JPH09226132A - インクジェットプリンタ装置 - Google Patents
インクジェットプリンタ装置Info
- Publication number
- JPH09226132A JPH09226132A JP3458796A JP3458796A JPH09226132A JP H09226132 A JPH09226132 A JP H09226132A JP 3458796 A JP3458796 A JP 3458796A JP 3458796 A JP3458796 A JP 3458796A JP H09226132 A JPH09226132 A JP H09226132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- film
- ejection
- ejected
- Prior art date
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- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】吐出口から吐出するインク柱と、インク吐出時
に形成される液滴との接触を防止するノズル構造物を与
える。 【解決手段】インクを吐出する吐出口の近くに疎液膜を
形成し、その外側に親液膜を形成する。
に形成される液滴との接触を防止するノズル構造物を与
える。 【解決手段】インクを吐出する吐出口の近くに疎液膜を
形成し、その外側に親液膜を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被印字物表面に識別
文字を印字する装置のノズル構造に係り、特に、インク
ジェットプリンタ装置に関する。
文字を印字する装置のノズル構造に係り、特に、インク
ジェットプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、圧力をかけ
たインクを震動を印加したノズルから吐出しながら電荷
を付与することで荷電したインク粒子を作成し、そのイ
ンク粒子を静電気的な偏向系で方向を制御することで文
字情報を記録する。その原理を図1に示す。
たインクを震動を印加したノズルから吐出しながら電荷
を付与することで荷電したインク粒子を作成し、そのイ
ンク粒子を静電気的な偏向系で方向を制御することで文
字情報を記録する。その原理を図1に示す。
【0003】インクボトル8中のインクは供給ポンプ7
により吸引加圧される。その圧力は調圧弁1により制御
される。圧力の一例として2.9kgf/cm2 に調圧され
る。圧力を制御されたインクはノズル3に供給される。
ノズル3には電歪素子2が設けられており、その電歪素
子2に電気信号を与えることで、インクに振動を付与す
ることができる。電気信号の一例として周波数68.2k
Hz,200Vが印加される。ノズル先端には吐出口18
が設けられている。吐出口18の直径は一例として65
μmである。振動を付与されたインクは吐出口18から
吐出され、帯電電極4の中でインク粒子10を形成す
る。このときに帯電電極4に電圧を印加することで形成
されるインク粒子10に電荷を付与することができる。
電圧の一例として200Vが印加される。ノズル3から
吐出されたインク粒子10は偏向電極9の間を通過す
る。偏向電極9には電圧が印加される。一例として5.
4kV の電圧が印加される。偏向電極9の間を通過する
インク粒子10は静電力により偏向され被印字物5へ飛
来し、文字を形成する。文字に関与しないインクは先ず
ガター11に収納され、更に回収ポンプ6により回収さ
れインク容器8へ戻る。
により吸引加圧される。その圧力は調圧弁1により制御
される。圧力の一例として2.9kgf/cm2 に調圧され
る。圧力を制御されたインクはノズル3に供給される。
ノズル3には電歪素子2が設けられており、その電歪素
子2に電気信号を与えることで、インクに振動を付与す
ることができる。電気信号の一例として周波数68.2k
Hz,200Vが印加される。ノズル先端には吐出口18
が設けられている。吐出口18の直径は一例として65
μmである。振動を付与されたインクは吐出口18から
吐出され、帯電電極4の中でインク粒子10を形成す
る。このときに帯電電極4に電圧を印加することで形成
されるインク粒子10に電荷を付与することができる。
電圧の一例として200Vが印加される。ノズル3から
吐出されたインク粒子10は偏向電極9の間を通過す
る。偏向電極9には電圧が印加される。一例として5.
4kV の電圧が印加される。偏向電極9の間を通過する
インク粒子10は静電力により偏向され被印字物5へ飛
来し、文字を形成する。文字に関与しないインクは先ず
ガター11に収納され、更に回収ポンプ6により回収さ
れインク容器8へ戻る。
【0004】インクジェットプリンタの特徴はインクを
飛来させて印字することである。それゆえノズルを被印
字物から離して印字することができ、被印字物が凹凸
面,曲面でも印字可能で有る。また、帯電量を電気的に
変更することができる為、文字情報を容易に変更できる
という特徴が有る。これらの特徴を生かし、鉄鋼,紙,
アルミ,プラスチック,ガラスなどに印字される場合が
多い。インクの材料としてこれらに対して付着力を持つ
樹脂を使用するため、従来溶剤は、メチルエチルケトン
やメタノール,エタノールが主に用いられてきた。ま
た、強い付着力が不要な印字物や食品への印字では水を
溶剤として用いる場合もある。特に作業環境への影響を
低減するため、主溶剤はメチルエチルケトンからエタノ
ール,水へと移行する傾向に有る。
飛来させて印字することである。それゆえノズルを被印
字物から離して印字することができ、被印字物が凹凸
面,曲面でも印字可能で有る。また、帯電量を電気的に
変更することができる為、文字情報を容易に変更できる
という特徴が有る。これらの特徴を生かし、鉄鋼,紙,
アルミ,プラスチック,ガラスなどに印字される場合が
多い。インクの材料としてこれらに対して付着力を持つ
樹脂を使用するため、従来溶剤は、メチルエチルケトン
やメタノール,エタノールが主に用いられてきた。ま
た、強い付着力が不要な印字物や食品への印字では水を
溶剤として用いる場合もある。特に作業環境への影響を
低減するため、主溶剤はメチルエチルケトンからエタノ
ール,水へと移行する傾向に有る。
【0005】これらの溶媒はいずれも大気圧で多少なり
とも蒸気圧を有するものであるため、図3に示す様にイ
ンク粒子10としてノズル3から吐出され、ガター11
を経由してインク容器8に回収される間に大気と接触す
るときに、その一部は蒸気として大気中に揮散される。
その結果、回収されたインク中の溶剤の組成比率は初期
状態から減少する。そのため、インクの濃度及びインク
粘度は上昇する。インクジェットプリンタは上述の様に
ノズル3から吐出する時、電歪素子2から与えられた振
動によりインクが変形し、インク粒子10を形成するも
のである。そのため、インクの粘度が上昇した場合、イ
ンクの変形が阻害され、電歪素子2から与えられた振動
によるインク粒子10の形成が速やかに行われない場合
が生じる。これを防止するため、図には記載していない
機構により揮散した溶剤を補給する機能を有している。
そのため、インクの液面を管理するための液面センサな
どが取り付けられている。
とも蒸気圧を有するものであるため、図3に示す様にイ
ンク粒子10としてノズル3から吐出され、ガター11
を経由してインク容器8に回収される間に大気と接触す
るときに、その一部は蒸気として大気中に揮散される。
その結果、回収されたインク中の溶剤の組成比率は初期
状態から減少する。そのため、インクの濃度及びインク
粘度は上昇する。インクジェットプリンタは上述の様に
ノズル3から吐出する時、電歪素子2から与えられた振
動によりインクが変形し、インク粒子10を形成するも
のである。そのため、インクの粘度が上昇した場合、イ
ンクの変形が阻害され、電歪素子2から与えられた振動
によるインク粒子10の形成が速やかに行われない場合
が生じる。これを防止するため、図には記載していない
機構により揮散した溶剤を補給する機能を有している。
そのため、インクの液面を管理するための液面センサな
どが取り付けられている。
【0006】インクは供給ポンプ7で加圧されて、ノズ
ル3から吐出される。その構造を図2に示す。ノズル3
にはノズル管12が取り付けられている。そのノズル管
12の先端には吐出板14が設けられている。この吐出
板14には吐出口18が設けられている。加圧されたイ
ンクはノズル管12の内部を経由してこの吐出口18か
ら吐出され、インク柱13を形成する。このインクには
既に記載した様に電歪素子2で超音波が加えられている
ため、ノズル3の吐出口18から吐出したインク柱13
はインクの振動によりインク粒子10を形成する。
ル3から吐出される。その構造を図2に示す。ノズル3
にはノズル管12が取り付けられている。そのノズル管
12の先端には吐出板14が設けられている。この吐出
板14には吐出口18が設けられている。加圧されたイ
ンクはノズル管12の内部を経由してこの吐出口18か
ら吐出され、インク柱13を形成する。このインクには
既に記載した様に電歪素子2で超音波が加えられている
ため、ノズル3の吐出口18から吐出したインク柱13
はインクの振動によりインク粒子10を形成する。
【0007】加圧されたインクが吐出口8から吐出する
際、ノズル3の内部は約2.9kgf/cm2 の圧力である
が、吐出口8の外側は大気圧のため、その圧力差による
急激な膨張のため、インクは直進してインク柱13を形
成するのみならず、吐出板14の表面にも付着し、液滴
15を形成する。また、液滴15はインク柱13からイ
ンクがにじみ出すことによっても形成される。さらに、
インクが吐出するとき圧力変化でインクを構成する溶剤
が揮散することで、その気化熱によりノズル近くの温度
が下がる。それにより発生する結露水もこの液滴15の
形成要素となる。液滴15の形成状態はノズル3の吐出
板14とインクの濡れ性により、支配される。そのた
め、従来よりこの吐出板14の表面状態を規制する手段
が取られていた。たとえば、図4(b)に示す様な親液
膜16を設け、ノズルの吐出板14とインクとの接触角
度を減少させる手段が取られていた。また、図5(b)
に示す様な疎液膜17を設け、吐出板14の表面にイン
クが付着しにくい構造とする方法が取られていた。
際、ノズル3の内部は約2.9kgf/cm2 の圧力である
が、吐出口8の外側は大気圧のため、その圧力差による
急激な膨張のため、インクは直進してインク柱13を形
成するのみならず、吐出板14の表面にも付着し、液滴
15を形成する。また、液滴15はインク柱13からイ
ンクがにじみ出すことによっても形成される。さらに、
インクが吐出するとき圧力変化でインクを構成する溶剤
が揮散することで、その気化熱によりノズル近くの温度
が下がる。それにより発生する結露水もこの液滴15の
形成要素となる。液滴15の形成状態はノズル3の吐出
板14とインクの濡れ性により、支配される。そのた
め、従来よりこの吐出板14の表面状態を規制する手段
が取られていた。たとえば、図4(b)に示す様な親液
膜16を設け、ノズルの吐出板14とインクとの接触角
度を減少させる手段が取られていた。また、図5(b)
に示す様な疎液膜17を設け、吐出板14の表面にイン
クが付着しにくい構造とする方法が取られていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ノズル先端部の液滴1
5はインク柱13の直進性に影響を与える。例えば、こ
の液滴15にインク柱13が接触した場合、インクの方
向性が乱れ、印字されないインク粒子10がガター11
に入らず、ガター11からインクがあふれるという問題
が生じる。また、インクの方向が極短時間、一例として
数Hzから数十Hz間隔で乱れる場合、この乱れにより、
帯電電極内でのインク柱13からインク粒子10の形成
が乱され、印字目的のための帯電が正常に行われ無くな
る。その結果、目的外の場所にインク粒子が飛来し、印
字が乱れた状態となる。
5はインク柱13の直進性に影響を与える。例えば、こ
の液滴15にインク柱13が接触した場合、インクの方
向性が乱れ、印字されないインク粒子10がガター11
に入らず、ガター11からインクがあふれるという問題
が生じる。また、インクの方向が極短時間、一例として
数Hzから数十Hz間隔で乱れる場合、この乱れにより、
帯電電極内でのインク柱13からインク粒子10の形成
が乱され、印字目的のための帯電が正常に行われ無くな
る。その結果、目的外の場所にインク粒子が飛来し、印
字が乱れた状態となる。
【0009】従来技術では、これらの構造は液滴15と
インク柱13との干渉による問題を考慮したものではな
かったため、この干渉を防止する手段は不十分で有っ
た。
インク柱13との干渉による問題を考慮したものではな
かったため、この干渉を防止する手段は不十分で有っ
た。
【0010】例えば図4に示す従来技術では、吐出板1
4上に親液膜16が形成されているため、この液滴15
は親液膜16の上に形成される。この膜上を液滴15は
容易に移動するため、図4(a)に示すようにインク柱
13は接触を生じる。その結果、上記の様な現象が発生
していた。また、図5に示す従来技術では、吐出板14
上に疎液膜17が形成されているため、この液滴15は
疎液膜16の上に形成される。この疎液膜16はインク
をはじくため、大多数の液滴はノズル表面から離脱する
が、ノズル表面を移動することができないため、一部は
吐出口18の近くに不均一に付着する。その結果、図5
(a)に示すように、この付着した液滴15がインク柱
13と接触し、同様に上記の様な現象が発生する。
4上に親液膜16が形成されているため、この液滴15
は親液膜16の上に形成される。この膜上を液滴15は
容易に移動するため、図4(a)に示すようにインク柱
13は接触を生じる。その結果、上記の様な現象が発生
していた。また、図5に示す従来技術では、吐出板14
上に疎液膜17が形成されているため、この液滴15は
疎液膜16の上に形成される。この疎液膜16はインク
をはじくため、大多数の液滴はノズル表面から離脱する
が、ノズル表面を移動することができないため、一部は
吐出口18の近くに不均一に付着する。その結果、図5
(a)に示すように、この付着した液滴15がインク柱
13と接触し、同様に上記の様な現象が発生する。
【0011】本発明は、吐出口から吐出するインク柱
と、インク吐出時に形成される液滴との接触を防止する
ノズル構造物を与えることを目的とする。
と、インク吐出時に形成される液滴との接触を防止する
ノズル構造物を与えることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】インク吐出時に吐出板1
4の表面にインクが付着することを防止することは著し
く困難で有る。それゆえ、付着したインクおよびそれよ
り生ずる液滴15を速やかにインク柱13から隔離し、
さらにその液滴がインク柱13へ移動接触することを防
止することで達成される。すなわち吐出口18の近くに
疎液膜17を形成し、その外側に親液膜16を形成する
ことで、目的は達成される。
4の表面にインクが付着することを防止することは著し
く困難で有る。それゆえ、付着したインクおよびそれよ
り生ずる液滴15を速やかにインク柱13から隔離し、
さらにその液滴がインク柱13へ移動接触することを防
止することで達成される。すなわち吐出口18の近くに
疎液膜17を形成し、その外側に親液膜16を形成する
ことで、目的は達成される。
【0013】ノズルから吐出されたインクは吐出板14
上に付着する。吐出板14上には吐出口18近くに疎液
膜17がその外側に親液膜16が形成されているため、
インクはこの2種類の膜の上に付着する。親液膜16上
に付着したインクは、この膜がインクに濡れる性質を有
するため、インクを吐出板14上に広げる。一方疎液膜
17上に付着したインクは、この膜がインクをはじくた
め、この膜上からその外側に形成されている親液膜16
上に移動する。その結果、吐出板14上には、親液膜1
6上に液滴15が形成され、疎液膜17上には、液滴1
5が残らない状態となる。さらにこの液滴15が成長し
た場合でもインク柱13と液滴15との間に、疎液膜1
7が存在するため、その移動が規制されるため、インク
柱13と液滴15は接触することは無い。
上に付着する。吐出板14上には吐出口18近くに疎液
膜17がその外側に親液膜16が形成されているため、
インクはこの2種類の膜の上に付着する。親液膜16上
に付着したインクは、この膜がインクに濡れる性質を有
するため、インクを吐出板14上に広げる。一方疎液膜
17上に付着したインクは、この膜がインクをはじくた
め、この膜上からその外側に形成されている親液膜16
上に移動する。その結果、吐出板14上には、親液膜1
6上に液滴15が形成され、疎液膜17上には、液滴1
5が残らない状態となる。さらにこの液滴15が成長し
た場合でもインク柱13と液滴15との間に、疎液膜1
7が存在するため、その移動が規制されるため、インク
柱13と液滴15は接触することは無い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図5で記述する。
ら図5で記述する。
【0015】図1はインクジェットプリンタの原理を示
す図である。インク容器8中のインクは供給ポンプ7に
より吸引加圧される。その圧力は調圧弁1により制御さ
れる。圧力の一例として2.9kgf/cm2 に調圧される。
圧力を制御されたインクはノズル3に供給される。ノズ
ル3には電歪素子2が設けられており、その電歪素子2
に電気信号を与えることで、インクに振動を付与するこ
とができる。電気信号の一例として周波数68.2kHz,
200Vが印加される。ノズル先端にはオリフィスが設
けられている。オリフィスの直径は一例として65μm
である。振動を付与されたインクはオリフィスから吐出
され、帯電電極4の中でインク粒子10を形成する。こ
のときに帯電電極4に電圧を印加することで形成される
インク粒子10に電荷を付与することができる。電圧の
一例として200Vが印加される。ノズル3から吐出さ
れたインク粒子10は偏向電極9の間を通過する。偏向
電極9には電圧が印加される。一例として5.4kV の電
圧が印加される。偏向電極9の間を通過するインク粒子
10は静電力により偏向され被印字物5へ飛来し、文字
を形成する。文字に関与しないインクは先ずガター11
に収納され、更に回収ポンプ6により回収されインク容
器8へ戻る。
す図である。インク容器8中のインクは供給ポンプ7に
より吸引加圧される。その圧力は調圧弁1により制御さ
れる。圧力の一例として2.9kgf/cm2 に調圧される。
圧力を制御されたインクはノズル3に供給される。ノズ
ル3には電歪素子2が設けられており、その電歪素子2
に電気信号を与えることで、インクに振動を付与するこ
とができる。電気信号の一例として周波数68.2kHz,
200Vが印加される。ノズル先端にはオリフィスが設
けられている。オリフィスの直径は一例として65μm
である。振動を付与されたインクはオリフィスから吐出
され、帯電電極4の中でインク粒子10を形成する。こ
のときに帯電電極4に電圧を印加することで形成される
インク粒子10に電荷を付与することができる。電圧の
一例として200Vが印加される。ノズル3から吐出さ
れたインク粒子10は偏向電極9の間を通過する。偏向
電極9には電圧が印加される。一例として5.4kV の電
圧が印加される。偏向電極9の間を通過するインク粒子
10は静電力により偏向され被印字物5へ飛来し、文字
を形成する。文字に関与しないインクは先ずガター11
に収納され、更に回収ポンプ6により回収されインク容
器8へ戻る。
【0016】インクは供給ポンプ7で加圧されて、ノズ
ル3から吐出される。その構造を図2に示す。ノズル3
にはノズル管12が取り付けられている。そのノズル管
12の先端には吐出板14が設けられている。この吐出
板14には吐出口18が設けられている。加圧されたイ
ンクはノズル管12の内部を経由してこの吐出口18か
ら吐出され、インク柱13を形成する。このインクには
既に記載した様に電歪素子2で超音波が加えられている
ため、ノズル3の吐出口18から吐出したインク柱13
はインクの振動によりインク粒子10を形成する。
ル3から吐出される。その構造を図2に示す。ノズル3
にはノズル管12が取り付けられている。そのノズル管
12の先端には吐出板14が設けられている。この吐出
板14には吐出口18が設けられている。加圧されたイ
ンクはノズル管12の内部を経由してこの吐出口18か
ら吐出され、インク柱13を形成する。このインクには
既に記載した様に電歪素子2で超音波が加えられている
ため、ノズル3の吐出口18から吐出したインク柱13
はインクの振動によりインク粒子10を形成する。
【0017】ノズル管12の断面図を図3に示す。吐出
板14の表面には吐出口18の近くに疎液膜17が親液
膜16が形成されている。吐出口18と親液膜16との
間は、一例として10μm隔てられている。この距離は
吐出するインクの濡れ性、流動性により異なるため、こ
の数値に限定されるものでは無い。
板14の表面には吐出口18の近くに疎液膜17が親液
膜16が形成されている。吐出口18と親液膜16との
間は、一例として10μm隔てられている。この距離は
吐出するインクの濡れ性、流動性により異なるため、こ
の数値に限定されるものでは無い。
【0018】疎液膜16は各種の手段により形成する事
ができる。例えば、フッ素およびケイ素分子を減圧環境
下、イオン化して吐出板4に注入することで疎液膜を形
成することができる。また、フッ素原子を含む有機物質
を同様に注入することでも形成できる。また、大気中雰
囲気でも、フッ素原子を含む有機物質と吐出板14とを
化学結合で結ぶことでも形成できる。結合する手段の一
例として、吐出板14上に存在する水酸基と有機物質と
をシリコンオキサイドにて結合する手段が取れる。ま
た、この他にもフッ素原子を含む有機物質と吐出板14
とを他の有機物質を介して結合する手段も採用される。
形成される膜の厚さは、その手段により数nmから数μ
mとなるが、この厚さを限定するものでは無い。これら
の膜とインクとの接触角度は少なくとも30度以上で有
る必要が有る。
ができる。例えば、フッ素およびケイ素分子を減圧環境
下、イオン化して吐出板4に注入することで疎液膜を形
成することができる。また、フッ素原子を含む有機物質
を同様に注入することでも形成できる。また、大気中雰
囲気でも、フッ素原子を含む有機物質と吐出板14とを
化学結合で結ぶことでも形成できる。結合する手段の一
例として、吐出板14上に存在する水酸基と有機物質と
をシリコンオキサイドにて結合する手段が取れる。ま
た、この他にもフッ素原子を含む有機物質と吐出板14
とを他の有機物質を介して結合する手段も採用される。
形成される膜の厚さは、その手段により数nmから数μ
mとなるが、この厚さを限定するものでは無い。これら
の膜とインクとの接触角度は少なくとも30度以上で有
る必要が有る。
【0019】親液膜16も各種の手段により形成する事
ができる。例えば、2酸化ケイ素を減圧環境下、真空成
膜することで形成される。また、吐出板14表面を著し
く酸化することでも親液膜16を形成する事ができる。
酸化する手段の一例は、火炎処理,プラズマ処理などが
用いられる。形成される膜の厚さは、その手段により数
nmから数μmとなるが、この厚さを限定するものでは
無い。これらの膜とインクとの接触角度は少なくとも3
0度以下で有る必要が有る。
ができる。例えば、2酸化ケイ素を減圧環境下、真空成
膜することで形成される。また、吐出板14表面を著し
く酸化することでも親液膜16を形成する事ができる。
酸化する手段の一例は、火炎処理,プラズマ処理などが
用いられる。形成される膜の厚さは、その手段により数
nmから数μmとなるが、この厚さを限定するものでは
無い。これらの膜とインクとの接触角度は少なくとも3
0度以下で有る必要が有る。
【0020】親液膜16と疎液膜7のパターン形成に
は、各種の手法が取り得る。たとえば、フォトリソエッ
チング手法で形成する事ができる。
は、各種の手法が取り得る。たとえば、フォトリソエッ
チング手法で形成する事ができる。
【0021】ノズルから吐出されたインクは吐出板14
上に付着する。吐出板14上には吐出口18近くに疎液
膜17がその外側に親液膜16が形成されているため、
インクはこの2種類の膜の上に付着する。親液膜16上
に付着したインクは、この膜がインクに濡れる性質を有
するため、インクを吐出板14上に広げる。一方疎液膜
17上に付着したインクは、この膜がインクをはじくた
め、この膜上からその外側に形成されている親液膜16
上に移動する。その結果、吐出板14上には、親液膜1
6上に液滴15が形成され、疎液膜17上には、液滴1
5が残らない状態となる。さらにこの液滴15が成長し
た場合でもインク柱13と液滴15との間に、疎液膜1
7が存在するため、その移動が規制されるため、インク
柱13と液滴15は接触することは無い。
上に付着する。吐出板14上には吐出口18近くに疎液
膜17がその外側に親液膜16が形成されているため、
インクはこの2種類の膜の上に付着する。親液膜16上
に付着したインクは、この膜がインクに濡れる性質を有
するため、インクを吐出板14上に広げる。一方疎液膜
17上に付着したインクは、この膜がインクをはじくた
め、この膜上からその外側に形成されている親液膜16
上に移動する。その結果、吐出板14上には、親液膜1
6上に液滴15が形成され、疎液膜17上には、液滴1
5が残らない状態となる。さらにこの液滴15が成長し
た場合でもインク柱13と液滴15との間に、疎液膜1
7が存在するため、その移動が規制されるため、インク
柱13と液滴15は接触することは無い。
【0022】これによりインク柱13と液滴15との接
触を防止でき、インク柱の吐出を安定する事ができる。
触を防止でき、インク柱の吐出を安定する事ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、インク吐出時のインク
柱の吐出を安定することができるため、吐出方向の変動
によるガター回収の不安定を防止することができ、また
吐出不安定による印字の乱れを防止できる。
柱の吐出を安定することができるため、吐出方向の変動
によるガター回収の不安定を防止することができ、また
吐出不安定による印字の乱れを防止できる。
【図1】本発明の一実施例のノズル構造物を用いる印字
装置の斜視図。
装置の斜視図。
【図2】本発明の一実施例のノズル構造物の先端の斜視
図。
図。
【図3】本発明の一実施例の断面図。
【図4】従来のノズル構造物の断面図。
【図5】他の従来のノズル構造物の断面図。
13…インク柱、14…吐出板、15…液滴、16…親
液膜、17…疎液膜、18…吐出口。
液膜、17…疎液膜、18…吐出口。
Claims (4)
- 【請求項1】インクをノズルから吐出して形成するイン
ク粒子により印字を行うインクジェットプリンタにおい
て、前記ノズルの表面が複数種類の材質で構成されてい
る事を特徴とするインクジェットプリンタ装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記ノズルの表面の材
質は少なくとも1種類はインクをはじく性質を有し、少
なくとも1種類はインクに濡れる性質を有するインクジ
ェットプリンタ装置。 - 【請求項3】前記ノズルの吐出口の近くがインクをはじ
く性質の材質であり、その材質の外側がインクに濡れる
性質の材質である請求項1または2に記載のインクジェ
ットプリンタ装置。 - 【請求項4】前記材質のインクとの濡れる性質が、材質
とインクとで形成される接触角が30度未満の状態であ
り、30度以上の状態ではインクとはじく性質である事
を示す請求項1,2または3に記載のインクジェットプ
リンタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3458796A JPH09226132A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | インクジェットプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3458796A JPH09226132A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | インクジェットプリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226132A true JPH09226132A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12418465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3458796A Pending JPH09226132A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | インクジェットプリンタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09226132A (ja) |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP3458796A patent/JPH09226132A/ja active Pending
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