JPH09214280A - 弾性表面波素子 - Google Patents

弾性表面波素子

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Publication number
JPH09214280A
JPH09214280A JP2233396A JP2233396A JPH09214280A JP H09214280 A JPH09214280 A JP H09214280A JP 2233396 A JP2233396 A JP 2233396A JP 2233396 A JP2233396 A JP 2233396A JP H09214280 A JPH09214280 A JP H09214280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
thin film
acoustic wave
piezoelectric substrate
pad
Prior art date
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Pending
Application number
JP2233396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ohashi
寛 大橋
Hiroyuki Arai
博之 新井
Nobuhiro Mineshima
信浩 峰島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2233396A priority Critical patent/JPH09214280A/ja
Publication of JPH09214280A publication Critical patent/JPH09214280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧電性基板の種類、表面状態およびパッド電極
の金属膜質が硬い等にかかわらず、外部回路との接続の
ための導体との圧着接合工程の作業性を改善した弾性表
面波素子を提供する。 【解決手段】圧電性基板1の表面に入力櫛形電極21、
出力櫛形電極22と櫛形電極21、22を外部回路と接
続するためのパッド電極21b、21d、22b、22
dとを備えた弾性表面波素子10において、パッド電極
21b、21d、22b、22dを圧電性基板1の表面
に形成したシリコン酸化物薄膜30a〜30dの上に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信機用の
フィルタ回路、共振回路などに使用される弾性表面波素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電体に電圧を印加して生ずる弾性表面
波を利用する素子として、弾性表面波素子が知られてい
る。
【0003】図3(a)は従来の弾性表面波素子の外観
図であり、図3(b)は図3(a)に示した弾性表面波
素子の電極パターンを示す模式図であり、図3(c)は
図3(b)の一部(B−B)断面図である。
【0004】弾性表面波素子は、圧電性基板1と圧電性
基板1の表面に形成された入力櫛形電極21、出力櫛形
電極22、金属薄膜からなるパッド電極21b、21
d、22bおよび22dを備えている。
【0005】圧電性基板1は例えば(X−112°Y)
LiTaO3 等から構成されており、圧電性基板1の表
面に入力櫛形電極21および出力櫛形電極22が形成し
てある。
【0006】入力櫛形電極21は接続部21a′にて電
気的に接続された電極指21aおよび接続部21c′に
て電気的に接続された電極指21cとを備えている。同
様に、出力櫛形電極22は接続部22a′にて電気的に
接続された電極指22aおよび接続部22c′にて電気
的に接続された電極指22cとを備えている。
【0007】さらに、パッド電極21b、21d、22
bおよび22dは外部回路との接続のための電極であっ
て、パッド電極21bは接続部21a′の表面の一部分
上および圧電性基板1の表面にまたがって形成されてい
る。パッド電極21dは接続部21c′の表面の一部分
上および圧電性基板1の表面にまたがって形成されてお
り、パッド電極22bは接続部22a′の表面の一部分
上および圧電性基板1の表面にまたがって形成されてお
り、パッド電極22dは接続部22c′の表面の一部分
上および圧電性基板1の表面にまたがって形成されてい
る。
【0008】電極指21a、21c、22aおよび22
cは、直線で形成された同一の長方形状で、かつ所定間
隔で規則的に配列された数百本の線状のパターンから形
成され、電極指21aと電極指21cとは交互に対向し
て配列され、電極指22aと電極指22cとは交互に対
向して配列される。パッド電極21bは接続部21a′
を介して電極指21aを外部回路に電気的に接続し、パ
ッド電極21dは接続部21c′を介して電極指21c
を外部回路に電気的に接続し、パッド電極22bは接続
部22a′を介して電極指22aを外部回路に電気的に
接続し、パッド電極22dは接続部22c′を介して電
極指22cを外部回路に電気的に接続する。
【0009】入力櫛形電極21および出力櫛形電極22
は、通常、アルミニウム(Al)薄膜で形成され、その
膜厚は50nm〜300nm、電極指幅Wおよび電極指
のピッチLは、通常、それぞれ0.5μm〜10μmの
範囲である。
【0010】パッド電極21b、21d、22b、22
dは、通常、アルミニウム(Al)薄膜、銅(Cu)を
数%含むアルミニウム(Al)薄膜、もしくは金(A
u)薄膜であり、その膜厚は100nm〜300nmで
ある。
【0011】入力櫛形電極21、出力櫛形電極22、パ
ッド電極21b、21d、22b、22dは、蒸着法も
しくはスパッタ法で形成される。
【0012】この弾性表面波素子の入力櫛形電極21へ
信号を入力するため、および出力櫛形電極22からの信
号を検出するため、パッド電極21b、21d、22
b、22dで外部回路と接続する。この接続には、30
μmφの金線、もしくはアルミニウム線を用い、超音波
を印加して圧着接合する。
【0013】さらに、弾性表面波素子を部品として完成
させるには、弾性表面波素子をパッケージに接着固定
し、パッド電極21b、21d、22b、22dとパッ
ケージの外部接続端子とを接続し、そのパッケージをカ
バーで封着している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パッド
電極に用いる金属膜質が硬い場合、パッド電極に外部回
路との接続のための金線等を圧着接合する工程での作業
性が悪くなるという問題点がある。
【0015】本発明は、従来の弾性表面波素子が有する
上記の不具合を解決するためになされたものであり、圧
電性基板の種類、表面状態にかかわらず、外部回路と接
続のための導体との圧着接合工程の作業性を改善した弾
性表面波素子を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる弾性表面
波素子は、圧電性基板の表面に櫛形電極と該櫛形電極を
外部回路と接続するためのパッド電極とを備えた弾性表
面波素子において、パッド電極は圧電性基板の表面に形
成したシリコン薄膜もしくはシリコン酸化物薄膜と、該
薄膜上に形成した金属薄膜との積層構造としたことを特
徴とする。
【0017】本発明の弾性表面波素子によれば、パッド
電極は圧電性基板の表面にシリコン薄膜もしくはシリコ
ン酸化物薄膜と該薄膜上に形成された金属薄膜との積層
構造としたため、圧電性基板の種類、表面状態にかかわ
らず、パッド電極として形成した金属膜の硬さを軟らか
くすることができる。この結果、外部回路と接続のため
の導体との圧着接合が容易に行えて、圧着接合工程の作
業性が向上することになる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明にかかる弾性表面波素子の
実施の一形態について説明する。
【0019】図1(a)は本発明の実施の一形態にかか
る弾性表面波素子の電極パターンを示す模式図であり、
図1(b)は図1(a)に示した弾性表面波素子の一部
(A−A)断面図である。
【0020】本発明の実施の一形態にかかる弾性表面波
素子10は、圧電性基板1と圧電性基板1の表面に形成
された入力櫛形電極21、出力櫛形電極22、シリコン
酸化物薄膜30a、30b、30cおよび30d、金属
薄膜からなるパッド電極21b、21d、22bおよび
22dを備えている。
【0021】圧電性基板1は例えば(X−112°Y)
LiTaO3 等から構成されており、圧電性基板1の表
面に入力櫛形電極21および出力櫛形電極22が形成し
てある。
【0022】入力櫛形電極21は接続部21a′にて電
気的に接続された電極指21aおよび接続部21c′に
て電気的に接続された電極指21cとを備えている。同
様に、出力櫛形電極22は接続部22a′にて電気的に
接続された電極指22aおよび接続部22c′にて電気
的に接続された電極指22cとを備えている。
【0023】シリコン酸化物薄膜30a、30b、30
cおよび30dは圧電性基板1の表面に形成してある。
【0024】さらに、パッド電極21b、21d、22
bおよび22dは外部回路と接続するための電極であっ
て、パッド電極21bは接続部21a′の表面の一部分
上、圧電性基板1の表面上およびシリコン酸化物薄膜3
0aの表面上にまたがって形成してある。パッド電極2
1dは接続部21c′の表面の一部分上、圧電性基板1
の表面上およびシリコン酸化物薄膜30bの表面上にま
たがって形成してある。パッド電極22bは接続部22
a′の表面の一部分上、圧電性基板1の表面上およびシ
リコン酸化物薄膜30cの表面上にまたがって形成して
ある。パッド電極22dは接続部22c′の表面の一部
分上、圧電性基板1の表面上およびシリコン酸化物薄膜
30dの表面上にまたがって形成してある。
【0025】電極指21a、21c、22aおよび22
cは、直線で形成された同一の長方形状で、かつ所定間
隔で規則的に配列された数百本の線状のパターンから形
成され、電極指21aと電極指21cとは交互に対向し
て配列され、電極指22aと電極指22cとは交互に対
向して配列される。パッド電極21bは接続部21a′
を介して電極指21aを外部回路に電気的に接続し、パ
ッド電極21dは接続部21c′を介して電極指21c
を外部回路に電気的に接続し、パッド電極22bは接続
部22a′を介して電極指22aを外部回路に電気的に
接続し、パッド電極22dは接続部22c′を介して電
極指22cを外部回路に電気的に接続する。
【0026】入力櫛形電極21および出力櫛形電極22
は、通常、アルミニウム(Al)であり、アルミニウム
金属を蒸着法、もしくはスパッタ法で形成する。その膜
厚は100nmである。
【0027】シリコン酸化物薄膜30a〜30dは、シ
リコンと酸素の化合物であるが、その組成比を変えるこ
とができ、シリコンおよび酸素の組成比によって導電性
が変化するが、絶縁特性、半絶縁特性のいずれの特性で
あっても差し支えない。
【0028】またシリコン酸化物薄膜30a〜30dは
スパッタ法もしくはCVD法によって成長させ、その厚
さは本実施の形態では、約30nmの厚さとした。
【0029】パッド電極21b、21d、22b、22
dは、シリコン酸化物薄膜30a〜30dの表面に形成
する。パッド電極21b、21d、22b、22dは、
通常、アルミニウム(Al)薄膜、銅(Cu)を数%含
むアルミニウム薄膜、もしくは金(Au)薄膜であり、
本実施の形態では、蒸着法もしくはスパッタ法で形成
し、その厚さは800nmとした。
【0030】これら入力櫛形電極21、出力櫛形電極2
2、パッド電極21b、21d、22b、22d、シリ
コン酸化物薄膜30a〜30dの圧電性基板1上におけ
る形成順序は、入力櫛形電極21および出力櫛形電極2
2、シリコン酸化物薄膜30a〜30d、パッド電極2
1b、21d、22b、22dの順序である。
【0031】入力櫛形電極21および出力櫛形電極22
のパターンの形成、パッド電極21b、21d、22b
および22dのパターンの形成は、フォトリソグラフィ
法を用い、エッチング法、もしくはリフトオフ法で形成
する。ここで、シリコン酸化物薄膜30a〜30dはパ
ッド電極21b、21d、22b、22dが対応する部
分のみの形成で十分である。
【0032】弾性表面波素子10の入力櫛形電極21へ
信号を入力するため、および出力櫛形電極22から信号
を検出するため、パッド電極21b、21d、22bお
よび22dに、超音波を印加して30μmφの金線、も
しくはアルミニウム線を圧着接合して外部回路と接続す
る。この圧着接合において、パッド電極21b、21
d、22b、22dをシリコン酸化物薄膜30a〜30
dの表面に形成することにより、パッド電極の金属薄膜
の硬さを軟らかくすることができて、外部回路と接続の
ための導体との圧着接合工程が容易に行える。この結
果、圧着接合工程の作業性が向上する。
【0033】次に、本発明の実施の第2の形態にかかる
弾性表面波素子について説明する。
【0034】第2の形態では、シリコン酸化物薄膜30
a〜30dに代わって、図2(a)に示すパターンの格
子状に形成したシリコン酸化物薄膜31を用いる。図2
(a)において、32は格子を形成するための空白部を
示している。第2の形態における一部断面図は図2
(b)に示すごとくになる。その他の構成は前述した実
施の第1の形態と同様である。図2(b)は図1(b)
に対応して示している。
【0035】第2の形態の場合には、例えばシリコン酸
化物薄膜31の厚さは約50nmとし、1辺約5μmの
空白部32を有する格子状パターンで形成している。こ
の上に、パッド電極21b、21d、22bおよび22
dを厚さ約700nmで形成する。
【0036】この第2の形態では、シリコン酸化物薄膜
31が格子状であるため、図2(b)に示すように、パ
ッド電極22dの表面に凹凸が形成される。このため、
パッド電極22dへの金線、もしくはアルミニウム線の
圧着接合がより容易になる効果がある。他のパッド電極
21b、21d、22bについても同様である。第2の
形態の場合、フォトリソグラフィ法を用いることで容易
にシリコン酸化物薄膜31を格子状に形成することがで
きる。
【0037】上記において、シリコン酸化物薄膜30a
〜30d、31を用いた場合を例示したが、シリコン薄
膜、もしくはシリコン酸化物薄膜とシリコン薄膜の積層
構造としてもよい。
【0038】シリコン薄膜も、前述のスパッタ法、プラ
ズマCVD法を用いて形成することができ、また、フォ
トリソグラフィ法でパターン形成することもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明の弾性表面波素子によれば、パッ
ド電極への圧接作業が容易になり、作業性が向上する。
また、従来の技術、設備を用いて本発明を実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる弾性表面波素子
の構成を示す模式図であって、図1(a)は表面模式図
であり、図1(b)は一部断面図である。
【図2】本発明の実施の第2の形態にかかる弾性表面波
素子の構成を示す模式図であって、図2(a)はシリコ
ン酸化物薄膜の表面模式図であり、図2(b)は一部断
面図である。
【図3】図3(a)〜図3(c)は、それぞれ従来の弾
性表面波素子の外観図、表面模式図および一部断面図で
ある。
【符号の説明】
1…圧電性基板 10…弾性表面
波素子 21…入力櫛形電極 22…出力櫛形
電極 21a、21c、22a、22c…電極指 21b、21d、22b、22d…パッド電極 21a′、21c′、22a′、22c′…接続部 30a〜30d、31…シリコン酸化物薄膜 32…空白部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電性基板の表面に櫛形電極と該櫛形電極
    を外部回路と接続するためのパッド電極とを備えた弾性
    表面波素子において、パッド電極は圧電性基板の表面に
    形成したシリコン薄膜もしくはシリコン酸化物薄膜と、
    該薄膜上に形成した金属薄膜との積層構造としたことを
    特徴とする弾性表面波素子。
JP2233396A 1996-02-08 1996-02-08 弾性表面波素子 Pending JPH09214280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2233396A JPH09214280A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 弾性表面波素子

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JP2233396A JPH09214280A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 弾性表面波素子

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JPH09214280A true JPH09214280A (ja) 1997-08-15

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JP (1) JPH09214280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7112913B2 (en) 2000-12-26 2006-09-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic wave apparatus and manufacturing method therefor
EP1414149A4 (en) * 2001-07-02 2010-02-17 Panasonic Corp METHOD FOR PRODUCING A SURFACE WAVE COMPONENT

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7112913B2 (en) 2000-12-26 2006-09-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic wave apparatus and manufacturing method therefor
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