JPH0922081A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0922081A
JPH0922081A JP18971195A JP18971195A JPH0922081A JP H0922081 A JPH0922081 A JP H0922081A JP 18971195 A JP18971195 A JP 18971195A JP 18971195 A JP18971195 A JP 18971195A JP H0922081 A JPH0922081 A JP H0922081A
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JP
Japan
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general formula
silver halide
monomer
layer
repeating unit
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Application number
JP18971195A
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English (en)
Inventor
Yutaka Fukuzawa
裕 福澤
Junichi Yamanouchi
淳一 山之内
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0922081A publication Critical patent/JPH0922081A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発色濃度ムラが発生しにくく、且つ未露光時の
擦り傷による圧力かぶりを防止したハロゲン化銀写真感
光材料を提供する。 【解決手段】支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層と少なくとも一層の非感光性親水性コロイ
ド層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、支持
体より最も遠く離れた感光性ハロゲン化銀乳剤層及び/
又は該感光性ハロゲン化銀乳剤層よりもさらに遠い非感
光性親水性コロイド層に特定のアニオン性水溶性重合
体、またはアルカリ可溶性の重合体分散物または重合体
分散物を含有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発色現像ムラの改
良および未露光時の擦り傷による圧力かぶりを防止した
ハロゲン化銀写真感光材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料の現像方法
は、露光済みフィルムを接合して現像する方法(一般的
にシネ現と称す)と個別に上下方向に固定して順次現像
する方法(一般的に吊るし現像と称す)とがある。前者
は、カラーネガフィルムなど多量に一定条件で処理する
場合有利である。また後者は、カラー反転フィルムなど
増感現像等で処理条件を任意に変更する場合有利であ
る。しかし後者の現像では、ネガ像形成用黒白現像の
後、反転浴から発色現像での工程で、フィルムを吊るす
ハンガーの爪から垂れる反転液により外層に最も近い乳
剤層の濃度ムラが発生しやすいことを見い出した。この
対策のため特開平01−144049号で開示されてい
るエチレン性不飽和モノマーより誘導されたカルボン酸
付与型ポリマーを検討したが濃度ムラは未だ満足するレ
ベルに達していない。さらに上記ポリマー使用では、未
露光時の擦り傷による圧力かぶりが悪化する問題が新た
に見いだされその改良が強く望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、発色濃度ムラが発生しにくく且つ未露光時の擦り傷
による圧力かぶりを防止したハロゲン化銀写真感光材料
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題を
解決するため鋭意検討を行った結果、以下の手段により
本発明の目的が達成されることを見いだした。 (1)支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀
乳剤層と少なくとも一層の非感光性親水性コロイド層を
有するハロゲン化銀写真感光材料において、支持体より
も最も遠く離れた感光性ハロゲン化銀乳剤層及び/又は
該感光性ハロゲン化銀乳剤層よりもさらに遠い非感光性
親水性コロイド層に下記一般式(1)で表されるアニオ
ン性水溶性重合体、または一般式(2)で表されるアル
カリ可溶性の重合体分散物または一般式(3)で表され
る重合体分散物を含有することを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料。 一般式(1)
【0005】
【化5】
【0006】式中R1 は水素原子、置換または無置換の
低級アルキル基、またはハロゲン原子を表す。Lは2〜
4価の連結基を表し、Mは水素原子または陽イオンを表
す。mは0または1を表し、nは1、2または3を表
す。Dはエチレン性不飽和モノマーの繰り返し単位を表
す。y、zは各モノマー成分の重量百分率を表し、yは
0ないし95、zは5ないし100を表し、y+z=1
00である。 一般式(2)
【0007】
【化6】
【0008】一般式(3)
【0009】
【化7】
【0010】一般式(2)において、D2 は少なくとも
1種以上のエチレン性不飽和モノマーの繰り返し単位を
表し、p、qは各成分の重量百分率を表し、pは0ない
し85、qは15ないし100を表し、p+q=100
である。一般式(3)において、Aは少なくとも2個の
共重合可能なエチレン性不飽和基を有する架橋性モノマ
ーを重合した繰り返し単位を表す。Bはその単独重合体
が水溶液中で曇点を有する下記一般式(4)で表される
モノマーを共重合した繰り返し単位を表す。D3 以外は
上記以外の共重合可能なエチレン性不飽和モノマー単位
を表す。 一般式(4)
【0011】
【化8】
【0012】一般式(4)において、R2 は水素原子ま
たは低級アルキル基を表す。R3 、R4 は同じでも異な
っていてもよく、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基
または置換アルキル基を表す。R2 とR3 は同時に水素
原子になることはなく、またR3 とR4 が結合して窒素
原子とともに含窒素複素環を形成してもよい。p´,q
´,r´,s´は各モノマー成分の重量百分率を表し、
p´は0.1ないし60、q´は10ないし70、r´
は0ないし30、s´は25ないし85の値をとる。こ
こでp´+q´+r´+s´=100である。 (2)像様露光されたあとB/W現像され、その後残存
ハロゲン化銀を用いてカラー発色現像させることにより
ポジ像を得ることを特徴とする上記(1)に記載のハロ
ゲン化銀カラー反転写真感光材料。
【0013】本発明のポリマーについて以下に詳細に説
明する。本発明のポリマーの態様の1つは一般式(1)
で表されるアニオン性の水溶性重合体である。さらに詳
細に説明するとDで表されるエチレン性モノマーとして
好ましく用いうるのは、水に不溶な親水性モノマーであ
り、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、N−エチルアクリルアミド、N−メチル−N−エチ
ルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、
N−n−プロピルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、N−シクロプロピルアクリルアミド、N
−メチル−N−n−プロピルアクリルアミド、N−メチ
ル−N−イソプロピルアクリルアミド、N−アクリロイ
ルピペリジン、N−アクリロイルモルホリン、N−アク
リロイルピロリジン、N−メタアクリロイルピペリジ
ン、N−n−プロピルメタクリルアミド、N−イソプロ
ピルメタクリルアミド、N−シクロプロピルメタクリル
アミド等のアクリルアミド、メタクリルアミド類、N−
ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム等のN−
ビニル環状化合物、
【0014】2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、2−メトキシエチルアクリレー
ト、
【0015】
【化9】
【0016】2−メタンスルホンアミドエチルアクリレ
ート等のアクリル酸ないしはメタクリル酸のエステル、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及
びその塩、スチレンスルホン酸塩、スチレンスルフィン
酸塩、等の−COOH基以外のアニオン性官能基を有す
るモノマーを挙げることができる。またDはビニルエス
テル類(例えば酢酸ビニル)の加水分解によって得られ
るビニルアルコールの繰り返し単位であってもよい。
【0017】また、Dで表されるエチレン性不飽和モノ
マーは、一般式(1)のポリマーの水性媒体への可溶性
を損ねない限り、水に不溶なモノマーであってもよい。
このようなモノマーとしてはエチレン、プロピレン、1
−ブテン、イソブテン、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルケトン、脂肪族酸のモノエチレン性不飽和エ
ステル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリル)、エチレン性
不飽和のモルカルボン酸もしくはジカルボン酸のエステ
【0018】(例えばメチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシ
ルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n−
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト)モノエチレン性不飽和化合物(例えばアクリロニト
リル)またはジエン類(例えばブタジエン、イソプレ
ン)等を挙げることができるが、これらに限定されるも
のではない。
【0019】R1 には水素原子又はメチル基、エチル
基、n−プロピル基などの無置換アルキル基、カルボキ
シメチル基などの置換アルキル基があげられる。これら
のうち水素原子、メチル基又はカルボキシメチル基が好
ましい。
【0020】Lは2価、3価又は4価の連結基であり、
2価の連結基の場合には−Q−、3、4価の連結基の場
合には各々
【0021】
【化10】
【0022】が好ましい。ここでQは2価の連結基であ
り、その例はアルキレン基(例えばメチレン基、エチレ
ン基、トリメチレン基)、アリーレン基(例えばフェニ
レン基)、−COO−X−(但し、Xは炭素原子数1〜
約6個のアルキレン基又はアリーレン基を表わす。以下
同じ)(例えば−COOCH2 CH2 −)、
【0023】−COO−X−OCO−(例えば、−CO
OCH2 CH2 OCO−)、−OCO−X−(例えば−
OCOCH2 CH2 −)、−OCO−X−COO−(例
えば−OCOCH2 CH2 CH2 CH2 COO−)、−
CONH−X−(例えば−CONH−C6 4 (p)
−)、−CONH−X−NHCO−(例えば−CONH
CH2 CH2 NHCO−)、−CONH−X−OCO−
(例えば−CONHCH2CH2 OCO−)等を挙げる
ことができる。
【0024】mは0又は1である。nは1、2又は3で
ある。Mは水素原子もしくは陽イオンを表す。陽イオン
としては、アルカリ金属イオン(ナトリウムイオン、カ
リウムイオン)、アンモニウムイオン(例えばトリメチ
ルアンモニウムイオン、トリエチルアンモニウムイオ
ン、トリブチルアンモニウムイオン)等を挙げることが
できるが、アルカリ金属イオンが特に好ましい。
【0025】以上、一般式(1)における、−COOM
基を含むエチレン性不飽和モノマーの具体例としては、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、p−ビニル安
息香酸、無水マレイン酸、
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】等を挙げる事ができる。このうち、常温で
蒸留水に可溶なものが特に好ましい。このようなアニオ
ン性単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、
【0029】
【化13】
【0030】等を挙げる事ができる。
【0031】これらのアニオン性基を有するモノマー
は、その塩、例えばアルカリ金属塩(例えば、Na、K
塩)、アンモニウム塩(例えば、アンモニア、メチルア
ミン、ジメチルアミン等との塩)の形であってもよい。
Dで表されるモノマー及び−COOMを含有するモノマ
ーは各々2種類以上用いてもかまわない。
【0032】y、zは各モノマー成分の重量百分率を表
し、yは0ないし95、好ましくは0ないし80であ
り、zは5ないし100、好ましくは20ないし100
である。ここでy+z=100を表す。
【0033】本発明の水性媒体可溶性重合体のうち、特
に好ましいのは下記一般式(5)で表される重合体であ
る。 一般式(5)
【0034】
【化14】
【0035】Eは、N,N−ジメチルアクリルアミド、
N−アクリロイルモルホリン、N−アクリロイルピペリ
ジンから選ばれる少くとも1種を共重合したモノマー単
位を表す。D1 は前記DからN,N−ジメチルアクリル
アミド、N−アクリロイルモルホリン、N−アクリロイ
ルピペリジンを除いたエチレン性不飽和モノマーを共重
合した繰り返し単位を表す。R1 、L、M、m、nは前
記と同じである。x′、y′、z′は各モノマー成分の
重量百分率を表し、x′は1ないし99、y′は0ない
し50、z′は1ないし99の値をとる。ここでx′+
y′+z′=100である。
【0036】さらに詳細に説明すると、D1 は前記Dか
らN,N−ジメチルアクリルアミド、N−アクリロイル
モルホリン、N−アクリロイルピペリジンを除いたもの
を表し、その具体例及び好ましい化合物は前記Dに挙げ
たものと同じである。R1 、L、M、m、nの具体例及
び好ましい例についても前記と同じである。x′、
y′、z′は各モノマー成分の重量百分率を表す。x′
は1ないし99、好ましくは5ないし95、y′は0な
いし50、好ましくは0ないし30、z′は1ないし9
9、好ましくは5ないし95の値をとる。ここでx′+
y′+z′=100である。
【0037】本発明の一般式(1)で表される重合体
は、一般によく知られているラジカル重合法(例えば、
大津隆行、木下雅悦共著「高分子合成の実験法」化学同
人、昭和47年刊、124〜154頁などに詳しい。)
によって行えば良いが、特に溶液重合法を用いるのが好
ましい。
【0038】溶液重合法を用いる場合は、各モノマーを
適当な溶媒(例えば水、あるいは水と水に混和しうる有
機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、アセトン、
N,N−ジメチルホルムアミドなど)との混合溶媒)に
溶解した後、重合反応を行ってもよいし、また、各モノ
マーを溶液中に滴下しながら重合反応を行ってもよい。
その際滴下液中に、適当な補助溶媒(上記に同じ)を用
いても構わない。
【0039】上記の溶液重合は、通常のラジカル開始剤
(例えば、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)二塩酸塩のようなアゾ系開始剤、過硫酸カリウムの
ような過酸化物開始剤)を用いて、一般に30℃ないし
約100℃、好ましくは60℃ないし約95℃の温度で
行われる。
【0040】以下に本発明の一般式(1)で表される重
合体及びその合成例を示すが、本発明はこれらに限定さ
れない。重合体例に記載されている共重合比率は、重合
百分率比を表し、Mの比率はモル比を表す。
【0041】
【化15】
【0042】
【化16】
【0043】
【化17】
【0044】
【化18】
【0045】
【化19】
【0046】本発明のポリマーのもう1つの態様は、一
般式(2)で表されるアルカリ可溶性の重合体分散物も
しくは一般式(3)で表される重合体分散物である。
【0047】さらに詳細に説明すると一般式(2)のD
2 においては、水不溶性のエチレン性不飽和モノマーが
好ましく用いられ、例えばエチレン、プロピレン、1−
ブテン、イソブテン、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルケトン、脂肪族酸のモノエチレン性不飽和エステ
ル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリル)、エチレン性不飽
和のモルカルボン酸もしくはジカルボン酸のエステル
【0048】(例えばメチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシ
ルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n−
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト)モノエチレン性不飽和化合物(例えばアクリロニト
リル)またはジエン類(例えばブタジエン、イソプレ
ン)等を挙げることができるが、これらに限定されるも
のではない。
【0049】また、D2 としては、水溶性のエチレン性
不飽和モノマーが共重合されていてもよく、このような
モノマーとしては、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアク
リルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−メチル−
N−エチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリル
アミド、N−n−プロピルアクリルアミド、N−イソプ
ロピルアクリルアミド、N−シクロプロピルアクリルア
ミド、N−メチル−N−n−プロピルアクリルアミド、
N−メチル−N−イソプロピルアクリルアミド、N−ア
クリロイルピペリジン、N−アクリロイルモルホリン、
N−アクリロイルピロリジン、N−メタアクリロイルピ
ペリジン、N−n−プロピルメタクリルアミド、N−イ
ソプロピルメタクリルアミド、N−シクロプロピルメタ
クリルアミド等のアクリルアミド、メタクリルアミド
類、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム
等のN−ビニル環状化合物、
【0050】2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、2−メトキシエチルアクリレー
ト、2−メタンスルホンアミドエチルアクリレート等の
アクリル酸ないしはメタクリル酸のエステル、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及びその
塩、スチレンスルホン酸塩、スチレンスルフィン酸塩、
等の−COOH基以外のアニオン性官能基を有するモノ
マーを挙げることができる。Dにおけるエチレン性不飽
和モノマーとしては、一般式(2)のポリマーが水不溶
の分散物として存在できる限り、種々のモノマーを任意
の割合で用いる事ができるし、また含−COOMモノマ
ーの極性の大小によっても変化しうる。
【0051】従って、各成分の重量百分率p、qにおい
て、pは0ないし85、qは15ないし100を表す
が、さらに詳細に述べると含−COOMモノマーが非中
和状態で水溶性のモノマーの場合、pは30〜85、q
は15〜70であり、含−COOMモノマーが非中和状
態で非水溶性モノマーの場合、pは0〜70、qは30
〜100を表す。ここでp+q=100である。
【0052】次に一般式(3)で表されるポリマーにつ
いて詳細に説明する。Aで表される繰り返し単位を与え
る共重合可能なエチレン性不飽和モノマーの例として
は、メチレンビスアクリルアミド、エチレンビスアクリ
ルアミド、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、エチレ
ングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジ
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、テトラ
メチレンジメタクリレート等であり、このうち、メチレ
ンビスアクリルアミド、ジビニルベンゼン、エチレング
リコールジメタクリレートが特に好ましい。
【0053】Bはその単独重合体が水中で曇点を有する
一般式(4)で表される単量体から誘導される繰返し単
位を表す。ここで曇点とは、単独重合体を蒸留水にて1
wt%に溶解させてできた水溶性を加熱した時に透明状
態からある特定の温度以上(0℃〜100℃以内)で析
出し白濁化する現象を言う。
【0054】一般式(4)で表されるモノマーをさらに
詳細に説明すると、R2 は水素原子または炭素数1〜4
の低級アルキル基(好ましくはメチル基)を表す。
3 、R4 は同じでも異ってもよく、水素原子、炭素数
1〜8(好ましくは1〜4)のアルキル基、シクロアル
キル基、置換アルキル基を表す。これらのアルキル基の
うち、好ましくは、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、シクロプロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、sec −ブチル基である。
【0055】R3 とR4 は相互に結合して窒素原子とと
もに含窒素複素環を形成してもよく、好ましい複素環と
しては、ピロリジン環、ピペリジン環を挙げることがで
きる。R3 、R4 が同時に水素原子になることはない。
【0056】一般式(4)で表されるモノマーの好まし
い例としては、N−エチルアクリルアミド、N−メチル
−N−エチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリ
ルアミド、N−n−プロピルアクリルアミド、N−イソ
プロピルアクリルアミド、N−シクロプロピルアクリル
アミド、N−メチル−N−n−プロピルアクリルアミ
ド、N−メチル−N−イソプロピルアクリルアミド、N
−アクリロイルピロリジン、N−アクリロイルピペリジ
ン、N−n−プロピルメタクリルアミド、N−イソプロ
ピルメタクリルアミド、N−シクロプロピルメタクリル
アミド等を挙げることができる。これらのモノマーの単
独重合体の曇点については、高分子学会予稿集第38
巻、104頁に記載されている。
【0057】D3 で表されるエチレン性不飽和モノマー
として、好ましいのは、常温で蒸留水に可溶なモノマー
である。このようなモノマーとしては、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N
−アクリロイルモルホリン、N−メタクリロイルモルホ
リン、N,N−ジメチルアクリルアミド等のアクリルア
ミド類、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラク
タム等のN−ビニル環状化合物、
【0058】2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、2−メトキシエチルアクリレー
ト、
【0059】2−メタンスルホンアミドエチルアクリレ
ート等のアクリル酸ないしはメタクリル酸のエステル、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及
びその塩、スチレンスルホン酸塩、スチレンスルフィン
酸塩、等の−COOH基以外のアニオン性官能基を有す
るモノマーを挙げることができる。このうち、−COO
H基以外のアニオン性基を有するモノマーを1種以上使
用するのが特に好ましい。
【0060】また、D3 で表されるエチレン性不飽和モ
ノマーとしては、上記以外のモノマーを用いてもよく、
このようなモノマーとしては、エチレン、プロピレン、
1−ブテン、イソブテン、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルケトン、脂肪族酸のモノエチレン性不飽和エ
ステル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリル)、エチレン性
不飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸のエステ
【0061】(例えばメチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシ
ルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n−
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト)モノエチレン性不飽和化合物(例えばアクリロニト
リル)またはジエン類(例えばブタジエン、イソプレ
ン)等を挙げることができる。
【0062】R1 、L、M、m、nは前記と同じであ
る。p′、q′、r′、s′は各モノマーの重量百分率
比を表し、p′は0.1ないし60、好ましくは0.5
ないし40、特に好ましくは1ないし20であり、q′
は10ないし70、好ましくは20ないし60、特に好
ましくは25ないし55であり、r′は0ないし30、
好ましくは0.5ないし25、特に好ましくは1ないし
20であり、s′は25ないし85、好ましくは30な
いし75、特に好ましくは35ないし70である。
【0063】本発明の一般式(3)で表される重合体
は、その全構成成分の80重量%以上が、水溶性のモノ
マーから誘導される繰返し単位であることが好ましい。
【0064】本発明の重合体分散物のうち特に好ましい
のは、一般式(3)の重合体分散物であり、またD3
しくはBとして、N,N−ジメチルアクリルアミド、N
−アクリロイルピペリジン、N−アクリロイルモルホリ
ンが共重合されている事がさらに好ましい。
【0065】本発明の重合体の調製法について以下に説
明する。本発明の一般式(2)の重合体の調製法は一般
によく知られているラジカル重合法(例えば、大津隆
行、大下雅悦共著「高分子合成の実験法」化学同人、昭
和47年刊、124〜154頁などに詳しい。)、特に
乳化重合法に従って行うことができる。
【0066】乳化重合は必要に応じて乳化剤を用いて、
水あるいは水と水に混和しうる有機溶媒(例えばメタノ
ール、エタノール、アセトン等)の混合溶媒中でモノマ
ーを乳化させラジカル重合開始剤を用いて一般に30℃
ないし約100℃、好ましくは40℃ないし約90℃の
温度で行なわれる。水に混和しうる有機溶媒の量は水に
対して体積比で0〜300%、好ましくは0〜15%で
ある。
【0067】重合反応は、通常重合すべき単量体に対し
0.05〜5重量%のラジカル重合開始剤と必要に応じ
て0.1〜10重量%の乳化剤を用いて行なわれる。重
合開始剤としては、アゾビス化合物、パーオキサイド、
ハイドロパーオキサイド、レドックス触媒など、例えば
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、tert−ブチルパ
ーオクトエート、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロ
ピルパーカーボネート、2,4−ジクロロベンゾイルパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)ハイドロクロライドなどがあ
る。
【0068】乳化剤としてはアニオン性、両性、ノニオ
ン性の界面活性剤の他、水溶性ポリマーなどがある。例
えばラウリン酸ソーダ、ドデシル硫酸ナトリウム、1−
オクトキシカルボニルメチル−1−オクトキシカルボニ
ルメタンスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビ
タンラウリルエステル、ポリビニルアルコール、特公昭
53−6190号に記載の乳化剤、水溶性ポリマーなど
がある。
【0069】乳化重合においては、その目的に応じて、
重合開始剤、濃度、重合温度、反応時間などを幅広く、
かつ、容易に変更できることはいうまでもない。
【0070】本発明の一般式(3)で表される化合物
は、一般に上記のAで表されるエチレン性不飽和基を少
なくとも2個含有する共重合可能なモノマー、一般式
(4)のモノマー、D3 で表されるエチレン性不飽和モ
ノマー、及び少なくとも1個のアニオン性官能基を有す
るエチレン性不飽和モノマーを一般によく知られている
乳化重合法を用いて合成することができる。
【0071】重合体中のアニオン性官能基を塩の形で用
いる場合、モノマーを塩の形として重合を行ってもよい
し、重合後に塩基性化合物を添加してもよいが、重合後
に塩基性化合物を添加するのが、特に好ましい。最終的
に得られる一般式(3)で表される重合体分散物のう
ち、Mがアルカリ金属またはアンモニウムイオン等の塩
構造となっている割合は、好ましくは全−COOMのう
ち70ないし100モル%である。
【0072】製造されるアニオン性架橋重合体は荷電を
持っており、水中で比較的安定に分散して存在するた
め、水中に界面活性剤を加える必要がないことが多い
が、補助的に界面活性剤を加えてアニオン性架橋重合体
の水中における分散状態を安定化することもできる。
【0073】使用される界面活性剤としては、例えばア
ニオン界面活性剤(例えばソジウムドデシルサルフェー
ト、トリトン770(ローム&ハウス社から市販)、ノ
ニオン界面活性剤(例えば、エマレックスNP−20
(日本エマルジョンから市販))が挙げられる。また、
ポリビニルアルコール、ゼラチン等の水溶性高分子を用
いてもよい。
【0074】重合反応は、一般にラジカル重合開始剤
(例えば過硫酸カリウムと亜硫酸水素ナトリウムとの併
用、和光純薬からV−50の名で市販されているもの)
の存在下で、一般に30℃ないし約100℃の温度で行
われる。
【0075】重合は、用いるモノマーを媒体(水ない
し、水と水と混和しうる有機溶媒−例えば、メタノー
ル、アセトン−の混合溶媒)に全量入れて行ってもよい
し、モノマー混合物を滴下して行ってもよいが、滴下し
て行うのが特に好ましい。
【0076】以上説明した、界面活性剤、重合開始剤や
重合手法についはて大津隆行、木下雅悦共著「高分子合
成の実験法」(化学同人)等の記載を参考にして行うこ
とができる。
【0077】以下に、本発明における重合体分散物の好
ましい例を示すが、本発明がこれらに限定されるもので
はない。重合体分散物の各モノマー成分の割合は重量パ
ーセントを、Mはモルパーセントを表す。
【0078】
【化20】
【0079】
【化21】
【0080】
【化22】
【0081】
【化23】
【0082】
【化24】
【0083】
【化25】
【0084】
【化26】
【0085】本発明の一般式(1)、(2)または
(3)の化合物の添加量は添加する層のゼラチンに対し
て重量で0.1%以上50%以下であることが望まし
く、0.5%以上30%以下であることがさらに好まし
く、2%以上15%以下であることがさらに好ましい。
本発明の化合物を写真感光材料に適用する方法は、ラテ
ックスのまま、もしくは水、有機溶媒(例えばメタノー
ル、エタノール、アセトン、酢酸エチル、特にメタノー
ル、エタノールが好ましい)またはこれらの混合溶媒を
加えて希釈した後、ゼラチンなどの親水性コロイドの水
溶液に添加する。ラテックスの場合その粒径は特に制限
はないが、写真感光材料に使用する上で好ましくは0.
001μm 以上3μm 以下であり、より好ましくは1μ
m 以下である。特に一般式(2)の化合物の場合は0.
5μm 以下が好ましい。本発明の化合物のうち本発明の
目的に好ましく用いられる化合物は一般式(3)の化合
物である。本発明の化合物を添加する層は、支持体より
最も遠く離れた感光性ハロゲン化銀乳剤層及び/又は該
感光性ハロゲン化銀乳剤層よりもさらに遠い非感光性親
水性コロイド層(保護層)に添加することが好ましい。
前記感光性ハロゲン化銀乳剤層はハロゲン化銀カラー写
真感光材料の場合同一感色性層を意味し、同一感色性層
が2層以上の層で構成されている場合そのすべての層が
該当する。保護層が2層以上の構成になっている場合、
そのすべての層が該当する。上記保護層は、感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層と同一側にある層を言い、いわゆるバッ
ク層は含まない。
【0086】本発明のハロゲン化銀写真乳剤、およびそ
れを用いたハロゲン化銀写真感光材料に用いることので
きる種々の技術や無機・有機の素材については一般には
リサーチ・ディスクロージャーNo. 308119(19
89年)、同37038(1995年)に記載されたも
のを用いることができる。
【0087】これに加えて、より具体的には、例えば、
本発明のハロゲン化銀写真乳剤が適用できるカラー写真
感光材料に用いることができる技術および無機・有機素
材については、欧州特許第436,938A2号の下記
の箇所及び下記に引用の特許に記載されている。
【0088】 項 目 該 当 箇 所 1)層構成 第146頁34行目〜第147頁25行目 2)ハロゲン化銀乳剤 第147頁26行目〜第148頁12行目 3)イエローカプラー 第137頁35行目〜第146頁33行目、第14 9頁21行目〜23行目 4)マゼンタカプラー 第149頁24行目〜第28行目;欧州特許第42 1,453A1号の第3頁5行目〜第25頁55行 目 5)シアンカプラー 第149頁29行目〜33行目;欧州特許第432 ,804A2号の第3頁28行目〜第40頁2行目 目 6)ポリマーカプラー 第149頁34行目〜38行目;欧州特許第435 ,334A2号の第113頁39行目〜第123頁 37行目 7)カラードカプラー 第53頁42行目〜第137頁34行目、第149 頁39行目〜45行目 8)その他の機能性カ 第7頁1行目〜第53頁41行目、第149頁46 プラー 行目〜第150頁3行目;欧州特許第435,33 4A2号の第3頁1行目〜第29頁50行目 9)防腐・防黴剤 第150頁25行目〜28行目 10)ホルマリン 第149頁15行目〜17行目 スカベンジャー 11)その他添加剤 第153頁38行目〜47行目;欧州特許第421 ,453A1号の第75頁21行目〜第84頁56 行目、第27頁40行目〜第37頁40行目 12)分散方法 第150頁4行目〜24行目 13)支持体 第150頁32行目〜34行目 14)膜厚・膜物性 第150頁35行目〜49行目 15)発色現像・黒白現像 第150頁50行目〜第151頁47行目;欧州特 ・かぶらせ工程 許第442,323A2号の第34頁11行目〜5 4行目、第35頁14行目〜22行目 16)脱銀工程 第151頁48行目〜第152頁53行目 17)自動現像機 第152頁54行目〜第153頁2行目 18)水洗・安定工程 第153頁3行目〜37行目
【0089】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するがこれに限定されるものではない。 実施例1 試料101の作製 下塗りを施した厚み 127μの三酢酸セルロースフィルム
支持体上に、下記の組成の各層より成る多層カラー感光
材料を作製し、試料101とした。数字はm2当りの添加
量を表わす。なお添加した化合物の効果は記載した用途
に限らない。
【0090】第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀 0.10g ゼラチン 1.90g 紫外線吸収剤U−1 0.10g 紫外線吸収剤U−3 0.040g 紫外線吸収剤U−4 0.10g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.10g 染料E−1の微結晶固体分散物 0.10g
【0091】第2層:中間層 ゼラチン 0.40g 化合物Cpd−C 5.0mg 化合物Cpd−J 5.0mg 化合物Cpd−K 3.0mg 高沸点有機溶媒Oil−3 0.10g 染料D−4 0.80mg
【0092】 第3層:中間層 表面及び内部をかぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径0.06μm、 変動係数18%、AgI含量 1モル%) 銀量 0.050g 黄色コロイド銀 銀量 0.030g ゼラチン 0.40g
【0093】第4層:低感度赤感性乳剤層 乳剤A 銀量 0.30g 乳剤B 銀量 0.20g ゼラチン 0.80g カプラーC−1 0.15g カプラーC−2 0.050g カプラーC−3 0.050g カプラーC−9 0.050g 化合物Cpd−C 5.0mg 化合物Cpd−J 5.0mg 高沸点有機溶媒Oil−2 0.10g 添加物P−1 0.10g
【0094】第5層:中感度赤感性乳剤層 乳剤B 銀量 0.20g 乳剤C 銀量 0.30g ゼラチン 0.80g カプラーC−1 0.20g カプラーC−2 0.050g カプラーC−3 0.20g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.10g 添加物P−1 0.10g
【0095】第6層:高感度赤感性乳剤層 乳剤D 銀量 0.40g ゼラチン 1.10g カプラーC−1 0.30g カプラーC−2 0.10g カプラーC−3 0.70g 添加物P−1 0.10g
【0096】第7層:中間層 ゼラチン 0.60g 添加物M−1 0.30g 混色防止剤Cpd−I 2.6mg 染料D−5 0.020g 染料D−6 0.010g 化合物Cpd−J 5.0mg 高沸点有機溶媒Oil−1 0.020g
【0097】 第8層:中間層 表面及び内部をかぶらせた沃臭化銀乳剤(平均粒径0.06μm、 変動係数16%、AgI含量 0.3モル%) 銀量 0.020g 黄色コロイド銀 銀量 0.020g ゼラチン 1.00g 添加物P−1 0.20g 混色防止剤Cpd−A 0.10g 化合物Cpd−C 0.10g
【0098】第9層:低感度緑感性乳剤層 乳剤E 銀量 0.10g 乳剤F 銀量 0.20g 乳剤G 銀量 0.20g ゼラチン 0.50g カプラーC−4 0.10g カプラーC−7 0.050g カプラーC−8 0.10g 化合物Cpd−B 0.030g 化合物Cpd−D 0.020g 化合物Cpd−E 0.020g 化合物Cpd−F 0.040g 化合物Cpd−J 10 mg 化合物Cpd−L 0.020g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.10g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.10g
【0099】第10層:中感度緑感性乳剤層 乳剤G 銀量 0.30g 乳剤H 銀量 0.10g ゼラチン 0.60g カプラーC−4 0.070g カプラーC−7 0.050g カプラーC−8 0.050g 化合物Cpd−B 0.030g 化合物Cpd−D 0.020g 化合物Cpd−E 0.020g 化合物Cpd−F 0.050g 化合物Cpd−L 0.050g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.010g
【0100】第11層:高感度緑感性乳剤層 乳剤I 銀量 0.50g ゼラチン 1.00g カプラーC−4 0.20g カプラーC−7 0.10g カプラーC−8 0.050g 化合物Cpd−B 0.080g 化合物Cpd−E 0.020g 化合物Cpd−F 0.040g 化合物Cpd−K 5.0mg 化合物Cpd−L 0.020g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.020g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.020g
【0101】第12層:中間層 ゼラチン 0.60g 化合物Cpd−L 0.050g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.050g
【0102】第13層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 銀量 0.020g ゼラチン 1.10g 混色防止剤Cpd−A 0.010g 化合物Cpd−L 0.010g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.010g 染料E−2の微結晶固体分散物 0.030g 染料E−3の微結晶固体分散物 0.020g
【0103】第14層:中間層 ゼラチン 0.60g
【0104】第15層:低感度青感性乳剤層 乳剤J 銀量 0.40g 乳剤K 銀量 0.10g 乳剤L 銀量 0.10g ゼラチン 0.80g カプラーC−5 0.20g カプラーC−6 0.10g カプラーC−10 0.10g
【0105】第16層:中感度青感性乳剤層 乳剤L 銀量 0.10g 乳剤M 銀量 0.40g ゼラチン 0.90g カプラーC−5 0.10g カプラーC−6 0.10g カプラーC−10 0.60g
【0106】第17層:高感度青感性乳剤層 乳剤N 銀量 0.40g ゼラチン 1.20g カプラーC−5 0.10g カプラーC−6 0.10g カプラーC−10 0.60g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.10g
【0107】第18層:第1保護層 ゼラチン 1.20g 紫外線吸収剤U−1 0.20g 紫外線吸収剤U−2 0.050g 紫外線吸収剤U−5 0.30g ホルマリンスカベンジャー Cpd−H 0.40g 染料D−1 0.15g 染料D−2 0.050g 染料D−3 0.10g
【0108】 第19層:第2保護層 コロイド銀 銀量 0.10mg 微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径0.06μm、AgI含量 1モル%) 銀量 0.10g ゼラチン 0.40g
【0109】 第20層:第3保護層 ゼラチン 1.0 g ポリメチルメタクリレート(平均粒径1.5 μ) 0.10g メチルメタクリレートとアクリル酸の4:6の共重合体 (平均粒径1.5 μ) 0.10g シリコーンオイル 0.030g 界面活性剤W−1 3.0mg 界面活性剤W−2 0.030g
【0110】また、すべての乳剤層には上記組成物の他
に添加剤F−1〜F−8を添加した。さらに各層には上
記組成物の他にゼラチン硬化剤H−1及び塗布用、乳化
用界面活性剤W−3、W−4、W−5、W−6を添加し
た。更に防腐、防黴剤としてフェノール、1,2−ベン
ズイソチアゾリン−3−オン、2−フェノキシエタノー
ル、フェネチルアルコール、p−安息香酸ブチルエステ
ルを添加した。
【0111】有機固体分散染料の分散物の調整 染料E−1を以下の方法で分散した。即ち、メタノール
を30%含む染料のウェットケーキ1430gに水及び
BASF社製 Pluronic F88 (エチレンオキシドープロピレ
ンオキシド ブロック共重合体)200gを加えて攪拌
し、染料濃度6%のスラリーとした。次に、アイメック
ス(株)製ウルトラビスコミル(UVM-2)に平均粒径0.
5mmのジルコニアビースを1700ml充填し、スラリー
を通して周速約10m/sec 、吐出量0.5リットル/min で
8時間粉砕した。ビーズを濾過して除き、水を加えて染
料濃度3%に希釈した後、安定化のために90℃で10
時間加熱した。得られた染料微粒子の平均粒径は0.6
0μm であり、粒径の分布の広さ(粒径標準偏差×10
0/平均粒径)は18%であった。
【0112】同様にして、染料E−2、E−3の固体分
散物を得た。平均粒径は0.54μm および0.56μ
m であった。
【0113】
【表1】
【0114】
【表2】
【0115】
【化27】
【0116】
【化28】
【0117】
【化29】
【0118】
【化30】
【0119】
【化31】
【0120】
【化32】
【0121】
【化33】
【0122】
【化34】
【0123】
【化35】
【0124】
【化36】
【0125】
【化37】
【0126】
【化38】
【0127】
【化39】
【0128】
【化40】
【0129】試料102〜114の作製 試料101において第17層〜第20層に比較用化合物
並びに本発明の化合物を表3に示す内容で添加した以外
試料101と同様にして試料102〜114を作製し
た。なお化合物添加層はその体積増加分をゼラチンで補
正した。
【0130】
【化41】
【0131】
【表3】
【0132】上記試料101〜112を幅135サイ
ズ、長さ80cmに加工し青感性乳剤層、緑感性乳剤層、
赤感性乳剤層の各発色濃度が約0.7になるように露光
した試料をハンガーに吊り下げ下記処理工程の自動現像
機処理したときの試料の青感性層(BL)の発色濃度ム
ラを複数の人の目視により評価した。試料は各水準5本
ずつの発色濃度ムラを評価し、表4に示す点数をつけて
平均値を求めた。次に擦り傷による圧力かぶりの評価と
して、試料101〜114の膜面に半径0.2mmのサフ
ァイアボールを先端に装着した針を圧着し、10mm/秒
の早さで移動しながら針の荷重を連続的に変化させ、下
記処理による最高発色濃度が変化する時の荷重(g)を
測定した。荷重の値が大きいほどかぶりにくく良好な結
果を示す。
【0133】〔処理工程〕 処 理 時間 温度 第一現像 6分 38℃ 水 洗 2分 38℃ 反 転 2分 38℃ 発色現像 6分 38℃ 前漂白 2分 38℃ 漂 白 6分 38℃ 定 着 4分 38℃ 水 洗 4分 38℃ 最終リンス 1分 25℃
【0134】各処理液の組成は以下の通りであった。 〔第一現像液〕 ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン酸・5ナトリウム塩 1.5g ジエチレントリアミン五酢酸・5ナトリウム塩 2.0g 亜硫酸ナトリウム 30g ハイドロキノン・モノスルホン酸カリウム 20g 炭酸カリウム 15g 重炭酸ナトウリム 12g 1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン 1.5g 臭化カリウム 2.5g チオシアン酸カリウム 1.2g ヨウ化カリウム 2.0mg ジエチレングリコール 13g 水を加えて 1000ミリリットル pH 9.60 pHは硫酸又は水酸化カリウムで調整した。
【0135】 〔反転液〕 ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン酸・5ナトリウム塩 3.0g 塩化第一スズ・2水塩 1.0g p−アミノフェノール 0.1g 水酸化ナトリウム 8g 氷酢酸 15ミリリットル 水を加えて 1000ミリリットル pH 6.00 pHは酢酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
【0136】 〔発色現像液〕 ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン酸・5ナトリウム塩 2.0g 亜硫酸ナトリウム 7.0g リン酸3ナトリウム・12水塩 36g 臭化カリウム 1.0g ヨウ化カリウム 90mg 水酸化ナトリウム 3.0g シトラジン酸 1.5g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル)−3−メチル− 4−アミノアニリン・3/2硫酸・1水塩 11g 3,6−ジチアオクタン−1,8−ジオール 1.0g 水を加えて 1000ミリリットル pH 11.80 pHは硫酸又は水酸化カリウムで調整した。
【0137】 〔調整液〕 エチレンジアミン4酢酸・2ナトリウム塩・2水塩 8.0g 亜硫酸ナトリウム 6.0g 1−チオグリセロール 0.4g 水を加えて 1000ミリリットル pH 6.20 pHは酢酸又は水酸ナトリウムで調整した。
【0138】 〔漂白液〕 エチレンジアミン4酢酸・2ナトリウム塩・2水塩 2.0g エチレンジアミン4酢酸・Fe(III) ・アンモニウム・2水塩 120g 臭化カリウム 100g 硝酸アンモニウム 10g 水を加えて 1000ミリリットル pH 5.70 pHは硝酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
【0139】 〔定着液〕 チオ硫酸アンモニウム 80g 亜硫酸ナトリウム 5.0g 重亜硫酸ナトリウム 5.0g 水を加えて 1000ミリリットル pH 6.60 pHは酢酸又はアンモニア水で調整した。
【0140】 〔安定液〕 1−ヒドロキシメチル−1,2,4−トリアゾール 4.0g ポリオキシエチレン−p−モノノニルフェニルエーテル (平均重合度10) 0.3g 1,2,4−トリアゾール 1.0g 1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オン 0.05g 水を加えて 1000ミリリットル pH 7.0
【0141】表4の結果より本発明の試料103〜11
3は比較用試料101、102に対し青感性層の濃度差
が小さく且つ擦り傷による圧力かぶり耐性に優れている
ことが明らかである。この結果は本発明の化合物が発色
濃度ムラおよび擦り傷による圧力かぶり防止に優れてい
ることを示している。さらに本発明の試料107〜11
3からは一般式(3)で示される本発明の化合物が本発
明の効果を得るのに特に優れていることが分かる。
【0142】
【表4】
【0143】実施例2 特開平2−44345号公報に記載の実施例1、試料1
01において第11層〜第13層の青感性乳剤層及び第
14、15層の保護層のゼラチンを本発明の化合物へ実
施例1と同様に置き換えた試料を作製し、実施例1と同
様の擦り傷による圧力かぶりを評価したところ、実施例
1と同様の結果が得られた。
【0144】実施例3 本発明の効果は以下に記載した支持体を用いて実施例1
と同様のテストを行い、実施例1と同様の結果が得られ
た事を確認した。 1)支持体 本実施例で用いた支持体は、下記の方法により作製し
た。市販のポリエチレン−2,6−ナフタレートポリマ
ー100重量部と紫外線吸収剤としてTinuvin P.326
(チバ・ガイギー Ciba-Geigy 社製)2重量部とを常法
により乾燥した後、300℃にて溶融後、T型ダイから
押し出し140℃で3.0倍の縦延伸を行い、続いて1
30℃で3.0倍の横延伸を行い、さらに250℃で6
秒間熱固定して厚さ90μmのPENフィルムを得た。
さらに、その一部を直径20cmのステンレス巻き芯に巻
付けて、110℃、48時間の熱履歴を与えた。 2)下塗層の塗設 上記支持体は、その両面にコロナ放電処理、UV放電処
理、さらにグロー放電処理、および火焔処理をした後、
それぞれの面に下記組成の下塗液を塗布して、下塗層を
延伸時高温面側に設けた。コロナ放電処理はピラーPill
ar社製ソリッドステートコロナ処理機6KVAモデルを
用い、30cm幅支持体を20m/分で処理する。このと
き、電流・電圧の読み取り値より、被処理物は0.37
5KV・A・分/m2の処理がなされた。処理時の放電周
波数は、9.6KHz、電極と誘導体ロールのギャップ
クリアランスは、1.6mmであった。又UV放電処理
は、75℃で加熱しながら放電処理した。さらにグロー
放電処理は、円柱電極で3000Wで30秒間照射し
た。 ゼラチン 3g 蒸留水 25ml ソジウム α−スルホ−ジ−2−エチルヘキシルサクシネート 0.05g ホルムアルデヒド 0.02g サリチル酸 0.1g ジアセチルセルロース 0.5g p−クロロフェノール 0.5g レゾルシン 0.5g クレゾール 0.5g (CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.2g トリメチロールプロパンのアジリジン3倍モル付加物 0.2g トリメチロールプロパン−トルエンジイソシアナートの3倍 モル付加物 0.2g メタノール 15ml アセトン 85ml ホルムアルデヒド 0.01g 酢酸 0.01g 濃塩酸 0.01g
【0145】3)バック層の塗設 下塗後の上記支持体の片方の面に、バック層として下記
組成の帯電防止層、磁気記録層、および滑り層を塗設し
た。 3−1)帯電防止層の塗設 3−1−1)導電性微粒子分散液(酸化スズ−酸化アン
チモン複合物分散液)の調製 塩化第二スズ水和物230重量部と三塩化アンチモン2
3重量部をエタノール3000重量部に溶解し、均一溶
液を得た。この溶液に、1Nの水酸化ナトリウム水溶液
を前記溶液のpHが3になるまで滴下し、コロイド状酸
化第二スズと酸化アンチモンの共沈澱を得た。得られた
共沈澱を50℃に24時間放置し、赤褐色のコロイド状
沈澱を得た。
【0146】赤褐色コロイド状沈澱を遠心分離により分
離した。過剰なイオンを除くため、沈澱に水を加え遠心
分離によって水洗した。この操作を3回繰り返し、過剰
イオンを除去した。過剰イオンを除去したコロイド状沈
澱200重量部を水1500重量部に再分散し、650
℃に加熱した焼成炉に噴霧し、青味がかった平均粒径
0.005μm の酸化スズ−酸化アンチモン複合物の微
粒子粉末を得た。この微粒子粉末の比抵抗は5Ω・cmで
あった。上記の微粒子粉末40重量部と水60重量部の
混合液をpH7.0に調製し、攪拌機で粗分散の後、横
型サンドミル(商品名ダイミノル;WILLYA. BACHOFENAG
製)で滞留時間が30分になるまで分散して調製した。
この時の二次凝集体の平均粒径は約0.04μm であっ
た。
【0147】3−1−2)導電性層の塗設 下記の処方による導電性層を乾燥膜厚が0.2μm にな
るように塗布し、115℃で60秒間乾燥した。 3−1−1)で作製の導電性微粒子分散液 20重量部 ゼラチン 2重量部 水 27重量部 メタノール 60重量部 p−クロロフェノール 0.5重量部 レゾルシン 2重量部 ポリオキシエチレン ノニルフェニルエーテル 0.01重量部 得られた導電性膜の抵抗は、108.0(100V) であり、優
れた帯電防止性能を有するものであった。 3−2)磁気記録層の塗設 磁性体 Co- 被着γ-Fe2O3(長軸0.14μm 、単軸
0.03μm の針状、比表面積41m2/g、飽和磁化8
9emu/g、表面は酸化アルミと酸化珪素でそれぞれFe2O
3 の2重量%で表面処理されている、保磁力930Oe、
Fe+2/Fe+3比は6/94)1100gを水220g及び
ポリ(重合度16)オキシエチレンプロピル トリメト
キシシランのシランカップリング剤を150g添加し
て、オープンニーダーで3時間良く混練した。この粗分
散した粘性のある液を70℃で一昼夜乾燥し、水を除去
した後、110℃、1時間加熱して表面処理をした磁気
粒子を作製した。さらに以下の処方で、再びオープンニ
ーダーにて混練した。
【0148】 上記表面処理済み磁気粒子 1000g ジアセチルセルロース 17g メチルエチルケトン 100g シクロヘキサノン 100g さらに、以下の処方でサンドミル(1/4G)で200
rpm 、4時間微細分散した。 上記混練品 100g ジアセチルセルロース 60g メチルエチルケトン 300g シクロヘキサノン 300g さらにジアセチルセルロースと、硬化剤としてトリメチ
ロールプロパン−トルエンジイソシアネートの3倍モル
付加物をバインダーに対して20wt%添加した。得られ
た液の粘度が約80cpとなるように、等量のメチルエ
チルケトンとシクロヘキサノンで希釈した。又、塗布
は、上記の導電性層の上にバーコーターで膜厚が1.2
μm となるように行なった。磁性体の量は62mg/m2
なるように塗布した。またマット剤としてシリカ粒子
(0.3μm )と研磨剤の酸化アルミ(0.5μm )を
それぞれ10mg/m2となるように添加した。乾燥は11
5℃、6分実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置
はすべて115℃となっている)。X−ライトのステー
タスMでブルーフィルターを用いた時の、磁気記録層の
B の色濃度の増加分は約0.1であった。また、磁気
記録層の飽和磁化モーメントは4.2emu/m2、保磁力9
23Oe、角形比は65%であった。
【0149】3−3)滑り層の調製 下記処方液を化合物の固形分塗布量が下記のようになる
ように塗布し、110℃で5分乾燥させて滑り層を得た ジアセチルセルロース 25mg/m2 C6H13CH(OH)C10H20COOC40H81(化合物a) 6mg/m2 C50H101O(CH2CH2O)16H (化合物b) 9mg/m2 なお、化合物a/化合物b(6:9)は、キシレンとプ
ロピレングリコールモノメチルエーテル(容量比1:
1)溶媒中で105℃に加熱、溶解し、この液を10倍
量のプロピレングリコールモノメチルエーテル(25
℃)に注加して微細分散液とした。さらに5倍量のアセ
トン中で希釈した後、高圧ホモジナイザー(200気
圧)で再分散し、分散物(平均粒径0.01μm )にし
てから添加して用いた。得られた滑り層の性能は、動摩
擦係数0.06(5mmφのステンレス硬球、荷重100
g、スピード6cm/minute) 、静摩擦係数0.07(ク
リップ法)であり、優れた特性を有する。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 式中R1 は水素原子、置換または無置換の低級アルキル
基、またはハロゲン原子を表す。Lは2〜4価の連結基
を表し、Mは水素原子または陽イオンを表す。mは0ま
たは1を表し、nは1、2または3を表す。Dはエチレ
ン性不飽和モノマーの繰り返し単位を表す。y、zは各
モノマー成分の重量百分率を表し、yは0ないし95、
zは5ないし100を表し、y+z=100である。 一般式(2)
【化2】 一般式(3)
【化3】 一般式(2)において、D2 は少なくとも1種以上のエ
チレン性不飽和モノマーの繰り返し単位を表し、p、q
は各成分の重量百分率を表し、pは0ないし85、qは
15ないし100を表し、p+q=100である。一般
式(3)において、Aは少なくとも2個の共重合可能な
エチレン性不飽和基を有する架橋性モノマーを重合した
繰り返し単位を表す。Bはその単独重合体が水溶液中で
曇点を有する下記一般式(4)で表されるモノマーを共
重合した繰り返し単位を表す。D 3 は上記以外の共重合
可能なエチレン性不飽和モノマーを共重合したモノマー
単位を表す。 一般式(4)
【化4】 一般式(4)において、R2 は水素原子または低級アル
キル基を表す。R3 、R4 は同じでも異なっていてもよ
く、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基または置換ア
ルキル基を表す。R2 とR3 は同時に水素原子になるこ
とはなく、またR3 とR4 が結合して窒素原子とともに
含窒素複素環を形成してもよい。p´,q´,r´,s
´は各モノマー成分の重量百分率を表し、p´は0.1
ないし60、q´は10ないし70、r´は0ないし3
0、s´は25ないし85の値をとる。ここでp´+q
´+r´+s´=100である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】一般式(2)において、D2 は少なくとも
1種以上のエチレン性不飽和モノマーの繰り返し単位を
表し、p、qは各成分の重量百分率を表し、pは0ない
し85、qは15ないし100を表し、p+q=100
である。一般式(3)において、Aは少なくとも2個の
共重合可能なエチレン性不飽和基を有する架橋性モノマ
ーを重合した繰り返し単位を表す。Bはその単独重合体
が水溶液中で曇点を有する下記一般式(4)で表される
モノマーを共重合した繰り返し単位を表す。D 3 は上記
以外の共重合可能なエチレン性不飽和モノマー単位を表
す。 一般式(4)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明のポリマーについて以下に詳細に説
明する。本発明のポリマーの態様の1つは一般式(1)
で表されるアニオン性の水溶性重合体である。さらに詳
細に説明するとDで表されるエチレン性モノマーとして
好ましく用いうるのは、水に可溶な親水性モノマーであ
り、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、N−エチルアクリルアミド、N−メチル−N−エチ
ルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、
N−n−プロピルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、N−シクロプロピルアクリルアミド、N
−メチル−N−n−プロピルアクリルアミド、N−メチ
ル−N−イソプロピルアクリルアミド、N−アクリロイ
ルピペリジン、N−アクリロイルモルホリン、N−アク
リロイルピロリジン、N−メタアクリロイルピペリジ
ン、N−n−プロピルメタクリルアミド、N−イソプロ
ピルメタクリルアミド、N−シクロプロピルメタクリル
アミド等のアクリルアミド、メタクリルアミド類、N−
ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム等のN−
ビニル環状化合物、
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0129
【補正方法】変更
【補正内容】
【0129】試料102〜114の作製 試料101において第15層〜第20層に比較用化合物
並びに本発明の化合物を表3に示す内容で添加した以外
試料101と同様にして試料102〜114を作製し
た。なお化合物添加層はその体積増加分をゼラチンで補
正した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0132
【補正方法】変更
【補正内容】
【0132】上記試料101〜114を幅135サイ
ズ、長さ80cmに加工し青感性乳剤層、緑感性乳剤層、
赤感性乳剤層の各発色濃度が約0.7になるように露光
した試料をハンガーに吊り下げ下記処理工程の自動現像
機処理したときの試料の青感性層(BL)の発色濃度ム
ラを複数の人の目視により評価した。試料は各水準5本
ずつの発色濃度ムラを評価し、表4に示す点数をつけて
平均値を求めた。次に擦り傷による圧力かぶりの評価と
して、試料101〜114の膜面に半径0.2mmのサフ
ァイアボールを先端に装着した針を圧着し、10mm/秒
の早さで移動しながら針の荷重を連続的に変化させ、下
記処理による最高発色濃度が変化する時の荷重(g)を
測定した。荷重の値が大きいほどかぶりにくく良好な結
果を示す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0141
【補正方法】変更
【補正内容】
【0141】表4の結果より本発明の試料103〜11
4は比較用試料101、102に対し青感性層の濃度差
が小さく且つ擦り傷による圧力かぶり耐性に優れている
ことが明らかである。この結果は本発明の化合物が発色
濃度ムラおよび擦り傷による圧力かぶり防止に優れてい
ることを示している。さらに本発明の試料107〜11
4からは一般式(3)で示される本発明の化合物が本発
明の効果を得るのに特に優れていることが分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 7/20 G03C 7/20 7/396 7/396 7/407 7/407

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロ
    ゲン化銀乳剤層と少なくとも一層の非感光性親水性コロ
    イド層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、支
    持体より最も遠く離れた感光性ハロゲン化銀乳剤層及び
    /又は該感光性ハロゲン化銀乳剤層よりもさらに遠い非
    感光性親水性コロイド層に下記一般式(1)で表される
    アニオン性水溶性重合体、または一般式(2)で表され
    るアルカリ可溶性の重合体分散物または一般式(3)で
    表される重合体分散物を含有することを特徴とするハロ
    ゲン化銀写真感光材料。 一般式(1) 【化1】 式中R1 は水素原子、置換または無置換の低級アルキル
    基、またはハロゲン原子を表す。Lは2〜4価の連結基
    を表し、Mは水素原子または陽イオンを表す。mは0ま
    たは1を表し、nは1、2または3を表す。Dはエチレ
    ン性不飽和モノマーの繰り返し単位を表す。y、zは各
    モノマー成分の重量百分率を表し、yは0ないし95、
    zは5ないし100を表し、y+z=100である。 一般式(2) 【化2】 一般式(3) 【化3】 一般式(2)において、D2 は少なくとも1種以上のエ
    チレン性不飽和モノマーの繰り返し単位を表し、p、q
    は各成分の重量百分率を表し、pは0ないし85、qは
    15ないし100を表し、p+q=100である。一般
    式(3)において、Aは少なくとも2個の共重合可能な
    エチレン性不飽和基を有する架橋性モノマーを重合した
    繰り返し単位を表す。Bはその単独重合体が水溶液中で
    曇点を有する下記一般式(4)で表されるモノマーを共
    重合した繰り返し単位を表す。D3 以外は上記以外の共
    重合可能なエチレン性不飽和モノマーを共重合したモノ
    マー単位を表す。 一般式(4) 【化4】 一般式(4)において、R2 は水素原子または低級アル
    キル基を表す。R3 、R4 は同じでも異なっていてもよ
    く、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基または置換ア
    ルキル基を表す。R2 とR3 は同時に水素原子になるこ
    とはなく、またR3 とR4 が結合して窒素原子とともに
    含窒素複素環を形成してもよい。p´,q´,r´,s
    ´は各モノマー成分の重量百分率を表し、p´は0.1
    ないし60、q´は10ないし70、r´は0ないし3
    0、s´は25ないし85の値をとる。ここでp´+q
    ´+r´+s´=100である。
  2. 【請求項2】 像様露光されたあとB/W現像され、そ
    の後残存ハロゲン化銀を用いてカラー発色現像させるこ
    とによりポジ像を得ることを特徴とする請求項1に記載
    のハロゲン化銀カラー反転写真感光材料。
JP18971195A 1995-07-04 1995-07-04 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0922081A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008120585A1 (ja) * 2007-03-22 2008-10-09 Jsr Corporation 水溶性共重合体および水性分散剤
JP5365870B2 (ja) * 2007-03-22 2013-12-11 Jsr株式会社 水溶性共重合体および水性分散剤

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