JPH09220506A - 塗料タンクの液面自動調整装置 - Google Patents

塗料タンクの液面自動調整装置

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JPH09220506A
JPH09220506A JP2701396A JP2701396A JPH09220506A JP H09220506 A JPH09220506 A JP H09220506A JP 2701396 A JP2701396 A JP 2701396A JP 2701396 A JP2701396 A JP 2701396A JP H09220506 A JPH09220506 A JP H09220506A
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JP
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liquid level
rotation speed
load
paint
paint tank
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JP2701396A
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Inventor
Rin Shiyouji
麟 庄司
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造簡単,小容量化かつ低コスト化を図るとと
もに保守点検等を含む取扱いを容易とする。 【解決手段】撹拌機を構成するモータを電動モータ21
Mから形成するとともに回転軸22に塗料タンク20内
の液面(LEVEL)に対応する負荷を発生可能な負荷
発生部(33)を形成し、液面検出手段30(35,3
6)を電動モータ21Mの負荷(電流値I)を検出しか
つ検出された負荷信号SIdを用いて塗料タンク20内
の液面を検出可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータと回転軸と
プロペラとを有する撹拌機と,塗料タンク内の液面を検
出する液面検出手段と,この液面検出手段からの液面検
出信号を入力として塗料を補給しつつ塗料タンク内の液
面を調整する液面調整手段とを具備してなる塗料タンク
の液面自動調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装工場には多くの塗料タンクが設置さ
れている。各塗料タンクは、貯溜された塗料成分の沈
降,沈澱を防止するために常時撹拌しかつ塗料安定供給
のために塗料の液面を一定範囲内に自動調整している。
【0003】図8に、例えば回転霧化式静電塗装機を構
成するベルに塗料を供給するための塗料タンク20を示
す。
【0004】塗料タンク20には、電動モータ(M)ま
たはエアモータ(AM)からなるモータ21と回転軸2
2とプロペラ23とから構成された撹拌機および液面検
出手段30Pが設けられている。液面調整手段40は、
液面検出手段30Pからの液面検出信号SLdを入力と
して塗料を補給しつつ塗料タンク20内の液面(LEV
EL)を調整する。
【0005】調製用塗料タンク10は、塗料タンク20
に前置され、塗料成分と溶剤(例えば、有機媒体,水
等)とを一定比率で撹拌混合し組成を均一化(調製)す
る。この調製用塗料タンク10にも、撹拌機(モータ1
1,回転軸12,プロペラ13)が設けられ、かつ吸込
管15,補給ポンプ16および補給管17を介して塗料
タンク20に塗料を補給することができる。
【0006】液面調整手段40を形成するコントローラ
41は、液面設定器45を用いて設定された液面設定信
号SLsを目標信号としかつ液面検出手段30Pからの
液面検出信号SLdをフィードバック信号として、その
偏差相当の補給量調整信号Sqを出力する。すなわち、
電空リレー48を介してエアモータ駆動方式の補給ポン
プ16を回転制御し、塗料タンク20内の液面を液面設
定信号SLsに対応する一定の基準液面LSまたは一定
範囲(例えば、下限L〜上限H)内の基準液面(LS)
に自動調整することができる。
【0007】ここに、液面検出手段30Pは、保護筒3
1で被嵌された検出体32と,液面検出信号SLdを出
力する検出部32Cとからなり、異常上限HH〜異常下
限LLまでの液面を検出可能である。また、上限Hおよ
び下限Lも検出可能である。
【0008】液面検出信号SLdを入力とするコントロ
ーラ41には、上記した液面調整機能の他に警報機能お
よび非常停止機能が設けられている。警報機能は、液面
が上限H以上および下限L以下のいずれかになった場合
に警報信号Slaを出力し、監視ユニット50内の例え
ばブザーを鳴動させて外部に警報する機能である。非常
停止機能は、液面が異常上限HH以上になった場合に塗
料のオーバーフローを防止するためかつ異常下限LL以
下となった場合に空運転を防止するために、補給ポンプ
16,撹拌機(21)等を非常停止させる機能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、液面検出
手段(30)は、塗料タンク20内の液面を一定または
一定範囲内に自動調整することはもとより、警報や非常
停止を介した円滑運転保障や機器保護等の万全を期する
ために極めて重要な役割を持つ。
【0010】しかるに、従来構造(30P)は、塗料タ
ンク20内の撹拌機(22,23)と干渉しない位置に
配設する形態であるから、塗料撹拌の均一化を妨げ、取
付構造の複雑化や塗料タンク20の大容量化およびコス
ト高を招くばかりか、検出体32の保守・点検が難しく
取扱いも難しい。さらに、保護筒31を設けたとしても
全体(31,32)として変形や破損が生ずる虞れがあ
る。
【0011】かかる問題は、液面検出手段を、塗料タン
ク20内に設けたフロートの上下動から検出するフロー
ト検出構造や塗料タンク20の一方側から光照射しかつ
他方側で受光して検出する光電検出構造としても解決で
きないばかりか、却って構造複雑化等々の問題がより大
きくなってしまう。
【0012】本発明は上記事情に鑑み成されたもので、
その目的は構造簡単,小容量かつ低コストで保守点検等
を含む取扱いが容易な塗料タンクの液面自動調整装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、塗料タンクに
は必ず撹拌機が設けられかつ回転軸は塗料中で回転され
るという固有的技術事項に着目し、回転軸に当該回転軸
の回転中における塗料との抵抗を増大させるつまり負荷
を発生させる負荷発生部を形成するとともに、この負荷
発生部によって発生された負荷の大きさやその変化を検
出することによって液面を検出可能に構成し、前記目的
を達成するものである。
【0014】請求項1の発明は、モータと回転軸とプロ
ペラとを有する撹拌機と,塗料タンク内の液面を検出す
る液面検出手段と,この液面検出手段からの液面検出信
号を入力として塗料を補給しつつ塗料タンク内の液面を
調整する液面調整手段とを具備してなる塗料タンクの液
面自動調整装置において、前記モータを電動モータから
形成するとともに前記回転軸に前記塗料タンク内の液面
に対応する負荷を発生可能な負荷発生部を形成し、前記
液面検出手段を該電動モータの負荷を検出しかつ検出さ
れた負荷信号を用いて前記塗料タンク内の液面を検出可
能に構成した、ことを特徴とする。
【0015】かかる発明では、電動モータを所定の回転
速度で回転させると、回転軸を介してプロペラが回転さ
れ塗料が撹拌される。電動モータの撹拌に要する負荷
は、塗料タンク内の塗料の液面の高低に比例的に増減変
化するが、その変化幅は小さい。しかし、回転軸に形成
された負荷発生部により発生された負荷の増減変化幅は
比較的に大きい。
【0016】ここに、液面検出手段は、負荷発生部によ
り発生された負荷を電動モータの負荷(例えば、電流,
電圧あるいは回転数)として検出しかつ検出された負荷
信号を用いて液面を検出する。したがって、負荷発生部
を、回転軸と一体に形成しまたは例えば負荷発生部材を
取付けることにより一体的に形成するだけでよいから、
塗料タンクの構造簡単,小容量かつ低コスト化を達成で
きるとともに保守点検等を含む取扱いが容易である。
【0017】請求項2の発明は、モータと回転軸とプロ
ペラとを有する撹拌機と,塗料タンク内の液面を検出す
る液面検出手段と,この液面検出手段からの液面検出信
号を入力として塗料を補給しつつ塗料タンク内の液面を
調整する液面調整手段とを具備してなる塗料タンクの液
面自動調整装置において、前記モータをエアモータから
形成するとともに前記回転軸に前記塗料タンク内の液面
に対応する負荷を発生可能な負荷発生部を形成しかつ前
記回転軸の回転速度を検出する回転速度検出器を設け、
前記液面検出手段を該回転速度検出器で検出された回転
速度信号を用いて前記塗料タンク内の液面を検出可能に
構成した、ことを特徴とする。
【0018】かかる発明では、エアモータを回転させる
と、回転軸を介してプロペラが回転され塗料が撹拌され
る。塗料タンク内に貯留された塗料量が多い(少ない)
つまり液面が高い(低い)ほど、エアモータの回転速度
は低く(高く)なるが撹拌のための変化幅は小さい。し
かし、回転軸の回転に伴い負荷発生部から発生される負
荷変化による回転速度の変化幅は比較的に大きい。
【0019】ここに、液面検出手段は、回転速度検出器
でエアモータの回転速度を検出しかつ検出された回転速
度信号を用いて塗料タンク内の液面を検出する。よっ
て、請求項1の発明の場合と同様な作用・効果を奏する
他、さらにエアモータを基準液面において基準回転速度
となるように選択しかつ回転速度検出器を回転軸に直接
またはエアモータを介して間接的に取付けておくだけで
よいから、有機溶剤系塗料についての防爆対策が万全と
なる。
【0020】請求項3の発明は、モータと回転軸とプロ
ペラとを有する撹拌機と,塗料タンク内の液面を検出す
る液面検出手段と,この液面検出手段からの液面検出信
号を入力として塗料を補給しつつ塗料タンク内の液面を
調整する液面調整手段とを具備してなる塗料タンクの液
面自動調整装置において、前記モータをエアモータから
形成するとともに前記回転軸に前記塗料タンク内の液面
に対応する負荷を発生可能な負荷発生部を形成し、前記
回転軸の回転速度を検出する回転速度検出器を設けかつ
この回転速度検出器で検出された回転速度信号に基く回
転速度調整信号を用いて該エアモータの回転速度を前記
塗料タンク内の液面の高低に拘わらず基準回転速度に保
持可能に形成し、前記液面検出手段を該回転速度検出器
で検出された回転速度信号の変化を利用して前記塗料タ
ンク内の液面を検出可能に構成した、ことを特徴とす
る。
【0021】かかる発明では、エアモータを回転させる
と、回転軸を介してプロペラが回転され塗料が撹拌され
る。この際、回転速度検出器はエアモータの回転速度を
検出する。検出回転速度は、液面が高い(低い)と低
(高)速となるが撹拌のための変化幅は小さい。しか
し、回転軸に形成された負荷発生部による発生された負
荷相当回転速度の変化幅は比較的に大きい。また、エア
モータの回転速度は、検出回転速度信号に基く回転速度
調整信号を用いて一定または一定範囲内の基準回転速度
に保持される。つまり、塗料タンク内の液面の高低に拘
わらずエアモータの回転速度は一定である。
【0022】ここに、液面検出手段は、検出回転速度信
号の変化つまり負荷発生部により発生された負荷の変化
を利用して塗料タンク内の液面を検出する。すなわち、
検出回転速度は、基準回転速度に対する偏差分として立
上りエアモータの回転制御により基準回転速度に戻ると
一定化されるから、液面はエアモータの回転速度変化
(偏差)分の例えば積分値として検出できる。したがっ
て、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができる他、さらに電動エアモータを採用する請求項
1の発明の場合と同様に塗料を一定の回転速度で撹拌す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本塗料タンクの液面自動調整装置
は、図1に示す如く、モータ21を電動モータ21Mか
ら形成するとともに回転軸22に塗料タンク20内の液
面(LEVEL)に対応する負荷(I)を発生可能な負
荷発生部(33)を形成し、液面検出手段30を電動モ
ータ21Mの負荷(電流値I)を検出しかつ検出された
負荷信号Idを用いて塗料タンク20内の液面を検出可
能に構成されている。
【0024】なお、基本的構成(10,20,40等)
は、従来例(図8)の場合と同様とされている。したが
って、従来例の場合と共通する部分については同一の符
号を付し、それらの説明については簡略化または省略す
る。
【0025】図1において、撹拌機を構成するモータ
は、この実施形態における塗料が水系であるので、電動
モータ21Mから形成されている。ドライバコントロー
ラ25は、回転速度設定器26を用いて設定された設定
回転速度信号SVsを入力として、定電圧の下に電動モ
ータ21Mを回転制御して基準回転速度に保持する。電
動モータ21Mに流れる電流Iは、図1,図2に示す基
準液面LSにおいて基準電流SIとなる。したがって、
塗料タンク20内の液面が基準液面LSより高く(低
く)なれば、電流Iは大きく(小さく)なるが、プロペ
ラ23の撹拌による負荷(電流値I)の変化幅は小さ
い。
【0026】回転軸22には、図1に示す平板(ブレー
ド)からなる負荷発生部材33を取付けることにより負
荷発生部(33)が形成されている。この負荷発生部材
33は、異常上限HH以上から異常下限LL以下までを
カバーできる長さとされ、回転軸22の180度隔離さ
せた両側に突出させて設けられている。したがって、回
転軸22を回転させると、負荷発生部材33が塗料中を
回転軸22と同期回転しようとするから、回転軸22に
撹拌するための負荷の変化幅よりも変化幅の大きな液面
変化に対する負荷を発生させることができる。発生され
た負荷の大きさは、液面の高低に比例して増減し、液面
が異常上限HH以上である場合に最大負荷となる。
【0027】この実施形態では、最大負荷においても回
転軸22を心振れなく円滑回転させるために、回転軸2
2の下部にはガイド穴24に嵌挿可能なガイド軸22D
を一体に形成してある。なお、負荷発生部材33は、回
転軸22と一体に形成しても、プロペラ23と一体的に
形成してもよい。また、回転軸22の片側に設けてもよ
くかつその形状および数は任意に選択することができ
る。
【0028】液面検出手段30は、電流検出器35と液
面検出器36とから形成されている。すなわち、電流検
出器35は、電動モータ21Mのプロペラ23を回転さ
せる変化幅が小さな負荷と負荷発生部(33)で発生さ
れる変化幅の大きな負荷との和(この実施形態では電流
値I)を検出しかつ生成した負荷(電流)信号SIdを
出力する。この検出負荷信号SIdは、図2に実線で示
す如く、液面(LEVEL)に比例して増大する。な
お、電動モータ21Mの負荷は、電圧あるいは回転速度
として検出可能に形成してもよい。
【0029】かくして、液面検出器36は、入力された
検出負荷信号SIdを用いて液面検出信号SLdを生成
し図8に示す液面調整手段40に出力する。液面調整手
段40を構成するコントローラ41は、補給量調整信号
Sqを出力して行う従来例(図8)の場合と同じ液面調
整機能の他、塗料タンク20内の液面が下限L以下にな
った場合の下限警報信号(SLa)および上限H以上に
なった場合の上限警報信号(SLa)を監視ユニット5
0へ出力する警報機能を有する。
【0030】また、コントローラ41は、異常下限LL
以下および異常上限HH以上になった場合にドライバコ
ントローラ25に非常停止信号を出力して電動モータ2
1Mを非常停止させるとともに、異常上限HH以上で電
動モータ21Mの非常停止および補給量調整信号Sqを
遮断して行う補給ポンプ16の非常停止を実行する非常
停止機能を有する。
【0031】なお、監視ユニット50への警報信号SL
aは、第2の実施形態(図3)および第3の実施形態
(図5)の場合と同様に液面検出器36から監視ユニッ
ト50へ出力可能に形成してもよい。非常停止信号も液
面検出器36で生成させ、ドライバコントローラ25お
よびコントローラ41へ出力可能に形成してもよい。
【0032】かかる第1の実施形態の場合、電動モータ
21Mを所定の回転速度で回転させると、回転軸22を
介してプロペラ23が回転され塗料が撹拌される。この
撹拌中における電動モータ21Mの撹拌のための負荷
は、塗料タンク20内の塗料の液面の高低に比例的に増
減変化するが、その変化幅は小さい。しかし、回転軸2
2に形成された負荷発生部(33)により発生された負
荷の増減変化幅は比較的に大きい。
【0033】ここに、液面検出手段30を形成する電流
検出器35は、負荷発生部(33)により発生された負
荷を図2に示す電動モータ21Mの電流値I(負荷)と
して検出しかつ液面検出器36は検出された負荷信号S
Idを用いて液面(LEVEL)を検出する。液面調整
手段40(コントローラ41)は、液面検出器36から
の液面検出信号SLdを入力として補給量調整信号Sq
を出力しかつ電空リレー48を介して補給ポンプ16を
回転制御し、塗料タンク20内の液面を基準液面LSに
調整する。
【0034】また、コントローラ41は、検出された液
面(液面検出信号SLd)が上限H以上になると上限警
報信号(SLa)を監視ユニット50へ出力(上限警
報)するとともに、異常上限HH以上になると補給ポン
プ16を停止しかつドライバコントローラ25に非常停
止信号を出力して電動モータ21Mを非常停止させる。
検出された液面が下限L以下および異常下限LL以下と
なった場合も同様である。
【0035】しかして、この第1の実施形態によれば、
モータ21を電動モータ21Mから形成するとともに回
転軸22に塗料タンク20内の液面に対応する負荷を発
生可能な負荷発生部(33)を形成し、液面検出手段3
0(35,36)を電動モータ21Mの負荷(電流値
I)を検出しかつ検出された負荷信号SIdを用いて塗
料タンク20内の液面を検出可能に構成されているの
で、塗料タンク20の大幅な構造簡単化,小容量化かつ
低コスト化を達成できかつ保守点検等を含む取扱いが容
易である。
【0036】また、負荷発生部が回転軸22と一体的な
負荷発生部材33から形成されているので、この点から
も塗料タンク20のより大幅な構造簡素化,小容量化お
よび低コスト化を一段と容易に達成できるとともに、回
転軸22の回転運動を阻害せず、しかも塗料撹拌にも寄
与することができる。
【0037】また、負荷発生部材33が異常上限HH〜
異常下限LLをカバー可能な平板形状とされているの
で、コントローラ41内の設定値つまり各検出対象液面
(HH,H、L,LL)の値を所望値に変更した運転を
行えるから一段と適用性が広い。
【0038】さらに、回転軸22の下方にガイド軸22
Dが突出形成されかつガイド穴24内で回転ガイドされ
るから、回転軸22の芯振れがなく安定回転させること
ができる。このことは、負荷発生部材33の液面に対す
る発生負荷の大きさを液面検出をより容易化するために
最適な値に選択できる利益もある。
【0039】さらに、撹拌機のモータが電動モータ21
Mとされかつドライバコントローラ25で一定の基準回
転速度で回転されるものと形成されているので、塗料を
安定して撹拌できる。
【0040】さらにまた、回転速度設定器26で電動モ
ータ21Mの基準回転速度を設定変更できるから、使用
塗料の組成,塗料タンク20の容量等に対する適用性が
広い。
【0041】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、図3,図4に示される。第1の実施形態(図1,図
2)の場合と異なるところは、撹拌機を構成するモータ
をエアモータ21Aから形成するとともに、液面検出手
段30を回転速度検出器34と液面検出器37とから形
成したことにある。また、警報信号SLdを液面検出器
37で生成しかつ監視ユニット50へ出力可能に形成し
てある。なお、塗料は、有機溶剤系である。
【0042】図3において、エアモータ21Aは、2つ
のレギュレータ27A,27Bを介して精密に圧力調整
されたエアにより、回転駆動される。このエア圧力は、
液面(LEVEL)が基準液面LSにあるときに、図4
に示す基準回転速度RSになるように設定されている。
【0043】回転速度検出器34は、エアモータ21A
を介し回転軸22と一体的に連結されたシャフト21S
に取付けられ、エアモータ21Aつまり回転軸22の回
転速度(負荷)を検出して検出負荷(回転速度)信号S
Rdを出力する。
【0044】この検出負荷信号SRdは、図4に示す如
く、液面(LEVEL)が高く(低く)なるに従ってレ
ベルが低く(高く)なる。これを利用して、液面検出器
37は、液面検出信号SLdを生成し、図8に示す液面
調整手段40へ出力する。
【0045】また、液面検出器37内には、異常下限L
L、下限L,上限Hおよび異常上限HHが設定可能であ
るとともに、入力された液面検出信号SLdが下限L
(上限H)になると下限(上限)警報信号SLaを監視
ユニット50へ出力可能である。また、異常下限LL
(異常上限HH)になると、エアモータ21Aおよび補
給ポンプ16の非常停止信号を出力可能とされている。
【0046】この監視ユニット50は、入力された下限
(上限)警報信号SLaに基き、表示部51にその旨を
表示するとともに、ブザーからなる警報部52で警報す
る。
【0047】しかして、この第2の実施形態によれば、
第1の実施形態の場合と同様な作用・効果を奏する他、
さらにエアモータ21Aを基準液面LSにおいて基準回
転速度RSで回転可能に選択しかつ回転速度検出器34
を回転軸22にエアモータ21Aを介して取付けておく
だけでよいから、有機溶剤系塗料についての防爆対策が
万全となる。
【0048】(第3の実施形態)この第3の実施形態
は、図5,図6に示され、第2の実施形態(図3)の場
合に比較してエアモータ21Aを液面(LEVEL)の
高低に拘わらず第1の実施形態(図1)の電動モータ2
1Mの場合と同様に一定の基準回転速度RSに保持可能
に構成した場合である。
【0049】図5において、回転速度検出器34ととも
に液面検出手段30を構成する液面検出器38は、第2
の実施形態の液面検出器37の場合と同様に液面検出信
号SLd,警報信号SLaおよび非常停止信号を生成出
力可能であるとともに、回転速度調整信号Scを生成出
力するコントローラ機能も有する。
【0050】エアモータ21Aは、空気源からレギュレ
ータ27および電空リレー28を介して供給されたエア
により回転される。供給エア量は、入力された回転速度
調整信号Scにより調整され、結果としてエアモータ2
1Aの回転速度を図6に示す基準回転速度RSに一定に
保持する。
【0051】ここに、回転速度検出器34から出力され
る検出負荷(回転速度)信号SRdのレベルは、基本的
には図6に点線で示すようにかつ第2の実施形態の場合
と同様に、液面が高く(低く)なるほどに低く(高く)
なる。しかし、エアモータ21Aの回転速度を一定に保
持することから、液面は異常下限LLから異常上限HH
までの広範囲に渡って点線で示すように変化しない。基
準回転速度RSを中心に偏差分相当だけプラス側とマイ
ナス側とに変化するだけである。
【0052】すなわち、液面検出手段30は、入力され
た負荷(回転速度)信号SRdのレベルと内部に設定さ
れた基準回転速度RSに相当するレベルとを比較してそ
の偏差分(+SRdvまたは−SRdv)に相当する補
給量調整信号Sqを出力するとともに液面検出信号SL
dを出力する。
【0053】なお、液面検出信号SLdのプラス(+)
側〔マイナス(−)側〕のレベルが高ければ、補給ポン
プ16による塗料の補給量を増大(減少)させなければ
ならないが、電空リレー28のエアモータ21Aへのエ
ア供給量は減少(増大)させなければならない。かくし
て、補給量調整信号Sqは、液面検出信号SLdをイン
バータ39で反転したものとしている。
【0054】また、検出負荷信号SRdのレベルが第2
の実施形態の場合のように直接的に液面を現すものでは
ない。そこで、液面検出器34は、検出負荷信号SRd
の変化、詳しくは図6にハッチング表示した偏差分(+
SRdvおよび−SRdv)についての積分値として各
液面LL,L,H,HHを検出し、かつ警報信号SLa
と非常停止信号を出力可能に形成してある。
【0055】しかして、この第3の実施形態によれば、
第2の実施形態の場合と同様な作用・効果を奏すること
ができる他、さらにエアモータ21Aが一定の基準回転
速度RSに保持されるので、電動エアモータを採用する
第1の実施形態の場合と同様に、塗料を一定の回転速度
で撹拌することができる。
【0056】なお、以上の第1〜第3の実施例では、負
荷発生部を形成する負荷発生部材33を異常下限LLか
ら異常上限HHまでをカバー可能な長さとして形成した
が、この負荷発生部(33)はこれに限定されない。例
えば図7(A)に示す如く下限Lおよび異常下限LLに
相応する位置に設けた下限側負荷発生部材33Dと,異
常上限HHおよび上限Hに相応する位置に設けた上限側
負荷発生部材33Uとから形成すれば、図2に2点鎖線
で示すように液面が上限H以下で液面検出に関与しない
範囲内での負荷の発生を削減することができる。また、
図7(B)に示すように各液面HH,H,L,LLに相
応する位置に設けた4つの負荷発生部材33HH,33
H,33L,33LLから形成すれば上記場合と同様な
利益を得られるとともに各液面の検出感度をより向上で
きる。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、モータを電動
モータから形成するとともに回転軸に塗料タンク内の液
面に対応する負荷を発生可能な負荷発生部を形成し、液
面検出手段を電動モータの負荷を検出しかつ検出された
負荷信号を用いて塗料タンク内の液面を検出可能に構成
されているので、塗料タンクの大幅な構造簡単化,小容
量化かつ低コスト化を達成できかつ保守点検等を含む取
扱いが容易である。
【0058】また、請求項2の発明によれば、モータを
エアモータから形成するとともに回転軸に塗料タンク内
の液面に対応する負荷を発生可能な負荷発生部を形成し
かつ回転軸の回転速度を検出する回転速度検出器を設
け、液面検出手段を回転速度検出器で検出された回転速
度信号を用いて塗料タンク内の液面を検出可能に構成さ
れているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏
する他、さらにエアモータを基準液面において基準回転
速度となるように選択しかつ回転速度検出器を回転軸に
直接またはエアモータを介して間接的に取付けておくだ
けでよいから、有機溶剤系塗料についての防爆対策が万
全となる。
【0059】さらに、請求項3の発明によれば、モータ
をエアモータから形成するとともに回転軸に塗料タンク
内の液面に対応する負荷を発生可能な負荷発生部を形成
し、回転軸の回転速度を検出する回転速度検出器を設け
かつこの回転速度検出器で検出された回転速度信号に基
く回転速度調整信号を用いて該エアモータの回転速度を
塗料タンク内の液面の高低に拘わらず基準回転速度に保
持可能に形成し、液面検出手段を回転速度検出器で検出
された回転速度信号の変化を利用して塗料タンク内の液
面を検出可能に構成されているので、請求項2の発明の
場合と同様な効果を奏することができる他、さらに電動
エアモータを採用する請求項1の発明の場合と同様に塗
料を一定の回転速度で撹拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す構成図である。
【図2】同じく、液面と検出負荷信号との関係を説明す
るための図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す構成図である。
【図4】同じく、液面と検出負荷信号との関係を説明す
るための図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す構成図である。
【図6】同じく、液面と検出負荷信号との関係を説明す
るための図である。
【図7】本発明における負荷発生部の変形例を説明する
ための図である。
【図8】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 調製用塗料タンク 20 塗料タンク 21M 電動モータ(モータ) 21A エアモータ(モータ) 22 回転軸 23 プロペラ 25 ドライバコントローラ 26 回転速度設定器 27 レギュレータ 27A,27B レギュレータ 28 電空リレー 30 液面検出手段 33 負荷発生部材(負荷発生部) 34 回転速度検出器 35 電流検出器 36 液面検出器 37 液面検出器 38 液面検出器 40 液面調整手段 41 コントローラ 45 液面設定器 48 電空リレー 50 監視ユニット SVs 設定回転速度信号 RS 基準回転速度 LS 基準液面 Sc 回転速度調整信号 I 電流値(負荷) SId 検出負荷信号 SRd 検出負荷信号 SLd 液面検出信号 Sq 補給量調整信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと回転軸とプロペラとを有する撹
    拌機と,塗料タンク内の液面を検出する液面検出手段
    と,この液面検出手段からの液面検出信号を入力として
    塗料を補給しつつ塗料タンク内の液面を調整する液面調
    整手段とを具備してなる塗料タンクの液面自動調整装置
    において、 前記モータを電動モータから形成するとともに前記回転
    軸に前記塗料タンク内の液面に対応する負荷を発生可能
    な負荷発生部を形成し、前記液面検出手段を該電動モー
    タの負荷を検出しかつ検出された負荷信号を用いて前記
    塗料タンク内の液面を検出可能に構成した、ことを特徴
    とする塗料タンクの液面自動調整装置。
  2. 【請求項2】 モータと回転軸とプロペラとを有する撹
    拌機と,塗料タンク内の液面を検出する液面検出手段
    と,この液面検出手段からの液面検出信号を入力として
    塗料を補給しつつ塗料タンク内の液面を調整する液面調
    整手段とを具備してなる塗料タンクの液面自動調整装置
    において、 前記モータをエアモータから形成するとともに前記回転
    軸に前記塗料タンク内の液面に対応する負荷を発生可能
    な負荷発生部を形成しかつ前記回転軸の回転速度を検出
    する回転速度検出器を設け、前記液面検出手段を該回転
    速度検出器で検出された回転速度信号を用いて前記塗料
    タンク内の液面を検出可能に構成した、ことを特徴とす
    る塗料タンクの液面自動調整装置。
  3. 【請求項3】 モータと回転軸とプロペラとを有する撹
    拌機と,塗料タンク内の液面を検出する液面検出手段
    と,この液面検出手段からの液面検出信号を入力として
    塗料を補給しつつ塗料タンク内の液面を調整する液面調
    整手段とを具備してなる塗料タンクの液面自動調整装置
    において、 前記モータをエアモータから形成するとともに前記回転
    軸に前記塗料タンク内の液面に対応する負荷を発生可能
    な負荷発生部を形成し、前記回転軸の回転速度を検出す
    る回転速度検出器を設けかつこの回転速度検出器で検出
    された回転速度信号に基く回転速度調整信号を用いて該
    エアモータの回転速度を前記塗料タンク内の液面の高低
    に拘わらず基準回転速度に保持可能に形成し、前記液面
    検出手段を該回転速度検出器で検出された回転速度信号
    の変化を利用して前記塗料タンク内の液面を検出可能に
    構成した、ことを特徴とする塗料タンクの液面自動調整
    装置。
JP2701396A 1996-02-14 1996-02-14 塗料タンクの液面自動調整装置 Pending JPH09220506A (ja)

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ID=12209224

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466292B1 (ko) * 2002-04-23 2005-01-13 주식회사 하도 웨이브렛 변환을 이용한 교반기의 위험감지시스템

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