JPH09224945A - 縫合・結紮具 - Google Patents

縫合・結紮具

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Publication number
JPH09224945A
JPH09224945A JP8038146A JP3814696A JPH09224945A JP H09224945 A JPH09224945 A JP H09224945A JP 8038146 A JP8038146 A JP 8038146A JP 3814696 A JP3814696 A JP 3814696A JP H09224945 A JPH09224945 A JP H09224945A
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JP
Japan
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clip
suturing
legs
supplementary note
suture
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Application number
JP8038146A
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English (en)
Inventor
Toshiya Sugai
俊哉 菅井
Yoshihito Shimizu
佳仁 清水
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
Minoru Tsuruta
稔 鶴田
Hiroyuki Nagami
裕之 永水
Yoshikiyo Shibata
義清 柴田
Shinichi Nishigaki
晋一 西垣
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/805,556 priority patent/US6099537A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生体組織を容易かつ確実に縫合・結紮でき、し
かも構造的に簡単で小形化でき、縫合・結紮装置を細径
化できる縫合・結紮具を提供することにある。 【解決手段】金属または樹脂からなるクリップ1は、一
対の脚部2と、この脚部2を連結する連結部3とからな
り、脚部2の把持面4には凹凸が形成されている。クリ
ップ1は、縫合・結紮装置の内部では前記脚部2が交差
しており、同縫合・結紮装置から放出される時に前記脚
部2が開き、放出されると弾性力で閉じて生体組織を縫
合・結紮するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に外科手術に
使用され、生体組織を縫合・結紮等をするための縫合・
結紮具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外科手術等で脈管、特に血管を結
紮する方法としては、以前からの針糸による方法から、
特に内視鏡下外科手術においては、手技の効率化やその
容易性等から現在ではUSP5,171,249のよう
なクリップ(縫合・結紮具)を連発式のクリップアプラ
イヤー(縫合・結紮装置)によって、主にチタン系の金
属材料から成るクリップを取り付けることによって行っ
ている。
【0003】そして、このようなクリップは初期状態で
は開放されており、前述のアプライヤーによって閉鎖状
態に塑性変形されることによって血管を結紮するように
なっている。しかし、このようなクリップアプライヤー
は、初期状態において前記クリップが開放されているた
めに、そのクリップを貯蔵しておく関係上、取り付け手
段や挿入部が一般的にφ10mm以上となっており、特
に内視鏡下外科手術においては、その他の処置具がφ5
mmであるのに比べて倍以上の太さとなっており、より
低侵襲を求められる現在の外科手術において問題点の一
つとなっていた。
【0004】また、このようなクリップアプライヤー
は、クリップを貯蔵手段から取り付け手段に移送して、
取り付け手段によって変形されるような構造となってい
るため、その構造が複雑であり、一般的にディスポーザ
ブルであるその価格はかなり高価なもので、医療費の高
騰の原因の一つともなっていた。
【0005】前述の問題点を解決するものとして、US
P4、367、746や特開平6−237939号公報
のように、一対の脚部と、この一対の脚部を連結する連
結部とからなり、一対の脚部が互いに閉脚状態に付勢さ
れているクリップの弾力性を利用した比較的簡単な構造
のアプライヤーによって管状組織を連続的に閉鎖するよ
うに使用されるものもあったが、これらのクリップはそ
の構造上、初期形状においてほとんど把持力が無く、何
か厚みのあるものを挟んで初めて弾性力による把持力が
生じるようなものが一般的であり、前述の塑性変形され
るものに比べると特に薄い組織に対する結紮力が弱く、
脱落の心配も考えられていた。
【0006】また、脳外科等で特に動脈瘤の結紮等には
USP4,602,631のような弾性クリップとアプ
ライヤーが用いられていたが、このクリップは特殊な形
状で大きさも前述のものと比べて大きく非常に高価であ
り、単発式のアプライヤーを用いる等、前述のような外
科手術において手枝の効率を図り、数多く使用されるも
のとは異なる用途のものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たUSP5,171,249は、初期状態においてクリ
ップが開放されているために、そのクリップを貯蔵して
おく関係上、取り付け手段や挿入部が太くなっており、
より低侵襲を求められる現在の外科手術において不向き
である。また、このようなクリップアプライヤーは、ク
リップを取り付け手段によって変形されるような構造と
なっているため、その構造が複雑であり、一般的にディ
スポーザブルであるその価格はかなり高価なもので、医
療費の高騰の原因の一つともなっていた。
【0008】また、USP4、367、746や特開平
6−237939号公報に示されるクリップはその構造
上、初期形状においてほとんど把持力が無く、何か厚み
のあるものを挟んで初めて弾性力による把持力が生じる
ようなものが一般的であり、前述の塑性変形されるもの
に比べると特に薄い組織に対する結紮力が弱く、脱落の
心配も考えられていた。
【0009】また、USP4,602,631はクリッ
プが特殊な形状で大きさも前述のものと比べて大きく非
常に高価であり、単発式のアプライヤーを用いる等、前
述のような外科手術において使用されるものとは異なる
用途のものであった。
【0010】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、生態組織を確実に縫
合・結紮でき、しかも構造的に簡単で、コストダウンを
図ることができる縫合・結紮具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、生体組織を縫合・結紮等をするための
縫合・結紮具において、一対の脚部と、前記脚部を連結
する連結部とからなり、縫合・結紮装置の内部では前記
脚部が交差しており、同縫合・結紮装置から放出される
時に前記脚部が開き、放出されると弾性力で閉じて生体
組織を縫合・結紮することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1〜図4は第1の実施形態
を示す。図中1は生体組織、特に血管等の脈管を結紮す
るための縫合・結紮具としてのクリップを示し、このク
リップ1は金属材料、特に非磁性であるチタン系金属や
生体吸収性の樹脂材料から製造され、一対の脚部2とそ
の脚部2を連結している連結部3から成っている。
【0013】クリップ1は、その材料段階では図4の展
開図に示すような形状をしており、金属材料から成る場
合にはプレスによる打ち抜き成形等で、樹脂材から成る
場合には射出成形等によって成形される。この時にクリ
ップ1が生体組織と接触し把持する把持面4には、凹凸
が形成されており、クリップ1と生体組織が滑ることを
防止している。なお、この凹凸は例えばサンドブラスト
による梨地面や前述のようにプレス成形や射出成形時に
溝等を入れても良く、クリップ1と生体組織の摩擦を増
加させるような形状ならばどんなものでも良い。
【0014】本実施形態では図1の形状を初期形状と
し、この形状のまま使用するクリップアプライヤーに装
填し、クリップアプライヤーによって図1〜図3の順に
弾性変形させることによって生体組織に取付けられる。
この際に図4の展開図に示すように、脚部2に傾斜部5
が形成されているので、脚部2同士のひねりが解除され
やすく、図1、図2と変形させる際に脚部2の交差状態
を解除しやすいという利点もある。
【0015】そして、以上のような構成により、従来の
弾性クリップに対して結紮力が増強されるようになって
いる。以上のように、この発明の目的である、弾性クリ
ップにおいて初期形状での結紮力を増強させるという点
に沿っていれば、その材質や構造、形状には特に制限は
無くどのようなものでも構わない。
【0016】図5〜図8は第2の実施形態を示す。クリ
ップの成形方法および材質は第1の実施形態と略同様で
ある。図中1は生体組織、特に血管等の脈管を結紮する
ための縫合・結紮具としてのクリップを示し、一対の脚
部2とその脚部2を連結している連結部3から成ってい
る。
【0017】クリップ1は、その材料段階では図8の展
開図に示すような形状をしており、金属材料から成る場
合にはプレスによる打ち抜き成形等で、樹脂材から成る
場合には射出成形等によって成形される。この時にクリ
ップ1が生体組織と接触し把持する把持面4には、凹凸
が形成されており、クリップ1と生体組織が滑ることを
防止している。なお、この凹凸は例えばサンドブラスト
による梨地面や前述のようにプレス成形や射出成形時に
溝等を入れても良く、クリップ1と生体組織の摩擦を増
加させるような形状ならばどんなものでも良い。
【0018】また、前記連結部3は脚部2に対してその
幅が狭く形成されており、クリップ1を取り付けるため
の後述する縫合・結紮装置としてのクリップアプライヤ
ーの例えばガイド等によって脚部2を開閉させる際に連
結部3が干渉しないようになっている。
【0019】クリップ1は、図8に示す展開図のように
成形した後、図5のように塑性変形させる。この際に脚
部2を一旦交差させて開放するように若干ひねりを入れ
て成形する。
【0020】次に、図6に示す形状にするために脚部2
の交差とひねりを解除する。続いて脚部2を開放する
と、その弾性力によって図7に示す形状になり、これら
一連の製造方法によって、図7に示されるような使用時
の初期形状において、有効な把持力を持たせることがで
きる。
【0021】つまり、従来技術の弾性クリップでは最初
から図7の形状に塑性変形によって成形していたため、
初期形状、すなわち薄かったり柔らかく潰れやすい生体
組織を結紮する場合には、有効な結紮力が得られずにク
リップ1が脱落してしまう危険性があったが、本実施形
態では図7のような初期形状においても既に本来の初期
形状である図6のような形状から弾性変形されているの
で、実使用時の初期形状である図7の形状において、既
に脚部2に有効な弾性力が作用しているため、薄いもの
や柔らかく潰れやすい組織に対しても有効な結紮力が作
用するので、クリップ1が脱落してしまう等の危険性が
無くなる。
【0022】以上のように、この発明の目的である、弾
性力を有するクリップにおいて初期形状での結紮力を増
強させるという点に沿っていれば、その材質や構造、形
状には特に制限は無くどのようなものでも構わない。
【0023】図9は第3の実施形態を示す。クリップ1
の構造、材質は第1の実施形態と同様であるが、初期形
状において脚部2の開放幅が連結部3の高さhと同一に
なっている。脚部2の開放幅を広くとれば取る程、生体
組織に対する結紮力が強くなる訳であるが、余り広くす
るとせっかく従来の塑性変形クリップに対して小さくで
きるクリップ1のメリットが損なわれてしまう。そこ
で、連結部3の高さhとほぼ同一の高さとすることによ
り、結紮力の確保とクリップ1の小型化を両立してい
る。
【0024】以上のように、この発明の目的である、結
紮力の確保とクリップの小型化を両立するという点に沿
っていれば、その材質や構造、形状には特に制限は無
く、どのようなものでも構わない。
【0025】図10は第4の実施形態を示す。クリップ
1の基本的な構造、材質は第1の実施形態と同様である
が、本実施形態においては3本の脚部2を有しており、
片側に形成されている2本の中間に対向する1本が形成
されている。また、脚部2には係合爪7が形成されてお
り、クリップアプライヤーとの係合に使用される。
【0026】本実施形態では対向する脚部2同士の対向
する面同士が接触しないように形成されているので、実
使用時の初期形状において、図10に示すように対向す
る脚部2が交差するように成形することができる。その
ために第2の実施形態等のように結紮力が増強されると
いう効果がある。
【0027】以上のように、この発明の目的である弾性
力を有するクリップにおいて初期形状での結紮力を増強
させるという点に沿っていれば、その材質や構造、形状
には特に制限は無くどのようなものでも構わない。
【0028】図11は第5の実施形態を示す。クリップ
1の基本的な構成、材質等は第1の実施形態と同様であ
るが、脚部2と連結部3の幅が同一に形成されており、
脚部2には一部分が連結部3の幅よりも広くなっている
係合爪7が形成されていて、クリップ1を取り付けるた
めのクリップアプライヤーとの係合に使用される。本実
施形態の作用や効果は第2の実施形態等の前述の実施形
態と同様である。
【0029】以上のように、この発明の目的である、弾
性力を有するクリップにおいて初期形状での結紮力を増
強させるという点に沿っていれば、その材質や構造、形
状には特に制限は無くどのようなものでも構わない。
【0030】図12〜図24に第6の実施形態を示す。
図12は第3〜第5の実施形態に示されているクリップ
1を生体組織24(図14参照)に取り付けるためのク
リップアプライヤー8の全体構成を示し、生体組織24
にクリップ1を取り付けるための取り付け手段9と、取
り付け手段9を生体組織にアプローチするための挿入部
12と、クリップアプライヤー8を操作するための操作
手段13から成っている。
【0031】取り付け手段9は挿入部12に固定された
固定ジョー11と固定ジョー11に対して開閉自在であ
る可動ジョー10から成っており、可動ジョー10を開
閉することにより目的の生体組織24を保持することが
できるようになっている。
【0032】前記挿入部12の近位側には回転リング1
4が設けられており、回転リング14を回動させること
によって操作手段13に対して挿入部12をその軸方向
を中心として回動させることができる。
【0033】操作手段13は、固定ハンドル16と、固
定ハンドル16に対して開閉自在である可動ハンドル1
5から成っており、可動ハンドル15を閉鎖することに
よりクリップ1を生体組織24に取り付けることができ
るように成っている。
【0034】図13〜図17に取り付け手段9と貯蔵手
段29の内部構造を示す。図13および図14に示すよ
うに、取り付け手段9の先端部には固定ジョー11と可
動ジョー10が設けられており、可動ジョー10の後端
には操作棒20が接続されている。この操作棒20は操
作手段13の可動ハンドル15に連動しており、その可
動ハンドル15の開閉操作によって可動ジョー10が開
閉するようになっている。
【0035】この可動ジョー10と固定ジョー11には
図16に示すように、内部にクリップ1が通過できるよ
うに空間が設けてあり、この空間にはクリップ1の脚部
2と係合するためのガイド32が設けられている。
【0036】取り付け手段9の後端には挿入部12の内
部にクリップ1の脚部2の交差を解除するためのガイド
17が設けられており、図17に示すようにクリップ1
がここを通過することにより、脚部2の交差が解除され
るようになっている。
【0037】また、挿入部12にはクリップ1を一個づ
つ送り出すためのプッシャー19が設けられており、可
動ハンドル15の操作により貯蔵手段29に貯蔵されて
いるクリップ1の最先端にあるクリップ1を順番に送り
出すようになっている。
【0038】貯蔵手段29は挿入部12内部に設けられ
ており、その後端は図15に示されているように、最後
部のクリップ1を挿入部12に固定されているベース2
3に取り付けられているコイルばね22によって先端方
向に付勢されているバッファー21によって最後部のク
リップ1が先端方向に付勢されることにより、貯蔵手段
29に順列状態で貯蔵してあるクリップ1を先端方向に
付勢している。
【0039】次に、本実施形態の動作について図18〜
図24に示す。先ず、初期状態は図18に示した状態
で、この状態において最先端のクリップ1の後方にプッ
シャー19が位置している。この時、操作手段13は図
22に示すようになっており、可動ハンドル15は固定
ハンドル16に対して開放されており、プッシャー1
9、操作棒20と共にコイルばね25、26によって後
方に引かれた状態になっていて、可動ジョー10は固定
ジョー11に対して開放されている。
【0040】コイルばね25、26はコイルばね25の
方がバネ定数が大きく設定されており、コイルばね26
が完全に圧縮されなければコイルばね25は圧縮されな
いようになっている。
【0041】次に、可動ハンドル15を多少閉鎖方向に
移動させ、図23の状態にする。この時、取り付け手段
9は図18のようになり、操作棒20はばねホルダー2
8が可動ハンドル15に駆動されることにより、コイル
ばね26が圧縮されて前方に移動する。これによって可
動ジョー10は固定ジョー11に対して閉鎖され、予め
可動ジョー10と固定ジョー11の間に位置させておい
た、生体組織24を把持することができる。
【0042】更に、可動ハンドル15を閉鎖方向に操作
することにより完全にコイルばね26が圧縮され、更に
可動ハンドル15を閉鎖方向に操作すると、続いてコイ
ルばね25が圧縮され始める。それによってプレッシャ
ー19が前方に移動し、図19のようにクリップ1をガ
イド17に押し込む。この時にガイド17によってクリ
ップ1の脚部2の交差が解除される。そして、更にこの
操作を続けることにより、プッシャー19によってクリ
ップ1は可動ジョー10と固定ジョー11のガイド32
に係合する。そしてガイド32によって脚部2が開放さ
れ、生体組織24にクリップ1が取り付けられる。更に
プッシャー19が前方に移動することにより、クリップ
1は生体組織24を結紮したまま、可動ジョー10と固
定ジョー11内部を通過して放出され、生体組織24の
結紮が完了する。
【0043】この時、操作手段13は、図24のように
なっており、可動ジョー10が完全に閉鎖した後に操作
棒20はそれ以上前方に移動できないので自身が弾性的
に撓むことにより、可動ハンドル15の駆動力を吸収し
ている。また、この機構により、弾性力によって把持力
が増大するので、確実に生体組織24を把持することが
できるので確実な結紮が行えるようになっている。
【0044】結紮操作が終了した時には可動ハンドル1
5を開放することにより、プッシャー19が後退してコ
イルばね22によってガイド17の後部まで移動してい
る、次のクリップ1後部に係合すると共に、操作棒20
も後退して可動ジョー10も開放され、クリップアプラ
イヤー8は初期状態に復帰する。この後に更に結紮操作
を行う場合は、前述の操作を繰り返し行えば貯蔵してあ
るクリップ1の数だけ結紮操作を行うことができる。
【0045】このような構成により、クリップアプライ
ヤー8は従来の塑性変形クリップを生体組織に取り付け
るクリップアプライヤーに比べ、クリップ1の初期形状
が小型であること等により、挿入部12の外径を細く押
さえることができると共に、構造が簡単であるので安価
に製造することができる。また、クリップ1の初期形状
で脚部2が交差しているためにより結紮力を得られると
いう特徴のため、従来の弾性クリップに対して確実な結
紮が行えるという利点もある。
【0046】以上のように、この発明の目的である、ク
リップアプライヤーを簡単な構造で挿入部を細くして安
価に提供し、しかも確実な結紮が行えるようにするとい
う点に沿っていれば、その構成には特に制限は無くどの
ようなものでも構わない。
【0047】前述した実施形態によれば、次のような構
成が得られる。 (付記1)生体組織を縫合・結紮等をするための縫合・
結紮具において、一対の脚部と、前記脚部を連結する連
結部とからなり、縫合・結紮装置の内部では前記脚部が
交差しており、同縫合・結紮装置から放出される時に前
記脚部が開き、放出されると弾性力で閉じて生体組織を
縫合・結紮することを特徴とする縫合・結紮具。
【0048】(付記2)一対の脚部と、前記脚部を連結
する連結部からなる略コ字型で、弾性力によって生体組
織に取り付けられる縫合・結紮具において、製造段階で
一旦前記一対の脚部が互いに交差して開放されるように
成形し、続いて交差している前記一対の脚部の交差を解
除して、前記一対の脚部の対向する面同士の少なくとも
一部分がその弾性力により接触するように製造されたこ
とを特徴とする縫合・結紮具。
【0049】(付記3)付記1,2において、前記脚部
の少なくとも一部分の幅が、前記連結部の幅よりも広い
ことを特徴とする縫合・結紮具。 (付記4)付記1、2において、材質が金属材料から成
ることを特徴とする縫合・結紮具。
【0050】(付記5)付記1,2において、材質が純
チタン材あるいはチタン合金から成ることを特徴とする
縫合・結紮具。 (付記6)付記1、2において、材質が生体吸収性の樹
脂材から成ることを特徴とする縫合・結紮具。
【0051】(付記7)付記1〜6において、生体組織
に取り付けられる際に前記一対の脚部の対向する面の少
なくとも一部分が凸あるいは凹形状に形成されているこ
とを特徴とする縫合・結紮具。
【0052】(付記8)一対の脚部と、前記脚部を連結
する連結部から成る略コ字型で、弾性力によって生体組
織に取り付けられる縫合・結紮具において、前記一対の
脚部が互いに交差して開放されていることを特徴とする
縫合・結紮具。
【0053】(付記9)付記8において、前記脚部の少
なくとも一部分の幅が、前記連結部の幅よりも広いこと
を特徴とする縫合・結紮具。 (付記10)付記8、9において、材質が金属材料から
成ることを特徴とする縫合・結紮具。
【0054】(付記11)付記10において、材質が純
チタン材あるいはチタン合金から成ることを特徴とする
縫合・結紮具。 (付記12)付記8、9において、材質が生体吸収性の
樹脂材から成ることを特徴とする縫合・結紮具。
【0055】(付記13)付記8〜12において、生体
組織に取り付けられる際に、前記一対の脚部の交差が解
除され、前記一対の脚部の対向する面同士の、少なくと
も一部分がその弾性力により接触することを特徴とする
縫合・結紮具。
【0056】(付記14)付記8〜13において、前記
一対の脚部の互いに交差している部分が、少なくとも片
方の脚部において斜面状に形成されていることを特徴と
する縫合・結紮具。
【0057】(付記15)付記8〜14において、前記
一対の脚部が互いにひねられて交差しており、生体組織
に取り付けられる際に、そのひねりが解除されることを
特徴とする縫合・結紮具。
【0058】(付記16)付記8〜15において、前記
一対の脚部が開放されている時の開放量が、前記連結部
の大きさとほぼ一致していることを特徴とする縫合・結
紮具。
【0059】(付記17)付記8〜16において、生体
組織に取り付けられる際に前記一対の脚部の対向する面
の少なくとも一部分が凸あるいは凹形状に形成されてい
ることを特徴とする縫合・結紮具。
【0060】(付記18)生体組織を縫合・結紮等をす
るための縫合・結紮具を生体組織に取り付けるための縫
合・結紮装置において、前記縫合・結紮具を生体組織に
取り付けるための取り付け手段と、前記取り付け手段を
操作するための操作手段と、前記取り付け手段を生体組
織にアプローチするための挿入部を有し、前記縫合・結
紮具を生体組織に取り付ける際に、前記一対の脚部の交
差を開放し、前記一対の脚部の対向する面の少なくも一
部分をその弾性力により接触させることを特徴とする縫
合・結紮装置。
【0061】(付記19)付記18において、前記一対
の脚部の交差を解除するためのガイドを前記縫合・結紮
具の通路に有したことを特徴とする縫合・結紮装置。 (付記20)付記18,19において、前記縫合・結紮
具を取り付け手段から遠位方向に放出することにより、
前記縫合・結紮具を生体組織に取り付けることを特徴と
する縫合・結紮装置。
【0062】(付記21)付記18〜20において、前
記取り付け手段に、生体組織を保持するための保持部材
を有していることを特徴とする縫合・結紮装置。 (付記22)付記21において、前記保持部材が前記取
り付け手段に固定された固定ジョーと、前記固定ジョー
に対して開閉自在である可動ジョーから成ることを特徴
とする縫合・結紮装置。
【0063】(付記23)付記22において、前記固定
ジョーと、前記可動ジョーの間に配置し、前記可動ジョ
ーを前記固定ジョーに対して閉鎖することにより生体組
織を保持し、前記縫合・結紮具を前記取り付け手段から
遠位方向に放出することにより、前記縫合・結紮具を生
体組織に取り付けることを特徴とする縫合・結紮装置。
【0064】(付記24)一対の脚部と、前記脚部を連
結する連結部から成る略コ字型で、弾性力によって生体
組織に取り付けられる縫合・結紮具の前記一対の脚部が
互いに交差して開放されいるものを、生体組織の取り付
けるための縫合・結紮装置において、生体組織にアプロ
ーチするための挿入部と、前記挿入部の先端に設けられ
て、前記縫合・結紮具を生体組織に取り付ける取り付け
手段と、前記取り付け手段を操作するための操作手段
と、前記クリップを複数個貯蔵しておくための貯蔵手段
を有しており、前記操作手段を操作することにより、前
記貯蔵手段から前記縫合・結紮具を一個ずつ前記取り付
け手段に移送し、更に前記クリップを前方へ放出するこ
とにより、前記縫合・結紮具を生体組織に取り付けるこ
とを特徴とする縫合・結紮装置。
【0065】(付記25)付記24において、前記取り
付け手段に生体組織を保持するための保持手段を有する
ことを特徴とする縫合・結紮装置。 (付記26)付記25において、前記保持手段が前記取
り付け手段に固定された固定ジョーと、前記固定ジョー
に対して開閉自在である可動ジョーからなることを特徴
とする縫合・結紮装置。
【0066】(付記27)付記26において、前記操作
手段の操作により、前記可動ジョーを前記固定ジョーに
対して閉鎖することによって生体組織を把持し、更に操
作手段を操作することにより、前記貯蔵手段から前記縫
合・結紮具を一個づつ前記取り付け手段に移送し、前記
取り付け手段から前方に放出することによって、生体組
織に取り付けることを特徴とする縫合・結紮装置。
【0067】付記2によれば、弾性を有する縫合・結紮
具の製造段階で一旦その脚部を交差するように成形し、
その後、その交差を解除して対向する面同士が少なくと
も一部分接触するようにした状態を初期状態とすること
により、初期状態において弾性力による有効な把持力を
持たせることができる。
【0068】付記3によれば、付記2に加え、前記一対
の脚部の幅を広くすることによって、前記縫合・結紮具
を取り付ける縫合・結紮装置と係合する部分を有するこ
とにより、縫合・結紮装置の動作を確実に前記縫合・結
紮具に伝えることができる。
【0069】付記4は付記2,3と同じ効果がある。付
記5によれば、付記2,3に加え、材質を非磁性のチタ
ン系金属とすることにより、術後MRI撮影に対するア
ンチアーキファクト性を有する。
【0070】付記6によれば、付記2、3に加え、材質
を生体吸収性の樹脂材にすることによって、前記縫合・
結紮具が生体内部に残留しないという利点もある。付記
7によれば、付記2〜6に加え、前記縫合・結紮具の把
持面に凹凸があることによって、前記縫合・結紮具が生
体組織に対して滑ることにより脱落することを防止でき
る。
【0071】付記8によれば、弾性力で縫合・結紮具を
初期状態を前記一対の脚部が交差しているようにしてお
き、生体組織に取り付ける際に交差を解除して取り付け
るようにすることで、初期状態における弾性力を増大さ
せ、従来の弾性クリップに対してより強力な把持力を持
たせることができる。
【0072】付記9によれば、付記8の作用に加え、前
記一対の脚部の幅を広くすることによって、前記縫合・
結紮具を取り付ける縫合・結紮装置と係合する部分を有
することにより、縫合・結紮装置の動作を確実に縫合・
結紮具に伝えることができる。
【0073】付記10は、付記8,9と同じ効果があ
る。付記11によれば、付記8,9に加え、材質を非磁
性のチタン系金属とすることにより、術後MRI撮影に
対するアンチアーキファクト性を有するというものであ
る。
【0074】付記12によれば、8、9に加え、材質を
生体吸収性の樹脂材にすることによって、前記縫合・結
紮具が生体内部に残留しないという利点もある。付記1
3は、付記8〜12と同じ効果がある。
【0075】付記14によれば、一対の脚部が交差して
いる箇所が斜面状に形成されていることにより、初期状
態の交差を簡単に解除できるという利点もある。付記1
5によれば、付記8〜14に加え、初期状態において交
差している前記一対の脚部がひねられていることによ
り、初期状態における前記縫合・結紮具の幅をある程度
まで抑えられるという利点もある。
【0076】付記16によれば、付記8〜15に加え、
初期状態における前記一対の脚部の開放幅が前記連結部
の高さとほぼ同じに抑えられているので、初期状態にお
ける前記縫合・結紮具の高さを必要最低限に抑えること
ができる。
【0077】付記17によれば、付記8〜16に加え、
前記一対の脚部の把持面が凹凸に成形されていることに
より、前記縫合・結紮具が生体組織に対して滑ることに
より脱落することを防止できる利点もある。
【0078】付記18によれば、前記縫合・結紮具を、
簡単な機構によって生体組織に取り付けることができ
る。付記19,20は付記18と同じ効果がある。付記
21によれば、付記18に加え、前記縫合・結紮具を生
体組織に取り付ける際に生体組織を保持できるため、確
実に目的の組織に前記縫合・結紮具を取り付けられると
いう利点もある。
【0079】付記22,23によれば、付記21に加
え、前記保持部材が開閉可能であるため、目的の組織を
より確実に促えられるという利点もある。付記24によ
れば、一対の脚部が交差している弾性力を有する縫合・
結紮具を簡単な構造により、連続して生体組織に取り付
けられる。
【0080】付記25によれば、付記24に加え、前記
縫合・結紮具を生体組織に取り付ける際に生体組織を保
持できるため、確実に目的の組織に前記縫合・結紮具を
取り付けられるという利点もある。付記26,27によ
れば、付記25に加え、前記保持部材が開閉可能である
ため、目的の組織をより確実に促えられるという利点も
ある。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一対の脚部と、この脚部を連結する連結部とからな
り、縫合・結紮装置の内部では前記脚部が交差してお
り、同縫合・結紮装置から放出される時に前記脚部が開
き、放出されると弾性力で閉じて生体組織を縫合・結紮
するように構成したから、生体組織を容易かつ確実に縫
合・結紮でき、しかも構造的に簡単で小形化できること
から、縫合・結紮装置を細径化できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態のクリップを示し、
製造段階の初期形状の斜視図。
【図2】同実施形態のクリップの製造段階の脚部交差解
除状態の斜視図。
【図3】同実施形態のクリップの実使用時の初期形状の
斜視図。
【図4】同実施形態のクリップの製造段階の展開図。
【図5】この発明の第2の実施形態のクリップを示し、
製造段階の初期形状の斜視図。
【図6】同実施形態のクリップの製造段階の脚部交差解
除状態の斜視図。
【図7】同実施形態のクリップの実使用時の初期形状の
斜視図。
【図8】同実施形態のクリップの製造段階の展開図。
【図9】この発明の第3の実施形態のクリップを示す側
面図。
【図10】この発明の第4の実施形態のクリップの斜視
図。
【図11】この発明の第5の実施形態のクリップの斜視
図。
【図12】この発明の第6の実施形態のクリップアプラ
イヤーの全体の側面図。
【図13】同実施形態の取り付け手段の斜視図。
【図14】同実施形態の取り付け手段の縦断側面図。
【図15】同実施形態の貯蔵手段の縦断側面図。
【図16】図13のA−A線に沿う断面図。
【図17】図13のB−B線に沿う断面図。
【図18】同実施形態の取り付け手段の初期状態の縦断
側面図。
【図19】同実施形態の取り付け手段の第2段階の縦断
側面図。
【図20】同実施形態の取り付け手段の第3段階の縦断
側面図。
【図21】同実施形態の取り付け手段の結紮終了状態の
縦断側面図。
【図22】同実施形態の操作手段の初期状態の縦断側面
図。
【図23】同実施形態の操作手段の第2〜第3段階の縦
断側面図。
【図24】同実施形態の操作手段の結紮終了状態の縦断
側面図。
【符号の説明】
1…クリップ(縫合・結紮具) 2…脚部 3…連結部 8…クリップアプライヤー(縫合・結紮装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴田 敏彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鶴田 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永水 裕之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 柴田 義清 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西垣 晋一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織を縫合・結紮等をするための縫
    合・結紮具において、一対の脚部と、前記脚部を連結す
    る連結部とからなり、縫合・結紮装置の内部では前記脚
    部が交差しており、同縫合・結紮装置から放出される時
    に前記脚部が開き、放出されると弾性力で閉じて生体組
    織を縫合・結紮することを特徴とする縫合・結紮具。
JP8038146A 1996-02-26 1996-02-26 縫合・結紮具 Pending JPH09224945A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8038146A JPH09224945A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 縫合・結紮具
US08/805,556 US6099537A (en) 1996-02-26 1997-02-25 Medical treatment instrument

Applications Claiming Priority (1)

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JP8038146A JPH09224945A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 縫合・結紮具

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JP8038146A Pending JPH09224945A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 縫合・結紮具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021149093A1 (ja) * 2020-01-20 2021-07-29 オリンパス株式会社 医療用クリップおよび医療用クリップユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021149093A1 (ja) * 2020-01-20 2021-07-29 オリンパス株式会社 医療用クリップおよび医療用クリップユニット

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