ以上のエネルギーを持つ波長の光を照射する
と光触媒機能を発現する粒子のことであり、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化鉄、チタン酸ス
トロンチウムなどの公知の金属化合物半導体を1種また
は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの
光触媒粒子のうち、耐久性に優れ、触媒活性が高く、無
害である酸化チタンの使用が好ましい。
ドギャップ以上のエネルギーを持つ波長の光を照射する
と光触媒機能を発現する粒子のことであり、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化鉄、チタン酸ス
トロンチウムなどの公知の金属化合物半導体を1種また
は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの
光触媒粒子のうち、耐久性に優れ、触媒活性が高く、無
害である酸化チタンの使用が好ましい。
【0018】また、光触媒粒子の内部やその表面に、光
触媒機能を増す目的で、バナジウム、銅、パラジウム、
銀、白金、金などの金属や金属化合物を含有させても良
い。
触媒機能を増す目的で、バナジウム、銅、パラジウム、
銀、白金、金などの金属や金属化合物を含有させても良
い。
【0019】また、光触媒粒子とともに吸着剤を用いて
も良く、本発明における大気中の窒素酸化物等の汚染物
質除去効率を上げるためには、光触媒粒子と吸着剤を併
用することが好ましい。吸着剤としては、活性炭などの
炭素系吸着剤、ゼオライト系吸着剤、モレキュラーシー
ブ、金属酸化物系吸着剤、キレート樹脂等が好適であ
る。
も良く、本発明における大気中の窒素酸化物等の汚染物
質除去効率を上げるためには、光触媒粒子と吸着剤を併
用することが好ましい。吸着剤としては、活性炭などの
炭素系吸着剤、ゼオライト系吸着剤、モレキュラーシー
ブ、金属酸化物系吸着剤、キレート樹脂等が好適であ
る。
【0020】基材樹脂板上に光触媒粒子の薄膜または光
触媒粒子を含有する薄膜を形成させる方法としては、光
触媒粒子とバインダーと溶媒とからなる塗料組成物を基
材樹脂板にコーティングする方法、転写による方法、反
応性スパッタリングによる方法、蒸着による方法、粉体
塗装による方法などが挙げられる。
触媒粒子を含有する薄膜を形成させる方法としては、光
触媒粒子とバインダーと溶媒とからなる塗料組成物を基
材樹脂板にコーティングする方法、転写による方法、反
応性スパッタリングによる方法、蒸着による方法、粉体
塗装による方法などが挙げられる。
【0021】塗料組成物に用いるバインダーとしては、
水ガラス、コロイダルシリカ、ポリオルガノシロキサ
ン、リン酸アルミニウムなどの無機バインダーや、フッ
素系ポリマー、シリコン系ポリマー、アクリル系ポリマ
ーなどの有機バインダーが挙げられる。コーティング法
としては、通常用いられるディッピングコーティング
法、フローコーティング法、スピンコーティング法など
が用いられ、熱硬化やUV硬化により基材樹脂上に固定
される。
水ガラス、コロイダルシリカ、ポリオルガノシロキサ
ン、リン酸アルミニウムなどの無機バインダーや、フッ
素系ポリマー、シリコン系ポリマー、アクリル系ポリマ
ーなどの有機バインダーが挙げられる。コーティング法
としては、通常用いられるディッピングコーティング
法、フローコーティング法、スピンコーティング法など
が用いられ、熱硬化やUV硬化により基材樹脂上に固定
される。
【0022】塗料組成物中の光触媒粒子量は任意である
が光触媒機能を考慮すると固形分の50wt%以上であ
ることが好ましい。また、転写による方法では、コーテ
ィング液や光触媒粒子をあらかじめガラス板上などに固
定化させておき、該ガラス板を用いた塊状重合等で樹脂
表面に転写させる方法などがある。
が光触媒機能を考慮すると固形分の50wt%以上であ
ることが好ましい。また、転写による方法では、コーテ
ィング液や光触媒粒子をあらかじめガラス板上などに固
定化させておき、該ガラス板を用いた塊状重合等で樹脂
表面に転写させる方法などがある。
【0023】光触媒粒子の薄膜または光触媒粒子を含有
する薄膜の厚みは、防音板の全光線透過率が40%以上
であれば、特に制限されるものではなく、光触媒粒子の
種類、バインダーや吸着剤などの種類や量によっても変
わるが、通常、約0.1〜10μmである。薄過ぎると
光触媒粒子の量が少なくなり、防汚・汚染物質除去効率
が低下し、厚過ぎると透明性が低下して好ましくない。
する薄膜の厚みは、防音板の全光線透過率が40%以上
であれば、特に制限されるものではなく、光触媒粒子の
種類、バインダーや吸着剤などの種類や量によっても変
わるが、通常、約0.1〜10μmである。薄過ぎると
光触媒粒子の量が少なくなり、防汚・汚染物質除去効率
が低下し、厚過ぎると透明性が低下して好ましくない。
【0024】本発明の防音板は、光触媒粒子のバンドギ
ャップ以上のエネルギーを有する波長の光が照射される
ことにより、防音板表面に付着した汚れ物質を分解した
り、防音板近くに存在する窒素酸化物等の汚染物質等を
酸化や分解により除去したりすることが可能となる。光
源としては、例えば、太陽光や蛍光灯、ブラックライ
ト、水銀灯などを用いることができる。
ャップ以上のエネルギーを有する波長の光が照射される
ことにより、防音板表面に付着した汚れ物質を分解した
り、防音板近くに存在する窒素酸化物等の汚染物質等を
酸化や分解により除去したりすることが可能となる。光
源としては、例えば、太陽光や蛍光灯、ブラックライ
ト、水銀灯などを用いることができる。
【0025】本発明の樹脂板の設置は、通常の防音壁と
同様に所定の間隔をおいて設置されたH型支柱間にはめ
こんだ形やH型支柱に直接ボルト止め等により取り付け
た形などにより固定される。
同様に所定の間隔をおいて設置されたH型支柱間にはめ
こんだ形やH型支柱に直接ボルト止め等により取り付け
た形などにより固定される。
【0026】本発明の防音板は、夜間は蛍光灯等の光源
を用いてライトアップされていることが好ましい。すな
わち、昼間は太陽光によってまた夜間は蛍光灯等の光源
から供給される光によって防音板表面に存在する光触媒
粒子の光触媒機能を発現させることが可能となり、防汚
・汚染物質除去効率が向上する。ライトアップの方法に
ついては、防音板の辺部から光を導入させるエッジライ
ト式や防音壁近辺に設けた光源を用いて防音壁を照らす
方法やあらかじめ防音板内部に光源を埋め込んでおく方
法などが挙げられる。
を用いてライトアップされていることが好ましい。すな
わち、昼間は太陽光によってまた夜間は蛍光灯等の光源
から供給される光によって防音板表面に存在する光触媒
粒子の光触媒機能を発現させることが可能となり、防汚
・汚染物質除去効率が向上する。ライトアップの方法に
ついては、防音板の辺部から光を導入させるエッジライ
ト式や防音壁近辺に設けた光源を用いて防音壁を照らす
方法やあらかじめ防音板内部に光源を埋め込んでおく方
法などが挙げられる。
【0027】
【発明の効果】本発明の防音板は、樹脂板表面に光触媒
粒子を存在させることで、太陽光などが照射されること
により、樹脂板表面に付着した汚れ物質を分解したり、
樹脂板近くに存在する窒素酸化物等の汚染物質等を酸化
や分解により除去することが可能である。
粒子を存在させることで、太陽光などが照射されること
により、樹脂板表面に付着した汚れ物質を分解したり、
樹脂板近くに存在する窒素酸化物等の汚染物質等を酸化
や分解により除去することが可能である。
【0028】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例によってなんら制限さ
れるものではない。 実施例1 ポリメチルメタクリーレート系樹脂板として、全光線透
過率が93%であるスミペックスE000(住友化学工
業(株)製)を用い、この3mm厚の樹脂板表面(面積
50cm2 )に、光触媒酸化チタンコーティング剤ST
−K01(石原産業(株)製)を塗布し、塗布後110
℃で30分乾燥し、光触媒粒子である酸化チタンを含有
する薄膜を形成した防音板を得た。得られた防音板の全
光線透過率は85%であった。なお、ST−K01は光
触媒酸化チタン/バインダー比が重量比で80/20で
あり固形分濃度が10%の水・アルコール溶媒系のコー
ティング液であり、コーティングはディッピング法によ
り引き上げ速度100mm/minで3回実施した。薄
膜の厚みは約1μmである。
明するが、本発明はこれら実施例によってなんら制限さ
れるものではない。 実施例1 ポリメチルメタクリーレート系樹脂板として、全光線透
過率が93%であるスミペックスE000(住友化学工
業(株)製)を用い、この3mm厚の樹脂板表面(面積
50cm2 )に、光触媒酸化チタンコーティング剤ST
−K01(石原産業(株)製)を塗布し、塗布後110
℃で30分乾燥し、光触媒粒子である酸化チタンを含有
する薄膜を形成した防音板を得た。得られた防音板の全
光線透過率は85%であった。なお、ST−K01は光
触媒酸化チタン/バインダー比が重量比で80/20で
あり固形分濃度が10%の水・アルコール溶媒系のコー
ティング液であり、コーティングはディッピング法によ
り引き上げ速度100mm/minで3回実施した。薄
膜の厚みは約1μmである。
【0029】得られた防音板を3リットルのガラス容器
に入れ、次いで一酸化窒素標準ガスを注入し密閉した。
次に試料の表面で紫外線強度が2mW/cm2 となるよ
うにブラックライトの光を照射し、容器のNOxガス濃
度をNOx検知管(ガステック社製11L)で経時的に
測定した。結果を表1に示す。
に入れ、次いで一酸化窒素標準ガスを注入し密閉した。
次に試料の表面で紫外線強度が2mW/cm2 となるよ
うにブラックライトの光を照射し、容器のNOxガス濃
度をNOx検知管(ガステック社製11L)で経時的に
測定した。結果を表1に示す。
【0030】比較例1 ポリメチルメタクリレート系樹脂板として、全光線透過
率が93%であるスミペックスE000の3mm厚の板
(板表面50cm2 )をそのまま3リットルのガラス容
器に入れ、実施例1と同様にNOxガス濃度を経時的に
測定した。結果を表1に示す。
率が93%であるスミペックスE000の3mm厚の板
(板表面50cm2 )をそのまま3リットルのガラス容
器に入れ、実施例1と同様にNOxガス濃度を経時的に
測定した。結果を表1に示す。
【0031】実施例2 実施例1と同様にして作製した防音板を、ディーゼルエ
ンジンの排気口に設置した容器内に設置した。容器内は
ガスの滞留を防止するため循環させ、また容器から外部
への排気も一定割合とした。ディーゼルエンジンの始動
・停止を30サイクル繰り返した時のサンプルには黒色
の汚れ物質が付着し、全光線透過率は67.1%であっ
た。この防音板を屋外に設置し、汚れの変化を測定し
た。結果を表2に示す。
ンジンの排気口に設置した容器内に設置した。容器内は
ガスの滞留を防止するため循環させ、また容器から外部
への排気も一定割合とした。ディーゼルエンジンの始動
・停止を30サイクル繰り返した時のサンプルには黒色
の汚れ物質が付着し、全光線透過率は67.1%であっ
た。この防音板を屋外に設置し、汚れの変化を測定し
た。結果を表2に示す。
【0032】比較例2 比較例1で用いた防音板を実施例2と同等の方法で処理
したところ、全光線透過率は69.0%であった。この
サンプルを屋外に設置し実施例2と同等に評価した。結
果を表2に示す。
したところ、全光線透過率は69.0%であった。この
サンプルを屋外に設置し実施例2と同等に評価した。結
果を表2に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/54
Claims (6)
- 【請求項1】 基材樹脂板表面に光触媒粒子の薄膜また
は光触媒粒子を含有する薄膜を形成してなる防音板。 - 【請求項2】 基材樹脂板がポリメチルメタクリレート
系樹脂またはポリカーボネート系樹脂である請求項1記
載の防音板。 - 【請求項3】 全光線透過率が40%以上である請求項
1記載の防音板。 - 【請求項4】 光触媒粒子が酸化チタンである請求項1
記載の防音板。 - 【請求項5】 薄膜厚みが0.1〜10μmである請求
項1記載の防音板。 - 【請求項6】 夜間はライトアップされている請求項1
記載の防音板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016649A JPH09209314A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 防音板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016649A JPH09209314A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 防音板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09209314A true JPH09209314A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11922206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8016649A Pending JPH09209314A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 防音板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09209314A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11181969A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐汚染性に優れた高反射性表面処理板 |
| KR20200083093A (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-08 | 주식회사 아이델 | 조류충돌 방지 기능을 갖는 방음패널 |
-
1996
- 1996-02-01 JP JP8016649A patent/JPH09209314A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11181969A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐汚染性に優れた高反射性表面処理板 |
| KR20200083093A (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-08 | 주식회사 아이델 | 조류충돌 방지 기능을 갖는 방음패널 |
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