JPH09216557A - 車両ブレーキ装置の検査方法および装置 - Google Patents

車両ブレーキ装置の検査方法および装置

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JPH09216557A
JPH09216557A JP9018747A JP1874797A JPH09216557A JP H09216557 A JPH09216557 A JP H09216557A JP 9018747 A JP9018747 A JP 9018747A JP 1874797 A JP1874797 A JP 1874797A JP H09216557 A JPH09216557 A JP H09216557A
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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T17/00Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
    • B60T17/18Safety devices; Monitoring
    • B60T17/22Devices for monitoring or checking brake systems; Signal devices
    • B60T17/221Procedure or apparatus for checking or keeping in a correct functioning condition of brake systems

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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 とくに油圧回路内の不溶性ガスに関して電気
油圧式ブレーキの非常時作動システムの検査を行うこと
を可能にする。 【解決手段】 電気的に操作可能な弁38、40により
圧力が変化される少なくとも1つの車輪ブレーキ12に
おいて、検査の目的で、少なくとも1つの作動状態、と
くに車両の静止状態において所定の圧力が加えられ、定
常状態の到達を待つことなくこれに続いて圧力が再び低
下される。次に、少なくとも1つの車輪ブレーキの圧力
−時間変化ないし力−時間変化からブレーキ装置が検査
され、とくにブレーキ・システム内に許容量以上の不溶
性ガスが存在するか否かが特定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に操作可能
な弁により少なくとも1つの車輪ブレーキ内の圧力が上
昇または低下される車両ブレーキ装置の検査方法および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開第4112137号か
ら、車両の車輪ブレーキ内のブレーキ圧力が、ドライバ
によるブレーキペダル操作から導かれたブレーキ希望の
関数として弁装置を操作することにより調節される車両
用ブレーキ装置が既知である。このタイプの電気式ブレ
ーキ装置においては、さらに、電気制御が故障した場
合、車輪ブレーキの通常の油圧制御がブレーキペダル操
作の関数として作動される。電気制御が故障した場合、
ドライバは車両をブレーキペダルの操作によっても減速
させかつ停止させることができる。この場合、ドライバ
は、ペダルおよび油圧式ブレーキ装置のブレーキシリン
ダを介して車輪ブレーキ内に必要なブレーキ圧力を供給
しなければならない。この電気油圧式ブレーキ・システ
ムの確実な作動を確保するために、正常作動の間におい
てもこの非常時作動システムの検査が行われなければな
らない。なぜならば、電気制御が故障した場合、この非
常時作動システムが機能しなくなると、ブレーキ装置全
体を無効にしてしまうからである。この点に関しては、
閉じた非常時作動ブレーキ回路のブレーキ作動流体内に
許容量以上の不溶性ガスが存在するときにとくに問題と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】とくに油圧回路内の不
溶性ガスに関して電気油圧式ブレーキの非常時作動シス
テムの検査を行うことが可能な車両ブレーキ装置の検査
方法および装置を提供することが本発明の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、電気的に操作可能な弁により少なくとも1つの車輪
ブレーキ内の圧力が上昇または低下される本発明の車両
ブレーキ装置の検査方法は、少なくとも1つの作動状態
において、検査の目的で少なくとも1つの車輪ブレーキ
内において定常状態を達成させることなく所定の圧力の
上昇および低下が連続して行われることを特徴とする。
【0005】また、上記課題を達成するため、電気的に
操作可能な弁の操作により少なくとも1つの車輪ブレー
キ内の圧力を上昇または低下させる電子式制御ユニット
を備えた本発明の車両ブレーキ装置の検査装置は、前記
電子式制御ユニットが、少なくとも1つの作動状態にお
いて、検査の目的で所定の圧力を少なくとも1つの車輪
ブレーキ内に加え、定常状態を待つことなくこれに続い
て圧力を低下させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態により詳細に説明する。
【0007】図1は車両の電気油圧式ブレーキ装置のブ
ロック図を示す。ここで、電子式制御ユニットが10で
示され、電子式制御ユニット10は対応する弁装置を備
えた油圧式ブレーキ装置12を制御する。このために、
電子式制御ユニット10に、車輪のブレーキ内に形成さ
れるブレーキ圧力、ブレーキ・モーメントまたはブレー
キ力を測定するための測定装置18ないし20から入力
ライン14ないし16が供給され、ブレーキペダル操作
度を測定するための少なくとも1つの測定装置24から
入力ライン22が供給され、ならびに車輪速度、車両速
度等のようなブレーキ装置ないし車両のその他の作動変
数を測定するための測定装置30ないし32から入力ラ
イン26ないし28が供給される。電子式制御ユニット
10は、出力ラインを介して油圧式ブレーキ装置12の
電気的に操作可能な弁を操作する。この場合、図を見や
すくするために、1つの車輪ブレーキに組み込まれた圧
力低下弁38および圧力上昇弁40を操作する出力ライ
ン34および36のみが示されている。
【0008】好ましい実施形態において非操作状態にお
いて遮断位置にあり又操作状態において開かれている圧
力低下弁38が点線で示した油圧配管42に接続され、
当該油圧配管42は貯蔵容器44から車輪48のブレー
キシリンダ46に通じている。それに対応して、好まし
い実施形態において同様に非操作状態において遮断位置
にあり又操作状態において開かれている圧力上昇弁40
が油圧配管50に接続され、当該油圧配管50は圧力発
生ポンプ52から車輪ブレーキ46に通じている。ポン
プ52の吸込側は油圧配管54を介して貯蔵容器56と
結合されている。当該貯蔵容器56は貯蔵容器44と同
じものであってもよい。油圧配管50に高圧圧力媒体貯
蔵室58が接続されている。さらに、車輪ブレーキシリ
ンダ46内の圧力は、ドライバが加速ペダルを操作する
ことにより油圧配管60を介して直接調節可能であり、
ここで油圧配管60は、片側が車輪ブレーキ46と結合
され、反対側が図示されていない主ブレーキシリンダと
結合されている。この結合は、図1においてスイッチ要
素62により記号で示されているように、電気系統が故
障になった場合のみ可能となる。
【0009】図を見やすくするために、図1において
は、ただ1つの車輪ブレーキに対するブレーキ装置の油
圧部分が示されている。少なくとも、同じ車軸の車輪ブ
レーキに対して、ないし車両のすべての車輪ブレーキに
対して、対応する装置が設けられている。
【0010】正常作動において、電子式制御ユニット1
0は、ライン22を介して供給されるブレーキペダルの
操作度からドライバのブレーキ希望を得る。このブレー
キ希望は個々の車輪ブレーキにおいて設定すべきブレー
キ圧力に対する目標値に変換される。圧力制御回路の範
囲内において、この圧力は、測定された圧力を考慮して
弁38および40を操作することにより設定される。こ
の場合、圧力上昇においては、圧力媒体は配管50を介
して、ポンプ52により貯蔵容器56からおよび/また
は貯蔵室58から開かれた圧力上昇弁40を介して車輪
ブレーキ46内に流入する。圧力低下においては、圧力
上昇弁40が閉じられ、圧力低下弁38が開かれ、これ
により圧力媒体は配管42を介して貯蔵容器44内に流
入して戻る。さらに、電子式制御ユニット10はアンチ
スキッド制御装置および/または駆動滑り制御装置を含
み、これらの制御装置は、少なくとも1つの車輪におい
てロック傾向ないし滑り回転傾向が発生したとき、車輪
速度を観察しながら対応する車輪ブレーキ内の圧力を低
下ないし上昇させることができる。
【0011】車輪ブレーキ内の圧力の制御のほかに、他
の有利な実施形態においては、ドライバのブレーキ希望
が、ブレーキ・モーメント、ブレーキ力、車輪速度、車
輪滑り等の制御により達成される。
【0012】たとえば、供給電圧が低下した場合、ある
いは電子式制御ユニット10が故障した場合等のように
電子式制御が故障した場合、油圧式非常時作動ブレーキ
・システムが作動可能にされ、したがって、ドライバは
車輪ブレーキを直接作動することにより車両にブレーキ
作動を与えることができる。許容量以上の不溶性ガスが
油圧式非常時作動ブレーキ回路内に存在するとき、電子
式制御システムが故障した場合にドライバは脚力により
車輪ブレーキ内に十分なブレーキ力を形成することがで
きない。この結果、意図しない作動状態が発生すること
がある。
【0013】したがって、本発明により、モニタリング
の範囲内で適切な時期に、油圧作動流体内の有り得る不
溶性ガスの存在を検知することができる。
【0014】このモニタリングは、たとえば、発進前の
車両の静止状態において、ブレーキが作動されていない
車両の静止状態(たとえば信号待ち)の間等のような特
定の作動状態において行われる。非常時作動ブレーキ回
路内の許容量以上の不溶性ガスを検出するために、少な
くとも1つの上記の運転状態において、車両の運転サイ
クルの間少なくとも1回または所定の運転時間の関数と
して、少なくとも1つの車輪ブレーキにおける圧力が所
定の圧力まで上昇され、その直後に再び圧力が低下され
る。圧力上昇パルスが与えられている間圧力低下弁は閉
じられ、したがって貯蔵室58から所定の容積のものが
少なくとも1つの車輪ブレーキのブレーキ配管および車
輪クランプ内に供給される。圧力経過が、圧力センサに
より少なくとも1つの車輪ブレーキの範囲内において測
定される。テストの結果は、その中の圧力が上昇される
車輪ブレーキに対する圧力の時間に関する特性曲線であ
る。この圧力過程は、ブレーキ作動流体内に不溶性ガス
が存在するか否かによって実質的な相違を示す。
【0015】好ましい実施形態においては、この圧力過
程の面積分を評価することが適切であることがわかって
いる。この面積分の値はブレーキ・システムの換気状態
あるいは排気状態に対する尺度である。この面積分は、
ガス含有量の増大と共に減少し、またガス含有量の減少
と共に増大する。その理由は、ガス/空気の圧縮性は液
体の圧縮性に比較して著しく高いので、液体−空気/ガ
ス混合物の場合、圧力を上昇したときまず空気ないしガ
スが圧縮され、次に系内の圧力上昇が顕著に現れる。圧
力上昇インパルスを適切に選択することにより面積の明
らかな相違を特定可能なように、空気を圧縮するために
系が必要とする時間が利用される。この場合、好ましい
実施形態においては、面積分を求めるための境界条件と
して、5バール以上の圧力が与えられる。面積の計算精
度は計算系の区間分割率により決定される。
【0016】時間に関する面積分を評価することによ
り、油圧装置の動的挙動が評価に取り入れられる。研究
の結果、この方法を用いることによりきわめて僅かの空
気量も検出可能であることがわかった。面積分の値はガ
ス含有量に対する尺度であるので、記憶された特性値か
らガス含有量ないしガス含有容積を決定することができ
る。
【0017】他の実施形態においては、圧力−時間曲線
の面積分が求められないで、たとえば時間に関する圧力
の平均値、到達した最大圧力値を表わす値等のような比
較の対象となり得る測定値が求められる。
【0018】好ましい実施形態においては、本発明によ
る解法の実行は電子式制御ユニットを含むマイクロコン
ピュータのプログラムとして行われる。好ましい実施形
態の範囲内におけるこの種類のプログラムの一例が、図
2の流れ図により示されている。
【0019】図2に示すプログラム部分は少なくとも1
つの前記作動状態において開始され、場合により駆動ユ
ニットの作動サイクルまたは自動車の運転時間の関数と
して開始される。プログラム部分がスタートした後、第
1のステップ100において、制御ユニットの1つの出
力ラインへの対応する出力により、圧力上昇弁40が開
く方向に、すなわち組み込まれた車輪ブレーキにおける
圧力を上昇させる方向に操作される。それに続くステッ
プ102において、車輪ブレーキの範囲内の圧力が測定
され、それに続くステップ104において、所定の限界
値P0と比較される。好ましい実施形態においては、こ
の限界値P0は5バールである。圧力値が限界値を超え
ていないとき、ステップ106により、圧力上昇インパ
ルスに対する所定の時間が経過したか否かが検査され
る。好ましい実施形態においては、60ミリ秒が適切な
パルス長さであることがわかっている。プログラムがス
タートしてから、すなわち圧力上昇パルスが出力されて
からこの時間がまだ経過していない場合、ステップ10
0が続けて実行される。しかしながら、圧力が5バール
以上に上昇することなくこの時間が経過した場合、本発
明による解法は実行することができず、したがってそれ
に続くステップ108において対応する圧力低下弁38
を操作することにより、このとき車輪ブレーキ内に形成
されている圧力が低下される。その後プログラム部分は
終了され、好ましい実施形態においては、この同じ作動
サイクルの一つにおいてはブレーキ装置の検査が成功の
うちに完了しなかったので、次の作動サイクルにおいて
再びプログラム部分が開始される。
【0020】車輪ブレーキ内の圧力が限界値を超えたこ
とをステップ104が与えた場合、ステップ110によ
り、その時点のプログラムの実行あるいは現在の走査時
点に対し、求められた圧力値PRADと走査区間ないしプ
ログラム繰り返し時間間隔Tの積として曲線セグメント
Aiの面積が計算される。その後ステップ112におい
て、求められた面積セグメントAiの和により面積分A
が形成される。それに続くステップ114において、圧
力上昇インパルスに対する所定の時間が経過したか否か
が検査される。所定の時間がまだ経過していない場合、
ステップ116により、圧力上昇弁40に対する操作状
態が保持される。ステップ114において圧力上昇イン
パルスの終了が検出された場合、ステップ118によ
り、車輪ブレーキ内に形成された圧力を低下させるため
に圧力低下弁38が操作される。ステップ116ないし
ステップ118の後、ステップ120において、その時
点の圧力PRADが読み込まれ、それに続くステップ12
2において所定の限界値P0と比較される。圧力が所定
の限界値より大きい場合、ステップ110および112
および面積分のその他の計算が継続される。圧力が限界
値より低い場合、ステップ124により、ブレーキ・シ
ステムのブレーキ作動流体内に許容量以上の高い不溶性
ガスが存在するか否かが面積分Aに基づいて決定され
る。他の有利な実施形態においては、面積値を基礎とし
て実験的に求められた値に基づき、ガス含有量および/
またはガス含有容積が決定される。ガス含有量が許容量
以上に高いことが判明した場合、それがドライバに知ら
されおよび/または非常時作動手段が開始される。ステ
ップ124の後、プログラム部分は終了される。
【0021】図3に典型的な時間変化が示されている。
この場合、図3の(A)はガスを含有しないときに長さ
60ミリ秒の圧力上昇パルスを与え、それに続いて圧力
を低下したときの車輪ブレーキにおける圧力−時間変化
を示す。図3の(B)は、ブレーキ作動流体が3cm3
のガスを含有するときの対応する圧力−時間変化を示
す。最後に、図3の(C)に圧力上昇弁(300)およ
び圧力低下弁(302)に対する制御信号が示されてい
る。
【0022】時間t=0において、少なくとも1つの車
輪ブレーキの圧力上昇弁40が圧力上昇の方向に操作さ
れる(図3の(C)の時間変化300参照)。これによ
り図3の(A)および(B)に示すような圧力上昇特性
曲線が形成される。インパルスの終了後(好ましい実施
形態においては60ミリ秒後)、圧力上昇弁40が閉じ
られ、それまで閉じられていた圧力低下弁38が開かれ
る(図3の(C)の時間変化302参照)。これによ
り、この時点以降、図3の(A)および(B)に示すよ
うに圧力が低下される。計算システムの走査時間は、図
3に示す実施形態においては5ミリ秒である。圧力が5
バールの圧力限界値P0を超えた後のはじめての走査時
点において、第1の面積分セグメントA1ないしA1′
が計算される。この計算は、圧力が5バールの圧力限界
値P0を再び下回るまで各要素に対して行われる。圧力
が5バールの圧力限界値P0を下回るのは、図3の
(A)においては90ミリ秒後であり、図3の(B)に
おいては65ミリ秒後である。このとき面積分計算は終
了され、求められた結果は、それぞれのブレーキ装置に
対して求められた典型的な比較値であってブレーキ装置
内の所定のガス量(好ましくは0)が存在するときの面
積分を表わす当該比較値と比較される。求められた面積
分値がこの比較値より小さい場合、ブレーキ・システム
内に不溶性ガスが存在することが特定される。
【0023】好ましい実施形態においては、面積分に対
して記憶されている所定値から、正確なガス含有量が量
の指示および/または容積の指示として求められ、それ
に応じて記憶される。
【0024】本発明による解法は、好ましい実施形態に
おいては、各車輪ブレーキに対して相前後して個々に実
行される。他の有利な実施形態においては、本発明によ
る解法により、たとえば1つの車軸の個々の車輪ブレー
キ群を平行して検査したり、または上記の本発明による
解法により、同じ時点にすべての車輪ブレーキを検査し
たりすることが適切であることがわかっている。有利な
実施形態においては、弁を適切に組み合わせて操作する
ことにより、たとえば1つの車軸の車輪ブレーキに通じ
ているすべての供給配管のようなブレーキ・システムの
広い範囲もまた測定過程により検査することが可能であ
る。これは、たとえば、圧力上昇弁が同時に操作され、
1つの車輪ブレーキにおける圧力上昇が検査されること
により達成される。圧力上昇が行われる、車輪ブレーキ
に通じる供給配管内に不溶性ガスが存在する場合、これ
は、検査された車輪ブレーキ内の圧力の特性時間変化に
現れる。
【0025】油圧作動流体内に許容量以上の不溶性ガス
が検出された場合、ドライバは非常時ブレーキ回路が制
限された範囲でのみ利用可能であることを知らされ、あ
る有利な実施形態においては出力制限、速度制限等によ
り運転され、代替形態または補足形態においてはブレー
キ装置のガス抜きを行うために修理工場に行くように警
告される。
【0026】好ましい実施形態においては、評価のため
に圧力測定値が読み取られる。他の有利な実施形態にお
いては、ブレーキにより加えられる力を表わす、たとえ
ば締付力のような他の値に基づいて上記の検査が行わ
れ、本発明による解法の意味での検査のためにこの値が
評価される。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下の通りの効果を奏する。即ち、本発明に
よる解法は、油圧式非常時作動ブレーキ・システムを備
えた電気油圧式ブレーキ装置の確実な作動を保証する。
この検査はブレーキ装置の正常作動中においても行うこ
とができることはとくに有利である。
【0028】この場合、ブレーキ・システムのブレーキ
作動流体内の許容量以上の不溶性ガスが検出されること
は有利である。
【0029】本発明による解法により、きわめて僅かな
ガス量も検出可能である。
【0030】この点に関して、ガス検出のために行われ
るテストが250ミリ秒の範囲内のきわめて短時間内に
行われることはとくに有利である。
【0031】評価のとき、圧力変化の動的挙動が考慮さ
れることはとくに有利である。
【0032】本発明の解法により、ブレーキ作動流体内
のガス含有量ないしガス含有容積が決定可能であること
はとくに有利である。
【0033】モニタリングを行うために、追加のセンサ
装置を必要としないことは有利である。モニタリングは
既存のセンサからの信号のみを基礎にしている。
【0034】さらに、個々の車輪ブレーキにおいて目的
に合わせた圧力変化によりガス検出が行われ得て、この
ようにして種々のブレーキ配管領域が相互に独立に許容
量以上のガス量に関して検査可能であることはとくに有
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気油圧式ブレーキ装置のブロック図である。
【図2】好ましい実施形態における本発明による解法の
流れ図である。
【図3】本発明による解法の作動方式を示す時間変化で
あり、(A)は油圧作動流体内に不溶性ガスを含有しな
いときの車輪ブレーキ内における圧力−時間変化を示
し、(B)は3cm3のガスを含有するときの対応する
圧力−時間変化を示し、(C)は圧力上昇弁および圧力
低下弁に対する制御信号を示す。
【符号の説明】
10 電子式制御ユニット 12 油圧式ブレーキ装置 18、20、24、30、32 測定装置 38 圧力低下弁 40 圧力上昇弁 42、50、54、60 油圧配管 44、56 貯蔵容器 46 車輪ブレーキシリンダ 48 車輪 52 ポンプ 58 高圧圧力媒体貯蔵室 62 スイッチ要素

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に操作可能な弁により少なくとも
    1つの車輪ブレーキ内の圧力が上昇または低下される車
    両ブレーキ装置の検査方法において、 少なくとも1つの作動状態において、検査の目的で少な
    くとも1つの車輪ブレーキ内において定常状態を達成さ
    せることなく所定の圧力の上昇および低下が連続して行
    われることを特徴とする車両ブレーキ装置の検査方法。
  2. 【請求項2】 圧力の上昇および低下の間に少なくとも
    1つの車輪ブレーキ内の圧力の時間変化ないし加えられ
    た力の時間変化が求められることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 圧力の上昇およびそれに続く圧力の低下
    による少なくとも1つの車輪ブレーキ内の圧力または力
    の時間変化からブレーキ・システムにおける欠陥とくに
    許容量以上の不溶性ガスが特定されることを特徴とする
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 圧力−時間曲線又は力−時間曲線の面積
    分が決定されることを特徴とする請求項2または3のい
    ずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 圧力の上昇およびそれに続く圧力の低下
    による圧力の時間変化ないし力の時間変化からブレーキ
    ・システムのブレーキ作動流体内のガス含有量が求めら
    れることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 所定の圧力上昇のために少なくとも1つ
    の圧力上昇弁に所定長さのインパルスが与えられ、それ
    に続いて少なくとも1つの圧力低下弁が上昇されている
    圧力を低下させるように制御されることを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 圧力または力が所定の限界値を超えたと
    き、面積分が決定されることを特徴とする請求項4記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記ブレーキ装置が電気油圧式ブレーキ
    装置であり、当該電気油圧式ブレーキ装置は正常作動に
    おいてドライバのブレーキ希望の関数として前記車輪ブ
    レーキ内の圧力を電気的に操作可能な弁を操作すること
    により上昇または低下させ、電気制御が故障した場合、
    ブレーキ操作がブレーキペダル操作度の関数として油圧
    式非常時作動ブレーキ回路を介して可能となることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 電気的に操作可能な弁の操作により少な
    くとも1つの車輪ブレーキ内の圧力を上昇または低下さ
    せる電子式制御ユニットを備えた車両ブレーキ装置の検
    査装置において、 前記電子式制御ユニットが、少なくとも1つの作動状態
    において、検査の目的で所定の圧力を少なくとも1つの
    車輪ブレーキ内に加え、定常状態を待つことなくこれに
    続いて圧力を低下させることを特徴とする車両ブレーキ
    装置の検査装置。
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