JPH09216112A - キーカッティング機械及び該機械によるキーの複製方法 - Google Patents

キーカッティング機械及び該機械によるキーの複製方法

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JPH09216112A
JPH09216112A JP8335903A JP33590396A JPH09216112A JP H09216112 A JPH09216112 A JP H09216112A JP 8335903 A JP8335903 A JP 8335903A JP 33590396 A JP33590396 A JP 33590396A JP H09216112 A JPH09216112 A JP H09216112A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アナログモード、又はデジタルモードの何れ
かにて、選択的に作動させることによって、片側又は両
側キーの何れかを複製することができる一方、ユーザ指
定のキーコードに応答して、適当なビット切欠きパター
ンが選択されるようにする。 【解決手段】 キーカッティング機械10は、カッター
ホイール40と、キー従動子54と、マスターキー64
及びキーブランク22を所定の位置に保持するキー位置
決め装置48とを備えている。長手方向変位要素52及
び横方向変位要素46がカッターホイール40及びキー
ブランクを互いに関して変位させる。第一及び第二の電
子位置センサが、それぞれキーブランクブレードに関す
るカッターホイール40の位置を電子的に規定する、カ
ッターホイール40の長手方向及び横方向位置信号を発
生させる。モード制御システムがアナログモード、又は
デジタルモードの何れかにてキーカッティング機械10
を選択的に作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーカッティング
機械、より具体的には、マスターキーのビット切欠きパ
ターンを追跡し且つその追跡したビット切欠きパターン
をキーブランクブレード上に複製し得るような形態とす
ることができるか、又は、マスターキーのビット切欠き
パターンを基準とせずに、キーコードを利用して、複製
キーを形成することができるキーカッティング機械に関
する。
【0002】
【従来の技術】マスターキーのビット切欠きパターンを
機械的に追跡し且つ複製するか、又は、キーコード、或
いは、一連の指定深さで規定されたビット切欠きパター
ンを機械的に、又は電子的に複製し得るように、各種の
キーカッティング機械が設計されている。
【0003】ビリングス(Billings)への米国
特許第943,806号には、マスターキーのビット切
欠きパターンを機械的に追跡するキー従動子を備えるキ
ーカッティング機械が開示されている。
【0004】エングルバート(Englebert)へ
の米国特許第1,135,676号には、カッターホイ
ールと、マスターキーのビット切欠きパターンを追跡す
るキー従動子とを備えるキーカッティング機械が開示さ
れている。
【0005】フォーク(Falk)への米国特許第1,
750,218号には、マスターキーのビット切欠きパ
ターンを機械的に追跡し且つキーブランク上に複製する
か、又はマスターキーのビット切欠きパターンを基準と
せずに、数値コードを基準として、カッターホイールの
位置を機械的に制御して、複製キーを形成することがで
きる二重モードのキーカッティング機械が開示されてい
る。
【0006】ウィリアムズ(Williams)への米
国特許第1,775,921号には、マスターキーのビ
ット切欠きパターンを機械的に追跡し且つキーブランク
上に複製するか、又はマスターキーのビット切欠きパタ
ーンを基準とせずに、数値コードを基準として、カッタ
ーホイールの位置を機械的に制御して、複製キーを形成
することができる二重モードのキーカッティング機械が
開示されている。
【0007】ハンセン(Hansen)への米国特許第
1,889,461号には、目盛り付きのテンプレート
40(カッターホイールが該テンプレート40により制
御された深さにてキーブランクに切欠きを形成すること
を可能にする)を基準とすることにより、ビット切欠き
パターンをキーブランクに形成するキーカッティング機
械が開示されている。
【0008】ルーズ(Roos)への米国特許第1,9
23,164号には、テンプレート(カッターホイール
6の切込み深さを制御する)を形成する、長手方向に且
つ円周方向に離間した穴を有するシリンダ18を利用す
る、機械的なコードカッターキー複製装置が開示されて
いる。
【0009】アレン(Allen)への米国特許第3,
440,906号には、マスターキーのビット切欠きパ
ターンを追跡するか、又は、図7に示したプラグ170
を使用して、キーの追跡ではなくて、キーのコードに基
づいてキーブランクにビット切欠きパターンを切り込む
機能を備えた、キーカッティング機械が開示されてい
る。
【0010】ヘイマン(Heimann)への米国特許
第4,143,582号には、2ステップから成るキー
の複製工程が開示されている。その第一のステップは、
マスターキーの両側部の各々における薄い金属片に三次
元記録をすることを含む。次に、この三次元的記録を使
用して、キーの複製装置の作動を開始させ且つ制御し、
このキー複製装置が三次元的記録からデータを取得し、
マスターキーのビット切欠きパターンと同一のビット切
欠きパターンを有するキーを製造する。
【0011】ダハルグレン(Dahlgren)への米
国特許第4,437,150号には、ユーザが供給した
データを処理するインテリジェント端末を有する彫刻工
具が開示されている。この彫刻装置は、命令を駆動信号
に変換する制御装置を備えており、該駆動信号は、機械
的工具の操作装置に伝達されて、このため、その機械的
工具は、駆動命令に応答して操作される。
【0012】ウエダ(Uyeda)への米国特許第4,
780,032号には、マスターキーのビット切欠きパ
ターンをキーブランク上に追跡し、又は一度に一つずつ
ガイドカム57によりキーブランク上に複製された製造
メーカのコードを基準として、複製キーを形成する機能
を有するキーカッティング機械が開示されている。
【0013】アギウス(Agius)及びその他の者へ
の米国特許第4,898,504号には、錠の製造メー
カのコードに応答して所望のビット切欠きパターンを形
成し得るように追跡し、又はキーブランクに切り込むこ
とにより、マスターキーのビット切欠きパターンを複製
する機能を有する別のキーカッティング機械が開示され
ている。コードに基づくキーの複製工程モードにおいて
は、図6に示したカム要素34が使用される。
【0014】ファーデル(Fadel)への米国特許第
5,128,531号には、カッターホイール14に関
するキー12のX軸線及びY軸線の位置を制御するステ
ッパモータ5、8を使用する電子式のキー複製装置が開
示されている。フォトエミッタ/光検出器装置がマスタ
ーキーのビット切欠きパターンを読み取り、コンピュー
タ制御に応答して、このパターンを使用し、ステッパモ
ータ5、8を位置決めして、直接、機械的に基準とせ
ず、即ち、マスターキー11のビット切欠きパターンを
追跡せずに、マスターキー11のビット切欠きパターン
をキーブランク11上に複製することを許容する。
【0015】ヘリディア(Heredia)への米国特
許第5,271,698号には、対向して横方向に並進
可能であるが、長手方向には固定された一対のカッター
ヘッドを有するキーカッティング機械が開示されてい
る。取り外し可能なカセットが各種のキーに対するキー
保持具として機能する。一つのカセットの実施の形態
は、機械的な切欠きパターンのシュミレータを備えてお
り、このヘリディアの特許に開示された切欠きパターン
のシュミレータを使用することにより、キーコードによ
り特定されたキーをキーブランク上に複製することを可
能にする。
【0016】独国特許第2951065号には、マスタ
ーキーのビット切欠きパターンを基準とせず、即ち、こ
のビット切欠きパターンを追跡せずに、製造メーカのキ
ーコードを基準とするだけで、両側キーにビット切欠き
パターンを切り込むコンピュータ制御によるキーカッテ
ィング機械が開示されている。カッターホイールF1、
F2の横方向位置は、参照符号D1、D2で表示された
装置により電子機械的に制御される。カッターホイール
F1、F2の長手方向位置は、参照符号B、Cで表示し
た装置により制御される。
【0017】日本国特許第0201708号には、キー
の製造メーカのコードに応答して、所定のビット切欠き
パターンをキーブランクのブレードに切削するコンピュ
ータ制御式切削機械が開示されている。この開示された
装置は、マスターキーのビット切欠きパターンを追跡す
ることを含む如何なる形態のキー複製も行わない。
【0018】欧州特許第133,091号には、製造メ
ーカのキーコードをキーブランク19のブレードにビッ
ト切欠きパターンとして電子的に変換する装置が開示さ
れている。モータ6は、プーリー装置8、10を通じ
て、カッターホイール12(基部5に堅固に結合されて
いる)を回転させる。コンピュータ制御によるアクチュ
エータ16は、カッターホイール12に関するテーブル
14及びキーブランク19の横方向位置を制御する。ア
クチュエータ17がテーブル14に堅固に結合されてお
り、カッターホイール12に関するキーブランク19の
長手方向位置を制御する。この装置において、キー19
は、固定位置のカッターホイール12に関して長手方向
及び横方向の双方に変位される。この特許に開示された
装置は、そのビット切欠きパターンをキーブランクのブ
レードに複製する目的のため、機械的に追跡すること、
即ち、マスターキーがビット切欠きパターンを従動する
ことはできない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】故に、本発明の主たる
目的は、アナログモード(キー従動子が機械的に追跡し
て、カッターホイールがキーブランクのブレードにマス
ターキーのビット切欠きパターンを機械的に複製するこ
とを許容するモード)、又はデジタルモード(同一のキ
ーカッティング機械がマスターキーのビット切欠きパタ
ーンを基準とせずに、キーコードにより規定されたビッ
ト切欠きパターンを電子的に複製することができるモー
ド)の何れかにて、選択的に作動させることによって、
片側又は両側キーの何れかを複製することができるキー
カッティング機械を提供することである。
【0020】本発明のもう一つの目的は、規定されたビ
ット切欠きパターンを電子制御装置に記憶させて、ユー
ザ指定のキーコードに応答して、適当なビット切欠きパ
ターンが選択されるようにした、キーカッティング機械
を提供することである。
【0021】本発明のもう一つの目的は、アナログモー
ドで作動している間に、キー従動子(マスタービット切
欠きパターンに係合する)によりカッターホイールを横
方向に変位させることを許容するか、又はデジタルモー
ドにて作動している間に、マスターキーのビット切欠き
パターンを基準とせずに、コンピュータ制御の下、カッ
ターホイールを横方向に変位させて、キーブランクに所
定のビット切欠きパターンを電子的に複製する、キーカ
ッティング機械を提供することである。
【0022】本発明の更に別の目的は、装置がデジタル
モードにて作動しているとき、カッターホイールに関す
るキーブランクの所定の横方向及び長手方向への必要な
変位を為させるように、一対の線形アクチュエータ又は
一対のステッパモータの何れかを利用するキーカッティ
ング機械を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】簡単に説明すると、本発
明の第一の実施の形態によれば、長手方向軸線及び横方
向軸線を有するキーカッティング機械は、長手方向軸線
及び横方向軸線と、長さと、所定のビット切欠きパター
ンを受け入れるブレードと、肩部と、先端とを有するキ
ーブランクに所定のビット切欠きパターンを切り込み得
る形態とされている。この所定のビット切欠きパターン
の形態は、デジタルデータの信号、又は長手方向軸線及
び横方向軸線を有するマスターキーのブレードのビット
切欠きパターンの何れかで具体化される。
【0024】このキーカッティング機械は、カッター
と、カッターホイールから離間されたキー従動子と、該
カッターホイールを回転させるモータとを備えている。
【0025】キーの位置決め装置は、第一のキー位置決
め装置と、第二のキー位置決め装置とを含んでいる。該
第一のキー位置決め装置は、マスターキーの長手方向軸
線及び横方向軸線をキーカッティング機械の長手方向軸
線及び横方向軸線と整合させ且つマスターキーブレード
に関する第一の長手方向及び横方向の割り出し位置に規
定する。第二のキー位置決め装置は、キーブランクの長
手方向軸線及び横方向軸線をキーカッティング機械の長
手方向軸線及び横方向軸線と整合させる。また、第二の
キー位置決め装置は、マスターキービット切欠きパター
ン及びキーブレードブランクを互いに関して整合させ、
更に、キーブランクブレードに関する第二の長手方向及
び横方向割り出し位置を規定する。
【0026】長手方向変位要素がカッターホイール及び
キーブランクブレードを互いに関して長手方向に変位さ
せる。
【0027】第一の電子位置センサが長手方向変位要素
に結合されており、第二の長手方向割り出し位置に関す
るカッターホイールの長手方向位置を測定し、カッター
ホイールの長手方向位置信号(キーブランクブレードに
関するカッターホイールの長手方向位置を規定する)を
発生させる。
【0028】横方向変位要素がカッターホイール及びキ
ーブランクブレードを互いに関して横方向に変位させ
る。
【0029】第二の電子位置センサが横方向変位要素に
結合されており、第二の横方向割り出し位置に関するカ
ッターホイールの横方向位置を測定し、カッターホイー
ルの横方向位置信号(キーブランクブレードに関するカ
ッターホイールの横方向位置)を規定するを発生させ
る。
【0030】モード制御システムは、アナログモード又
はデジタルモードの何れかにてキーカッティング機械を
選択的に作動させる。アナログモードにおいて、横方向
変位要素は不作動とされ、キー従動子がマスターキービ
ット切欠きパターンに係合して、キー従動子及びマスタ
ーキーブレードが互いに関して長手方向に変位されたと
き、カッターホイール及びキーブランクブレードを互い
に関して横方向に変位させ、マスターキービット切欠き
パターン及びキーブランクブレードを機械的に追跡し且
つ複製する。デジタルモードにおいて、該横方向変位要
素は、デジタルデータ信号、及び長手方向及び横方向カ
ッターホイールの位置信号に応答して、カッターホイー
ル及びキーブランクブレードを互いに関して横方向に変
位させる。この間に、カッターホイール及びキーブラン
クブレードは、互いに関して長手方向に変位されて、マ
スターキービット切欠きパターンを基準とせずに、キー
ブランクに所定のビット切欠きパターンを電子的に複製
する。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の内容は、特に、特許請求
の範囲に記載されている。しかしながら、本発明の作用
と共に、その他の目的及び有利な点は、添付図面と共
に、以下の詳細な説明を読むことにより一層よく理解さ
れよう。
【0032】本発明の利点及び当該技術に対するその貢
献度を一層良く示すために、本発明の機器の幾つかの好
適な実施の形態に関して、以下に詳細に説明する。
【0033】先ず、図1A、図1B、図6、図7及び図
8を参照すると、本発明は、キーカッティング機械10
のケースのカセット受け入れ穴14内に選択的に挿入す
ることができる一組みのキー位置決め装置、即ちカセッ
ト12を備えている。
【0034】電子制御装置16は、ユーザ操作による制
御盤18と、LCDディスプレイパネル20とを備えて
いる。電子制御装置16は、デジタルデータベースを恒
久的に記憶させたEPROM(消却可能プログラム読み
取り専用記憶装置)を備える従来型式のマイクロプロセ
ッサ利用のデータ処理システムを備えている。
【0035】本発明のキーカッティング機械は、アナロ
グモード又はデジタルモードの何れかにて作動可能であ
る。アナログモードにおいて、該キーカッティング機械
は、その開示内容を引用して本明細書に含めた、199
5年8月22日付けで付与された、米国特許第5,44
3,339号の図16乃至図48に開示されたものと略
同一である構造体を使用する。デジタルモードに切り換
えたとき、本発明のキーカッティング機械は、キー従動
子を不作動にし、システムの要素の全ての動作を電子的
に制御して、マスターキーのビット切欠きパターンを基
準とせず、即ち、該ビット切欠きパターンを追跡せず
に、キーブランクにビット切欠きパターンを複製するこ
とができる。本発明のキーカッティング機械がアナログ
モード又はデジタルモードの何れかにおいて、選択的に
作動し得るようにすべく、上記米国特許第5,443,
339号に開示されたキーカッティング機械システムに
対して為す重要な改造点は、以下に詳細に説明する。
【0036】デジタル作動モードにおいて、本発明のキ
ーカッティング機械は、電子キーコード複製システムに
再構成される。この電子キーコード複製システムは、自
動車業界にて特に有用である。自動車業界では、自動車
の識別番号(VIN)に含まれるデータを二次的なデー
タベースを通じて検索し且つ解読し、順々に配置された
系統の番号を得て、コードに従って切込むことによる自
動車のキーを複製することに代えて、その番号を使用す
ることができる(キーを追跡するのではなくて)。
【0037】例えば、フォードのロングキーと称するフ
ォード(Ford)の特別なエンジンキーは、キーブレ
ードの両側部の各々の長さに沿って10個の切欠きを有
している。フォードのエンジンキーの長さに沿った各切
欠きの長手方向位置は、工場の仕様に従って固定され
る。唯一の可変値は、各切欠きの深さである。VINに
おける特定の系統の場を基準とし且つフォードの特約店
がアクセス可能である特別なデータベースを基準とする
ことにより、特約店は、VINコードを10個の数字か
ら成る適当な数字列に変換することができ、この数字
は、こうしたコード番号を基準としするだけで、紛失し
たフォードのエンジンキーを複製することを可能にす
る。
【0038】図2、図2A、図3、図4及び図5を参照
しつつ、本発明のデジタル又はコードカッティングの作
動モードの基礎となる原理について説明する。図2に
は、典型的な片側キー22のブレードの側面図が図示さ
れている。かかる片側キーは、先端24と、肩部26
と、該先端24と肩部26との間を伸長するキーブレー
ドとを備えている。該キーブレードは、全体として考え
たとき、キーのビット切欠きパターンと称することので
きる、深さ可変の複数の切欠き又はカット部分を受け得
る形状とされた外面28を有している。
【0039】図2において、肩部26における「O」で
始まり、先端24における符号「5」まで続く、長手方
向に離間した一連の長手方向軸線、即ち、Y軸線のマー
クが一連の平坦部分の各々の中心点(錠の対応するタン
ブラーと相互に接続する)を規定する。図2の右側に示
した長手方向位置、及び切込み深さが関連する錠のタン
ブラーの位置及び長さに対応するならば、そのキービッ
ト切欠きパターンは、錠のタンブラーと適合し、キーで
錠を開けることを可能にする。図2に図示するように、
ビット切欠きパターンにおける各平坦部分の切込み深
さ、又はX軸線は、0で始まる深さにより規定すること
ができる(この深さは、図2の場合、キーブレードの外
面28の未カット部分の最大の切込み深さである、5レ
ベルの切込み深さと同程度の深さを示す)。当業者に周
知であるように、長手方向に離間した平坦な部分の利用
可能な数、及び特別なキー型式に利用可能な切込み深さ
の数は著しく異なる。
【0040】本発明のデジタル作動モードの好適な実施
の形態において、一般に、レーザカット技術として公知
である標準的なビット切欠きパターンのカッティング技
術を選択し且つ電子制御装置16内にプログラム化し
て、典型的なキーコードから得られた系統の数字に応答
して、適当なビット切欠きパターンを形成する。レーザ
カット技術によれば、ビット切欠きパターンの各平坦部
分の幅又は長さは一定とされる一方、カット側部の傾斜
角度は、各平坦部分の位置及び深さにより決まる所定の
パターンに従って異なる。
【0041】図2Aには、一定の長さ又は一定幅の平坦
部分30と、角度付きの側部32とが示してある。これ
らの平坦部分30及び側部32は、隣接する一定幅又は
均一な幅の平坦部34、36(0レベルの切込み深さ)
と相互に接続するように切り込まれている。図2Aに図
示するように、レーザカット技術は、隣り合った平坦部
分の端部分を直線で接続するだけで、側部32の長さ及
び傾斜方向を規定する。図3には、ビット切欠きパター
ン38を規定する一連の一定幅の平坦部のX軸線(深
さ)及びY軸線(長手方向位置)が図示されている。レ
ーザカット技術は、所定のビット切欠きパターンを幾何
学的形態を規定する好適なモードである一方、ビット切
欠きパターンの幾何学的形態を規定するその他多くの周
知の技術が本発明により容易に適用可能である。
【0042】図4及び図5には、モータ被動のカッター
ヘッド42に接続されたカッターホイール40を横方向
変位要素46の軸方向に変位可能なねじ付きシャフト4
4により横方向に変位させる方法(X軸線変位)の概念
図が図示されている。図5に図示するように、キー22
は、キーの位置決め装置48によりクランプ止めされ、
また、該キーは、長手方向変位要素52の軸方向に変位
可能なシャフト50によって長手方向に変位される(Y
軸線変位)。以下に説明するように、横方向変位要素4
6及び長手方向変位要素52は、一般に、コンピュータ
制御による線形アクチュエータ、又はステッパモータの
形態をとる。該アクチュエータ、又はステッパモータ
は、その出力シャフトを正確な制御状態にて急速に変位
させて、カッターホイール40の刃部分を正確にX軸線
及びY軸線方向に変位させる。図4及び図5に図示する
ように、カッターホイール40の正確なX軸線変位及び
Y軸線変位を利用して、適当な位置制御信号に応答し、
キーブランクに所定のビット切欠きパターン(データベ
ースにデジタルデータとして記憶されたもの)を複製す
ることができる。
【0043】次に、図6、図7、図8を参照しつつ、本
発明のデジタル式に制御されたコードカッティングの複
製形態の好適な実施の形態について詳細に説明する。本
発明のこの形態は、キー従動子54を有するカッターヘ
ッド42と、駆動モータ56により回転されるカッター
ホイール40とを利用する。カッターヘッド42は、線
形軸受組立体60によりキーカッティング機械の基部5
8に結合されている。この線形軸受組立体60は、図8
に図示するように、カッターヘッド42を参照符号62
で示すように、横方向に、又は前後方向にのみ変位させ
て(X軸線変位)、カッターホイール40の刃部分がキ
ーブランク22のブレードに貫入する深さを制御するこ
とを可能にする。線形軸受組立体60は、カッターヘッ
ド42の長手方向変位、又はY軸線変位を防止する。ま
た、該線形軸受組立体は、カッターヘッド42を偏倚し
て、キーブランク22のブレードと係合させる内部の偏
倚ばねを備えている。キーカッティング機械のこうした
構造的要素は、米国特許第5,443,339号に記載
されたものと略同一である。
【0044】図7には、本発明のデジタル作動モードに
おいて、キー従動子54と整合させた第一の高い位置に
保たれたマスターキー64が図示されている。このマス
ターキー64は、キー従動子54との係合を回避し得る
ように選択される。このマスターキー64は、上記の米
国特許第5,443,339号の図18に示したような
安全遮断スイッチ902を作動させるという唯一の機能
を果たす。この目的のため、デジタル作動モードにおい
て、マスターキー64は、一般に、錠こじあけ具(fa
lse key)(キー従動子54との係合を回避する
幅の狭いブレードを有する)と称される形態をしてい
る。デジタル作動モードにおいて、キー従動子54は効
果的に不作動とされる。
【0045】上記米国特許第5,443,339号の図
19に記載されているように、本発明の一つの実施の形
態において、図1Aに参照符号66で図示したキーカッ
ティング機械のケースの前方部分は、定位置の後方ケー
ス部分68までY軸線に沿って長手方向に変位されてい
る。
【0046】図8には、前方ケース部分66に取り付け
られたキー保持カセット12の長手方向変位、即ち、Y
軸線変位が長手方向変位要素52によって制御されるこ
とが示されている。この長手方向変位要素は、本発明の
好適な実施の形態において、カリフォルニア州、サンタ
クレア3509、ライダーストリートのリン・エンジニ
アリング(Lin Engineering)から販売
されている、10乃至32個のねじを有するサイズ7の
NEMA線形アクチュエータのような、コンピュータ制
御式の線形アクチュエータの形態をしている。アクチュ
エータ52のねじ付きシャフト50、又は導入ねじは、
アクチュエータ52の両端から伸長している。該導入ね
じの制御は、モータのアーマチャの一部である雌ねじ付
きナット70の略第一及び第二の方向への回転動作によ
って行われる。導入ねじブロック72は、回転防止ピン
を受け入れ得る形態とされている。該回転防止ピンの端
部は、ブロック72の全長に沿って伸長する対向した一
対の切欠き内に着座している。この回転防止ピンは、シ
ャフト50の中心を貫通して伸長している。このピン/
切欠きの構造体は、回転防止ピンが回転せずにブロック
72内で長手方向に動くことを許容し、これにより、シ
ャフト50の意図しない回転動作を防止する。その結
果、アクチュエータ52のねじ付きナット70を第一の
方向に回転させると、ねじ付きシャフト50が第一の方
向に向けて直線状に変位される一方、アクチュエータ5
2のねじ付きナット70を第二の方向に回転させれば、
シャフト50は反対方向に直線方向に変位する。
【0047】シャフト50の先端74は、壁76に押し
付けられる。この壁76は、基部58に結合されて、参
照符号78で示す長手方向、即ちY軸線に向けて該壁7
6が一方向に動作を行うことができる。ばね80は、図
8に示すように、線形アクチュエータ52に対して壁7
6を偏倚させる。これと代替的に、シャフト50の先端
74は、壁76に直接、結合してもよい。
【0048】上記の米国特許第5,443,339号に
示したキーカッティング機械の場合のように、図6、図
7及び図8には、明確化のため、カセット12が図示さ
れていないが、マスターキー64及びキーブランク22
は、キーの複製工程中、そのカセットキーの位置決め装
置内に保持され且つ長手方向定位置のカッターヘッド4
2に関して長手方向に変位される。マスターキー64
は、カセット12の一定のキー位置決め装置内の第一の
位置に保持されている一方、キーブランク22は、カセ
ット12内の第二のキー位置決め装置内の第二の位置に
保持される。本発明の好適な実施の形態において、マス
ターキー64及びキーブランク22は、単一の長手方向
基準点に関して長手方向に整合され、また、単一のカセ
ット12内の第一及び第二の位置にクランプ止めされ、
更に、当該カセット内で共に、長手方向に変位される。
システムの多機能が損なわれても差し支えなければ、カ
セット12に代えて、恒久的に取り付けたキー位置決め
装置を使用してもよい。
【0049】米国特許第5,443,339号の図1乃
至図15に図示されたように、カッターヘッド42は、
一定位置のキー位置決め装置に関して横方向及び長手方
向の双方に変位可能な形態とすることができる。本発明
のアナログ及びデジタルキー複製モードは、その代替的
なシステムの設計と完全に適合可能である。
【0050】図6、図7及び図8に図示するように、本
発明の横方向変位要素は、線形アクチュエータ52と略
同一である第二の線形アクチュエータ46の形態をして
いる。線形アクチュエータ46は、基部58に堅固に結
合されており、そのシャフト44をX軸線に関して横方
向に変位させる。シャフト44の先端82は、ブラケッ
ト84(カセット12の下方を伸長し且つカッターヘッ
ド42の対向する側面に結合されている)に圧接し且つ
該側面に押し付けられる。アクチュエータ52の場合と
同様に、アクチュエータ46のシャフト44は、回転防
止ピンを有する導入ねじブロック72を貫通して伸長し
ている。アクチュエータ46のねじ付きナット86が第
一の方向又は第二の方向の何れかに回転するとき、この
回転防止ピンは、シャフト44の回転動作を防止する。
【0051】キーの追跡又はコードのカッティング作動
モードの何れかにおける、本発明の二重モードの作動に
とって極めて重要な特徴は、アクチュエータ46のシャ
フト44の先端82が、ブラケット84に固着された
り、又はその他の方法で接続されずに、ブラケット84
の垂直面に押し付けられることである。デジタルコード
カッティングモードで作動するとき、電子制御装置16
は、シャフト44の先端82をブラケット84の面と係
合させ、アクチュエータ46がカッターヘッド42の横
方向に進み又は戻る変位、即ちX軸線変位を制御する。
このデジタル作動モードにおいて、機械の中心線に向け
てカッターヘッド42を偏倚させる偏倚ばねは、ブラケ
ット84とシャフトの先端82とを常に強固に接触させ
る。アナログモード、即ちキーの追跡作動モードにおい
て、電子制御装置16は、アクチュエータ46のシャフ
ト44を左方向に動かすことにより、横方向変位要素4
6を不作動にし、シャフトの先端82がブラケット84
の面から分離し且つ該面と非接触状態を保つようにす
る。この不作動の形態において、キー従動子54は、マ
スターキー64のビット切欠きパターンに係合する。キ
ー従動子54及びマスターキー64が互いに関して長手
方向に変位されるとき、カッターホイール40を横方向
に変位させることにより、キー従動子は、キーブランク
22にビット切欠きパターンを複製する。アクチュエー
タ52は、マスターキー64とキーブランク22との
間、及びキー従動子54とカッターホイール40との間
に、必要な長手方向に進み及び戻る変位、即ち、相対的
なY軸線変位を為す作用を続ける。
【0052】図36には、電子制御装置16により発生
された電子的な駆動信号により1対1対の関係で線形ア
クチュエータ52、46のねじ付きナット70、86の
回転位置が制御される状態が示されている。電子制御装
置16からの所定の電子出力パルスは、線形アクチュエ
ータの駆動機構を所定の方向に且つ規定された方向に向
けて斜めに変位させる。その結果、図36のブロック図
に図示するように、第一及び第二の電子位置センサ(連
続的に且つリアルタイムにて、キーブランクブレードに
関するカッターホイールの長手方向及び横方向の双方を
規定する位置信号を発生させる)がその機能を発揮し得
るように、電子制御装置16のマイクロプロセッサシス
テムをプログラム化することが容易である。従って、デ
ジタルモードで作動するとき、カッターホイール40と
キーブランク22のブレードとの間の相対的変位は、カ
ッターホイールの位置信号、及びデジタルデータ信号
(適当なキーブランクコードにより指定された選択、又
は規定によるビット切欠きパターンの形態を特定する)
に応答して、制御することが可能である、デジタルモー
ドにおいて、該電子制御装置16は、横方向変位要素4
6、52と共に、開ループ制御システムとして機能す
る。以下に説明するように、位置検出スイッチ100、
102は、この開ループシステムの横方向及び長手方向
軸線の原位置、即ち零位置を規定する。
【0053】制御盤18は、キーカッティング機械に指
令するモード制御システムとして機能する。この指令
は、次のように為される。即ち、アナログモードで作動
して、マスターキー64のビット切欠きパターンを追跡
するか、又は、デジタルモード(線形アクチュエータ4
6を駆動してマスター機のビット切欠きパターンを追跡
せずに、デジタルデータ信号により規定されたビット規
定パターンをキー22のブレードに再現する)で作動す
るように為される。
【0054】デジタルモードで作動するとき、次の作動
手順を実行する必要がある。
【0055】1.オペレータは、特定のキーブランク型
式のデータを制御盤18に入力し、適当なビット切欠き
パターンの形状及びカット位置を設定する特別なキーブ
ランクの番号又は型式(例えば、H−52)を指定す
る。
【0056】2.次に、オペレータは、ビット切欠きパ
ターンの切り込み深さ、又は平坦度を規定する一連のコ
ード番号を入力する。この全てのデータ入力作業中、デ
ィスプレイパネル20は、適当な情報を逐次に要求す
る。ディスプレイパネル20がコード化した切り込み深
さの情報を受け取る用意ができたとき、該ディスプレイ
パネルは、二進数字で特定された一連のブランクを表示
して、コード化した番号を入力するオペレータを支援す
る。
【0057】3.次に、ディスプレイパネル20は、オ
ペレータに対して利用可能なカセットの1つを挿入する
ように命令する。このカセットの選択は、選択されたキ
ーブランクの型式により決まる。
【0058】4.次に、ディスプレイパネル20は、オ
ペレータに対して、コードでカッティングするキーの複
製工程を開始するために、「#」又は「入力」釦を押す
ように命令する。
【0059】次に、本発明の一つの実施の形態の詳細な
説明の締めくくりとして、本発明のデジタル作動モード
の特定の構造上及び機能上の特徴について詳細に説明す
る。
【0060】図1Aに図示するように、自動車向けの形
態とされた本発明のキーカッティング機械は、現在、次
の型式のカセット12を必要とする。
【0061】A.二重カットの長尺のブレード(先端計
測型)、 B.二重カットの短ブレード(先端計測型)、 C.クライスラー/ジェネラルモーターズのキー用の単
一カット(片側ビット切欠きパターン)(肩部計測
型)、 D.二重カットのクライスラー用キー(先端計測型)。
【0062】図14及び図15には、肩部を計測する長
手方向整合技術を使用して、単一カット又は片側クライ
スラー或いはゼネラルモーターズのビット切欠きパター
ンを複製することのできるカセットCが図示されてい
る。図15に図示するような肩部計測による長手方向へ
の整合を実現するためには、カッターヘッド42は、ア
クチュエータ46及びシャフト44により左方向に変位
させて、カッターホイール40の縁部がキー22の肩部
26に係合するように横方向に整合されるようにしなけ
ればならない。図14には、カッターヘッド42及びカ
ッターホイール40を示す平面図が図示されている。こ
れらのカッターヘッド42及びカッターホイール40は
左方向に変位されており、このため、カッターホイール
40の円周は、参照符号「A」で表示した横方向割り出
し軸線と整合され、肩部を割り出すことにより長手方向
に整合される。
【0063】特殊な自動キー型式検出システムがキーカ
ッティング機械内に設けられており、この検出システム
は、電子制御装置16に対して適当な入力信号を提供
し、図14及び図15に図示するように、必要とされる
左方向から右方向に肩部を割り出してカッターヘッド4
2を変位させる。具体的には、図11、図12及び図1
3に図示するように、マイクロスイッチキー型式の検出
スイッチ88は、スイッチアーム90を備えている。こ
のスイッチアーム90は、カセット12の垂直方向に方
向決めされた後壁92が図11及び図12に示すように
閉鎖されたか否かを判断する。または、この検出スイッ
チは、図13に図示するように、スイッチアーム90を
受け入れる開口部又は孔を有している。図11及び図1
2に図示するように、閉鎖した端部壁92を有するカセ
ット12をカセットを受け入れ孔14内に挿入したと
き、後壁92は、スイッチアーム90を変位させて、キ
ー型式検出スイッチ88を接続する。このスイッチから
の出力によって、電子制御装置16は、アクチュエータ
46を作動させて、シャフト44を横方向に駆動し、カ
ッターヘッド42を位置決めする(図14及び図15に
図示するように、カッターヘッド42が軸線Aと整合さ
れ、肩部26によりカッターホイール40を長手方向に
割り出すことを可能にする位置)。これと代替的に、ユ
ーザが入力した特定のキー型式に属する記憶装置内の記
憶情報を使用して、横方向への割り出し機能が果たされ
るようにしてもよい。
【0064】図13に示すように、端部壁92に開口部
を有するカセット12をカセット受け入れ孔14に挿入
したとき、キー型式検出スイッチ88のスイッチアーム
90は、閉鎖形態、即ち、不作動形態に止まり、図16
及び図17に図示するように、カッターヘッド42をX
軸線位置「B」まで横方向に駆動する。この二重カット
のキー長手方向割り出し位置において、カッターヘッド
42は、右方向に駆動されて、このため、カッターホイ
ール40の円周及びキー従動子54の縁部は、図16に
図示するように、垂直軸線「B」と横方向に整合され
る。この形態にあるとき、肩部ではなくて、先端で割り
出される両側キーブランクは、図17に図示するよう
に、キー受け入れ孔内に完全に挿入することが可能であ
る。このとき、経路外に動いたカッターホイール40の
縁部と係合させることでキーブランクを長手方向に整合
させる必要はない。
【0065】図18Aには、両側キー22の先端24が
割り出しプランジャ94に係合する方法が図示されてい
る。割り出しプランジャ94の他端は、大径部分96
と、カセットの端部壁92に形成された孔を貫通する小
径部分98とを備えている。機械のオペレータは、割り
出しプランジャ94の大径の端部分96が図18Aに図
示するように、端部壁92に当接する迄、キー22のブ
レードをカセット12に形成されたキー受け入れ孔に挿
入する。この方法は、図18Aに図示するように、短い
長さのブレードの両側フォードキーを整合させる。
【0066】図18Bには、先端割り出し方法により、
両側カットの長いフォードキーのブランクを長手方向に
割り出すカセットAの形態が図示されている。
【0067】図20には、キー22の肩部26がカッタ
ーホイール40の円周と当接し且つ該円周により長手方
向に割り出されるようにすることにより、肩部にて割り
出される、片側キーの上方から見た図が図示されてい
る。
【0068】上記米国特許第5,443,339号の図
27、図28、図29、図36、図37、図39、図4
0、図41を参照するとよい。このとき、肩部にて割り
出す方法、又は先端にて割り出す方法により、マスター
キー及びキーブランクを長手方向に整合させることに関
するより詳細な説明を共に参照するとよい。
【0069】デジタルモードにて作動するとき、本発明
のキーカッティング機械は、X軸線又は横方向位置、及
びY軸線又は長手方向位置について規定された基準点に
関して、それ自体で自動的に整合しなければならない。
この自動的な整合方法は、機械を始動させるとき且つカ
セットを交換する毎に反復される。図19及び図21に
は、カッターヘッド42の上方右縁部に結合されたマイ
クロスイッチ位置検出スイッチ100を利用することに
より、X軸線に電子的に整合されることが示されてい
る。カッターヘッド42は、横方向変位要素46により
右方向に変位され、位置検出スイッチ100のスイッチ
アームが前方ケース部分66の内側壁に係合し且つ該内
側壁により接続される。このスイッチの接続により、X
軸線に対する「0」基準点が電子的に位置決めされる。
この「0」X軸線の基準点、即ち原位置は、マイクロプ
ロセッサにより使用される。次に、この「0」X軸線基
準位置に基づいて、切込み深さの較正程度を調節するこ
とができる。
【0070】図23に図示するように、位置検出スイッ
チ102は、後方ケース部分68の壁に結合されてい
る。位置検出スイッチ102のアームは、何れかのキー
複製工程を実施する前に、前方ケース部分66における
一定の基準点に係合し且つ該基準点に関するY軸線を較
正する形態とされている。位置検出スイッチ102が前
方ケース部分66により検出されるY軸線位置は、Y軸
線「0」基準点を位置決めし且つその後のキー複製工程
に対するY軸線の基準点として機能する。マイクロプロ
セッサが横方向への変位要素を制御するためにそのY軸
線の基準点の位置を使用する。
【0071】このマイクロプロセッサ利用の電子制御装
置16は、位置検出スイッチ100、102と共に、本
発明の横方向及び長手方向の変位要素のX軸線及びY軸
線の基準点を定期的に較正し直して、機械的な許容公差
の累積(本発明の必須の要素を形成する機械的な構成要
素の組み立てが比較的複雑であることに起因する)を補
正する。
【0072】また、本発明のシステムは、システムの最
初の製造時にて完成し且つシステムの構成要素を交換す
る毎に、現場で行われる、ソフトウェアの較正技術を含
んでいる。このソフトウェア較正技術は、各キーカッテ
ィング機械システムのX及びY軸線の誤差を完全に解消
し、機械的なビット切欠きパターンのカッティング誤差
を制御可能な許容公差の範囲まで少なくすることができ
る。このソフトウェア較正技術は、キーカッティング機
械を作動させて行われ、所定のビット切欠きパターンの
形態による所定の試験パターンを標準的なキーブランク
ブレードに切り込む。次に、この事前の試験パターンカ
ッティングの結果は、許容公差が零であることが既知の
標準的なビット切欠きパターンと物理的に比較される。
試験的なカットと基準、又は標準的なビット切欠きパタ
ーンとのX軸線及びY軸線の誤差を測定して、基準ビッ
ト切欠きパターンに関する試験パターンのビット切欠き
パターンの横方向及び長手方向誤差を計算する。こうし
た測定値に基づいて、X軸線及びY軸線誤差の補正値を
ソフトウェアにプログラム化して、横方向位置の誤差及
び長手方向位置の誤差の双方を「0」にする。ソフトウ
ェア較正データを入力した後、ビット切欠きパターンの
切り込み試験を反復し、その形成される複製されたキー
ブランクのビット切欠きパターンを再度、標準的なビッ
ト切欠きパターンと比較する。追加的な比較測定が行わ
れ、適当なソフトウェアの位置誤差の補正値をプログラ
ム化することにより、補正されない全ての誤差は0にな
る。ソフトウェアの誤差の補正データは、略直接的に、
プラス又はマイナス位置の補正値(試験切込み点とX軸
線及びY軸線に関する基準切込み点との間で測定された
誤差と直接、相関する)に変換される。自己内蔵式のX
軸線及びY軸線の零又は原位置の検出値(位置検出スイ
ッチ100、102により提供される)と組み合わせ
て、このソフトウェアの誤差の補正技術を利用すること
により、本発明のデジタル作動モード中、ビット切欠き
パターンの複製誤差を略0に小さくすることができる。
【0073】図22A、図22B、及び図24A乃至図
24Dを参照しつつ、各カセット12の末端を長手方向
キーカッティング軸線と整合させるために工場で為され
る調節について、以下に説明する。
【0074】カセット12の前端104は、図22Aに
図示するように、内側上方及び下方のばね負荷式プラン
ジャ(図示せず)により左方向に強固に偏倚されてい
る。該プランジャは、カセットをカセットの受け入れ孔
14内に挿入したときに、カセット12の右側壁に係合
するボール状の端部分を備えている。これら2つのばね
負荷式プランジャは、カセットの右壁の前面の上方及び
下方側面に対して連続的に作用し、カセットの左壁をカ
セットの前端104に必要とされる「0」基準位置に偏
倚させる。カセット102の後端、即ち、末端106
は、図24A乃至図24Dに図示するように、カセット
の端部壁の中央に配置された調節可能なカム108によ
り横方向に整合される。偏心カム108が回転すると、
カセット12の末端106は、カセット受け入れ孔14
の側壁の間で変位され、このため、カセットの末端10
6は、図22Aに図示した整合から外れた形態から横方
向に変位されて、図22Bに図示した整合形態となる。
カム108は、一般に、工場で調節されており、通常、
現場で調節し直す必要はない。
【0075】上記米国特許第5,443,339号に
は、両側キーのブレードの両側にビット切欠きパターン
を同時に複製する一対のカッターヘッドを有するキーカ
ッティング機械が開示されている。この上記米国特許第
5,443,339号の図16、図22A、図22Bを
参照するとよい。上述し且つ例えば、図6に図示した本
発明の実施の形態において、単一のカッターヘッド42
のみを説明し且つ図示した。本発明の図6の実施の形態
を使用して、フォードのエンジンキーのような両側キー
のビット切欠きパターンの双方を同時に複製するため、
また、アナログモード又はデジタルモードで作動してい
るかどうかを問わずに、1つのビット切欠きパターンを
複製しなければならない場合、キーを180°回転さ
せ、キーカッティング工程を反復しなければならない。
【0076】図25、図26、図27、図28に図示し
た本発明の二重カッターヘッドの実施の形態において、
一組みの対向する横方向変位要素、又はアクチュエータ
46と組み合わせた一対のカッターヘッド42が設けら
れており、両側キーの双方のビット切欠きパターンをア
ナログ又はデジタル式に複製することができる。
【0077】図25、図26の実施の形態において、左
側アクチュエータ46のシャフト44は、右側カッター
ヘッド42に結合されたブラケット110に係合する。
同様に、右側アクチュエータ46のシャフト44は、左
側カッターヘッド42に結合されたブラケット112に
係合する。
【0078】本発明の図27及び図28の実施の形態に
おいて、左側アクチュエータ46のシャフト44は、左
側カッターヘッド42に結合されたブラケット114に
係合し且つ該ブラケットを押し得るように結合されてい
る。右側アクチュエータ46のシャフト44は、右側カ
ッターヘッド42に結合されたブラケット116に係合
し且つ該ブラケットを押し得るように結合されている。
【0079】対向した一対のカッターヘッドを利用する
本発明の図25、図26、及び図27、図28の実施の
形態において、キーカッティング機械は、アナログモー
ド又はデジタルモードの何れかにて作動する間に、両側
キーの双方のビット切欠きパターンを同時に複製する。
【0080】図29乃至図35において、本発明のキー
カッティング機械システムは、従来技術のキーカッティ
ング機械の既存の形態に後から取り付けるものとして具
体化されている。図29乃至図32に図示した実施の形
態において、モータ56は、基部58に堅固に取り付け
られている。カッターホイール40は、同様に基部58
に堅固に取り付けられた取り付けブラケット118に回
転可能に結合されている。キーブランク22は、キー位
置決め装置120の第二のキー位置決め装置122に堅
固に結合される一方、オペレータが手動で整合させて、
カッターホイール40の刃部分を適正に割り出し且つ該
刃部分に係合する。全体的なキー位置決め装置120
は、カッターホイール40に関して長手方向に割り出し
た位置にてキーブランク22をクランプ止めする第二の
キー位置決め装置122を備えている。また、該キー位
置決め装置120は、デジタル作動モードのとき、同一
のキーブランク126を保持するキー位置決め装置12
4を備えている。該キーブランク126は、キー従動子
128に同様に割り出され且つ該キー従動子128と整
合される。アナログ作動モードにおいて、装置124
は、追跡することで複製されるビット切欠きパターンを
有するマスターキーを保持する。
【0081】キー位置決め装置120の右側部は、アク
チュエータ52のねじ付き駆動シャフト50を受け入れ
る雌ねじ付き管130に結合されている。図30A及び
図30Bに図示するように、シャフト50が所定の方向
に回転すると、ねじ付き管130は、シャフト50に関
して伸縮動作し、キー位置決め装置120を長手方向に
右側に変位させる。キー位置決め装置120の他端は、
管132に結合されている。ピストン134は、図30
A、図30B及び図31Aに図示するように、管132
を左方向に偏倚させるばね136に係合する。
【0082】図29及び図32に図示するように、アク
チュエータ46のねじ付き出力シャフト44は、ブラケ
ット140の上方に結合された雌ねじ付き管138を貫
通している。該ブラケット140は、基部58に堅固に
結合され且つアクチュエータ46を支持している。アク
チュエータ46の適正な回転動作により、シャフト44
は外方又は内方に変位され、キー従動子128の横方向
位置、即ち、X軸線位置を制御する。図35A、図35
B、図35Cに図示するように、シャフト44の外方へ
の変位は、キー位置決め装置120をカッターホイール
40から偏向させ、キーブランク22における切込み深
さを浅くする。図35Cに図示するように、シャフト4
4がアクチュエータ46に向けて変位する結果、キー位
置決め装置120とキーブランク22との間の距離が短
くなる。このため、図35Bに図示するように、X軸線
に関してカッターホイール40に向けてキーブランク2
2を効果的に変位させ、切込み深さを深くする。
【0083】本発明の図29乃至図32の実施の形態に
おいて、アクチュエータ46は、カッターホイール40
に関するキーブランク22のX軸線、即ち、横方向への
変位を制御する一方、アクチュエータ52は、カッター
ホイール40に関するキーブランク22のY軸線変位、
即ち、長手方向変位を制御する。図29及び図32に図
示するように、ばね142は、キー位置決め装置120
をキー従動子128に向けて回転可能に偏倚させ且つ該
キー従動子128と接触させ、キーブランク22のブレ
ードをカッターホイール40の刃部分と確実に係合する
状態に保つ。
【0084】アナログ作動モードにおいて、電子制御装
置16は、シャフト44を較正した一定のX軸線位置に
変位させ、キー従動子128が、マスターキーのビット
切欠きパターンを追跡する標準的なキー従動子として機
能することを可能にする。デジタル作動モードにおい
て、キー126は、カッターホイール40の切込み深さ
を制御すべくアクチュエータ46によって変位されるキ
ー従動子128に対して必要な基準面を提供する未切込
み線形のブレード表面を有する必要がある。
【0085】図33及び図34には、図29乃至図32
に図示したキーカッティング機械の僅かに修正した実施
の形態が図示されている。本発明のこの修正した実施の
形態において、アクチュエータ52のねじ付き出力シャ
フト50は、基部58の全幅を横断して伸長し且つキー
位置決め装置120のねじ付き端部分144を貫通して
いる。本発明のこの実施の形態において、アクチュエー
タ52のシャフト50は、第一の方向又は第二の方向の
何れかに回転して、キー位置決め装置120をシャフト
50に関して長手方向に並進させる。
【0086】図37には、本発明のキーカッティング機
械の別の実施の形態が図示されており、ここで、電子制
御装置16は、少なくとも286マイクロコンピュータ
を有する独立的なパーソナルコンピュータシステムの形
態をしている。本発明の図1Aの実施の形態の制御盤1
8に代えて標準型のコンピュータキーボード146が採
用されており、パーソナルコンピュータ利用による電子
制御装置16に完全なアルファベット/数値の入力を行
う。本発明の図37の実施の形態において、横方向変位
要素46、及び長手方向変位要素52の駆動体も電子制
御装置16の収容体内に収納されている。図37に図示
するように、電子制御装置16は、88.9mm(3.
5インチ)のディスクドライブを備えており、このディ
スクドライブにより、電子制御装置に記憶させたデータ
を更新するか、又は選択されたユーザのためにキービッ
ト切欠きパターンの特製のデータベースを提供すること
が可能となる。システムは、現場にて容易に更新して、
新しく採用されたキー型式に関する追加的なデータを特
定のユーザに提供するようにしてもよい。
【0087】図37に図示した拡張電子制御装置16の
コンピュータ処理能力が増しているため、キーコードを
ビット切欠き位置及び深さ目盛に変換するのに必要とさ
れる二次的データベースは、私有の二次的な解読源をユ
ーザが参照することを必要とせずに、システムがその内
部で処理することを可能にする。従って、本発明の図3
7の実施の形態は、1)アナログ又は追跡モード、2)
キーコードのデータの直接的な入力、3)適当な順序の
ビット切欠き深さの入力に基づいて、キーのカッティン
グ工程を容易に行うことができる。
【0088】標準型のパーソナルコンピュータキーボー
ド146は、全アルファベット/数値による入力が可能
であるから、ユーザは、典型的にキーコードを示すアル
ファベット/数値データを電子制御装置16に容易に入
力することができる。本発明の図1A、図1Bの実施の
形態に図示するようなより制限的な制御盤18によれ
ば、典型的なキーコードに含まれるアルファベットのデ
ータは、電子制御盤16に直接、入力することはできな
い。同様に、本発明の図1の実施の形態は、処理及び記
憶容量が小さいため、アルファベット/数値キーコード
データを適当なビット切欠き深さの入力に変換するのに
必要とされるデータは、そのより制限的なシステムに容
易に受け入れることができない。
【0089】アナログ又はデジタルキー複製モードの何
れかにて作動する能力を有する、本発明のキーカッティ
ング機械について説明したが、上述した本発明の作用原
理の開示、及び説明に基づいて、当業者には、本発明の
多数のその他の異なる実施の形態が明らかであろう。例
えば、線形及び横方向変位要素の代わりに、固定した駆
動ナットを有する回転シャフトを備える代替的な線形変
位要素を使用してもよい。この実施の形態において、一
定の角度位置にピン止めすることにより、又は固定した
管内のナット形状の軌道を走行することにより、このナ
ットの回転が防止される。同様に、相互に交換可能なカ
セット12及びカセット受け入れ孔14のグループを省
くことにより、簡単な設計とすることができる。それに
代えて、単一の一体のキー位置決め装置を設けてもよ
い。従って、本発明の真の精神及び範囲に属する本発明
のかかる修正例の全てを特許請求の範囲に包含すること
を意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】1Aは、本発明のキーカッティング機械の一つ
の実施の形態の斜視図である。1Bは、図1Aに図示し
たキーカッティング機械の電子制御装置の拡大平面図で
ある。
【図2】2は、片面キーの側部から見た平面図である。
2Aは、図2に図示したビット切欠きパターンの1つの
要素の拡大図である。
【図3】図2に図示したキーのビット切欠きパターンの
要素を示すグラフ図である。
【図4】本発明の横方向変位要素の横方向への動きに応
答して片面キーのビット切欠きパターンが複製される状
態を示す概略図である。
【図5】キーブランクブレードとカッターホイールとの
間のコンピュータ制御による横方向及び長手方向への相
対的な変位がキーブランクブレードに所定のビット切欠
きパターンを電子的に複製する状態を示す、本発明の横
方向変位要素及び長手方向変位要素の概略図である。
【図6】図1Aに図示したキーカッティング機械の一部
切り欠き斜視図である。
【図7】図6に図示したキーカッティング機械の正面図
である。
【図8】図7に図示したキーカッティング機械の上方か
ら見た図である。
【図9】肩部を割り出し得るように横方向に配置された
カッターを示す、図6に図示したキーカッティング機械
の一部切り欠き正面図である。
【図10】先端を割り出し得るように横方向に配置され
たカッターヘッドを示す、図6に図示したキーカッティ
ング機械の一部切り欠き正面図である。
【図11】図1Aのカセット12を特に図示する、キー
カッティング機械の一部切り欠き拡大斜視図である。
【図12】点線で示した領域内に位置する図11に図示
した構造体の拡大斜視図である。
【図13】適当なカッターヘッドの横方向への割り出し
を指定し得るようにカセットの背面と相互に接続する位
置検出スイッチの図である。
【図14】肩部を割り出し得るようにカッターヘッドが
横方向に配置された、図7のキーカッティング機械を示
す図である。
【図15】図14に図示したキーカッティング機械の上
方から見た図である。
【図16】先端を割り出し得るようにカッターヘッドが
横方向に配置された、図7に図示したキーカッティング
機械の正面図である。
【図17】図16に図示したキーカッティング機械の上
方から見た図である。
【図18】18Aは、先端を割り出することにより長手
方向に割り出す2つの形態の一方を示す図である。18
Bは、先端を割り出することにより長手方向に割り出す
2つの形態のもう一方を示す図である。
【図19】カッターヘッドの横方向位置を較正し得るよ
うに前方ケース部分66の内面に対して横方向に変位さ
れたカッターヘッドの位置検出スイッチ100を示す図
である。
【図20】ビット切欠きパターンの複製工程を開始する
直前における図19のキーカッティング機械を示す図で
ある。
【図21】長手方向軸線の較正又は基準点を設定するた
めに使用されるカッターヘッドの位置検出スイッチを示
す、図1A及び図20に図示したキーカッティング機械
の一部切り欠き側面図である。
【図22】22Aは、非整合状態にあるカセット12の
末端を示す、図1Aに図示したキーカッティング機械の
上方から見た一部切欠き図である。22Bは、カセット
の末端が整合位置に再位置決めされたときの図22Aの
カセット12を示す図である。
【図23】長手方向変位要素を長手方向に整合させる働
きをする位置検出スイッチ102を示す、図1Aのキー
カッティング機械の一部切欠き側面図である。
【図24】24Aは、本発明のキー保持カセット12の
拡大斜視図である。24Bは、カセットの末端の横方向
ずらし程度を調節するカムの調節状態を示す、図24A
に図示したカセット12の後端面図である。24Cは、
図24Bのカムの異なる調節状態を示す、図24Aに図
示したカセット12の後端面図である。24Dは、図2
4Bのカムの更に異なる調節状態を示す、図24Aに図
示したカセット12の後端面図である。
【図25】両面キーの2つのビット切欠きパターンを同
時に複製する一対のカッターヘッドを含む、本発明のキ
ーカッティング機械の一つの実施の形態の正面図であ
る。
【図26】図25に図示したキーカッティング機械の上
方から見た図である。
【図27】両面キーの2つのビット切欠きパターンを同
時に複製する一対のカッターヘッドを含む、本発明のキ
ーカッティング機械の第二の実施の形態の正面図であ
る。
【図28】図27に図示したキーカッティング機械の上
方から見た図である。
【図29】固定位置カッターホイールと、定位置モータ
とを含む、本発明の別の実施の形態の斜視図である。
【図30】30Aは、第一の長手方向位置にあるキー位
置決め装置120を示す、図29に図示したキーカッテ
ィング機械の正面図である。30Bは、第二の長手方向
位置にあるキー位置決め装置120を示す、図29に図
示したキーカッティング機械の正面図である。
【図31】31Aは、図29に図示したキー位置決め装
置の左端部の一部切り欠き断面図である。31Bは、図
29に図示したキー位置決め装置の右端部の一部切り欠
き断面図である。
【図32】図29に図示したキーカッティング機械の一
部切り欠き拡大側面図である。
【図33】ねじ付きロッドによりその長手方向位置が制
御される、キー位置決め装置を含む、本発明のキーカッ
ティング機械の別の実施の形態を示す図である。
【図34】図33に図示したキー位置決め装置の右端部
の一部切欠き断面図である。
【図35】35Aは、図29及び図33に図示したキー
カッティング機械の実施の形態の横方向変位要素の位置
を示す図であり、その可変位置がキーブランクブレード
に関するカッターホイールの切込み深さを修正する方法
を示す図である。35Bは、図35Aのキーカッティン
グ機械の横方向変位要素の異なる位置を示す図である。
35Cは、図35Aのキーカッティング機械の横方向変
位要素の更に異なる位置を示す図である。
【図36】電子制御装置の各種要素の概略図的な電気的
線図である。
【図37】本発明の多数の電子構成要素が別個の収容体
に収納され且つシステムが完全なキーボードを備える、
本発明の別の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
10 キーカッティング機械 12 カセット 14 カセット受け入れ穴 16 電子制御装置 18 制御盤 20 LCD表示板 22 片面キー/キーブランク 24 片面キーの先
端 26 片面キーの肩部 28 キーブレード
の外面 30 片面キーの平坦部分 32 片面キーの側
部 34、36 側部の平坦部 38 ビット切欠き
パターン 40 カッターホイール 42 カッターヘッ
ド 44 シャフト 46 横方向変位要
素 48 キー位置決め装置 50 シャフト 52 長手方向変位要素 54 キー従動子 56 駆動モータ 58 キーカッティ
ング機械の基部 60 線形軸受組立体 62 横方向軸線
(X軸線) 64 マスターキー 66 キーカッティング機械の前方ケース部分 68 キーカッティング機械の後方ケース部分 70 雌ねじ付きナット 72 導入ねじブロ
ック 74 シャフトの先端 76 壁 78 長手方向軸線(Y軸線) 80 ばね 82 シャフトの先端 84 ブラケット 86 アクチュエータのねじ付きナット 88 検出スイッチ 90 スイッチアー
ム 92 後壁 94 割り出しプラ
ンジャ 96 プランジャの他端の大径部分 98 プランジャの他端の小径部分 100、102 位置検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596180906 1555 West 10th Place,T empe,Arizona 85281,Un ited States of Amer ica (72)発明者 ブラッドリー・ディー・カールソン アメリカ合衆国アリゾナ州85308,グレン デイル,ウエスト・メドー・ドライブ 4115 (72)発明者 ジョージ・エル・ヘレディア アメリカ合衆国アリゾナ州85253,パラダ イス・バレー,ノース・エル・アロヨ・ロ ード 7812

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向軸線と、横方向軸線と、長さ
    と、規定されたビット切欠きパターンを受け入れるブレ
    ードと、先端とを有するキーブランクに、規定されたビ
    ット切欠きパターンを切り込む、長手方向軸線及び横方
    向軸線を有するキーカッティング機械であって、 前記規定されたビット切欠きパターンの形態が、デジタ
    ルデータ信号、又は長手方向軸線及びブレードの軸線を
    有するマスターキーのビット切欠きパターンの何れかに
    より、特定されるようにした、キーカッティング機械に
    して、 a.カッターホイールと、 b.該カッターホイールから離間されたキー従動子と、 c.アナログモード、又はデジタルモードの何れかにて
    作動するように、キーカッティング機械の形態を選択す
    るモード制御システムとを備え、 i.該アナログモードにおいて、横方向変位要素が不作
    動とされ、キー従動子及びマスターキーブレードが互い
    に関して長手方向に変位されたとき、前記キー従動子が
    前記マスターキーのビット切欠きパターンに係合し且つ
    カッターホイール及びキーブランクブレードを互いに関
    して横方向に変位させ、マスターキービット切欠きパタ
    ーンを機械的に追跡し且つ該切欠きパターンをキーブラ
    ンクブレードに複製し、 ii.デジタルモードにおいて、カッターホイール及び
    キーブランクブレードが互いに関して長手方向に変位さ
    れたとき、横方向変位要素が、デジタルデータ信号に応
    答して、カッターホイール及びキーブランクブレードを
    互いに関して横方向に変位させ、マスターキービット切
    欠きパターンを基準とせずに、キーブランクブレード
    に、規定されたビット切欠きパターンを電子的に複製す
    るようにしたことを特徴とするキーカッティング機械。
  2. 【請求項2】 長手方向軸線と、横方向軸線と、長さ
    と、規定されたビット切欠きパターンを受け入れるブレ
    ードと、先端とを有するキーブランクに、規定されたビ
    ット切欠きパターンを切り込む、長手方向軸線及び横方
    向軸線を有するキーカッティング機械であって、 前記規定されたビット切欠きパターンの形態が、デジタ
    ルデータ信号、又は長手方向軸線及びブレードの軸線を
    有するマスターキーのビット切欠きパターンの何れかに
    より、特定されるようにした、キーカッティング機械に
    して、 a.カッターホイールと、 b.該カッターホイールから離間されたキー従動子と、 c.前記カッターホイール及び前記キーブランクブレー
    ドを互いに関して長手方向に変位させる長手方向変位要
    素と、 d.前記カッターホイール及び前記キーブランクブレー
    ドを互いに関して横方向に変位させる横方向変位要素
    と、 e.アナログモード、又はデジタルモードの何れかにて
    作動するように、キーカッティング機械の形態を選択す
    るモード制御システムとを備え、 i.該アナログモードにおいて、横方向変位要素が不作
    動とされ、キー従動子及びマスターキーブレードが互い
    に関して長手方向に変位されたとき、前記キー従動子が
    前記マスターキーのビット切欠きパターンに係合し且つ
    カッターホイール及びキーブランクブレードを互いに関
    して横方向に変位させ、マスターキービット切欠きパタ
    ーンを機械的に追跡し且つ該切欠きパターンをキーブラ
    ンクブレードに複製し、 ii.該デジタルモードにおいて、カッターホイール及
    びキーブランクブレードが互いに関して長手方向に変位
    されたとき、横方向変位要素が、デジタルデータ信号に
    応答して、カッターホイール及びキーブランクブレード
    を互いに関して横方向に変位させ、マスターキービット
    切欠きパターンを基準とせずに、キーブランクブレード
    に、規定されたビット切欠きパターンを電子的に複製す
    るようにしたことを特徴とするキーカッティング機械。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のキーカッティング機械
    にして、前記キーブレードブランクに関する前記カッタ
    ーホイールの長手方向位置及び横方向位置を規定するカ
    ッターホイール位置信号を発生させる位置センサを更に
    備え、 前記横方向変位要素が、前記カッターホイール位置信号
    に応答して、前記カッターホイール及び前記キーブラン
    クブレードを互いに関して横方向に変位させることを特
    徴とするキーカッティング機械。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のキーカッティング機械
    にして、前記位置センサが、 a.カッターホイールの長手方向位置を測定し且つキー
    ブランクブレードに関するカッターホイールの長手方向
    位置を規定するカッターホイール長手方向位置信号を発
    生させる第一の電子位置センサと、 b.カッターホイールの横方向位置を測定し且つキーブ
    ランクブレードに関するカッターホイールの横方向位置
    を規定するカッターホイール横方向位置信号を発生させ
    る第二の電子位置センサとを更に備えることを特徴とす
    るキーカッティング機械。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載のキーカッ
    ティング機械にして、前記カッターホイール及び前記キ
    ー従動子がカッターヘッドに結合されることを特徴とす
    るキーカッティング機械。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のキーカッティング機械
    にして、前記横方向変位要素がカッターヘッドに接触し
    且つ該カッターヘッドを押すが、該カッターヘッドに固
    着されていない先端を有する位置可変の出力シャフトを
    備えることを特徴とするキーカッティング機械。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のキーカッティング機械
    にして、出力シャフトの先端が前記カッターヘッドに接
    触したり、又は該カッターヘッドを押すことができない
    位置である、引込み位置に前記出力シャフトの先端を位
    置決めすることにより、モード制御システムがアナログ
    モードにてキーカッティング機械を作動させるとき、前
    記横方向変位要素が不作動とされることを特徴とするキ
    ーカッティング機械。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のキーカッティング機械
    にして、前記モード制御システムがキーカッティング機
    械をデジタルモードにて作動させるとき、前記横方向変
    位要素の出力シャフトの先端が、カッターヘッドに接触
    し且つキー従動子を不作動にすることを特徴とするキー
    カッティング機械。
  9. 【請求項9】 請求項2又は請求項3に記載のキーカッ
    ティング機械にして、次のものを有するキー位置決め装
    置を備えることを特徴とするキーカッティング機械。 a.マスターキーの長手方向軸線及び横方向軸線をキー
    カッティング機械の長手方向軸線及び横方向軸線と整合
    させ、マスターキーブレードに関する第一の長手方向及
    び横方向割り出し位置を規定し、且つマスターキービッ
    ト切欠きパターン及びキーブランクブレードを互いに関
    して整合させる第一のキー位置決め装置; b.キーブランクの長手方向軸線及び横方向軸線をキー
    カッティング機械の長手方向軸線及び横方向軸線と整合
    させ、且つキーブランクブレードに関する第二の長手方
    向及び横方向割り出し位置を規定する第二のキー位置決
    め装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のキーカッティング機
    械にして、前記キー位置決め装置が、取り外し可能なカ
    セットを更に備え、前記第一のキー位置決め装置が、第
    一の高さ位置にて前記カセット内に配置され、前記第二
    のキー位置決め装置が、第二の高さ位置にて前記カセッ
    ト内に配置されることを特徴とするキーカッティング機
    械。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のキーカッティング
    機械にして、前記第一の位置決め装置が、マスターキー
    の先端を基準とすることにより第一の長手方向割り出し
    位置を設定する形態とされ、前記第二の位置決め装置が
    キーブランクの先端を基準とすることにより第二の長手
    方向割り出し位置を設定する形態とされることを特徴と
    するキーカッティング機械。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のキーカッティング
    機械にして、前記マスターキー及びキーブランクの各々
    が、肩部を有し、第一のキー位置決め装置がマスターキ
    ーの該肩部を基準とすることにより第一の長手方向割り
    出し位置を設定する形態とされ、第二のキー位置決め装
    置が、キーブランクの該肩部を基準とすることにより第
    二の長手方向割り出し位置を設定する形態とされること
    を特徴とするキーカッティング機械。
  13. 【請求項13】 請求項2又は請求項3に記載のキーカ
    ッティング機械にして、前記長手方向変位要素が、 a.長手方向位置が可変のねじ付きシャフトに回転可能
    に結合された長手方向に固定したねじ付きナットと、 b.前記シャフトを第一の方向又は第二の方向に向けて
    長手方向に変位させ得るように前記ナット及びシャフト
    を第一の方向又は第二の方向に互いに関して回転させる
    手段とを備えることを特徴とするキーカッティング機
    械。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のキーカッティング
    機械にして、前記横方向変位要素が、 a.横方向位置が可変のねじ付きシャフトに回転可能に
    結合された横方向に固定したねじ付きナットと、 b.前記シャフトを第一の方向又は第二の方向に向けて
    横方向に変位させ得るように前記ナット及びシャフトを
    第一の方向又は第二の方向に互いに関して回転させる手
    段とを備えることを特徴とするキーカッティング機械。
  15. 【請求項15】 長手方向軸線と、横方向軸線と、長さ
    と、規定されたビット切欠きパターンを受け入れるブレ
    ードと、先端とを有するキーブランクに、規定されたビ
    ット切欠きパターンを切り込む方法であって、 前記規定されたビット切欠きパターンの形態が、デジタ
    ルデータ信号、又は長手方向軸線及びブレードの軸線を
    有するマスターキーのビット切欠きパターンの何れかに
    より、特定されるようにした方法にして、 a.カッターホイール及び離間したキー従動子を提供す
    るステップと、 b.アナログモード又はデジタルモードの何れかにて作
    動させることにより、規定されたビット切欠きパターン
    をキーブランクに切込む作動モードを選択するステップ
    とを備え、 i.該アナログモードにおいて、キー従動子及びマスタ
    ーキーブレードが互いに関して長手方向に変位されたと
    き、前記キー従動子が前記マスターキーのビット切欠き
    パターンに係合し且つカッターホイール及びキーブラン
    クブレードを互いに関して横方向に変位させ、マスター
    キービット切欠きパターンを機械的に追跡し且つ該切欠
    きパターンをキーブランクブレードに複製し、 ii.該デジタルモードにおいて、カッターホイール及
    びキーブランクブレードが互いに関して長手方向に変位
    されたとき、該カッターホイール及びキーブランクブレ
    ードがデジタルデータ信号に応答して、互いに関して横
    方向に変位され、マスターキービット切欠きパターンを
    基準とせずに、キーブランクブレードに、規定されたビ
    ット切欠きパターンを電子的に複製するようにしたこと
    を特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法にして、前記
    キー従動子を第一の位置に位置決めし且つ前記カッター
    ホイールを第二の高さ位置に位置決めする更なるステッ
    プを備えることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16に記載の方
    法にして、横方向位置が可変のねじ付きシャフトに係合
    する、横方向位置が固定されたねじ付きシャフトを提供
    するステップと、前記カッターホイール及び前記キーブ
    レードを互いに関して横方向に変位させるべく、前記ナ
    ット及びシャフトを第一又は第二の方向に向けて互いに
    関して回転させるステップとを更に備えることを特徴と
    する方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法にして、長手
    方向位置が可変のねじ付きシャフトに係合する、長手方
    向位置が固定されたねじ付きシャフトを提供するステッ
    プと、前記カッターホイール及び前記キーブレードを互
    いに関して長手方向に変位させるべく、前記ナット及び
    シャフトを第一又は第二の方向に向けて互いに関して回
    転させるステップとを更に備えることを特徴とする方
    法。
JP8335903A 1995-12-14 1996-12-16 キーカッティング機械及び該機械によるキーの複製方法 Expired - Fee Related JP3001444B2 (ja)

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