JPH09224946A - 縫合・結紮装置 - Google Patents

縫合・結紮装置

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Publication number
JPH09224946A
JPH09224946A JP8038147A JP3814796A JPH09224946A JP H09224946 A JPH09224946 A JP H09224946A JP 8038147 A JP8038147 A JP 8038147A JP 3814796 A JP3814796 A JP 3814796A JP H09224946 A JPH09224946 A JP H09224946A
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JP
Japan
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suturing
suture
ligating
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ligature
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Withdrawn
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JP8038147A
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English (en)
Inventor
Toshiya Sugai
俊哉 菅井
Yoshihito Shimizu
佳仁 清水
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
Minoru Tsuruta
稔 鶴田
Hiroyuki Nagami
裕之 永水
Yoshikiyo Shibata
義清 柴田
Shinichi Nishigaki
晋一 西垣
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脈管等の生体組織を確実に縫合・結紮できと共
に、縫合・結紮具を小型に形成できる縫合・結紮装置を
提供することにある。 【解決手段】生体組織を縫合・結紮等をするための縫合
・結紮具を所定の形状に変形させることにより、生体組
織に取り付けるための縫合・結紮装置において、略平行
状態の2本の脚部とこの脚部を連結する基端部を有して
略コ字型に形成されており、前記2本の脚部が前記基端
部に対して略垂直に形成されている縫合・結紮具12を
変形して取り付ける取り付け手段2を有し、前記取り付
け手段2によって前記縫合・結紮具の2本の脚部の互い
に向かい合う面同士が近接した略平行状態となり、前記
2本の脚部の基端部側には少なくとも一部分は前記2本
の脚部が近接しない箇所を有し、前記2本の脚部と基端
部とによって囲まれた空間を有するように変形させるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に外科手術に
使用され、生体組織を縫合・結紮等をするための縫合・
結紮具を所定の形状に変形させることにより、生体組織
に取り付けるための縫合・結紮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体組織の縫合・結紮は針糸ある
いは金属や樹脂製のクリップ・ステープルによって行わ
れていた。これらのうち金属製のクリップ・ステープル
は、血管等の脈管を結紮する場合にはUSP3,32
6,216のような形状のクリップを使用し、組織を縫
合する場合にはUSP3,643,851のような形状
のステープルを使用し、それぞれ専用のアプライヤーに
よって生体組織に取り付けていた。また、現在のクリッ
プ、ステープルと共に、USP4,325,376やU
SP3,643,851のような連発式アプライヤーが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術にお
いて、血管等の脈管を結紮するためのクリップはUSP
4,325,376のように、クリップの脚の部分を外
周からジョーによって圧縮変形することによって取り付
けられていたが、脚の部分を外周から圧縮するというク
リップの変形の方法のために、どうしてもアプライヤー
の構造が複雑にならざるを得なかった。
【0004】さらに、アプライヤーの構造が複雑なため
に特に内視鏡下外科手術において使用する場合、その挿
入径を細くすることが難しく、一般的にはφ10mm以
上の径となってしまい、その他の処置具の挿入径がφ5
mm程度なのに対して倍の太さとなっており、その倍の
太さの孔を人体に開けるために低侵襲という内視鏡下外
科手術のメリットを損なっていた。また、その変形方法
がジョーによって挟むような動作となるため、万一クリ
ップが装填されなかった場合等に、ジョーによって直接
脈管を把持して損傷してしまうこともあった。あるいは
複雑な構造のために故障する確率も高く、クリップが内
部に詰まってしまうこともある。
【0005】そして、構造が複雑であるということはコ
ストアップを招き、それによる医療費の高騰やあるいは
数多くの樹脂や金属の部品を使用していることによる廃
棄時のごみの問題等の環境への悪影響も否定できず、特
にこれらは一般的にディスポーザブル製品であるために
その影響が大きかった。
【0006】また、USP3,643,851の場合に
は、その構造はクリップに比べて簡単であり、万一ステ
ープルが装填されなかった場合にも、その動作によって
組織を損傷することは少ないが、そのステープルの形状
のために組織の縫合はできても脈管の結紮をすることは
できなかった。
【0007】また、USP3,643,851のような
ステープラーにおいては、取り付け手段に装填されたス
テープルを保持するための保持部材が、取り付け手段の
先端に設けられていたが、その保持部材が取り付け手段
の先端から露出しているので、生体組織に接触すること
があった。
【0008】さらに、USP3,643,851等のス
テープラーにおいては、脈管を保持するガイドが無いた
めにそのステープルの変形形態とあいまって、平面状の
組織に対してはステープリングできたが、脈管にはステ
ープリングすることができなかった。また、USP4,
325,376等のクリップアプライヤーの場合、クリ
ップを脈管に係合させるジョー部材が透明では無いた
め、取り付け操作中の脈管の状態が良く判らないという
問題点もあった。
【0009】また、前記USP3,463,851のよ
うなステープラーでは、ステープルを前記保持部材とス
テープルを保持部材との間に挟み込んで変形させるため
のプッシャーとによって挟み込んでいる際に、ただ単に
挟み込んでいるだけなので外乱によってステープルの向
きが変化してしまう。
【0010】従来技術のようなアプライヤーは特に内視
鏡下外科手術のような、針糸による縫合・結紮が難しい
分野においてその真価を発揮していた。従来技術では操
作手段の内部にその操作を段階的に分配するラチェット
機構が設けられていたが、その機構は複雑でありコスト
アップや故障等の原因となりやすかった。
【0011】また、一般的に内視鏡手段は円形断面を有
しているので、最も幅を必要とする前記プッシャーはそ
の長手方向軸中心に配置することが、内視鏡手段の径を
小さくするために有効であった。
【0012】また、USP3,326,216やUSP
4,844,066あるいはUSP4,325,376
のようなクリップの場合には、前述のようにその変形に
必要な力量を低減させるためにクリップの基端部を略三
角形状としていたため、クリップの大きさが不必要に大
きくなっており、生体内部に不必要に大きな残留物を残
す、あるいはアプライヤー内部に数多くのクリップを貯
蔵できないという問題点があった。
【0013】すなわち、図23および図24に示すよう
に、従来の縫合・結紮具51は生体内に留置される関係
上、生体に対して毒性等が無くMRIのアンチアーキフ
ァクト性を確保するTi合金等のチタン材で製造されて
いる。一般に直径Dの脈管50を結紮するためには脚部
52の長さが約2倍程度必要である。また、当然前記2
本の脚部52間距離L1 はL1 ≧Dとなっていなくては
ならない。ここで従来技術の場合には縫合・結紮具51
を変形させやすくするために、基端部53が角度θの略
三角形状となっている。そのために全長はL2 +mco
sθとなっている。
【0014】そして、アプライヤーに順列状態に貯蔵し
た場合、図24に示すように、縫合・結紮具51の2つ
につきnだけの無駄な長さが必要となり、縫合・結紮具
51の数が多くなればなる程その長さは増大し、結果と
して貯蔵部に貯蔵できる縫合・結紮具51の数が減少し
てしまう。最近行われているアドバンス手技と呼ばれる
先進的な内視鏡下外科手術において、従来のアプライヤ
ーに貯蔵されている20個の縫合・結紮具51よりも多
くの縫合・結紮具51を必要とするが、30個程度必要
とされることは少ない。
【0015】ところが、前述のように従来技術では一般
に20個しか貯蔵できないので、このような場合には2
本のアプライヤーを使用することになる。しかし、アプ
ライヤーは一般にディスポーザブルなので2本目のアプ
ライヤーの残りの10個以上の縫合・結紮具51は無駄
となってしまう。
【0016】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、構造的に簡単で、挿
入径を細くすることができ、しかも生体組織を確実に縫
合・結紮できる縫合・結紮装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、生体組織を縫合・結紮等をするための
縫合・結紮具を所定の形状に変形させることにより、生
体組織に取り付けるための縫合・結紮装置において、略
平行状態の2本の脚部とこの脚部を連結する基端部を有
して略コ字型に形成されており、前記2本の脚部が前記
基端部に対して略垂直に形成されている縫合・結紮具を
変形して取り付ける取り付け手段を有し、前記取り付け
手段によって前記縫合・結紮具の2本の脚部の互いに向
かい合う面同士が近接した略平行状態となり、前記2本
の脚部の基端部側には少なくとも一部分は前記2本の脚
部が近接しない箇所を有し、前記2本の脚部と基端部と
によって囲まれた空間を有するように変形させることを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1〜図22は第1の実施形
態を示す。図1は後述するクリップあるいはステープル
である縫合・結紮具を生体組織に取り付けるアプライヤ
ー1を示し、このアプライヤー1は、縫合・結紮具を変
形させる取り付け手段2と、取り付け手段2を図示しな
いトラカール等を介して生体組織に挿入するための内視
鏡手段である挿入部3と、取り付け手段2の操作を行う
操作手段4から構成されている。また、操作手段4に対
して挿入部3が回動自在となっており、その回動操作を
行うためのノブ5が挿入部3の手元側の操作手段4との
接合部に設けられている。
【0019】前記挿入部3は、図2に示すように、上下
に分割された略透明な上部挿入部材6と下部挿入部材7
によって構成され、両者を組み合わせた後に外套管8を
被覆することにより組立られている。この外套管8は透
明な熱収縮チューブによって形成され、挿入部3の内部
が確認できるようになっている。
【0020】前記操作手段4は、図1に示すように、可
動ハンドル9と固定ハンドル10からなっており、可動
ハンドル9を固定ハンドル10に対して回動させること
により、取り付け手段2の操作を行うことができる。
【0021】また、操作手段4の固定ハンドル10にお
ける上部には後述するように蓋体11が取り付けられ、
この蓋体11を開閉することにより、挿入部3を操作手
段4に着脱したり、操作手段4の内部を洗浄・滅菌する
ことができるようになっている。
【0022】次に、前記取り付け手段2の構成について
図2〜図6に示す。取り付け手段2は先端に縫合・結紮
具12を取り付け時のガイドとなるガイド部材13を有
し、この内部に縫合・結紮具12が装填されている。こ
の縫合・結紮具12を装填し、生体組織に取り付ける操
作は後述するようにプッシャー14によって行われる。
【0023】ガイド部材13には縫合・結紮具12の取
り付け時に縫合・結紮具12を支持する支持ピン15が
設けられており、これにより縫合・結紮具12は前方へ
脱落せずに支持される。従来技術ではガイド部材13が
無く、縫合・結紮具12を確実に保持できないためにに
支持ピン15を間隔をおいて2本設けていたので、縫合
・結紮具12の脚部12a間距離が脚部12aの全長に
対して比較的広くなっていたが、本実施形態では1個で
あるので脚部12a間距離を比較的狭くすることがで
き、脈管の結紮に非常に有効であるばかりか、ガイド部
材13の外形や挿入部3の外径を小さくできるので、低
侵襲という観点において効果がある。
【0024】一般的に縫合・結紮具12を生体組織に取
り付けるアプライヤー1の挿入部3の外径はφ10〜1
2mmであるが、本実施形態の場合には前述のようなシ
ンプルな構造によって、使用する縫合・結紮具12を収
納するのに必要な幅である7mmを確保すれば良いの
で、さらに上部挿入部材6と下部挿入部材7の肉厚をそ
れぞれ0.5mmずつ確保して、挿入部3外径でφ8m
mを達成している。また、従来技術では前記支持ピン1
5は取り付け手段2の先端から突出しており、生体組織
に損傷を与える危険性も無視できなかったが、本実施形
態ではガイド部材13の内部に格納されているので、生
体組織に触れる恐れもない。
【0025】また、前記ガイド部材13は支持ピン15
が設けられている部分以外はそれ程の強度が必要ないの
で、ガイド部材13を少なくとも部分的に透明として縫
合・結紮動作が目視しやすくしても良く、それにより安
全・確実な縫合・結紮に寄与するので、アプライヤー1
の安全性が向上する。
【0026】そして、この支持ピン15とにより、縫合
・結紮具12を生体組織に取り付ける際に縫合・結紮具
12を所定の形状に変形させるために、プッシャー14
には凹状部16が設けられている。そして縫合・結紮具
12を生体組織に取り付けた後に、アプライヤー1から
放出するためのイジェクター17がガイド部材13の内
部の縫合・結紮具12の下部に取り付けられている。
【0027】ガイド部材13は挿入部3を構成している
下部挿入部材7にピン17aで固定されており、下部挿
入部材7の上部には仕切板18が取り付けられ、その上
に縫合・結紮具12を貯蔵しておくための貯蔵手段19
が設けられており、その上部に上部挿入部材6には縫合
・結紮具12を下方へ抑える抑えスプリング22が取り
付けられている。そして、さらに全体を前記外套管8で
覆っている。これらの挿入部3を構成している部材のう
ち、外套管8、上部挿入部材6、下部挿入部材7は前述
のように樹脂材で透明に成型されており、取り付け手段
2と貯蔵手段19の状態が目視できるようになってい
る。
【0028】前記プッシャー14には貯蔵手段19の最
前列の縫合・結紮具12を送り出すための移送手段であ
る掛止部20が設けられている。そして、貯蔵手段19
には縫合・結紮具12が後方へ逆戻りしないようにワン
ウェイクラッチ21が設けられている。そして、アプラ
イヤー1には先端部から後端部に向かって複数、例えば
20個の縫合・結紮具12a〜12tが収納されている
が、初期状態において収納されている縫合・結紮具12
の個数は特に限定されず、目的の手技に応じて幾つでも
構わない。
【0029】また、後述するように本実施形態では従来
技術に対して同じ個数の縫合・結紮具12ならば、その
縫合・結紮具12列全体の長さを短くできるので、同一
の長さの貯蔵手段19の内部に従来技術よりもさらに多
くの縫合・結紮具12を貯蔵できる。
【0030】次に、前記挿入部3の略中間部から手元側
の構成を図7〜図9に示す。貯蔵手段19の後部の最後
部の縫合・結紮具12tにおける後部には縫合・結紮具
12列を前方に付勢するためのプレート状のバッファー
23が係合しており、このバッファー23はクリップ押
しスプリング24によって前方に付勢されている。そし
て、クリップ押しスプリング24の後部はスプリングホ
ルダー25によって挿入部3の手元側に固定されてい
る。バッファー23は蛍光色等の目視しやすい色調に成
型され、このバッファー23が縫合・結紮具12が放出
される度に前方に移動することで、縫合・結紮具12の
残量が判るようになっている。
【0031】また、この色調を任意に設定することによ
り、貯蔵されている縫合・結紮具12の数や種類等を表
示するようにしても良い。あるいは、挿入部3を構成し
ている各部品の色調を任意に設定することによって、表
示しても構わない。そのような場合には例えばガイド部
材13の色が青ならば縫合・結紮具の個数が20個で、
赤ならば10個である等とすることができる。勿論、2
種類以上の色を使用してその組み合わせによって表示し
ても構わない。一般に手術室では使用する機材の選択は
術者の指示によって助手が行うが、助手は機材に記入さ
れている文字等を読んで目的の機材かどうか判断するの
では無く、その形状や色等の外観ですぐに判断できる要
素で判断するため、このような色識別は誤った機材選定
を防止することや手技の効率化にもつながるために非常
に有効である。
【0032】前記プッシャー14にはラチェットアーム
26が取り付けられており、下部挿入部材7に取り付け
られたラチェット歯27とによりラチェット機構28を
形成しており、プッシャー14が動作の途中で戻ること
によって縫合・結紮具12が取り付け手段2の内部で詰
まったりすることを防止している。また、従来のような
ラチェット機構ではラチェット歯27に噛み合う相手方
の部品は専用の薄刃形状の部品を使用するのが一般的で
あるが、必要な弾性力を出したりするためにコストが嵩
む部品であった。しかし、本実施形態ではラチェットア
ーム26は丸棒を折り曲げた構造のものであり、弾性力
を出すことはその有効長を長くすることで対応している
ので、コストも掛からずに簡単に成型できる部品となっ
ている。
【0033】次に、図10に挿入部3の手元側を示す。
挿入部3の後端にはノブ5が設けられており、上下に分
割された部品により構成されている。このノブ5の内部
にはメインスプリング29が設けられており、プッシャ
ー14に接続された操作棒30を常時手元側に付勢して
いる。そして、このメインスプリング29により、一連
のクリップ取り付け操作終了後に取り付け手段2と操作
手段4を含めたアプライヤー1全体を初期状態に復帰さ
せることができる。
【0034】この操作棒30の後部は可動ハンドル9の
上部に設けられている係合溝31と係合する球状部32
が形成されており、操作棒30とノブ5の後部はOリン
グ33によってシールされている。一般に内視鏡的治療
においては腹腔内等において操作する空間を確保するた
めに、気腹と呼ばれる腹腔をCO2 ガスによって膨らま
せた状況において治療を行う。その際に用いられるこの
アプライヤー1のような処置具は、腹腔内のガスが外部
に漏れないようになっている必要があるが、このアプラ
イヤー1は前記Oリング33によって、完全にその内部
が密封されているか、あるいは実用上差し支え無い程度
のガス漏れに抑えられている。
【0035】また、前述のようにプッシャー14とそれ
に接続される操作棒30は挿入部3の長手方向の挿入軸
中心に設けられているので、前記ノブ5を操作すること
によって挿入部3を操作手段4に対して回動させる際
に、その回動中心に位置するため、従来技術のように回
動に対応するための、プッシャー14と操作棒30を連
結する特別な変換手段を使用しなくても回動可能なよう
になっている。
【0036】次に、図11〜図14に操作手段4を示
す。操作手段4は、前述したように、可動ハンドル9と
固定ハンドル10、固定ハンドル10の上部に取り付け
られた蓋体11からなっている。固定ハンドル10には
前記挿入部3のノブ5が回動自在に取り付けられてお
り、操作棒30の球状部32は可動ハンドル9の上部に
設けられた係合溝31の内部の座金34に摺動・回動自
在に係合している。
【0037】そして、蓋体11は固定ハンドル10に対
してヒンジ35によって開閉自在に取り付けられてお
り、閉鎖時の固定はスナップフィット36によって行わ
れる。また、蓋体11を開放させる際にはこのスナップ
フィット36に取り付けられている摘み37を外側に付
勢することにより、スナップフィット36と固定ハンド
ル10の係合を解除してヒンジ35により開放する。
【0038】操作手段4の固定ハンドル19の内部は洗
浄・滅菌のために洗浄液や滅菌ガスあるいは高温蒸気
や、洗浄ブラシ等の洗浄具が挿通できるように空間が開
いており、その上部は前述のように蓋体11を開放する
ことにより、確実に洗浄・滅菌可能となっており、操作
手段4は繰り返し使用できるリュース製品となってい
る。また、操作手段4を構成する各部品は耐洗浄・滅菌
性を有する金属あるいは樹脂により構成されているのは
言うまでもない。
【0039】また、操作棒30の球状部32は可動ハン
ドル9の上部の係合溝31に対して回動・摺動自在に係
合しており、係合溝31は上方に開放しているので球状
部32は係合溝31の上部より係合溝31の内部に挿入
されることにより係合し、その逆の操作により取り外す
ことができる。
【0040】そのため、前述のように蓋体11を開放し
て球状部32を係合溝31から取り外すことによって、
挿入部3を操作手段4から取り外すことができ、この逆
の手順によって挿入部3を操作手段4に取り付けること
ができる。これにより、挿入部3を操作手段4に対して
着脱自在とすることができるので、例えば挿入部3の内
部に貯蔵されている縫合・結紮具12の数の異なる挿入
部3を用意しておき、目的の手技において必要となる個
数の縫合・結紮具12を貯蔵している挿入部3を使用す
る、あるいは縫合・結紮具12を使いきってしまった挿
入部3を新しい挿入部3と交換することができる。
【0041】さらに、縫合・結紮具12の形状がそれぞ
れ異なる挿入部3を用意してその状況に応じて交換して
使用する等の行ためが可能となる。一般にこのような従
来技術のアプライヤー1は内部が洗浄・滅菌できないよ
うな複雑な形状となっており、さらに、挿入部3と操作
手段4が取り外しできないために、その全体がディスポ
ーザブル製品となっているが、本実施形態のように挿入
部3が操作手段4に対して着脱自在となっており、前述
のように操作手段4の内部が確実に洗浄・滅菌が可能と
なっているリューザブル製品となっていることにより、
ディスポーザブル部分が挿入部3だけとなり、操作手段
4を繰り返し使用できるので無駄に捨てる部分が減るた
めに、費用の削減はもちろんのこと、環境保全やエネル
ギーの節約、資源浪費の防止等の効果が得られる。
【0042】また、前記可動ハンドル9は支点ネジ38
とナット39によって固定ハンドル10に回動自在に取
り付けられており、可動ハンドル9を初期状態から閉鎖
操作することによりアプライヤー1が作動する。
【0043】次に、縫合・結紮具12の形状とプッシャ
ー14との係合について図15および図16に示す。本
実施形態の縫合・結紮具12は後述するようにTi合金
等のチタン材で形成されている。そして、縫合・結紮具
12は略平行状態の2本の脚部121とこの脚部121
を連結する基端部122を有して略コ字型に形成されて
いる。
【0044】また、プッシャー14の凹状部16の内縁
部には断面が略半円形状の突起40が長手方向に亘って
形成されており、縫合・結紮具12の基端部122には
縫合・結紮具12が変形した際に、突起40と係合する
位置に係合溝41が形成されている。これによって縫合
・結紮具12が変形途中でガイド部材13から遊離した
時に、縫合・結紮具12が脱落したり、外乱によってそ
の向きが変わってしまうことを防止している。また、こ
のような一般に線材をプレス成形して製作される縫合・
結紮具12では、素材の全長に亘って同一の断面形状の
方が製造しやすいので、そのような場合には縫合・結紮
具12の外周面全周(脚部121の外周)に亘って係合
溝41が形成されていても良い。
【0045】また、縫合・結紮具12の材料であるチタ
ン材は非常に硬く比強度が高いことで知られており、塑
性変形させるためには非常に強い力量を有する。そこで
本実施形態の縫合・結紮具12にはプッシャー14によ
って変形される際に、所定の形状に変形しやすくするた
めに脚部121および基端部122には切り欠き42が
設けられており、この部分から折れ曲がるようになって
いる。そしてこの切り欠き42の部分はその他の部分に
対して折れ曲がりやすければ良いので、切り欠き42の
代わりにこの部分だけ局所的に焼きなましをする等の材
質面での加工をすることによって、ヤング率を他の部分
よりも比較的大きくして折れ曲がりやすくする、あるい
は曲げ方向に対して他の部分よりも断面係数が比較的小
さくなるように形成しても良い。
【0046】次に、アプライヤー1の動作について図1
7〜図22に基づいて説明する。図17は縫合・結紮具
12aがガイド部材13に装填され、可動ハンドル9を
第1段階まで操作した状態であり、この時には操作手段
4の可動ハンドル9は図1の実線の位置にある。この状
態において、プッシャー14は縫合・結紮具12aを支
持ピン15とで保持しており、上下方向にはガイド部材
13により保持されている。また、貯蔵手段19の内部
の縫合・結紮具12のうち、縫合・結紮具12bはプッ
シャー14に設けられている掛止部20によってクリッ
プ抑えスプリング22に抗して仕切板18の前方の開口
部43に移動しつつある。
【0047】縫合・結紮具12の順列で縫合・結紮具1
2bの次の縫合・結紮具12cは縫合・結紮具12d以
下後続の縫合・結紮具12がバッファー23に付勢され
ることによって、ワンウェイクラッチ21を乗り越えた
位置に移動する位置に移動する。ワンウェイクラッチ2
1は金属板等の弾性部材で形成されており、その形状と
相まって縫合・結紮具12を前方方向には移動可能とす
るが、一旦ワンウェイクラッチ21を乗り越えると後方
には戻れないようになっている。
【0048】図18に次の第2操作段階を示す。この状
態では前記状態よりも可動ハンドル9が閉鎖方向に操作
されることにより、プッシャー14がさらに前進し、そ
の凹状部16の突起40により縫合・結紮具12aを前
方に押す。これにより縫合・結紮具12aは支持ピン1
5により支持されているので、プッシャー14で押され
た部分が前方に折れ曲がり、切り欠き42によって所定
の形状に変形して縫合・結紮具12aの先端同士が接触
する。そして縫合・結紮具12aはガイド部材13から
遊離していくが、変形していくに従って前述のようにプ
ッシャー14の突起40と縫合・結紮具12aの係合溝
41が係合していくので、取り付け操作中に取り付け手
段2から脱落することは無い。
【0049】この際に貯蔵手段19の内部の縫合・結紮
具12は掛止部20によって縫合・結紮具12bが前方
に移動されることにより、クリップ押しスプリング24
の付勢によりさらに前方に移動する。
【0050】さらに、図19〜図21に示すように可動
ハンドル9が閉鎖操作されるに従ってプッシャー14が
前進し、次第に縫合・結紮具12aが変形されていくと
共に、貯蔵手段19の内部の縫合・結紮具12も前方に
送られていく。そして、図21の段階で可動ハンドル9
は完全に閉鎖位置に達してプッシャー14が最前部まで
移動し、縫合・結紮具12aは最終形状に変化される。
【0051】この段階において縫合・結紮具12bは仕
切板18の開口部43の上部に移動し、クリップ抑えス
プリング22によって開口部43の内部で、プッシャー
14上面に装填される。そして、後続の縫合・結紮具1
2は続いて前方に移動する。
【0052】この時の縫合・結紮具12の最終形状は、
前記2本の脚部121の略平行に近接している部分の長
さが支持ピン15を包囲している部分の長さに対して約
2倍以上となっており、不必要に最終形状の長さを長く
しないようになっている。
【0053】次に、図22に示す段階に移る。この段階
では可動ハンドル9は一連の操作を終了し、挿入部3の
後端のメインスプリング29によって完全に解放位置に
移動し、プッシャー14も最後位置に移動する。
【0054】そして、縫合・結紮具12aとプッシャー
14の係合は解除され、縫合・結紮具12aはガイド部
材13の内部に設けられているイジェクター15の弾性
力によってガイド部材13の側方外部に放出される。一
般に、図23に示すように脈管50を結紮する場合には
切断する側に1個、残す側に2個の縫合・結紮具12を
取り付けることになっているが、そのような時に従来技
術では結紮操作の度にアプライヤー1を脈管50から外
さなければ、縫合・結紮具12を放出できなかったが、
本実施形態では順番に側方にガイド部材13をずらして
いくだけで次々と結紮が行えるので、一度ホールドした
脈管50を逃す心配がない。
【0055】また、縫合・結紮具12bはプッシャー1
4が開口部43よりも後方に移動するために、クリップ
抑えスプリング22の弾性力によりプッシャー14の前
方に移動して次の操作に備える。後続の縫合・結紮具1
2はクリップ押しスプリング24の弾性力により、縫合
・結紮具12bがクリップ抑えスプリング22と接触す
る位置まで移動し、アプライヤー1全体として初期状態
に復帰する。
【0056】この状態から再び可動ハンドル9を閉鎖操
作することにより、図17〜図22の一連の動作が繰り
返され、縫合・結紮具12が連発されるようになってい
る。そして、最後の縫合・結紮具12tが放出される
と、貯蔵手段19の内部には縫合・結紮具12が存在し
なくなるが、この時には前述のようにバッファー23が
最前位置に移動するので、その目視しやすい色調により
縫合・結紮具12を使い果たしたことが確認される。ま
た、縫合・結紮具12を使い果たした状態でさらに操作
を行っても、このアプライヤー1では縫合・結紮具12
を取り付けるための可動部分等が無いため、ただ単にプ
ッシャー14が前進・後退をするのみであるので、生体
組織を損傷する危険性がない。
【0057】また、縫合・結紮具12を使い果たした時
にさらに処置を続行する場合には、前述のように操作手
段4の蓋体11を開放して挿入部3を操作手段4から取
り外し、新しい挿入部3を操作手段4に組み込んで蓋体
11を閉鎖し、アプライヤー1に新しい縫合・結紮具1
2を装備させる。
【0058】ここで、図23および図24に示した従来
の縫合・結紮具51の本実施形態の縫合・結紮具12と
を比較すると、前述したように、縫合・結紮具51は、
直径Dの脈管50を結紮するためには脚部52の長さが
約2倍程度必要であり、2本の脚部52間距離L1 はL
1 ≧Dとなっていなくてはならない。ここで従来技術の
場合には縫合・結紮具51を変形させやすくするため
に、基端部53が角度θの略三角形状となっている。そ
のために全長はL2 +mcosθとなっており、本実施
形態に示す場合に対してmcosθ長くなっている。
【0059】そして、アプライヤーに順列状態に貯蔵し
た場合、図24に示すように、縫合・結紮具51の2つ
につきnだけの無駄な長さが必要となり、縫合・結紮具
51の数が多くなればなる程その長さは増大し、結果と
して貯蔵部に貯蔵できる縫合・結紮具51の数が減少し
てしまう。本実施形態ではこの無駄な長さであるnが無
いため、例えば20個では19nの長さが確保できるた
め、大体縫合・結紮具51を4個程度よけいに貯蔵する
ことができるので、前述の従来の問題が解決される。
【0060】また、縫合・結紮具51が所定の形状に変
形された時に、従来技術ではその全長がL2 +mとなる
が、本実施形態ではL2 +l/2であるので、差引きm
−l/2だけ生体内に残留する物質の大きさを小さくす
ることができる。
【0061】以上のように、本実施形態によれば、この
発明の目的である、安全・簡単な機構のアプライヤー1
が使用できる、あるいは縫合・結紮具12の大きさを小
さくしてアプライヤー1の内部に貯蔵できる数を増や
す、または不必要に大きな残留物を生体内に残さない。
さらには縫合・結紮具12で脈管50の結紮ができる等
という点に沿った範囲であれば、アプライヤー1や縫合
・結紮具12等の形状や構造には特に制限は無く、どの
ようなものでも構わない。
【0062】前記実施形態によれば、次のような構成が
得られる。 (付記1)生体組織を縫合・結紮等をするための縫合・
結紮具を所定の形状に変形させることにより、生体組織
に取り付けるための縫合・結紮装置において、略平行状
態の2本の脚部とこの脚部を連結する基端部を有して略
コ字型に形成されており、前記2本の脚部が前記基端部
に対して略垂直に形成されている縫合・結紮具を変形し
て取り付ける取り付け手段を有し、前記取り付け手段に
よって前記縫合・結紮具の2本の脚部の互いに向かい合
う面同士が近接した略平行状態となり、前記2本の脚部
の基端部側には少なくとも一部分は前記2本の脚部が近
接しない箇所を有し、前記2本の脚部と基端部とによっ
て囲まれた空間を有するように変形させることを特徴と
する縫合・結紮装置。
【0063】(付記2)主に外科手術において使用され
る生体組織を縫合・結紮するための、略平行状態の2本
の脚部とその2本の脚部を接続する基端部を有する略コ
字型で、前記2本の脚部が前記基端部に対して略垂直に
形成されている縫合・結紮具を、前記2本の脚部の対向
する面同士が少なくとも部分的に接触するような所定の
形状に変形させることにより、生体組織に取り付けるた
めの縫合・結紮装置で、前記縫合・結紮具を生体組織に
取り付けるための取り付け手段を有し、前記取り付け手
段が前記縫合・結紮具を保持する少なくとも一つの保持
手段と、前記保持手段との間に前記縫合・結紮具を挟み
込んで、前記縫合・結紮具の基端部を押圧することによ
り、前記縫合・結紮具を前記所定の形状に変形させるた
めの先端部が略凹形状のプッシャーからなる縫合・結紮
装置。
【0064】(付記3)主に外科手術において使用され
る生体組織を縫合・結紮するための、2本の略平行状態
にある脚部と、前記2本の脚部を接続する前記2本の脚
部に略垂直に設けられた基端部を有している縫合・結紮
具を、生体組織に取り付けるための縫合・結紮装置で、
前記縫合・結紮具を生体組織に取り付けるための取り付
け手段を有し、前記取付手段に前記縫合・結紮具を保持
する保持手段を有し、前記保持手段との間に前記縫合・
結紮具を挟みこんで、前記縫合・結紮具の基端部を押圧
することにより、前記縫合・結紮具を所定の形状に変形
させるための先端部が略凹形状のプッシャーからなり、
前記保持手段が前記基端部中央に係合するような位置に
一つ配置されている縫合・結紮装置。
【0065】(付記4)付記2,3において、前記保持
部材が生体組織に触れることのないように、取り付け手
段の内部に格納されている縫合・結紮装置。 (付記5)付記1〜4において、前記取り付け手段に前
記縫合・結紮具が装填された際に、前記縫合・結紮具を
目的の生体組織に係合させるためのガイド部材を有する
縫合・結紮装置。
【0066】(付記6)付記5において、前記ガイド部
材は対向した2つのアームを有しており、前記2つのア
ームはそれぞれ対向する面に凹部を有する略コ字型の断
面をしている縫合・結紮装置。
【0067】(付記7)付記5,6において、前記ガイ
ド部材の少なくとも一部分が略透明である縫合・結紮装
置。 (付記8)付記2〜7において、前記プッシャーの略凹
形状の内側の少なくとも一部分に、前記縫合・結紮具の
外周の少なくとも一部分に設けられた係合溝に係合する
ための突起部が設けられている縫合・結紮装置。
【0068】(付記9)付記1〜8において、前記操作
手段と、前記操作手段に接続された内視鏡手段と、前記
内視鏡手段の遠位端に、前記操作手段の操作によって前
記縫合・結紮具を生体組織に取り付けるための、前記取
り付け手段を有する縫合・結紮装置。
【0069】(付記10)付記9において、前記操作手
段の操作を段階的に分配するためのラチェット機構を有
し、前記ラチェット機構がラチェット歯と、前記ラチェ
ット歯と係合するための、断面が単一形状をしているラ
チェットアームからなる縫合・結紮装置。
【0070】(付記11)付記10において、前記ラチ
ェットアームの断面が略円形である縫合・結紮装置。 (付記12)付記10,11において、 前記ラチェッ
ト機構が前記内視鏡手段内部に設けられている縫合・結
紮装置。
【0071】(付記13)付記9〜12において、前記
内視鏡手段の内部の長手方向軸中心に、前記縫合・結紮
具を変形させるための、前記プッシャーが配置されいて
る縫合・結紮装置。
【0072】(付記14)付記13において、前記内視
鏡手段の内部の前記プッシャー上部に、前記縫合・結紮
具を長手方向の軸方向に順列して貯蔵しておく貯蔵手段
を有し、前記プッシャーに設けられた移送手段により、
前記縫合・結紮具を待機位置に移送し、続いて前記プッ
シャーによって前記待機位置から前記取り付け手段に装
填し、前記保持手段と前記プッシャーによって前記所定
の形状に変形させる縫合・結紮装置。
【0073】付記1〜3によれば、縫合、結紮が確実に
行えるとともに、縫合・結紮装置の構造が簡単となり、
挿入径を細くでき、またコストダウンを図ることができ
る。付記4によれば、付記1〜3に加え、保持部材が取
り付け手段の内部に格納されていることで、取り付け手
段によって生体組織を損傷する危険性が無くなるという
利点もある。
【0074】付記5によれば、付記1〜4に加え、生体
組織、特に脈管を保持するガイド部材があるために、確
実に目的の組織を捉えられるという利点もある。付記6
によれば、付記5に加え、ガイド部材に縫合・結紮具を
保持することができるので、より確実に脈管を結紮でき
る。
【0075】付記7によれば、付記5,6に加え、前記
ガイド部材の少なくとも一部分が透明となっているの
で、生体組織に縫合・結紮具を取り付ける際に、その状
況が確認できるためにより安全・確実な操作が可能とな
る。付記8によれば、付記2〜7に加え、縫合・結紮具
がプッシャーと係合するために、取付中の縫合・結紮具
の向きが外乱によって変化してしまうということが無
い。
【0076】付記9によれば、付記1〜8に加え、内視
鏡下外科手術等の内視鏡的治療において、前記縫合・結
紮装置を使用できる。付記10,11によれば、付記9
に加え、前記縫合・結紮装置に必要なラチェット機構を
簡単に実現できる。
【0077】付記12によれば、付記10,11に加
え、前記操作手段の内部の構造を簡素化できると共に、
前記内視鏡手段を前記操作手段に対して独立した機構と
することができるので、両者を分解した時等に単体でも
前記取り付け手段がタマ詰まり等によって故障すること
を防止できる。
【0078】付記13によれば、付記9〜12に加え、
最も幅の広い部品である前記プッシャーを前記内視鏡手
段の中心軸に配置することで、前記内視鏡手段の径をで
きるだけ小さくできる。付記14によれば、付記13に
加え、さらに効果的に各部品を配置することにより、一
連の縫合・結紮具を生体組織に取り付ける操作を行う機
構を簡単にできる。さらには前記内視鏡手段の径を小さ
くできる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、生体組織の縫合、結紮が確実に行えるとともに、縫
合・結紮装置の構造が簡単となり、挿入径を細くでき、
またコストダウンを図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すアプライヤー
の全体の側面図。
【図2】同実施形態の取り付け手段の縦断平面図および
縦断側面図。
【図3】図2の矢印X方向から見た正面図。
【図4】図2のA−A´線に沿う断面図。
【図5】図2のB−B´線に沿う断面図。
【図6】図2のC−C´線に沿う断面図。
【図7】同実施形態のアプライヤーの貯蔵手段を示す縦
断側面図。
【図8】同実施形態のアプライヤーのラチェット機構を
示す縦断側面図。
【図9】図7のE−E´線に沿う断面図。
【図10】同実施形態の挿入部の操作手段側の縦断平面
図および縦断側面図。
【図11】同実施形態のアプライヤーの操作手段を示す
縦断側面図。
【図12】図11のI−I´線に沿う断面図。
【図13】図11のJ−J´線に沿う断面図。
【図14】図12のK−K´線に沿う断面図。
【図15】同実施形態のプッシャーと縫合・結紮具の斜
視図。
【図16】同実施形態の縫合・結紮具の斜視図。
【図17】同実施形態のアプライヤーの動作を示す縦断
側面図。
【図18】同実施形態のアプライヤーの動作を示す縦断
側面図。
【図19】同実施形態のアプライヤーの動作を示す縦断
側面図。
【図20】同実施形態のアプライヤーの動作を示す縦断
側面図。
【図21】同実施形態のアプライヤーの動作を示す縦断
側面図。
【図22】同実施形態のアプライヤーの動作を示す縦断
側面図。
【図23】従来の縫合・結紮具の説明図。
【図24】従来の縫合・結紮具の説明図。
【符号の説明】
1…アプライヤー 2…取り付け手段 3…挿入部 4…操作手段 12…縫合・結紮具 121…脚部 122…基端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴田 敏彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鶴田 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永水 裕之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 柴田 義清 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西垣 晋一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織を縫合・結紮等をするための縫
    合・結紮具を所定の形状に変形させることにより、生体
    組織に取り付けるための縫合・結紮装置において、 略平行状態の2本の脚部とこの脚部を連結する基端部を
    有して略コ字型に形成されており、前記2本の脚部が前
    記基端部に対して略垂直に形成されている縫合・結紮具
    を変形して取り付ける取り付け手段を有し、 前記取り付け手段によって前記縫合・結紮具の2本の脚
    部の互いに向かい合う面同士が近接した略平行状態とな
    り、 前記2本の脚部の基端部側には少なくとも一部分は前記
    2本の脚部が近接しない箇所を有し、前記2本の脚部と
    基端部とによって囲まれた空間を有するように変形させ
    ることを特徴とする縫合・結紮装置。
JP8038147A 1996-02-26 1996-02-26 縫合・結紮装置 Withdrawn JPH09224946A (ja)

Priority Applications (2)

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JP8038147A JPH09224946A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 縫合・結紮装置
US08/805,556 US6099537A (en) 1996-02-26 1997-02-25 Medical treatment instrument

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012526644A (ja) * 2009-05-12 2012-11-01 エシコン・インコーポレイテッド 外科用締結具、アプリケータ器具、及び外科用締結具を展開する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012526644A (ja) * 2009-05-12 2012-11-01 エシコン・インコーポレイテッド 外科用締結具、アプリケータ器具、及び外科用締結具を展開する方法

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