JPH09219342A - 真空コンデンサ - Google Patents

真空コンデンサ

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JPH09219342A
JPH09219342A JP8022914A JP2291496A JPH09219342A JP H09219342 A JPH09219342 A JP H09219342A JP 8022914 A JP8022914 A JP 8022914A JP 2291496 A JP2291496 A JP 2291496A JP H09219342 A JPH09219342 A JP H09219342A
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Sachihiro Fukatsu
祥弘 深津
Toshimasa Fukai
利眞 深井
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空コンデンサの静電容量値を調整する際に
調整ナットを回転しても、該調整ナットに横方向の力が
加えられることがなく、調整ナットの回転軸と可動リー
ドボルトの軸の「ずれ」と回転トルクの上昇を防止し、
部品の寿命低下がない真空コンデンサを提供することを
目的とする。 【解決手段】 固定電極15と可動電極16両電極取付
導体13と18の一方にガイドピン1、他方にガイド部
5を設けて電極板の傾きのない移動を可能とし、静電容
量を調整する調整部をベローズ19内に設けて全長の長
さを短縮し、可動リードボルト32と調整ナット33の
螺合部に最大静電容量調節部を設けるとともに、調整ナ
ット33とねじ受け部31との間に、ニードルベアリン
グ45を嵌合した状態に配備してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大電力送信機の発振
回路とか半導体製造装置用の高周波電源、あるいは誘導
加熱装置のタンク回路等に用いられる真空コンデンサに
関する。
【0002】
【従来の技術】上記真空コンデンサの一例として、本出
願人は先に特願平6−233912号により図4に示す
可変形真空コンデンサを提案した。この真空コンデンサ
の基本構成を説明すると、セラミック等の絶縁円筒12
の両端側に銅製の円筒管11a,11bを接合して円筒
部を形成し、この円筒部を固定側端板兼固定電極取付導
体13(以下、固定電極取付導体と略称)と可動側端板
14により閉塞してコンデンサ部を収容する真空容器1
0を形成する。
【0003】この固定電極取付導体13の内側には、径
(半径)の異なる複数の円筒状電極板F1,F2・・・・Fn
を同心円状に一定間隔をもって取り付けて固定電極15
を形成しており、この固定電極15の各電極板間の間隙
内に、非接触状態で挿出入できるように内径の異なる複
数の円筒状電極板M1,M2・・・・Mnを可動電極取付導体
18に設けて可動電極16を形成している。
【0004】上記固定電極15と可動電極16とを電気
的に絶縁するために、真空容器10の円筒部はセラミッ
ク等による絶縁円筒で形成されている。又、固定側電極
取付導体13の内側で円筒状電極板F1〜Fnの同心部
に、円筒状電極板の軸線に沿ってガイドピン1を設ける
とともに、可動電極取付導体18側にこのガイドピン1
を挿入するガイドピン挿入孔を有するガイド部5を可動
リード2と一体に設けて案内部を形成し、このガイド部
5内にガイドピン1を摺動自在に挿入して可動電極16
をガイドピン1で案内して移動可能とし、固定側の円筒
状電極板と一定間隔を保ちながら可動側の円筒状電極板
を移動させて可動リード2の傾きに起因する耐電圧、静
電容量の不安定さをなくしている。
【0005】上記ガイド部5は可動リード2と一体に形
成するか、可動電極取付導体18と一体又は別個に設け
てもよい。又、ガイドピン1を可動電極取付導体18側
に設け、ガイド部5を固定側端板13側に設けてもよ
い。
【0006】上記固定電極15と可動電極16とは電気
的に絶縁する必要があるため、ガイドピン1とガイド部
5とは電気的に絶縁されなければならないが、この絶縁
手段としてはガイドピン1およびガイド部5のいずれか
一方を絶縁材料で構成すればよい。又、摺動性の円滑を
保つためにガイドピン1をセラミック、特にアルミナに
よるセラミックで形成し、ガイド部5をリン青銅で形成
すると好適であり、更にガイドピン1を金属性にし、そ
の表面に滑性の優れたナイロン樹脂をコーティングする
手段も有効である。
【0007】31はねじ受部であり、該ねじ受部31は
可動側端板14の内側に立設され、内端部に鍔部31a
が設けてある。32は外周にねじが螺設された可動リー
ドボルトであって、一端側は可動リード2を短くしたそ
の先端部の接続部37に取付けられ、他端側は軸線に沿
って前記鍔部31a内の空隙を遊貫してねじ受部31内
に突き出されている。33は調整ナットであり、その一
端側はねじ受部31内に突出した可動リードボルト32
の端部に螺合し、ベアリング等の軸受34を介して鍔部
31aの内底に回転自在に取付けられている。
【0008】19はベローズであり、一端が可動側端板
14にロー付けされ、他端側は可動リード2又は可動導
体18にロー付けされている。このベローズ19は可動
リード2の摺動部と可動側端板14の貫通部を覆ってお
り、真空漏れを防止しながら可動リード2の上下動がで
きるようにしている。
【0009】35は最大静電容量調節部であって、該最
大静電容量調節部35は調整ナット33の内側にあって
前記可動リードボルト32の先端に設けたねじ穴に螺入
する調節ねじ36と、調節ねじ36が挿入されるように
調整ナット33の内側に形成された大径部33a及び段
部33bとから形成されている。
【0010】40は駆動モータであり、上記調整ナット
33と駆動モータ40の出力シャフト40aに固定され
たスプロケット41との間に回転力を伝達するベルト4
2が取付けられている。
【0011】このような真空コンデンサによれば、最大
静電容量値を調節する場合には先ず調節ねじ36を可動
リードボルト32の先端に螺入して固定する前に調整ナ
ット33を若干右に回し(右ねじの場合)、ガイドピン
1の先端1aと可動リードボルト32の接続部37の終
端面とが突き当たる最大静電容量の位置より若干可動リ
ード2を下方に移動させ、定義した最大静電容量値に調
節する。この若干の調節量は真空コンデンサの静電容量
のばらつきの程度で決まる。
【0012】この状態で調節ねじ36をその頭部の当接
面が段部33bに当接するまで螺入し、当接したところ
で調節ねじ36を可動リードボルト32に接着剤等で固
定し、可動リードボルト32の上昇位置を規制する(調
整ナット33とは接着しない)。このように可動リード
ボルト32の上昇位置を規制することにより、製作され
た真空コンデンサの最大静電容量値にばらつきがあって
も、各真空コンデンサごとに最大静電容量値が調節で
き、定義された最大静電容量値に合致した品質の真空コ
ンデンサが得られる。
【0013】真空コンデンサの静電容量値の調整は、駆
動モータ40の作用によって調整ナット33を左右に回
転することにより、例えば右回転では可動リードボルト
32が下方に移動し、左回転では上方に移動して可動電
極16が上下動を行い、固定電極15との対向総面積を
可変して静電容量を任意に調整することができる。この
最大静電容量値の位置よりも調整ナット33を左に回そ
うとしても調節ねじ36が段部33bに当たってそれ以
上左に回らないので、調節ねじ36は調整ナット33が
可動リードボルトから抜けるのを防止するストッパの機
能をも合わせ持っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記したように真空コ
ンデンサの静電容量値を調整する場合には、駆動モータ
40の回転力を出力シャフト40aに固定されたスプロ
ケット41とベルト42を介して調整ナット33に伝達
することにより、可動電極16が上下動を行って固定電
極15との対向総面積が可変され、任意に調整すること
ができるが、このような操作時に調整ナット33には図
示上で横方向、即ち、該調整ナット33の回転軸に対し
て垂直な方向の力が加えられることになるため、この外
力によって調整ナット33が横方向に動く「ぶれ」現象
が生じるという難点がある。
【0015】即ち、調整ナット33と可動リードボルト
32とのねじ部には多少のガタがあるため、調整ナット
33が横方向に動くと該調整ナット33の回転軸と可動
リードボルト32の軸がずれることがあり、このような
状態で調整ナット33を更に回転させると、ねじ部の摩
擦が増加して調整ナット33の回転に要するトルクが上
昇したり、ねじ部の「かじり」等が発生して部品の寿命
が低下してしまうことになりやすい。
【0016】又、このような横方向力が比較的大きな場
合には、調整ナット33を動かすだけでなく該調整ナッ
ト33から可動リードボルト32を経て可動リード2に
も横方向力が加わるが、するとガイド部5とガイドピン
1間の摩擦が増加し、これによっても調整ナット33の
回転に要するトルクが上昇することがある。更にガイド
部5とガイドピン1には多少の公差があるため、ガイド
部5は力を受けた方向に公差の距離だけ移動するが、そ
れに伴って可動側の円筒状電極板M1,M2,・・・・Mnも
同じ方向に移動して固定側の円筒状電極板F1,F2・・・・
nとの距離が短くなり、耐電圧が低下するという問題
も生じる。
【0017】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、真空コンデンサの静電容量値を調整する際に調
整ナットを回転しても該調整ナットに横方向の力が加え
られることがなく、これにより調整ナットの回転軸と可
動リードボルトの軸の「ずれ」を防止するとともに、ね
じ部の摩擦増加に起因する調整ナットの回転トルクの上
昇を防止し、合わせてねじ部の「かじり」による部品の
寿命低下がない真空コンデンサを提供することを目的と
するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、円筒部の一端側に固定側端板を有し、他
端側に可動側端板を有する真空容器と、該真空容器内に
あって同心円状で径の異なる複数の円筒状電極板を固定
電極取付導体に取り付けて形成した固定電極と、この固
定電極の各円筒状電極板間に非接触状態で挿出入できる
ように径の異なる複数の円筒状電極板を可動電極取付導
体に取り付けて形成した可動電極と、該可動電極を前記
真空容器の可動側端板の外部から円筒状電極板の軸線方
向に移動させる可動リードと、該可動リードの外周側で
前記可動側端板の内側に設けられ、真空状態を保持した
状態で可動リードの移動を可能とするベローズと、前記
固定電極取付導体と可動電極取付導体の相対向する面の
中心部に夫々設けられたガイドピン及びこのガイドピン
を電気的に絶縁して摺動自在に挿入するガイド部と、前
記可動リードの先端部に軸線方向に取付けられた可動リ
ードボルトと、前記可動側端板の内側でベローズ内に突
出したねじ受部、及び該ねじ受け部と軸受を介して支持
され、前記可動リードボルトに螺合する調整ナットとを
備え、該調整ナットの回転操作によりコンデンサの静電
容量を調整するようにした真空コンデンサにおいて、上
記調整ナットとねじ受け部との間に、ニードルベアリン
グを嵌合した状態に配備した真空コンデンサの構成を提
供する。
【0019】更に請求項2により、前記可動側端板の下
面にニードルベアリング取付ブラケットを固着して、こ
のニードルベアリング取付ブラケットの内周側フランジ
部と前記調整ナットとの間にニードルベアリングを嵌合
した状態に配備した構成にしてあり、請求項3により、
前記可動側端板の下面に外部導体を固着して、この外部
導体の内周側フランジ部と前記調整ナットとの間にニー
ドルベアリングを嵌合した状態に配備した構成にしてあ
る。
【0020】かかる真空コンデンサによれば、調整ナッ
トとねじ受け部との間に嵌合した状態に配備したニード
ルベアリングが調整ナットに加えられる横方向の力を受
け止め、外力に起因する調整ナットの「ぶれ」現象を防
止し、且つ調整ナットの回転軸と可動リードボルトの軸
は一致したまま保持されるので、ねじ部の摩擦増加に伴
う調整ナットの回転トルクの上昇はなく、ねじ部の「か
じり」に伴う部品の寿命低下とか、ガイド部とガイドピ
ン間に存在する公差に起因する耐電圧の低下現象は防止
される。
【0021】請求項2記載の構成によれば、可動側端板
の下面にニードルベアリング取付ブラケットを固着した
ことにより、設計上の自由度が広げられ、請求項3記載
の構成によれば可動側端板の下面に直接外部導体を固着
したことにより、構成が簡易化される作用が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の各種実施例を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を示す構
成図であって、図示例では縦断正面図として示してい
る。尚、前記図4と同一構成部分には同一の符号を付し
て表示してある。
【0023】12はセラミック等の絶縁円筒であり、こ
の絶縁円筒12の両端側に銅製の円筒管11a,11b
を接合して円筒部を形成し、この円筒部を固定電極取付
導体13と可動側端板14により閉塞してコンデンサ部
を収容する真空容器10を形成する。固定電極取付導体
13の内側には、径(半径)の異なる同心円状の複数の
円筒状電極板F1,F2・・・・Fnを一定間隔をもって取り
付けてあり、固定電極15を形成する。この固定電極1
5の各電極板間の間隙内に、非接触状態で挿出入できる
ように内径の異なる複数の円筒状電極板M1,M2・・・・M
nを可動電極取付導体18に設けて可動電極16を形成
している。
【0024】上記固定側電極取付導体13の内側で円筒
状電極板F1〜Fnの同心部に、円筒状電極板の軸線に沿
ってガイドピン1を設け、可動電極取付導体18側にこ
のガイドピン1を挿入するガイドピン挿入孔を有するガ
イド部5を可動リード2と一体に設けて案内部を形成
し、このガイド部5内にガイドピン1を摺動自在に挿入
して可動電極16をガイドピン1で案内して移動可能と
し、固定側の円筒状電極板と一定間隔を保ちながら可動
側の円筒状電極板を移動させて可動リード2の傾きに起
因する耐電圧、静電容量の不安定さをなくしている。上
記ガイドピン1を可動電極取付導体18側に設け、且つ
ガイド部5を固定側端板13側に設けてもよい。
【0025】31はねじ受部であり、該ねじ受部31は
可動側端板14の内側に立設され、内端部に鍔部31a
が設けてある。32は外周にねじが螺設された可動リー
ドボルトであって、一端側は可動リード2を短くしたそ
の先端部の接続部37に取付けられ、他端側は軸線に沿
って前記鍔部31a内の空隙を遊貫してねじ受部31内
に突き出されている。33は調整ナットであり、その一
端側はねじ受部31内に突出した可動リードボルト32
の端部に螺合し、ベアリング等の軸受34を介して鍔部
31aの内底に回転自在に取付けられている。
【0026】19はベローズであり、一端が可動側端板
14にロー付けされ、他端側は可動リード2又は可動導
体18にロー付けされている。このベローズ19は可動
リード2の摺動部と可動側端板14の貫通部を覆ってお
り、真空漏れを防止しながら可動リード2の上下動がで
きるようにしている。
【0027】調整ナット33の内側には、前記可動リー
ドボルト32の先端に設けたねじ穴に螺入する調節ねじ
36と、調節ねじ36が挿入されるように調整ナット3
3の内側に形成された大径部33a及び段部33bが形
成されている。
【0028】そして本実施例では、上記調整ナット33
とねじ受け部31との間にニードルベアリング45を嵌
合した状態に配備してある。
【0029】40は駆動モータであり、この駆動モータ
40の出力シャフト40aに固定されたスプロケット4
1と前記調整ナット33との間に回転力を伝達するベル
ト42が取付けられている。
【0030】このような真空コンデンサによれば、最大
静電容量値を調節する場合には調節ねじ36を可動リー
ドボルト32の先端に螺入して固定する前に調整ナット
33を若干右に回し(右ねじの場合)、ガイドピン1の
先端1aと可動リードボルト32の接続部37の終端面
とが突き当たる最大静電容量の位置より若干可動リード
2を下方に移動させ、定義した最大静電容量値に調節す
る。この若干の調節量は真空コンデンサの静電容量のば
らつきの程度で決まる。
【0031】この状態で調節ねじ36をその頭部の当接
面が段部33bに当接するまで螺入し、当接したところ
で調節ねじ36を可動リードボルト32に接着剤等で固
定し、可動リードボルト32の上昇位置を規制する。
【0032】真空コンデンサの静電容量値の調整は、駆
動モータ40の回転力を出力シャフト40aからベルト
42を介して調整ナット33に伝達し、この調整ナット
33を左右に回転することによって可動リードボルト3
2が上下に移動して可動電極16が上下動を行い、固定
電極15との対向総面積が変化して静電容量を任意に調
整することができる。
【0033】この時に調整ナット33とねじ受け部31
との間に嵌合した状態に配備したニードルベアリング4
5が調整ナット33に加えられる横方向の力を受け止め
て、外力に起因する調整ナット33の「ぶれ」現象を防
止し、調整ナット33の回転軸と可動リードボルト32
の軸を一致したままの状態に保持することができる。従
ってねじ部の摩擦増加に伴う調整ナット33の回転トル
クの上昇はなく、ねじ部の「かじり」に伴う部品の寿命
低下とか、ガイド部5とガイドピン1間に存在する公差
に起因する耐電圧の低下現象を防止することができる。
【0034】図2は本発明の第2実施例を示す要部拡大
図であり、この例では可動側端板14の下面にニードル
ベアリング取付ブラケット46を固着して、このニード
ルベアリング取付ブラケット46の内周側フランジ部4
6aと調整ナット33との間にニードルベアリング45
を嵌合した状態に配備してある。47はニードルベアリ
ング取付ブラケット46に固着された外部導体である。
この外部導体47は図示したようにニードルベアリング
取付ブラケット46に直接固着するか、もしくは可動側
端板14とニードルベアリング取付ブラケット46との
間に嵌挿して固着してもよい。
【0035】かかる第2実施例の基本的作用は第1実施
例と同一であるが、第1実施例に比較して可動側端板1
4の下面にニードルベアリング取付ブラケット46を固
着したことにより、設計上の自由度が広がるという利点
がある。
【0036】図3は本発明の第3実施例を示す要部拡大
図であり、この例では可動側端板14の下面に直接外部
導体47を固着して、この外部導体47の内周側フラン
ジ部47aと調整ナット33との間にニードルベアリン
グ45を嵌合した状態に配備してある。
【0037】かかる第3実施例の基本的作用は第1実施
例と同一であるが、可動側端板14の下面に直接外部導
体47を固着したことにより、構成が簡易化される利点
がある。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる真空コンデンサは、静電容量値の調整時に駆動モー
タ等の回転力を利用して調整ナットを回転する際に、調
整ナットとねじ受け部との間に嵌合した状態に配備した
ニードルベアリングが調整ナットに加えられる横方向の
力を受け止めて「ぶれ」現象が防止されるので、調整ナ
ットの回転軸と可動リードボルトの軸は一致したまま保
持されてねじ部の摩擦増加に伴う調整ナットの回転トル
クの上昇現象はなくなり、且つねじ部の「かじり」に伴
う部品の寿命低下とか、ガイド部とガイドピン間に存在
する公差に起因する耐電圧の低下現象を防止することが
できる。
【0039】特に上記横方向力が比較的大きな場合に
は、調整ナットから可動リードボルトを経て可動リード
にも横方向力が加わり、ガイド部とガイドピン間の摩擦
が増加して調整ナットの回転に要するトルクが上昇した
り耐電圧が低下するという懸念があるが、本発明によれ
ば上記の難点を確実に解消する効果が得られる。
【0040】更に請求項2記載の構成によれば、可動側
端板の下面にニードルベアリング取付ブラケットを固着
したことによって設計上の自由度が広げられ、請求項3
記載の構成によれば可動側端板の下面に直接外部導体を
固着したことにより、構成が簡易化されるという効果が
得られる。
【0041】又、製作された真空コンデンサの最大静電
容量値は簡単に調節可能であって、定義する最大静電容
量値に合致することが可能であり、最大静電容量値のば
らつきを無くして均一な最大静電容量値の真空コンデン
サを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2実施例の要部拡大図。
【図3】本発明の第3実施例の要部拡大図。
【図4】本発明が適用した真空コンデンサの基本構成
図。
【符号の説明】
1…ガイドピン 2…可動リード 5…ガイド部 10…真空容器 13…固定電極取付導体 11a,11b…円筒管 12…絶縁内筒 14…可動側端板 15…固定電極 16…可動電極 18…可動電極取付導体 19…ベローズ 31…ねじ受部 32…可動リードボルト 33…調整ナット 34…軸受 36…調節ねじ 37…接続部 40…駆動モータ 45…ニードルベアリング 46…ニードルベアリング取付ブラケット 47…外部導体 46a,47a…フランジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部の一端側に固定側端板を有し、他
    端側に可動側端板を有する真空容器と、該真空容器内に
    あって同心円状で径の異なる複数の円筒状電極板を固定
    電極取付導体に取り付けて形成した固定電極と、この固
    定電極の各円筒状電極板間に非接触状態で挿出入できる
    ように径の異なる複数の円筒状電極板を可動電極取付導
    体に取り付けて形成した可動電極と、該可動電極を前記
    真空容器の可動側端板の外部から円筒状電極板の軸線方
    向に移動させる可動リードと、該可動リードの外周側で
    前記可動側端板の内側に設けられ、真空状態を保持した
    状態で可動リードの移動を可能とするベローズと、前記
    固定電極取付導体と可動電極取付導体の相対向する面の
    中心部に夫々設けられたガイドピン及びこのガイドピン
    を電気的に絶縁して摺動自在に挿入するガイド部と、前
    記可動リードの先端部に軸線方向に取付けられた可動リ
    ードボルトと、前記可動側端板の内側でベローズ内に突
    出したねじ受部、及び該ねじ受け部と軸受を介して支持
    され、前記可動リードボルトに螺合する調整ナットとを
    備え、該調整ナットの回転操作によりコンデンサの静電
    容量を調整するようにした真空コンデンサにおいて、上
    記調整ナットとねじ受け部との間に、ニードルベアリン
    グを嵌合した状態に配備したことを特徴とする真空コン
    デンサ。
  2. 【請求項2】 前記可動側端板の下面にニードルベアリ
    ング取付ブラケットを固着して、このニードルベアリン
    グ取付ブラケットの内周側フランジ部と前記調整ナット
    との間にニードルベアリングを嵌合した状態に配備した
    ことを特徴とする請求項1記載の真空コンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記可動側端板の下面に外部導体を固着
    して、この外部導体の内周側フランジ部と前記調整ナッ
    トとの間にニードルベアリングを嵌合した状態に配備し
    たことを特徴とする請求項1記載の真空コンデンサ。
JP02291496A 1996-02-09 1996-02-09 真空コンデンサ Expired - Fee Related JP3713787B2 (ja)

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