JPH09211603A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH09211603A
JPH09211603A JP8014195A JP1419596A JPH09211603A JP H09211603 A JPH09211603 A JP H09211603A JP 8014195 A JP8014195 A JP 8014195A JP 1419596 A JP1419596 A JP 1419596A JP H09211603 A JPH09211603 A JP H09211603A
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JP
Japan
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switch
film
cartridge
state
capacitor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8014195A
Other languages
English (en)
Inventor
Youji Naka
洋二 那珂
Masashi Takamura
雅司 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP8014195A priority Critical patent/JPH09211603A/ja
Publication of JPH09211603A publication Critical patent/JPH09211603A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムを収容したフィルムカートリッジが
装填されるカートリッジ室を備えるとともに、フィルム
給送不能時に、シャッタレリーズ後一定のタイマ時間経
過後にフィルム給送用モータを停止させるようにしたカ
メラにおいて、フィルムカートリッジの非装填時には上
記モータの作動を不能にする。 【解決手段】 フィルム給送回路の動作を不能にする第
1の状態と上記回路の動作を可能にする第2の状態との
間で切り換えられるスイッチ36と、カートリッジ室1
2に対するフィルムカートリッジ1の非装填時にはスイ
ッチ36を第1の状態に保持し、かつカートリッジ室1
2に対するフィルムカートリッジ1の装填に応動してス
イッチ36を第2の状態に駆動するスイッチ駆動部材3
7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムを収容し
たフィルムカートリッジが装填されるカートリッジ室を
備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルム送出口と、このフィルム
送出口を開閉する遮光扉を有するフィルムカートリッジ
が提案されている。このフィルムカートリッジは、遮光
扉が閉じているときにはフィルムをその先端部分までス
プールに巻装した状態でフィルムカートリッジ内に収容
して遮光状態を保ち、遮光扉が開いたときには、フィル
ム送出口から写真フィルムを出し入れできるように構成
されている(例えば米国特許第5025274号)。
【0003】一方、このようなフィルムカートリッジを
使用するカメラも種々提案されている。この種のカメラ
は、フィルムカートリッジが装填されるカートリッジ室
と、このカートリッジ室の挿入口を開閉する蓋部材とを
備え、さらに、上記カートリッジ室内に装填されたフィ
ルムカートリッジのスプールに係合してフィルムの送
出、巻取り駆動を行なうスプール駆動部材、および遮光
扉と係合してこれを開閉する遮光扉ドライバを有してい
る。
【0004】また、シャッタボタンの押し下げ操作終了
の度毎にフィルムを1コマずつ移送するモータ駆動のフ
ィルム巻き上げ機構を備えており、さらにこのモータ
は、撮影終了後の巻き戻し用スイッチの操作によって逆
転駆動されて、上記スプール駆動部材を駆動し、撮影済
みのフィルムをフィルムカートリッジ内に収容するよう
に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のカ
メラのうち、シャッタボタンの押し下げ操作(シャッタ
レリーズ操作)終了の度毎にフィルムを1コマずつ移送
するモータ駆動のフィルム巻き上げ機構と、フィルム1
コマ分の巻き上げが終了した時点で作動するフィルム巻
き止め機構と、このフィルム巻き止め機構に連動するス
イッチを備えており、フィルム1コマ分の巻き上げが終
了した時点で、フィルム巻き止め機構が作動して、上記
スイッチをOFFさせて、モータの正転駆動を停止させ
るようになっているものがある。
【0006】ところが、フィルムの最後の1コマの撮影
が完了した後のフィルム巻き上げでは、上記フィルム巻
き止め機構が作動しなくなる場合もあり、その場合は、
上記スイッチがOFFしないために、モータの正転駆動
が継続されるという不都合を生じるから、これを防止す
るために、フィルム給送不能時に、シャッタレリーズ
後、所定のタイマ時間経過後にフィルム給送用モータを
停止させるようにすることが提案されている。
【0007】この構成によれば、シャッタレリーズ操作
に伴ってタイマが起動され、所定時間(タイマ時間)が
経過すれば、上記スイッチがOFFしなくてもフィルム
給送用モータの正転駆動が自動的に停止することにな
り、上記不都合は生じないから、モータの電源回路をO
N・OFFするスイッチを備えていない安価なカメラに
採用されている。
【0008】しかしながら、カメラのカートリッジ室内
にフィルムカートリッジが装填されていない状態で、使
用者がシャッタレリーズ操作を行なった場合には、フィ
ルム1コマ分の巻き上げがなされないために、フィルム
巻き止め機構が作動しないから、上記スイッチはOFF
せず、モータが常に上記タイマ時間が経過するまで正転
駆動されることになる。そして、上記タイマ時間は、フ
ィルム1コマ分の巻き上げ時間に対して比較的長く設定
されるから、このタイマ時間が経過するまでモータが回
転していることは、電流を無用に消費するとともに、使
用者に不審の念を抱かせる結果となる。
【0009】上述の事情に鑑み、本発明は、カートリッ
ジ室に対するフィルムカートリッジの非装填時には、た
とえシャッタボタンの押し下げ操作がなされても、上記
モータの動作を不能にしたカメラを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、フィルム給送不能時に、シャッタレリー
ズ後所定のタイマ時間経過後にフィルム給送用モータを
停止させるようにしたカメラにおいて、フィルム給送回
路の動作を不能にする第1の状態と上記回路の動作を可
能にする第2の状態との間で切り換えられるスイッチ
と、カートリッジ室に対するフィルムカートリッジの非
装填時には上記スイッチを第1の状態に保持し、かつカ
ートリッジ室に対するフィルムカートリッジの装填に応
動して上記スイッチを第2の状態に駆動するスイッチ駆
動部材と、を備えてなることを特徴とするものである
(請求項1)。
【0011】上記スイッチ駆動部材は、カートリッジ室
の底部に配設されて、このカートリッジ室に装填される
フィルムカートリッジの当接により上記スイッチを第2
の状態に駆動するように構成されることが好ましい(請
求項2)。
【0012】また、上記スイッチ駆動部材は、カートリ
ッジ室内へ突出してフィルムカートリッジに当接し得る
ピン部と、カートリッジ室への光漏洩を防止すべく上記
ピン部に隣接して形成されたスカート状部とを備えてい
ることが好ましい(請求項3)。
【0013】さらに、上記スイッチが、上記スイッチ駆
動部材により弾性的に変位されて上記スイッチを第2の
状態に切り換えるスイッチ接片を備えていることが好ま
しい(請求項4)。
【0014】その場合、フィルムカートリッジ内でフィ
ルムを巻装するスプールとの係合状態でモータにより回
動されて、フィルムの送出、巻き戻しを行なうスプール
駆動部材がカートリッジ室の底部に配設されているとと
もに、カートリッジ室の挿入口を開閉する蓋部材に、カ
ートリッジ室内に装填されたフィルムカートリッジのス
プールをばね部材の付勢力でスプール駆動部材に押し付
けるカートリッジ押圧部材が設けられ、上記ばね部材の
付勢力が、上記スプールをスプール駆動部材に押し付け
るのに必要な力と、上記スイッチ接片の変位に必要な力
との和にほぼ等しい値に設定されていることが好ましい
(請求項5)。
【0015】上記フィルム給送回路の具体例として、フ
ィルムカートリッジ内から送出されるフィルムをシャッ
タボタンの押し下げ操作終了の度毎に1コマずつ移送す
るモータと、シャッタボタンの押し下げ操作開始に伴っ
て充電が開始され、かつシャッタボタンの押し下げ操作
終了に伴って充電が断たれるコンデンサとを備え、上記
モータが、シャッタボタンの押し下げ操作終了に伴って
上記コンデンサの充電電圧に基づいて駆動され、かつフ
ィルム1コマ分の巻き上げの終了に伴う前記充電電圧の
遮断時点もしくは前記コンデンサの充電電圧の所定レベ
ルまでの降下時点のいずれか一方の時点で駆動を停止さ
れるように構成されており、上記スイッチの上記第1の
状態において上記コンデンサの充電が禁止され、上記第
2の状態において上記コンデンサの充電が可能にされる
ように構成することができる(請求項6)。
【0016】その場合、上記スイッチの第1の状態にお
いてコンデンサが短絡され、上記このスイッチの第2の
状態においてコンデンサの短絡が解除される構成とする
ことができる(請求項7)。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、カートリッジ室に対す
るフィルムカートリッジの非装填時には、上記スイッチ
によって、フィルム給送回路の動作が不能にされている
から、たとえシャッタボタンの押し下げ操作が行なわれ
てもモータの起動は阻止される。したがって、無用な電
流消費が防止され、電源電池の寿命を延ばすことができ
るとともに、使用者に不審の念を抱かせるおそれもなく
なる。
【0018】その場合、スイッチ駆動部材が、カートリ
ッジ室の底部に配設されて、このカートリッジ室に装填
されるフィルムカートリッジの当接により上記スイッチ
をフィルム給送回路の動作が可能になる状態に駆動する
ように構成されていることにより、上記回路の動作が不
能の状態がフィルムカートリッジの装填のみによって自
動的に解除されるから、カメラの操作性を向上させるこ
とができる。
【0019】また、上記スイッチ駆動部材が、カートリ
ッジ室内へ突出してフィルムカートリッジに当接し得る
ピン部と、カートリッジ室への光漏洩を防止すべく上記
ピン部に隣接して形成されたスカート状部とを備えてい
る場合には、スイッチ駆動部材を設けたことによるカー
トリッジ室への光漏洩のおそれを回避することができ
る。
【0020】また、上記スイッチが、上記スイッチ駆動
部材により弾性的に変位されて上記スイッチを第2の状
態に切り換えるスイッチ接片を備えている場合は、スイ
ッチおよびスイッチ駆動部材を簡易かつ安価に構成する
ことができる。
【0021】その場合に、カートリッジ室の挿入口を開
閉する蓋部材に、カートリッジ室内に装填されたフィル
ムカートリッジのスプールをばね部材の付勢力でスプー
ル駆動部材に押し付けるカートリッジ押圧部材が設けら
れ、上記ばね部材の付勢力が、上記スプールをスプール
駆動部材に押し付けるのに必要な力と、上記スイッチ接
片の変位に必要な力との和にほぼ等しい値に設定されて
いることにより、スイッチ駆動部材によってスイッチ接
片を変位をさせるのに要する力を打ち消した状態で、ス
プールを所定の力をもってスプール駆動部材に押し付け
ることができる。
【0022】さらに、上記フィルム給送回路に、シャッ
タボタンの押し下げ操作開始に伴って充電が開始され、
かつシャッタボタンの押し下げ操作終了に伴ってる充電
が断たれるコンデンサを設け、このコンデンサの充電電
圧に基づいてフィルム給送用モータが駆動されるように
した場合は、モータ起動後一定時間が経過すれば、コン
デンサの充電電圧が降下してモータが停止するから、簡
単な回路でタイマを構成することができ、しかも上記コ
ンデンサの充電を禁止するスイッチを設けたことによ
り、フィルムカートリッジの非装填時には、シャッタボ
タンの押し下げ操作がなされてもモータが駆動されるお
それはなくなる。
【0023】そして、フィルムカートリッジの非装填時
には、上記コンデンサをスイッチによって短絡する構成
とすることにより、コンデンサの充電を容易に禁止する
ことができるとともに、フィルムカートリッジの装填時
におけるフィルム巻き上げ機構の動作は支障なく行なう
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施の形態によるカメ
ラにおけるフィルムカートリッジの装填状態を示す底面
側の斜視図、図2はフィルムカートリッジの図1とは上
下を逆にした斜視図である。
【0026】カメラ10は、カメラ本体11の底部の一
端部にフィルムカートリッジ1が装填されるカートリッ
ジ室12を有し、このカートリッジ室12の開口部が蓋
部材13によって開閉される。蓋部材13は、一端部が
カメラ本体11の底面の側方端部に設けられた枢支部1
1aにおいて枢動自在に支持されている。
【0027】フィルムカートリッジ1は、図2にも示す
ように、樹脂成形品による分割ケースを接合して構成さ
れるカートリッジ本体2の内部に配設されたスプール3
に写真フィルム(図示せず)をロール状に巻き付けて収
納したものである。カートリッジ本体2の側面には、ス
リット状のフィルム送出口4が形成され、このフィルム
送出口4の内部にはフィルム送出口4を開閉する遮光扉
5がほぼ90°の角度範囲で回動自在に支持されてい
る。この遮光扉5は、スプール3の軸線と平行な軸線の
周りでに回動自在に設けられ、カートリッジ室12の奥
に挿入される端面2a(図2で上面、図1で底面)に露
呈する軸端5aには、その開閉駆動のための切欠き5b
が設けられ、この軸端5aにカートリッジ室12の底部
に設置された開閉部材(図示せず)が係合されて回転さ
せることによって開閉作動されるようになっている。
【0028】一方、図2に示すように、スプール3のカ
ートリッジ室12の奥に挿入される端面に形成された軸
孔3aにはキー溝3bが設けられ、このキー溝3bにカ
ートリッジ室12の底部に設置されたスプール駆動部材
30(図3,図4参照)が係合されて、このスプール駆
動部材30がモーターにより回転駆動されることによ
り、フィルムの送出、巻き戻しが行われるように構成さ
れている。
【0029】上記フィルムカートリッジ1の他端面(図
1では上面)には、未露光を意味する「○」形状の未露
光表示窓6aおよび露光済みを意味する「×」形状の露
光済み表示窓6bが形成され、その内側にはスプール3
に連動して回転するインジケータ(図示せず)が設けら
れている。そして、このインジケータの所定の回転位置
では、未露光表示窓6aにカートリッジ本体2と異なる
色の表示部を位置させて未露光状態を表示する一方、他
の所定の回転位置では、露光済み表示窓6bに表示部を
位置させて露光済み状態を表示するものである。
【0030】このインジケータの回転角度位置は、スプ
ール3の軸孔3aに形成されている上記キー溝3bの位
置を基準にして設定されており、カメラ10からフィル
ムカートリッジ1を取り出す場合には、キー部材20の
蓋部材13のロック解除操作に機械的に連動してスプー
ル3を所定状態に回転させて、露光済み状態の表示に切
り換えるようになっている。
【0031】蓋部材13を閉位置にロックするためのキ
ー部材20は、カメラ本体11の下面において軸の周り
で回動自在に設けられている。そして、キー部材20の
先端に形成されたキー部20aが蓋部材13の係止部1
3aに係入して、蓋部材13を閉位置にロックするよう
になっている。上記係止部13aは蓋部材13の端部に
鍵状に設けられ、カートリッジ室12の開口端部におけ
る溝部からカメラ本体11の内部に挿入されてキー部2
0aとの係合が行なわれる。
【0032】キー部材20は、起倒可能な摘み部21を
キー部20aとは反対側の端部に備えており、これに応
じて、カメラ本体11の底面には、上記摘み部21を外
部に臨ませるほぼL状のガイド溝14が形成されてい
る。ガイド溝14の一端部には、摘み部21の起倒操作
可能な縦溝14aが形成され、この縦溝14aに連接し
て円弧状の横溝14bが、摘み部21を起こした状態で
回動可能なように設けられている。縦溝14aの部分が
キー部材20のロック位置、すなわち蓋部材13の閉位
置で、横溝14bの端部がロック解除位置、すなわち蓋
部材13を開放し得る位置である。
【0033】図3は、フィルムカートリッジ1の非装填
時におけるカートリッジ室12の構成を示す断面図、図
4はフィルムカートリッジ1を装填した状態を示す断面
図であり、両図ともカートリッジ室12の蓋部材13は
閉位置にロックされた状態にある。
【0034】カートリッジ室12の底部の壁部22に
は、スプール駆動部材30を貫通させる円孔22aが形
成され、この円孔22aからスプール駆動部材30がカ
ートリッジ室12内に向かって突設されている。そし
て、このスプール駆動部材30に対向して、蓋部材13
の内壁面13aには、カートリッジ室12内に装填され
るフィルムカートリッジ1のスプール3の軸孔3cに係
入してスプール3を回転自在に軸支し、かつばね部材3
1の付勢力でフィルムカートリッジ1をスプール駆動部
材30に押し付けるカートリッジ押圧部材32が、スプ
ール3の軸方向に所定距離だけ移動可能に設けられてい
る。なお、このカートリッジ押圧部材32は図1では省
略されている。
【0035】また、上記カートリッジ室12の上壁部2
2の上方には、図5に示すフィルム給送回路が設けられ
たプリント配線基板33が、壁部22に対してほぼ平行
にかつ所定の間隔を隔てて固定されている。プリント配
線基板33の上面には、プリント配線基板33上の回路
パターン上にねじ34によって一端を固定された弾性金
属片からなるスイッチ接片35が取り付けられている。
このスイッチ接片35の先端は、プリント配線基板33
上の他の回路パターン上に弾性的に圧接されていること
により、2つの回路パターン間が短絡され、このスイッ
チ接片35を含むスイッチ36がON状態に保たれるよ
うになっている。そして、このスイッチ接片35に作用
してスイッチ36をOFF作動させるためのスイッチ駆
動部材37が、カートリッジ室12の上壁部22とプリ
ント配線基板33との間の空間に上下方向に移動自在に
取り付けられている。
【0036】スイッチ駆動部材37は、カートリッジ室
12の上壁部22に形成された小孔22bからカートリ
ッジ室12内に突出する下部のピン部37aと、プリン
ト配線基板33に形成された小孔33aに挿入されてい
る上部のピン部37bと、下部のピン部37aに隣接し
て形成された中間のスカート状部37cとを備えてい
る。このスカート状部37cは、小孔22bの上端に突
設された周壁部22cと共働して小孔22bから光がカ
ートリッジ室12内に漏洩するのを防止し、かつスイッ
チ駆動部材37の上下方向の移動を平滑にする機能を有
する。
【0037】上記スイッチ駆動部材37は、図3に示す
フィルムカートリッジ1の非装填時においては、その上
部のピン部37bがスイッチ接片35から離れており、
したがって、スイッチ36がON状態(第1の状態)に
保たれているが、図4に示すフィルムカートリッジ1の
装填時においては、スイッチ駆動部材37の下部のピン
部37aの先端がカートリッジ本体2の端面2aに当接
することにより、スイッチ駆動部材37が上方へ押し上
げられ、これに伴って、スイッチ駆動部材37の上部の
ピン部37bの先端がスイッチ接片35の下面に当接し
て、スイッチ接片35を上方に押し上げるから、スイッ
チ接片35の先端がプリント配線基板33上から離れ、
スイッチ36がOFF状態(第2の状態)になる。そし
て、このスイッチ36によって、後述するように、図5
に示すコンデンサ24bが短絡状態(第1の状態)と短
絡解除状態(第2の状態)との間で切り換えられること
になる。
【0038】なお、上記のようなスイッチ接片35を設
けた場合、図4に示すフィルムカートリッジ1の装填時
には、スイッチ36のスイッチ接片35を押し上げるの
に必要な力量fC 分だけ、フィルムカートリッジ1をば
ね部材31の付勢力によるスプール駆動部材30に押し
付ける力(シーティングフォース)Fが減少する。した
がって、ばね部材31の力量(付勢力)fB は、必要と
されるシーティングフォースF0 を得るために、下式の
関係がほぼ成立するようにあらかじめ設定される。上記
必要とされるシーティングフォースF0 は、フィルムカ
ートリッジ1内にフィルムの全部分が収容されていると
きのフィルムカートリッジ1の重量を基準として設定さ
れる。
【0039】fB =F0 +fC 次に、図5は,スイッチ36が介装されるフィルム給送
回路を示し、図6はそのタイミングチャートである。
【0040】この回路では、フィルム巻き上げ・巻き戻
し用モータ24の電源である電池24aとモータ駆動回
路との間にコンデンサ24bが介装され、このコンデン
サ24bの両端子間に上述したスイッチ36が並列に接
続されている。そして、カートリッジ室12に対するフ
ィルムカートリッジ1の装填時には、前述のように、フ
ィルムカートリッジ1の装填に応動するスイッチ作動部
材37によって、スイッチ36がOFF状態(第2の状
態)に駆動されるから、コンデンサ24bの短絡状態が
解除されている。
【0041】したがって、図6に示す時点t1 における
シャッタボタンの押し下げ操作に伴うスイッチ40のO
N動作により、スイッチ40の接点40a,40b間が
接続されると、コンデンサ24bの充電が開始され、時
点t2 におけるシャッタボタンの押し下げ操作の終了に
伴うスイッチ40のOFF動作により、スイッチ40の
接点40a,40c間が接続されて、コンデンサ24b
の充電回路が断たれるとともに、充電電圧がトランジス
タ24cのベースに印加されるようになっている。
【0042】また、スイッチ46は、時点t1 における
シャッタボタンの押し下げ操作に伴うON動作により、
接点46a,46b間が接続されるように構成されてお
り、時点t2 におけるシャッタボタンの押し下げ操作の
終了に伴って、スイッチ40の接点40a,40c間が
接続されると、コンデンサ24bの充電電圧によってモ
ータ駆動回路のトランジスタ24c,24dがONにな
り、モータ24の正転駆動が開始されて、フィルムが1
コマ巻き上げられる。
【0043】そして、フィルム1コマ分の巻き上げが終
了した時点t3 において、フィルム巻き止め機構が作動
してスイッチ46をOFFさせ、スイッチ46の接点4
6a,46c間が接続されるように構成されていること
により、モータ24の正転駆動が停止するようになって
いる。
【0044】ところで、フィルムの最後の1コマの撮影
が完了した後のフィルム巻き上げでは、フィルム巻き止
め機構が作動しないようになっている場合は、スイッチ
46はOFFしない。そこで、スイッチ46がOFFし
なくてもモータ24の正転駆動を自動的に停止させるタ
イマとして、上記コンデンサ24bが設けられているの
であり、コンデンサ24bに充電された電圧が一定レベ
ルまで降下した時点t4 でモータ24の正転駆動が自動
的に停止するように構成されている。
【0045】一方、カートリッジ室12に対するフィル
ムカートリッジ1の非装填時には、スイッチ作動部材3
7が作動されず、スイッチ36がON状態(第1の状
態)に保持されるから、コンデンサ24bが短絡されて
いる。したがって、シャッタボタンの押し下げ操作に伴
うスイッチ40のON動作により、スイッチ40の接点
40a,40b間が接続されても、コンデンサ24bに
は充電されず、したがって、シャッタボタンの押し下げ
操作の終了に伴って、スイッチ40の接点40a,40
c間が接続されても、トランジスタ24c,24dがO
FF状態に保たれるからモータ24は起動しない。
【0046】なお、図5において、符号53はフィルム
巻き戻し時にモータ24を逆転駆動するためのスイッチ
を示し、このスイッチ53は使用者が巻き戻し用レバー
(図示は省略)を操作することによって巻き戻し側に切
り換えられる。
【0047】以上の説明で明らかなように、本実施の形
態においては、図5に示す回路におけるコンデンサ24
bの両端子間にスイッチ36が接続されており、図4に
示すフィルムカートリッジ1の装填時においては、上述
のようにスイッチ36がOFF状態になっているから、
図5の回路は、図6に示すタイミングチャートに従って
動作するが、図3に示すフィルムカートリッジ1の非装
填時においては、上述のようにスイッチ36がON状態
に保持されて、コンデンサ24bが短絡されているか
ら、シャッタボタンの押し下げ操作がなされても、モー
タ24が駆動されず、無用な電流消費が防止され、電源
電池の寿命を延ばすことができるとともに、使用者に不
審の念を抱かせるおそれもなくなる。。
【0048】また、スイッチ駆動部材37が、カートリ
ッジ室12の底部に配設されて、このカートリッジ室1
2に装填されるフィルムカートリッジ1の当接によりス
イッチ36をOFFにして、コンデンサ24bの短絡状
態を解除するように構成されていることにより、カメラ
の操作性を向上させることができる。
【0049】また、スイッチ駆動部材37が、カートリ
ッジ室12内へ突出してフィルムカートリッジ1に当接
し得るピン部37aに隣接してスカート状部37cを備
えていることにより、ピン部37aが挿通される小孔2
2bを通じて光がカートリッジ室12内へ漏洩するおそ
れを回避することができる。
【0050】さらに、スイッチ36が、スイッチ駆動部
材37により弾性的に変位されてスイッチ36をOFF
に切り換えるスイッチ接片35を備えていることによ
り、スイッチ36およびスイッチ駆動部材37の構成が
簡易かつ安価になる利点がある。
【0051】なお、本実施の形態においては、コンデン
サ24bをタイマとして用いているが、コンデンサ以外
の電気タイマによってモータ24の正転駆動を自動的に
停止させるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラのフィルムカートリ
ッジの装填状態を示す底面側の斜視図
【図2】フィルムカートリッジの図1とは上下を逆にし
て示す斜視図
【図3】本発明が適用されるカメラのフィルムカートリ
ッジの非装填時におけるカートリッジ室の構成を示す断
面図
【図4】本発明が適用されるカメラのフィルムカートリ
ッジの装填時におけるカートリッジ室の構成を示す断面
【図5】フィルム給送回路の回路図
【図6】図5の回路の動作を説明するタイミングチャー
【符号の説明】
1 フィルムカートリッジ 3 スプール 4 フィルム送出口 5 遮光扉 10 カメラ 12 カートリッジ室 13 蓋部材 24 モータ 24b コンデンサ 30 スプール駆動部材 31 ばね部材 32 カートリッジ押圧部材 33 プリント配線基板 35 スイッチ接片 36,40,46 スイッチ 37 スイッチ駆動部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを収容したフィルムカートリッ
    ジが装填されるカートリッジ室を備えるとともに、フィ
    ルム給送不能時に、シャッタレリーズ後一定のタイマ時
    間経過後にフィルム給送用モータを停止させるようにし
    たカメラにおいて、 フィルム給送回路の動作を不能にする第1の状態と前記
    回路の動作を可能にする第2の状態との間で切り換えら
    れるスイッチと、 前記カートリッジ室に対する前記フィルムカートリッジ
    の非装填時には前記スイッチを前記第1の状態に保持
    し、かつ前記カートリッジ室に対する前記フィルムカー
    トリッジの装填に応動して前記スイッチを前記第2の状
    態に駆動するスイッチ駆動部材と、を備えてなることを
    特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ駆動部材が、前記カートリ
    ッジ室の底部に配設されて、該カートリッジ室に装填さ
    れる前記フィルムカートリッジの当接により前記スイッ
    チを前記第2の状態に駆動することを特徴とする請求項
    1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ駆動部材が、前記カートリ
    ッジ室内へ突出して前記フィルムカートリッジに当接し
    得るピン部と、前記カートリッジ室への光漏洩を防止す
    べく前記ピン部に隣接して形成されたスカート状部とを
    備えてなることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチが、前記スイッチ駆動部材
    により弾性的に変位されて前記スイッチを前記第2の状
    態に切り換えるスイッチ接片を備えてなることを特徴と
    する請求項2記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記フィルムカートリッジ内で前記フィ
    ルムを巻装するスプールとの係合状態でモータにより回
    動されて、前記フィルムの送出、巻き戻しを行なうスプ
    ール駆動部材が前記カートリッジ室の底部に配設されて
    なるとともに、前記カートリッジ室の挿入口を開閉する
    蓋部材が設けられ、該蓋部材に、前記カートリッジ室内
    に装填された前記フィルムカートリッジのスプールをば
    ね部材の付勢力で前記スプール駆動部材に押し付けるカ
    ートリッジ押圧部材が設けられ、前記ばね部材の付勢力
    が、前記スプールを前記スプール駆動部材に押し付ける
    のに必要な力と、前記スイッチ接片の変位に必要な力と
    の和にほぼ等しい値に設定されてなることを特徴とする
    請求項4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記フィルムカートリッジ内から送出さ
    れるフィルムをシャッタボタンの押し下げ操作終了の度
    毎に1コマずつ移送するモータと、前記シャッタボタン
    の押し下げ操作開始に伴って充電が開始され、かつ前記
    シャッタボタンの押し下げ操作終了に伴って充電が断た
    れるコンデンサとを備え、 前記モータが、前記シャッタボタンの押し下げ操作終了
    に伴って前記コンデンサの充電電圧に基づいて駆動さ
    れ、かつフィルム1コマ分の巻き上げの終了に伴う前記
    充電電圧の遮断時点もしくは前記コンデンサの充電電圧
    の所定レベルまでの降下時点のいずれか一方の時点で駆
    動を停止されるように構成されており、 前記スイッチの前記第1の状態において前記コンデンサ
    の充電が禁止され、前記第2の状態において前記コンデ
    ンサの充電が可能にされることを特徴とする請求項1記
    載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記スイッチの前記第1の状態において
    前記コンデンサが短絡され、該スイッチの前記第2の状
    態において前記コンデンサの短絡が解除されることを特
    徴とする請求項6記載のカメラ。
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