JPH09211666A - 写真フイルム用データ記録装置 - Google Patents

写真フイルム用データ記録装置

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JPH09211666A
JPH09211666A JP8019056A JP1905696A JPH09211666A JP H09211666 A JPH09211666 A JP H09211666A JP 8019056 A JP8019056 A JP 8019056A JP 1905696 A JP1905696 A JP 1905696A JP H09211666 A JPH09211666 A JP H09211666A
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JP
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photographic film
print
photographing
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JP8019056A
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English (en)
Inventor
Akio Omiya
秋夫 大宮
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプリントモードに対して日付等のデー
タを写し込み可能であり、且つ、簡易な機構でローコス
トに製造が可能な写真フイルム用データ記録装置を提供
する。 【解決手段】 データ露光開口45a,45bの内、デ
ータ露光開口45aを介して写し込まれる文字画像は常
に写真フイルム1上に文字画像が記録されるが、データ
露光開口45bは、写し込みデータ制御板34の日付写
し込み選択開口41が合致したときだけ、データ露光開
口45bからも写真フイルム1上に文字画像が記録され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラやレンズ付
きフイルムユニットに装填された写真フイルムに日付等
のデータを潜像記録する写真フイルム用データ記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムの撮影時に撮影した日付等
のデータを同時に写し込む、所謂、データ記録機能は、
多機能型のコンパクトカメラを中心に、標準で搭載され
ているものが増えている。このようなデータ記録機能に
よって写真フイルムに日付等を写し込むことにより、プ
リント写真鑑賞の際に一層楽しみが増し、また、プリン
ト写真の整理、記録にも大いに役立つ。
【0003】一方、近年、カメラやレンズ付きフイルム
ユニットによるプリント写真の魅力や楽しみをより一層
一般のユーザーに広げるために、撮影した被写体の種類
や大きさによって、アスペクト比の異なるプリント写真
が提供されている。このようなプリント写真として、従
来の標準サイズであるLサイズプリント(89mm×1
27mm)に加えて、横方向の長さを倍にしたパノラマ
プリント(89mm×252mm)、ハイビジョンテレ
ビ放送でのアスペクト比に近似させたハイビジョンプリ
ント(89mm×158mm)等が一般に知られてい
る。
【0004】このような、アスペクト比の異なるプリン
ト写真を得る方法として、1本の写真フイルムを撮影し
ていく途中で、写真フイルムに対する露光範囲をカメラ
に設けられた遮光板等により制限して、Lサイズプリン
ト露光範囲(24mm×36mm)、パノラマプリント
露光範囲(13mm×36mm)、及びハイビジョンプ
リント露光範囲(20mm×36mm)を設定し、これ
により得られた露光範囲の異なるネガフイルムから、上
述した各モードのプリント写真を得る方法が知られてい
る。
【0005】また、撮影時には露光範囲を固定した単一
の露光範囲で全撮影コマを撮影すると同時に、プリント
モードを指定するプリントデータを記録し、現像所等で
のプリント時にこのプリントデータを基にして、前述し
たような各撮影モードの露光範囲に相当する範囲だけを
プリントすることにより、各モードのプリント写真を得
る方法も考えられている。
【0006】更に、特開平6−301157号公報で知
られるように、リーダー部をパトローネから突出させる
ことなく、フイルムを全てパトローネ内に巻き込んだ写
真フイルムパトローネが提案されている。この様な写真
フイルムパトローネにおいては、ハイビジョンプリント
露光範囲(30.2mm×16.7mm)を標準の露光
サイズとし、この標準の露光サイズの横方向を制限した
Lサイズプリント露光範囲(23.4mm×16.7m
m)、及び標準の露光サイズの縦方向を制限したパノラ
マプリント露光範囲(30.2mm×9.5mm)が設
定される。
【0007】しかし、撮影時に日付等のデータを潜像記
録した写真フイルムから、前述したように、アスペクト
比の異なるプリント写真を作成する場合、撮影時のデー
タの記録位置が問題になる。通常、日付等のデータは写
真フイルムの端部に記録されるのが普通である。このた
め、写真フイルムの端部に記録されたデータは、プリン
トモードによっては途中で写し込みデータが切れてしま
ったり、或いは、枠外に位置するため全く写し込まれな
い等の問題が生ずる。
【0008】例えば、ハイビジョンプリントを基準にし
て、写真フイルムの端部に日付を写し込んだ場合、この
写真フイルムをパノラマプリントにすると、写真フイル
ムの上下端各々4分の1はプリントされないので、写し
込んだ日付は完全にプリント範囲外になり、このパノラ
マプリント写真には日付は全くプリントされなくなって
しまう。
【0009】このため、例えば、日付等のデータを写真
フイルム上に露光するデータ露光開口を複数個設け、各
々のプリントモードに対応した位置のデータ露光開口以
外は塞ぐことにより、全てのプリントモードに対して日
付等のデータを記録可能な写真フイルム用データ記録装
置もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、データ露光開口を複数個設けて、これをプリ
ントモードに応じて個々に塞いだり開けたりすると、デ
ータ露光開口を塞ぐための遮光板が複数枚必要になった
り、また、プリントモードの相違による端部位置の相違
は、写真フイルム上では数ミリであるために、遮光板の
制御を高精度にする必要が生じたりする。このため、写
真フイルム用データ記録装置の製造コストが上昇した
り、或いは、機構が複雑化するという問題がある。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、複数のプリントモードに対し
て日付等のデータを写し込み可能であり、且つ、簡易な
機構でローコストに製造が可能な写真フイルム用データ
記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の写真フイルム用データ記録装置では、日付
等のデータを写真フイルムに潜像記録させるためのデー
タ表示部に表示されたデータ画像を、写真フイルムの露
光面上の互いに異なる2箇所の位置に導く2個のデータ
写し込み光路の内、一方のデータ写し込み光路上を移動
して、この一方のデータ写し込み光路を選択的に塞ぐ遮
光板を設けるとともに、他方のデータ写し込み光路は一
方のデータ写し込み光路の近傍で且つ前記遮光板により
塞がれない位置に配置したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、本発明のデータ記録装置
を搭載したカメラの外観斜視図である。また、図1は、
図2のデータ記録装置及びその周辺の機構の説明図であ
る。カメラ2は、ハイビジョンモード、パノラマモー
ド、及びLサイズモードの3種類のプリントモードか
ら、何れか1つを選択してプリントデータとして写真フ
イルムに記録することが可能である。
【0014】図2(A)のように、カメラ2の前面2a
には、撮影レンズ3、ストロボ装置4、及び後述するフ
ァインダ装置5の対物レンズ21等が露出している。ま
た、カメラ2の上面2bには、レリーズボタン6、撮影
枚数表示部7等が露出している。
【0015】図2(B)のように、カメラ2の背面2c
には、写真フイルムパトローネを装填するための裏蓋8
が設けられ、また、メインスイッチ9、ファインダ装置
5の接眼レンズ22、及び後述するプリントモード切替
スイッチ23等が露出している。
【0016】ファインダ装置5には、対物レンズ21、
接眼レンズ22、コンデンサーレンズ23、及び被写体
像を正立させる2個のプリズム24、25が組み込まれ
ている。そして、この2個のプリズム24、25の間に
は、ハイビジョンモードに対応した撮影範囲を示す視野
枠26が設けられている。
【0017】プリズム25の周囲には、軸27aを中心
に視野切替え板27が回動自在に軸着されている。この
視野切替え板27の一端には連動板28が軸着され、ま
た、バネ29により、視野切替え板27全体が反時計方
向に付勢されている。視野切替え板27は連動板28の
摺動により、ファインダ装置5の光路内に挿脱される。
【0018】視野切替え板27には、視野枠26の一部
を覆うことより、ファインダ装置5の視野範囲を制限す
るLサイズ視野開口31(第1開口)、及びパノラマ視
野開口32(第2開口)が各々設けられている。
【0019】図1に示すように、連動板28の一端に
は、半筒形バネ部28aが形成され、また、中央付近に
はプリントモード切替スイッチ23が取り付けられてい
る。バネ部28aは、カメラ2の内面に設けられた3つ
の溝を有する規制板36のうち、いずれかの溝に落ち込
んで係合する。この規制板36の溝は、プリントモード
切替スイッチ23のH(ハイビジョン)、L(Lサイ
ズ)、P(パノラマ)の3つの位置に対応して、プリン
トモード切替スイッチ23を各々の位置に係合するもの
である。
【0020】これにより、プリントモード切替スイッチ
23をH位置にセットすると、視野切替え板27はファ
インダ装置5の光路内から脱し、ファインダ装置5の視
野は視野枠26で規定されるハイビジョン視野となる。
プリントモード切替スイッチ23をL位置にセットする
と、視野切替え板27が回動してファインダ5の光路内
に進入し、Lサイズ視野開口31が視野枠26の一部を
覆い、ファインダ装置5の視野はLサイズ視野となる。
また、プリントモード切替スイッチ23をP位置にセッ
トすると、視野切替え板27は更に回動し、パノラマ視
野開口32が視野枠26の一部を覆うようになり、ファ
インダ装置5の視野はパノラマ視野となる。
【0021】連動板28の中央下部には連動突起28b
が一体に設けられ、遮光板である写し込みデータ制御板
34と連動しているL字カム35の一端と接触してい
る。L字カム35は屈曲部分で軸着されており、一端が
連動板28の上部連動突起28bに、他端が写し込みデ
ータ制御板34の上部連動突起34aに係合している。
そして、プリントモード切替スイッチ23の操作で連動
板28が図1の矢印方向に動くと、写し込みデータ制御
板34を上方向に引き上げる。
【0022】カメラ2のアパーチャ38の脇には、ばね
39で下方向に付勢された写し込みデータ制御板34が
設けられている。遮光板である写し込みデータ制御板3
4は、長穴34b,34cとカメラ2に設けられた突起
2d,2eとの係合により、長穴34b,34cに沿っ
て上下方向に移動可能になっている。
【0023】写し込みデータ制御板34の中央付近に
は、日付写し込み選択開口41が設けられている。この
日付写し込み選択開口41は、LEDモジュール42、
レンズボード43からなる日付写し込み装置44による
日付写し込み位置の選択に用いられる。本発明の写真フ
イルム用データ記録装置である日付写し込み装置44
は、写真フイルム1の巻き上げ時に、カメラ2のアパー
チャ38の脇に設けられたデータ写し込み光路である2
か所のデータ露光開口45a,45bを通して、写真フ
イルム1に撮影日等のデータを潜像記録する。この2個
のデータ露光開口の内、データ露光開口45aは、写し
込みデータ制御板34の移動路の外に設けられている。
【0024】LEDモジュール42は、ライン状に形成
された多数の小さなLEDからなり、写真フイルム1の
走行により、写真フイルム1上で数字等の文字が形成さ
れるように発光する。レンズボード43には、2つのレ
ンズ43a,43bが各々設けられており、レンズ43
aがデータ露光開口45aを介して写真フイルム1の端
部に、レンズ43bがデータ露光開口45bを介して写
真フイルム1のやや中央寄りの端部に、各々LEDモジ
ュール42で形成された文字画像を結像させる。
【0025】データ露光開口45a,45bの内、デー
タ露光開口45aを介して写し込まれる文字画像は常に
写真フイルム1上に文字画像が記録されるが、データ露
光開口45bは、写し込みデータ制御板34の日付写し
込み選択開口41が合致したときだけ、データ露光開口
45bからも写真フイルム1上に文字画像が記録され
る。
【0026】この日付写し込み選択開口41は、プリン
トモード切替スイッチ23をP位置(パノラマ)にセッ
トした時だけ、データ露光開口45bに合致するように
なっており、従ってパノラマプリントモードでは、デー
タ露光開口45a,45bの双方を介して、写真フイル
ム1上の2か所に日付等の文字画像が記録されることに
なる。
【0027】これにより、プリントモード切替スイッチ
23をH位置(ハイビジョン)にセットした時は、図3
に示すように、データ露光開口45bは写し込みデータ
制御板34により塞がれ、データ露光開口45aを介し
て写し込まれる文字画像だけが、点線で示すハイビジョ
ンのプリント範囲の端部(斜線部A)に潜像記録され
る。
【0028】また、プリントモード切替スイッチ23を
L位置(Lサイズ)にセットすると、図4に示すよう
に、写し込みデータ制御板34が連動して上昇するが、
データ露光開口45bはこの状態においても、写し込み
データ制御板34の日付写し込み選択開口41に合致せ
ず、データ露光開口45bは、まだ写し込みデータ制御
板34に塞がれたままである。従って、ハイビジョンモ
ードと同様に、データ露光開口45aを介して写し込ま
れる文字画像だけが、一点鎖線で示すLサイズのプリン
ト範囲の端部(斜線部B)に潜像記録される。
【0029】さらに、プリントモード切替スイッチ23
をP位置(パノラマ)にセットすると、図5に示すよう
に、写し込みデータ制御板34が連動して更に上昇し、
写し込みデータ制御板34の日付写し込み選択開口41
がデータ露光開口45bに合致する。これにより、デー
タ露光開口45bを介して、一点鎖線で示すパノラマの
プリント範囲の端部(斜線部C)に、また、データ露光
開口45aを介して、パノラマモードのプリント範囲外
(斜線部D)に、各々文字画像が潜像記録される。
【0030】なお、このパノラマプリントモードでは、
上述したように、1撮影コマの2ヵ所に文字画像が潜像
記録されることになるが、プリント時に写真フイルム1
の上下一定幅はプリントされないので、データ露光開口
45aを介して写真フイルム1上に記録された文字画像
は、パノラマプリント写真上には写らず、データ露光開
口45bを介して記録された文字画像が、パノラマプリ
ント写真のちょうど端部に写し込まれる。
【0031】写し込みデータ制御板34の下部には、下
部係合突起34dが一体に設けられている。この下部係
合突起34dは、プリントモード記録装置51を構成し
ている回動板52の側端に係合している。
【0032】プリントモード記録装置51は、写真フイ
ルム1の下部に、カメラ2のアパーチャ38の下方に設
けられた2か所のプリントモード写し込み開口55a,
55bを通して、各撮影コマのプリントモードを指定す
るための2ビットの矩形マークを潜像記録するためのも
のである。このプリントモード記録装置51は、矩形マ
ークを潜像記録するための光源であるLED53と、こ
のLED53からの光をアパーチャ38方向に導く導光
部材54、及び、選択するプリントモードに応じてプリ
ントモード写し込み開口55a,55bを開閉する回動
板52とから構成されている。
【0033】LED53は、カメラ2のレリーズ操作に
連動して一定時間発光する。導光部材54は透明な樹脂
でできており、その一端はLED53に、他端は回動板
52に面している。
【0034】回動板52は扇型の遮光板で、軸52cで
カメラ2の内部に軸着されており、写し込みデータ制御
板34の移動に応じて、下部係合突起34dを介して回
動する。この回動板52には、プリントモード記録選択
開口52a,52bが設けられている。
【0035】この内、プリントモード記録選択開口52
aは、プリントモード切替スイッチ23がP位置(パノ
ラマ)及びL位置(Lサイズ)にセットされている時
に、プリントモード写し込み開口55aと合致して、導
光部材54から照射される光を写真フイルム1の下部に
通す。また、プリントモード記録選択開口52bは、プ
リントモード切替スイッチ23がL位置(Lサイズ)に
セットされている時だけ、プリントモード写し込み開口
55bと合致して、導光部材54から照射される光を写
真フイルム1の下部に通す。
【0036】これにより、プリントモード記録装置51
は、プリントモード切替スイッチ23がH位置(ハイビ
ジョン)にセットされている時には、プリントモード写
し込み開口55a,55bは両方とも回動板52に塞が
れている状態になり、カメラ2のレリーズ操作によりL
ED53が発光しても、写真フイルム1の下部には、プ
リントモードを示す矩形のマークは全く記録されない。
【0037】また、プリントモード切替スイッチ23が
L位置(Lサイズ)にセットされている時には、回動板
52のプリントモード記録選択開口52a,52bは、
写し込み開口55a,55bに各々合致するので、カメ
ラ2のレリーズ操作によりLED53が発光すると、写
真フイルム1の下部には、Lサイズプリントモードを示
す2個の矩形マークが記録される。
【0038】更に、プリントモード切替スイッチ23が
P位置(パノラマ)にセットされている時には、回動板
52のプリントモード記録選択開口52aだけが写し込
み開口55aに合致するので、カメラ2のレリーズ操作
によりLED53が発光すると、写真フイルム1の下部
には、パノラマプリントモードを示す1個の矩形マーク
が記録される。
【0039】以上のような構成の実施形態の作用につい
て説明する。本発明の写真フイルム用データ記録装置が
搭載されたカメラ2を用いて写真撮影を行う場合、背面
2cの裏蓋8を開けて新しい写真フイルムパトローネを
セットし、メインスイッチ9をオンにする。
【0040】写真フイルム1の1コマ目がセットされた
ことを撮影枚数表示部7を覗いて確認した後、例えば、
ハイビジョンプリントを指定して撮影を行う場合、プリ
ントモード切替スイッチ23がH位置にあることを確認
する。そして、ファインダ装置5を接眼レンズ22側か
ら覗き、被写体の撮影範囲を確認する。
【0041】この時、プリントモード切替スイッチ23
はH位置にあるので、視野切替え板27はファインダ装
置5の光路内から退避している状態にある。これによ
り、ファインダ装置5を接眼レンズ22側から覗くと、
被写体像の光が対物レンズ21、コンデンサーレンズ2
3を介して、プリズム24、25で正立像になり、接眼
レンズ22を通して観察される。そしてその視野範囲
は、プリズム24とプリズム25との間に設けられてい
る視野枠26で規定されるハイビジョン視野となる。
【0042】撮影者は被写体がハイビジョン視野内に収
まっているか確認した後、レリーズボタン6を操作する
と、シャッタ機構(図示せず)が動作し、1コマ分の写
真撮影が行われる。また、この時、レリーズ操作と同時
にプリントモード記録装置51のLED53が一定時間
発光するが、プリントモード写し込み開口55a,55
bは、両方とも回動板52に塞がれている状態なので、
写真フイルム1の最初の撮影コマの下部には、プリント
モードを示す矩形のマークは全く記録されない。これに
より、この撮影コマはプリント時にはハイビジョンプリ
ントが選択される。
【0043】一コマ分の撮影が完了すると自動的に写真
フイルム1の巻き上げが行われるが、この時、先程撮影
した撮影コマに、日付写し込み装置44により撮影日等
のデータが潜像記録される。プリントモード切替スイッ
チ23がH位置にある時には、データ露光開口45bは
写し込みデータ制御板34で塞がれているので、LED
モジュール42の光はレンズ43aを介してデータ露光
開口45aだけに入射する。これにより、図3に示すよ
うに、データ露光開口45aを介して写し込まれる文字
画像だけが、点線で示すハイビジョンのプリント範囲の
端部(斜線部A)に潜像記録される。
【0044】1コマ分の巻き上げが完了し、次の撮影コ
マがアパーチャ38にセットされると、再び撮影が可能
になる。今度は例えばLサイズプリントを指定して撮影
を行う場合、プリントモード切替スイッチ23をスライ
ドさせ、L位置にセットする。プリントモード切替スイ
ッチ23をL位置にスライドさせると、視野切替え板2
7はバネ29の付勢に抗して時計方向に回動する。そし
て、視野切替え板27の一部がファインダ5の光路内に
進入し、Lサイズ視野開口31が視野枠26の一部を覆
い、ファインダ装置5の視野はLサイズ視野となる。
【0045】撮影者は被写体がLサイズ視野内に収まっ
ているか確認した後、レリーズボタン6を操作すると、
シャッタ機構(図示せず)が動作し、1コマ分の写真撮
影が行われる。そして、レリーズ操作と同時にプリント
モード記録装置51のLED53が一定時間発光し、今
度は、回動板52のプリントモード記録選択開口52
a,52bが、写し込み開口55a,55bに各々合致
しているので、写真フイルム1の下部には、Lサイズプ
リントモードを示す2個の矩形マークが記録される。こ
れにより、この撮影コマはプリント時にはLサイズプリ
ントが選択される。
【0046】2コマ目の撮影が完了すると、再び自動的
に写真フイルム1の巻き上げが行われ、同時に日付写し
込み装置44により撮影日等のデータが潜像記録され
る。今度は、プリントモード切替スイッチ23がL位置
にあるので、H位置と同様にデータ露光開口45bは写
し込みデータ制御板34で塞がれており、LEDモジュ
ール42の光はレンズ43aを介してデータ露光開口4
5aだけに入射する。これにより、図4に示すように、
データ露光開口45aを介して写し込まれる文字画像だ
けが、一点鎖線で示すLサイズのプリント範囲の端部
(斜線部B)に潜像記録される。
【0047】2コマ目の巻き上げが完了し、次の撮影コ
マがアパーチャ38にセットされると、再び撮影が可能
になる。今度は、例えばパノラマプリントを指定して撮
影を行う場合、プリントモード切替スイッチ23をスラ
イドさせ、P位置にセットする。プリントモード切替ス
イッチ23をP位置にスライドさせると、視野切替え板
27はバネ29の付勢に抗して更に時計方向に回動す
る。そして今度はパノラマ視野開口32が視野枠26の
一部を覆い、ファインダ装置5の視野はパノラマ視野と
なる。
【0048】撮影者は被写体がパノラマ視野内に収まっ
ているか確認した後、レリーズボタン6を操作すると、
シャッタ機構(図示せず)が動作し、1コマ分の写真撮
影が行われ、また、レリーズ操作と同時にプリントモー
ド記録装置51のLED53が一定時間発光する。そし
て、今度は、プリントモード切替スイッチ23はP位置
にセットされているので、回動板52のプリントモード
記録選択開口52aだけが写し込み開口55aに合致
し、プリントモード記録選択開口52bは再び回動板5
2に塞がれた状態になる。これにより、写真フイルム1
の下部には、パノラマプリントモードを示す1個の矩形
マークが記録される。
【0049】2コマ目の撮影が完了すると、再び自動的
に写真フイルム1の巻き上げが行われ、同時に日付写し
込み装置44により撮影日等のデータが潜像記録され
る。今度は、プリントモード切替スイッチ23がP位置
にあるので、写し込みデータ制御板34の日付写し込み
選択開口41がデータ露光開口45bに合致し、データ
露光開口45bからも写真フイルム1上に文字画像が記
録される。従って、このパノラマプリントモードでは、
図5に示すように、データ露光開口45bを介して、一
点鎖線で示すパノラマのプリント範囲の端部(斜線部
C)に、また、データ露光開口45aを介して、パノラ
マモードのプリント範囲外(斜線部D)に、各々文字画
像が潜像記録される。
【0050】しかし、パノラマプリントモードでは、プ
リント時に写真フイルム1の上下一定幅はプリントされ
ないので、データ露光開口45aを介して写真フイルム
1上に記録された文字画像は、パノラマプリント写真上
には写らず、データ露光開口45bを介して記録された
文字画像が、パノラマプリント写真のちょうど端部に写
し込まれる。
【0051】このようにして、被写体に応じてプリント
サイズを適宜選択しながら撮影を行っていく。そして、
全撮影コマの撮影が完了したのち、写真フイルム1をパ
トローネ内に巻き上げ、現像取扱店等にプリントを依頼
することになる。現像取扱店では、下端に矩形マークが
記録されていない撮影コマはハイビジョンサイズに、矩
形マークが1個記録されている撮影コマはパノラマサイ
ズに、そして、矩形マークが2個記録されている撮影コ
マはLサイズになるように、各々プリントを行う。
【0052】そして、ハイビジョンプリント(図6
(A))、Lサイズプリント(図6(B))、パノラマ
プリント(図6(C))の何れにも、被写体の邪魔にな
らない端部に、日付等のデータが写し込まれる。
【0053】なお、上述した実施の形態では、本発明の
ファインダ装置をカメラに搭載しているが、勿論レンズ
付きフイルムユニットに搭載してもよく、作用、効果は
同様である。
【0054】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
写真フイルム用データ記録装置によれば、日付等のデー
タを写真フイルムに潜像記録させるためのデータ表示部
に表示されたデータ画像を、写真フイルムの露光面上の
互いに異なる2箇所の位置に導く2個のデータ写し込み
光路の内、一方のデータ写し込み光路上を移動して、こ
の一方のデータ写し込み光路を選択的に塞ぐ遮光板を設
けるとともに、他方のデータ写し込み光路は一方のデー
タ写し込み光路の近傍で且つ前記遮光板により塞がれな
い位置に配置したので、複数のプリントモードに対して
日付等のデータを写し込み可能であり、且つ、簡易な機
構でローコストに製造が可能な写真フイルム用データ記
録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真フイルム用データ記録装置の説明
図である。
【図2】本発明の写真フイルム用データ記録装置を組み
込んだカメラの外観斜視図である。
【図3】本発明の写真フイルム用データ記録装置のハイ
ビジョンモードにおける説明図である。
【図4】本発明の写真フイルム用データ記録装置のLサ
イズモードにおける説明図である。
【図5】本発明の写真フイルム用データ記録装置のパノ
ラマモードにおける説明図である。
【図6】本発明の写真フイルム用データ記録装置により
日付を写し込んだプリント写真を示す説明図である。
【符号の説明】
1 写真フイルム 2 カメラ 27 視野切替え板 34 写し込みデータ制御板 41 日付写し込み選択開口 42 LEDモジュール 43 レンズボード 44 日付写し込み装置 45a、45b データ露光開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日付等のデータを写真フイルムに潜像記
    録させるためのデータ表示部と、このデータ表示部に表
    示されたデータ画像を写真フイルムの露光面上の互いに
    異なる2箇所の位置に導く2個のデータ写し込み光路と
    を有する写真フイルム用データ記録装置において、 一方のデータ写し込み光路上を移動して、この一方のデ
    ータ写し込み光路を選択的に塞ぐ遮光板を設けるととも
    に、他方のデータ写し込み光路は一方のデータ写し込み
    光路の近傍で且つ前記遮光板により塞がれない位置に配
    置したことを特徴とする写真フイルム用データ記録装
    置。
JP8019056A 1996-02-05 1996-02-05 写真フイルム用データ記録装置 Pending JPH09211666A (ja)

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