JPH09220835A - シリアルプリンターの記録紙搬送モーターの制御方法 - Google Patents

シリアルプリンターの記録紙搬送モーターの制御方法

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JPH09220835A
JPH09220835A JP3214296A JP3214296A JPH09220835A JP H09220835 A JPH09220835 A JP H09220835A JP 3214296 A JP3214296 A JP 3214296A JP 3214296 A JP3214296 A JP 3214296A JP H09220835 A JPH09220835 A JP H09220835A
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Akio Takeda
竹田明生
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリアルプリンターにおける記録紙搬送系に
おいて、給紙ローラーを停止し搬送ローラーのみにより
搬送する段階での、搬送ローラー駆動モータの回転トル
ク不足の問題を解決すること。 【解決手段】 記録紙の重送を防止する分離手段を有す
る給紙ローラー4と、給紙ローラーの下流にある少なく
とも1つの搬送ローラー8と、給紙ローラーと搬送ロー
ラーを駆動する1つ以上の駆動モーターと、給紙ローラ
ーの駆動モーターによる駆動伝達を切る手段とを有し、
給紙ローラーによる記録紙の給紙後、給紙ローラーの駆
動モーターによる駆動伝達を切る手段が作動した後は、
搬送ローラーを駆動する駆動モーターを第1の回転スピ
ードV1で回転し、記録紙の後端が給紙ローラーの分離
手段を抜けた後は、少なくとも1つの搬送ローラーを駆
動する駆動モーターを第2の回転スピードV2で回転
し、V1<V2とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリアルプリンター
の印字部へ記録紙を搬送するための駆動モーターの制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、9は従来のシリアルプリンターを
示す図であり、図8はその断面図、図9は斜視図であ
る。
【0003】上記図8、9により印字動作に関して説明
する。本体1に装着されたカセット2内の記録紙3は、
給紙ローラー4、摩擦パット5により最上紙の1枚だけ
が搬送ガイド6,7間に搬送され、副走査ローラー対
8,9まで搬送される。
【0004】次に記録紙3は副走査ローラー対8,9に
より印字部10に搬送され、印字ヘッド11により印字
を行なうため記録紙3は停止する。印字ヘッド11は印
字キャリッジ12に積載され、ブラック、シアン、マゼ
ンタ、イエローの4色の印字ヘッド11より構成され、
フルカラー印字が可能となっている。印字キャリッジ1
2はガイドシャフト13に沿って、矢印A方向へ移動
し、記録紙3上に印字ヘッド11の幅だけ印字を行ない
1バンドの印字終了後は矢印B方向へ移動する。1バン
ド印字された記録紙3は印字された量だけ副走査ローラ
ー対8,9により矢印C方向へ搬送され停止し、印字ヘ
ッド11により次のバンドが印字される。この動作を繰
り返し、記録紙3の全面に印字を行ない、排紙ローラー
対14,15により、本体1の排紙部16に排出され
る。
【0005】図10は前記構成の給紙ローラー4と副走
査下ローラー8の駆動系を示す図で、給紙ローラー4
は、駆動モーター17により給紙ベルト20を介して駆
動される。又、副走査下ローラー8は副走査ベルト19
により駆動される。ここで18は電磁クラッチである。
【0006】次に記録紙の搬送に関して詳細な説明を行
なう。最初に駆動モーター17が回転し、電磁クラッチ
18に通電させる事でプーリー18aと給紙軸4aを連
結させ、給紙ローラー4aが回転する。これにより先に
述べた様に記録紙3は副走査ローラー8まで送られる。
記録紙3が副走査ローラー8により搬送されはじめた状
態で、電磁クラッチ18の通電を切り副走査ローラー8
のみにより記録紙は搬送される。これは給紙ローラーが
回転を続けていると、次の記録紙が搬送されてしまうた
めである。
【0007】副走査ローラー8での記録紙3の搬送は、
印字ヘッド11による各バンドの印字間でのつなぎスジ
を少なくするため(一般には±0.01〜0.03mm
の搬送精度)、高精度な記録紙3の搬送が要求されてい
る。又、記録紙3の種類(普通紙、OHD用紙、厚紙
等)によっても搬送の条件が異なり、高精度な副走査ロ
ーラー8の回転角度の制御が必要となり、駆動モーター
17は高分解能で回転角度の制御が可能なパルスモータ
ーが使用されている(同一の副走査ローラー8の回転角
度でも、記録紙の種類により実際に搬送される量が異な
るため)。記録紙3の種類などにより駆動モーター17
の回転角度変える必要がある。印字部への副走査ローラ
ー対8,9での記録紙の搬送は副走査ローラー8の回転
量、すなわち、駆動モーター17の回転量で制御してい
るため0.01〜0.03mm程度の搬送量の制御を行
なうには、駆動モーターは200〜400パルス/1周
の分解能が必要とされる。
【0008】例えば、副走査ローラー8外径、φ10、
プーリー8a、90歯、駆動モーター17、200パル
ス/1周、プーリー17a、15歯、10×π×15/
90=5.236mm/モーター1周、5.236/2
00=0.026mm/1パルスとされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では図11に示す様に電磁クラッチ18が通電され、
給紙ローラー4が回転している場合には記録紙3は給紙
ローラー4と副走査ローラー8の間を余裕を持って搬送
されるが、図12に示す様に電磁クラッチ18の通電が
切られ、給紙ローラー4への駆動の伝達が切られると、
記録紙3は給紙ローラー4と摩擦パット5の間にはさま
れた状態となり、副走査ローラー対8、9のみで搬送さ
れ給紙ローラー4は記録紙が副走査ローラーにより搬送
される事で従動回転する。このため記録紙3は、搬送ガ
イド7に対して強くこすられながら搬送されるために、
副走査ローラー対8、9に対して大きな搬送負荷とな
る。又、駆動モーター17はパルスモーターを使用して
いるため、この搬送負荷の増大に対してトルクに余裕が
ないと脱調してしまい、駆動モーターの回転が停止して
しまう。
【0010】又、電磁クラッチ18のかわりに図13に
示す様なバネクラッチ30とソレノイド31を設けた手
段もあり、これはコスト的に安く低コストの製品に使用
されている。ソレノイドのフック部31aがバネクラッ
チ30の爪部30bに引っ掛っているときは給紙ローラ
ー4への駆動は伝達されなく、ソレノイドが作動し、フ
ック部31aが引かれ爪部30bから離れると給紙ロー
ラー4は駆動が伝達される。この構成で駆動が伝達され
ない状態で記録紙3が副走査ローラー8により搬送され
ると給紙ローラー4は矢印B方向へ記録紙3により回転
させられる。
【0011】この時バネクラッチ内部では、給紙ローラ
ー4の軸4aと、バネクラッチ内部のバネとの摺擦が発
生するため、この摺擦力が給紙ローラー4の回転負荷と
なり、副走査ローラー8の搬送負荷が増大し、駆動モー
ター負荷増大となる。これを防止するためには、この搬
送負荷の増大を考慮した高トルクの駆動モーターが必要
で有った。一般的に高いトルクを出すためにはモーター
のコストupとなる。又は、駆動モーターと、副走査ロ
ーラーの駆動伝達率(プーリー比)を変え副走査ローラ
ーの回転速度を遅くする事で、駆動モーターに加わるト
ルクを小さくする事も一つの手段であるが、記録紙の搬
送速度が全体的に遅くなってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は概略的に、駆動
モーターの回転速度を負荷が増大する場合には、回転速
度を遅くする事で、駆動モーターは高負荷でも脱調しな
い状態とし、負荷が小さくなった時には回転速度を速く
する事で、特別な高トルクの価格の高い駆動モーターを
使用する事もなく又、駆動モーターと副走査ローラーの
駆動伝達率(プーリー比)を変え、記録紙の搬送速度を
常時遅くする事もなく、駆動モーターの脱調を防止し、
かつ、記録紙の搬送速度を可能な範囲で速くしたもので
ある。各請求項に対応すると次のとおりである。
【0013】本出願に係る第1の発明は、記録紙の重送
を防止する分離手段を有する給紙ローラーと、給紙ロー
ラーの下流にある記録紙を搬送する少なくとも1つの搬
送ローラーと、上記給紙ローラーと搬送ローラーを駆動
する1つ以上の駆動モーターと給紙ローラーの駆動モー
ターによる駆動伝達を切る手段とを有し、給紙ローラー
による記録紙の給紙後、給紙ローラーの駆動モーターに
よる駆動伝達を切る手段が作動した後は、少なくとも1
つの搬送ローラーを駆動する駆動モーターを第1の回転
スピードV1で回転し、記録紙の後端が給紙ローラーの
分離手段を抜けた後は、少なくとも1つの搬送ローラー
を駆動する駆動モーターを第2の回転スピードV2で回
転し、V1<V2としたことを特徴とする。
【0014】本出願に係る第2の発明は、前記の回転ス
ピードをV1からV2へ変える駆動モーターは、印字部
へ記録紙を搬送する副走査ローラーを駆動するモーター
であることを特徴とする。
【0015】本出願に係る第3の発明は、駆動モーター
の第1の回転スピードV1から第2の回転スピードV2
への変更は、第1の回転スピードV1で駆動していた駆
動モーターが一度停止した後に次の駆動開始で第2の回
転スピードV2で駆動することを特徴とする。
【0016】本出願に係る第4の発明は、少なくとも1
つの搬送ローラーを駆動する駆動モーターはパルスモー
ターであることを特徴とする。
【0017】本出願に係る第5の発明は、給紙ローラー
と少なくともひとつの搬送ローラーの間はUターン形状
の記録紙搬送ガイドであることを特徴とする。
【0018】本出願に係る第6の発明は、記録紙の重送
を防止する分離手段は給紙ローラーに圧接させた摩擦パ
ットであることを特徴とする。
【0019】本出願に係る第7の発明は、印字部へ記録
紙を搬送する副走査ローラーとそれを駆動するモーター
と、副走査ローラーの上流の少なくとも1つの記録紙を
搬送する搬送ローラーを有し、副走査ローラーが記録紙
を搬送し、少なくとも1つの搬送ローラーの駆動が切ら
れ、かつ、記録紙を圧接している状態での副走査ローラ
ーを駆動するモーターの回転スピードV1と前記駆動が
切られている搬送ローラーから、記録紙後端が抜けた後
の副走査ローラーを駆動するモーターの回転スピードV
2において、V1<V2としたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は本発明の特徴を最もよく表わ
す図であり、同図において、1〜16は従来例と同じ構
成である。21は記録紙の有無により作動する検知アー
ムで、22は検知アーム21の作動を検出する検知セン
サーである。又、給紙ローラー4、副走査ローラー8の
駆動系は従来例の図10と同じである。
【0021】図2は本発明の動作を示すフロチャートで
ある。
【0022】プリンターにスタート命令が出されると、
カセット2に積載されている記録紙サイズにより、印字
回数Nが設定される。次に駆動モーター17が回転を始
めるがこの時の回転スピードは図3に示すV1のスピー
ドである。通常モーターの回転スピードとトルクは図3
に示す様にモーター回転スピードが速くなる程、モータ
ートルクは下がる。
【0023】次に電磁クラッチ18が作動する事で給紙
ローラー4が回転し、記録紙3の給紙が開始し、検知セ
ンサー22が作動し、副走査ローラー8まで記録紙は搬
送される。給紙ローラー4から、副走査ローラー8まで
の記録紙搬送距離は一定であり、この搬送に必要とされ
る時間は既知の値であり、図示しないタイマーにより、
電磁クラッチ18がOFFされ、記録紙3は副走査ロー
ラー8のみによって印字部へ搬送され停止する。
【0024】この状態で印字キャリッジ12が移動し印
字ヘッド11により記録紙3に一定の幅で印字が行なわ
れる。次に検知センサー22が記録紙の有無をチェック
し、記録紙を検知している状態では、再度駆動モーター
17を第1のスピード(V1)で回転させ、記録紙の搬
送印字を行なう。この動作を繰り返し、検知センサー2
2により記録紙が無い状態を検知した場合は、駆動モー
ター17は第2スピード(V2)で回転し、記録紙の搬
送を行ない印字を行なう。その後は、印字回数Nになる
まで記録紙3は駆動モーター17の第2スピード(V
2)で搬送される。
【0025】以上の動作により、記録紙3の後端が検知
センサー22で検知されるまでは記録紙3は低速の第1
スピード(V1)で搬送されるが、記録紙3の後端が検
知センサー22により検知された後は、記録紙3は高速
の第2スピード(V2)で搬送される。これにより、記
録紙3の搬送途中で電磁クラッチ18が切断され、給紙
ローラー4の駆動が停止した場合、記録紙3をガイド7
での摺動による副走査ローラー8での負荷増大に対して
も、低速の第1スピード(V1)で駆動モーター17が
回転しているため、高トルクのT1の出力が得られてい
る事で、駆動モーター17が脱調する事はなく、又、記
録紙3の後端が給紙ローラー4を抜けた後は、負荷の増
大が無くなるため、低トルクのT2での駆動モーター1
7の回転が可能となり記録紙3の高速搬送が可能となっ
た。
【0026】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態を示す図で、駆動モーター17の給紙開始時の
回転スピードを高速の第2スピード(V2)となってい
て記録紙3が副走査ローラーにより搬送され始め、電磁
クラッチ18がOFFする前に駆動モーター17の回転
スピードが第2スピードから低速の第1スピード(V
1)に減速されている。他の動作は第1の実施形態と同
様である。
【0027】本実施形態の動作によれば、記録紙3の搬
送は、給紙ローラー4から副走査ローラー8までは、駆
動モーター17は第2スピード(V2)で回転するた
め、第1実施形態より速く搬送される。
【0028】(第3の実施形態)図5は本発明の第3の
実施形態を示す図で給紙ローラー4と、副走査ローラー
8の間に搬送ローラー対23,24が設けられている。
【0029】図6は本実施形態の駆動系を示す図で、給
紙ローラー4と搬送ローラー23を駆動する給紙モータ
ー24と、搬送ローラー23と副走査ローラー8を駆動
する搬送モーター27から構成されている。搬送ローラ
ー23の軸上には、ワンウエイクラッチを有したプーリ
ー23a,23bがあり、プーリー23a,23bが矢
印A方向に回転すると搬送ローラー23が同方向へ回転
する。搬送モーター27は前実施形態同様に副走査ロー
ラー8での記録紙の高精度搬送を行なうため、高分解能
のパルスモーターを使用しているが、給紙モーター24
は高精度搬送が必要で無いため、低分解能でトルクが大
きいローコストのパルスモーター(又は、AC・DCモ
ーター)を使用している。
【0030】図7は上記構成での動作を示すフローチャ
ートであり、前実施形態と異なる所は、まず給紙モータ
ー24が回転し、電磁クラッチ18が作動する事で、記
録紙3の給紙が開始され、搬送ローラー23で搬送され
た所で電磁クラッチ18がOFFとなる。これにより、
給紙ローラー4の駆動が切断され、次の記録紙が搬送さ
れるのを防止する。又、給紙モーター24が回転する事
でプーリー24aを介してベルト26、ワンウエイクラ
ッチを有するプーリー23bが回転し、搬送ローラー2
3が回転させられるが、ワンウエイクラッチを有するプ
ーリー23aは、ワンウエイクラッチが作動しない状態
で有り回転していない。
【0031】又、給紙モーター24は給紙ローラー4の
回転が停止して、記録紙3とガイド7による摺動抵抗で
の搬送ローラー23での負荷増大でも脱調する事がない
様な出力トルクを有している。又、給紙ローラー4によ
る記録紙3の搬送速度と、搬送ローラー23による搬送
速度は、ほぼ同じ速度となる様に各ローラー直径、プー
リーの直径が設定されている。
【0032】次に記録紙3は搬送ローラー23により停
止している副走査ローラー8へ搬送され、記録紙3の先
端が副走査ローラー対8,9のニップ部にならう様にル
ープが形成され、記録紙の斜行補正が行なわれ、給紙モ
ーターの回転は停止する(図5の状態)。次に検知セン
サー22で記録紙3の後端が給紙ローラー24を抜けた
かの検知を行ない、抜けていない場合には搬送モーター
27は第3スピード(V3)で回転し副走査ローラーに
より記録紙を印字部へ搬送し、抜けている場合は、搬送
モーター27は第4スピード(V4)で回転し、副走査
ローラーにより記録紙3を印字部へ搬送する。ここで第
3スピード(V3)<第4スピード(V4)の関係で、
前実施形態の第1スピードが本実施形態と第3スピード
に、第2スピードが本実施形態の第3スピードに対応し
ている。以下の動作は前実施形態と同様で記録紙3の搬
送は、搬送モーター27により行なわれる。
【0033】又、副走査ローラー8での記録紙の搬送速
度と搬送ローラー23での記録紙の搬送速度は同じとな
るように各プーリー径、ローラー径が設定されている。
このため、副走査ローラー8と搬送ローラー23aの間
に形成されたループは、搬送モーターの駆動で副走査ロ
ーラーと搬送ローラーが同時に動作するため記録紙3の
後端が搬送ローラー8を抜けるまで維持されており、記
録紙3の後端が給紙ローラー4を抜ける時の衝撃が、副
走査ローラー8での記録紙3の搬送へ影響する事がな
く、前実施形態より、安定した高精度搬送を行なう事が
できる。
【0034】又、停止している副走査ローラー8で記録
紙3の斜行を補正できるため記録紙3に対して正確に印
字を行なう事ができる。
【0035】又、給紙ローラー4と副走査ローラー8の
間の搬送距離を使用頻度の高い記録紙長さ(通常はA4
サイズ長さの210mm)以上とすれば、この記録紙で
は副走査ローラー8での搬送時には記録紙3の後端は給
紙ローラー4を抜けているため、高速の第4スピードで
搬送でき、これにより高速記録が可能となる(図5の状
態)。
【0036】以上の実施形態では給紙ローラーでの記録
紙の分離部に摩擦パットを用いて説明したが、トルクリ
ミッターを有した逆回転をするリタード分離方式を有し
た構成でも同様の効果が得られる。
【0037】又、本実施形態では、駆動モーター17の
速度V1からV2への切り変えを給紙ローラー部を抜け
たかの検知で行なったが、給紙ローラー4と副走査ロー
ラー8との間の別の搬送ローラーで同様な状態、すなわ
ち副走査ローラー8の上流の他の搬送ローラーが停止す
る事で、ガイド等の摺動抵抗が大きくなり、副走査ロー
ラー8への駆動モーター17の負荷が増大した場合でも
同様に対応できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動モーターの負荷が増大した場合のみ高トルクが可能
な低速回転とした事で、特別に高価格な高トルク駆動モ
ーターが必要でなくなり、又、駆動モーターの負荷の増
大に対応するため、駆動モーターと、副走査ローラーの
駆動伝達率(プーリー比)を変え、記録紙の搬送速度を
常時遅くする事も必要なくなり、記録紙の搬送速度(時
間)の減小も極力小さくする事ができた。
【0039】シリアルプリンターでは記録紙の搬送と、
印字ヘッドでの記録紙への印字は、別動作であり、記録
紙の搬送速度を可変としても、印字動作に対してはまっ
たく影響は無く、本発明の動作はシリアルプリンターに
対してもっとも有効な手段である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシリアルプリンタ
ーの構成を示す断面図
【図2】本発明の第1実施形態に係るシリアルプリンタ
ーの動作を示すフローチャート
【図3】本発明の第1実施形態に係るシリアルプリンタ
ーのモーターの特性を示す図
【図4】本発明の第2実施形態に係るシリアルプリンタ
ーの動作を示すフローチャート
【図5】本発明の第3実施形態に係るシリアルプリンタ
ーの構成を示す断面図
【図6】本発明の第3実施形態に係るシリアルプリンタ
ーの駆動系を示す斜視図
【図7】本発明の第3実施形態に係るシリアルプリンタ
ーの動作を示すフローチャート
【図8】従来例に係るシリアルプリンターの構成を示す
断面図
【図9】従来例に係るシリアルプリンターの構成を示す
斜視図
【図10】従来例に係るシリアルプリンターの駆動系を
示す斜視図
【図11】従来例に係るシリアルプリンターの動作を示
す断面図
【図12】従来例に係るシリアルプリンターの動作を示
す断面図
【図13】従来例に係るシリアルプリンターの駆動系を
示す斜視図
【符号の説明】
1…本体 2…カセット 3…記録紙 4…給紙ローラー 5…摩擦パット 7…ガイド 8…副走査ローラー 10…印字部 11…印字ヘッド 17…駆動モータ
ー 18…電磁クラッチ 24…給紙モータ
ー 27…搬送モーター

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の重送を防止する分離手段を有す
    る給紙ローラーと、給紙ローラーの下流にある記録紙を
    搬送する少なくとも1つの搬送ローラーと、上記給紙ロ
    ーラーと搬送ローラーを駆動する1つ以上の駆動モータ
    ーと、紙紙ローラーの駆動モーターによる駆動伝達を切
    る手段とを有し、給紙ローラーによる記録紙の給紙後、
    給紙ローラーの駆動モーターによる駆動伝達を切る手段
    が作動した後は、少なくとも1つの搬送ローラーを駆動
    する駆動モーターを第1の回転スピードV1で回転し、
    記録紙の後端が給紙ローラーの分離手段を抜けた後は、
    少なくとも1つの搬送ローラーを駆動する駆動モーター
    を第2の回転スピードV2で回転し、V1<V2とした
    事を特徴とするシリアルプリンターの記録紙搬送モータ
    ーの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記の回転スピードをV1からV2へ変
    える駆動モーターは、印字部へ記録紙を搬送する副走査
    ローラーを駆動するモーターであることを特徴とする請
    求項1記載のシリアルプリンターの記録紙搬送モーター
    の制御方法。
  3. 【請求項3】 駆動モーターの第1の回転スピードV1
    から第2の回転スピードV2への変更は、第1の回転ス
    ピードV1で駆動していた駆動モーターが一度停止した
    後に次の駆動開始で第2の回転スピードV2で駆動する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のシリアルプリン
    ターの記録紙搬送モーターの制御方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの搬送ローラーを駆動す
    る駆動モーターはパルスモーターであることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のシリアルプリンターの記録紙搬
    送モーターの制御方法。
  5. 【請求項5】 給紙ローラーと少なくともひとつの搬送
    ローラーの間はUターン形状の記録紙搬送ガイドである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のシリ
    アルプリンターの記録紙搬送モーターの制御方法。
  6. 【請求項6】 記録紙の重送を防止する分離手段は給紙
    ローラーに圧接させた摩擦パットであることを特徴とす
    る請求項1乃至5の何れかに記載のシリアルプリンター
    の記録紙搬送モーターの制御方法。
  7. 【請求項7】 印字部へ記録紙を搬送する副走査ローラ
    ーとそれを駆動するモーターと、副走査ローラーの上流
    の少なくとも1つの記録紙を搬送する搬送ローラーを有
    し、副走査ローラーが記録紙を搬送し、少なくとも1つ
    の搬送ローラーの駆動が切られ、かつ、記録紙を圧接し
    ている状態での副走査ローラーを駆動するモーターの回
    転スピードV1と前記駆動が切られている搬送ローラー
    から、記録紙後端が抜けた後の副走査ローラーを駆動す
    るモーターの回転スピードV2において、V1<V2と
    したことを特徴とするシリアルプリンターの記録紙搬送
    モーターの制御方法。
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JPH09220835A true JPH09220835A (ja) 1997-08-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044250A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Seiko Epson Corp 画像形成装置及び画像形成方法
US7883282B2 (en) 2006-09-15 2011-02-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013224199A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Konica Minolta Inc 自動原稿搬送装置及び画像読取り装置

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