JPH11348254A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH11348254A JPH11348254A JP16174398A JP16174398A JPH11348254A JP H11348254 A JPH11348254 A JP H11348254A JP 16174398 A JP16174398 A JP 16174398A JP 16174398 A JP16174398 A JP 16174398A JP H11348254 A JPH11348254 A JP H11348254A
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- particles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、印字を乱す原因となる大気の供給を
行うこと無く、また、被印字物との距離を離すことな
く、インク粒子が被印字物に到達した際に発生する飛散
粒子の、印字装置への侵入を防止して安定した印字を行
うことにある。 【解決手段】本課題は印字装置と被印字物との間に微量
粒子を捕集する機構を設けることで達成出来る。
行うこと無く、また、被印字物との距離を離すことな
く、インク粒子が被印字物に到達した際に発生する飛散
粒子の、印字装置への侵入を防止して安定した印字を行
うことにある。 【解決手段】本課題は印字装置と被印字物との間に微量
粒子を捕集する機構を設けることで達成出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被印字物表面に識別
文字を印字する装置に係わり、特にインクジェットプリ
ンタの周辺機器に係わる。
文字を印字する装置に係わり、特にインクジェットプリ
ンタの周辺機器に係わる。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタはインクを粒子
化し、それを被印字物上に飛来させ、文字等を形成する
ものである。飛来させる手段としては粒子化したインク
を静電力で変更させる方法や、インクに圧力変動(微小
領域での溶媒の沸騰現象やピエゾ素子による体積変化に
よる変動)を与えノズルからインクを吐出させる方法な
どがある。前記を荷電制御型、後記をオンデマンド型と
称す。
化し、それを被印字物上に飛来させ、文字等を形成する
ものである。飛来させる手段としては粒子化したインク
を静電力で変更させる方法や、インクに圧力変動(微小
領域での溶媒の沸騰現象やピエゾ素子による体積変化に
よる変動)を与えノズルからインクを吐出させる方法な
どがある。前記を荷電制御型、後記をオンデマンド型と
称す。
【0003】荷電制御型インクジェットプリンタは、圧
力をかけたインクを震動を印加したノズルから吐出しな
がら電荷を付与することで荷電したインク粒子を作成
し、そのインク粒子を静電気的な偏向系で方向を制御す
ることで文字情報を記録するものである。その原理を図
2に示す。
力をかけたインクを震動を印加したノズルから吐出しな
がら電荷を付与することで荷電したインク粒子を作成
し、そのインク粒子を静電気的な偏向系で方向を制御す
ることで文字情報を記録するものである。その原理を図
2に示す。
【0004】インクボトル8中のインクは供給ポンプ7
により吸引加圧される。その圧力は調圧弁1により制御
される。圧力の一例として0.28MPa に調圧され
る。圧力を制御されたインクはノズル3に供給される。
ノズル3には電歪素子2が設けられており、その電歪素
子2に電気信号を与えることで、インクに振動を付与す
ることが出来る。
により吸引加圧される。その圧力は調圧弁1により制御
される。圧力の一例として0.28MPa に調圧され
る。圧力を制御されたインクはノズル3に供給される。
ノズル3には電歪素子2が設けられており、その電歪素
子2に電気信号を与えることで、インクに振動を付与す
ることが出来る。
【0005】電気信号の一例として周波数68.2kH
z200V が印加される。ノズル先端には吐出口が設
けられている。吐出口の直径は一例として65μmであ
る。振動を付与されたインクは吐出口から吐出され、帯
電電極4の中でインク粒子10を形成する。このときに
帯電電極4に電圧を印加することで形成されるインク粒
子10に電荷を付与することが出来る。電圧の一例とし
て200Vが印加される。
z200V が印加される。ノズル先端には吐出口が設
けられている。吐出口の直径は一例として65μmであ
る。振動を付与されたインクは吐出口から吐出され、帯
電電極4の中でインク粒子10を形成する。このときに
帯電電極4に電圧を印加することで形成されるインク粒
子10に電荷を付与することが出来る。電圧の一例とし
て200Vが印加される。
【0006】ノズル3から吐出されたインク粒子10は
偏向電極9と接地電極12の間を通過する。偏向電極9
には電圧が印加される。一例として5.4kV の電圧が
印加される。偏向電極9と接地電極12の間を通過する
インク粒子10はこの2つの電極間に生ずる電界により
偏向され被印字物5へ飛来し、文字を形成する。文字に
関与しないインクは先ずガター11に収納され、更に回
収ポンプ6により回収されインク容器8へ戻る。
偏向電極9と接地電極12の間を通過する。偏向電極9
には電圧が印加される。一例として5.4kV の電圧が
印加される。偏向電極9と接地電極12の間を通過する
インク粒子10はこの2つの電極間に生ずる電界により
偏向され被印字物5へ飛来し、文字を形成する。文字に
関与しないインクは先ずガター11に収納され、更に回
収ポンプ6により回収されインク容器8へ戻る。
【0007】インクジェットプリンタの特徴は、インク
を飛来させて印字することである。それゆえノズルを被
印字物から離して印字することが出来、被印字物が凹凸
面,曲面でも印字可能で有る。また、帯電量を電気的に
変更することができるため、文字情報を容易に変更出来
るという特徴が有る。これらの特徴を生かし、鉄鋼,
紙,アルミ,プラスチック,ガラスなどに印字される場
合が多い。インクの材料としてこれらに対して付着力を
持つ樹脂を使用するため、従来溶剤としては、メチルエ
チルケトンやメタノール,エタノールが主に用いられて
きた。
を飛来させて印字することである。それゆえノズルを被
印字物から離して印字することが出来、被印字物が凹凸
面,曲面でも印字可能で有る。また、帯電量を電気的に
変更することができるため、文字情報を容易に変更出来
るという特徴が有る。これらの特徴を生かし、鉄鋼,
紙,アルミ,プラスチック,ガラスなどに印字される場
合が多い。インクの材料としてこれらに対して付着力を
持つ樹脂を使用するため、従来溶剤としては、メチルエ
チルケトンやメタノール,エタノールが主に用いられて
きた。
【0008】また、強い付着力が不要な印字物や食品へ
の印字においては水を溶剤として用いる場合もある。特
に作業環境への影響を低減するため、主溶剤はメチルエ
チルケトンからエタノール,水へと移行する傾向に有
る。また、インクに色を与える色素としては、これらの
溶剤に溶解する染料および媒体には溶解せず、媒体に分
散する性質を有する顔料が用いられる。従来、媒体に溶
解しかつ耐光性が優れるという点からクロム等の金属を
有する染料が主に用いられてきた。しかし、対環境問題
よりクロム等の使用が困難になり、代わって色素として
耐光性に優れる顔料が使用されつつある傾向にある。
の印字においては水を溶剤として用いる場合もある。特
に作業環境への影響を低減するため、主溶剤はメチルエ
チルケトンからエタノール,水へと移行する傾向に有
る。また、インクに色を与える色素としては、これらの
溶剤に溶解する染料および媒体には溶解せず、媒体に分
散する性質を有する顔料が用いられる。従来、媒体に溶
解しかつ耐光性が優れるという点からクロム等の金属を
有する染料が主に用いられてきた。しかし、対環境問題
よりクロム等の使用が困難になり、代わって色素として
耐光性に優れる顔料が使用されつつある傾向にある。
【0009】これらの溶媒はいずれも大気圧において多
少なりとも蒸気圧を有するものであるため、図2に示す
様にインク粒子10としてノズル3から吐出され、ガタ
ー11を経由してインク容器8に回収される間に大気と
接触するときに、その一部は蒸気として大気中に揮散さ
れる。その結果回収されたインク中の溶剤の組成比率は
初期状態から減少する。そのため、インクの濃度及びイ
ンク粘度は上昇する。インクジェットプリンタは上述の
様にノズル3から吐出する時、電歪素子2から与えられ
た振動によりインクが変形し、インク粒子10を形成す
るものである。
少なりとも蒸気圧を有するものであるため、図2に示す
様にインク粒子10としてノズル3から吐出され、ガタ
ー11を経由してインク容器8に回収される間に大気と
接触するときに、その一部は蒸気として大気中に揮散さ
れる。その結果回収されたインク中の溶剤の組成比率は
初期状態から減少する。そのため、インクの濃度及びイ
ンク粘度は上昇する。インクジェットプリンタは上述の
様にノズル3から吐出する時、電歪素子2から与えられ
た振動によりインクが変形し、インク粒子10を形成す
るものである。
【0010】そのため、インクの粘度が上昇した場合、
インクの変形が阻害され、電歪素子2から与えられた振
動によるインク粒子10形成が速やかに行われない場合
が生ずる。これを防止するため、図には記載していない
機構により揮散した溶剤を補給する機能を有している。
そのため、インクの液面を管理するための液面センサな
どが取り付けられている。
インクの変形が阻害され、電歪素子2から与えられた振
動によるインク粒子10形成が速やかに行われない場合
が生ずる。これを防止するため、図には記載していない
機構により揮散した溶剤を補給する機能を有している。
そのため、インクの液面を管理するための液面センサな
どが取り付けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ノズル3から吐出され
たインク粒子10の速度は一例として約10m/sで有
る。インク粒子10がこの速度で被印字物5に到達した
場合、そのインク粒子10の全てのインクが被印字物5
の上に付着しない場合が有る。この状態を図4に示す。
すなわち、インク粒子10が印字物5の表面に到達した
時、その粒子形状が変形し、その一部が反発して飛散粒
子18として被印字物から反発する場合が有る。例え
ば、被印字物5が非吸液性の材質の場合、被印字物5の
表面に到達したインク粒子10のインクが被印字物5に
吸収されず、被印字物5の表面で反射してしまう場合が
有る。さらに、被印字物5表面へのインク粒子10の印
字密度が高い場合、既に被印字物5の表面に到達しては
いるが未乾燥状態のインクに、他のインク粒子10が上
記の速度で衝突する事になる。
たインク粒子10の速度は一例として約10m/sで有
る。インク粒子10がこの速度で被印字物5に到達した
場合、そのインク粒子10の全てのインクが被印字物5
の上に付着しない場合が有る。この状態を図4に示す。
すなわち、インク粒子10が印字物5の表面に到達した
時、その粒子形状が変形し、その一部が反発して飛散粒
子18として被印字物から反発する場合が有る。例え
ば、被印字物5が非吸液性の材質の場合、被印字物5の
表面に到達したインク粒子10のインクが被印字物5に
吸収されず、被印字物5の表面で反射してしまう場合が
有る。さらに、被印字物5表面へのインク粒子10の印
字密度が高い場合、既に被印字物5の表面に到達しては
いるが未乾燥状態のインクに、他のインク粒子10が上
記の速度で衝突する事になる。
【0012】そのため、これらのインク溶液の一部が飛
散し、飛散粒子18が形成される。さらに、被印字物5
が電荷を帯びやすい、あるは導電性に乏しい材料の場
合、インク粒子10が被印字物5の表面に到達し、その
インク粒子10が保有していた電荷が被印字物5の表面
に滞在することとなる。すると、他のインク粒子10と
上記の被印字物表面の電荷が反発し、より多くの飛散粒
子18が形成されることとなる。
散し、飛散粒子18が形成される。さらに、被印字物5
が電荷を帯びやすい、あるは導電性に乏しい材料の場
合、インク粒子10が被印字物5の表面に到達し、その
インク粒子10が保有していた電荷が被印字物5の表面
に滞在することとなる。すると、他のインク粒子10と
上記の被印字物表面の電荷が反発し、より多くの飛散粒
子18が形成されることとなる。
【0013】この被印字物5の表面の電荷は多くの場
合、被印字物5の表面に吸着した水分の導電性により接
地される。しかし、大気が乾燥して湿度が低い場合、こ
の吸着水分も減少するため、表面の導電性が得られず、
より被印字物5の表面に電荷が留まりやすくなる。
合、被印字物5の表面に吸着した水分の導電性により接
地される。しかし、大気が乾燥して湿度が低い場合、こ
の吸着水分も減少するため、表面の導電性が得られず、
より被印字物5の表面に電荷が留まりやすくなる。
【0014】これらの飛散粒子18は、本来被印字物5
の所定の位置にあるべきインクの一部で有るが、飛散す
ることにより、被印字物5上の目的位置以外の場所に到
達することが有る。そのため、被印字物5の表面を汚し
てしまう。また、この飛散粒子18が印字装置側に飛散
した場合、印字装置内へ侵入することも有る。この場
合、印字装置内の偏向電極9が5.4KV という高い電
圧を有するため、この偏向電極9に飛散粒子18が引き
寄せられ、偏向電極9を汚す汚染粒子20となり、偏向
電極9の表面に付着する。この付着量が増加した場合、
付着したインクを経由して電流が所定の回路以外を流れ
る場合が有る。例えば、インクが偏向電極9と接地電極
12との間に付着した場合、偏向電極9の電流はインク
を経由して接地電極12に流れる。その結果、偏向電極
9の電圧を維持することが出来なくなり、印字装置とし
ての機能を果たせなくなる。
の所定の位置にあるべきインクの一部で有るが、飛散す
ることにより、被印字物5上の目的位置以外の場所に到
達することが有る。そのため、被印字物5の表面を汚し
てしまう。また、この飛散粒子18が印字装置側に飛散
した場合、印字装置内へ侵入することも有る。この場
合、印字装置内の偏向電極9が5.4KV という高い電
圧を有するため、この偏向電極9に飛散粒子18が引き
寄せられ、偏向電極9を汚す汚染粒子20となり、偏向
電極9の表面に付着する。この付着量が増加した場合、
付着したインクを経由して電流が所定の回路以外を流れ
る場合が有る。例えば、インクが偏向電極9と接地電極
12との間に付着した場合、偏向電極9の電流はインク
を経由して接地電極12に流れる。その結果、偏向電極
9の電圧を維持することが出来なくなり、印字装置とし
ての機能を果たせなくなる。
【0015】そのため、飛散粒子18が発生する場合、
この飛散粒子18が印字装置内に侵入することを防止す
る必要があった。その1つの方法は、印字装置内に大気
を送り、加圧することにより、飛散粒子18の侵入を防
止することであった。しかし、印字装置内に大気を送っ
た場合、その大気による風の流れにより、印字に寄与す
るインク粒子10の飛来運動が不安定になり、印字が乱
れる等の問題が発生することがあった。また、印字装置
と被印字物5との距離を離すことにより、飛散粒子18
の侵入を低減することも可能で有る。
この飛散粒子18が印字装置内に侵入することを防止す
る必要があった。その1つの方法は、印字装置内に大気
を送り、加圧することにより、飛散粒子18の侵入を防
止することであった。しかし、印字装置内に大気を送っ
た場合、その大気による風の流れにより、印字に寄与す
るインク粒子10の飛来運動が不安定になり、印字が乱
れる等の問題が発生することがあった。また、印字装置
と被印字物5との距離を離すことにより、飛散粒子18
の侵入を低減することも可能で有る。
【0016】しかし、被印字物5との距離が離れる事に
より、印字に寄与するインク粒子10が被印字物5の表
面に到達するまでにより多くの空気抵抗を受けることに
より、インク粒子10が本来の好ましい印字位置からず
れることがあり、印字文字の形状が変化するという問題
が発生することがあった。
より、印字に寄与するインク粒子10が被印字物5の表
面に到達するまでにより多くの空気抵抗を受けることに
より、インク粒子10が本来の好ましい印字位置からず
れることがあり、印字文字の形状が変化するという問題
が発生することがあった。
【0017】更に、印字装置の外部から被印字物表面に
大気を送り、この流れによって飛散粒子を除去すること
も可能で有る。しかし、この機構では飛散粒子を更に飛
散させるため、被印字物表面に再付着して汚染させてし
まうという問題が生ずる。
大気を送り、この流れによって飛散粒子を除去すること
も可能で有る。しかし、この機構では飛散粒子を更に飛
散させるため、被印字物表面に再付着して汚染させてし
まうという問題が生ずる。
【0018】本発明の目的は、印字を乱す原因となる大
気の供給を行うこと無く、また、被印字物との距離を離
すことなく、インク粒子が被印字物に到達した際に発生
する飛散粒子の、印字装置への侵入を防止して安定した
印字を行うこと、及び上記飛散粒子の被印字物表面への
付着を防止し、被印字物表面を汚染させない印字装置を
提供することにある。
気の供給を行うこと無く、また、被印字物との距離を離
すことなく、インク粒子が被印字物に到達した際に発生
する飛散粒子の、印字装置への侵入を防止して安定した
印字を行うこと、及び上記飛散粒子の被印字物表面への
付着を防止し、被印字物表面を汚染させない印字装置を
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本課題は印字装置と被印
字物との間に発生した飛散粒子を捕集する機構を設ける
事により達成される。この捕集する機構としては、真空
吸引等も用いることが出来るが、真空吸引においてはそ
の真空発生減が必要となるため、装置の小型化には電界
による捕集機構が有効で有る。
字物との間に発生した飛散粒子を捕集する機構を設ける
事により達成される。この捕集する機構としては、真空
吸引等も用いることが出来るが、真空吸引においてはそ
の真空発生減が必要となるため、装置の小型化には電界
による捕集機構が有効で有る。
【0020】即ち、図1において、印字装置のカバー1
3の被印字物5の側に捕集電極14が設けられている。
この捕集電極14には高電圧21が印加されている。一
例としてこの電圧は5kVである。ノズル3より吐出さ
れたインク粒子10は被印字物5上に到達し、その一部
は飛散粒子18となって被印字物5から反発する。この
飛散粒子18が印字装置のカバー13側に飛来すると、
捕集電極14の電界により吸引され、捕捉粒子19とし
て捕捉される。これにより、飛散粒子が偏向電極9に到
達することは防止出来る。
3の被印字物5の側に捕集電極14が設けられている。
この捕集電極14には高電圧21が印加されている。一
例としてこの電圧は5kVである。ノズル3より吐出さ
れたインク粒子10は被印字物5上に到達し、その一部
は飛散粒子18となって被印字物5から反発する。この
飛散粒子18が印字装置のカバー13側に飛来すると、
捕集電極14の電界により吸引され、捕捉粒子19とし
て捕捉される。これにより、飛散粒子が偏向電極9に到
達することは防止出来る。
【0021】捕集電極14には高電圧21が印加されて
いるため、この近辺をインク粒子10が通過した場合
も、この捕集電極14により形成される電界の影響を受
けると予想される。そのため、この電界の影響を及ぼさ
ない構造である必要が有る。この捕集電極14が収納さ
れているカバー13の一部は、捕集電極14の内側に壁
面A15を形成している。このカバー13及び壁面A1
5の材質は金属で有る。また、このカバー13及びその
壁面A15は接地されている。上記の様に、捕集電極1
4には高電圧21が印加されているが、その内側の壁面
A15が接地されているため、電界は捕集電極14と壁
面A15との間に形成される。その結果、インク粒子1
0が飛行する領域に電界の影響を及ぼすことを防止出来
る。
いるため、この近辺をインク粒子10が通過した場合
も、この捕集電極14により形成される電界の影響を受
けると予想される。そのため、この電界の影響を及ぼさ
ない構造である必要が有る。この捕集電極14が収納さ
れているカバー13の一部は、捕集電極14の内側に壁
面A15を形成している。このカバー13及び壁面A1
5の材質は金属で有る。また、このカバー13及びその
壁面A15は接地されている。上記の様に、捕集電極1
4には高電圧21が印加されているが、その内側の壁面
A15が接地されているため、電界は捕集電極14と壁
面A15との間に形成される。その結果、インク粒子1
0が飛行する領域に電界の影響を及ぼすことを防止出来
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1から
図3にて記述する。
図3にて記述する。
【0023】図2は荷電制御型インクジェットプリンタ
の原理を示す図である。また、図1は図2に示す原理構
造を印字装置に組み込んだ場合の構造を示す図である。
図2に示す電歪素子2,ノズル3,帯電電極4,偏向電
極9,接地電極12,ガター11がカバー13内に収納
されている。このカバー13は金属で有り、図に示され
ていない回路により接地22されている。印字装置のカ
バー13の被印字物5の側に捕集電極14が設けられて
いる。この捕集電極14が収納されているカバー13の
一部は、捕集電極14の内側に壁面A15を形成してい
る。このカバー13及び壁面A15の材質は金属で有
る。そのため、壁面A15も接地されている。捕集電極
14には高電圧21が印加されている。
の原理を示す図である。また、図1は図2に示す原理構
造を印字装置に組み込んだ場合の構造を示す図である。
図2に示す電歪素子2,ノズル3,帯電電極4,偏向電
極9,接地電極12,ガター11がカバー13内に収納
されている。このカバー13は金属で有り、図に示され
ていない回路により接地22されている。印字装置のカ
バー13の被印字物5の側に捕集電極14が設けられて
いる。この捕集電極14が収納されているカバー13の
一部は、捕集電極14の内側に壁面A15を形成してい
る。このカバー13及び壁面A15の材質は金属で有
る。そのため、壁面A15も接地されている。捕集電極
14には高電圧21が印加されている。
【0024】図2においてインク容器8中のインクは供
給ポンプ7により吸引加圧される。その圧力は調圧弁1
により制御される。圧力の一例として0.28Mpa に
調圧される。圧力を制御されたインクはノズル3に供給
される。ノズル3には電歪素子2が設けられており、そ
の電歪素子2に電気信号を与えることで、インクに振動
を付与することが出来る。電気信号の一例として周波数
68.2kHz200Vが印加される。ノズル先端には吐
出口が設けられている。吐出口の直径は一例として65
μmである。振動を付与されたインクは吐出口から吐出
され、帯電電極4の中でインク粒子10を形成する。こ
のときに帯電電極4に電圧を印加することで形成される
インク粒子10に電荷を付与することが出来る。電圧の
一例として200Vが印加される。
給ポンプ7により吸引加圧される。その圧力は調圧弁1
により制御される。圧力の一例として0.28Mpa に
調圧される。圧力を制御されたインクはノズル3に供給
される。ノズル3には電歪素子2が設けられており、そ
の電歪素子2に電気信号を与えることで、インクに振動
を付与することが出来る。電気信号の一例として周波数
68.2kHz200Vが印加される。ノズル先端には吐
出口が設けられている。吐出口の直径は一例として65
μmである。振動を付与されたインクは吐出口から吐出
され、帯電電極4の中でインク粒子10を形成する。こ
のときに帯電電極4に電圧を印加することで形成される
インク粒子10に電荷を付与することが出来る。電圧の
一例として200Vが印加される。
【0025】ノズル3から吐出されたインク粒子10は
偏向電極9と接地電極12との間を通過する。偏向電極
9には電圧が印加される。一例として5.4kV の電圧
が印加される。偏向電極9と接地電極12の間を通過す
るインク粒子10は2つの電極間の電界により偏向され
被印字物5へ飛来し、文字を形成する。文字に関与しな
いインクは先ずガター11に収納され、更に回収ポンプ
6により回収されインク容器8へ戻る。
偏向電極9と接地電極12との間を通過する。偏向電極
9には電圧が印加される。一例として5.4kV の電圧
が印加される。偏向電極9と接地電極12の間を通過す
るインク粒子10は2つの電極間の電界により偏向され
被印字物5へ飛来し、文字を形成する。文字に関与しな
いインクは先ずガター11に収納され、更に回収ポンプ
6により回収されインク容器8へ戻る。
【0026】ノズル3より吐出されたインク粒子10は
被印字物5上に到達し、その一部は飛散粒子18となっ
て被印字物から反発する。反発した飛散粒子18はカバ
ー13に向かって飛来する。このカバー13には捕集電
極14が設けられており、この捕集電極14には一例と
して5kVの高電圧が印加されている。それゆえ、この
捕集電極14の周囲には電界が発生する。この電界に到
達した飛散粒子18はその電界により飛来方向が偏向さ
れ、捕集電極14に吸引され、捕集粒子19となって捕
集電極14の表面に付着する。
被印字物5上に到達し、その一部は飛散粒子18となっ
て被印字物から反発する。反発した飛散粒子18はカバ
ー13に向かって飛来する。このカバー13には捕集電
極14が設けられており、この捕集電極14には一例と
して5kVの高電圧が印加されている。それゆえ、この
捕集電極14の周囲には電界が発生する。この電界に到
達した飛散粒子18はその電界により飛来方向が偏向さ
れ、捕集電極14に吸引され、捕集粒子19となって捕
集電極14の表面に付着する。
【0027】一方、インク粒子10がこの捕集電極14
の近傍を通過した場合も、この捕集電極14により形成
される電界の影響を受けると予想される。そのため、こ
の電界の影響を及ぼさない構造である必要が有る。この
捕集電極14が収納されているカバー13の一部は、捕
集電極14の内側に壁面A15を形成している。捕集電
極14には高電圧21が印加されているが、その内側の
壁面A15が接地されているため、電界は捕集電極14
と壁面A15との間に形成される。その結果、インク粒
子10が飛行する領域に電界の影響を及ぼすことを防止
出来る。
の近傍を通過した場合も、この捕集電極14により形成
される電界の影響を受けると予想される。そのため、こ
の電界の影響を及ぼさない構造である必要が有る。この
捕集電極14が収納されているカバー13の一部は、捕
集電極14の内側に壁面A15を形成している。捕集電
極14には高電圧21が印加されているが、その内側の
壁面A15が接地されているため、電界は捕集電極14
と壁面A15との間に形成される。その結果、インク粒
子10が飛行する領域に電界の影響を及ぼすことを防止
出来る。
【0028】捕集電極14にはインクが捕集粒子19と
して捕集される。付着量が増大した場合、付着したイン
クを経由して捕集電極14に印加した電圧が壁面A15
やカバー13に漏洩する可能性がある。そのため、この
漏洩に至る以前に捕集電極14を清掃して捕集されたイ
ンクを除去する必要が有る。そのためには、この捕集電
極14が洗浄が容易な構造であることが有効で有る。こ
れは捕集電極14がカバー13から分離可能となること
により達成出来る。その構造の一例を図3に示す。
して捕集される。付着量が増大した場合、付着したイン
クを経由して捕集電極14に印加した電圧が壁面A15
やカバー13に漏洩する可能性がある。そのため、この
漏洩に至る以前に捕集電極14を清掃して捕集されたイ
ンクを除去する必要が有る。そのためには、この捕集電
極14が洗浄が容易な構造であることが有効で有る。こ
れは捕集電極14がカバー13から分離可能となること
により達成出来る。その構造の一例を図3に示す。
【0029】図3において印字装置のカバー13と被印
字物5の間にカバーB17が設けられている。このカバ
ーB17の内側には捕集電極14が設置されている。こ
の捕集電極14が収納されているカバーB17の一部
は、捕集電極14の内側に壁面B16を形成している。
このカバーB17及び壁面B16の材質は金属で有る。
このカバーB17は図に示されていない手段でカバー1
3と物理的及び電気的に結合している。そのため、壁面
bも接地されている。また、捕集電極14は図に示され
ていない回路にて高電圧が印加されている。図3におけ
る捕集原理は図1に示したものと同一で有る。図3に示
すカバーB17は、カバー13から分離することが可能
である。従って捕集電極14に捕集粒子19が付着した
場合、カバーB17を分離して洗浄することが可能であ
る。これにより洗浄作業が容易になる。
字物5の間にカバーB17が設けられている。このカバ
ーB17の内側には捕集電極14が設置されている。こ
の捕集電極14が収納されているカバーB17の一部
は、捕集電極14の内側に壁面B16を形成している。
このカバーB17及び壁面B16の材質は金属で有る。
このカバーB17は図に示されていない手段でカバー1
3と物理的及び電気的に結合している。そのため、壁面
bも接地されている。また、捕集電極14は図に示され
ていない回路にて高電圧が印加されている。図3におけ
る捕集原理は図1に示したものと同一で有る。図3に示
すカバーB17は、カバー13から分離することが可能
である。従って捕集電極14に捕集粒子19が付着した
場合、カバーB17を分離して洗浄することが可能であ
る。これにより洗浄作業が容易になる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、印字装置内への飛散粒
子の侵入を防止することが可能なため、この飛散粒子の
汚染による印字装置の動作不良を防止することが出来
る。また、飛散粒子を捕集するため、この飛散粒子が被
印字物表面に到達し、被印字物表面を汚染することも防
止出来る。
子の侵入を防止することが可能なため、この飛散粒子の
汚染による印字装置の動作不良を防止することが出来
る。また、飛散粒子を捕集するため、この飛散粒子が被
印字物表面に到達し、被印字物表面を汚染することも防
止出来る。
【図1】本発明の一実施例の印字装置の断面図。
【図2】本発明の一実施例の印字装置の原理を示す斜視
図。
図。
【図3】本発明の他の一実施例を示す印字装置の断面
図。
図。
【図4】従来技術の印字装置を示す印字装置の断面図。
1…調圧弁、2…電歪素子、3…ノズル、4…帯電電
極、5…被印字物、6…回収ポンプ、7…供給ポンプ、
8…インクボトル、9…偏向電極、10…インク粒子、
11…ガター、12…接地電極、13…カバー、14…
捕集電極、15…壁面A、16…壁面B、17…カバー
B、18…飛散粒子、19…捕集粒子、20…汚染粒
子、21…高電圧、22,23…接地。
極、5…被印字物、6…回収ポンプ、7…供給ポンプ、
8…インクボトル、9…偏向電極、10…インク粒子、
11…ガター、12…接地電極、13…カバー、14…
捕集電極、15…壁面A、16…壁面B、17…カバー
B、18…飛散粒子、19…捕集粒子、20…汚染粒
子、21…高電圧、22,23…接地。
Claims (5)
- 【請求項1】印字装置と被印字物との間に、微小粒子を
捕捉する機能を有することを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】請求項1記載の印字装置が、インクをノズ
ルから吐出して形成するインク粒子により被印字物に印
字を行う印字装置であることを特徴とする印字装置。 - 【請求項3】請求項2記載のインクをノズルから吐出し
て形成するインク粒子により被印字物に印字を行う印字
装置が、ノズルより常にインクを吐出し、印字に使用し
ないインク粒子を回収し、その回収したインクを再度吐
出する印字装置であることを特徴とする印字装置。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項記載の印字
装置において、微小粒子を捕捉する機能が、電界による
捕捉機能で有ることを特徴とする印字装置。 - 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項記載の印字
装置において、微小粒子を捕捉する機能を有する機構部
が印字装置より分離することが可能であることを特徴と
する印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16174398A JPH11348254A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16174398A JPH11348254A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348254A true JPH11348254A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15741051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16174398A Pending JPH11348254A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348254A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018235378A1 (ja) * | 2017-06-20 | 2018-12-27 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置 |
| GB2585921A (en) * | 2019-07-24 | 2021-01-27 | Linx Printing Tech | Continuous Ink Jet printer and print head assembly therefor |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16174398A patent/JPH11348254A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018235378A1 (ja) * | 2017-06-20 | 2018-12-27 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置 |
| CN110382242A (zh) * | 2017-06-20 | 2019-10-25 | 株式会社日立产机系统 | 喷墨记录装置 |
| JPWO2018235378A1 (ja) * | 2017-06-20 | 2020-07-09 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置 |
| GB2585921A (en) * | 2019-07-24 | 2021-01-27 | Linx Printing Tech | Continuous Ink Jet printer and print head assembly therefor |
| US12233646B2 (en) | 2019-07-24 | 2025-02-25 | Linx Printing Technologies Limited | Continuous ink jet printer and print head assembly therefor |
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