JPH09212909A - 記憶素子および光ピックアップ装置 - Google Patents
記憶素子および光ピックアップ装置Info
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- JPH09212909A JPH09212909A JP8319324A JP31932496A JPH09212909A JP H09212909 A JPH09212909 A JP H09212909A JP 8319324 A JP8319324 A JP 8319324A JP 31932496 A JP31932496 A JP 31932496A JP H09212909 A JPH09212909 A JP H09212909A
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- light
- optical disc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型,高密度,大容量で、電子部品と同様に
扱うことの可能な記憶素子を提供する。 【解決手段】 記憶素子1は、光を用いて再生される情
報を担持するための光ディスク10と、この光ディスク
10の中央部を支持するターンテーブル15と、このタ
ーンテーブル15を回転させるスピンドルモータと、光
を用いて光ディスク10に対する情報の記録と光ディス
ク10からの情報の再生とを行う光ピックアップ装置3
0と、これらを封止するパッケージ50と、このパッケ
ージ50の側部に設けられ、パッケージ50内の回路を
外部の回路に接続するための複数の接続ピン56とを備
えている。
扱うことの可能な記憶素子を提供する。 【解決手段】 記憶素子1は、光を用いて再生される情
報を担持するための光ディスク10と、この光ディスク
10の中央部を支持するターンテーブル15と、このタ
ーンテーブル15を回転させるスピンドルモータと、光
を用いて光ディスク10に対する情報の記録と光ディス
ク10からの情報の再生とを行う光ピックアップ装置3
0と、これらを封止するパッケージ50と、このパッケ
ージ50の側部に設けられ、パッケージ50内の回路を
外部の回路に接続するための複数の接続ピン56とを備
えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体として光
ディスクを用いて情報を記憶する記憶素子およびこの記
憶素子に用いるのに適した光ピックアップ装置に関す
る。
ディスクを用いて情報を記憶する記憶素子およびこの記
憶素子に用いるのに適した光ピックアップ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、メモリの分野では、容量の増大が
著しい。一方、ニュートン,マジックリンク,ザウルス
(いずれも商品名)等で代表されるPDA(パーソナル
・ディジタル・アシスタンス)では、MPU(マイクロ
・プロセッサ・ユニット)を用いて極めて高い性能を実
現したものがある。
著しい。一方、ニュートン,マジックリンク,ザウルス
(いずれも商品名)等で代表されるPDA(パーソナル
・ディジタル・アシスタンス)では、MPU(マイクロ
・プロセッサ・ユニット)を用いて極めて高い性能を実
現したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PDA
等の小型の携帯端末に内蔵する記憶装置としては、外形
の大きさ、容量および記録密度等の点で最適なものがな
い。例えば、半導体メモリの分野では、高密度のメモリ
がない。大容量記憶装置等の分野において期待が寄せら
れているDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)や、
3.5インチのMO(光磁気)ディスク装置では大きす
ぎる。また、MD(ミニ・ディスク)装置でも大きすぎ
ると共に、アクセス速度が遅すぎる。一方、小さな切手
サイズのフラッシュメモリカードが開発され、商品化さ
れているが、これは容量が小さすぎるし、高価すぎる。
等の小型の携帯端末に内蔵する記憶装置としては、外形
の大きさ、容量および記録密度等の点で最適なものがな
い。例えば、半導体メモリの分野では、高密度のメモリ
がない。大容量記憶装置等の分野において期待が寄せら
れているDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)や、
3.5インチのMO(光磁気)ディスク装置では大きす
ぎる。また、MD(ミニ・ディスク)装置でも大きすぎ
ると共に、アクセス速度が遅すぎる。一方、小さな切手
サイズのフラッシュメモリカードが開発され、商品化さ
れているが、これは容量が小さすぎるし、高価すぎる。
【0004】従って、従来のPDA等の小型の携帯端末
では、MPUを用いて極めて高い性能を実現しているの
にもかかわらず、メモリの容量がノートブック型のパー
ソナルコンピュータに比べて極端に小さいため、動画を
扱えない等、マルチメディア化の重要な一端を欠いてい
る。
では、MPUを用いて極めて高い性能を実現しているの
にもかかわらず、メモリの容量がノートブック型のパー
ソナルコンピュータに比べて極端に小さいため、動画を
扱えない等、マルチメディア化の重要な一端を欠いてい
る。
【0005】ところで、高密度,大容量の記憶装置とし
てはディスク型の記憶装置が適している。しかしなが
ら、前述のような小型の携帯端末に内蔵するには外形寸
法が1インチを切る程度のものが必要となるが、現在、
外形寸法が1インチを切るようなディスク型の記憶装置
は存在していない。
てはディスク型の記憶装置が適している。しかしなが
ら、前述のような小型の携帯端末に内蔵するには外形寸
法が1インチを切る程度のものが必要となるが、現在、
外形寸法が1インチを切るようなディスク型の記憶装置
は存在していない。
【0006】また、光メモリの分野では、超高密度化の
研究が盛んに行われているが、記録密度を上げる一手段
としてのレーザの短波長化や高NA(開口数)化にも限
界があって、20Gビット/インチ2 レベルはまだ実現
しそうにない。また、近年、ソリッドイマージョンレン
ズ(Solid Immersion Lens;以下、SILとも記す。)
を用いて超高密度化を図る技術も報告されている。SI
Lとは、顕微鏡の液浸対物レンズの原理を光メモリに応
用したレンズであり、これにより光学系の実質的なNA
を大きくしてスポットサイズを縮小することが可能とな
る。しかしなから、従来のSIL技術の研究では、現状
のリムーバブルな光ディスク装置に応用しようとしてい
たため、SILと光ディスクとの間のエアギャップを小
さくするために光ディスクのリムーバブル性が失われる
可能性があるという、極めて技術的な困難が付きまとっ
ていた。
研究が盛んに行われているが、記録密度を上げる一手段
としてのレーザの短波長化や高NA(開口数)化にも限
界があって、20Gビット/インチ2 レベルはまだ実現
しそうにない。また、近年、ソリッドイマージョンレン
ズ(Solid Immersion Lens;以下、SILとも記す。)
を用いて超高密度化を図る技術も報告されている。SI
Lとは、顕微鏡の液浸対物レンズの原理を光メモリに応
用したレンズであり、これにより光学系の実質的なNA
を大きくしてスポットサイズを縮小することが可能とな
る。しかしなから、従来のSIL技術の研究では、現状
のリムーバブルな光ディスク装置に応用しようとしてい
たため、SILと光ディスクとの間のエアギャップを小
さくするために光ディスクのリムーバブル性が失われる
可能性があるという、極めて技術的な困難が付きまとっ
ていた。
【0007】一方、記録媒体がリムーバブルであること
が必要ではない分野も多い。このような分野では、装置
に内蔵されていて、特にSCSI等のインタフェースを
必要としないが、容量が大きく、しかもランダムアクセ
ス性のある記憶装置が要求される。さらに、これから
は、電子部品のように扱えて、コンピュータ以外の機器
全てに入れることができ、機器にインテリジェンスを与
える記憶装置が必要になってくる。その場合、製造ライ
ンの工程では、記憶装置を半導体メモリのようにリフロ
ー半田を通したいが、プラスチック基板を使用したもの
ではそれは不可能である。
が必要ではない分野も多い。このような分野では、装置
に内蔵されていて、特にSCSI等のインタフェースを
必要としないが、容量が大きく、しかもランダムアクセ
ス性のある記憶装置が要求される。さらに、これから
は、電子部品のように扱えて、コンピュータ以外の機器
全てに入れることができ、機器にインテリジェンスを与
える記憶装置が必要になってくる。その場合、製造ライ
ンの工程では、記憶装置を半導体メモリのようにリフロ
ー半田を通したいが、プラスチック基板を使用したもの
ではそれは不可能である。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、小型,高密度,大容量で、電
子部品と同様に扱うことの可能な記憶素子を提供するこ
とにある。
ので、その第1の目的は、小型,高密度,大容量で、電
子部品と同様に扱うことの可能な記憶素子を提供するこ
とにある。
【0009】本発明の第2の目的は、上記記憶素子に用
いるのに適した光ピックアップ装置を提供することにあ
る。
いるのに適した光ピックアップ装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の記憶素子
は、光を用いて再生される情報を担持するための光ディ
スクと、この光ディスクを回転させる回転駆動手段と、
光を用いて光ディスクに対する情報の記録と光ディスク
からの情報の再生のうちの少なくとも再生を行う光ピッ
クアップ装置と、光ディスク、回転駆動手段および光ピ
ックアップ装置を封止するパッケージと、このパッケー
ジに設けられ、パッケージ内の回路を外部の回路に接続
するための端子とを備えたものである。
は、光を用いて再生される情報を担持するための光ディ
スクと、この光ディスクを回転させる回転駆動手段と、
光を用いて光ディスクに対する情報の記録と光ディスク
からの情報の再生のうちの少なくとも再生を行う光ピッ
クアップ装置と、光ディスク、回転駆動手段および光ピ
ックアップ装置を封止するパッケージと、このパッケー
ジに設けられ、パッケージ内の回路を外部の回路に接続
するための端子とを備えたものである。
【0011】請求項18記載の光ピックアップ装置は、
光を用いて再生される情報を担持するための光ディスク
に対する情報の記録と光ディスクからの情報の再生のう
ちの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置であっ
て、光ディスクに照射するための光を出射する発光手段
と、光ディスクからの戻り光を受光する受光手段と、発
光手段から出射された光を光ディスクに照射すると共に
光ディスクからの戻り光を受光手段に導く光学系とを備
え、光学系は、光ディスクに対して対向配置されるソリ
ッドイマージョンレンズを含み、このソリッドイマージ
ョンレンズは、ソリッドイマージョンレンズと光ディス
クの記録層との間に存在する光ディスクの透明基板の厚
みを考慮した光学特性となるように設定されているもの
である。
光を用いて再生される情報を担持するための光ディスク
に対する情報の記録と光ディスクからの情報の再生のう
ちの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置であっ
て、光ディスクに照射するための光を出射する発光手段
と、光ディスクからの戻り光を受光する受光手段と、発
光手段から出射された光を光ディスクに照射すると共に
光ディスクからの戻り光を受光手段に導く光学系とを備
え、光学系は、光ディスクに対して対向配置されるソリ
ッドイマージョンレンズを含み、このソリッドイマージ
ョンレンズは、ソリッドイマージョンレンズと光ディス
クの記録層との間に存在する光ディスクの透明基板の厚
みを考慮した光学特性となるように設定されているもの
である。
【0012】請求項21記載の光ピックアップ装置は、
光を用いて再生される情報を担持するための光ディスク
に対する情報の記録と光ディスクからの情報の再生のう
ちの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置であっ
て、光ディスクに照射するための光を出射する発光手段
と、光ディスクからの戻り光を受光する受光手段と、発
光手段から出射された光を光ディスクに照射すると共に
光ディスクからの戻り光を受光手段に導く光学系とを備
え、光学系は、光ディスクに対して対向配置され、発光
手段からの光が入射されると共に光ディスクからの戻り
光を出射する第1の入出射部と、発光手段からの光を出
射すると共に光ディスクからの戻り光が入射される第2
の入出射部と、第1の入出射部に入射された発光手段か
らの光を凸状の球面で反射する第1の反射部と、この第
1の反射部で反射された発光手段からの光を、第2の入
出射部より出射して第2の入出射部の外側で収束するよ
うに凹状の球面で反射する第2の反射部とを含む光学ブ
ロックを有し、この光学ブロックは、光学ブロックと光
ディスクの記録層との間に存在する光ディスクの透明基
板の厚みを考慮した光学特性となるように設定されてい
るものである。
光を用いて再生される情報を担持するための光ディスク
に対する情報の記録と光ディスクからの情報の再生のう
ちの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置であっ
て、光ディスクに照射するための光を出射する発光手段
と、光ディスクからの戻り光を受光する受光手段と、発
光手段から出射された光を光ディスクに照射すると共に
光ディスクからの戻り光を受光手段に導く光学系とを備
え、光学系は、光ディスクに対して対向配置され、発光
手段からの光が入射されると共に光ディスクからの戻り
光を出射する第1の入出射部と、発光手段からの光を出
射すると共に光ディスクからの戻り光が入射される第2
の入出射部と、第1の入出射部に入射された発光手段か
らの光を凸状の球面で反射する第1の反射部と、この第
1の反射部で反射された発光手段からの光を、第2の入
出射部より出射して第2の入出射部の外側で収束するよ
うに凹状の球面で反射する第2の反射部とを含む光学ブ
ロックを有し、この光学ブロックは、光学ブロックと光
ディスクの記録層との間に存在する光ディスクの透明基
板の厚みを考慮した光学特性となるように設定されてい
るものである。
【0013】請求項1記載の記憶素子では、光ディス
ク、回転駆動手段および光ピックアップ装置をパッケー
ジによって封止した構成としたので、光ディスクのリム
ーバビリティはないが構成が簡単になり、光ディスクの
持つ高密度,大容量という性質と相まって、小型,高密
度,大容量の記憶素子とすることが可能となると共に、
電子部品と同様に扱うことが可能となる。
ク、回転駆動手段および光ピックアップ装置をパッケー
ジによって封止した構成としたので、光ディスクのリム
ーバビリティはないが構成が簡単になり、光ディスクの
持つ高密度,大容量という性質と相まって、小型,高密
度,大容量の記憶素子とすることが可能となると共に、
電子部品と同様に扱うことが可能となる。
【0014】請求項18記載の光ピックアップ装置で
は、光学系に含まれるソリッドイマージョンレンズを、
ソリッドイマージョンレンズと光ディスクの記録層との
間に存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した光
学特性となるように設定したので、透明基板の悪影響を
受けずに開口数を大きくすることが可能となり、結果的
に高密度化が可能となる。
は、光学系に含まれるソリッドイマージョンレンズを、
ソリッドイマージョンレンズと光ディスクの記録層との
間に存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した光
学特性となるように設定したので、透明基板の悪影響を
受けずに開口数を大きくすることが可能となり、結果的
に高密度化が可能となる。
【0015】請求項21記載の光ピックアップ装置で
は、光学系に含まれる光学ブロックを、光学ブロックと
光ディスクの記録層との間に存在する光ディスクの透明
基板の厚みを考慮した光学特性となるように設定したの
で、透明基板の悪影響を受けずに開口数を大きくするこ
とが可能となり、結果的に高密度化が可能となる。
は、光学系に含まれる光学ブロックを、光学ブロックと
光ディスクの記録層との間に存在する光ディスクの透明
基板の厚みを考慮した光学特性となるように設定したの
で、透明基板の悪影響を受けずに開口数を大きくするこ
とが可能となり、結果的に高密度化が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態に係る記憶素子の断面図、図2は図1に示
した記憶素子の底部を切り欠いて示す一部切欠底面図で
ある。なお、図1は図2におけるA−A′線断面を示し
ている。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態に係る記憶素子の断面図、図2は図1に示
した記憶素子の底部を切り欠いて示す一部切欠底面図で
ある。なお、図1は図2におけるA−A′線断面を示し
ている。
【0017】これらの図に示したように、本実施の形態
に係る記憶素子1は、光を用いて再生される情報を担持
するための光ディスク10と、この光ディスク10の中
央部を支持するターンテーブル15と、このターンテー
ブル15を回転させる後述するスピンドルモータと、光
を用いて光ディスク10に対する情報の記録と光ディス
ク10からの情報の再生とを行う光ピックアップ装置3
0と、これらを封止するパッケージ50と、このパッケ
ージ50の側部に設けられ、パッケージ50内の回路を
外部の回路に接続するための複数の端子としての接続ピ
ン56とを備えている。
に係る記憶素子1は、光を用いて再生される情報を担持
するための光ディスク10と、この光ディスク10の中
央部を支持するターンテーブル15と、このターンテー
ブル15を回転させる後述するスピンドルモータと、光
を用いて光ディスク10に対する情報の記録と光ディス
ク10からの情報の再生とを行う光ピックアップ装置3
0と、これらを封止するパッケージ50と、このパッケ
ージ50の側部に設けられ、パッケージ50内の回路を
外部の回路に接続するための複数の端子としての接続ピ
ン56とを備えている。
【0018】パッケージ50は、底面部が開放された箱
状の容器部51と、この容器部51の底面部を閉塞する
蓋部52を有している。容器部51および蓋部52は、
例えばセラミックによって形成されている。パッケージ
50内における蓋部52上には、蓋部52の面に対して
垂直な方向に延びる軸が固定され、この軸に対して、タ
ーンテーブル15が回転自在に取り付けられている。
状の容器部51と、この容器部51の底面部を閉塞する
蓋部52を有している。容器部51および蓋部52は、
例えばセラミックによって形成されている。パッケージ
50内における蓋部52上には、蓋部52の面に対して
垂直な方向に延びる軸が固定され、この軸に対して、タ
ーンテーブル15が回転自在に取り付けられている。
【0019】光ディスク10は、透明な基板11と、こ
の基板11の一面に形成された光磁気記録層12とを備
え、光磁気記録層12が下側となるように配置されてタ
ーンテーブル15に対して固定されている。基板11
は、例えば、ガラス等を用いて厚みむらが1μm以下に
抑えられる。光磁気記録層12は、光磁気記録方式によ
り情報が記録,再生される領域である。
の基板11の一面に形成された光磁気記録層12とを備
え、光磁気記録層12が下側となるように配置されてタ
ーンテーブル15に対して固定されている。基板11
は、例えば、ガラス等を用いて厚みむらが1μm以下に
抑えられる。光磁気記録層12は、光磁気記録方式によ
り情報が記録,再生される領域である。
【0020】光ピックアップ装置30は、パッケージ5
0内における容器部51の上面部に対して固定され、こ
の上面部の面に対して垂直な方向に延びる軸31と、こ
の軸31に対して回転自在に装着された筒状の回転体3
2と、光ディスク10の下方に配置され、基部側が回転
体32に対して固定された磁気ヘッド用アーム33と、
この磁気ヘッド用アーム33の先端部に取り付けられた
磁界変調用の磁気ヘッド34と、光ディスク10の上方
に配置され、基部側が回転体32に対して固定された光
学ヘッド用アーム35とを備えている。磁気ヘッド用ア
ーム33と光学ヘッド用アーム35は、それぞれの先端
部が光ディスク10を挟んで対向するように配置されて
いる。
0内における容器部51の上面部に対して固定され、こ
の上面部の面に対して垂直な方向に延びる軸31と、こ
の軸31に対して回転自在に装着された筒状の回転体3
2と、光ディスク10の下方に配置され、基部側が回転
体32に対して固定された磁気ヘッド用アーム33と、
この磁気ヘッド用アーム33の先端部に取り付けられた
磁界変調用の磁気ヘッド34と、光ディスク10の上方
に配置され、基部側が回転体32に対して固定された光
学ヘッド用アーム35とを備えている。磁気ヘッド用ア
ーム33と光学ヘッド用アーム35は、それぞれの先端
部が光ディスク10を挟んで対向するように配置されて
いる。
【0021】光学ヘッド用アーム35の先端部における
光ディスク10側には、レンズ保持体36によって保持
されたソリッドイマージョンレンズ37が取り付けられ
ている。ソリッドイマージョンレンズ37は、下面が平
面に形成され、上面が非球面の曲面(例えば放物面)に
形成されている。光学ヘッド用アーム35の先端部に
は、ソリッドイマージョンレンズ37の上方の位置に、
光ディスク10の面に対して45°の反射面を有する反
射プリズム38が設けられている。光学ヘッド用アーム
35の基部側にはレーザカプラ40が設けられ、光学ヘ
ッド用アーム35内における反射プリズム38とレーザ
カプラ40との間には、レーザカプラ40側より順に偏
光ホログラム41と2分割旋光板42とが設けられてい
る。
光ディスク10側には、レンズ保持体36によって保持
されたソリッドイマージョンレンズ37が取り付けられ
ている。ソリッドイマージョンレンズ37は、下面が平
面に形成され、上面が非球面の曲面(例えば放物面)に
形成されている。光学ヘッド用アーム35の先端部に
は、ソリッドイマージョンレンズ37の上方の位置に、
光ディスク10の面に対して45°の反射面を有する反
射プリズム38が設けられている。光学ヘッド用アーム
35の基部側にはレーザカプラ40が設けられ、光学ヘ
ッド用アーム35内における反射プリズム38とレーザ
カプラ40との間には、レーザカプラ40側より順に偏
光ホログラム41と2分割旋光板42とが設けられてい
る。
【0022】磁気ヘッド34およびレンズ保持体36
は、共に、光ディスク10の回転に伴って光ディスク1
0に対して所定の隙間(エアギャップ)を開けて対向す
るように浮上するフライングヘッド構成になっている。
は、共に、光ディスク10の回転に伴って光ディスク1
0に対して所定の隙間(エアギャップ)を開けて対向す
るように浮上するフライングヘッド構成になっている。
【0023】レーザカプラ40の周囲には、フォーカス
サーボおよびトラッキングサーボのために、レーザカプ
ラ40の前後方向すなわちフォーカス方向と図1におけ
る紙面垂直方向すなわち光ディスク10の径方向に対応
する方向に移動可能なアクチュエータ43が設けられて
いる。このアクチュエータ43としては、例えば、圧電
素子が用いられる。
サーボおよびトラッキングサーボのために、レーザカプ
ラ40の前後方向すなわちフォーカス方向と図1におけ
る紙面垂直方向すなわち光ディスク10の径方向に対応
する方向に移動可能なアクチュエータ43が設けられて
いる。このアクチュエータ43としては、例えば、圧電
素子が用いられる。
【0024】本実施の形態に係る記憶素子1は、更に、
磁気ヘッド用アーム33および光学ヘッド用アーム35
を、軸31を中心にして回動させてシークを行うための
アーム駆動用モータ44を備えている。このアーム駆動
用モータ44は、パッケージ50内における容器部51
の上面部に対して固定されたヨーク45を有している。
このヨーク45は、対向する上部45aおよび下部45
bと、これら上部45aおよび下部45bの両端部間を
連結する連結部とを有している。アーム駆動用モータ4
4は、更に、ヨーク45の上部45aの下面に固定され
たマグネット46と、このマグネット46とヨーク45
の下部45bとの間に配置されると共に回転体32に対
して固定されたコイル47とを有している。
磁気ヘッド用アーム33および光学ヘッド用アーム35
を、軸31を中心にして回動させてシークを行うための
アーム駆動用モータ44を備えている。このアーム駆動
用モータ44は、パッケージ50内における容器部51
の上面部に対して固定されたヨーク45を有している。
このヨーク45は、対向する上部45aおよび下部45
bと、これら上部45aおよび下部45bの両端部間を
連結する連結部とを有している。アーム駆動用モータ4
4は、更に、ヨーク45の上部45aの下面に固定され
たマグネット46と、このマグネット46とヨーク45
の下部45bとの間に配置されると共に回転体32に対
して固定されたコイル47とを有している。
【0025】本実施の形態に係る記憶素子1は、更に、
パッケージ50内における容器部51の上面部に対して
固定され、パッケージ50内の回路を構成する回路基板
55を備えている。この回路基板55は接続ピン56に
接続されている。
パッケージ50内における容器部51の上面部に対して
固定され、パッケージ50内の回路を構成する回路基板
55を備えている。この回路基板55は接続ピン56に
接続されている。
【0026】図3は本実施の形態に係る記憶素子1の外
形形状の一例を示す平面図、図4は図3に示した記憶素
子1の側面図である。これらの図に示した例における記
憶素子1は、パッケージ50の縦,横の長さが共に2
4.20mm(TYP(標準値))、接続ピン56を含
めた記憶素子1の全体の縦,横の長さが共に25.15
±0.13mmの略正方形状を成し、厚みは、4.50
mm(MAX(最大値))となっている。パッケージ5
0の底部の一辺の長さは、23.12±0.5mmとな
っている。パッケージ50の4つの側面にはそれぞれ1
7本の接続ピン56が設けられている。各接続ピン56
は、それぞれ2.28mm(MIN(最小値))の全長
で、先端側の細径部の長さは0.5mm(MIN(最小
値))になっている。各接続ピン56の基部側の幅は
0.75±0.2mm、先端側の細径部の幅は0.42
±0.13mmとなっている。接続ピン56の間隔は、
1.27mm(TYP)となっている。なお、図3およ
び図4に示した記憶素子1に内蔵される光ディスク10
は、例えば、厚さが0.3mm、直径が0.7インチ
(17.78mm)である。
形形状の一例を示す平面図、図4は図3に示した記憶素
子1の側面図である。これらの図に示した例における記
憶素子1は、パッケージ50の縦,横の長さが共に2
4.20mm(TYP(標準値))、接続ピン56を含
めた記憶素子1の全体の縦,横の長さが共に25.15
±0.13mmの略正方形状を成し、厚みは、4.50
mm(MAX(最大値))となっている。パッケージ5
0の底部の一辺の長さは、23.12±0.5mmとな
っている。パッケージ50の4つの側面にはそれぞれ1
7本の接続ピン56が設けられている。各接続ピン56
は、それぞれ2.28mm(MIN(最小値))の全長
で、先端側の細径部の長さは0.5mm(MIN(最小
値))になっている。各接続ピン56の基部側の幅は
0.75±0.2mm、先端側の細径部の幅は0.42
±0.13mmとなっている。接続ピン56の間隔は、
1.27mm(TYP)となっている。なお、図3およ
び図4に示した記憶素子1に内蔵される光ディスク10
は、例えば、厚さが0.3mm、直径が0.7インチ
(17.78mm)である。
【0027】図5はスピンドルモータの平面図、図6は
図5に示したスピンドルモータの断面図である。これら
の図に示したように、パッケージ50の蓋部52には、
台座13を介して、蓋部52の面に対して垂直な方向に
延びる軸14が固定されている。ターンテーブル15
は、軸受け16を介して、軸14に対して回転自在に取
り付けられている。光ディスク10は、ターンテーブル
15とディスク押さえ部材17とによって挟持されて、
ターンテーブル15に対して固定されている。ターンテ
ーブル15を回転させるスピンドルモータ20は、ター
ンテーブル15の周囲に配置され、蓋部52に対して固
定されたヨーク21と、このヨーク21に取り付けられ
たコイル22と、ターンテーブル15の外周部に取り付
けられてヨーク21の内周部に対向するロータマグネッ
ト22とを有している。ヨーク21は、中央部にターン
テーブル15およびロータマグネット22が挿入される
略円形の孔を有する円板のうち、磁気ヘッド用アーム3
3および磁気ヘッド34に対応する部分を切り欠いた形
状に形成されている。ヨーク21には、更に、内周側か
ら外周側の途中にかけて、所定の角度間隔で7個の切り
欠き部が形成され、各切り欠き部間にコイル装着部21
aが形成されている。コイル22は、予め直方体形状に
巻回され、コイル装着部21aに対して外嵌されてい
る。なお、図5は、図6における光ディスク10とディ
スク押さえ部材17とを除いた状態を示している。
図5に示したスピンドルモータの断面図である。これら
の図に示したように、パッケージ50の蓋部52には、
台座13を介して、蓋部52の面に対して垂直な方向に
延びる軸14が固定されている。ターンテーブル15
は、軸受け16を介して、軸14に対して回転自在に取
り付けられている。光ディスク10は、ターンテーブル
15とディスク押さえ部材17とによって挟持されて、
ターンテーブル15に対して固定されている。ターンテ
ーブル15を回転させるスピンドルモータ20は、ター
ンテーブル15の周囲に配置され、蓋部52に対して固
定されたヨーク21と、このヨーク21に取り付けられ
たコイル22と、ターンテーブル15の外周部に取り付
けられてヨーク21の内周部に対向するロータマグネッ
ト22とを有している。ヨーク21は、中央部にターン
テーブル15およびロータマグネット22が挿入される
略円形の孔を有する円板のうち、磁気ヘッド用アーム3
3および磁気ヘッド34に対応する部分を切り欠いた形
状に形成されている。ヨーク21には、更に、内周側か
ら外周側の途中にかけて、所定の角度間隔で7個の切り
欠き部が形成され、各切り欠き部間にコイル装着部21
aが形成されている。コイル22は、予め直方体形状に
巻回され、コイル装着部21aに対して外嵌されてい
る。なお、図5は、図6における光ディスク10とディ
スク押さえ部材17とを除いた状態を示している。
【0028】次に、図7および図8を参照して、光ピッ
クアップ装置30の光学系の構成と作用について詳しく
説明する。図7は、図1における反射プリズム38を省
略して光ピックアップ装置30における光学系を等価的
に示したものである。図8は、図7における2分割旋光
板42よりも上方を示した斜視図である。なお、これら
の図では、便宜上、偏光ホログラム41による回折光の
回折角度およびレーザカプラ40は、実際よりも大きく
示している。レーザカプラ40は、単一の半導体基板6
0上に、半導体レーザ61と複数のフォトディテクタ6
2a〜62jとが形成されて構成されている。半導体レ
ーザ61は、例えばP偏光(図7の左右方向,図1の紙
面垂直方向の直線偏光)の光を出射するようになってい
る。偏光ホログラム41は、S偏光(P偏光に対して偏
光方向が直交する直線偏光)のみを回折するようになっ
ている。2分割旋光板42は、入射された光を右回転方
向に所定角度、例えば22.5°だけ旋光して出射する
右旋光板42Rと、入射された光を左回転方向に所定角
度、例えば22.5°だけ旋光して出射する左旋光板4
2Lとで構成されている。右旋光板42Rと左旋光板4
2Lとの分割線は、光ディスク10の径方向に対応する
方向と平行になるように配置されている。
クアップ装置30の光学系の構成と作用について詳しく
説明する。図7は、図1における反射プリズム38を省
略して光ピックアップ装置30における光学系を等価的
に示したものである。図8は、図7における2分割旋光
板42よりも上方を示した斜視図である。なお、これら
の図では、便宜上、偏光ホログラム41による回折光の
回折角度およびレーザカプラ40は、実際よりも大きく
示している。レーザカプラ40は、単一の半導体基板6
0上に、半導体レーザ61と複数のフォトディテクタ6
2a〜62jとが形成されて構成されている。半導体レ
ーザ61は、例えばP偏光(図7の左右方向,図1の紙
面垂直方向の直線偏光)の光を出射するようになってい
る。偏光ホログラム41は、S偏光(P偏光に対して偏
光方向が直交する直線偏光)のみを回折するようになっ
ている。2分割旋光板42は、入射された光を右回転方
向に所定角度、例えば22.5°だけ旋光して出射する
右旋光板42Rと、入射された光を左回転方向に所定角
度、例えば22.5°だけ旋光して出射する左旋光板4
2Lとで構成されている。右旋光板42Rと左旋光板4
2Lとの分割線は、光ディスク10の径方向に対応する
方向と平行になるように配置されている。
【0029】ソリッドイマージョンレンズ37は、半導
体レーザ61から出射され、偏光ホログラム41および
2分割旋光板42を通過した光を集光して、光ディスク
10の基板11を通して光磁気記録層12にスポット状
に照射するようになっている。ここで、ソリッドイマー
ジョンレンズ37は、基板11の厚みを考慮した光学特
性となるように設定されている。すなわち、ソリッドイ
マージョンレンズ37は、基板11と合わせて初めて所
望のレンズとしての光学特性が得られるように設定され
ている。これについては、第4の実施の形態の説明にお
いて詳しく説明する。また、ソリッドイマージョンレン
ズ37の屈折率は、基板11の屈折率と等しく、例えば
1.57になっている。また、ソリッドイマージョンレ
ンズ37は、下面が平面に形成され、上面が非球面の曲
面(具体的には有限系の放物面に近い形状)に形成され
ているが、これは、球面を有するソリッドイマージョン
レンズと凸レンズの機能を併せ持つようにしたためであ
る。
体レーザ61から出射され、偏光ホログラム41および
2分割旋光板42を通過した光を集光して、光ディスク
10の基板11を通して光磁気記録層12にスポット状
に照射するようになっている。ここで、ソリッドイマー
ジョンレンズ37は、基板11の厚みを考慮した光学特
性となるように設定されている。すなわち、ソリッドイ
マージョンレンズ37は、基板11と合わせて初めて所
望のレンズとしての光学特性が得られるように設定され
ている。これについては、第4の実施の形態の説明にお
いて詳しく説明する。また、ソリッドイマージョンレン
ズ37の屈折率は、基板11の屈折率と等しく、例えば
1.57になっている。また、ソリッドイマージョンレ
ンズ37は、下面が平面に形成され、上面が非球面の曲
面(具体的には有限系の放物面に近い形状)に形成され
ているが、これは、球面を有するソリッドイマージョン
レンズと凸レンズの機能を併せ持つようにしたためであ
る。
【0030】図7に示したように、半導体レーザ61か
ら出射されたP偏光の光は、偏光ホログラム41をその
まま通過し、2分割旋光板42に入射し、ここで、右旋
光板42Rを通過した光は右回転方向に22.5°だけ
旋光され、左旋光板42Lを通過した光は左回転方向に
22.5°だけ旋光されて出射する。2分割旋光板42
を通過した光は、ソリッドイマージョンレンズ37に入
射し、このソリッドイマージョンレンズ37によって、
光ディスク10の光磁気記録層12上に集光される。ソ
リッドイマージョンレンズ37は、開口数(NA)を大
きくしてスポット径を小さくする作用があるが、これに
ついては、第4の実施の形態の説明において詳しく説明
する。本実施の形態に係る記憶素子1では、ソリッドイ
マージョンレンズ37等を用いことで、20Gビット/
インチ2 程度の超高密度記録を実現し、直径0.7イン
チ程度の光ディスク10を用いて、200〜500Mバ
イト程度の記憶容量を実現している。
ら出射されたP偏光の光は、偏光ホログラム41をその
まま通過し、2分割旋光板42に入射し、ここで、右旋
光板42Rを通過した光は右回転方向に22.5°だけ
旋光され、左旋光板42Lを通過した光は左回転方向に
22.5°だけ旋光されて出射する。2分割旋光板42
を通過した光は、ソリッドイマージョンレンズ37に入
射し、このソリッドイマージョンレンズ37によって、
光ディスク10の光磁気記録層12上に集光される。ソ
リッドイマージョンレンズ37は、開口数(NA)を大
きくしてスポット径を小さくする作用があるが、これに
ついては、第4の実施の形態の説明において詳しく説明
する。本実施の形態に係る記憶素子1では、ソリッドイ
マージョンレンズ37等を用いことで、20Gビット/
インチ2 程度の超高密度記録を実現し、直径0.7イン
チ程度の光ディスク10を用いて、200〜500Mバ
イト程度の記憶容量を実現している。
【0031】光ディスク10に照射された光は、光磁気
記録層12で反射されてソリッドイマージョンレンズ3
7側に戻ってくる。ここで、光磁気記録層12に光磁気
記録データが記録されている場合には、光磁気記録層1
2での反射光は、光磁気記録層12における磁化方向に
応じて、偏光方向が+θk または−θk (θk はカー回
転角)だけ回転される。なお、符号は、右回転を+、左
回転を−とする。この戻り光は、ソリッドイマージョン
レンズ37によって集光されて、2分割旋光板42を通
過する。ここで、往路で右旋光板42Rを通過した光は
復路では左旋光板42Lを通過し、往路で左旋光板42
Lを通過した光は復路では右旋光板42Rを通過する。
その結果、復路において左旋光板42Lを通過する光
は、更に右回転方向に22.5°だけ旋光され、2分割
旋光板42において合計+45°だけ旋光されることに
なる。一方、復路において右旋光板42Rを通過する光
は、更に左回転方向に22.5°だけ旋光され、2分割
旋光板42において合計−45°だけ旋光されることに
なる。このようにして、復路において2分割旋光板42
を通過した光は、S偏光成分を有することになる。復路
において2分割旋光板42を通過した光は偏光ホログラ
ム41に入射し、P偏光成分は、回折されずに、レーザ
カプラ40におけるレーザ光の出射位置近傍に配置され
たフォトディテクタ62e,62fに入射する。一方、
S偏光成分は、偏光ホログラム41によって回折され
る。ここで、図8に示したように、偏光ホログラム41
はレンズ作用を有するように形成されており、+1次回
折光65は、途中で一旦収束した後、拡散する光として
レーザカプラ40上のフォトディテクタ62a〜62d
に入射し、−1次回折光66は、収束する光のままレー
ザカプラ40上のフォトディテクタ62g〜62jに入
射する。
記録層12で反射されてソリッドイマージョンレンズ3
7側に戻ってくる。ここで、光磁気記録層12に光磁気
記録データが記録されている場合には、光磁気記録層1
2での反射光は、光磁気記録層12における磁化方向に
応じて、偏光方向が+θk または−θk (θk はカー回
転角)だけ回転される。なお、符号は、右回転を+、左
回転を−とする。この戻り光は、ソリッドイマージョン
レンズ37によって集光されて、2分割旋光板42を通
過する。ここで、往路で右旋光板42Rを通過した光は
復路では左旋光板42Lを通過し、往路で左旋光板42
Lを通過した光は復路では右旋光板42Rを通過する。
その結果、復路において左旋光板42Lを通過する光
は、更に右回転方向に22.5°だけ旋光され、2分割
旋光板42において合計+45°だけ旋光されることに
なる。一方、復路において右旋光板42Rを通過する光
は、更に左回転方向に22.5°だけ旋光され、2分割
旋光板42において合計−45°だけ旋光されることに
なる。このようにして、復路において2分割旋光板42
を通過した光は、S偏光成分を有することになる。復路
において2分割旋光板42を通過した光は偏光ホログラ
ム41に入射し、P偏光成分は、回折されずに、レーザ
カプラ40におけるレーザ光の出射位置近傍に配置され
たフォトディテクタ62e,62fに入射する。一方、
S偏光成分は、偏光ホログラム41によって回折され
る。ここで、図8に示したように、偏光ホログラム41
はレンズ作用を有するように形成されており、+1次回
折光65は、途中で一旦収束した後、拡散する光として
レーザカプラ40上のフォトディテクタ62a〜62d
に入射し、−1次回折光66は、収束する光のままレー
ザカプラ40上のフォトディテクタ62g〜62jに入
射する。
【0032】図9はレーザカプラ40の平面図、図10
はレーザカプラ40の側面図である。図9に示したよう
に、レーザカプラ40は、半導体基板60上に形成され
た半導体レーザ61と複数のフォトディテクタ62a〜
62jとを有している。図10に示したように、半導体
基板60上には、半導体レーザ61のレーザ光出射部に
対向する位置に、半導体レーザ61の出射光を上方に向
けて反射させる反射ミラー部63が形成されている。フ
ォトディテクタ62e,62fは、半導体基板60上に
おけるレーザ光出射位置の近傍に並べて配置されてい
る。フォトディテクタ62e,62fは、それぞれ角度
90°の扇状に形成され、両者を合わせて半円形状をな
している。フォトディテクタ62e,62fの分割線
は、光ディスク10におけるトラック方向に対応する方
向と平行になるように配置されている。フォトディテク
タ62a〜62dは、図7に示した+1次回折光65を
受光する位置に配置され、フォトディテクタ62g〜6
2jは、図7に示した−1次回折光66を受光する位置
に配置されている。一群のフォトディテクタ62a〜6
2dのうち、フォトディテクタ62b,62cは、細幅
の帯状に形成され、且つ中央側に並べて配置され、フォ
トディテクタ62a,62dは、太幅の帯状に形成さ
れ、且つそれぞれフォトディテクタ62b,62cの外
側に並べて配置されている。フォトディテクタ62a〜
62d間の分割線は、光ディスク10における径方向に
対応する方向と平行になるように配置されている。同様
に、一群のフォトディテクタ62g〜62jのうち、フ
ォトディテクタ62h,62iは、細幅の帯状に形成さ
れ、且つ中央側に並べて配置され、フォトディテクタ6
2g,62jは、太幅の帯状に形成され、且つそれぞれ
フォトディテクタ62h,62iの外側に並べて配置さ
れている。フォトディテクタ62g〜62j間の分割線
は、光ディスク10における径方向に対応する方向と平
行になるように配置されている。各フォトディテクタ6
2a〜62jは、それぞれ受光した光量に応じた信号を
出力する。
はレーザカプラ40の側面図である。図9に示したよう
に、レーザカプラ40は、半導体基板60上に形成され
た半導体レーザ61と複数のフォトディテクタ62a〜
62jとを有している。図10に示したように、半導体
基板60上には、半導体レーザ61のレーザ光出射部に
対向する位置に、半導体レーザ61の出射光を上方に向
けて反射させる反射ミラー部63が形成されている。フ
ォトディテクタ62e,62fは、半導体基板60上に
おけるレーザ光出射位置の近傍に並べて配置されてい
る。フォトディテクタ62e,62fは、それぞれ角度
90°の扇状に形成され、両者を合わせて半円形状をな
している。フォトディテクタ62e,62fの分割線
は、光ディスク10におけるトラック方向に対応する方
向と平行になるように配置されている。フォトディテク
タ62a〜62dは、図7に示した+1次回折光65を
受光する位置に配置され、フォトディテクタ62g〜6
2jは、図7に示した−1次回折光66を受光する位置
に配置されている。一群のフォトディテクタ62a〜6
2dのうち、フォトディテクタ62b,62cは、細幅
の帯状に形成され、且つ中央側に並べて配置され、フォ
トディテクタ62a,62dは、太幅の帯状に形成さ
れ、且つそれぞれフォトディテクタ62b,62cの外
側に並べて配置されている。フォトディテクタ62a〜
62d間の分割線は、光ディスク10における径方向に
対応する方向と平行になるように配置されている。同様
に、一群のフォトディテクタ62g〜62jのうち、フ
ォトディテクタ62h,62iは、細幅の帯状に形成さ
れ、且つ中央側に並べて配置され、フォトディテクタ6
2g,62jは、太幅の帯状に形成され、且つそれぞれ
フォトディテクタ62h,62iの外側に並べて配置さ
れている。フォトディテクタ62g〜62j間の分割線
は、光ディスク10における径方向に対応する方向と平
行になるように配置されている。各フォトディテクタ6
2a〜62jは、それぞれ受光した光量に応じた信号を
出力する。
【0033】次に、図11を参照して、本実施の形態に
係る記憶素子1における光磁気再生信号の検出の原理に
ついて説明する。まず、図11(a)は、半導体レーザ
61から出射されたP偏光の光の偏光方向を表してい
る。このP偏光の光は、偏光ホログラム41をそのまま
通過し、2分割旋光板42に入射し、ここで、右旋光板
42Rを通過した光は、右回転方向にα(例えば22.
5°)だけ旋光され、左旋光板42Lを通過した光は左
回転方向にαだけ旋光されて出射する。図11(b),
(c)は、右回転方向を+、左回転方向を−として、右
旋光板42Rを通過した光の偏光方向と、左旋光板42
Lを通過した光の偏光方向とを示したものである。2分
割旋光板42を通過した光は、ソリッドイマージョンレ
ンズ37によって、光ディスク10の光磁気記録層12
上に集光される。
係る記憶素子1における光磁気再生信号の検出の原理に
ついて説明する。まず、図11(a)は、半導体レーザ
61から出射されたP偏光の光の偏光方向を表してい
る。このP偏光の光は、偏光ホログラム41をそのまま
通過し、2分割旋光板42に入射し、ここで、右旋光板
42Rを通過した光は、右回転方向にα(例えば22.
5°)だけ旋光され、左旋光板42Lを通過した光は左
回転方向にαだけ旋光されて出射する。図11(b),
(c)は、右回転方向を+、左回転方向を−として、右
旋光板42Rを通過した光の偏光方向と、左旋光板42
Lを通過した光の偏光方向とを示したものである。2分
割旋光板42を通過した光は、ソリッドイマージョンレ
ンズ37によって、光ディスク10の光磁気記録層12
上に集光される。
【0034】光ディスク10に照射された光は、光磁気
記録層12で反射され、その際、光磁気記録層12にお
ける磁化方向に応じて偏光方向が+θk または−θk だ
け回転されてソリッドイマージョンレンズ37側に戻っ
てくる。以下では、偏光方向が+θk だけ回転されたも
のとして説明する。光ディスク10からの戻り光は、ソ
リッドイマージョンレンズ37によって集光されて、2
分割旋光板42を通過する。ここで、復路において左旋
光板42Lを通過する光は、2分割旋光板42において
合計+2α(=+45°)だけ旋光されるので、カー回
転角と合わせて、図11(d)に示したように+2α
(=+45°)+θk だけ偏光方向が回転されている。
一方、復路において右旋光板42Rを通過する光は、2
分割旋光板42において合計−2α(=−45°)だけ
旋光されので、カー回転角と合わせて、図11(e)に
示したように−2α(=−45°)+θk だけ偏光方向
が回転されている。
記録層12で反射され、その際、光磁気記録層12にお
ける磁化方向に応じて偏光方向が+θk または−θk だ
け回転されてソリッドイマージョンレンズ37側に戻っ
てくる。以下では、偏光方向が+θk だけ回転されたも
のとして説明する。光ディスク10からの戻り光は、ソ
リッドイマージョンレンズ37によって集光されて、2
分割旋光板42を通過する。ここで、復路において左旋
光板42Lを通過する光は、2分割旋光板42において
合計+2α(=+45°)だけ旋光されるので、カー回
転角と合わせて、図11(d)に示したように+2α
(=+45°)+θk だけ偏光方向が回転されている。
一方、復路において右旋光板42Rを通過する光は、2
分割旋光板42において合計−2α(=−45°)だけ
旋光されので、カー回転角と合わせて、図11(e)に
示したように−2α(=−45°)+θk だけ偏光方向
が回転されている。
【0035】その結果、復路において左旋光板42Lと
右旋光板42Rを通過した光は、共にS偏光成分を有す
ることになるが、S偏光成分の大きさは互いに異なる。
すなわち、復路において左旋光板42Lを通過した光の
S偏光成分の大きさは、図11(f)に示したように、
|sin(+2α+θk )|に対応する大きさであり、
復路において右旋光板42Rを通過した光のS偏光成分
の大きさは、図11(g)に示したように、|sin
(−2α+θk )|に対応する大きさであり、|sin
(+2α+θk )|>|sin(−2α+θk )|の関
係より、復路において左旋光板42Lを通過した光と右
旋光板42Rを通過した光とでは、S偏光成分の大きさ
が異なることになる。S偏光成分の大きさの大小関係
は、光磁気記録層12における磁化方向に応じて逆転す
る。従って、復路において左旋光板42Lを通過した光
と右旋光板42Rを通過した光のS偏光成分の大小関係
から、光磁気再生信号を検出することができる。
右旋光板42Rを通過した光は、共にS偏光成分を有す
ることになるが、S偏光成分の大きさは互いに異なる。
すなわち、復路において左旋光板42Lを通過した光の
S偏光成分の大きさは、図11(f)に示したように、
|sin(+2α+θk )|に対応する大きさであり、
復路において右旋光板42Rを通過した光のS偏光成分
の大きさは、図11(g)に示したように、|sin
(−2α+θk )|に対応する大きさであり、|sin
(+2α+θk )|>|sin(−2α+θk )|の関
係より、復路において左旋光板42Lを通過した光と右
旋光板42Rを通過した光とでは、S偏光成分の大きさ
が異なることになる。S偏光成分の大きさの大小関係
は、光磁気記録層12における磁化方向に応じて逆転す
る。従って、復路において左旋光板42Lを通過した光
と右旋光板42Rを通過した光のS偏光成分の大小関係
から、光磁気再生信号を検出することができる。
【0036】復路において2分割旋光板42を通過した
光のS偏光成分は、偏光ホログラム41によって回折さ
れ、+1次回折光65は、途中で一旦収束した後、拡散
する光としてフォトディテクタ62a〜62dに入射
し、−1次回折光66は、収束する光のままフォトディ
テクタ62g〜62jに入射する。従って、復路におい
て左旋光板42Lを通過した光のS偏光成分は、図9に
おけるフォトディテクタ62a,62b,62i,62
jに入射し、復路において右旋光板42Rを通過した光
のS偏光成分は、図9におけるフォトディテクタ62
c,62d,62g,62hに入射する。以上のことか
ら、フォトディテクタ62a〜62jの各出力信号をそ
れぞれa〜jとすると、光磁気再生信号MOは、以下の
式(1)によって求められる。
光のS偏光成分は、偏光ホログラム41によって回折さ
れ、+1次回折光65は、途中で一旦収束した後、拡散
する光としてフォトディテクタ62a〜62dに入射
し、−1次回折光66は、収束する光のままフォトディ
テクタ62g〜62jに入射する。従って、復路におい
て左旋光板42Lを通過した光のS偏光成分は、図9に
おけるフォトディテクタ62a,62b,62i,62
jに入射し、復路において右旋光板42Rを通過した光
のS偏光成分は、図9におけるフォトディテクタ62
c,62d,62g,62hに入射する。以上のことか
ら、フォトディテクタ62a〜62jの各出力信号をそ
れぞれa〜jとすると、光磁気再生信号MOは、以下の
式(1)によって求められる。
【0037】 MO=(a+b+i+j)−(c+d+g+h) …(1)
【0038】次に、図12を参照して、本実施の形態に
係る記憶素子1におけるフォーカスエラー信号,トラッ
キングエラー信号およびプリピット再生信号の検出の原
理について説明する。まず、フォーカスエラー信号の検
出の原理について説明する。合焦状態のときには、フォ
トディテクタ62a〜62dに入射する光の径とフォト
ディテクタ62g〜62jに入射する光の径が等しくな
るように設定されている。合焦状態よりも光ディスク1
0がソリッドイマージョンレンズ37に近い場合には、
図12(a)に示したように、フォトディテクタ62a
〜62dに入射する光の径は小さくなり、フォトディテ
クタ62g〜62jに入射する光の径は大きくなる。逆
に、合焦状態よりも光ディスク10がソリッドイマージ
ョンレンズ37から遠い場合には、図12(b)に示し
たように、フォトディテクタ62a〜62dに入射する
光の径は大きくなり、フォトディテクタ62g〜62j
に入射する光の径は小さくなる。従って、フォトディテ
クタ62a〜62dに入射する光の径とフォトディテク
タ62g〜62jに入射する光の径との大小関係から、
フォーカスエラー信号を検出することができる。従っ
て、フォーカスエラー信号FEは、以下の式(2)によ
って求められる。
係る記憶素子1におけるフォーカスエラー信号,トラッ
キングエラー信号およびプリピット再生信号の検出の原
理について説明する。まず、フォーカスエラー信号の検
出の原理について説明する。合焦状態のときには、フォ
トディテクタ62a〜62dに入射する光の径とフォト
ディテクタ62g〜62jに入射する光の径が等しくな
るように設定されている。合焦状態よりも光ディスク1
0がソリッドイマージョンレンズ37に近い場合には、
図12(a)に示したように、フォトディテクタ62a
〜62dに入射する光の径は小さくなり、フォトディテ
クタ62g〜62jに入射する光の径は大きくなる。逆
に、合焦状態よりも光ディスク10がソリッドイマージ
ョンレンズ37から遠い場合には、図12(b)に示し
たように、フォトディテクタ62a〜62dに入射する
光の径は大きくなり、フォトディテクタ62g〜62j
に入射する光の径は小さくなる。従って、フォトディテ
クタ62a〜62dに入射する光の径とフォトディテク
タ62g〜62jに入射する光の径との大小関係から、
フォーカスエラー信号を検出することができる。従っ
て、フォーカスエラー信号FEは、以下の式(2)によ
って求められる。
【0039】 FE=(a+d+h+i)−(b+c+g+j) …(2)
【0040】トラッキングエラー信号は、プッシュプル
法を用いて、以下の式(3)によって求められる。
法を用いて、以下の式(3)によって求められる。
【0041】TE=e−f …(3)
【0042】プリピット再生信号RFは、光ディスク1
0からの戻り光の全光量に対応する信号であり、以下の
式(4)によって求められる。
0からの戻り光の全光量に対応する信号であり、以下の
式(4)によって求められる。
【0043】 RF=e+f あるいは =a+b+c+d+e+f+g+h+i+j …(4)
【0044】プリピット再生信号RFは、例えば、光デ
ィスク10が、光磁気方式による情報の記録,再生が可
能なRAM(ランダム・アクセス・メモリ)領域とプリ
ピットによって情報が記録されたROM(リード・オン
リ・メモリ)領域(再生専用領域)とが混在するいわゆ
るハイブリッドディスクの場合や、光ディスク10が、
所定間隔毎にプリピットによってサーボ情報等が記録さ
れたいわゆるサンプルサーボ方式の光磁気ディスクであ
る場合等において、プリピットによって記録された情報
の再生信号として検出されるものである。
ィスク10が、光磁気方式による情報の記録,再生が可
能なRAM(ランダム・アクセス・メモリ)領域とプリ
ピットによって情報が記録されたROM(リード・オン
リ・メモリ)領域(再生専用領域)とが混在するいわゆ
るハイブリッドディスクの場合や、光ディスク10が、
所定間隔毎にプリピットによってサーボ情報等が記録さ
れたいわゆるサンプルサーボ方式の光磁気ディスクであ
る場合等において、プリピットによって記録された情報
の再生信号として検出されるものである。
【0045】図13は、本実施の形態に係る記憶素子1
内の回路の構成を示すブロック図である。この図に示し
たように、記憶素子1は、スピンドルモータ20を駆動
するスピンドルドライバ71と、光ピックアップ装置3
0内の半導体レーザ61を駆動するレーザドライバ72
と、光ピックアップ装置30内のフォーカス,トラッキ
ングサーボ用のアクチュエータ43とシーク用のアーム
駆動用モータ44とを駆動するサーボドライバ73と、
磁気ヘッド34を駆動する磁気ヘッドドライバ74とを
備えている。スピンドルドライバ71とサーボドライバ
73は、それぞれ、所定の接続ピン56a,56bに接
続されている。
内の回路の構成を示すブロック図である。この図に示し
たように、記憶素子1は、スピンドルモータ20を駆動
するスピンドルドライバ71と、光ピックアップ装置3
0内の半導体レーザ61を駆動するレーザドライバ72
と、光ピックアップ装置30内のフォーカス,トラッキ
ングサーボ用のアクチュエータ43とシーク用のアーム
駆動用モータ44とを駆動するサーボドライバ73と、
磁気ヘッド34を駆動する磁気ヘッドドライバ74とを
備えている。スピンドルドライバ71とサーボドライバ
73は、それぞれ、所定の接続ピン56a,56bに接
続されている。
【0046】記憶素子1は、更に、光ピックアップ装置
30内の各フォトディテクタ62a〜62jの出力信号
を入力し、上記式(1)〜(4)の演算を行って各信号
MO,FE,TE,RFを検出すると共に、半導体レー
ザ61の出力を自動調整するために用いられる光量信号
APCを検出する信号検出部75を備えている。なお、
光量信号APCとしては、例えば戻り光の全光量に対応
する信号を用いても良いし、図示しないが、半導体レー
ザ61の前方出射光の一部または後方出射光を受光する
フォトディテクタを設け、このフォトディテクタの出力
を用いても良い。
30内の各フォトディテクタ62a〜62jの出力信号
を入力し、上記式(1)〜(4)の演算を行って各信号
MO,FE,TE,RFを検出すると共に、半導体レー
ザ61の出力を自動調整するために用いられる光量信号
APCを検出する信号検出部75を備えている。なお、
光量信号APCとしては、例えば戻り光の全光量に対応
する信号を用いても良いし、図示しないが、半導体レー
ザ61の前方出射光の一部または後方出射光を受光する
フォトディテクタを設け、このフォトディテクタの出力
を用いても良い。
【0047】記憶素子1は、更に、信号検出部75から
出力される光磁気再生信号MOとプリピット再生信号R
Fとを入力し、一方を選択し、且つクランプして出力す
るセレクタ・クランプ部76と、このセレクタ・クラン
プ部76の出力信号をアナログ−ディジタル(以下、A
/Dと記す。)変換して出力するA/D変換器77と、
このA/D変換器77の出力信号を復調して記憶素子1
の外部に出力したり、記憶素子1の外部から入力される
記録用のデータを変調し、変調後のデータに基づいてレ
ーザドライバ72や磁気ヘッドドライバ74を制御する
リード・ライト制御部78とを備えている。リード・ラ
イト制御部78は、所定の複数の接続ピン56cに接続
されている。
出力される光磁気再生信号MOとプリピット再生信号R
Fとを入力し、一方を選択し、且つクランプして出力す
るセレクタ・クランプ部76と、このセレクタ・クラン
プ部76の出力信号をアナログ−ディジタル(以下、A
/Dと記す。)変換して出力するA/D変換器77と、
このA/D変換器77の出力信号を復調して記憶素子1
の外部に出力したり、記憶素子1の外部から入力される
記録用のデータを変調し、変調後のデータに基づいてレ
ーザドライバ72や磁気ヘッドドライバ74を制御する
リード・ライト制御部78とを備えている。リード・ラ
イト制御部78は、所定の複数の接続ピン56cに接続
されている。
【0048】記憶素子1は、更に、信号検出部75から
出力されるフォーカスエラー信号FE,トラッキングエ
ラー信号TEおよび光量信号APCを入力し、これらを
選択的に出力するマルチプレクサ79と、このマルチプ
レクサ79の出力をA/D変換して出力するA/D変換
器80とを備えている。A/D変換器80の出力端は、
所定の接続ピン56dに接続されている。記憶素子1
は、更に、所定の接続ピン56eを介して外部から入力
される光量制御データをディジタル−アナログ(以下、
D/Aと記す。)変換して、レーザドライバ72に送る
D/A変換器81と、例えば所定の4つの接続ピン56
fに接続され、これらの接続ピン56fの状態に応じて
記憶素子1のモードを設定し、設定したモードの情報を
リード・ライト制御部78に送るモード設定部82とを
備えている。モード設定部82に接続された4つの接続
ピン56fは、電源電圧Vccまたは接地電圧GNDが選
択的に印加されるようにおり、モード設定部82は、各
接続ピン56fの状態に応じて、誤消去防止モード(R
OMモード),ライトワンス(追記)モード,消去可能
モード等のモードを選択するようになっている。記憶素
子1は、更に、記憶素子1内の回路に電源電圧Vccおよ
び接地電圧GNDを供給するための接続ピン56g,5
6hを備えている。
出力されるフォーカスエラー信号FE,トラッキングエ
ラー信号TEおよび光量信号APCを入力し、これらを
選択的に出力するマルチプレクサ79と、このマルチプ
レクサ79の出力をA/D変換して出力するA/D変換
器80とを備えている。A/D変換器80の出力端は、
所定の接続ピン56dに接続されている。記憶素子1
は、更に、所定の接続ピン56eを介して外部から入力
される光量制御データをディジタル−アナログ(以下、
D/Aと記す。)変換して、レーザドライバ72に送る
D/A変換器81と、例えば所定の4つの接続ピン56
fに接続され、これらの接続ピン56fの状態に応じて
記憶素子1のモードを設定し、設定したモードの情報を
リード・ライト制御部78に送るモード設定部82とを
備えている。モード設定部82に接続された4つの接続
ピン56fは、電源電圧Vccまたは接地電圧GNDが選
択的に印加されるようにおり、モード設定部82は、各
接続ピン56fの状態に応じて、誤消去防止モード(R
OMモード),ライトワンス(追記)モード,消去可能
モード等のモードを選択するようになっている。記憶素
子1は、更に、記憶素子1内の回路に電源電圧Vccおよ
び接地電圧GNDを供給するための接続ピン56g,5
6hを備えている。
【0049】記憶素子1の接続ピン56a〜56eに
は、記憶素子1の制御を行うためのホストコントローラ
またはCPU(中央処理装置)(以下、ホストコントロ
ーラとだけ記す。)90が接続されるようになってい
る。
は、記憶素子1の制御を行うためのホストコントローラ
またはCPU(中央処理装置)(以下、ホストコントロ
ーラとだけ記す。)90が接続されるようになってい
る。
【0050】図13に示した回路の大部分は、例えば、
ベア・チップIC(集積回路)の形で実現され、このベ
ア・チップICは回路基板55上にフリップチップ実装
されている。また、記憶素子1では、必要なクロックと
しては、ホストコントローラ90からシステムクロック
を供給してもらい、これを使用する。
ベア・チップIC(集積回路)の形で実現され、このベ
ア・チップICは回路基板55上にフリップチップ実装
されている。また、記憶素子1では、必要なクロックと
しては、ホストコントローラ90からシステムクロック
を供給してもらい、これを使用する。
【0051】次に、本実施の形態に係る記憶素子1の動
作について説明する。始めに、サーボ時の動作について
説明する。サーボ時には、ホストコントローラ90から
の指令に基づいてスピンドルドライバ71が制御され、
スピンドルドライバ71によってスピンドルモード20
が駆動され、光ディスク10が角速度一定(CAV)あ
るいは線速度一定(CLV)で回転駆動される。光ディ
スク10が回転すると、フライングヘッド構成の磁気ヘ
ッド34およびレンズ保持体36が、光ディスク10に
対して所定のエアギャップを開けて対向するように浮上
する。ソリッドイマージョンレンズ37と光ディスク1
0との間のエアギャップは、大きすぎると開口数の向上
に支障をきたすため、レーザ波長の1/2以下にする必
要がある。例えば、レーザカプラ40に設けられている
半導体レーザ61として、波長680nmの赤色レーザ
光を出射するものを用いた場合には、ソリッドイマージ
ョンレンズ37と光ディスク10との間のエアギャップ
は、レーザ波長の1/2以下である0.34μm以下、
例えば0.15μmの間隔となるように調整されてい
る。
作について説明する。始めに、サーボ時の動作について
説明する。サーボ時には、ホストコントローラ90から
の指令に基づいてスピンドルドライバ71が制御され、
スピンドルドライバ71によってスピンドルモード20
が駆動され、光ディスク10が角速度一定(CAV)あ
るいは線速度一定(CLV)で回転駆動される。光ディ
スク10が回転すると、フライングヘッド構成の磁気ヘ
ッド34およびレンズ保持体36が、光ディスク10に
対して所定のエアギャップを開けて対向するように浮上
する。ソリッドイマージョンレンズ37と光ディスク1
0との間のエアギャップは、大きすぎると開口数の向上
に支障をきたすため、レーザ波長の1/2以下にする必
要がある。例えば、レーザカプラ40に設けられている
半導体レーザ61として、波長680nmの赤色レーザ
光を出射するものを用いた場合には、ソリッドイマージ
ョンレンズ37と光ディスク10との間のエアギャップ
は、レーザ波長の1/2以下である0.34μm以下、
例えば0.15μmの間隔となるように調整されてい
る。
【0052】また、サーボ時には、ホストコントローラ
90によってリード・ライト制御部78が制御され、こ
のリード・ライト制御部78によってレーザドライバ7
2が制御され、レーザドライバ72によって半導体レー
ザ61が駆動されて、半導体レーザ61より再生用の低
出力のレーザ光が出射される。このレーザ光は、偏光ホ
ログラム41,2分割旋光板42を通過し、反射プリズ
ム38で反射され、ソリッドイマージョンレンズ37に
よって集光されて、光ディスク10の光磁気記録層12
上にスポット状に照射される。
90によってリード・ライト制御部78が制御され、こ
のリード・ライト制御部78によってレーザドライバ7
2が制御され、レーザドライバ72によって半導体レー
ザ61が駆動されて、半導体レーザ61より再生用の低
出力のレーザ光が出射される。このレーザ光は、偏光ホ
ログラム41,2分割旋光板42を通過し、反射プリズ
ム38で反射され、ソリッドイマージョンレンズ37に
よって集光されて、光ディスク10の光磁気記録層12
上にスポット状に照射される。
【0053】光ディスク10が、サンプルサーボ方式の
光磁気ディスクである場合、光磁気記録層12には所定
間隔毎にプリピットによってサーボ情報およびアドレス
情報が予め記録されたサーボエリアが設けられており、
光ディスク10に照射された光は、このサーボエリアの
プリピットによって変調されて、ソリッドイマージョン
レンズ37側に戻ってくる。この戻り光は、ソリッドイ
マージョンレンズ37によって集光され、反射プリズム
38で反射され、2分割旋光板42を通過した後、偏光
ホログラム41に入射する。ここで、P偏光成分は回折
されずにレーザカプラ40上のフォトディテクタ62
e,62fに入射し、S偏光成分は回折されてレーザカ
プラ40上のフォトディテクタ62a〜62dとフォト
ディテクタ62g〜62jに入射する。そして、これら
フォトディテクタ62a〜62jの出力信号に基づい
て、信号検出部75によって、フォーカスエラー信号F
E,トラッキングエラー信号TEおよびプリピット再生
信号RFが生成される。
光磁気ディスクである場合、光磁気記録層12には所定
間隔毎にプリピットによってサーボ情報およびアドレス
情報が予め記録されたサーボエリアが設けられており、
光ディスク10に照射された光は、このサーボエリアの
プリピットによって変調されて、ソリッドイマージョン
レンズ37側に戻ってくる。この戻り光は、ソリッドイ
マージョンレンズ37によって集光され、反射プリズム
38で反射され、2分割旋光板42を通過した後、偏光
ホログラム41に入射する。ここで、P偏光成分は回折
されずにレーザカプラ40上のフォトディテクタ62
e,62fに入射し、S偏光成分は回折されてレーザカ
プラ40上のフォトディテクタ62a〜62dとフォト
ディテクタ62g〜62jに入射する。そして、これら
フォトディテクタ62a〜62jの出力信号に基づい
て、信号検出部75によって、フォーカスエラー信号F
E,トラッキングエラー信号TEおよびプリピット再生
信号RFが生成される。
【0054】フォーカスエラー信号FEおよびトラッキ
ングエラー信号TEは、マルチプレクサ79,A/D変
換器80を経て、ホストコントローラ90に送られる。
プリピット再生信号RFは、セレクタ・クランプ部7
6,A/D変換器77を経てリード・ライト制御部78
に入力され、アドレスの判別が行われる。判別されたア
ドレスの情報はホストコントローラ90に送られる。ホ
ストコントローラ90は、記憶素子1から送られる各情
報に基づいて、サーボドライバ73を制御し、フォーカ
スサーボおよびトラッキングサーボを行わせると共に、
所望のトラックへのシークを行わせる。その後、以下で
説明する記録または再生の動作が行われる。
ングエラー信号TEは、マルチプレクサ79,A/D変
換器80を経て、ホストコントローラ90に送られる。
プリピット再生信号RFは、セレクタ・クランプ部7
6,A/D変換器77を経てリード・ライト制御部78
に入力され、アドレスの判別が行われる。判別されたア
ドレスの情報はホストコントローラ90に送られる。ホ
ストコントローラ90は、記憶素子1から送られる各情
報に基づいて、サーボドライバ73を制御し、フォーカ
スサーボおよびトラッキングサーボを行わせると共に、
所望のトラックへのシークを行わせる。その後、以下で
説明する記録または再生の動作が行われる。
【0055】次に、記録時の動作について説明する。記
録時には、ホストコントローラ90によってリード・ラ
イト制御部78が記録動作を行うように制御されると共
に、ホストコントローラ90からリード・ライト制御部
78に記録用のデータが送られ、リード・ライト制御部
78は、このデータを変調し、変調後のデータに基づい
てレーザドライバ72および磁気ヘッドドライバ74を
制御する。これにより、半導体レーザ61は記録用の高
出力のレーザ光を出射し、磁気ヘッド34は記録データ
に応じて変調された変調磁界を発生する。レーザ光は、
偏光ホログラム41,2分割旋光板42を通過し、反射
プリズム38で反射され、ソリッドイマージョンレンズ
37によって集光されて、光ディスク10の光磁気記録
層12上にスポット状に照射される。光ディスク10の
光磁気記録層12において、レーザ光が照射された部分
はキュリー温度以上に熱せられて保磁力が弱められ、こ
こに変調磁界が印加されることにより、記録データの記
録が行われる。その際、旧記録データは消去されるの
で、重ね書き(オーバライト)が行われる。
録時には、ホストコントローラ90によってリード・ラ
イト制御部78が記録動作を行うように制御されると共
に、ホストコントローラ90からリード・ライト制御部
78に記録用のデータが送られ、リード・ライト制御部
78は、このデータを変調し、変調後のデータに基づい
てレーザドライバ72および磁気ヘッドドライバ74を
制御する。これにより、半導体レーザ61は記録用の高
出力のレーザ光を出射し、磁気ヘッド34は記録データ
に応じて変調された変調磁界を発生する。レーザ光は、
偏光ホログラム41,2分割旋光板42を通過し、反射
プリズム38で反射され、ソリッドイマージョンレンズ
37によって集光されて、光ディスク10の光磁気記録
層12上にスポット状に照射される。光ディスク10の
光磁気記録層12において、レーザ光が照射された部分
はキュリー温度以上に熱せられて保磁力が弱められ、こ
こに変調磁界が印加されることにより、記録データの記
録が行われる。その際、旧記録データは消去されるの
で、重ね書き(オーバライト)が行われる。
【0056】次に、再生時の動作について説明する。再
生時には、ホストコントローラ90によってリード・ラ
イト制御部78が再生動作を行うように制御される。再
生時には、半導体レーザ61より再生用の低出力のレー
ザ光が出射される。このレーザ光は、偏光ホログラム4
1,2分割旋光板42を通過し、反射プリズム38で反
射され、ソリッドイマージョンレンズ37によって集光
されて、光ディスク10の光磁気記録層12上にスポッ
ト状に照射される。この光は、光磁気記録層12で反射
され、その際、光磁気記録層12における磁化方向に応
じて偏光方向が+θk または−θk だけ回転されてソリ
ッドイマージョンレンズ37側に戻ってくる。この戻り
光は、ソリッドイマージョンレンズ37によって集光さ
れ、反射プリズム38で反射され、2分割旋光板42を
通過した後、偏光ホログラム41に入射し、S偏光成分
は回折されてレーザカプラ40上のフォトディテクタ6
2a〜62dとフォトディテクタ62g〜62jに入射
する。そして、これらフォトディテクタ62a〜62
d,62g〜62jの出力信号に基づいて、信号検出部
75によって光磁気再生信号MOが生成される。光磁気
再生信号MOは、セレクタ・クランプ部76,A/D変
換器77を経てリード・ライト制御部78に入力され、
ここで復調されてホストコントローラ90に送られる。
生時には、ホストコントローラ90によってリード・ラ
イト制御部78が再生動作を行うように制御される。再
生時には、半導体レーザ61より再生用の低出力のレー
ザ光が出射される。このレーザ光は、偏光ホログラム4
1,2分割旋光板42を通過し、反射プリズム38で反
射され、ソリッドイマージョンレンズ37によって集光
されて、光ディスク10の光磁気記録層12上にスポッ
ト状に照射される。この光は、光磁気記録層12で反射
され、その際、光磁気記録層12における磁化方向に応
じて偏光方向が+θk または−θk だけ回転されてソリ
ッドイマージョンレンズ37側に戻ってくる。この戻り
光は、ソリッドイマージョンレンズ37によって集光さ
れ、反射プリズム38で反射され、2分割旋光板42を
通過した後、偏光ホログラム41に入射し、S偏光成分
は回折されてレーザカプラ40上のフォトディテクタ6
2a〜62dとフォトディテクタ62g〜62jに入射
する。そして、これらフォトディテクタ62a〜62
d,62g〜62jの出力信号に基づいて、信号検出部
75によって光磁気再生信号MOが生成される。光磁気
再生信号MOは、セレクタ・クランプ部76,A/D変
換器77を経てリード・ライト制御部78に入力され、
ここで復調されてホストコントローラ90に送られる。
【0057】なお、サンプルサーボ方式の場合、記録時
および再生時には、サーボエリア通過時に得られたフォ
ーカスエラー信号FEおよびトラッキングエラー信号T
Eに基づいてフォーカスサーボおよびトラッキングサー
ボが行われる。
および再生時には、サーボエリア通過時に得られたフォ
ーカスエラー信号FEおよびトラッキングエラー信号T
Eに基づいてフォーカスサーボおよびトラッキングサー
ボが行われる。
【0058】以上説明したように、本実施の形態に係る
記憶素子1によれば、直径0.7インチ程度の光ディス
ク10と、ソリッドイマージョンレンズ37等を利用す
ることによって20Gビット/インチ2 程度の超高密度
記録を可能にした光ピックアップ装置30を用いること
により、厚みが5mm程度、縦×横が1インチ×1イン
チ程度のICと同程度の超小型の素子でありながら、2
00〜500Mバイト程度の大きな記憶容量を実現する
ことができる。
記憶素子1によれば、直径0.7インチ程度の光ディス
ク10と、ソリッドイマージョンレンズ37等を利用す
ることによって20Gビット/インチ2 程度の超高密度
記録を可能にした光ピックアップ装置30を用いること
により、厚みが5mm程度、縦×横が1インチ×1イン
チ程度のICと同程度の超小型の素子でありながら、2
00〜500Mバイト程度の大きな記憶容量を実現する
ことができる。
【0059】また、本実施の形態に係る記憶素子1は、
光ディスク10,スピンドルモード20,光ピックアッ
プ装置30や図13に示した回路等を、セラミック等を
用いたパッケージ50によって封止し、且つICと同様
の接続ピン56を設けたので、記憶素子1と他の回路,
機器等との接続のために特別なコネクタや取り付け用の
治具は必要なく、半田付けが可能等、電子部品と同様に
扱うことが可能であり、例えば、光ディスク10や光学
部品にガラスを用いることで、製造ラインの工程におい
て、リフロー半田を通すことも可能となる。また、パッ
ケージ50の大きさや接続ピン56の数,配置等をIC
の規格に合わせることで、記憶素子1をICと全く同等
に扱うことが可能となる。
光ディスク10,スピンドルモード20,光ピックアッ
プ装置30や図13に示した回路等を、セラミック等を
用いたパッケージ50によって封止し、且つICと同様
の接続ピン56を設けたので、記憶素子1と他の回路,
機器等との接続のために特別なコネクタや取り付け用の
治具は必要なく、半田付けが可能等、電子部品と同様に
扱うことが可能であり、例えば、光ディスク10や光学
部品にガラスを用いることで、製造ラインの工程におい
て、リフロー半田を通すことも可能となる。また、パッ
ケージ50の大きさや接続ピン56の数,配置等をIC
の規格に合わせることで、記憶素子1をICと全く同等
に扱うことが可能となる。
【0060】このような特徴により、本実施の形態に係
る記憶素子1は、PDA等の小型の携帯端末におけるメ
モリとして非常に有用と言える。
る記憶素子1は、PDA等の小型の携帯端末におけるメ
モリとして非常に有用と言える。
【0061】また、本実施の形態に係る記憶素子1で
は、ソリッドイマージョンレンズ37を、基板11の厚
みを考慮した光学特性となるように設定したので、基板
11の悪影響を受けることなく開口数の向上を図ること
ができ、高密度記録を可能とすることができると共に、
ビーム品質の向上を図ることができ、更に、波面収差の
管理を容易にすることができる。
は、ソリッドイマージョンレンズ37を、基板11の厚
みを考慮した光学特性となるように設定したので、基板
11の悪影響を受けることなく開口数の向上を図ること
ができ、高密度記録を可能とすることができると共に、
ビーム品質の向上を図ることができ、更に、波面収差の
管理を容易にすることができる。
【0062】また、本実施の形態に係る記憶素子1で
は、光ディスク10のリムーバビリティをなくすと共
に、ガラス等を用いて光ディスク10の基板11の厚み
むらを1μm以下に抑えることにより、フォーカスサー
ボとトラッキングサーボはほとんどダイナミックレンジ
を持たないほど機械特性に優れている。そのため、レー
ザカプラ40を2方向に駆動する等、フォーカスサーボ
とトラッキングサーボを簡易な形態で実現することがで
きる。
は、光ディスク10のリムーバビリティをなくすと共
に、ガラス等を用いて光ディスク10の基板11の厚み
むらを1μm以下に抑えることにより、フォーカスサー
ボとトラッキングサーボはほとんどダイナミックレンジ
を持たないほど機械特性に優れている。そのため、レー
ザカプラ40を2方向に駆動する等、フォーカスサーボ
とトラッキングサーボを簡易な形態で実現することがで
きる。
【0063】また、本実施の形態に係る記憶素子1で
は、ソリッドイマージョンレンズ37として、下面が平
面に形成され、上面が非球面の曲面に形成されたソリッ
ドイマージョンレンズを用いたので、光学部品の点数を
少なくすることができると共に、記憶素子1の厚みを小
さくすることが可能となっている。
は、ソリッドイマージョンレンズ37として、下面が平
面に形成され、上面が非球面の曲面に形成されたソリッ
ドイマージョンレンズを用いたので、光学部品の点数を
少なくすることができると共に、記憶素子1の厚みを小
さくすることが可能となっている。
【0064】また、本実施の形態に係る記憶素子1で
は、ソリッドイマージョンレンズ37を用いて光のスポ
ット径を小さすることで、低パワーのレーザでも光スポ
ットのエネルギ密度を極めて高くすることが可能とな
る。従って、本実施の形態に係る記憶素子1は、低消費
電力で動作させることができると共に、低しきい値のレ
ーザを記録用に使用することが可能となる。
は、ソリッドイマージョンレンズ37を用いて光のスポ
ット径を小さすることで、低パワーのレーザでも光スポ
ットのエネルギ密度を極めて高くすることが可能とな
る。従って、本実施の形態に係る記憶素子1は、低消費
電力で動作させることができると共に、低しきい値のレ
ーザを記録用に使用することが可能となる。
【0065】また、本実施の形態に係る記憶素子1で
は、光ディスク10が小さいので、慣性力が小さく、必
要なときにはすぐに回転を開始できると共に、不要なと
きにはすぐに停止させることができ、消費電力の低減と
アクセス時間の短縮とを実現することができる。なお、
本実施の形態に係る記憶素子1では、光ディスク10の
径が小さいことから、大径の光ディスクの場合に比べ
て、所望の線速度を得るために必要な回転数が大きくな
るが、スピンドル20の性能等により光ディスク10の
回転数をあまり大きくできない場合もある。このような
場合には、転送レートが制限されるが、より大きな転送
レートを望む場合には、複数の記憶素子1を並列に使用
することも可能である。
は、光ディスク10が小さいので、慣性力が小さく、必
要なときにはすぐに回転を開始できると共に、不要なと
きにはすぐに停止させることができ、消費電力の低減と
アクセス時間の短縮とを実現することができる。なお、
本実施の形態に係る記憶素子1では、光ディスク10の
径が小さいことから、大径の光ディスクの場合に比べ
て、所望の線速度を得るために必要な回転数が大きくな
るが、スピンドル20の性能等により光ディスク10の
回転数をあまり大きくできない場合もある。このような
場合には、転送レートが制限されるが、より大きな転送
レートを望む場合には、複数の記憶素子1を並列に使用
することも可能である。
【0066】また、本実施の形態に係る記憶素子1は、
ICカードに複数個搭載することも可能であり、この場
合には、ICカードにおいてRAID(redundant arra
y ofinexpensive disks)を実現することも可能とな
る。
ICカードに複数個搭載することも可能であり、この場
合には、ICカードにおいてRAID(redundant arra
y ofinexpensive disks)を実現することも可能とな
る。
【0067】また、本実施の形態に係る記憶素子1は、
コントローラを内部に持たず、電源回路も不要である
等、回路構成が簡単である。更に、記憶素子1は、光デ
ィスク10のリムーバビリティがなく、光ディスク10
のローディング機構が不要である等、機械的な構成も簡
単である。従って、記憶素子1は、記録再生トレランス
や機械的な精度が良く、光ディスク10等の構成要素が
軽いことも相まって、耐衝撃性が高い。また、記憶素子
1は、構成が簡単であることから、低コストで製造する
ことが可能である。
コントローラを内部に持たず、電源回路も不要である
等、回路構成が簡単である。更に、記憶素子1は、光デ
ィスク10のリムーバビリティがなく、光ディスク10
のローディング機構が不要である等、機械的な構成も簡
単である。従って、記憶素子1は、記録再生トレランス
や機械的な精度が良く、光ディスク10等の構成要素が
軽いことも相まって、耐衝撃性が高い。また、記憶素子
1は、構成が簡単であることから、低コストで製造する
ことが可能である。
【0068】なお、記憶素子1の発熱量が大きい場合に
は、パッケージ50に放熱板を取り付けても良い。
は、パッケージ50に放熱板を取り付けても良い。
【0069】図14は、本発明の第2の実施の形態に係
る記憶素子の断面図である。本実施の形態に係る記憶素
子100は、シーク,フォーカスサーボおよびトラッキ
ングサーボを光ディスク10を移動させて行うようにし
たものである。この記憶素子100では、パッケージ5
1内に、光ディスク10等を密封するための密封容器1
01が設けられている。この密封容器101は、上面部
が開放された箱状の容器部102と、この容器部102
の上面部を閉塞する蓋部103を有している。密封容器
101内における容器部102の底部の中央部には、超
音波リニアモータ104が設けられている。この超音波
リニアモータ104は、容器部102の底部に固定され
たステータ105と、このステータ105を図14にお
ける左右方向に移動するスライダ(ロータ)106とを
有している。このスライダ106上には、上下方向に伸
縮可能な圧電素子を用いたアクチュエータ107が取り
付けられ、このアクチュエータ107上に、光ディスク
10を回転駆動するスピンドルモータ20が固定されて
いる。
る記憶素子の断面図である。本実施の形態に係る記憶素
子100は、シーク,フォーカスサーボおよびトラッキ
ングサーボを光ディスク10を移動させて行うようにし
たものである。この記憶素子100では、パッケージ5
1内に、光ディスク10等を密封するための密封容器1
01が設けられている。この密封容器101は、上面部
が開放された箱状の容器部102と、この容器部102
の上面部を閉塞する蓋部103を有している。密封容器
101内における容器部102の底部の中央部には、超
音波リニアモータ104が設けられている。この超音波
リニアモータ104は、容器部102の底部に固定され
たステータ105と、このステータ105を図14にお
ける左右方向に移動するスライダ(ロータ)106とを
有している。このスライダ106上には、上下方向に伸
縮可能な圧電素子を用いたアクチュエータ107が取り
付けられ、このアクチュエータ107上に、光ディスク
10を回転駆動するスピンドルモータ20が固定されて
いる。
【0070】容器部102の底部には、光ディスク10
の光磁気記録層12に対向する位置に、磁界変調方式に
おける磁界印加用の磁気ヘッド108が配設されてい
る。蓋部103において磁気ヘッド108に対向する位
置には、円形の開口部109が形成され、この開口部1
09はソリッドイマージョンレンズ110によって閉塞
されている。蓋部103の上面には光学系収納容器11
1が固定され、この光学系収納容器111内には、レー
ザカプラ40と、このレーザカプラ40における半導体
レーザ61からの出射光の光路上にレーザカプラ40側
より順に配設された偏光ホログラム41,2分割旋光板
42,凸レンズ112および反射プリズム38が設けら
れている。本実施の形態では、ソリッドイマージョンレ
ンズ110は、下面が平面に形成され、上面が球面に形
成されており、このソリッドイマージョンレンズ110
と凸レンズ112とで、第1の実施の形態におけるソリ
ッドイマージョンレンズ37の機能を果たすようになっ
ている。レーザカプラ40における半導体レンズ61か
らの出射光は、偏光ホログラム41と2分割旋光板42
を順に通過し、凸レンズ112で集光され、反射プリズ
ム38で反射され、更にソリッドイマージョンレンズ1
10で集光されて光ディスク10の基板11を通して光
磁気記録層12にスポット状に照射されるようになって
いる。ここで、ソリッドイマージョンレンズ110は、
第1の実施の形態と同様に、基板11の厚みを考慮した
光学特性となるように設定されている。すなわち、ソリ
ッドイマージョンレンズ110は、基板11と合わせて
初めて所望のレンズとしての光学特性が得られるように
設定されている。また、ソリッドイマージョンレンズ1
10の屈折率は、基板11の屈折率と等しく、例えば
1.57になっている。
の光磁気記録層12に対向する位置に、磁界変調方式に
おける磁界印加用の磁気ヘッド108が配設されてい
る。蓋部103において磁気ヘッド108に対向する位
置には、円形の開口部109が形成され、この開口部1
09はソリッドイマージョンレンズ110によって閉塞
されている。蓋部103の上面には光学系収納容器11
1が固定され、この光学系収納容器111内には、レー
ザカプラ40と、このレーザカプラ40における半導体
レーザ61からの出射光の光路上にレーザカプラ40側
より順に配設された偏光ホログラム41,2分割旋光板
42,凸レンズ112および反射プリズム38が設けら
れている。本実施の形態では、ソリッドイマージョンレ
ンズ110は、下面が平面に形成され、上面が球面に形
成されており、このソリッドイマージョンレンズ110
と凸レンズ112とで、第1の実施の形態におけるソリ
ッドイマージョンレンズ37の機能を果たすようになっ
ている。レーザカプラ40における半導体レンズ61か
らの出射光は、偏光ホログラム41と2分割旋光板42
を順に通過し、凸レンズ112で集光され、反射プリズ
ム38で反射され、更にソリッドイマージョンレンズ1
10で集光されて光ディスク10の基板11を通して光
磁気記録層12にスポット状に照射されるようになって
いる。ここで、ソリッドイマージョンレンズ110は、
第1の実施の形態と同様に、基板11の厚みを考慮した
光学特性となるように設定されている。すなわち、ソリ
ッドイマージョンレンズ110は、基板11と合わせて
初めて所望のレンズとしての光学特性が得られるように
設定されている。また、ソリッドイマージョンレンズ1
10の屈折率は、基板11の屈折率と等しく、例えば
1.57になっている。
【0071】密封容器101内には、空気よりも屈折率
の大きい流体113が充填されている。この流体113
の屈折率は、光ディスク10の基板11およびソリッド
イマージョンレンズ110の屈折率に近いものが好まし
い。このような流体113をソリッドイマージョンレン
ズ110と基板11との間に介在させることで、ソリッ
ドイマージョンレンズ110と基板11との間に空気が
介在する場合における各境界面での反射が低減される。
これに加えて、本実施の形態に係る記憶素子100で
は、光学系を移動させずに光ディスク10の方を駆動さ
せてシーク等を行うことにより、光軸倒れ等によるマー
ジンの低下を防止することができ、光学的性能を向上さ
せることができる。また、流体113には、光ディスク
10に対する潤滑性が良く、光ディスク10の寿命を延
ばしたり、冷却する作用を有するものが用いられ、例え
ば、光ディスク10の湿度等に起因する劣化を防止する
ようなフロン代替物質やオイルが用いられる。
の大きい流体113が充填されている。この流体113
の屈折率は、光ディスク10の基板11およびソリッド
イマージョンレンズ110の屈折率に近いものが好まし
い。このような流体113をソリッドイマージョンレン
ズ110と基板11との間に介在させることで、ソリッ
ドイマージョンレンズ110と基板11との間に空気が
介在する場合における各境界面での反射が低減される。
これに加えて、本実施の形態に係る記憶素子100で
は、光学系を移動させずに光ディスク10の方を駆動さ
せてシーク等を行うことにより、光軸倒れ等によるマー
ジンの低下を防止することができ、光学的性能を向上さ
せることができる。また、流体113には、光ディスク
10に対する潤滑性が良く、光ディスク10の寿命を延
ばしたり、冷却する作用を有するものが用いられ、例え
ば、光ディスク10の湿度等に起因する劣化を防止する
ようなフロン代替物質やオイルが用いられる。
【0072】ここで、密封容器101の密封方法の一例
について簡単に説明する。この方法では、まず、密封容
器101の容器部102内に、超音波リニアモータ10
4,スピンドルモータ20,光ディスク10等の構成部
品を取り付け、次に、容器部102の上面を蓋部103
によって閉塞し、開口部109より流体113を密封容
器101内に充填する。次に、蓋部103における開口
部109の周囲に円環状に形成された溝部に紫外線硬化
樹脂を充填し、開口部109上にソリッドイマージョン
レンズ110を配置し、上から圧力をかけて、ソリッド
イマージョンレンズ110の周縁部によって紫外線硬化
樹脂を平坦にし、この状態で紫外線硬化樹脂に紫外線を
照射して紫外線硬化樹脂を硬化させて、蓋部103に対
してソリッドイマージョンレンズ110の周縁部を固着
させて、ソリッドイマージョンレンズ110によって開
口部109を閉塞する。
について簡単に説明する。この方法では、まず、密封容
器101の容器部102内に、超音波リニアモータ10
4,スピンドルモータ20,光ディスク10等の構成部
品を取り付け、次に、容器部102の上面を蓋部103
によって閉塞し、開口部109より流体113を密封容
器101内に充填する。次に、蓋部103における開口
部109の周囲に円環状に形成された溝部に紫外線硬化
樹脂を充填し、開口部109上にソリッドイマージョン
レンズ110を配置し、上から圧力をかけて、ソリッド
イマージョンレンズ110の周縁部によって紫外線硬化
樹脂を平坦にし、この状態で紫外線硬化樹脂に紫外線を
照射して紫外線硬化樹脂を硬化させて、蓋部103に対
してソリッドイマージョンレンズ110の周縁部を固着
させて、ソリッドイマージョンレンズ110によって開
口部109を閉塞する。
【0073】なお、本実施の形態に係る記憶素子100
では、フォーカス,トラッキングサーボ用のアクチュエ
ータ43とシーク用のアーム駆動用モータ44は設けら
れていない。本実施の形態に係る記憶素子100内の回
路構成では、図13におけるサーボドライバ73が、ア
クチュエータ43とアーム駆動用モータ44の代わり
に、超音波リニアモータ104とアクチュエータ107
を駆動するように変更され、磁気ヘッドドライバ74が
磁気ヘッド34の代わりに磁気ヘッド108を駆動する
ように変更される。
では、フォーカス,トラッキングサーボ用のアクチュエ
ータ43とシーク用のアーム駆動用モータ44は設けら
れていない。本実施の形態に係る記憶素子100内の回
路構成では、図13におけるサーボドライバ73が、ア
クチュエータ43とアーム駆動用モータ44の代わり
に、超音波リニアモータ104とアクチュエータ107
を駆動するように変更され、磁気ヘッドドライバ74が
磁気ヘッド34の代わりに磁気ヘッド108を駆動する
ように変更される。
【0074】本実施の形態に係る記憶素子100では、
超音波リニアモータ104によってスピンドルモータ1
5および光ディスク10を水平方向に移動させることに
よって、シークとトラッキングサーボとが行われ、アク
チュエータ107によってスピンドルモータ15および
光ディスク10を垂直方向に移動させることによって、
フォーカスサーボが行われる。
超音波リニアモータ104によってスピンドルモータ1
5および光ディスク10を水平方向に移動させることに
よって、シークとトラッキングサーボとが行われ、アク
チュエータ107によってスピンドルモータ15および
光ディスク10を垂直方向に移動させることによって、
フォーカスサーボが行われる。
【0075】本実施の形態に係る記憶素子100によれ
ば、内部に空気よりも屈折率の大きい流体113を充填
した状態で光ディスク10を密封したので、光学的性能
を向上させることができると共に、光ディスク10の寿
命を延ばしたり、冷却したりすることができる。
ば、内部に空気よりも屈折率の大きい流体113を充填
した状態で光ディスク10を密封したので、光学的性能
を向上させることができると共に、光ディスク10の寿
命を延ばしたり、冷却したりすることができる。
【0076】なお、本実施の形態では、超音波リニアモ
ータ104によってシークおよびトラッキングサーボを
行うようにしたが、超音波リニアモータ104によって
シークのみを行い、トラッキングサーボは第1の実施の
形態と同様にアクチュエータ43を用いて行うようにし
ても良い。また、フォーカスサーボも、アクチュエータ
107を用いずに、第1の実施の形態と同様にアクチュ
エータ43を用いて行うようにしても良い。
ータ104によってシークおよびトラッキングサーボを
行うようにしたが、超音波リニアモータ104によって
シークのみを行い、トラッキングサーボは第1の実施の
形態と同様にアクチュエータ43を用いて行うようにし
ても良い。また、フォーカスサーボも、アクチュエータ
107を用いずに、第1の実施の形態と同様にアクチュ
エータ43を用いて行うようにしても良い。
【0077】また、スピンドルモータ20および光ディ
スク10を水平方向に移動させる手段としては、超音波
リニアモータ104を用いるものに限らず、第1の実施
の形態において光ピックアップ装置30をアーム駆動用
モータ44によって回動させるのと同様に、スピンドル
モータ20および光ディスク10をアームの先端部に取
り付けて、このアームを回動させるようにしても良い。
スク10を水平方向に移動させる手段としては、超音波
リニアモータ104を用いるものに限らず、第1の実施
の形態において光ピックアップ装置30をアーム駆動用
モータ44によって回動させるのと同様に、スピンドル
モータ20および光ディスク10をアームの先端部に取
り付けて、このアームを回動させるようにしても良い。
【0078】本実施の形態におけるその他の構成,動作
および効果は第1の実施の形態と同様である。
および効果は第1の実施の形態と同様である。
【0079】図15は、本発明の第3の実施の形態に係
る記憶素子の断面図である。本実施の形態に係る記憶素
子120は、第2の実施の形態と同様に光ディスク10
等を密封容器によって密封するが、シーク,フォーカス
サーボおよびトラッキングサーボは、第1の実施の形態
と同様に光ピックアップ装置側で行うようにしたもので
ある。この記憶素子120では、パッケージ51内に、
光ディスク10等を密封するための密封容器121が設
けられている。この密封容器121は、上面部が開放さ
れた箱状の容器部122と、この容器部122の上面部
を閉塞する蓋部123を有している。密封容器121内
における容器部122の底部の中央部には、光ディスク
10を回転駆動するスピンドル20が固定されている。
る記憶素子の断面図である。本実施の形態に係る記憶素
子120は、第2の実施の形態と同様に光ディスク10
等を密封容器によって密封するが、シーク,フォーカス
サーボおよびトラッキングサーボは、第1の実施の形態
と同様に光ピックアップ装置側で行うようにしたもので
ある。この記憶素子120では、パッケージ51内に、
光ディスク10等を密封するための密封容器121が設
けられている。この密封容器121は、上面部が開放さ
れた箱状の容器部122と、この容器部122の上面部
を閉塞する蓋部123を有している。密封容器121内
における容器部122の底部の中央部には、光ディスク
10を回転駆動するスピンドル20が固定されている。
【0080】容器部122の底部には、光ディスク10
の光磁気記録層12に対向する位置に、光変調方式にお
ける磁界印加用の磁気ヘッド124が配設されている。
蓋部123には、磁気ヘッド124の上方において光デ
ィスク10の中央近傍の位置から光ディスク10の外周
の外側の位置にかけて、開口部125が形成されてい
る。
の光磁気記録層12に対向する位置に、光変調方式にお
ける磁界印加用の磁気ヘッド124が配設されている。
蓋部123には、磁気ヘッド124の上方において光デ
ィスク10の中央近傍の位置から光ディスク10の外周
の外側の位置にかけて、開口部125が形成されてい
る。
【0081】一方、パッケージ50内には、第1の実施
の形態と同様に、基部側が回転体32(図1参照)に対
して固定された光学ヘッド用アーム35が設けられてい
る。この光学ヘッド用アーム35内には、レーザカプラ
40,偏光ホログラム41,2分割旋光板42,凸レン
ズ112,反射プリズム38およびソリッドイマージョ
ンレンズ110が、第2の実施の形態と同様の配置で設
けられている。ソリッドイマージョンレンズ110は、
開口部125の内側に配置されている。ソリッドイマー
ジョンレンズ110の周縁部は、蛇腹状の保持部材12
6によって開口部125の周縁部に対して連結されてい
る。これにより、ソリッドイマージョンレンズ110お
よび保持部材126によって開口部125が閉塞される
と共に、ソリッドイマージョンレンズ110が、開口部
125内において光ディスク10の径方向に移動できる
ようになっている。密封容器121内には、空気よりも
屈折率の大きい流体113が充填されている。
の形態と同様に、基部側が回転体32(図1参照)に対
して固定された光学ヘッド用アーム35が設けられてい
る。この光学ヘッド用アーム35内には、レーザカプラ
40,偏光ホログラム41,2分割旋光板42,凸レン
ズ112,反射プリズム38およびソリッドイマージョ
ンレンズ110が、第2の実施の形態と同様の配置で設
けられている。ソリッドイマージョンレンズ110は、
開口部125の内側に配置されている。ソリッドイマー
ジョンレンズ110の周縁部は、蛇腹状の保持部材12
6によって開口部125の周縁部に対して連結されてい
る。これにより、ソリッドイマージョンレンズ110お
よび保持部材126によって開口部125が閉塞される
と共に、ソリッドイマージョンレンズ110が、開口部
125内において光ディスク10の径方向に移動できる
ようになっている。密封容器121内には、空気よりも
屈折率の大きい流体113が充填されている。
【0082】なお、本実施の形態に係る記憶素子120
では、第1の実施の形態と同様に、フォーカス,トラッ
キングサーボ用のアクチュエータ43とシーク用のアー
ム駆動用モータ44が設けられている。本実施の形態に
係る記憶素子120内の回路構成では、図13における
磁気ヘッドドライバ74が磁気ヘッド34の代わりに磁
気ヘッド124を駆動するように変更される。また、本
実施の形態では、情報の記録には光変調方式が用いられ
るため、記録時には、記録データに基づいて半導体レー
ザ61からの出射光の強度が変調される。
では、第1の実施の形態と同様に、フォーカス,トラッ
キングサーボ用のアクチュエータ43とシーク用のアー
ム駆動用モータ44が設けられている。本実施の形態に
係る記憶素子120内の回路構成では、図13における
磁気ヘッドドライバ74が磁気ヘッド34の代わりに磁
気ヘッド124を駆動するように変更される。また、本
実施の形態では、情報の記録には光変調方式が用いられ
るため、記録時には、記録データに基づいて半導体レー
ザ61からの出射光の強度が変調される。
【0083】本実施の形態におけるその他の構成,動作
および効果は第1または第2の実施の形態と同様であ
る。
および効果は第1または第2の実施の形態と同様であ
る。
【0084】図16は、本発明の第4の実施の形態に係
る記憶素子における光ピックアップ装置の概略の構成を
示す説明図である。この光ピックアップ装置200で
は、光ディスク10とレーザカプラ202との間に、偏
光ホログラム203,2分割旋光板204,反射プリズ
ム209,対物レンズ205およびソリッドイマージョ
ンレンズ206を、各光軸を一致させて設けている。ま
た、光ピックアップ装置200は、データの記録時にお
いて、光ディスク10においてレーザ光が照射された箇
所に、記録データに応じて変調された変調磁界を印加す
る磁気ヘッド34を備えている。
る記憶素子における光ピックアップ装置の概略の構成を
示す説明図である。この光ピックアップ装置200で
は、光ディスク10とレーザカプラ202との間に、偏
光ホログラム203,2分割旋光板204,反射プリズ
ム209,対物レンズ205およびソリッドイマージョ
ンレンズ206を、各光軸を一致させて設けている。ま
た、光ピックアップ装置200は、データの記録時にお
いて、光ディスク10においてレーザ光が照射された箇
所に、記録データに応じて変調された変調磁界を印加す
る磁気ヘッド34を備えている。
【0085】偏光ホログラム203は、2分割されてお
り、右領域203Rと左領域203Lとを有している。
右領域203Rと左領域203Lは、レーザカプラ20
2から出射されるP偏光の光は回折せず、S偏光の光の
みを互いに異なる方向に向けて回折するようになってい
る。
り、右領域203Rと左領域203Lとを有している。
右領域203Rと左領域203Lは、レーザカプラ20
2から出射されるP偏光の光は回折せず、S偏光の光の
みを互いに異なる方向に向けて回折するようになってい
る。
【0086】2分割旋光板204は、入射された光を右
回転方向に所定角度、例えば22.5°だけ旋光して出
射する右旋光板204Rと、入射された光を左回転方向
に所定角度、例えば22.5°だけ旋光して出射する左
旋光板204Lで構成されている。右旋光板204Rと
左旋光板204Lとの分割線は、光ディスク10の径方
向に対応する方向と平行になるように配置されている。
なお、偏光ホログラム203における右領域203Rと
左領域203Lとの分割線の方向は、右旋光板204R
と左旋光板204Lとの分割線の方向と一致し、偏光ホ
ログラム203における右領域203Rと左領域203
Lの位置は、それぞれ右旋光板204Rと左旋光板20
4Lの位置に対応している。
回転方向に所定角度、例えば22.5°だけ旋光して出
射する右旋光板204Rと、入射された光を左回転方向
に所定角度、例えば22.5°だけ旋光して出射する左
旋光板204Lで構成されている。右旋光板204Rと
左旋光板204Lとの分割線は、光ディスク10の径方
向に対応する方向と平行になるように配置されている。
なお、偏光ホログラム203における右領域203Rと
左領域203Lとの分割線の方向は、右旋光板204R
と左旋光板204Lとの分割線の方向と一致し、偏光ホ
ログラム203における右領域203Rと左領域203
Lの位置は、それぞれ右旋光板204Rと左旋光板20
4Lの位置に対応している。
【0087】ソリッドイマージョンレンズ206は、フ
ライングヘッド構成となっており、その厚さは、光ディ
スク10の基板11の厚さを考慮した厚さとなってい
る。すなわち、ソリッドイマージョンレンズ206は、
基板11と合わせて初めて所望のレンズとしての光学特
性が得られるように設定されている。また、ソリッドイ
マージョンレンズ206の屈折率は、基板11の屈折率
と等しく、例えば1.57になっている。
ライングヘッド構成となっており、その厚さは、光ディ
スク10の基板11の厚さを考慮した厚さとなってい
る。すなわち、ソリッドイマージョンレンズ206は、
基板11と合わせて初めて所望のレンズとしての光学特
性が得られるように設定されている。また、ソリッドイ
マージョンレンズ206の屈折率は、基板11の屈折率
と等しく、例えば1.57になっている。
【0088】本実施の形態では、フォーカスサーボおよ
びトラッキングサーボを行う手段として、対物レンズ2
05を、光ディスク10における径方向(図16におけ
る紙面垂直方向)および上下方向に移動可能なアクチュ
エータ208が設けられている。このアクチュエータ2
08としては、圧電素子やボイスコイルモータ等が用い
られる。アクチュエータ208は、レーザカプラ202
に設けられているフォトディテクタの出力に基づいて検
出されるフォーカスエラー信号およびトラッキングエラ
ー信号に基づいて駆動されるようになっている。
びトラッキングサーボを行う手段として、対物レンズ2
05を、光ディスク10における径方向(図16におけ
る紙面垂直方向)および上下方向に移動可能なアクチュ
エータ208が設けられている。このアクチュエータ2
08としては、圧電素子やボイスコイルモータ等が用い
られる。アクチュエータ208は、レーザカプラ202
に設けられているフォトディテクタの出力に基づいて検
出されるフォーカスエラー信号およびトラッキングエラ
ー信号に基づいて駆動されるようになっている。
【0089】レーザカプラ202は、図20に示すよう
に、単一の半導体基板上に、半導体レーザ61と複数の
フォトディテクタ210A〜210Jとが形成されて構
成されている。半導体レーザ61は、例えばP偏光の光
を出射するようになっている。半導体レーザ61は、半
導体基板の面と平行にレーザ光を出射するようになって
おり、半導体基板上には、半導体レーザ61のレーザ光
出射部に対向する位置に、半導体レーザ61の出射光を
上方に向けて反射させる反射ミラー部63が形成されて
いる。
に、単一の半導体基板上に、半導体レーザ61と複数の
フォトディテクタ210A〜210Jとが形成されて構
成されている。半導体レーザ61は、例えばP偏光の光
を出射するようになっている。半導体レーザ61は、半
導体基板の面と平行にレーザ光を出射するようになって
おり、半導体基板上には、半導体レーザ61のレーザ光
出射部に対向する位置に、半導体レーザ61の出射光を
上方に向けて反射させる反射ミラー部63が形成されて
いる。
【0090】フォトディテクタ210I,210Jは、
それぞれ矩形に形成され、半導体基板上におけるレーザ
光出射位置の近傍に並べて配置されている。フォトディ
テクタ210I,210Jの分割線は、光ディスク10
におけるトラック方向に対応する方向と平行になるよう
に配置されている。フォトディテクタ210A〜210
Dは、フォトディテクタ210Iおよび半導体レーザ6
1に対して、光ディスク10の径方向に対応する方向に
おける側方の位置に、田の字状に配置されている。フォ
トディテクタ210E〜210Hは、フォトディテクタ
210Jおよび半導体レーザ61に対して、光ディスク
10の径方向に対応する方向における側方の位置に、田
の字状に配置されている。
それぞれ矩形に形成され、半導体基板上におけるレーザ
光出射位置の近傍に並べて配置されている。フォトディ
テクタ210I,210Jの分割線は、光ディスク10
におけるトラック方向に対応する方向と平行になるよう
に配置されている。フォトディテクタ210A〜210
Dは、フォトディテクタ210Iおよび半導体レーザ6
1に対して、光ディスク10の径方向に対応する方向に
おける側方の位置に、田の字状に配置されている。フォ
トディテクタ210E〜210Hは、フォトディテクタ
210Jおよび半導体レーザ61に対して、光ディスク
10の径方向に対応する方向における側方の位置に、田
の字状に配置されている。
【0091】図16に示した光学系は、第1の実施の形
態と同様に、図1における光学ヘッド用アーム35に設
けられている。また、磁気ヘッド34は、図1における
磁気ヘッド用アーム33に取り付けられている。本実施
の形態におけるその他の構成は、第1の実施の形態と同
様である。
態と同様に、図1における光学ヘッド用アーム35に設
けられている。また、磁気ヘッド34は、図1における
磁気ヘッド用アーム33に取り付けられている。本実施
の形態におけるその他の構成は、第1の実施の形態と同
様である。
【0092】次に、本実施の形態における光ピックアッ
プ装置200の動作について説明する。データの記録時
あるいは再生時には、スピンドルモータ20により光デ
ィスク10が角速度一定(CAV)あるいは線速度一定
(CLV)で回転駆動されると共に、レーザカプラ20
2に設けられている半導体レーザ61が駆動され、レー
ザ光を出射する。フライングヘッドは、光ディスク10
の回転力によって浮上して所定のエアギャップを形成す
るが、ソリッドイマージョンレンズ206と光ディスク
10との間のエアギャップは、大きすぎると開口数の向
上に支障をきたすため、レーザ波長の1/2以下にする
必要がある。例えば、レーザカプラ202に設けられて
いる半導体レーザ61として、波長680nmの赤色レ
ーザ光を出射するものを用いた場合には、ソリッドイマ
ージョンレンズ206と光ディスク10との間のエアギ
ャップは、レーザ波長の1/2以下である0.34μm
以下、例えば0.15μmの間隔となるように調整され
ている。
プ装置200の動作について説明する。データの記録時
あるいは再生時には、スピンドルモータ20により光デ
ィスク10が角速度一定(CAV)あるいは線速度一定
(CLV)で回転駆動されると共に、レーザカプラ20
2に設けられている半導体レーザ61が駆動され、レー
ザ光を出射する。フライングヘッドは、光ディスク10
の回転力によって浮上して所定のエアギャップを形成す
るが、ソリッドイマージョンレンズ206と光ディスク
10との間のエアギャップは、大きすぎると開口数の向
上に支障をきたすため、レーザ波長の1/2以下にする
必要がある。例えば、レーザカプラ202に設けられて
いる半導体レーザ61として、波長680nmの赤色レ
ーザ光を出射するものを用いた場合には、ソリッドイマ
ージョンレンズ206と光ディスク10との間のエアギ
ャップは、レーザ波長の1/2以下である0.34μm
以下、例えば0.15μmの間隔となるように調整され
ている。
【0093】半導体レーザ61より出射されたP偏光の
レーザ光は、反射ミラー部63によって反射され、偏光
ホログラム203をそのまま通過し、2分割旋光板20
4に入射する。ここで、右旋光板204Rを通過した光
は右回転方向に22.5°だけ旋光され、左旋光板20
4Lを通過した光は左回転方向に22.5°だけ旋光さ
れて出射する。2分割旋光板209を通過した光は、反
射プリズム209で反射され、対物レンズ205で集光
され、ソリッドイマージョンレンズ206に入射し、こ
のソリッドイマージョンレンズ206によって、光ディ
スク10の光磁気記録層12上に集光される。
レーザ光は、反射ミラー部63によって反射され、偏光
ホログラム203をそのまま通過し、2分割旋光板20
4に入射する。ここで、右旋光板204Rを通過した光
は右回転方向に22.5°だけ旋光され、左旋光板20
4Lを通過した光は左回転方向に22.5°だけ旋光さ
れて出射する。2分割旋光板209を通過した光は、反
射プリズム209で反射され、対物レンズ205で集光
され、ソリッドイマージョンレンズ206に入射し、こ
のソリッドイマージョンレンズ206によって、光ディ
スク10の光磁気記録層12上に集光される。
【0094】ソリッドイマージョンレンズ206の光学
特性は、ソリッドイマージョンレンズ206の光学特性
と、光ディスク10の基板11の光学特性とを加算して
所望の光学特性を形成するように調整されている。この
ため、光ディスク10の基板11の悪影響を受けること
なく開口数の向上を図ることができ、レーザスポットの
径を小さくすることができる。これについては、後で、
詳しく説明する。
特性は、ソリッドイマージョンレンズ206の光学特性
と、光ディスク10の基板11の光学特性とを加算して
所望の光学特性を形成するように調整されている。この
ため、光ディスク10の基板11の悪影響を受けること
なく開口数の向上を図ることができ、レーザスポットの
径を小さくすることができる。これについては、後で、
詳しく説明する。
【0095】一方、光ディスク10にレーザ光が照射さ
れることにより戻り光が生ずるが、光磁気記録層12に
光磁気記録データが記録されている場合には、光磁気記
録層12での反射光は、光磁気記録層12における磁化
方向に応じて、偏光方向が+θk または−θk だけ回転
される。
れることにより戻り光が生ずるが、光磁気記録層12に
光磁気記録データが記録されている場合には、光磁気記
録層12での反射光は、光磁気記録層12における磁化
方向に応じて、偏光方向が+θk または−θk だけ回転
される。
【0096】この戻り光は、ソリッドイマージョンレン
ズ206および対物レンズ205によって集光され、反
射プリズム209で反射された後、2分割旋光板204
に入射する。ここで、往路で右旋光板204Rを通過し
た光は復路では左旋光板204Lを通過し、往路で左旋
光板204Lを通過した光は復路では右旋光板204R
を通過する。その結果、復路において左旋光板204L
を通過する光は、更に右回転方向に22.5°だけ旋光
され、2分割旋光板204において合計+45°だけ旋
光されることになる。一方、復路において右旋光板20
4Rを通過する光は、更に左回転方向に22.5°だけ
旋光され、2分割旋光板204において合計−45°だ
け旋光されることになる。このようにして、復路におい
て2分割旋光板204を通過した光は、S偏光成分を有
することになる。復路において2分割旋光板204を通
過した光は偏光ホログラム203に入射し、P偏光成分
は、回折されずに出射される。一方、S偏光成分は、偏
光ホログラム203によって回折される。ここで、偏光
ホログラム203は、右領域203Rと左領域203L
に2分割されており、右領域203Rに入射したS偏光
成分は、光ディスク10の径方向外側に対応する方向に
回折され、左領域203Lに入射したS偏光成分は、光
ディスク10の径方向内側に対応する方向に回折され
る。
ズ206および対物レンズ205によって集光され、反
射プリズム209で反射された後、2分割旋光板204
に入射する。ここで、往路で右旋光板204Rを通過し
た光は復路では左旋光板204Lを通過し、往路で左旋
光板204Lを通過した光は復路では右旋光板204R
を通過する。その結果、復路において左旋光板204L
を通過する光は、更に右回転方向に22.5°だけ旋光
され、2分割旋光板204において合計+45°だけ旋
光されることになる。一方、復路において右旋光板20
4Rを通過する光は、更に左回転方向に22.5°だけ
旋光され、2分割旋光板204において合計−45°だ
け旋光されることになる。このようにして、復路におい
て2分割旋光板204を通過した光は、S偏光成分を有
することになる。復路において2分割旋光板204を通
過した光は偏光ホログラム203に入射し、P偏光成分
は、回折されずに出射される。一方、S偏光成分は、偏
光ホログラム203によって回折される。ここで、偏光
ホログラム203は、右領域203Rと左領域203L
に2分割されており、右領域203Rに入射したS偏光
成分は、光ディスク10の径方向外側に対応する方向に
回折され、左領域203Lに入射したS偏光成分は、光
ディスク10の径方向内側に対応する方向に回折され
る。
【0097】従って、光ディスク10からの戻り光は、
偏光ホログラム203を透過した段階で、光磁気再生信
号成分を含まない戻り光と、光磁気再生信号成分を含む
戻り光とに分離されることとなり、更に、光磁気再生信
号成分を含む戻り光は、2分割旋光板204の右旋光板
204Rを通過した戻り光と、左旋光板204Lを通過
した戻り光とに分離されることとなる。
偏光ホログラム203を透過した段階で、光磁気再生信
号成分を含まない戻り光と、光磁気再生信号成分を含む
戻り光とに分離されることとなり、更に、光磁気再生信
号成分を含む戻り光は、2分割旋光板204の右旋光板
204Rを通過した戻り光と、左旋光板204Lを通過
した戻り光とに分離されることとなる。
【0098】偏光ホログラム203で回折されずに通過
した光磁気再生信号成分を含まない戻り光(P偏光成分
の戻り光)は、円形状のビームスポットで出射される
が、このうち略半分(半円状部分)が図20(a)に示
したように、フォトディテクタ210I,210Jに入
射する。偏光ホログラム203の右領域203Rを通過
して光ディスク10の径方向外側に対応する方向に回折
された戻り光(右旋光板204Rを通過したS偏光成分
の戻り光)は、半円状のビームスポットでレーザカプラ
202におけるフォトディテクタ210A〜210Dに
入射する。偏光ホログラム203の左領域203Lを通
過して光ディスク10の径方向内側に対応する方向に回
折された戻り光(右旋光板204Lを通過したS偏光成
分の戻り光)は、半円状のビームスポットでレーザカプ
ラ202におけるフォトディテクタ210E〜210H
に入射する。
した光磁気再生信号成分を含まない戻り光(P偏光成分
の戻り光)は、円形状のビームスポットで出射される
が、このうち略半分(半円状部分)が図20(a)に示
したように、フォトディテクタ210I,210Jに入
射する。偏光ホログラム203の右領域203Rを通過
して光ディスク10の径方向外側に対応する方向に回折
された戻り光(右旋光板204Rを通過したS偏光成分
の戻り光)は、半円状のビームスポットでレーザカプラ
202におけるフォトディテクタ210A〜210Dに
入射する。偏光ホログラム203の左領域203Lを通
過して光ディスク10の径方向内側に対応する方向に回
折された戻り光(右旋光板204Lを通過したS偏光成
分の戻り光)は、半円状のビームスポットでレーザカプ
ラ202におけるフォトディテクタ210E〜210H
に入射する。
【0099】図20(a)に示したように、フォトディ
テクタ210A〜210Dは、田の字状に配置されてお
り、合焦時において、偏光ホログラム203の右領域2
03Rからの半円状の戻り光を、図20(a)における
下側に配置されたフォトディテクタ210B,210C
で均等に受光するようになっている。また、フォトディ
テクタ210E〜210Hは、田の字状に配置されてお
り、合焦時において、偏光ホログラム203の左領域2
03Lからの半円状の戻り光を、図20(a)における
上側に配置されたフォトディテクタ210E,210H
で均等に受光するようになっている。フォトディテクタ
210I,210Jは、合焦時において、偏光ホログラ
ム203からの円形状の戻り光のうち、図20(a)に
おける上側の半分の戻り光を均等に受光するようになっ
ている。各フォトディテクタ210A〜210Jは、そ
れぞれ受光した光量に応じた信号を出力する。そして、
図13における信号検出部75によって、各フォトディ
テクタ210A〜210Jの出力信号に基づいて、以下
のようにして各信号が検出される。
テクタ210A〜210Dは、田の字状に配置されてお
り、合焦時において、偏光ホログラム203の右領域2
03Rからの半円状の戻り光を、図20(a)における
下側に配置されたフォトディテクタ210B,210C
で均等に受光するようになっている。また、フォトディ
テクタ210E〜210Hは、田の字状に配置されてお
り、合焦時において、偏光ホログラム203の左領域2
03Lからの半円状の戻り光を、図20(a)における
上側に配置されたフォトディテクタ210E,210H
で均等に受光するようになっている。フォトディテクタ
210I,210Jは、合焦時において、偏光ホログラ
ム203からの円形状の戻り光のうち、図20(a)に
おける上側の半分の戻り光を均等に受光するようになっ
ている。各フォトディテクタ210A〜210Jは、そ
れぞれ受光した光量に応じた信号を出力する。そして、
図13における信号検出部75によって、各フォトディ
テクタ210A〜210Jの出力信号に基づいて、以下
のようにして各信号が検出される。
【0100】フォトディテクタ210A〜210Jの各
出力信号をそれぞれA〜Jとすると、フォーカスエラー
信号FEは、以下の式(5)によって求められる。
出力信号をそれぞれA〜Jとすると、フォーカスエラー
信号FEは、以下の式(5)によって求められる。
【0101】 FE=(A+D+F+G)−(B+C+E+H) …(5)
【0102】これは、図20(a)における右側の一群
のフォトディテクタ210A〜210Dのうちの上半分
の光量検出信号と図20(a)における左側の一群のフ
ォトディテクタ210E〜210Hのうちの下半分の光
量検出信号とを加算処理した加算信号から、一群のフォ
トディテクタ210A〜210Dのうちの下半分の光量
検出信号と一群のフォトディテクタ210E〜210H
のうちの上半分の光量検出信号とを加算処理した加算信
号を減算処理することを表している。
のフォトディテクタ210A〜210Dのうちの上半分
の光量検出信号と図20(a)における左側の一群のフ
ォトディテクタ210E〜210Hのうちの下半分の光
量検出信号とを加算処理した加算信号から、一群のフォ
トディテクタ210A〜210Dのうちの下半分の光量
検出信号と一群のフォトディテクタ210E〜210H
のうちの上半分の光量検出信号とを加算処理した加算信
号を減算処理することを表している。
【0103】図20(a)に示したように、合焦時に
は、偏光ホログラム203の右領域203Rからの半円
状の戻り光はフォトディテクタ210B,210Cに入
射し、偏光ホログラム203の左領域203Lからの半
円状の戻り光はフォトディテクタ210E,210Hに
入射する。
は、偏光ホログラム203の右領域203Rからの半円
状の戻り光はフォトディテクタ210B,210Cに入
射し、偏光ホログラム203の左領域203Lからの半
円状の戻り光はフォトディテクタ210E,210Hに
入射する。
【0104】しかし、フォーカスが反ディスク側にずれ
ている場合(合焦状態よりも光ディスク10がソリッド
イマージョンレンズ206から遠い場合)には、図20
(b)に示したように、偏光ホログラム203の右領域
203Rからの戻り光と左領域203Lからの戻り光
は、共に一旦収束した後、拡散する光となって、それぞ
れ、フォトディテクタ210A,210Dと、フォトデ
ィテクタ210F,210Gに入射する。
ている場合(合焦状態よりも光ディスク10がソリッド
イマージョンレンズ206から遠い場合)には、図20
(b)に示したように、偏光ホログラム203の右領域
203Rからの戻り光と左領域203Lからの戻り光
は、共に一旦収束した後、拡散する光となって、それぞ
れ、フォトディテクタ210A,210Dと、フォトデ
ィテクタ210F,210Gに入射する。
【0105】一方、フォーカスがディスク側にずれてい
る場合(合焦状態よりも光ディスク10がソリッドイマ
ージョンレンズ206に近い場合)には、図20(c)
に示したように、偏光ホログラム203の右領域203
Rからの半円状の戻り光はフォトディテクタ210B,
210Cに入射し、偏光ホログラム203の左領域20
3Lからの半円状の戻り光はフォトディテクタ210
E,210Hに入射するが、いずれも、合焦時に比べて
径が大きくなる。
る場合(合焦状態よりも光ディスク10がソリッドイマ
ージョンレンズ206に近い場合)には、図20(c)
に示したように、偏光ホログラム203の右領域203
Rからの半円状の戻り光はフォトディテクタ210B,
210Cに入射し、偏光ホログラム203の左領域20
3Lからの半円状の戻り光はフォトディテクタ210
E,210Hに入射するが、いずれも、合焦時に比べて
径が大きくなる。
【0106】従って、式(5)に示したような演算を行
うと、合焦時には演算結果はマイナス値となり、フォー
カスが反ディスク側にずれている場合には演算結果はプ
ラス値になり、フォーカスがディスク側にずれている場
合には演算結果は合焦時よりも絶対値の大きなマイナス
値になる。このため、サーボ制御系は、合焦時における
式(5)の演算結果を閾値とし、この閾値よりも演算結
果のレベルが下の場合はフォーカス時がディスク側にず
れていると判断し、これを是正するためのフォーカス制
御信号を図16に示したアクチュエータ208に供給す
ることができる。これにより、対物レンズ205をレー
ザカプラ202側に移動制御することができ、合焦状態
とすることができる。また、サーボ制御系は、式(5)
の演算結果のレベルが閾値よりも上の場合はフォーカス
が反ディスク側にずれていると判断し、これを是正する
ためのフォーカス制御信号をアクチュエータ208に供
給する。これにより、対物レンズ205を光ディスク1
0側に移動制御することができ、合焦状態とすることが
できる。
うと、合焦時には演算結果はマイナス値となり、フォー
カスが反ディスク側にずれている場合には演算結果はプ
ラス値になり、フォーカスがディスク側にずれている場
合には演算結果は合焦時よりも絶対値の大きなマイナス
値になる。このため、サーボ制御系は、合焦時における
式(5)の演算結果を閾値とし、この閾値よりも演算結
果のレベルが下の場合はフォーカス時がディスク側にず
れていると判断し、これを是正するためのフォーカス制
御信号を図16に示したアクチュエータ208に供給す
ることができる。これにより、対物レンズ205をレー
ザカプラ202側に移動制御することができ、合焦状態
とすることができる。また、サーボ制御系は、式(5)
の演算結果のレベルが閾値よりも上の場合はフォーカス
が反ディスク側にずれていると判断し、これを是正する
ためのフォーカス制御信号をアクチュエータ208に供
給する。これにより、対物レンズ205を光ディスク1
0側に移動制御することができ、合焦状態とすることが
できる。
【0107】次に、このようにフォーカス状態が合焦状
態に制御されると、フライングヘッドは、光ディスク1
0上の指定されたアドレスに移動制御(シーク)され
る。そして、トラッキングエラー信号TEは、プッシュ
プル法により、以下の式(6)によって求められる。
態に制御されると、フライングヘッドは、光ディスク1
0上の指定されたアドレスに移動制御(シーク)され
る。そして、トラッキングエラー信号TEは、プッシュ
プル法により、以下の式(6)によって求められる。
【0108】 TE=(A+B+E+F)−(C+D+G+H) …(6)
【0109】これは、図20(a)における右側の一群
のフォトディテクタ210A〜210Dのうちの右半分
の光量検出信号と図20(a)における左側の一群のフ
ォトディテクタ210E〜210Hのうちの右半分の光
量検出信号とを加算処理した加算信号から、一群のフォ
トディテクタ210A〜210Dのうちの左半分の光量
検出信号と一群のフォトディテクタ210E〜210H
のうちの左半分の光量検出信号とを加算処理した加算信
号を減算処理することを表している。フォトディテクタ
210A〜210D,210E〜210Hにおける右半
分と左半分は、光ディスク10におけるトラック方向に
対応する方向の分割線で分割されているため、式(6)
に示した演算を行うことにより、記録トラックの中心か
らディスク外周側に照射されたレーザ光の光量と、記録
トラックの中心からディスク内周側に照射されたレーザ
光の光量との差分を検出する、いわゆるプッシュプル法
によりトラッキングエラー信号TEを検出することがで
きる。
のフォトディテクタ210A〜210Dのうちの右半分
の光量検出信号と図20(a)における左側の一群のフ
ォトディテクタ210E〜210Hのうちの右半分の光
量検出信号とを加算処理した加算信号から、一群のフォ
トディテクタ210A〜210Dのうちの左半分の光量
検出信号と一群のフォトディテクタ210E〜210H
のうちの左半分の光量検出信号とを加算処理した加算信
号を減算処理することを表している。フォトディテクタ
210A〜210D,210E〜210Hにおける右半
分と左半分は、光ディスク10におけるトラック方向に
対応する方向の分割線で分割されているため、式(6)
に示した演算を行うことにより、記録トラックの中心か
らディスク外周側に照射されたレーザ光の光量と、記録
トラックの中心からディスク内周側に照射されたレーザ
光の光量との差分を検出する、いわゆるプッシュプル法
によりトラッキングエラー信号TEを検出することがで
きる。
【0110】サーボ制御系は、式(6)によってトラッ
キングエラー信号TEが得られたら、これを是正するた
めのトラッキング制御信号を図16に示したアクチュエ
ータ208に供給する。これにより、対物レンズ205
を駆動してビームスポットをディスク外周側あるいは内
周側に移動制御することができ、トラッキング状態をジ
ャストトラックとすることができる。
キングエラー信号TEが得られたら、これを是正するた
めのトラッキング制御信号を図16に示したアクチュエ
ータ208に供給する。これにより、対物レンズ205
を駆動してビームスポットをディスク外周側あるいは内
周側に移動制御することができ、トラッキング状態をジ
ャストトラックとすることができる。
【0111】次に、光ディスク10上の指定されたアド
レスにレーザ光が照射されるようになると、半導体レー
ザ61が記録用の強度を有するレーザ光を出射するよう
に発光駆動されると共に、光ディスク10上においてレ
ーザ光が照射された箇所に、磁気ヘッド34から記録デ
ータに応じて変調された変調磁界が印加される。レーザ
光が照射された箇所はキュリー温度まで熱せられ、これ
により保磁力が弱められるため、ここに変調磁界が印加
されることにより、レーザ光が照射された箇所が変調磁
界に応じて磁化され、記録データの記録がなされる。
レスにレーザ光が照射されるようになると、半導体レー
ザ61が記録用の強度を有するレーザ光を出射するよう
に発光駆動されると共に、光ディスク10上においてレ
ーザ光が照射された箇所に、磁気ヘッド34から記録デ
ータに応じて変調された変調磁界が印加される。レーザ
光が照射された箇所はキュリー温度まで熱せられ、これ
により保磁力が弱められるため、ここに変調磁界が印加
されることにより、レーザ光が照射された箇所が変調磁
界に応じて磁化され、記録データの記録がなされる。
【0112】本実施の形態では、ソリッドイマージョン
レンズ206の光学特性を、光ディスク10の基板11
の光学特性に基づいて調整しているため、ビームスポッ
トの径を例えば0.25μmとすることができ、これに
より、従来の記録密度(1.31Gビット/インチ2 )
の6.2倍の記録密度である8.06Gビット/インチ
2 の記録密度を実現することができる。
レンズ206の光学特性を、光ディスク10の基板11
の光学特性に基づいて調整しているため、ビームスポッ
トの径を例えば0.25μmとすることができ、これに
より、従来の記録密度(1.31Gビット/インチ2 )
の6.2倍の記録密度である8.06Gビット/インチ
2 の記録密度を実現することができる。
【0113】次に、上述のようにして記録された記録デ
ータの再生時には、スピンドルモータ20により光ディ
スク10がCAV或いはCLVで回転駆動されると共
に、レーザカプラ202に設けられている半導体レーザ
61が再生用の強度を有するレーザ光を出射するように
発光駆動される。そして、光ディスク10にレーザ光が
照射されることにより生じた戻り光が、2分割旋光板2
04および偏光ホログラム203を経て、レーザカプラ
202に設けられた各フォトディテクタ210A〜21
0Jに入射する。
ータの再生時には、スピンドルモータ20により光ディ
スク10がCAV或いはCLVで回転駆動されると共
に、レーザカプラ202に設けられている半導体レーザ
61が再生用の強度を有するレーザ光を出射するように
発光駆動される。そして、光ディスク10にレーザ光が
照射されることにより生じた戻り光が、2分割旋光板2
04および偏光ホログラム203を経て、レーザカプラ
202に設けられた各フォトディテクタ210A〜21
0Jに入射する。
【0114】図13における信号検出部75は、以下の
式(7)の演算式に基づいて、光磁気再生信号MOを検
出する。
式(7)の演算式に基づいて、光磁気再生信号MOを検
出する。
【0115】 MO=(A+B+C+D)−(E+F+G+H) …(7)
【0116】これは、2分割旋光板204の右旋光板2
04Rを通過した光磁気再生信号成分を含む戻り光の光
量検出信号から、左旋光板204Lを通過した光磁気再
生信号成分を含む戻り光の光量検出信号を減算処理する
ことを表している(面積差動法)。これにより、同相成
分を除去した形で純粋な光磁気再生信号成分のみを検出
することができる。
04Rを通過した光磁気再生信号成分を含む戻り光の光
量検出信号から、左旋光板204Lを通過した光磁気再
生信号成分を含む戻り光の光量検出信号を減算処理する
ことを表している(面積差動法)。これにより、同相成
分を除去した形で純粋な光磁気再生信号成分のみを検出
することができる。
【0117】また、以下の式(8)の演算式に基づい
て、プリピット再生信号RFを検出する。
て、プリピット再生信号RFを検出する。
【0118】 RF=(A+B+C+D)+(E+F+G+H) …(8)
【0119】これは、フォトディテクタ210A〜21
0Dの光量検出信号と、フォトディテクタ210E〜2
10Hの光量検出信号とを全て加算処理することを示し
ている。このプリピット再生信号RFは、例えば、光デ
ィスク10が、光磁気方式による情報の記録,再生が可
能なRAM領域とプリピットによって情報が記録された
ROM領域(再生専用領域)とが混在するいわゆるハイ
ブリッドディスクの場合や、光ディスク10が、所定間
隔毎にプリピットによってサーボ情報等が記録されたい
わゆるサンプルサーボ方式の光磁気ディスクである場合
等において、プリピットによって記録された情報の再生
信号として検出されるものである。
0Dの光量検出信号と、フォトディテクタ210E〜2
10Hの光量検出信号とを全て加算処理することを示し
ている。このプリピット再生信号RFは、例えば、光デ
ィスク10が、光磁気方式による情報の記録,再生が可
能なRAM領域とプリピットによって情報が記録された
ROM領域(再生専用領域)とが混在するいわゆるハイ
ブリッドディスクの場合や、光ディスク10が、所定間
隔毎にプリピットによってサーボ情報等が記録されたい
わゆるサンプルサーボ方式の光磁気ディスクである場合
等において、プリピットによって記録された情報の再生
信号として検出されるものである。
【0120】なお、この再生時においても、フォーカス
エラー信号およびトラッキングエラー信号の検出が行わ
れ、ジャストフォーカス(合焦)およびジャストトラッ
クでの再生が行われる。
エラー信号およびトラッキングエラー信号の検出が行わ
れ、ジャストフォーカス(合焦)およびジャストトラッ
クでの再生が行われる。
【0121】なお、レーザカプラ202では、フォトデ
ィテクタ210A〜210Dとフォトディテクタ210
E〜210Hのみを設けるだけで、必要な全ての信号F
E,TE,MO,RFを検出することができ、フォトデ
ィテクタ210I,210Jを省略することもできる
が、フォトディテクタ210I,210Jからの各光量
検出信号を用いてトラッキングエラー信号TEおよびプ
リピット再生信号RFを検出することにより、以下に説
明する効果を得ることができる。
ィテクタ210A〜210Dとフォトディテクタ210
E〜210Hのみを設けるだけで、必要な全ての信号F
E,TE,MO,RFを検出することができ、フォトデ
ィテクタ210I,210Jを省略することもできる
が、フォトディテクタ210I,210Jからの各光量
検出信号を用いてトラッキングエラー信号TEおよびプ
リピット再生信号RFを検出することにより、以下に説
明する効果を得ることができる。
【0122】すなわち、フォトディテクタ210A〜2
10Dおよびフォトディテクタ210E〜210Hの各
光量検出信号に基づいてトラッキングエラー信号を検出
する場合は、光磁気再生信号成分が重畳された光量検出
信号でトラッキングエラー信号を検出することとなるた
め、検出したトラッキングエラー信号に直流オフセット
成分が重畳する不都合がある。これを防止するには、図
20(a)に示したように記録トラック方向の分割線に
よって分割されたフォトディテクタ210I,210J
の各光量検出信号に基づいて、以下の式(9)に示すよ
うな演算処理を行ってトラッキングエラー信号TEを検
出すると良い。
10Dおよびフォトディテクタ210E〜210Hの各
光量検出信号に基づいてトラッキングエラー信号を検出
する場合は、光磁気再生信号成分が重畳された光量検出
信号でトラッキングエラー信号を検出することとなるた
め、検出したトラッキングエラー信号に直流オフセット
成分が重畳する不都合がある。これを防止するには、図
20(a)に示したように記録トラック方向の分割線に
よって分割されたフォトディテクタ210I,210J
の各光量検出信号に基づいて、以下の式(9)に示すよ
うな演算処理を行ってトラッキングエラー信号TEを検
出すると良い。
【0123】TE=I−J …(9)
【0124】これにより、プッシュプル法によりトラッ
キンングエラー信号TEの検出を行うことができる。ま
た、式(9)によれば、光磁気再生信号成分の除去され
た戻り光の光量差でトラッキングエラー信号TEを検出
することとなるため、直流オフセット成分を除去した形
でトラッキングエラー信号TEを検出することができ
る。
キンングエラー信号TEの検出を行うことができる。ま
た、式(9)によれば、光磁気再生信号成分の除去され
た戻り光の光量差でトラッキングエラー信号TEを検出
することとなるため、直流オフセット成分を除去した形
でトラッキングエラー信号TEを検出することができ
る。
【0125】また、式(8)に示した演算式でプリピッ
ト再生信号RFを検出すると、フォトディテクタ210
A〜210Dおよびフォトディテクタ210E〜210
Hで検出されたS偏光成分の戻り光にのみ基づいてプリ
ピット再生信号RFを検出することとなり、略1/2の
光量でプリピット再生信号RFを検出することとなるた
め、検出したプリピット再生信号RFのMTF(Modula
tion Transfer Function)に多少の落ち込みを生ずる。
これを防止するには、以下の式(10)に示すように、
フォトディテクタ210A〜210Jの各光量検出信号
を全て加算処理してプリピット再生信号RFを検出する
と良い。
ト再生信号RFを検出すると、フォトディテクタ210
A〜210Dおよびフォトディテクタ210E〜210
Hで検出されたS偏光成分の戻り光にのみ基づいてプリ
ピット再生信号RFを検出することとなり、略1/2の
光量でプリピット再生信号RFを検出することとなるた
め、検出したプリピット再生信号RFのMTF(Modula
tion Transfer Function)に多少の落ち込みを生ずる。
これを防止するには、以下の式(10)に示すように、
フォトディテクタ210A〜210Jの各光量検出信号
を全て加算処理してプリピット再生信号RFを検出する
と良い。
【0126】 RF=A+B+C+D+E+F+G+H+I+J …(10)
【0127】これにより、偏光ホログラム203および
2分割旋光板204で分離されたS偏光成分の戻り光お
よびP偏光成分の戻り光を全て加算処理してプリピット
再生信号RFを検出することができるため、良好なMT
Fのプリピット再生信号RFを検出することができる。
2分割旋光板204で分離されたS偏光成分の戻り光お
よびP偏光成分の戻り光を全て加算処理してプリピット
再生信号RFを検出することができるため、良好なMT
Fのプリピット再生信号RFを検出することができる。
【0128】なお、本実施の形態では、第1の実施の形
態と同様の偏光ホログラム41とレーザカプラ40とを
用いて、第1の実施の形態と同様の方法で、各信号を検
出することも可能である。
態と同様の偏光ホログラム41とレーザカプラ40とを
用いて、第1の実施の形態と同様の方法で、各信号を検
出することも可能である。
【0129】図17は、図16に示した光ピックアップ
装置200の変形例を示したものである。この変形例
は、図16における反射プリズム209を除き、2分割
旋光板204からのレーザ光が直接対物レンズ205に
入射する構成としたものである。なお、図16に示した
構成の方が、光路設計の自由度を増すことができる。
装置200の変形例を示したものである。この変形例
は、図16における反射プリズム209を除き、2分割
旋光板204からのレーザ光が直接対物レンズ205に
入射する構成としたものである。なお、図16に示した
構成の方が、光路設計の自由度を増すことができる。
【0130】ここで、本実施の形態におけるソリッドイ
マージョンレンズの作用,効果と比較するために、図1
8を参照して、従来のソリッドイマージョンレンズを用
いた技術の問題点について説明する。光ディスクに記録
するデータの記録密度を上げるには、光ディスクに照射
するレーザ光のビームスポットの径を小さくする必要が
ある。ここで、レーザ光の波長をλ、対物レンズの開口
数をNAとすると、ビームスポットの径dは、以下の式
(11)によって表される。
マージョンレンズの作用,効果と比較するために、図1
8を参照して、従来のソリッドイマージョンレンズを用
いた技術の問題点について説明する。光ディスクに記録
するデータの記録密度を上げるには、光ディスクに照射
するレーザ光のビームスポットの径を小さくする必要が
ある。ここで、レーザ光の波長をλ、対物レンズの開口
数をNAとすると、ビームスポットの径dは、以下の式
(11)によって表される。
【0131】 d=K(λ/NA) …(11) ただし、Kは比例定数(≒1)である。
【0132】この式(11)から分かるように、ビーム
スポットの径は、レーザ光の波長に比例する。このた
め、ビームスポットの径を小さくするには、短波長の半
導体レーザを用いれば良い。現状においては、300n
mの短波長のレーザビームを出射可能ないわゆる青色レ
ーザが存在するが、この青色レーザは大変高価であるた
め、民生用機器はもちろんのこと、専門家用機器におい
ても使用し難い面がある。従って、現状においては、波
長が680nmのレーザビームを出射するいわゆる赤色
レーザを使用せざるを得ない実状がある。
スポットの径は、レーザ光の波長に比例する。このた
め、ビームスポットの径を小さくするには、短波長の半
導体レーザを用いれば良い。現状においては、300n
mの短波長のレーザビームを出射可能ないわゆる青色レ
ーザが存在するが、この青色レーザは大変高価であるた
め、民生用機器はもちろんのこと、専門家用機器におい
ても使用し難い面がある。従って、現状においては、波
長が680nmのレーザビームを出射するいわゆる赤色
レーザを使用せざるを得ない実状がある。
【0133】一方、式(11)から分かるように、ビー
ムスポットの径は、開口数の大きな対物レンズを用いる
ことにより小さくすることができる。しかし、対物レン
ズの開口数を大きくするには、径の大きな対物レンズを
用いる必要がある。対物レンズの径を大きくすると、こ
れが設けられる光ピックアップ装置自体が必然的に大型
化するうえ、自重が増し、高速アクセスに支障をきた
す。このため、開口数の大きな対物レンズを設けるにも
限界がある。
ムスポットの径は、開口数の大きな対物レンズを用いる
ことにより小さくすることができる。しかし、対物レン
ズの開口数を大きくするには、径の大きな対物レンズを
用いる必要がある。対物レンズの径を大きくすると、こ
れが設けられる光ピックアップ装置自体が必然的に大型
化するうえ、自重が増し、高速アクセスに支障をきた
す。このため、開口数の大きな対物レンズを設けるにも
限界がある。
【0134】このようなことから、従来は、レーザビー
ムのビームスポット径を小さくするにも限界を生じ、記
録密度の向上を図ることができなかった。そこで、近
年、ソリッドイマージョンレンズを用いた光ピックアッ
プ装置が提案されている。このソリッドイマージョンレ
ンズを用いた光ピックアップ装置は、図18(a)に示
したように、対物レンズ501と、略半球面状の入射面
および平面状の出射面を有するソリッドイマージョンレ
ンズ502とを一体的に構成し、これらをいわゆるフラ
イングヘッドに設け、このフライングヘッドと光ディス
ク503との距離を一定に制御しながら、データの記
録,再生を行うようになっている。
ムのビームスポット径を小さくするにも限界を生じ、記
録密度の向上を図ることができなかった。そこで、近
年、ソリッドイマージョンレンズを用いた光ピックアッ
プ装置が提案されている。このソリッドイマージョンレ
ンズを用いた光ピックアップ装置は、図18(a)に示
したように、対物レンズ501と、略半球面状の入射面
および平面状の出射面を有するソリッドイマージョンレ
ンズ502とを一体的に構成し、これらをいわゆるフラ
イングヘッドに設け、このフライングヘッドと光ディス
ク503との距離を一定に制御しながら、データの記
録,再生を行うようになっている。
【0135】このような光ピックアップ装置において、
ソリッドイマージョンレンズ502には、対物レンズ5
01で集束されたレーザビームが半球状の入射面を介し
て入射される。ソリッドイマージョンレンズ502の入
射面は、半球状となっているため、ソリッドイマージョ
ンレンズ502の出射面の中心を対物レンズ501の焦
点位置に合わせると、ソリッドイマージョンレンズ50
2内に入射されるレーザビームの入射角は全て垂直とな
り、レーザビームはソリッドイマージョンレンズ502
の出射面の中心に集束する。これにより、ソリッドイマ
ージョンレンズ502の屈折率をnとするとき、対物レ
ンズ501の開口数を実質的にn倍とすることができ、
レーザビームのビームスポットの径を小さくして記録密
度の向上を図ることができる。
ソリッドイマージョンレンズ502には、対物レンズ5
01で集束されたレーザビームが半球状の入射面を介し
て入射される。ソリッドイマージョンレンズ502の入
射面は、半球状となっているため、ソリッドイマージョ
ンレンズ502の出射面の中心を対物レンズ501の焦
点位置に合わせると、ソリッドイマージョンレンズ50
2内に入射されるレーザビームの入射角は全て垂直とな
り、レーザビームはソリッドイマージョンレンズ502
の出射面の中心に集束する。これにより、ソリッドイマ
ージョンレンズ502の屈折率をnとするとき、対物レ
ンズ501の開口数を実質的にn倍とすることができ、
レーザビームのビームスポットの径を小さくして記録密
度の向上を図ることができる。
【0136】更に、ソリッドイマージョンレンズを用い
て、ビームスポットの径を1/n2にすることもでき
る。それは、図18(b)に示したように、半球以上に
頭部を残したスーパ球状ソリッドイマージョンレンズ5
04を用い、光ディスク503の法線方向に対して角度
θ1 で、ソリッドイマージョンレンズ504の入射面に
レーザビームを入射させた場合、光ディスク503に対
する入射角をθ2 とすると、sinθ2 =nsinθ1
の関係から、ビームスポットの径はλ/(2n2sin
θ1 )となるからである。
て、ビームスポットの径を1/n2にすることもでき
る。それは、図18(b)に示したように、半球以上に
頭部を残したスーパ球状ソリッドイマージョンレンズ5
04を用い、光ディスク503の法線方向に対して角度
θ1 で、ソリッドイマージョンレンズ504の入射面に
レーザビームを入射させた場合、光ディスク503に対
する入射角をθ2 とすると、sinθ2 =nsinθ1
の関係から、ビームスポットの径はλ/(2n2sin
θ1 )となるからである。
【0137】しかし、実際の光ディスクにおける記録層
は、ソリッドイマージョンレンズの底面からある距離を
とらなければならない。例えば、図18(c)に示した
ように、厚みが1.2mm程度の透明な基板506の片
面に光磁気記録層507が形成された光ディスク505
の場合、磁界印加用の磁気ヘッドは記録層507に近づ
けたいので、記録層507はソリッドイマージョンレン
ズ側ではなく、磁気ヘッド側に配置する必要がある。そ
うすると、せっかく、光ピックアップ装置をフライング
ヘッド構成にしてワーキングディスタンス(作動距離;
光ディスクの表面からレンズ表面までの距離)を例えば
0.32μm以下とし、対物レンズ511とスーパ球状
ソリッドイマージョンレンズ512とを用いて開口数を
大きくしようとしても、ソリッドイマージョンレンズ5
12と記録層507との間に厚みが1.2mm程度の基
板506が介在することから、実際の記録層507に対
する入射角θ2 ′は小さくなってしまうという問題点が
あった。
は、ソリッドイマージョンレンズの底面からある距離を
とらなければならない。例えば、図18(c)に示した
ように、厚みが1.2mm程度の透明な基板506の片
面に光磁気記録層507が形成された光ディスク505
の場合、磁界印加用の磁気ヘッドは記録層507に近づ
けたいので、記録層507はソリッドイマージョンレン
ズ側ではなく、磁気ヘッド側に配置する必要がある。そ
うすると、せっかく、光ピックアップ装置をフライング
ヘッド構成にしてワーキングディスタンス(作動距離;
光ディスクの表面からレンズ表面までの距離)を例えば
0.32μm以下とし、対物レンズ511とスーパ球状
ソリッドイマージョンレンズ512とを用いて開口数を
大きくしようとしても、ソリッドイマージョンレンズ5
12と記録層507との間に厚みが1.2mm程度の基
板506が介在することから、実際の記録層507に対
する入射角θ2 ′は小さくなってしまうという問題点が
あった。
【0138】そこで、本実施の形態では、図19に示し
たように、ソリッドイマージョンレンズ206を基板1
1の厚みを考慮した光学特性となるように設定してい
る。すなわち、ソリッドイマージョンレンズ206は、
基板11と合わせて初めて所望のレンズとしての光学特
性が得られるように設定されている。より簡単に説明す
ると、ソリッドイマージョンレンズ206の屈折率が基
板11の屈折率と等しい場合には、本実施の形態におけ
るソリッドイマージョンレンズ206の形状は、出射面
の中心に集光するように設計されたソリッドイマージョ
ンレンズの形状から、基板11の厚み分を下側から削っ
た形状に設定される。これにより、光ディスク10の基
板11の悪影響を受けることなく開口数の向上を図るこ
とができ、レーザスポットの径を小さくすることができ
る。
たように、ソリッドイマージョンレンズ206を基板1
1の厚みを考慮した光学特性となるように設定してい
る。すなわち、ソリッドイマージョンレンズ206は、
基板11と合わせて初めて所望のレンズとしての光学特
性が得られるように設定されている。より簡単に説明す
ると、ソリッドイマージョンレンズ206の屈折率が基
板11の屈折率と等しい場合には、本実施の形態におけ
るソリッドイマージョンレンズ206の形状は、出射面
の中心に集光するように設計されたソリッドイマージョ
ンレンズの形状から、基板11の厚み分を下側から削っ
た形状に設定される。これにより、光ディスク10の基
板11の悪影響を受けることなく開口数の向上を図るこ
とができ、レーザスポットの径を小さくすることができ
る。
【0139】具体的には、光ピックアップ装置200の
実質的な開口数を1.0以上、例えば1.36とするこ
とができる。また、図19に示したように、対物レンズ
205からのレーザ光がソリッドイマージョンレンズ2
06に入射されることで形成される入射角をθ1 、レー
ザ波長をλ、ソリッドイマージョンレンズ206の屈折
率をn、基板11の屈折率をnとすると、ビームスポッ
トの径φは、φ=λ/(2n2 sinθ1 )となり、
0.25μmの径とすることができる。なお、ソリッド
イマージョンレンズ206および基板11により屈折さ
れたレーザ光の入射角をθ2 とすると、θ1 とθ2 との
関係は、sinθ2 =nsinθ1 となっている。これ
は、レーザ波長が300nmの、いわゆる青色レーザを
用いたときと同等の効果である。従って、安価な赤色レ
ーザを用いながら、青色レーザを用いたときと同等の効
果を得ることができるため、高性能で安価な光ピックア
ップ装置を提供することができる。また、光ディスクの
膜厚構造を、レーザの波長によって変えなくても良いこ
とになる。また、基板11の悪影響を受けることがない
ことから、ビーム品質の向上を図ることができるうえ、
波面収差の管理を容易化することができる。
実質的な開口数を1.0以上、例えば1.36とするこ
とができる。また、図19に示したように、対物レンズ
205からのレーザ光がソリッドイマージョンレンズ2
06に入射されることで形成される入射角をθ1 、レー
ザ波長をλ、ソリッドイマージョンレンズ206の屈折
率をn、基板11の屈折率をnとすると、ビームスポッ
トの径φは、φ=λ/(2n2 sinθ1 )となり、
0.25μmの径とすることができる。なお、ソリッド
イマージョンレンズ206および基板11により屈折さ
れたレーザ光の入射角をθ2 とすると、θ1 とθ2 との
関係は、sinθ2 =nsinθ1 となっている。これ
は、レーザ波長が300nmの、いわゆる青色レーザを
用いたときと同等の効果である。従って、安価な赤色レ
ーザを用いながら、青色レーザを用いたときと同等の効
果を得ることができるため、高性能で安価な光ピックア
ップ装置を提供することができる。また、光ディスクの
膜厚構造を、レーザの波長によって変えなくても良いこ
とになる。また、基板11の悪影響を受けることがない
ことから、ビーム品質の向上を図ることができるうえ、
波面収差の管理を容易化することができる。
【0140】本実施の形態におけるその他の動作および
効果は、第1の実施の形態と同様である。
効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0141】図21は、本発明の第5の実施の形態に係
る記憶素子における光ピックアップ装置の概略の構成を
示す説明図である。この光ピックアップ装置300で
は、光ディスク10に対してレーザ光を集光して照射す
る光学ブロック302と、この光学ブロック302上に
設けられたベアチップ303と、このベアチップ303
を光ディスク10における径方向(図21における紙面
垂直方向)および上下方向に移動可能なアクチュエータ
309と、光ディスク10においてレーザ光が照射され
る箇所に記録データに応じた変調磁界を印加する磁気ヘ
ッド34とを備えている。アクチュエータ309として
は、例えば圧電素子が用いられる。アクチュエータ30
9は、ベアチップ303に設けられているフォトディテ
クタの出力に基づいて検出されるフォーカスエラー信号
およびトラッキングエラー信号に基づいて駆動されるよ
うになっている。
る記憶素子における光ピックアップ装置の概略の構成を
示す説明図である。この光ピックアップ装置300で
は、光ディスク10に対してレーザ光を集光して照射す
る光学ブロック302と、この光学ブロック302上に
設けられたベアチップ303と、このベアチップ303
を光ディスク10における径方向(図21における紙面
垂直方向)および上下方向に移動可能なアクチュエータ
309と、光ディスク10においてレーザ光が照射され
る箇所に記録データに応じた変調磁界を印加する磁気ヘ
ッド34とを備えている。アクチュエータ309として
は、例えば圧電素子が用いられる。アクチュエータ30
9は、ベアチップ303に設けられているフォトディテ
クタの出力に基づいて検出されるフォーカスエラー信号
およびトラッキングエラー信号に基づいて駆動されるよ
うになっている。
【0142】光学ブロック302,ベアチップ303お
よびアクチュエータ309は、図1における光学ヘッド
用アーム35と同様の光学ヘッド用アーム310に設け
られている。また、磁気ヘッド34は、図1における磁
気ヘッド用アーム33に取り付けられている。光学ヘッ
ド用アーム310および磁気ヘッド用アーム33は、第
1の実施の形態と同様に、アーム駆動用モータ44によ
って回動されるようになっている。また、光学ヘッド用
アーム310の先端部および磁気ヘッド34は、フライ
ングヘッド構成になっている。
よびアクチュエータ309は、図1における光学ヘッド
用アーム35と同様の光学ヘッド用アーム310に設け
られている。また、磁気ヘッド34は、図1における磁
気ヘッド用アーム33に取り付けられている。光学ヘッ
ド用アーム310および磁気ヘッド用アーム33は、第
1の実施の形態と同様に、アーム駆動用モータ44によ
って回動されるようになっている。また、光学ヘッド用
アーム310の先端部および磁気ヘッド34は、フライ
ングヘッド構成になっている。
【0143】光学ブロック302は、外観が略半球形状
を有しており、その頂点部分にレーザ光が入射される入
射孔305を有している。光学ブロック302は、更
に、入射孔305と相対向する部分に設けられ、入射孔
305を介して照射されるレーザ光を反射する凸状の球
面の第1の反射ミラー306と、この第1の反射ミラー
306の後方(下側)で収束するように第1の反射ミラ
ー306で反射されたレーザ光を再度反射する凹状の球
面の第2の反射ミラー307と、第2の反射ミラー30
7で反射されたレーザ光が出射される平面状の出射面3
08とを有している。光学ブロック302の屈折率は、
基板11の屈折率と等しく、例えば1.57になってい
る。
を有しており、その頂点部分にレーザ光が入射される入
射孔305を有している。光学ブロック302は、更
に、入射孔305と相対向する部分に設けられ、入射孔
305を介して照射されるレーザ光を反射する凸状の球
面の第1の反射ミラー306と、この第1の反射ミラー
306の後方(下側)で収束するように第1の反射ミラ
ー306で反射されたレーザ光を再度反射する凹状の球
面の第2の反射ミラー307と、第2の反射ミラー30
7で反射されたレーザ光が出射される平面状の出射面3
08とを有している。光学ブロック302の屈折率は、
基板11の屈折率と等しく、例えば1.57になってい
る。
【0144】このような光学ブロック302の光学特性
は、光ディスク10の基板11の厚みを考慮した光学特
性となるように調整されており、第1の反射ミラー30
6の後方(下側)で結ばれる収束点Pが、光ディスク1
0の光磁気記録層12上に位置するように調整されてい
る。ここで、光学ブロック302は、基板11の厚みを
考慮した光学特性となるように設定されている。すなわ
ち、光学ブロック302は、基板11と合わせて初めて
所望の光学特性が得られるように設定されている。より
簡単に説明すると、光学ブロック302の屈折率が基板
11の屈折率と等しい場合には、光学ブロック302の
形状は、出射面の中心に集光するように設計された光学
ブロックの形状から、基板11の厚み分を下側から削っ
た形状に設定される。
は、光ディスク10の基板11の厚みを考慮した光学特
性となるように調整されており、第1の反射ミラー30
6の後方(下側)で結ばれる収束点Pが、光ディスク1
0の光磁気記録層12上に位置するように調整されてい
る。ここで、光学ブロック302は、基板11の厚みを
考慮した光学特性となるように設定されている。すなわ
ち、光学ブロック302は、基板11と合わせて初めて
所望の光学特性が得られるように設定されている。より
簡単に説明すると、光学ブロック302の屈折率が基板
11の屈折率と等しい場合には、光学ブロック302の
形状は、出射面の中心に集光するように設計された光学
ブロックの形状から、基板11の厚み分を下側から削っ
た形状に設定される。
【0145】ベアチップ303は、単一の半導体基板上
に、光ディスク10に照射するためのレーザ光を出射す
る半導体レーザと、光学ブロック302の入射孔305
を経て照射される光ディスク10からの戻り光を受光す
るフォトディテクタとを設けて構成されている。
に、光ディスク10に照射するためのレーザ光を出射す
る半導体レーザと、光学ブロック302の入射孔305
を経て照射される光ディスク10からの戻り光を受光す
るフォトディテクタとを設けて構成されている。
【0146】ここで、光ピックアップ装置300におけ
る各部の寸法の一例を挙げる。光学ブロック302の厚
みとベアチップ303の厚みを合わせた厚みは2.0m
m、光ディスク10の基板11の厚みが0.3mm、光
磁気記録層12から磁気ヘッド34の下面までの厚みは
1.0mm、記録,再生時における光学ブロック302
と光ディスク10とのエアギャップは0.15μmとな
っている。従って、光学ヘッド用アーム310を除く光
ピックアップ装置300全体の厚みは、エアギャップが
実質上0のため、都合3.3mmとなっている。
る各部の寸法の一例を挙げる。光学ブロック302の厚
みとベアチップ303の厚みを合わせた厚みは2.0m
m、光ディスク10の基板11の厚みが0.3mm、光
磁気記録層12から磁気ヘッド34の下面までの厚みは
1.0mm、記録,再生時における光学ブロック302
と光ディスク10とのエアギャップは0.15μmとな
っている。従って、光学ヘッド用アーム310を除く光
ピックアップ装置300全体の厚みは、エアギャップが
実質上0のため、都合3.3mmとなっている。
【0147】本実施の形態におけるその他の構成は、第
1の実施の形態と同様である。
1の実施の形態と同様である。
【0148】次に、このような構成を有する光ピックア
ップ装置300の動作について説明をする。データの記
録時あるいは再生時には、スピンドルモータ20により
光ディスク10が角速度一定(CAV)あるいは線速度
一定(CLV)で回転駆動されると共に、ベアチップ3
03に設けられている半導体レーザが駆動され、レーザ
光を出射する。フライングヘッドは、光ディスク10の
回転力によって浮上して所定のエアギャップを形成す
る。光学ブロック302と光ディスク10との間のエア
ギャップは、大きすぎると開口数の向上に支障をきたす
ため、レーザ波長の1/2以下にする必要がある。例え
ば、ベアチップ303に設けられている半導体レーザと
して、波長680nmの赤色レーザ光を出射するものを
用いた場合には、光学ブロック302と光ディスク10
との間のエアギャップは、レーザ波長の1/2以下であ
る0.34μm以下、例えば0.15μmの間隔となる
ように調整されている。
ップ装置300の動作について説明をする。データの記
録時あるいは再生時には、スピンドルモータ20により
光ディスク10が角速度一定(CAV)あるいは線速度
一定(CLV)で回転駆動されると共に、ベアチップ3
03に設けられている半導体レーザが駆動され、レーザ
光を出射する。フライングヘッドは、光ディスク10の
回転力によって浮上して所定のエアギャップを形成す
る。光学ブロック302と光ディスク10との間のエア
ギャップは、大きすぎると開口数の向上に支障をきたす
ため、レーザ波長の1/2以下にする必要がある。例え
ば、ベアチップ303に設けられている半導体レーザと
して、波長680nmの赤色レーザ光を出射するものを
用いた場合には、光学ブロック302と光ディスク10
との間のエアギャップは、レーザ波長の1/2以下であ
る0.34μm以下、例えば0.15μmの間隔となる
ように調整されている。
【0149】次に、ベアチップ303に設けられた半導
体レーザから出射されたレーザ光は、入射孔305を介
して光学ブロック302内に入射され、ベアチップ30
3と相対向するように設けられている光学ブロック30
2の第1の反射ミラー306に照射される。第1の反射
ミラー306は、凸状の略半球形状を有しており、半導
体レーザからの光を第2の反射ミラー307側に反射す
る。第2の反射ミラー307は、凹状の略半球形状を有
しており、第1の反射ミラー307で反射されたレーザ
光を、第1の反射ミラー307の後方(下側)の点Pで
収束するように反射し、これを出射面308を介して出
射する。光学ブロック302から出射された光は、光デ
ィスク10の基板11を経て、光磁気記録層12上に集
光される。
体レーザから出射されたレーザ光は、入射孔305を介
して光学ブロック302内に入射され、ベアチップ30
3と相対向するように設けられている光学ブロック30
2の第1の反射ミラー306に照射される。第1の反射
ミラー306は、凸状の略半球形状を有しており、半導
体レーザからの光を第2の反射ミラー307側に反射す
る。第2の反射ミラー307は、凹状の略半球形状を有
しており、第1の反射ミラー307で反射されたレーザ
光を、第1の反射ミラー307の後方(下側)の点Pで
収束するように反射し、これを出射面308を介して出
射する。光学ブロック302から出射された光は、光デ
ィスク10の基板11を経て、光磁気記録層12上に集
光される。
【0150】ここで、光学ブロック302の第2の反射
ミラー307は、第1の反射ミラー306の後方(下
側)の点Pで収束するようにレーザ光を反射するのであ
るが、これは、光ディスク10の基板11の光学特性も
考慮して初めて光ディスク10の光磁気記録層12上の
点Pで収束するように、光学ブロック302の光学特性
が調整されている。具体的には、前述のように光ディス
ク10の基板11の厚みは、例えば0.3mmであり、
その屈折率nは例えば1.57となっている。このた
め、光学ブロック302は、光学ブロック302の厚み
と基板11の厚みとを考慮した厚み、言い換えれば、光
学ブロック302の厚みと基板11の厚みとを加算して
はじめて1つの光学特性を形成するように調整されてい
る。
ミラー307は、第1の反射ミラー306の後方(下
側)の点Pで収束するようにレーザ光を反射するのであ
るが、これは、光ディスク10の基板11の光学特性も
考慮して初めて光ディスク10の光磁気記録層12上の
点Pで収束するように、光学ブロック302の光学特性
が調整されている。具体的には、前述のように光ディス
ク10の基板11の厚みは、例えば0.3mmであり、
その屈折率nは例えば1.57となっている。このた
め、光学ブロック302は、光学ブロック302の厚み
と基板11の厚みとを考慮した厚み、言い換えれば、光
学ブロック302の厚みと基板11の厚みとを加算して
はじめて1つの光学特性を形成するように調整されてい
る。
【0151】光学ブロック302は、光ディスク10の
基板11の影響で収差が発生し、最適な光学特性となら
ない場合が多いが、本実施の形態における光ピックアッ
プ装置300のように、光学ブロック302の厚みと基
板11の厚みを加算してはじめて1つの光学ブロックの
光学特性を形成するように光学ブロック302を設計す
ることにより、透明基板11による収差が発生を防止す
ることができる。透明基板11の厚みは、光学ブロック
302を設計する前に予めわかっているため、光学ブロ
ック302の設計はこれを考慮して行えば良く、簡単に
行うことができる。
基板11の影響で収差が発生し、最適な光学特性となら
ない場合が多いが、本実施の形態における光ピックアッ
プ装置300のように、光学ブロック302の厚みと基
板11の厚みを加算してはじめて1つの光学ブロックの
光学特性を形成するように光学ブロック302を設計す
ることにより、透明基板11による収差が発生を防止す
ることができる。透明基板11の厚みは、光学ブロック
302を設計する前に予めわかっているため、光学ブロ
ック302の設計はこれを考慮して行えば良く、簡単に
行うことができる。
【0152】また、光ピックアップ装置300は、フラ
イングヘッド構成となっているため、ワーキングディス
タンスを例えば0.1μmとすることができる。このた
めの光ピックアップ装置300における光路を大幅に短
縮化して光ピックアップ装置300自体を大幅に小型化
することができる。
イングヘッド構成となっているため、ワーキングディス
タンスを例えば0.1μmとすることができる。このた
めの光ピックアップ装置300における光路を大幅に短
縮化して光ピックアップ装置300自体を大幅に小型化
することができる。
【0153】次に、光ディスク10の光磁気記録層12
にレーザ光が照射されると、このレーザ光が照射された
箇所に、磁気ヘッド34によって記録データに応じて変
調された磁界が印加される。レーザ光が照射された光磁
気記録層12は、キュリー温度まで熱せられ、これによ
り保磁力が弱められるため、ここに変調磁界が印加され
ることにより、レーザ光が照射された箇所が変調磁界に
応じて磁化され、記録データの記録がなされる。
にレーザ光が照射されると、このレーザ光が照射された
箇所に、磁気ヘッド34によって記録データに応じて変
調された磁界が印加される。レーザ光が照射された光磁
気記録層12は、キュリー温度まで熱せられ、これによ
り保磁力が弱められるため、ここに変調磁界が印加され
ることにより、レーザ光が照射された箇所が変調磁界に
応じて磁化され、記録データの記録がなされる。
【0154】一方、光ディスク10の光磁気記録層11
にレーザ光が照射されると、光磁気記録層11からの戻
り光が生ずる。この戻り光は、光ディスク10の基板1
1、光学ブロック302の出射面308を経て、光学ブ
ロック302の第2の反射ミラー307に照射される。
第2の反射ミラー307は、戻り光を第1の反射ミラー
306側に反射する。第1の反射ミラー306は、この
戻り光を反射し、これを入射孔305を介して、ベアチ
ップ305側に出射する。ベアチップ305には、入射
孔305を介して出射される戻り光が照射される箇所に
フォトディテクタが設けられている。このフォトディテ
クタは、戻り光を受光し、この受光光量に基づいてフォ
ーカスエラー信号,トラッキングエラー信号およびプリ
ピット再生信号が検出される。フォーカスエラー信号お
よびトラッキングエラー信号はサーボ制御系に供給され
る。サーボ制御系は、フォーカスエラー信号およびトラ
ッキングエラー信号に応じて、光ピックアップ装置30
0のアクチュエータ309を駆動して、フォーカスサー
ボおよびトラッキングサーボを行う。これにより、常に
ジャストフォーカスおよびジャストトラックで、データ
の記録を正確に行うことができる。
にレーザ光が照射されると、光磁気記録層11からの戻
り光が生ずる。この戻り光は、光ディスク10の基板1
1、光学ブロック302の出射面308を経て、光学ブ
ロック302の第2の反射ミラー307に照射される。
第2の反射ミラー307は、戻り光を第1の反射ミラー
306側に反射する。第1の反射ミラー306は、この
戻り光を反射し、これを入射孔305を介して、ベアチ
ップ305側に出射する。ベアチップ305には、入射
孔305を介して出射される戻り光が照射される箇所に
フォトディテクタが設けられている。このフォトディテ
クタは、戻り光を受光し、この受光光量に基づいてフォ
ーカスエラー信号,トラッキングエラー信号およびプリ
ピット再生信号が検出される。フォーカスエラー信号お
よびトラッキングエラー信号はサーボ制御系に供給され
る。サーボ制御系は、フォーカスエラー信号およびトラ
ッキングエラー信号に応じて、光ピックアップ装置30
0のアクチュエータ309を駆動して、フォーカスサー
ボおよびトラッキングサーボを行う。これにより、常に
ジャストフォーカスおよびジャストトラックで、データ
の記録を正確に行うことができる。
【0155】本出願の発明者がこのような光ピックアッ
プ装置300を試作実験したところ、開口数(NA)を
1以上の1.36とすることができ、光ディスク10に
照射されるレーザ光のビームスポットの径を0.25μ
mとすることができた。そして、ランド記録で従来の記
録密度の略3倍の3.5Gビット/インチ2 の記録密度
を実現することができた。これは、開口数が0.6で、
レーザ波長が300nmの青色の半導体レーザを用いた
場合と同様の効果である。そしてランド記録およびグル
ーブ記録を併用した結果、8Gビット/インチ2 の記録
密度を実現することができた。
プ装置300を試作実験したところ、開口数(NA)を
1以上の1.36とすることができ、光ディスク10に
照射されるレーザ光のビームスポットの径を0.25μ
mとすることができた。そして、ランド記録で従来の記
録密度の略3倍の3.5Gビット/インチ2 の記録密度
を実現することができた。これは、開口数が0.6で、
レーザ波長が300nmの青色の半導体レーザを用いた
場合と同様の効果である。そしてランド記録およびグル
ーブ記録を併用した結果、8Gビット/インチ2 の記録
密度を実現することができた。
【0156】次に、このようにして記録されたデータの
再生時には、光ディスク10がCAVあるいはCLVで
回転駆動され、フライングヘッド構成になっている光学
ブロック302が所望の記録トラック上に移動制御(シ
ーク)される。そして、ベアチップ303に設けられて
いる半導体レーザが発光駆動されレーザ光が出射され
る。このレーザ光は、光学ブロック302の第1の反射
ミラー306および第2の反射ミラー307によって順
に反射され、光ディスク10の基板11を介して光磁気
記録層12に照射される。これにより、記録されたデー
タによって変調された戻り光が生じる。この戻り光は、
基板11を介して光学ブロック302に入射され、第2
の反射ミラー307、第1の反射ミラー306により順
に反射され、入射孔305を介してベアチップ303に
設けられているフォトディテクタに照射される。フォト
ディテクタは、光学ブロック302の入射孔305を介
して照射される戻り光を受光し、この戻り光の光量に基
づいて光磁気再生信号,フォーカスエラー信号,トラッ
キングエラー信号,プリピット再生信号が検出される。
フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号は
サーボ制御系に供給される。サーボ制御系は、このフォ
ーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づ
いて、光ピックアップ装置300のフォーカスサーボお
よびトラッキングサーボを行う。これにより、常にジャ
ストフォーカスおよびジャストトラックで記録データの
記録,再生を正確に行うことができる。
再生時には、光ディスク10がCAVあるいはCLVで
回転駆動され、フライングヘッド構成になっている光学
ブロック302が所望の記録トラック上に移動制御(シ
ーク)される。そして、ベアチップ303に設けられて
いる半導体レーザが発光駆動されレーザ光が出射され
る。このレーザ光は、光学ブロック302の第1の反射
ミラー306および第2の反射ミラー307によって順
に反射され、光ディスク10の基板11を介して光磁気
記録層12に照射される。これにより、記録されたデー
タによって変調された戻り光が生じる。この戻り光は、
基板11を介して光学ブロック302に入射され、第2
の反射ミラー307、第1の反射ミラー306により順
に反射され、入射孔305を介してベアチップ303に
設けられているフォトディテクタに照射される。フォト
ディテクタは、光学ブロック302の入射孔305を介
して照射される戻り光を受光し、この戻り光の光量に基
づいて光磁気再生信号,フォーカスエラー信号,トラッ
キングエラー信号,プリピット再生信号が検出される。
フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号は
サーボ制御系に供給される。サーボ制御系は、このフォ
ーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づ
いて、光ピックアップ装置300のフォーカスサーボお
よびトラッキングサーボを行う。これにより、常にジャ
ストフォーカスおよびジャストトラックで記録データの
記録,再生を正確に行うことができる。
【0157】本実施の形態における光ピックアップ装置
300を含む記憶素子は、例えば、図3および図4に示
したサイズで形成することができる。この場合、光学ブ
ロック302の光学特性は光ディスク10の基板11の
厚みを考慮して調整されており、その結果、レーザ光を
例えば0.25μmの径に収束することができる。この
ため、本実施の形態に係る記憶素子では、0.7インチ
の光ディスク10を用いて、例えば230Mバイトもの
記憶容量を実現することができる。
300を含む記憶素子は、例えば、図3および図4に示
したサイズで形成することができる。この場合、光学ブ
ロック302の光学特性は光ディスク10の基板11の
厚みを考慮して調整されており、その結果、レーザ光を
例えば0.25μmの径に収束することができる。この
ため、本実施の形態に係る記憶素子では、0.7インチ
の光ディスク10を用いて、例えば230Mバイトもの
記憶容量を実現することができる。
【0158】本発明におけるその他の構成,動作および
効果は第1の実施の形態と同様である。
効果は第1の実施の形態と同様である。
【0159】図22は、本発明の第6の実施の形態に係
る記憶素子の断面図である。本実施の形態に係る記憶素
子400は、光ディスクおよび光ピックアップ装置が、
相変化を利用した書き換え可能型,再生専用型あるいは
追記型の場合の例である。この記憶素子400では、第
1の実施の形態における光磁気記録方式の光ディスク1
0の代わりに、相変化を利用した書き換え可能型,再生
専用型あるいは追記型の光ディスク401が用いられ
る。また、この記憶素子400では、第1の実施の形態
における光磁気記録方式の光ピックアップ装置30の代
わりに、相変化を利用した書き換え可能型,再生専用型
あるいは追記型の光ピックアップ装置410が用いられ
る。この光ピックアップ装置410では、第1の実施の
形態におけるレーザカプラ40の代わりにレーザカプラ
411が設けられ、2分割旋光板42の代わりに1/4
波長板412が設けられている。また、記憶素子400
では、第1の実施の形態における磁気ヘッド用アーム3
3および磁気ヘッド34は設けられていない。
る記憶素子の断面図である。本実施の形態に係る記憶素
子400は、光ディスクおよび光ピックアップ装置が、
相変化を利用した書き換え可能型,再生専用型あるいは
追記型の場合の例である。この記憶素子400では、第
1の実施の形態における光磁気記録方式の光ディスク1
0の代わりに、相変化を利用した書き換え可能型,再生
専用型あるいは追記型の光ディスク401が用いられ
る。また、この記憶素子400では、第1の実施の形態
における光磁気記録方式の光ピックアップ装置30の代
わりに、相変化を利用した書き換え可能型,再生専用型
あるいは追記型の光ピックアップ装置410が用いられ
る。この光ピックアップ装置410では、第1の実施の
形態におけるレーザカプラ40の代わりにレーザカプラ
411が設けられ、2分割旋光板42の代わりに1/4
波長板412が設けられている。また、記憶素子400
では、第1の実施の形態における磁気ヘッド用アーム3
3および磁気ヘッド34は設けられていない。
【0160】図23はレーザカプラ411の平面図であ
る。レーザカプラ411は、単一の半導体基板60上に
形成された半導体レーザ61と複数のフォトディテクタ
413a〜413lとを有している。第1の実施の形態
と同様に、半導体基板60上には、半導体レーザ61の
レーザ光出射部に対向する位置に、半導体レーザ61の
出射光を上方に向けて反射させる反射ミラー部63が形
成されている。
る。レーザカプラ411は、単一の半導体基板60上に
形成された半導体レーザ61と複数のフォトディテクタ
413a〜413lとを有している。第1の実施の形態
と同様に、半導体基板60上には、半導体レーザ61の
レーザ光出射部に対向する位置に、半導体レーザ61の
出射光を上方に向けて反射させる反射ミラー部63が形
成されている。
【0161】フォトディテクタ413a,413dは、
図9におけるフォトディテクタ62aの領域を、光ディ
スク401におけるトラック方向に対応する方向の分割
線で2分割した位置および形状に形成されている。フォ
トディテクタ413b,413eは、図9におけるフォ
トディテクタ62b,62cを合わせた領域を、光ディ
スク401におけるトラック方向に対応する方向の分割
線で2分割した位置および形状に形成されている。フォ
トディテクタ413c,413fは、図9におけるフォ
トディテクタ62dの領域を、光ディスク401におけ
るトラック方向に対応する方向の分割線で2分割した位
置および形状に形成されている。なお、これらのフォト
ディテクタのうち、フォトディテクタ413d〜413
fが半導体レーザ61側の位置に配置されている。
図9におけるフォトディテクタ62aの領域を、光ディ
スク401におけるトラック方向に対応する方向の分割
線で2分割した位置および形状に形成されている。フォ
トディテクタ413b,413eは、図9におけるフォ
トディテクタ62b,62cを合わせた領域を、光ディ
スク401におけるトラック方向に対応する方向の分割
線で2分割した位置および形状に形成されている。フォ
トディテクタ413c,413fは、図9におけるフォ
トディテクタ62dの領域を、光ディスク401におけ
るトラック方向に対応する方向の分割線で2分割した位
置および形状に形成されている。なお、これらのフォト
ディテクタのうち、フォトディテクタ413d〜413
fが半導体レーザ61側の位置に配置されている。
【0162】同様に、フォトディテクタ413g,41
3jは、図9におけるフォトディテクタ62gの領域
を、光ディスク401におけるトラック方向に対応する
方向の分割線で2分割した位置および形状に形成されて
いる。フォトディテクタ413h,413kは、図9に
おけるフォトディテクタ62h,62iを合わせた領域
を、光ディスク401におけるトラック方向に対応する
方向の分割線で2分割した位置および形状に形成されて
いる。フォトディテクタ413i,413lは、図9に
おけるフォトディテクタ62jの領域を、光ディスク4
01におけるトラック方向に対応する方向の分割線で2
分割した位置および形状に形成されている。なお、これ
らのフォトディテクタのうち、フォトディテクタ413
g〜413iが半導体レーザ61側の位置に配置されて
いる。
3jは、図9におけるフォトディテクタ62gの領域
を、光ディスク401におけるトラック方向に対応する
方向の分割線で2分割した位置および形状に形成されて
いる。フォトディテクタ413h,413kは、図9に
おけるフォトディテクタ62h,62iを合わせた領域
を、光ディスク401におけるトラック方向に対応する
方向の分割線で2分割した位置および形状に形成されて
いる。フォトディテクタ413i,413lは、図9に
おけるフォトディテクタ62jの領域を、光ディスク4
01におけるトラック方向に対応する方向の分割線で2
分割した位置および形状に形成されている。なお、これ
らのフォトディテクタのうち、フォトディテクタ413
g〜413iが半導体レーザ61側の位置に配置されて
いる。
【0163】本実施の形態における光ピックアップ装置
410では、半導体レーザ61から出射されたP偏光の
レーザ光は、偏光ホログラム41をそのまま通過し、1
/4波長板412を通過して円偏光となり、反射プリズ
ム38で反射され、ソリッドイマージョンレンズ37で
集光されて、光ディスク401における記録層に照射さ
れる。光ディスク401からの戻り光は、ソリッドイマ
ージョンレンズ37で集光され、反射プリズム38で反
射され、1/4波長板412を通過してS偏光の光とな
り、偏光ホログラム41に入射して、回折される。ここ
で、+1次回折光は、途中で一旦収束した後、拡散する
光としてレーザカプラ411上のフォトディテクタ41
3a〜413fに入射し、−1次回折光は、収束する光
のままレーザカプラ411上のフォトディテクタ413
g〜413lに入射する。
410では、半導体レーザ61から出射されたP偏光の
レーザ光は、偏光ホログラム41をそのまま通過し、1
/4波長板412を通過して円偏光となり、反射プリズ
ム38で反射され、ソリッドイマージョンレンズ37で
集光されて、光ディスク401における記録層に照射さ
れる。光ディスク401からの戻り光は、ソリッドイマ
ージョンレンズ37で集光され、反射プリズム38で反
射され、1/4波長板412を通過してS偏光の光とな
り、偏光ホログラム41に入射して、回折される。ここ
で、+1次回折光は、途中で一旦収束した後、拡散する
光としてレーザカプラ411上のフォトディテクタ41
3a〜413fに入射し、−1次回折光は、収束する光
のままレーザカプラ411上のフォトディテクタ413
g〜413lに入射する。
【0164】フォトディテクタ413a〜413lの各
出力信号をそれぞれa〜lとすると、フォーカスエラー
信号FE,トラックエラー信号TEおよび再生信号RF
は、それぞれ以下の式(12)〜(14)によって求め
られる。
出力信号をそれぞれa〜lとすると、フォーカスエラー
信号FE,トラックエラー信号TEおよび再生信号RF
は、それぞれ以下の式(12)〜(14)によって求め
られる。
【0165】 FE=(a+c+d+f+h+k)−(b+e+g+i+j+l)…(12) TE=(a+b+c+j+k+l)−(d+e+f+g+h+i)…(13) RF=a+b+c+d+e+f+g+h+i+j+k+l …(14)
【0166】なお、再生時には、半導体レーザ61の出
力は再生用の低出力に設定される。また、相変化を利用
した書き換え可能型あるいは追記型の場合における記録
時には、半導体レーザ61の出力は、記録データに従っ
て間欠的に記録用の高出力に設定され、データの記録が
行われる。
力は再生用の低出力に設定される。また、相変化を利用
した書き換え可能型あるいは追記型の場合における記録
時には、半導体レーザ61の出力は、記録データに従っ
て間欠的に記録用の高出力に設定され、データの記録が
行われる。
【0167】本実施の形態に係る記憶素子400によれ
ば、磁気ヘッドがないので、より構成が簡単になり、更
なる小型化およびローコスト化を図ることができる。本
実施の形態におけるその他の構成,動作および効果は第
1の実施の形態と同様である。
ば、磁気ヘッドがないので、より構成が簡単になり、更
なる小型化およびローコスト化を図ることができる。本
実施の形態におけるその他の構成,動作および効果は第
1の実施の形態と同様である。
【0168】ここで、図24および図25を参照して、
本発明の記憶素子における好ましいサイズについて説明
する。本発明の記憶素子は、非常に小型であることか
ら、使用例とし、ICカードに1個または複数個搭載す
ることが考えられる。ICカードとしては、PCMCI
A(Personal Computer Memory Card International As
sociation )の規格に従ったPCカードがある。PCM
CIAの規格にはタイプI,タイプII,タイプIII があ
る。本発明の記憶素子は、厚みが最大5mmのタイプII
であれば1枚のPCカードに2個、厚みが最大10.5
mmのタイプIIIであれば1枚のPCカードに4個(表
側と裏側にそれぞれ2個ずつ)搭載することが可能であ
る。図24に示したように、PCカード421に搭載す
る場合において、本発明の記憶素子420のサイズとし
ては、縦20mm以下、横38mm以下、厚み3.8m
m以下が好ましい。特に、記憶素子の平面形状を正方形
形状とする場合には、一辺の長さが20mm以下、厚み
が3.8mm以下が好ましい。また、PCカード421
に搭載する記憶素子としては、図25に示したように、
1個のパッケージ内に2枚の光ディスク431と各光デ
ィスク431に必要な構成要素とを収納した記憶素子4
30を作成しても良い。この記憶素子430のサイズと
しては、縦40mm以下、横38mm以下、厚み3.8
mm以下が好ましい。
本発明の記憶素子における好ましいサイズについて説明
する。本発明の記憶素子は、非常に小型であることか
ら、使用例とし、ICカードに1個または複数個搭載す
ることが考えられる。ICカードとしては、PCMCI
A(Personal Computer Memory Card International As
sociation )の規格に従ったPCカードがある。PCM
CIAの規格にはタイプI,タイプII,タイプIII があ
る。本発明の記憶素子は、厚みが最大5mmのタイプII
であれば1枚のPCカードに2個、厚みが最大10.5
mmのタイプIIIであれば1枚のPCカードに4個(表
側と裏側にそれぞれ2個ずつ)搭載することが可能であ
る。図24に示したように、PCカード421に搭載す
る場合において、本発明の記憶素子420のサイズとし
ては、縦20mm以下、横38mm以下、厚み3.8m
m以下が好ましい。特に、記憶素子の平面形状を正方形
形状とする場合には、一辺の長さが20mm以下、厚み
が3.8mm以下が好ましい。また、PCカード421
に搭載する記憶素子としては、図25に示したように、
1個のパッケージ内に2枚の光ディスク431と各光デ
ィスク431に必要な構成要素とを収納した記憶素子4
30を作成しても良い。この記憶素子430のサイズと
しては、縦40mm以下、横38mm以下、厚み3.8
mm以下が好ましい。
【0169】また、本発明の記憶素子は、ICと同様に
電子部品として取り扱うことができるので、例えばコン
ピュータにおける半導体メモリの代わりに用いたり、複
数個を並列的に設けることで演算速度の高速化に貢献し
たりすることができる。例えばコンピュータ装置の内部
に100×100個程設け、内部メモリの代わりとして
用いることができる。また、本発明の記憶素子は、高密
度記録が可能であるため、例えば携帯電話の内蔵メモリ
として用いることもできる。その結果、携帯電話におい
て、音声データと共に送信された画像データを記録可能
とし、携帯電話に液晶モニタ等の表示手段を設けること
により、留守番テレビ電話なるものを実現することが可
能となる。
電子部品として取り扱うことができるので、例えばコン
ピュータにおける半導体メモリの代わりに用いたり、複
数個を並列的に設けることで演算速度の高速化に貢献し
たりすることができる。例えばコンピュータ装置の内部
に100×100個程設け、内部メモリの代わりとして
用いることができる。また、本発明の記憶素子は、高密
度記録が可能であるため、例えば携帯電話の内蔵メモリ
として用いることもできる。その結果、携帯電話におい
て、音声データと共に送信された画像データを記録可能
とし、携帯電話に液晶モニタ等の表示手段を設けること
により、留守番テレビ電話なるものを実現することが可
能となる。
【0170】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず、例えば上記各実施の形態の説明では、光ディス
クとして、透明な基板の片面に記録層を有し、基板側か
ら記録層に対して光を照射して使用する光ディスクの例
を挙げたが、本発明は、基板を介さずに記録層に対して
光を照射して使用する光ディスクの場合にも適用するこ
とができる。このような光ディスクを使用する場合に
は、光ディスクの記録層上にオイルを設けるようにして
も良い。光ディスク上のオイルは、光ディスクが回転駆
動されることにより均等にスピンコートされる。この場
合、スピンコートされるオイルの光学特性を考慮した光
学特性となるように、ソリッドイマージョンレンズや光
学ブロックの光学特性を調整することにより、各実施の
形態で挙げた効果と同様の効果を得ることができる。
されず、例えば上記各実施の形態の説明では、光ディス
クとして、透明な基板の片面に記録層を有し、基板側か
ら記録層に対して光を照射して使用する光ディスクの例
を挙げたが、本発明は、基板を介さずに記録層に対して
光を照射して使用する光ディスクの場合にも適用するこ
とができる。このような光ディスクを使用する場合に
は、光ディスクの記録層上にオイルを設けるようにして
も良い。光ディスク上のオイルは、光ディスクが回転駆
動されることにより均等にスピンコートされる。この場
合、スピンコートされるオイルの光学特性を考慮した光
学特性となるように、ソリッドイマージョンレンズや光
学ブロックの光学特性を調整することにより、各実施の
形態で挙げた効果と同様の効果を得ることができる。
【0171】また、上記各実施の形態で挙げた具体的な
数値は、ほんの一例であり、本発明はこれらの数値に限
定されることはない。このため、これらの数値は、本発
明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等
に応じて種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。
数値は、ほんの一例であり、本発明はこれらの数値に限
定されることはない。このため、これらの数値は、本発
明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等
に応じて種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。
【0172】また、本発明は、記録再生方式として、上
記各実施の形態で挙げた方式(光磁気記録方式等)以外
の方式を用いる場合にも適用することができる。
記各実施の形態で挙げた方式(光磁気記録方式等)以外
の方式を用いる場合にも適用することができる。
【0173】また、上記各実施の形態において示した光
ピックアップ装置は、構成要素がパッケージ内に封止さ
れた記憶素子に用いるのに適してが、このような記憶素
子に限らず、従来の光ディスク装置における光ピックア
ップ装置にも適用することが可能である。
ピックアップ装置は、構成要素がパッケージ内に封止さ
れた記憶素子に用いるのに適してが、このような記憶素
子に限らず、従来の光ディスク装置における光ピックア
ップ装置にも適用することが可能である。
【0174】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし17
のいずれかに記載の記憶素子によれば、光ディスク、回
転駆動手段および光ピックアップ装置をパッケージによ
って封止した構成としたので、構成が簡単になり、光デ
ィスクの持つ高密度,大容量という性質と相まって、小
型,高密度,大容量であると共に、電子部品と同様に扱
うことが可能な記憶素子を実現することができるいう効
果を奏する。
のいずれかに記載の記憶素子によれば、光ディスク、回
転駆動手段および光ピックアップ装置をパッケージによ
って封止した構成としたので、構成が簡単になり、光デ
ィスクの持つ高密度,大容量という性質と相まって、小
型,高密度,大容量であると共に、電子部品と同様に扱
うことが可能な記憶素子を実現することができるいう効
果を奏する。
【0175】また、請求項5記載の記憶素子によれば、
パッケージ内部において、内部に空気よりも屈折率の大
きい流体を充填した状態で光ディスクを密封する密封手
段を備えたので、請求項1記載の記憶素子の効果に加
え、光学的性能を向上できると共に、光ディスクの寿命
を延ばしたり、光ディスクを冷却したりすることができ
るという効果を奏する。
パッケージ内部において、内部に空気よりも屈折率の大
きい流体を充填した状態で光ディスクを密封する密封手
段を備えたので、請求項1記載の記憶素子の効果に加
え、光学的性能を向上できると共に、光ディスクの寿命
を延ばしたり、光ディスクを冷却したりすることができ
るという効果を奏する。
【0176】また、請求項7記載の記憶素子によれば、
光ピックアップ装置の光学系が、光ディスクに対して対
向配置されるソリッドイマージョンレンズを含むように
構成したので、請求項1記載の記憶素子の効果に加え、
光ディスクに照射される光の径を小さくでき、高密度記
録が可能になるという効果を奏する。
光ピックアップ装置の光学系が、光ディスクに対して対
向配置されるソリッドイマージョンレンズを含むように
構成したので、請求項1記載の記憶素子の効果に加え、
光ディスクに照射される光の径を小さくでき、高密度記
録が可能になるという効果を奏する。
【0177】また、請求項8記載の記憶素子によれば、
ソリッドイマージョンレンズを、非球面レンズとしたの
で、請求項7記載の記憶素子の効果に加え、記憶素子の
厚みを小さいすることができるという効果を奏する。
ソリッドイマージョンレンズを、非球面レンズとしたの
で、請求項7記載の記憶素子の効果に加え、記憶素子の
厚みを小さいすることができるという効果を奏する。
【0178】また、請求項9記載の記憶素子によれば、
ソリッドイマージョンレンズが、このソリッドイマージ
ョンレンズと光ディスクの記録層との間に存在する光デ
ィスクの透明基板の厚みを考慮した光学特性となるよう
に設定されているので、請求項7記載の記憶素子の効果
に加え、基板の悪影響を受けることなく開口数の向上を
図ることができ、高密度記録を可能とすることができる
と共に、ビーム品質の向上を図ることができ、更に、波
面収差の管理を容易にすることができるという効果を奏
する。
ソリッドイマージョンレンズが、このソリッドイマージ
ョンレンズと光ディスクの記録層との間に存在する光デ
ィスクの透明基板の厚みを考慮した光学特性となるよう
に設定されているので、請求項7記載の記憶素子の効果
に加え、基板の悪影響を受けることなく開口数の向上を
図ることができ、高密度記録を可能とすることができる
と共に、ビーム品質の向上を図ることができ、更に、波
面収差の管理を容易にすることができるという効果を奏
する。
【0179】また、請求項18ないし20のいずれかに
記載の光ピックアップ装置によれば、光ディスクに対し
て対向配置されるソリッドイマージョンレンズが、ソリ
ッドイマージョンレンズと光ディスクの記録層との間に
存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した光学特
性となるように設定されているので、基板の悪影響を受
けることなく開口数の向上を図ることができ、高密度記
録を可能とすることができると共に、ビーム品質の向上
を図ることができ、更に、波面収差の管理を容易にする
ことができるという効果を奏し、更に、小型,高密度,
大容量で、電子部品と同様に扱うことの可能な記憶素子
に用いるのに適した光ピックアップ装置を実現できると
いう効果を奏する。
記載の光ピックアップ装置によれば、光ディスクに対し
て対向配置されるソリッドイマージョンレンズが、ソリ
ッドイマージョンレンズと光ディスクの記録層との間に
存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した光学特
性となるように設定されているので、基板の悪影響を受
けることなく開口数の向上を図ることができ、高密度記
録を可能とすることができると共に、ビーム品質の向上
を図ることができ、更に、波面収差の管理を容易にする
ことができるという効果を奏し、更に、小型,高密度,
大容量で、電子部品と同様に扱うことの可能な記憶素子
に用いるのに適した光ピックアップ装置を実現できると
いう効果を奏する。
【0180】また、請求項21ないし24のいずれかに
記載の光ピックアップ装置によれば、光学系が、光ディ
スクに対して対向配置され、発光手段からの光が入射さ
れると共に光ディスクからの戻り光を出射する第1の入
出射部と、発光手段からの光を出射すると共に光ディス
クからの戻り光が入射される第2の入出射部と、第1の
入出射部に入射された発光手段からの光を凸状の球面で
反射する第1の反射部と、この第1の反射部で反射され
た発光手段からの光を、第2の入出射部より出射して第
2の入出射部の外側で収束するように凹状の球面で反射
する第2の反射部とを含む光学ブロックを有し、この光
学ブロックが、光学ブロックと光ディスクの記録層との
間に存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した光
学特性となるように設定されているので、基板の悪影響
を受けることなく開口数の向上を図ることができ、高密
度記録を可能とすることができると共に、ビーム品質の
向上を図ることができ、更に、波面収差の管理を容易に
することができるという効果を奏し、更に、小型,高密
度,大容量で、電子部品と同様に扱うことの可能な記憶
素子に用いるのに適した光ピックアップ装置を実現でき
るという効果を奏する。
記載の光ピックアップ装置によれば、光学系が、光ディ
スクに対して対向配置され、発光手段からの光が入射さ
れると共に光ディスクからの戻り光を出射する第1の入
出射部と、発光手段からの光を出射すると共に光ディス
クからの戻り光が入射される第2の入出射部と、第1の
入出射部に入射された発光手段からの光を凸状の球面で
反射する第1の反射部と、この第1の反射部で反射され
た発光手段からの光を、第2の入出射部より出射して第
2の入出射部の外側で収束するように凹状の球面で反射
する第2の反射部とを含む光学ブロックを有し、この光
学ブロックが、光学ブロックと光ディスクの記録層との
間に存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した光
学特性となるように設定されているので、基板の悪影響
を受けることなく開口数の向上を図ることができ、高密
度記録を可能とすることができると共に、ビーム品質の
向上を図ることができ、更に、波面収差の管理を容易に
することができるという効果を奏し、更に、小型,高密
度,大容量で、電子部品と同様に扱うことの可能な記憶
素子に用いるのに適した光ピックアップ装置を実現でき
るという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記憶素子の断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示した記憶素子の底部を切り欠いて示す
一部切欠底面図である。
一部切欠底面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る記憶素子の外
形形状の一例を示す平面図である。
形形状の一例を示す平面図である。
【図4】図3に示した記憶素子の側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る記憶素子にお
けるスピンドルモータの平面図である。
けるスピンドルモータの平面図である。
【図6】図5に示したスピンドルモータの断面図であ
る。
る。
【図7】図1における光ピックアップ装置における光学
系を等価的に示す説明図である。
系を等価的に示す説明図である。
【図8】図7における2分割旋光板よりも上方を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】図1におけるレーザカプラの平面図である。
【図10】図1におけるレーザカプラの側面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る記憶素子に
おける光磁気再生信号の検出の原理について説明するた
めの説明図である。
おける光磁気再生信号の検出の原理について説明するた
めの説明図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る記憶素子に
おけるフォーカスエラー信号,トラッキングエラー信号
およびプリピット再生信号の検出の原理について説明す
るための説明図である。
おけるフォーカスエラー信号,トラッキングエラー信号
およびプリピット再生信号の検出の原理について説明す
るための説明図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る記憶素子内
の回路の構成を示すブロック図である。
の回路の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る記憶素子の
断面図である。
断面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る記憶素子の
断面図である。
断面図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係る記憶素子に
おける光ピックアップ装置の概略の構成を示す説明図で
ある。
おける光ピックアップ装置の概略の構成を示す説明図で
ある。
【図17】図16に示した光ピックアップ装置の変形例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図18】従来のソリッドイマージョンレンズを用いた
技術の問題点について説明するための説明図である。
技術の問題点について説明するための説明図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態におけるソリッド
イマージョンレンズの効果を説明するための説明図であ
る。
イマージョンレンズの効果を説明するための説明図であ
る。
【図20】本発明の第4の実施の形態におけるレーザカ
プラを示す説明図である。
プラを示す説明図である。
【図21】本発明の第5の実施の形態に係る記憶素子に
おける光ピックアップ装置の概略の構成を示す説明図で
ある。
おける光ピックアップ装置の概略の構成を示す説明図で
ある。
【図22】本発明の第6の実施の形態に係る記憶素子の
断面図である。
断面図である。
【図23】本発明の第6の実施の形態におけるレーザカ
プラの平面図である。
プラの平面図である。
【図24】本発明の記憶素子における好ましいサイズに
ついて説明するための説明図である。
ついて説明するための説明図である。
【図25】本発明の記憶素子における好ましいサイズに
ついて説明するための説明図である。
ついて説明するための説明図である。
1…記憶素子、10…光ディスク、20…スピンドルモ
ータ、30…光ピックアップ装置、34…磁気ヘッド、
37…ソリッドイマージョンレンズ、50…パ
ータ、30…光ピックアップ装置、34…磁気ヘッド、
37…ソリッドイマージョンレンズ、50…パ
Claims (24)
- 【請求項1】 光を用いて再生される情報を担持するた
めの光ディスクと、 この光ディスクを回転させる回転駆動手段と、 光を用いて前記光ディスクに対する情報の記録と前記光
ディスクからの情報の再生のうちの少なくとも再生を行
う光ピックアップ装置と、 前記光ディスク、回転駆動手段および光ピックアップ装
置を封止するパッケージと、 このパッケージに設けられ、パッケージ内の回路を外部
の回路に接続するための端子とを備えたことを特徴とす
る記憶素子。 - 【請求項2】 前記光ディスクは書き換え可能型であ
り、前記光ピックアップ装置は記録と再生の双方を行う
ことを特徴とする請求項1記載の記憶素子。 - 【請求項3】 前記光ディスクは再生専用型であり、前
記光ピックアップ装置は再生のみを行うことを特徴とす
る請求項1記載の記憶素子。 - 【請求項4】 前記光ディスクは追記型であり、前記光
ピックアップ装置は記録と再生の双方を行うことを特徴
とする請求項1記載の記憶素子。 - 【請求項5】 前記パッケージ内部において、内部に空
気よりも屈折率の大きい流体を充填した状態で前記光デ
ィスクを密封する密封手段を備えたことを特徴とする請
求項1記載の記憶素子。 - 【請求項6】 前記光ピックアップ装置は、光ディスク
に照射するための光を出射する発光手段と、光ディスク
からの戻り光を受光する受光手段と、前記発光手段から
出射された光を光ディスクに照射すると共に光ディスク
からの戻り光を前記受光手段に導く光学系とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の記憶素子。 - 【請求項7】 前記光学系は、光ディスクに対して対向
配置されるソリッドイマージョンレンズを含むことを特
徴とする請求項6記載の記憶素子。 - 【請求項8】 前記ソリッドイマージョンレンズは、非
球面レンズであることを特徴とする請求項7記載の記憶
素子。 - 【請求項9】 前記ソリッドイマージョンレンズは、こ
のソリッドイマージョンレンズと光ディスクの記録層と
の間に存在する光ディスクの透明基板の厚みを考慮した
光学特性となるように設定されていることを特徴とする
請求項7記載の記憶素子。 - 【請求項10】 前記光学系の少なくとも一部は、フラ
イングヘッド構成となっていることを特徴とする請求項
7記載の記憶素子。 - 【請求項11】 前記光ディスクは光磁気ディスクであ
り、前記光学系は、前記発光手段からの直線偏光の光が
入射され、この発光手段からの光を回折せずに通過させ
ると共に、この発光手段からの光の偏光方向と直交する
方向の偏光方向の光を回折する回折手段と、この回折手
段の光ディスク側に配置され、光ディスクからの戻り光
が通過して得られる光の一部が前記回折手段によって回
折され、且つこの回折された光の強度が光磁気ディスク
上の情報に応じて変化するように、入射された光を、光
束の断面を2分割した各部分毎に互いに異なる方向に所
定の角度だけ旋光する旋光手段とを有することを特徴と
する特徴とする請求項6記載の記憶素子。 - 【請求項12】 光ディスクに照射される光の位置決め
のために前記光学系の少なくとも一部を移動させる駆動
手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の記憶素
子。 - 【請求項13】 光ディスクに照射される光の位置決め
のために光ディスクを移動させる駆動手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の記憶素子。 - 【請求項14】 前記発光手段および受光手段は同一の
基板上に形成され、光ディスクに照射される光の位置決
めのために前記基板を移動させる駆動手段を備えたこと
を特徴とする請求項6記載の記憶素子。 - 【請求項15】 前記光ピックアップ装置の少なくとも
一部を移動させてシークを行うシーク手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の記憶素子。 - 【請求項16】 前記光ディスクを移動させてシークを
行うシーク手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
の記憶素子。 - 【請求項17】 前記パッケージは、縦、横の長さがそ
れぞれ20mm以下、38mm以下で、厚みが3.8m
m以下であることを特徴とする請求項1記載の記憶素
子。 - 【請求項18】 光を用いて再生される情報を担持する
ための光ディスクに対する情報の記録と前記光ディスク
からの情報の再生のうちの少なくとも一方を行う光ピッ
クアップ装置であって、 光ディスクに照射するための光を出射する発光手段と、
光ディスクからの戻り光を受光する受光手段と、前記発
光手段から出射された光を光ディスクに照射すると共に
光ディスクからの戻り光を前記受光手段に導く光学系と
を備え、 前記光学系は、光ディスクに対して対向配置されるソリ
ッドイマージョンレンズを含み、このソリッドイマージ
ョンレンズは、ソリッドイマージョンレンズと光ディス
クの記録層との間に存在する光ディスクの透明基板の厚
みを考慮した光学特性となるように設定されていること
を特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項19】 前記ソリッドイマージョンレンズの屈
折率は、光ディスクの透明基板の屈折率と同じになるよ
うに設定されていることを特徴とする請求項18記載の
光ピックアップ装置。 - 【請求項20】 前記光学系は、フライングヘッド構成
となっていることを特徴とする請求項18記載の光ピッ
クアップ装置。 - 【請求項21】 光を用いて再生される情報を担持する
ための光ディスクに対する情報の記録と前記光ディスク
からの情報の再生のうちの少なくとも一方を行う光ピッ
クアップ装置であって、 光ディスクに照射するための光を出射する発光手段と、
光ディスクからの戻り光を受光する受光手段と、前記発
光手段から出射された光を光ディスクに照射すると共に
光ディスクからの戻り光を前記受光手段に導く光学系と
を備え、 前記光学系は、光ディスクに対して対向配置され、発光
手段からの光が入射されると共に光ディスクからの戻り
光を出射する第1の入出射部と、発光手段からの光を出
射すると共に光ディスクからの戻り光が入射される第2
の入出射部と、前記第1の入出射部に入射された発光手
段からの光を凸状の球面で反射する第1の反射部と、こ
の第1の反射部で反射された発光手段からの光を、第2
の入出射部より出射して第2の入出射部の外側で収束す
るように凹状の球面で反射する第2の反射部とを含む光
学ブロックを有し、この光学ブロックは、光学ブロック
と光ディスクの記録層との間に存在する光ディスクの透
明基板の厚みを考慮した光学特性となるように設定され
ていることを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項22】 前記光学ブロックの屈折率は、光ディ
スクの透明基板の屈折率と同じになるように設定されて
いることを特徴とする請求項21記載の光ピックアップ
装置。 - 【請求項23】 前記光学系は、フライングヘッド構成
となっていることを特徴とする請求項21記載の光ピッ
クアップ装置。 - 【請求項24】 前記発光手段および受光手段は同一基
板上に形成され、この基板は前記光学ブロックにおける
第1の入出射部に対向するように配置されていることを
特徴とする請求項21記載の光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8319324A JPH09212909A (ja) | 1995-11-30 | 1996-11-29 | 記憶素子および光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31334795 | 1995-11-30 | ||
| JP31335295 | 1995-11-30 | ||
| JP7-313352 | 1995-11-30 | ||
| JP7-313347 | 1995-11-30 | ||
| JP8319324A JPH09212909A (ja) | 1995-11-30 | 1996-11-29 | 記憶素子および光ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09212909A true JPH09212909A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=27339317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8319324A Pending JPH09212909A (ja) | 1995-11-30 | 1996-11-29 | 記憶素子および光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09212909A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999035644A1 (en) * | 1998-01-12 | 1999-07-15 | Hitachi Maxell, Ltd. | Method and apparatus for magnetooptic reproduction |
| JP2003506828A (ja) * | 1999-07-30 | 2003-02-18 | エテック システムズ インコーポレイテッド | 光電陰極の高開口数照光を用いた電子ビームコラム |
| JP2009238371A (ja) * | 2009-07-17 | 2009-10-15 | Sharp Corp | 光記録再生方法及び光記録再生装置 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8319324A patent/JPH09212909A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999035644A1 (en) * | 1998-01-12 | 1999-07-15 | Hitachi Maxell, Ltd. | Method and apparatus for magnetooptic reproduction |
| US6628574B1 (en) | 1998-01-12 | 2003-09-30 | Hitachi Maxell, Ltd. | Reproducing method and reproducing apparatus using plural light beam powers for transferring a magnetic domain |
| JP2003506828A (ja) * | 1999-07-30 | 2003-02-18 | エテック システムズ インコーポレイテッド | 光電陰極の高開口数照光を用いた電子ビームコラム |
| JP2009238371A (ja) * | 2009-07-17 | 2009-10-15 | Sharp Corp | 光記録再生方法及び光記録再生装置 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050330 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050421 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050614 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060509 |