JPH09226668A - 自転車用変速操作装置 - Google Patents
自転車用変速操作装置Info
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Landscapes
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Abstract
1操作体及び巻取体の他方方向の回転を行スライド操作
式の第2操作体が巻取体の径方向外方に突出ししないよ
うな構造をもつ自転車用操作装置を提供すること。 【解決手段】揺動回転変位式の第1操作体(20)は、巻取
体(50)の軸芯(X) に対して同芯状に配置されるとともに
巻取体の軸芯周りに揺動回転可能なボス部(22)と、この
ボス部から巻取体の軸芯に沿って延びているレバー部(2
1)とからなり、直線スライド変位式の第2操作体(80)は
前記巻取体の軸芯に対して同芯状に配置されるとともに
巻取体の軸芯に沿って直線移動可能であり、第1操作体
(20)が変速操作装置の下面を構成し、第2操作体(80)が
変速操作装置の上面を構成している。
Description
して変速装置を操作するため、前記変速ケーブルを巻き
取るために軸芯回りに回転可能な巻取体と、前記巻取体
を一方方向に回転させる揺動回転変位式の第1操作体
と、前記巻取体を他方方向に回転させる直線スライド変
位式の第2操作体を備えた自転車用変速操作装置に関す
る。
作装置としては、例えば、特開昭61ー222889号
公報から知られており、これによれば、リング体として
形成された巻取体の外周面に形成された歯に噛み合うラ
チェット爪を介して揺動回転式の第1操作体が変速操作
装置の側壁から突き出した状態で設けられており、さら
に巻取体の両端面の外縁領域にはそれぞれ変速位置を決
定するラチェット歯と一時的に巻取体の位置保持を行う
切り欠き部が形成されており、このラチェット歯と切り
欠き部の一部を挟み込むように配置された上側ラチェッ
トと下側ラチェットを設けた第2操作体が巻取体の回転
軸芯に沿ってスライド可能に備えられている。この巻取
体の変速時の一方方向の回転は揺動回転式の第1操作体
によって行われ、その際操作レバーの変位は巻取体の外
周面に形成された歯に噛み合うラチェット爪を介して巻
取体に伝達される。巻取体の変速時の他方方向への回転
は、操作体を押し下げることによりこの操作体に設けら
れた上側ラチェットを切り欠き部内に侵入させるととも
にこの操作体に設けられた下側ラチェットを変速位置決
め用ラチェットから外し、リターンバネによる作用によ
り上側ラチェットが切り欠き部のストッパ壁に接当する
まで巻取体を戻し回転させ、その後操作手段の上昇移動
により下側ラチェットを変速位置決め用ラチェット歯に
侵入させるとともに上側ラチェットを切り欠き部内から
退避させることで実現する。
作装置は、第1操作体のラチェット爪が巻取体の側方か
ら突き出すため、これをさらに覆うカバー体が必要とな
り、変速操作装置全体の構造が大がかりなものとなる。
同様に第2操作体の方も、その上側ラチェットと下側ラ
チェットとが巻取体の径方向外方から挟み込むような形
態を採用しているため、第2操作体の構造は、巻取体の
回転軸芯から局部的に側方に突き出すような形となる。
巻取体の側方から突出する2つの主要な部材の存在は変
速操作装置のコンパクト化の障害となるだけでなく、デ
ザイン的にも取付の自由度に関しても問題がある。
を行う揺動操作式の第1操作体及び巻取体の他方方向の
回転を行スライド操作式の第2操作体が巻取体の径方向
外方に突出ししないような構造をもつ自転車用操作装置
を提供することである。
め、本発明による変速操作装置では、揺動回転変位式の
第1操作体は、巻取体の軸芯に対して同芯状に配置され
るとともに巻取体の軸芯周りに操作始端と操作終端との
間で揺動回転可能なボス部と、このボス部から巻取体の
軸芯に沿って延びているレバー部とからなり、
取体の軸芯に対して同芯状に配置されるとともに巻取体
の軸芯に沿って操作始端と操作終端との間で直線移動可
能であり、第1操作体が変速操作装置の下面を構成し、
第2操作体が変速操作装置の上面を構成している。
操作体と直線スライド変位式の第2操作体の両方が巻取
体の軸芯に対して同芯状に配置されるとともに、第1操
作体が変速操作装置の下面を構成し、第2操作体が変速
操作装置の上面を構成するように巻取体を上側と下側と
から挟み付けている。これにより、変速操作装置の全体
構造は、実質的にほぼ巻取体の外径を直径とする細い円
筒体の形態となり、第1操作体のレバー部だけが、ハン
ドルバーに取り付けられた場合のサイクリストの変速操
作を楽にするためその円筒体の底面から軸芯方向に延び
ているだけであり、外観がすっきりしているだけでな
く、コンパクト化のために適した構造が得られたのであ
る。
操作体のボス部の外周壁が前記変速操作装置の側壁を構
成しているものが提案されるが、これにより、変速操作
装置のハウジングが不要となり、部品点数の低減とコン
パクト化にさらに貢献することができる。さらに、その
場合において、ボス部内に巻取体を収納する構造を採用
するなら、一層のコンパクト化が可能となる。
ンド体などの取り付け金具を用いて自転車ハンドルバー
の上面に取り付けられるので、第1操作体のレバー部が
取り付けられた自転車ハンドルバーの下面を超えて延び
るように構成することで、ハンドルバーを握った手の親
指で第2操作体を押し込み操作するとともに第1操作体
をも揺動操作することが可能となり、操作性が向上す
る。指操作をより快適なものとするためには、第1操作
体のレバー部の先端に、前記巻取体軸芯の径方向外方に
延びた指当て部を形成することが好ましい。
ら操作始端へ戻り動作は、自動的に行なわれることが望
ましいが、これは操作終端から操作始端へ方向に第1操
作体と第2操作体のそれぞれが付勢されることによって
達成される。付勢の方法は、磁気的手段や弾性的手段な
どが考えられるが、バネによる付勢がコスト的に最適で
ある。
面を用いた発明の実施の形態の説明により明らかになる
だろう。
バー100にバンド体2とブラケット3を用いて取り付
けられている本発明による自転車用変速操作装置1が示
されている。この変速操作装置1は、基本的には、軸芯
Xをもつ筒軸10と、回転揺動操作される第1操作体2
0と、クラッチ部材30と、前記筒軸10に固定される
固定ガイド部材40と、変速ケーブル4を巻き取るため
の巻取体50と、アイドラー60と、ベース部材70
と、第2操作体80とから構成されている。第1操作体
20、クラッチ部材30、固定ガイド部材40、巻取体
50、アイドラー60、ベース部材70、第2操作体8
0は全て軸芯Xに対して同芯状に配置されており、この
ことからこれらの全ての部材は、筒軸10に対して軸芯
Xの方向に挿入していくことで組み付けることができ
る。このことがよく理解できるように、図3には変速操
作装置1の主要部材を軸芯X方向に分離させた分解図が
示されており、さらに図3における矢視IVから見た平面
図が図4に、図3における矢視V から見た平面図が図5
に、図3における矢視VIから見た平面図が図6に、図3
における矢視VII から見た平面図が図7に、図3におけ
る矢視VIIIから見た平面図が図8に、図3における矢視
XIから見た平面図が図9に示されている。
定ボルト15に外嵌装着され、ナット16によって締め
付け固定される。筒軸10の外周には軸芯Xに平行に延
びたアウタースプライン11が形成されている。
ており、ボス部22とこのボス部22の底部24の軸芯
Xから偏芯した位置に取り付けられたレバー部21を備
えている。このレバー部21は、この変速操作装置1が
バンド体2とブラケット3を介してハンドル100の上
面に取り付けられた状態で、ハンドル100の上面から
下面に至るまで延びており、さらに下面と同レベルのと
ころで軸芯Xの径方向外方に屈曲して指当て部21aが
形成されており、サイクリストがハンドルバーのグリッ
プを握った手の親指などで操作しやすくなっている。な
お、後で詳しく述べられるが、第2操作体80もサイク
リストがハンドルバーのグリップを握った手の親指で操
作しやすいようにハンドルバーの上面からそれほど高く
ない位置にくる。ボス部22は、外周壁23と中心孔2
5を設けた底部24とからなり、外周壁23は、この変
速操作装置1の外周側壁の大部分を形成している。さら
に、底部24には軸芯X方向に延びた環状突起26が立
設している。この環状突起26の内周には軸芯Xに平行
に延びたインナースプライン26aが形成されている。
グ状のクラッチ部材30が装着されている。図9から明
きらかなように、クラッチ部材30の外周には環状突起
26のインナースプライン26aに係合するようにアウ
タースプライン30aが形成されている。これにより、
クラッチ部材30は第1操作体20と一体的に軸芯X周
りに回転するとともに第1操作体20に対して軸芯X方
向に摺動可能である。さらにクラッチ部材30には、そ
の上面に18個の係合歯部30bが周方向に分布配置さ
れているとともに、その内周には周方向に傾斜面をもっ
た径方向突起部として形成された6個のカムフォロア3
0cが周方向に分布配置されている。なお、第1操作体
20のボス部22とクラッチ部材30との間には第1バ
ネ35が介装されており、クラッチ部材30を上方に押
し上げ付勢している。
間に筒状の固定ガイド部材40の下部が差し込まれてい
る。固定ガイド部材40の内周には、筒軸20のアウタ
ースプライン11と係合するようにインナースプライン
40aが形成されており、これにより固定ガイド部材4
0は軸芯X周りの回転が不能となっている。固定ガイド
部材40の上部には鍔部41が設けられており、図8か
ら明らかなように、この鍔部41の下面には周方向に傾
斜面をもった6個のカム41aが周方向に分布配置され
ている。カムフォロア30cとカム41aが対向してそ
れぞれの傾斜面の先端領域で接当する固定ガイド部材4
0とクラッチ部材30との相対回転位置では、クラッチ
部材30は第1バネの付勢力にもかかわらず第1操作体
2の底部24から離れないが、カムフォロア30cとカ
ム41aが対向しない固定ガイド部材40とクラッチ部
材30との相対回転位置では、クラッチ部材30は第1
バネの付勢力により軸芯X方向に変位して第1操作体2
の底部24から離れる。つまりカムフォロア30cとカ
ム41aは、クラッチ部材30を第1操作体2の底部2
4に接当又は近接した第1位置と底部24から離れた第
2位置との間で変位させるカム機構5を作り出してい
る。
1と外周壁53に鍋状の形態を採用しており、図7から
明らかなように、その底部51の下面にはクラッチ部材
30の係合歯部30bと係合可能な18個の被係合歯部
51aが周方向に分布配置されている。つまり、係合歯
部30bと被係合歯部51aは、クラッチ部材30が第
1位置の時互いに離脱し、クラッチ部材30が第2位置
の時互いに係合する噛み合い機構6を作り出している。
巻取体50の外周壁53の外周には変速ケーブル4を固
定し巻き取るのためのケーブル溝53aが設けられてお
り、外周壁53の内周には軸芯X方向に延びたインナー
スプライン53bが形成されている。第1図から明らか
なようにクラッチ部材30は、第1操作体20のボス部
22と固定ガイド部材40と巻取体50によって形成さ
れる環状空間内に配置されている。
その外周に巻取体50のインナースプライン53bに係
合するアウタースプライン60aが形成されている。こ
れにより、アイドラー60は、巻取体50と一体的に軸
芯X周りに回転するとともに巻取体50に対して軸芯X
方向に摺動可能である。図6から明らかなように、巻取
体50の内周は2段に形成されており、大径の方の内周
面には18個の係合歯部60bが周方向に分布配置され
ており、その小径の方の内周面には傾斜面をもつ9個の
被ガイド部60cが周方向に分布配置されている。な
お、巻取体50の底部51とアイドラー60との間には
第2バネ65が介装されており、アイドラー60を軸芯
X方向に沿って上方に押し上げ付勢している。
部71から径方向外方に延びた円板部72とから構成さ
れ、円板部72の円筒部71との境界領域に4個の貫通
孔73が周方向に分布するように設けられている。図5
から明らかなように、円板部72の下面には、アイドラ
ー60の係合歯部60bに係合可能な18個の被係合歯
部72aが周方向に分布配置されている。アイドラー6
0は第2バネ65によって上方に付勢されているため、
通常被係合歯部72aに係合歯部60bが係合した状態
となる。円板部72の上面はアーチ屋根状に形成されて
おり、変速操作装置1の上部外形を形成している。円筒
部71の内周には、筒軸10のアウタースプライン11
と係合するように軸芯X方向に延びたインナースプライ
ン71aが形成されており、この係合とナット16の締
め付けによりベース部材70は筒軸10に固定されてい
る。
ての形態をもつ第2操作体80は、リング部81とこの
リング部81の上面から軸芯X方向に沿って延びた4個
の脚部82とから構成され、この脚部82はベース部材
70の貫通孔73に下面側から差し込まれれ、貫通孔7
3を往復摺動する。図4から明らかなように、リング部
81の下面には、アイドラー60の被ガイド部60cの
傾斜面と接当可能な傾斜面をもつ6個のガイド部81a
が周方向に分布配置されている。第2操作体80を押し
下げることによって、アイドラー60の被ガイド部60
cと第2操作体80のガイド部81aが接当し、さらに
アイドラー60を第2バネ65に抗して押し下げること
で、ベース部材70の被係合歯部72aとアイドラー6
0の係合歯部60bとを離脱させることができる。アイ
ドラー60とベース部材70との係合が外れると、巻取
体50と連動回転するアイドラー60は、操作ケーブル
4の引張力、これは一般には変速装置のリターンバネに
基づくものであるが、この引張力によって回転するが、
第2バネ65とガイド部81aの傾斜面の傾斜方向によ
りアイドラー60の係合歯部60bは次のベース部材7
0の被係合歯部72aに係合するように移動する。つま
り、アイドラー60の係合歯部60bとベース部材70
の被係合歯部72aは、巻取体50を所定の回転位置に
保持する保持係合機構7を作り出している。また、第2
操作体80のガイド部81aとアイドラー60の被ガイ
ド部60cは、巻取体50の回転位置の変更のためアイ
ドラー60の係合歯部60bを次のベース部材70の被
係合歯部72aに係合させる傾斜ガイド機構8を作り出
している。
されるため、脚部82の先端にキャップ90が装着され
る。第2操作体80が第2バネ65によって上方位置に
保持されている際このキャップ90の上面はベース部材
70の円板部72の上面とほぼ同レベルになるように設
計されており、このキャップ90が第2操作体80に操
作ボタンのような外観を与えている。
バネ85が介装されており、第2操作体80をホームポ
ジションである操作始端位置に維持するように付勢して
いる。
操作体20の操作始端から操作終端までの揺動変位によ
って巻取体50を巻き上げ操作し、第2操作体80の操
作始端から操作終端までの直線スライド変位によって巻
取体50を巻き戻し操作する。第2操作体80は第3バ
ネ85によって操作終端から操作始端へ復帰させられ、
第1操作体20はここでは図示されていない復帰バネに
より操作終端から操作始端へ復帰させらる。
装置1の変速操作時の作用を説明する;なお、図10は
巻取体50の巻き上げ操作を示しており、その中で第1
操作体20とクラッチ部材30と固定ガイド部材40と
巻取体50とがその動きだけを理解することを目的とし
て模式的に示されており、実際の構造を表しているわけ
ではない。同様に、図11は巻取体50の巻き戻し操作
を示しており、その中で巻取体50とアイドラー60と
ベース部材70と第2操作体80とがその動きだけを理
解することを目的として模式的に示されており、実際の
構造を表しているわけではない。
から説明する。図10(a)は変速操作前の状態を示し
ており、第1操作体20はホームポジションである操作
始端に位置している。この状態では、カム機構5のカム
フォロア30cの傾斜面はカム41aの傾斜面の頂部付
近に接当しており、第1バネ35の付勢力にもかかわら
ずクラッチ部材30はこの位置で静止しており、その際
噛み合い機構6の係合歯部30bと被係合歯部6とが離
脱しており、巻き戻し方向に付勢されている巻取体50
はアイドラー60を介して固定ベース部材70によって
保持されている。この噛み合い機構6が離脱している位
置をクラッチ部材30の第1位置と称する。この状態の
変速操作装置1の部分断面図が図1に示されている。
れていない復帰バネの付勢力に抗して巻き上げ方向に揺
動し始めた状態を示している。この第1操作体20の揺
動により、第1バネ35の付勢力でカムフォロア30c
はカム41aの傾斜面を滑り下り始め、その結果噛み合
い機構6の係合歯部30bと被係合歯部51aとが係合
する位置に近づいていく。クラッチ部材30は、第1操
作体20に対してはインナースプライン26aとアウタ
ースプライン30aを用いて軸芯X方向に摺動する。
揺動し、クラッチ部材30が巻取体50に接近し、噛み
合い機構6の係合歯部30bと被係合歯部6が完全に係
合する状態を示している。噛み合い機構6が係合してい
る位置をクラッチ部材30の第1位置と称する。さらな
る第1操作体20の揺動は噛み合い機構6を介して巻取
体50を巻き上げ方向に回転させていく。
端位置まで揺動された状態を示している。この状態では
巻取体20は次の変速位置に対応する回転位置まで回転
しており、これにより変速装置は次の変速位置に切り換
わる。この状態の変速操作装置1の部分断面図が図12
に示されている。
操作体20が図示されていない復帰ばねの作用で、ある
いは手動により、ホームポジションに戻り始めた状態を
示している。次の変速位置に対応する回転位置まで回転
した巻取体20は、アイドラー60と固定ベース部材7
0の間に設けられている保持係合機構7により、その位
置に保持される。つまり保持係合機構7は、アイドラー
60、つまり巻取体50の巻き上げ方向の回転は許す
が、巻取体50の巻き戻し方向の回転は禁止しているか
らである。このことから、クラッチ部材30は、係合歯
部30bが被係合歯部51aの傾斜面を沿って摺動する
にともなって巻取体50から離脱していく。
ームポジションに復帰した状態を示している。この状態
では、図10(a)と同様、カム機構5のカムフォロア
30cの傾斜面はカム41aの傾斜面の頂部付近に接当
していることからクラッチ部材30は第1位置に戻り、
噛み合い機構6の係合歯部30bと被係合歯部6はその
係合を解いている。
作を説明する。図11(a)は変速操作前の状態を示し
ており、第2操作体80はホームポジションである操作
始端に位置している。この状態では、保持係合機構7の
係合歯部60bは被係合歯部72aに噛み合っており、
アイドラー60、つまり巻取体50は操作ケーブル4に
よる巻き戻し方向のトルクにもかかわらず、固定ベース
部材70に保持されている。この係合歯部60bと被係
合歯部72aの係合を確実なものとするため、アイドラ
ー60は第2バネ65によって固定ベース部材70の方
へ付勢されている。この係合歯部60bが被係合歯部7
2aに係合しているアイドラー60の位置を第1位置と
称する。この状態の変速操作装置1の部分断面図が図1
に示されている。
ネ85の付勢力に抗して押し込まれ、第2操作体80の
先端に設けられたガイド部81aの傾斜面とアイドラー
60に設けられた被ガイド部60cの傾斜面とが接当
し、第2操作体80がアイドラー60を第1位置から図
面右方に移動させている状態を示している。このアイド
ラー60の右方への移動により保持係合機構7の係合歯
部60bは被係合歯部72aから離脱し始める。
操作終端位置まで押し込まれ、その結果保持係合機構7
の係合歯部60bが被係合歯部72aから離脱する第2
位置までアイドラー60が移動した状態を示している。
この状態の変速操作装置1の部分断面図が図13に示さ
れている。
外れ、アイドラー60が巻き戻し方向に回転し始めた状
態を示している。係合歯部60bが被係合歯部72aか
ら離脱すると、アイドラー60には、巻き戻し方向に回
転しようとする力と第2バネにより固定ベース部材70
の方に押しやる力が作用し、かつ傾斜ガイド機構8を構
成するガイド部81aの傾斜面とアイドラー60に設け
られた被ガイド部60cの傾斜面の傾斜方向とから、ア
イドラー60の係合歯部60bは固定ベース部材70の
次の被係合歯部72aに係合するように移動する。
巻取体50とともに巻き戻し方向に回転している状態を
示している。アイドラー60は、その回転にともなっ
て、第2バネ65により固定ベース部材70の方に移動
し、第1位置に戻っていく。同時に第2操作体80も第
3バネ85により操作始端位置に戻っていく。
部60bが固定ベース部材70の次の被係合歯部72a
に係合して静止した状態を示している。この過程で、巻
取体50はインナースプライン53bとアウタースプラ
イン60aを介してアイドラー60と一体的に回転する
ため、この一連のアイドラー60の回転変位により変速
ケーブルが1変速段に対応する長さだけ巻き戻される。
これにより、変速装置の変速切り換えが完了する。
噛み合い機構6、保持係合機構7、そして傾斜ガイド機
構8の具体的構造として、傾斜突起形状が採用されてい
たが、本発明は、この形状に限定しているのではなく、
公知の種々の幾何学的形状による係合構造や力学的係合
構造を採用することができる。
分断面側面図
説明図
す展開模式図
す展開模式図
断面側面図
断面側面図
Claims (6)
- 【請求項1】変速ケーブルを介して変速装置を操作する
ため、前記変速ケーブルを巻き取るために軸芯回りに回
転可能な巻取体と、前記巻取体を一方方向に回転させる
揺動回転変位式の第1操作体と、前記巻取体を他方方向
に回転させる直線スライド変位式の第2操作体を備えた
自転車用変速操作装置において、 前記第1操作体は、前記巻取体の軸芯に対して同芯状に
配置されるとともに前記巻取体の軸芯周りに操作始端と
操作終端との間で揺動回転可能なボス部と、このボス部
から前記巻取体の軸芯に沿って延びているレバー部とか
らなり、 前記第2操作体は前記巻取体の軸芯に対して同芯状に配
置されるとともに前記巻取体の軸芯に沿って操作始端と
操作終端との間で直線移動可能であり、 前記第1操作体が前記変速操作装置の下面を構成し、前
記第2操作体が前記変速操作装置の上面を構成している
ことを特徴とする自転車用変速操作装置。 - 【請求項2】前記ボス部の外周壁が前記変速操作装置の
側壁を構成していることを特徴とする請求項1に記載の
自転車用変速操作装置。 - 【請求項3】前記ボス部内に前記巻取体が収納されてい
ることを特徴とする請求項2に記載の自転車用変速操作
装置。 - 【請求項4】前記変速操作装置は、取り付け金具を用い
て自転車ハンドルバーの上面に取り付け可能であり、そ
の際前記第1操作体のレバー部は前記自転車ハンドルバ
ーの下面を超えて延びていることを特徴とする請求項1
に記載の自転車用変速操作装置。 - 【請求項5】前記第1操作体のレバー部の先端には、前
記巻取体軸芯の径方向外方に延びた指当て部が形成され
ていることを特徴とする請求項4に記載の自転車用変速
操作装置。 - 【請求項6】前記第1操作体と前記第2操作体はその操
作終端から操作始端への方向に付勢されていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自転車用変速
操作装置。
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-
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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