JPH09218277A - 腕時計用カバーガラス及びその製造方法 - Google Patents
腕時計用カバーガラス及びその製造方法Info
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- JPH09218277A JPH09218277A JP4790296A JP4790296A JPH09218277A JP H09218277 A JPH09218277 A JP H09218277A JP 4790296 A JP4790296 A JP 4790296A JP 4790296 A JP4790296 A JP 4790296A JP H09218277 A JPH09218277 A JP H09218277A
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- Japan
- Prior art keywords
- glass
- cover glass
- transparent
- colored
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーガラスの表面部分だけでなく、ガラス
材質内部まで着色する方法、特に透明感のある着色ガラ
スを用いた色彩豊かなファッショナブルなデザインと、
文字板と組み合わせた時、立体感と奥行きのあるデザイ
ンに対応できる新しい腕時計用カバーガラスの装飾方法
を提供する。 【構成】 腕時計に用いられる風防窓、いわゆるカバー
ガラスにおいて、成形加工材料に無色透明な無機ガラス
板と、一種または二種以上の着色ガラス板を融着して組
み合わせ、これをガラス熱間プレスでガラス板表面に凹
凸形状を成形加工した後、着色ガラス側面凸部を研削除
去し、ベースとなる透明なガラス面と共に整厚した上下
面を鏡面研摩する。
材質内部まで着色する方法、特に透明感のある着色ガラ
スを用いた色彩豊かなファッショナブルなデザインと、
文字板と組み合わせた時、立体感と奥行きのあるデザイ
ンに対応できる新しい腕時計用カバーガラスの装飾方法
を提供する。 【構成】 腕時計に用いられる風防窓、いわゆるカバー
ガラスにおいて、成形加工材料に無色透明な無機ガラス
板と、一種または二種以上の着色ガラス板を融着して組
み合わせ、これをガラス熱間プレスでガラス板表面に凹
凸形状を成形加工した後、着色ガラス側面凸部を研削除
去し、ベースとなる透明なガラス面と共に整厚した上下
面を鏡面研摩する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腕時計用カバーガラスに
関するものであり、特に色彩豊かなファッショナブルな
デザインを用いる装飾時計の設計、多様性を広げるもの
である。
関するものであり、特に色彩豊かなファッショナブルな
デザインを用いる装飾時計の設計、多様性を広げるもの
である。
【0002】
【従来の技術および課題】従来、腕時計用カバーガラス
の材質の種類は、低価格のプラスチックの物からクリス
タルガラス(通称:青板、白板、BK−7ガラス等)、
及び高級腕時計に用いられる単結晶サファイヤを使用し
たサファイヤガラスまで数多くあり、使用目的、質感、
価格に見合った各種材質がカバーガラスとして転用され
使用されている。
の材質の種類は、低価格のプラスチックの物からクリス
タルガラス(通称:青板、白板、BK−7ガラス等)、
及び高級腕時計に用いられる単結晶サファイヤを使用し
たサファイヤガラスまで数多くあり、使用目的、質感、
価格に見合った各種材質がカバーガラスとして転用され
使用されている。
【0003】さらに近年においては、単にガラス材質の
違いだけでなく、表示部分の美観に特徴を持たせた、い
わゆる装飾ガラス、すなわちガラス内面にスクリーン印
刷あるいは金属蒸着膜のパターニングを施した腕時計用
カバーガラスが数多く製造されており、一般的な無色透
明なカバーガラスに比べて多種多様なデザインとカラフ
ルな色彩が可能となった。
違いだけでなく、表示部分の美観に特徴を持たせた、い
わゆる装飾ガラス、すなわちガラス内面にスクリーン印
刷あるいは金属蒸着膜のパターニングを施した腕時計用
カバーガラスが数多く製造されており、一般的な無色透
明なカバーガラスに比べて多種多様なデザインとカラフ
ルな色彩が可能となった。
【0004】しかしこの従来からの印刷ガラスは、本来
無色透明であるガラスの表面に有機インク及び金属蒸着
などの表面処理を施したものであり、この方法による
と、ガラス表面における着色塗布の印刷処理加工だけと
なるので、デザインの幅が平面的な表示表現に制限され
てしまい、立体的な凹凸表示、あるいは透明感のある奥
行きは得られない。
無色透明であるガラスの表面に有機インク及び金属蒸着
などの表面処理を施したものであり、この方法による
と、ガラス表面における着色塗布の印刷処理加工だけと
なるので、デザインの幅が平面的な表示表現に制限され
てしまい、立体的な凹凸表示、あるいは透明感のある奥
行きは得られない。
【0005】また表面処理による印刷は、ガラス母材と
の密着性が悪く剥離の問題が多々あり、さらに印刷面は
耐摩耗性がほとんどないので、腕時計として組み込んだ
場合、カバーガラス外装側への印刷表示は全くできない
のが現状であった。
の密着性が悪く剥離の問題が多々あり、さらに印刷面は
耐摩耗性がほとんどないので、腕時計として組み込んだ
場合、カバーガラス外装側への印刷表示は全くできない
のが現状であった。
【0006】このためガラス表面部分だけでなく、ガラ
ス材質内部まで着色する方法、例えば着色ガラスの持つ
クリアーな質感、あるいは文字板と組み合わせた時、立
体感と奥行き感のある腕時計用カバーガラスのデザイン
に対応できる新しい装飾加工方法が望まれていた。
ス材質内部まで着色する方法、例えば着色ガラスの持つ
クリアーな質感、あるいは文字板と組み合わせた時、立
体感と奥行き感のある腕時計用カバーガラスのデザイン
に対応できる新しい装飾加工方法が望まれていた。
【0007】これに対応するガラスの装飾方法の一つに
「被せガラス」の応用があるが、本来、無色透明な無機
ガラス板と着色ガラス板とを融着して組み合わせた「被
せガラス」は、職人芸とされるガラス工芸等で用いられ
る色彩豊かな着色ガラス材料の一種であり、花瓶やイン
テリア置物等の色彩表現を示すものとして使用されてい
たが、腕時計用カバーガラスの大きさ、寸法加工精度に
合わせて均一に色彩表現を再現し生成させることは不向
きなものであった。
「被せガラス」の応用があるが、本来、無色透明な無機
ガラス板と着色ガラス板とを融着して組み合わせた「被
せガラス」は、職人芸とされるガラス工芸等で用いられ
る色彩豊かな着色ガラス材料の一種であり、花瓶やイン
テリア置物等の色彩表現を示すものとして使用されてい
たが、腕時計用カバーガラスの大きさ、寸法加工精度に
合わせて均一に色彩表現を再現し生成させることは不向
きなものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の「被せ
ガラス」のもつ特有の色彩表現を応用し、量産加工技術
を確立したものであり、腕時計に用いられる風防窓、い
わゆるカバーガラスにおいて、成形加工材料に無色透明
な無機ガラス板と着色ガラス板を融着して組み合わせ、
これをガラス熱間プレスでガラス板表面に凹凸形状を成
形加工した後、着色ガラス側の凸部を研削除去し、透明
なガラス面と共に整厚した上下面を鏡面研摩することに
より、目的に応じた模様,形状,大きさのステンドガラ
ス調の装飾部分を、腕時計用カバーガラスに再現性良く
形成するものである。
ガラス」のもつ特有の色彩表現を応用し、量産加工技術
を確立したものであり、腕時計に用いられる風防窓、い
わゆるカバーガラスにおいて、成形加工材料に無色透明
な無機ガラス板と着色ガラス板を融着して組み合わせ、
これをガラス熱間プレスでガラス板表面に凹凸形状を成
形加工した後、着色ガラス側の凸部を研削除去し、透明
なガラス面と共に整厚した上下面を鏡面研摩することに
より、目的に応じた模様,形状,大きさのステンドガラ
ス調の装飾部分を、腕時計用カバーガラスに再現性良く
形成するものである。
【0009】このステンドガラス調の装飾ガラスを腕時
計用カバーガラスに応用するためには、約30mmφ径のガ
ラス中心からプラスマイナス0.15mm以内の位置精度で、
着色部分のパターニングを再現性良く短時間で得られな
ければならず、部分的な熱加工処理、及び量産性のある
加工方法が必要である。
計用カバーガラスに応用するためには、約30mmφ径のガ
ラス中心からプラスマイナス0.15mm以内の位置精度で、
着色部分のパターニングを再現性良く短時間で得られな
ければならず、部分的な熱加工処理、及び量産性のある
加工方法が必要である。
【0010】
【実施例1】本発明のカバーガラス製造工程の実施例を
図1〜図5を用いて説明する。まず図2に示すように溶
着する色ガラスとして、熱膨張係数が一般的なカバーガ
ラス(白板)と同等な透明感のあるコバルトブルーの着
色ガラス1を用い、厚み1.0mm、外径40mmφに成形し片
面を研摩した後、同じく厚み2.0mm、外径40mmφに成形
加工した透明ガラス2(白板)と研摩面を組み合わせ密
着させ、熱溶着処理して被せガラス3を作成した。
図1〜図5を用いて説明する。まず図2に示すように溶
着する色ガラスとして、熱膨張係数が一般的なカバーガ
ラス(白板)と同等な透明感のあるコバルトブルーの着
色ガラス1を用い、厚み1.0mm、外径40mmφに成形し片
面を研摩した後、同じく厚み2.0mm、外径40mmφに成形
加工した透明ガラス2(白板)と研摩面を組み合わせ密
着させ、熱溶着処理して被せガラス3を作成した。
【0011】次に、割れ防止のための予備加熱テーブル
に被せガラス3を乗せて温度400℃に加熱した後、図3
に示す熱間プレス成形機の回転台4(設定温度400℃)
中央に被せガラス3を移動してセットし、回転台4を低
速回転させ、バーナー5で外周部分を加熱しながら所定
温度約830℃まで加熱した。
に被せガラス3を乗せて温度400℃に加熱した後、図3
に示す熱間プレス成形機の回転台4(設定温度400℃)
中央に被せガラス3を移動してセットし、回転台4を低
速回転させ、バーナー5で外周部分を加熱しながら所定
温度約830℃まで加熱した。
【0012】この時、被せガラス3外周部がバーナー5
の炎により軟化する状態(ガラスの作業域温度)まで加
熱し続け、同時に図3のような形状でガラス接触表面部
分を鏡面加工した超硬合金製(タングステンカーバイト
に白金の表面処理を施した型材)からなるプレス金型6
を、電気ヒーターにて加熱しながら、プレス成形する被
せガラス3の転移点温度より低い温度の約520℃に温度
設定する。
の炎により軟化する状態(ガラスの作業域温度)まで加
熱し続け、同時に図3のような形状でガラス接触表面部
分を鏡面加工した超硬合金製(タングステンカーバイト
に白金の表面処理を施した型材)からなるプレス金型6
を、電気ヒーターにて加熱しながら、プレス成形する被
せガラス3の転移点温度より低い温度の約520℃に温度
設定する。
【0013】この被せガラス3とプレス金型6双方の処
理温度設定終了後、回転台4を止め、熱間プレス成形の
ためプレス金型6を降下させ、軟化状態の被せガラス3
に対し、上方向から圧力を加え、プレス金型6の凹凸鏡
面部分で被せガラス3外周部分をプレス成形する。この
プレス成形工程において、プレス圧は15〜20Kg/cm2の
加重圧力で、成形保持時間は約2秒で行った。
理温度設定終了後、回転台4を止め、熱間プレス成形の
ためプレス金型6を降下させ、軟化状態の被せガラス3
に対し、上方向から圧力を加え、プレス金型6の凹凸鏡
面部分で被せガラス3外周部分をプレス成形する。この
プレス成形工程において、プレス圧は15〜20Kg/cm2の
加重圧力で、成形保持時間は約2秒で行った。
【0014】このときプレス成形された被せガラス3
は、図4のように中央部が凸状になり、着色ガラス部分
は中央部と外周部で段差が生じる。
は、図4のように中央部が凸状になり、着色ガラス部分
は中央部と外周部で段差が生じる。
【0015】この手順でプレス成形加工をし、得られた
被せガラス3を約550℃でアニール熱処理を施した後、
図5に示すように着色ガラス1の凸部分の破線部Aを研
削し、中央部に透明ガラス2が現れる状態まで除去し、
外径(図5のハッチングB部分)を研削し、上下面を研
摩加工し、円板状カバーガラスを作成した。さらにガラ
スをイオン交換法により化学強化し、腕時計用風防窓と
して十分な破壊強度を確保した。
被せガラス3を約550℃でアニール熱処理を施した後、
図5に示すように着色ガラス1の凸部分の破線部Aを研
削し、中央部に透明ガラス2が現れる状態まで除去し、
外径(図5のハッチングB部分)を研削し、上下面を研
摩加工し、円板状カバーガラスを作成した。さらにガラ
スをイオン交換法により化学強化し、腕時計用風防窓と
して十分な破壊強度を確保した。
【0016】完成したカバーガラスは、図1に示す側断
面及び上面図のように外観上従来の印刷ガラスとは一見
して異なり、ガラス窓中央部分が無色透明で、外周部分
が色のバラツキの無い均一な透明感のあるコバルトブル
ー色のステンドガラス調デザインのもが得られた。これ
を腕時計用風防窓として時計枠に組み込むと、文字板と
の表示部分に色彩豊かな透明感と奥行きのある独特の表
示デザインが得られた。
面及び上面図のように外観上従来の印刷ガラスとは一見
して異なり、ガラス窓中央部分が無色透明で、外周部分
が色のバラツキの無い均一な透明感のあるコバルトブル
ー色のステンドガラス調デザインのもが得られた。これ
を腕時計用風防窓として時計枠に組み込むと、文字板と
の表示部分に色彩豊かな透明感と奥行きのある独特の表
示デザインが得られた。
【0017】
【実施例2】本発明のカバーガラスの製造工程の他の一
例の実施例を図6〜図9を用いて説明する。まず、レッ
ド(R)、グリーン(G)、無色透明(C)の2.5mm×
1.5mm角で長さ40mmの棒状の三種のガラスを順番に並
べ、45mm角,厚み2.0mm寸法に成形加工した透明ガラス
2と組み合わせ熱溶着処理し、これをさらに外径40mmφ
に成形加工し被せガラス7を作成した。
例の実施例を図6〜図9を用いて説明する。まず、レッ
ド(R)、グリーン(G)、無色透明(C)の2.5mm×
1.5mm角で長さ40mmの棒状の三種のガラスを順番に並
べ、45mm角,厚み2.0mm寸法に成形加工した透明ガラス
2と組み合わせ熱溶着処理し、これをさらに外径40mmφ
に成形加工し被せガラス7を作成した。
【0018】次に実施例1同様、予備加熱テーブルに乗
せて温度400℃に加熱した後、図7に示すプレス成形機
の回転台4(設定温度400℃)中央にガラスをセット
し、低速回転させ、バーナー5で外周部分を加熱しなが
ら所定温度約830℃まで加熱した。この時、被せガラス
7外周部がバーナー5の炎により軟化する状態(ガラス
の作業域温度)まで加熱し続ける。
せて温度400℃に加熱した後、図7に示すプレス成形機
の回転台4(設定温度400℃)中央にガラスをセット
し、低速回転させ、バーナー5で外周部分を加熱しなが
ら所定温度約830℃まで加熱した。この時、被せガラス
7外周部がバーナー5の炎により軟化する状態(ガラス
の作業域温度)まで加熱し続ける。
【0019】同時にガラス接触表面部分を鏡面加工した
ニッケル−クロム(Ni-Cr)合金からなるプレス金型6
を、電気ヒーターにて加熱しながら、プレス成形する被
せガラス7の転移点温度より低い温度の約520℃に温度
設定する。
ニッケル−クロム(Ni-Cr)合金からなるプレス金型6
を、電気ヒーターにて加熱しながら、プレス成形する被
せガラス7の転移点温度より低い温度の約520℃に温度
設定する。
【0020】この被せガラス7とプレス金型6双方の処
理温度設定終了後、回転台4を止め、プレス成形のため
プレス金型6を降下させ、軟化状態の被せガラス7に対
し、上方向から圧力を加え、プレス金型6の鏡面凹凸部
分で被せガラス7外周部分をプレス成形する。このプレ
ス成形工程において、プレス圧は15〜20Kg/cm2の加重
圧力で、成形保持時間は約2秒で行った。
理温度設定終了後、回転台4を止め、プレス成形のため
プレス金型6を降下させ、軟化状態の被せガラス7に対
し、上方向から圧力を加え、プレス金型6の鏡面凹凸部
分で被せガラス7外周部分をプレス成形する。このプレ
ス成形工程において、プレス圧は15〜20Kg/cm2の加重
圧力で、成形保持時間は約2秒で行った。
【0021】このときプレス成形された被せガラス7
は、図8のように中央部が凸状になり、三種の溶着ガラ
ス部分は中央部と外周部で段差が生じる。
は、図8のように中央部が凸状になり、三種の溶着ガラ
ス部分は中央部と外周部で段差が生じる。
【0022】この手順でプレス成形加工をし、得られた
被せガラス7を約550℃でアニール熱処理を施した後、
三種のガラス凸部分を研削し、中央部に透明ガラス2が
現れる状態まで除去し、外径を研削し、上下面を研摩加
工して円板状カバーガラスを作成した。さらにガラスを
イオン交換法により化学強化し、腕時計用風防窓として
十分な破壊強度を確保した。
被せガラス7を約550℃でアニール熱処理を施した後、
三種のガラス凸部分を研削し、中央部に透明ガラス2が
現れる状態まで除去し、外径を研削し、上下面を研摩加
工して円板状カバーガラスを作成した。さらにガラスを
イオン交換法により化学強化し、腕時計用風防窓として
十分な破壊強度を確保した。
【0023】完成したカバーガラスは、図9に示す側断
面及び上面図のように外観上従来の印刷ガラスとは一見
して異なり、ガラス窓中央部分が無色透明で、外周部分
が透明感のあるレッド(R)、グリーン(G)、無色透
明(C)の格子状のステンドガラス調デザインのもので
あり、腕時計用風防窓として時計枠に組み込むと、文字
板との表示部分に色彩豊かな透明感と奥行きのある独特
の表示デザインが得られた。
面及び上面図のように外観上従来の印刷ガラスとは一見
して異なり、ガラス窓中央部分が無色透明で、外周部分
が透明感のあるレッド(R)、グリーン(G)、無色透
明(C)の格子状のステンドガラス調デザインのもので
あり、腕時計用風防窓として時計枠に組み込むと、文字
板との表示部分に色彩豊かな透明感と奥行きのある独特
の表示デザインが得られた。
【0024】
【実施例3】本発明のカバーガラスの製造工程の他の一
例の実施例を図10〜図12を用いて説明する。まず実施例
1同様、色ガラスとして透明感のあるコバルトブルーの
着色ガラスを厚み1.0mm、外径40mmφに成形し片面を研
摩した後、同じく厚み2.0mm、外径40mmφに成形加工し
た透明ガラス(白板)と研摩面を組み合わせ密着させ、
熱溶着処理して被せガラスを作成した。
例の実施例を図10〜図12を用いて説明する。まず実施例
1同様、色ガラスとして透明感のあるコバルトブルーの
着色ガラスを厚み1.0mm、外径40mmφに成形し片面を研
摩した後、同じく厚み2.0mm、外径40mmφに成形加工し
た透明ガラス(白板)と研摩面を組み合わせ密着させ、
熱溶着処理して被せガラスを作成した。
【0025】次に実施例1同様の加工手順に従い、図10
のように被せガラス8をプレス成形機の回転台4にセッ
トし、加熱しながら軟化状態の被せガラス8をプレス成
形し、上面を球R形状(曲率R=200mmのドーム状)に加
工した。
のように被せガラス8をプレス成形機の回転台4にセッ
トし、加熱しながら軟化状態の被せガラス8をプレス成
形し、上面を球R形状(曲率R=200mmのドーム状)に加
工した。
【0026】この手順でプレス成形加工をし、得られた
被せガラス8を約550℃でアニール熱処理を施した後、
図11に示すように着色ガラス1の上面球R部分を同一R
より大きいR=220mmで、破線部A及びハッチング部Bを
研削し、さらに上下面を研摩加工し、上面球R形状の円
板状カバーガラスを作成した。さらにガラスをイオン交
換法により化学強化し、腕時計用風防窓として十分な破
壊強度を確保した。
被せガラス8を約550℃でアニール熱処理を施した後、
図11に示すように着色ガラス1の上面球R部分を同一R
より大きいR=220mmで、破線部A及びハッチング部Bを
研削し、さらに上下面を研摩加工し、上面球R形状の円
板状カバーガラスを作成した。さらにガラスをイオン交
換法により化学強化し、腕時計用風防窓として十分な破
壊強度を確保した。
【0027】完成したカバーガラスは、図12に示す側断
面及び上面図のように外観上従来の印刷ガラスとは一見
して異なり、ガラス窓中央部分が無色透明に近く、外周
になるにしたがい着色濃度が次第に濃くなる、透明感の
あるブルーのグラデーション調デザインのものであり、
腕時計用風防窓として時計枠に組み込んだ時、色の濃淡
が美しく透明感があり、文字板と表示部分に変化のある
独特の表示デザインが得られた。
面及び上面図のように外観上従来の印刷ガラスとは一見
して異なり、ガラス窓中央部分が無色透明に近く、外周
になるにしたがい着色濃度が次第に濃くなる、透明感の
あるブルーのグラデーション調デザインのものであり、
腕時計用風防窓として時計枠に組み込んだ時、色の濃淡
が美しく透明感があり、文字板と表示部分に変化のある
独特の表示デザインが得られた。
【0028】
【発明の効果】本発明はカバーガラスの加工材料に、ス
テンドガラス調の特有な透明感のある着色ガラスを使用
し、通常もちいられる一般的な透明ガラスと重ね合わせ
て熱融着させ、ガラスを一体化し、これを熱間プレス成
形法でガラス表面に凹凸を付け、着色ガラス側の凸部分
を研削除去した後、表面を透明ガラスと共に鏡面研摩す
ることにより、透明な無機カバーガラスの一部分にステ
ンドガラス調の着色模様を施すものである。
テンドガラス調の特有な透明感のある着色ガラスを使用
し、通常もちいられる一般的な透明ガラスと重ね合わせ
て熱融着させ、ガラスを一体化し、これを熱間プレス成
形法でガラス表面に凹凸を付け、着色ガラス側の凸部分
を研削除去した後、表面を透明ガラスと共に鏡面研摩す
ることにより、透明な無機カバーガラスの一部分にステ
ンドガラス調の着色模様を施すものである。
【0029】これにより得られたカバーガラスは、外観
において従来の印刷ガラスとは一見して異なり、ガラス
窓中央部分が透明で、外周部が色のバラツキの無い均一
な透明感のあるステンドガラス調、カラフルな格子状の
ステンドガラス調、あるいは透明感のある着色のグラデ
ーション調デザインなど様々な装飾品カバーガラスが得
られ、白色等の文字板と組み合わせた時、腕時計の顔で
ある時計表示部分として色彩鮮やかな透明感と、奥行き
のあるガラス工芸品に相当する独特の表示デザインが得
られた。
において従来の印刷ガラスとは一見して異なり、ガラス
窓中央部分が透明で、外周部が色のバラツキの無い均一
な透明感のあるステンドガラス調、カラフルな格子状の
ステンドガラス調、あるいは透明感のある着色のグラデ
ーション調デザインなど様々な装飾品カバーガラスが得
られ、白色等の文字板と組み合わせた時、腕時計の顔で
ある時計表示部分として色彩鮮やかな透明感と、奥行き
のあるガラス工芸品に相当する独特の表示デザインが得
られた。
【図1】本発明の腕時計用カバーガラスの側断面図及び
上面図。
上面図。
【図2】本発明の腕時計用カバーガラスの製造工程を示
す概略の側断図。
す概略の側断図。
【図3】本発明の腕時計用カバーガラスの熱間プレス成
形工程を示す概略の側断図。
形工程を示す概略の側断図。
【図4】本発明の腕時計用カバーガラスの熱間プレス成
形工程を示す概略の側断図。
形工程を示す概略の側断図。
【図5】本発明の腕時計用カバーガラスの製造工程を示
す概略の側断図。
す概略の側断図。
【図6】本発明の腕時計用カバーガラスの他の一例の製
造工程を示す概略の側断図。
造工程を示す概略の側断図。
【図7】本発明の腕時計用カバーガラスの熱間プレス成
形工程を示す概略の側断図。
形工程を示す概略の側断図。
【図8】本発明の腕時計用カバーガラスの熱間プレス成
形工程を示す概略の側断図。
形工程を示す概略の側断図。
【図9】本発明の腕時計用カバーガラスの側断面図及び
上面図。
上面図。
【図10】本発明の腕時計用カバーガラスの熱間プレス成
形工程を示す概略の側断図。
形工程を示す概略の側断図。
【図11】本発明の腕時計用カバーガラスの他の一例の製
造工程を示す概略の側断図。
造工程を示す概略の側断図。
【図12】本発明の腕時計用カバーガラスの側断面図及び
上面図。
上面図。
1 着色ガラス 2 透明ガラス 3 被せガラス 4 回転テーブル 5 バーナー 6 プレス金型 7 被せガラス 8 被せガラス
Claims (2)
- 【請求項1】 腕時計に用いられる風防窓、いわゆるカ
バーガラスにおいて、無色透明な無機ガラスの一部分
に、ステンドガラス調の着色ガラスを融着させ、ガラス
表面に装飾模様を施したことを特徴とする腕時計用カバ
ーガラス。 - 【請求項2】 腕時計に用いられる風防窓、いわゆるカ
バーガラスにおいて、成形加工材料に無色透明な無機ガ
ラス板と、一種または二種以上の着色ガラス板を融着し
て組み合わせ、これをガラス熱間プレスでガラス板表面
に凹凸形状を成形加工した後、着色ガラス側面凸部を研
削除去し、ベースとなる透明なガラス面と共に整厚した
上下面を鏡面研摩することを特徴とする請求項1記載の
腕時計用カバーガラスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4790296A JPH09218277A (ja) | 1996-02-10 | 1996-02-10 | 腕時計用カバーガラス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4790296A JPH09218277A (ja) | 1996-02-10 | 1996-02-10 | 腕時計用カバーガラス及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218277A true JPH09218277A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12788334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4790296A Withdrawn JPH09218277A (ja) | 1996-02-10 | 1996-02-10 | 腕時計用カバーガラス及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09218277A (ja) |
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1996
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