JPH09209957A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
密閉型圧縮機Info
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- JPH09209957A JPH09209957A JP2131196A JP2131196A JPH09209957A JP H09209957 A JPH09209957 A JP H09209957A JP 2131196 A JP2131196 A JP 2131196A JP 2131196 A JP2131196 A JP 2131196A JP H09209957 A JPH09209957 A JP H09209957A
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- JP
- Japan
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- oil
- housing
- lubricating oil
- passage
- compression mechanism
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、モータ効率を低下させることなく、
潤滑油を円滑にハウジングの底部に戻すことができ、ハ
ウジング外部への潤滑油の流出を防止できる密閉型圧縮
機の提供を目的とする。 【解決手段】密閉型圧縮機1 は、密閉ハウジング2 の上
部にフレーム6 を介して支持された圧縮機構11と;この
圧縮機構を駆動する回転軸41を有するモータ38と;回転
軸によって駆動され、潤滑油を圧縮機構に供給する油ポ
ンプ49と;を備えている。モータのステータ39とハウジ
ングの周壁3aとの間には、フレームの排油孔36から排出
される潤滑油が導かれる油通路61が形成されている。油
通路は、ハウジングの周壁をステータから遠ざかる方向
に変形させることで構成し、この油通路は、排油孔の面
積と対比して同等以上の面積を有している。
潤滑油を円滑にハウジングの底部に戻すことができ、ハ
ウジング外部への潤滑油の流出を防止できる密閉型圧縮
機の提供を目的とする。 【解決手段】密閉型圧縮機1 は、密閉ハウジング2 の上
部にフレーム6 を介して支持された圧縮機構11と;この
圧縮機構を駆動する回転軸41を有するモータ38と;回転
軸によって駆動され、潤滑油を圧縮機構に供給する油ポ
ンプ49と;を備えている。モータのステータ39とハウジ
ングの周壁3aとの間には、フレームの排油孔36から排出
される潤滑油が導かれる油通路61が形成されている。油
通路は、ハウジングの周壁をステータから遠ざかる方向
に変形させることで構成し、この油通路は、排油孔の面
積と対比して同等以上の面積を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒ガスのような
気体を圧縮する際に用いる密閉型圧縮機に係り、特にそ
の潤滑油の戻し経路の構造に関する。
気体を圧縮する際に用いる密閉型圧縮機に係り、特にそ
の潤滑油の戻し経路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置は、蒸発器で気化した冷媒
ガスを再び液化し易い状態に圧縮するための密閉型圧縮
機を備えている。この密閉型圧縮機として、互いに噛み
合う旋回スクロールと固定スクロールとを有するスクロ
ール型の圧縮機が知られている。
ガスを再び液化し易い状態に圧縮するための密閉型圧縮
機を備えている。この密閉型圧縮機として、互いに噛み
合う旋回スクロールと固定スクロールとを有するスクロ
ール型の圧縮機が知られている。
【0003】図7は、従来のスクロール型の圧縮機1の
一例を開示している。この圧縮機1は、密閉されたハウ
ジング2を有している。このハウジング2は、中空筒状
のハウジング本体3と、このハウジング本体3の上端を
閉塞するトップカバー4と、上記ハウジング本体3の下
端を閉塞するボトムカバー5とで構成されている。
一例を開示している。この圧縮機1は、密閉されたハウ
ジング2を有している。このハウジング2は、中空筒状
のハウジング本体3と、このハウジング本体3の上端を
閉塞するトップカバー4と、上記ハウジング本体3の下
端を閉塞するボトムカバー5とで構成されている。
【0004】このハウジング2の内部には、上部フレー
ム6と下部フレーム7とが収容されている。上部フレー
ム6は、ハウジング本体3の上部に支持されており、下
部フレーム7は、ハウジング本体3の下部に支持されて
いる。
ム6と下部フレーム7とが収容されている。上部フレー
ム6は、ハウジング本体3の上部に支持されており、下
部フレーム7は、ハウジング本体3の下部に支持されて
いる。
【0005】上部フレーム6は、ハウジング本体3およ
びトップカバー4と協同してスクロール収容室8を構成
している。このスクロール収容室8は、ハウジング2の
上部に位置されている。また、ハウジング本体3、上部
フレーム6および下部フレーム7とで囲まれる空間部分
は、モータ収容室9をなしている。モータ収容室9は、
上記スクロール収容室8の下方に位置されており、この
モータ収容室9の上部には、吸入管10が接続されてい
る。吸入管10は、図示しない蒸発器に接続されてお
り、この吸入管10を通じて蒸発器からの冷媒ガスがモ
ータ収容室9に導入されるようになっている。そして、
このモータ収容室9は、上部フレーム6に形成したガス
通路9aを介してスクロール収容室8に連通されてい
る。
びトップカバー4と協同してスクロール収容室8を構成
している。このスクロール収容室8は、ハウジング2の
上部に位置されている。また、ハウジング本体3、上部
フレーム6および下部フレーム7とで囲まれる空間部分
は、モータ収容室9をなしている。モータ収容室9は、
上記スクロール収容室8の下方に位置されており、この
モータ収容室9の上部には、吸入管10が接続されてい
る。吸入管10は、図示しない蒸発器に接続されてお
り、この吸入管10を通じて蒸発器からの冷媒ガスがモ
ータ収容室9に導入されるようになっている。そして、
このモータ収容室9は、上部フレーム6に形成したガス
通路9aを介してスクロール収容室8に連通されてい
る。
【0006】スクロール収容室8には、スクロール型の
圧縮機構11が配置されている。この圧縮機構11は、
固定スクロール12と旋回スクロール13とを備えてい
る。固定スクロール12は、上部フレーム6の上面外周
部に固定された端板14と、この端板14の下面に形成
された渦巻き状のラップ15とを有している。旋回スク
ロール13は、上部フレーム6の上面に回転自在に支持
された端板16と、この端板16の上面に形成された渦
巻き状のラップ17とを有している。これら固定スクロ
ール12と旋回スクロール13とは、互いに所定距離だ
け偏心させるとともに、周方向に180度角度をずらせ
た状態で重ね合わされている。そのため、ラップ15,
17は、互いに噛み合っており、これらラップ15,1
7の間には、複数の密閉された空間18が形成されてい
る。そして、固定スクロール12の側面には、最も外周
側の空間18とスクロール収容室8とを連通させる吸入
口19が形成されている。
圧縮機構11が配置されている。この圧縮機構11は、
固定スクロール12と旋回スクロール13とを備えてい
る。固定スクロール12は、上部フレーム6の上面外周
部に固定された端板14と、この端板14の下面に形成
された渦巻き状のラップ15とを有している。旋回スク
ロール13は、上部フレーム6の上面に回転自在に支持
された端板16と、この端板16の上面に形成された渦
巻き状のラップ17とを有している。これら固定スクロ
ール12と旋回スクロール13とは、互いに所定距離だ
け偏心させるとともに、周方向に180度角度をずらせ
た状態で重ね合わされている。そのため、ラップ15,
17は、互いに噛み合っており、これらラップ15,1
7の間には、複数の密閉された空間18が形成されてい
る。そして、固定スクロール12の側面には、最も外周
側の空間18とスクロール収容室8とを連通させる吸入
口19が形成されている。
【0007】固定スクロール12の端板14は、そのラ
ップ15とは反対側の上面に、上向きに開放された凹部
14aを有している。凹部14aの開放端は、蓋板20
によって閉じられており、この蓋板20と凹部14aと
の間には、吐出室21が形成されている。端板14の中
央部には、上記空間18と上記吐出室21とを連通させ
る吐出ポート22が開口されている。また、端板14に
は、吐出ポート22を開閉する吐出弁23が支持されて
おり、この吐出弁23は、上記空間18から吐出室21
に向かう流れのみを許容する逆止弁となっている。蓋板
20には、吐出室21に連なる吐出管24が接続されて
いる。吐出管24は、スクロール収容室8を貫通してハ
ウジング2の外方に導出され、凝縮器(図示せず)に接
続されている。
ップ15とは反対側の上面に、上向きに開放された凹部
14aを有している。凹部14aの開放端は、蓋板20
によって閉じられており、この蓋板20と凹部14aと
の間には、吐出室21が形成されている。端板14の中
央部には、上記空間18と上記吐出室21とを連通させ
る吐出ポート22が開口されている。また、端板14に
は、吐出ポート22を開閉する吐出弁23が支持されて
おり、この吐出弁23は、上記空間18から吐出室21
に向かう流れのみを許容する逆止弁となっている。蓋板
20には、吐出室21に連なる吐出管24が接続されて
いる。吐出管24は、スクロール収容室8を貫通してハ
ウジング2の外方に導出され、凝縮器(図示せず)に接
続されている。
【0008】旋回スクロール13を支持する上部フレー
ム6の上面は、平坦な支持面6aをなしている。この支
持面6aは、旋回スクロール13の端板16に摺動可能
に接しており、この支持面6aには、油溝26が形成さ
れている。また、支持面6aの中央部には、嵌合凹部2
7が形成されている。嵌合凹部27の開口端は、端板1
6によって閉塞されており、この嵌合凹部27の内部
は、油溜め室28となっている。
ム6の上面は、平坦な支持面6aをなしている。この支
持面6aは、旋回スクロール13の端板16に摺動可能
に接しており、この支持面6aには、油溝26が形成さ
れている。また、支持面6aの中央部には、嵌合凹部2
7が形成されている。嵌合凹部27の開口端は、端板1
6によって閉塞されており、この嵌合凹部27の内部
は、油溜め室28となっている。
【0009】端板16の下面には、嵌合凹部27に入り
込むボス部30が突設されている。ボス部30は、嵌合
凹部27に対し偏心して位置されており、このボス部3
0の周面の一部が嵌合凹部27の内面に摺動可能に接し
ている。また、ボス部30の下面には、嵌合穴31が同
軸状に形成されている。嵌合穴31は、嵌合凹部27の
底面と向かい合っており、この嵌合穴31の内側には、
旋回軸受32を介して円筒状のブシュ33が回転自在に
装着されている。
込むボス部30が突設されている。ボス部30は、嵌合
凹部27に対し偏心して位置されており、このボス部3
0の周面の一部が嵌合凹部27の内面に摺動可能に接し
ている。また、ボス部30の下面には、嵌合穴31が同
軸状に形成されている。嵌合穴31は、嵌合凹部27の
底面と向かい合っており、この嵌合穴31の内側には、
旋回軸受32を介して円筒状のブシュ33が回転自在に
装着されている。
【0010】なお、上記旋回スクロール13は、その公
転旋回運動は許容するが、自転を阻止するオルダムリン
グのような自転阻止機構34を介して上部フレーム6に
支持されている。
転旋回運動は許容するが、自転を阻止するオルダムリン
グのような自転阻止機構34を介して上部フレーム6に
支持されている。
【0011】上部フレーム6には、排油孔36が形成さ
れている。排油孔36は、油溜め室28の底部に開口す
る第1の開口端36aと、上部フレーム6の周面に開口
する第2の開口端36bとを有している。この第2の開
口端36bは、上記モータ収容室9に連なっている。そ
して、この排油孔36は、第1の開口端36aから第2
の開口端36bに進むに従い下向きに傾斜されている。
れている。排油孔36は、油溜め室28の底部に開口す
る第1の開口端36aと、上部フレーム6の周面に開口
する第2の開口端36bとを有している。この第2の開
口端36bは、上記モータ収容室9に連なっている。そ
して、この排油孔36は、第1の開口端36aから第2
の開口端36bに進むに従い下向きに傾斜されている。
【0012】モータ収容室9には、モータ38が収容さ
れている。モータ38は、筒状のステータ39と、この
ステータ39の内側に配置されたロータ40とを備えて
いる。ステータ39は、ハウジング本体3の周壁3aに
固定されており、このステータ39の上端部付近に上記
吸入管10が位置されている。
れている。モータ38は、筒状のステータ39と、この
ステータ39の内側に配置されたロータ40とを備えて
いる。ステータ39は、ハウジング本体3の周壁3aに
固定されており、このステータ39の上端部付近に上記
吸入管10が位置されている。
【0013】ロータ40は、その回転中心部に回転軸4
1を有している。回転軸41は、ハウジング2の中心軸
線に沿って配置されている。この回転軸41の上端部
は、軸受42を介して上部フレーム6に回転自在に支持
されているとともに、下端部は他の軸受43を介して下
部フレーム7に回転自在に支持されている。
1を有している。回転軸41は、ハウジング2の中心軸
線に沿って配置されている。この回転軸41の上端部
は、軸受42を介して上部フレーム6に回転自在に支持
されているとともに、下端部は他の軸受43を介して下
部フレーム7に回転自在に支持されている。
【0014】回転軸41は、上端に偏心ピン45を備え
ている。偏心ピン45は、回転軸41の回転中心から偏
心して位置されており、この偏心ピン45は、上部フレ
ーム6を貫通して上記ボス部30のブッシュ33に回転
自在に嵌合されている。
ている。偏心ピン45は、回転軸41の回転中心から偏
心して位置されており、この偏心ピン45は、上部フレ
ーム6を貫通して上記ボス部30のブッシュ33に回転
自在に嵌合されている。
【0015】上記ボトムカバー5と下部フレーム7との
間には、潤滑油を蓄える貯留室48が形成されている。
貯留室48は、ハウジング2の底部に位置し、この貯留
室48に臨む下部フレーム7の下面には、容積型の油ポ
ンプ49が設置されている。油ポンプ49は、回転軸4
1の下端部に連結されて、この回転軸41によって駆動
されるようになっており、この油ポンプ41の吸入口
(図示せず)には、潤滑油を吸い上げる吸入管50が接
続されている。油ポンプ49の吐出口(図示せず)は、
上記回転軸41の内部に形成された給油通路51に連な
っている。給油通路51は、回転軸41の軸方向に沿っ
て延びており、その上端が上記偏心ピン45の上端面に
開口されている。また、給油通路51は、分岐通路52
a,52bを有し、これら分岐通路52a,52bは、
回転軸41の上端部の外周面および下端部の外周面に夫
々開口されている。
間には、潤滑油を蓄える貯留室48が形成されている。
貯留室48は、ハウジング2の底部に位置し、この貯留
室48に臨む下部フレーム7の下面には、容積型の油ポ
ンプ49が設置されている。油ポンプ49は、回転軸4
1の下端部に連結されて、この回転軸41によって駆動
されるようになっており、この油ポンプ41の吸入口
(図示せず)には、潤滑油を吸い上げる吸入管50が接
続されている。油ポンプ49の吐出口(図示せず)は、
上記回転軸41の内部に形成された給油通路51に連な
っている。給油通路51は、回転軸41の軸方向に沿っ
て延びており、その上端が上記偏心ピン45の上端面に
開口されている。また、給油通路51は、分岐通路52
a,52bを有し、これら分岐通路52a,52bは、
回転軸41の上端部の外周面および下端部の外周面に夫
々開口されている。
【0016】ハウジング本体3の周壁3aとモータ38
のステータ39との間には、潤滑油を貯留室48に戻す
ための戻し通路55が形成されている。戻し通路55
は、ステータ39の外周面に形成された凹部56を有し
ている。この凹部56は、ステータ39の外周面を溝状
に切り込んだものであり、上記ハウジング2の軸方向に
沿って延びている。そして、戻し通路55は、ステータ
39の上面に開口された入口55aと、ステータ39の
下面に開口された出口55bとを有し、この入口55a
は、上記排油孔36の下方に位置されている。
のステータ39との間には、潤滑油を貯留室48に戻す
ための戻し通路55が形成されている。戻し通路55
は、ステータ39の外周面に形成された凹部56を有し
ている。この凹部56は、ステータ39の外周面を溝状
に切り込んだものであり、上記ハウジング2の軸方向に
沿って延びている。そして、戻し通路55は、ステータ
39の上面に開口された入口55aと、ステータ39の
下面に開口された出口55bとを有し、この入口55a
は、上記排油孔36の下方に位置されている。
【0017】このような構成の圧縮機1において、モー
タ38が駆動され、回転軸41が軸回り方向に回転され
ると、偏心ピン45が回転軸41の軸回りに公転し、こ
の偏心ピン45の公転運動が旋回スクロール13に伝え
られる。この際、旋回スクロール13は、上記自転阻止
機構34の存在により、その自転を阻止されながら公転
旋回半径の円軌道上を公転旋回運動し、この旋回スクロ
ール13と固定スクロール12との間の空間18の容積
が変動する。
タ38が駆動され、回転軸41が軸回り方向に回転され
ると、偏心ピン45が回転軸41の軸回りに公転し、こ
の偏心ピン45の公転運動が旋回スクロール13に伝え
られる。この際、旋回スクロール13は、上記自転阻止
機構34の存在により、その自転を阻止されながら公転
旋回半径の円軌道上を公転旋回運動し、この旋回スクロ
ール13と固定スクロール12との間の空間18の容積
が変動する。
【0018】この結果、吸入口19に負圧が発生し、蒸
発器からの冷媒ガスは、吸入管10を介してモータ収容
室9に吸い込まれ、ここからガス通路9aを通じてスク
ロール収容室8に吸い込まれる。スクロール収容室8に
吸い込まれた冷媒ガスは、吸入口19を経て空間18に
至り、上記旋回スクロール13の旋回公転運動に伴う空
間18の容積の減少によって次第に圧縮されながら旋回
スクロール13の中心部に到達する。そして、冷媒ガス
の圧力が所望の凝縮圧力まで達すると、吐出弁23が自
動的に開き、圧縮された冷媒ガスが吐出室21に送り出
される。この高圧の冷媒ガスは、吐出室21から吐出管
24を経て凝縮器に送られる。
発器からの冷媒ガスは、吸入管10を介してモータ収容
室9に吸い込まれ、ここからガス通路9aを通じてスク
ロール収容室8に吸い込まれる。スクロール収容室8に
吸い込まれた冷媒ガスは、吸入口19を経て空間18に
至り、上記旋回スクロール13の旋回公転運動に伴う空
間18の容積の減少によって次第に圧縮されながら旋回
スクロール13の中心部に到達する。そして、冷媒ガス
の圧力が所望の凝縮圧力まで達すると、吐出弁23が自
動的に開き、圧縮された冷媒ガスが吐出室21に送り出
される。この高圧の冷媒ガスは、吐出室21から吐出管
24を経て凝縮器に送られる。
【0019】また、上記回転軸41は、上記旋回スクロ
ール13と同時に油ポンプ49を駆動するため、貯留室
48に蓄えられた潤滑油が油ポンプ49の吸入管50を
介して吸い上げられ、回転軸41の給油通路51に送り
出される。この潤滑油の一部は、給油通路51から分岐
通路52a,52bに導かれ、回転軸41と軸受42,
43との摺動部分を潤滑する。潤滑油の主流は、給油通
路51の上端からボス部30の嵌合孔31内に噴出し、
偏心ピン45、旋回軸受32およびブシュ33を潤滑し
た後、油溜め室28に流れ込む。この油溜め室28に流
れ込んだ潤滑油の一部は、油溝26に導かれ、旋回スク
ロール13と上部フレーム6の支持面6aとの摺動部分
や自転阻止機構34を潤滑する。油溜め室28に残った
潤滑油は、排油孔36を通じてモータ収容室9に排出さ
れ、モータ38のステータ39とハウジング本体3との
間の戻し通路55を経てハウジング2の底部の貯留室4
8に戻される。
ール13と同時に油ポンプ49を駆動するため、貯留室
48に蓄えられた潤滑油が油ポンプ49の吸入管50を
介して吸い上げられ、回転軸41の給油通路51に送り
出される。この潤滑油の一部は、給油通路51から分岐
通路52a,52bに導かれ、回転軸41と軸受42,
43との摺動部分を潤滑する。潤滑油の主流は、給油通
路51の上端からボス部30の嵌合孔31内に噴出し、
偏心ピン45、旋回軸受32およびブシュ33を潤滑し
た後、油溜め室28に流れ込む。この油溜め室28に流
れ込んだ潤滑油の一部は、油溝26に導かれ、旋回スク
ロール13と上部フレーム6の支持面6aとの摺動部分
や自転阻止機構34を潤滑する。油溜め室28に残った
潤滑油は、排油孔36を通じてモータ収容室9に排出さ
れ、モータ38のステータ39とハウジング本体3との
間の戻し通路55を経てハウジング2の底部の貯留室4
8に戻される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の圧縮機1に
よると、上部フレーム6の排油孔36からモータ収容室
9に排出された潤滑油の一部は、ハウジング本体3の周
壁3aの内面に付着する。この周壁3aに付着した潤滑
油は、重力により周壁3aに沿って下向きに流れ、ステ
ータ39の上面を経て戻し通路55の入口55aに導か
れる。そして、この潤滑油は、戻し通路55を通って落
下し、この戻し通路55の下端の出口55bから貯留室
48に戻される。
よると、上部フレーム6の排油孔36からモータ収容室
9に排出された潤滑油の一部は、ハウジング本体3の周
壁3aの内面に付着する。この周壁3aに付着した潤滑
油は、重力により周壁3aに沿って下向きに流れ、ステ
ータ39の上面を経て戻し通路55の入口55aに導か
れる。そして、この潤滑油は、戻し通路55を通って落
下し、この戻し通路55の下端の出口55bから貯留室
48に戻される。
【0021】この場合、従来の戻し通路55は、ステー
タ39の外周面を溝状に凹ませることにより構成される
ので、戻し通路55の面積を確保するために凹部56の
深さを増大させると、ステータ39の面積、すなわち、
磁気が通る部分の面積が減少する。その結果、磁束密度
が過大となって損失が大きくなり、モータ38の効率が
悪化する。
タ39の外周面を溝状に凹ませることにより構成される
ので、戻し通路55の面積を確保するために凹部56の
深さを増大させると、ステータ39の面積、すなわち、
磁気が通る部分の面積が減少する。その結果、磁束密度
が過大となって損失が大きくなり、モータ38の効率が
悪化する。
【0022】逆にモータ38の効率を良くするために、
凹部56の深さを減少させると、戻し通路55の面積を
充分に確保することができなくなる。すると、排油孔3
6から排出された潤滑油は、戻し通路55の入口55a
からオーバーフローすることになり、この溢れた潤滑油
は、回転するロータ40や回転軸41によって拡散さ
れ、モータ収容室9の上部にミスト状となって飛散され
てしまう。
凹部56の深さを減少させると、戻し通路55の面積を
充分に確保することができなくなる。すると、排油孔3
6から排出された潤滑油は、戻し通路55の入口55a
からオーバーフローすることになり、この溢れた潤滑油
は、回転するロータ40や回転軸41によって拡散さ
れ、モータ収容室9の上部にミスト状となって飛散され
てしまう。
【0023】また、潤滑油が排油孔36からモータ収容
室9に排出される際、この潤滑油の一部は、モータ収容
室9内を流れる冷媒ガスの影響を受けて飛散し、モータ
収容室にミスト状となって充満する。このため、ミスト
状となった潤滑油は、冷媒ガスと共にガス通路9aおよ
び吸入口19を通じて圧縮機構11に吸引され、吐出管
24を経て凝縮器に吐出されてしまう。
室9に排出される際、この潤滑油の一部は、モータ収容
室9内を流れる冷媒ガスの影響を受けて飛散し、モータ
収容室にミスト状となって充満する。このため、ミスト
状となった潤滑油は、冷媒ガスと共にガス通路9aおよ
び吸入口19を通じて圧縮機構11に吸引され、吐出管
24を経て凝縮器に吐出されてしまう。
【0024】特にモータ38の回転速度が高い時には、
油ポンプ49から圧縮機構11に送られる給油量および
排油孔36からモータ収容室9に排出される排油量が増
大するとともに、モータ収容室9内での冷媒ガスの流速
も早いために、冷媒ガス中に含まれる潤滑油の量が増大
する傾向にあり、冷媒ガスの流れ系統により多くの潤滑
油が流出する。
油ポンプ49から圧縮機構11に送られる給油量および
排油孔36からモータ収容室9に排出される排油量が増
大するとともに、モータ収容室9内での冷媒ガスの流速
も早いために、冷媒ガス中に含まれる潤滑油の量が増大
する傾向にあり、冷媒ガスの流れ系統により多くの潤滑
油が流出する。
【0025】すなわち、吐出管24からの冷媒ガスの吐
出量(Kg/h)をL、冷媒ガス中に混入する潤滑油の流出
量(Kg/h)をOとした時、潤滑油の流出割合OC(%)
は、 OC(%)=O/L×100 となり、このOC(%)の値が高くなる。この結果、潤
滑油が凝縮器や蒸発器に流入し、これら凝縮器や蒸発器
の内面に付着するので、熱伝達率の低下を招き、冷凍サ
イクルに悪影響を及ぼすといった不具合がある。
出量(Kg/h)をL、冷媒ガス中に混入する潤滑油の流出
量(Kg/h)をOとした時、潤滑油の流出割合OC(%)
は、 OC(%)=O/L×100 となり、このOC(%)の値が高くなる。この結果、潤
滑油が凝縮器や蒸発器に流入し、これら凝縮器や蒸発器
の内面に付着するので、熱伝達率の低下を招き、冷凍サ
イクルに悪影響を及ぼすといった不具合がある。
【0026】また、排油孔36から排出される潤滑油が
冷媒ガスの流れ系統を循環するので、貯留室48に戻さ
れる潤滑油の量が徐々に減少する。そのため、圧縮機1
の運転時間の経過に伴い貯留室48に蓄えられる潤滑油
が枯渇してしまい、軸受42,43や圧縮機構11の潤
滑が不充分となって、焼き付きや異音の発生の原因とな
る等の問題がある。
冷媒ガスの流れ系統を循環するので、貯留室48に戻さ
れる潤滑油の量が徐々に減少する。そのため、圧縮機1
の運転時間の経過に伴い貯留室48に蓄えられる潤滑油
が枯渇してしまい、軸受42,43や圧縮機構11の潤
滑が不充分となって、焼き付きや異音の発生の原因とな
る等の問題がある。
【0027】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、排油孔から排出される潤滑油を、モータ
効率を低下させることなく円滑にハウジングの底部に戻
すことができ、この潤滑油の流出を確実に防止できる密
閉型圧縮機の提供を目的とする。
されたもので、排油孔から排出される潤滑油を、モータ
効率を低下させることなく円滑にハウジングの底部に戻
すことができ、この潤滑油の流出を確実に防止できる密
閉型圧縮機の提供を目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、気体が供給される密
閉されたハウジングと;このハウジングの上部に支持さ
れたフレームと;このフレームに摺動可能に支持され、
上記ハウジング内に供給された気体を圧縮するための圧
縮機構と;上記ハウジング内において上記圧縮機構の下
方に設置されたモータと;このモータのロータと圧縮機
構とを連動させ、上記圧縮機構を駆動するための回転軸
と;この回転軸の下端に連結され、上記ハウジングの底
部に蓄えられた潤滑油を吸引するとともに、この潤滑油
を上記回転軸の内部の給油通路を介して上記圧縮機構の
摺動部分に供給する油ポンプと;を備えており、上記圧
縮機構の摺動部分に供給された潤滑油を、上記フレーム
の排油孔を通じて上記圧縮機構の下方に排出するととも
に、この潤滑油を上記モータのステータと上記ハウジン
グの周壁との間に形成された油通路を通じて上記ハウジ
ングの底部に戻すようにした密閉型圧縮機を前提として
いる。
め、請求項1に記載された発明は、気体が供給される密
閉されたハウジングと;このハウジングの上部に支持さ
れたフレームと;このフレームに摺動可能に支持され、
上記ハウジング内に供給された気体を圧縮するための圧
縮機構と;上記ハウジング内において上記圧縮機構の下
方に設置されたモータと;このモータのロータと圧縮機
構とを連動させ、上記圧縮機構を駆動するための回転軸
と;この回転軸の下端に連結され、上記ハウジングの底
部に蓄えられた潤滑油を吸引するとともに、この潤滑油
を上記回転軸の内部の給油通路を介して上記圧縮機構の
摺動部分に供給する油ポンプと;を備えており、上記圧
縮機構の摺動部分に供給された潤滑油を、上記フレーム
の排油孔を通じて上記圧縮機構の下方に排出するととも
に、この潤滑油を上記モータのステータと上記ハウジン
グの周壁との間に形成された油通路を通じて上記ハウジ
ングの底部に戻すようにした密閉型圧縮機を前提として
いる。
【0029】そして、上記油通路は、上記ハウジングの
周壁を上記ステータから遠ざかる方向に張り出すように
変形させることで構成し、この油通路は、少なくとも上
記排油孔に対応した位置から上記ハウジングの底部に向
けて延びるとともに、上記排油孔の面積と対比して同等
以上の面積を有していることを特徴としている。
周壁を上記ステータから遠ざかる方向に張り出すように
変形させることで構成し、この油通路は、少なくとも上
記排油孔に対応した位置から上記ハウジングの底部に向
けて延びるとともに、上記排油孔の面積と対比して同等
以上の面積を有していることを特徴としている。
【0030】この構成によれば、モータのステータとハ
ウジングの周壁との間に、ステータを大きく凹ませるこ
となく充分な広さの油通路を形成することができ、磁束
が通るステータの面積を充分に確保することができる。
そのため、モータの磁束密度が過大となることはなく、
モータ効率を良好に維持することができる。
ウジングの周壁との間に、ステータを大きく凹ませるこ
となく充分な広さの油通路を形成することができ、磁束
が通るステータの面積を充分に確保することができる。
そのため、モータの磁束密度が過大となることはなく、
モータ効率を良好に維持することができる。
【0031】しかも、排油孔から戻される潤滑油は、油
通路を通じて滑らかにハウジングの底部に戻されること
になり、この潤滑油が油通路からオーバーフローするの
を防止できる。そのため、潤滑油がハウジング内に拡散
されたり、気体と混じり合うのを防止することができ、
ハウジングの外部に流出する潤滑油の量を少なく抑える
ことができる。
通路を通じて滑らかにハウジングの底部に戻されること
になり、この潤滑油が油通路からオーバーフローするの
を防止できる。そのため、潤滑油がハウジング内に拡散
されたり、気体と混じり合うのを防止することができ、
ハウジングの外部に流出する潤滑油の量を少なく抑える
ことができる。
【0032】請求項2によれば、上記請求項1の記載に
おいて、上記排油孔と上記油通路との間に、上記排油孔
から排出される潤滑油を上記油通路に導くガイドを設け
たことを特徴としている。
おいて、上記排油孔と上記油通路との間に、上記排油孔
から排出される潤滑油を上記油通路に導くガイドを設け
たことを特徴としている。
【0033】この構成によると、排油孔から排出される
潤滑油を、ガイドを介して油通路に積極的に導くことが
でき、この潤滑油が気体と混じり合ったり、この気体の
流れを受けて飛散するのを確実に防止できる。そのた
め、潤滑油の流出をより少なく抑えることができるとと
もに、気体との接触による潤滑油の劣化を防止できる。
潤滑油を、ガイドを介して油通路に積極的に導くことが
でき、この潤滑油が気体と混じり合ったり、この気体の
流れを受けて飛散するのを確実に防止できる。そのた
め、潤滑油の流出をより少なく抑えることができるとと
もに、気体との接触による潤滑油の劣化を防止できる。
【0034】請求項3によれば、上記請求項2に記載さ
れたフレームの排油孔に戻しパイプを接続し、この戻し
パイプの先端を上記ガイド内に挿入したことを特徴とし
ている。
れたフレームの排油孔に戻しパイプを接続し、この戻し
パイプの先端を上記ガイド内に挿入したことを特徴とし
ている。
【0035】この構成によれば、排油孔から排出される
潤滑油は、戻しパイプを通じてガイドの内部に導かれる
ので、この潤滑油がガイドに至るまでの間において、ハ
ウジング内を流れる気体の影響を受けることはなく、こ
の潤滑油が気体と混じり合ったり、飛散するのをより確
実に防止することができる。そのため、ハウジングの外
部への潤滑油の流出を防止できるとともに、気体との接
触にもとづく潤滑油の劣化を防止することができる。
潤滑油は、戻しパイプを通じてガイドの内部に導かれる
ので、この潤滑油がガイドに至るまでの間において、ハ
ウジング内を流れる気体の影響を受けることはなく、こ
の潤滑油が気体と混じり合ったり、飛散するのをより確
実に防止することができる。そのため、ハウジングの外
部への潤滑油の流出を防止できるとともに、気体との接
触にもとづく潤滑油の劣化を防止することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、図1および図2にもとづいて説明する。この第1の
実施の形態は、主に潤滑油をハウジングの底部に戻す油
通路の構成が上記従来の圧縮機と相違しており、それ以
外の圧縮機の基本的な構成は、上記従来の圧縮機と同一
である。そのため、第1の実施の形態において、従来の
圧縮機と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、
その説明を省略する。
を、図1および図2にもとづいて説明する。この第1の
実施の形態は、主に潤滑油をハウジングの底部に戻す油
通路の構成が上記従来の圧縮機と相違しており、それ以
外の圧縮機の基本的な構成は、上記従来の圧縮機と同一
である。そのため、第1の実施の形態において、従来の
圧縮機と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、
その説明を省略する。
【0037】図1および図2に示すように、モータ38
のステータ39とハウジング本体3の周壁3aとの間に
形成される油通路61は、ハウジング本体3の周壁3a
を外側に向けて張り出すように変形させることで構成さ
れている。
のステータ39とハウジング本体3の周壁3aとの間に
形成される油通路61は、ハウジング本体3の周壁3a
を外側に向けて張り出すように変形させることで構成さ
れている。
【0038】すなわち、ハウジング本体3の周壁3a
は、ステータ39に対応した位置に、このステータ39
の外周面から遠ざかる方向に膨出された膨出部62を有
している。膨出部62は、上記ハウジング本体3の軸方
向に沿って一直線状に延びる溝状をなしている。この膨
出部62の上端は、ステータ39の上面よりも上方にま
で延びているとともに、膨出部62の下端は、ステータ
39の下面よりも下方にまで延びている。
は、ステータ39に対応した位置に、このステータ39
の外周面から遠ざかる方向に膨出された膨出部62を有
している。膨出部62は、上記ハウジング本体3の軸方
向に沿って一直線状に延びる溝状をなしている。この膨
出部62の上端は、ステータ39の上面よりも上方にま
で延びているとともに、膨出部62の下端は、ステータ
39の下面よりも下方にまで延びている。
【0039】また、ステータ39の外周面のうち、油通
路61に臨む部分は平坦にカットされている。このステ
ータ39のカット部39aは、ステータ39の軸方向に
延びており、上記ハウジング本体3の膨出部62と向か
い合っている。
路61に臨む部分は平坦にカットされている。このステ
ータ39のカット部39aは、ステータ39の軸方向に
延びており、上記ハウジング本体3の膨出部62と向か
い合っている。
【0040】油通路61は、上向きに開放された入口6
1aと、下向きに開放された出口61bとを有してい
る。油通路61の入口61aは、上記排油孔36の第2
の開口端36bの下方に位置されている。そのため、油
通路61は、排油孔36に対応した位置からハウジング
2の底部に向けて延びており、この油通路61は、上記
排油孔36の面積と対比して同等以上の面積を有してい
る。
1aと、下向きに開放された出口61bとを有してい
る。油通路61の入口61aは、上記排油孔36の第2
の開口端36bの下方に位置されている。そのため、油
通路61は、排油孔36に対応した位置からハウジング
2の底部に向けて延びており、この油通路61は、上記
排油孔36の面積と対比して同等以上の面積を有してい
る。
【0041】このような構成によると、排油孔36から
モータ収容室9に排出された潤滑油は、周壁3aの内面
を伝わって油通路61に流れ込み、この油通路61を落
下してハウジング2の貯留室48に戻される。
モータ収容室9に排出された潤滑油は、周壁3aの内面
を伝わって油通路61に流れ込み、この油通路61を落
下してハウジング2の貯留室48に戻される。
【0042】この場合、上記油通路61は、ハウジング
本体3の周壁3aをステータ39から遠ざかる方向に変
形させることにより得られるので、ステータ39の外周
面に溝状の大きな凹みを設ける必要はない。そのため、
ステータ39の面積、つまり磁束が通る面積を充分に確
保することができ、モータ38の磁束密度が過大となる
のを防止して、モータ効率を良好に維持することができ
る。
本体3の周壁3aをステータ39から遠ざかる方向に変
形させることにより得られるので、ステータ39の外周
面に溝状の大きな凹みを設ける必要はない。そのため、
ステータ39の面積、つまり磁束が通る面積を充分に確
保することができ、モータ38の磁束密度が過大となる
のを防止して、モータ効率を良好に維持することができ
る。
【0043】しかも、上記構成によれば、油通路61の
面積は、排油孔36の面積と同等以上に規定されている
ので、油通路61の入口61aに達した潤滑油は、油通
路61を伝わって滑らかに下向きに流れ、この油通路6
1の出口61bから貯留室48に向けて排出される。こ
のため、油通路61内での潤滑油の流れが円滑となり、
潤滑油が油通路61の入口61aからオーバーフローす
ることはなく、この潤滑油がモータ収容室9に吸入され
る冷媒ガスの流れの影響を受け難くなる。
面積は、排油孔36の面積と同等以上に規定されている
ので、油通路61の入口61aに達した潤滑油は、油通
路61を伝わって滑らかに下向きに流れ、この油通路6
1の出口61bから貯留室48に向けて排出される。こ
のため、油通路61内での潤滑油の流れが円滑となり、
潤滑油が油通路61の入口61aからオーバーフローす
ることはなく、この潤滑油がモータ収容室9に吸入され
る冷媒ガスの流れの影響を受け難くなる。
【0044】したがって、モータ収容室9での潤滑油の
飛散やこれに基づく冷媒ガスとの混合を防止することが
でき、圧縮機構11に吸引される潤滑油の量が少なくな
る。この結果、ハウジング2の外部に流出する潤滑油の
量、つまり上記OC(%)が減少し、その分、凝縮器や
蒸発器に導かれる潤滑油が少なくなって、凝縮器や蒸発
器の熱伝達率の低下を未然に防止することができる。
飛散やこれに基づく冷媒ガスとの混合を防止することが
でき、圧縮機構11に吸引される潤滑油の量が少なくな
る。この結果、ハウジング2の外部に流出する潤滑油の
量、つまり上記OC(%)が減少し、その分、凝縮器や
蒸発器に導かれる潤滑油が少なくなって、凝縮器や蒸発
器の熱伝達率の低下を未然に防止することができる。
【0045】それとともに、潤滑油の流出が抑えられる
ことから、貯留室48に蓄えられる潤滑油が枯渇する虞
もなく、特にモータ38の回転軸41の回転速度が高い
時でも、軸受42,43および圧縮機構11に潤滑油を
安定して供給することができる。このため、潤滑不足に
伴う軸受42,43や圧縮機構11の焼き付き等を確実
に防止することができ、潤滑の信頼性が向上する。
ことから、貯留室48に蓄えられる潤滑油が枯渇する虞
もなく、特にモータ38の回転軸41の回転速度が高い
時でも、軸受42,43および圧縮機構11に潤滑油を
安定して供給することができる。このため、潤滑不足に
伴う軸受42,43や圧縮機構11の焼き付き等を確実
に防止することができ、潤滑の信頼性が向上する。
【0046】なお、本発明は、上記第1の実施の形態に
特定されるものではなく、図3および図4に本発明の第
2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態は、主に
排油孔から油通路に至る潤滑油の戻し経路が上記第1の
実施の形態と相違しており、それ以外の構成は、上記第
1の実施の形態と同一である。そのため、この第2の実
施の形態において、第1の実施の形態と同一の構成部分
には同一の参照を付して、その説明を省略する。
特定されるものではなく、図3および図4に本発明の第
2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態は、主に
排油孔から油通路に至る潤滑油の戻し経路が上記第1の
実施の形態と相違しており、それ以外の構成は、上記第
1の実施の形態と同一である。そのため、この第2の実
施の形態において、第1の実施の形態と同一の構成部分
には同一の参照を付して、その説明を省略する。
【0047】図3に示すように、モータ収容室9には、
排油孔36から排出される潤滑油を油通路61に導くた
めのガイド71が配置されている。ガイド71は、ハウ
ジング本体3の周壁3aの内面に支持された本体72
と、この本体72の上端に連なる油受け部73とを有し
ている。
排油孔36から排出される潤滑油を油通路61に導くた
めのガイド71が配置されている。ガイド71は、ハウ
ジング本体3の周壁3aの内面に支持された本体72
と、この本体72の上端に連なる油受け部73とを有し
ている。
【0048】図4に示すように、ガイド71の本体72
は、樋状をなしている。本体72は、上記ハウジング本
体3の膨出部62の上部に嵌合されており、この本体7
2は、膨出部62と協同して中空筒状のメイン通路74
を構成している。メイン通路74は、モータ収容室9と
は仕切られた状態でハウジング2の中心軸線に沿って上
下方向に延びている。そして、このメイン通路74の下
端部は、上記油通路61の入口61aと向かい合ってい
る。
は、樋状をなしている。本体72は、上記ハウジング本
体3の膨出部62の上部に嵌合されており、この本体7
2は、膨出部62と協同して中空筒状のメイン通路74
を構成している。メイン通路74は、モータ収容室9と
は仕切られた状態でハウジング2の中心軸線に沿って上
下方向に延びている。そして、このメイン通路74の下
端部は、上記油通路61の入口61aと向かい合ってい
る。
【0049】上記油受け部73は、本体72の上端から
排油孔36の第2の開口端36bに向けて延びる樋状を
なしている。油受け部73の先端は、排油孔36の第2
の開口端36bにまで達している。この油受け部73
は、その先端から本体72の上端の方向に進むに従い下
向きに傾斜されている。
排油孔36の第2の開口端36bに向けて延びる樋状を
なしている。油受け部73の先端は、排油孔36の第2
の開口端36bにまで達している。この油受け部73
は、その先端から本体72の上端の方向に進むに従い下
向きに傾斜されている。
【0050】このような構成によると、排油孔36から
排出される潤滑油は、ガイド71の油受け部73によっ
て受け止められ、この油受け部73に沿ってメイン通路
74に導かれる。そして、この潤滑油は、メイン通路7
4の内面を伝って下向きに流れ、上記油通路61の入口
61aに導かれる。
排出される潤滑油は、ガイド71の油受け部73によっ
て受け止められ、この油受け部73に沿ってメイン通路
74に導かれる。そして、この潤滑油は、メイン通路7
4の内面を伝って下向きに流れ、上記油通路61の入口
61aに導かれる。
【0051】このような第2の実施の形態によれば、排
油孔36から排出される潤滑油は、ガイド71の油受け
部73によって受け止められた後、中空筒状のメイン通
路74を通じて油通路61に積極的に導かれる。そのた
め、排油孔36から排出される潤滑油を確実に油通路6
1に導くことができ、この潤滑油がモータ収容室9に拡
散し難くなる。
油孔36から排出される潤滑油は、ガイド71の油受け
部73によって受け止められた後、中空筒状のメイン通
路74を通じて油通路61に積極的に導かれる。そのた
め、排油孔36から排出される潤滑油を確実に油通路6
1に導くことができ、この潤滑油がモータ収容室9に拡
散し難くなる。
【0052】しかも、ガイド71の本体72と周壁3a
とで囲まれるメイン通路74は、冷媒ガスが吸引される
モータ収容室9とは仕切られた中空筒状の通路となって
いるので、ここを流れる潤滑油が冷媒ガスと混じり合っ
たり、この冷媒ガスの流れによって拡散されずに済む。
とで囲まれるメイン通路74は、冷媒ガスが吸引される
モータ収容室9とは仕切られた中空筒状の通路となって
いるので、ここを流れる潤滑油が冷媒ガスと混じり合っ
たり、この冷媒ガスの流れによって拡散されずに済む。
【0053】したがって、ハウジング2の外部に流出す
る潤滑油の量、つまり上記OC(%)が減少し、潤滑油
を軸受42,43や圧縮機構11に安定して供給するこ
とができる。それとともに、潤滑油が冷媒ガスとの混合
により希釈されたり、品質が劣化することはなく、潤滑
の信頼性をより一層高めることができる。
る潤滑油の量、つまり上記OC(%)が減少し、潤滑油
を軸受42,43や圧縮機構11に安定して供給するこ
とができる。それとともに、潤滑油が冷媒ガスとの混合
により希釈されたり、品質が劣化することはなく、潤滑
の信頼性をより一層高めることができる。
【0054】また、図5は、本発明の第3の実施の形態
を開示している。この第3の実施の形態は、排油孔36
の第2の開口端36bに専用の戻しパイプ81を接続し
た点において上記第2の実施の形態と相違しており、そ
れ以外の構成は、上記第2の実施の形態と同一である。
を開示している。この第3の実施の形態は、排油孔36
の第2の開口端36bに専用の戻しパイプ81を接続し
た点において上記第2の実施の形態と相違しており、そ
れ以外の構成は、上記第2の実施の形態と同一である。
【0055】図5に示すように、戻しパイプ81は、排
油孔36から導出された後、下向きに折り曲げられてお
り、この戻しパイプ81の先端82が上記ガイド71の
油受け部73の内側に挿入されている。
油孔36から導出された後、下向きに折り曲げられてお
り、この戻しパイプ81の先端82が上記ガイド71の
油受け部73の内側に挿入されている。
【0056】この構成によれば、排油孔36から排出さ
れる潤滑油は、戻しパイプ81を通じてガイド71の油
受け部73に直接流れ込むので、この潤滑油を油受け部
73を経て確実にメイン通路74に導くことができる。
そのため、排油孔36から排出される潤滑油が冷媒ガス
の流れの影響を受けて、この冷媒ガスと混じり合った
り、モータ収容室9内に広く拡散されることはなく、圧
縮機構11によって吸引される量が少なくなる。この結
果、実質的にハウジング2の外部に流出する潤滑油の
量、つまり上記OC(%)がより減少するといった利点
がある。
れる潤滑油は、戻しパイプ81を通じてガイド71の油
受け部73に直接流れ込むので、この潤滑油を油受け部
73を経て確実にメイン通路74に導くことができる。
そのため、排油孔36から排出される潤滑油が冷媒ガス
の流れの影響を受けて、この冷媒ガスと混じり合った
り、モータ収容室9内に広く拡散されることはなく、圧
縮機構11によって吸引される量が少なくなる。この結
果、実質的にハウジング2の外部に流出する潤滑油の
量、つまり上記OC(%)がより減少するといった利点
がある。
【0057】さらに、図6は、本発明の第4の実施の形
態を開示している。この第4の実施の形態は、上記第3
の実施の形態を発展させたもので、主にその油通路91
の構成が第3の実施の形態と相違している。
態を開示している。この第4の実施の形態は、上記第3
の実施の形態を発展させたもので、主にその油通路91
の構成が第3の実施の形態と相違している。
【0058】この第4の実施の形態の油通路91は、第
1の通路部91aと、この第1の通路部91aに連なる
第2の通路部91bとを有している。第1の通路部91
aは、ハウジング本体3の周壁3aを、ステータ39の
外周面から遠ざかる方向に膨出させた膨出部92を有し
ている。膨出部92は、上記ハウジング本体3の軸方向
に沿って延びる溝状をなしている。
1の通路部91aと、この第1の通路部91aに連なる
第2の通路部91bとを有している。第1の通路部91
aは、ハウジング本体3の周壁3aを、ステータ39の
外周面から遠ざかる方向に膨出させた膨出部92を有し
ている。膨出部92は、上記ハウジング本体3の軸方向
に沿って延びる溝状をなしている。
【0059】膨出部92の上端は、ステータ39の上面
よりも上方に延びており、この膨出部92の上部に上記
ガイド71の本体72が嵌合されている。膨出部92の
下端は、ステータ39の上下方向の中間部に位置されて
おり、この膨出部92の下端は、徐々にハウジング本体
3の内側に向けて入り込むように傾斜されて、ハウジン
グ本体3の周壁3aに連なっている。そして、膨出部9
2とステータ39のカット部39aとの間の第1の通路
部91aは、その面積が排油孔36の面積よりも格段に
大きく規定されている。
よりも上方に延びており、この膨出部92の上部に上記
ガイド71の本体72が嵌合されている。膨出部92の
下端は、ステータ39の上下方向の中間部に位置されて
おり、この膨出部92の下端は、徐々にハウジング本体
3の内側に向けて入り込むように傾斜されて、ハウジン
グ本体3の周壁3aに連なっている。そして、膨出部9
2とステータ39のカット部39aとの間の第1の通路
部91aは、その面積が排油孔36の面積よりも格段に
大きく規定されている。
【0060】また、第2の通路部91bは、ハウジング
本体3の周壁3aとステータ39のカット部39aとの
間に形成されている。この第2の通路部91bの面積
は、上記排油孔36の面積と同等もしくはそれ以上で、
かつ上記第1の通路部91aの面積よりも小さく定めら
れている。
本体3の周壁3aとステータ39のカット部39aとの
間に形成されている。この第2の通路部91bの面積
は、上記排油孔36の面積と同等もしくはそれ以上で、
かつ上記第1の通路部91aの面積よりも小さく定めら
れている。
【0061】このような構成によれば、油通路91の入
口となる第1の通路部91aは、その面積が排油孔36
よりも格段に大きいので、ガイド71から導かれた潤滑
油は、第1の通路部91aを速やかに下向きに流れる。
そして、この第1の通路部91aが連なる第2の通路部
91bにしても、その面積が排油孔36と同等以上に定
められているので、第1の通路部91aからの潤滑油
は、第2の通路部91bに滞留することなく滑らかに下
向きに流れる。
口となる第1の通路部91aは、その面積が排油孔36
よりも格段に大きいので、ガイド71から導かれた潤滑
油は、第1の通路部91aを速やかに下向きに流れる。
そして、この第1の通路部91aが連なる第2の通路部
91bにしても、その面積が排油孔36と同等以上に定
められているので、第1の通路部91aからの潤滑油
は、第2の通路部91bに滞留することなく滑らかに下
向きに流れる。
【0062】そのため、第2の通路部91bの面積が充
分であれば、ハウジング本体3の膨出部92は、ステー
タ39の途中まで形成すれば良い。そして、この構成の
場合は、油通路91の面積がより増大するので、圧縮機
構11の旋回スクロール13が高速で回転する時のよう
に、潤滑油の供給量が多くてこの潤滑油を効率良く貯留
室48に戻す必要がある場合に好都合となる。
分であれば、ハウジング本体3の膨出部92は、ステー
タ39の途中まで形成すれば良い。そして、この構成の
場合は、油通路91の面積がより増大するので、圧縮機
構11の旋回スクロール13が高速で回転する時のよう
に、潤滑油の供給量が多くてこの潤滑油を効率良く貯留
室48に戻す必要がある場合に好都合となる。
【0063】そして、この種の油通路91は、戻しパイ
プを有しない上記第2の実施形態や、戻しパイプおよび
ガイドを有しない上記第1の実施形態においても同様に
実施することができる。
プを有しない上記第2の実施形態や、戻しパイプおよび
ガイドを有しない上記第1の実施形態においても同様に
実施することができる。
【0064】なお、上記各実施の形態では、油通路を排
油孔に対応した位置にのみ設けたが、本発明はこれに限
らず、ステータの周方向に間隔を存した複数箇所に油通
路を形成しても良い。
油孔に対応した位置にのみ設けたが、本発明はこれに限
らず、ステータの周方向に間隔を存した複数箇所に油通
路を形成しても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1によれば、モータ効率を良好に
維持しつつ、このモータのステータとハウジングの周壁
との間に充分な広さの油通路を形成することができる。
そのため、排油孔から排出される潤滑油は、油通路を通
じて滑らかにハウジングの底部に戻され、この潤滑油が
油通路からオーバーフローするのを防止できる。したが
って、潤滑油がハウジング内に広く拡散されずに済むの
で、気体と混じり合ってハウジングの外部に流出する潤
滑油の量を少なく抑えることができ、この潤滑油を安定
して圧縮機構の摺動部分に導くことができる。
維持しつつ、このモータのステータとハウジングの周壁
との間に充分な広さの油通路を形成することができる。
そのため、排油孔から排出される潤滑油は、油通路を通
じて滑らかにハウジングの底部に戻され、この潤滑油が
油通路からオーバーフローするのを防止できる。したが
って、潤滑油がハウジング内に広く拡散されずに済むの
で、気体と混じり合ってハウジングの外部に流出する潤
滑油の量を少なく抑えることができ、この潤滑油を安定
して圧縮機構の摺動部分に導くことができる。
【0066】請求項2によれば、排油孔から排出される
潤滑油を、ガイドを介して確実かつ積極的に油通路に導
くことができ、この潤滑油がハウジングの内部に拡散し
難くなる。しかも、潤滑油は、ガイドに沿って油通路に
導かれるので、ここを流れる潤滑油が気体と混じり合っ
たり、この気体の流れの影響を受け難くなり、ハウジン
グの外部に流出する潤滑油の量を少なく抑えることがで
きる。この結果、潤滑油の減少を防止できるとともに、
潤滑油が気体との混合により希釈されたり、品質が劣化
することもなくなり、潤滑の信頼性が向上する。
潤滑油を、ガイドを介して確実かつ積極的に油通路に導
くことができ、この潤滑油がハウジングの内部に拡散し
難くなる。しかも、潤滑油は、ガイドに沿って油通路に
導かれるので、ここを流れる潤滑油が気体と混じり合っ
たり、この気体の流れの影響を受け難くなり、ハウジン
グの外部に流出する潤滑油の量を少なく抑えることがで
きる。この結果、潤滑油の減少を防止できるとともに、
潤滑油が気体との混合により希釈されたり、品質が劣化
することもなくなり、潤滑の信頼性が向上する。
【0067】請求項3によれば、排油孔から排出される
潤滑油を、戻しパイプを介して確実にガイドに導くこと
ができ、この潤滑油が気体の流れの影響を受けてハウジ
ング内に広く拡散されたり、気体と混じり合うことはな
い。したがって、ハウジングの外部に流出する潤滑油の
量をより少なく抑えることができ、潤滑油の減少を確実
に防止できるといった利点がある。
潤滑油を、戻しパイプを介して確実にガイドに導くこと
ができ、この潤滑油が気体の流れの影響を受けてハウジ
ング内に広く拡散されたり、気体と混じり合うことはな
い。したがって、ハウジングの外部に流出する潤滑油の
量をより少なく抑えることができ、潤滑油の減少を確実
に防止できるといった利点がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるスクロール
型圧縮機の断面図。
型圧縮機の断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるスクロール
型圧縮機の断面図。
型圧縮機の断面図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるスクロール
型圧縮機の断面図。
型圧縮機の断面図。
【図6】本発明の第4の実施の形態におけるスクロール
型圧縮機の断面図。
型圧縮機の断面図。
【図7】従来のスクロール型圧縮機の断面図。
2…ハウジング 3a…周壁 6…フレーム(上部フレーム) 11…圧縮機構 36…排油孔 38…モータ 39…ステータ 40…ロータ 41…回転軸 49…油ポンプ 51…給油通路 61,91…油通路
Claims (3)
- 【請求項1】 気体が供給される密閉されたハウジング
と;このハウジングの上部に支持されたフレームと;こ
のフレームに摺動可能に支持され、上記ハウジング内に
供給された気体を圧縮するための圧縮機構と;上記ハウ
ジング内において上記圧縮機構の下方に設置されたモー
タと;このモータのロータと上記圧縮機構とを連動さ
せ、上記圧縮機構を駆動するための回転軸と;この回転
軸の下端に連結され、上記ハウジングの底部に蓄えられ
た潤滑油を吸引するとともに、この潤滑油を上記回転軸
の内部の給油通路を介して上記圧縮機構の摺動部分に供
給する油ポンプと;を備えており、 上記圧縮機構の摺動部分に供給された潤滑油を、上記フ
レームの排油孔を通じて上記圧縮機構の下方に排出する
とともに、この潤滑油を上記モータのステータと上記ハ
ウジングの周壁との間に形成された油通路を通じて上記
ハウジングの底部に戻すようにした密閉型圧縮機におい
て、 上記油通路は、上記ハウジングの周壁を上記ステータか
ら遠ざかる方向に張り出すように変形させることで構成
し、 この油通路は、少なくとも上記排油孔に対応した位置か
ら上記ハウジングの底部に向けて延びるとともに、上記
排油孔の面積と対比して同等以上の面積を有しているこ
とを特徴とする密閉型圧縮機。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、上記排油孔と
上記油通路との間に、上記排油孔から排出される潤滑油
を上記油通路に導くガイドを設けたことを特徴とする密
閉型圧縮機。 - 【請求項3】 請求項2の記載において、上記フレーム
の排油孔に戻しパイプを接続し、この戻しパイプの先端
を上記ガイド内に挿入したことを特徴とする密閉型圧縮
機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2131196A JPH09209957A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 密閉型圧縮機 |
| JP2000085276A JP3519663B2 (ja) | 1996-02-07 | 2000-03-24 | 密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2131196A JPH09209957A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 密閉型圧縮機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000085276A Division JP3519663B2 (ja) | 1996-02-07 | 2000-03-24 | 密閉型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09209957A true JPH09209957A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12051616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2131196A Pending JPH09209957A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09209957A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6106254A (en) * | 1997-12-18 | 2000-08-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Closed-type scroll compressor |
| US6464480B2 (en) | 2001-03-16 | 2002-10-15 | Scroll Technologies | Oil spout for scroll compressor |
| CN107689695A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-02-13 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 电机、压缩机及空调器 |
| CN110966201A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-07 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机润滑油回流结构、压缩机 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP2131196A patent/JPH09209957A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6106254A (en) * | 1997-12-18 | 2000-08-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Closed-type scroll compressor |
| US6464480B2 (en) | 2001-03-16 | 2002-10-15 | Scroll Technologies | Oil spout for scroll compressor |
| CN107689695A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-02-13 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 电机、压缩机及空调器 |
| CN110966201A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-07 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机润滑油回流结构、压缩机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010814 |