JPH09225363A - 手動式トリガータイプディスペンサーおよびそのノズル - Google Patents

手動式トリガータイプディスペンサーおよびそのノズル

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JPH09225363A
JPH09225363A JP8060283A JP6028396A JPH09225363A JP H09225363 A JPH09225363 A JP H09225363A JP 8060283 A JP8060283 A JP 8060283A JP 6028396 A JP6028396 A JP 6028396A JP H09225363 A JPH09225363 A JP H09225363A
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JP
Japan
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nozzle
nozzle cover
dispenser
orifice
hinge
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JP8060283A
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Toshihiro Tashiro
歳廣 田代
Tetsuya Tada
哲也 多田
Akihiko Yamada
昭彦 山田
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Lion Corp
Canyon Corp
Original Assignee
Lion Corp
Canyon Corp
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005—Components or details
    • B05B11/0027—Means for neutralising the actuation of the sprayer ; Means for preventing access to the sprayer actuation means
    • B05B11/0032—Manually actuated means located downstream the discharge nozzle for closing or covering it, e.g. shutters
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042—Components or details
    • B05B11/1052—Actuation means
    • B05B11/1056—Actuation means comprising rotatable or articulated levers
    • B05B11/1057—Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャイルドプルーフ機構としての機能性およ
び使いやすさの低下を伴うことなく、ノズルカバーの操
作性を向上させる。 【構成】 閉鎖位置でオリフィス12の前面を液密に覆う
ノズルカバー14が、ヒンジ44を介してノズル先端部16a
に一体に設けられ、その開放位置が、ディスペンサー本
体22の上面に対して上方に傾斜した傾斜位置として設定
されている。そして、ノズルカバー14の外面に係止片50
を一体に突設し、対応する凹部52への係止片の嵌入のも
とで、ノズルカバーを開放位置に係止、保持可能として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トリガーの揺動
に連動したピストンの往復動によって、容器内の液体を
シリンダ内に吸い上げ加圧してオリフィスから流出させ
る手動式トリガータイプディスペンサーおよびそのノズ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】フロンガスによるオゾン層の破壊という
環境問題から、フロンガスを使用せずトリガーの揺動に
連動したピストンの往復動で液体を加圧し流出させる手
動式トリガータイプディスペンサーが、近年、特に注目
されている。
【0003】この種のディスペンサーは、たとえば、リ
ターンばねの偏倚力に抗して牽引(揺動)自在なトリガ
ーを有して形成され、シリンダ内を往復動可能なピスト
ンが、トリガーに連動可能に連結されている。そして、
トリガーの揺動に伴う、シリンダ内でのピストンの往復
動により、容器内の液体をシリンダ内に吸い上げ加圧
し、この加圧液をノズル先端のオリフィス(流出孔)か
ら流出させるように、ディスペンサーは構成されてい
る。
【0004】ところで、このような手動式トリガータイ
プディスペンサーにおいては、シリンダ内に吸い上げら
れた液体が、次回の使用における加圧時まで、シリンダ
内に充満したままで維持されるとともに、トリガーは、
リターンばねの偏倚力のもとで戻された初期位置で待機
する。
【0005】ここで、ディスペンサーは、液体の収容さ
れた容器の口部に取り付けられるため、ディスペンサー
装着後の容器の重心は必然的に高くなり、容器内の液体
の減少に伴って、その容器は不安定となりやすい。ま
た、この種のディスペンサーにおいては、良好な操作性
を得るために、通常、液体の流出に必要なトリガーの牽
引力はさほど大きく設定されていない。
【0006】つまり、トリガータイプのディスペンサー
においては、ディスペンサー装着後の容器が接触等のも
とで転倒すると、この転倒の際の衝撃等によって、トリ
ガーが、リターンばねの偏倚力に抗して押し込まれ、シ
リンダ内の液体を流出させる虞れがある。
【0007】また、この種のディスペンサーに要求され
るトリガーの牽引力はさほど大きくなく、一般には、乳
幼児等の子供(以下、乳幼児等という)でも牽引可能で
あるため、乳幼児等が誤って液体を流出させる虞れも十
分に考えられる。もし、乳幼児等が誤ってトリガーを牽
引して液体を流出させると、その液体が目に入ったり、
皮膚に触れたり等の不測の事故を生じる虞れがあるた
め、必要時以外の液体の流出を確実に阻止可能とするこ
とが、安全上好ましい。
【0008】そこで、このような不測の事故を防止する
ために、たとえば、ノズルカバーでオリフィスの前面を
液密に覆うことによって液体の流出を阻止可能とする、
いわゆるチャイルドプルーフ機構(事故防止機構)の設
けられた手動式トリガータイプディスペンサーが提供さ
れている。
【0009】このようなノズルカバータイプのチャイル
ドプルーフ機構においては、たとえば、オリフィスとの
密着によって液密を確保する突起状の封止体がノズルカ
バーの内面(裏面)に設けられ、閉鎖位置でのノズルカ
バーの係止、保持により、非使用時における、オリフィ
スからの液体の流出が防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なノズルカバーを有するディスペンサーにおいては、そ
の使用時にノズルカバーがオリフィスからの液体の流出
の妨げとならないように、通常、ディスペンサーの上面
凹部への係止片の嵌合により、ノズルカバーをディスペ
ンサーの上面とほぼ平行な開放位置に保持して、使用時
における使いやすさを確保している。
【0011】ここで、この種のノズルカバーは、通常、
ノズルの先端部に対し、ヒンジとなる肉薄部を介して一
体に成形されているため、ディスペンサーの上面に対す
る平行位置を開放位置とする公知の構成においては、ヒ
ンジに生じる反力が大きくなる。つまり、公知の構成に
おいては、ヒンジに生じる反力に抗するだけの係止力
が、開放位置でのノズルカバーの保持時に要求される。
【0012】しかし、大きな係止力のもとでノズルカバ
ーを開放位置に保持すると、開放位置での係止、係止解
除に多大な力が要求されるため、操作の煩雑化を招く虞
れがある。
【0013】また、公知の構成では、ディスペンサーの
本体上面に対するほぼ平行な位置にノズルカバーが係
止、保持されるため、ディスペンサーの本体上面とノズ
ルとの間に残されたわずかな隙間を利用した操作が、開
放位置での係止解除の際において要求される。従って、
容易な解除操作が得られず、この点からも、操作性の低
下が避けられない。
【0014】この発明は、チャイルドプルーフ機構とし
ての機能性および使いやすさの低下を伴うことなく、ノ
ズルカバーの操作性を向上させる手動式トリガータイプ
ディスペンサーおよびそのノズルの提供を目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明の手動式トリガータイプディスペンサーに
よれば、オリフィス前面に密着可能な突起状の封止体を
内面に一体に有するノズルカバーが、オリフィス前面を
液密に覆う閉鎖位置とオリフィス前面から除去された開
放位置との間で回動自在かつ各位置で係止、保持可能
に、肉薄部としてなるヒンジを介してノズル先端部に一
体に設けられている。
【0016】そして、ノズルカバーの開放位置を、ディ
スペンサー上面に対して上方に特定角度以上傾斜した傾
斜位置として設定するとともに、ノズルカバーの外面に
係止片を一体に突設し、ディスペンサーの上面で開口し
た対応する凹部への係止片の嵌入のもとで、ノズルカバ
ーを上記開放位置に係止、保持可能としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1、図2に示すように、この発明に係る
手動式トリガータイプディスペンサー10においては、液
体の流出孔となるオリフィス12の前面を液密に覆うノズ
ルカバー14が、ノズル16の先端部16a に一体に設けられ
ている。
【0019】図1を見るとわかるように、ディスペンサ
ー10は、リターンばね(図示しない)によって前方(図
中左方)の初期位置に押圧されたトリガー20を備え、ト
リガーは、たとえば、ディスペンサー本体22の側壁に対
する枢着点(図示しない)を支点として、前後方向に揺
動可能に連結、支持されている。
【0020】また、この種のディスペンサー10において
は、シリンダ24の内部を往復動するピストン26が、トリ
ガー20に連動可能に連結されている。そして、ディスペ
ンサー10は、回転自在なボトルキャップ28を備え、口部
30a へのボトルキャップの螺着により、容器30に着脱可
能に取り付けられ、シリンダ24の内部におけるピストン
26の往復動によって、容器内の液体をサクションチュー
ブ32から一次弁を経てシリンダ内に吸い上げ、加圧可能
に構成されている。
【0021】加圧液は、シリンダ24から二次弁を経て流
出し、シリンダに連通する流出路およびノズル16を流れ
る。そして、一体のばね部材(図示しない)により偏倚
力の付与されたスピンナ(渦流化部材)34が、このノズ
ル16に内蔵され、ノズルを流れる加圧液は、スピンナで
渦流化されて、ノズル前端のオリフィス(流出孔)12か
ら、噴霧流として流出可能となっている。
【0022】この手動式トリガータイプディスペンサー
10の内部構造および動作原理は公知のものと同一であ
り、その構造自体はこの発明の趣旨でないため、ここで
は詳細に説明しない。この種の手動式トリガータイプデ
ィスペンサー10の内部構造として、たとえば、USP No.4
815663に開示された公知の構造が例示できる。
【0023】なお、手動式トリガータイプディスペンサ
ー10においては、構成部材のほとんどがプラスチックか
ら成形され、ディスペンサーの装着される容器30も、通
常はプラスチックから成形される。
【0024】図2に加えて図3を見るとわかるように、
この実施の形態においては、ノズル16が、たとえば、略
矩形状の先端部16a を略筒体としてなるノズル本体16b
の前端に一体に設けた一体型として成形され、ノズル本
体の底部となる壁面16c のほぼ中央に、オリフィス12が
穿設されている。
【0025】このようなノズル16においては、ノズル本
体16b が、ディスペンサー10の流出路の一部として、シ
リンダ24に連通する流出路に連結され、図2に示すよう
に、ノズル先端部16a の段部36にディスペンサー本体22
の前端の係合爪22a を嵌入、係合させることによって、
ノズルはディスペンサー本体に回転不能に取り付けられ
る。
【0026】なお、図1ないし図3に示すように、ノズ
ル16は、ディスペンサー本体22の先端部の載置、支持可
能な支持片38を、ノズル先端部16a から後方に延出させ
て一体に有し、この支持片に突設された突起40をディス
ペンサー本体の対応する係合孔42に嵌入、係合すること
によって、ノズル、ディスペンサー本体間が分離不能に
連結可能となっている。
【0027】図2、図3に示すように、ノズルカバー14
は、肉薄部としてなるヒンジ44を介してノズル先端部16
a に一体に成形されている。このノズルカバー14は、ヒ
ンジ44での折曲により、図4に示す、オリフィス12の前
面を液密に覆う閉鎖位置と、図2に示す、オリフィス前
面から除去された開放位置との間で、ノズル先端部16a
、ひいてはノズル16に対して回動自在となっている。
【0028】図4に示すように、ノズルカバー14の閉鎖
位置でオリフィス12の前面に密着し、この密着によりオ
リフィスを封止可能とする突起状の封止体46が、ノズル
カバーの内面に一体に設けられている。つまり、このデ
ィスペンサー10においては、ノズルカバー14の閉鎖に伴
う封止体46の密着により、ノズル先端のオリフィス12が
液密に覆われて、オリフィスからの液体の流出が阻止さ
れる。
【0029】なお、このようなノズルカバー14において
は、たとえば、ノズル先端部16a の内部で前方に突出し
た筒状突出片47の回りに嵌合可能な一対の嵌合片48が、
内面に一体に突設され、この嵌合片の嵌合により、ノズ
ルカバーが閉鎖位置に係止、保持可能となっている(図
2ないし図4参照)。
【0030】このような構成では、ノズルカバー14の閉
鎖に伴う封止体46でのオリフィス12の封止により、オリ
フィスが液密に覆われて、オリフィスからの液体の流出
が阻止される。つまり、ノズルカバー14の閉鎖状態にお
いては、トリガー12の揺動のもとでも液体がオリフィス
12から流出しないため、封止体46の設けられたこのノズ
ルカバーが、ディスペンサー10のチャイルドプルーフ機
構(事故防止機構)として機能し、容器30の転倒時や乳
幼児等のいたずらによるトリガーの偶発的な押し込みに
起因する液体の流出が阻止できる。
【0031】そして、たとえば、ノズルカバー14の自由
端の牽引のもとでの、筒状突出片47、嵌合片48間の嵌合
解除に伴う回動により、ノズルカバー14をオリフィス12
の前面から除去してチャイルドプルーフ機構としての機
能を解除させれば、ディスペンサー10の本来の目的であ
る液体の流出が、トリガー20の牽引のもとで得られる。
【0032】ところで、この種のノズルカバーの設けら
れたディスペンサーにおいては、ディスペンサーの使用
時にノズルカバーがオリフィスからの液体の流出の妨げ
とならないように、ノズルカバーが、所定の開放位置に
係止、保持可能となっている。ここで、この発明のディ
スペンサー10においては、たとえば、図2に示すよう
な、ディスペンサー10、つまりはディスペンサー本体22
の上面に対して上方に特定角度α以上傾斜した傾斜位置
が、ノズルカバー14の開放位置として設定されている。
【0033】ディスペンサー本体22とノズルカバー14と
の間の角度αは、使用者の少なくとも1本の指の入る高
さの隙間をディスペンサー本体22の上面とノズルカバー
の自由端との間に残す角度、たとえば、35°程度に設定
される。
【0034】図2に加えて図3を見るとわかるように、
この発明においては、ノズルカバー14が、外面に突設さ
れた係止片50を一体に有して形成され、ディスペンサー
10の上面で開口した対応する凹部52への係止片の嵌入に
よって、上記開放位置に係止、保持可能となっている。
凹部52は、たとえば、支持片38からノズルカバー14にか
けて設けられた切欠き溝53を、ディスペンサー本体22の
前端部で部分的に閉塞することによって、ノズル先端部
16a の上面の開口された形状に形成されている。
【0035】つまり、凹部52は、ディスペンサー本体22
の前端を後部の周縁として、たとえば、ノズル前端部16
a の段部36に対応する大きさに規定されている。
【0036】そして、ノズルカバーの係止片50は、凹部
52への嵌入のもとで係止可能な幅に形成される。ここ
で、この発明においては、係止片50が、ヒンジ44の延び
た方向に対する直交方向に分離されてヒンジとの同一方
向に延びた一対の平行端50a、50b を有して形成されてい
る。
【0037】このような平行端50a、50b を持つ係止片50
においては、図2に示すように、ヒンジサイドの端末50
a が凹部52に嵌入する嵌入端として機能可能となってい
る。つまり、凹部52への端末(嵌入端)50a の嵌入によ
って、ノズルカバー14が開放位置で保持可能となってい
る。
【0038】そして、図2を見るとわかるように、この
構成においては、係止片50のもう一方のサイドの端末50
b が、凹部52の周縁となるディスペンサー本体22の前端
に係合する係合端として機能し、この係合による係合位
置以降へのノズルカバー14の回動規制によって、ノズル
カバーの開放位置が規定されている。
【0039】つまり、この発明においては、係止片50
が、ノズルカバー14を開放位置に保持する保持手段、お
よび、所定の傾斜角度以降へのノズルカバーの回動を規
制する規制手段の双方として機能するため、構成の複雑
化を伴うことなく、開放位置でのノズルカバーの係止、
保持が容易に可能となる。
【0040】上記のように、この発明の手動式トリガー
タイプディスペンサー10においては、チャイルドプルー
フ機構として機能可能なノズルカバー14の開放位置が、
ディスペンサー本体22の上面に対する上方への傾斜位置
として設定されている。つまり、ノズルカバー14の開放
状態においては、適当な隙間、たとえば、使用者の1本
の指が入る程度の高さの隙間が、ノズルカバーの自由端
とディスペンサー本体22の上面との間に残されるため、
開放位置での係止の解除時におけるノスルカバーの回動
操作が、隙間に指を挿入しノズルカバーの自由端を指に
引っ掛けることで容易に行える。
【0041】従って、開放位置でのノズルカバー14の係
止解除操作が円滑、容易に行え、係止解除時におけるノ
ズルカバーの操作性が確実に向上される。
【0042】そして、この発明では、ノズルカバー14
が、ディスペンサー本体22の上面に対して上方に傾斜し
た位置で係止、保持されるため、ノズルカバーの保持状
態でヒンジ44に生じる反力はさほど大きくない。つま
り、係止片50、凹部52間の係止力をさほど大きくするこ
となく、ノズルカバー14が開放位置に保持できるため、
開放位置での係止解除の際の操作力が小さくでき、この
点からも、係止解除時におけるノズルカバーの操作性が
確実に向上される。
【0043】なお、上述したように、閉鎖位置において
は、ノズルカバー14が、嵌合片48をノズルの筒状突出片
47の回りに嵌合させることによって保持されるため、開
放位置での係止、保持とは全く無関係な強固な係止、保
持が確保できる。つまり、開放位置での係止解除の際の
操作力を小さくしても、チャイルドプルーフ機構の機能
性に悪影響を与えることは全くないため、チャイルドプ
ルーフ機構の機能性の低下を招くことなく、ノズルカバ
ー14の操作性が向上される。
【0044】そして、この発明では、係止片50に平行端
50a、50b を設け、この平行端を嵌合端、係合端としてそ
れぞれ機能させているため、構成の複雑化を伴うことな
く、傾斜位置でのノズルカバー14の設定および保持が容
易に可能となる。
【0045】ここで、図2、図3に示すように、たとえ
ば、ノズルカバー14の自由端に、操作片56を延出して設
けるとよい。このような構成では、操作片が、閉鎖位
置、開放位置の双方における解除操作手段として利用で
きるため、ノズルカバーの操作性が更に向上される。
【0046】そして、このような操作片56は、開放位置
でのノズルカバー14の保持状態でディスペンサー本体22
の上面に対してほぼ平行となる角度に設定することが好
ましい。このような構成では、ノズルカバー14がディス
ペンサー本体22の上面に対する傾斜状態で保持されるの
に対し、操作片56は、指の引っ掛かりやすい位置でノズ
ルカバーの傾斜によって残された隙間を損なうことなく
維持されるため、操作片への指の引っ掛けが容易とな
り、この点からも高い操作性が確保できる。
【0047】更に、このような角度に操作片56を設定す
ると、図4に示すように、閉鎖位置においては操作片の
端末がノズルカバー14より前方に突出するため、閉鎖位
置での操作性も十分に向上される。
【0048】ところで、この発明の実施の形態において
は、ノズルカバー14の傾斜角度αとして35°を例示して
いるが、使用者の1本の指が挿入可能な程度の隙間をノ
ズルカバー14の自由端とディスペンサー本体22の上面と
の間に残してノズルカバーを保持すれば足りるため、35
°以上の角度であれば、他の角度としてもよい。
【0049】しかしながら、この実施の形態のように、
ディスペンサー本体22の上面から35°上方をノズルカバ
ー14の開放位置として設定すれば、ノズルカバーがディ
スペンサー本体の上面に対して上方に傾斜した位置で保
持されるとはいえ、その傾斜により突出する量は、使用
時に違和感を与えものではないため、ディスペンサーの
使用性の低下を招くことなく、ノズルカバーの操作性が
向上できる。
【0050】また、この実施の形態においては、凹部52
をノズル先端部16a の上面に設け、この凹部に嵌入可能
な位置、つまりはヒンジ44に隣接した位置に、係止片50
を突設しているが、凹部への係止片の嵌入によりノズル
カバー14を開放位置に係止、保持可能であれば足りるた
め、凹部および係止片の位置はこれに限定されず、たと
えば、ディスペンサー本体22に凹部を設け、この凹部に
嵌入可能な係止片をノズルカバーの自由端寄りに設ける
構成としてもよい。
【0051】しかしながら、ノズルカバー14をディスペ
ンサー本体22の上面に対して上方に傾斜させて保持する
ためには、係止片50をノズルカバー、ディスペンサー本
体間の隙間、つまりは傾斜角度に応じた長さに設定しな
ければならない。つまり、ノズルカバー14の自由端寄り
に係止片50を設けようとすると、その長さが確実に長く
なってしまうため、閉鎖位置での前方への係止片の突出
により、安全性、外観品質等の低下を招く虞れがある。
【0052】そのため、この実施の形態のように、ヒン
ジ44に隣接した位置に係止片50を設ければ、その長さが
十分に抑制でき、安全性、外観品質の向上等が容易には
かられる。
【0053】更に、係止片50が平行端50a 、50bを有する
形状として具体化されているが、対応する凹部52への嵌
入、係合によって特定の位置に保持可能とすれば足りる
ため、係止片の形状はこれに限定されず、たとえば、係
止片の端末を1つとし、当該端末を凹部の底面等に当接
させることで、嵌入端、係合端の双方として機能させる
構成としてもよい。
【0054】しかしながら、この実施の形態のように、
係止片の平行端50a、50b を嵌入端、係合端としてそれぞ
れ機能させれば、凹部52への係止片50の嵌入量、つまり
は係止片の長さが十分に抑制できるため、安全性、外観
品質が十分に向上される。
【0055】なお、この発明の実施の形態においては、
ノズル16が前端部16a とノズル本体16b とを一体化した
一体型として例示されているが、これに限定されず、た
とえば、ノズル本体を前端部と別体に成形し、対応する
筒状体へのノズル本体の嵌入、連結のもとでノズルを形
成してもよい。この場合、ノズルの先端部16a は一般に
ノズルキャップと称され、ノズルカバー14がこのノズル
キャップと一体に設けられるとともに、筒状突出片47が
壁面16c にオリフィス12を有して、ノズルキャップの一
部として形成される。
【0056】また、この実施の形態においては、ノズル
カバー14の傾斜角度が、ディスペンサー本体22、つまり
はディスペンサー10の上面を基準とした角度として具体
化されているが、ディスペンサーの上面はノズルのノズ
ル本体16b の軸線に対してほぼ平行であるため、ノズル
本体、ひいてはノズル16の軸線に対して35°程度上方に
傾斜した角度として設定しても、上述したこの実施の形
態の効果と同様の効果が得られることはいうまでもな
い。
【0057】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るものであり、この発明を何ら限定するものでなく、こ
の発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全
てこの発明に含まれることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】上記のように、この発明によれば、チャ
イルドプルーフ機構として機能可能なノズルカバーの開
放位置が、ディスペンサーの上面に対する上方への傾斜
位置として設定されるため、ディスペンサー上面とノズ
ルカバーの自由端との間の隙間を利用することで、開放
位置での係止解除操作が容易となる。そして、開放位置
においてヒンジに生じる反力が十分に抑制されるため、
係止片、凹部間の係止力が十分に小さくできる。
【0059】従って、開放位置でのノズルカバーの係止
解除操作が円滑、容易に行え、係止解除時におけるノズ
ルカバーの操作性が確実に向上される。
【0060】そして、ノズルカバーが開放位置に確実に
係止、保持できるとともに、ノズルカバーの開放位置を
ディスペンサー上面に対する上方への傾斜位置として
も、閉鎖位置でのノズルカバーの係止、保持に何等悪影
響を与えないため、チャイルドプルーフ機構としての機
能性、および、使いやすさの低下を招くことなく、ノズ
ルカバーの操作性が向上される。
【0061】また、係止片に平行端を設け、ヒンジサイ
ドの端末を嵌入端、他サイドの端末を係合端として機能
させれば、係止片の長さが抑制できるため、安全性、外
観品質が十分に向上される。
【0062】更に、凹部をノズルの前端部上面に設ける
とともに、係止片をヒンジに隣接した位置に設ければ、
この点においても、係止片の長さの抑制がはかられるた
め、ノズルカバーの閉鎖位置における係止片の突出の抑
制により、安全性、外観品質が一層向上される。
【0063】そして、ノズルカバーの自由端に操作片を
延出して設ければ、この操作片が閉鎖位置、開放位置の
双方における解除操作手段として利用できるため、ノズ
ルカバーの操作性が更に向上される。
【0064】更に、この操作片を開放位置でのノズルカ
バーの保持状態でディスペンサー上面に対してほぼ平行
となる角度に設定すれば、ノズルカバーがディスペンサ
ー上面に対する傾斜状態で保持されるのに対し、操作片
は、指の引っ掛かりやすい位置でノズルカバーの傾斜に
よって残された隙間を損なうことなく維持されるため、
操作片への指の引っ掛けが容易となり、この点からも高
い操作性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る手動式トリガータイプディスペ
ンサーの一部破断の概略側面図である。
【図2】ノズルカバーの開放状態における、ノズルの縦
断面図である。
【図3】ノズルカバーの開放状態における、ノズルの斜
視図である。
【図4】ノズルカバーの閉鎖状態における、ノズルの縦
断面図である。
【符号の説明】
10 手動式トリガータイプディスペンサー 12 オリフィス 14 ノズルカバー 16 ノズル 16a ノズル先端部 20 トリガー 22 ディスペンサー本体 30 容器 44 ヒンジ 50 係止片 50a 端末(嵌入端) 50b 端末(係合端) 52 凹部 56 操作片

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリガーの揺動に連動したピストンの往
    復動により容器からシリンダ内に吸い上げて加圧した液
    体を、液体の流出路の一部をなすノズル先端のオリフィ
    スから加圧液として流出させる手動式トリガータイプデ
    ィスペンサーにおいて、 オリフィス前面に密着可能な突起状の封止体を内面に一
    体に有するノズルカバーが、オリフィス前面を液密に覆
    う閉鎖位置とオリフィス前面から除去された開放位置と
    の間で回動自在かつ各位置で係止、保持可能に、肉薄部
    としてなるヒンジを介してノズルの先端部に一体に設け
    られ、 ノズルカバーの開放位置を、ディスペンサー上面に対し
    て上方に特定角度以上傾斜した傾斜位置として設定する
    とともに、ノズルカバーの外面に係止片を一体に突設
    し、ディスペンサーの上面で開口した対応する凹部への
    係止片の嵌入のもとで、ノズルカバーを上記開放位置に
    係止、保持可能としたことを特徴とする手動式トリガー
    タイプディスペンサー。
  2. 【請求項2】 トリガーの揺動に連動したピストンの往
    復動により容器からシリンダ内に吸い上げて加圧した液
    体を、液体の流出路の一部をなすノズル先端のオリフィ
    スから加圧液として流出させる手動式トリガータイプデ
    ィスペンサーにおいて、 オリフィス前面に密着可能な突起状の封止体を内面に一
    体に有するノズルカバーが、オリフィス前面を液密に覆
    う閉鎖位置とオリフィス前面から除去された開放位置と
    の間で回動自在かつ各位置で係止、保持可能に、肉薄部
    としてなるヒンジを介してノズルの先端部に一体に設け
    られ、 少なくとも1本の指の入る高さの隙間をディスペンサー
    本体の上面とノズルカバーの自由端との間に有する傾斜
    位置として、ノズルカバーの開放位置を設定するととも
    に、ノズルカバーの外面に係止片を一体に突設し、ディ
    スペンサーの上面で開口した対応する凹部への係止片の
    嵌入のもとで、ノズルカバーを上記開放位置に係止、保
    持可能としたことを特徴とする手動式トリガータイプデ
    ィスペンサー。
  3. 【請求項3】 トリガーの揺動に連動したピストンの往
    復動により容器からシリンダ内に吸い上げて加圧した液
    体を、液体の流出路の一部をなすノズル先端のオリフィ
    スから加圧液として流出させる手動式トリガータイプデ
    ィスペンサーにおいて、 オリフィス前面に密着可能な突起状の封止体を内面に一
    体に有するノズルカバーが、オリフィス前面を液密に覆
    う閉鎖位置とオリフィス前面から除去された開放位置と
    の間で回動自在かつ各位置で係止、保持可能に、肉薄部
    としてなるヒンジを介してノズルの先端部に一体に設け
    られ、 ノズルカバーの開放位置を、ディスペンサーの上面に対
    して35°以上上方に傾斜した傾斜位置として設定すると
    ともに、ノズルカバーの外面に係止片を一体に突設し、
    ディスペンサーの上面で開口した対応する凹部への係止
    片の嵌入のもとで、ノズルカバーを上記開放位置に係
    止、保持可能としたことを特徴とする手動式トリガータ
    イプディスペンサー。
  4. 【請求項4】 ノズルカバーの係止片が、ヒンジの延び
    た方向に対する直交方向に分離されてヒンジとの同一方
    向に延びた一対の平行端を有して形成され、ヒンジによ
    るノズルカバーの回動のもとで、ヒンジサイドの端部を
    嵌入端として対応する凹部に嵌入、保持させるととも
    に、他サイドの端部を係合端として凹部の対応する周縁
    に係合させてノズルカバーをディスペンサーの上面に対
    する傾斜位置に設定する請求項1ないし3のいずれか記
    載の手動式トリガータイプディスペンサー。
  5. 【請求項5】 ディスペンサー上面の凹部がノズルの先
    端部上面に設けられ、当該上面に連続して並置されたデ
    ィスペンサー本体の前端を周縁として、当該凹部の後部
    が規定されるとともに、 ノズルカバーの係止片が、ヒンジに隣接した位置で、ヒ
    ンジの延びた方向に対する直交方向に分離されてヒンジ
    との同一方向に延びた一対の平行端を有して形成され、
    ヒンジによるノズルカバーの回動のもとで、ヒンジサイ
    ドの端部を嵌入端として凹部に嵌入、保持させるととも
    に、他サイドの端部を係合端として凹部の対応する周縁
    に係合させてノズルカバーをディスペンサーの上面に対
    する傾斜位置に設定する請求項1ないし3のいずれか記
    載の手動式トリガータイプディスペンサー。
  6. 【請求項6】 ノズルカバーの自由端に、操作片を延出
    して設けた請求項1ないし5のいずれか記載の手動式ト
    リガータイプディスペンサー。
  7. 【請求項7】 開放位置でのノズルカバーの保持状態で
    ディスペンサーの上面に対してほぼ平行となる操作片
    が、ノズルカバーの自由端に延出して設けられた請求項
    1ないし5のいずれか記載の手動式トリガータイプディ
    スペンサー。
  8. 【請求項8】 トリガーの揺動に連動したピストンの往
    復動によって容器内の液体をシリンダ内に吸い上げて加
    圧する手動式トリガータイプディスペンサーの流出路を
    規定して取り付けられ、その先端のオリフィスから加圧
    液を流出させるノズルにおいて、 オリフィス前面に密着可能な突起状の封止体を内面に一
    体に有するノズルカバーが、オリフィス前面を液密に覆
    う閉鎖位置とオリフィス前面から除去された開放位置と
    の間で回動自在かつ各位置で係止、保持可能に、肉薄部
    としてなるヒンジを介してノズルの先端部に一体に設け
    られ、 ノズルカバーの開放位置を、ノズルの軸線に対して上方
    に特定角度以上傾斜した傾斜位置として設定するととも
    に、ノズルカバーの外面でヒンジに隣接した箇所に係止
    片を一体に突設し、ノズルの先端部上面で開口した凹部
    への係止片の嵌入のもとで、ノズルカバーを上記開放位
    置に係止、保持可能としたことを特徴とする手動式トリ
    ガータイプディスペンサーのノズル。
  9. 【請求項9】 ノズルカバーの開放位置が、ノズルの軸
    線に対して35°以上上方に傾斜した傾斜位置として設定
    された請求項8記載のノズル。
  10. 【請求項10】 ノズルカバーの係止片が、ヒンジの延
    びた方向に対する直交方向に分離されてヒンジとの同一
    方向に延びた一対の平行端を有して形成され、ヒンジに
    よるノズルカバーの回動のもとで、ヒンジサイドの端部
    を嵌入端としてノズルの先端部上面の凹部に嵌入、保持
    させるとともに、他サイドの端部を係合端として凹部の
    対応する周縁に係合させてノズルカバーをノズルの軸線
    に対する傾斜位置に設定する請求項8または9記載のノ
    ズル。
  11. 【請求項11】 ノズルカバーの自由端に、操作片を延
    出して設けた請求項8ないし10のいずれか記載のノズ
    ル。
  12. 【請求項12】 開放位置でのノズルカバーの保持状態
    でノズルの軸線に対してほぼ平行となる操作片が、ノズ
    ルカバーの自由端に延出して設けられた請求項8ないし
    10のいずれか記載のノズル。
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