JPH09226713A - 梱包機等のバンド引き出しローラ - Google Patents

梱包機等のバンド引き出しローラ

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JPH09226713A
JPH09226713A JP3697196A JP3697196A JPH09226713A JP H09226713 A JPH09226713 A JP H09226713A JP 3697196 A JP3697196 A JP 3697196A JP 3697196 A JP3697196 A JP 3697196A JP H09226713 A JPH09226713 A JP H09226713A
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JP
Japan
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band
roller
locking
pull
shaft portion
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Application number
JP3697196A
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English (en)
Inventor
Akira Nagashima
彬 長島
Tadashige Kondo
忠成 近藤
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Kioritz Corp
Original Assignee
Kyoritsu Noki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包機のバンド充填・プール機構、バンド引
き出しロール、及び、バンドリールとの間に生じるバン
ドの緩み起因する前記バンド引き出しローラのバンド移
送の阻害要因を解消する。 【解決手段】 バンド引き出しローラ50のバンド係止
体52、152に糸巻状ローラ体51の周方向の二箇所
でバンドBを湾曲して摩擦係止する係止部52b,15
2bを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状のバンド
等の帯状体をバンドリールから引き出し案内するための
バンド引き出しローラーに関し、特に、被梱包物にポリ
プロピレン等の熱可塑性樹脂からなるテープ状のバンド
を巻き付けると共に、その重合部分を溶着接合して結束
する作業を行う処理機構を備えた梱包機のバンド引き出
しローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の梱包機は、例えば自動式
のものでは、被梱包物が載置される作業テーブルを有す
る箱型の本体ハウジング上にバンド案内用のアーチ部が
設けられると共に、作業テーブルの下側にバンドの送り
出し、引き締め、接合、切断等を行う結束機構が配され
ている。
【0003】また、前記作業テーブルの下部には、前記
結束機構に移送するためのバンドを一時貯留するための
バンド充填・プール機構と、該バンド充填・プール機構
へバンドを供給するためのバンドコイルを装填したバン
ドリールを備えている。そして、このようなバンドリー
ルを備えた梱包機においては、前記バンドリールに巻回
されたバンドコイルの乱れや緩みを防止するために、バ
ンドの引き出し時以外は、常時、前記バンドリールの回
動を制止するバンドリールブレーキ装置が装備されてい
る。本出願人は、該バンドリールブレーキ装置の新規な
作動機構を特願平6ー219298号として既に提案し
ている。
【0004】該提案のバンドリールブレーキ装置は、前
記バンドリールのリール軸のバンドリール取付部材側の
端部に外装されて前記バンドリールのドラムと一体的に
回動するようにされたVプーリ状のブレーキプーリと、
該ブレーキプーリに遊転可能に巻回された無端帯のVベ
ルトと、前記ブレーキ装置の作動時に前記Vベルトを緊
張させ係止させると共に解除時にVベルトを遊転状態と
する揺動ブレーキアームと、付勢ばね、及び、前記揺動
ブレーキアームの揺動自由端の軸部に摺動かつ回転可能
に装着されたバンド引き出しローラとで構成されてい
る。
【0005】前記バンドリールのバンドコイルから引き
出されたバンドは、前記バンド引き出しローラに掛け回
されて方向転換をした後、前記バンド充填・プール機構
へ導かれている。該バンド充填・プール機構が作動して
バンドが該機構に牽引されると、前記バンド引き出しロ
ーラが該バンドによって移動され、該ローラを装着して
いる前記揺動ブレーキアームが揺動して、前記バンドリ
ールのブレーキ状態を解除して回転可能とし、バンドコ
イルからバンドを繰り出し、前記バンド引き出しローラ
を介して、前記バンド充填・プール機構に移送する。該
バンド充填・プール機構の作動が停止すると、バンドの
牽引力がなくなるので、前記揺動ブレーキアームが逆方
向に揺動して、前記バンドリールをブレーキ状態とす
る。
【0006】図9は、前記の如き揺動ブレーキアームに
装着される従来のバンド引き出しローラ50′の拡大斜
視図であり、図10は該9図のバンド引き出しローラ5
0′のX-X矢視断面図である。該引き出しローラ50′
は、両端に環状鍔51a′、51a′を備えた糸巻状ロ
ーラ体51′と、針金状バンド係止体52′とから成
り、揺動ブレーキアーム5′の揺動自由端の軸部5a′
に、前記糸巻状ローラ体51′と前記針金状バンド係止
体52′とが、軸方向に一体に摺動かつ各々各別に回転
可能に装着されている。
【0007】前記糸巻状ローラ体51′の前記一対の環
状鍔51a′、51a′の間は、バンド受面51b′と
して形成されており、前記針金状バンド係止体52′
は、その針金の両端が前記糸巻状ローラ体51′の環状
鍔51a′、51a′の外側で、前記揺動ブレーキアー
ム5′の前記軸部5a′にコイル状に巻き付いた巻部5
2a′、52a′と、該一対の巻部52a′、52a′
から前記軸部5a′と平行に延びて前記糸巻状ローラ体
51′の前記バンド受面51b′の外周部に位置するバ
ンド係止部52b′とで形成されており、該バンド係止
部52b′と前記バンド受面51b′との間にバンド
B′を挿通するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の如き
従来の梱包機においては、前記バンド充填・プール機構
の駆動が停止し、バンドB′の移送が停止して該バンド
B′への牽引力がなくなることによって、前記揺動ブレ
ーキアーム5′がバンドリールの回転をブレーキする方
向に揺動する作用を行うが、前記バンド充填・プール機
構によるバンドB′の牽引移送の停止よりも、前記バン
ドリールの回転の停止が少し遅れる傾向がある。
【0009】前記遅れが生じると、前記バンド充填・プ
ール機構によるバンドB′の牽引移送が停止したにも係
わらず、前記バンドリールのバンドコイルからバンド
B′が送りだされ、前記バンドリールと前記バンド引き
出しローラ50′との間でのバンドB′の緩みとなって
現れると共に、前記糸巻状ローラ体51′と一本の針金
状バンド係止体52′とから成る構成の従来のバンド引
き出しローラ50′では、前記バンドB′の緩みが前記
バンド引き出しローラ50′と前記バンド充填・プール
機構との間にも生じることとなる。前記バンドB′の緩
みは、前記バンド充填・プール機構、バンド引き出しロ
ーラ50′、及び、バンドリールのバンド繰り出し位置
等の相互位置関係によって、バンドB′に捻れを生じさ
せる場合がある。
【0010】前記のようにバンドB′に緩みや捻れのあ
る状態で、再度、前記バンド充填・プール機構が駆動さ
れ、バンドB′の牽引移送が開始されると、前記バンド
充填・プール機構、バンド引き出しローラ50′、及
び、バンドリールのバンド繰り出し位置等の相互位置関
係、バンドB′がバンド引き出しローラ50′の受面5
1b′に接触していないこと、及び、バンドB′の移送
速度が速いこと等と合いまって、牽引移送されるバンド
B′は、前記バンド引き出しローラ50′の受面51
b′上を横方向にぶれて移動する傾向がある。
【0011】そして、前記バンドB′の横移動が過度に
なると、該バンドB′は、バンド引き出しローラ50′
の前記糸巻状ローラ体51′の前記一対の環状鍔51
a′、51a′の外周と前記針金状バンド係止体52′
の両端部との間の位置迄移動する状態になることがあ
り、該位置では両者の間隔が狭いので、前記バンドBは
該位置に引掛けてしまい、該バンドBの移送を困難にし
て前記バンド引き出しローラ50′の機能を阻害する。
【0012】また、バンドB′の緩みによるバンドB′
自体の捻れは、前記バンド引き出しローラ50′でのバ
ンドB′のスムーズな案内移送を阻害する要因ともな
る。本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、梱包機のバンド充填
・プール機構、バンド引き出しローラ、及び、バンドリ
ールとの間に生じるバンドの緩み現象に起因する、前記
バンド引き出しローラのバンド移送の阻害要因を解消で
きる梱包機等のバンド引き出しローラを提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係るバンド引き出しローラは、バンド受面と該
受面の両端に環状鍔を有すると共に軸部に遊嵌する糸巻
状ローラ体と、前記環状鍔の両外側で前記軸部に遊嵌す
るバンド係止体とを備え、該バンド係止体は、前記糸巻
状ローラ体の周方向の二箇所でバンドを湾曲して摩擦係
止する係止部を備えていることを特徴としている。
【0014】そして、本発明のバンド引き出しローラの
より具体的な態様としては、該バンド引き出しローラが
梱包機のバンド繰りだし部に装置されることを特徴と
し、また、前記バンド係止体が、底板、前記軸部用の挿
通孔を有し前記底板に対して略直角に折曲された一対の
嵌合係止片、及び、前記軸部と平行に前記底板に対して
折曲された係止片から成る薄板で形成されていることを
特徴としている。更に、本発明のバンド引き出しローラ
の他の態様としては、前記バンド係止体が、前記軸部用
の挿通孔を有する一対の嵌合係止片、及び、該一対の嵌
合係止片間にわたって前記軸部と平行に延びて該嵌合係
止片に固定されている一対の係止棒体から成ることを特
徴としている。
【0015】前述の如く構成された本発明に係る梱包機
用のバンド引き出しローラにおいては、バンドの移送時
には、緊張状態にあるバンドが糸巻状ローラ体のバンド
受面に摩擦接触して、該糸巻状ローラ体を回転させると
共に軸部の軸方向に摺動移動させる。また、バンドの移
送が停止された時には、前記バンドの緊張状態が解除さ
れるので、前記バンドは緩んで、前記バンド係止体の一
対のバンド係止片の両内面に接触した状態になり、該両
バンド係止片によって、幾分剛性のあるバンドが湾曲状
となって軽く挟み込まれた如き摩擦係止の形態となる。
【0016】このため、その後、バンドリールの惰性回
転等でバンドが繰り出されて、更に緩みが生じたとして
も、該バンドは摩擦係止状態となっているので、前記緩
みは、前記バンド引き出しローラと前記バンドリールと
の間に留まり、該バンド引き出しローラと前記バンド充
填・プール機構との間にまでは及ばない。また、前記緩
みが前記バンド引き出しローラと前記ガイドローラとの
間に及んで、該間が更に緩んだとしても、バンドの摩擦
係止形態は、湾曲の曲率半径が幾分大きくなる程度で、
捻れ等を生じない状態を維持する。
【0017】そして、バンド移送が開始された場合に
は、該バンドは再度牽引移送されることになるので、緩
みが吸収され、緊張した状態となって、前記糸巻状ロー
ラ体のバンド受面に摩擦接触する。前記バンドが前記軸
部の軸方向に横移動するべく、前記糸巻状ローラ体に作
用したとしても、前記バンドの前記湾曲部分が前記環状
鍔の径方向内側に位置することとなるから、前記バンド
受面上から外れて、前記環状鍔の外周面と前記バンド係
止体の前記バンド係止片の両側端との間に挟まる等の不
具合を生じることはなく、スムーズに移送される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態について説明する。図1は、本実施形態のガイドロ
ーラを備えた梱包機の一例の正面概略図、図2は側面概
略図である。本図示例の梱包機10は、被梱包物Wが載
置される作業テーブル14を有する箱型の本体ハウジン
グ13上にバンド案内用のアーチ部15が設けられ、前
記本体ハウジング13内には、バンドコイルBCが装填
されたバンドリール9が収納支持されている。該バンド
リール9と前記作業テーブル14との間には前記バンド
リール9から繰り出されるバンドBの送り出し、引き締
めを行うバンド送出引締機構Sと、送り出されて引き締
められたバンドBの先端部と後端部との重合部分をヒー
ター等により加熱し、その溶融部分をプレスにより圧着
するとともに冷却して接合し、前記バンドBの後端を切
断するようにされた既知のバンド処理ユニット(図省
略)とからなる結束機構が配されている。
【0019】前記本体ハウジング13の底面の四隅には
キャスター19、19……が取り付けられていて、前記
梱包機10全体が移動できるようになっている。前記バ
ンドリール9は、バンドコイルBCが装填された左右の
フランジ91a、91b付きのドラム91と、該ドラム
91を回動自在に支持するリール軸9aと、該リール軸
9aの一端がベアリング(図示せず)を介して結合され
たバンドリール取付部材8と、該バンドリール取付部材
8と前記ドラム91との間に配されたバンドリールブレ
ーキ装置7とを備えている。
【0020】前記バンドリールブレーキ装置7は、前記
リール軸9aの前記バンドリール取付部材8側の端部に
外装されて前記ドラム91と一体的に回動するようにさ
れたVプーリ状のブレーキプーリ92と、該ブレーキプ
ーリ92に遊動可能に巻回する無端帯のVベルト6と、
前記ブレーキ装置7の作動時に前記ベルト6を緊張させ
係止させると共に解除時に該Vベルト6を遊動状態とす
る揺動ブレーキアーム5と、付勢ばね4と、前記揺動ブ
レーキアーム5の揺動自由端の軸部5aに摺動かつ回転
可能に装着された、本発明一実施形態のバンド引き出し
ローラ50とで構成されている。図1において、前記本
体ハウジング13の右上方には、バンド充填・プール機
構Lが配置され、該機構Lはプールフィードローラ71
と押さえローラ72、バンドガイド73、プールチャン
バー74等からなっている。
【0021】前記プールチャンバー74は、図2に示す
ように、前記本体ハウジング13内に配置される前側板
41と後側板42との間に画成され、箱型ポッケット状
をしている。図1に示す如く、前記前側板41の上部に
は開閉ドア17がヒンジ17aで結合されていおり、前
記開閉ドア17の下部には開閉取手17bが取り付けら
れていて、該開閉取手17bの下部に固定されているマ
グネット17cの磁力によって前記前側板41に接合し
ている。
【0022】前記後側板42の上部には、プールフィー
ド用モーターMが取り付けられ、該モーターMには前記
プールフィードローラ71が取着されている。該プール
フィードローラ71の下部には前記押さえローラ72が
配置されている。該押さえローラ72の左方には、バン
ドBを案内するガイドローラ75が回転自在に配設され
ている。
【0023】図3は、本実施形態の梱包機のバンド引き
出しローラ50の詳細を示す拡大斜視図であり、図4
は、図3のバンド引き出しローラ50のIVーIV矢視断面
図である。前記引き出しローラ50は、両端に環状鍔5
1a、51aを備えた糸巻状ローラ体51と、薄鋼板等
の板状体を折曲したバンド係止体52とから成り、前記
揺動ブレーキアーム5の揺動自由端の軸部5aに、前記
糸巻状ローラ体51と前記板状体を折曲したバンド係止
体52とが遊嵌され、軸方向に摺動かつ各々各別に回動
可能に装着されている。
【0024】前記糸巻状ローラ体51の前記一対の環状
鍔51a、51aの間には、バンド受面51bが形成さ
れている一方、前記板状体を折曲したバンド係止体52
は、図5に示されているように、前記軸部5aと平行に
伸びる底板52aと、前記揺動ブレーキアーム5の揺動
自由端の軸部5aの軸線方向に沿った両端が直角に上方
へ折り曲げられた一対の係止片52a、52aを備え、
該一対の係止片52a、52aは前記糸巻状ローラ体5
1の環状鍔51a、51aの外側に配置され、前記揺動
ブレーキアーム5の前記軸部5aへの挿通係止を行う挿
通孔52c、52cを有している。また、前記板状体を
折曲したバンド係止体52は、一対の前記嵌合係止片5
2a、52aとは直角方向に拡開状に折曲されて前記糸
巻状ローラ51の前記バンド受面51bの外周部に前記
軸部5aと平行に位置する一対のバンド係止片52b、
52bを備えており、該バンド係止部52b、52bと
前記バンド受面51bとの間に、バンドBが自由に通過
できる間隙が形成されている。
【0025】図6は、本発明の他の実施形態のバンド引
き出しローラ150の詳細を示す拡大斜視図であり、図
7は、図6のバンド引き出しローラ150のVIIーVII矢
視断面図である。前記引き出しローラ150は、前記第
1の実施形態と同じ構造の両端に環状鍔51a、51a
を備えた糸巻状ローラ体51と、バンド係止体152と
から成り、前記揺動ブレーキアーム5の揺動自由端の軸
部5aに、前記糸巻状ローラ体51と前記バンド係止体
152とが、軸方向に摺動かつ各々各別に回動可能に装
着されている。
【0026】図8に示されているように、前記バンド係
止体152は一対の板状係止片152a、152aを備
え、該板状係止片152a、152aは前記揺動ブレー
キアーム5の揺動自由端の軸部5aの軸線方向の両端に
直角配置されて、前記糸巻状ローラ体51の環状鍔51
a、51aの外側に配置されると共に、前記揺動ブレー
キアーム5の前記軸部5aを挿通する挿通孔152c、
152cを有している。前記一対の板状係止片152
a、152aには、前記軸部5aと平行に延びると共に
前記糸巻状ローラ体51の前記バンド受面51bの外周
部に位置する一対のバンド係止棒体152b、152b
の両端部が固定されている。該バンド係止棒体152
b、152bと前記バンド受面51bとの間にバンドB
が自由に通過できる間隙が形成されている。
【0027】次に、本発明の一実施形態のバンド引き出
しローラ50を備えた梱包機10の作用について説明す
る。梱包作業の実施に当たって、バンドリール9に装填
されているバンドコイルBCから前記バンド充填・プー
ル機構L及び前記バンド送出引締機構Sを含む結束機構
に、新たにバンドBを充填・供給する場合は、前記バン
ドリール9に装填されているバンドコイルBCからバン
ドBの先端部を引き出し、前記バンド引き出しローラ5
0に掛け回すと共に、該バンド引き出しローラ50上部
に装着されている前記ガイドローラ75に掛け回して導
き、前記バンドBの先端部を前記バンド充填・プール機
構Lの前記両ローラ71、72間に挿入して、挟持保持
せしめることで、前記バンドBのセットを完了する。
【0028】このような状態で、前記梱包機10の図示
しない制御装置のスタートスイッチを操作すると、前記
プールフィード用モータMが起動され、前記プールフィ
ードローラ71が回転し、前記バンドBの先端部は、前
記プールフィードローラ71の回転駆動力によって、圧
接状態にある前記押さえローラ72と前記プールフィー
ドローラ71との間を通って、前記バンドガイド73に
案内されて前記バンド送出引締機構Sに導かれ、その先
端がクランプされる。その状態で前記バンドガイド73
が自動的に外されると、中間のバンドBは前記プールチ
ャンバー74内に蛇行した状態で貯留される状態とな
る。
【0029】前記プールチャンバー74内に所定量のバ
ンドBが貯留されると、図示してなリミットスイッチ等
に前記貯留されたバンドBが接触して前記プールフィー
ド用モータMの駆動を停止させ、前記プールフィードロ
ーラ71の回転を停止させて前記バンドリール9からの
バンドBの前記プールチャンバー74内への貯留を停止
させる。
【0030】このような状態で前記バンドガイド73を
正規の案内位置へ戻して、梱包作業が実施されるが、該
梱包作業が進み、前記プールチャンバー74内に貯留さ
れている前記バンドBが順次繰り出されて所定量より少
なくなると、前記リミットスイッチが作動して、前記バ
ンドガイド73を外すとともに前記プールフィード用モ
ータMを駆動して、前記プールフィードローラ71によ
ってバンドBを前記バンドリール9から前記プールチャ
ンバー74内へ侵入させ貯留させる。
【0031】一方、前記バンドリールブレーキ装置7の
前記揺動ブレーキアーム5は、梱包作業開始時には、前
記付勢ばね4の引っ張り付勢力により(時計回り)に揺
動されいて図1のブレーキ位置に保持されている。該ブ
レーキ位置においては、前記無端体のVベルト6は緊張
状態にあり、かつ、該Vベルト6が前記ブレーキプーリ
92の溝に圧接されることとなるので、前記Vベルト6
が前記揺動ブレーキアーム5に係止される一方、前記ブ
レーキプーリ92と前記Vベルト6との摩擦力によっ
て、前記バンドリール9の回転を制止している。
【0032】その状態から前記した如く、前記プールフ
ィードローラ71が回転を開始して前記バンドBのフィ
ード(供給)を開始すると、前記ガイドローラ75に作
用するバンドBの引き出し力によって前記バンドリール
ブレーキ装置7の前記揺動ブレーキアーム5に摺動、か
つ、回動可能に装着されている前記バンド引き出しロー
ラ50が上方に引き上げられ、その結果として、前記揺
動ブレーキアーム5が前記付勢ばね4の付勢力に抗して
反時計回りに揺動され、前記無端体のVベルト6の緊張
状態が解除されて緩み、前記Vベルト6の前記ブレーキ
プーリ92の溝への圧接が無くなって、前記ブレーキプ
ーリ92と前記Vベルト6との摩擦力が働かなくなるの
で、前記バンドリール9は回転可能となって、該バンド
リール9のバンドコイルBCからバンドBが繰り出され
る。
【0033】図2に示されているように、前記バンドリ
ール9は、その左右のフランジ91a、91bの間の幅
AにわたってバンドコイルBCが装填されているので、
前記バンドBが前記バンドコイルBCから繰り出される
場合は、前記バンドBは前記幅Aの範囲で図2において
その繰り出し位置を左右に移動しながら繰り出されるこ
ととなる一方、前記ガイドローラ75は、前記ハウジン
グ13内の後側板42に装着固定されていてその位置を
移動できないので、前記ガイドローラ75に案内される
バンドBは図2において左右に移動することはない。
【0034】このため、前記バンドリール9と前記ガイ
ドローラ75との中間に配置されている前記バンド引き
出しローラ50は、前記バンドリール9に装填されてい
るバンドコイルBCの繰り出し位置の左右への移動に伴
って前記揺動ブレーキアーム5の揺動自由端の軸部5a
の軸線方向に、前記バンドBの左右移動力によって摺動
し回転する。
【0035】図3と図4に示されているように、前記バ
ンド引き出しローラ50の糸巻状ローラ体51は、一対
の環状鍔51a、51a間にバンドBより十分に幅が広
いバンド受面51bを形成している。 このため、バン
ドBの移送時には、緊張状態にある前記バンドBが前記
バンド受面51bに摩擦接触してその幅方向に移動しつ
つ前記糸巻状ローラ体51を回転させると共に、前記バ
ンドBの移送方向と直角の前記軸部5aの軸線方向に摺
動移動させる。また、バンドBの移送が停止された時に
は、前記バンドBの緊張状態が解除されるので、前記バ
ンドBは緩んで、先ず、図4の二点鎖線の状態になる。
この状態は、前記バンド係止体52の一対のバンド係止
片52b、52bの両内面に前記バンドBが接触した状
態になり、該両バンド係止片52b、52bによって、
幾分剛性のある前記バンドBが湾曲状となって軽く挟み
込まれた如き摩擦係止の形態にある。
【0036】このため、前記バンドリール9への前記バ
ンドリールブレーキ装置7による回転ブレーキ作動の遅
れ等によって、その後の、前記バンドリール9の惰性回
転等でバンドBが繰り出され続けて更に緩みが生じたと
しても、該バンドBは前記バンド引き出しローラ50の
部分で、前記の如き摩擦係止状態となっているので、前
記バンドBの緩みは、該バンド引き出しローラ50と前
記バンドリール9との間に留まり、前記バンド引き出し
ローラ50と前記ガイドローラ75との間にまでは及び
にくい状態となっている。前記バンドBの緩みが前記バ
ンド引き出しローラ50と前記ガイドローラ75との間
及んで、該間でバンドBが更に緩んだとしても、前記バ
ンド引き出しローラ50でのバンドBの形態は、湾曲の
曲率半径が幾分大きくなるが、捻れ等は生じず、ほぼ図
4の状態を維持することとなる。
【0037】そして、前記バンドBが図4の状態から移
送が開始された場合には、該バンドBは、前記プールフ
ィードローラ71の回転駆動力によって、牽引移送され
ることになるので、緩みが吸収され、緊張した状態とな
って、前記糸巻状ローラ体51の一対の環状鍔51a、
51a間のバンド受面51bに摩擦接触することとな
る。この時、前記バンドBが前記軸部5aの軸線方向に
横移動するべく、前記糸巻状ローラ体51に作用したと
しても、前記バンドBの前記湾曲部分が前記環状鍔51
a、51aの径方向内側に位置していることから、前記
バンド受面51b上から外れて、前記環状鍔51a、5
1aの外周面と前記バンド係止体52の前記バンド係止
片52b、52bの両側端等との間に挟まれる等の不具
合が生じず、スムーズに前記バンド受面51b上を移送
され、前記バンドBの側端部を前記前記糸巻状ローラ体
51体の環状鍔51a、51aの内面等に接触して、前
記バンドBの横移動に併せて前記バンド引き出しローラ
50を前記軸部5a上を摺動させる。 本発明の他の実
施形態である図6〜8に記載されている前記バンド引き
出しローラ150も、前記バンド係止体152が二本の
係止棒体152b、152bを備えていることから、前
記第一の実施形態の前記バンド引き出しローラ50と同
様に、バンドBの移送停止時にバンドBを前記二本の係
止棒体152b、152bで湾曲状に摩擦係止するもの
であるから、同様な作用を奏することが理解されるであ
ろう。
【0038】以上、本発明の二つ実施形態について説明
したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱
することなく設計において種々の変更ができるものであ
る。例えば、本発明のバンド引き出しローラのバンド係
止体は、バンドを湾曲状に二箇所で摩擦係止できるもの
であれば良く、特に、その形状が限定されるものではな
い。
【0039】また、本発明の前記実施形態は、梱包機の
バンドの引き出しローラとして説明したが、本発明によ
るバンド引き出しローラは梱包機用に限定されるもので
はなく、広く一般の装置の帯状体の引き出しローラとし
て実施できるものである。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の梱包機のバンド引き出しローラは、該ローラのバン
ド係止体をバンド移送の停止時、バンドが湾曲して二箇
所で摩擦係止するべく構成したので、バンドの移送開始
時に、該バンドが前記バンド引き出しローラに挟まれる
等の不具合が解消し、スムーズに移送できる。また、バ
ンドが湾曲して二箇所で摩擦係止するためのバンド係止
体の構成を安価で、部品点数の少ないものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバンド引き出しロー
ラを備えた梱包機の内部構成を示すために手前側の側壁
を取り外した正面一部破断概略図。
【図2】図1で示した梱包機の側壁を取り外した側面一
部破断概略図。
【図3】本発明の一実施形態の係るバンド引き出しロー
ラの拡大斜視図。
【図4】図3のバンド引き出しローラのIVーIV矢視断面
図。
【図5】図3のバンド引き出しローラのバンド係止体の
みの斜視図。
【図6】本発明の他の実施形態に係るバンド引き出しロ
ーラの拡大斜視図。
【図7】図6のバンド引き出しローラのVIIーVII矢視断
面図。
【図8】図6のバンド引き出しローラのバンド係止体の
みの斜視図。
【図9】従来のバンド引き出しローラの拡大斜視図。
【図10】図9のバンド引き出しローラのX-X矢視断面
図。
【符号の説明】
5 揺動ブレーキアーム 5a 軸部 10 梱包機 50 バンド引き出しローラ 51 糸巻状ローラ体 51a 環状鍔 51b バンド受面 52 バンド係止体 52a 嵌合係止片 52b バンド係止片(係止部) 52c 挿通孔 52d 底板 150 バンド引き出しローラ 152 バンド係止体 152a 板状係止片 152b 係止棒体(係止部) 152c 挿通孔 B バンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド受面51bと該受面51bの両端
    に環状鍔51a、51aを有し軸部5aに遊嵌する糸巻
    状ローラ体51と、前記環状鍔51a、51aの両外側
    で前記軸部5aに遊嵌するバンド係止体52、152と
    を備えたバンド引き出しローラ50、150において、 前記バンド係止体52、152は、前記糸巻状ローラ体
    51の周方向の二箇所でバンドBを湾曲して摩擦係止す
    る係止部52b、52b、152b、152bを備えて
    いることを特徴とするバンド引き出しローラ。
  2. 【請求項2】 前記バンド係止体52は、底板52d、
    前記軸部5a用の挿通孔52c、52cを有し前記底板
    52dに対して略直角に折曲された一対の嵌合係止片5
    2a、52a、及び、前記軸部5aと平行に前記底板5
    2dに対して折曲された係止片52b、52bから成る
    薄板で形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のバンド引き出しローラ。
  3. 【請求項3】 前記バンド係止体152は、前記軸部5
    a用の挿通孔152c、152cを有する一対の嵌合係
    止片152a、152a、及び、該一対の嵌合係止片1
    52a、152a間にわたって前記軸部5aと平行に延
    びて該嵌合係止片152a、152aに固定されている
    一対の係止棒体152b、152bから成ることを特徴
    とする請求項1に記載のバンド引き出しローラ。
  4. 【請求項4】 前記バンド引き出しローラ50、150
    が、梱包機10の揺動ブレーキアーム5の自由端の軸部
    5aに摺動かつ回転可能に装着されていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバンド引き
    出しローラ。
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