JPH09215628A - トイレのペーパーホルダー - Google Patents

トイレのペーパーホルダー

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JPH09215628A
JPH09215628A JP8025670A JP2567096A JPH09215628A JP H09215628 A JPH09215628 A JP H09215628A JP 8025670 A JP8025670 A JP 8025670A JP 2567096 A JP2567096 A JP 2567096A JP H09215628 A JPH09215628 A JP H09215628A
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尚子 澤登
Koichi Miyanaga
浩一 宮永
Hiroko Terakubo
裕子 寺久保
Kazutaka Kume
和隆 久米
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Toto Ltd
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KATATORA ERUGO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペーパーホルダーへのペーパーの脱着は、従
来上下方向へのペーパーの移動で行われていた。 【解決手段】 左右の側部3,3、奥の壁面取付部2と
を少なくとも備える平面視略々コ字型のホルダー1本体
と、ホルダー本体の左右の側部の内面3a,3aに対称
的に設けられ、前後に移動するペーパー8で出没し、ペ
ーパーの筒芯8bと係合するパーパー保持部材8とから
なるトイレのペーパーホルダー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレに設置され
るペーパーホルダーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トイレのトイレブース内には、ロール状
のペーパーを保持するペーパーホルダーが設置されてい
る。従来のこの種ペーパーホルダーは、例えば、中立
位置に付勢され、上方にのみ可動の保持部材をホルダー
本体の側片内面に備え、ペーパーは、ホルダーの下方か
ら挿入し、ペーパーの端部で保持部材を上方に倒し、パ
ーパーの筒芯と保持部材とが適合した位置で、保持部材
が筒芯内に侵入し、ペーパーをホルダーに係止する。ペ
ーパーの脱着は、ペーパー、或いは使用後の筒芯を上方
に持上げて、一方向に可動の保持部材からの取外し、取
付けを行なう。
【0003】又他のペーパーホルダーとしては、例え
ば、ペーパー保持部材がテレスコーッピク式の軸で構
成され、軸状保持部材を軸方向に縮めてペーパーホルダ
ー両側片内面の凹部から抜出し、ペーパーの筒芯に貫通
させ、ペーパーホルダー側片間に、軸状保持部材を軸方
向に縮めつつ位置させ、軸状保持部材への圧縮を解除
し、両側片の凹部に軸状保持部材両端部の係合凸部を係
合させる。ペーパー使用後の筒芯の除去は、逆の手順で
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術におい
ては、上記したでは、ペーパーの脱着は、例えばペー
パー、或いは使用後の筒芯の上方への一方向動で行う必
要があり、機能的には、ペーパーの使用を行うペーパー
ホルダーに対する、前後方向の手の動きにを各比するた
めのスペース、ペーパーを脱着するためのペーパーホル
ダーに対するペーパー、使用後の筒芯の上下方向一方の
動きのスペースを必要とする。
【0005】即ち、前記した従来例のでは、ペーパー
ホルダーに対して、ペーパーの使用を行うための、ペー
パーホルダーに対する前後方向のスペース、ペーパーの
脱着を行うための大きな上下方向にスペースの確保等、
ホルダーに対する操作、ペーパーの脱着スペースの双方
のスペースを必要とし、ペーパーホルダー周辺部に大き
なスペースを必要とする。この結果、ペーパーホルダー
を設置するに際し、ペーパーホルダーの上下のスペース
がデッドスペースとなり、スペースレイアウト上不利で
ある。又ペーパーホルダーの上下方向にペーパー脱着ス
ペースを必要とするので、トイレブースの壁面に設置す
る他の機器類の設置レイアウトが制約され、ペーパーホ
ルダーを含むトイレ備品等の設置の自由度が阻害される
虞がある。
【0006】一方、前記した従来例のでは、ペーパー
の脱着の都度、ホルダーから軸状保持部材を指で押えて
縮め、ホルダー両側片の凹部から軸状保持部材の両端部
の凸部を取り外し、筒芯に対して軸状保持部材を脱着
し、ホルダーに軸状保持部材を脱着する必要があり、ペ
ーパーの脱着がワンタッチで行えず、ホルダーに対する
ペーパーの脱着が、極めて煩雑、面倒である。
【0007】本発明者等は、トイレのペーパーホルダー
の以上の課題を解決すべく、本発明をなしたものであ
る。本発明者等は、従来のペーパーの上下方向移動によ
るペーパーホルダーへの脱着、これに起因するスペース
上の不利の改善、ワンタッチで容易に、最少の挙動で、
確実にペーパーの脱着を行い得るペーパーホルダーを得
るべく種々試み、保持部材をホルダーの側片内面に起倒
等で出没自在とし、保持部材を中立位置に弾圧、付勢し
て保持させ、ペーパーをホルダーの前後方向から出し入
れして、ホルダーに脱着し得る、との知見を得て本発明
をなしたものである。
【0008】従って、本発明の目的とする処は、ワンタ
ッチでペーパーを脱着、交換することができ、しかも、
重要なことは、ペーパーをホルダーの前後方向からワン
タッチで脱着、交換可能とし、ホルダー上下のデッドス
ペースを無くし、スペース上極めて有利であり、従っ
て、ホルダー周辺部の機器類の設置自由度の向上、前記
したペーパーの前後方向移動操作のみによるワンタッチ
のペーパー脱着、交換の可能により、ホルダーの壁面へ
の埋め込み設置の可能化、ホルダーのコンパクト化等を
図ることが可能であるトイレのペーパーホルダーを提供
することにある。
【0009】又本発明の目的とする処は、前記により、
ペーパーを前後に移動させてホルダーに脱着させること
が可能であるので、ペーパー脱着時に上下の操作スペー
スを考慮する必要が無く、従って、ペーパーホルダーを
トイレブースの壁面内に半没、或いは全没式とし、壁面
からの機器類の突出を無くすことができるトイレのペー
パーホルダーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、請求項1においては、左右の側部、奥の壁面
取付部とを少なくとも備える平面視略々コ字型のホルダ
ー本体と、該ホルダー本体の左右の側部の内面に対称的
に設けられ、前後に移動するペーパーで出没し、ペーパ
ーの筒芯と係合するパーパー保持部材とで構成したトイ
レのペーパーホルダーである。
【0011】請求項2においては、左右の側部には、前
後方向に長い凹溝を設け、該凹溝に前後方向に起倒自在
にペーパー保持部材を中立位置を保持するように弾圧、
付勢して設置したことである。
【0012】請求項3においては、ペーパー保持部材
は、先端部がアールとした。
【0013】請求項4においては、ペーパー保持部材
は、左右の側部の内面に設けた凹溝内に上下に架設した
支軸に揺動自在に支持し、弾圧、付勢手段は、対称的に
脚部を備え、且つ保持部材に係止する係止部を備えるト
ーションバネで構成したことである。
【0014】請求項5においては、トーションバネは、
金属線材で構成したことである。
【0015】請求項6においては、ペーパー保持部材
は、左右の側部の内面に設けた凹溝内に上下に架設した
支軸に揺動自在に支持し、弾圧、付勢手段は、対称的に
ハの字型の脚部を備え、且つ該脚部と一体で、保持部材
内に係止する円形の頭部を備える略々「人」型をなし、
樹脂で一体成形したバネ部材である。
【0016】請求項7においては、ペーパー保持部材
は、左右の側部の内面に設けた凹溝内に上下に架設した
支軸に揺動自在に支持し、弾圧、付勢手段は、前記保持
部材に一端部を係止し、支軸に巻回した一対の互いに逆
向きに弾圧、付勢するトーションバネとした。
【0017】請求項8においては、左右の側部、中間部
の仕切部、及び奥の壁面取付部とを少なくとも備える平
面視略々ヨ字型のホルダー本体と、ホルダー本体の左右
の側部の内面、及び中間部の仕切部の左右側面に対称的
に設けられ、前後に移動するペーパーで出没し、ペーパ
ーの筒芯と係合するパーパー保持部材とからなるトイレ
のペーパーホルダーである。
【0018】請求項9においては、前記保持部材は、左
右の側部の内面に設けた凹溝内、及び中間部の仕切部の
両側面に対称的に設けた凹溝内に上下に架設した支軸に
揺動自在に支持し、弾圧、付勢手段は、前記保持部材を
中立位置に弾圧、付勢するバネである。
【0019】請求項10においては、前記ペーパーホル
ダーは、トイレブースの壁面内に設けられた凹部内に半
没、若しくは全没状態で設置し、凹部内の奥の壁面に
は、前記壁面取付部で固定した、壁面半没、若しくは壁
面全没のトイレのペーパーホルダーである。
【0020】請求項11においては、左右の側部、奥の
壁面取付部とを少なくとも備える平面視略々コ字型のホ
ルダー本体と、該ホルダー本体の左右の側部の各先部に
枢設され、ホルダーの側部間に臨んで前後に移動するペ
ーパーにより前後方向に水平揺動可能するように構成さ
れ、ホルダーの側部から対称的に内側に突出するように
弾圧、付勢され、ペーパーの筒芯と係合するペーパー保
持部材とで構成したトイレのペーパーホルダーである。
【0021】請求項12におては、前記ホルダー本体の
左右の側部は、側面視略逆L字型に構成し、各側部先部
の垂下部に前記保持部材の基部を付勢部材を介して相互
に対向するように枢着した請求項11記載のトイレのパ
ーパーホルダーである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明を添付した図面に従
って詳述する。図1は本発明の実施の形態における第1
実施例の説明的斜視図、図2は同横断平面図、図3は図
2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線断面図、図
5〜図7はホルダーへのペーパーの脱着の説明的横断平
面面図で、図5はペーパー装着手前の状態を示す図、図
6はペーパーを保持した状態の図、図7は使用後の筒芯
を取り外す状態の図、図8は本発明の第2実施例の説明
的斜視図、図9は同横断平面図、図10は図9の10−
10線断面図、図11は図10の11−11線断面図、
図12〜図14はホルダーへのペーパーの脱着の説明的
横断平面面図で、図12はペーパー装着手前の状態を示
す図、図13はペーパーを保持した状態の図、図14は
使用後の筒芯を取り外す状態の図、図15は本発明の第
3実施例の説明的斜視図、図16は同横断平面図、図1
7はペーパーを2個並列に装着し得るペーパーホルダー
の実施例の斜視図、図18はホルダーを壁面の凹部に埋
設し得る実施例の縦断側面図、図19は本発明の他の実
施形態の斜視図、図20は図19の20−20線断面
図、図21は作用を示す図20と同様の断面図、図22
はペーパー保持部材単体の断面図、図23は付勢部材単
体の端面図、図24はホルダー側部先部の垂下部の断面
図、図25は付勢部材を前記した垂下部に止着するネジ
の斜視図である。
【0023】
【実施例】
実施例1 図1〜図7は本発明の第1実施例を示す。ペーパーホル
ダー1(以下ホルダーと記す)の本体は、図1、図2で
明らかなように、平面視がコ字型をなす。トイレブース
の壁面Wと平行し、左右方向に延びる正面視矩形の取付
部2と、左右に離間し、取付部2の左右端部から手前に
突出する左右の側部3,3を備え、左右の側部3,3は
平行である。
【0024】ホルダー1の本体は、樹脂等で中空に成形
されており、取付部2の裏面には、左右に離間して取付
ボス部2a,2aが裏面方向に突出し、取付部2の正面
側から取付ボス部2a,2aに木ネジ2b,2bを通
し、該木ネジ2b,2bで壁面Wの所定部位に固定され
ている。左右の側部3,3の各内面3a,3aには、前
後方向に長い、実施例では前後方向に長い矩形の凹状部
材4a,4aからなる溝部4,4を設置する。溝部4,
4は、側部3,3の内面3a,3aに形成した前後方向
に長い矩形開口部3b,3bに凹状部材4a,4aを嵌
装し、溝部4,4の表面は、内面3a.3aと面一、或
いは略々面一とする。
【0025】上記の溝部4,4は、側部の内面3a,3
aの中間部〜前部に配置する。以上の溝部4,4の前後
方向中間部には、先端部5a,5aを夫々アールとした
厚板フラップ状の保持部材5,5の下半部を嵌装して臨
ませる。保持部材5,5は、図2に示す如く中空で、樹
脂等で形成されており、各基部5b,5bを上下に貫通
する支軸6,6で揺動自在に枢支する。支軸6,6は、
各溝部4,4の各上下片4b,4bを縦に貫通して保持
される。
【0026】ところで、前記溝部4,4であるが、保持
部材5,5が、図2中上下に揺動した際、保持部材5,
5の先端部5a,5aが、各溝部4,4の前後の壁4
c,4cと干渉しないように設定する。以上の保持部材
5,5を中立位置に保持し、且つ図2中上下方向(設置
し、使用状態においては前後方向、図3では左右方向、
図4では紙面の表裏方向)に揺動した際、中立位置に復
帰するように弾圧、付勢するバネを設ける。
【0027】バネは、左右の保持部材5,5の夫々に設
けられる。バネ7,7は、図2、図3、及び図4に示す
如くで、トーションバネである。各バネ7,7は同じも
のを用いるので、符号としては一方のものを説明する
が、他方のものも同様で、同一符号を付した。バネ7
は、保持部材5内の基部5bを貫通する支軸6の中間部
に、軸方向に少しく離間して巻回された上下のコイル部
7a,7aと、この間をブリッジ状に繋ぐコ字型の係止
部7bとを備え、係止部7bは、保持部材5内の上半部
内に臨む。
【0028】バネ7の2つのコイル部7a,7aには、
夫々反対側へ延出する脚部7c,dを連続して備える。
各脚部7c,7dは、溝部4の左右の奥の壁面4dの高
さ方向中間部に形成した開口部4eからこれの裏面側に
延出され、開口部4e周辺裏面の上下に、対称的に係止
する。保持部材5の基端部5cは、開口部4eに臨む。
以上のトーションバネ7は、鋼線のバネ線材で構成さ
れ、各部7a,7a,7b,7c,7dは、全一体に形
成されている。
【0029】以上のバネ7,7の、上下のコイル部7
a,7a、対称的に各コイル部7a,7aから延出され
た脚部7c,7dで、係止部7bには支軸廻りの捩り弾
性力が中立位置にあるように作用し、各保持部材5,5
を図1、図2、図3、図4の中立位置に保持する。以上
において説明したホルダー1へのペーパー8の脱着操
作、及び作用を説明する。
【0030】前記したように、左右の側部から対向する
ように内側に突出した保持部材5,5は、中立位置で
は、図1、図2、図3、図4に示す如く、同軸的に内側
に突出する。ペーパー8は、知られているように中心部
の筒芯8b周にロールペーパー8aを巻回したものであ
る。かかるペーパー8を、その軸方向がホルダー1の左
右の側部3,3間に臨むように向きを設定する。ペーパ
ー8は、ホルダー1の左右の側部3.3間の前方から奥
の方向に移動させて、ホルダー1に取付、セットする。
即ち、ペーパー8は、ホルダー1の前方から後方に、移
動させて取付、セットし、ペーパー8の取付操作は、ホ
ルダー8に対して前後方向動のみでなされる。
【0031】図5はペーパー8をホルダー1に挿入した
中期の状態を示し、ペーパー8の軸方向両端部8c,8
cが、ホルダー1の両側部3,3間に遊びをもって侵入
する。ペーパー8の軸方向両端部8c,8cが、保持部
材5,5の前面に当接し、これを取付板2方向に対称的
にバネ7,7の中立位置に保持しようとするバネ係止部
7bの捩り弾圧力に抗して後方(奥)に保持部材5,5
を揺動させる。保持部材5,5は、支軸6,6を中心と
して図5においては上方(実際には後方)にバネ7,7
に抗して揺動する。
【0032】ペーパー8の両端部8c,8cは、揺動
し、奥に倒れつつある保持部材5,5の前面を滑って、
ホルダー1の奥(後方)に入り込む。ペーパー8が侵入
を継続し、側部3,3間のセット位置に達すると、ペー
パー8の筒芯8bの両端部8d,8dと合致し、バネ
7,7の係止部7bの捩り復元弾性力で起き、保持部材
5,5は、筒芯8bの両端部8d,8dから内部に侵入
し、嵌合する。この状態を図6で示し、保持部材5,5
の先端部5a,5aがアールなので、筒芯8bの両端部
8d,8dへの侵入は、引っ掛かることなく、円滑に実
行される。
【0033】図7は空になったペーパーの筒芯8bを取
り外す状態を示す。ロールペーパー8aの使用で、これ
が無くなった場合には、筒芯8bを掴んで手前、即ち前
方に引き出す。筒芯8bの前方への引き出しで、保持部
材5,5はバネ7,7の係止部7b,7bの中立保持弾
性力に抗して前方に揺動する。筒芯8bの手前への移動
の継続で、保持部材5,5は、前方に倒れ込み、最終的
は、筒芯8bの両端部8d,8dから保持部材5,5の
アール状先端部5a,5aが離脱し、この状態を図7で
示す。筒芯8bと保持部材5,5との離脱は、保持部材
5,5のアール状先端部5a,5aの作用で、円滑、確
実に、引っ掛かることなく、実行される。爾後、更に筒
芯8bを手前に引き出し、筒芯8b両端部8d,8dと
保持部材5,5との干渉が無くなると、バネ7,7の捩
り復元弾性力で、保持部材5,5は、元の中立位置に復
帰する。
【0034】このように、ペーパー8は、ホルダー1に
対して、前後方向の移動操作のみで、ペーパー8のホル
ダー1への脱着が行えることとなる。ペーパー8の補充
は、前記した図5、図6を再度行うことで実行される。
【0035】実施例2 図8〜図14は、本発明の第2実施例を示す。本実施例
の構造は、基本的には前記した第1実施例と同様なの
で、同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。本実施例においては、バネが異なること、溝部が左
右の側部内面から、その外端部が少しく突出している点
が異なる。
【0036】図9以下において1はホルダー、2は壁面
Wへの取付部、2a,2aは取付ボス部、2b,2bは
壁面Wへの取付用木ネジ、3,3は側部、4,4は側部
3,3の開口部3b,3bに嵌め込んで、固定した溝部
である。溝部4,4は、外端部4f,4fが、側部3,
3の内面3a,3aよりも少しく内側に突出し、溝部
4,4の奥壁4g,4gが側部3,3の外側裏面3c,
3cよりも内側にあり、溝部4,4の底4g,4gの裏
面と、側部3,3の外側裏面3C,3cとの間には隙間
S,Sが形成されている。
【0037】この溝部4,4は、前後方向に長く、この
内部に各基部を支軸6,6で揺動自在に支持する後述の
保持部材5,5がペーパー8の脱着の際に揺動した場合
に、溝部4,4の支軸6,6前後の凹状溝部内に半没〜
半没以上潜ることが可能なように設定されている。従っ
て、ペーパー8の脱着に伴うペーパー8も両端部への干
渉時に、保持部材5,5は、揺動して溝部4,4の前後
の部分に逃げるように構成されている。
【0038】保持部材5,5は、支軸6,6で前後方向
(図9では上下方向)に揺動自在であり、基部5b,5
bを上下方向に縦通した支軸6,6で、溝部4,4に支
持されている。保持部材5,5は、後端部5c,5cが
溝部4,4の奥壁4g,4gに形成した開口部4e,4
eに臨み、保持部材5,5の先端部5a,5aはアール
に形成されている。
【0039】保持部材5,5は、前記と同様に中空のフ
ラップ状で、これの内部にバネ17,17の各頭部17
a,17aが内装され、各頭部17aは、軸方向に短い
円筒状をなす。各頭部17aは保持部材5,5の各先端
部5aの各裏面アール部5dに当接し、保持部材内5,
5内で、後方への連結部17bを夫々備え、各連結部1
7bの後部で前記した支軸6に揺動自在に枢着されてい
る。
【0040】バネ17,17の各支軸部から後方に、弯
曲した二股状の脚部17c,17dが、各溝部4の各開
口部4eから前記した各隙間S内に前後方向に対称的に
延びるように夫々配設される。以上のバネ17は、図9
で明らかなように略々「人」型をなし、その各部は、樹
脂で一体成形し、幅を有し、バネ性を備える。
【0041】り外し作用を示す図である。バネ17は、
前記したように、対称的に前後方向に弯曲しつつ、延出
された帯状脚部17c,17dによる頭部17aの中立
位置保持弾性力で、保持部材5,5は、対称的に内側に
対向するように中立位置を保持しつつ、突出する。
【0042】ペーパー8を、ホルダー1の左右の側部
3,3間に臨ませて手前から奥(後方)へ押し込む。保
持部材5,5は、ペーパー8の両端部8c,8cに押さ
れて奥(後方)に倒れるように揺動挙動する。バネ1
7,17は、各支軸6を中心として各頭部17a、及び
連結部17bが追従し、保持部材5,5と同方向に内部
で各支軸6を支点として屈曲する。脚部17c,17d
は、各裏面3c、奥壁裏面4g間で撓み、一方が突っ張
り、他方が開口部4e周辺裏面で引っ掛かり、弾性的に
頭部17aの倒れ揺動に対し、弾性的に抵抗する。
【0043】保持部材5,5は、弾性的に中立位置に復
帰しようとするが、ペーパー8の両端部8c,8cで阻
止される。この状態を図12で示し、ペーパー8を更に
奥(後方)に押し込むと、保持部材5,5の各先端部5
aがペーパー8の筒芯8bの両端部8d,8dと合致
し、バネ17の中立位置への復元弾性力で、ペーパー8
の筒芯8bの両端部8d,8dから内部に侵入、嵌合
し、ペーパー8は、保持部材5,5に保持されることと
なる。この状態を図13で示した。
【0044】図14はペーパー8の使用後の筒芯8bを
取り外す状態を示す。空になった筒芯8bを手前に引き
出すと、保持部材5,5は手前(前方)に揺動して倒
れ、前記図12の作動とは逆の作動で、保持部材5,5
の各先端部5aは筒芯8bから抜き出され、完全に筒芯
8bが抜き出され、保持部材5,5が、筒芯8bと干渉
しない位置で、バネ17の弾性復帰力で図13のように
中立位置に復帰する。
【0045】尚、バネ17の挙動であるが、各頭部17
aが円筒状で、各保持部材5の先端部の裏面5dがアー
ルなので、双方の当接は滑り易く、各保持部材5内での
屈曲動は円滑に、容易に、確実になされることとなる。
【0046】実施例3 図15、図16は、本発明の第3実施例を示す。本実施
例の構造は、基本的には前記した第1実施例と同様なの
で、同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。本実施例においては、バネが異なること、溝部の前
後方向中間部に凹部を形成した構造が異なる。
【0047】図15、図16において1はホルダー、2
は壁面Wへの取付部、2a,2aは取付ボス部、2b,
2bは壁面Wへの取付用木ネジ、3,3は側部、4,4
は側部3,3の開口部3b,3bに嵌め込んで、固定し
た溝部である。溝部4,4の端部4f,4fと、側部
3,3の内面3a,3aとは、略々面一である。又溝部
4,4の前後方向中間部には、凹部4h,4hが夫々形
成されている。
【0048】保持部材5,5は、図15で明らかなよう
に、側部3,3の厚さ方向の奥の部分の高さ方向の各中
間部が、上下方向に幅狭の基部5eを夫々備える。この
各基部5eに縦に支軸6を縦通し、保持部材5,5の対
向する側部3,3の内側部分がフラップ状をなし、各先
端部5aはアールをなす。以上の保持部材5,5と、支
軸6,6との間にバネ27,28を装架する。
【0049】バネは一対のトーションバネ27、28か
らなる。一対のバネ27,28は下記支軸6,6と、各
保持部材5,5との間に巻回される。先ず、一方のトー
ションバネ27は、図16のように、コイル部27bを
各支軸6廻りに巻回し、一端部の直線部27aを各保持
部材5の図16では上方の各面5f(後面)に係止し、
軸廻りから同方向側の各面5f(後面)側の外側に延び
た直線部27cを、凹部4hに装着したホルダーベース
29に係止する。
【0050】他方のバネ28は、同様に支軸廻りのコイ
ル部を備えるが、図16ではコイル部27aの図16の
奥に隠れて図では現れないが、図15では表れるので、
図15で28aとして示した。一方の直線部28bは、
各保持部材5の各下側の面5g(前面)に係止し、支軸
廻りのコイル部の他方への延出直線部28cは、直線部
288bと反対側に延出して前記したホルダーベース2
9に係止する。バネ機構は、図16で明らかなように、
図の左右で保持部材5,5に対して対称的に設けられて
いる。
【0051】以上のより、各保持部材5,5は、一対の
トーションバネ27,28を組合わせて各直線部27
a,28aで挟み込み、トーションバネ27,28の各
反対側への弾圧、付勢力で中立位置を保持し、前後に各
支軸6を支点として 揺動し、ペーパー8の前後方向か
らの脱着を実行することができる。作用は前記した図5
〜図7、図12〜14と同様なので、省略する。以上の
トーションバネ27,28は、鋼線のバネ線材で構成さ
れる。
【0052】実施例4 本実施例は、ペーパーホルダーを連装式としたものであ
る。ペーパーホルダー31の本体は、前記した実施例と
同様の左右の側部33,33と、壁面への取付部32と
を備える。本実施例においては、左右の側部33,33
間の左右の間隔が大きく、中間部に左右の側部33,3
3と平行の仕切部40を備える。従って、ホルダー31
の本体は、平面視でヨ字型をなす。
【0053】仕切部40は、左右の側部33,33の幅
の倍幅以上の幅を有し、左右の側部33,33の内面3
3a(図では左がエアのものが表れているが、右側のも
のも同様である)には、前後方向に各凹溝34が設けら
れ、この内部に保持部材35,35の基部が、前記した
実施例と同様に、縦設された支軸を介して前後方向に揺
動自在に支持されている。支軸廻りには、前記と同様に
トーションバネや「人」型の中立位置への弾圧、付勢バ
ネが介装され、保持部材35,35を中立位置に弾圧、
付勢し、保持部材35,35のバネに抗した揺動、ペー
パー8筒芯8b両端部内への係合、或いは筒芯8b離脱
後の中立位置への復帰動を行なうように構成されてい
る。
【0054】中間部の仕切部40の左右両側面には、凹
溝部44(図の左側は隠れて表れていないが、同様であ
る)が、前記凹溝部34と対向するように前後方向に形
成されており、各凹溝部44内には、保持部材45,4
5の基部が、前記した実施例と同様に、縦設された支軸
を介して前後方向に揺動自在に支持されている。支軸廻
りには、前記と同様にトーションバネや「人」型の中立
位置への弾圧、付勢バネが介装され、保持部材45,4
5を中立位置に弾圧、付勢し、保持部材45,45のバ
ネに抗した揺動、ペーパー8筒芯8b両端部内への係
合、或いは筒芯8b離脱後の中立位置への復帰動を行な
うように構成されている。
【0055】以上のホルダー31は、取付部32を壁面
に木ネジ32b,32bで止着する。以上で、左右にペ
ーパー挿入、保持空間S1,S1を備えるペーパーホル
ダー31を構成し、ペーパー8は、左右の空間S1,S
1前方から夫々前記した手順で脱着することができる。
本実施例におけるような連装式のペーパーホルダー31
は、使用頻度の多いパブリック用のトイレに用いるに好
適する。尚本実施例では、左右の空間S1,S1上に蓋
板46,46を設けた例を示したが、蓋板46,46の
設置は、任意である。
【0056】実施例5 本実施例は、壁面Wの一部に壁面奥側に潜る凹部W1を
形成し、凹部W1は、前記したホルダー1を略々全没状
態で収納し得る空間とする。実施例では、前記した実施
例1のホルダー1を凹部W1内に収納し、取付部2を凹
部W1の奥の壁面W2に木ネジ2bで止着した。図のホ
ルダー1は、前記した図3の状態を示し、凹部W1以外
の構成は前記と同様なので、同一部分には同一符号を付
し、説明は省略した。
【0057】本実施例に従えば、ホルダー1は、トイレ
ブースの壁面Wの奥に収納、設置されており、壁面から
突出しない。ところで、ホルダー1へのペーパー8の脱
着であるが、ペーパー8は、前記したように、前後方向
への移動のみで行なえ、従って、ペーパー8の脱着時
に、ペーパー8の上下方向へのペーパーの移動、操作上
の挙動が一切無いので、ペーパーホルダー1の壁面内へ
の埋め込み式の構造を採用することができる。
【0058】以上の壁面凹部への埋め込み式の構造は、
実施例では全没式としたが、ホルダー1の前半部が壁面
Wから突出する半没式の構造を採用することができるこ
とは、容易に理解することができるであろう。又ペーパ
ーホルダーの構造は、前記に限られず、実施例2〜実施
例4に既述したホルダーも同様に、壁面Wに対して半
没、或いは全没式とすることができる。
【0059】以上本発明の第1の実施の形態における各
実施例を説明したが、バネの構造や支軸、保持部材への
懸架方式、ペーパーホルダーの具体的構造は上記実施例
に限られず任意である。
【0060】図19〜図25は本発明の第2の実施の形
態を示す図面である。図19はペーパーホルダー101
の全体斜視図であり、図の実施例ではパーパー8を左右
に2連並置する例を示しているが、図の右半分、或いは
図の左半分とし、1個のペーパーを装填し得るように構
成しても良いことは勿論である。
【0061】ペーパーホルダー101は、左右に長い板
状の取付部102を備え、取付部102をトイレブース
の壁面に取付孔102aを介して木ネジ等で固定し、取
付、支持する。図では取付部102の左右両端部、及び
中央部の前面に、ホルダーの側部を構成するサイドアー
ム103,103、及びセンターアーム104を前方に
突設する。左右のサイドアーム103,103は幅が狭
く、中央部のセンターアーム104はサイドアームの略
々倍の幅を有し、前記した取付部102とこれらアーム
は樹脂等で形成し、一体化されている。
【0062】前記した各アーム103,103,104
は、夫々側面視略逆L字型をなし、先部には略々直角に
垂下する垂下部103a,103a,104aを備え
る。各垂下部には、ペーパー8の筒芯8bの筒孔と嵌合
し、筒芯8bを介してペーパー8を保持する保持部材1
05を夫々水平揺動自在に枢設する。
【0063】保持部材105は、サイドアーム103,
103では夫々センターアーム104方向で、該センタ
ーアーム104と直交する方向に突出し、センターアー
ム10には、これの垂下部104aの左右両側に対向す
るサイドアーム103,103と直交する方向に突出す
るように設けられる。従って、保持部材105は、図示
例では2連のため都合4個備え、左右のサイドアーム1
03,103のものが内側を向いて突出し、センターア
ーム104のものは、2個背中合わせに配設され、夫々
左右のサイドアーム103,013のものと対向し、一
対の保持部材105,105を構成する。
【0064】保持部材105の詳細は図20〜図25に
詳細に示す如くで、樹脂で形成され、保持部材105の
基部105aは円形で、この一部から先端部へ向かって
先細りとなるペーパー8の筒芯8bへ挿入する係止部1
05bを備え、中空状部材で形成されている。係止部1
05bは、側面視が図19で明らかなように横長矩形形
状をなす。一方、各アーム、図ではサイドアーム103
を例にとって説明を進めるが、サイドアーム103の垂
下部103aの下端部には保持部103bを一体に形成
し、この部分の横断面を図24で示した。
【0065】保持部103bは前記したようにサイドア
ーム103の垂下部103aの下端部に一体に垂下して
形成されており、固定である。保持部103bは断面が
半円柱状をなし、その外径部103cは前記した保持部
材105の基部105a内に嵌合するように設定され、
保持部103b周で保持部材105の基部105aが回
動可能となるように構成する。保持部103bの中心部
には半円状の凹部103dを設け、又該凹部103dの
一部には、スリット状の係止凹部103eを径方向外方
へ向かって連通するように設ける。中央部のセンターア
ーム104には、その垂下部104aの下端部を下方に
延出し、上記した保持部と同様のものを背中合わせに配
設する。
【0066】図23は保持部材105の付勢部材107
を示す。付勢部材107は、基部107aが短い板状を
なし、基部107aの手前に軸支ボス孔107bを幅方
向に貫通、設置してこの部分を膨出させてボス部107
cとする。ボス部107cの先には、図の紙面表裏方向
に幅のある板部の先部〜中間部を幅方向の中間部で2分
割して夫々を上下方向に屈曲させた板バネ部107dを
形成する。付勢部材107が、撓曲し、バネ性のある樹
脂板や金属板バネで形成する。
【0067】以上において、前記した保持部103bの
下から保持部材105の基部105aを嵌合するに際
し、保持部103bの係止凹部103eに付勢部材10
7の基部107aを挟入、係合させ、付勢部材107の
ボス部107cを保持部1053bの半円状凹部103
dに係合し、付勢部材107の軸支ボス孔107bに図
25に示すような長軸状のネジ106を通し、図24で
は表されていない盲状の垂下部103aに止着し、付勢
部材107を保持部103b側に固定する。爾後、下か
ら保持部材105を保持部103bに嵌合し、保持部材
105の円形基部105aは保持部103bに、又付勢
部材107の板バネ部107dは、保持部材105の中
空の係止部105b内に収容される。
【0068】付勢部材107の板バネ部107dは、上
下に屈曲して二股状をなし、一方、保持部材105の係
止部105bは先細りになっているので、板バネ部10
7dは係止部105b内で縮小、弾圧しつつ収容され、
従って、板バネ部107dは係止部105b内で拡開方
向に保持部材105を弾圧し、図19、図20のよう
に、保持部材105を中立位置に付勢しつつ保持する。
尚、保持部材105の基部105aの底面は、保持部1
03bの下端部に設けた円板状の栓部材103fで塞
ぎ、保持部材105の基部1035aを枢着、係止す
る。又中央部のセンターアーム104の垂下部104a
の下端部は、小判型の栓部材104fで塞ぐ。
【0069】以上において、ペーパーホルダー100
は、図19のように片側のサイドアーム103と中央部
のセンターアーム104の対向する側で1個のパーパー
ホルダーを構成する。左右に配置され、対向するアーム
103,104の下端部には、互いに向い合って保持部
材105,105が配置されており、対向する一対の保
持部材105,105は、該保持部材内に配設した前記
の付勢部材107の作用で長さ方向の軸線が一致するよ
うに向い合って内側に突出している。
【0070】図の想像線で示すように、ペーパー8をサ
イドアーム103とセンターアーム104間に挿入する
と、ペーパーの両端部に左右の保持部材105,105
が当たり該保持部材105,105は取付部102方向
に水平揺動する。この揺動は、内装した付勢部材107
の基部107aが固定の保持部103bに拘束されてお
り、板バネ部107dが撓曲し得ることからペーパー8
の挿入で付勢部材107の板バネ部107dに抗してな
される。付勢部材107の板バネ部107dに抗して保
持部材105が水平揺動する状態を図21で示し、図の
ように下方に、又想像線のように上方に、保持部103
bを中心として保持部材105は揺動する。
【0071】ペーパー8の挿入で、左右の保持部材10
5,105は対称的に内側である取付部102方向に水
平揺動し、ペーパー8の筒芯の両端部に保持部材10
5,105の先端部が達すると、筒芯の筒孔両端部から
該先端部が該筒孔内に進入し、付勢部材107の板バネ
部107dの弾性復元力で元の状態に復元する。この結
果、保持部材105,105は、図19の状態に戻り、
ペーパー8の筒芯両端部を筒孔にその中間部〜先端部を
嵌合し、ペーパー8を保持するに至る。尚、ペーパー8
の使用後は、筒芯を手前に引出すことで、保持部材10
5,105は手前側に水平揺動し、筒芯を取り出すこと
ができる。
【0072】以上のように、この実施形態においても、
パーパーをペーパーホルダーにワンタッチで装着し、取
り外し、交換作業を極めて簡単に行なうことができる。
実施例では、前記したようにペーパーを2個並列に並置
し得る2連式としたが、家庭用のものでは、図19の右
側、或いは左側の一方のみの1個のものが用いられるで
あろう。尚図19において、146は取付部102の近
い部位の両側をアーム103,104の内側面に枢着し
た開閉自在な蓋板である。
【0073】
【発明の効果】以上で明らかように本発明によれば、請
求項1においては、左右の側部、奥の壁面取付部とを少
なくとも備える平面視略々コ字型のホルダー本体と、ホ
ルダー本体の左右の側部の内面に対称的に設けられ、前
後に移動するペーパーで出没し、ペーパーの筒芯と係合
するパーパー保持部材とでトイレのペーパーホルダーを
構成したので、ペーパーのホルダーへの脱着に際し、ペ
ーパーの移動は前後方向のみで済み、従って、従来のよ
うにペーパーの上下方向への移動が不要となり、前後方
向移動のみで、従って、ペーパーホルダーの上下の空間
を、ペーパー脱着時に使用することが一切無く、スペー
ス上極めて有利であり、又限られたスペース内で機能的
なペーパーホルダーを設置することができる。
【0074】又本発明によれば、ペーパーの脱着操作
は、ペーパーをホルダーに対して前後移動させるだけな
ので、ペーパーの脱着操作が容易である。
【0075】請求項2においては、ホルダーの左右の側
部には、前後方向に長い凹溝を設け、該凹溝に前後方向
に起倒自在にペーパー保持部材を中立位置を保持するよ
うに弾圧、付勢して設置したので、ペーパーの前後方向
の移動による脱着時に、保持部材は前後に揺動して、凹
溝内に収納され、従って、保持部材がペーパーの側部間
への挿入、離脱するのを阻害することが無く、円滑に、
確実にペーパーの前後方向移動による脱着を保障するこ
とができる。又請求項3では、ペーパー保持部材の先端
部をアールとしたので、保持部材の揺動、ペーパーの挿
入、ペーパー筒芯への保持部材の侵入、離脱が極めて円
滑になされる。
【0076】請求項4、及び請求項5においては、ペー
パー保持部材は、左右の側部の内面に設けた凹溝内に上
下に架設した支軸に揺動自在に支持し、弾圧、付勢手段
は、対称的に脚部を備え、且つ保持部材に係止する係止
部を備える金属線材等によるトーションバネで構成した
ので、トーションバネの捩り弾性力により、保持部材の
中立位置保持、及び揺動、中立位置への復帰動が円滑、
確実に行なえる。又トーションバネを用いるので、保持
部材の中立位置保持、これへの復帰、揺動挙動が簡素な
バネ構造で達成することができる。
【0077】請求項6においては、弾圧、付勢手段を、
対称的にハの字型の脚部を備え、且つ該脚部と一体で、
保持部材内に係止する円形の頭部を備える略々「人」型
をなし、樹脂で一体成形したバネ部材としてので、バネ
の構造が簡素であり、又樹脂等で容易に一体成形するこ
とができ、作動の円滑、確実、機能性に優れたバネで、
保持部材の中立位置保持、この位置への復帰、ペーパー
脱着時の揺動を行なわせることができる。
【0078】請求項7においては、弾圧、付勢手段を保
持部材に一端部を係止し、支軸に巻回した一対の互いに
逆向きに弾圧、付勢するトーションバネとしたので、市
販されている一般的なトションバネを各保持部材毎に2
個組合わせれば良いので、保持部材の中立位置保持、こ
の位置への復帰、揺動のバネを安価に、組付性容易に得
ることができ、ペーパーホルダーのバネとして機能性に
優れ、ペーパーホルダーのコストダウンにも資する。
【0079】請求項8、及び請求項9においては、左右
の側部、中間部の仕切部、及び奥の壁面取付部とを少な
くとも備える平面視略々ヨ字型のホルダー本体と、ホル
ダー本体の左右の側部の内面、及び中間部の仕切部の左
右側面に対称的に設けられ、前後に移動するペーパーで
出没し、ペーパーの筒芯と係合するパーパー保持部材と
でトイレのペーパーホルダーを構成し、保持部材を、左
右の側部の内面に設けた凹溝内、及び中間部の仕切部の
両側面に対称的に設けた凹溝内に上下に架設した支軸に
揺動自在に支持し、弾圧、付勢手段は、前記保持部材を
中立位置に弾圧、付勢するバネとしたので、ペーパーを
左右に並列に連装式に脱着し、保持し得るようにしたの
で、ペーパーの前後方向移動による脱着とともに、使用
頻度の多いパブリック的なトイレに、脱着性の極めて良
好なペーパーホルダーを設置することができる。
【0080】特に、ホルダーは、ペーパーが連装式で、
幅が大きくなるも、ペーパーの脱着操作は、ペーパーの
前後移動のみで良く、従って、前記と同様にホルダーの
上下の空間はペーパー交換時等に使用しないので、スペ
ース上極めて有利である。
【0081】請求項10においては、ペーパーホルダー
は、トイレブースの壁面内に設けられた凹部内に半没、
若しくは全没状態で設置し、凹部内の奥の壁面には、前
記壁面取付部で固定した、壁面半没、若しくは壁面全没
としてので、ホルダーは壁面表面に全く突出しないか、
或いは半没式の場合には、壁面からの突出量が少なく、
従来不可能であった、壁面埋め込み式のペーパーホルダ
ーを得ることができる。この場合においても、ペーパー
の脱着操作、挙動は、ペーパーの前後移動なので、壁面
の凹部にホルダーを収納、設置しても、ペーパーの脱着
は、円滑に、確実に行なうことができる。
【0082】請求項11においては、左右の側部、奥の
壁面取付部とを少なくとも備える平面視略々コ字型のホ
ルダー本体と、該ホルダー本体の左右の側部の各先部に
枢設され、ホルダーの側部間に臨んで前後に移動するペ
ーパーにより前後方向に水平揺動可能するように構成さ
れ、ホルダーの側部から対称的に内側に突出するように
弾圧、付勢され、ペーパーの筒芯と係合するペーパー保
持部材とトイレのペーパーホルダーを構成したので、前
記請求項1と同様に、ペーパーのホルダーへの脱着に際
し、ペーパーの移動は前後方向のみで済み、従って、従
来のようにペーパーの上下方向への移動が不要となり、
前後方向移動のみで、従って、ペーパーホルダーの上下
の空間を、ペーパー脱着時に使用することが一切無く、
スペース上極めて有利であり、又限られたスペース内で
機能的なペーパーホルダーを設置することができる。
【0083】又本発明によれば、前記請求項1と同様に
ペーパーの脱着操作は、ペーパーをホルダーに対して前
後移動させるだけなので、ペーパーの脱着操作が容易で
ある。特に本発明は、ホルダーの各先部に保持部材を水
平揺動自在に付勢して枢設したので、ホルダー側部の奥
行寸法はペーパーの外径の略々半分で足り、従って、ペ
ーパーホルダーの奥行寸法が短くて済み、トイレブース
の壁面からのホルダーの突出量が小さくて済み、ワンタ
ッチ式ペーパー脱着を行ない得るペーパーホルダーをコ
ンパクトに形成することができる。
【0084】請求項12では、請求項11において、前
記ホルダー本体の左右の側部は、側面視略逆L字型に構
成し、各側部先部の垂下部に前記保持部材の基部を付勢
部材を介して相互に対向するように枢着したので、ペー
パーホルダーの側部内壁部に凹部等を設けること無く、
保持部材をペーパーのワンタッチ脱着を可能に設置する
ことができ、側部先部の垂下部に保持部材を枢着するよ
うにしたので、保持部材の構造が簡易であり、簡単な構
造で初期の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の説明的斜視図
【図2】同横断平面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図5〜図7はホルダーへのペーパーの脱着の説
明的横断平面面図で、図5はペーパー装着手前の状態を
示す図
【図6】図6はペーパーを保持した状態の図
【図7】図7は使用後の筒芯を取り外す状態の図
【図8】本発明の第2実施例の説明的斜視図
【図9】同横断平面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】図10の11−11線断面図
【図12】図12〜図14はホルダーへのペーパーの脱
着の説明的横断平面面図で、図12はペーパー装着手前
の状態を示す図
【図13】図13はペーパーを保持した状態の図
【図14】図14は使用後の筒芯を取り外す状態の図
【図15】本発明の第3実施例の説明的斜視図
【図16】同横断平面図
【図17】ペーパーを2個並列に装着し得るペーパーホ
ルダーの実施例の斜視図
【図18】ホルダーを壁面の凹部に埋設し得る実施例の
縦断側面図
【図19】本発明の他の実施形態の斜視図
【図20】図19の20−20線断面図
【図21】作用を示す図20と同様の断面図
【図22】ペーパー保持部材単体の断面図
【図23】付勢部材単体の端面図
【図24】ホルダー側部先部の垂下部の断面図
【図25】付勢部材を前記した垂下部に止着するネジの
斜視図
【符号の説明】
1,101…ペーパーホルダー、 2,102…取付
部、 3,103…側部、 4…溝部、 5,105…
保持部材、 7,17,27,28,107…バネ、
8…ペーパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮永 浩一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 寺久保 裕子 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 久米 和隆 埼玉県越谷市西方字上手2614番地の2 カ タトラ・エルゴ株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側部、奥の壁面取付部とを少なく
    とも備える平面視略々コ字型のホルダー本体と、 該ホルダー本体の左右の側部の内面に対称的に設けら
    れ、前後に移動するペーパーで出没し、ペーパーの筒芯
    と係合するパーパー保持部材と、 からなることを特徴とするトイレのペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 前記左右の側部には、前後方向に長い凹
    溝を設け、該凹溝に前後方向に起倒自在にペーパー保持
    部材を中立位置を保持するように弾圧、付勢して設置し
    た請求項1記載のトイレのペーパーホルダー。
  3. 【請求項3】 前記ペーパー保持部材は、先端部がアー
    ルである請求項1、又は請求項2記載のトイレのペーパ
    ーホルダー。
  4. 【請求項4】 前記ペーパー保持部材は、左右の側部の
    内面に設けた凹溝内に上下に架設した支軸に揺動自在に
    支持し、弾圧、付勢手段は、対称的に脚部を備え、且つ
    保持部材に係止する係止部を備えるトーションバネで構
    成した請求項2、又は請求項3記載のトイレのペーパー
    ホルダー。
  5. 【請求項5】 前記トーションバネは、金属線材で構成
    した請求項4記載のトイレのペーパーホルダー。
  6. 【請求項6】 前記ペーパー保持部材は、左右の側部の
    内面に設けた凹溝内に上下に架設した支軸に揺動自在に
    支持し、弾圧、付勢手段は、対称的にハの字型の脚部を
    備え、且つ該脚部と一体で、保持部材内に係止する円形
    の頭部を備える略々「人」型をなし、樹脂で一体成形し
    たバネ部材である請求項2、又は請求項3記載のトイレ
    のペーパーホルダー。
  7. 【請求項7】 前記ペーパー保持部材は、左右の側部の
    内面に設けた凹溝内に上下に架設した支軸に揺動自在に
    支持し、弾圧、付勢手段は、前記保持部材に一端部を係
    止し、支軸に巻回した一対の互いに逆向きに弾圧、付勢
    するトーションバネである請求項2、又は請求項3記載
    のトイレのペーパーホルダー。
  8. 【請求項8】 左右の側部、中間部の仕切部、及び奥の
    壁面取付部とを少なくとも備える平面視略々ヨ字型のホ
    ルダー本体と、 該ホルダー本体の左右の側部の内面、及び中間部の仕切
    部の左右側面に対称的に設けられ、前後に移動するペー
    パーで出没し、ペーパーの筒芯と係合するパーパー保持
    部材と、 からなることを特徴とするトイレのペーパーホルダー。
  9. 【請求項9】 前記保持部材は、左右の側部の内面に設
    けた凹溝内、及び中間部の仕切部の両側面に対称的に設
    けた凹溝内に上下に架設した支軸に揺動自在に支持し、
    弾圧、付勢手段は、前記保持部材を中立位置に弾圧、付
    勢するバネである請求項8記載のトイレのペーパーホル
    ダー。
  10. 【請求項10】 前記ペーパーホルダーは、トイレブー
    スの壁面内に設けられた凹部内に半没、若しくは全没状
    態で設置し、凹部内の奥の壁面には、前記壁面取付部で
    固定した、壁面半没、若しくは壁面全没の請求項1、又
    は請求項8記載のトイレのペーパーホルダー。左右の側
    部に
  11. 【請求項11】 左右の側部、奥の壁面取付部とを少な
    くとも備える平面視略々コ字型のホルダー本体と、 該ホルダー本体の左右の側部の各先部に枢設され、ホル
    ダーの側部間に臨んで前後に移動するペーパーにより前
    後方向に水平揺動可能するように構成され、ホルダーの
    側部から対称的に内側に突出するように弾圧、付勢さ
    れ、ペーパーの筒芯と係合するペーパー保持部材と、 からなることを特徴とするトイレのペーパーホルダー。
  12. 【請求項12】 前記ホルダー本体の左右の側部は、側
    面視略逆L字型に構成し、各側部先部の垂下部に前記保
    持部材の基部を付勢部材を介して相互に対向するように
    枢着した請求項11記載のトイレのパーパーホルダー。
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