JPH09220850A - 印刷装置及びその画像位置調整機構 - Google Patents
印刷装置及びその画像位置調整機構Info
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- JPH09220850A JPH09220850A JP3180796A JP3180796A JPH09220850A JP H09220850 A JPH09220850 A JP H09220850A JP 3180796 A JP3180796 A JP 3180796A JP 3180796 A JP3180796 A JP 3180796A JP H09220850 A JPH09220850 A JP H09220850A
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Abstract
らバックラッシュを最小にして高いレジスト精度で天地
調整を行うことが可能な印刷装置の画像位置調整機構を
得る。 【解決手段】 版胴1と、用紙Pの先端を把持して用紙
Pを版胴1に押し付ける圧胴7と、版胴1に配設された
版胴歯車6と、圧胴7に配設されていて版胴歯車6と噛
み合い、かつ、版胴歯車6と同数の歯数を有する圧胴歯
車11とを有し、版胴1と圧胴7とが版胴歯車6と圧胴
歯車11との噛み合いによって回転駆動力伝達関係にあ
る印刷装置であって、圧胴7又は版胴1の何れか一方
が、版胴歯車6又は圧胴歯車11の何れか他方に対して
選択的に回動可能であり、圧胴7又は版胴1の何れか一
方を、版胴歯車6又は圧胴歯車11の何れか他方に対し
てその回動方向の位置関係を変化させるための位相差発
生機構30と、孔版印刷装置70の本体側に配設され
た、位相差発生機構30に駆動力を選択的に伝達するた
めの駆動機構40とを有する。
Description
印刷装置に関し、より詳細には印刷装置及びその印刷装
置に備えられ天地方向における印刷画像位置の調整を行
うことが可能な印刷装置の画像位置調整機構に関する。
され出力される印刷物において、その用紙に対する印刷
画像の位置は、図10に示すように、用紙搬送方向Xと
これに対する反対方向との両方向、すなわち天地方向に
おける印刷画像Gの位置調整を行う天地調整及び用紙搬
送方向Xと直交する用紙幅方向Yにおける印刷画像Gの
位置調整を行う左右調整によって、天地方向寸法A及び
左右方向寸法Bをそれぞれ変更することができるように
なっている。けれども、多数枚を印刷した場合の、画像
調整基準位置Gaからのズレである天地方向寸法A及び
左右方向寸法BのバラツキCは、オペレータにはどうす
ることもできず、その印刷装置自体の性能によって決ま
ってしまう。図11には、天地方向寸法AのバラツキC
のみを図示しているが、天地方向寸法A及び左右方向寸
法BのバラツキCを「レジストバラツキC」という。印
刷装置においては、一般に、天地方向寸法Aのレジスト
バラツキCの方が左右方向寸法BのレジストバラツキC
よりも大きいので、この天地方向寸法Aのレジストバラ
ツキCを小さくすることが問題の対象となる。なお、天
地方向とは、厳密に言えば上記したように、用紙搬送方
向Xとこれに対する反対方向との両方向を指すが、以下
用語の平易化のため用紙搬送方向Xを単に天地方向Xと
いうときがある。
刷画像の位置を決定する方法、すなわち製版済みのマス
タが巻装された印刷ドラム(以下、「版胴」という)に
対して用紙を位置合わせして押圧手段で押し付け天地調
整を行う方法としては、次に述べる2種類の方式が知ら
れている。
りタイミングを決定する方法(以下、「レジストローラ
方式」という)。
昭62−157145号公報に記載されている技術等が
ある。このレジストローラ方式は、図12に示すよう
に、レジストローラ対14の回転開始タイミングを調整
することにより、版胴1と押圧手段としてのプレスロー
ラ90との間に用紙Pを送出し、印刷画像位置を決めて
レジストバラツキCを小さくするものである。
置を合わせて印刷画像位置を決定する方法(以下、「紙
くわえ圧胴方式」という)。
出願人により提案された特願平7−139300号に記
載した技術等がある。この紙くわえ圧胴方式は、図13
に示すように、用紙Pの先端をくわえる用紙クランパ1
3を備えた印圧胴7(以下、単に「圧胴7」という)の
回転位相を版胴1に合わせることで印刷画像位置を決め
てレジストバラツキCを小さくするものである。
ジストローラ方式及び紙くわえ圧胴方式によれば、次の
ような問題が生じる。レジストローラ方式は、レジスト
ローラ対14が停止状態から急激に回転して、回転を続
ける版胴1に向けて一定のタイミングで用紙Pの先端を
送り込む方式であって、その動作を1枚毎に行うわけだ
から、レジストローラ対14の回転始動負荷が強大であ
り、レジストローラ対14での用紙先端くわえ込み動作
において用紙Pに対してのすべりが発生しやすい問題点
がある。また、レジストローラ対14から版胴1とプレ
スローラ90との押圧点までの経路間で、給送される用
紙Pの先端部がフリー状態になってしまうことから、レ
ジストバラツキCが大きくなってしまうことが避けられ
ない方式であった。つまり、このレジストローラ方式で
は、その原理自体からレジストを高精度にすることは非
常に難しい。さらに、レジストローラ対14の回転開始
タイミングを決める機構は、通常、カムとセクターギヤ
とを用いたメカニカル駆動機構になっていることによ
り、その駆動負荷が大きいこともあって騒音が発生する
と共に、耐久性が低下するという問題点をも有してい
た。
ランパ13に用紙Pの先端を確実に突き当ててクランプ
させれば、あとは版胴1と圧胴7との間の回転がいつも
同じ位相である限り高いレジスト精度を得ることができ
る。しかし、紙くわえ圧胴方式を用いた従来の印刷装置
においては、例えば図14に示すように、版胴1と圧胴
7との間の回転駆動伝達系95が、多くの構成部品から
なる天地調整機構96を介していること及びメインモー
タ12Mに連結された長い経路の回転駆動伝達系となっ
ていることのために、せっかく紙くわえ圧胴方式を採用
しても、天地調整機構96のギヤ列97のバックラッシ
ュあるいはタイミングベルト98の緩みや伸びが、版胴
1と圧胴7との間の回転位相をバラつかせてしまう要因
となっていて、思ったようにレジストバラツキCを小さ
くすることができない問題点となっていたのである。見
方を変えていうならば、紙くわえ圧胴方式においては、
上記のような問題点がある反面、天地調整機構96のギ
ヤ列97のバックラッシュあるいはタイミングベルト9
8の緩みや伸びが、版胴1と圧胴7との外径の差違があ
る程度あってもこの差違を適度に相殺し吸収する方向に
働く機能を有していたと見ることもできる。なお、図1
4に示したような天地調整機構96は、例えば実開昭6
1−198065号公報に開示されている揺動装置と類
似する構成をなす周知のものである。
ば、図11に示したようなレジストバラツキCの幅が大
きくなるという問題の他に、図15に示すように、天地
方向Xにおける印刷画像位置が設定した画像調整基準位
置Gaからだんだんずれてくる問題点とか、印刷速度を
変えると印刷画像位置もずれてしまう問題点等があっ
た。
位置で版胴1に押し当てるために最も理想的なのは、ま
ず、用紙クランパ13を備えた圧胴7を使い、さらに版
胴1と圧胴7とを同じ歯数の歯車で直結噛み合いさせて
回転させてやることである。ところが、そうすると、天
地調整を行うことができなくなってしまう。
本発明の第1の目的は、版胴と圧胴との駆動方式をギヤ
直結にしながらバックラッシュを最小にして高いレジス
ト精度で天地調整を行うことが可能な印刷装置の画像位
置調整機構を提供することである。第2の目的は、版胴
と圧胴との駆動方式をギヤ直結にして高いレジスト精度
を得ることのできる印刷装置を提供することである。
しまうことが許されない印刷等に強く要求される機能で
あって、例えば赤色印刷をして次に黒色印刷をするとい
ったような多色重ね刷り印刷をしようとする場合などに
求められる。
ために、請求項1記載の発明は、版胴と、印刷すべき用
紙の先端を把持して上記用紙を上記版胴に押し付けるた
めの圧胴と、上記版胴に配設された版胴歯車と、上記圧
胴に配設されていて上記版胴歯車と噛み合い、かつ、上
記版胴歯車と同数の歯数を有する圧胴歯車とを有し、上
記版胴と上記圧胴とが、上記版胴歯車と上記圧胴歯車と
の噛み合いによって回転駆動力伝達関係にある印刷装置
であって、上記圧胴又は上記版胴の何れか一方が、上記
版胴歯車又は上記圧胴歯車の何れか他方に対して選択的
に回動可能であり、上記圧胴又は上記版胴の何れか一方
を、上記版胴歯車又は上記圧胴歯車の何れか他方に対し
てその回動方向の位置関係を変化させるための位相差発
生機構と、上記印刷装置の本体側に配設された、上記位
相差発生機構に駆動力を選択的に伝達するための駆動機
構とを有することを特徴とする。
刷装置の画像位置調整機構において、上記圧胴又は上記
版胴の何れか一方の回転方向の定位置状態において、上
記駆動力の断続が可能であることを特徴とする。
載の印刷装置の画像位置調整機構において、上記版胴歯
車若しくは上記圧胴歯車の何れか他方、又は上記圧胴若
しくは上記版胴の何れか一方に設けられた第1の歯車
と、上記圧胴若しくは上記版胴の何れか一方、又は上記
版胴歯車若しくは上記圧胴歯車の何れか他方に設けられ
た、第1の歯車と噛み合う第2の歯車とを有し、上記駆
動機構により第2の歯車に上記駆動力が伝達されること
によって、上記圧胴又は上記版胴の何れか一方と上記版
胴歯車又は上記圧胴歯車の何れか他方との間で、その回
動方向の位相差を発生することを特徴とする。
刷装置の画像位置調整機構において、第1の歯車が、部
分ウォームホイールからなり、第2の歯車が、上記部分
ウォームホイールと噛み合うウォームからなることを特
徴とする。
何れか一つに記載の印刷装置の画像位置調整機構におい
て、上記版胴に対する上記圧胴の押し付け印圧の開始点
より上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧開始
点上流位置から、上記圧胴の略印圧範囲に重合する領域
であって、上記押し付け印圧の終了点又はこの印圧の終
了点より上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧
終了点上流位置までの領域の内に位置する上記圧胴歯車
及び上記版胴歯車のバックラッシュは、上記領域の外に
位置する上記圧胴歯車及び上記版胴歯車のバックラッシ
ュよりも大きく設定されていることを特徴とする。
刷装置及びその画像位置調整機構において、上記領域の
内に位置する上記圧胴歯車及び上記版胴歯車のバックラ
ッシュは、上記圧胴歯車及び上記版胴歯車のうちの少な
くとも一方を、上記圧胴歯車及び上記版胴歯車の基準ピ
ッチ円直径よりも小さいピッチ円直径に設定することに
より、上記領域の外に位置する上記圧胴歯車及び上記版
胴歯車のバックラッシュよりも大きく設定されているこ
とを特徴とする。
き用紙の先端を把持して上記用紙を上記版胴に押し付け
るための圧胴とを有し、上記版胴と上記圧胴とが、互い
に噛み合う同数の歯数を有する歯車対によって回転駆動
力伝達関係にある印刷装置であって、上記版胴に対する
上記圧胴の押し付け印圧の開始点より上記圧胴の回転方
向の若干上流側にずれた印圧開始点上流位置から、上記
圧胴の略印圧範囲に重合する、上記押し付け印圧の終了
点又はこの印圧の終了点より上記圧胴の回転方向の若干
上流側にずれた印圧終了点上流位置までの領域の内に位
置する上記歯車対のバックラッシュは、上記領域の外に
位置する上記歯車対のバックラッシュよりも大きく設定
されていることを特徴とする。
刷装置において、上記領域の内に位置する上記歯車対の
バックラッシュは、上記歯車対の少なくとも一方を、上
記歯車対の基準ピッチ円直径よりも小さいピッチ円直径
に設定することにより、上記領域の外に位置する上記歯
車対のバックラッシュよりも大きく設定されていること
を特徴とする。
ついて詳述する。なお、各図において、図面の簡明化を
図るため各構成部品を適宜省略する。また、図において
一対で構成されていて特別に区別して説明する必要がな
い構成部品は、説明の簡明化を図る上から、その片方を
適宜記載することでその説明に代えるものとする。構成
部品の形状及びその配設位置を説明する際において、用
紙搬送方向の下流側を「前」とその上流側を「後」とい
うときがあり、また用紙搬送方向と直交する用紙幅方向
を左・右というときがある。従来の技術で説明した構成
及び以下説明する各実施例及び変形例等に亘り、同一の
形状及び機能を有する構成部品等については、同一の符
号を付すことによりその説明をできるだけ省略する。
明の請求項1乃至4に係る第1の実施例(以下、実施例
1という)について説明する。図1及び2において、符
号70は印刷装置としての孔版印刷装置を示す。両図に
は、孔版印刷装置70の主要部が示されていて、符号1
は版胴を、符号7は圧胴をそれぞれ示す。
ンジ5を介して図中矢印で示す時計回り方向に回転可能
に支持されている。版胴1は、インキ通過性の多数かつ
微細な開孔部1bが形成された金属製の支持円筒体1a
と、支持円筒体1aの外周面に巻き付けられた樹脂若し
くは金属製のメッシュスクリーン層(図示せず)との2
層構造となっており、多孔性であって円筒状をなす周知
のものである。支持円筒体1aには、後述するマスタク
ランパ2の周辺を除くその円周上の所定の範囲にわたり
開孔部1bが形成された印刷可能領域と、開孔部1bが
形成されていないインキ不通過性の非印刷領域とが形成
されていて、この非印刷領域は支持円筒体1aの両端縁
部にも設けられている。支持円筒体1aの各端縁部は、
支持円筒体1aの両端に配置された円板状をなす左右一
対のフランジ5の外周部にねじ等で取り付けられてい
る。
胴1の一つの母線に沿って、マスタ3の先端部を挾持す
るためのマスタクランパ2が設けられている。マスタク
ランパ2は、孔版印刷装置70の本体側に配置された開
閉手段(図示せず)により版胴1が所定の回転位置に停
止したときに開閉される。版胴1の外周面には、例えば
サーマルヘッド及びこれにマスタ3を押し付けながら製
版させて製版済みのマスタ3を回転搬送するプラテンロ
ーラからなる製版手段(共に図示せず)により穿孔製版
された製版済みのマスタ3が巻装される。
ンキ供給ローラ等を具備するインキ供給手段が配設され
ている。このインキ供給手段により供給されたインキ
は、版胴1の内周面側から、すなわち支持円筒体1aの
開孔部1b及び上記メッシュスクリーンから滲出し、製
版済みのマスタ3の穿孔部分を通過して用紙Pに転移す
るようになっている。上記インキ供給手段は、例えば特
開平7−47755号公報の図1に記載されていると同
様の周知の構成を有していて、上記インキ供給ローラが
版胴1内部の略真下に配置されている。
いて手前側)のフランジ5の外壁には、版胴歯車6が軸
4と同軸的に固定されている。版胴歯車6は、平歯車か
らなる。版胴歯車6の左下方には、本体側板41に回転
自在に支持された駆動用歯車軸12aと一体的に形成さ
れた駆動用歯車12が配置されていて、駆動用歯車12
は版胴歯車6と噛み合っている。駆動用歯車軸12aは
メインモータ12Mに連結されていて、メインモータ1
2Mの回転力が、駆動用歯車12に伝達され、版胴歯車
6及び版胴1が回転される。
供給ローラに対向し、版胴1の外周面に対して接離自在
な圧胴7が配設されている。圧胴7は、印刷すべき用紙
Pの先端を把持してその用紙Pを版胴1の外周面に押し
付ける機能を有し、後述する周知の構成をなす。圧胴7
は、その表面に耐油性合成ゴム等の弾性部材が貼着され
ていて、圧胴7の外径は版胴1の外径と同じ径に形成さ
れている。圧胴7は、軸受7Bを介して軸8の周りに、
左右一対の圧胴フランジ7Aを介して図中矢印で示す反
時計回り方向に回転可能に支持されている。軸8の左右
両端部は、用紙搬送方向Xに延在した左右一対のアーム
9に支持されている。一対のアーム9は、その基端が、
孔版印刷装置70の本体側に配置された筐体状の本体側
板41に固定支持された一対の軸10の周りに所定角度
回動自在に支持されていて、その自由端が、本体側板4
1側に配設された揺動接離手段34により僅かな距離の
間で揺動可能となっている。揺動接離手段34は、軸8
と、軸10と、アーム9と、アーム9の自由端部に取り
付けられたカムフォロア35と、本体側板41に回転自
在に支持されたカム軸36aに固設された、カムフォロ
ア35と摺接するカム36と、カム軸36a及びカム3
6を回転させる駆動系(図示せず)とから主に構成され
る。ここでの駆動系は、版胴1を駆動するメインモータ
12Mと連結されたタイミングベルト、プーリ(図示せ
ず)等で構成される。また、カムフォロア35は、バネ
等の付勢手段37によりカム36の周面に摺接するよう
になっている。そして、揺動接離手段34による軸10
を支点としたアーム9の揺動によって、版胴1の外周面
に対する圧胴7の印圧のオン・オフが制御される。すな
わち、上記メインモータ12Mが回転して、図1及び2
に示すように、カム36の大径部がカムフォロア35と
接触したときに、版胴1の外周面に対する圧胴7の印圧
がオンされる。
れており、この凹部7aは、版胴1におけるマスタクラ
ンパ2の配置部を避けるようにその位相をマスタクラン
パ2の配置部に対応させて設けられている。圧胴7の回
転方向から見て圧胴7の上流側の凹部7aには、印刷す
べき用紙Pの先端を把持する用紙クランパ13が配設さ
れている。用紙クランパ13は、その基端が、圧胴7の
上流側の凹部7aの内部を貫通して圧胴フランジ7Aに
回動自在に設けられたクランパ軸13aに固設されてい
て、その自由端が、凹部7aの内側壁に形成された用紙
把持面7bに対して選択的に開閉自在となっている。用
紙クランパ13は、バネ等の付勢手段(図示せず)によ
って時計回り方向に付勢されていて、通常、その自由端
部を用紙把持面7bに当接させている。用紙クランパ1
3は、圧胴7が所定の回転位置に停止したときに開閉手
段(図示せず)によって開閉される。用紙クランパ13
は、レジストローラ対14により給送された用紙Pの先
端をスベリ無く確実にクランプするようになっている。
接離手段34に限らず、例えば特開平5−201115
号公報に記載されている偏心軸を用いたもの等であって
もよい。
歯車11が軸8と同軸的に、かつ、後述する構造により
選択的に摺接回転可能に設けられている。圧胴歯車11
は、軸受11Bを介して軸8の周りに回転可能となって
いる。圧胴歯車11は、平歯車からなり、版胴歯車6と
常時噛み合い、かつ、版胴歯車6と同数の歯数を有す
る。版胴歯車6と圧胴歯車11とは、常時互いに噛合し
ていることにより、版胴1と圧胴7とを同期させて回転
させる回転駆動力伝達関係にある。それ故に、版胴1の
外周面に対する圧胴7の印圧が解除・オフされて、版胴
1の外周面から圧胴7が若干離れたときにも、版胴歯車
6と圧胴歯車11との噛み合いが外れないように、その
歯車寸法が設定されている。版胴歯車6及び圧胴歯車1
1は、普通のインボリュート歯形でできている。なお、
版胴歯車6及び圧胴歯車11を、以下、単に「歯車対
6,11」というときがある。
パ13にその先端がクランプされた用紙Pと、版胴1の
マスタクランパ2にクランプされた製版済みのマスタ3
とは、いつも正確に同じタイミングで押圧されることに
なるので、高い印刷画像レジスト精度を得ることができ
る。
す。画像天地位置調整機構50は、位相差発生機構3
0、駆動機構40及び定位置停止手段46から構成され
ている。
向調整を可能とするために、圧胴7に対して圧胴歯車1
1の回動方向の位置関係を変化させる機能を有する。位
相差発生機構30は、圧胴歯車11及び圧胴7における
図において左側(図1において手前側)の圧胴フランジ
7Aの外側廻りに配設されている。
けられた第1の歯車としての部分ウォームホイール11
bと、圧胴7に設けられた、部分ウォームホイール11
bと噛み合う第2の歯車としてのウォーム15と、圧胴
7に設けられた、ウォーム15と一体的に設けられた歯
車18に選択的に係合しその回転を停止させるための停
止手段としてのストッパー爪19の回り止め突起19b
と、このストッパー爪19の回り止め突起19bを、歯
車18に係合する向きに付勢する付勢手段としての圧縮
バネ21とから主に構成される。
11の一部が扇状に除去された窓部11aに圧胴歯車1
1と同軸的に形成されている、いわゆるセクタギヤであ
る。ウォーム15の両端部は、軸受ブラケット16j,
17jにそれぞれ固定された軸受16,17により回動
可能に支持されている。軸受ブラケット16j,17j
は、圧胴フランジ7Aの外壁にそれぞれ固定されてい
る。そして、軸受17寄りのウォーム軸15aの一部に
は、歯車18が同軸的に固定されている。
て左側にそれぞれ突出した突起部19a及び回り止め突
起19bが形成されている。ストッパー爪19の下部の
基端部は、圧胴フランジ7Aの中央基部上に固定・支持
された軸20の周りに所定の角度回動自在に支持されて
いて、これによりストッパー爪19の自由端部は、軸2
0の周りに揺動可能となっている。ストッパー爪19の
自由端背面部と圧胴フランジ7Aに形成された長孔7A
cとの間には、ストッパー爪19の回り止め突起19b
を歯車18の歯部に係合させる向きに付勢する圧縮バネ
21が設けられている。この圧縮バネ21の付勢力によ
って、通常、回り止め突起19bと歯車18の歯部とが
係合することになり、歯車18の回転が不能とされてい
てウォーム15の回動停止状態が保持される。
ることにより、圧胴歯車11と圧胴7との回動方向の位
置関係は、部分ウォームホイール11bとウォーム15
との噛み合いのみによって位置決めされていることとな
り、ウォーム15を回転させることで、圧胴歯車11と
圧胴7との位相を相対的にずらせることが可能となる。
したがって、圧胴歯車11は、圧胴7に対して選択的に
回動可能となっている。
印刷装置70の本体側に配設されていて、位相差発生機
構30を動作させるための駆動力を選択的に伝達する機
能を有する。
駆動力を伝達する駆動力伝達位置(図3に示す位置状
態)とこの駆動力伝達位置から離間する駆動力非伝達位
置(図2に示す位置状態)との間で移動自在な第3の歯
車としてのウォームホイール27と、このウォームホイ
ール27を回転させるためのウォームホイール27と噛
合するウォーム26と、このウォーム26及び天地駆動
モータ25からなる駆動手段と、ストッパー爪19の突
起部19aに係合して歯車18の回転停止状態を解除す
る停止解除位置(図3に示す位置状態)とこの停止解除
位置から離間する停止位置(図2に示す位置状態)との
間で移動自在な係合手段としての、ユニット基板28に
形成された突起押部28aと、図3等に示す圧胴フラン
ジ7Aの左外壁に一体的に形成された凸部47の停止用
孔48に嵌合して図1に示す定位置に圧胴7を停止する
定停止位置とこの定停止位置から離間する非定停止位置
との間で移動自在な位置決めピン49と、上記駆動力伝
達位置と上記駆動力非伝達位置との間にウォームホイー
ル27を移動させると共に、上記停止解除位置と上記停
止位置との間にユニット基板28の突起押部28aを移
動させ、かつ、上記定停止位置と上記非定停止位置との
間に位置決めピン49を移動させる後述する移動機構4
5とから主に構成される。
ームケース28bが固設されていて、突起押部28aは
アームケース28bの右端に形成されている。図3にの
み示すように、アームケース28bの図において上壁に
は、位置決めピン49を固定しているピンブラケット2
8cが固定されている。アームケース28bの下部内に
は、ウォームホイール27が固定されたホイール軸27
aが回転自在に支持されている。アームケース28bの
下部のユニット基板28は、ユニット基板28に対して
水平に形成されたラック23に固定されている。ラック
23は、図4に示すように、ラック歯が形成されたラッ
ク歯形成部23aと、このラック歯形成部23aに対し
て垂直に上方に延びた軸受部23bと、ラック歯形成部
23aの左右側端に設けられ横向きに突出した摺動凸部
23cとが一体形成されている。
を示す。定位置停止手段46は、図1乃至3に示すよう
に、位置決めピン49、停止用孔48及び移動機構45
から主に構成される。
Mの駆動停止動作等により、圧胴7及び圧胴歯車11が
その回転方向の定位置近傍(図1に示す位置近傍)に停
止され、かつ、ウォームホイール27が駆動力伝達位置
を占める直前若しくはこれと同時に、上記定位置に圧胴
7を停止・保持する機能を有する。位置決めピン49に
は、その先端部が停止用孔48に嵌入しやすくするため
の先細りテーパ部と、停止用孔48に嵌合するための嵌
合部とが形成されている。一方、停止用孔48の開口部
には、位置決めピン49の上記先細りテーパ部を容易に
導くためのテーパが形成されている。
3aの真上に保持バンド等(図示せず)を介して固定さ
れている。天地駆動モータ25の出力軸はラック23の
軸受部23bに回転可能に支持されていて、天地駆動モ
ータ25の出力軸には、ウォームホイール27と噛合す
るウォーム26が固設されている。天地駆動モータ25
は、例えばステッピングモータからなる。
地駆動モータ25、ユニット基板28及びラック23
は、駆動ユニット24を構成している。また、本体側板
41には、駆動ユニット24の図2において右側に配置
された構成部品、すなわちアームケース28b、ウォー
ムホイール27、ウォーム26及びラック23を図の左
右方向に進退自在に通過させるための開口部41aが形
成されている。駆動ユニット24は、移動機構45の駆
動により、図の左右方向に進退自在、すなわち移動自在
となっている。
41に固設されたユニット駆動モータ22Mと、ユニッ
ト駆動モータ22Mの出力軸22aに一体的に形成され
ラック23のラック歯23aと噛合するピニオン22と
から主に構成される。
1には、図2及び4等に示すように、一対の本体基板4
2が固設されている。この一対の本体基板42の上部に
は、ラック23の両摺動凸部23cと嵌合・摺接し、用
紙幅方向Yへのラック23の移動を案内するためのガイ
ド溝42aがそれぞれ形成されている。一対の本体基板
42の中央部には、ピニオン22を一体的に固設したピ
ニオン軸22aが回転自在に支持されている。ユニット
駆動モータ22Mは、例えばステッピングモータからな
る。
の開口との間の第1の離間寸法は、ストッパー爪19の
突起部19aとユニット基板28の突起押部28aとの
間の第2の離間寸法よりも小さくなるように設定されて
おり、さらに第2の離間寸法は、歯車18とウォームホ
イール27との噛合部同士の間の第3の離間寸法よりも
小さくなるように設定されている。上記した駆動機構4
0及び定位置停止手段46の構造により、定位置停止手
段46による圧胴7の定位置停止状態において、駆動機
構40による上記駆動力の断続が安定的かつ確実になさ
れて、圧胴7と圧胴歯車11との間でガタを少なくして
その回動方向の位相差が精度高く生じるようになってい
る。
せるための制御構成を簡単に述べる。孔版印刷装置70
の上部に配置されている操作パネル(図示せず)には、
印刷画像をその天方向にずらしたいときにその天方向へ
の移動量を設定する天行指示キー及び印刷画像をその地
方向にずらしたいときにその地方向への移動量を設定す
る地行指示キーを備えた天地調整キー(共に図示せず)
が配置されていて、そのうちの何れかの指示キーが所定
回数押されると、天地駆動モータ25が、上記天行指示
キー又は上記地行指示キーの所定回数の押下により設定
された移動量に応じた入力ステップ数、正転又は逆転駆
動されるようになっている。
数の正転駆動は、位置決めピン49が定停止位置を占
め、次いで突起押部28aが停止解除位置を占めると共
に、ウォームホイール27が駆動力伝達位置を占めるラ
ック23の移動量となるように、上記関連部品の回転比
及び寸法等が設定されている。これと反対に、ユニット
駆動モータ22Mが予め設定された所定ステップ数逆転
駆動されることにより、駆動ユニット24が用紙幅方向
Yの左側に移動されるときには、位置決めピン49が非
定停止位置を占めて突起押部28aが停止位置を占める
と共に、ウォームホイール27が駆動力非伝達位置を占
めるラック23の移動量となるように、上記関連部品の
回転比及び寸法等が設定されている。
キーは、例えば、説明を省略した、中央処理装置(CP
U)、読み書き可能な記憶装置(RAM)、読み出し専
用記憶装置(ROM)及び入出力ポート等を備えたマイ
クロコンピュータからなる制御手段の入力ポート側に電
気的に接続されており、一方、天地駆動モータ25、ユ
ニット駆動モータ22M及び移動量表示装置(図示せ
ず)は上記制御手段の出力ポート側に電気的に接続され
ている制御構成となっている。上記読み出し専用記憶装
置(ROM)には、上記天行指示キーや上記地行指示キ
ーの押下回数に応じて設定される移動量に対応する、天
地駆動モータ25をして部分ウォームホイール11bを
所定回動量回動すべき制御プログラム及び必要データ等
が予め記憶されている。上記天行指示キーや上記地行指
示キーの押下回数に応じて設定される移動量としては、
例えば、1回の指示キーの押下により0.5mmずつそ
の指示方向へ移動するように予め設定されている。上記
移動量表示装置は、その天方向への移動量を表示する天
方向発光部及びその地方向への移動量を表示する地方向
発光部とで構成されている。上記天方向発光部及び上記
地方向発光部は、例えば、小数点を含め3桁の数字で表
示する7セグメントからなる発光ダイオード(LED)
で構成されていて、0.5mmずつその方向へ移動した
移動量を表示するようになっている。
地行指示キーの押下回数に応じて移動量が設定される例
を説明したが、その移動量をダイレクトに操作パネルの
テンキー等を利用して設定するようにしてもよいことは
勿論である。
部分ウォームホイール11bの圧胴7に対する位置、す
なわちウォーム15の回動量を天地駆動モータ25の正
・逆転のステップ数の随時の記憶によっても理論的には
可能であるが、例えば次のような標準位置検知手段であ
ってもよい。この標準位置検知手段は、本願出願人によ
り以前に提案した特開平7−47755号公報の図2に
示されている給版ロール回転速度検出手段(26,2
7)に類似する検知手段を採用することにより可能であ
る。すなわち、その標準位置検知手段とは、同公報のス
リット円板26に代えてアブソリュート型のロータリエ
ンコーダをウォーム軸15aに同軸的に設けると共に、
このロータリエンコーダを選択的に挟み込む透過型の光
学センサをユニット基板28側に適宜設けたものであ
る。
に述べる。上記製版手段によって穿孔製版された製版済
みのマスタ3の先端部が、マスタクランパ2の閉動作に
より挾持され、レジストローラ対14から給送された用
紙Pの先端が用紙クランパ13に把持された後、メイン
モータ12Mが作動して駆動用歯車12が反時計回り方
向に回転されることにより、版胴歯車6及び版胴1が時
計回り方向に、圧胴歯車11及び圧胴7が反時計回り方
向にそれぞれ回転されて用紙Pに印刷が行われる。
物を目視して、印刷画像の位置の確認を行う。このと
き、印刷画像が天地方向Xにずれている場合に、画像天
地位置調整機構50を作動させて画像位置の調整を行
う。メインモータ12Mの駆動停止によって、圧胴7及
び圧胴歯車11は、図1に示す上記定位置近傍に停止さ
れている。
ータ12Mと連結されて揺動接離手段34を介して動作
しているため、版胴1から離間した位置に保持される。
その後、引き続いて移動機構45が駆動される。すなわ
ち、ユニット駆動モータ22Mが予め設定された所定ス
テップ数正転駆動されることにより、ピニオン22の正
転量がラック23により用紙幅方向Yにおける所定の直
線移動量に変換されて、駆動ユニット24が用紙幅方向
Yの右側に移動される。この駆動ユニット24の移動に
伴って、図3に示すように先ず最初に、位置決めピン4
9の先細りテーパ部が停止用孔48の開口部のテーパ部
に接触して案内されることにより、位置決めピン49の
嵌合部が停止用孔48に完全に嵌入・嵌合して位置決め
ピン49が上記定停止位置を占める。これにより、圧胴
7及び圧胴歯車11は、上記定位置に正確に停止され
る。引き続いて、突起押部28aが突起部19aに接触
して突起部19aを押すことで、ストッパー爪19が軸
20を中心として図2において時計回り方向に揺動され
ることにより、回り止め突起19bが圧縮バネ21の付
勢力に抗して歯車18に対しての回転停止状態を解除す
る方向に揺動される。そして、突起押部28aが停止解
除位置を占めたとき、歯車18に対しての回転停止状態
が完全に解除されると同時に、ウォームホイール27が
歯車18に係合して駆動力伝達位置を占めてウォームホ
イール27が歯車18に完全に噛合する。
向及び移動量に対応する上記天行指示キー又は地行指示
キーの何れかの指示キーが所定回数押されると、天地駆
動モータ25が、上記天行指示キー又は上記地行指示キ
ーの所定回数の押下により設定された移動量に応じた入
力ステップ数、正転又は逆転駆動される。これにより、
ウォーム26の回動量がウォームホイール27の回動量
に変換され、歯車18を介してウォーム15の回動量と
なり、このウォーム15の回動量がさらに部分ウォーム
ホイール11bの軸8周りの回動量に変換されること
で、圧胴歯車11と圧胴7との位相を上記移動量に対応
した所定の位相分だけずらすことができる。換言すれ
ば、圧胴歯車11と噛合している版胴歯車6及び版胴1
の位相が、圧胴7の位相に対して上記移動量に対応した
所定の位相分だけずれることとなる。そして、圧胴7に
対する圧胴歯車11の上記移動量に対応した所定の位相
分のズレ量が、上記標準位置検知手段により検知される
と天地駆動モータ25の駆動が停止する。
作と反対の動作により、すなわちユニット駆動モータ2
2Mが予め設定された所定テップ数逆転駆動されること
により、駆動ユニット24が用紙幅方向Yの左側に移動
される。この駆動ユニット24の移動に伴って、図2に
示すように、位置決めピン49が上記非定停止位置を占
め、突起押部28aが停止位置を占めると共に、ウォー
ムホイール27が駆動力非伝達位置を占めて、画像天地
位置調整機構50による動作が終了する。
及び動作により、用紙Pに対する印刷画像の天地方向の
位置調整を任意に、かつ、高いレジスト精度を確保しつ
つ行うことができる。また、部分ウォームホイール11
bの軸8の周りの回動はウォーム15側の回動のみによ
ってなされ、しかも孔版印刷装置70の本体側より移動
機構45の動作を介して天地駆動モータ25の駆動力が
断続されるようになっていることにより、画像天地位置
調整機構50の全体的なガタは、実質的に、部分ウォー
ムホイール11bとウォーム15とのバックラッシュ及
び歯車対6,11バックラッシュの要因だけにより決め
られるので、高いレジスト精度が得られる。また、上記
したように3つの定位置停止手段46、上記係合手段及
び上記駆動手段を集約化して1つのユニットが構成さ
れ、この1つのユニットが移動機構45の移動動作に連
動して一緒に移動し動作するので、装置の小型化、部品
点数の低減及びコストダウンが図られている。
示す。図5において、符号50Aは変形例1の画像天地
位置調整機構を示す。この変形例1は、実施例1に対し
て、その画像天地位置調整機構50に代えて画像天地位
置調整機構50Aを有することのみ相違する。画像天地
位置調整機構50Aは、画像天地位置調整機構50の位
相差発生機構30に代えて位相差発生機構30Aを有す
ること、定位置停止手段46に代えて定位置停止手段4
6Aを有することが主に相違する。
方向調整を可能とするために、圧胴歯車11に対して圧
胴7の回動方向の位置関係を変化させる機能を有する。
位相差発生機構30Aは、位相差発生機構30に対し
て、部分ウォームホイール11bに代えて、圧胴7に設
けられた第1の歯車としての部分ウォームホイール7A
bを有すること、ウォーム15に代えて、圧胴歯車11
に設けられた、部分ウォームホイール7Abと噛み合う
第2の歯車としてのウォーム15Aを有すること、スト
ッパー爪19に代えてストッパー爪19Aを有すること
が主に相違する。部分ウォームホイール7Abは部分ウ
ォームホイール11bと、ウォーム15Aはウォーム1
5とそれぞれ同様の構造を有するが、取り付けられてい
る部材が上記のとおり異なる。
ンジ7Aの一部が扇状に除去された窓部7Aaに、軸8
と同軸的に形成されているセクタ状ギヤである。一方、
圧胴歯車11の一部は略台形状に除去されて窓部11A
aが形成されている。圧胴歯車11の内壁部には、軸受
16,17をそれぞれ連結・固設している軸受ブラケッ
ト16j,17jがそれぞれ固定されている。圧胴歯車
11の中央基部とウォーム15Aの取付部は、その図示
を省略したが、圧胴フランジ7Aの中央基部と同様に用
紙幅方向Yに幅広に形成され、一方圧胴7の中央基部は
実施例1における圧胴歯車11の中央基部と同様にその
幅が狭く形成されている。ストッパー爪19Aの下部の
基端部は、圧胴歯車11の中央基部に固定・支持された
軸20の周りに所定の角度回動自在に支持されていて、
これによりストッパー爪19Aの自由端部は、軸20の
周りに揺動可能となっている。ストッパー爪19Aは、
例えば図2を借りて説明すると、図2におけるストッパ
ー爪19の形状において、その基端部から立ち上がる形
状を圧胴フランジ7Aの窓部7Aaの奥側に嵌入するよ
うに大きくオフセットされた形状となっている。また実
施例1と略同様に、ストッパー爪19の自由端側背面部
と圧胴歯車11の上記基端部近傍に形成された長孔(図
示せず)との間に介装された圧縮バネ21の付勢力によ
り、ストッパー爪19Aの回り止め突起19bは歯車1
8の歯部に係合させる向きに付勢されている。
いることにより、圧胴歯車11と圧胴7との回動方向の
位置関係は、実施例1と同様に、部分ウォームホイール
7Abとウォーム15Aとの噛み合いのみによって位置
決めされていることとなり、ウォーム15Aを回転させ
ることで、圧胴歯車11と圧胴7との位相をずらせるこ
とが可能となる。したがって、圧胴7は、圧胴歯車11
に対して選択的に回動可能となっている。
46に対して、停止用孔48に代えて、圧胴歯車11の
窓部11Aa近傍の外壁に設けられた停止用孔48Aを
有することが主に相違する。そして、実施例1と略同様
に、位置決めピン49の先端部と停止用孔48Aの開口
との間の第1の離間寸法は、ストッパー爪19Aの突起
部19aとユニット基板28の突起押部28aとの間の
第2の離間寸法よりも小さくなるように設定されてお
り、さらに第2の離間寸法は、歯車18とウォームホイ
ール27との噛合部同士の間の第3の離間寸法よりも小
さくなるように設定されている。
施例1の画像天地位置調整機構50の動作から容易に類
推することができるのでその説明を省略する。
タは、実施例1と同様に、実質的に、部分ウォームホイ
ール7Abとウォーム15Aとのバックラッシュ及び歯
車対6,11のバックラッシュの要因だけにより決めら
れるので、高いレジスト精度が得られる利点がある。
及び圧胴歯車11は、インボリュート歯形の周知の長所
である、製作容易で、安価で、互換性にすぐれ、噛み合
いにおいて両軸間の距離に多少の誤差が許容される点を
度外視してもよいのであれば、上記インボリュート歯形
に限定されず、サイクロイド歯形であってもよい。
明の請求項1乃至5に係る第2の実施例(以下、実施例
2という)について説明する。上記実施例1の孔版印刷
装置70は、版胴1に対する圧胴7の押し付け印圧の印
圧開始点においては、版胴歯車6と圧胴歯車11との正
確な噛み合いを実現して、一度、版胴1の外周面に対し
て圧胴7の外周面が押圧されたならば、それ以降は版胴
1の外周面に対する圧胴7の外周面の押圧力による両者
の摩擦ころがり回転を基本として、版胴歯車6と圧胴歯
車11との噛み合いは十分なガタを有してその噛合状態
が外れない程度に保つことが望ましい。何故ならば、版
胴歯車6と圧胴歯車11とがその噛み合いの全領域でい
つも正確に噛み合っていると、版胴1と圧胴7との各外
径寸法に僅かでも違いがある場合、その印刷画像に画像
伸びが発生したり、あるいはマスタ伸びやマスタ縮みが
発生したりするからである。そこで、この不具合を解消
するためになした実施例2について以下に述べる。
に対する圧胴7の外周面の押し付け印圧の印圧範囲を、
符号PSは版胴1の外周面に対する圧胴7の外周面の押
し付け印圧の印圧開始点を、符号PEは上記押し付け印
圧の印圧終了点を、符号PS1は印圧開始点PSより圧
胴7の回転方向である反時計回り方向の上流側に中心角
度θ1だけずれた印圧開始点上流位置を、符号PE2は
印圧終了点PEより圧胴7の反時計回り方向の上流側に
中心角度θ2だけずれた印圧終了点上流位置をそれぞれ
示す。そして、符号BRは、印圧開始点上流位置PS1
から、圧胴7の略印圧範囲CRに重合する領域であっ
て、印圧終了点PE又はPE2までの領域の内に位置す
る領域(エリア)を示し、符号ARは、圧胴7の外周面
のエリアBR以外のエリアARを示す。印圧範囲CR、
エリアAR、エリアBR、中心角度θ1,θ2は、同図
に示すとおり、圧胴7の軸8の中心点Oに対する中心角
度でそれぞれ表されている。
版胴歯車6及び圧胴歯車11に代えて、歯厚を減少させ
た版胴歯車76及び圧胴歯車81を有することのみ相違
する。すなわち、上記の考え方を実現するために、図7
及び8に示すように、版胴歯車76及び圧胴歯車81
は、エリアARにおいては版胴歯車6及び圧胴歯車11
と同じ歯車とし、エリアBRにおいては歯車対76,8
1の歯厚を減少させて歯数は同じであるが、歯車対7
6,81のバックラッシュが大きく設定されている。実
施例2では、上記のような特殊な版胴歯車76及び圧胴
歯車81を使用することによって、エリアARにおいて
は図7に示したような適正でガタのない噛み合いが行わ
れるが、エリアBRにおいては、図8に示したように、
バックラッシュが大の状態となって歯車対76,81の
噛み合いは外れないが各歯面は互いに接触しない状態に
なり、版胴1の外周面に対する圧胴7の外周面の押圧力
による両者の摩擦ころがり回転で、版胴1及び圧胴7が
回転する。
に適用することができることはいうまでもない。
ックラッシュの設定は、歯車対76,81両方の歯厚を
減少させた上記の例に限らず、版胴歯車76及び圧胴歯
車81のうちの何れか一方の歯厚を減少させて大きい状
態としてもよい。すなわち、版胴歯車76及び圧胴歯車
81のうちの少なくとも一方が、歯厚の減少した歯車で
あればよい。
求項1乃至4及び6に係る、実施例2の変形例2につい
て説明する。この変形例2は、上記の考え方を実現する
手段として、実施例2のようにエリアBRにおいて歯厚
を減少させた歯車対76,81に代えて、歯車対78,
83を有することのみ相違する。この変形例2の歯車対
78,83は、エリアBRにおける歯車対78,83の
ピッチ円直径dをエリアARにおける基準ピッチ円直径
Dよりも小さく、いわゆるマイナス転移させて設定した
ものであり、版胴歯車78と圧胴歯車83とは、共に同
じ歯形形状、同じ歯数に設定されている。
6,81、あるいは歯車対78,83の噛み合い状態が
エリアARからエリアBRに変化する位置は、図6に示
したように、印圧が最初に加わる時には歯車の噛み合い
にバックラッシュがあってはいけないので、バックラッ
シュなしで噛み合うようにして一度印圧が加わってしま
ったら後は版胴1表面と圧胴7表面との摩擦力で正確に
それらが互いにずれることなく回転しなければならない
から印圧開始点PSと一致させずに、この印圧開始点P
Sから圧胴7の回転方向である反時計回り方向の上流側
に中心角度θ1だけずれた印圧開始点上流位置PS1と
して設定してある。同様に、歯車対76,81、あるい
は歯車対78,83の噛み合い状態がエリアBRからエ
リアARに変化する位置も、印圧が加わっている間は歯
車の噛み合いにバックラッシュが必要であるから印圧終
了点PEと一致させずに、印圧終了点PEより圧胴7の
反時計回り方向の上流側に中心角度θ2だけずれた印圧
終了点上流位置PE2として設定してある。これらの中
心角度θ1,θ2の値としては、版胴1と圧胴7とが確
実に押し付け合って主たる駆動力を歯車によらなくても
いいようになる10°〜30°程度が望ましい。
に適用することができることはいうまでもない。
解決するための手段、上記実施例2や変形例2に限ら
ず、上記実施例2や変形例2から画像天地位置調整機構
50,50Aを除去した構成であってもよい。すなわ
ち、版胴と、印刷すべき用紙の先端を把持して上記用紙
を上記版胴に押し付けるための圧胴とを有し、上記版胴
と上記圧胴とが互いに噛み合う同数の歯数を有する歯車
対によって回転駆動力伝達関係にある印刷装置であっ
て、上記版胴に対する上記圧胴の押し付け印圧の開始点
より上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧開始
点上流位置から、上記圧胴の略印圧範囲に重合する領域
であって、上記押し付け印圧の終了点又はこの印圧の終
了点より上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧
終了点上流位置までの領域の内に位置する上記歯車対の
バックラッシュは、上記領域の外に位置する上記歯車対
のバックラッシュよりも大きく設定されている印刷装置
であってもよい。
のバックラッシュの設定は、上記歯車対を共に歯厚を減
少させたものに限らず、上記歯車対のうちの何れか一方
の歯厚を減少させて大きい状態としてもよい。すなわ
ち、上記歯車対のうちの少なくとも一方の歯厚を減少し
た歯車であればよい。
のバックラッシュは、上記歯車対のうちの少なくとも一
方を、上記各歯車の基準ピッチ円直径よりも小さいピッ
チ円直径に設定することにより、上記領域の外に位置す
る上記歯車対のバックラッシュよりも大きく設定されて
いる印刷装置であってもよい。
駆動方式をギヤ直結にして高いレジスト精度を得ること
のできる印刷装置を提供することができる。
て、版胴歯車6,76,78及び圧胴歯車11,81,
83は、製作上の難易度やコスト等を度外視してもよい
のであれば、平歯車に限らず、はすば歯車、あるいはや
まば歯車等であってもよい。
実施例及び各変形例のような位相差発生機構30,30
Aに限らず、版胴1が版胴歯車6に対して選択的に回動
可能であり、版胴歯車6に対して圧胴7をしてその回動
方向の位置関係を変化させる構成であってもよいし、版
胴歯車6が版胴1に対して選択的に回動可能であり、版
胴1に対して圧胴歯車11をしてその回動方向の位置関
係を変化させる構成であってもよい。さらに詳細には、
版胴歯車6又は版胴1の何れか一方に設けられた第1の
歯車と、版胴歯車6又は版胴1の何れか他方に設けられ
た、第1の歯車と噛み合う第2の歯車とを有し、駆動機
構40により第2の歯車にその駆動力が伝達されること
によって、版胴1と版胴歯車6との間で、その回動方向
の位相差を発生する構成であってもよい。
ームホイールからなり、第2の歯車がウォームからなれ
ばさらに好ましい。しかし、これらのウォームギヤを用
いる上記利点を望まなくてもよいのであれば、例えば図
2において、部分ウォームホイール11b、ウォーム1
5及び歯車18に代えて、軸8に同軸的に平歯車からな
るセクタギヤを設けると共に、駆動機構40を構成する
第3の歯車としてのウォームホイール27及びウォーム
26に代えて、上記セクタギヤと選択的に噛み合う平歯
車を天地駆動モータ25の出力軸に直結したものであっ
てもよい。したがって、これらの第1の歯車、第2の歯
車及び/又は第3の歯車の組合わせ・噛合関係は、上記
の各組合わせ・噛合関係に限らず、当業者であるなら
ば、本発明の課題を解決するための手段、上記各実施例
及び各変形例から幾通りもの変形例を容易に想到するこ
とができる範囲である。
び各変形例のような定位置停止手段46,46Aに限ら
ず、その駆動手段が他の機能を有する移動機構45を兼
ねた簡単な構造である利点を望まなくてもよいのであれ
ば、例えば次のような手段であってもよい。すなわち、
本願出願人及び発明者が以前に提案した特開平6−27
0524号公報の図3に示した構造に類似する手段であ
り、移動機構45とは別の駆動手段としてソレノイド等
を設けることにより、圧胴1若しくは圧胴歯車11の何
れか一方、あるいは版胴1若しくは版胴歯車6の何れか
他方を上記定位置等に停止させるものである。
によれば、上記各構成により、位相差発生機構により、
圧胴又は版胴の何れか一方が、版胴歯車又は圧胴歯車の
何れか他方に対してその回動方向の位置関係を相対的に
変化され、印刷装置の本体側に配設された駆動機構によ
り、駆動機構の駆動力が位相差発生機構に選択的に伝達
されて位相差発生機構が駆動される。したがって、従来
のレジストローラ方式や紙くわえ圧胴方式の上記各問題
点を解消して、版胴と圧胴との駆動方式をギヤ直結にし
ながらバックラッシュを最小にして、高いレジスト精度
で天地調整を行うことができる。
胴の何れか一方の回転方向の定位置状態において、駆動
機構による駆動力の断続が可能であることにより、圧胴
及び圧胴歯車、又は版胴及び版胴歯車側に複雑な駆動力
発生機構及び駆動力伝達機構を設ける必要がないので、
圧胴及び圧胴歯車、又は版胴及び版胴歯車の回転時の慣
性モーメントを大きくすることなく、バランスの取れた
回動を安定して行うことができる。
しくは圧胴歯車の何れか他方、又は圧胴若しくは版胴の
何れか一方に設けられた第1の歯車と、圧胴若しくは版
胴の何れか一方、又は版胴歯車若しくは圧胴歯車の何れ
か他方に設けられた、第1の歯車と噛み合う第2の歯車
とを有し、駆動機構により第2の歯車にその駆動力が伝
達されることによって、圧胴又は版胴の何れか一方と版
胴歯車又は圧胴歯車の何れか他方との間で、その回動方
向の位相差が発生するので、従来のレジストローラ方式
や紙くわえ圧胴方式の上記各問題点を解消して、版胴と
圧胴との駆動方式をギヤ直結にしながらバックラッシュ
を最小にして、高いレジスト精度で天地調整を行うこと
ができる。
が部分ウォームホイールからなり、第2の歯車が部分ウ
ォームホイールと噛み合うウォームからなることによ
り、その位相差を発生するために回動される部分ウォー
ムホイールが、ウォーム側からの駆動力の伝達のみによ
って回動される。したがって、請求項3記載の発明の各
効果に加えて、レジスト精度が部分ウォームホイールと
ウォームとのバックラッシュによって実質的に決まるの
で、天地方向の移動量に対応した位相差の誤差を微小と
すると共に、天地方向の移動量設定における設計上の自
由度を向上することができる。
より、上記領域の内に位置する圧胴歯車及び版胴歯車の
バックラッシュは、上記領域の外に位置する圧胴歯車及
び版胴歯車のバックラッシュよりも大きく設定されてい
ることにより、上記領域の内に位置する圧胴歯車及び版
胴歯車の噛み合いは正確になされ、上記領域の外におい
ては、版胴に対する圧胴の押圧力による両者の摩擦ころ
がり回転を基本としてその回転駆動力が伝達される。し
たがって、版胴歯車と圧胴歯車とがその噛み合いの全領
域でいつも正確に噛み合っていることで生じるおそれの
ある印刷画像に画像伸びが発生したり、あるいはマスタ
伸びやマスタ縮みが発生したりする問題点を解決するこ
とができる。
内に位置する圧胴歯車及び版胴歯車のバックラッシュ
は、圧胴歯車及び版胴歯車のうちの少なくとも一方を、
圧胴歯車及び版胴歯車の基準ピッチ円直径よりも小さい
ピッチ円直径に設定することにより、上記領域の外に位
置する圧胴歯車及び版胴歯車のバックラッシュよりも大
きく設定されていることにより、請求項5記載の発明の
効果と同様の効果が得られる。
より、上記領域の内に位置する歯車対のバックラッシュ
は、上記領域の外に位置する歯車対のバックラッシュよ
りも大きく設定されていることにより、上記領域の内に
位置する歯車対の噛み合いは正確になされ、上記領域の
外においては、版胴に対する圧胴の押圧力による両者の
摩擦ころがり回転を基本としてその回転駆動力が伝達さ
れる。したがって、歯車対がその噛み合いの全領域でい
つも正確に噛み合っていることで生じるおそれのある印
刷画像に画像伸びが発生したり、あるいはマスタ伸びや
マスタ縮みが発生したりする問題点を解決することがで
きると共に、版胴と圧胴との駆動方式をギヤ直結にして
高いレジスト精度を得ることのできる印刷装置を提供す
ることができる。
内に位置する上記歯車対のバックラッシュは、上記歯車
対の少なくとも一方を、上記歯車対の基準ピッチ円直径
よりも小さいピッチ円直径に設定することにより、上記
領域の外に位置する上記歯車対のバックラッシュよりも
大きく設定されていることにより、請求項7記載の発明
の効果と同様の効果が得られる。
装置の要部構成を示す正面図である。
して示す左側断面図である。
である。
である。
置調整機構の要部の正面図である。
領域・エリアを表す説明図である。
歯車及び圧胴歯車の噛み合い状態を表す要部の正面図で
ある。
歯車及び圧胴歯車の噛み合い状態を表す要部の正面図で
ある。
・外境界に位置する版胴歯車及び圧胴歯車の噛み合い状
態を表す要部の正面図である。
する平面図である。
ジストバラツキを説明する模式的な正面図である。
説明する要部の模式的な正面図である。
明する要部の模式的な正面図である。
の天地調整機構を示す模式的な正面図である。
レ状態を説明する模式的な正面図である。
ムホイール 28 駆動機構を構成するユニット基板 28a 駆動機構を構成する突起押部 30,30A 画像天地位置調整機構を構成する位相
差発生機構 40 画像天地位置調整機構を構成する駆動機構 45 駆動機構を構成する移動機構 46,46A 画像天地位置調整機構を構成する定位
置停止手段 50,50A 画像位置調整機構としての画像天地位
置調整機構 70 印刷装置としての孔版印刷装置 A 天地方向寸法 C レジストバラツキ D 版胴歯車及び圧胴歯車の基準ピッチ円直径 d 版胴歯車及び圧胴歯車のピッチ円直径 P 印刷すべき用紙 G 印刷画像 Ga 画像調整基準位置 X 用紙搬送方向、天地方向 Y 用紙幅方向 AR 領域の外に位置するエリア BR 領域の内に位置するエリア CR 印圧範囲 PS 印圧開始点 PE 印圧終了点 PS1 印圧開始点上流位置 PE2 印圧終了点上流位置 θ1,θ2 中心角度
Claims (8)
- 【請求項1】版胴と、印刷すべき用紙の先端を把持して
上記用紙を上記版胴に押し付けるための圧胴と、上記版
胴に配設された版胴歯車と、上記圧胴に配設されていて
上記版胴歯車と噛み合い、かつ、上記版胴歯車と同数の
歯数を有する圧胴歯車とを有し、上記版胴と上記圧胴と
が、上記版胴歯車と上記圧胴歯車との噛み合いによって
回転駆動力伝達関係にある印刷装置であって、 上記圧胴又は上記版胴の何れか一方が、上記版胴歯車又
は上記圧胴歯車の何れか他方に対して選択的に回動可能
であり、 上記圧胴又は上記版胴の何れか一方を、上記版胴歯車又
は上記圧胴歯車の何れか他方に対してその回動方向の位
置関係を変化させるための位相差発生機構と、 上記印刷装置の本体側に配設された、上記位相差発生機
構に駆動力を選択的に伝達するための駆動機構と、 を有することを特徴とする印刷装置の画像位置調整機
構。 - 【請求項2】請求項1記載の印刷装置の画像位置調整機
構において、 上記圧胴又は上記版胴の何れか一方の回転方向の定位置
状態において、上記駆動力の断続が可能であることを特
徴とする印刷装置の画像位置調整機構。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の印刷装置の画像位置
調整機構において、 上記版胴歯車若しくは上記圧胴歯車の何れか他方、又は
上記圧胴若しくは上記版胴の何れか一方に設けられた第
1の歯車と、上記圧胴若しくは上記版胴の何れか一方、
又は上記版胴歯車若しくは上記圧胴歯車の何れか他方に
設けられた、第1の歯車と噛み合う第2の歯車とを有
し、 上記駆動機構により第2の歯車に上記駆動力が伝達され
ることによって、上記圧胴又は上記版胴の何れか一方と
上記版胴歯車又は上記圧胴歯車の何れか他方との間で、
その回動方向の位相差を発生することを特徴とする印刷
装置の画像位置調整機構。 - 【請求項4】請求項3記載の印刷装置の画像位置調整機
構において、 第1の歯車が、部分ウォームホイールからなり、第2の
歯車が、上記部分ウォームホイールと噛み合うウォーム
からなることを特徴とする印刷装置の画像位置調整機
構。 - 【請求項5】請求項1乃至4の何れか一つに記載の印刷
装置の画像位置調整機構において、 上記版胴に対する上記圧胴の押し付け印圧の開始点より
上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧開始点上
流位置から、上記圧胴の略印圧範囲に重合する領域であ
って、上記押し付け印圧の終了点又はこの印圧の終了点
より上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧終了
点上流位置までの領域の内に位置する上記圧胴歯車及び
上記版胴歯車のバックラッシュは、上記領域の外に位置
する上記圧胴歯車及び上記版胴歯車のバックラッシュよ
りも大きく設定されていることを特徴とする印刷装置の
画像位置調整機構。 - 【請求項6】請求項5記載の印刷装置及びその画像位置
調整機構において、 上記領域の内に位置する上記圧胴歯車及び上記版胴歯車
のバックラッシュは、上記圧胴歯車及び上記版胴歯車の
うちの少なくとも一方を、上記圧胴歯車及び上記版胴歯
車の基準ピッチ円直径よりも小さいピッチ円直径に設定
することにより、上記領域の外に位置する上記圧胴歯車
及び上記版胴歯車のバックラッシュよりも大きく設定さ
れていることを特徴とする印刷装置の画像位置調整機
構。 - 【請求項7】版胴と、印刷すべき用紙の先端を把持して
上記用紙を上記版胴に押し付けるための圧胴とを有し、
上記版胴と上記圧胴とが、互いに噛み合う同数の歯数を
有する歯車対によって回転駆動力伝達関係にある印刷装
置であって、 上記版胴に対する上記圧胴の押し付け印圧の開始点より
上記圧胴の回転方向の若干上流側にずれた印圧開始点上
流位置から、上記圧胴の略印圧範囲に重合する、上記押
し付け印圧の終了点又はこの印圧の終了点より上記圧胴
の回転方向の若干上流側にずれた印圧終了点上流位置ま
での領域の内に位置する上記歯車対のバックラッシュ
は、上記領域の外に位置する上記歯車対のバックラッシ
ュよりも大きく設定されていることを特徴とする印刷装
置。 - 【請求項8】請求項7記載の印刷装置において、 上記領域の内に位置する上記歯車対のバックラッシュ
は、上記歯車対の少なくとも一方を、上記歯車対の基準
ピッチ円直径よりも小さいピッチ円直径に設定すること
により、上記領域の外に位置する上記歯車対のバックラ
ッシュよりも大きく設定されていることを特徴とする印
刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03180796A JP3850481B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 印刷装置及びその画像位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03180796A JP3850481B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 印刷装置及びその画像位置調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09220850A true JPH09220850A (ja) | 1997-08-26 |
| JP3850481B2 JP3850481B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=12341374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03180796A Expired - Fee Related JP3850481B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 印刷装置及びその画像位置調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3850481B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113953750A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-01-21 | 深圳市鸿盛瑞科技有限公司 | 一种钣金定位夹紧机构 |
| CN115923326A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-04-07 | 昆山市秦峰印刷有限公司 | 一种用于票据骑缝式防伪专用标识的印刷机构 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP03180796A patent/JP3850481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN115923326A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-04-07 | 昆山市秦峰印刷有限公司 | 一种用于票据骑缝式防伪专用标识的印刷机构 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3850481B2 (ja) | 2006-11-29 |
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