JPH09224251A - 動画像符号化装置及び動画像復号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置及び動画像復号化装置

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JPH09224251A
JPH09224251A JP2969096A JP2969096A JPH09224251A JP H09224251 A JPH09224251 A JP H09224251A JP 2969096 A JP2969096 A JP 2969096A JP 2969096 A JP2969096 A JP 2969096A JP H09224251 A JPH09224251 A JP H09224251A
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block
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JP2969096A
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Teruo Itami
輝夫 伊丹
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の復号化装置に入力された複数の符号化デ
ータを用いて親画面及び子画面からなるマルチ画面を確
実に表示する。 【解決手段】ブロック化回路3からの現フレームのデー
タと動き補償回路18からの参照画像のデータとは減算器
4において減算されて予測誤差が求められる。この予測
誤差はDCT回路8に与えられてフレーム間圧縮され
る。動き検出回路73はフレームメモリ5の入出力から動
きベクトルを求める。タイミング生成回路72は復号化時
に子画面を表示する子画面領域を示す子画面位置パルス
を動き検出回路73に与える。これにより、動き検出回路
73は、動きベクトルの探索ブロックとして子画面領域を
設定しない。つまり、動き補償回路18は子画面領域の画
像を参照画像として出力することはない。従って、復号
化時に子画面領域に他の画像が表示される場合でも、親
画面を確実に復号化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチ画面を表示
するものに好適な動画像符号化装置及び動画像復号化装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の高能率符号化技術の確立に
伴って、画像のディジタル処理が普及してきている。高
能率符号化技術は、ディジタル伝送及び記録等の効率を
向上させるために、少ないビットレートで画像データを
符号化するものである。高能率符号化規格のMPEG
(Moving Picture Experts Group)1(ISO/IEC
11172)は既にビデオCD,CD−I等において使
用されている。また、現行放送並の画質に対応させた規
格であるMPEG2は規格化が略々終了している。これ
らの規格に基づく高能率符号化を利用した各種サービス
が提供されつつある。
【0003】例えば、MPEGを採用した高能率符号化
を採用することにより、遠隔地間で画像データを転送し
たテレビ会議も行われている。図17はこのようなテレ
ビ会議システムを利用した3者会議を示す説明図であ
る。
【0004】A地点、B地点及びC地点は相互に遠隔地
である。A地点の被写体はテーブル30に並んだ3人の人
物22及び人物の1人の前にたてられたフリップ(斜線
部)23である。B地点の被写体はテーブル24についた1
人の人物25である。A地点及びB地点の被写体の画像2
8,29がC地点に設けたモニタ26のモニタ画面27上に表
示されている。
【0005】即ち、A地点及びB地点の被写体は、夫々
カメラ31,36によって撮影される。カメラ31,36からの
画像データは夫々符号化装置32,33に与えられて符号化
される。図18は図17中の符号化装置32,33の具体的
な構成を示すブロック図である。図18の装置はMPE
G規格に対応しており、同一画像内で符号化を行うフレ
ーム内圧縮の外に、フレーム間の相関を利用して2つの
フレームの画像同士の差分を圧縮するフレーム間圧縮を
採用している。画像の時間方向の相関も利用して圧縮す
ることから高圧縮が可能である。
【0006】フレーム間圧縮において、単に前又は後フ
レームと現フレームとの差分を求めると、画像に動きが
ある場合には差分が大きなものとなる。そこで、現フレ
ームの所定位置に対応する前又は後フレームの位置を求
めて動きベクトルを検出し、この動きベクトルに応じた
画素位置において差分を求めることにより動き補償を行
って差分値を小さくするようにしている。
【0007】図18において、入力端子1に入力された
画像信号は、A/D変換器2によってアナログ信号から
ディジタル信号に変換された後ブロック化回路3に与え
られる。ブロック化回路3によって、水平走査順序の入
力データが、水平8×垂直8画素のブロック順序に変換
される。
【0008】MPEG規格においてはDCT(離散コサ
イン変換)処理が採用される。DCT処理は、ブロック
単位の画素データの空間座標成分を空間周波数成分に変
換する。このDCT処理のためにブロック化が行われ
る。なお、後述する動き検出においてもブロック単位で
処理が行われる。この場合には、通常はブロック化回路
3によるブロックを複数組み合わせた複数ブロック単位
で処理を行うが、説明の簡略化のために、動き検出にお
いてもブロック化回路3によるブロックサイズと同一サ
イズのブロック単位で処理を行なうものとする。ブロッ
ク化された画像データは減算器4、フレームメモリ5、
スイッチ6の端子a及び比較回路7に与えられる。
【0009】減算器4は、後述する動き補償された1フ
レーム前の画像(以下、参照画像という)の画像データ
との減算を行って、差分値を予測誤差としてスイッチ6
の端子b及び比較回路7に出力する。これにより、フレ
ーム間の画像の冗長性を利用して差分データを符号化す
るフレーム間符号化が可能となる。
【0010】こうして、スイッチ6が端子aを選択する
ことにより、画像データがそのままDCT回路8に供給
されてフレーム内圧縮が行われ、スイッチ6が端子bを
選択することにより、予測誤差がDCT回路8に供給さ
れてフレーム間圧縮が行われる。フレーム内圧縮処理と
フレーム間圧縮処理との切換は比較回路7がスイッチ6
を切換え制御することにより行われる。
【0011】比較回路7にはブロック化回路3の出力及
び減算器4の出力も与えられる。一般的には、フレーム
間圧縮処理によって得た符号化データの方がフレーム内
圧縮処理による符号化データよりも符号量を削減するこ
とができるが、絵柄によっては、発生符号量が逆転する
ことがある。比較回路7は、例えば、ブロック毎の画素
データの累積値を比較することにより、フレーム内圧縮
処理時とフレーム間圧縮処理時における発生符号量の大
小を判断する。比較回路7は、小さい累積値を与える入
力を選択するように、スイッチ6を切換制御する。
【0012】ところで、フレーム間圧縮によって符号化
されたフレームは、参照画像が復元されなければ、元の
画像に復元することができない。一方、フレーム内圧縮
によって符号化されたフレームは、フレーム内情報のみ
によって符号化されているので、単独の符号化データの
みによって復号可能である。従って、MPEG規格にお
いては、エラー伝播防止等のために、フレーム内圧縮フ
レームを固定周期(例えば数フレーム乃至数十フレー
ム)に1枚挿入して、リフレッシュを行っている。
【0013】このリフレッシュのために入力端子20には
フレーム毎に論理値が変化するフレームパルスが入力さ
れる。フレームパルスはタイミング生成回路21に与えら
れる。タイミング生成回路21は、フレームパルスの変化
点の数をカウントすることにより、所定のリフレッシュ
周期のパルスを比較回路7に出力する。リフレッシュタ
イミングにおいては、比較回路7は求めた累積値に拘わ
らず、スイッチ7に端子aを選択させてフレーム内圧縮
処理を行わせる。これにより、エラーの伝搬が抑制され
る。
【0014】DCT回路8は空間座標レベルで表わされ
る画像データを空間周波数レベルに変換し、変換係数の
直流成分及び交流成分を水平及び垂直周波数の低域から
高域に向かって順次量子化回路9に出力する。DCT変
換係数は量子化回路9において量子化されて、符号量が
削減される。量子化回路9の量子化値は、後述する可変
長符号化回路10の出力に基づいて制御される。
【0015】量子化出力は可変長符号化回路10において
可変長符号化される。可変長符号化としては例えばハフ
マン符号化が採用され、出現確立が高いデータほど短い
コードに変換されて符号量が一層削減される。可変長符
号化回路10からの符号化出力は多重化回路11に供給され
る。
【0016】フレーム間圧縮処理時に用いられる参照画
像は量子化出力をローカルデコードすることにより得て
いる。即ち、量子化出力は、逆量子化回路14に与えられ
て逆量子化された後逆DCT回路15に与えられる。逆D
CT回路15は逆量子化出力を逆DCT処理して元の空間
座標成分に戻して加算器16に出力する。DCT回路8に
減算器4の出力の予測誤差が供給される場合には、逆D
CT回路15の出力も予測誤差となる。
【0017】加算器16の出力はフレームメモリ17によっ
て1フレーム遅延された後、動き補償回路18によって動
き補償されてスイッチ19を介して加算器16に戻される。
加算器16は、動き補償回路18からの動き補償された参照
画像のデータに、予測誤差を加算して現フレームのデー
タ(ローカルデコードデータ)を再生してローカルデコ
ード信号として出力する。加算器16からのローカルデコ
ード信号は、DCT処理及び量子化処理による誤差分を
相殺したものとなる。
【0018】一方、ブロック化回路3からの現フレーム
の画像データ及びフレームメモリ5によって1フレーム
期間遅延させて得た前フレームの画像データを動き検出
回路13に与える。動き検出回路13は例えばマッチング計
算によって動きベクトルを求める。動き補償回路18は、
フレームメモリ17のローカルデコード信号から対応する
ブロックのデータを抽出して動きベクトルに応じて補正
を行い、減算器4に出力すると共にスイッチ19を介して
加算器16に出力する。こうして、動き補償された前フレ
ームのデータが予測フレームとして動き補償回路18から
減算器4に供給されることになり、減算器4からの予測
誤差に対してDCT処理が行われる。
【0019】なお、スイッチ19は比較回路7に制御され
て、フレーム間圧縮処理時にのみオンとなる。
【0020】動きベクトル検出回路13からの動きベクト
ル及び比較回路7からの圧縮方法を示すピクチャ信号は
多重化回路11に与えられる。多重化回路11は符号化出力
に動きベクトル及びピクチャ信号を多重して符号化デー
タとして出力端子12から出力する。
【0021】なお、出力端子12に出力された符号化デー
タは、図示しない誤り訂正回路及び変調回路等によっ
て、誤り訂正符号化された後ディジタル変調されて、伝
送路34に出力される。
【0022】図17において、符号化装置32,33からの
符号化データは伝送路34を介して復号化装置35に供給さ
れる。図19は図17中の復号化装置35の具体的な構成
を示すブロック図である。
【0023】図19において、符号化データは入力端子
41を介して入力される。この符号化データは分離化回路
42に与えられて、符号化出力、動きベクトル及びピクチ
ャ信号に分離される。
【0024】符号化出力は可変長復号化回路43に与えら
れ、可変長復号化処理によって元の固定長データに戻さ
れる。可変長復号化回路43の出力は逆量子化回路44によ
って逆量子化処理され、逆DCT回路45によって逆DC
T処理されて加算器49に与えられる。加算器49の出力は
フレームメモリ48、動き補償回路46及びスイッチ47を介
して加算器49に戻される。フレームメモリ48は加算器49
の出力を1フレーム期間遅延させ、動き補償回路46はフ
レームメモリ48の出力を可変長復号化回路43からの動き
ベクトルを用いて動き補償してスイッチ47を介して加算
器49に与えている。
【0025】フレーム間圧縮フレームについては逆DC
T回路45の出力は予測誤差であり、加算器49は、動き補
償回路46からの動き補償された前フレームの画像と現フ
レームの復号化出力(予測誤差)とを加算することによ
り、現フレームのデータを再生する。加算器49の出力は
逆ブロック化回路50に与えられて逆ブロック化され、D
/A変換器51によってアナログ信号に戻された後出力端
子52から出力される。
【0026】出力端子52からの画像信号がモニタ26に供
給されて、モニタ画面27上に表示される。この場合、復
号化回路35がモニタ26のモニタ画面27のフルサイズの解
像度を有する画像を復号化する能力を有しているものと
し、A地点とB地点から伝送される画像が画面フルサイ
ズの解像度より低い解像度であるものとすると、A地点
及びB地点からの画像28,29をモニタ画面27上の2つの
窓内に表示させることができる。
【0027】しかし、図17に示すこのような表示で
は、画面全域が表示に用いられていない。即ち、A地点
から伝送された画像を映出する窓及びB地点から伝送さ
れた画像を映出する窓のみが表示され、他の部分は有効
な画像が映出されない余白部分37となる。
【0028】つまり、復号化装置35及びモニタ37の表示
能力に対して、有効な表示を行う画像部分が小さく、C
地点の受信者にとってA地点及びB地点の被写体を確認
しにくいという欠点がある。
【0029】そこで、図20に示す画像表示を行うこと
が考えられる。即ち、図20においては、A地点からの
画像28をモニタ画面27のフルサイズで表示する。そし
て、画像28中に小窓38を設け、小窓38内にB地点からの
画像29を表示する。
【0030】しかしながら、この場合には、絵柄の動き
によっては、表示されない部分が発生してしまうという
問題点があった。図21及び図22はこの問題点を説明
するための説明図である。図21はA地点における被写
体像の変化を示しており、図21(a)は第(n−1)
フレームの画像28を示し、図21(b)は第nフレーム
の画像28′を示している。
【0031】いま、図21(a)に示すA地点における
第(n−1)フレームの画像内の絵柄のうちフリップ
(斜線部)23のみが動いて、第nフレームでは中央の人
物の前に移動するものとする(図21(b))。符号化
装置32においてフレーム間圧縮を採用すると、第nフレ
ームの符号化時には、第(n−1)フレームの画像28′
と現フレームの画像28′との差分が符号化される。この
場合には、フリップ23,23′部分の動きベクトルが正確
に検出されれば、第nフレーム予測誤差は略々0とな
り、符号量を削減することができる。
【0032】一方、復号化装置35において、第(n−
1)フレームの画像28が再現されるものとする。図22
(a)は画像28に基づく復元画像を示している。この場
合には、上述したように、モニタ画面27上の小窓38部分
(図22(a)の塗潰し部分)に子画面としてB地点の
画像が挿入される。即ち、図19に示す復号化装置35の
フレームメモリ48には、小窓38部分を除く画像28の画素
データが格納される。なお、フレームメモリ48の小窓38
部分に対応する位置にはB地点の被写体像の画像データ
が格納される。
【0033】復号化装置35は、次の第nフレームの画像
の復元時には、フレームメモリ48に格納されている画像
を参照画像として用いて、復号化を行う。ところが、A
地点の画像28′のフリップ23′部分は、第(n−1)フ
レームのフリップ23を移動させたものであり、フリップ
23′部分は、フリップ23部分の画像データを用いなけれ
ば復号化することはできない。
【0034】しかしながら、フリップ23部分の画像デー
タの一部はB地点の被写体像の画像データに置き換えら
れており、フリップ23′のこの部分(図22(b)の網
線部分)については画像を復元することができない。
【0035】そこで、図23に示すように、モニタ画面
27のフルサイズの復号能力を有する複数の復号化装置を
用いることが考えられる。A地点からの符号化データは
端子59を介して復号化装置61に供給される。また、B地
点からの符号化データは端子60を介して復号化装置62に
供給される。復号化装置61,62は復号化装置65と同一構
成であり、入力された符号化データを復号化して切換え
器63に出力する。
【0036】切換え器63は、モニタ画面27の小窓38に対
応する期間には、復号化装置62からの縮小画像データを
D/A変換器64に出力し、他の期間には復号化装置61か
らの画像データをD/A変換器64に出力する。D/A変
換器64によって切換え器63からの画像データがアナログ
信号に変換されて出力端子65からモニタ26に供給され
る。
【0037】この構成によれば、相互の画像の影響を受
けることなく、各地点からの画像を確実に復元すること
ができる。こうして、図24(a),(b)に示すよう
に、第(n−1)フレームの画像及び第nフレームの画
像を欠落することなく表示させることができる。
【0038】しかしながら、この場合には、受信側で送
信側の数だけ復号化装置を用意する必要があり、装置の
規模が著しく大きくなってしまうという問題があった。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、複
数の符号化データを復号化して、各符号化データに対応
した親画面及び親画面内に表示する子画面を有するマル
チ画面表示を行う場合において、1台の復号化装置によ
って復号化を行うと、画像の一部を復元することができ
ないことがあるという問題点があった。また、この場合
において、マルチ画面内の画像を確実に復元するために
は、1画面に表示する画像数に応じた数の復号化装置を
用意する必要があり、装置規模が著しく大きいという問
題点があった。
【0040】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、1台の復号化装置よって複数の符号化デー
タを復号化して、親画面及び子画面を確実に復元するこ
とができる動画像符号化装置及び動画像復号化装置を提
供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
動画像符号化装置は、現画面と異なる画面の画像を参照
画像として、前記現画面の画像に対する画面内圧縮及び
前記現画面の画像と前記参照画像との予測誤差に対する
画面間圧縮を行って符号化データを出力する符号化手段
と、前記現画面の画像内の所定の注目ブロックと前記参
照画像の所定の探索ブロック内のブロックとのマッチン
グ結果が最小となるマッチングブロックを求め、求めた
マッチングブロックと前記注目ブロックとの位置関係を
動きベクトルとして出力する動きベクトル検出手段と、
前記参照画像を前記動きベクトルによって動き補償して
動き補償した参照画像を前記符号化手段に与えて画面間
圧縮させる動き補償手段と、前記動きベクトル検出手段
を制御して、前記探索ブロックとしては前記参照画像の
所定の領域以外の領域内のブロックのみを設定させる制
御手段とを具備したものであり、本発明の請求項2に係
る動画像符号化装置は、現画面と異なる画面の画像を参
照画像として、前記現画面の画像に対する画面内圧縮及
び前記現画面の画像と前記参照画像との予測誤差に対す
る画面間圧縮を行って符号化データ出力する符号化手段
と、前記現画面の画像内の所定の注目ブロックと前記参
照画像の所定の探索ブロック内のブロックとのマッチン
グ結果が最小となるマッチングブロックを求め、求めた
マッチングブロックと前記注目ブロックとの位置関係を
動きベクトルとして出力する動きベクトル検出手段と、
前記参照画像を前記動きベクトルによって動き補償して
動き補償した参照画像を前記符号化手段に与えて画面間
圧縮させる動き補償手段と、前記符号化手段を制御し
て、前記現画面の前記所定の領域内のブロックについて
は画面内圧縮させる画面内圧縮制御手段と、前記符号化
手段が画面内圧縮したことを示す画面内圧縮情報を前記
符号化データに付加する画面内圧縮情報付加手段とを具
備したものであり、本発明の請求項5に係る動画像復号
化装置は、請求項1に記載の動画像符号化装置からの符
号化データを含む複数の符号化データが与えられ、これ
らの複数の符号化データから抽出した動きベクトルに基
づいて、動きベクトルの検出のための探索ブロックに設
定されていない前記所定の領域を検出する領域検出手段
と、この領域検出手段の出力に基づいて入力された前記
複数の符号化データを切換え選択する選択手段と、この
選択手段が切換え選択した符号化データを復号化して画
像信号を出力する復号化手段とを具備したものであり、
本発明の請求項6に係る動画像復号化装置は、請求項2
乃至4のいずれか1つに記載の動画像符号化装置からの
符号化データを含む複数の符号化データが与えられ、こ
れらの複数の符号化データから抽出した前記画面内圧縮
情報又は前記領域位置情報に基づいて、前記所定の領域
を検出する領域検出手段と、この領域検出手段の出力に
基づいて入力された前記複数の符号化データを切換え選
択する選択手段と、この選択手段が切換え選択した符号
化データを復号化して画像信号を出力する復号化手段と
を具備したものであり、本発明の請求項8に係る動画像
復号化装置は、請求項2又は請求項4のいずれか一方に
記載の動画像符号化装置からの符号化データを含む複数
の符号化データが与えられ、これらの複数の符号化デー
タから抽出した前記画面内圧縮情報又は前記領域位置情
報に基づいて、前記所定の領域及び前記所定の領域の周
囲であって、前記探索ブロックが前記所定の領域内に設
定される領域を検出する領域検出手段と、この領域検出
手段の出力に基づいて入力された前記複数の符号化デー
タを切換え選択する選択手段と、この選択手段が切換え
選択した符号化データを復号化して画像信号を出力する
復号化手段と、前記所定の領域の周囲であって、前記探
索ブロックが前記所定の領域内に設定される領域に対応
する期間に、前記復号化手段からの画像信号に代えて所
定の枠画像を出力する切換え手段とを具備したものであ
る。
【0042】本発明の請求項1において、動きベクトル
検出手段は、参照画像内の探索ブロック内でマッチング
ブロックを検出して動きベクトルを求める。動き補償手
段は、この動きベクトルを用いて参照画像を動き補償す
る。符号化手段は、動き補償手段から動き補償された参
照画像が与えられて、原画面の画像と参照画像との予測
誤差を画面間圧縮する。動きベクトルの検出時には、制
御手段によって、探索ブロックが所定の領域以外の領域
内に設定される。即ち、所定の領域内の参照画像が画面
間圧縮に用いられることはない。これにより、復号化時
に、所定の領域を復号化しない場合でも、所定の領域以
外の領域については、画面間圧縮されている場合でも確
実に復号化される。
【0043】本発明の請求項2においては、画面内圧縮
制御手段よって、画面内の所定の領域については、必ず
画面内圧縮される。また、画面内圧縮情報付加手段によ
って、画面内圧縮したことを示す画面内圧縮情報が符号
化データに付加されて出力される。これにより、復号化
側において、所定の領域を復号化しない場合でも、所定
の領域以外の領域については確実に復号化される。
【0044】本発明の請求項5においては、所定の領域
に探索ブロックが設定せずに求めた動きベクトルを用い
て画面間圧縮された符号化データが入力される。領域検
出手段は、動きベクトルから所定の領域を検出する。選
択手段は、所定の領域以外の領域については、請求項1
に記載の動画像符号化装置からの符号化データを選択し
て復号化手段に与え、所定の領域については、他の符号
化データを選択して復号化手段に与える。復号化手段
は、入力された符号化データを復号化する。この場合に
は、請求項1に記載の動画像符号化装置からの符号化デ
ータは所定の領域内の画像を参照画像とする画面間圧縮
が行われていないので、所定の領域に他の符号化データ
の復号化データが表示される場合でも、所定の領域以外
の領域について確実な復号化が行われる。
【0045】本発明の請求項6において、入力された符
号化データには画面内圧縮情報又は領域位置情報が付加
されており、領域検出手段は、これらの情報に基づいて
所定の領域を検出する。
【0046】本発明の請求項8において、選択手段は、
所定の領域及び所定の領域の周囲であって、探索ブロッ
クが所定の領域内に設定される領域を検出する。この領
域検出手段の出力に基づいて、所定の領域以外の領域に
ついては、請求項2又は請求項4のいずれか一方に記載
の動画像符号化装置からの符号化データが復号化され、
所定の領域については他の符号化データが復号化され
る。しかし、所定の領域の周囲については、所定の領域
内の画像が参照画像として用いられている可能性があ
り、復号化されない部分が生じる。切換え手段はこの部
分の復号化出力に代えて所定の枠画像を出力する。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
動画像符号化装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。図1において図18と同一の構成要素には同一符号
を付してある。本実施の形態は複数の符号化データを復
号化して親画面及び子画面を有するマルチ画面表示を行
うシステムにおいて、親画面用の符号化データを生成す
るものに適用した例である。
【0048】本実施の形態は動き検出回路13に代えて動
き検出回路73を採用すると共に、タイミング生成回路72
を設けた点が図18の従来例と異なる。
【0049】即ち、入力端子1には画像信号が入力され
る。A/D変換器2は入力端子1からの画像信号をディ
ジタル信号に変換してブロック化回路3に出力する。ブ
ロック化回路3は水平走査順序の入力データを水平8×
垂直8画素のブロック順序に変換して出力するようにな
っている。本実施の形態においても、MPEG規格を採
用し、画像信号に対してフレーム内圧縮処理だけでなく
フレーム間圧縮処理も行う。また、これらの圧縮処理に
おいてはDCT処理を採用する。このDCT処理のため
にブロック化が行われる。なお、従来例と同様に、説明
の簡略化のために、動き検出におけるブロックもDCT
ブロックサイズと同一サイズであるものとして説明す
る。ブロック化された画像データは減算器4、フレーム
メモリ5、スイッチ6の端子a、比較回路7及び動き検
出回路73に与えられる。
【0050】減算器4は、後述する動き補償回路18から
動き補償された参照画像データが与えられ、ブロック化
回路3からの現フレームの画像データと参照画像データ
との差分を予測誤差としてスイッチ6の端子b及び比較
回路7に出力する。これにより、フレーム間の画像の冗
長性を利用して差分データを符号化するフレーム間符号
化が可能となる。
【0051】スイッチ6は、比較回路7からのピクチャ
信号によって制御される。即ち、スイッチ6は、ピクチ
ャ信号によってフレーム内圧縮処理が指定された場合に
は端子aを選択して現フレームの画像データをそのまま
DCT回路8に供給し、フレーム間圧縮処理が指定され
た場合には端子bを選択して予測誤差をDCT回路8に
供給する。
【0052】比較回路7にはブロック化回路3の出力及
び減算器4の出力も与えられる。一般的には、フレーム
間圧縮処理によって得た符号化データの方がフレーム内
圧縮処理による符号化データよりも符号量を削減するこ
とができるが、絵柄によっては、発生符号量が逆転する
ことがある。比較回路7は、例えば、ブロック毎の画素
データの累積値を比較することにより、フレーム内圧縮
処理時とフレーム間圧縮処理時における発生符号量の大
小を判断する。比較回路7は、小さい累積値を与える入
力を選択するように、スイッチ6を切換制御する。
【0053】一方、入力端子20にはフレーム毎に反転す
るフレームパルスが入力される。タイミング生成回路21
はこのフレームパルスが与えられて、フレームパルスの
変化点の数をカウントすることにより、所定のリフレッ
シュ周期のパルスをリフレッシュタイミング信号として
比較回路7に出力する。比較回路7は、累積値に基づく
ピクチャ信号を発生すると共に、リフレッシュタイミン
グにおいては、求めた累積値に拘わらず、フレーム内圧
縮処理を示すピクチャ信号を発生するようになってい
る。比較回路7からのピクチャ信号はスイッチ19及び多
重化回路11にも与えられる。
【0054】DCT回路8はスイッチ6から画像データ
又はその予測誤差が与えられ、空間座標レベルで表わさ
れる画像データを空間周波数レベルに変換し、変換係数
の直流成分及び交流成分を水平及び垂直周波数の低域か
ら高域に向かって順次量子化回路9に出力する。量子化
回路9は、入力されたDCT変換係数を所定の量子化係
数を用いて量子化するようになっている。DCT変換係
数の水平及び垂直高域ほど大きい量子化係数が設定され
るようになっている。量子化回路9からの量子化出力は
可変長符号化回路10に与えられる。
【0055】一般的な絵柄では、水平及び垂直高域のパ
ワーは比較的小さく、更に、水平及び垂直の高域ほど大
きな量子化係数が設定されるので、量子化出力の水平及
び垂直高域は零データが連続する可能性が高い。この理
由から、可変長符号化回路10においては、量子化出力を
零データと非零データとに分け、零データについてはそ
の連続数であるゼロランに置き換えられる。これによ
り、伝送するデータ量を削減することができる。更に、
ブロックの最終データまで零が連続する場合には、EO
B(End Of Block)データに置き換えることにより一層
データ量を削減することができる。
【0056】可変長符号化回路10は、例えば、非零デー
タとゼロランとの組のデータの出現確率に基づいて作成
されたハフマンテーブルを採用して、ハフマン符号化を
行う。これにより、出現確率が高いデータほど短いコー
ドが割当てられてデータ量が一層削減される。
【0057】なお、可変長符号化回路10の発生符号量に
基づいて量子化回路9の量子化係数を制御することによ
り、符号化出力を定レート化することができる。可変長
符号化回路10からの符号化出力は多重化回路11に供給さ
れる。
【0058】一方、量子化回路9からの量子化出力は、
参照画像データを得るために、逆量子化回路14に与えら
れる。逆量子化回路14は、入力された量子化出力に量子
化係数を乗じて量子化前のデータに戻して逆DCT回路
15に出力する。逆DCT回路15は逆量子化出力にDCT
回路8の逆処理を行って、空間周波数成分を元の空間座
標成分に戻して加算器16に出力する。
【0059】加算器16の出力はフレームメモリ17によっ
て1フレーム期間遅延された後、動き補償回路18及びス
イッチ19を介して加算器16に与えられるようになってい
る。即ち、加算器16には、逆DCT回路15から予測誤差
が供給され、スイッチ19を介して1フレーム前の参照画
像データが与えられることになり、加算器16は2入力を
加算して現フレームのデータを復元する。加算器16から
のローカルデコードデータは、フレームメモリ17に与え
られる。フレームメモリ17は加算器16からのローカルデ
コードデータを1フレーム期間遅延させて動き補償回路
18に出力する。
【0060】一方、ブロック化回路3からの現フレーム
の画像データはフレームメモリ5及び動き検出回路73に
も与えられる。フレームメモリ5は入力された画像デー
タを1フレーム期間遅延させて動き検出回路73に出力す
る。動き検出回路73は1フレーム前後の画像データが与
えられて、現フレームの画像の動きをブロック単位に検
出して動き補償回路18及び多重化回路11に出力するよう
になっている。動き補償回路18はフレームメモリ17に格
納されている参照画像のブロック化位置を動きベクトル
に基づいて決定して、動き補償した参照画像ブロックデ
ータを出力する。
【0061】図2は動き検出及び動き補償を説明するた
めの説明図である。
【0062】図2(a)はフレームメモリ5からの前フ
レーム((n−1)フレーム)の参照画像を示し、図2
(b)はブロック化回路3からの現フレーム(nフレー
ム)の画像を示している。2(c)は現フレームの画像
と前フレームの画像との差分を示し、図2(d)は動き
補償した参照画像を示し、図2(e)は予測誤差を示し
ている。
【0063】図2(a),(b)に示すように、前フレ
ームの画像のうち左下の長方形の画像(斜線部)は静止
し、黒丸の画像が右上に移動して現フレームの画像が構
成される。この場合には、図2(c)のブロック82の画
像は、ブロック81の画像が図の動きベクトルで示される
方向及び量だけ移動したものと考えられる。
【0064】この動きベクトルを求めるために、動き検
出回路73は、先ず、現フレームを水平x画素×垂直y画
素のブロックに分割する(図2では1フレームを水平5
×垂直4ブロックに分割している)。現フレームの注目
する注目ブロック(d−2)に対して相対的な位置関係
が同一である前フレームのブロック(d−2)を中心と
した水平u画素×垂直v画素の探索ブロックを設定す
る。注目ブロックを探索ブロック内で1画素単位に移動
させ、各位置毎に注目ブロックの全画素と前フレームの
対応する各画素との間でマッチング計算、すなわち、各
画素同士の差分の累積値を求める。求めた累積値が最小
となるブロックがブロックマッチングがとれているマッ
チングブロックであり、このマッチングブロックの位置
と注目ブロックの位置との位置関係を示すベクトルを、
図2(c)に示すように、動きベクトルとして求める。
【0065】フレームメモリ17には前フレームの画像デ
ータが符号化された後復号化されて格納されており、現
フレームが第nフレームであるものとすると、フレーム
メモリ17には図2(a)に示す第(n−1)フレームの
画像データと略々同一の画像データが格納されることに
なる。
【0066】図2(a),(b)の長方形の部分及び黒
丸の部分以外の部分が平坦な白い画像であるものとする
と、前フレームと現フレームとでは、参照ブロックc−
2,d−2のみが相違する。動き補償回路18は、図2
(c)の動きベクトルに基づいて、フレームメモリ17か
らの前フレームの画像(図2(a))のブロックc−2
の下半分とブロックc−3の上半分とから成るマッチン
グブロックを、ブロックd−2の位置に動き補償する。
即ち、動き補償回路18は、このマッチングブロック(参
照画像ブロック)を現フレームのブロックd−2がブロ
ック化回路3から出力されるタイミングにおいて、減算
器4に出力する。
【0067】こうして、現フレームの画像に対して、動
き補償回路18からは図2(d)に示す参照画像が減算器
4に出力される。減算器4は、ブロック化回路3からの
現フレームの画像(図2(b))と動き補償回路18から
の動き補償された参照画像(図2(d))との差分(図
2(e))を求める。この場合には、図2(e)に示す
ように、差分値は0となり、符号量を著しく削減するこ
とができる。
【0068】なお、スイッチ19は比較回路7からのピク
チャ信号によってフレーム間圧縮処理が指定された場合
にのみオンとなって、動き補償回路18からの参照画像デ
ータを加算器16に出力するようになっている。また、多
重化回路11は符号化出力に動きベクトル及びピクチャ信
号を多重して符号化データとして出力端子12から出力す
るようになっている。多重化回路11からの符号化データ
は図示しない誤り訂正回路及びディジタル変調回路等に
与えられて、誤り訂正符号化されディジタル変調された
後図示しない伝送路に送出されるようになっている。
【0069】本実施の形態においては、動き検出回路73
は、タイミング生成回路72によって制御されるようにな
っている。入力端子71には復号化側において親画面内に
設ける子画面領域の位置を示す子画面位置情報が入力さ
れる。この子画面位置情報はタイミング生成回路72に供
給される。タイミング生成回路72は、子画面領域に対応
するタイミングでハイレベル(以下、“H”という)と
なる子画面位置パルスを生成する。この子画面位置パル
スは動き検出回路73及び多重化回路11に与えられる。
【0070】図3は図1中のタイミング生成回路72が発
生する子画面位置パルスを示すタイミングチャートであ
る。図3(a),(b)は所定の複数の垂直期間を示
し、図3(c),(d)は所定の複数の水平期間を示し
ている。また、図3(a)は垂直同期を示し、図3
(b)は子画面位置パルスを示し、図3(c)は水平同
期を示し、図3(d)は子画面位置パルスを示してい
る。図3において子画面位置パルスは“H”で子画面領
域を示し、ローレベル(以下、“L”という)でその他
の領域を示す。
【0071】図3(a)に示す垂直同期タイミングに対
して、子画面位置パルスは図3(b)に示すように、垂
直期間の後半の所定期間だけ“H”となる。また、図3
(c)に示す水平同期タイミングに対して、子画面位置
パルスは図3(d)に示すように、水平期間の後半の所
定期間だけ“H”となる。即ち、子画面位置パルスは、
画面垂直方向下側の水平方向右側のタイミングにのみ
“H”となる。従って、図3に示す子画面位置パルスに
よって示される子画面領域は、画面の右下に位置する。
【0072】なお、入力端子71を介して入力される子画
面位置情報としては、子画面位置の座標データであって
もよく、子画面位置の座標データと大きさを示すデータ
であってもよく、また、子画面位置パルスそのものであ
ってもよい。
【0073】動き検出回路73は、上述したように、現フ
レームの所定の注目ブロックに対して相対的な位置関係
が同一である前フレームのブロックを中心とした水平u
画素×垂直v画素の探索ブロックを設定し、この探索ブ
ロック内で差分の累積値が最小となるマッチングブロッ
クを検出して動きベクトルを求めている。
【0074】本実施の形態においては、動き検出回路73
は、子画面位置パルスが与えられて、所定の注目ブロッ
クに対する探索ブロックを子画面領域内に設定しないよ
うになっている。即ち、動き検出回路73は、探索ブロッ
クが子画面位置パルスの“L”期間の範囲内にある場合
には、注目ブロックを中心として通常の範囲の探索ブロ
ックを設定し、通常の設定を行うと“H”期間の範囲内
になってしまう場合には、探索ブロックの範囲を小さく
するか、又は、探索ブロックを“L”期間内にシフトす
ることにより、探索ブロックが子画面領域内に設定され
ないようにする。
【0075】なお、本実施の形態においては、子画面領
域内のブロックについては符号化を行う必要はないが、
子画面領域内のブロックを符号化する場合でも、探索ブ
ロックは子画面領域外に設定するか、又は、子画面領域
内のブロックについてはフレーム内圧縮処理を施すよう
になっている。
【0076】なお、タイミング生成回路72からの子画面
位置パルスは多重化回路11に与えられる。多重化回路11
は子画面位置パルスによって与えられる子画面位置情報
を符号化データに多重して出力するようになっている。
【0077】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図4を参照して説明する。図4(a)は従
来例における探索ブロックの設定範囲を示し、図4
(b)は図1の実施の形態における探索ブロックの設定
範囲を示している。
【0078】入力端子1を介して入力された画像信号は
A/D変換器2によってディジタル信号に変換された後
ブロック化回路3に供給される。ブロック化回路3は入
力された画像データをブロック化して、ブロックデータ
を減算器4及びスイッチ6の端子aに出力する。
【0079】フレーム内圧縮時の処理は従来と同様であ
る。すなわち、この場合には、スイッチ6は端子aを選
択し、ブロック化回路3からのブロックデータはDCT
回路8にそのまま与える。DCT回路8は画像データを
DCT処理し、量子化回路9は変換係数を量子化してビ
ットレートを低減する。量子化出力は可変長符号化回路
10に与えられて、可変長符号化された後多重化回路11に
供給される。
【0080】一方、量子化回路9からの量子化出力は、
参照画像を得るために逆量子化回路14に与えられて逆量
子化される。逆量子化出力は逆DCT回路15に与えられ
て逆DCT処理されて元の画像データに戻された後、加
算器16に与えられる。加算器16の出力は参照画像として
フレームメモリ17に記憶されると共に、フレームメモリ
17から読出されて動き補償回路18において動き補償され
た後、スイッチ19を介して加算器16に与えられる。逆D
CT回路15の出力が予測誤差である場合には、比較回路
7からのピクチャ信号によってスイッチ19はオンとなっ
ており、加算器16は予測誤差と動き補償された参照画像
データとを加算して現フレームの画像データを復元す
る。こうして、フレームメモリ17には参照画像の画像デ
ータが格納される。
【0081】一方、フレーム間圧縮処理時には、スイッ
チ6は端子bを選択して、減算器4からの予測誤差をD
CT回路8に与える。減算器4はブロック化回路3の出
力と動き補償回路18の出力との差分を予測誤差として出
力している。本実施の形態においては、フレーム間圧縮
時における動き補償の方法が従来例と異なる。
【0082】いま、図4(a),(b)の塗潰し部分に
示す注目ブロック81のブロックデータがブロック化回路
3から出力されるものとする。端子71を介して入力され
た子画面位置情報はタイミング生成回路72に与えられ
て、子画面領域に対応する子画面位置パルスが動き検出
回路73に与えられる。
【0083】動き検出回路73は、子画面位置パルスを参
照しながら探索ブロックを設定する。即ち、注目ブロッ
ク81の周囲に通常の設定方法で探索ブロックを設定した
場合には、図4(a),(b)の斜線部分に示す探索ブ
ロック82が得られる。この探索ブロック82は、子画面位
置パルスの“L”期間の範囲内にあり、図4(a),
(b)に示す子画面領域83内には存在しない。従って、
動き検出回路73は、設定した探索ブロック82内でブロッ
クマッチングがとれているマッチングブロックを検出し
て動きベクトルを求める。
【0084】この動きベクトルは動き補償回路18に与え
られ、動き補償回路18は動きベクトルに基づくブロック
化位置でフレームメモリ17に格納された画像データをブ
ロック化して減算器4に出力する。こうして、減算器4
において、現フレームのブロックデータと動き補償され
たブロックデータとの減算が行われて予測誤差が求めら
れる。
【0085】DCT処理以降の処理はフレーム内圧縮時
と同様である。多重化回路11は可変長符号化回路10から
の符号化出力に動きベクトル、ピクチャ信号及び子画面
位置情報を多重して出力する。
【0086】次に、図4(a),(b)の塗潰し部分に
示す注目ブロック84のブロックデータがブロック化回路
3から出力されるものとする。この場合にも、動き検出
回路73は、子画面位置パルスを参照しながら探索ブロッ
クを設定する。ここで、動き検出回路73が従来と同様に
注目ブロック84の周囲に通常の設定方法で探索ブロック
を設定した場合には、図4(a)の斜線部分に示す探索
ブロック85が得られる。しかしながら、図4(a)に示
すように、この探索ブロック85は、図4(a)に示す子
画面領域83内に存在しており、子画面位置パルスの
“H”期間の範囲内に含まれる。
【0087】そこで、動き検出回路73は、設定した探索
ブロック85を子画面領域83の外側にシフトさせて、図4
(b)に示す探索ブロック86を設定する。この探索ブロ
ック86は、子画面位置パルスの“L”期間の範囲内にあ
る。動き検出回路73は、設定した探索ブロック86内でブ
ロックマッチングがとれているマッチングブロックを検
出して動きベクトルを求める。
【0088】動き補償回路18は動き検出回路73からの動
きベクトルに基づくブロック化位置でフレームメモリ17
に格納されている参照画像データをブロック化して出力
する。動きベクトルの探索範囲が子画面領域外に設定さ
れているので、動きベクトルによって示される参照画像
のブロック化位置は子画面領域外を示すものとなる。即
ち、フレームメモリ17に格納されている参照画像データ
のうち子画面領域内の画像データは参照画像データとし
ては用いられない。
【0089】他の作用は注目ブロック81に対する処理時
と同様である。
【0090】このように、本実施の形態においては、動
き検出のための探索ブロックを子画面領域内に設定しな
いようにしている。このため、子画面領域内の画像デー
タが参照画像データとして用いられることはなく、フレ
ーム間圧縮による符号化データの復号化時に、子画面領
域内の画像データが必要となることはない。
【0091】図5は本発明に係る動画像復号化装置の一
実施の形態を示すブロック図である。図5において図1
9と同一の構成要素には同一符号を付してある。本実施
の形態は、親画面用の符号化データを作成する装置とし
て図1の動画像符号化装置を用い、親画面用及び子画面
用の符号化データが入力されて、これらの符号化データ
に基づく親画面及び子画面を表示するためのものであ
る。
【0092】入力端子41には符号化データが入力され
る。この符号化データは図1の符号化装置によって得ら
れたものであり、親画面用として入力される。即ち、こ
の符号化データは、画像データ又はそのフレーム間差分
に対するDCT処理、量子化処理及び可変長符号化処理
によって作成したものであり、動きベクトルの探索ブロ
ックは子画面領域以外の部分に設定されている。また、
入力端子41に入力される符号化データには、フレーム内
圧縮フレームであるかフレーム間圧縮フレームであるか
を示すピクチャ信号、動きベクトル及び子画面位置情報
も含まれている。一方、入力端子91には子画面用の符号
化データが入力される。
【0093】分離化回路42,92は夫々入力端子41,91を
介して入力された符号化データから、符号化出力、動き
ベクトル、ピクチャ信号及び子画面位置情報を分離す
る。分離化回路42,92からの符号化出力は夫々可変長復
号化回路43,93に与えられ、動きベクトル、ピクチャ信
号及び子画面位置情報はタイミング生成回路94に与えら
れる。
【0094】可変長復号化回路43,93は入力された符号
化出力を可変長復号化して量子化出力を得る。可変長復
号化回路43,93からの量子化出力は夫々スイッチ95の端
子a,bに与えられる。タイミング生成回路94は子画面
位置情報から符号化側で用いた子画面位置パルスを生成
してスイッチ95に与える。また、タイミング生成回路94
は動きベクトルを動き補償回路46に与えると共に、ピク
チャ信号をスイッチ47に与えるようになっている。
【0095】スイッチ95は子画面位置パルスの“L”の
期間に可変長復号化回路43からの親画面用の量子化出力
を選択して逆量子化回路44に与え、“H”の期間に可変
長復号化回路93からの子画面用の量子化出力を選択して
逆量子化回路44に与える。逆量子化回路44は量子化出力
を逆量子化して逆DCT回路45に出力し、逆DCT回路
45は逆量子化出力を逆DCT処理して空間周波数成分を
元の空間座標成分に戻して加算器49に出力する。加算器
49の出力はフレームメモリ48に与え、フレームメモリ48
は加算器49の出力を1フレーム期間遅延させて動き補償
回路46に与える。
【0096】動き補償回路46は、タイミング生成回路94
からの動きベクトルによって、フレームメモリ48の出力
を動き補償して、スイッチ47を介して加算器49に出力す
る。スイッチ47はタイミング生成回路94からのピクチャ
信号によってフレーム間圧縮フレームであることが示さ
れた場合にのみオンとなるようになっている。
【0097】加算器49は逆DCT回路45の出力と動き補
償回路46の出力とを加算して現フレームの画像データを
復元して、フレームメモリ48及び逆ブロック化回路50に
出力する。逆ブロック化回路50は入力されたブロックデ
ータを逆ブロック化して走査順にD/A変換器51に出力
する。D/A変換器51は入力された画像データをアナロ
グ信号に変換して出力端子52から画像信号として出力す
るようになっている。
【0098】次に、図17におけるA地点の符号化装置
として図1の動画像符号化装置を用い、図5の装置がC
地点の復号化装置であるものとして、動作を説明する。
【0099】図1の符号化装置によって符号化された後
図示しない伝送路を介して伝送された符号化データは入
力端子41を介して入力される。また、入力端子91には子
画面用に縮小された画像の符号化データが入力される。
これらの親画面用及び子画面用の符号化データは夫々分
離化回路42,92に与えられて符号化出力、動きベクト
ル、ピクチャ信号及び子画面位置情報に分離される。
【0100】親画面用の符号化出力は可変長復号化回路
43によって可変長復号化されて量子化出力に戻される。
また、子画面用の符号化出力は可変長復号化回路93によ
って可変長復号化されて量子化出力に戻される。これら
の量子化出力は夫々スイッチ95の端子a,bに供給され
る。
【0101】いま、子画面の表示期間であるものとす
る。この場合には、タイミング生成回路94からの子画面
位置パルスによって、スイッチ95は端子bを選択する。
これにより、可変長復号化回路93からの子画面用の量子
化出力が逆量子化回路44及び逆DCT回路45に与えられ
て元の画像データに戻される。
【0102】入力された符号化データがフレーム内圧縮
されたものである場合には、逆DCT回路45の出力は復
元画像データであり、この画像データは加算器49を介し
て逆ブロック化回路50に与えられる。一方、入力された
符号化データがフレーム間圧縮されたものである場合に
は、逆DCT回路45の出力は予測誤差である。この場合
には、動き補償回路46はフレームメモリ48に格納されて
いる参照画像のブロック化位置を動きベクトルによって
補正して、スイッチ47を介して加算器49に出力する。こ
うして、加算器49において、予測誤差と参照画像とが加
算されて復元画像がブロック単位に作成される。
【0103】一方、親画面の表示期間には、タイミング
生成回路94からの子画面位置パルスによって、スイッチ
95は端子aを選択する。これにより、可変長復号化回路
43からの親画面用の量子化出力が逆量子化回路44及び逆
DCT回路45に与えられて元の画像データに戻される。
入力された符号化データがフレーム内圧縮されたもので
ある場合には、子画面の表示期間と同様の処理が行われ
る。
【0104】入力された符号化データがフレーム間圧縮
されたものである場合には、動き補償回路46においてフ
レームメモリ48に格納されている参照画像のブロック化
位置が動きベクトルによって補正される。親画面用の符
号化データに多重されている動きベクトルは、探索ブロ
ックが子画面領域以外に設定されて検出されている。従
って、動き補償回路46がこの動きベクトルに基づいてブ
ロック化位置を決定すると、ブロック化位置は必ず子画
面領域以外の部分となる。即ち、親画面の表示期間に
は、フレームメモリ48から子画面領域の参照画像データ
が読出されることはない。
【0105】動き補償回路46の出力はスイッチ47を介し
て加算器49に供給され、加算器49において逆DCT回路
45からの予測誤差と加算されて、元の画像が復元され
る。
【0106】例えば、子画面領域に対応する位置の親画
面の絵柄が動いて子画面領域外に移動することがある。
この場合においても、この移動した部分の参照画像デー
タは子画面領域以外の部分に設定されているので、この
部分の参照画像データをフレームメモリ48から読出して
予測誤差と加算することにより、この部分の画像を復元
することができる。
【0107】加算器49からの復元画像データは逆ブロッ
ク化回路50によって走査順にD/A変換器51に出力さ
れ、アナログ画像信号として出力端子52から出力され
る。
【0108】入力端子91に図17のB地点の被写体像の
符号化データを与えて、出力端子52からの画像信号をC
地点のモニタ上に表示させることにより、モニタ画面上
に図24(a),(b)の表示を行うことができる。
【0109】図1に示す動画像符号化装置を用いた場合
には、子画面の画像は子画面領域の範囲内でしか復号す
ることができないが、符号化側で子画面領域に合わせた
符号化を行うか、又は、MPEGの機能として既存する
空間スケーラビィリティを用いて複数の解像度の符号化
データを階層的に伝送し、その一部を使用することによ
り、子画面領域の範囲内で全体画像を再生することも可
能である。
【0110】図6は本発明の他の実施の形態に係る動画
像復号化装置を示すブロック図である。図6において図
5と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。図5の実施の形態は、符号化データに子画面位置情
報が多重されて伝送されるものに適用したものである
が、本実施の形態は、符号化側において子画面位置情報
を符号化データに多重していない場合に適用した例であ
る。即ち、本実施の形態においては、伝送される動きベ
クトルから子画面領域を検出する。
【0111】本実施の形態はタイミング生成回路94に代
えてタイミング生成回路101 を用いた点が図5の実施の
形態と異なる。入力端子41には動きベクトル検出のため
の探索ブロックを子画面領域内に設定せずに符号化を行
った符号化データが親画面用として入力される。また、
入力端子91には子画面用の縮小画像の符号化データが入
力される。なお、入力される符号化データには子画面領
域を示す子画面位置情報は多重されていない。
【0112】従って、分離化回路42,92からは子画面位
置情報は出力されていない。分離化回路42,92は入力さ
れた符号化データから動きベクトル及びピクチャ信号を
分離してタイミング生成回路101 に出力するようになっ
ている。タイミング生成回路101 は動きベクトル及びピ
クチャ信号を夫々動き補償回路46及びスイッチ47に供給
する。本実施の形態においては、タイミング生成回路10
1 は、子画面の位置を検出して子画面位置パルスをスイ
ッチ95に出力する子画面位置検出回路を有している。
【0113】図7は図6中のタイミング生成回路101 内
の子画面位置検出回路102 の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【0114】タイミング生成回路101 は入力される動き
ベクトルからマッチングブロック位置を検出し、この位
置に対応するタイミングで“H”となるマッチングブロ
ック位置フラグを発生する。子画面位置検出回路102 の
入力端子103 にはマッチングブロック位置フラグが入力
される。このマッチングブロック位置フラグはNOR回
路104 に供給される。
【0115】NOR回路104 の出力はメモリ105 に与え
られ、メモリ105 は各ブロック毎の記録領域を有してお
り、各ブロック毎にNOR回路104 の出力を1フレーム
期間遅延させてNOR回路104 に出力する。NOR回路
104 は、各ブロック毎に、前フレームまでのマッチング
ブロック位置フラグのNOR演算結果と現フレームのマ
ッチングブロック位置フラグとのNOR演算を行って、
演算結果を出力端子106 から子画面位置データとして出
力するようになっている。子画面位置データは少なくと
も子画面領域に対応するタイミングで“H”となる信号
である。
【0116】タイミング生成回路101 は子画面位置デー
タから子画面領域を検出し、子画面位置パルスを生成し
てスイッチ95に出力するようになっている。
【0117】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図8のタイミングチャートを参照して説明
する。図8(a)乃至(d)は所定の複数の垂直期間を
示し、図8(e)乃至(h)は所定の複数の水平期間を
示している。また、図8(a)は垂直同期を示し、図8
(b)は子画面位置パルスを示し、図8(c)はピクチ
ャ信号を示し、図8(d)はマッチングブロック位置フ
ラグを示し、図8(e)は水平同期を示し、図8(f)
は子画面位置パルスを示し、図8(g)はマッチングブ
ロック位置フラグを示し、図8(h)は子画面位置デー
タを示している。
【0118】入力端子41,91に入力された符号化データ
は夫々分離化回路42,92に与えられて、符号化出力、動
きベクトル及びピクチャ信号に分離される。符号化出力
は可変長復号化回路43,93によって可変長復号化されて
スイッチ95の端子a,bに供給される。
【0119】一方、動きベクトル及びピクチャ信号はタ
イミング生成回路101 に与えられる。タイミング生成回
路101 は、分離化回路42からの動きベクトルによって、
親画面用の画像に対するフレーム間圧縮時の参照画像の
ブロック化位置、即ち、マッチングブロック位置を検出
する。タイミング生成回路101 はマッチングブロック位
置で“H”となるマッチングブロック位置フラグ(図8
(d),(g))を発生する。
【0120】図8(c)のピクチャ信号はフレーム内圧
縮時に“H”となる信号であり、図8(d)に示すよう
に、フレーム内圧縮処理時にはマッチングブロック位置
フラグは発生していない。また、全てのブロックがマッ
チングブロックとなるわけではなく、また、所定の1ブ
ロックが重複して複数の注目ブロックに対するマッチン
グブロックとなることもある。これにより、マッチング
ブロック位置フラグは、図8(g)に示すように、ラン
ダムに“H”となると共に、“H”の期間もランダムと
なる。また、マッチングブロック位置フラグは“L”に
なることもある。
【0121】一方、上述したように、入力端子41を介し
て入力される符号化データは、子画面領域内のブロック
を参照画像とする予測符号化は行われていない。従っ
て、図8(f),(g)の比較から明らかなように、子
画面領域に対応する子画面位置パルスの“H”期間にお
いては、マッチングブロック位置フラグは“L”となっ
ている。しかし、画面内にはマッチングブロックとなら
ないブロックがあることから、子画面位置パルスの
“H”期間以外の期間においても、マッチングブロック
位置フラグが“L”となることがある。
【0122】この場合でも、複数フレームを再生すれ
ば、有効画面内の子画面領域以外のブロックが1回もマ
ッチングブロックとならない可能性は小さい。即ち、複
数フレームに渡ってマッチングブロック位置フラグが
“H”とならない部分は、子画面領域であるものと推定
することができる。
【0123】タイミング生成回路101 の子画面位置検出
回路102 には、各ブロック毎にマッチングブロック位置
フラグが与えられる。マッチングブロック位置フラグ
は、NOR回路104 において、前フレームまでのNOR
演算結果とNOR演算される。各ブロックにおいて、マ
ッチングブロック位置フラグが1回でも“H”になる
と、このブロックのNOR演算結果は“L”となる。複
数フレームに渡るNOR演算結果は図8(h)に示す子
画面位置データとして出力端子106 から出力される。
【0124】図8(h)に示す子画面位置データのうち
所定期間“H”が連続する部分は子画面領域であるもの
と判断される。タイミング生成回路101 は子画面位置デ
ータのうち所定期間“H”が連続する部分を検出し、こ
の期間に“H”となる子画面位置パルスをスイッチ95に
出力する。
【0125】他の作用は図5の実施の形態と同様であ
る。
【0126】このように、本実施の形態においては、子
画面領域においては、マッチングブロック位置フラグが
必ず“L”となることを利用して、複数フレームのマッ
チングブロック位置フラグから子画面領域を検出してい
る。これにより、図5の実施の形態と同様の効果が得ら
れると共に、符号化側において子画面位置情報を符号化
データに多重することなく、復号化側で子画面領域を得
ることができるという効果を有する。
【0127】図9は本発明の他の実施の形態に係る動画
像符号化装置を示すブロック図である。図9において図
1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。本実施の形態は子画面領域内のブロックが探索ブロ
ック内に含まれる領域のブロックについては、フレーム
間圧縮でなくフレーム内圧縮を採用するようにしたもの
である。
【0128】本実施の形態はタイミング生成回路72、比
較回路7及び動き検出回路73に夫々代えてタイミング生
成回路111 、比較回路112 及び動き検出回路13を採用し
た点が図1の実施の形態と異なる。
【0129】動き検出回路13はブロック化回路3から現
フレームのブロックデータが与えられると共に、フレー
ムメモリ5から前フレームの画像データが与えられる。
動き検出回路13は、現フレームの注目ブロックに対して
相対的な位置関係が同一の前フレームのブロックを中心
とした所定の探索ブロックを設定し、探索ブロック内で
マッチングブロックを検出することにより、動きベクト
ルを求めるようになっている。
【0130】タイミング生成回路111 は端子71を介して
子画面位置情報が与えられ、子画面領域及びその周辺領
域であって、動き検出回路13が設定する探索ブロックが
子画面領域内に含まれてしまうブロックのタイミングで
“H”となる子画面位置データを発生して比較回路112
に出力するようになっている。
【0131】タイミング生成回路21は、端子20を介して
フレームパルスが与えられ、フレームパルスの変化点の
数をカウントすることにより、所定のリフレッシュ周期
のリフレッシュフレームパルスを比較回路112 に出力す
る。
【0132】比較回路112 にはブロック化回路3の出力
及び減算器4の出力が与えられる。比較回路112 は、例
えば、ブロック毎の画素データの累積値を比較すること
により、フレーム内圧縮処理時とフレーム間圧縮処理時
における発生符号量の大小を判断する。比較回路112
は、フレーム内圧縮処理を施した方が発生符号量が小さ
くなると判断した符号化ブロックのタイミングで、
“H”となる予測誤差判定フラグを発生してピクチャ信
号発生回路に出力するようになっている。
【0133】図10は図9中の比較回路112 内のピクチ
ャ信号発生回路115 の具体的な構成を示すブロック図で
ある。
【0134】リフレッシュフレームパルス、予測誤差判
定フラグ及び子画面位置データは、夫々ピクチャ信号発
生回路115 の入力端子116 ,117 ,118 を介してOR回
路119 に与えられる。OR回路119 はリフレッシュフレ
ームパルス、予測誤差判定フラグ及び子画面位置データ
の論理和を求めてピクチャ信号として出力端子120 から
出力するようになっている。ピクチャ信号はスイッチ
6,19及び多重化回路11に供給される。ピクチャ信号は
“H”によってスイッチ6に端子aを選択させて、フレ
ーム内圧縮処理を行わせるようになっている。
【0135】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図11のタイミングチャートを参照して説
明する。図11(a)は垂直同期を示し、図11(b)
はフレームパルスを示し、図11(c)はリフレッシュ
フレームパルスを示し、図11(d)は予測誤差判定フ
ラグを示し、図11(e)は子画面位置データを示し、
図11(f)はピクチャ信号を示している。
【0136】いま、タイミング生成回路21からのリフレ
ッシュフレームパルス(図11(c))が“H”となっ
て、リフレッシュが指示されるものとする。このリフレ
ッシュフレームパルスは、比較回路112 のピクチャ信号
発生回路115 の端子116 を介してOR回路119 に与えら
れる。OR回路119 の出力はリフレッシュフレームパル
スの“H”期間には“H”となり、フレーム内圧縮処理
を指示するための“H”のピクチャ信号(図11
(f))を出力する。これにより、スイッチ6は端子a
を選択し、ブロック化回路3の出力がDCT回路8に供
給されてリフレッシュが行われる。
【0137】次に、比較回路112 がブロック化回路3の
出力と減算器4の出力とを比較することにより、フレー
ム内圧縮処理の方が発生符号量が少なくなるものと判断
するものとする。この場合には、予測誤差判定フラグは
“H”となる(図11(d))。予測誤差判定フラグは
ピクチャ信号発生回路115 の端子117 を介してOR回路
119 に供給される。こうして、この場合にも、ピクチャ
信号は“H”となり、フレーム内圧縮が行われる。
【0138】更に、本実施の形態においては、タイミン
グ生成回路111 からの子画面位置データ(図11
(e))も端子118 を介してOR回路119 に供給されて
おり、子画面位置データの“H”期間にもフレーム内圧
縮を指示するピクチャ信号が発生する。タイミング生成
回路111 は、子画面領域及び動きベクトルの探索ブロッ
クが子画面領域に含まれてしまう領域(以下、外周範囲
という)のブロックのタイミングで“H”の子画面位置
データを出力しており、子画面領域及び外周範囲のブロ
ックについてはフレーム内圧縮が行われる。
【0139】このように、本実施の形態においては、子
画面領域のブロック及び動きベクトルの探索ブロックが
子画面領域に含まれてしまうブロックについてはフレー
ム内圧縮処理を行っている。このため、子画面領域内の
画像データが参照画像データとして用いられることはな
く、図1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。なお、本実施の形態においては、動きベクトル及び
ピクチャ信号を符号化データに多重するだけでよく、子
画面位置情報を符号化データに多重して伝送する必要は
ない。
【0140】なお、本実施の形態においては、子画面領
域及び外周範囲のブロックについては全てフレーム内圧
縮処理を行っているが、外周範囲のブロックについては
フレーム間圧縮を採用してもよい。この場合には、復号
化時に子画面領域周囲の外周範囲内では復号化不能とな
る部分が発生することがあるが、復号化側において子画
面領域周囲の外周範囲に所定の枠画像を表示させること
により、画面品位の低下を抑制することができる。
【0141】図12は本発明の他の実施の形態に係る動
画像復号化装置を示すブロック図である。本実施の形態
は図9の実施の形態における動画像符号化装置からの符
号化データを復号化するものである。図12において図
6と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0142】本実施の形態はタイミング生成回路101 に
代えてタイミング生成回路121 を用いた点が図6の実施
の形態と異なる。
【0143】タイミング生成回路121 には分離化回路4
2,92から動きベクトル及びピクチャ信号が入力され
る。タイミング生成回路121 は動きベルトを動き補償回
路46に与えると共に、ピクチャ信号をスイッチ47に与え
る。本実施の形態においては、タイミング生成回路121
は動きベクトルからではなく、ピクチャ信号によって子
画面領域を検出するようになっている。
【0144】タイミング生成回路121 は図7と同様の構
成のピクチャ信号発生回路を有している。ピクチャ信号
発生回路には、“H”によってフレーム内圧縮を示すピ
クチャ信号が入力される。タイミング生成回路121 のピ
クチャ信号発生回路は、AND回路及びメモリを有して
おり、各ブロック毎に毎フレームのピクチャ信号の論理
積を求めて、子画面位置データとして出力する。即ち、
子画面位置データは、各ブロック毎のピクチャ信号が毎
フレーム連続して“H”となる場合にのみ“H”とな
る。タイミング生成回路121 は子画面位置データから子
画面位置フラグを発生してスイッチ95に供給するように
なっている。
【0145】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図13及び図14を参照して説明する。図
13は動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。図13(a)乃至(d)は所定の複数の垂直期間を
示し、図13(e)乃至(h)は所定の複数の水平期間
を示している。また、図13(a)は垂直同期を示し、
図13(b)は子画面位置パルスを示し、図13(c)
はリフレッシュフレームパルスを示し、図13(d)は
ピクチャ信号を示し、図13(e)は水平同期を示し、
図13(f)は子画面位置パルスを示し、図13(g)
はピクチャ信号を示し、図13(h)は子画面位置デー
タを示している。また、図14は動作を説明するための
説明図であり、図14(a)は子画面領域及び外周範囲
を示し、図14(b)は画面表示を示している。
【0146】入力端子41,91に入力された符号化データ
は夫々分離化回路42,92に与えられて、符号化出力、動
きベクトル及びピクチャ信号に分離される。符号化出力
は可変長復号化回路43,93によって可変長復号化されて
スイッチ95の端子a,bに供給される。
【0147】一方、動きベクトル及びピクチャ信号はタ
イミング生成回路121 に与えられる。タイミング生成回
路121 は、分離化回路42からのピクチャ信号をピクチャ
信号発生回路に与える。これにより、各ブロック毎にピ
クチャ信号は毎フレームの論理和が累積されて、子画面
位置データとして出力される。
【0148】ピクチャ信号は図13(c)に示すよう
に、リフレッシュフレームパルス期間には必ず“H”で
あり、また、図13(g)に示すように、図14(a)
に示す子画面領域131 及び外周範囲132 に対応する期間
にも“H”である。また、子画面領域131 及び外周範囲
132 以外の領域のブロックもフレーム内圧縮されること
があり、これらの期間にも“H”となることがある。
【0149】この場合でも、複数フレームを再生すれ
ば、有効画面内の子画面領域131 及び外周範囲132 以外
の領域のブロックが1回もフレーム間圧縮されない可能
性は小さい。即ち、複数フレームに渡ってピクチャ信号
が“H”となる部分は、子画面領域131 及び外周範囲13
2 であるものと推定することができる。
【0150】タイミング生成回路121 の子画面位置検出
回路には、各ブロック毎にピクチャ信号が与えられる。
ピクチャ信号は、AND回路において、前フレームまで
のAND演算結果とAND演算される。各ブロックにお
いて、ピクチャ信号が1回でも“L”になると、このブ
ロックのAND演算結果は“L”となる。複数フレーム
に渡るAND演算結果は図13(h)に示す子画面位置
データとして出力される。
【0151】図13(h)に示す子画面位置データのう
ち所定期間“H”が連続する部分は子画面領域であるも
のと判断される。タイミング生成回路121 は子画面位置
データのうち所定期間“H”が連続する部分を検出し、
この期間に“H”となる子画面位置パルスをスイッチ95
に出力する。
【0152】いま、所定地点の被写体像が図9の動画像
符号化装置によって符号化され、入力端子41を介して親
画面用の符号化データとして入力され、入力端子91を介
して子画面用の符号化データが入力されるものとする
と、図14(b)に示すように、画面全域に親画面の画
像136 を表示すると共に、子画面領域131 に子画面の画
像135 を表示することができる。
【0153】ところで、図9の実施の形態においては、
子画面領域及び外周範囲のブロックについてフレーム内
圧縮を施したが、発生符号量を考慮すると外周範囲にフ
レーム間圧縮を施すことも考えられる。図15はこの場
合において、図12の出力端子52からの画像信号に枠画
像を付加する回路を示す回路図である。
【0154】入力端子140 には図12の出力端子52から
の画像信号が与えられる。この画像信号はスイッチ141
の端子aに与えられる。また、スイッチ141 の端子bに
は所定の枠画像信号が与えられる。スイッチ141 は外周
範囲を示す枠範囲フラグによって制御され、外周範囲の
タイミングで枠画像信号を選択し、他のタイミングで入
力端子140 からの画像信号を選択して出力端子142 から
出力するようになっている。
【0155】この場合の動作について図16の説明図を
参照して説明する。
【0156】符号化側で子画面領域のみに必ずフレーム
内圧縮を施すように設定した場合には、図16(a)の
塗潰し部分で示す符号化ブロック149 が子画面領域150
以外の領域のブロックである場合でも、探索ブロック15
1 が子画面領域に含まれてしまうことがあり、参照ブロ
ックとして子画面領域150 内のブロックが指定されるこ
とがある。この場合には、図12の動画像復号化装置を
用いると、符号化ブロック149 を復号化することができ
ないことがある。すなわち、子画面領域150 周囲の外周
範囲(図16(b)の斜線部)152 においては復号不能
となることがある。
【0157】例えば、図14(b)に示す親画面用の画
像136 及び子画面用の画像135 の符号化データが入力さ
れた場合には、出力端子52からの画像信号を用いると、
図16(c)に示す表示が行われる。即ち、子画面領域
150 周囲の外周範囲152 部分においては、親画像136 の
一部がノイズ表示(斜線部)155 となってしまい、画面
品位が著しく劣化する。
【0158】そこで、出力端子52からの画像信号を図1
5の入力端子140 を介してスイッチ141 に供給する。ス
イッチ141 には所定の枠画像信号も与えられており、ス
イッチ141 は、枠範囲フラグによって制御されて、外周
範囲152 に対応するタイミングで枠画像信号を選択して
出力する。出力端子142 からの画像信号を用いて画像表
示を行うと、図16(d)に示す表示が行われる。即
ち、外周範囲152 部分には枠画像156 が表示される。こ
うして、画面品位が劣化することが防止される。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
台の復号化装置よって複数の符号化データを復号化し
て、親画面及び子画面を確実に復元することができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動画像符号化装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】動きベクトルの検出及び動き補償を説明するた
めの説明図。
【図3】図1の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
【図4】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図5】本発明に係る動画像復号化装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図7】図7中のタイミング生成回路101 のピクチャ信
号発生回路の具体的な構成を示すブロック図。
【図8】図6の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
【図9】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図10】図9中の比較回路112 のピクチャ信号発生回
路の具体的な構成を示すブロック図。
【図11】図9の実施の形態の動作を説明するためのタ
イミングチャート。
【図12】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図13】図12の実施の形態の動作を説明するための
タイミングチャート。
【図14】図12の実施の形態の動作を説明するための
説明図。
【図15】枠画像を付加するための回路を示す回路図。
【図16】図15の動作を説明するための説明図。
【図17】3者会議を説明するための説明図。
【図18】従来の動画像符号化装置を示すブロック図。
【図19】従来の動画像復号化装置を示すブロック図。
【図20】3者会議における表示を示す説明図。
【図21】従来例の問題点を説明するための説明図。
【図22】従来例の問題点を説明するための説明図。
【図23】従来例の問題点を説明するためのブロック
図。
【図24】従来例の問題点を説明するための説明図。
【符号の説明】
6…スイッチ、11…多重化回路、18…動き補償回路、72
…タイミング生成回路、73…動き検出回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現画面と異なる画面の画像を参照画像と
    して、前記現画面の画像に対する画面内圧縮及び前記現
    画面の画像と前記参照画像との予測誤差に対する画面間
    圧縮を行って符号化データを出力する符号化手段と、 前記現画面の画像内の所定の注目ブロックと前記参照画
    像の所定の探索ブロック内のブロックとのマッチング結
    果が最小となるマッチングブロックを求め、求めたマッ
    チングブロックと前記注目ブロックとの位置関係を動き
    ベクトルとして出力する動きベクトル検出手段と、 前記参照画像を前記動きベクトルによって動き補償して
    動き補償した参照画像を前記符号化手段に与えて画面間
    圧縮させる動き補償手段と、 前記動きベクトル検出手段を制御して、前記探索ブロッ
    クとしては前記参照画像の所定の領域以外の領域内のブ
    ロックのみを設定させる制御手段とを具備したことを特
    徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 現画面と異なる画面の画像を参照画像と
    して、前記現画面の画像に対する画面内圧縮及び前記現
    画面の画像と前記参照画像との予測誤差に対する画面間
    圧縮を行って符号化データ出力する符号化手段と、 前記現画面の画像内の所定の注目ブロックと前記参照画
    像の所定の探索ブロック内のブロックとのマッチング結
    果が最小となるマッチングブロックを求め、求めたマッ
    チングブロックと前記注目ブロックとの位置関係を動き
    ベクトルとして出力する動きベクトル検出手段と、 前記参照画像を前記動きベクトルによって動き補償して
    動き補償した参照画像を前記符号化手段に与えて画面間
    圧縮させる動き補償手段と、 前記符号化手段を制御して、前記現画面の前記所定の領
    域内のブロックについては画面内圧縮させる画面内圧縮
    制御手段と、 前記符号化手段が画面内圧縮したことを示す画面内圧縮
    情報を前記符号化データに付加する画面内圧縮情報付加
    手段とを具備したことを特徴とする動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記画面内圧縮制御手段は、前記現画面
    の前記所定の領域の周囲であって、前記探索ブロックが
    前記参照画像の所定の領域内に設定される領域のブロッ
    クについても画面内圧縮させることを特徴とする請求項
    2に記載の動画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の領域の位置を示す領域位置情
    報を前記符号化データに付加する領域情報付加手段を具
    備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つ
    に記載の動画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の動画像符号化装置から
    の符号化データを含む複数の符号化データが与えられ、
    これらの複数の符号化データから抽出した動きベクトル
    に基づいて、動きベクトルの検出のための探索ブロック
    に設定されていない前記所定の領域を検出する領域検出
    手段と、 この領域検出手段の出力に基づいて入力された前記複数
    の符号化データを切換え選択する選択手段と、 この選択手段が切換え選択した符号化データを復号化し
    て画像信号を出力する復号化手段とを具備したことを特
    徴とする動画像復号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4のいずれか1つに記載の
    動画像符号化装置からの符号化データを含む複数の符号
    化データが与えられ、これらの複数の符号化データから
    抽出した前記画面内圧縮情報又は前記領域位置情報に基
    づいて、前記所定の領域を検出する領域検出手段と、 この領域検出手段の出力に基づいて入力された前記複数
    の符号化データを切換え選択する選択手段と、 この選択手段が切換え選択した符号化データを復号化し
    て画像信号を出力する復号化手段とを具備したことを特
    徴とする動画像復号化装置。
  7. 【請求項7】 前記領域検出手段は、前記所定の領域の
    周囲であって、前記探索ブロックが前記所定の領域内に
    設定される領域についても検出することを特徴とする請
    求項6に記載の動画像復号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項2又は請求項4のいずれか一方に
    記載の動画像符号化装置からの符号化データを含む複数
    の符号化データが与えられ、これらの複数の符号化デー
    タから抽出した前記画面内圧縮情報又は前記領域位置情
    報に基づいて、前記所定の領域及び前記所定の領域の周
    囲であって、前記探索ブロックが前記所定の領域内に設
    定される領域を検出する領域検出手段と、 この領域検出手段の出力に基づいて入力された前記複数
    の符号化データを切換え選択する選択手段と、 この選択手段が切換え選択した符号化データを復号化し
    て画像信号を出力する復号化手段と、 前記所定の領域の周囲であって、前記探索ブロックが前
    記所定の領域内に設定される領域に対応する期間に、前
    記復号化手段からの画像信号に代えて所定の枠画像を出
    力する切換え手段とを具備したことを特徴とする動画像
    復号化装置。
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