JPH09212048A - 像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents
像保持体からの像形成物質除去装置Info
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- JPH09212048A JPH09212048A JP4550896A JP4550896A JPH09212048A JP H09212048 A JPH09212048 A JP H09212048A JP 4550896 A JP4550896 A JP 4550896A JP 4550896 A JP4550896 A JP 4550896A JP H09212048 A JPH09212048 A JP H09212048A
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- driven
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- forming substance
- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 剥離ユニットにおいて剥離ベルトを正逆転移
動可能とすることにより、構造が簡単でしかも用紙損傷
が少ない像保持体からの像形成物質除去装置を提供す
る。 【解決手段】 剥離ベルト45を駆動する駆動ローラ
を、ステッピングモータ50等により正逆転制御され
る。この時転写紙の前進、後退される部分が分離ローラ
43により分離される前に圧接ローラにより複数回圧接
されてトナーが剥離ベルト45上に少しずつ転写される
ので、分離の際の紙ムケ不良が防止できる。
動可能とすることにより、構造が簡単でしかも用紙損傷
が少ない像保持体からの像形成物質除去装置を提供す
る。 【解決手段】 剥離ベルト45を駆動する駆動ローラ
を、ステッピングモータ50等により正逆転制御され
る。この時転写紙の前進、後退される部分が分離ローラ
43により分離される前に圧接ローラにより複数回圧接
されてトナーが剥離ベルト45上に少しずつ転写される
ので、分離の際の紙ムケ不良が防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置によって表面に像形
成物質が付着した像保持体から像形成物質を取り除く像
保持体からの像形成物質除去装置に関するものである。
ミリ、プリンター等の画像形成装置によって表面に像形
成物質が付着した像保持体から像形成物質を取り除く像
保持体からの像形成物質除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済みシート材としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去してシート材を再生す
る方法及びその装置として種々のものが知られている。
例えば溶剤を使用するものとして特開平1−10157
6号公報には、トナーが付着された用紙をトナー樹脂の
可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、溶剤に
溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質除去方
法が開示されている。また、特開平4−300395号
公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あるいは
塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、溶解し
たトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械剥離あ
るいは静電気吸着等による方法で除去する像形成物質除
去方法が開示されている。
らトナーなどの像形成物質を除去してシート材を再生す
る方法及びその装置として種々のものが知られている。
例えば溶剤を使用するものとして特開平1−10157
6号公報には、トナーが付着された用紙をトナー樹脂の
可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、溶剤に
溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質除去方
法が開示されている。また、特開平4−300395号
公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あるいは
塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、溶解し
たトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械剥離あ
るいは静電気吸着等による方法で除去する像形成物質除
去方法が開示されている。
【0003】また、先に本出願人は、記録済みシート材
に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶液、
水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水溶性
ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液を保持させるとともに、剥
離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着
もしくは加圧接着してシート材から剥離する像形成物質
除去方法を提案した(例えば、特願平4−255916
号参照)。これによれば、シート材の紙質を比較的損傷
することなく、像形成物質のみを除去することができ
る。
に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶液、
水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水溶性
ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液を保持させるとともに、剥
離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着
もしくは加圧接着してシート材から剥離する像形成物質
除去方法を提案した(例えば、特願平4−255916
号参照)。これによれば、シート材の紙質を比較的損傷
することなく、像形成物質のみを除去することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よれば、例えばリサイクルペーパーなどの紙力強度の弱
い用紙を用いた場合、上記剥離部材からの分離が困難で
あり、無理に用紙をはがそうとすると用紙のトナー像の
下の繊維が上記剥離部材に貼り付いてしまい、処理後の
用紙の表面が荒れてしまうという不具合(以下、紙ムケ
不良という。)があった。
よれば、例えばリサイクルペーパーなどの紙力強度の弱
い用紙を用いた場合、上記剥離部材からの分離が困難で
あり、無理に用紙をはがそうとすると用紙のトナー像の
下の繊維が上記剥離部材に貼り付いてしまい、処理後の
用紙の表面が荒れてしまうという不具合(以下、紙ムケ
不良という。)があった。
【0005】そこで先に本出願人は、非処理用紙を一対
のシート剥離材に挟んだ状態で、多数直列に並べた加熱
加圧装置としての加熱ローラ装置を通すことにより、非
処理用紙上のトナー像を少しずつ剥離材に転写すること
を繰り返し、トナーを除去すると共に、用紙表面のダメ
ージを軽減する像保持体からの像形成物質除去装置を提
案した。
のシート剥離材に挟んだ状態で、多数直列に並べた加熱
加圧装置としての加熱ローラ装置を通すことにより、非
処理用紙上のトナー像を少しずつ剥離材に転写すること
を繰り返し、トナーを除去すると共に、用紙表面のダメ
ージを軽減する像保持体からの像形成物質除去装置を提
案した。
【0006】ところが、この提案にかかる装置は、多数
の加熱ローラ対を直列状に並べるため、機械が大型化
し、複雑で電力消費も大きくコスト高であるという問題
点が残されていた。
の加熱ローラ対を直列状に並べるため、機械が大型化
し、複雑で電力消費も大きくコスト高であるという問題
点が残されていた。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、構造が簡単でしかも
用紙損傷が少ない像保持体からの像形成物質除去装置を
提供することである。
であり、その目的とするところは、構造が簡単でしかも
用紙損傷が少ない像保持体からの像形成物質除去装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像保持体の画像形成面と該画像
形成面に付着している像形成物質との付着状態を不安定
状態にする不安定化液を該像保持体に付与する液付与手
段と、該不安定化液が付与された像保持体上の像形成物
質に対して該像形成物質と該像保持体との間の付着力よ
りも大きな付着力を発揮し得る剥離部材を上記像保持体
の画像形成面に接触させた後に、該像保持体と該剥離部
材とを分離させて該像保持体表面から該像形成物質を剥
離する剥離手段と、を備えた像保持体からの像形成物質
除去装置において、搬送方向に一定の長さにわたり上記
剥離部材に密着して密着部を形成し、この密着部におい
て上記剥離部材とともに上記像保持体の少なくとも一部
を挟持する挟持部材と、上記密着部の一部において上記
剥離部材と像保持体とを互いに圧接させる圧接用部材
と、上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧接用部材の
少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動し得る駆動手
段と、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記剥離部材から分離する前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させるように上記駆動手段を制
御する駆動制御手段と、を設けたことを特徴とするもの
である。
に、請求項1の発明は、像保持体の画像形成面と該画像
形成面に付着している像形成物質との付着状態を不安定
状態にする不安定化液を該像保持体に付与する液付与手
段と、該不安定化液が付与された像保持体上の像形成物
質に対して該像形成物質と該像保持体との間の付着力よ
りも大きな付着力を発揮し得る剥離部材を上記像保持体
の画像形成面に接触させた後に、該像保持体と該剥離部
材とを分離させて該像保持体表面から該像形成物質を剥
離する剥離手段と、を備えた像保持体からの像形成物質
除去装置において、搬送方向に一定の長さにわたり上記
剥離部材に密着して密着部を形成し、この密着部におい
て上記剥離部材とともに上記像保持体の少なくとも一部
を挟持する挟持部材と、上記密着部の一部において上記
剥離部材と像保持体とを互いに圧接させる圧接用部材
と、上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧接用部材の
少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動し得る駆動手
段と、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記剥離部材から分離する前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させるように上記駆動手段を制
御する駆動制御手段と、を設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】この像形成物質除去装置においては、上記
駆動手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧
接用部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動さ
せて、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記剥離部材から分離する前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させる。
駆動手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧
接用部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動さ
せて、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記剥離部材から分離する前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の像保持体か
らの像形成物質除去装置において、上記剥離部材と上記
像保持体の少なくとも一部とを、該一部が上記密着部か
ら排出される前に、上記圧接用部材によって複数回加圧
させるように上記駆動制御手段を構成したことを特徴と
するものである。
らの像形成物質除去装置において、上記剥離部材と上記
像保持体の少なくとも一部とを、該一部が上記密着部か
ら排出される前に、上記圧接用部材によって複数回加圧
させるように上記駆動制御手段を構成したことを特徴と
するものである。
【0011】この像形成物質除去装置においては、上記
駆動手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧
接用部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動さ
せて、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記密着部から排出される前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させる。
駆動手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧
接用部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動さ
せて、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記密着部から排出される前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の像保
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部
材、上記挟持部材及び上記圧接用部材の少なくとも一つ
が上記駆動手段により駆動され、その他の部材は従動す
るように構成し、上記圧接用部材により加圧を行う加圧
状態と、該圧接用部材の加圧力を低下させる、あるい
は、なくす脱圧状態とを選択的に取り得るように、上記
圧接用部材と上記剥離部材の少なくとも一方を移動させ
る移動手段を設け、上記駆動手段により、上記剥離部
材、上記挟持部材及び上記圧接用部材の少なくとも一つ
が順方向又は逆方向のどちらか一方向に駆動されるとき
には加圧状態を、他の方向に駆動されるときには脱圧状
態を取るように、上記移動手段を制御するような制御手
段と、を設けたことを特徴とするものである。
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部
材、上記挟持部材及び上記圧接用部材の少なくとも一つ
が上記駆動手段により駆動され、その他の部材は従動す
るように構成し、上記圧接用部材により加圧を行う加圧
状態と、該圧接用部材の加圧力を低下させる、あるい
は、なくす脱圧状態とを選択的に取り得るように、上記
圧接用部材と上記剥離部材の少なくとも一方を移動させ
る移動手段を設け、上記駆動手段により、上記剥離部
材、上記挟持部材及び上記圧接用部材の少なくとも一つ
が順方向又は逆方向のどちらか一方向に駆動されるとき
には加圧状態を、他の方向に駆動されるときには脱圧状
態を取るように、上記移動手段を制御するような制御手
段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0013】この像形成物質除去装置においては、上記
剥離部材、上記挟持部材及び上記圧接用部材の少なくと
も一つが上記駆動手段により駆動され、その他の部材は
該駆動される部材から像保持体と像形成物質とを介して
せん断力が伝達されて従動する。そして、上記駆動手段
により上記剥離部材、上記挟持部材及び上記圧接用部材
の少なくとも一つが順方向又は逆方向のどちらか一方向
に駆動されるときにのみ加圧状態を取るので、像形成物
質と上記剥離部材の粘着力が強まった加圧状態において
増加した、上記像形成物質内部及び像形成物質と像保持
体間のせん断力が、上記駆動される部材が他の方向に駆
動される際に生じる逆向きのせん断力によって、打ち消
されることがない。
剥離部材、上記挟持部材及び上記圧接用部材の少なくと
も一つが上記駆動手段により駆動され、その他の部材は
該駆動される部材から像保持体と像形成物質とを介して
せん断力が伝達されて従動する。そして、上記駆動手段
により上記剥離部材、上記挟持部材及び上記圧接用部材
の少なくとも一つが順方向又は逆方向のどちらか一方向
に駆動されるときにのみ加圧状態を取るので、像形成物
質と上記剥離部材の粘着力が強まった加圧状態において
増加した、上記像形成物質内部及び像形成物質と像保持
体間のせん断力が、上記駆動される部材が他の方向に駆
動される際に生じる逆向きのせん断力によって、打ち消
されることがない。
【0014】請求項4の発明は、請求項1又は2の像保
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部材
又は上記挟持部材が上記駆動手段により駆動され、他の
一方は従動するように構成し、上記従動する部材に負荷
を付与する負荷状態と、該負荷を取り除く無負荷状態と
を選択的に取り得る負荷付与手段と、上記駆動手段によ
り、上記剥離部材又は上記挟持部材の一方が順方向又は
逆方向のどちらか一方向に駆動されるときには上記負荷
状態を、他の方向に駆動されるときには上記無負荷状態
を取るように、上記負荷付与手段を制御するような制御
手段と、を設けたことを特徴とするものである。
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部材
又は上記挟持部材が上記駆動手段により駆動され、他の
一方は従動するように構成し、上記従動する部材に負荷
を付与する負荷状態と、該負荷を取り除く無負荷状態と
を選択的に取り得る負荷付与手段と、上記駆動手段によ
り、上記剥離部材又は上記挟持部材の一方が順方向又は
逆方向のどちらか一方向に駆動されるときには上記負荷
状態を、他の方向に駆動されるときには上記無負荷状態
を取るように、上記負荷付与手段を制御するような制御
手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0015】この像形成物質除去装置においては、上記
駆動手段により上記剥離部材又は上記挟持部材の一方が
順方向又は逆方向のどちらか一方向に駆動されるときに
は上記負荷状態を、他の方向に駆動されるときには上記
無負荷状態を取る。上記負荷状態においては上記従動す
る部材に負荷が付与されることによって上記像形成物質
の内部及び像形成物質と像保持体間に発生するせん断力
がさらに増加する。また、該せん断力が、上記駆動され
る部材が他の方向に駆動される際に生じる逆向きのせん
断力によって、打ち消されることがない。
駆動手段により上記剥離部材又は上記挟持部材の一方が
順方向又は逆方向のどちらか一方向に駆動されるときに
は上記負荷状態を、他の方向に駆動されるときには上記
無負荷状態を取る。上記負荷状態においては上記従動す
る部材に負荷が付与されることによって上記像形成物質
の内部及び像形成物質と像保持体間に発生するせん断力
がさらに増加する。また、該せん断力が、上記駆動され
る部材が他の方向に駆動される際に生じる逆向きのせん
断力によって、打ち消されることがない。
【0016】請求項5の発明は、請求項1又は2の像保
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部材
及び上記挟持部材が、順方向又は逆方向の少なくとも一
方向には、上記駆動手段により同時に駆動され得るよう
に構成し、順方向又は逆方向の一方向に駆動されるとき
には、上記駆動手段により上記剥離部材及び上記挟持部
材を互いに速度差を持たせて同時に駆動し、順方向又は
逆方向の他方に駆動されるときには、速度差が生じない
ように駆動することを特徴とするものである。
持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離部材
及び上記挟持部材が、順方向又は逆方向の少なくとも一
方向には、上記駆動手段により同時に駆動され得るよう
に構成し、順方向又は逆方向の一方向に駆動されるとき
には、上記駆動手段により上記剥離部材及び上記挟持部
材を互いに速度差を持たせて同時に駆動し、順方向又は
逆方向の他方に駆動されるときには、速度差が生じない
ように駆動することを特徴とするものである。
【0017】この像形成物質除去装置においては、順方
向又は逆方向の一方向に駆動されるときには、上記駆動
手段により上記剥離部材及び上記挟持部材を互いに速度
差を持たせて同時に駆動し、順方向又は逆方向の他方に
駆動されるときには、速度差が生じないように駆動す
る。この時駆動速度差が付与されることによって上記像
形成物質の内部及び像形成物質と像保持体間に発生する
せん断力がさらに増加する。また、該せん断力が、上記
駆動される部材が他の方向に駆動される際に生じる逆向
きのせん断力によって、打ち消されることがない。
向又は逆方向の一方向に駆動されるときには、上記駆動
手段により上記剥離部材及び上記挟持部材を互いに速度
差を持たせて同時に駆動し、順方向又は逆方向の他方に
駆動されるときには、速度差が生じないように駆動す
る。この時駆動速度差が付与されることによって上記像
形成物質の内部及び像形成物質と像保持体間に発生する
せん断力がさらに増加する。また、該せん断力が、上記
駆動される部材が他の方向に駆動される際に生じる逆向
きのせん断力によって、打ち消されることがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を転写型の電子写真
複写機によって画像が形成された像保持体としての転写
紙から、像形成物質としての熱溶融性トナー(以下、ト
ナーという)を取り除く像保持体からの像形成物質除去
装置(以下、トナー除去装置という)に適用した実施形
態について説明する。
複写機によって画像が形成された像保持体としての転写
紙から、像形成物質としての熱溶融性トナー(以下、ト
ナーという)を取り除く像保持体からの像形成物質除去
装置(以下、トナー除去装置という)に適用した実施形
態について説明する。
【0019】[実施形態1]まず、実施形態1に係るト
ナー除去装置の概略について説明する。図1において、
このトナー除去装置は、積層状態で収容しているトナー
像が形成された転写紙10を一枚ずつ分離給紙する給紙
ユニット20と、給紙ユニット20から送られてきた転
写紙10に不安定化液31を供給する液体供給装置とし
ての液供給ユニット30と、液が供給された転写紙10
からトナーを剥離する剥離手段としてのトナー剥離ユニ
ット40と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させ
る図示を省略した乾燥ユニットと、乾燥ユニットから排
出される転写紙10を受ける図示を省略した紙受けユニ
ットとを備えている。
ナー除去装置の概略について説明する。図1において、
このトナー除去装置は、積層状態で収容しているトナー
像が形成された転写紙10を一枚ずつ分離給紙する給紙
ユニット20と、給紙ユニット20から送られてきた転
写紙10に不安定化液31を供給する液体供給装置とし
ての液供給ユニット30と、液が供給された転写紙10
からトナーを剥離する剥離手段としてのトナー剥離ユニ
ット40と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させ
る図示を省略した乾燥ユニットと、乾燥ユニットから排
出される転写紙10を受ける図示を省略した紙受けユニ
ットとを備えている。
【0020】上記給紙ユニット20は、トナー像が形成
された面(以下、トナー像面という)を下に向けて給紙
台23上にセットされた転写紙10を、分離ローラ21
によって1枚づつ分離し、さらに、レジストローラ22
によって所定のタイミングで液供給ユニット30に送り
込むものであり、例えば電子写真複写機における給紙ユ
ニットと同様のものである。
された面(以下、トナー像面という)を下に向けて給紙
台23上にセットされた転写紙10を、分離ローラ21
によって1枚づつ分離し、さらに、レジストローラ22
によって所定のタイミングで液供給ユニット30に送り
込むものであり、例えば電子写真複写機における給紙ユ
ニットと同様のものである。
【0021】上記液供給ユニット30は、水又は用紙な
どの転写紙10への浸透性を向上させるために界面活性
剤を含んだ水溶液などからなる、転写紙10の表面とト
ナーとの付着を不安定とする液体としての不安定化液3
1を転写紙10に供給するものであり、不安定化液31
を収容する液容器32と、この液容器32中の液中に部
分的に没するように設けられ回転によって液を汲み上げ
て転写紙10のトナー像面に供給する塗布ローラ33
と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ローラ33に対向する
ように設けられた紙規制部材としての規制ローラ34
と、液容器32に供給する不安定化液31を貯蔵する液
タンク35と、該液タンク35から液容器32内に不安
定化液31を供給するための供給パイプ36及び給液ポ
ンプ37と、液容器32の余分な不安定化液31を液タ
ンク35に回収する回収パイプ38とを備えている。
どの転写紙10への浸透性を向上させるために界面活性
剤を含んだ水溶液などからなる、転写紙10の表面とト
ナーとの付着を不安定とする液体としての不安定化液3
1を転写紙10に供給するものであり、不安定化液31
を収容する液容器32と、この液容器32中の液中に部
分的に没するように設けられ回転によって液を汲み上げ
て転写紙10のトナー像面に供給する塗布ローラ33
と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ローラ33に対向する
ように設けられた紙規制部材としての規制ローラ34
と、液容器32に供給する不安定化液31を貯蔵する液
タンク35と、該液タンク35から液容器32内に不安
定化液31を供給するための供給パイプ36及び給液ポ
ンプ37と、液容器32の余分な不安定化液31を液タ
ンク35に回収する回収パイプ38とを備えている。
【0022】この液供給ユニット30において、上記液
タンク35は装置下部に設けられており、液タンク35
内の不安定化液31に先端部が没した供給パイプ36が
鉛直方向に延び、その途中に給液ポンプ37が取り付け
られて不安定化液31を上方に汲み上げられるようにな
っている。供給パイプ36は上方で、液供給ユニット3
0の液容器32上面側に向かって屈折し、液容器32内
の液面に向けて開口している。液容器32は、その内部
に容器側板より低く形成された仕切り板32aが設けら
れており、該仕切り板32aの一方に供給パイプ36か
ら供給を受けた不安定化液31が貯溜し、この貯溜して
いる部分に上記塗布ローラ33が部分的に没している。
また、仕切り板32aの他方の底面には回収パイプ38
が連結されている。
タンク35は装置下部に設けられており、液タンク35
内の不安定化液31に先端部が没した供給パイプ36が
鉛直方向に延び、その途中に給液ポンプ37が取り付け
られて不安定化液31を上方に汲み上げられるようにな
っている。供給パイプ36は上方で、液供給ユニット3
0の液容器32上面側に向かって屈折し、液容器32内
の液面に向けて開口している。液容器32は、その内部
に容器側板より低く形成された仕切り板32aが設けら
れており、該仕切り板32aの一方に供給パイプ36か
ら供給を受けた不安定化液31が貯溜し、この貯溜して
いる部分に上記塗布ローラ33が部分的に没している。
また、仕切り板32aの他方の底面には回収パイプ38
が連結されている。
【0023】上記構成によって、液タンク35内の不安
定化液31は給液ポンプ37に吸い上げられ、供給パイ
プ36を通って液容器32内の仕切り板32aの一方に
供給され、液容器32内の不安定化液31のかさが仕切
り板32aの高さを超えると、不安定化液31はオーバ
ーフローし、回収パイプ38を通って再び液タンク35
に戻されるようになっている。
定化液31は給液ポンプ37に吸い上げられ、供給パイ
プ36を通って液容器32内の仕切り板32aの一方に
供給され、液容器32内の不安定化液31のかさが仕切
り板32aの高さを超えると、不安定化液31はオーバ
ーフローし、回収パイプ38を通って再び液タンク35
に戻されるようになっている。
【0024】上記トナー剥離ユニット40は、支持ロー
ラ41、駆動ローラ42、分離ローラ43に掛け渡さ
れ、ヒータ44a内蔵の加熱用ドラム44の周面の図中
A点からB点にわたって密着して巻き付いた状態で無端
移動する剥離ベルト45と、剥離ベルト45を挟んで該
加熱用ドラム44に圧接して剥離ニップPを形成するよ
うに設けられた加熱ランプ46a内蔵の加圧ローラ46
と、剥離ベルト45表面からトナーを除去するベルトク
リーニング装置47と、トナーを除去した転写紙10を
乾燥ユニットに搬送するための搬送ローラ対48を備え
ている。ここで、駆動ローラ41、支持ローラ42、分
離ローラ43、加熱用ドラム44、剥離ベルト45、加
圧ローラ46は、転写紙10を搬送する搬送手段として
機能する。
ラ41、駆動ローラ42、分離ローラ43に掛け渡さ
れ、ヒータ44a内蔵の加熱用ドラム44の周面の図中
A点からB点にわたって密着して巻き付いた状態で無端
移動する剥離ベルト45と、剥離ベルト45を挟んで該
加熱用ドラム44に圧接して剥離ニップPを形成するよ
うに設けられた加熱ランプ46a内蔵の加圧ローラ46
と、剥離ベルト45表面からトナーを除去するベルトク
リーニング装置47と、トナーを除去した転写紙10を
乾燥ユニットに搬送するための搬送ローラ対48を備え
ている。ここで、駆動ローラ41、支持ローラ42、分
離ローラ43、加熱用ドラム44、剥離ベルト45、加
圧ローラ46は、転写紙10を搬送する搬送手段として
機能する。
【0025】上記加熱用ドラムとしては、例えばアルミ
等の金属上にフッ素樹脂などの耐熱、離型性の良い材料
で被覆されたものを用いればよい。本実施形態において
は、この加熱用ドラム44は、剥離ベルトの移動方向に
従動している。また、加圧ローラ46の少なくとも表面
には低硬度シリコンゴム等の材料を用いればよい。ま
た、上記剥離ベルト45の少なくとも表面は、軟化した
トナーに対して、転写紙10の表面と該トナーとの付着
力より大きい付着力を有するPET,PC,PEEK,
PI等の合成樹脂材料で形成されている。
等の金属上にフッ素樹脂などの耐熱、離型性の良い材料
で被覆されたものを用いればよい。本実施形態において
は、この加熱用ドラム44は、剥離ベルトの移動方向に
従動している。また、加圧ローラ46の少なくとも表面
には低硬度シリコンゴム等の材料を用いればよい。ま
た、上記剥離ベルト45の少なくとも表面は、軟化した
トナーに対して、転写紙10の表面と該トナーとの付着
力より大きい付着力を有するPET,PC,PEEK,
PI等の合成樹脂材料で形成されている。
【0026】また剥離ユニット40出口部の、剥離ベル
ト45の支持ローラを兼ねた分離ローラ43により、剥
離ベルト45の移動方向を急激に変化させて、剥離ベル
ト45からの転写紙10の曲率分離を行うようになって
いる。
ト45の支持ローラを兼ねた分離ローラ43により、剥
離ベルト45の移動方向を急激に変化させて、剥離ベル
ト45からの転写紙10の曲率分離を行うようになって
いる。
【0027】また、この加熱用ドラム44と上記加圧ロ
ーラ46とは、上記液供給ユニット30から送られてき
た転写紙10のトナー像面を剥離ベルト44に付着させ
るとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱して
軟化させるものである。
ーラ46とは、上記液供給ユニット30から送られてき
た転写紙10のトナー像面を剥離ベルト44に付着させ
るとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱して
軟化させるものである。
【0028】また上記ベルトクリーニング装置は、ベル
ト周面からトナーを除去し、除去されたトナーをユニッ
トケーシング内に収容するようになっている。上記剥離
ユニット40の詳しい動作については後述する。
ト周面からトナーを除去し、除去されたトナーをユニッ
トケーシング内に収容するようになっている。上記剥離
ユニット40の詳しい動作については後述する。
【0029】上記乾燥ユニットは、例えば転写紙10の
液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙10
を乾燥させるためのものであり、加熱ランプ内蔵の例え
ばアルミからなる加熱ドラムと、複数の支持ローラと駆
動ローラに掛け渡され、該加熱ドラムの周面に一定角度
巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベルトとから構
成されている。上記紙押圧用ベルトの材質としては、耐
熱性や通気性を備えた材質、例えばキャンバス地、木綿
地、テトロン地などの布を用いることができる。 (以下、余白)
液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙10
を乾燥させるためのものであり、加熱ランプ内蔵の例え
ばアルミからなる加熱ドラムと、複数の支持ローラと駆
動ローラに掛け渡され、該加熱ドラムの周面に一定角度
巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベルトとから構
成されている。上記紙押圧用ベルトの材質としては、耐
熱性や通気性を備えた材質、例えばキャンバス地、木綿
地、テトロン地などの布を用いることができる。 (以下、余白)
【0030】上記紙受けユニットは、乾燥ユニットにお
ける、加熱ドラムと紙押圧用ベルトとの挾持領域を抜け
出した転写紙10を、曲率分離する分離ローラと、転写
紙を排紙するための排紙ローラ対と、排紙ローラ対から
送られてきた転写紙10を収容する図示を省略した排紙
トレイなどで構成できる。
ける、加熱ドラムと紙押圧用ベルトとの挾持領域を抜け
出した転写紙10を、曲率分離する分離ローラと、転写
紙を排紙するための排紙ローラ対と、排紙ローラ対から
送られてきた転写紙10を収容する図示を省略した排紙
トレイなどで構成できる。
【0031】以上の構成において、給紙ユニット20か
ら送られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのト
ナー像面に不安定化液31が均一に供給され、トナー剥
離ユニット40に送られる。トナー剥離ユニット40
で、転写紙10に固着しているトナーが剥離ベルト45
と加圧ローラ46とのニップ部Pにおいて加熱されて軟
化し、剥離ベルト45表面に付着する。そして分離ロー
ラ43の回りで転写紙10と剥離ベルト45から分離す
る際に、剥離ベルト45表面に付着したトナーが転写紙
10から剥離し、これにより、転写紙10からトナーが
除去される。トナーが除去された転写紙10は乾燥ユニ
ット60で乾燥され、紙受けユニットに排出される。
ら送られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのト
ナー像面に不安定化液31が均一に供給され、トナー剥
離ユニット40に送られる。トナー剥離ユニット40
で、転写紙10に固着しているトナーが剥離ベルト45
と加圧ローラ46とのニップ部Pにおいて加熱されて軟
化し、剥離ベルト45表面に付着する。そして分離ロー
ラ43の回りで転写紙10と剥離ベルト45から分離す
る際に、剥離ベルト45表面に付着したトナーが転写紙
10から剥離し、これにより、転写紙10からトナーが
除去される。トナーが除去された転写紙10は乾燥ユニ
ット60で乾燥され、紙受けユニットに排出される。
【0032】本実施形態では、構造が簡単でしかも用紙
損傷が少なく、トナー除去性も満足できるような構成を
採用している。以下、この構成動作について説明する。
本実施形態においては、剥離ベルト45を駆動する駆動
ローラ42が、ステッピングモータ50等の手段によっ
て正逆転制御され、転写紙10の搬送方向の長さを長さ
l1ずつに区切り、分離ローラ43の周りで転写紙10
と剥離部材を分離する前に、長さl1のそれぞれの領域
を上記加圧ローラ46によって複数回ずつ加熱加圧す
る。例えば、上記長さl1のそれぞれの領域を2回ずつ
加圧ローラ46によって加熱加圧する場合、まず剥離ベ
ルト45は図2(a)に示すように速度v1で前進移動
するように制御され、剥離ユニット40入り口に設けた
転写紙検知用センサ51が転写紙の先端通過を出力して
から予め決めた所定時間経過して、予熱された転写紙1
0の先端が剥離ニップPに到達すると、上記剥離ベルト
45は図2(a)に示すように速度v2で後退移動す
る。すなわちこの時の剥離ベルト45の駆動速度は、図
2(b)に示すように速度v1で駆動される時間t1と
速度v2で駆動される時間t2とが交互に繰り返され、
v1・t1=2・v2・t2=2・l1となるように制
御されれば良い。このように駆動ローラ42を正逆転駆
動することによって、加圧ローラを複数設けて複数回加
熱圧接する場合と同様に良好にトナーを剥離部材に転写
することができ、転写紙10を剥離部材から分離する際
の転写紙表面の紙の損傷を防ぐことができる。また、剥
離ベルト45と加熱用ドラム44が密着領域において転
写紙10を挟持しているので剥離ベルトの前進、後退移
動中に剥離液が蒸発することもない。このため転写紙表
面が損傷されにくく、良好にトナーを除去することがで
きると共に、蒸発した剥離液が装置内外でトラブルを起
こすこともない。なお、図2の例は、転写紙10を2回
ずつ加熱加圧する場合の一例であるが、3回以上加熱加
圧することによって更に良好にトナーを除去することが
できる。
損傷が少なく、トナー除去性も満足できるような構成を
採用している。以下、この構成動作について説明する。
本実施形態においては、剥離ベルト45を駆動する駆動
ローラ42が、ステッピングモータ50等の手段によっ
て正逆転制御され、転写紙10の搬送方向の長さを長さ
l1ずつに区切り、分離ローラ43の周りで転写紙10
と剥離部材を分離する前に、長さl1のそれぞれの領域
を上記加圧ローラ46によって複数回ずつ加熱加圧す
る。例えば、上記長さl1のそれぞれの領域を2回ずつ
加圧ローラ46によって加熱加圧する場合、まず剥離ベ
ルト45は図2(a)に示すように速度v1で前進移動
するように制御され、剥離ユニット40入り口に設けた
転写紙検知用センサ51が転写紙の先端通過を出力して
から予め決めた所定時間経過して、予熱された転写紙1
0の先端が剥離ニップPに到達すると、上記剥離ベルト
45は図2(a)に示すように速度v2で後退移動す
る。すなわちこの時の剥離ベルト45の駆動速度は、図
2(b)に示すように速度v1で駆動される時間t1と
速度v2で駆動される時間t2とが交互に繰り返され、
v1・t1=2・v2・t2=2・l1となるように制
御されれば良い。このように駆動ローラ42を正逆転駆
動することによって、加圧ローラを複数設けて複数回加
熱圧接する場合と同様に良好にトナーを剥離部材に転写
することができ、転写紙10を剥離部材から分離する際
の転写紙表面の紙の損傷を防ぐことができる。また、剥
離ベルト45と加熱用ドラム44が密着領域において転
写紙10を挟持しているので剥離ベルトの前進、後退移
動中に剥離液が蒸発することもない。このため転写紙表
面が損傷されにくく、良好にトナーを除去することがで
きると共に、蒸発した剥離液が装置内外でトラブルを起
こすこともない。なお、図2の例は、転写紙10を2回
ずつ加熱加圧する場合の一例であるが、3回以上加熱加
圧することによって更に良好にトナーを除去することが
できる。
【0033】また、本実施形態においては、加圧ローラ
接離機構60を設け、加圧ローラ46と剥離ベルト45
とを、圧接させたり、離間させたりすることができるよ
うに構成している。以下、この加圧ローラ接離機構60
の一例について図3を用いて説明する。
接離機構60を設け、加圧ローラ46と剥離ベルト45
とを、圧接させたり、離間させたりすることができるよ
うに構成している。以下、この加圧ローラ接離機構60
の一例について図3を用いて説明する。
【0034】図3に示すように、上記加圧ローラ接離機
構60は加圧ローラ46を軸受61を介して支持し、か
つ固設ピン62を中心にして回動自在である加圧アーム
63に対して時計方向に回転する力を及ぼすように付勢
する加圧スプリング64、加圧アーム63上に設けられ
たカムフォロワー65、カムフォロワー65を押し上げ
る偏心カム66、偏心カム66を回転させるモータ6
7、モータ67を駆動させるか否かを制御する図示を省
略した制御手段としての制御部から構成されている。そ
して、通常、加圧ローラ46は、加圧スプリング64の
付勢力によって時計方向に付勢される加圧アーム63を
介して、加熱用ドラム44側に圧接されている。
構60は加圧ローラ46を軸受61を介して支持し、か
つ固設ピン62を中心にして回動自在である加圧アーム
63に対して時計方向に回転する力を及ぼすように付勢
する加圧スプリング64、加圧アーム63上に設けられ
たカムフォロワー65、カムフォロワー65を押し上げ
る偏心カム66、偏心カム66を回転させるモータ6
7、モータ67を駆動させるか否かを制御する図示を省
略した制御手段としての制御部から構成されている。そ
して、通常、加圧ローラ46は、加圧スプリング64の
付勢力によって時計方向に付勢される加圧アーム63を
介して、加熱用ドラム44側に圧接されている。
【0035】上記加圧ローラ接離機構60においては、
制御部の制御によってモータ67が駆動されると、偏心
カム66が回転する。そして、この偏心カム66に当接
しているカムフォロワー65が偏心カム66の回転角度
によって変位し、カムフォロワー65が設けられている
加圧アーム63が固設ピン62を中心にして揺動する。
このように、偏心カム66の回転角度によって加圧アー
ム63の位置が変化し、この加圧アーム63に支持され
ている加圧ローラ46が剥離ベルト45に対し、離間位
置と圧接位置とを取りうる。
制御部の制御によってモータ67が駆動されると、偏心
カム66が回転する。そして、この偏心カム66に当接
しているカムフォロワー65が偏心カム66の回転角度
によって変位し、カムフォロワー65が設けられている
加圧アーム63が固設ピン62を中心にして揺動する。
このように、偏心カム66の回転角度によって加圧アー
ム63の位置が変化し、この加圧アーム63に支持され
ている加圧ローラ46が剥離ベルト45に対し、離間位
置と圧接位置とを取りうる。
【0036】そして、加圧ローラ46を剥離ベルト45
の圧接位置から離間させるときには、偏心カム66を、
モータ67の駆動によって偏心が最も大きい位置となる
ような回転角度まで回転させることにより、加圧アーム
63が加圧スプリング64の付勢力に抗して反時計方向
に揺動され、図示のように、加圧ローラ46と剥離ベル
ト45との間が、圧接位置から所定の間隙Cだけ離間さ
れる。また、加圧ローラ46を離間状態から圧接状態に
復帰させるときには、モータ67を駆動し、偏心カム6
6を、偏心が最も大きい位置となるような回転角度から
ほぼ半回転させることにより、加圧スプリング64の付
勢力によって加圧アーム63が固設ピン62を中心にし
て時計方向に揺動され、加圧ローラ46が再び剥離ベル
ト45に圧接される。
の圧接位置から離間させるときには、偏心カム66を、
モータ67の駆動によって偏心が最も大きい位置となる
ような回転角度まで回転させることにより、加圧アーム
63が加圧スプリング64の付勢力に抗して反時計方向
に揺動され、図示のように、加圧ローラ46と剥離ベル
ト45との間が、圧接位置から所定の間隙Cだけ離間さ
れる。また、加圧ローラ46を離間状態から圧接状態に
復帰させるときには、モータ67を駆動し、偏心カム6
6を、偏心が最も大きい位置となるような回転角度から
ほぼ半回転させることにより、加圧スプリング64の付
勢力によって加圧アーム63が固設ピン62を中心にし
て時計方向に揺動され、加圧ローラ46が再び剥離ベル
ト45に圧接される。
【0037】そして、上記制御部は、上記ステッピング
モータにより駆動ローラ42を逆転させ始めるときに、
これに先立ち上記モータ67の駆動を開始し、前述のよ
うにして、加圧ローラ46を剥離ベルト45に対し離間
位置をとらせる。この駆動開始のタイミングは、例えば
剥離ユニット40入り口に設けた転写紙検知用センサ5
1が転写紙の先端通過を出力してから、予め決めた所定
時間経過後に設定することができる。
モータにより駆動ローラ42を逆転させ始めるときに、
これに先立ち上記モータ67の駆動を開始し、前述のよ
うにして、加圧ローラ46を剥離ベルト45に対し離間
位置をとらせる。この駆動開始のタイミングは、例えば
剥離ユニット40入り口に設けた転写紙検知用センサ5
1が転写紙の先端通過を出力してから、予め決めた所定
時間経過後に設定することができる。
【0038】図4に、転写紙10にn回処理を行う場合
の動作の説明図を示す。剥離ユニット40入り口に設け
た転写紙検知用センサ51が転写紙の先端通過を出力し
てから所定時間が経過すると転写紙10の先端が図4
(a)に示すように剥離ニップPに到達する。その後、
剥離ベルト45を更に前進させ、転写紙10を図4
(b)に示すように搬送方向の長さlだけ進める。この
時、加圧ローラ46は剥離ベルト45に圧接されてお
り、転写紙10上のトナーが剥離ベルト45に付着する
と、トナー表面からトナー内部、トナー内部からトナー
と転写紙10の界面、トナーと転写紙10の界面から転
写紙10の内部、転写紙10の内部から転写紙10と加
熱用ドラム44の界面すなわち加熱用ドラム44表面へ
とせん断力が伝達され、ドラムが従動する。また、この
せん断力によりトナーが転写し10から少しずらされ
る。
の動作の説明図を示す。剥離ユニット40入り口に設け
た転写紙検知用センサ51が転写紙の先端通過を出力し
てから所定時間が経過すると転写紙10の先端が図4
(a)に示すように剥離ニップPに到達する。その後、
剥離ベルト45を更に前進させ、転写紙10を図4
(b)に示すように搬送方向の長さlだけ進める。この
時、加圧ローラ46は剥離ベルト45に圧接されてお
り、転写紙10上のトナーが剥離ベルト45に付着する
と、トナー表面からトナー内部、トナー内部からトナー
と転写紙10の界面、トナーと転写紙10の界面から転
写紙10の内部、転写紙10の内部から転写紙10と加
熱用ドラム44の界面すなわち加熱用ドラム44表面へ
とせん断力が伝達され、ドラムが従動する。また、この
せん断力によりトナーが転写し10から少しずらされ
る。
【0039】次に、剥離ベルト45を後退させ、上記転
写紙10を図4(c)に示すようにlだけ戻す。この
時、加圧ローラ46は上記加圧ローラ接離機構により剥
離ベルトから離間されているので、トナーに逆方向のせ
ん断力が働いて元の状態に戻ることがない。そして、再
び上記加圧ローラ接離機構により加圧ローラ46を剥離
ベルトに圧接した状態で剥離ベルトを図4(d)に示す
ようにlだけ前進させ、上記の方法と同様に2回目の剥
離を行う。
写紙10を図4(c)に示すようにlだけ戻す。この
時、加圧ローラ46は上記加圧ローラ接離機構により剥
離ベルトから離間されているので、トナーに逆方向のせ
ん断力が働いて元の状態に戻ることがない。そして、再
び上記加圧ローラ接離機構により加圧ローラ46を剥離
ベルトに圧接した状態で剥離ベルトを図4(d)に示す
ようにlだけ前進させ、上記の方法と同様に2回目の剥
離を行う。
【0040】そして、図4(e)に示すようにn回剥離
を行って用紙の先端からlの部分のトナー除去処理を終
了した後、加圧ローラ46を剥離ベルト45に圧接しな
がら剥離ベルトを前進させ、図4(f)に示すように転
写紙10を更にlだけ進め、加圧ローラ46を剥離ベル
ト45から離間しながら剥離ベルトを後退させ、図4
(g)に示すように転写紙10をlだけ戻すという動作
を繰り返す。以上の動作により、図4(h)に示すよう
に、転写紙10を搬送方向にm区分し、各区分毎に繰り
返しn回正逆送してトナー除去を行うという処理を終了
する。
を行って用紙の先端からlの部分のトナー除去処理を終
了した後、加圧ローラ46を剥離ベルト45に圧接しな
がら剥離ベルトを前進させ、図4(f)に示すように転
写紙10を更にlだけ進め、加圧ローラ46を剥離ベル
ト45から離間しながら剥離ベルトを後退させ、図4
(g)に示すように転写紙10をlだけ戻すという動作
を繰り返す。以上の動作により、図4(h)に示すよう
に、転写紙10を搬送方向にm区分し、各区分毎に繰り
返しn回正逆送してトナー除去を行うという処理を終了
する。
【0041】上記実施形態によれば、トナーと転写紙1
0間にせん断力が一方向にのみ働き、反対方向に働かな
いため、上記一方向に働くせん断力が打ち消されたり弱
められたりすることがなく、少しずつトナーを転写紙1
0から剥離することができる。このため、転写紙10の
表面が荒れることがなく、トナーと転写紙間の付着力が
弱まるので、良好にトナーを除去することができる。
0間にせん断力が一方向にのみ働き、反対方向に働かな
いため、上記一方向に働くせん断力が打ち消されたり弱
められたりすることがなく、少しずつトナーを転写紙1
0から剥離することができる。このため、転写紙10の
表面が荒れることがなく、トナーと転写紙間の付着力が
弱まるので、良好にトナーを除去することができる。
【0042】また、上記実施形態において、剥離ベルト
45を前進させるときに加熱用ドラム44に例えば電磁
的ブレーキ手段などを用い、負荷をかけて従動しにくく
し、後退するときに負荷を解除するような構成を採用し
ても良い。この場合、剥離ベルト45を前進させるとき
に加熱用ドラムに負荷を欠けて従動しにくくしているの
で、上記せん断力が更に強まり、転写紙10から更に良
好にトナーを除去することができる。
45を前進させるときに加熱用ドラム44に例えば電磁
的ブレーキ手段などを用い、負荷をかけて従動しにくく
し、後退するときに負荷を解除するような構成を採用し
ても良い。この場合、剥離ベルト45を前進させるとき
に加熱用ドラムに負荷を欠けて従動しにくくしているの
で、上記せん断力が更に強まり、転写紙10から更に良
好にトナーを除去することができる。
【0043】また、上記実施形態においては加熱用ドラ
ム44は剥離ベルト45に従動するような構成を採用し
ているが、少なくとも剥離ベルトの前進時のみ、剥離ベ
ルト45の搬送速度と異なった速度で加熱用ドラム45
を駆動するように構成しても良い。この場合、剥離ベル
ト45を前進させるときに加熱用ドラムが異なった速度
で回転するため、上記せん断力が強まり、転写紙10か
ら更に良好にトナーを除去することができる。
ム44は剥離ベルト45に従動するような構成を採用し
ているが、少なくとも剥離ベルトの前進時のみ、剥離ベ
ルト45の搬送速度と異なった速度で加熱用ドラム45
を駆動するように構成しても良い。この場合、剥離ベル
ト45を前進させるときに加熱用ドラムが異なった速度
で回転するため、上記せん断力が強まり、転写紙10か
ら更に良好にトナーを除去することができる。
【0044】[実施形態2]実施形態1においては、剥
離ベルト45と加熱用ドラム44によって転写紙10を
挟持する例について述べたが、図5に示すように、上下
搬送ベルト141、142によって転写紙10を挟持す
るような構成を採用しても良い。この場合、少なくと
も、転写紙10上のトナー像に密着する側の下搬送ベル
ト142は上述の剥離ベルト45と同様に形成する。ま
た、下搬送ベルト142はモータ143により正逆転制
御される駆動ローラ144によって駆動される。また、
上下のベルトループ内に加熱ランプ内蔵の加圧ローラ1
45、146を互いに対向して剥離ニップPを形成する
ように設ける。この時、一方の加圧ローラが他方の加圧
ローラに向かって接離できるように構成すると良い。ま
た、図5の例においては、点A’から点B’にわたって
上下搬送ベルト141、142が密着しているので下搬
送ベルトを前進、後退させる途中で不安定化液が蒸発し
てしまうことがなく、良好に剥離を行うことができる。
本実施形態によれば、実施形態1の場合と同様簡単な構
造で複数回にわたって転写紙10の加熱加圧が可能であ
り、良好にトナーを除去することができる。また、下搬
送ベルト142が逆送時には上記接離可能な加圧ローラ
を他方から離間することによって、トナーと用紙間にせ
ん断力が一方向のみに働き、トナーを更に良好に除去す
ることができる。また、上搬送ベルト141に負荷を付
加、解除する機構を設けたり、下搬送ベルト142の前
進時のみ下搬送ベルト142の搬送速度と異なった速度
で上搬送ベルトを駆動したりすることによって、実施形
態1の場合と同様に、せん断力を強めて更にトナーを良
好に除去することができる。
離ベルト45と加熱用ドラム44によって転写紙10を
挟持する例について述べたが、図5に示すように、上下
搬送ベルト141、142によって転写紙10を挟持す
るような構成を採用しても良い。この場合、少なくと
も、転写紙10上のトナー像に密着する側の下搬送ベル
ト142は上述の剥離ベルト45と同様に形成する。ま
た、下搬送ベルト142はモータ143により正逆転制
御される駆動ローラ144によって駆動される。また、
上下のベルトループ内に加熱ランプ内蔵の加圧ローラ1
45、146を互いに対向して剥離ニップPを形成する
ように設ける。この時、一方の加圧ローラが他方の加圧
ローラに向かって接離できるように構成すると良い。ま
た、図5の例においては、点A’から点B’にわたって
上下搬送ベルト141、142が密着しているので下搬
送ベルトを前進、後退させる途中で不安定化液が蒸発し
てしまうことがなく、良好に剥離を行うことができる。
本実施形態によれば、実施形態1の場合と同様簡単な構
造で複数回にわたって転写紙10の加熱加圧が可能であ
り、良好にトナーを除去することができる。また、下搬
送ベルト142が逆送時には上記接離可能な加圧ローラ
を他方から離間することによって、トナーと用紙間にせ
ん断力が一方向のみに働き、トナーを更に良好に除去す
ることができる。また、上搬送ベルト141に負荷を付
加、解除する機構を設けたり、下搬送ベルト142の前
進時のみ下搬送ベルト142の搬送速度と異なった速度
で上搬送ベルトを駆動したりすることによって、実施形
態1の場合と同様に、せん断力を強めて更にトナーを良
好に除去することができる。
【0045】なお、実施形態1及び2では、いずれも剥
離ベルトの順送時にトナーと転写紙10間にせん断力が
生じるように構成した例について述べたが、剥離ベルト
の順送時と逆送時の動作が逆になるように構成し、剥離
ベルトの逆送時にトナーと転写紙10間にせん断力が生
じるように構成しても同様の効果が得られる。
離ベルトの順送時にトナーと転写紙10間にせん断力が
生じるように構成した例について述べたが、剥離ベルト
の順送時と逆送時の動作が逆になるように構成し、剥離
ベルトの逆送時にトナーと転写紙10間にせん断力が生
じるように構成しても同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、上記駆
動手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧接
用部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動させ
て、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記剥離部材から分離する前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させることにより、分離の際の
像保持体の損傷を防止することができるという優れた効
果がある。また、構造が簡単であり、装置の小型化、コ
ストダウンが図れるという優れた効果がある。
動手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧接
用部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動させ
て、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記剥離部材から分離する前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させることにより、分離の際の
像保持体の損傷を防止することができるという優れた効
果がある。また、構造が簡単であり、装置の小型化、コ
ストダウンが図れるという優れた効果がある。
【0047】請求項2乃至5の発明によれば、上記駆動
手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧接用
部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動させ
て、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記密着部から排出される前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させるので、複数回圧接させる
間に不安定化液が蒸発して装置内部でトラブルを起こす
こともなく、不安定化液が十分付与された状態の像保持
体から像形成物質を少しずつ剥離することができ、像保
持体の損傷を防止するとともに、良好に像形成物質を剥
離することができるという優れた効果がある。
手段により上記剥離部材、上記挾持部材及び上記圧接用
部材の少なくとも一つを順方向と逆方向とに駆動させ
て、上記剥離部材と上記像保持体の少なくとも一部と
を、該一部が上記密着部から排出される前に、該圧接用
部材によって複数回圧接させるので、複数回圧接させる
間に不安定化液が蒸発して装置内部でトラブルを起こす
こともなく、不安定化液が十分付与された状態の像保持
体から像形成物質を少しずつ剥離することができ、像保
持体の損傷を防止するとともに、良好に像形成物質を剥
離することができるという優れた効果がある。
【0048】また、請求項3の発明によれば、上記駆動
手段により上記剥離部材、上記挟持部材及び上記圧接用
部材の少なくとも一つが順方向又は逆方向のどちらか一
方向に駆動されるときにのみ加圧状態を取るので、像形
成物質と上記剥離部材の粘着力が強まった加圧状態にお
いて増加した、上記像形成物質内部及び像形成物質と像
保持体間のせん断力が、上記駆動される部材が他の方向
に駆動される際に生じる逆向きのせん断力によって、打
ち消されることがない。よって、一方向のみのせん断力
が像形成物質と像保持体間に働いて少しずつ剥離するこ
とができるので、像保持体の損傷を防止するとともに、
さらに良好に像形成物質を剥離することができるという
優れた効果がある。
手段により上記剥離部材、上記挟持部材及び上記圧接用
部材の少なくとも一つが順方向又は逆方向のどちらか一
方向に駆動されるときにのみ加圧状態を取るので、像形
成物質と上記剥離部材の粘着力が強まった加圧状態にお
いて増加した、上記像形成物質内部及び像形成物質と像
保持体間のせん断力が、上記駆動される部材が他の方向
に駆動される際に生じる逆向きのせん断力によって、打
ち消されることがない。よって、一方向のみのせん断力
が像形成物質と像保持体間に働いて少しずつ剥離するこ
とができるので、像保持体の損傷を防止するとともに、
さらに良好に像形成物質を剥離することができるという
優れた効果がある。
【0049】また、請求項4の発明によれば、上記負荷
状態においては上記従動する部材に負荷が付与されるこ
とによって上記像形成物質の内部及び像形成物質と像保
持体間に発生するせん断力がさらに増加し、該せん断力
が、上記駆動される部材が他の方向に駆動される際に生
じる逆向きのせん断力によって、打ち消されることがな
いので、より良好に像形成物質を除去することができる
という優れた効果がある。
状態においては上記従動する部材に負荷が付与されるこ
とによって上記像形成物質の内部及び像形成物質と像保
持体間に発生するせん断力がさらに増加し、該せん断力
が、上記駆動される部材が他の方向に駆動される際に生
じる逆向きのせん断力によって、打ち消されることがな
いので、より良好に像形成物質を除去することができる
という優れた効果がある。
【0050】また、請求項5の発明によれば、剥離部材
及び挟持部材が順方向又は逆方向の一方向に駆動される
ときには駆動速度差が付与されることによって上記像形
成物質の内部及び像形成物質と像保持体間に発生するせ
ん断力がさらに増加し、該せん断力が、上記駆動される
部材が他の方向に駆動される際に生じる逆向きのせん断
力によって、打ち消されることがないので、より良好に
像形成物質を除去することができるという優れた効果が
ある。
及び挟持部材が順方向又は逆方向の一方向に駆動される
ときには駆動速度差が付与されることによって上記像形
成物質の内部及び像形成物質と像保持体間に発生するせ
ん断力がさらに増加し、該せん断力が、上記駆動される
部材が他の方向に駆動される際に生じる逆向きのせん断
力によって、打ち消されることがないので、より良好に
像形成物質を除去することができるという優れた効果が
ある。
【図1】実施形態に係るトナー除去装置の概略構成を示
す正面図。
す正面図。
【図2】(a)同トナー除去装置の剥離ベルトの動作説
明図。 (b)同トナー除去装置の剥離ニップで2回加熱加圧を
行う場合の剥離ベルトの動作説明図。
明図。 (b)同トナー除去装置の剥離ニップで2回加熱加圧を
行う場合の剥離ベルトの動作説明図。
【図3】同トナー除去装置の加圧ローラ接離機構の説明
図。
図。
【図4】同トナー除去装置の剥離ユニットにおける剥離
の説明図。
の説明図。
【図5】他の実施形態に係る剥離ユニットの概略構成を
示す正面図。
示す正面図。
10 転写シート 20 給紙ユニット 30 液供給ユニット 40 トナー剥離ユニット 41 支持ローラ 42 駆動ローラ 43 分離ローラ 44 加熱用ドラム44 44a ヒータ 45 剥離ベルト 46 加圧ローラ46 46a 加熱ランプ 47 ベルトクリーニング装置 48 搬送ローラ対 50 ステッピングモータ 51 転写紙検知用センサ 60 加圧ローラ接離機構 61 軸受 62 固設ピン 63 加圧アーム 64 加圧スプリング 65 カムフォロワー 66 偏心カム 67 モータ 141 上搬送ベルト 142 下搬送ベルト 143 モータ 144 駆動ローラ 145 加圧ローラ 146 加圧ローラ
Claims (5)
- 【請求項1】像保持体の画像形成面と該画像形成面に付
着している像形成物質との付着状態を不安定状態にする
不安定化液を該像保持体に付与する液付与手段と、該不
安定化液が付与された像保持体上の像形成物質に対して
該像形成物質と該像保持体との間の付着力よりも大きな
付着力を発揮し得る剥離部材を上記像保持体の画像形成
面に接触させた後に、該像保持体と該剥離部材とを分離
させて該像保持体表面から該像形成物質を剥離する剥離
手段と、を備えた像保持体からの像形成物質除去装置に
おいて、搬送方向に一定の長さにわたり上記剥離部材に
密着して密着部を形成し、この密着部において上記剥離
部材とともに上記像保持体の少なくとも一部を挟持する
挟持部材と、上記密着部の一部において上記剥離部材と
像保持体とを互いに圧接させる圧接用部材と、上記剥離
部材、上記挾持部材及び上記圧接用部材の少なくとも一
つを順方向と逆方向とに駆動し得る駆動手段と、上記剥
離部材と上記像保持体の少なくとも一部とを、該一部が
上記剥離部材から分離する前に、該圧接用部材によって
複数回圧接させるように上記駆動手段を制御する駆動制
御手段と、を設けたことを特徴とする像保持体からの像
形成物質除去装置。 - 【請求項2】請求項1の像保持体からの像形成物質除去
装置において、上記剥離部材と上記像保持体の少なくと
も一部とを、該一部が上記密着部から排出される前に、
上記圧接用部材によって複数回加圧させるように上記駆
動制御手段を構成したことを特徴とする像保持体からの
像形成物質除去装置。 - 【請求項3】請求項1又は2の像保持体からの像形成物
質除去装置において、上記剥離部材、上記挟持部材及び
上記圧接用部材の少なくとも一つが上記駆動手段により
駆動され、その他の部材は従動するように構成し、上記
圧接用部材により加圧を行う加圧状態と、該圧接用部材
の加圧力を低下させる、あるいは、なくす脱圧状態とを
選択的に取り得るように、上記圧接用部材と上記剥離部
材の少なくとも一方を移動させる移動手段を設け、上記
駆動手段により、上記剥離部材、上記挟持部材及び上記
圧接用部材の少なくとも一つが順方向又は逆方向のどち
らか一方向に駆動されるときには加圧状態を、他の方向
に駆動されるときには脱圧状態を取るように、上記移動
手段を制御するような制御手段と、を設けたことを特徴
とする像保持体からの像形成物質除去装置。 - 【請求項4】請求項1又は2の像保持体からの像形成物
質除去装置において、上記剥離部材又は上記挟持部材が
上記駆動手段により駆動され、他の一方は従動するよう
に構成し、上記従動する部材に負荷を付与する負荷状態
と、該負荷を取り除く無負荷状態とを選択的に取り得る
負荷付与手段と、上記駆動手段により、上記剥離部材又
は上記挟持部材の一方が順方向又は逆方向のどちらか一
方向に駆動されるときには上記負荷状態を、他の方向に
駆動されるときには上記無負荷状態を取るように、上記
負荷付与手段を制御するような制御手段と、を設けたこ
とを特徴とする像保持体からの像形成物質除去装置。 - 【請求項5】請求項1又は2の像保持体からの像形成物
質除去装置において、上記剥離部材及び上記挟持部材
が、順方向又は逆方向の少なくとも一方向には、上記駆
動手段により同時に駆動され得るように構成し、順方向
又は逆方向の一方向に駆動されるときには、上記駆動手
段により上記剥離部材及び上記挟持部材を互いに速度差
を持たせて同時に駆動し、順方向又は逆方向の他方に駆
動されるときには、速度差が生じないように駆動するこ
とを特徴とする像保持体からの像形成物質除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4550896A JPH09212048A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 像保持体からの像形成物質除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4550896A JPH09212048A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 像保持体からの像形成物質除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09212048A true JPH09212048A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12721356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4550896A Withdrawn JPH09212048A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 像保持体からの像形成物質除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09212048A (ja) |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP4550896A patent/JPH09212048A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |