JPH09226528A - ワイパモータ - Google Patents

ワイパモータ

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Publication number
JPH09226528A
JPH09226528A JP8036884A JP3688496A JPH09226528A JP H09226528 A JPH09226528 A JP H09226528A JP 8036884 A JP8036884 A JP 8036884A JP 3688496 A JP3688496 A JP 3688496A JP H09226528 A JPH09226528 A JP H09226528A
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JP
Japan
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tongue
gear case
gear
wiper
tongue piece
Prior art date
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Application number
JP8036884A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimomoto
元 博 下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電ターミナルに受動素子を取付けるに際
し、受動素子のリード部の両側に配置された舌片部の一
方のみを他方に向け折曲することによって受動素子を導
電ターミナルに確実に取付けて、受動素子の導通不良や
外れをなくすこと。 【解決手段】 受動素子Cを挟み込む一対の舌片部15
d1、15d2、16d1、16d2の少なくとも一方
に形成されていて、一対の舌片部15d1、15d2、
16d1、16d2の一方を他方に向け折曲可能にした
切欠15d4、16d4を導電ターミナル15、16に
備えたワイパモータ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通電することに
よってワイパ動作を行って払拭面を拭うのに利用される
ワイパモータに関する。
【0002】
【従来の技術】通電することによってワイパ動作を行っ
て払拭面を拭うワイパモータとしては、ワイパスイッチ
がオン切換されると、アーマチュアに通電可能にした複
数個のブラシからアーマチュアに通電されてアーマチュ
アが回転し、このアーマチュアの回転力により、ケース
に回転可能に支持されているホイールギヤがアーマチュ
アに噛み合いながら回転し、ホイールギヤに取付けられ
た出力軸が回転し、この出力軸にリンクを介して結合さ
れるワイパ軸を往復で回動させ、ワイパアームを介して
ワイパ軸に取付けられたワイパブレードによって払拭面
を拭うものが知られている。
【0003】複数個のブラシには、金属製で複数個の導
電ターミナルの一方が電気的に接続され、この導電ター
ミナルの他方はケースの外側において外部回路に電気的
にそれぞれ接続される。そして、導電ターミナルには、
導電ターミナルに対する通電時に発生しうる雑音を防止
するための受動素子であるコンデンサ、コイル部材、能
動素子であるダイオードなどが直列に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したワ
イパモータにおいて、導電ターミナルは、コ字形状をな
して突出した素子取付部の内側に受動素子のリード部が
それぞれ置かれてから、素子取付部のコ字状部分が対向
する両側から圧着されることによって、受動素子のリー
ド部に電気的に接続されているため、コ字状部分のいず
れもが受動素子のリード部に均一に圧着するとは言い難
く、リード部に対する圧着が均一でないと、導通不良な
どの原因となるとともに、万が一に、リード部の外れが
懸念されることから、確実な接続を行えるようにする必
要があるという課題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明に係わるワイパモータは、導電
ターミナルに受動素子を取付けるに際し、受動素子のリ
ード部の両側に配置され舌片部の一方のみを他方に向け
折曲することにより、受動素子を導電ターミナルに確実
に取付けることによって、受動素子の導通不良や外れの
ないワイパモータを提供することを目的としている。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるワイパモータでは、モータケースと、モータケース
に結合されたギヤケースと、モータケースの内側に取付
けられたマグネットと、マグネットの内側に配置され、
通電により回転可能なアーマチュアと、アーマチュアに
通電可能に配置された複数個のブラシと、ブラシに電気
的に接続されているとともに、外部に接続される内部回
路形成用の複数個の導電ターミナルと、ギヤケース内に
収容され、アーマチュアの回転によりワイパ軸を往復回
動可能な出力軸と、導電ターミナルのうちの2個に直列
にして電気的に接続される受動素子と、導電ターミナル
に一体的にして、導電ターミナルの対向する位置にそれ
ぞれ二股状に形成された一対の素子挟込用の舌片部と、
一対の舌片部の少なくとも一方に形成され、一対の舌片
部の一方を他方に向け折曲可能にして受動素子を挟持す
る切欠を備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項2に係わるワイパモータ
では、素子挟込用の舌片部には、導電ターミナルの単一
面をなす端縁から突出形成された第1の舌片部および第
2の舌片部と、第1、第2の舌片部のあいだに配置さ
れ、素子に有するリード部が配置される素子載置部が形
成され、切欠は、第1の舌片部および第2の舌片部のい
ずれか一方の端縁寄りに形成されている構成としたこと
を特徴としている。
【0009】この場合、受動素子のリード部が一対の素
子挟込用の舌片部のあいだの素子載置部に置かれ、その
状態で、第1の舌片部または第2の舌片部のいずれか一
方がいずれか他方に向けて折り曲げられることによっ
て、受動素子のリード部が挟み込まれて、電気的に接続
される。その際、第1の舌片部または第2の舌片部の単
一面をなす端縁寄りに形成された切欠が舌片部のうちの
いずれか一方が折れ曲がるのを許容するため、舌片部は
いずれか一方が折り曲げられ、いずれか他方は折り曲げ
られずに、両舌片部のうちのひとつだけが折り曲げられ
る。
【0010】この発明の請求項3に係わるワイパモータ
では、素子挟込用の舌片部には、導電ターミナルにおい
て、互いに段差状をなす第1の端縁および第2の端縁の
うちの第1の端縁から突出形成された第1の舌片部と、
第1の端縁よりも下がって配置された第2の端縁から突
出形成された第2の舌片部と、第1、第2の舌片部のあ
いだに配置され、素子に有するリード部が配置される素
子載置部が形成され、切欠は、第2の舌片部の第2の端
縁寄りに形成されている構成としたことを特徴としてい
る。
【0011】この場合、受動素子のリード部が一対の素
子挟込用の舌片部のあいだの素子載置部に置かれ、その
状態で、第1の舌片部または第2の舌片部のいずれか一
方がいずれか他方に向けて折り曲げられることによっ
て、受動素子のリード部が挟み込まれて、電気的に接続
される。その際、導電ターミナルにおいて第1の端縁よ
りも下がって配置された第2の端縁の第2の舌片部に形
成された切欠が第2の舌片部が第1の舌片部に向けて折
れ曲がるのを許容するため、第2の舌片部のみが折り曲
げられ、第1の舌片部は折り曲げられない。
【0012】この発明の請求項4に係わるワイパモータ
では、第1、第2の舌片部の体積は、切欠が形成されて
いる方が小さい構成としたことを特徴としている。
【0013】この場合、受動素子のリード部が一対の素
子挟込用の舌片部のあいだの素子載置部に置かれ、その
状態で、第1の舌片部または第2の舌片部のいずれか一
方がいずれか他方に向けて折り曲げられることによっ
て、受動素子のリード部が挟み込まれて、電気的に接続
される。その際、第1の舌片部または第2の舌片部のう
ち体積の小さい方の舌片部の端縁寄りに形成された切欠
が舌片部のうちのいずれか一方が折れ曲がるのを許容す
るため、体積の小さい方の舌片部は体積の大きい方の舌
片部に向けて折り曲げられる。
【0014】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるワイパモー
タにおいて、受動素子は、二股状に形成された一対の素
子挟込用の舌片部のうちの一方のみが他方に向け折り曲
げられることによって、導電ターミナルに挟持される。
その際、一対の素子挟込用の舌片部のうちの一方にもつ
切欠によって、切欠のない他方は折り曲げられずに、一
方のみが他方に向け折り曲げられるため、一方が他方に
向けて折り曲げられることによって受動素子が挟持され
る。それ故、受動素子への圧着が両方の舌片部によって
不安定に行われないものとなる。
【0015】この発明の請求項2、請求項3、請求項4
に係わるワイパモータにおいても、請求項1と同様にし
て、受動素子のリード部への圧着が両方の舌片部によっ
て不安定に行われないものとなる。
【0016】
【実施例】図1ないし図9にはこの発明に係わるワイパ
モータの第1実施例が示されている。
【0017】図示するワイパモータ1は、主として、モ
ータケース2、マグネット3,4、アーマチュア5、ギ
ヤケース6、ホイールギヤ7、第1の中間ギヤ8、第2
の中間ギヤ9、ギヤケースカバー10、第1、第2、第
3のモータケース側導電ターミナル(導電ターミナル)
11、12、13、第1、第2、第3のギヤケースカバ
ー側導電ターミナル(導電ターミナル)14、15、1
6、コンタクタ17、第1、第2、第3のコンタクトプ
レート18、19、20、コンデンサ(受動素子)Cか
ら構成されている。
【0018】モータケース2には、一方の内側に、後述
するアーマチュア5に備えたアーマチュア軸5aの一端
側を回転可能に支持するための第1の軸受21が取付け
られており、中央部分の内側にマグネット3,4が取付
けられている。マグネット3,4は対向位置にS極,N
極がそれぞれ着磁されている。モータケース2は、ギヤ
ケース6にビス22をねじ込むことによって他方側の開
口端部が結合されている。
【0019】モータケース2に取付けられたマグネット
3,4の内側にはアーマチュア5が配置されている。ア
ーマチュア5は、予め定められたスロット数のコイル巻
回部5b1を有するアーマチュアコア5bがアーマチュ
ア軸5aのほぼ中央に固定されており、このアーマチュ
ア軸5aにはアーマチュアコア5bの近くにコンミュテ
ータ5cが設けられている。
【0020】コンミュテータ5cの外周側には上記スロ
ット数に対応して絶縁された複数個のコンミュテータ片
5c1が設けられているため、各コンミュテータ片5c
1に電気的に接続されたうえでアーマチュアコア5bの
コイル巻回部5b1に巻かれたアーマチュアコイル5d
が設けられている。
【0021】コンミュテータ5cの各コンミュテータ片
5c1の外周側には第1のブラシ(電源用)23、第2
のブラシ(低速用)24、第3のブラシ(高速用)25
の3個が電気的に接続可能に配置され、第1、第2、第
3のブラシ23、24、25はコンミュテータ5cの外
側に配置されたホルダベース26上に移動可能に支持さ
れている。そして、第1のブラシ23には後述する第1
のモータケース側導電ターミナル11に備えた第1のブ
ラシ接続部11aが電気的に接続され、第2のブラシ2
4には後述する第2のモータケース側導電ターミナル1
2に備えた第2のブラシ接続部12aが電気的に接続さ
れ、第3のブラシ25には後述する第3のモータケース
側導電ターミナル13に備えた第3のブラシ接続部13
aが電気的に接続されている。
【0022】第1のモータケース側導電ターミナル11
は、導電性のある金属製板であって、ホルダベース26
側に第1のブラシ接続部11aが形成されているととも
に、図8に示されるように、モータケース2の他方側の
開口端部から後述するギヤケース6に向け突出した第1
のモータケース側内部接続部11bが形成されている。
この第1のモータケース側内部接続部11bは、絶縁部
材により成形されたシート27に下端部を支持されてギ
ヤケース6側に突出している。そして、第1のモータケ
ース側内部接続部11bは、後述するギヤケース6のモ
ータケース2側に形成された連通部6b内を通ってギヤ
ケース6の上方に沿って平面状に突出している。
【0023】第2のモータケース側導電ターミナル12
は、導電性のある金属製板であって、第1のモータケー
ス側導電ターミナル11に対して絶縁されており、ホル
ダベース26側に第2のブラシ接続部12aが形成され
ているとともに、図5に示されるように、モータケース
2の他方側の開口端部から後述するギヤケース6に向け
突出した第2のモータケース側内部接続部12bが形成
されている。この第2のモータケース側内部接続部12
bは、絶縁部材により成形されたシート27に下端部を
支持されてギヤケース6側に突出している。そして、第
2のモータケース側内部接続部12bは、後述するギヤ
ケース6のモータケース2側に形成された連通部6b内
を通り、第1のモータケース側内部接続部11bに平行
にしてギヤケース6の上方に沿って平面状に突出してい
る。
【0024】第3のモータケース側導電ターミナル13
は、導電性のある金属製板であって、第2のモータケー
ス側導電ターミナル12に対して絶縁されており、ホル
ダベース26側に第3のブラシ接続部13aが形成され
ているとともに、図5に示されるように、モータケース
2の他方側の開口端部から後述するギヤケース6に向け
突出した第3のモータケース側内部接続部13bが形成
されている。この第3のモータケース側内部接続部13
bは、絶縁部材により成形されたシート27に下端部を
支持されてギヤケース6側に突出している。そして、第
3のモータケース側内部接続部13bは、後述するギヤ
ケース6のモータケース2側に形成された連通部6b内
を通り、第2のモータケース側内部接続部12bに平行
にしてギヤケース6の上方に沿って平面状に突出してい
る。
【0025】アーマチュア5のアーマチュア軸5aは、
モータケース2の開口端部からギヤケース6に形成され
たギヤ収容部6a内に突出しており、ギヤ収容部6a内
に第1のウオーム5a1と第2のウオーム5a2とが形
成されている。アーマチュア軸5aはギヤケース6の端
部で第2の軸受28によって回転可能に支持されてい
る。
【0026】ギヤケース6には、断面が略コ字形状に形
成されたギヤ収容部6aが備えられており、このギヤ収
容部6a内にホイールギヤ7、第1の中間ギヤ8、第2
の中間ギヤ9が収められ、ギヤ収容部6aは開口部がギ
ヤケースカバー10によって閉塞される。また、ギヤケ
ース6のモータケース2側には、図1に示されるよう
に、矩形孔状をなす連通部6bが形成されている。この
連通部6b内には、前述したように、第1、第2、第3
のモータケース側導電ターミナル11、12、13の第
1、第2、第3のモータケース側内部接続部11b、1
2b、13bがモータケース2側からギヤケース6内に
挿通されている。
【0027】ギヤケース6のギヤ収容部6aに収容され
たホイールギヤ7は、ギヤ収容部6aのほぼ中央部に回
転可能に支持された出力軸29に固着されており、第1
の中間ギヤ8、第2の中間ギヤ9は、ホイールギヤ7に
近い位置で回転可能に支持されている。第1の中間ギヤ
8には1段目ギヤ8aと、この1段目ギヤ8aよりも大
きい2段目ギヤ8bが設けられ、第2の中間ギヤ9には
1段目ギヤ9aと、この1段目ギヤ9aよりも大きい2
段目ギヤ9bが設けられている。
【0028】第1の中間ギヤ8は、2段目ギヤ8bがア
ーマチュア軸5aの第1のウオーム5a1に噛み合って
いるとともに、1段目ギヤ8aがホイールギヤ7に噛み
合っており、第2の中間ギヤ9は、2段目ギヤ9bがア
ーマチュア軸5aの第2のウオーム5a2に噛み合って
いるとともに、1段目ギヤ9aが第1の中間ギヤ8とは
異なる位置でホイールギヤ7に噛み合っているため、ア
ーマチュア軸5aの回転力が第1、第2の中間ギヤ8、
9を介し減速されてホイールギヤ7の回転に変換され
る。
【0029】ホイールギヤ7が固着された出力軸29に
はギヤケース6の外側で図示しないリンクの一部を構成
するモータアームの基端部が結合され、モータアームの
先端部には同じくリンクの一部を構成するリンクコンロ
ッドの一端部が球面対偶を介して結合され、このリンク
コンロッドの他端部には同じくリンクの一部を構成する
ピボットアームの先端部が球面対偶を介して結合され、
このピボットアームの基端部にワイパ軸30が結合さ
れ、このワイパ軸30には図9に示されるワイパブレー
ド31を装着したワイパアーム32が取付けられるた
め、ホイールギヤ7が回転することによって、モータア
ームと、リンクコンロッドと、ピボットアームとにより
形成される四接回転連鎖によってワイパ軸30が往復で
回動し、ワイパアーム32に内蔵したアームスプリング
によってワイパブレード31を払拭面33に押し付けな
がら上部反転位置Aと下部反転位置Bとのあいだを往復
で拭う。
【0030】また、ホイールギヤ7の上面の一部には、
後述するコンタクタ17に係止するための矩形状をなす
コンタクタ係止部7aが一体に突出形成されており、ホ
イールギヤ7の上方には、コンタクタ17、第1のコン
タクトプレート18、第2のコンタクトプレート19、
第3のコンタクトプレート20を取付けたギヤケースカ
バー10が配置されている。
【0031】ギヤケースカバー10は、ビス34をギヤ
ケース6にねじ込ませることによってギヤ収容部6aを
覆う形状をなし、平板状をなすカバー本体10bの上面
に筒状に突出形成されたコネクタ部10aが備えられて
おり、このコネクタ部10aに、第1、第2、第3のギ
ヤケースカバー側導電ターミナル14、15、16に備
えた第1、第2、第3の外部接続部14a、15a、1
6aが配置されている。
【0032】第1のギヤケースカバー側導電ターミナル
14は、導電性のある金属製板であって、コネクタ部1
0a内に配置された第1の外部接続部14aが形成され
ているとともに、図3に示されるように、カバー本体1
0bの裏面から略U字形状にしてギヤケース6のギヤ収
容部6a内に突出した第1のギヤケースカバー側内部接
続部14bが形成されている。第1のギヤケースカバー
側導電ターミナル14は、ギヤケースカバー10がギヤ
ケース6に組付けられる際に、第1のギヤケースカバー
側内部接続部14bのU字形状の内側に第1のモータケ
ース側導電ターミナル11の第1のモータケース側内部
接続部11bが嵌入されることによって互いに電気的に
接続される。
【0033】第2のギヤケースカバー側導電ターミナル
15は、導電性のある金属製板であって、第1のギヤケ
ースカバー側導電ターミナル14に対して絶縁されてお
り、コネクタ部10a内に配置された第2の外部接続部
15aが形成されているとともに、図3に示されるよう
に、カバー本体10bの裏面から略U字形状にしてギヤ
ケース6のギヤ収容部6a内に突出した第2のギヤケー
スカバー側内部接続部15bが形成されている。第2の
ギヤケースカバー側導電ターミナル15は、ギヤケース
カバー10がギヤケース6に組付けられる際に、第2の
ギヤケースカバー側内部接続部15bのU字形状の内側
に第2のモータケース側導電ターミナル12の第2のモ
ータケース側内部接続部12bが嵌入されることによっ
て互いに電気的に接続される。
【0034】第3のギヤケースカバー側導電ターミナル
16は、導電性のある金属製板であって、第2のギヤケ
ースカバー側導電ターミナル15に対して絶縁されてお
り、コネクタ部10a内に配置された第3の外部接続部
16aが形成されているとともに、図3に示されるよう
に、カバー本体10bの裏面から略U字形状にしてギヤ
ケース6のギヤ収容部6a内に突出した第3のギヤケー
スカバー側内部接続部16bが形成されている。第3の
ギヤケースカバー側導電ターミナル16は、ギヤケース
カバー10がギヤケース6に組付けられる際に、第3の
ギヤケースカバー側内部接続部16bのU字形状の内側
に第3のモータケース側導電ターミナル13の第3のモ
ータケース側内部接続部13bが嵌入されることによっ
て互いに電気的に接続される。
【0035】そして、第1、第2、第3のギヤケースカ
バー側導電ターミナル14、15、16のうちの第2の
ギヤケースカバー側導電ターミナル15には、第2の外
部接続部15aと第2のギヤケースカバー側内部接続部
15bとのあいだに、図5に示されるように、第2のギ
ヤケースカバー側導電ターミナル15の端縁15c上に
第2の素子固定部15dが形成されている。第2の素子
固定部15dには、第1の舌片部15d1と第2の舌片
部15d2と第2の素子載置部15d3とが備えられて
おり、第1、第2の舌片部15d1、15d2は、図5
に示されるように、第2のギヤケースカバー側導電ター
ミナル15の単一面をなす端縁15cから略矩形状に上
方に向け突出している。
【0036】第2の素子載置部15d3は、第1、第2
の舌片部15d1、15d2のあいだに溝形状に形成さ
れており、この第2の素子載置部15d3にコンデンサ
Cに備えた一方のリード部C1が挿入される。
【0037】また、第1、第2の舌片部15d1、15
d2のうちの第2の舌片部15d2には、端縁15c寄
りに、端縁15cの幅寸法を小さくするものとして凹状
に切除された切欠15d4が備えられている。切欠15
d4をもつ第2の舌片部15d2は、切欠15d4をも
たない第1の舌片部15d1よりも体積が小さくなって
いる。
【0038】第1、第2、第3のギヤケースカバー側導
電ターミナル14、15、16のうちの第3のギヤケー
スカバー側導電ターミナル16には、第3の外部接続部
16aと第3のギヤケースカバー側内部接続部16bと
のあいだに、第2のギヤケースカバー側導電ターミナル
15の第2の素子固定部15dに対向配置された第3の
素子固定部16dが形成されている。第3の素子固定部
16dは、第2の素子固定部15dと同様にして、第1
の舌片部16d1と第2の舌片部16d2と第3の素子
載置部16d3とが備えられており、第1、第2の舌片
部16d1、16d2は、第3のギヤケースカバー側導
電ターミナル16の単一面をなす端縁16cから略矩形
状に上方に向け突出している。
【0039】第3の素子載置部16d3は、第1、第2
の舌片部16d1、16d2のあいだに溝形状に形成さ
れており、この第3の素子載置部16d3にコンデンサ
Cに備えた他方のリード部C2が挿入される。
【0040】また、第3の素子固定部16dの第1、第
2の舌片部16d1、16d2のうちの第2の舌片部1
6d2には、端縁16c寄りに、端縁16cの幅寸法を
小さくするものとして凹状に切除された切欠16d4が
備えられている。切欠16d4をもつ第2の舌片部16
d2は、切欠16d4をもたない第1の舌片部16d1
よりも体積が小さくなっている。
【0041】第2の素子固定部15d、第3の素子固定
部16dは、図4に示されるように、ギヤケースカバー
10の裏面上にそれぞれ対向配置されているため、図5
に示されるように、第2の素子載置部15d3、第3の
素子載置部16d3内にコンデンサCの一方、他方のリ
ード部C1、C2が置かれ、図6に示される状態から、
切欠15d4、16d4をもつ第2の舌片部15d2、
16d2が、図示しない治具によって上方から押圧され
ることにより、図7に示されるように、切欠をもたない
第1の舌片部15d1、16d1に向けてそれぞれ折り
曲げられることによって、第2の舌片部15d2、16
d2がコンデンサCの一方、他方のリード部C1、C2
に圧着することにより、電気的に直列に接続される。
【0042】このとき、第2の素子固定部15dにおい
ては、第2の舌片部15d2の端縁15c寄りに切欠1
5d4が形成され、第3の素子固定部16dにおいて
は、第2の舌片部16d2の端縁16c寄りに切欠16
d4が形成されているため、両第1の舌片15d1、1
6d1は折り曲げられず、切欠16d4をもっていて、
体積の小さい方の第2の舌片部15d2、16d2のみ
が折り曲げられる。それ故、第2、第3の素子載置部1
5d3、16d3内に置かれたコンデンサCの各リード
部C1、C2は、第1の舌片部15d1、16d1およ
び第2の舌片部15d2、16d2の両方によって挟み
込まれるのではなく、第2の舌片部15d2、16d2
のみが第1の舌片部15d1、16d1に向けて折り曲
げられることによって挟み込まれるため、コンデンサC
の圧着が不安定に行われない。
【0043】第1、第2、第3のギヤケースカバー側導
電ターミナル14、15、16に備えた第1、第2、第
3のギヤケースカバー側内部接続部14b、15b、1
6bのモータケース2側に遮蔽ブロック10cが形成さ
れている。
【0044】遮蔽ブロック10cは、図8に示されるよ
うに、ギヤケースカバー10のモータケース2側の裏面
から矩形状にして突出形成されたものであり、モータケ
ース2側の端部に連通部当接面10dを有する。この連
通部当接面10dは、前述したギヤケース6の連通部6
bが有する開口面積よりも大きいものとして形成されて
いるため、図1に示されるように、ギヤケースカバー1
0がギヤケース6に組付けられた状態で、ギヤケース6
側の端部に当接して、ギヤケース6の連通部6bを遮蔽
する機能をもつ。
【0045】また、遮蔽ブロック10cには、図8に示
されるように、下端部からほぼ中央部まで第1、第2、
第3のモータケース側導電ターミナル11、12、13
の第1、第2、第3のモータケース側内部接続部11
b、12b、13bが有する幅寸法よりもわずかに大き
い幅寸法でもってそれぞれ切除された3個所のスリット
10e、10e、10eが形成されており、スリット1
0e、10e、10eには、ギヤケースカバー10がギ
ヤケース6に組付けられる際に、第1、第2、第3のモ
ータケース側導電ターミナル11、12、13の第1、
第2、第3のモータケース側内部接続部11b、12
b、13bが挿入可能になっている。
【0046】そして、遮蔽ブロック10cの連通部当接
面10dとは反対側には、図3に示されるように、3個
所の溝状に形成されたターミナル保持部10fが形成さ
れている。ターミナル保持部10fは、第1、第2、第
3のギヤケースカバー側導電ターミナル14、15、1
6の第1、第2、第3のギヤケースカバー側内部接続部
14b、15b、16bが有する幅寸法に略等しい幅寸
法に形成されているため、このターミナル保持部10f
に第1、第2、第3のギヤケースカバー側導電ターミナ
ル14、15、16の第1、第2、第3のギヤケースカ
バー側内部接続部14b、15b、16bが嵌入される
ことによって位置決められて取付けられている。
【0047】ギヤケースカバー10に取付けられた第1
のギヤケースカバー側導電ターミナル14は、ギヤケー
スカバー10上で後述する第3のコンタクトプレート2
0に電気的に接続されて、コネクタ部10aにおいて外
部配線を介して電源50に電気的に接続され、ギヤケー
スカバー10に取付けられた第2のギヤケースカバー側
導電ターミナル15は、第2の外部接続部15aがコネ
クタ部10aにおいて外部配線を介してワイパスイッチ
40に備えた端子Lに電気的に接続され、ギヤケースカ
バー10に取付けられた第3のギヤケースカバー側導電
ターミナル16は、第3の外部接続部16aがコネクタ
部10aにおいて外部配線を介してワイパスイッチ40
に備えた端子Hに電気的に接続される。
【0048】ワイパスイッチ40は、停止モード(OFF)
、低速モード(LOW) 、高速モード(HI)に切換え可能に
なっており、低速モード(LOW)に切換えられると、端子
Bが端子Lに接続されるため、電源50、第1のギヤケ
ースカバー側導電ターミナル14、第1のモータケース
側導電ターミナル11、第1のブラシ23、第2のブラ
シ24、第2のモータケース側導電ターミナル12、第
2のギヤケースカバー側導電ターミナル15、ワイパス
イッチ30の端子L、ワイパスイッチ30の端子B、接
地を通る通電経路が形成され、アーマチュアコイル5d
が各スロット毎に順次励磁されて磁力を発生し、アーマ
チュアコイル5dが発生した磁力と、マグネット3,4
が発生している磁力とによりアーマチュア5が低速で正
回転する。
【0049】上記に反して、ワイパスイッチ40が高速
モード(HI) に切換えられると、端子Bが端子Hに接続
されるため、電源50、第1のギヤケースカバー側導電
ターミナル14、第1のモータケース側導電ターミナル
11、第1のブラシ23、第3のブラシ25、第3のモ
ータケース側導電ターミナル13、第3のギヤケースカ
バー側導電ターミナル16、ワイパスイッチ30の端子
H、ワイパスイッチ30の端子B、接地を通る通電経路
が形成され、アーマチュアコイル5dが各スロット毎に
順次励磁されて磁力を発生し、アーマチュアコイル5d
が発生した磁力と、マグネット3,4が発生している磁
力とによりアーマチュア5が高速で正回転する。
【0050】また、ギヤケースカバー10には、図4に
示されるように、カバー本体10bの下面側の中央に設
けられた枢軸支持部10gの外側の7個所にコンタクト
プレート支持部10h、10h、10h、10h、10
h、10h、10hがそれぞれ備えられている。コンタ
クトプレート支持部10hは、カバー本体10bの裏面
上に小突起状に形成されており、コンタクトプレート支
持部10hには、後述するコンタクトプレート母材80
に丸孔状に形成されたギヤケースカバー位置決め部80
a、80a、80a、80a、80a、80a、80a
がそれぞれ挿入される。
【0051】そしてまた、ギヤケースカバー10には、
図4に示されるように、枢軸支持部10gの外側であっ
て、後述するコンタクトプレート母材80に備えた切断
用つなぎ部80d、80d、80d、80d、80d、
80dに対応した位置に角孔状に形成された治具挿入部
10j、10j、10j、10j、10j、10jがそ
れぞれ設けられているとともに、後述するコンタクトプ
レート母材80に備えた第1の端子部80b2、第2の
端子部80e2が挿入される第1、第2の端子部挿入孔
10k、10mがそれぞれ設けられている。
【0052】コンタクトプレート母材80は、図4に示
されるように、導電性のある金属製板によって第1のコ
ンタクトプレート本体80b、第2のコンタクトプレー
ト本体80e、第3のコンタクトプレート本体80hが
一体的に成形されている。
【0053】第1のコンタクトプレート本体80bに
は、略円盤状に形成されていてカバー本体10bの裏面
に平行に配置される第1の導電範囲を有するとともに、
この第1の導電範囲から外側に延出してカバー本体10
bに向け折り曲げられた第1の端子部80b2を有す
る。第1の端子部80b2はギヤケースカバー10の第
1の端子部挿入孔10kに挿入されたうえで、コネクタ
部10a内に配置されている。
【0054】第2のコンタクトプレート本体80eに
は、第1のコンタクトプレート本体80bの外側に環状
をなす絶縁部形成用空間80cを介し離れてカバー本体
10bの裏面に平行に配置されるとともに、線状に形成
された切断用つなぎ部80d、80d、80d、80d
によって第1のコンタクトプレート本体80bに繋げら
れて一体的に形成された第2の導電範囲を有し、この第
2の導電範囲の端部においてカバー本体10bに向け折
り曲げられた第2の端子部80e2を有する。第2の端
子部80e2はギヤケースカバー10の第2の端子部挿
入孔10hに挿入されたうえで、コネクタ部10a内に
配置されている。
【0055】第3のコンタクトプレート本体80hに
は、略矩形状に形成されていて、第1のコンタクトプレ
ート本体80bの第1の端子部80b2と第2のコンタ
クトプレート本体80eの第2の端子部80e2との間
に、絶縁部形成用空間80cを介し離れてカバー本体1
0bの裏面に平行に配置されるとともに、線状に形成さ
れた切断用つなぎ部80d、80dによって第1のコン
タクトプレート本体80bおよび第2のコンタクトプレ
ート本体80eに繋げられて形成された第3の導電範囲
を有するとともに、この第3の導電範囲の端部に形成さ
れた第3の端子部80h2を有する。第3の端子部80
h2は、ギヤケースカバー10上で第1のギヤケースカ
バー側導電ターミナル14に電気的に接続される。この
際の接続は加締固定が用いられる。
【0056】コンタクトプレート母材80は、第1、第
2、第3のコンタクトプレート本体80b、80e、8
0hが連続的にして一体成形されているため、単一の部
品として製作され、それによって、各コンタクトプレー
トを別々に成形する場合と比べて、材料の歩留りが極端
に少ない。
【0057】コンタクトプレート母材80は、図4に示
されるように、ギヤケースカバー位置決め部80a、8
0a、80a、80a、80a、80a、80aがギヤ
ケースカバー10のコンタクトプレート支持部10h、
10h、10h、10h、10h、10h、10hにそ
れぞれ挿入されることによって位置決められる。このと
き、切断用つなぎ部80d、80d、80d、80d、
80d、80dは治具挿入部10j、10j、10j、
10j、10j、10j上に配置され、第1のコンタク
トプレート本体80bの第1の端子部80b2はギヤケ
ースカバー10の第1の端子部挿入孔10kに挿入さ
れ、第2のコンタクトプレート本体80eの第2の端子
部80e2はギヤケースカバー10の第2の端子部挿入
孔10mに挿入され、第3のコンタクトプレート本体8
0hの第3の端子部80h2は、ギヤケースカバー10
上で第1のギヤケースカバー側導電ターミナル14に電
気的に接続される。
【0058】そして、コンタクトプレート母材80は、
ギヤケースカバー10のコンタクトプレート支持部10
h、10h、10h、10h、10h、10h、10h
がギヤケースカバー位置決め部80a、80a、80
a、80a、80a、80a、80aの上側で熱溶着さ
れるとともに、切断用つなぎ部80d、80d、80
d、80d、80d、80dの上方から、ギヤケースカ
バー10の治具挿入部10j、10j、10j、10
j、10j、10jに図示しない切断用治具が挿入さ
れ、この切断用治具によって切断用つなぎ部80d、8
0d、80d、80d、80d、80dが切断される。
切断用治具によって切断用つなぎ部80d、80d、8
0d、80d、80d、80dが切断される際、コンタ
クトプレート母材80は、ギヤケースカバー位置決め部
80a、80a、80a、80a、80a、80a、8
0aがコンタクトプレート支持部10h、10h、10
h、10h、10h、10h、10hに固定されている
ため、第1、第2、第3のコンタクトプレート本体80
b、80e、80hはギヤケースカバー10に対して位
置ずれすることはない。
【0059】上述したように、単一に成形されたコンタ
クトプレート母材80は、ギヤケースカバー10の所定
位置に一時にして取付けられ、それぞれ分割されること
によって、図3に示されるように、第1のコンタクトプ
レート本体80bより第1のコンタクトプレート18が
成形され、第2のコンタクトプレート本体80eより第
2のコンタクトプレート19が成形され、第3のコンタ
クトプレート本体80hより第3のコンタクトプレート
20が成形される。
【0060】ギヤケースカバー10上にそれぞれ分割し
て配置された第1、第2、第3のコンタクトプレート1
8、19、20の上側には、図3に示されるように、コ
ンタクタ17が配置されている。
【0061】コンタクタ17は、導電性のある金属製板
によって成形されており、枢軸支持部10gに挿入され
た枢軸35により回転可能に支持されており、この枢軸
35を介して中央部が第1のコンタクトプレート18に
電気的に接続されている。
【0062】また、コンタクタ17は、ギヤケースカバ
ー10側に突出していて、第2、第3のコンタクトプレ
ート19、20のいずれか一方に電気的に接続可能であ
り、ギヤケースカバー10上に突出していてホイールギ
ヤ7のコンタクタ係止部7aに係止可能なホイールギヤ
係止部17aが形成されている。
【0063】第1のコンタクトプレート18に電気的に
接続されたコンタクタ17は、ホイールギヤ係止部17
aがホイールギヤ7のコンタクタ係止部7aに係止する
ことによって、ホイールギヤ7とともに回転し、ホイー
ルギヤ7に結合されたワイパ軸30によってワイパブレ
ード31が下部反転位置Bにないときに第2のコンタク
トプレート19に電気的に接続される一方、ワイパブレ
ード31が下部反転位置Bに到達したときに第3のコン
タクトプレート20に電気的に接続される。
【0064】コンタクタ17は、ワイパスイッチ40が
低速モードに切換えられ、アーマチュア5が低速で回転
することによってワイパブレード31が払拭面33の上
部反転位置Aと下部反転位置Bとのあいだを拭っている
途中で、ワイパスイッチ40が停止モード(OFF )に切
換えられることによって、第2のブラシ24の接地経路
がカットオフされても、ワイパブレード31が下部反転
位置Bにないときは第2のコンタクトプレート19に電
気的に接続されることによって接地され、ワイパスイッ
チ40の端子P、端子Lが接地されて、第2のブラシ2
4に接地経路を形成するため、アーマチュア5の回転を
続けさせ、ワイパブレード31が下部反転位置Bに到達
したところで、第3のコンタクトプレート20に電気的
に接続されて、ワイパスイッチ40の端子P、端子Lを
電源50に接続して、第2のブラシ24を介してアーマ
チュアショートさせ、アーマチュア5を急停止させるた
め、ワイパブレード31を所定の停止位置である下部反
転位置Bに停止させる機能をもつ。
【0065】このような構造をなすワイパモータ1は、
第1、第2、第3のギヤケースカバー側導電ターミナル
14、15、16がギヤケースカバー10の遮蔽ブロッ
ク10cのターミナル保持部10fにおいて位置決めら
れて取付けられ、第2のギヤケースカバー側導電ターミ
ナル15の第2の素子固定部15d、第3のギヤケース
カバー側導電ターミナル16の第3の素子固定部16d
に、上述したようにして、コンデンサCのリード部C
1、C2が取付けられたギヤケースカバー10がギヤケ
ース6に取付けられる際、ギヤケースカバー10の遮蔽
ブロック部10cのスリット10e、10e、10eに
第1、第2、第3のモータケース側導電ターミナル1
1、12、13の第1、第2、第3のモータケース側内
部接続部11b、12b、13bが挿入されることによ
って、第1、第2、第3のモータケース側導電ターミナ
ル11、12、13の第1、第2、第3のモータケース
側内部接続部11b、12b、13bが第1、第2、第
3のギヤケースカバー側導電ターミナル14、15、1
6の第1、第2、第3のギヤケースカバー側内部接続部
14b、15b、16bに嵌付けられて電気的に接続さ
れる。
【0066】このとき、第1、第2、第3のモータケー
ス側導電ターミナル11、12、13の第1、第2、第
3のモータケース側内部接続部11b、12b、13b
は、ギヤケース6の連通部6b内に配置され、ギヤケー
ス6の連通部6b内を通ってモータケース2側からギヤ
ケース6の内部に配置された第1、第2、第3のモータ
ケース側導電ターミナル11、12、13の第1、第
2、第3のモータケース側内部接続部11b、12b、
13bの外側に遮蔽ブロック10cが配置されることに
よって、遮蔽ブロック10cのギヤケース当接部10d
がギヤケース6の連通部6bの外側に当接されるため、
ギヤケース6の連通部6bが遮蔽ブロック10cによっ
て遮蔽される。
【0067】ギヤケースカバー10はギヤケース6にビ
ス34がねじ込まれることによって、組付けが終了し、
このワイパモータ1は、車両のボンネットと払拭面33
であるフロンドウインドシールトガラスとの間のカウル
トップパネルの下に取付けられ、出力軸29にモータア
ームの基端部が結合され、モータアームの先端部にリン
クコンロッドの一端部が球面対偶を介して結合され、リ
ンクコンロッドの他端部にピボットアームの先端部が球
面対偶を介して結合され、ピボットアームの基端部にワ
イパ軸30が結合される。ワイパ軸30はカウルトップ
パネルの外側に突出するため、ワイパ軸30にワイパブ
レード31を装着したワイパアーム32が取付けられ、
ギヤケースカバー10上のコネクタ部10aにワイパス
イッチ40、電源50に接続した外部配線を備えた他の
コネクタが嵌付けられる。
【0068】ワイパブレード31が下部反転位置Bで停
止しているワイパの不使用状態から、ワイパスイッチ4
0が低速モードに切換えられると、アーマチュア5が低
速で正回転するため、第1、第2の中間ギヤ8、9を介
してホイールギヤ7が低速で正回転し、ホイールギヤ7
が回転することによって、モータアームと、リンクコン
ロッドと、ピボットアームとにより形成される四接回転
連鎖によってワイパ軸30が往復で回動し、ワイパアー
ム32に内蔵したアームスプリングによってワイパブレ
ード31を払拭面33に押し付けながら上部反転位置A
と下部反転位置Bとのあいだを往復で低速で拭う。この
とき、ホイールギヤ7が回転することによって、ホイー
ルギヤ7のコンタクタ係止部7aがコンタクタ17のホ
イールギヤ係止部17aに係止してコンタクタ17を押
圧するため、コンタクタ17もホイールギヤ7とともに
回転する。
【0069】ワイパブレード31が払拭面33を拭って
いる途中で、ワイパスイッチ40が停止モードに切換え
られると、ワイパブレード31が下部反転位置Bになけ
れば、コンタクタ17が第2のコンタクトプレート19
に接続されているため、ワイパスイッチ40の端子Pが
端子Lに接続され、電源50、第1のギヤケースカバー
側導電ターミナル14、第1のモータケース側導電ター
ミナル11、第1のブラシ23、第2のブラシ24、第
2のギヤケースカバー側導電ターミナル12、第2のギ
ヤケースカバー側導電ターミナル15、端子L、端子
P、第1の端子部80b2、コンタクタ17、第1のコ
ンタクトプレート18、第2のコンタクトプレート1
9、第2の端子部80e2、接地の通電経路が形成され
てアーマチュア5に対する電流供給が続けられ、ワイパ
ブレード31が下部反転位置Bに到達したところで、コ
ンタクタ17が第3のコンタクトプレート20に接続さ
れ、第3のコンタクトプレート20、コンタクタ17、
第1の端子部80b2、端子P、端子L、第2のブラシ
24を通る閉ループのアーマチュアショート回路が形成
されるため、アーマチュア5が急制動してワイパブレー
ド30が下部反転位置Bに停止する。
【0070】また、ワイパブレード31が下部反転位置
Bで停止しているワイパの不使用状態から、ワイパスイ
ッチ40が高速モードに切換えられると、アーマチュア
5が高速で正回転するため、第1、第2の中間ギヤ8、
9を介してホイールギヤ7が高速で正回転し、ホイール
ギヤ7が回転することによって、モータアームと、リン
クコンロッドと、ピボットアームとにより形成される四
接回転連鎖によってワイパ軸30が往復で回動し、ワイ
パアーム32に内蔵したアームスプリングによってワイ
パブレード31を払拭面33に押し付けながら上部反転
位置Aと下部反転位置Bとのあいだを往復で高速で拭
う。このとき、ホイールギヤ7が回転することによっ
て、ホイールギヤ7のコンタクタ係止部7aがコンタク
タ17のホイールギヤ係止部17aを押圧するため、コ
ンタクタ17もホイールギヤ7とともに回転する。
【0071】ワイパブレード31が払拭面33を拭って
いる途中で、ワイパスイッチ40が停止モードに切換え
られると、ワイパブレード31が下部反転位置B以外に
あれば、コンタクタ17が第2のコンタクトプレート1
9に接続されているため、ワイパスイッチ40の端子P
が端子Lに接続され、電源50、第1のギヤケースカバ
ー側導電ターミナル14、第1のモータケース側導電タ
ーミナル11、第1のブラシ23、第2のブラシ24、
第2のギヤケースカバー側導電ターミナル12、第2の
ギヤケースカバー側導電ターミナル15、端子L、端子
P、第1の端子部80b2、コンタクタ17、第1のコ
ンタクトプレート18、第2のコンタクトプレート1
9、第2の端子部80e2、接地の通電経路が形成され
てアーマチュア5に対する電流供給が続けられ、ワイパ
ブレード30が下部反転位置Bに到達したところで、コ
ンタクタ17が第3のコンタクトプレート20に接続さ
れ、第3のコンタクトプレート20、コンタクタ17、
第1の端子部80b2、端子P、端子L、第2のブラシ
24を通る閉ループのアーマチュアショート回路が形成
されるため、アーマチュア5が急制動してワイパブレー
ド30が下部反転位置Bに停止するものとなる。
【0072】そして、ワイパモータ1のアーマチュア5
が低速で回転する際や、高速で回転する際に、第2のブ
ラシ24、第3のブラシ25に流れる電流がカットオフ
された際に発生しうる電気的な雑音(ノイズ)は第2の
ギヤケースカバー側導電ターミナル15の第2の素子固
定部15c1および第3のギヤケースカバー側導電ター
ミナル16の第3の素子固定部16c1に直列に接続さ
れたコンデンサCが電荷を蓄えることによって消去され
るものとなる。
【0073】図10ないし図12には、この発明に係わ
るワイパモータの第2実施例が示されている。
【0074】この場合、第2、第3のギヤケースカバー
側導電ターミナル15、16に有する第2、第3の素子
固定部15d、16dには、第2、第3のギヤケースカ
バー側導電ターミナル15、16において、第1の端縁
15c、16cに対して段差状をなす第2の端縁15
e、16eをそれぞれ有し、第1の舌片部15d1、1
6d1が第1の端縁15c、16cから略矩形状に上方
に向けそれぞれ突出しており、第2の舌片部15d2、
16d2が第1の端縁15c、16cよりも下がって配
置された第2の端縁15e、16eから略矩形状に上方
に向けそれぞれ突出している。そして、第1の舌片部1
5d1、16d1に比べて体積が小さい第2の舌片部1
5d2、16d2の第2の端縁15e、16e寄りに、
切欠15d4、15d4がそれぞれ形成されている。
【0075】そして、この場合、第2の素子固定部15
d、第3の素子固定部16dは、図4に示されるものと
同様にして、ギヤケースカバー10の裏面上にそれぞれ
対向配置されているため、図10に示されるように、第
2の素子載置部15d3、第3の素子載置部16d3内
にコンデンサCの一方、他方のリード部C1、C2が置
かれ、図11に示される状態から、切欠15d4、16
d4をもつ第2の舌片部15d2、16d2が、図示し
ない治具によって上方から押圧されることにより、図1
2に示されるように、切欠をもたない第1の舌片部15
d1、16d1に向けて折り曲げられることによって、
第2の舌片部15d2、16d2がコンデンサCの一
方、他方のリード部C1、C2に圧着することにより、
電気的に直列に接続される。
【0076】そしてまた、この場合、第2の素子固定部
15dにおいては、第2の舌片部15d2の第2の端縁
15e寄りに切欠15d4が形成され、第3の素子固定
部16dにおいては、第2の舌片部16d2の端縁寄り
に切欠16d4が形成されているため、両第1の舌片1
5d1、16d1は折り曲げられず、切欠16d4をも
っていて、体積の小さい方の第2の舌片部15d2、1
6d2のみが折り曲げられる。それ故、第2、第3の素
子載置部15d3、16d3内に置かれたコンデンサC
の各リード部C1、C2は、第1の舌片部15d1、1
6d1および第2の舌片部15d2、16d2の両方に
よって挟み込まれるのではなく、第2の舌片部15d
2、16d2のみが第1の舌片部15d1、16d1に
向けて折り曲げられることによって挟み込まれるため、
コンデンサCの圧着が不安定に行われない。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるワイパモータによれば、受動素子は、二
股状に形成された一対の素子挟込用の舌片部のうちの一
方のみが他方に向け折り曲げられることによって、導電
ターミナルに挟持される。その際、一対の素子挟込用の
舌片部のうちの一方にもつ切欠によって、切欠のない他
方は折り曲げられずに、一方のみが他方に向け折り曲げ
られるため、一方が他方に向けて折り曲げられることに
よって受動素子が挟持されるので、受動素子への圧着が
両方の舌片部によって不安定に行われないものとなり、
導電ターミナルに受動素子を取付けるに際し、受動素子
のリード部の両側に配置された舌片部の一方のみを他方
に向け折曲することにより、受動素子を導電ターミナル
に確実に取付けることによって、受動素子の導通不良や
外れがなくなるという優れた効果を奏する。
【0078】この発明の請求項2、請求項3、請求項4
に係わるワイパモータによれば、請求項1と同様にし
て、受動素子のリード部への圧着が両方の舌片部によっ
て不安定に行われないものとなり、導電ターミナルに受
動素子を取付けるに際し、受動素子のリード部の両側に
配置された舌片部の一方のみを他方に向け折曲すること
により、受動素子を導電ターミナルに確実に取付けるこ
とによって、受動素子の導通不良や外れがなくなるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるワイパモータの第1実施例の
一部破断側面図である。
【図2】図1に示したワイパモータの一部破断平面図で
ある。
【図3】図1に示したワイパモータにおいてのギヤケー
スカバーの外観斜視図である。
【図4】図1に示したワイパモータにおいてのギヤケー
スカバーとコンタクトプレートとの組付関係を説明する
各部品の外観斜視図である。
【図5】図1に示したワイパモータにおいての導電ター
ミナルに受動素子を取付ける際の手順を説明する外観斜
視図である。
【図6】図1に示したワイパモータにおいての導電ター
ミナルに受動素子を取付ける際の手順を説明する外観斜
視図である。
【図7】図1に示したワイパモータにおいての導電ター
ミナルに受動素子を取付ける際の手順を説明する外観斜
視図である。
【図8】図1に示したワイパモータにおいてのギヤケー
スカバーとギヤケースとの組付関係を説明する各部品の
外観斜視図である。
【図9】図1に示したワイパモータにおいての回路構成
図である。
【図10】この発明に係わるワイパモータの第2実施例
において導電ターミナルに受動素子を取付ける際の手順
を説明する外観斜視図である。
【図11】この発明に係わるワイパモータの第2実施例
において導電ターミナルに受動素子を取付ける際の手順
を説明する外観斜視図である。
【図12】この発明に係わるワイパモータの第2実施例
において導電ターミナルに受動素子を取付ける際の手順
を説明する外観斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイパモータ 2 モータケース 3 マグネット 4 マグネット 5 アーマチュア 9 ギヤケース 11 第1のモータケース側導電ターミナル(導電ター
ミナル) 12 第2のモータケース側導電ターミナル(導電ター
ミナル) 13 第3のモータケース側導電ターミナル(導電ター
ミナル) 14 第1のギヤケースカバー側導電ターミナル(導電
ターミナル) 15 第2のギヤケースカバー側導電ターミナル(導電
ターミナル) 15c 第1の端縁(端縁) 15d1 第1の舌片部(舌片部) 15d2 第2の舌片部(舌片部) 15d3 第2の素子載置部 15d4 切欠 15e 第2の端縁 16 第3のギヤケースカバー側導電ターミナル(導電
ターミナル) 16c 第1の端縁(端縁) 16d1 第1の舌片部(舌片部) 16d2 第2の舌片部(舌片部) 16d3 第3の素子載置部 16d4 切欠 16e 第2の端縁 23 第1のブラシ(ブラシ) 24 第2のブラシ(ブラシ) 25 第3のブラシ(ブラシ) 29 出力軸 30 ワイパ軸 C 受動素子 C1 リード部 C2 リード部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースと、 上記モータケースに結合されたギヤケースと、 上記モータケースの内側に取付けられたマグネットと、 上記マグネットの内側に配置され、通電により回転可能
    なアーマチュアと、 上記アーマチュアに通電可能に配置された複数個のブラ
    シと、 上記ブラシに電気的に接続されているとともに、外部に
    接続される内部回路形成用の複数個の導電ターミナル
    と、 上記ギヤケース内に収容され、上記アーマチュアの回転
    によりワイパ軸を往復回動可能な出力軸と、 上記導電ターミナルのうちの2個に直列にして電気的に
    接続される受動素子と、 上記導電ターミナルに一体的にして、該導電ターミナル
    の対向する位置にそれぞれ二股状に形成された一対の素
    子挟込用の舌片部と、 上記一対の舌片部の少なくとも一方に形成され、該一対
    の舌片部の一方を他方に向け折曲可能にして上記受動素
    子を挟持する切欠を備えていることを特徴とするワイパ
    モータ。
  2. 【請求項2】 素子挟込用の舌片部には、導電ターミナ
    ルの単一面をなす端縁から突出形成された第1の舌片部
    および第2の舌片部と、該第1、第2の舌片部のあいだ
    に配置され、素子に有するリード部が配置される素子載
    置部が形成され、 切欠は、第1の舌片部および第2の舌片部のいずれか一
    方の端縁寄りに形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のワイパモータ。
  3. 【請求項3】 素子挟込用の舌片部には、導電ターミナ
    ルにおいて、互いに段差状をなす第1の端縁および第2
    の端縁のうちの第1の端縁から突出形成された第1の舌
    片部と、該第1の端縁よりも下がって配置された第2の
    端縁から突出形成された第2の舌片部と、該第1、第2
    の舌片部のあいだに配置され、素子に有するリード部が
    配置される素子載置部が形成され、 切欠は、第2の舌片部の第2の端縁寄りに形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のワイパモータ。
  4. 【請求項4】 第1、第2の舌片部の体積は、切欠が形
    成されている方が小さいことを特徴とする請求項2また
    は3に記載のワイパモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232585A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Mitsuba Corp ワイパモータ

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