JPH09227536A - 1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法 - Google Patents

1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法

Info

Publication number
JPH09227536A
JPH09227536A JP6531396A JP6531396A JPH09227536A JP H09227536 A JPH09227536 A JP H09227536A JP 6531396 A JP6531396 A JP 6531396A JP 6531396 A JP6531396 A JP 6531396A JP H09227536 A JPH09227536 A JP H09227536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
benzo
diaryl
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6531396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kikukawa
靖雄 菊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6531396A priority Critical patent/JPH09227536A/ja
Publication of JPH09227536A publication Critical patent/JPH09227536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡便に1,1−ジアリール−1H−ベ
ンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類を製造す
る方法を提供すること。 【構成】 式 【化5】 (式中、A環は任意の官能基で置換されていてもよいベ
ンゼン環であり、Arは任意の官能基で置換されていて
もよい芳香族単環式炭化水素または芳香族多環式炭化水
素の1価基である。)で表される1,1−ジアリール−
1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類
の製造法を製造するにあたり、式 【化6】 (式中、A環は前記と同意義であり、Rはメチル基また
はエチル基である。)で表される2−アルコキシフタル
イミド類を、ルイス酸存在下、式Ar−H(式中、Ar
は前記と同意義である。)で表されるアレーン化合物溶
媒中で反応させることを特徴とする1,1−ジアリール
−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン
類の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,1−ジアリール−
1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類
の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】1工程で1,1−ジアリール−1H−ベ
ンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類を得る製
造法に関しては、これまでに本発明者が2−ヒドロキシ
フタルイミドを出発原料としベンゼン中塩化アルミニウ
ム存在下で反応させることによって得られると報告した
のが唯一である。しかもこの場合、2−ヒドロキシフタ
ルイミドに代わり、2−フェノキシ、2−フェネチルオ
キシまたは2−ベンゾイルオキシフタルイミドを出発原
料とすると目的物が得られない[日本薬学会第115年
会(仙台),講演要旨集(1995年)]。さらに本発
明者は、2−ブトキシフタルイミドを出発原料としても
目的物が得られないことを確認している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、極めて簡便
に1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]
オキサチン−4−オン類を製造する方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的に
鑑み鋭意検討した結果、フタルイミド類のNに低級アル
コキシ基が置換した化合物を出発原料に用いことにより
目的が達成されることを見いだし、本発明を完成した。
【0005】本発明は、式
【0006】
【化3】
【0007】(式中、A環は任意の官能基で置換されて
いてもよいベンゼン環であり、Arは任意の官能基で置
換されていてもよい芳香族単環式炭化水素または芳香族
多環式炭化水素の1価基である。)で表される1,1−
ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン
−4−オン類の製造法を製造するにあたり、式
【0008】
【化4】
【0009】(式中、A環は前記と同意義であり、Rは
メチル基またはエチル基である。)で表される2−アル
コキシフタルイミド類を、ルイス酸存在下、式Ar−H
(式中、Arは前記と同意義である。)で表されるアレ
ーン化合物溶媒中で反応させることを特徴とする1,1
−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチ
ン−4−オン類の製造法である。
【0010】本発明において、A環は反応に関与しなけ
ればいずれの官能基が置換されていてもよい。置換され
得る当該官能基は1〜4個の同一または異なった官能基
であり、それらはたとえばハロゲン、アルキル基、アル
コキシ基、アルケニル基、アラルキル基、ニトロ基、シ
アノ基などである。また、Ar−Hで表されるアレーン
化合物の芳香環には反応に関与しないいずれの置換基を
有していてもよい。それらのアレーン化合物としては、
たとえばベンゼン、ナフタレンなど、さらにはハロゲ
ン、アルキル基、アルコキシ基及びアルケニル基から選
ばれる1種又は2種以上の置換基を有するベンゼン、ナ
フタレンなどを挙げることができる。好ましくは、ベン
ゼン、トルエン及びナフタレンを挙げることができる。
Rで定義されるメチル基またはエチル基は、好ましくは
メチル基ある。また、上記におけるハロゲンとはフッ
素、塩素、臭素およびヨウ素である。アルキル基および
アルコキシ基とは直鎖状または分岐鎖状のものをいい、
たとえばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、イソペン
チル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ
基、第三ブトキシ基などを挙げることができる。アルケ
ニル基とは鎖状または分枝鎖状のアルケニル基であり、
たとえばビニル基、アリール基、2−プロペニル基、3
−メチル−2−ブテニル基などである。
【0011】本発明で用いられるルイス酸としては塩化
アルミニウムが好適であるが、その他臭化アルミニウ
ム、3フッ化ホウ素、塩化スズ、塩化亜鉛などを用いる
ことができる。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
製造法は容易で、式[2]の化合物をルイス酸存在下、
式Ar−Hで表されるアレーン化合物溶媒中、室温〜還
流温度で撹拌することによって行われ、1工程で目的物
が得られる。本反応は、無水条件下式Ar−Hで表され
るアレーン化合物をそのまま溶媒として行うのが好まし
いが、その他ジメトキシエタンなどのエーテル類、四塩
化炭素、1,2−ジクロルエタンなどのハロゲン化炭化
水素などを溶媒として混合することによっても行うこと
ができる。また、反応は30分間〜3時間で終了する
が、シリカゲルなどを用いた薄層クロマトグラフィーに
より原料の消失程度を見て反応時間の延長をする。
【0013】
【発明の効果】本発明により、極めて簡便に1,1−ジ
アリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−
4−オン類を製造する方法が提供された。本発明は、今
後化学分野、医薬分野などにおいて有用な化合物の製造
に広く利用される可能性が高い。
【0014】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。 実施例11,1−ジフェニル−1H−ベンゾ[d][1,2]オ
キサチン−4−オンの製造 2−メトキシフタルイミド(200mg,1.226m
mol)をベンゼン(8ml)に溶かし、塩化アルミニ
ウム(753mg,5.65mmol)を加え、外温1
05〜115℃にて3時間還流した。反応後、冷却下1
0%塩酸(15ml)を加え、水層を酢酸エチル(30
ml×2)で抽出し、有機層を10%炭酸ナトリウム
(30ml)、次いで飽和食塩水(30ml)で洗浄
し、芒硝乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル:ベンゼン=1:5)に付し、標記化合物(322m
g,94.7%)を得た。
【0015】mp 193〜195℃(ベンゼン−ヘキ
サンで再結晶) IR(KBr)(cm-1);3300,1710,16
801 H−NMR(60MHz,CDCl3) δ(pp
m);7.11〜7.79(14H,m),8.12(1
H,brs)。
【0016】実施例21,1−ジトリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オ
キサチン−4−オンの製造 2−メトキシフタルイミド(400mg,2.258m
mol)をトルエン(18ml)に溶かし、塩化アルミ
ニウム(1.505g,11.287mmol)を加え、
外温130〜140℃にて2時間還流した。反応後、冷
却下10%塩酸(25ml)を加え、水層を酢酸エチル
(40ml×2)で抽出し、有機層を10%炭酸ナトリ
ウム(30ml)、次いで飽和食塩水(30ml)で洗
浄し、芒硝乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル:ベンゼン=1:2)に付し、標記化合物(518m
g,69.6%)を得た。
【0017】mp 150〜152℃(ベンゼン−ヘキ
サンで再結晶) IR(KBr)(cm-1);3250,16851 H−NMR(60MHz,CDCl3) δ(pp
m);2.30(6H,s),6.85〜7.77(13
H,m)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、A環は任意の官能基で置換されていてもよいベ
    ンゼン環であり、Arは任意の官能基で置換されていて
    もよい芳香族単環式炭化水素または芳香族多環式炭化水
    素の1価基である。)で表される1,1−ジアリール−
    1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類
    の製造法を製造するにあたり、式 【化2】 (式中、A環は前記と同意義であり、Rはメチル基また
    はエチル基である。)で表される2−アルコキシフタル
    イミド類を、ルイス酸存在下、式Ar−H(式中、Ar
    は前記と同意義である。)で表されるアレーン化合物溶
    媒中で反応させることを特徴とする1,1−ジアリール
    −1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン
    類の製造法。
  2. 【請求項2】 A環がハロゲン、アルキル基、アルコキ
    シ基、アルケニル基、アラルキル基、ニトロ基及びシア
    ノ基から選ばれる1〜4個で置換されたベンゼン環であ
    る請求項1記載の1,1−ジアリール−1H−ベンゾ
    [d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法。
  3. 【請求項3】 アレーン化合物がベンゼン、トルエン、
    キシレン、アルコキシベンゼン、アシルアミドベンゼン
    またはハロゲン化ベンゼンである請求項1記載の1,1
    −ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチ
    ン−4−オン類の製造法。
JP6531396A 1996-02-26 1996-02-26 1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法 Pending JPH09227536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6531396A JPH09227536A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6531396A JPH09227536A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09227536A true JPH09227536A (ja) 1997-09-02

Family

ID=13283302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6531396A Pending JPH09227536A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09227536A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3763869B2 (ja) ビフェニル化合物の製造方法
JPH08277240A (ja) α−クロルアルキルアリールケトンの製法
JPS6212772B2 (ja)
JPH09227536A (ja) 1,1−ジアリール−1H−ベンゾ[d][1,2]オキサチン−4−オン類の製造法
JP2006509007A (ja) シクロオルガニルホスファンおよびジ(アルカリ金属/アルカリ土類金属)オリゴホスファンジイドの合成方法
JPH09227518A (ja) 2−アミノ−3,3−ジアリールイソインドール類の製造法
JP2000229944A (ja) 6−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリンの製造方法
JP2527961B2 (ja) 安息香酸エステル誘導体及びその製造方法
JP3796280B2 (ja) 1−(2−クロロフエニル)−5(4h)−テトラゾリノンの製造方法
JP2003055285A (ja) 4−tert−ブトキシ−4’−ハロゲノビフェニルおよびその製法、並びに4−ハロゲノ−4’−ヒドロキシビフェニルの製法
JP3646224B2 (ja) ベンゾイルアセトニトリル誘導体の製造方法
JP2706554B2 (ja) 4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法
JPH09227517A (ja) 2−ヒドロキシイソインドール−1−オン類の製造法
JPS5927343B2 (ja) 3−アミノイソオキサゾ−ル類の合成法
JPS63290849A (ja) 芳香族化合物のヨウ素化剤及びそれを用いたヨウ素化方法
JPH09227519A (ja) 3,3−ジアリールイソインドール−1−オン類の製造法
JP2538335B2 (ja) 芳香族アミン類の製法
JPS61122240A (ja) ハロゲン化された3,3‐ジメチル‐5‐ヘキセン‐2‐オンの製造方法
JP3646223B2 (ja) 求電子反応による芳香族化合物の製造方法及び芳香族化合物
US3549703A (en) Process for making n-(3-halopropyl)-n-methylhydrocarbon sulfonamides
JPH0249293B2 (ja)
US5631406A (en) Chemical compounds
JPS61293979A (ja) 3−置換−2−ホルミルチオフエン化合物の製造方法
JPH05140012A (ja) 含フツ素ハロゲン化メチル誘導体
JPH04235952A (ja) アシルアミノ化合物の合成方法