JPH09223727A - 半導体処理装置、その基板交換機構及び基板交換方法 - Google Patents

半導体処理装置、その基板交換機構及び基板交換方法

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JPH09223727A
JPH09223727A JP8313420A JP31342096A JPH09223727A JP H09223727 A JPH09223727 A JP H09223727A JP 8313420 A JP8313420 A JP 8313420A JP 31342096 A JP31342096 A JP 31342096A JP H09223727 A JPH09223727 A JP H09223727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板処理におけるスループットを向上させるこ
とが可能なLCD基板用の半導体処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】搬送機構60のキャッチャ66の上フォー
ク66aに未処理基板S1を支持させ、且つ載置台10
上方の第2の位置で処理済み基板S2を支持ピン11に
支持させる。この状態で、キャッチャ66を載置台10
の上方の所定位置まで進出させる。次に、キャッチャ6
6を停止させた状態で、支持ピン11を下降させると共
に支持ロッド12を上昇させる。これにより、未処理基
板S1を上フォーク66aから支持ロッド12に受け渡
し、それと同時に、処理済み基板S2を支持ピン11か
ら下フォーク66bに受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCD(液晶ディ
スプレイ)基板や半導体ウェハに半導体処理を施すため
の半導体処理装置、その基板交換機構及び基板交換方法
に関する。ここで、半導体処理とは、LCD基板、半導
体ウェハ等の被処理基板上に半導体デバイスを製造する
ために実施される種々処理を意味する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばLCDパネルの製造工
程においては、減圧雰囲気下でLCD基板にエッチン
グ、アッシング等の所定の半導体処理を施す真空処理室
を複数備えた、いわゆるマルチチャンバー型の真空処理
装置が使用されている。
【0003】このような真空処理装置は、内部に搬送ア
ーム等を有する基板搬送機構が設けられたロードロック
室と、その周囲に設けられた複数の真空処理室とを有す
る。ロードロック室内の搬送アームにより、被処理基板
が各真空処理室に搬入されると共に、処理済みの基板が
各真空処理室から搬出される。
【0004】このようなLCD基板の処理装置において
は、一定期間に処理可能な基板の処理枚数、つまり装置
のスループットをいかにして向上させるかが大きな技術
課題となっている。そのために上述したように装置をマ
ルチチャンバータイプにしたり、搬送アームを上下2段
にしたりして対応している。
【0005】2段の搬送アームを用いる場合には、上ア
ームに未処理基板を載置した状態で、搬送アームを真空
処理室内の載置台にアクセスし、まず下アームを進出さ
せて処理済み基板を受け取った後、下アームを退避さ
せ、次いで上アームを進出させて未処理基板を載置台上
に搬送する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような基板の交換動作では時間短縮にも一定の限界があ
り、LCD基板に対するさらなるスループット向上が要
求されている。本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
のであって、基板処理におけるスループットを向上させ
ることが可能な基板交換機構及び基板交換方法を提供す
ることを目的とする。また、このような基板処理のスル
ープットを向上させることが可能な交換機構を備えた処
理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
半導体処理装置において載置台上の被処理基板を交換す
るための基板交換機構であって、前記基板の1つを前記
載置台上方の第1の位置で支持するための進出状態と退
却状態との間で状態を切替え可能な第1の支持部材と、
前記基板の1つを前記載置台上方の第2の位置で支持す
るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
な第2の支持部材と、前記第1及び第2の位置は上下に
重なるように配置されることと、前記載置台に対して前
記基板を搬出入するための搬送機構と、前記搬送機構
は、夫々に前記基板の1つを保持可能で且つ夫々前記第
1及び第2の位置に対応して上下に積重なる第1及び第
2の保持部を有する搬送部材を具備することと、を具備
し、前記基板の1つである第1の基板が前記搬送部材の
前記第1の保持部に保持され、且つ前記基板の別の1つ
である第2の基板が前記第2の支持部材により支持され
ている状態において、前記搬送部材が前記載置台の上方
の所定位置に進出している間に、前記第1及び第2の支
持部材が前記搬送部材に対して相対的に上下逆方向に移
動されることにより、前記第1の基板が前記第1の保持
部から前記第1の支持部材に受け渡されると共に、前記
第2の基板が前記第2の支持部材から前記第2の保持部
に受け渡されることを特徴とする。
【0008】本発明の第2の視点は、半導体処理装置に
おいて載置台上の被処理基板を交換するための基板交換
機構を用いた基板交換方法であって、前記基板交換機構
は、前記基板の1つを前記載置台上方の第1の位置で支
持するための進出状態と退却状態との間で状態を切替え
可能な第1の支持部材と、前記基板の1つを前記載置台
上方の第2の位置で支持するための進出状態と退却状態
との間で状態を切替え可能な第2の支持部材と、前記第
1及び第2の位置は上下に重なるように配置されること
と、前記載置台に対して前記基板を搬出入するための搬
送機構と、前記搬送機構は、夫々に前記基板の1つを保
持可能で且つ夫々前記第1及び第2の位置に対応して上
下に積重なる第1及び第2の保持部を有する搬送部材を
具備することと、を具備し、前記基板交換方法は、前記
基板の1つである第1の基板を前記搬送部材の前記第1
の保持部に保持し、且つ前記基板の別の1つである第2
の基板を前記第2の支持部材により支持する工程と、前
記搬送部材を前記載置台の上方の所定位置に進出させた
状態におき、前記第1及び第2の支持部材を前記搬送部
材に対して相対的に上下逆方向に移動させることによ
り、前記第1の基板を前記第1の保持部から前記第1の
支持部材に受け渡すと共に、前記第2の基板を前記第2
の支持部材から前記第2の保持部に受け渡す工程と、を
具備することを特徴とする。
【0009】本発明の第3の視点は、被処理基板を処理
するための半導体処理装置であって、載置台を有すると
共に前記載置台上に載置された前記基板の1つに所定の
半導体処理を施すための処理室と、前記処理室外で前記
基板を待機させるための待機部と、前記載置台上の処理
済み基板を前記待機部の未処理基板と交換するための基
板交換機構と、を具備し、前記基板交換機構は、前記基
板の1つを前記載置台上方の第1の位置で支持するため
の進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能な第1
の支持部材と、前記基板の1つを前記載置台上方の第2
の位置で支持するための進出状態と退却状態との間で状
態を切替え可能な第2の支持部材と、前記第1及び第2
の位置は上下に重なるように配置されることと、前記載
置台に対して前記基板を搬出入するための搬送機構と、
前記搬送機構は、夫々に前記基板の1つを保持可能で且
つ夫々前記第1及び第2の位置に対応して上下に積重な
る第1及び第2の保持部を有する搬送部材を具備するこ
とと、を具備し、前記未処理基板が前記搬送部材の前記
第1の保持部に保持され、且つ前記処理済み基板が前記
第2の支持部材により支持されている状態において、前
記搬送部材が前記載置台の上方の所定位置に進出してい
る間に、前記第1及び第2の支持部材が前記搬送部材に
対して相対的に上下逆方向に移動されることにより、前
記未処理基板が前記第1の保持部から前記第1の支持部
材に受け渡されると共に、前記処理済み基板が前記第2
の支持部材から前記第2の保持部に受け渡されることを
特徴とする半導体処理装置。
【0010】本発明の第4の視点は、被処理基板を処理
するための半導体処理装置であって、減圧雰囲気に設定
可能で且つ前記基板を待機させるために使用されるロー
ドロック室と、前記ロードロック室にゲートを介して接
続された複数の真空処理室と、前記真空処理室は夫々載
置台を有すると共に前記載置台上に載置された前記基板
の1つに所定の半導体処理を減圧雰囲気で施すために使
用されることと、前記載置台上の処理済み基板を前記ロ
ードロック室内の未処理基板と交換するための基板交換
機構と、を具備し、前記基板交換機構は、前記基板の1
つを前記載置台上方の第1の位置で支持するための進出
状態と退却状態との間で状態を切替え可能な第1の支持
部材と、前記基板の1つを前記載置台上方の第2の位置
で支持するための進出状態と退却状態との間で状態を切
替え可能な第2の支持部材と、前記第1及び第2の位置
は上下に重なるように配置されることと、前記載置台に
対して前記基板を搬出入するための搬送機構と、前記搬
送機構は、夫々に前記基板の1つを保持可能で且つ夫々
前記第1及び第2の位置に対応して上下に積重なる第1
及び第2の保持部を有する搬送部材を具備することと、
を具備し、前記未処理基板が前記搬送部材の前記第1の
保持部に保持され、且つ前記処理済み基板が前記第2の
支持部材により支持されている状態において、前記搬送
部材が前記載置台の上方の所定位置に進出している間
に、前記第1及び第2の支持部材が前記搬送部材に対し
て相対的に上下逆方向に移動されることにより、前記未
処理基板が前記第1の保持部から前記第1の支持部材に
受け渡されると共に、前記処理済み基板が前記第2の支
持部材から前記第2の保持部に受け渡されることを特徴
とする半導体処理装置。
【0011】(作用)本発明においては、搬送部材の第
1の基板支持部に第1の基板が支持され、且つ載置台上
方の第2の位置で第2の基板が第2の基板支持部材に支
持されている状態で、搬送部材を載置台の上方の所定位
置に進出させ、その際に第1の基板支持部に支持された
第1の基板を第1の位置にある第1の支持部材に受け渡
し、それと同時に、第2の基板支持部材から第2の基板
支持部に第2の基板を受け渡す。このため、従来搬送部
材を2回移動させることによって行なっていた基板の交
換工程を、1回の移動で行なうことができ、スループッ
トを著しく向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について具体的に説明する。ここでは、ガ
ラス製のLCD基板上に半導体デバイス等を形成するた
め、エッチング処理及びアッシング処理を行なうための
マルチチャンバータイプの真空処理装置について説明す
る。
【0013】図1は本発明の実施の形態に係る真空処理
装置の概観を示す斜視図、図2はその内部を示す概略横
断平面図である。処理装置1の中央部にはゲートバルブ
9aを介して接続された搬送室5とロードロック室3と
が配設される。搬送室5は、平面が略正方形であり、ロ
ードロック室3と面しない残りの各側面には、開口部を
気密にシールし且つ開閉可能なゲートバルブ9aを介し
て3つの処理室2、4、6が夫々接続される。
【0014】各処理室2、4、6には、所定の処理ガス
を供給するための供給手段と、室内を排気するための排
気手段とが接続され、従って、各処理室2、4、6は任
意の減圧雰囲気に設定し且つ維持することが可能となっ
ている。例えば、処理室2、6では同一のエッチング処
理が行なわれ、他の1つ処理室4ではアッシング処理が
行なわれる。処理室の組合わせはこれに限らず、適宜の
処理を組み合わせることもでき、シリアル処理、パラレ
ル処理等任意の処理を複数の処理室を用いて実施するこ
とが可能である。
【0015】各処理室2、4、6内には載置台10が配
設される。載置台10には基板Sを支持するための4本
の支持ピン11が配設される。載置台10の周囲にはや
はり基板を支持するための4本の支持部材12が配設さ
れる。支持ピン11及び支持部材12については、詳細
を後述する。
【0016】ロードロック室3は任意の減圧雰囲気に設
定し且つ維持することが可能となっている。ロードロッ
ク室3内には、図4図示の如く、基板Sを支持するため
の一対のスタンド31を具備するバッファラック30が
配設される。バッファラック30は、一度に2枚の基板
Sを保持するように構成されており、これにより真空引
き、パージの効率が向上する。
【0017】各スタンド31は、2つの棚32、33を
上下に具備する。棚32、33は搬送機構50の2枚の
アーム52、53に対応する水平な2段の基板支持レベ
ルを形成する。本実施の形態では、バッファラック30
の支持レベル間隔は、カセット42における基板Sの支
持間隔よりも大きく設定される。また各棚32、33の
上面には、摩擦係数の高い合成ゴムからなる突起34が
設けられており、これによって基板のずれ及び落下が防
止される。
【0018】バッファラック30の一対のスタンド31
は一体的に昇降可能となる。バッファラック30の昇降
により、搬送室5内に設けられた搬送機構60が昇降す
ることなく、2枚の基板のうちの一方を選択的に取出す
ことができる。
【0019】ロードロック室3内には、2枚の基板を一
度にアライメントするための一対のポジショナ35、3
5及び基板のアライメントの完了を確認するための光学
的センサ(図示せず)が配置される。一対のポジショナ
35は、基板の対角線の延長線上にて相互に対向するよ
うに配置される。各ポジショナ35は、図中の往復矢印
A方向に起動可能なサポート36と、サポート36上に
回転フリーに支持された一対のローラ37、37を具備
する。
【0020】ポジショナ35は、バッファラック30に
支持された2枚の基板を対角線方向に挟み込む態様で、
基板のアライメントを行なう。ローラ37は基板Sの側
面を4点で押圧することにより位置合わせするため、略
矩形状の基板の位置合わせを行なうのに特に適する。ロ
ーラ37はサポート36上に着脱可能に取り付けられ、
処理されるLCD基板の寸法に応じて適宜交換すること
が可能である。
【0021】ロードロック室3はゲートバルブ9bを介
して外部雰囲気と接続される。ロードロック室3の外部
側には、2つのカセットインデクサ41が配設され、そ
の上に夫々LCD基板を収容するカセット42が載置さ
れる。カセット42の一方には未処理基板が収容され、
他方には処理済み基板が収容される。カセット42は、
昇降機構43により昇降可能となっている。
【0022】2つのカセット42の間には、支持台51
上に基板搬送機構50が配設される。搬送機構50は上
下2段に配設されたアーム52、53と、これらを一体
的に進出退避及び回転可能に支持するベース54とを有
する。アーム52、53上には基板を支持する4つの突
起55が形成される。突起55は摩擦係数の高い合成ゴ
ム製の弾性体からなり、基板支持中に基板がずれたり、
落下することが防止される。
【0023】搬送機構50は、アーム52、53により
2枚の基板を一度に搬送可能となっている。即ち、カセ
ット42に対して、2枚の基板が一度に取出しまたは装
入することが可能となる。各カセット42の高さは昇降
機構43により調整され、アーム52、53による基板
の取出しまたは装入位置が設定される。2枚のアーム5
2、53の間隔は、各種のカセットの基板支持間隔の最
大値よりも大きくなるように設定される。このため、種
々のカセットに対応可能である。
【0024】なお、カセットは1個だけ設置するもでき
る。この場合には、同一のカセット内の空いたスペース
に処理済みの基板を戻していくことになる。搬送室5は
任意の減圧雰囲気に設定し且つ維持することが可能とな
っている。搬送室5内には、図3図示の如く、搬送機構
60と、複数のLCD基板を保持可能に構成されたバッ
ファ枠体70が配設される。搬送機構60により、ロー
ドロック室3と、処理室2、4、6との間で基板が搬送
される。また、バッファ枠体70により、未処理基板ま
たは処理済み基板が一時的に保持される。このように基
板を一時保持することによりスループットの向上を図っ
ている。
【0025】搬送機構60は、ベース68の一端に配設
され、ベース68に回動可能に配設された第1アーム6
2と、第1アーム62の先端部に回動可能に配設された
第2アーム64と、第2アーム64に回動可能に配設さ
れ且つ基板を保持するためのキャッチャ66とを有す
る。ベース68に内蔵された駆動機構により第1アーム
62、第2アーム64及びキャッチャ66を移動させる
ことにより、基板を搬送することが可能となる。また、
搬送機構60は、ベース68の下に配設されたシリンダ
機構69により上下動が可能であると共に、シリンダを
軸として回転可能となっている。
【0026】搬送機構60のキャッチャ66は、2段に
構成されたフォーク66a、66bを有する。上フォー
ク66aにより未処理基板が支持され、下フォーク66
bにより処理済み基板が支持されるようになっている。
なお、図示しないが、各フォークには、基板のずれや落
下を防止するために、摩擦係数の高い合成ゴム製の突起
が配設される。
【0027】バッファ枠体70は、ベース68の他端側
に、ベース68に対して昇降可能に設置される。枠体7
0は、4つのバッファ72、74、76、78を具備
し、これらは水平な4段の基板支持レベルを形成してい
る。これらバッファには、基板を支持するための突起7
9が配設される。突起79は摩擦係数の高い合成ゴム製
であり、基板支持中に基板がずれることまたは落下する
ことを防止する。
【0028】搬送機構60及びバッファ枠体70は、シ
リンダ69を軸としてベース68と一体となって回転す
る。このようにベース68を回転させることにより、搬
送機構60は、処理室2、4、6、ロードロック室3の
いずれかに対して選択的に対面することができる。
【0029】各処理室2、4、6内には、上述したよう
に載置台10が配設される。載置台10はプラズマを形
成するための下部電極として機能する。載置台10の周
囲には、図5図示の如く、セラミック製のシールドリン
グ13が配設される。
【0030】4本の支持ピン11(第2の支持部材)は
載置台10の縁部に進出退避可能に配設される。4本の
支持部材12(第1の支持部材)は、載置台10の周囲
のシールドリング13に進出退避可能に配設された支持
棒12aと、その先端に配設された張出し部材12bと
を有する。支持棒12aは進出することにより、基板を
支持することが可能となり、基板の受取りの際に第1の
位置で未処理基板S1を支持する。また、支持ピン11
は進出することにより、基板を支持することが可能とな
り、基板受渡しの際に第1の位置よりも下方の第2の位
置で処理済み基板S2を支持する。
【0031】支持部材12は退避位置において、図9
(a)図示の如く、張出し部材12bが載置台10にか
からないような状態にある。しかし、支持部材12は支
持位置において、図9(b)図示の如く、支持棒12a
が回転されることにより、張出し部材12bが載置台1
0側に突出した支持位置にある状態となる。
【0032】キャッチャ66は、その上フォーク66a
が前記第1の位置に対応し、下フォーク66bが前記第
2の位置に対応する位置になるように高さが設定され
る。後述するように、上フォーク66aに未処理基板を
支持した状態で処理室に装入された際に、未処理基板が
第1の位置にある支持部材12に受け渡されると同時
に、第1の位置で支持ピン11に支持される処理済み基
板がフォーク66bに受け渡される。
【0033】次に、以上のように構成される装置の動作
について説明する。まず、搬送機構50の2枚のアーム
52、53を進退駆動させて、未処理基板を収容した一
方のカセット42(図1の左側のカセット)から2枚の
基板Sを一度にロードロック室3に搬入する。
【0034】ロードロック室3内においては、バッファ
ラック30の棚32、33により2枚の基板Sを保持す
る。アーム52、53が退避した後、ロードロック室の
大気側のゲートバルブ9bを閉じる。その後、ロードロ
ック室3内を排気して、内部を所定の真空度、例えば1
-1Torr程度まで減圧する。真空引き終了後、一対
のポジショナ35の4つのローラ37により基板を押圧
うすることにより基板Sの位置合わせを行なう。
【0035】以上のように位置合わせされた後、搬送室
5及びロードロック室3間のゲートバルブ9aを開く。
汚染防止の観点から下段の棚33の基板Sから搬送機構
60により搬送室5内に搬入し、バッファ枠体70の最
上のバッファ72に保持する。この場合に、基板Sはバ
ファラック30上に予め決められた所定の間隔で支持さ
れるているので、搬送機構の動作制御をカセット42の
基板支持間隔に依存せずに行なうことができる。即ち、
異なる基板の支持間隔毎に搬送機構60の動作量等を変
更するという複雑な制御手段が不要となる。従って、装
置内の汚染を低減することができる。
【0036】搬送室5内に基板を搬入した状態で、10
-4Torr程度に更に真空引きする。これにより、装置
内の汚染を低減することができる。次に、搬送機構60
により搬送室5内に搬入し且つバッファ72に保持した
基板Sを所定の処理室、例えば処理室2に搬送する。こ
の場合に、最初に搬送する場合以外は、処理室内には処
理済み基板が存在しており、処理済み基板と未処理基板
との交換を行なうこととなる。
【0037】この際の交換操作を図5乃至図8を参照し
ながら説明する。まず、処理室の載置台10上に処理済
み基板S2を載置した状態で、支持部材12を図9
(a)の状態から進出させる。更に、図9(b)のよう
に支持棒12aを回転させて、張出し部材12bが載置
台10側に突出する位置になるようにする。この状態で
この支持部材12は第1の位置で未処理基板S1を受取
ることが可能な状態となる。
【0038】次に、支持ピン11を進出させて処理済み
基板S2を上昇させ、第2の位置で支持するようにす
る。以上のような動作により、図5の状態が形成され
る。この場合に、搬送機構60のキャッチャ66は、そ
の上フォーク66aが前記第1の位置に対応し、下フォ
ーク66bが前記第2の位置に対応する位置になるよう
に高さが設定されており、上フォーク66aに未処理基
板S1を支持している。
【0039】次に、図6図示の如く、キャッチャ66を
載置台10の上方に進出させ、未処理基板S1を載置台
10上方の第1の位置まで搬送する。この場合に、フォ
ーク66bは第2の位置にある処理済み基板S2の直下
に位置する。この状態で支持部材12の支持棒12aを
僅かに上昇させ、同時に支持ピン11を下降させる。こ
れにより、未処理基板S1は支持部材12に支持された
状態となると共に、処理済み基板はキャッチャ66の下
フォーク66bに支持された状態となる。
【0040】その後、図7図示の如く、処理済み基板S
2を支持した状態のキャッチャ66を退避させる。そし
て、図8図示の如く、再び支持ピン11を進出させて未
処理基板S1を支持し、支持部材12を退避させて図9
(a)の状態に戻す。この図8の動作と並行して、処理
室と搬送室5との間のゲートバルブ9aを閉じる動作に
入り、プロセス前処理を開始する。従って、図8の動作
はスループットには影響を与えない。
【0041】このように、処理室における基板の交換に
おいて、未処理基板の搬入と処理済み基板の搬出とを保
持部(キャッチャ)の1回の移動によって行なうことが
できる。このため、基板の交換時間を著しく低減するこ
とができる。ちなみに、従来この交換操作にかかる時間
が17秒であったものが8秒と半分以下に短縮された。
【0042】このような動作が行なわれる間に、ロード
ロック室3内の棚32の基板も搬送室5に搬入し、いず
れかのバッファに保持する。このような動作をカセット
42内の基板に対して順次に行なう。この際に第1及び
2ロードロック室20、3内のバッファの存在により、
待ち時間なく連続的に基板を装置内に搬入することがで
きるので、スループットの向上に寄与する。
【0043】処理済み基板S2は、搬送機構60により
搬送室5に戻し、更にロードロック室3を経て、搬送機
構50のアーム52、53により、処理済み基板用のカ
セット42(図1の右側のカセット)に挿入する。
【0044】以上のような処理においては、バッファ機
構の存在、及び特に処理室における基板の交換の高効率
化により、従来にない極めて高いスループットを実現す
ることができる。
【0045】また、上記装置では、エッチング、アッシ
ングの連続処理を行なうことが可能であり、この点でも
効率が高い。また、プログラムを変更することにより、
エッチング、エッチングの連続処理、エッチングの単一
処理など、ユーザーのニーズに対応した種々処理を行な
うことができ、極めて汎用性が高い。
【0046】例えば、支持部材12として支持棒12a
の先端に平板状の張出し部材12bを設けたものを用い
たが、図10図示の如く、先端に鉤状部12cを有する
ピン状の支持部材12xであってもよい。そして、支持
部材12xは退避位置においては、図11(a)図示の
如く、シールド部材13中に完全に収容され、その上に
蓋12dがされる。支持部材12xが支持位置に進出す
る際には、図11(b)図示の如く、蓋12が開き、支
持位置まで上昇すると回転し、鉤状部12cが載置台1
0側へ突出した状態となる。また、未処理基板を支持す
る支持部材(第1の支持部材)は、進出退避即ち上昇下
降するタイプのものに限らず、例えば回転移動して退避
するタイプのものであってもよい。
【0047】また、キャッチャ66即ち保持部も上記の
ものに限定されず種々のものを採用することができる。
またキャッチャとして上下2段のフォークが固定的に配
設されたものを用いたが、これらフォークが独立して移
動できるものとすることもできる。更に、基板支持部は
フォーク状に限らず搬送機構50のアーム52、53の
ように板状のものであってもよい。
【0048】図12は本発明の別の実施の形態に係る真
空処理装置の概観を示す斜視図、図13及び図14はそ
の内部を示す概略横断平面図及び概略側面図である。こ
れらの図中、図1乃至図11を参照して述べた先の実施
の形態と共通する部分については、同一の符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0049】この実施の形態に係る処理装置1Bは、図
12図示の如く、先の実施の形態と同じ3つ処理室2、
4、6を有する。処理室2、4、6は、平面が正方形の
搬送室5の3つの辺に夫々ゲートバルブ9aを介して接
続される。例えば、処理室2、6では同一のエッチング
処理が行なわれ、他の1つ処理室4ではアッシング処理
が行なわれる。
【0050】各処理室2、4、6内には、先の実施の形
態と同様、4本の支持ピン11及び4本の支持部材12
を有する載置台10が配設される。従って、前述の如
く、各処理室2、4、6においては、処理済み基板と未
処理基板との交換操作を、搬送室5内に配設された搬送
機構60の一進出動作で行うことができる。
【0051】搬送室5の残りの一辺には、上下に2つの
ロードロック室3a、3bが夫々ゲートバルブ9aを介
して接続される。また、ロードロック室3a、3bと基
板カセット42との間でLCD基板Sを搬送するため、
先の実施の形態の搬送機構50とは異なる構造の搬送機
構80が配設される。
【0052】搬送機構80はベース板81を有し、その
長手方向に沿って摺動駆動可能にスライダ82が配設さ
れる。スライダ82上には、水平面内で回転駆動可能に
L字形のスタンド83が取付けられる。更に、スタンド
83の垂直部には、昇降駆動可能に水平板84が取付け
られる。
【0053】水平板84上には基板Sを載置するための
上フォーク85及び下フォーク86が配設される。下フ
ォーク86は、水平板84の長手方向に沿って摺動駆動
可能に水平板84に取付けられる。下フォーク86の基
部86aにはサブスタンド87が立設され、上フォーク
85はサブスタンド87に昇降駆動可能に取付けられ
る。従って、上フォーク85は下フォーク86と共に、
水平板84の長手方向に沿って一体的に摺動することと
なる。
【0054】上フォーク85のフィンガ85b、85c
と、下フォーク86のフィンガ86b、86cとは、上
下方向の厚さが同一で、基板Sのカセット42内への収
納間隔よりも小さくなっている。また、上フォーク85
のフィンガ85b、85cの内エッジ間の幅は、下フォ
ーク86のフィンガ86b、86cの外エッジ間の幅よ
りも僅かに大きく設定される。更に、下フォーク86の
基部86aは、そのフィンガ86b、86cよりも、上
フォーク85の基部85aの厚さ分だけ下に凹んでい
る。
【0055】従って、上フォーク85が最も降下した
際、上フォーク85のフィンガ85b、85cと下フォ
ーク86のフィンガ86b、86cとは横方向から見て
一枚の板のように相互に重なり合うことができる。この
時、上フォーク85のフィンガ85b、85cは、下フ
ォーク86のフィンガ86b、86cのちょうど外側で
同一平面上に位置する。また、この時、少なくとも両フ
ォーク85、86の上側の支持面を整一させるようにす
る。ここでは、両上フォーク85、86の厚さが同じで
あるから、両フォーク85、86の上側の支持面も、下
側の底面も整一する。
【0056】このような構成の搬送機構80を用いる
と、処理済み基板のカセット42への収納と、未処理基
板のカセットからの取り出しとを同時に並行して行うこ
とができ、スループットが向上する。搬送機構80は、
回転系が1カ所で、他は全て直線摺動系であるから、高
速且つ安定した動作を行うことができる。
【0057】ロードロック室3a、3bは個別に任意の
減圧雰囲気に設定し且つ維持することが可能となってい
る。従って、ロードロック室3a、3bは、個別動作可
能なゲートバルブ9aを介して搬送室5に接続される一
方、個別動作可能なゲートバルブ9bを介して外部雰囲
気に接続される。
【0058】この実施の形態において、両ロードロック
室3a、3bは、図15図示の様な同一の内部構造を有
する。即ち、各ロードロック室3a、3bは、水平な2
段の基板支持レベルを有し、一度に2枚の基板Sを保持
するように構成される。上段支持レベルは対向する一対
のハンド91により規定され、下段支持レベルは対向す
る一対のハンド92により規定される。
【0059】各ハンド91、92は前方に向かって広が
るように配設された一対のフィンガ93を有する。フィ
ンガ93は内側壁に取付けられた駆動部94に取付けら
れ、駆動部94により、図15図示の位置と、フィンガ
93が側壁に向かって退避する退避位置との間で旋回駆
動される。
【0060】また、各ロードロック室3a、3bには底
壁の下に配設された駆動部(図示せず)により上下に駆
動される4本の支持ピン96が配設される。支持ピン9
6は、底壁の下に退避する退避位置と、ハンド91によ
り規定される上段支持レベルよりも上に突出する突出位
置との間で移動可能であると共に、任意の位置で停止可
能となる。
【0061】各フィンガ93が閉じて図15図示の位置
にある時、各ハンド91、92により基板Sを対応の支
持レベルに支持可能となる。反対に、各フィンガ93が
退避位置に開くと、支持ピン96に支持された基板S
が、対向する一対のハンド91、91間、或いは一対の
ハンド92、92間を通過することができる。
【0062】更に、この実施の形態においては、搬送室
5内に配設された搬送機構60xには、上下2フォーク
66a、66bを有するキャッチャ66が具備される
が、バッファ枠体70は付設されていない。これは、上
下2つのロードロック室3a、3bが配設されると共
に、処理室2、4、6だけでなく、ロードロック室3
a、3bにおいても、処理済み基板と未処理基板との交
換操作を搬送機構60xの一進出動作で行うことができ
るため、バッファ枠体70を省略することができるから
である。また、キャッチャ66をバッファ枠体70側に
向ける必要がないため、キャッチャ66とベース68と
は一つの中間アーム63で接続される。更に、ベース6
8は、シリンダ機構69を介して上下に駆動可能となっ
ている。
【0063】上述のような構成により、各ロードロック
室3a、3bにおいては、搬送機構60xの一進出動作
で、処理済み基板と未処理基板との交換操作が可能とな
る。この操作は、処理室2、4、6の載置台10に支持
ピン11と支持部材12とを配設することにより実現し
た、処理済み基板と未処理基板との交換操作と類似して
いる。
【0064】なお、ロードロック室3a、3bの各ハン
ド91、92のフィンガ93が開閉可能であるのは、例
えば、空き時間に処理済みの基板Sを上段支持レベルか
ら下段支持レベルに移す等の付随的な動作に対応するた
めのものである。従って、処理済み基板と未処理基板と
の交換操作を搬送機構60xの一進出動作で行うためだ
けであれば、各ハンド91、92のフィンガ93は開閉
動作せず、図15図示の位置に固定されたものでよい。
【0065】次に、ロードロック室3a、3bにおい
て、搬送室5の搬送機構60xにより処理済み基板と未
処理基板とを交換する操作について説明する。ここで
は、搬送機構60xの下フォーク66bに処理済み基板
S1が支持され、ロードロック室3aのハンド91(上
段支持レベル)に未処理基板S2が支持された状態を想
定する。また、ロードロック室3aの上下段支持レベル
間の間隔が搬送機構60xの上下段支持レベル間の間隔
よりも十分大きく設定されるものとする。なお、ゲート
バルブ9a等の付随的な操作の説明は省略する。
【0066】先ず、下フォーク66bで処理済み基板S
1を支持するキャッチャ66を、ハンド91で未処理基
板S2を支持するロードロック室3a内に挿入する。こ
の時、キャッチャ66の上下フォーク66a、66bの
両者がロードロック室3aの上下ハンド91、92間に
位置するようにする。
【0067】次に、支持ピン96を上昇させ、支持ピン
96によりキャッチャ66の下フォーク66bから処理
済み基板S1を受取る。次に、支持ピン96と共にキャ
ッチャ66を上昇させ、上フォーク66aによりハンド
91から未処理基板S2を受取る。
【0068】次に、上フォーク66aで未処理基板S2
を支持するキャッチャ66を搬送室5へ退避させる。次
に、支持ピン96を下降させ、ハンド92(下段支持レ
ベル)上に処理済み基板S1を載置する。
【0069】次に、上記操作に続いて、ロードロック室
3a、3bにおいて、外部雰囲気側の搬送機構80によ
り処理済み基板と未処理基板とを交換する操作について
説明する。ここでは、ロードロック室3aのハンド92
(下段支持レベル)に処理済み基板S1が支持され、搬
送機構80の上フォーク85に未処理基板S3が支持さ
れた状態を想定する。なお、ゲートバルブ9b等の付随
的な操作の説明は省略する。
【0070】先ず、上フォーク85で未処理基板S3を
支持する搬送機構80を、ハンド92で処理済み基板S
1を支持するロードロック室3a内に挿入する。この
時、搬送機構80の上下フォーク85、86間の間隔を
予め広げておき、上下フォーク85、86間にロードロ
ック室3aの上下ハンド91、92が位置するようにす
る。
【0071】次に、搬送機構80の水平板84を上昇さ
せながら、上フォーク85を下フォーク86に向けて移
動させる。この操作により、上下フォーク85、86を
上昇させながら両者間の間隔を狭めることができる。従
って、上フォーク85から上ハンド91に未処理基板S
3を載置すると共に、下フォーク86により下ハンド9
2から処理済み基板S1を受取ることができる。
【0072】図16は図12乃至図15を参照して述べ
た実施の形態に係る真空処理装置におけるLCD基板S
の搬送シーケンスを順に示す説明図である。ここでは、
処理室2、6で同一のエッチング処理を、処理室4でア
ッシング処理を行うことを想定している。図16におい
ては混同を避けるため、(a)のみに処理装置の各室の
参照を符号を付してある。(b)〜(s)中の数字は、
LCD基板Sである基板S1〜S8の係数のみを取上げ
て示すものである。
【0073】先ず、下ロードロック室3bに基板S1、
上ロードロック室3aに基板S2を導入する(図16
(b)、(c))。次に、基板S1を下ロードロック室
3bから搬送室5を経由し(図16(d))、処理室2
にロードし、基板S1のエッチングを開始する。また、
基板S1を処理室2にロードするのと並行して下ロード
ロック室3bに基板S3を搬入する(図16(e))。
そして、基板S1の処理中、基板S2を上ロードロック
室3aから搬送室5を経由し(図16(f))、処理室
6にロードし、基板S2のエッチングを開始する。ま
た、基板S2を処理室6にロードするのと並行して上ロ
ードロック室3aに基板S4を搬入する(図16
(g))。
【0074】次に、基板S1、S2の処理中、基板S3
を下ロードロック室3bから搬送室5に移動する(図1
6(h))。更に、基板S2の処理中、エッチング処理
済みの基板S1と基板S3とを搬送機構60xの一進出
動作で交換し、基板S1を搬送室5にアンロードすると
共に基板S3を処理室2にロードする。また、これと並
行して、下ロードロック室3bに基板S5を搬入する
(図16(i))。
【0075】次に、基板S2、S3の処理中、基板S1
を搬送室5から処理室4にロードし、基板S1のアッシ
ングを開始する(図16(j))。更に、基板S2、S
3、S1の処理中、基板S4を上ロードロック室3aか
ら搬送室5に移動する(図16(k))。そして、基板
S3、S1の処理中、エッチング処理済みの基板S2と
基板S4とを搬送機構60xの一進出動作で交換し、基
板S2を搬送室5にアンロードすると共に基板S4を処
理室6にロードする。また、これと並行して、上ロード
ロック室3aに基板S6を搬入する(図16(l))。
【0076】次に、基板S3、S4の処理中、アッシン
グ処理済みの基板S1と基板S2とを搬送機構60xの
一進出動作で交換し、基板S1を搬送室5にアンロード
すると共に基板S2を処理室4にロードする(図16
(m))。更に、基板S3、S4、S2の処理中、処理
完了基板S1と基板S5とを搬送機構60xの一進出動
作で交換し、基板S1を下ロードロック室3bに戻すと
共に基板S5を搬送室5に移動する(図16(n))。
そして、基板S4、S2の処理中、エッチング処理済み
の基板S3と基板S5とを搬送機構60xの一進出動作
で交換し、基板S3を搬送室5にアンロードすると共に
基板S5を処理室2にロードする。また、これと並行し
て、処理完了基板S1と基板S7とを外部雰囲気側の搬
送機構80の一進出動作で交換し、基板S1を搬出する
と共に基板S7を下ロードロック室3bに搬入する(図
16(o))。
【0077】以下、同様な操作を繰返すことにより(図
16(p)〜(s))、基板S1〜S8を、それらの係
数の小さい順に処理を完了して、真空処理装置から搬出
することができる。
【0078】以上のような処理においては、処理室及び
ロードロック室における基板の交換の高効率化により、
従来にない極めて高いスループットを実現することがで
きる。
【0079】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、本発明の要旨の範囲内で種々変形が可能である。
特に、処理装置の各特徴部分を各実施の形態に別けて述
べたが、それらの特徴部分は、任意に組み合わせ可能で
ある。例えば、図1図示の処理装置に、図12を参照し
て述べた搬送機構80や、図15を参照して述べたロー
ドロック室3a、3bを用いることができる。また、図
12図示の処理装置に、図3を参照して述べた搬送機構
60や図4を参照して述べたロードロック室3を用いる
ことができる。
【0080】更に、例えば、本発明は、単一の処理室を
有する処理装置にも有効に適用することができ、真空処
理に限らず常圧または陽圧の処理装置にも適用すること
ができる。また、エッチング、アッシング装置に限ら
ず、成膜装置等、他の種々の処理装置に適用することが
できる。更にまた、被搬送基板はLCD基板に限らず、
半導体基板等、他の基板であってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理室やロードロック室における処理済み基板と未処理
基板との交換操作を搬送機構の一進出動作で行うことが
できるため、スループットを著しく向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る真空処理装置の概観
を示す斜視図。
【図2】図1図示の装置の内部を示す概略横断平面図。
【図3】図1図示の装置の搬送室内に配設された搬送機
構及びバッファ枠体を示す斜視図。
【図4】図1図示の装置のロードロック室内に配設され
たバッファラック及びポジショナを示す斜視図。
【図5】図1図示の装置の処理室における基板の交換操
作を説明するための図。
【図6】図1図示の装置の処理室における基板の交換操
作を説明するための図。
【図7】図1図示の装置の処理室における基板の交換操
作を説明するための図。
【図8】図1図示の装置の処理室における基板の交換操
作を説明するための図。
【図9】図1図示の装置の処理室において未処理基板を
支持する支持部材の動作を示す図。
【図10】図1図示の装置の処理室において未処理基板
を支持する支持部材の変形例を示す図。
【図11】図10図示の支持部材の動作を示す図。
【図12】本発明の別の実施の形態に係る真空処理装置
の概観を示す斜視図。
【図13】図12図示の装置の内部を示す概略横断平面
図。
【図14】図12図示の装置の内部を示す概略側面図。
【図15】図12図示の装置のロードロック室の内部を
示す概略斜視図。
【図16】図12図示の装置における基板の搬送シーケ
ンスを順に示す説明図。
【符号の説明】
2、4、6……処理室 3、3a、3b……ロードロック室 5……搬送室 10……載置台 11……支持ピン(第2の支持部材) 12、12x……支持部材(第1の支持部材) 30……バッファラック 42……LCD基板カセット 50……搬送機構 60、60x……搬送機構 62……アーム 66……キャッチャ 66a、66b……フォーク 80……搬送機構 85、86……フォーク 91、92……ハンド S……LCD基板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体処理装置において載置台上の被処理
    基板を交換するための基板交換機構であって、 前記基板の1つを前記載置台上方の第1の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第1の支持部材と、 前記基板の1つを前記載置台上方の第2の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第2の支持部材と、前記第1及び第2の位置は上下に
    重なるように配置されることと、 前記載置台に対して前記基板を搬出入するための搬送機
    構と、前記搬送機構は、夫々に前記基板の1つを保持可
    能で且つ夫々前記第1及び第2の位置に対応して上下に
    積重なる第1及び第2の保持部を有する搬送部材を具備
    することと、を具備し、 前記基板の1つである第1の基板が前記搬送部材の前記
    第1の保持部に保持され、且つ前記基板の別の1つであ
    る第2の基板が前記第2の支持部材により支持されてい
    る状態において、前記搬送部材が前記載置台の上方の所
    定位置に進出している間に、前記第1及び第2の支持部
    材が前記搬送部材に対して相対的に上下逆方向に移動さ
    れることにより、前記第1の基板が前記第1の保持部か
    ら前記第1の支持部材に受け渡されると共に、前記第2
    の基板が前記第2の支持部材から前記第2の保持部に受
    け渡されることを特徴とする基板交換機構。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2の基板を受け渡す際に、
    前記搬送部材が停止した状態において、前記第1及び第
    2の支持部材が上下逆方向に移動することを特徴とする
    請求項1に記載の基板交換機構。
  3. 【請求項3】前記第2の支持部材は、前記載置台に対し
    て突出退避可能な複数の支持ピンからなり、突出時に前
    記第2の位置で前記基板の1つを支持し、且つ退避時に
    前記基板の1つを前記載置台上に載置することが可能で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の基板交
    換機構。
  4. 【請求項4】前記第1の位置は前記第2の位置よりも上
    方にあり、前記第1の支持部材は、前記第1の位置に存
    在する場合に前記第2の基板の外側に位置する複数の支
    持棒と、それらの上端で内側に突出するように設けられ
    た張出し部材とを有することと、前記第1の位置におい
    て前記第1の基板が前記張出し部材上に載置され、前記
    第2の基板が前記搬送部材によって搬送された後に、前
    記第1の基板が前記第1の支持部材から前記第2の支持
    部材に受け渡されると共に、前記第1の支持部材が退却
    することと、を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の基板交換機構。
  5. 【請求項5】前記第1の支持部材の複数の支持棒は前記
    載置台に対して突出退避可能に設けられ、その先端に設
    けられた張出し部材は前記載置台の外側に移動可能に設
    けられ、前記張出し部材が前記載置台の外側に移動する
    と共に前記支持棒が退避することによって、前記第1の
    支持部材が退却することを特徴とする請求項4に記載の
    基板交換機構。
  6. 【請求項6】半導体処理装置において載置台上の被処理
    基板を交換するための基板交換機構を用いた基板交換方
    法であって、 前記基板交換機構は、 前記基板の1つを前記載置台上方の第1の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第1の支持部材と、 前記基板の1つを前記載置台上方の第2の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第2の支持部材と、前記第1及び第2の位置は上下に
    重なるように配置されることと、 前記載置台に対して前記基板を搬出入するための搬送機
    構と、前記搬送機構は、夫々に前記基板の1つを保持可
    能で且つ夫々前記第1及び第2の位置に対応して上下に
    積重なる第1及び第2の保持部を有する搬送部材を具備
    することと、を具備し、 前記基板交換方法は、 前記基板の1つである第1の基板を前記搬送部材の前記
    第1の保持部に保持し、且つ前記基板の別の1つである
    第2の基板を前記第2の支持部材により支持する工程
    と、 前記搬送部材を前記載置台の上方の所定位置に進出させ
    た状態におき、前記第1及び第2の支持部材を前記搬送
    部材に対して相対的に上下逆方向に移動させることによ
    り、前記第1の基板を前記第1の保持部から前記第1の
    支持部材に受け渡すと共に、前記第2の基板を前記第2
    の支持部材から前記第2の保持部に受け渡す工程と、を
    具備することを特徴とする基板交換方法。
  7. 【請求項7】前記第1及び第2の基板を受け渡す際に、
    前記搬送部材が停止した状態において、前記第1及び第
    2の支持部材が上下逆方向に移動することを特徴とする
    請求項6に記載の基板交換方法。
  8. 【請求項8】前記第2の支持部材は、前記載置台に対し
    て突出退避可能な複数の支持ピンからなり、突出時に前
    記第2の位置で前記基板の1つを支持し、且つ退避時に
    前記基板の1つを前記載置台上に載置することが可能で
    あることを特徴とする請求項6または7に記載の基板交
    換方法。
  9. 【請求項9】前記第1の位置は前記第2の位置よりも上
    方にあり、前記第1の支持部材は、前記第1の位置に存
    在する場合に前記第2の基板の外側に位置する複数の支
    持棒と、それらの上端で内側に突出するように設けられ
    た張出し部材とを有することと、前記第1の位置におい
    て前記第1の基板が前記張出し部材上に載置され、前記
    第2の基板が前記搬送部材によって搬送された後に、前
    記第1の基板が前記第1の支持部材から前記第2の支持
    部材に受け渡されると共に、前記第1の支持部材が退却
    することと、を特徴とする請求項6乃至8のいずれかに
    記載の基板交換方法。
  10. 【請求項10】前記第1の支持部材の複数の支持棒は前
    記載置台に対して突出退避可能に設けられ、その先端に
    設けられた張出し部材は前記載置台の外側に移動可能に
    設けられ、前記張出し部材が前記載置台の外側に移動す
    ると共に前記支持棒が退避することによって、前記第1
    の支持部材が退却することを特徴とする請求項9に記載
    の基板交換方法。
  11. 【請求項11】被処理基板を処理するための半導体処理
    装置であって、 載置台を有すると共に前記載置台上に載置された前記基
    板の1つに所定の半導体処理を施すための処理室と、 前記処理室外で前記基板を待機させるための待機部と、 前記載置台上の処理済み基板を前記待機部の未処理基板
    と交換するための基板交換機構と、を具備し、 前記基板交換機構は、 前記基板の1つを前記載置台上方の第1の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第1の支持部材と、 前記基板の1つを前記載置台上方の第2の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第2の支持部材と、前記第1及び第2の位置は上下に
    重なるように配置されることと、 前記載置台に対して前記基板を搬出入するための搬送機
    構と、前記搬送機構は、夫々に前記基板の1つを保持可
    能で且つ夫々前記第1及び第2の位置に対応して上下に
    積重なる第1及び第2の保持部を有する搬送部材を具備
    することと、を具備し、 前記未処理基板が前記搬送部材の前記第1の保持部に保
    持され、且つ前記処理済み基板が前記第2の支持部材に
    より支持されている状態において、前記搬送部材が前記
    載置台の上方の所定位置に進出している間に、前記第1
    及び第2の支持部材が前記搬送部材に対して相対的に上
    下逆方向に移動されることにより、前記未処理基板が前
    記第1の保持部から前記第1の支持部材に受け渡される
    と共に、前記処理済み基板が前記第2の支持部材から前
    記第2の保持部に受け渡されることを特徴とする半導体
    処理装置。
  12. 【請求項12】被処理基板を処理するための半導体処理
    装置であって、 減圧雰囲気に設定可能で且つ前記基板を待機させるため
    に使用されるロードロック室と、 前記ロードロック室にゲートを介して接続された複数の
    真空処理室と、前記真空処理室は夫々載置台を有すると
    共に前記載置台上に載置された前記基板の1つに所定の
    半導体処理を減圧雰囲気で施すために使用されること
    と、 前記載置台上の処理済み基板を前記ロードロック室内の
    未処理基板と交換するための基板交換機構と、を具備
    し、 前記基板交換機構は、 前記基板の1つを前記載置台上方の第1の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第1の支持部材と、 前記基板の1つを前記載置台上方の第2の位置で支持す
    るための進出状態と退却状態との間で状態を切替え可能
    な第2の支持部材と、前記第1及び第2の位置は上下に
    重なるように配置されることと、 前記載置台に対して前記基板を搬出入するための搬送機
    構と、前記搬送機構は、夫々に前記基板の1つを保持可
    能で且つ夫々前記第1及び第2の位置に対応して上下に
    積重なる第1及び第2の保持部を有する搬送部材を具備
    することと、を具備し、 前記未処理基板が前記搬送部材の前記第1の保持部に保
    持され、且つ前記処理済み基板が前記第2の支持部材に
    より支持されている状態において、前記搬送部材が前記
    載置台の上方の所定位置に進出している間に、前記第1
    及び第2の支持部材が前記搬送部材に対して相対的に上
    下逆方向に移動されることにより、前記未処理基板が前
    記第1の保持部から前記第1の支持部材に受け渡される
    と共に、前記処理済み基板が前記第2の支持部材から前
    記第2の保持部に受け渡されることを特徴とする半導体
    処理装置。
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