JPH09215466A - 有害動物忌避剤の使用方法およびそのための装置 - Google Patents
有害動物忌避剤の使用方法およびそのための装置Info
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- JPH09215466A JPH09215466A JP2417296A JP2417296A JPH09215466A JP H09215466 A JPH09215466 A JP H09215466A JP 2417296 A JP2417296 A JP 2417296A JP 2417296 A JP2417296 A JP 2417296A JP H09215466 A JPH09215466 A JP H09215466A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有害動物忌避剤として、ハッカ油を忌避効果
を向上させて使用する方法およびそのための装置を提供
する。 【解決手段】 本発明の有害動物忌避剤の使用方法は、
有害動物忌避剤としてのハッカ油を容器に貯留し、該容
器に立設した吸液芯に該ハッカ油を含浸させた後、該含
浸させたハッカ油を加熱して蒸散させることからなる。
また、本発明の有害動物忌避剤の使用装置は、有害動物
忌避剤としてのハッカ油を貯留する容器と、該ハッカ油
を含浸させるために該容器に立設された吸液芯と、該含
浸させたハッカ油を加熱して蒸散させるヒータと、該含
浸させたハッカ油を加熱する温度の制御手段とからな
る。
を向上させて使用する方法およびそのための装置を提供
する。 【解決手段】 本発明の有害動物忌避剤の使用方法は、
有害動物忌避剤としてのハッカ油を容器に貯留し、該容
器に立設した吸液芯に該ハッカ油を含浸させた後、該含
浸させたハッカ油を加熱して蒸散させることからなる。
また、本発明の有害動物忌避剤の使用装置は、有害動物
忌避剤としてのハッカ油を貯留する容器と、該ハッカ油
を含浸させるために該容器に立設された吸液芯と、該含
浸させたハッカ油を加熱して蒸散させるヒータと、該含
浸させたハッカ油を加熱する温度の制御手段とからな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害動物を忌避す
る忌避剤を使用する方法および使用するのに好適な装置
に関する。
る忌避剤を使用する方法および使用するのに好適な装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】鼠、ゴキブリ、蠅、蚊などは、住居、店
舗、倉庫などの屋内に居着いたり侵入したりし、防疫上
などで人畜に悪影響を及ぼしている。これらの有害動物
を忌避する忌避剤として、メントールが知られている
(特公昭61−15041号公報参照)。
舗、倉庫などの屋内に居着いたり侵入したりし、防疫上
などで人畜に悪影響を及ぼしている。これらの有害動物
を忌避する忌避剤として、メントールが知られている
(特公昭61−15041号公報参照)。
【0003】従来、メントールを有害動物忌避剤として
用いる場合、メントールを液体希釈剤に溶解あるいは分
散させ、または固体担体と混合するかあるいは固体担体
に吸着させる。そして、有害動物が棲息、潜伏あるいは
徘徊する場所に、直接、噴霧、散布、塗布したり、紙
片、布片に吸着させまたはマイクロカプセルに含有させ
て設置する。この場合、液体希釈剤は、水やアルコール
などの有機溶媒であり、固体担体は、希釈剤、増量剤と
して、大豆粉などの植物性粉末、ベントナイトなどの鉱
物性粉末などがある。
用いる場合、メントールを液体希釈剤に溶解あるいは分
散させ、または固体担体と混合するかあるいは固体担体
に吸着させる。そして、有害動物が棲息、潜伏あるいは
徘徊する場所に、直接、噴霧、散布、塗布したり、紙
片、布片に吸着させまたはマイクロカプセルに含有させ
て設置する。この場合、液体希釈剤は、水やアルコール
などの有機溶媒であり、固体担体は、希釈剤、増量剤と
して、大豆粉などの植物性粉末、ベントナイトなどの鉱
物性粉末などがある。
【0004】しかしながら、メントールを上記のように
有害動物忌避剤として使用すると、有害動物に対する忌
避効果があまり高くないという問題を有している。
有害動物忌避剤として使用すると、有害動物に対する忌
避効果があまり高くないという問題を有している。
【0005】例えば、噴霧による場合は、霧状の液滴が
比較的早く(5分位で)落下して効果を消滅させるばか
りでなく、落下により床等をぬらし且つ床に臭いをつけ
てしまう。
比較的早く(5分位で)落下して効果を消滅させるばか
りでなく、落下により床等をぬらし且つ床に臭いをつけ
てしまう。
【0006】ところで、ハッカ油は、日本種のハッカお
よび洋種のハッカの乾草を水蒸気蒸溜すると留出する無
色あるいは薄黄色の精油であり、主成分はメントールで
ある。
よび洋種のハッカの乾草を水蒸気蒸溜すると留出する無
色あるいは薄黄色の精油であり、主成分はメントールで
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、メン
トールが有する上記忌避効果の問題を解消し、有害動物
忌避剤として、ハッカ油を忌避効果を向上させて使用す
る方法およびそのための装置を提供することにある。
トールが有する上記忌避効果の問題を解消し、有害動物
忌避剤として、ハッカ油を忌避効果を向上させて使用す
る方法およびそのための装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の有害動物忌避剤
の使用方法および有害動物忌避剤の使用装置は、上記目
的を達成するものであり、本発明の有害動物忌避剤の使
用方法は、有害動物忌避剤としてのハッカ油を容器に貯
留し、該容器に立設した吸液芯に該ハッカ油を含浸させ
た後、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させること
からなる。
の使用方法および有害動物忌避剤の使用装置は、上記目
的を達成するものであり、本発明の有害動物忌避剤の使
用方法は、有害動物忌避剤としてのハッカ油を容器に貯
留し、該容器に立設した吸液芯に該ハッカ油を含浸させ
た後、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させること
からなる。
【0009】また、本発明の有害動物忌避剤の使用装置
は、有害動物忌避剤としてのハッカ油を貯留する容器
と、該ハッカ油を含浸させるために該容器に立設された
吸液芯と、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させる
ヒータと、該含浸させたハッカ油を加熱する温度の制御
手段とからなる。
は、有害動物忌避剤としてのハッカ油を貯留する容器
と、該ハッカ油を含浸させるために該容器に立設された
吸液芯と、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させる
ヒータと、該含浸させたハッカ油を加熱する温度の制御
手段とからなる。
【0010】蒸散による場合、ハッカの噴霧とは異なる
独特の刺激臭があり、これが駆除に有効である。また、
噴霧のように床上などに落下してぬらすことがなく、逆
に窓を開けるなどにより容易に外へ飛散させられる。な
お、この臭いで人間が咳込むようなことはない。
独特の刺激臭があり、これが駆除に有効である。また、
噴霧のように床上などに落下してぬらすことがなく、逆
に窓を開けるなどにより容易に外へ飛散させられる。な
お、この臭いで人間が咳込むようなことはない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の有害動物忌避剤の使用方
法は、住居、店舗、倉庫などの屋内から有害動物を忌避
するために、ハッカ油の蒸気を積極的に空気中に存在さ
せるようにする。そのため、ハッカ油を吸液芯に含浸さ
せた後、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させる。
法は、住居、店舗、倉庫などの屋内から有害動物を忌避
するために、ハッカ油の蒸気を積極的に空気中に存在さ
せるようにする。そのため、ハッカ油を吸液芯に含浸さ
せた後、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させる。
【0012】この際、加熱されるハッカ油の加熱温度
が、50℃未満では、独特の刺激臭が感じられず、ま
た、ハッカ油の蒸散速度が低下してハッカ油の蒸気を十
分に空気中に存在させるのに長時間を要する。それだけ
でなく、50℃以上の蒸気と比べて同じ量の蒸気が存在
していても有害動物に対する忌避効果が少ない。一方、
ハッカ油の加熱温度が、90℃を超えると、ハッカ油の
蒸散速度が増大するが、ハッカ油を有害動物忌避剤とし
て使用する上で、それ程の蒸散速度は実際的でないだけ
でなく、加熱による危険性が出てきて、ハッカ油を含浸
する吸液芯が焼損し易くなる。
が、50℃未満では、独特の刺激臭が感じられず、ま
た、ハッカ油の蒸散速度が低下してハッカ油の蒸気を十
分に空気中に存在させるのに長時間を要する。それだけ
でなく、50℃以上の蒸気と比べて同じ量の蒸気が存在
していても有害動物に対する忌避効果が少ない。一方、
ハッカ油の加熱温度が、90℃を超えると、ハッカ油の
蒸散速度が増大するが、ハッカ油を有害動物忌避剤とし
て使用する上で、それ程の蒸散速度は実際的でないだけ
でなく、加熱による危険性が出てきて、ハッカ油を含浸
する吸液芯が焼損し易くなる。
【0013】上記のようにハッカ油の蒸気が優れた忌避
効果を示すのは、ハッカ油の蒸気は、噴霧された液体と
異なり、雰囲気中の滞留性が良好で、物品に付着して臭
いを残す残臭性がなく、かつ換気性もよい。50℃未満
のハッカ油の蒸気は、その臭いがメントールによるのが
ほとんどであるのに対して、特に50℃以上の蒸気は、
メントールの臭いが少なくなり、メントール以外の成分
が有害動物の目、鼻などに対して独特の刺激臭を与える
ことによると考えられる。
効果を示すのは、ハッカ油の蒸気は、噴霧された液体と
異なり、雰囲気中の滞留性が良好で、物品に付着して臭
いを残す残臭性がなく、かつ換気性もよい。50℃未満
のハッカ油の蒸気は、その臭いがメントールによるのが
ほとんどであるのに対して、特に50℃以上の蒸気は、
メントールの臭いが少なくなり、メントール以外の成分
が有害動物の目、鼻などに対して独特の刺激臭を与える
ことによると考えられる。
【0014】本発明の有害動物忌避剤の使用装置は、ハ
ッカ油の蒸気を積極的に空気中に存在させるために用い
られ、該ハッカ油を貯留する容器と、該ハッカ油を含浸
させるために該容器に立設された吸液芯と、該含浸させ
たハッカ油を加熱して蒸散させるヒータを具備する。
ッカ油の蒸気を積極的に空気中に存在させるために用い
られ、該ハッカ油を貯留する容器と、該ハッカ油を含浸
させるために該容器に立設された吸液芯と、該含浸させ
たハッカ油を加熱して蒸散させるヒータを具備する。
【0015】上記吸液芯がヒータから輻射熱を均一に受
けるために、該吸液芯の頂部をAl、Cuなど熱伝導性
が良好な金属、合金製の薄板で巻くのが好ましい。吸収
芯のみであると半月位の連続使用で吸収芯がこげて硬化
し、使用に耐えられなくなるのに対し、金属薄板リング
で巻くと、2ヶ月位の連続使用に耐える。
けるために、該吸液芯の頂部をAl、Cuなど熱伝導性
が良好な金属、合金製の薄板で巻くのが好ましい。吸収
芯のみであると半月位の連続使用で吸収芯がこげて硬化
し、使用に耐えられなくなるのに対し、金属薄板リング
で巻くと、2ヶ月位の連続使用に耐える。
【0016】また、含浸させたハッカ油の蒸散速度を適
宜調整することができ、かつ、できるだけ一定に維持す
るために、上記使用装置は、含浸させたハッカ油を加熱
する温度の制御手段も具備する。
宜調整することができ、かつ、できるだけ一定に維持す
るために、上記使用装置は、含浸させたハッカ油を加熱
する温度の制御手段も具備する。
【0017】さらに、(1)蒸散したハッカ油の濃度を
できるだけ均す、(2)持ち運びが容易な装置にするた
めに、上記使用装置は、蒸散したハッカ油を放出する放
出口を有するケーシングを備えてもよい。
できるだけ均す、(2)持ち運びが容易な装置にするた
めに、上記使用装置は、蒸散したハッカ油を放出する放
出口を有するケーシングを備えてもよい。
【0018】図1は、本発明の有害動物忌避剤の使用装
置の一実施例の正面図であり、図2は、図1の本発明の
有害動物忌避剤の使用装置の容器、吸液芯およびヒータ
を組み立てた状態を示す断面図である。
置の一実施例の正面図であり、図2は、図1の本発明の
有害動物忌避剤の使用装置の容器、吸液芯およびヒータ
を組み立てた状態を示す断面図である。
【0019】図1および図2において、本発明の有害動
物忌避剤の使用装置は、ハッカ油(日本薬局方)10を
貯留する容器20、21と、容器20、21に立設され
ハッカ油10を含浸するために、例えば8mmの太さに
編んだ綿糸からなる吸液芯3と、含浸させたハッカ油1
1を加熱して蒸散させるヒータ4と、含浸させたハッカ
油11を加熱する温度の制御手段(図示せず)と、蒸散
したハッカ油を放出する放出口51を有するケーシング
50からなる。
物忌避剤の使用装置は、ハッカ油(日本薬局方)10を
貯留する容器20、21と、容器20、21に立設され
ハッカ油10を含浸するために、例えば8mmの太さに
編んだ綿糸からなる吸液芯3と、含浸させたハッカ油1
1を加熱して蒸散させるヒータ4と、含浸させたハッカ
油11を加熱する温度の制御手段(図示せず)と、蒸散
したハッカ油を放出する放出口51を有するケーシング
50からなる。
【0020】なお、容器20と容器21とは、同じもの
であり、容器20および容器21に貯留されているハッ
カ油10、吸液芯3およびヒータ4も、夫々同じもので
ある。
であり、容器20および容器21に貯留されているハッ
カ油10、吸液芯3およびヒータ4も、夫々同じもので
ある。
【0021】容器20は、容器本体22、容器蓋23お
よび吸液芯支持管24からなる。これらは、ステンレス
薄板製が望ましい。容器本体22には、所定のレベルま
でハッカ油10が貯留されている。吸液芯支持管24
は、ハッカ油10を吸液芯支持管24内に容易に流入さ
せるように、その下部に小孔25が数多く開けられ、容
器本体22の底に接着されている。そして、吸液芯3を
吸液芯支持管24に挿通すると吸液芯3は吸液芯支持管
24中に立設されると共に、ハッカ油10に浸漬され、
ハッカ油10が吸液芯3に含浸される。
よび吸液芯支持管24からなる。これらは、ステンレス
薄板製が望ましい。容器本体22には、所定のレベルま
でハッカ油10が貯留されている。吸液芯支持管24
は、ハッカ油10を吸液芯支持管24内に容易に流入さ
せるように、その下部に小孔25が数多く開けられ、容
器本体22の底に接着されている。そして、吸液芯3を
吸液芯支持管24に挿通すると吸液芯3は吸液芯支持管
24中に立設されると共に、ハッカ油10に浸漬され、
ハッカ油10が吸液芯3に含浸される。
【0022】容器蓋23は、内部中央に加熱されて蒸散
したハッカ油が蒸散する蒸散口26を有し、容器蓋23
には、ヒータ4が取り付けられている。そして、容器本
体22と容器蓋23とを嵌合することにより、吸液芯3
がヒータ4の内部に中心を同じにして位置付けられ、吸
液芯3により含浸されたハッカ油11が、吸液芯3の頂
部周りからほぼ均一にヒータ4によって加熱され得るよ
うになっている。
したハッカ油が蒸散する蒸散口26を有し、容器蓋23
には、ヒータ4が取り付けられている。そして、容器本
体22と容器蓋23とを嵌合することにより、吸液芯3
がヒータ4の内部に中心を同じにして位置付けられ、吸
液芯3により含浸されたハッカ油11が、吸液芯3の頂
部周りからほぼ均一にヒータ4によって加熱され得るよ
うになっている。
【0023】ヒータ4は、例えば約1cmの中央穴を有
する中空円盤状で、ハッカ油11の温度を検知してその
信号を温度制御手段(図示せず)に送ると共に、該温度
制御手段からの信号を受けてハッカ油11を加熱する。
する中空円盤状で、ハッカ油11の温度を検知してその
信号を温度制御手段(図示せず)に送ると共に、該温度
制御手段からの信号を受けてハッカ油11を加熱する。
【0024】図3は、本発明の他の実施例を示す図2に
類似の断面図である。容器20には、ヒータ4などの配
線が取り付けられるので、ハッカ油10の補充に手間取
ることがある。従って、容器20に直接ハッカ油10を
収容するかわりに、プラスチック製の容器30にハッカ
油10を収容して、これを容器20内に置いてもよい。
容器30は、容器本体32、容器蓋34、芯ガイド36
からなる。この態様では、プラスチック容器30を取り
出してハッカ油10を補充できるので、簡便である。な
お、プラスチックの芯ガイド36を金属薄板リング38
から7〜8mm離して、熱から防護する。
類似の断面図である。容器20には、ヒータ4などの配
線が取り付けられるので、ハッカ油10の補充に手間取
ることがある。従って、容器20に直接ハッカ油10を
収容するかわりに、プラスチック製の容器30にハッカ
油10を収容して、これを容器20内に置いてもよい。
容器30は、容器本体32、容器蓋34、芯ガイド36
からなる。この態様では、プラスチック容器30を取り
出してハッカ油10を補充できるので、簡便である。な
お、プラスチックの芯ガイド36を金属薄板リング38
から7〜8mm離して、熱から防護する。
【0025】温度制御手段では、予め記憶した設定温度
や加熱プログラムなどによって、ヒータ4に掛かる負荷
をON−OFFする。
や加熱プログラムなどによって、ヒータ4に掛かる負荷
をON−OFFする。
【0026】ケーシング50は、ステンレス等の薄い鉄
板製で、蒸散したハッカ油を放出する放出口51、放出
口51に取り付けたファン52、吸気口53、開閉扉5
4および運搬用把手55を備える。
板製で、蒸散したハッカ油を放出する放出口51、放出
口51に取り付けたファン52、吸気口53、開閉扉5
4および運搬用把手55を備える。
【0027】図1の有害動物忌避剤の使用装置を操作す
る際は、ハッカ油10を容器20の容器本体22に所定
量貯留し、吸液芯3を吸液芯支持管24に立設した後、
容器本体22と容器蓋23とを嵌合する。このように組
み立てた容器20を2個ケーシング5内に載置する。そ
して、ケーシング50の開閉扉54を閉める。
る際は、ハッカ油10を容器20の容器本体22に所定
量貯留し、吸液芯3を吸液芯支持管24に立設した後、
容器本体22と容器蓋23とを嵌合する。このように組
み立てた容器20を2個ケーシング5内に載置する。そ
して、ケーシング50の開閉扉54を閉める。
【0028】次に、温度制御手段に、ハッカ油11の設
定温度および加熱プログラムをセットする。さらに、ヒ
ータ4に接続されたコンセントを100Vの負荷に差し
込んだ後、ヒータ4のスイッチを入れる。
定温度および加熱プログラムをセットする。さらに、ヒ
ータ4に接続されたコンセントを100Vの負荷に差し
込んだ後、ヒータ4のスイッチを入れる。
【0029】
[実施例1]空倉庫内に広さ20坪(縦5間、横4間)
の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高さ2mの空間
を囲った。この空間に鼠20匹を放った。1時間放置し
た後、この空間の一側面(横4間、高さ2m)の下側一
部(横2間、縦30cm)を開けた。30分経過して
も、10匹以上が上記区画に残っていた。
の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高さ2mの空間
を囲った。この空間に鼠20匹を放った。1時間放置し
た後、この空間の一側面(横4間、高さ2m)の下側一
部(横2間、縦30cm)を開けた。30分経過して
も、10匹以上が上記区画に残っていた。
【0030】次に、上記区画の中央部に、図1および図
2の有害動物忌避剤の使用装置を置いた。
2の有害動物忌避剤の使用装置を置いた。
【0031】なお、上記有害動物忌避剤の使用装置につ
いて更に具体的な点をのべると、次のようである。すな
わち、(1)用いたハッカ油10は、一般名が日本薬局
方ハッカ油、商品名が薄荷白油であり、主成分のメント
ール含有量が39.30重量%である。このハッカ油1
0を容器本体22に280cc貯留した。(2)吸液芯
3の頂部をAl製の薄板(図示せず)で巻いた。このA
l製の薄板と吸液芯支持管24との間には、7〜8mm
の隙間が生じている。(3)ヒータ4として、Co、N
iなどの酸化物を中空円盤状に焼結したサーミスタを用
いた。
いて更に具体的な点をのべると、次のようである。すな
わち、(1)用いたハッカ油10は、一般名が日本薬局
方ハッカ油、商品名が薄荷白油であり、主成分のメント
ール含有量が39.30重量%である。このハッカ油1
0を容器本体22に280cc貯留した。(2)吸液芯
3の頂部をAl製の薄板(図示せず)で巻いた。このA
l製の薄板と吸液芯支持管24との間には、7〜8mm
の隙間が生じている。(3)ヒータ4として、Co、N
iなどの酸化物を中空円盤状に焼結したサーミスタを用
いた。
【0032】図4は、上記有害動物忌避剤の使用装置の
回路図である。図4の温度制御手段(ナショナルTB2
01、AC100V、10A)において、ハッカ油1の
加熱温度を80℃、加熱時間を8時間とした後、容器2
0、21のヒータ4、温度制御手段およびファン52の
スイッチを入れた。
回路図である。図4の温度制御手段(ナショナルTB2
01、AC100V、10A)において、ハッカ油1の
加熱温度を80℃、加熱時間を8時間とした後、容器2
0、21のヒータ4、温度制御手段およびファン52の
スイッチを入れた。
【0033】加熱時間が8時間経過した後直ちに、上記
空間に上記20匹の鼠を放った。そのまま1時間放置し
た。
空間に上記20匹の鼠を放った。そのまま1時間放置し
た。
【0034】1時間放置後、上記空間の下側一部(横2
間、縦30cm)を開けた。すると、20匹の鼠は、3
分で全部外に出てしまった。
間、縦30cm)を開けた。すると、20匹の鼠は、3
分で全部外に出てしまった。
【0035】[実施例2]実施例1の試験後30日経過
して再び、実施例1で使用した20匹の鼠を使用し、実
施例1と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸散させ
た雰囲気中に1時間放置した20匹の鼠は、4分で全部
外に出てしまった。
して再び、実施例1で使用した20匹の鼠を使用し、実
施例1と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸散させ
た雰囲気中に1時間放置した20匹の鼠は、4分で全部
外に出てしまった。
【0036】[実施例3]空倉庫内に広さ20坪(縦5
間、横4間)の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高
さ2mの空間を囲った。この空間にゴキブリ20匹を放
った。1時間放置した後、この空間の一側面(横4間、
高さ2m)の下側一部(横2間、縦30cm)を開け
た。30分経過しても、10匹以上が上記区画に残って
いた。
間、横4間)の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高
さ2mの空間を囲った。この空間にゴキブリ20匹を放
った。1時間放置した後、この空間の一側面(横4間、
高さ2m)の下側一部(横2間、縦30cm)を開け
た。30分経過しても、10匹以上が上記区画に残って
いた。
【0037】次に、実施例1と同様に組み立てた実施例
1の有害動物忌避剤の使用装置を上記区画の中央部に置
いた。
1の有害動物忌避剤の使用装置を上記区画の中央部に置
いた。
【0038】そして、ハッカ油10を実施例1と同じ条
件(加熱温度80℃、加熱時間8時間)で加熱して、ハ
ッカ油10を蒸散させた。
件(加熱温度80℃、加熱時間8時間)で加熱して、ハ
ッカ油10を蒸散させた。
【0039】その後直ちに、上記空間に上記20匹のゴ
キブリを放った。そのまま1時間放置した。
キブリを放った。そのまま1時間放置した。
【0040】1時間放置後、上記空間の下側一部(横2
間、縦30cm)を開けた。すると、20匹のゴキブリ
は、6分で全部外に出てしまった。
間、縦30cm)を開けた。すると、20匹のゴキブリ
は、6分で全部外に出てしまった。
【0041】[実施例4]実施例3の試験後30日経過
して再び、実施例3で使用した20匹のゴキブリを使用
し、実施例3と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸
散させた空気中に1時間放置した20匹のゴキブリは、
7分で全部外に出てしまった。
して再び、実施例3で使用した20匹のゴキブリを使用
し、実施例3と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸
散させた空気中に1時間放置した20匹のゴキブリは、
7分で全部外に出てしまった。
【0042】[実施例5]空倉庫内に広さ20坪(縦5
間、横4間)の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高
さ2mの空間を囲った。この空間に蠅20匹を放った。
1時間放置した後、この空間の一側面(横4間、高さ2
m)の中央部(30cm角)を開けた。30分経過して
も、10匹以上が上記空間に残っていた。
間、横4間)の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高
さ2mの空間を囲った。この空間に蠅20匹を放った。
1時間放置した後、この空間の一側面(横4間、高さ2
m)の中央部(30cm角)を開けた。30分経過して
も、10匹以上が上記空間に残っていた。
【0043】次に、実施例1と同様に組み立てた実施例
1の有害動物忌避剤の使用装置を上記区画の中央部に置
き、実施例1と同様にしてハッカ油10を蒸散させた。
1の有害動物忌避剤の使用装置を上記区画の中央部に置
き、実施例1と同様にしてハッカ油10を蒸散させた。
【0044】その後直ちに、上記空間に上記20匹の蠅
を放った。そのまま1時間放置した。
を放った。そのまま1時間放置した。
【0045】1時間放置後、上記空間の一側面の中央部
(30cm角)を開けた。すると、20匹の蠅は、4分
で全部外に出てしまった。
(30cm角)を開けた。すると、20匹の蠅は、4分
で全部外に出てしまった。
【0046】[実施例6]実施例5の試験後30日経過
して再び、実施例5で使用した20匹の蠅を使用し、実
施例5と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸散させ
た空気中に1時間放置した20匹の蠅は、5分で全部外
に出てしまった。
して再び、実施例5で使用した20匹の蠅を使用し、実
施例5と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸散させ
た空気中に1時間放置した20匹の蠅は、5分で全部外
に出てしまった。
【0047】[実施例7]空倉庫内に広さ20坪(縦5
間、横4間)の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高
さ2mの空間を囲った。この空間に蚊20匹を放った。
1時間放置した後、この空間の一側面(横4間、高さ2
m)の中央部(30cm角)を開けた。30分経過して
も、10匹以上が上記空間に残っていた。
間、横4間)の区画を仕切り、そこに透明ビニル板で高
さ2mの空間を囲った。この空間に蚊20匹を放った。
1時間放置した後、この空間の一側面(横4間、高さ2
m)の中央部(30cm角)を開けた。30分経過して
も、10匹以上が上記空間に残っていた。
【0048】次に、実施例1と同様に組み立てた実施例
1の有害動物忌避剤の使用装置を上記区画の中央部に置
き、実施例1と同様にしてハッカ油10を蒸散させた。
1の有害動物忌避剤の使用装置を上記区画の中央部に置
き、実施例1と同様にしてハッカ油10を蒸散させた。
【0049】その後直ちに、上記空間に上記20匹の蚊
を放った。そのまま1時間放置した。
を放った。そのまま1時間放置した。
【0050】1時間放置後、上記空間の一側面の中央部
(30cm角)を開けた。すると、20匹の蚊は、5分
で全部外に出てしまった。
(30cm角)を開けた。すると、20匹の蚊は、5分
で全部外に出てしまった。
【0051】[実施例8]実施例7の試験後30日経過
して再び、実施例7で使用した20匹の蚊を使用し、実
施例7と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸散させ
た空気中に1時間放置した20匹の蚊は、7分で全部外
に出てしまった。
して再び、実施例7で使用した20匹の蚊を使用し、実
施例7と同様の試験を行った。ハッカ油10を蒸散させ
た空気中に1時間放置した20匹の蚊は、7分で全部外
に出てしまった。
【0052】以上説明したように実施例1〜8では、ハ
ッカ油10を蒸散させる空間を、広さ20坪、高さ2m
としたが、該広さを10〜30坪の範囲内で変えても、
各有害動物に対して同様の忌避効果が得られることが分
かった。
ッカ油10を蒸散させる空間を、広さ20坪、高さ2m
としたが、該広さを10〜30坪の範囲内で変えても、
各有害動物に対して同様の忌避効果が得られることが分
かった。
【0053】また、上記広さを10坪未満にすると、容
器20、21を1個に減らし、かつその1個の容器に貯
留するハッカ油の貯留量を140ccとしても、各有害
動物に対して同様の忌避効果が得られることが分かっ
た。この場合、80℃の温度における1日8時間の使用
で、約1ヶ月で使いきった。
器20、21を1個に減らし、かつその1個の容器に貯
留するハッカ油の貯留量を140ccとしても、各有害
動物に対して同様の忌避効果が得られることが分かっ
た。この場合、80℃の温度における1日8時間の使用
で、約1ヶ月で使いきった。
【0054】なお、上記実施例は140ccの小缶を使
用したが、7.5リットル入り缶を使用し、ケーシング
を300×450×400mmとする等、大型化は可能
である。
用したが、7.5リットル入り缶を使用し、ケーシング
を300×450×400mmとする等、大型化は可能
である。
【0055】
【発明の効果】本発明の、有害動物忌避剤の使用方法お
よびそのための装置により、多くの種類の有害動物を優
れた忌避効果で忌避することができる。また、その忌避
効果は、長期間持続することができる。
よびそのための装置により、多くの種類の有害動物を優
れた忌避効果で忌避することができる。また、その忌避
効果は、長期間持続することができる。
【図1】 本発明の有害動物忌避剤の使用装置の一実施
例の正面図である。
例の正面図である。
【図2】 図1の本発明の有害動物忌避剤の使用装置の
容器、吸液芯およびヒータを組み立てた状態を示す断面
図である。
容器、吸液芯およびヒータを組み立てた状態を示す断面
図である。
【図3】 本発明の他の実施例を示す図2に類似の断面
図である。
図である。
【図4】 実施例1の有害動物忌避剤の使用装置の回路
図である。
図である。
3 吸液芯 4 ヒータ 10 貯留されているハッカ油 11 吸液芯に含浸されたハッカ油 20、21、30 容器 22、32 容器本体 23、34 容器蓋 24 吸液芯支持管 25 小孔 26 蒸散口 36 吸収芯ガイド 38 金属薄板リング 50 ケーシング 51 放出口 52 ファン 53 吸気口 54 開閉扉 55 把手
Claims (5)
- 【請求項1】 有害動物忌避剤としてのハッカ油を容器
に貯留し、該容器に立設した吸液芯に該ハッカ油を含浸
させた後、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸散させる
ことからなる有害動物忌避剤の使用方法。 - 【請求項2】 加熱は、50〜90℃の温度で行う請求
項1に記載の有害動物忌避剤の使用方法。 - 【請求項3】 有害動物忌避剤としてのハッカ油を貯留
する容器と、該ハッカ油を含浸させるために該容器に立
設された吸液芯と、該含浸させたハッカ油を加熱して蒸
散させるヒータと、該含浸させたハッカ油を加熱する温
度の制御手段とからなる有害動物忌避剤の使用装置。 - 【請求項4】 蒸散したハッカ油を放出する放出口を有
するケーシングを備えた請求項3に記載の有害動物忌避
剤の使用装置。 - 【請求項5】 吸液芯は、頂部がAlまたはCuの金属
または合金の薄板で巻かれた請求項3または4に記載の
有害動物忌避剤の使用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417296A JPH09215466A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 有害動物忌避剤の使用方法およびそのための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417296A JPH09215466A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 有害動物忌避剤の使用方法およびそのための装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215466A true JPH09215466A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12130938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417296A Pending JPH09215466A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 有害動物忌避剤の使用方法およびそのための装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215466A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7007861B2 (en) | 2000-06-08 | 2006-03-07 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Methods and personal protection devices for repelling insects |
| JP2010110231A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | G F Gijutsu Kaihatsu:Kk | 梅ジャムの製造方法 |
| JP2017112867A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 太 初見 | 有害動物忌避方法および有害動物忌避装置 |
| CN114321861A (zh) * | 2021-11-03 | 2022-04-12 | 益阳市金十三电子科技有限公司 | 一种立式气化器 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP2417296A patent/JPH09215466A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7007861B2 (en) | 2000-06-08 | 2006-03-07 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Methods and personal protection devices for repelling insects |
| US7152809B2 (en) | 2000-06-08 | 2006-12-26 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Methods and personal protection devices for repelling insects |
| US7168630B1 (en) | 2000-06-08 | 2007-01-30 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Methods and personal protection devices for repelling insects |
| JP2010110231A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | G F Gijutsu Kaihatsu:Kk | 梅ジャムの製造方法 |
| JP2017112867A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 太 初見 | 有害動物忌避方法および有害動物忌避装置 |
| CN114321861A (zh) * | 2021-11-03 | 2022-04-12 | 益阳市金十三电子科技有限公司 | 一种立式气化器 |
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