JPH09210613A - タッチ信号プローブ - Google Patents

タッチ信号プローブ

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JPH09210613A
JPH09210613A JP1981696A JP1981696A JPH09210613A JP H09210613 A JPH09210613 A JP H09210613A JP 1981696 A JP1981696 A JP 1981696A JP 1981696 A JP1981696 A JP 1981696A JP H09210613 A JPH09210613 A JP H09210613A
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JP
Japan
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vibrator
piezoelectric element
touch signal
signal probe
mounting surface
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JP1981696A
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English (en)
Inventor
Kunitoshi Nishimura
国俊 西村
Kazuhiko Hidaka
和彦 日高
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】精度を向上させることができるとともに、組み
立ての簡易さや温度変化に対する安定性、長期にわたる
安定性の確保を達成できるタッチ信号プローブを提供す
ること。 【解決手段】略柱状の振動子2の軸方向固有振動の節近
傍に振動子2の固有振動数に略一致した振動数で振動子
2を加振する圧電素子4を配置し、振動子2の軸に互い
に対向した一対の壁面7Aを有するフランジ部7を振動
子2の振動の節近傍に設け、このフランジ部7の間に振
動子2の軸と平行な取付面6Aを形成し、フランジ部7
の壁面7A間において圧電素子4を取付面6Aと接触す
るように圧入固定する。これにより、圧電素子4が振動
子2に接着剤や半田を使用しないで確実に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元測定機等に
よって被測定物の形状等を測定する場合に用いられるタ
ッチ信号プローブに関するものである。
【0002】
【背景技術】被測定物の形状、寸法等の測定を行う測定
機としてハイトゲージ(一次元測定機)、三次元測定
機、輪郭測定機等が知られているが、その場合の座標検
出や位置検出を行うために、測定機には被測定物との接
触を検出するタッチ信号プローブが用いられている。タ
ッチ信号プローブには、先端に接触部を有し略柱状に形
成された振動子と、この振動子の軸方向固有振動の節近
傍に配置される圧電素子とを備え、この圧電素子によ
り、振動子の固有振動数に略一致した振動数で前記振動
子を加振する構造のものがある。
【0003】この構造のタッチ信号プローブの従来例が
特開平6-221806号に示されている。特開平6-221806号に
おいて、従来のタッチ信号プローブは、振動子の振動の
節である略中央部がピンを介してホルダに支持され、振
動子のピン近傍に形成された取付部に圧電素子が接着剤
や半田によって固定されている。この圧電素子の表面電
極は振動子を振動させる加振用電極と振動子の振動を電
気信号として取り出す検出用電極とに分割される。
【0004】加振用電極に適当な周波数の電圧を印加す
ると、この振動子は、取付部及びピンからなる支持部を
節とし、接触部を腹として共振振動する。この機械的に
共振状態にある振動子の接触部を被測定物に接触させる
と振動状態が変化する。この変化の状態を検出用信号に
より電気信号として取り出し、適当な信号処理をするこ
とによりタッチ信号を生成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6-221806号で示
される従来例では、圧電素子は、振動子の略中央部分に
ある取付部に接着剤や半田で固定されている。圧電素子
の固定に際して、接着剤を使用する場合には、粘性効果
に伴ってQ値(横軸に振動数、縦軸に振幅をとった場合
の共振特性曲線の鋭さを示す指針)が低下し、タッチ信
号プローブの性能が低下するという問題点がある。特
に、高分子系の接着剤を使用する場合には、温度変化に
よる特性の変化を招き、しかも、長期にわたる場合には
劣化等による特性の安定性に問題がある。
【0006】圧電素子の固定に際して、半田を使用する
場合には、固定時の温度が高温になるため、圧電素子の
劣化を招く欠点がある。さらに、接着剤、半田のいずれ
の場合にも、タッチ信号プローブの組み立ての段取り、
つまり、振動子と圧電素子との相互間の位置合わせ等に
時間を要し、特に、高分子系の接着剤を使用した場合に
は、接着剤が硬化するまでに多大な時間を要するという
問題点がある。
【0007】本発明の目的は、精度を向上させることが
できるとともに、組み立ての簡易さや温度変化に対する
安定性、長期にわたる安定性の確保を達成できるタッチ
信号プローブを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、振
動子に一対の壁面を有するフランジ部を設け、これらの
壁面間に圧電素子を圧入固定して前記目的を達成しよう
とするものである。具体的には、本発明のタッチ信号プ
ローブは、先端に被測定物と接触する接触部を有し略柱
状に形成された振動子と、この振動子の軸方向固有振動
の節近傍に配置されるとともに前記固有振動数に略一致
した振動数で前記振動子を加振する圧電素子とを備えた
タッチ信号プローブであって、互いに対向した一対の壁
面を有するフランジ部を前記振動子の振動の節近傍に設
け、このフランジ部の間に前記振動子の軸と平行な取付
面を形成し、前記フランジ部の壁面間において前記圧電
素子を前記取付面と接触するように圧入固定したことを
特徴とする。
【0009】本発明では、接着剤や半田を使用しないで
圧電素子を圧入状態で振動子に固定するため、接着剤の
粘性効果によるQ値の低下がなく、タッチ信号プローブ
を高感度で高精度のものにできる。その上、温度変化に
よる接着剤の特性の変化がないので、長期にわたって安
定性を確保できる。さらに、組み立てが迅速かつ容易に
行うことができるので、製造コストを安価にできる。
【0010】ここで、前記一対の壁面は前記取付面に対
してそれぞれ鋭角に形成され、かつ、前記圧電素子は、
その両側部が前記壁面に対応するように楔状に形成され
た構造でもよい。この構造では、圧電素子をフランジ部
に取り付けるため、圧電素子をフランジ部の壁面に差し
込むこと、圧電素子を取付面に近接する方向に力が働く
ので、圧電素子と取付面とを密着固定し、圧電素子の振
動子への取り付けを確実なものにできる。
【0011】また、前記一対の壁面は前記取付面に平行
な方向に従って互いの間隔が狭くなるように形成され、
前記圧電素子は、その両側部が前記壁面に対応するよう
に形成された構造でもよい。この構造では、圧電素子を
取付面に沿って壁面同士の間隔が狭くなる方向に押し出
すことにより、圧電素子の圧入作業を容易に行うことが
できる。
【0012】さらに、前記取付面には前記圧電素子に接
続されたリード線を導くための溝が形成された構造とし
てもよい。この構造では、この溝を利用して圧電素子の
裏面から直接リード線を引くことが可能となり、接触不
良による不具合がなくなる。また、前記フランジ部は前
記振動子に着脱自在に取り付けられた構造でもよい。こ
の構造では、振動子に固定された一方のフランジ部と他
方のフランジ部との間に圧電素子を配置し、この状態で
他方のフランジ部を一方のフランジ部側へ押しつけるこ
とにより、圧電素子のフランジ部への圧入固定を容易に
行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ここで、各実施の形態にお
いて、同一構成部分は同一符号を付して説明を省略もし
くは簡略にする。図1から図3には本発明の第1の実施
の形態が示されている。
【0014】全体構成を示す図1において、第1の実施
の形態のタッチ信号プローブ10は、スタイラスホルダ
1と、このスタイラスホルダ1に取り付けられ略柱状に
形成された振動子2と、この振動子2の軸方向固有振動
の節近傍に取付部3を介して設けられ平面矩形の板状に
形成された2枚の圧電素子4とを備えて構成され、スタ
イラスホルダ1は図示しない三次元測定機等の移動軸に
取り付けられ、この移動軸が移動しながら被測定物との
接触を検出し、接触時の座標を読み取ることによって形
状等を測定する。
【0015】スタイラスホルダ1は、中空の円筒状に形
成され、その内側下端には振動子2の取付部3を支持す
る一対の係合ピン5(図1では一方のみを示す)が設け
られている。振動子2は、その下端に被測定物と接触す
る球状の接触部2Aを有し、その上端に接触部2Aと同
重量のバランサ2Bを有する。このバランサ2Bは、振
動子2の下端に接触部2Aが設けられているため、共振
時における振動の節が振動子2の中心から外れないよう
に重量バランスをとり、かつ、タッチ信号プローブ10
の全体が振動子2の振動方向と交差する方向に移動して
加速度を受けた時に支持点の回りモーメントを受けない
ようにするためのものである。従って、バランサ2Bは
接触部2Aと同じ球でも差し支えない。
【0016】取付部3の詳細な構成が図2及び図3に示
されている。図2には取付部3に圧電素子4が取り付け
られる前の状態が示され、図3には取付部3に圧電素子
4が取り付けられた後の状態が示されている。これらの
図において、取付部3は、振動子2の略中央部に設けら
れた導電性角柱部6と、この角柱部6の軸方向の両側端
において振動子2の軸に略直交するとともに互いに対向
した一対の壁面7Aを有するフランジ部7とを備えて構
成されている。
【0017】フランジ部7は振動子2の軸を挟んで2か
所設けられ、これらのフランジ部7の間において振動子
2の軸と平行な取付面6Aが角柱部6にそれぞれ形成さ
れている。ここで、振動子2の軸と平行な軸をX軸、こ
のX軸に直交する軸をY軸、X軸及びY軸を含む平面に
直交する軸をZ軸とすると、取付面6AはX軸及びZ軸
を含む平面内に形成され、壁面7AはY軸及びZ軸を含
む平面内に形成される。
【0018】2枚の圧電素子4は、振動子2の軸(X
軸)を挟んで対向した状態でフランジ部7の壁面7A間
にそれぞれ圧入固定されており、その両側全面が壁面7
Aに接触し、その裏面全面が取付面6Aと接触してい
る。圧電素子4は、そのX軸方向の寸法が対向する壁面
7A間の寸法よりわずかに大きめに形成されている。そ
のため、圧電素子4をフランジ7に圧入するには、圧電
素子4を冷却して寸法を小さくし、フランジ部7を加熱
して壁面7A間の寸法を大きくする。常温に戻ると、圧
電素子4はフランジ部7に圧入状態で固定されることに
なる。
【0019】圧電素子4は、厚さ方向に分極処理がされ
ており、その表面は、振動子2の固有振動数に略一致し
た振動数で振動子2を加振する加振用電極4Aと振動子
2の振動を電気信号として取り出す検出用電極4Bとを
有し、その裏面は共通電極を有する一般的な構造であ
る。加振用電極4A及び検出用電極4Bには図示しない
駆動回路及び検出回路が接続されている。これらの回路
は従来のタッチ信号プローブで使用される回路と同じで
ある。
【0020】共通電極を構成する圧電素子4の裏面と図
示しないリード線とを接続する。ここで、圧電素子4の
裏面が取付面6Aに接触しているため、リード線を取付
部3に接続する。圧電素子4の裏面と取付面6Aとが十
分に接触していない場合のため、取付面6Aに導電性の
塗料等柔軟性のある物質を設けてもよい。
【0021】従って、第1の実施の形態では、振動子
2の軸に互いに対向した一対の壁面7Aを有するフラン
ジ部7を振動子2の振動の節近傍に設け、このフランジ
部7の間に振動子2の軸と平行な取付面6Aを形成し、
フランジ部7の壁面7A間において圧電素子4を取付面
6Aと接触するように圧入固定したから、圧電素子4を
振動子2に接着剤や半田を使用しないで確実に固定でき
る。
【0022】そのため、接着剤の粘性効果によるQ値の
低下がなく、タッチ信号プローブ10を高感度で高精度
のものにできる。その上、温度変化による接着剤の特性
の変化がないので、長期にわたってタッチ信号プローブ
10の安定性を確保できる。さらに、接着剤等を使用し
ないから、タッチ信号プローブ10の組み立てが迅速か
つ容易に行うことができることになり、製造コストを低
くできる。
【0023】さらに、第1の実施の形態では、圧電素
子4は、その裏面及び両側面の3面が取付面6A及び壁
面7Aに接触しているので、フランジ部7に圧入された
状態では、タッチ信号プローブ10に誤って衝撃力が加
わっても、圧電素子4がずれることがない。また、第1
の実施の形態では、互いに対向する一対の壁面7Aを
Y軸及びZ軸を含む平面と平行に形成したから、フラン
ジ部7の形成が容易に行える。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態を図4及
び図5に基づいて説明する。第2の実施の形態は壁面及
び圧電素子の形状が第1の実施の形態と異なるもので、
他の構成は第1の実施の形態と同じである。図4は第2
の実施の形態の要部が示されている。図4において、第
2の実施の形態のタッチ信号プローブ20は、前記スタ
イラスホルダ1(図4では図示せず)と、このスタイラ
スホルダ1に取り付けられた前記振動子2と、この振動
子2の軸方向固有振動の節近傍に取付部23を介して設
けられ平面矩形の板状に形成された2枚の圧電素子24
とを備えて構成されている。
【0025】取付部23は、振動子2の略中央部に設け
られた前記角柱部6と、この角柱部6の軸方向の両側端
において振動子2の軸に略直交するとともに互いに対向
した一対の壁面27Aを有するフランジ部27とを備え
て構成されている。フランジ部27は振動子2の軸を挟
んで2か所設けられ、これらのフランジ部27の間にお
いて前記取付面6Aが角柱部6にそれぞれ形成されてい
る。
【0026】ここで、一対の壁面27Aは取付面6Aに
対してそれぞれ鋭角に形成されている。つまり、壁面2
7AはY軸及びZ軸を含む平面に対して角度αだけその
先端が内側に傾いて形成されている。2枚の圧電素子2
4は、振動子2の軸(X軸)を挟んで対向した状態でフ
ランジ部27の壁面27A間にそれぞれ圧入固定されて
おり、その両側全面が壁面27Aに接触し、その裏面全
面が取付面6Aと接触している。圧電素子24の両側部
は、壁面27Aに対応するように楔状に形成されてい
る。この圧電素子24は、その両側部の形状が前記圧電
素子4と相違するだけで、他の構造は圧電素子4と同じ
である。
【0027】この構成の第2の実施の形態では、第1の
実施の形態の効果に加えて次の効果を奏することが
できる。つまり、第1の実施の形態のタッチ信号プロー
ブ10では、フランジ部7の壁面7A及び圧電素子4の
両側部が理想的な形状に加工されていればよいが、図5
に示される通り、加工誤差により壁面7Aに凸凹が形成
される場合には、圧電素子4の両端面と壁面7Aとの嵌
合状態が均一とならず、圧電素子4の一部分にのみ大き
な力を及ぼすことになる。そのため、過度な場合には圧
電素子4に曲げ変形を与え、破損を招くことになる。
【0028】これに対して、第2の実施の形態では、
一対の壁面27Aは取付面6Aに対してそれぞれ鋭角に
形成され、かつ、圧電素子27は、その両側部が壁面2
7Aに対応するように楔状に形成されたから、圧電素子
24をフランジ部27に取り付けるため、圧電素子24
をフランジ部27の壁面27Aに差し込むことにより、
圧電素子24が取付面6Aに押しつけられるので、圧電
素子24を取付面6Aに密着固定し、圧電素子27の振
動子2への取り付けを確実なものにできる。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態を図6か
ら図8に基づいて説明する。第3の実施の形態は壁面及
び圧電素子の形状が第1の実施の形態と異なるもので、
他の構成は第1の実施の形態と同じである。図6は第3
の実施の形態の要部が示されている。図6において、第
3の実施の形態のタッチ信号プローブ30は、前記スタ
イラスホルダ1(図6では図示せず)と、このスタイラ
スホルダ1に取り付けられ前記振動子2と、この振動子
2の軸方向固有振動の節近傍に取付部33を介して設け
られ板状に形成された2枚の圧電素子34とを備えて構
成されている。
【0030】取付部33は、振動子2の略中央部に設け
られた前記角柱部6と、この角柱部6の軸方向の両側端
において互いに対向した一対の壁面37Aを有するフラ
ンジ部37とを備えて構成されている。フランジ部37
は振動子2の軸を挟んで2か所設けられ、これらのフラ
ンジ部37の間において前記取付面6Aが角柱部6にそ
れぞれ形成されている。
【0031】ここで、一対の壁面37Aは取付面6Aに
平行な方向に従って互いの間隔が狭くなるように(互い
にZ軸に対して角度βだけ内側に傾いて)形成され、か
つ、取付面6Aに対して直角に形成されている。2枚の
圧電素子34は、振動子2の軸(X軸)を挟んで対向し
た状態でフランジ部37の壁面37A間にそれぞれ圧入
固定されており、その両側全面が壁面37Aに接触し、
その裏面全面が取付面6Aと接触している。圧電素子3
4は、その両側部が壁面37Aに対応するように平面台
形に形成されている。この圧電素子34は、その両側部
の形状が前記圧電素子4と相違するだけで、他の構造は
圧電素子4と同じである。
【0032】第3の実施の形態では、圧電素子34をフ
ランジ部37間に圧入するにあたり、図7(A)に示さ
れる通り、圧電素子34を取付面6Aに沿って壁面37
A同士の間隔が狭くなる方向に押し出す。圧電素子34
が十分に押し出されたら、図7(B)に示される通り、
圧電素子34がフランジ部37間に圧入固定されること
になる。
【0033】この構成の第3の実施の形態では、第1の
実施の形態の効果に加えて次の効果を奏することが
できる。つまり、第3の実施の形態では、一対の壁面
37Aを取付面6Aに平行な方向に従って互いの間隔が
狭くなるように形成し、圧電素子34を、その両側部が
壁面37Aに対応するように平面台形に形成したから、
圧電素子34のフランジ部37への取り付けは、圧電素
子34を取付面6Aに沿って壁面37A同士の間隔が狭
くなる方向に押し出せばよく、第1の実施の形態で行っ
ていた圧電素子34の冷却作業等が不要となるので、圧
電素子34の圧入作業が容易となる。なお、第3の実施
の形態では、図8に示される通り、一対の壁面37Aの
Z軸に対する角度は同じでなくともよい。この場合で
も、圧電素子37の両側部は壁面37Aに対応する形状
であることを要する。
【0034】次に、本発明の第4の実施の形態を図9に
基づいて説明する。第4の実施の形態は角柱部の形状が
第1の実施の形態と異なるもので、他の構成は第1の実
施の形態と同じである。図9は第4の実施の形態の要部
が示されている。図9において、第4の実施の形態のタ
ッチ信号プローブ40は、前記スタイラスホルダ1(図
9では図示せず)と、このスタイラスホルダ1に取り付
けられた前記振動子2と、この振動子2の軸方向固有振
動の節近傍に取付部43を介して設けられた2枚の前記
圧電素子4とを備えて構成されている。
【0035】取付部43は、振動子2の略中央部に設け
られた前記角柱部46と、この角柱部46の軸方向の両
側端において互いに対向した一対の壁面7Aを有するフ
ランジ部7とを備えて構成されている。これらのフラン
ジ部7の間において前記取付面46Aが壁面7Aと連続
して形成され、これらの取付面46Aには溝46Bが形
成されている。この溝46Bは、圧電素子4に接続され
たリード線(図示せず)を導くためのものである。
【0036】この構成の第4の実施の形態では、第1の
実施の形態の効果に加え、取付面46Aに圧電素
子4に接続されたリード線(図示せず)を導くための溝
46Bを形成したから、この溝46Bを利用して圧電素
子4の裏面から直接リード線を引くことが可能となり、
接触不良による不具合がなくなる。
【0037】次に、本発明の第5の実施の形態を図10
に基づいて説明する。第5の実施の形態はフランジ部の
構造が第1の実施の形態と異なるもので、他の構成は第
1の実施の形態と同じである。図10は第5の実施の形
態の要部が示されている。図10において、第5の実施
の形態のタッチ信号プローブ50は、前記スタイラスホ
ルダ1(図10では図示せず)と、このスタイラスホル
ダ1に取り付けられた前記振動子2と、この振動子2の
軸方向固有振動の節近傍に取付部53を介して設けられ
た2枚の前記圧電素子4とを備えて構成されている。
【0038】取付部53は、振動子2の略中央部に設け
られた前記角柱部6と、この角柱部6の軸方向の両側端
において振動子2の軸に略直交するとともに互いに対向
した一対の壁面57Aを有するリング状のフランジ部5
7B、57Cとを備えて構成されている。このうち、一
方のフランジ部57Bは角柱部6に固定され、他方のフ
ランジ部57Cは振動子2に着脱自在に取り付けられて
いる。
【0039】つまり、振動子2には雄ねじ部2Dが設け
られ、この雄ねじ部2Dにフランジ部57Cの雌ねじ部
57Dが螺合される構成である。なお、第5の実施の形
態では、双方のフランジ部57B,57Cを振動子2に
着脱自在に取り付けた構造としてもよい。フランジ部5
7Cが振動子2に取り付けられた状態では、各フランジ
部57B,57Cの壁面57Aは、取付面6Aに対して
直角である。
【0040】この構成の第5の実施の形態では、第1の
実施の形態の効果に加え、フランジ部57Cが振
動子2に着脱自在に取り付けられた構造であるから、振
動子2に固定された一方のフランジ部57Bと他方のフ
ランジ部57Cとの間に圧電素子4を配置し、この状態
で他方のフランジ部57Cを一方のフランジ部57B側
へ押しつけることにより、圧電素子4のフランジ部57
B,57Cへの圧入固定を容易に行える。
【0041】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であ
れば次に示す変形例を含むものである。例えば、前記実
施の形態では、圧電素子4,24,34の表面は、振動
子2の固有振動数に略一致した振動数で振動子2を加振
する加振用電極4Aと振動子2の振動を電気信号として
取り出す検出用電極4Bとを有する構造であったが、本
発明では、振動手段の検出のため、圧電素子以外の検出
手段を用いてもよい。
【0042】さらに、前記各実施の形態では、三次元測
定機に適用した場合について説明したが、本発明では、
これに限らず、二次元測定機、輪郭測定機等に適用する
ことも可能である。また、第2の実施の形態と第3の実
施の形態とを組み合わせた構造でもよい。つまり、圧電
素子を平面台形とし、その両側部を楔状に形成し、圧電
素子の形状に合わせて壁面を形成するものでもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、先端に被
測定物と接触する接触部を有する振動子を略柱状に形成
し、この振動子の軸方向固有振動の節近傍に振動子の固
有振動数に略一致した振動数で振動子を加振する圧電素
子を配置し、振動子の軸に互いに対向した一対の壁面を
有するフランジ部を振動子の振動の節近傍に設け、この
フランジ部の間に振動子の軸と平行な取付面を形成し、
フランジ部の壁面間において圧電素子を取付面と接触す
るように圧入固定したから、圧電素子を振動子に接着剤
や半田を使用しないで確実に固定できる。従って、接着
剤の粘性効果によるQ値の低下がなく、タッチ信号プロ
ーブを高感度で高精度のものにでき、その上、温度変化
による接着剤の特性の変化がないので、長期にわたって
タッチ信号プローブの安定性を確保でき、しかも、タッ
チ信号プローブの組み立てが迅速かつ容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるタッチ信号
プローブの全体を示す斜視図である。
【図2】圧電素子を取り付ける前の状態を示す前記タッ
チ信号プローブの要部斜視図である。
【図3】圧電素子を取り付けた状態を示す前記タッチ信
号プローブの要部斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかるタッチ信号
プローブの要部を示すもので図2に相当する図である。
【図5】前記第1の実施の形態にかかるタッチ信号プロ
ーブの問題を説明するための要部正面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかるタッチ信号
プローブの要部を示すもので図2に相当する図である。
【図7】(A)(B)は本発明の第3の実施の形態にか
かるタッチ信号プローブにおいて圧電素子の圧入作業を
説明するための正面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態にかかるタッチ信号
プローブの変形例を示す要部正面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態にかかるタッチ信号
プローブの要部を示す斜視図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態にかかるタッチ信
号プローブの要部を示すもので図2に相当する図であ
る。
【符号の説明】
2 振動子 2A 接触部 4,24,34 圧電素子 6A,46A 取付面 7,27,37,57B,57C フランジ部 7A,27A,37A,57A 壁面 10,20,30,40,50 タッチ信号プローブ 46B 溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に被測定物と接触する接触部を有し略
    柱状に形成された振動子と、この振動子の軸方向固有振
    動の節近傍に配置されるとともに前記固有振動数に略一
    致した振動数で前記振動子を加振する圧電素子とを備え
    たタッチ信号プローブであって、互いに対向した一対の
    壁面を有するフランジ部を前記振動子の振動の節近傍に
    設け、このフランジ部の間に前記振動子の軸と平行な取
    付面を形成し、前記フランジ部の壁面間において前記圧
    電素子を前記取付面と接触するように圧入固定したこと
    を特徴とするタッチ信号プローブ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタッチ信号プローブにおい
    て、前記一対の壁面は前記取付面に対してそれぞれ鋭角
    に形成され、前記圧電素子は、その両側部が前記壁面に
    対応するように楔状に形成されていることを特徴とする
    タッチ信号プローブ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のタッチ信号プローブ
    において、前記一対の壁面は前記取付面に平行な方向に
    従って互いの間隔が狭くなるように形成され、前記圧電
    素子は、その両側部が前記壁面に対応するように形成さ
    れていることを特徴とするタッチ信号プローブ。
  4. 【請求項4】請求項1から3にいずれか記載のタッチ信
    号プローブにおいて、前記取付面には前記圧電素子に接
    続されたリード線を導くための溝が形成されていること
    を特徴とするタッチ信号プローブ。
  5. 【請求項5】請求項1から4にいずれか記載のタッチ信
    号プローブにおいて、前記フランジ部は、前記振動子に
    着脱自在に取り付けられていることを特徴とするタッチ
    信号プローブ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6360176B1 (en) * 1998-04-14 2002-03-19 Mitutoyo Corporation Touch signal probe
JP2010073281A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Nhk Spring Co Ltd ヘッドサスペンション
DE10130242B4 (de) * 2000-06-23 2020-07-02 Mitutoyo Corporation Berührungssignalsonde

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