JPH09217729A - ヒンジ部付き樹脂成形体 - Google Patents
ヒンジ部付き樹脂成形体Info
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- JPH09217729A JPH09217729A JP8050748A JP5074896A JPH09217729A JP H09217729 A JPH09217729 A JP H09217729A JP 8050748 A JP8050748 A JP 8050748A JP 5074896 A JP5074896 A JP 5074896A JP H09217729 A JPH09217729 A JP H09217729A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガタ付きがなく、精度の高い枢支構造を具備
できるヒンジ部付き樹脂成形体を得る。 【解決手段】 可動部3が本体部2に対しヒンジ部を介
し回動可能に連結されているヒンジ部付き樹脂成形体1
において、本体部2の両側部2b,2cに大径孔9aお
よび大径孔9aと連通している小径孔9bを形成してい
る一方、本体部2の一側に接近して可動部3を突出成形
しているとともに、可動部3の両側に一体に形成されて
対応する大径孔9a内に各々遊嵌している軸部10を有
し、可動部3が軸部10を大径孔9aから小径孔9bに
移動して嵌合することにより、回動可能な製品形状にな
るようにした。
できるヒンジ部付き樹脂成形体を得る。 【解決手段】 可動部3が本体部2に対しヒンジ部を介
し回動可能に連結されているヒンジ部付き樹脂成形体1
において、本体部2の両側部2b,2cに大径孔9aお
よび大径孔9aと連通している小径孔9bを形成してい
る一方、本体部2の一側に接近して可動部3を突出成形
しているとともに、可動部3の両側に一体に形成されて
対応する大径孔9a内に各々遊嵌している軸部10を有
し、可動部3が軸部10を大径孔9aから小径孔9bに
移動して嵌合することにより、回動可能な製品形状にな
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動部が本体部に
対しヒンジ部を介し回動可能に連結されているヒンジ部
付き樹脂成形体に関するものである。
対しヒンジ部を介し回動可能に連結されているヒンジ部
付き樹脂成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明対象である樹脂成形体は図10に
例示する如く、本体部aに対し可動部bをヒンジ部cを
介して回動可能に連結したものの内、前記ヒンジ部cが
本体部aの側部に設けられた貫通孔dに可動部b側の軸
部eを嵌合する構造である。この種の樹脂成形体は、本
体部aと可動部bとを個別に成形してから組み立てる以
外に、成形型を工夫(特公平6−74802号記載の型
構成等)することにより同図の状態に一体的ないしはワ
ンショットで成形することも可能である。後者では製品
形状に成形されるので取扱い性に優れ、組み立て工数等
を少なくできる利点がある。
例示する如く、本体部aに対し可動部bをヒンジ部cを
介して回動可能に連結したものの内、前記ヒンジ部cが
本体部aの側部に設けられた貫通孔dに可動部b側の軸
部eを嵌合する構造である。この種の樹脂成形体は、本
体部aと可動部bとを個別に成形してから組み立てる以
外に、成形型を工夫(特公平6−74802号記載の型
構成等)することにより同図の状態に一体的ないしはワ
ンショットで成形することも可能である。後者では製品
形状に成形されるので取扱い性に優れ、組み立て工数等
を少なくできる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た後者のヒンジ部付き樹脂成形体構造にあっては、本体
部aおよび可動部bに対応する成形面を有する成形型に
リング状の補助型を配置して、軸部eが貫通孔dの内部
に遊嵌した状態に成形されるので、貫通孔dと軸部eと
の間に比較的大きな隙間が構造的にできて、軸部eがガ
タ付き易いものとなる。したがって、樹脂成形体として
は、可動部bが貫通孔dと軸部eとの嵌合を介して回動
可能であっても、前記ガタ付きによる精度面で品質上、
採用できなかったり、製品精度が満足されないもとなっ
ていた。
た後者のヒンジ部付き樹脂成形体構造にあっては、本体
部aおよび可動部bに対応する成形面を有する成形型に
リング状の補助型を配置して、軸部eが貫通孔dの内部
に遊嵌した状態に成形されるので、貫通孔dと軸部eと
の間に比較的大きな隙間が構造的にできて、軸部eがガ
タ付き易いものとなる。したがって、樹脂成形体として
は、可動部bが貫通孔dと軸部eとの嵌合を介して回動
可能であっても、前記ガタ付きによる精度面で品質上、
採用できなかったり、製品精度が満足されないもとなっ
ていた。
【0004】本発明は、上記した問題を解消するためな
されたもので、その目的は本体部と可動部とを樹脂材で
一体的ないしはワンショットで成形することを前提と
し、ヒンジ部のガタ付きを構造的になくし、精度の高い
枢支構造を具備できるヒンジ部付き樹脂成形体を提供す
ることにある。他の目的は以下の説明の中で明らかにす
る。
されたもので、その目的は本体部と可動部とを樹脂材で
一体的ないしはワンショットで成形することを前提と
し、ヒンジ部のガタ付きを構造的になくし、精度の高い
枢支構造を具備できるヒンジ部付き樹脂成形体を提供す
ることにある。他の目的は以下の説明の中で明らかにす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、本体部および可動部が一体的ないしはワンシ
ョットで型成形されて、前記可動部が本体部に対しヒン
ジ部を介し回動可能に連結されているヒンジ部付き樹脂
成形体において、前記本体部の両側部にヒンジ部形成用
の大径孔および該大径孔と連通している小径孔を形成し
ている一方、前記本体部の一側に接近して前記可動部を
突出成形しているとともに、可動部の両側に一体に形成
されて前記対応する大径孔内に各々遊嵌しているヒンジ
部形成用の軸部を有し、前記可動部が前記軸部を前記大
径孔内から前記小径孔内に移動して嵌合することによ
り、回動可能な製品形状になるようにしたものである。
本発明は、本体部および可動部が一体的ないしはワンシ
ョットで型成形されて、前記可動部が本体部に対しヒン
ジ部を介し回動可能に連結されているヒンジ部付き樹脂
成形体において、前記本体部の両側部にヒンジ部形成用
の大径孔および該大径孔と連通している小径孔を形成し
ている一方、前記本体部の一側に接近して前記可動部を
突出成形しているとともに、可動部の両側に一体に形成
されて前記対応する大径孔内に各々遊嵌しているヒンジ
部形成用の軸部を有し、前記可動部が前記軸部を前記大
径孔内から前記小径孔内に移動して嵌合することによ
り、回動可能な製品形状になるようにしたものである。
【0006】以上の構成によれば、成形した状態では、
可動部が本体部の両側壁および下壁と隙間を保って突出
形成され、可動部の軸部が本体部側の大径孔内に遊嵌さ
れた状態になっている。したがって、製品形状にするに
は、軸部が大径孔から小径孔へ落し込まれるよう移動し
嵌合する。これによって、可動部が本体部に対し軸部と
小径孔との嵌合を介して回動可能に組み付けられる。
可動部が本体部の両側壁および下壁と隙間を保って突出
形成され、可動部の軸部が本体部側の大径孔内に遊嵌さ
れた状態になっている。したがって、製品形状にするに
は、軸部が大径孔から小径孔へ落し込まれるよう移動し
嵌合する。これによって、可動部が本体部に対し軸部と
小径孔との嵌合を介して回動可能に組み付けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1乃至図9は本発明
に係るヒンジ部付き樹脂成形体の一実施例を示してお
り、図1(a),(b)は図5と図7との状態で要部構
造を拡大した図である。また、図2〜図5は成形された
状態での樹脂成形体を示し、図7は可動部を正規な位置
で回動可能にした製品形状で示し、図8は付帯部品を取
り付ける手順を示し、図9は樹脂成形体の使用態様を模
式的に示している。
て図面を参照しながら説明する。図1乃至図9は本発明
に係るヒンジ部付き樹脂成形体の一実施例を示してお
り、図1(a),(b)は図5と図7との状態で要部構
造を拡大した図である。また、図2〜図5は成形された
状態での樹脂成形体を示し、図7は可動部を正規な位置
で回動可能にした製品形状で示し、図8は付帯部品を取
り付ける手順を示し、図9は樹脂成形体の使用態様を模
式的に示している。
【0008】図1乃至図7において、ヒンジ部付き樹脂
成形体1は、自動車のドアガラスを摺動自在に保持する
ための支持フレームの例であり、ポリスチレン(PS)
などの樹脂材で一つのパーツとして射出成形されたもの
である。構造的には、本体部2およびこの本体部2に回
動可能に設けられる可動部3とを備え、成形された状態
で可動部3が本体部2の一側内から外方へ突出されてい
る。そして、この樹脂成形体1では、特に、本体部2と
可動部3との配置や可動部3の枢支構造に工夫がなされ
ている。以下、成形された状態での全体構成を詳述する
とともに、製品形状および使用状態に組み付ける要領を
説明しつつ要部構造を明らかにする。
成形体1は、自動車のドアガラスを摺動自在に保持する
ための支持フレームの例であり、ポリスチレン(PS)
などの樹脂材で一つのパーツとして射出成形されたもの
である。構造的には、本体部2およびこの本体部2に回
動可能に設けられる可動部3とを備え、成形された状態
で可動部3が本体部2の一側内から外方へ突出されてい
る。そして、この樹脂成形体1では、特に、本体部2と
可動部3との配置や可動部3の枢支構造に工夫がなされ
ている。以下、成形された状態での全体構成を詳述する
とともに、製品形状および使用状態に組み付ける要領を
説明しつつ要部構造を明らかにする。
【0009】(本体部構造)本体部2は、概略矩形板状
をなし、メイン部2aと、両側部2b,2cとからなっ
ている。メイン部2aは、内面(ないしは上面)中央部
に突出形成された筒状係止部4と、内面前側縁に沿って
突出形成された立壁部5と、立壁部5の外側中央部に設
けられた段差状の係止部5aと、立壁部5の内下縁部に
あって、両側部2b,2c間に貫通した状態に形成され
た導入孔6と、両側部2b,2cに対し後側部分(可動
部3側)がコ字形に切り欠かれた欠如部2dとを有して
いる。また、メイン部2aは、両側部2b,2cに対し
薄くなっていて、内面(ないしは上面)側が略面一に形
成され、外面(ないしは下面)側が段差を形成してい
る。
をなし、メイン部2aと、両側部2b,2cとからなっ
ている。メイン部2aは、内面(ないしは上面)中央部
に突出形成された筒状係止部4と、内面前側縁に沿って
突出形成された立壁部5と、立壁部5の外側中央部に設
けられた段差状の係止部5aと、立壁部5の内下縁部に
あって、両側部2b,2c間に貫通した状態に形成され
た導入孔6と、両側部2b,2cに対し後側部分(可動
部3側)がコ字形に切り欠かれた欠如部2dとを有して
いる。また、メイン部2aは、両側部2b,2cに対し
薄くなっていて、内面(ないしは上面)側が略面一に形
成され、外面(ないしは下面)側が段差を形成してい
る。
【0010】両側部2b,2cの各後側は、間に欠如部
2dを位置し、この後側部分に立ち上がるよう設けられ
た膨出部7を有している。各膨出部7には幅方向に貫通
されただるま孔8が各々設けられている。このだるま孔
8は、図1に示す如く前記可動部3に設けられる軸部1
0に対応しており、下側に位置する大径孔9aと、大径
孔9aの上に位置して大径孔9aに連通している小径孔
9bとを有している。そして、大径孔9aは、軸部10
の径よりも成形型の制約から大きく設定されている。こ
れに対し小径孔9bは成形型の制約を受けることなく設
定され、軸部10とほぼ等しいか、若干大きめに形成さ
れている。また、大径孔9aと小径孔9bとの境界部は
最小径の係止孔部9cに設定されており、軸部10が大
径孔9aで遊嵌しこの大径孔9aから係止孔部9cに押
し込められて小径孔9bに移動した後、小径孔9b内に
回動自在に嵌合し不用意に抜けないようになっている。
2dを位置し、この後側部分に立ち上がるよう設けられ
た膨出部7を有している。各膨出部7には幅方向に貫通
されただるま孔8が各々設けられている。このだるま孔
8は、図1に示す如く前記可動部3に設けられる軸部1
0に対応しており、下側に位置する大径孔9aと、大径
孔9aの上に位置して大径孔9aに連通している小径孔
9bとを有している。そして、大径孔9aは、軸部10
の径よりも成形型の制約から大きく設定されている。こ
れに対し小径孔9bは成形型の制約を受けることなく設
定され、軸部10とほぼ等しいか、若干大きめに形成さ
れている。また、大径孔9aと小径孔9bとの境界部は
最小径の係止孔部9cに設定されており、軸部10が大
径孔9aで遊嵌しこの大径孔9aから係止孔部9cに押
し込められて小径孔9bに移動した後、小径孔9b内に
回動自在に嵌合し不用意に抜けないようになっている。
【0011】(可動部構造)可動部3は、欠如部2dの
間から本体部2と略平行かつ、逆方向へ突出形成されて
おり、図9の如く本体部2に重ね合わされる大きさの板
状をなしている。メイン部3aには、略中央に突設され
て前記係止部4の筒内4aに押し込まれる係合軸11
と、内面後側の中間縁部に突設された立壁部12と、立
壁部12の先端に形成されて立壁部5の係止部5aに係
脱される係合部としての係合爪12aと、立壁部12に
近いメイン部3aの部分にあって、両側部3b,3c間
に貫通した状態に形成された導入孔13とを有してい
る。なお、係合爪12aの真下に位置するメイン部3a
の部分には型抜き用の貫通孔が形成されている。
間から本体部2と略平行かつ、逆方向へ突出形成されて
おり、図9の如く本体部2に重ね合わされる大きさの板
状をなしている。メイン部3aには、略中央に突設され
て前記係止部4の筒内4aに押し込まれる係合軸11
と、内面後側の中間縁部に突設された立壁部12と、立
壁部12の先端に形成されて立壁部5の係止部5aに係
脱される係合部としての係合爪12aと、立壁部12に
近いメイン部3aの部分にあって、両側部3b,3c間
に貫通した状態に形成された導入孔13とを有してい
る。なお、係合爪12aの真下に位置するメイン部3a
の部分には型抜き用の貫通孔が形成されている。
【0012】また、両側部3b,3cの本体部2に接近
する側は、メイン部3aの一部とともに前記膨出部7が
納まるよう切り欠かれている。そして、メイン部3aの
本体部2に接近する側は、両膨出部7,7の間に位置し
ているとともに、その内面(ないしは上面)に厚肉部3
dが幅方向に一段高く形成されている。厚肉部3dの両
側の各端面には大径孔9aの内部に向けて突出した軸部
10が設けられている。この軸部10は大径孔9a内に
遊嵌している。
する側は、メイン部3aの一部とともに前記膨出部7が
納まるよう切り欠かれている。そして、メイン部3aの
本体部2に接近する側は、両膨出部7,7の間に位置し
ているとともに、その内面(ないしは上面)に厚肉部3
dが幅方向に一段高く形成されている。厚肉部3dの両
側の各端面には大径孔9aの内部に向けて突出した軸部
10が設けられている。この軸部10は大径孔9a内に
遊嵌している。
【0013】なお、肉厚部3dと本体部2のメイン部2
aとの間には図6に示す如く隙間Lが設定されており、
成形後に軸部10を大径孔9aから小径孔9bへ移動し
たり、可動部2を回動するときに互いに当たって規制さ
れないようになっている。また、型成形においては、本
体部2および可動部3に対応した成形面を有する成形型
以外に、軸部10を大径孔9a内に入れられた状態に成
形するため前記型内に配置される補助型も使用される。
そして、型構造的には、樹脂成形体1が図1の如く本体
部2と可動部3とが分離された状態で成形することも可
能である。しかし、型精度面からは可動部5と本体部2
との接近部位が溶融樹脂によって連結することもある
が、そのような連結部は破砕が容易な薄肉状をなしてい
るので、成形後、軸部10を図7の矢印方向、すなわち
小径孔9bに移動する際に応力を受けて容易に破壊され
る。
aとの間には図6に示す如く隙間Lが設定されており、
成形後に軸部10を大径孔9aから小径孔9bへ移動し
たり、可動部2を回動するときに互いに当たって規制さ
れないようになっている。また、型成形においては、本
体部2および可動部3に対応した成形面を有する成形型
以外に、軸部10を大径孔9a内に入れられた状態に成
形するため前記型内に配置される補助型も使用される。
そして、型構造的には、樹脂成形体1が図1の如く本体
部2と可動部3とが分離された状態で成形することも可
能である。しかし、型精度面からは可動部5と本体部2
との接近部位が溶融樹脂によって連結することもある
が、そのような連結部は破砕が容易な薄肉状をなしてい
るので、成形後、軸部10を図7の矢印方向、すなわち
小径孔9bに移動する際に応力を受けて容易に破壊され
る。
【0014】(製品形状への組立要領)以上のヒンジ部
付き樹脂成形体1は、成形した状態において、軸部10
が本体部2側の大径孔9a内に突出しているとともに、
可動部3が本体部2の後部から本体部2と逆向きに突出
された状態になっている。したがって、この樹脂成形体
1を図1(b)及び図7に示す如く製品形状にする場合
は、例えば、本体部2を押さえつけた状態で、可動部3
を図7中の矢印方向、つまり上側に押圧操作する。する
と、可動部3は、軸部10が大径孔9aから係止孔部9
cを強制的に通って小径孔9bへ落し込まれるよう移動
し嵌合する。軸部10は、小径孔9bに一旦嵌合する
と、係止孔部9cの存在により大径孔9a側への不用意
な移動が阻止される。これによって、可動部3が本体部
2に対し軸部10を回動支点として組み付けられる。
付き樹脂成形体1は、成形した状態において、軸部10
が本体部2側の大径孔9a内に突出しているとともに、
可動部3が本体部2の後部から本体部2と逆向きに突出
された状態になっている。したがって、この樹脂成形体
1を図1(b)及び図7に示す如く製品形状にする場合
は、例えば、本体部2を押さえつけた状態で、可動部3
を図7中の矢印方向、つまり上側に押圧操作する。する
と、可動部3は、軸部10が大径孔9aから係止孔部9
cを強制的に通って小径孔9bへ落し込まれるよう移動
し嵌合する。軸部10は、小径孔9bに一旦嵌合する
と、係止孔部9cの存在により大径孔9a側への不用意
な移動が阻止される。これによって、可動部3が本体部
2に対し軸部10を回動支点として組み付けられる。
【0015】(使用状態への組立要領)製品形状になっ
たヒンジ部付き樹脂成形体1は、図8に示す如く、本体
部2のメイン部2aの外面にクッション材19が配置さ
れるとともに、植毛部材20が取り付けられる。植毛部
材20は、図2にも示す如く基布21の片面に植毛部2
2を所定の範囲に形成したものである。この両側には係
合軸11に対応した取付孔23と、係止部4に対応した
取付孔24とが設けられている。そして、この植毛部材
20は、一端側を本体部2の導入孔6から係止部4側に
引き込み、その取付孔24が係止部4に係合される一
方、他端側を可動部3の導入孔13から係合軸11側に
引き込み、取付孔23が係合軸11に係合される。な
お、前記植毛部22は基布21の両側を除いた広い部分
に設けられているが、クッション材19を覆う基布部分
に少なくとも設けられていればよい。
たヒンジ部付き樹脂成形体1は、図8に示す如く、本体
部2のメイン部2aの外面にクッション材19が配置さ
れるとともに、植毛部材20が取り付けられる。植毛部
材20は、図2にも示す如く基布21の片面に植毛部2
2を所定の範囲に形成したものである。この両側には係
合軸11に対応した取付孔23と、係止部4に対応した
取付孔24とが設けられている。そして、この植毛部材
20は、一端側を本体部2の導入孔6から係止部4側に
引き込み、その取付孔24が係止部4に係合される一
方、他端側を可動部3の導入孔13から係合軸11側に
引き込み、取付孔23が係合軸11に係合される。な
お、前記植毛部22は基布21の両側を除いた広い部分
に設けられているが、クッション材19を覆う基布部分
に少なくとも設けられていればよい。
【0016】図8はそのように樹脂成形体1に植毛部材
20を配置した状態を示し、この状態で自動車等のドア
パネル側に組み込まれる。このドアパネルは図示してい
ないが、図9に示す如くドアガラス25の幅方向に沿っ
て取付ブラケット26が設けられている。この取付ブラ
ケット26は、本体部2の内面と可動部3の内面との間
に挟持される大きさおよび厚さになっているとともに、
係止部4を差し込み可能な取付孔26aが設けられてい
る。したがって、植毛部材20付きの樹脂成形体1は、
取付ブラケット26に対し本体部2のメイン部2aの内
面を対抗させて、係止部4を取付孔26aに差し込んで
係合することにより位置だしされる。その後、可動部3
が小径孔9b内に嵌合している軸部10を支点として本
体部2側へ回動操作される。また、可動部3と本体部2
とが重ね合わされる方向へ押されると、係合軸11が係
止部4の筒内4aに係合し、かつ、係合爪12aが本体
部2の係止部5aに係合される結果、可動部3は本体部
2に対し2箇所で確実に係合される。また、樹脂成形体
1は取付ブラケット26を可動部3と本体部2とで挟持
し、かつ係止部4が取付孔26aに係合した状態で取り
付けられる。この状態では、図9の如く植毛部材20は
本体部2および可動部3の各メイン部2a,3aの外面
に所定の張力を持って配置され、メイン部2aに対応す
る部分がドアガラス25のガラス面に当接される。この
結果、ドアガラス25は上下動されるときも、ガタ付く
ことなく保持されるのである。
20を配置した状態を示し、この状態で自動車等のドア
パネル側に組み込まれる。このドアパネルは図示してい
ないが、図9に示す如くドアガラス25の幅方向に沿っ
て取付ブラケット26が設けられている。この取付ブラ
ケット26は、本体部2の内面と可動部3の内面との間
に挟持される大きさおよび厚さになっているとともに、
係止部4を差し込み可能な取付孔26aが設けられてい
る。したがって、植毛部材20付きの樹脂成形体1は、
取付ブラケット26に対し本体部2のメイン部2aの内
面を対抗させて、係止部4を取付孔26aに差し込んで
係合することにより位置だしされる。その後、可動部3
が小径孔9b内に嵌合している軸部10を支点として本
体部2側へ回動操作される。また、可動部3と本体部2
とが重ね合わされる方向へ押されると、係合軸11が係
止部4の筒内4aに係合し、かつ、係合爪12aが本体
部2の係止部5aに係合される結果、可動部3は本体部
2に対し2箇所で確実に係合される。また、樹脂成形体
1は取付ブラケット26を可動部3と本体部2とで挟持
し、かつ係止部4が取付孔26aに係合した状態で取り
付けられる。この状態では、図9の如く植毛部材20は
本体部2および可動部3の各メイン部2a,3aの外面
に所定の張力を持って配置され、メイン部2aに対応す
る部分がドアガラス25のガラス面に当接される。この
結果、ドアガラス25は上下動されるときも、ガタ付く
ことなく保持されるのである。
【0017】なお、本発明の樹脂成形体1は、ドアガラ
ス用の支持フレームに限られず、請求項1の要件を具備
するものであれば何であってもよく、各種の製品ないし
は部品に適用できるものである。
ス用の支持フレームに限られず、請求項1の要件を具備
するものであれば何であってもよく、各種の製品ないし
は部品に適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のヒンジ部付
き樹脂成形体は、可動部を本体部と樹脂材で一体的に成
形する従来技術の利点に加えて、次のような効果を有し
ている。 、製品形状にするには、軸部が大径孔から小径孔へ落
し込まれるよう移動し嵌合すると、可動部が本体部に対
し軸部と小径孔との嵌合を介して回動可能に組み付けら
れる。このため、小径孔の大きさは、軸部との関係で成
形時に規制されることがないので、軸部と精度よく嵌合
される値に設定することができる。 、その結果、製品形状では高精度の嵌合を得ることが
でき、可動部のガタ付きをなくすることができる。 、このように、本発明は可動部のガタ付きが構造的に
なくすることができるので、適用製品の品質を向上でき
るとともに、適用可能な製品も拡大できる。
き樹脂成形体は、可動部を本体部と樹脂材で一体的に成
形する従来技術の利点に加えて、次のような効果を有し
ている。 、製品形状にするには、軸部が大径孔から小径孔へ落
し込まれるよう移動し嵌合すると、可動部が本体部に対
し軸部と小径孔との嵌合を介して回動可能に組み付けら
れる。このため、小径孔の大きさは、軸部との関係で成
形時に規制されることがないので、軸部と精度よく嵌合
される値に設定することができる。 、その結果、製品形状では高精度の嵌合を得ることが
でき、可動部のガタ付きをなくすることができる。 、このように、本発明は可動部のガタ付きが構造的に
なくすることができるので、適用製品の品質を向上でき
るとともに、適用可能な製品も拡大できる。
【図1】本発明形態に係るヒンジ部付き樹脂成形体の要
部構造を示す拡大側面図である。
部構造を示す拡大側面図である。
【図2】前記樹脂成形体を成形した状態で付帯部品とと
もに示す斜視図である。
もに示す斜視図である。
【図3】前記樹脂成形体を成形した状態で示す上面図で
ある。
ある。
【図4】図3の樹脂成形体を左右方向から見た図であ
る。
る。
【図5】図3の樹脂成形体を側部方向から見た図であ
る。
る。
【図6】図3のA−A線に沿って断面した図である。
【図7】前記樹脂成形体を製品形状にした状態で示す図
である。
である。
【図8】前記樹脂成形体を製品形状にした後、付帯部品
の組み付けを示す断面図である。
の組み付けを示す断面図である。
【図9】前記樹脂成形体の使用状態を示す側面図であ
る。
る。
【図10】従来のヒンジ部付き樹脂成形体例を示す説明
用の側面図である。
用の側面図である。
1 ヒンジ部付き樹脂成形体 2 本体部 2a メイン部 2b,2c 側部 3 可動部 3a メイン部 3b,3c 側部 4 係止部 7 膨出部 8 だるま孔 5a 係止部 9a 大径孔 9b 小径孔 10 軸部 11 係合軸(係合部) 12a 係合爪(係合部)
Claims (4)
- 【請求項1】 本体部と可動部とが一体的ないしはワン
ショットで成形されて、前記可動部が本体部に対しヒン
ジ部を介し回動可能に連結されているヒンジ部付き樹脂
成形体において、 前記本体部の両側部にヒンジ部形成用の大径孔および該
大径孔と連通している小径孔を形成している一方、前記
本体部の一側に接近して前記可動部を突出成形している
とともに、可動部の両側に一体に形成されて前記対応す
る大径孔内に各々遊嵌しているヒンジ部形成用の軸部を
有し、 前記可動部が前記軸部を前記大径孔内から前記小径孔内
に移動して嵌合することにより、回動可能な製品形状に
なることを特徴とするヒンジ部付き樹脂成形体。 - 【請求項2】 前記大径孔および前記小径孔が、前記本
体部の両側部に突設された膨出部に形成されている請求
項1に記載のヒンジ部付き樹脂成形体。 - 【請求項3】 前記本体部および前記可動部が、前記製
品形状の状態で前記可動部を前記本体部側に前記ヒンジ
部を介し回動して重ねた際に互いに係合可能な係止部と
係合部との一方を各々一体に形成している請求項1に記
載のヒンジ部付き樹脂成形体。 - 【請求項4】 前記樹脂成形体が、車両のドアパネル側
に取り付けられて、ドアガラスを摺動自在に保持するた
めの支持フレームである請求項1に記載のヒンジ部付き
樹脂成形体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8050748A JPH09217729A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | ヒンジ部付き樹脂成形体 |
| TW086202723U TW326246U (en) | 1996-02-15 | 1997-02-21 | Resin molded article having a hinge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8050748A JPH09217729A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | ヒンジ部付き樹脂成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09217729A true JPH09217729A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12867466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8050748A Pending JPH09217729A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | ヒンジ部付き樹脂成形体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09217729A (ja) |
| TW (1) | TW326246U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002128112A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Nifco Inc | 蓋体のヒンジ構造 |
| JP2002316680A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-29 | Ogk Co Ltd | 自転車用補助座席装置及びその製造方法 |
| WO2009041764A1 (en) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Lg Electronics Inc. | Rotatable shelf apparatus and refrigerator having the same |
| EP2842713A1 (de) * | 2013-09-03 | 2015-03-04 | Andreas Massold | Gelenk |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP8050748A patent/JPH09217729A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-21 TW TW086202723U patent/TW326246U/zh unknown
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100894476B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2009-04-22 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 가변 선반 장치 |
| US8376483B2 (en) | 2007-09-28 | 2013-02-19 | Lg Electronics Inc. | Rotatable shelf apparatus and refrigerator having the same |
| EP2842713A1 (de) * | 2013-09-03 | 2015-03-04 | Andreas Massold | Gelenk |
| JP2015048149A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | フランク,ゾマー | リンク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW326246U (en) | 1998-02-01 |
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