JPH0922089A - シートフィルムパック - Google Patents
シートフィルムパックInfo
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- JPH0922089A JPH0922089A JP19615995A JP19615995A JPH0922089A JP H0922089 A JPH0922089 A JP H0922089A JP 19615995 A JP19615995 A JP 19615995A JP 19615995 A JP19615995 A JP 19615995A JP H0922089 A JPH0922089 A JP H0922089A
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- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シートフィルムを複数枚積層して収納し、これ
らのシートフィルムに順次撮影を行なってゆくシートフ
ィルムパックの遮光性を改良する。 【解決手段】複数枚のシートフィルムユニット4を積層
して収納するパック本体3と、開口と、パック本体3の
両縁部に形成されたガイドレール6、7を介して前記開
口を開閉する引蓋5とを備えたシートフィルムパック1
において,前記ガイドレール6、7の溝内6a、7a及
びこれと摺接する引蓋端部5h、5iに段付き部を設け
て遮光性を向上させる。パック本体3と開口と、シート
フィルムユニット4の端位置を規制する間仕切り板3c
を備えたシートフィルムパック1において、間仕切り板
3cの上端面3caに遮光部材を施すことによって遮光
性を向上させる。
らのシートフィルムに順次撮影を行なってゆくシートフ
ィルムパックの遮光性を改良する。 【解決手段】複数枚のシートフィルムユニット4を積層
して収納するパック本体3と、開口と、パック本体3の
両縁部に形成されたガイドレール6、7を介して前記開
口を開閉する引蓋5とを備えたシートフィルムパック1
において,前記ガイドレール6、7の溝内6a、7a及
びこれと摺接する引蓋端部5h、5iに段付き部を設け
て遮光性を向上させる。パック本体3と開口と、シート
フィルムユニット4の端位置を規制する間仕切り板3c
を備えたシートフィルムパック1において、間仕切り板
3cの上端面3caに遮光部材を施すことによって遮光
性を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートフィルムを複
数枚積層して収納し、これらのシートフィルムに順次に
撮影を行なってゆくシートフィルムパックの遮光性の改
良に関するものである。
数枚積層して収納し、これらのシートフィルムに順次に
撮影を行なってゆくシートフィルムパックの遮光性の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートフィルムパックはパックホルダに
装填して使用され、引蓋の押し引き操作を行なうことに
より大型カメラで連続撮影を可能にするものである。シ
ートフィルムパックのパック本体には4×5インチのシ
ートフィルムを一枚ずつシースに収納したシートフィル
ムユニットが複数枚積層して収納されている。また、パ
ック本体の背面内壁では、積層したシートフィルムユニ
ットをパック本体の前面壁側に付勢する圧板バネが設け
られている。
装填して使用され、引蓋の押し引き操作を行なうことに
より大型カメラで連続撮影を可能にするものである。シ
ートフィルムパックのパック本体には4×5インチのシ
ートフィルムを一枚ずつシースに収納したシートフィル
ムユニットが複数枚積層して収納されている。また、パ
ック本体の背面内壁では、積層したシートフィルムユニ
ットをパック本体の前面壁側に付勢する圧板バネが設け
られている。
【0003】また、特開平5−341379号公報で本
出願人が提案したシートフィルムパックでは、パック本
体の端部内側にシートフィルムユニットの端位置を規制
する間仕切り板が形成されている。この間仕切り板の下
端とパック本体の背面内壁面との間には、露出済みのシ
ートフィルムユニットを積層したシートフィルムユニッ
トの最下層に収納するスリット状の開口が形成されてい
る。そしてこの開口を遮光するキャップ部材がパック本
体の先端部に着脱自在に取付けられている。
出願人が提案したシートフィルムパックでは、パック本
体の端部内側にシートフィルムユニットの端位置を規制
する間仕切り板が形成されている。この間仕切り板の下
端とパック本体の背面内壁面との間には、露出済みのシ
ートフィルムユニットを積層したシートフィルムユニッ
トの最下層に収納するスリット状の開口が形成されてい
る。そしてこの開口を遮光するキャップ部材がパック本
体の先端部に着脱自在に取付けられている。
【0004】キャップ部材内部には爪部材が備えられて
おり、この爪部材上面に、爪が形成され、これが引蓋の
先端側に形成された係止穴と係合して、引蓋がキャップ
部材に係止される。
おり、この爪部材上面に、爪が形成され、これが引蓋の
先端側に形成された係止穴と係合して、引蓋がキャップ
部材に係止される。
【0005】パック本体にはパック本体の前面側に形成
され、最上層のシートフィルムユニットを露呈させる開
口を開閉する引蓋が備えられている。この引蓋はシート
フィルムユニットよりサイズが大きく、引蓋を押し引き
することによりパック本体の両縁部に形成された一対の
ガイドレールを介して自在にスライドさせることができ
る。
され、最上層のシートフィルムユニットを露呈させる開
口を開閉する引蓋が備えられている。この引蓋はシート
フィルムユニットよりサイズが大きく、引蓋を押し引き
することによりパック本体の両縁部に形成された一対の
ガイドレールを介して自在にスライドさせることができ
る。
【0006】フィルムパックをパックホルダに装填して
パックホルダの蓋を閉じた後、引蓋を所定位置まで引く
と、最上層のシートフィルムユニットがパック本体の開
口からホルダ本体の露光位置に移動する。この露光位置
を規定し、露光開口が形成されたホルダ本体の前面内壁
には、露出済みのシートフィルムユニットをホルダ本体
の背面内壁側へ付勢する複数の板バネが取付けられてい
る。
パックホルダの蓋を閉じた後、引蓋を所定位置まで引く
と、最上層のシートフィルムユニットがパック本体の開
口からホルダ本体の露光位置に移動する。この露光位置
を規定し、露光開口が形成されたホルダ本体の前面内壁
には、露出済みのシートフィルムユニットをホルダ本体
の背面内壁側へ付勢する複数の板バネが取付けられてい
る。
【0007】引蓋を元の位置に戻すと、引蓋は最上層の
シートフィルムユニットと次のシートフィルムユニット
との間に挿入される。この後カメラのシャッタを開閉さ
せて撮影を行なってから引蓋を引くと、ホルダ本体の内
側から設けられた中枠がパック本体を保持した状態でス
ライドして引き出される。このとき、露光済みのシート
フィルムユニットは、ホルダ本体の内壁に形成された突
条部に係止して露光位置に停止したままであるから、前
記板バネによってホルダ本体の背面内壁側に向って押し
つけられる。
シートフィルムユニットと次のシートフィルムユニット
との間に挿入される。この後カメラのシャッタを開閉さ
せて撮影を行なってから引蓋を引くと、ホルダ本体の内
側から設けられた中枠がパック本体を保持した状態でス
ライドして引き出される。このとき、露光済みのシート
フィルムユニットは、ホルダ本体の内壁に形成された突
条部に係止して露光位置に停止したままであるから、前
記板バネによってホルダ本体の背面内壁側に向って押し
つけられる。
【0008】続いて引蓋を元の位置に押し戻すと、中枠
とともにパック本体がホルダ本体の元の位置に戻る。こ
のとき、間仕切り板の下端とパック本体の背面内壁面と
の開口から露光済みのシートフィルムユニットが積層し
たシートフィルムユニットの最下層に収納される。以上
の操作を繰り返すことにより、パック本体に収納されて
いる全部のシートフィルムユニットを連続的に撮影する
ことができる。
とともにパック本体がホルダ本体の元の位置に戻る。こ
のとき、間仕切り板の下端とパック本体の背面内壁面と
の開口から露光済みのシートフィルムユニットが積層し
たシートフィルムユニットの最下層に収納される。以上
の操作を繰り返すことにより、パック本体に収納されて
いる全部のシートフィルムユニットを連続的に撮影する
ことができる。
【0009】また、パック本体にはシートフィルムユニ
ットを収納しているフィルム収納室の他にカウンタ収納
室が設けられている。カウンタ収納室にはカウンタ表示
板が回動自在に落とし込まれており、この上にバネ部を
備えた押え板が設けられている。カウンタ収納室の底に
は、カウンタ表示窓が形成されており、ここからカウン
タ表示板の片面に刻印された撮影可能枚数を示す数字を
観察することができる。
ットを収納しているフィルム収納室の他にカウンタ収納
室が設けられている。カウンタ収納室にはカウンタ表示
板が回動自在に落とし込まれており、この上にバネ部を
備えた押え板が設けられている。カウンタ収納室の底に
は、カウンタ表示窓が形成されており、ここからカウン
タ表示板の片面に刻印された撮影可能枚数を示す数字を
観察することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】引蓋は前記の通り、パ
ック本体の両縁部に形成した一対のガイドレールの溝に
沿ってスライドさせ、引き出し又は押し入れる。この際
ガイドレール溝との抵抗を少なくし、押し引き操作をス
ムースに行なうためには、引蓋端部とガイドレール溝と
の間に一定の間隙を有することが必要である。しかし、
該間隙を大きくしすぎると今度は外部から光が入り易い
という欠点を有する。これを解決する手段として引蓋端
部とガイドレールとが摺接する長さを長くすることが考
えられるが、シートフィルムの大きさ(例えば4インチ
×5インチ)、シートフィルムパックの大きさが特定さ
れているため困難である。このため引蓋端部とガイドレ
ール溝との抵抗を少なくし、なおかつ外部からの光の侵
入を防止する必要があった。
ック本体の両縁部に形成した一対のガイドレールの溝に
沿ってスライドさせ、引き出し又は押し入れる。この際
ガイドレール溝との抵抗を少なくし、押し引き操作をス
ムースに行なうためには、引蓋端部とガイドレール溝と
の間に一定の間隙を有することが必要である。しかし、
該間隙を大きくしすぎると今度は外部から光が入り易い
という欠点を有する。これを解決する手段として引蓋端
部とガイドレールとが摺接する長さを長くすることが考
えられるが、シートフィルムの大きさ(例えば4インチ
×5インチ)、シートフィルムパックの大きさが特定さ
れているため困難である。このため引蓋端部とガイドレ
ール溝との抵抗を少なくし、なおかつ外部からの光の侵
入を防止する必要があった。
【0011】また、キャップ部材内部の爪部材上面の爪
と引蓋先端側の係止穴が係合した状態でも、該爪と係止
穴に一定の間隙が生じ、ここから光が入り込み易いとい
う欠点を有する。ここで光の進入を防止するために爪と
係止穴との間隙をせまくすると、爪と係止穴の係合適性
が悪化する。このため係合適性を維持しながらなおかつ
パック本体の光の進入を防止する必要があった。
と引蓋先端側の係止穴が係合した状態でも、該爪と係止
穴に一定の間隙が生じ、ここから光が入り込み易いとい
う欠点を有する。ここで光の進入を防止するために爪と
係止穴との間隙をせまくすると、爪と係止穴の係合適性
が悪化する。このため係合適性を維持しながらなおかつ
パック本体の光の進入を防止する必要があった。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑み、引蓋の押
し込み、引き抜きの操作性を損なうことなく、より効果
的な遮光性を確保する簡単な機構を提供することを基本
目的とする。より具体的には、本発明では引蓋端部とガ
イドレール溝との抵抗を少なくして引蓋の押し引き容易
性を確保しながら、引蓋端部とガイドレール溝との間隙
から光の進入を防止することを第1の目的とする。また
引蓋係止穴とキャップ部材内部の爪部材の上面の爪との
係合適性を維持しながら爪と係止穴との間隙からパック
本体への光の進入を防止することを第2の目的とする。
し込み、引き抜きの操作性を損なうことなく、より効果
的な遮光性を確保する簡単な機構を提供することを基本
目的とする。より具体的には、本発明では引蓋端部とガ
イドレール溝との抵抗を少なくして引蓋の押し引き容易
性を確保しながら、引蓋端部とガイドレール溝との間隙
から光の進入を防止することを第1の目的とする。また
引蓋係止穴とキャップ部材内部の爪部材の上面の爪との
係合適性を維持しながら爪と係止穴との間隙からパック
本体への光の進入を防止することを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的に
従い、鋭意研究を進めた結果、パック本体の両縁部に形
成した一対のガイドレールの溝及びこれと摺接する引蓋
両端部に段付き部を設けることにより、ガイドレールと
引蓋両端部間に一定の間隙を設けて引蓋の押し引き容易
性を確保しながら、かつ該間隙からの光の進入を有効に
防止することを見出した。さらに間仕切り板の引蓋側端
面にテレンプを貼り付け又は植毛することにより、キャ
ップ部材内部の爪部材上面の爪と引蓋先端側の係止穴と
の係合適性を確保しながら、なおかつ係合部から進入し
た光がパック本体内部へ進入することを有効に防止する
ことができることを見出した。
従い、鋭意研究を進めた結果、パック本体の両縁部に形
成した一対のガイドレールの溝及びこれと摺接する引蓋
両端部に段付き部を設けることにより、ガイドレールと
引蓋両端部間に一定の間隙を設けて引蓋の押し引き容易
性を確保しながら、かつ該間隙からの光の進入を有効に
防止することを見出した。さらに間仕切り板の引蓋側端
面にテレンプを貼り付け又は植毛することにより、キャ
ップ部材内部の爪部材上面の爪と引蓋先端側の係止穴と
の係合適性を確保しながら、なおかつ係合部から進入し
た光がパック本体内部へ進入することを有効に防止する
ことができることを見出した。
【0014】上記目的を達成するにあたり、請求項1記
載のシートフィルムパックは、複数枚のシートフィルム
ユニットを積層して収納するパック本体と、このパック
本体の前面側に形成され、最上層のシートフィルムユニ
ットを露呈させる開口と、パック本体の両縁部に形成さ
れた一対のガイドレールを介してスライド自在に組み込
まれ、前記開口を開閉する引蓋とを備えたシートフィル
ムパックにおいて、前記ガイドレールの溝内及びこれと
摺接する引蓋端部に段付き部を設けたものである。
載のシートフィルムパックは、複数枚のシートフィルム
ユニットを積層して収納するパック本体と、このパック
本体の前面側に形成され、最上層のシートフィルムユニ
ットを露呈させる開口と、パック本体の両縁部に形成さ
れた一対のガイドレールを介してスライド自在に組み込
まれ、前記開口を開閉する引蓋とを備えたシートフィル
ムパックにおいて、前記ガイドレールの溝内及びこれと
摺接する引蓋端部に段付き部を設けたものである。
【0015】請求項2のシートフィルムパックは、複数
枚のシートフィルムユニットを積層して収納するパック
本体と、このパック本体の前面側に形成され、最上層の
シートフィルムユニットを露呈させる開口と、パック本
体の両縁部に形成された一対のガイドレールを介してス
ライド自在に組み込まれ、前記開口を開閉する引蓋とを
備えたシートフィルムパックにおいて、前記ガイドレー
ルの溝内及びこれと摺接する引蓋端部の両面に段付き部
を設けたものである。
枚のシートフィルムユニットを積層して収納するパック
本体と、このパック本体の前面側に形成され、最上層の
シートフィルムユニットを露呈させる開口と、パック本
体の両縁部に形成された一対のガイドレールを介してス
ライド自在に組み込まれ、前記開口を開閉する引蓋とを
備えたシートフィルムパックにおいて、前記ガイドレー
ルの溝内及びこれと摺接する引蓋端部の両面に段付き部
を設けたものである。
【0016】請求項3記載のシートフィルムパックは、
複数枚のシートフィルムユニットを積層して収納するパ
ック本体と、このパック本体の前面側に形成され、最上
層のシートフィルムユニットを露呈させる開口と、パッ
ク本体の端部内側に形成され、シートフィルムユニット
の端位置を規制する間仕切り板とを備えたシートフィル
ムパックにおいて、間仕切り板の引蓋側端面に可撓性遮
光部材を施したものである。
複数枚のシートフィルムユニットを積層して収納するパ
ック本体と、このパック本体の前面側に形成され、最上
層のシートフィルムユニットを露呈させる開口と、パッ
ク本体の端部内側に形成され、シートフィルムユニット
の端位置を規制する間仕切り板とを備えたシートフィル
ムパックにおいて、間仕切り板の引蓋側端面に可撓性遮
光部材を施したものである。
【0017】請求項4記載のシートフィルムパックは、
複数枚のシートフィルムユニットを積層して収納するパ
ック本体と、このパック本体の前面側に形成され、最上
層のシートフィルムユニットを露呈させる開口と、パッ
ク本体の端部内側に形成され、シートフィルムユニット
の端位置を規制する間仕切り板とを備えたシートフィル
ムパックにおいて、間仕切り板の引蓋側端面にテレンプ
又は植毛を施したものである。
複数枚のシートフィルムユニットを積層して収納するパ
ック本体と、このパック本体の前面側に形成され、最上
層のシートフィルムユニットを露呈させる開口と、パッ
ク本体の端部内側に形成され、シートフィルムユニット
の端位置を規制する間仕切り板とを備えたシートフィル
ムパックにおいて、間仕切り板の引蓋側端面にテレンプ
又は植毛を施したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】引蓋はパック本体の両縁部に形成
した一対のガイドレール溝にそって押し引きする。この
際、ガイドレール溝との抵抗を少なくして、押し引き操
作が円滑に行なわれるよう引蓋端部とガイドレール溝と
の間に一定の間隙を設けねばならない。しかし、かかる
間隙から光がパック内部に進入するため、一定の間隙を
有しながら、なおかつ遮光効果を達成できる構造が必要
である。そこでガイドレールの溝とこれと摺接する引蓋
両端部の少くとも一面(溝の内壁の少くとも一方)に段
付き部を遮光手段として設けることにした(溝遮光機構
という)。これにより光は4回以上進路を曲げなければ
パック本体内部に進入できなくなる。また引蓋端部の両
面に段付き部を設けた場合には6回以上進路を曲げなけ
ればパック本体に進入できなくなる。かかる段付き部と
いう遮光手段を施すことにより、ガイドレールと引蓋と
の間に摺動性を考慮して一定の間隙を設けても、パック
本体内部への光の進入を有効に防止することができる。
した一対のガイドレール溝にそって押し引きする。この
際、ガイドレール溝との抵抗を少なくして、押し引き操
作が円滑に行なわれるよう引蓋端部とガイドレール溝と
の間に一定の間隙を設けねばならない。しかし、かかる
間隙から光がパック内部に進入するため、一定の間隙を
有しながら、なおかつ遮光効果を達成できる構造が必要
である。そこでガイドレールの溝とこれと摺接する引蓋
両端部の少くとも一面(溝の内壁の少くとも一方)に段
付き部を遮光手段として設けることにした(溝遮光機構
という)。これにより光は4回以上進路を曲げなければ
パック本体内部に進入できなくなる。また引蓋端部の両
面に段付き部を設けた場合には6回以上進路を曲げなけ
ればパック本体に進入できなくなる。かかる段付き部と
いう遮光手段を施すことにより、ガイドレールと引蓋と
の間に摺動性を考慮して一定の間隙を設けても、パック
本体内部への光の進入を有効に防止することができる。
【0019】一方、引蓋先端部に係止穴を、キャップ部
材内部の爪部材上面に爪を設け、両者を係合させ、引蓋
をキャップ部材に係止する。この際、係止穴と爪との係
合が円滑に行なわれるよう係止穴と爪との間に一定の間
隙(トレランス)を設けなければならない。しかしかか
る間隙から光がパック本体内部に進入するため、一定の
間隙を有しながらなおかつ遮光効果を達成できる構造が
必要である。パック本体端部内側にはシートフィルムユ
ニットの端位置を規制する間仕切り板があるが、間仕切
り板の引蓋側端面と引蓋との間には間隙が存在するた
め、係合部からの光の進入を防止することができない。
そこで間仕切り板の引蓋側端面にテレンプの貼り付け、
または植毛、その他、これらと同様な遮光機構を有する
可撓性の遮光部材を施すこととした。これにより引蓋と
該間仕切り板端面との間隙は遮蔽され、係止穴と爪との
間に一定の間隙を設けてもパック本体内部への光の進入
を有効に防止することができる。この遮光部材として
は、テレンプ、植毛等の繊維質のもの、スポンジ状発泡
樹脂、発泡ポリスチレン等がある。しかし、スポンジ状
発泡樹脂、発泡ポリスチレン等は引蓋の押し引き操作時
に抵抗が増大し、また、引蓋と擦れて離脱するおそれが
ある等、耐久性の点で問題がある。したがって、テレン
プ、植毛等引蓋の押し引き操作時の抵抗が小さく、離脱
のおそれのない繊維質のものが好ましい。遮光部材の可
撓性は、引蓋の押し引き操作時の抵抗を増大させること
なく、十分な遮光性を得ることができる。本発明におい
て、上述の溝遮光機構と間仕切り板遮光部材との双方を
用いれば、シートフィルムユニットの両側部(溝摺動
部)及び先端部の全体にそって、遮光性が確保されるこ
とになる。
材内部の爪部材上面に爪を設け、両者を係合させ、引蓋
をキャップ部材に係止する。この際、係止穴と爪との係
合が円滑に行なわれるよう係止穴と爪との間に一定の間
隙(トレランス)を設けなければならない。しかしかか
る間隙から光がパック本体内部に進入するため、一定の
間隙を有しながらなおかつ遮光効果を達成できる構造が
必要である。パック本体端部内側にはシートフィルムユ
ニットの端位置を規制する間仕切り板があるが、間仕切
り板の引蓋側端面と引蓋との間には間隙が存在するた
め、係合部からの光の進入を防止することができない。
そこで間仕切り板の引蓋側端面にテレンプの貼り付け、
または植毛、その他、これらと同様な遮光機構を有する
可撓性の遮光部材を施すこととした。これにより引蓋と
該間仕切り板端面との間隙は遮蔽され、係止穴と爪との
間に一定の間隙を設けてもパック本体内部への光の進入
を有効に防止することができる。この遮光部材として
は、テレンプ、植毛等の繊維質のもの、スポンジ状発泡
樹脂、発泡ポリスチレン等がある。しかし、スポンジ状
発泡樹脂、発泡ポリスチレン等は引蓋の押し引き操作時
に抵抗が増大し、また、引蓋と擦れて離脱するおそれが
ある等、耐久性の点で問題がある。したがって、テレン
プ、植毛等引蓋の押し引き操作時の抵抗が小さく、離脱
のおそれのない繊維質のものが好ましい。遮光部材の可
撓性は、引蓋の押し引き操作時の抵抗を増大させること
なく、十分な遮光性を得ることができる。本発明におい
て、上述の溝遮光機構と間仕切り板遮光部材との双方を
用いれば、シートフィルムユニットの両側部(溝摺動
部)及び先端部の全体にそって、遮光性が確保されるこ
とになる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図2におい
て、本発明を適用したシートフィルムパック1は、先端
部に着脱自在なキャップ部材2を有する箱型のパック本
体3と、その中に積層して収納された複数枚のシートフ
ィルムユニット4と、パック本体3の前面側に形成され
た開口3aを開閉する取手5a付きの引蓋5を備えてい
る。引蓋5はシートフィルムユニット4よりもサイズが
大きく、取手5aをもって押し引きすることにより、パ
ック本体3の両縁部に形成した一対のガイドレール6、
7の溝6a、7aに沿ってスライドさせることができ
る。
て、本発明を適用したシートフィルムパック1は、先端
部に着脱自在なキャップ部材2を有する箱型のパック本
体3と、その中に積層して収納された複数枚のシートフ
ィルムユニット4と、パック本体3の前面側に形成され
た開口3aを開閉する取手5a付きの引蓋5を備えてい
る。引蓋5はシートフィルムユニット4よりもサイズが
大きく、取手5aをもって押し引きすることにより、パ
ック本体3の両縁部に形成した一対のガイドレール6、
7の溝6a、7aに沿ってスライドさせることができ
る。
【0021】図1において、キャップ部材2は内部に爪
部材8を備えている。この爪部材8には爪8a、8bが
形成され、これらが引蓋5の先端側に形成された係止穴
5b、5cと係合して引蓋5をキャップ部材2に係止す
る。爪部材8は、その下部に二股状のバネ部8c、8d
を有しており、これによって常時引蓋5側に付勢されて
いる。また、爪部材8には、前記爪8a、8bと直角方
向に突起8e、8fが形成されており、これらがキャッ
プ部材2の開口2a、2bから突出されている。この開
口2a、2bは爪部材8の移動方向に幅広くなってい
る。突起8e、8fの開口2a、2bからの突出量は、
開口2a、2bの左右に設けられた突条部9の高さと同
一になっており、不用意に突起8e、8fが押圧されな
いようになっている。
部材8を備えている。この爪部材8には爪8a、8bが
形成され、これらが引蓋5の先端側に形成された係止穴
5b、5cと係合して引蓋5をキャップ部材2に係止す
る。爪部材8は、その下部に二股状のバネ部8c、8d
を有しており、これによって常時引蓋5側に付勢されて
いる。また、爪部材8には、前記爪8a、8bと直角方
向に突起8e、8fが形成されており、これらがキャッ
プ部材2の開口2a、2bから突出されている。この開
口2a、2bは爪部材8の移動方向に幅広くなってい
る。突起8e、8fの開口2a、2bからの突出量は、
開口2a、2bの左右に設けられた突条部9の高さと同
一になっており、不用意に突起8e、8fが押圧されな
いようになっている。
【0022】突起8e、8fはシートフィルムパック1
をパックホルダ10に装填したときに、パックホルダ1
0側の突起部によって押し下げられ、爪8a、8bは係
合していた係止穴5b、5cから外れる。また、キャッ
プ部材2の上部には、溝部2cが形成されており、シー
トフィルムパック1をパックホルダ10に装填したとき
に、これにパックホルダ10側の突条部が係合してキャ
ップ部材2をパックホルダ10内に係止する。
をパックホルダ10に装填したときに、パックホルダ1
0側の突起部によって押し下げられ、爪8a、8bは係
合していた係止穴5b、5cから外れる。また、キャッ
プ部材2の上部には、溝部2cが形成されており、シー
トフィルムパック1をパックホルダ10に装填したとき
に、これにパックホルダ10側の突条部が係合してキャ
ップ部材2をパックホルダ10内に係止する。
【0023】爪部材8は、シース受け部13によってキ
ャップ部材2の内部に上下動自在に封入されている。こ
のシース受け部13は、蓋部13aと、露光済みのシー
トフィルムユニット4の端部を受ける受け部13bとか
らなる。このシース受け部13の上方は引蓋5の先端部
5dがキャップ部材2内に入り込めるように、またその
下方及び左右はパック本体3の先端部3b及びガイドレ
ール6、7の先端部6b、7bがキャップ部材2内に入
り込めるように、それぞれ隙間が設けられている。
ャップ部材2の内部に上下動自在に封入されている。こ
のシース受け部13は、蓋部13aと、露光済みのシー
トフィルムユニット4の端部を受ける受け部13bとか
らなる。このシース受け部13の上方は引蓋5の先端部
5dがキャップ部材2内に入り込めるように、またその
下方及び左右はパック本体3の先端部3b及びガイドレ
ール6、7の先端部6b、7bがキャップ部材2内に入
り込めるように、それぞれ隙間が設けられている。
【0024】先端部3bの内側には、シートフィルムユ
ニット4の端位置を規制する間仕切り板3cが、パック
本体3の背面内壁3dとの間に隙間をとって設けられて
いる。この隙間は、露光済みのシートフィルムユニット
4を受け入れる回収口14である。
ニット4の端位置を規制する間仕切り板3cが、パック
本体3の背面内壁3dとの間に隙間をとって設けられて
いる。この隙間は、露光済みのシートフィルムユニット
4を受け入れる回収口14である。
【0025】パック本体3の両縁部に形成した一対のガ
イドレール6、7の溝6a、7aと、これと摺接する引
蓋5の両端部5h、5iは図4に示す如く段付きのない
構造とすると、間隙6aa、7aaからの光の進入を防
止するためには引蓋5とガイドレール6、7の溝6a、
7aとの間隙幅h−t及びuを微小(例えば0.15m
m)にする必要があった。しかし成型誤差により、間隙
が大きくなった場合には光の進入が容易となり、間隙が
小さくなった場合には、引蓋5の押し引きの抵抗が大き
くなる。このため成型には極めて高い精度が要求され、
費用、労力の面で難点があった。
イドレール6、7の溝6a、7aと、これと摺接する引
蓋5の両端部5h、5iは図4に示す如く段付きのない
構造とすると、間隙6aa、7aaからの光の進入を防
止するためには引蓋5とガイドレール6、7の溝6a、
7aとの間隙幅h−t及びuを微小(例えば0.15m
m)にする必要があった。しかし成型誤差により、間隙
が大きくなった場合には光の進入が容易となり、間隙が
小さくなった場合には、引蓋5の押し引きの抵抗が大き
くなる。このため成型には極めて高い精度が要求され、
費用、労力の面で難点があった。
【0026】図5または図6は、パック本体3の両縁部
に形成したガイドレール6の溝6aとこれと摺接する引
蓋5の端部5hに段付きを設けた構造を示している。か
かる段付き構造を設けたことにより、光は少なくとも4
回以上(従来は2回)進路を曲げなければパック内部に
進入できなくなる。このため例えば図5において、ガイ
ドレール6の溝6aと、引蓋5の端部5hとの間隙幅h
−t、uを大きくしても光が外部からパック内部に進入
することを有効に防止することができる。もう一方の溝
7a及び引蓋5の端部5iについても同様である。
に形成したガイドレール6の溝6aとこれと摺接する引
蓋5の端部5hに段付きを設けた構造を示している。か
かる段付き構造を設けたことにより、光は少なくとも4
回以上(従来は2回)進路を曲げなければパック内部に
進入できなくなる。このため例えば図5において、ガイ
ドレール6の溝6aと、引蓋5の端部5hとの間隙幅h
−t、uを大きくしても光が外部からパック内部に進入
することを有効に防止することができる。もう一方の溝
7a及び引蓋5の端部5iについても同様である。
【0027】図5は引蓋5の表面側端部5haに段付き
構造を設けたものであり(片面段付き型)、図6は引蓋
5の表面側端部5ha及び裏面側端部5hbに段付き構
造を設けたものである(両面段付き型)。図5、図6と
も段付きは1段であるが、図7の如く複数段設けてもよ
い。また図5では角度θは90°になっているが、これ
を90°未満とすることも可能である。これにより、よ
り一層遮光効果が向上する。なお角度θの下限は特に定
めないが(すなわち0°より大きければよい)、加工の
精度、困難性、遮光効果を考慮して決定される。また、
角度θは90°より大きくしてもよいが(但し180°
未満)、遮光効果は90°の場合より悪化するので得策
ではない。また図5において、段の高さlとtの比l/
tは0よりも大きく、1より小さい範囲で、加工の精
度、困難性を考慮して自由に設定しうる。またガイドレ
ール6、7と引蓋5は光を吸収し易い黒色のものが望ま
しいが、特に黒色には限定されない。
構造を設けたものであり(片面段付き型)、図6は引蓋
5の表面側端部5ha及び裏面側端部5hbに段付き構
造を設けたものである(両面段付き型)。図5、図6と
も段付きは1段であるが、図7の如く複数段設けてもよ
い。また図5では角度θは90°になっているが、これ
を90°未満とすることも可能である。これにより、よ
り一層遮光効果が向上する。なお角度θの下限は特に定
めないが(すなわち0°より大きければよい)、加工の
精度、困難性、遮光効果を考慮して決定される。また、
角度θは90°より大きくしてもよいが(但し180°
未満)、遮光効果は90°の場合より悪化するので得策
ではない。また図5において、段の高さlとtの比l/
tは0よりも大きく、1より小さい範囲で、加工の精
度、困難性を考慮して自由に設定しうる。またガイドレ
ール6、7と引蓋5は光を吸収し易い黒色のものが望ま
しいが、特に黒色には限定されない。
【0028】以下、具体的に遮光テストの結果について
説明する。図8は、引蓋5とガイドレール6の溝6a内
に片面1段段付き型構造を設けたものである。ACはガ
イドレール6の端面6b、6cを結んだ線分であり、B
はACと引蓋5の表面との交点である。AB面より高照
度水銀灯を用いて、10万ルクスで3分間、光を引蓋5
とガイドレール6の溝6aの間隙に進入させ、間隙の長
さSを一定とし(本実施例では2.2mm(通常は1〜
5mm))間隙の幅h−tを変化させた場合の遮光性及
びその際の引蓋5の押し引き操作の容易性を検討した。
シートフィルム15はISO感度160のカラーネガフ
ィルムを使用し、正規の枚数(本実施例では8枚)のシ
ートフィルム15をパック本体3に充填し、曝光した後
現像処理した。結果を表1に示す。
説明する。図8は、引蓋5とガイドレール6の溝6a内
に片面1段段付き型構造を設けたものである。ACはガ
イドレール6の端面6b、6cを結んだ線分であり、B
はACと引蓋5の表面との交点である。AB面より高照
度水銀灯を用いて、10万ルクスで3分間、光を引蓋5
とガイドレール6の溝6aの間隙に進入させ、間隙の長
さSを一定とし(本実施例では2.2mm(通常は1〜
5mm))間隙の幅h−tを変化させた場合の遮光性及
びその際の引蓋5の押し引き操作の容易性を検討した。
シートフィルム15はISO感度160のカラーネガフ
ィルムを使用し、正規の枚数(本実施例では8枚)のシ
ートフィルム15をパック本体3に充填し、曝光した後
現像処理した。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】(評価基準) ◎ 非常に秀れている ○ 秀れている ● 実用限度内 △ 改善が必要で実用困難 × 実用化不可能
【0031】間隙幅は0.10〜0.25mmの範囲で
有効な遮光性と引蓋の押し引き操作容易性を確保するこ
とができた。この場合間隙幅を0.10mmから0.2
5mmの範囲となるようガイドレール6と引蓋5の加工
を行なえばよく、加工上有利である。
有効な遮光性と引蓋の押し引き操作容易性を確保するこ
とができた。この場合間隙幅を0.10mmから0.2
5mmの範囲となるようガイドレール6と引蓋5の加工
を行なえばよく、加工上有利である。
【0032】図9は引蓋5とガイドレール6の溝6a内
に段付き構造を設けないものである。ACはガイドレー
ル6の端面6b、6cを結んだ線分であり、BはACと
引蓋5の表面との交点である。AB面より高照度水銀灯
を用いて、10万ルクスで3分間、光を引蓋5とガイド
レール6の溝6aの間隙に進入させ、間隙の長さsを一
定とし(本実施例では2.2mm(通常は1〜5m
m))、間隙の幅h−tを変化させた場合の遮光性及び
その際の引蓋5の押し引き操作の容易性を検討した。シ
ートフィルム15はISO感度160のカラーネガフィ
ルムを使用し、正規の枚数(本実施例では8枚)のシー
トフィルムユニット4をパック本体に充填し、曝光した
後現像処理した。評価基準は前記と同一である。結果を
表2に示す。
に段付き構造を設けないものである。ACはガイドレー
ル6の端面6b、6cを結んだ線分であり、BはACと
引蓋5の表面との交点である。AB面より高照度水銀灯
を用いて、10万ルクスで3分間、光を引蓋5とガイド
レール6の溝6aの間隙に進入させ、間隙の長さsを一
定とし(本実施例では2.2mm(通常は1〜5m
m))、間隙の幅h−tを変化させた場合の遮光性及び
その際の引蓋5の押し引き操作の容易性を検討した。シ
ートフィルム15はISO感度160のカラーネガフィ
ルムを使用し、正規の枚数(本実施例では8枚)のシー
トフィルムユニット4をパック本体に充填し、曝光した
後現像処理した。評価基準は前記と同一である。結果を
表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】間隙幅が0.10〜0.15mmの場合に
のみ有効な遮光性と引蓋の押し引き操作容易性を確保す
ることができた。従って段付きのない構造では極めて高
い加工精度が要求され、本発明の効果が確認できる。
のみ有効な遮光性と引蓋の押し引き操作容易性を確保す
ることができた。従って段付きのない構造では極めて高
い加工精度が要求され、本発明の効果が確認できる。
【0035】間仕切り板3cの引蓋5側端面3caは図
3、図10及び図11に示すように遮光部材3caaが
施されている。これによりキャップから回り込んだ光が
シートフィルムユニット4側へ進入するのを有効に防止
することができる。この遮光部材は図10に示す如く引
蓋5側端面3caの上のみならず、間仕切り板3cのキ
ャップ側側面3e及びその対面3f(図示しない)を覆
うものであってもよい。また図11に示す如く、引蓋5
側端面3caのみを覆うものであってもよい。
3、図10及び図11に示すように遮光部材3caaが
施されている。これによりキャップから回り込んだ光が
シートフィルムユニット4側へ進入するのを有効に防止
することができる。この遮光部材は図10に示す如く引
蓋5側端面3caの上のみならず、間仕切り板3cのキ
ャップ側側面3e及びその対面3f(図示しない)を覆
うものであってもよい。また図11に示す如く、引蓋5
側端面3caのみを覆うものであってもよい。
【0036】引蓋5側端面3caはガイドレール溝6
a、7aの背面内壁3d側の面と同一である。従って、
遮光部材を施した後の引蓋5側の端面3caaはガイド
レール溝6a、7aの背面内壁側の面3i、3jより突
出している。遮光部材がテレンプの場合一般に0.5〜
1.5mm程度突出する。また植毛の場合には一般に
0.5〜1.0mm程度突出する。引蓋5を押し込んだ
ときにテレンプ、植毛は引蓋5に押され、テレンプの場
合背面内壁側の面3i、3jより0.2〜0.5mm程
度突出し、また植毛の場合も同様0.2〜0.5mm程
度突出し、これにより光の進入を有効に防止できる。こ
の遮光部材は引蓋5側端面3ca全体に施すことが望ま
しい。
a、7aの背面内壁3d側の面と同一である。従って、
遮光部材を施した後の引蓋5側の端面3caaはガイド
レール溝6a、7aの背面内壁側の面3i、3jより突
出している。遮光部材がテレンプの場合一般に0.5〜
1.5mm程度突出する。また植毛の場合には一般に
0.5〜1.0mm程度突出する。引蓋5を押し込んだ
ときにテレンプ、植毛は引蓋5に押され、テレンプの場
合背面内壁側の面3i、3jより0.2〜0.5mm程
度突出し、また植毛の場合も同様0.2〜0.5mm程
度突出し、これにより光の進入を有効に防止できる。こ
の遮光部材は引蓋5側端面3ca全体に施すことが望ま
しい。
【0037】遮光部材として使用するテレンプは遮光効
果を発揮するものであればどのようなものでもよいが、
引蓋の押し引き作業の際、擦れによって剥離しにくいも
のであることが必要であり、例えばポリアミド系繊維、
ビスコース系人造繊維、アクリル繊維等が使用できる。
また植毛についても遮光効果を発揮するものであればど
のようなものでもよいが、引蓋の押し引き作業の際、擦
れによって剥離しにくいものであることが必要であり、
例えばポリアミド系繊維、ビスコース系人造繊維、アク
リル繊維等が使用できる。図15(a)は本発明に使用
するテレンプの構造の1例を示す側断面図であり、特に
この例に限定はされない。図15(b)に示す経糸72
を編んでなる編物71にパイル糸74を編み込んだもの
である。かかる構造のテレンプを作成するには予めパイ
ル糸を編み込んだ編物を作成し、ブラシ等でひっかいて
パイル糸をループ状に引き出し、後にループ先端を切断
してテレンプとする。一方図16は本発明に使用する植
毛の構造の1例を示す側断面図であり、特にこの例には
限定されない。図16で金属等の容器基体76に接着剤
75を設け、短繊維77を静電的に植毛する。
果を発揮するものであればどのようなものでもよいが、
引蓋の押し引き作業の際、擦れによって剥離しにくいも
のであることが必要であり、例えばポリアミド系繊維、
ビスコース系人造繊維、アクリル繊維等が使用できる。
また植毛についても遮光効果を発揮するものであればど
のようなものでもよいが、引蓋の押し引き作業の際、擦
れによって剥離しにくいものであることが必要であり、
例えばポリアミド系繊維、ビスコース系人造繊維、アク
リル繊維等が使用できる。図15(a)は本発明に使用
するテレンプの構造の1例を示す側断面図であり、特に
この例に限定はされない。図15(b)に示す経糸72
を編んでなる編物71にパイル糸74を編み込んだもの
である。かかる構造のテレンプを作成するには予めパイ
ル糸を編み込んだ編物を作成し、ブラシ等でひっかいて
パイル糸をループ状に引き出し、後にループ先端を切断
してテレンプとする。一方図16は本発明に使用する植
毛の構造の1例を示す側断面図であり、特にこの例には
限定されない。図16で金属等の容器基体76に接着剤
75を設け、短繊維77を静電的に植毛する。
【0038】ところでシートフィルムパック1を装填し
て使用するパックホルダ10は、図2に示すように、ホ
ルダ本体10aと、これに回動自在に取付けられた蓋5
1とホルダ本体10a内にスライド自在に取付けられた
スライド枠52とからなる。蓋51には、シートフィル
ムユニット4よりも小サイズの露光開口53が設けられ
ている。蓋51の裏面は、シートフィルムユニット4の
上面を受け止めてシートフィルムユニット4を露光位置
に位置決めする受け皿54になっている。この受け面5
4の長手方向には、一対の溝54aが形成されており、
この溝54aの底面に一端が固着された板バネ56が2
個ずつ計4個設けられている。この板バネ56はシート
フィルムパック1をパックホルダ10内に装填して蓋5
1を閉じた際にパック本体3を図中下側に押圧する。さ
らに、これらの板バネ56は露光位置にあるシートフィ
ルムユニット4を上から押さえつける作用も行なう。
て使用するパックホルダ10は、図2に示すように、ホ
ルダ本体10aと、これに回動自在に取付けられた蓋5
1とホルダ本体10a内にスライド自在に取付けられた
スライド枠52とからなる。蓋51には、シートフィル
ムユニット4よりも小サイズの露光開口53が設けられ
ている。蓋51の裏面は、シートフィルムユニット4の
上面を受け止めてシートフィルムユニット4を露光位置
に位置決めする受け皿54になっている。この受け面5
4の長手方向には、一対の溝54aが形成されており、
この溝54aの底面に一端が固着された板バネ56が2
個ずつ計4個設けられている。この板バネ56はシート
フィルムパック1をパックホルダ10内に装填して蓋5
1を閉じた際にパック本体3を図中下側に押圧する。さ
らに、これらの板バネ56は露光位置にあるシートフィ
ルムユニット4を上から押さえつける作用も行なう。
【0039】蓋51のヒンジ近傍には、シートフィルム
パック1の装填時にキャップ部材2の溝部2cに係合し
てキャップ部材2をパックホルダ10内に係止する突条
部57と、爪部材8の突起8e、8fを押し下げて爪8
a、8bを引蓋5の係合穴5b、5cから離脱させる一
対の突起部58とが形成されている。また、蓋51の内
壁面で露光開口53の短辺側近傍には、蓋51の内壁面
と引蓋5の隙間から外光が入り込むことを阻止するテレ
ンプ部材59が固着されている。
パック1の装填時にキャップ部材2の溝部2cに係合し
てキャップ部材2をパックホルダ10内に係止する突条
部57と、爪部材8の突起8e、8fを押し下げて爪8
a、8bを引蓋5の係合穴5b、5cから離脱させる一
対の突起部58とが形成されている。また、蓋51の内
壁面で露光開口53の短辺側近傍には、蓋51の内壁面
と引蓋5の隙間から外光が入り込むことを阻止するテレ
ンプ部材59が固着されている。
【0040】スライド枠52の後端側に設けられた箱部
60a、60b内には、ホルダ本体10aとの間でスラ
イド枠52のスライド移動を制御する機構等が内蔵され
ている。
60a、60b内には、ホルダ本体10aとの間でスラ
イド枠52のスライド移動を制御する機構等が内蔵され
ている。
【0041】ホルダ本体10aは金属製、またパック本
体3はプラスチック製であり、高温では伸長し、低温で
は収縮する。ここでホルダ本体10aとパック本体3は
使用材料が異なるため、室温における長さに対する高温
における伸長量(伸長後の長さ−室温での長さ)、また
は室温における長さに対する低温における収縮量(収縮
後の長さ−室温での長さ)がホルダ本体10aとパック
本体3では異なる。このため高温または低温で撮影する
場合シートフィルムユニット4と、シートフィルムユニ
ット4を露光位置に位置決めする受け面54の相対位置
が変化し、シートフィルムユニット4が露光開口53の
中央に設定されなくなった結果、撮影された画面の位置
ずれが生じる。
体3はプラスチック製であり、高温では伸長し、低温で
は収縮する。ここでホルダ本体10aとパック本体3は
使用材料が異なるため、室温における長さに対する高温
における伸長量(伸長後の長さ−室温での長さ)、また
は室温における長さに対する低温における収縮量(収縮
後の長さ−室温での長さ)がホルダ本体10aとパック
本体3では異なる。このため高温または低温で撮影する
場合シートフィルムユニット4と、シートフィルムユニ
ット4を露光位置に位置決めする受け面54の相対位置
が変化し、シートフィルムユニット4が露光開口53の
中央に設定されなくなった結果、撮影された画面の位置
ずれが生じる。
【0042】そこでホルダ本体10aのスライド枠52
の一対の端面52a、52b(図示しない)の中央付近
の係止穴52ac、52bc(図示しない)を設け、ま
たパック本体3の一対の端面の外側3g(図示しな
い)、3hの中央付近に突起部3gc、3hcを設け、
パック本体3をホルダ本体10aに装填した際に、突起
部3gc、3hcが係止穴52ac、52bcに係止さ
れるようにする。このようにすることによってホルダ本
体10aとパック本体3の相対的位置が固定され、高温
または低温環境下での撮影時における画面の位置ずれを
防止することができる。なお、図2、図12において突
起部3gc、3hcはガイドレール6、7に接するよう
に設けられており、係止穴52ac、52bcもこれら
に対応する位置に設けられているが、突起部3gc、3
hcは端面3g、3hにおいての下方の位置であっても
よく、それに対応して係止穴52ac、52bcもこれ
らに対応する位置であってもよい。
の一対の端面52a、52b(図示しない)の中央付近
の係止穴52ac、52bc(図示しない)を設け、ま
たパック本体3の一対の端面の外側3g(図示しな
い)、3hの中央付近に突起部3gc、3hcを設け、
パック本体3をホルダ本体10aに装填した際に、突起
部3gc、3hcが係止穴52ac、52bcに係止さ
れるようにする。このようにすることによってホルダ本
体10aとパック本体3の相対的位置が固定され、高温
または低温環境下での撮影時における画面の位置ずれを
防止することができる。なお、図2、図12において突
起部3gc、3hcはガイドレール6、7に接するよう
に設けられており、係止穴52ac、52bcもこれら
に対応する位置に設けられているが、突起部3gc、3
hcは端面3g、3hにおいての下方の位置であっても
よく、それに対応して係止穴52ac、52bcもこれ
らに対応する位置であってもよい。
【0043】図1において間仕切り板3cとパック本体
3の背面内壁3dとの間に露光済みのシートフィルムユ
ニット4を受け入れる回収口14がある。回収口14の
引蓋5側端面3daはガイドレール6、7側の端面3d
b、3dcより引蓋5側にくぼんでいる。回収口14の
端面3daがくぼんでいることによって、露光済みシー
トフィルムユニット4の回収時にシートフィルム15の
ソリ等が原因で回収口14の引蓋5側の端面が接触して
シートフィルム15表面に傷(スリキズ)がつくことを
防止することができる。回収口14の引蓋5側のガイド
レール6、7側の端面3db、3dcが端面3daより
突出しているのは、回収口14がシートフィルムユニッ
ト4を受け入れる際、シートフィルムユニット4のシー
ス16を端面3db、3dcで押さえることによって、
シートフィルム4の受け入れを円滑に行なうためであ
る。
3の背面内壁3dとの間に露光済みのシートフィルムユ
ニット4を受け入れる回収口14がある。回収口14の
引蓋5側端面3daはガイドレール6、7側の端面3d
b、3dcより引蓋5側にくぼんでいる。回収口14の
端面3daがくぼんでいることによって、露光済みシー
トフィルムユニット4の回収時にシートフィルム15の
ソリ等が原因で回収口14の引蓋5側の端面が接触して
シートフィルム15表面に傷(スリキズ)がつくことを
防止することができる。回収口14の引蓋5側のガイド
レール6、7側の端面3db、3dcが端面3daより
突出しているのは、回収口14がシートフィルムユニッ
ト4を受け入れる際、シートフィルムユニット4のシー
ス16を端面3db、3dcで押さえることによって、
シートフィルム4の受け入れを円滑に行なうためであ
る。
【0044】この端面3db、3dcの深さD1が大き
すぎると間仕切り板の強度が低下し、積層したシートフ
ィルムユニット4の位置決めを行なうことができない。
D1を変化させて露出済みのシートフィルムユニット4
の回収時のシートフィルム15表面の傷つきと間仕切り
板3cの強度との関係を検討した。引蓋5の押し引き操
作は100回行なった。結果を表3に示す。
すぎると間仕切り板の強度が低下し、積層したシートフ
ィルムユニット4の位置決めを行なうことができない。
D1を変化させて露出済みのシートフィルムユニット4
の回収時のシートフィルム15表面の傷つきと間仕切り
板3cの強度との関係を検討した。引蓋5の押し引き操
作は100回行なった。結果を表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】(評価基準) 傷つき性: ◎ 全く傷つかない ○ ほとんど傷つかない ● わずかに傷つくが実用可能 △ 改善が必要で実用困難 × 傷つき実用不可能 間仕切り板強度: ◎ 強く問題ない ○ かなり強く問題ない ● やや低下するが実用可能 △ かなり低下しシートフィルムユニットの位置規制が
困難 × かなり低下しシートフィルムユニットの位置規制が
不可能
困難 × かなり低下しシートフィルムユニットの位置規制が
不可能
【0047】D1は1.0〜5.0mmであることが好
ましく、特に好ましくは1.5〜3.0mmである。
1.0mm以下ではシートフィルム15のソリ等が原因
で回収口14の引蓋側端面に傷がつくことを有効に防止
することができない。また5.0mm以上では間仕切り
板3cの強度が低下するために積層していたシートフィ
ルムユニット4の位置決めを行なうことができない。
ましく、特に好ましくは1.5〜3.0mmである。
1.0mm以下ではシートフィルム15のソリ等が原因
で回収口14の引蓋側端面に傷がつくことを有効に防止
することができない。また5.0mm以上では間仕切り
板3cの強度が低下するために積層していたシートフィ
ルムユニット4の位置決めを行なうことができない。
【0048】また使用者の便宜に資するため、シートフ
ィルムパック1に以下のような措置を施すことができ
る。
ィルムパック1に以下のような措置を施すことができ
る。
【0049】シートフィルムパック本体3の背面外壁面
に製品名、CIマーク(CorporationIdentity)、注意書
き等の情報を記載することができる。記載は例えばイン
クジェットプリンタによる印字、刻印等により行なわれ
るが、記載できるものであれば特に限定されない。
に製品名、CIマーク(CorporationIdentity)、注意書
き等の情報を記載することができる。記載は例えばイン
クジェットプリンタによる印字、刻印等により行なわれ
るが、記載できるものであれば特に限定されない。
【0050】撮影が終了したシートフィルム15につい
て、シャッタースピード、絞り等の撮影条件等を記載で
きるレーベル、撮影が終了したことを示すレーベル等を
シートフィルムパック1に同封してもよい。このレーベ
ルを撮影終了後にシートフィルムパック本体3の背面外
壁面等に貼付することにより、使用者の便宜に資するこ
とができる。撮影が終了したことを示す、とは例えば
「撮影済み」等があげられる。レーベルの貼付手段は例
えばのり付け等があるが、特に限定されない。
て、シャッタースピード、絞り等の撮影条件等を記載で
きるレーベル、撮影が終了したことを示すレーベル等を
シートフィルムパック1に同封してもよい。このレーベ
ルを撮影終了後にシートフィルムパック本体3の背面外
壁面等に貼付することにより、使用者の便宜に資するこ
とができる。撮影が終了したことを示す、とは例えば
「撮影済み」等があげられる。レーベルの貼付手段は例
えばのり付け等があるが、特に限定されない。
【0051】図14において、パック本体3の端部には
ボックス状のカウンタ収納室20が形成されており、こ
の底の中央部にはカウンタ表示板21があり、この上に
バネ部を備えた押え板22が設けられている。該カウン
タ表示板21の背面には撮影可能枚数及び撮影終了マー
クを示す数字、記号が刻印されている。該数字、記号に
は使用者等の視認性向上を図るための処置を施してもよ
い。例えば白、赤等の色彩を施す等の措置を施しうる。
施す方法はホットスタンプ、タンポ印刷等があるが特に
これらには限定されない。
ボックス状のカウンタ収納室20が形成されており、こ
の底の中央部にはカウンタ表示板21があり、この上に
バネ部を備えた押え板22が設けられている。該カウン
タ表示板21の背面には撮影可能枚数及び撮影終了マー
クを示す数字、記号が刻印されている。該数字、記号に
は使用者等の視認性向上を図るための処置を施してもよ
い。例えば白、赤等の色彩を施す等の措置を施しうる。
施す方法はホットスタンプ、タンポ印刷等があるが特に
これらには限定されない。
【0052】使用者の便宜に資するため引蓋5の取手部
5aに製品名、品種、乳番等の情報を記載することが望
ましいが、かかる情報をインクジェットプリンタにて印
刷できるようにするために、引蓋5の取手部5aを非平
滑面としてもよい。非平滑面とする方法には例えば、シ
ボ加工(エンボス加工)を施す等の方法がある。シボの
高さは例えば30μm程度が望ましい。
5aに製品名、品種、乳番等の情報を記載することが望
ましいが、かかる情報をインクジェットプリンタにて印
刷できるようにするために、引蓋5の取手部5aを非平
滑面としてもよい。非平滑面とする方法には例えば、シ
ボ加工(エンボス加工)を施す等の方法がある。シボの
高さは例えば30μm程度が望ましい。
【0053】引蓋5をガイドレール6、7の溝6a、7
aに沿ってスライドさせる際、引蓋5とパック本体3及
び引蓋5とシートフィルムユニット4のシース16が擦
れ、これらの剥離物が生じる場合がある。かかる剥離物
の発生を防止し、かつ引蓋5の押し引き操作を容易にす
るため、引蓋5またはガイドレール6、7の溝6a、7
aに潤滑剤を施すことができる。この潤滑剤は例えばシ
リコン等が使用されるが、これに限定されるものではな
い。
aに沿ってスライドさせる際、引蓋5とパック本体3及
び引蓋5とシートフィルムユニット4のシース16が擦
れ、これらの剥離物が生じる場合がある。かかる剥離物
の発生を防止し、かつ引蓋5の押し引き操作を容易にす
るため、引蓋5またはガイドレール6、7の溝6a、7
aに潤滑剤を施すことができる。この潤滑剤は例えばシ
リコン等が使用されるが、これに限定されるものではな
い。
【0054】
【発明の効果】パック本体の両縁部に形成したガイドレ
ールの溝とこれと摺接する引蓋両端部に段付き部から成
る溝遮光機構を設けることにより、引蓋の押し引き操作
を容易にするためガイドレールと引蓋との間に摺動を容
易とする範囲の所定の間隙を設けても、パック内部への
光の進入を有効に防止できる。すなわち従来ガイドレー
ルと引蓋との間隙を小さくし、スライド抵抗を大きくし
なければ遮光効果を上げることができなかったのに対
し、段付き部という簡単な構造を設けることにより、引
蓋の押し引き容易性と遮光効果の両者を満足させること
ができる。
ールの溝とこれと摺接する引蓋両端部に段付き部から成
る溝遮光機構を設けることにより、引蓋の押し引き操作
を容易にするためガイドレールと引蓋との間に摺動を容
易とする範囲の所定の間隙を設けても、パック内部への
光の進入を有効に防止できる。すなわち従来ガイドレー
ルと引蓋との間隙を小さくし、スライド抵抗を大きくし
なければ遮光効果を上げることができなかったのに対
し、段付き部という簡単な構造を設けることにより、引
蓋の押し引き容易性と遮光効果の両者を満足させること
ができる。
【0055】間仕切り板の引蓋側端面に可撓性の遮光部
材を施すことにより、爪と係止穴との間隙から進入した
光が間仕切り板をこえてシートフィルムに進入すること
を有効に防止できる。すなわち従来爪と係止穴との間隙
の(トレランス)を小さくし、係合適性を悪化させなけ
れば遮光効果を上げることができなかったのに対し、間
仕切り板に遮光部材を施すという簡単な構造を設けるこ
とにより、係合適性と遮光効果の両者を満足させること
ができる。
材を施すことにより、爪と係止穴との間隙から進入した
光が間仕切り板をこえてシートフィルムに進入すること
を有効に防止できる。すなわち従来爪と係止穴との間隙
の(トレランス)を小さくし、係合適性を悪化させなけ
れば遮光効果を上げることができなかったのに対し、間
仕切り板に遮光部材を施すという簡単な構造を設けるこ
とにより、係合適性と遮光効果の両者を満足させること
ができる。
【図1】本発明に係るパック本体の先端部を示す概略断
面図である。
面図である。
【図2】本発明に係るシートフィルムパックとパックホ
ルダの外観図である。
ルダの外観図である。
【図3】本発明の実施例に係る間仕切り板を示す平面図
である。
である。
【図4】本発明の実施例に係るガイドレールと引蓋端部
の段付きなし型の断面形状を示す図である。
の段付きなし型の断面形状を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係るガイドレールと引蓋端部
の片面1段段付き型の断面形状を示す図である。
の片面1段段付き型の断面形状を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係るガイドレールと引蓋端部
の両面1段段付き型の断面形状を示す図である。
の両面1段段付き型の断面形状を示す図である。
【図7】本発明の実施例に係るガイドレールと引蓋端部
の片面2段段付き型の断面形状を示す図である。
の片面2段段付き型の断面形状を示す図である。
【図8】本発明の実施例に係る間隙幅と遮光性、引蓋の
押し引き容易性との関係の検討に供した片面1段段付き
型の断面形状を示す図である。
押し引き容易性との関係の検討に供した片面1段段付き
型の断面形状を示す図である。
【図9】本発明の実施例に係る間隙幅と遮光性、引蓋の
押し引き容易性との関係の検討に供した段付きなし型の
断面形状を示す図である。
押し引き容易性との関係の検討に供した段付きなし型の
断面形状を示す図である。
【図10】本発明の実施例に係るテレンプを貼り付けた
間仕切り板とガイドレールを示す説明図である。
間仕切り板とガイドレールを示す説明図である。
【図11】本発明の実施例に係る植毛した間仕切り板と
ガイドレールを示す説明図である。
ガイドレールを示す説明図である。
【図12】本発明の実施例に係るパック本体とホルダ本
体の位置決めのためのパック本体端面の突起部を示す説
明図である。
体の位置決めのためのパック本体端面の突起部を示す説
明図である。
【図13】本発明の実施例に係るシートフィルムユニッ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図14】本発明の実施例に係るカウンタ収納室の構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図15】(a)は本発明の実施例に係るテレンプの構
造を原理的に示す断面図であり、(b)は本発明の実施
例に係るテレンプに使用する編物の構造を原理的に示す
平面図である。
造を原理的に示す断面図であり、(b)は本発明の実施
例に係るテレンプに使用する編物の構造を原理的に示す
平面図である。
【図16】本発明の実施例に係る植毛構造を示す断面図
である。
である。
1 フィルムパック 2 キャップ部材 3 パック本体 3b パック本体端面外側 3c 間仕切り板 3ca 間仕切り板引蓋側端面 3caa 間仕切り板引蓋側端面に遮光部材を施したと
きの端面 3da 回収口の引蓋側の中央部端面 3db、3dc 回収口の引蓋側のガイドレール側端面 3i、3j 溝6a、7aの背面内壁側の面 4 シートフィルムユニット 5 引蓋 5b、5c 係止穴 5ha 引蓋の表面側端部 5hb 引蓋の裏面側端部 6、7 ガイドレール 6a、7a ガイドレール溝 8 爪部材 8a、8b 爪 10 パックホルダ 10a ホルダ本体 14 回収口 15 シートフィルム 16 シース 17 圧力バネ 20 カウンタ収納室 21 カウンタ表示板 52 スライド枠 52a スライド枠端面 52ac スライド枠端面の係止穴 72 経糸 74 パイル糸 75 目止め接着剤 76 容器基体 77 短繊維
きの端面 3da 回収口の引蓋側の中央部端面 3db、3dc 回収口の引蓋側のガイドレール側端面 3i、3j 溝6a、7aの背面内壁側の面 4 シートフィルムユニット 5 引蓋 5b、5c 係止穴 5ha 引蓋の表面側端部 5hb 引蓋の裏面側端部 6、7 ガイドレール 6a、7a ガイドレール溝 8 爪部材 8a、8b 爪 10 パックホルダ 10a ホルダ本体 14 回収口 15 シートフィルム 16 シース 17 圧力バネ 20 カウンタ収納室 21 カウンタ表示板 52 スライド枠 52a スライド枠端面 52ac スライド枠端面の係止穴 72 経糸 74 パイル糸 75 目止め接着剤 76 容器基体 77 短繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 17/32 G03B 17/32 (72)発明者 原 芳夫 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】複数枚のシートフィルムユニットを積層し
て収納するパック本体と、このパック本体の前面側に形
成され、最上層のシートフィルムユニットを露呈させる
開口と、パック本体の両縁部に形成された一対のガイド
レールを介してスライド自在に組み込まれ、前記開口を
開閉する引蓋とを備えたシートフィルムパックにおい
て、 前記ガイドレールの溝内及びこれと摺接する引蓋端部に
段付き部を設けることを特徴とするシートフィルムパッ
ク。 - 【請求項2】段付き部を引蓋端部の両面に設けることを
特徴とする請求項1記載のシートフィルムパック。 - 【請求項3】複数枚のシートフィルムユニットを積層し
て収納するパック本体と、このパック本体の前面側に形
成され、最上層のシートフィルムユニットを露呈させる
開口と、パック本体の端部内側に形成され、シートフィ
ルムユニットの端位置を規制する間仕切り板とを備えた
シートフィルムパックにおいて、 間仕切り板の引蓋側端面に可撓性遮光部材を施すことを
特徴とするシートフィルムパック。 - 【請求項4】遮光部材がテレンプ又は植毛であることを
特徴とする請求項3記載のシートフィルムパック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19615995A JPH0922089A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | シートフィルムパック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19615995A JPH0922089A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | シートフィルムパック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0922089A true JPH0922089A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16353195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19615995A Withdrawn JPH0922089A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | シートフィルムパック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0922089A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023109392A (ja) * | 2022-01-27 | 2023-08-08 | トヨタ車体株式会社 | サンシェード装置 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19615995A patent/JPH0922089A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023109392A (ja) * | 2022-01-27 | 2023-08-08 | トヨタ車体株式会社 | サンシェード装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |