JPH09215731A - 哺乳器 - Google Patents

哺乳器

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JPH09215731A
JPH09215731A JP4664296A JP4664296A JPH09215731A JP H09215731 A JPH09215731 A JP H09215731A JP 4664296 A JP4664296 A JP 4664296A JP 4664296 A JP4664296 A JP 4664296A JP H09215731 A JPH09215731 A JP H09215731A
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JP
Japan
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milk
container body
seal wall
feeding device
opening
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JP4664296A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Motobayashi
博志 本林
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Material Engineering Technology Laboratory Inc
Original Assignee
Material Engineering Technology Laboratory Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い捨ての便利なで安全且つ衛生的な哺乳容
器であって、ミルク調製時に、ミルクを冷却する手間も
なく簡易な発熱手段で容易にミルクを適温にすると共
に、アレルギー異常を極力防止したミルクの調製ができ
る哺乳容器を提供。 【構成】 本発明の哺乳器は、使用時に開口に人工乳首
が液密に接合される樹脂容器本体と、上記容器本体の胴
部に形成される隔離シール壁と、上記隔離シール壁によ
り液密に上記容器本体に充填されるミルク用溶解液とか
らなり、上記隔離シール壁は容器本体外から剥離開放可
能なピールシール部であり、上記ミルク用溶解液は無菌
又は滅菌充填液であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児用品の哺乳器に関
するものであり、より詳細には、ミルクを溶解する無菌
精製水が既に充填されている哺乳器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の哺乳器は、ポリカーボネート製の
容器本体と、合成ゴム製の人工乳首と、リング状に樹脂
成形された止め材と、フードとなどからなる。人工乳首
は容器本体の開口端面に接合される。また容器開口部に
は螺合部が形成され、リング状の止め材が螺合して取付
られる。そして、止め材と開口端面との間に人工乳首の
周縁部を位置させて挟むことにより、人工乳首の周縁部
は開口端面に液密に密着される。また人工乳首の周縁部
には人工乳首の潰れ防止用の連通孔が形成されている。
このような哺乳器を使用する場合には、先ず容器本体に
沸騰後のお湯を入れ、その後、ミルクを溶解し、所定の
温度に冷えた後に授乳を開始する。また人工乳首の授乳
孔は幼児の月齢に応じて変えられる必要があるため、人
工乳首にはその授乳孔の径及び形状の異なるものが取り
揃えられている。また、ミルクにおいても、幼児の代謝
異常、免疫異常(アトピーなど)の関係から種々の種類
のものが取り揃えられている。また、その授乳時、ミル
クが冷えたり、幼児の乳首への吸引が激しく、容器本体
内に負圧が生じて乳首が潰れた場合でも、上記通気孔か
らは、容器内にエアが供給されるようにしている。そし
て、授乳後、従来の哺乳器は、それぞれの部材に分解さ
れ、洗浄及び煮沸消毒され、乾燥後、再び使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の哺乳
器では使用毎に洗浄、再使用の手間がかかる。また従来
の哺乳器では水道及び煮沸設備のある家庭内でのミルク
の調製には問題が生じないが、緊急時及び野外などでの
使用には問題がある。最近、安価な樹脂のエラストマー
などの普及により、人工乳首も安価なものが提供できる
ようになり、このため、携帯用の使い捨て哺乳器なども
提案され、上記のような問題も解決に向かっている。し
かし、従来の哺乳器は、ミルク粉末と水道水とからの用
事調製を必要とする。即ち、水道水は一度沸騰させ、ミ
ルク粉末を70℃程度のお湯に溶解した後、これを冷却
装置などで38℃付近にさました後に授乳を行っており
非常に手間がかかる。また使い捨て哺乳器などにあって
は予めミルクを調製したものを容器に詰め、野外で使い
捨てカイロなどを使用して人肌に加温した後に授乳を行
っている。しかし、このような場合にもミルク調製には
従来の哺乳器と同様な手間がかかる。市販の調製ミルク
(液状)を使用しても良いが、市販の調製ミルクは大人
向けで種類が少なく、また冷蔵庫以外の場所にミルクを
放置するケースが多いため長期の保存に耐えない。実際
に、哺乳容器にミルクが滅菌充填されたとしても、完全
滅菌ではないため一日経てば温度による変質を免れない
ものである。更に、最近、アトピーなどの過敏症の幼児
にあっては、水道水中の所定の常在菌その他の蛋白質等
によっても敏感に反応する場合があり、このような場
合、ミルクの調製において水道水等の使用は問題を生じ
る。
【0004】従って、本発明の目的は、使い捨ての便利
なで安全且つ衛生的な哺乳容器であって、ミルク調製時
に、ミルクを冷却する手間もなく簡易な発熱手段で容易
にミルクを適温にすると共に、アレルギー異常を極力防
止したミルクの調製ができる哺乳容器を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用時に開口
に人工乳首が液密に接合される樹脂容器本体と、上記容
器本体の胴部に形成される隔離シール壁と、上記隔離シ
ール壁により液密に上記容器本体に充填されるミルク用
溶解液とからなり、上記隔離シール壁は容器本体外から
剥離開放可能なピールシール部であり、上記ミルク用溶
解液は無菌又は滅菌充填液であることを特徴とする哺乳
器を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
【0006】本発明に係る哺乳器において、上記ミルク
用溶解液は上記容器本体と共に蒸気滅菌された滅菌充填
液であることを特徴とする。本発明に係る哺乳器におい
て、上記容器本体の開口と上記隔離シール壁との間に形
成されるミルク投入室に人工乳首を収容していることを
特徴とする。本発明に係る哺乳器において、上記容器本
体の開口と上記隔離シール壁との間に形成されるミルク
投入室にミルク粉末の計量カップを有していることを特
徴とする。本発明に係る哺乳器において、上記容器本体
の開口と上記隔離シール壁との間に形成されるミルク投
入室に予めミルク粉末を収容していることを特徴とす
る。本発明に係る哺乳器において、上記容器本体は、上
記開口と上記隔離シール壁との間に形成される投入室の
壁が手握り可能な保形性を有し、また上記ミルク用溶解
液が充填される充填室の壁が可撓性を有していることを
特徴とする。本発明に係る哺乳器において、上記容器本
体はブロー成形物であり、上記隔離シール壁の形成位置
に鋭角な折り曲げ角部が設けられていることを特徴とす
る。本発明に係る哺乳器において、上記容器本体は非保
形性の樹脂容器からなり、また上記容器本体の開口に着
脱可能に取付られるカラーを有し、上記カラーは保形性
の透明筒状成形物からなり、上記容器本体の全部又は一
部を覆って、容器の手握部として用いることを特徴とす
る。本発明に係る哺乳器において、上記カラーには簡易
温度センサーが設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記哺乳器にあっては、樹脂容器本体の充填室
にほぼ完全に滅菌したミルク溶解液が設けてある。この
ような無菌水は長期間、容器内に保存されていても水腐
れや細菌の繁殖は一切見られない。従って、哺乳器の使
用時に、充填精製水を煮沸する必要はなく、室温状態の
ままでミルク粉を溶解させても安全である。このため、
ミルクの調整時のいわゆるお湯さましなどの操作を必要
とせず、手早くミルク調製ができ、また簡易発熱体等で
容器内の充填水を人肌程度に容易に加温することができ
る。即ち、容器本体は充填室と投入室とに分かれ、充填
室には予め無菌水であるミルク溶解液が充填され、投入
室には使用者の希望に応じたミルク粉末を安全で清潔に
充填することができる。またミルク粉末をミルク溶解液
に溶解する際も、隔離シール壁を容器外から開放するだ
けて無菌的且つ簡単にすることができる。更に、充填水
は完全な精製水とすることができ、どんなに期間をおい
ても細菌や黴などの繁殖がなく安全でアレルギー異常の
原因となる物質の発生が防止された調製水とすることが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る哺乳器の好ましい実施例
を添付図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係
る哺乳器の第一実施例の半断面図、図2(A)及び
(B)は第一実施例の哺乳器の本体成形物の半断面図、
図3(A)及び(B)は第一実施例の哺乳器の本体成形
物に隔離シール壁を形成した際の半断面図、図4は図2
の容器本体成形物のI−I線に沿った断面図、図5は図
3の容器本体成形物のII−II線に沿った断面図、図
6は第一実施例の哺乳器を使用する際にミルク粉末を投
入した半断面図、図7は第一実施例の哺乳器を使用する
際に人工乳首を取り付けた半断面図、図8は第一実施例
の哺乳器を使用する際にミルク粉末とミルク溶解液とを
混ぜた状態を示す半断面図、図9及び図10は第一実施
例の哺乳器に予めミルク粉末が投入してある状態を示し
た半断面図、図11は第一実施例の哺乳器のミルク粉末
の投入室に人工乳首を予め収納した半断面図、図12は
第一実施例の哺乳器に予めミルク粉末及び人工乳首を収
納した半断面図である。図13は本発明に係る哺乳器の
第二実施例半断面図、図14は第二実施例の哺乳器を使
用する際のカラーを取付けた状態を示す断面図、図15
は第二実施例の哺乳器を使用する際にミルク粉末を定量
する状態を示す断面図である。
【0009】図1〜図12に示す如く、本実施例に係る
哺乳器1は、使用時に開口2Aに人工乳首8が液密に接
合される樹脂容器本体2と、容器本体2の胴部に形成さ
れる隔離シール壁3と、隔離シール壁3により液密に容
器本体2に充填されるミルク用溶解液4とからなり、隔
離シール壁3は容器本体2外から剥離開放可能なピール
シール部であり、ミルク溶解液4は無菌充填溶液であ
る。
【0010】本実施例の哺乳器を更に詳しく説明する
と、図2及び図4に示す如く哺乳器1の容器本体2はブ
ロー成形物であり、容器本体2の胴部にはくびれ11が
形成され、くびれ11を境に容器本体2は厚みが変わ
り、容器本体2の上部は手握り可能な保形性を有し、容
器本体2の下部の容器壁が可撓性になっている。本実施
例では容器本体2の上部の壁厚みが700μmで、下部
の壁厚みが250μmとなっている。図3及び図5に示
す如く容器本体2のくびれ11には本体2の外側からの
剥離開放が可能なピールシールからなる隔離シール壁3
が形成されており、隔離シール壁3により、容器本体2
は上部のミルク粉末10の投入室6とミルク溶解液4の
充填室5に分割される。
【0011】容器本体2の樹脂はブロー成形可能であ
り、ピールシール部の形成が容易にできる樹脂である。
このような樹脂としては例えば、ポリエチレンとポリプ
ロピレン及び/又はポリ−1−ブテンとのブレンド物、
ポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体とのブレ
ンド物等を適宜使用することができる。本実施例では、
軟化温度が90乃至100℃の範囲にある直鎖状低密度
ポリエチレンと軟化温度が130乃至170℃の範囲に
あるポリプロピレンとを1/9乃至9/1の割合でブレ
ンドしたブレンド物から所定の大きさのパリソンを成形
した後に、延伸ブローを行って図2に示す容器本体2が
成形してある。
【0012】尚、本実施例では、容器樹脂にエチレンと
ポリプロピレンとのブレンド物を用いたが、本発明では
これに限るものではなく、ピールシールが可能であれ
ば、それ自体公知の樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン以外のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート系樹脂、ポリカーボネト、ポリスチレン、ポ
リエーテル系樹脂等を用いることができる。但し、ポリ
エチレンとポリプロピレン等のポリオレフィンはオレフ
ィン系樹脂故に、官能基の溶出物がないため過敏症等の
幼児に適用する場合に望ましい。また、容器本体2は延
伸ブロー成形したものである。ブロー成形物はその製造
が容易な点で望ましく、またポリプロピレンにおいては
かかる延伸ブローにより、透明性及び耐衝撃性が改良さ
れる点でも望ましい。また、本実施例では、容器本体を
延伸ブロー成形したが、本発明ではこれに限るものでは
なく、それ自体公知のブロー成形方法、或いはその他の
形成物を用いることができ、例えば、ダイレクトブロー
成形方法、インジェクションブロー成形方法、多層ブロ
ー成形方法、またブロー成形物の他に射出成形物やシー
ト成形物であっても良い。
【0013】図3に示す如く、ミルク溶解液4が容器本
体2の充填室6に無菌水として充填されている。ミルク
溶解液4の充填した状態でくびれ11には隔離シール壁
3が形成されている。隔離シール壁3は130℃乃至1
50℃に加熱した一対のバーで、くびれ11の重なり壁
を所定の圧で5秒乃至15秒間挟持して形成してある。
図3に示す如くくびれ11は鋭角な折り曲げ角部12が
設けられ、角部12の角度θは90度以下、特に60度
以下であることが望ましい。かかる範囲内でくびれ11
の角部12が形成してあれば、漏れのない液密な隔離シ
ール壁3を容易に形成することができる。また、隔離シ
ール壁3の両側には取付部材13を介して一対の剥離操
作フィン14、14が取付られており、操作フィン1
4、14を互いに離間することで、隔離シール壁3の互
いの壁が剥離され、投入室6と充填室5とが連通される
ようになっている。隔離シール壁3のシール強度は、充
填室6に0.05Kg/cm2未満の内圧をかけても剥
離せず、また充填室6に0.1Kg/cm2以上2.5
Kg/cm2以下の範囲内の内圧をかけたときに隔離シ
ール壁3が剥離することが望ましい。上記範囲以下で隔
離シール壁3が剥離すれば、輸送時などに充填室5から
ミルク溶解液4の液密性が不十分となり、上記範囲を上
回る内圧で隔離シール壁が剥離しなければ、容器本体2
の外部から隔離シール壁3の剥離が困難となる。ミルク
溶解液4は精製水であり、容器本体2に無菌的に充填し
てから隔離シール壁3を形成して無菌水としても良い
が、より好ましくは、ミルク溶解液4を液密充填した
後、容器本体2と共に蒸気滅菌して完全な無菌状態する
ことが望ましい。本実施例では、ミルク溶解液4は精製
した除菌フィルタを通過させた無菌充填水を充填室5に
充填し、隔離シール壁3の形成後に、容器本体2を高圧
蒸気滅菌するものである。高圧蒸気滅菌は、局方の高圧
蒸気滅菌方法に基づいて行われ、高圧蒸気滅菌には一般
的なオートクレーブが使用され、オートクレーブ内は、
例えば、不活性ガスで置換した後に100乃至130℃
の温度で行うが、本実施例では温度105℃で滅菌時間
を1時間以上として確実に行われる。
【0014】容器本体2の開口2Aには、ブロー成形時
に螺合部22が形成され、螺合部22は止め材7の螺合
部77と螺合されている。止め材7は筒状に形成され、
その内周壁に螺合部77が形成されている。図7及び図
8に示す如く人工乳首8の周縁は開口2Aの端面と止め
部材7の内顎部78との間に配され、上述の螺合部22
及び77の螺合により、各周縁が開口2Aに密着接合さ
れる。リング状止め材7の開口7Aに撥水性のガス透過
膜9が液密に貼着され、また使用時にガス透過性膜9が
剥離して開口7Aを開放することが可能となっている。
撥水性のガス透過性膜9で液密に覆われている。撥水性
のガス透過膜9は具体的にはポリエチレンシートと紙類
とのラミネートからなり、ポリエチレンシートは多孔形
成処理がしてある。尚、ガス透過膜はエア等を容易に通
過させる一方、水溶液等を弾く撥水性の面がある膜であ
ることが望まれる。また本実施例の止め材7はポリエチ
レンの樹脂成形物である。但し、本発明においては、本
実施例の樹脂に限ることはなく、それ自体公知の樹脂の
使用が可能である。
【0015】次に、本実施例の哺乳器1を使用する場合
を図1〜図8に従って説明する。図1に示す状態で哺乳
器1を電子レンジ内にいれ、高周波誘電加熱により室温
から37℃乃至40℃まで10秒程度で加温する。尚、
加温の際に容器本体2内のミルク溶解液4が過剰に加温
されて水蒸気を発生させたとしても、容器本体2内のエ
アはガス透過膜9から通過するため容器本体2内が加圧
又はその後の冷却により負圧となることがない。このた
め、容器本体2の変形が極力防止される。また沸騰した
ミルク溶解液4がガス透過膜9と接触しても撥水性なの
で容易に破れることもない。従って、ミルク溶解液4が
ほぼ40℃に加温した状態で、リング状止め材7のガス
透過性膜9を剥がし、リング状止め材7の開口7Aから
所定量のミルク粉末を容器本体2の投入室6に投入す
る。そして、止め材7を一旦外して人工乳首8を容器本
体2の開口2Aに接続し、再び止め材7を容器本体2に
取付けて図7の状態とする。
【0016】次に、図8に示す如く一対の剥離操作フィ
ン14、14を離間させ、容器本体2の投入室6と充填
室5を連通させる。そして、ミルク粉末10をミルク溶
解液4に溶解し、これを授乳ミルクとして提供する。こ
のように構成された哺乳容器1にあって、哺乳容器1を
長期間貯蔵して置いてもミルク溶解液4が水腐りや菌の
繁殖を生じることがない。このため、煮沸などを必要と
しない安全なミルク溶解液4にミルク粉末を投入して調
製することができる。このため、電子レンジ等に10秒
間程度の加温で授乳ミルクが直ぐに提供できる。また細
菌や黴などの繁殖が全く見られない精製水であるため、
アトピー等の幼児患者のアレルギーなどを極力防止する
ことができる。また、ミルクの選択も使用者は適宜選択
することができるので、アトピー患者などに好ましい対
応を採ることができる。またミルク粉末10をミルク溶
解液4に溶解する際にも、隔離シール壁3を容器本体2
外から開放するので、その操作が無菌的且つ簡単にする
ことができる。尚、上記実施例ではミルク溶解液4を無
菌充填水としたが、水以外の安定な糖、ミネラル、ビタ
ミン、安定剤などを溶解しておいても良い。上記実施例
では容器本体2に隔離シール壁3を形成した後に高圧蒸
気滅菌したが、リング状止め材7を容器本体2に取り付
けてから高圧蒸気滅菌すれば、ミルク投入室6も滅菌さ
れ、更に安全且つ清潔に使用することができる。また上
記実施例では隔離シール壁3は充填室5と投入室6との
間の全てにおいてピールシール部としたが、本発明では
充填室5と投入室6とを連通させることができる限り、
一部のピールシール部となっていても良い。
【0017】図9は第一実施例の哺乳器1の第一変形例
の哺乳器21を示したものである。第一実施例と相違す
る点は、容器本体2の投入室6にミルク粉末10が既に
充填されていることである。このような構成にあって
は、野外などに携帯として持ち歩き、ミルク溶解液4の
充填室5を使い捨てカイロなどで人肌に加熱した後、隔
離シール壁3を開封してミルク粉末10とミルク溶解液
4を混合すれば、清潔且つ安全な調整ミルクが哺乳器1
内に提供することができる。図10は第一実施例の哺乳
器1の第二変形例の哺乳器15を示したものである。ミ
ルク粉末10は容器本体2の開口2Aに取り付けられた
収納容器16に収納されている。これは、第一変形例の
哺乳器1と同様な作用効果を発揮する。
【0018】図11は第一実施例の哺乳器1の第三変形
例の哺乳器17を示したものである。哺乳器17の容器
本体2のミルク投入室6に人工乳首8が収容されてい
る。かかる人工乳首8は容器本体2の高圧蒸気滅菌時に
すでに取付られ、完全な滅菌がなされている。人工乳首
8はほぼ紡錘形状の弾性部材で形成され、その先端には
球状の授乳口8Aが形成され、基端にはフランジ状の周
縁部8Bが肉厚に形成されている。周縁部8Aは止め材
7の内顎部78の内面に当接されて互いの液密性が保た
れる。本実施例の人工乳首8はイソプレンゴムの成形物
である。しかし、本発明においてはこのようなゴムに限
らず、それ自体公知の弾性を有するゴムの使用が可能で
あり、合成ゴムに限らず天然ゴムの使用もできる。また
汎用されつつあるポリエチレンエラストマー等でも良
い。このような構成にあっては、野外に携帯で哺乳器1
7を持ち込んだ場合に、使い捨て人工乳首8を清潔に維
持したまま、容器本体2の開口2Aに取付け、授乳を安
全に実施することができる。図12は第一実施例の哺乳
器1の第四変形例の哺乳器18を示したものである。容
器本体2の投入室6には既にミルク粉末10が充填さ
れ、また開口2Aには収容部材19が取付られて収容部
材19には人工乳首8が収容されている。このような構
成にあっては、全てのものが準備されるため外出先での
ミルクの授乳が容易にできる。
【0019】次に図13乃至図15を参照して第二実施
例の哺乳器41を詳述する。図13に示す如く、哺乳器
41の容器本体42は、インフレーション成形されたチ
ューブ状の樹脂シートが所定の長さに裁断されて両端部
42A、42Bを熱シールして形成されている。樹脂シ
ートは厚み400μmで可撓性があり、ピールシール部
の形成可能な直鎖状低密度ポリエチレンとプロピレンの
ブレンド物である。端部42Aの熱シールの際に開口ポ
ート43が取付けられる。開口ポート43はポリプロピ
レンの射出成形物からなり、漏斗状に形成されている。
また開口ポート43は人工乳首8の収納が可能な径に形
成され、開口ポート43の接続開口43Aにはフランジ
部44が形成されてフランジ部44は人工乳首8の周縁
部との接続端面となっている。また、開口ポート43の
内壁に計量リブ47が突設されており、図14に示す如
く開口ポート43の下部開口43Bが容器本体42を折
り曲げてその内面で覆われたときに、計量リブ47はミ
ルク粉末10を投入室46に投入する際の計量カップの
目盛りとなる
【0020】非使用時には、開口ポート43にはフラン
ジ部44を介して蓋体44が着脱可能に取り付けられ、
蓋体48は開口ポート43に収納された人工乳首及び投
入室46を無菌的且つ衛生的に維持している。ミルク溶
解液4は無菌精製水であり、開口ポート43から注入さ
れる。ミルク溶解液4は容器本体42の中間部に形成さ
れた隔離シール壁3により液密に充填されており、隔離
シール壁3は上述と同様にピールシール部に形成されて
いる。従って、容器本体42は隔離シール壁3によりミ
ルク溶解液4の充填室45とミルク粉末10の投入室4
6とに分けて液密に形成されている。開口ポート43に
人工乳首8及び蓋体48が取り付けられた状態で、容器
本体42が高圧蒸気滅菌されて、充填室45、投入室4
6及びミルク溶解液4は確実な滅菌処理がなされてい
る。
【0021】図15に示す如く、哺乳器41にはその付
属品としてカラー51及び止め材52が使用時に取り付
けられる。カラー51は止め材52と螺合して互いに結
着する螺合部が形成された開口部51Aと、哺乳器41
の本体42の大部分を覆う手握り部51Bとからなる筒
状で透明で保形性の射出成形物である。また止め材52
はカラー51に結着したときに人工乳首8を開口ポート
43に液密に接続させることができる。このように構成
された、第二実施例の哺乳器41は、第一実施例の哺乳
器1と同様に安全且つ衛生的に取り扱うことができる共
に、ミルク調整も簡単にできる他に、以下の点の簡易操
作ができる。
【0022】使用に際して哺乳器41を図13の状態で
電子レンジなどの簡易加温器手段で10乃至20秒程度
でミルク溶解液4を温度40℃程度に加温する。図14
に示す如く哺乳器41から蓋体48及び人工乳首8を外
し、開口ポート43を容器本体42に対して折り曲げ、
容器本体42の内壁で開口ポート43の下部開口43B
を閉じる。かかる状態で開口ポート43にミルク粉末1
0を注ぎ、計量リブ47の位置まで投入する。そして、
開口ポート43と容器本体42とを元の状態に戻し、一
旦、蓋体48で開口ポート43を閉じる。次に、隔離シ
ール壁43を破封して充填室45と投入室46とを連通
し、ミルク粉末10をミルク溶解液4に溶解して簡単に
人肌のミルク調整を行う。かかる状態でカラー51に内
に哺乳器41を挿入して止め材52により、カラー5
1、容器本体42、及び人工乳首8の接続口を互いに結
着する。これにより、授乳を開始することができる。従
って、哺乳器41は使い捨てとし、カラー51及び止め
材52を使い捨てにしないことにより、経済的な使用が
でき、またカラー51には生産レベルでは比較的コスト
アップにつながり使い捨てのできない簡易の液晶温度計
或いは簡易な色相変化を起こす温度センサーを取付け
て、より効率の良い使用勝手とすることができる。また
上記実施例では投入室46にミルク粉末10を予め充填
しなかったが、最初から充填しておいても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る哺乳器
によれば、使用時に開口に人工乳首が液密に接合される
樹脂容器本体と、上記容器本体の胴部に形成される隔離
シール壁と、上記隔離シール壁により液密に上記容器本
体に充填されるミルク用溶解液とからなり、上記隔離シ
ール壁は容器本体外から剥離開放可能なピールシール部
であり、上記ミルク用溶解液は無菌又は滅菌充填溶液で
あるので、使い捨ての便利なで安全且つ衛生的な哺乳容
器であって、ミルク調製時に、ミルクを冷却する手間も
なく簡易な発熱手段で容易にミルクを適温にすると共
に、アレルギー異常を極力防止したミルクの調製ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る哺乳器の第一実施例の半断面図で
ある。
【図2】(A)及び(B)は第一実施例の哺乳器の本体
成形物の半断面図である。
【図3】(A)及び(B)は第一実施例の哺乳器の本体
成形物に隔離シール壁を形成した際の半断面図である。
【図4】図2の容器本体成形物のI−I線に沿った断面
図である。
【図5】図3の容器本体成形物のII−II線に沿った
断面図である。
【図6】第一実施例の哺乳器を使用する際にミルク粉末
を投入した半断面図である。
【図7】第一実施例の哺乳器を使用する際に人工乳首を
取り付けた半断面図である。
【図8】第一実施例の哺乳器を使用する際にミルク粉末
とミルク溶解液とを混ぜた状態を示す半断面図である。
【図9】第一実施例の哺乳器に予めミルク粉末が投入し
てある状態を示した半断面図である。
【図10】第一実施例の哺乳器に予めミルク粉末が投入
してある状態を示した半断面図である。
【図11】第一実施例の哺乳器のミルク粉末の投入室に
人工乳首を予め収納した半断面図である。
【図12】第一実施例の哺乳器に予めミルク粉末及び人
工乳首を収納した半断面図である。
【図13】本発明に係る哺乳器の第二実施例半断面図で
ある。
【図14】第二実施例の哺乳器を使用する際のカラーを
取付けた状態を示す断面図である。
【図15】第二実施例の哺乳器を使用する際にミルク粉
末を定量する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 哺乳器 2 容器本体 3 隔離シール壁(ピールシ
ール部) 4 滅菌精製水 5 充填室 6 ミルク粉末投入室 7 止め材 8 人工乳首 9 シール材 11 くびれ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に開口に人工乳首が液密に接合さ
    れる樹脂容器本体と、上記容器本体の胴部に形成される
    隔離シール壁と、上記隔離シール壁により液密に上記容
    器本体に充填されるミルク用溶解液とからなり、上記隔
    離シール壁は容器本体外から剥離開放可能なピールシー
    ル部であり、上記ミルク用溶解液は無菌又は滅菌充填液
    であることを特徴とする哺乳器。
  2. 【請求項2】 上記ミルク用溶解液は上記容器本体と共
    に蒸気滅菌された滅菌充填液であることを特徴とする請
    求項1記載の哺乳器。
  3. 【請求項3】 上記容器本体の開口と上記隔離シール壁
    との間に形成されるミルク投入室に人工乳首を収容して
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の哺乳器。
  4. 【請求項4】 上記容器本体の開口と上記隔離シール壁
    との間に形成されるミルク投入室にミルク粉末の計量カ
    ップを有していることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の哺乳器。
  5. 【請求項5】 上記容器本体の開口と上記隔離シール壁
    との間に形成されるミルク投入室に予めミルク粉末を収
    容していることを特徴とする請求項1乃至3記載の哺乳
    器。
  6. 【請求項6】 上記容器本体は、上記開口と上記隔離シ
    ール壁との間に形成される投入室の壁が手握り可能な保
    形性を有し、また上記ミルク用溶解液が充填される充填
    室の壁が可撓性を有していることを特徴とする請求項1
    乃至5の何れかに記載の哺乳器。
  7. 【請求項7】 上記容器本体はブロー成形物であり、上
    記隔離シール壁の形成位置に鋭角な折り曲げ角部が設け
    られていることを特徴とする請求項6記載の哺乳器。
  8. 【請求項8】 上記容器本体は非保形性の樹脂容器から
    なり、また上記容器本体の開口に着脱可能に取付られる
    カラーを有し、上記カラーは保形性の透明筒状成形物か
    らなり、上記容器本体の全部又は一部を覆って、容器の
    手握部として用いることを特徴とする請求項1乃至5の
    何れかに記載の哺乳器。
  9. 【請求項9】 上記カラーには簡易温度センサーが設け
    られていることを特徴とする請求項8記載の哺乳器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5279867A (en) * 1989-09-14 1994-01-18 L'air Liquide Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Process for producing a deposit of an inorganic and amorphous protective coating on an organic polymer substrate

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US5279867A (en) * 1989-09-14 1994-01-18 L'air Liquide Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Process for producing a deposit of an inorganic and amorphous protective coating on an organic polymer substrate

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