JPH09220984A - 自動車用車体構造 - Google Patents

自動車用車体構造

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JPH09220984A
JPH09220984A JP8030874A JP3087496A JPH09220984A JP H09220984 A JPH09220984 A JP H09220984A JP 8030874 A JP8030874 A JP 8030874A JP 3087496 A JP3087496 A JP 3087496A JP H09220984 A JPH09220984 A JP H09220984A
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昭 河合
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基 小松
Satoshi Ichikawa
聡 市川
Tetsuo Maki
徹雄 槙
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピラーパネルの左右寸法が少なくても、頭部
衝撃減速度のエネルギー吸収効率が良い自動車用車体構
造を提供すること。 【解決手段】 アウタパネル21及びインナパネル41
とにより形成されてなるピラーパネル5と、該ピラーパ
ネル5の車室内25側に配設されてなる合成樹脂製のピ
ラーガーニッシュモールディング43とを含む自動車用
車体構造において、前記ピラーパネル5のインナパネル
41には、前記ピラーガーニッシュモールディング43
に加わった押圧衝撃荷重F1により、該ピラーガーニッ
シュモールディング43を引き裂き可能とした突起部4
9が形成されてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用車体構
造、特に自動車用ピラーパネルとピラーガーニッシュモ
ールディングとの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用車体構造、特に自動車用
ピラーパネルとピラーガーニッシュモールディングとの
構造としては、例えば図6及び図7に示すものや、特開
平7−117596号公報及び特開平7−2029号公
報に示すようなものがある。
【0003】図6及び図7に示す自動車1の車体上部構
造としては、「ピラーパネル」としてのフロントピラー
部3と、同じく「ピラーパネル」としてのセンターピラ
ー部5と、同じく「ピラーパネル」としてのリアピラー
部7と、同じく「ピラーパネル」としてのフロントルー
フレール部9と、同じく「ピラーパネル」としてのサイ
ドルーフレール部11と、同じく「ピラーパネル」とし
てのリアルーフレール部13とを含む。
【0004】符号15はフロントウインドパネル、17
はリアウインドパネル、19はルーフパネルである。
【0005】「ピラーパネル」としてのフロントピラー
部3、センターピラー部5、リアピラー部7,フロント
ルーフレール部9,ルーフサイドレール部11そしてリ
アルーフレール部13の断面、例えばセンターピラー部
5の横断面構成は、センターピラーアウタパネル21
と、センターピラーインナパネル23とより閉断面構造
を形成するように縁部21a,21b,23a,23b
同士を接合して構成されており、その車室内25側、つ
まりセンターピラーインナパネル23側には、例えば合
成樹脂製の「ピラーガーニッシュモールディング」とし
てのセンターピラーガーニッシュモールディング27が
取り付けられている。
【0006】該センターピラーガーニッシュモールディ
ング27は、図示のように前記センターピラー部5に沿
って延びる略断面コの字のモールディング本体29と、
該モールディング本体29の裏面側、即ち前記センター
ピラー部3のセンターピラーインナパネル23側に突出
高さが高低2種に異なる複数形成された針状の細長リブ
31a,31bとよりなり、前記モールディング本体2
9の長手方向側縁部29aに前記センターピラー部5側
の接合縁部ウエルト33のリップ33aが当接してい
る。
【0007】前記細長リブ31a,31bは、前記モー
ルディング本体29の面に対する垂直方向に対して所定
角Θだけ同一方向に傾斜して設けられていると共に、前
記突出高さが高い細長リブ31a,31aとの間に、突
出高さが低い細長リブ31bが設けられている。
【0008】かかる構成においては、何らかの原因によ
り、車室内25側から前記センターピラーガーニッシュ
モールディング27のモールディング本体29に所定値
以上の押圧衝撃荷重F1が加わることにより、前記セン
ターピラーガーニッシュモールディング27の高さの高
い細長リブ29aが、前記センターピラー部5のセンタ
ーピラーインナパネル23の面に圧接し、該高さの高い
細長リブ29aの傾斜変形(撓み変形)によって、図8
に示すように、所定レベルの支持弾性による第1衝撃吸
収パターン(a)を得、該高さの高い細長リブ29aが
一定方向に一定レベル以上の撓み変形を生じると、今度
は所定レベルの支持弾性による高さに低い細長リブ31
bの撓み変形によって第2衝撃吸収パターン(b)が得
られるようになり、これら2つの衝撃吸収パターン
(a)〜(b)が時間的に連続しながら相乗的に組合わ
さって可及的速やかにその押圧衝撃荷重F1を吸収して
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記図6
及び図7に示す従来例によれば、車室内25側から前記
センターピラーガーニッシュモールディング27のモー
ルディング本体29に加わった所定値以上の押圧衝撃荷
重F1が、前記センターピラーガーニッシュモールディ
ング27の細長リブ31a,31bの傾斜変形(撓み変
形)によって吸収しているため、該細長リブ31a,3
1bが撓みきって、前記モールディング本体29の面が
前記センターピラー部5のセンターピラーインナパネル
23の面に圧接することで、押圧衝撃荷重F1吸収が停
止してしまう。
【0010】そこで、該押圧衝撃荷重F1吸収レベルを
上げるには、前記センターピラーガーニッシュモールデ
ィング27のモールディング本体29の面と、前記セン
ターピラー部5のセンターピラーインナパネル23の面
との間隔を十分必要とする。
【0011】即ち、前記フロントピラー部5のセンター
ピラーインナパネル23の面に対して、前記センターピ
ラーガーニッシュモールディング27のモールディング
本体29の面が車室内25側に迫り出しているので、車
室内25に居住する乗員に圧迫感を与えるおそれがあ
る。
【0012】また、車室内25側に迫り出している前記
センターピラーガーニッシュモールディング27のモー
ルディング本体29の面に乗降時に足などがぶつかるお
それがある。
【0013】更に、車室内25側に迫り出している前記
フロントピラーガーニッシュモールディング27のモー
ルディング本体29の面が車室内25側から車外35を
見る際の視界を遮るおそれがあり、改善が求められてい
る。
【0014】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、前記セン
タピラーの左右寸法が少なくても、頭部衝撃減速度のエ
ネルギ吸収効率が良い自動車用車体構造を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、アウタパネル及びインナパネル
とにより形成されてなるピラーパネルと、該ピラーパネ
ルの車室内側に配設されてなる合成樹脂製のピラーガー
ニッシュモールディングとを含む自動車用車体構造にお
いて、前記ピラーパネルのインナパネルには、前記ピラ
ーガーニッシュモールディングに加わった押圧衝撃荷重
により、該ピラーガーニッシュモールディングを引き裂
き可能とした突起部が形成されてなることを特徴とす
る。
【0016】従って、請求項1の発明によれば、前記ピ
ラーガーニッシュモールディングに車室内側より所定値
以上の押圧衝撃荷重が加わった場合、該押圧衝撃荷重に
よって前記ピラーガーニッシュモールディングが移動
し、前記ピラーパネルのインナパネルにぶつかるが、こ
の時、前記インナパネルの突起部によって、前記ピラー
ガーニッシュモールディングが引き裂かれるため、頭部
衝撃減速度のエネルギ吸収効率が著しく良いことにな
る。
【0017】また、衝撃エネルギ吸収に大きなストロー
クを必要としていないので、前記ピラーパネルの左右寸
法が少なくてよい自動車用車体構造を提供できることに
なる。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
用車体構造であって、前記ピラーパネルのインナパネル
に対向した前記ピラーガーニッシュモールディングの面
には、リブが突設形成され、前記ピラーパネルのインナ
パネルの突起部に対向した該リブの部位には、薄肉部が
形成されてなることを特徴とする。
【0019】従って、請求項2の発明によれば、前記ピ
ラーガーニッシュモールディングの面に所定値以上の押
圧衝撃荷重が加わった場合、該ピラーガーニッシュモー
ルディングのリブが前記ピラーパネルのインナパネルの
突起部にぶつかるが、該リブの薄肉部を起点として破断
することで、前記ピラーガーニッシュモールディングが
引き裂かれるため、頭部衝撃減速度のエネルギ吸収効率
が著しく良いことになる。
【0020】請求項3の発明は、請求項1及び請求項2
何れか記載の自動車用車体構造であって、前記ピラーパ
ネルのインナパネルの突起部は、該インナパネルの角度
に形成されてなることを特徴とする従って、請求項3の
発明によれば、前記ピラーパネルのインナパネルの突起
部は容易な成形が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上により明らかなように、請求項1の
発明によれば、アウタパネル及びインナパネルとにより
形成されてなるピラーパネルと、該ピラーパネルの車室
内側に配設されてなる合成樹脂製のピラーガーニッシュ
モールディングとを含む自動車用車体構造において、前
記ピラーパネルのインナパネルには、前記ピラーガーニ
ッシュモールディングに加わった押圧衝撃荷重により、
該ピラーガーニッシュモールディングを引き裂き可能と
した突起部が形成されてなることを特徴とするので、前
記ピラーガーニッシュモールディングに車室内側より所
定値以上の押圧衝撃荷重が加わった場合、該押圧衝撃荷
重によって前記ピラーガーニッシュモールディングが移
動し、前記ピラーパネルのインナパネルにぶつかるが、
この時、前記インナパネルの突起部によって、前記ピラ
ーガーニッシュモールディングが引き裂かれるため、頭
部衝撃減速度のエネルギ吸収効率が著しく良いことにな
る。
【0022】また、衝撃エネルギ吸収に大きなストロー
クを必要としていないので、前記ピラーパネルの左右寸
法が少なくてよい自動車用車体構造を提供できることに
なる。
【0023】請求項2の発明によれば、前記ピラーパネ
ルのインナパネルに対向した前記ピラーガーニッシュモ
ールディングの面には、リブが突設形成され、前記ピラ
ーパネルのインナパネルの突起部に対向した該リブの部
位には、薄肉部が形成されてなることを特徴とするの
で、請求項1記載の効果に加え、前記ピラーガーニッシ
ュモールディングの面に所定値以上の押圧衝撃荷重が加
わった場合、該ピラーガーニッシュモールディングのリ
ブが前記ピラーパネルのインナパネルの突起部にぶつか
るが、該リブの薄肉部を起点として破断することで、前
記ピラーガーニッシュモールディングが引き裂かれるた
め、頭部衝撃減速度のエネルギ吸収効率が著しく良いこ
とになる。
【0024】請求項3の発明によれば、前記ピラーパネ
ルのインナパネルの突起部は、該インナパネルの角度に
形成されてなることを特徴とするので、請求項1及び請
求項2何れか記載の効果に加え、前記ピラーパネルのイ
ンナパネルの突起部は容易な成形が可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。
【0026】図1及び図2は、本発明の第1の実施形態
に係る自動車用車体構造を示している。
【0027】即ち、自動車用車体構造、特に自動車1の
車体上部構造としては、図5に示す「ピラーパネル」と
してのフロントピラー部3と、同じく「ピラーパネル」
としてのセンターピラー部5と、同じく「ピラーパネ
ル」としてのリアピラー部7と、同じく「ピラーパネ
ル」としてのフロントルーフレール部9と、同じく「ピ
ラーパネル」としてのルーフサイドレール部11と、同
じく「ピラーパネル」としてのリアルーフレール部13
とを含み、符号15がフロントウインドパネル、17が
リアウインドパネル、19がルーフパネルであることは
従来例と同じである。
【0028】前記した「ピラーパネル」としてのフロン
トピラー部3,センターピラー部5,リアピラー部7,
フロントルーフレール部9,ルーフサイドレール部11
そしてリアルーフレール部13の断面、例えばセンター
ピラー部5の構成は、図1に示すように、センターピラ
ーアウタパネル21と、センターピラーインナパネル4
1とより閉断面構造を形成するように縁部同士21a,
21b,41a,41bを接合して構成されており、そ
の車室内25側、つまりセンターピラーインナパネル4
1側には、例えば合成樹脂製の「ピラーガーニッシュモ
ールディング」としてのセンターピラーガーニッシュモ
ールディング43が取り付けられている。
【0029】該センターピラーガーニッシュモールディ
ング43は、図1及び図2に示すように前記センターピ
ラー部5に沿って延びる略断面コの字のモールディング
本体45と、該モールディング本体45の裏面側、即
ち、前記センターピラー部5側、つまりセンターピラー
インナパネル41側に上下に複数突設形成されたリブ4
7とよりなり、前記モールディング本体45の長手方向
(センターピラーガーニッシュモールディング43では
前後方向)側縁部45aに前記センターピラー部5側の
接合縁部ウエルト33のリップ33aが当接している。
【0030】該センターピラーインナパネル41の略中
央部には、前記ピラーガーニッシュモールディング43
に車室側25側から加わった押圧衝撃荷重F1により、
該ピラーガーニッシュモールディング43のリブ47を
引き裂き可能とした突起部49が上下に形成されてな
る。
【0031】前記センターピラー部5のセンターピラー
インナパネル41の突起部49に対向した該リブ47の
部位には、薄肉部51が形成されてなる。
【0032】以上の第1の実施形態の構成であるから、
前記ピラーガーニッシュモールディング43に、乗員が
二次衝突するなど、車室内25側より所定値以上(例え
ば乗員の頭の重さを4.5キログラムとして200Gで
あると900キログラム)の押圧衝撃荷重F1が加わっ
た場合、該押圧衝撃荷重F1に対して前記ピラーガーニ
ッシュモールディング43のモールディング本体45が
移動し、該モールディング本体45の裏面側、即ち前記
センターピラー部5側に上下に複数突設形成されたリブ
47が前記センターピラー部5のセンターピラーインナ
パネル41にぶつかるが、この時、前記センターピラー
インナパネル41の突起部49によって、前記ピラーガ
ーニッシュモールディング43のリブ47が薄肉部51
を起点として図1では左右(自動車のセンターピラー部
5は前後)方向に引き裂かれるため、頭部衝撃減速度G
のエネルギー吸収効率が著しく良いことになる。
【0033】また、衝撃エネルギ吸収に大きなストロー
クを必要としていないので、図1では上下(前記センタ
ーピラー部5は左右)寸法が少なくてよいことになる。
【0034】また、前記センターピラーインナパネル4
1の突起部49は、前記センターピラーインナパネル4
1の面に鈍角で形成されてなるので、成形性が優れたも
のである。
【0035】そして、前記説明を、図3の衝撃時間Tに
対する頭部減加速度Gの相関性を示す図でもって説明す
ると、前記所定値以上(例えば乗員の頭の重さを4.5
キログラムとして200Gであると900キログラム)
の押圧衝撃荷重F1によって、前記ピラーガーニッシュ
モールディング43が前記センターピラーインナパネル
41側に移動してぶつかることで、初期荷重53が高ま
り、続いて、該ピラーガーニッシュモールディング43
のリブ47の薄肉部51が前記センターピラーインナパ
ネル41の突起部49によって引き裂かれることによ
り、除荷55されて、頭部減加速度Gが下がる。
【0036】図4及び図5は、本発明の第2の実施形態
に係る自動車用車体構造を示している。第1の実施形態
の主に異なる点は、突起部の形成される位置が成形性の
良い位置であることになる。
【0037】この実施形態の自動車1の車体上部構造と
しては、図6に示す「ピラーパネル」としてのフロント
ピラー部3と、同じく「ピラーパネル」としてのセンタ
ーピラー部5と、同じく「ピラーパネル」としてのリア
ピラー部7と、同じく「ピラーパネル」としてのフロン
トルーフレール部9と、同じく「ピラーパネル」として
のルーフサイドレール部11と、同じく「ピラーパネ
ル」としてのリアルーフレール部13とを含み、符号1
5がフロントウインドパネル、17がリアウインドパネ
ル、19がルーフパネルであることは従来例と同じであ
る。
【0038】前記した図6の「ピラーパネル」としての
フロントピラー部3,センターピラー部5,リアピラー
部7,フロントルーフレール部9,ルーフサイドレール
部11そしてリアルーフレール部13の断面、例えばセ
ンターピラー部5の構成は、センターピラーアウタパネ
ル21と、センターピラーインナパネル61とより閉断
面構造を形成するように縁部同士21a,21b,61
a,61bを接合して構成されており、その車室内25
側、つまりセンターピラーインナパネル61側には、例
えば合成樹脂製の「ピラーガーニッシュモールディン
グ」としてのセンターピラーガーニッシュモールディン
グ63が取り付けられている。
【0039】該センターピラーガーニッシュモールディ
ング63は、図4に示すように、前記センターピラー部
5に沿って延びる略断面コの字のモールディング本体4
5と、該モールディング本体45の裏面側、即ち前記セ
ンターピラー部5のセンターピラーインナパネル61側
に上下に複数突設形成されたリブ65とよりなり、前記
モールディング本体45の長手方向側縁部45aに前記
センターピラー部5側の接合縁部ウエルト33のリップ
33aが当接している。
【0040】該センターピラーインナパネル61の角部
67には、前記ピラーガーニッシュモールディング63
に車室側25側より加わった押圧衝撃荷重F1により、
該ピラーガーニッシュモールディング63のリブ65を
引き裂き可能とした突起部69が上下に形成されてな
る。
【0041】前記センターピラー部5のセンターピラー
インナパネル61の突起部69に対向した該リブ65の
部位には、該リブ65の板厚を薄くする薄肉部71が形
成されてなる。
【0042】従って、第2実施形態によれば、前記ピラ
ーガーニッシュモールディング63に、乗員が二次衝突
するなど、車室内25側より所定値以上(例えば乗員の
頭の重さを4.5キログラムとして200Gであると9
00キログラム)の押圧衝撃荷重F1が加わった場合、
該押圧衝撃荷重F1によって前記ピラーガーニッシュモ
ールディング63のモールディング本体45が移動し、
該モールディング本体45の裏面側、即ち前記センター
ピラー部5側に上下に複数突設形成されたリブ65が前
記センターピラー部5のセンターピラーインナパネル6
1にぶつかるが、この時、前記センターピラーインナパ
ネル61の角部67に形成された突起部69によって、
前記ピラーガーニッシュモールディング63のリブ65
が薄肉部71を起点として図4では左右(自動車のセン
ターピラー部5は前後)に引き裂かれるため、頭部衝撃
減速度Gのエネルギー吸収効率が著しく良いことにな
る。
【0043】また、衝撃エネルギ吸収に大きなストロー
クを必要としていないので、前記センターピラー部5の
左右寸法が少なくてよいことになる。
【0044】そして、該センターピラーインナパネル6
1の突起部69は、前記センターピラーインナパネル6
1の角部67に形成されてなるので、容易な成形が可能
になる。
【0045】以上により、前記ピラーパネルの左右寸法
が少なくても、頭部衝撃減速度のエネルギ吸収効率が良
く成形性の優れた自動車用車体構造という実益的効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる自動車用車
体構造の断面説明図である。
【図2】図1の矢視Aにかかる斜視説明図である。
【図3】この発明の第1の実施形態にかかる衝撃からの
経過時間と頭部減加速度との相関を示す図である。
【図4】この発明の第2の実施形態にかかる自動車用車
体構造の図1相当断面説明図である。
【図5】図4の矢視Bにかかる斜視説明図である。
【図6】従来例にかかる自動車の車体上部構造の概略説
明図である。
【図7】図6のC−C線に沿った断面説明図である。
【図8】従来例のトリム構造の衝撃吸収特性を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 自動車 3 「ピラーパネル」としてのフロントピラー部 5 「ピラーパネル」としてのセンターピラー部 7 「ピラーパネル」としてのリアピラー部 9 「ピラーパネル」としてのフロントルーフレール部 11 「ピラーパネル」としてのルーフサイドレール部 13 「ピラーパネル」としてのリアルーフレール部 21 センターピラーアウタパネル 25 車室内 41 センターピラーインナパネル 43 「ピラーガーニッシュモールディング」としての
センターピラーガーニッシュモールディング 45 モールディング本体 47 リブ 49 突起部 51 薄肉部 53 初期荷重 61 センターピラーインナパネル 63 「ピラーガーニッシュモールディング」としての
センターピラーガーニッシュモールディング 65 リブ 67 センターピラーインナパネルの角部 69 突起部 71 薄肉部 F1 押圧衝撃荷重
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 槙 徹雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタパネル及びインナパネルとにより
    形成されてなるピラーパネルと、該ピラーパネルの車室
    内側に配設されてなる合成樹脂製のピラーガーニッシュ
    モールディングとを含む自動車用車体構造において、 前記ピラーパネルのインナパネルには、前記ピラーガー
    ニッシュモールディングに加わった押圧衝撃荷重によ
    り、該ピラーガーニッシュモールディングを引き裂き可
    能とした突起部が形成されてなることを特徴とする自動
    車用車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用車体構造であっ
    て、 前記ピラーパネルのインナパネルに対向した前記ピラー
    ガーニッシュモールディングの面には、リブが突設形成
    され、前記ピラーパネルのインナパネルの突起部に対向
    した該リブの部位には、薄肉部が形成されてなることを
    特徴とする自動車用車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2何れか記載の自動
    車用車体構造であって、 前記ピラーパネルのインナパネルの突起部は、該インナ
    パネルの角度に形成されてなることを特徴とする自動車
    用車体構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018069956A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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