JPH09228067A - 耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板 - Google Patents
耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板Info
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- JPH09228067A JPH09228067A JP3153896A JP3153896A JPH09228067A JP H09228067 A JPH09228067 A JP H09228067A JP 3153896 A JP3153896 A JP 3153896A JP 3153896 A JP3153896 A JP 3153896A JP H09228067 A JPH09228067 A JP H09228067A
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- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、耐環境汚染性、耐食性に優れた表
面処理鋼板を提供する。 【解決手段】 鋼板または亜鉛系めっき鋼板の表面にZ
n−Cr系合金めっき(Cr=7〜40%)を施した表
面に、6価クロムを含まない難溶解性塩形成アニオンを
含有する皮膜または6価クロムを含まない難溶解性塩形
成アニオンと酸化物コロイド類および/またはカチオン
類を含有した皮膜を施したことを特徴とする耐環境汚染
性、耐食性に優れた表面処理鋼板である。
面処理鋼板を提供する。 【解決手段】 鋼板または亜鉛系めっき鋼板の表面にZ
n−Cr系合金めっき(Cr=7〜40%)を施した表
面に、6価クロムを含まない難溶解性塩形成アニオンを
含有する皮膜または6価クロムを含まない難溶解性塩形
成アニオンと酸化物コロイド類および/またはカチオン
類を含有した皮膜を施したことを特徴とする耐環境汚染
性、耐食性に優れた表面処理鋼板である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐環境汚染性、耐
食性に優れた表面処理鋼板に関するものである。
食性に優れた表面処理鋼板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】めっき鋼板は、その優れた耐食性により
自動車、家電、建材分野などに使用されている。これら
めっき鋼板に、めっきの白錆防止とともに耐食性向上の
目的にクロメート処理を施す、さらには、クロメート処
理を施した表面に樹脂層を施す等の処理がなされたクロ
メート処理鋼板は良く知られている。この方法は、安価
であるとともに、耐食性も非常に優れるため良く利用さ
れている。これらクロメート処理鋼板は、クロム酸、重
クロム酸等の6価クロムを含む液で処理され、クロメー
ト皮膜中にも同様に6価クロムが含有されている。
自動車、家電、建材分野などに使用されている。これら
めっき鋼板に、めっきの白錆防止とともに耐食性向上の
目的にクロメート処理を施す、さらには、クロメート処
理を施した表面に樹脂層を施す等の処理がなされたクロ
メート処理鋼板は良く知られている。この方法は、安価
であるとともに、耐食性も非常に優れるため良く利用さ
れている。これらクロメート処理鋼板は、クロム酸、重
クロム酸等の6価クロムを含む液で処理され、クロメー
ト皮膜中にも同様に6価クロムが含有されている。
【0003】クロメート処理を施しためっき鋼板が無加
工の平板のみならず絞り加工後においても耐食性に非常
に優れるのは、6価クロムの自己修復作用による。6価
クロムは、強酸化性で反応性に富む上に、水に可溶であ
り、さらに6価クロムが還元されて生成される3価のク
ロム酸化物はガラス状の難溶解性皮膜となり耐食性が高
い。クロメート処理はこの原理を利用したもので、腐食
部や加工部のクロメート皮膜が破壊され露出した亜鉛部
に、腐食環境中の水分に溶解した6価クロムが酸化還元
反応し皮膜を絶えず作り直すのである。
工の平板のみならず絞り加工後においても耐食性に非常
に優れるのは、6価クロムの自己修復作用による。6価
クロムは、強酸化性で反応性に富む上に、水に可溶であ
り、さらに6価クロムが還元されて生成される3価のク
ロム酸化物はガラス状の難溶解性皮膜となり耐食性が高
い。クロメート処理はこの原理を利用したもので、腐食
部や加工部のクロメート皮膜が破壊され露出した亜鉛部
に、腐食環境中の水分に溶解した6価クロムが酸化還元
反応し皮膜を絶えず作り直すのである。
【0004】しかしながら、6価クロムは有害性から従
来から公害防止の観点で6価クロムに代わるクロメート
処理技術が望まれ、さらに近年では地球環境を保護する
観点から一層、6価クロムのないクロメート代替技術が
切望されてきている。これらの社会要求に対してクロメ
ート代替技術として種々の試みがなされてきた。これら
を大別すると大きく3つに分けられ、例えば、第1とし
て、特開昭50−28449号公報、特開昭55−21
529号公報、特開昭63ー50484号公報、特開昭
63ー227786号公報、特開昭59−133373
号公報などに開示されているように、リン酸塩類の皮
膜、シリカ、アルミナなどの金属酸化物ゾル、シリケー
ト類、さらには水溶性樹脂類およびこれらの混合物を含
むなどをめっき鋼板に施し難溶解塩類で成膜被覆を目指
すもの。
来から公害防止の観点で6価クロムに代わるクロメート
処理技術が望まれ、さらに近年では地球環境を保護する
観点から一層、6価クロムのないクロメート代替技術が
切望されてきている。これらの社会要求に対してクロメ
ート代替技術として種々の試みがなされてきた。これら
を大別すると大きく3つに分けられ、例えば、第1とし
て、特開昭50−28449号公報、特開昭55−21
529号公報、特開昭63ー50484号公報、特開昭
63ー227786号公報、特開昭59−133373
号公報などに開示されているように、リン酸塩類の皮
膜、シリカ、アルミナなどの金属酸化物ゾル、シリケー
ト類、さらには水溶性樹脂類およびこれらの混合物を含
むなどをめっき鋼板に施し難溶解塩類で成膜被覆を目指
すもの。
【0005】第2に特開昭54−32140号公報、特
開昭58−199873号公報、特開昭61−583号
公報、62−274077号公報、特開昭64−277
号公報などに開示のMg,Mo,W,V,Ti,Zr,
Co,Mn,Niなどの周期律表Cr周辺の金属つまり
Crに近い性質の金属イオン類、金属酸化物イオンなど
を含む処理をめっき鋼板に施しクロメートと類似の処理
とすることを目指すもの。
開昭58−199873号公報、特開昭61−583号
公報、62−274077号公報、特開昭64−277
号公報などに開示のMg,Mo,W,V,Ti,Zr,
Co,Mn,Niなどの周期律表Cr周辺の金属つまり
Crに近い性質の金属イオン類、金属酸化物イオンなど
を含む処理をめっき鋼板に施しクロメートと類似の処理
とすることを目指すもの。
【0006】第3に、特開昭54−128950号公
報、特開昭55−148773号公報、特開昭58−1
9481号公報、特開昭63−18084号公報ヒドロ
キシルアミン類、タンニン酸類、ピラゾール誘導体類、
有機ニトロ化合物類を含むなどの物を亜鉛系めっき鋼板
に施し、これら化合物の吸着性、金属錯形成性、酸化性
に着目し亜鉛めっき表面の腐食反応の抑制を目指すもの
などが開示されている。しかし、これら技術によって
は、クロメート処理の施されていないめっき鋼板より耐
食性は向上するもののクロメート処理に比較すると及ぶ
べくもないのが現状である。
報、特開昭55−148773号公報、特開昭58−1
9481号公報、特開昭63−18084号公報ヒドロ
キシルアミン類、タンニン酸類、ピラゾール誘導体類、
有機ニトロ化合物類を含むなどの物を亜鉛系めっき鋼板
に施し、これら化合物の吸着性、金属錯形成性、酸化性
に着目し亜鉛めっき表面の腐食反応の抑制を目指すもの
などが開示されている。しかし、これら技術によって
は、クロメート処理の施されていないめっき鋼板より耐
食性は向上するもののクロメート処理に比較すると及ぶ
べくもないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
現状に鑑み6価クロムを全く含まず耐環境汚染性に優れ
地球環境に有利であるとともに現行のクロメート処理と
同等以上の耐食性を有する表面処理鋼板を提供すること
を目的としたものである。
現状に鑑み6価クロムを全く含まず耐環境汚染性に優れ
地球環境に有利であるとともに現行のクロメート処理と
同等以上の耐食性を有する表面処理鋼板を提供すること
を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは次の通りである。 (1)鋼板またはめっき鋼板表面にZnを主成分とし第
2成分としてCrを7%以上40%以下含有するZn−
Cr系合金めっきを施し、更にそのZn−Cr系合金め
っき表面に6価のCrを含まない難溶解性塩形成アニオ
ンを含有する皮膜を施したことを特徴とする耐環境汚染
性、耐食性に優れた表面処理鋼板。 (2)Zn−Cr系合金めっきが、Znを主成分、Cr
を第2成分とし、第3成分群として、第2成分のCr含
有率以下で、Ni,Fe,Co,Mnを1種または2種
以上を0.5%以上含有せしめたZn−Cr系合金めっ
きであることを特徴とする前記(1)記載の耐環境汚染
性、耐食性に優れた表面処理鋼板。
ろは次の通りである。 (1)鋼板またはめっき鋼板表面にZnを主成分とし第
2成分としてCrを7%以上40%以下含有するZn−
Cr系合金めっきを施し、更にそのZn−Cr系合金め
っき表面に6価のCrを含まない難溶解性塩形成アニオ
ンを含有する皮膜を施したことを特徴とする耐環境汚染
性、耐食性に優れた表面処理鋼板。 (2)Zn−Cr系合金めっきが、Znを主成分、Cr
を第2成分とし、第3成分群として、第2成分のCr含
有率以下で、Ni,Fe,Co,Mnを1種または2種
以上を0.5%以上含有せしめたZn−Cr系合金めっ
きであることを特徴とする前記(1)記載の耐環境汚染
性、耐食性に優れた表面処理鋼板。
【0009】(3)Zn−Cr系合金めっき表面の皮膜
が、難溶解性塩形成アニオンを含有し、カチオン種とし
てZn−Cr系合金元素成分以外に、Co,Ni,M
n,Fe,Mg,Ca,Sr,Al,ランタノイドの1
種または2種以上含むことを特徴とする前記(1)また
は(2)記載の耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理
鋼板。 (4)Zn−Cr系合金めっき表面の皮膜が、難溶解性
塩形成アニオンを含有し、酸化物コロイド類を含有する
ことを特徴とする前記(1)、(2)または(3)記載
の耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板にある。
が、難溶解性塩形成アニオンを含有し、カチオン種とし
てZn−Cr系合金元素成分以外に、Co,Ni,M
n,Fe,Mg,Ca,Sr,Al,ランタノイドの1
種または2種以上含むことを特徴とする前記(1)また
は(2)記載の耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理
鋼板。 (4)Zn−Cr系合金めっき表面の皮膜が、難溶解性
塩形成アニオンを含有し、酸化物コロイド類を含有する
ことを特徴とする前記(1)、(2)または(3)記載
の耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板にある。
【0010】本発明者らが鋭意検討を行った結果、本発
明者らがZn−Cr系めっき鋼板の開発に長年たづさわ
ったことも幸いして本発明をなしたものである。Zn−
Cr系合金めっき鋼板は、特開平1−55397号公
報、特開平1−191797号公報に知られる如く従来
のZn系めっき鋼板に比較して格段に優れた耐食性を有
している。しがしながら、確かにZn−Cr系合金めっ
き鋼板は鋼板の防錆と言う点では優れているものの、腐
食初期でのZn錆である白錆発生時間の点ではクロメー
ト処理材に比べて比較的速い。これは、Zn−Crめっ
きが初期腐食で3価のクロムのネットワークによる高耐
蝕皮膜を形成し、その後の長期の防錆を達成しているも
のと推定される。本願発明者らはこの特性に着目し、Z
n−Crめっきの高耐食性皮膜形成を腐食初期の極めて
短い期間に形成可能とすれば、6価Crを皆無にしても
腐食の初期錆である白錆発生を起すことなく、クロメー
ト処理材と同等以上の性能が得られるとの知見に至り、
本発明をなしたものである。
明者らがZn−Cr系めっき鋼板の開発に長年たづさわ
ったことも幸いして本発明をなしたものである。Zn−
Cr系合金めっき鋼板は、特開平1−55397号公
報、特開平1−191797号公報に知られる如く従来
のZn系めっき鋼板に比較して格段に優れた耐食性を有
している。しがしながら、確かにZn−Cr系合金めっ
き鋼板は鋼板の防錆と言う点では優れているものの、腐
食初期でのZn錆である白錆発生時間の点ではクロメー
ト処理材に比べて比較的速い。これは、Zn−Crめっ
きが初期腐食で3価のクロムのネットワークによる高耐
蝕皮膜を形成し、その後の長期の防錆を達成しているも
のと推定される。本願発明者らはこの特性に着目し、Z
n−Crめっきの高耐食性皮膜形成を腐食初期の極めて
短い期間に形成可能とすれば、6価Crを皆無にしても
腐食の初期錆である白錆発生を起すことなく、クロメー
ト処理材と同等以上の性能が得られるとの知見に至り、
本発明をなしたものである。
【0011】まず、本発明でZn−Crめっきを施す対
象のめっき鋼板とは、鋼板よりも卑な電位をもつめっき
鋼板が好ましい。貴な電気のめっき、例えば、Au,N
i,Crめっきのような一般に言う装飾めっきやSnめ
っき、Pbめっきの施された鋼板は、Zn−Crめっき
層と下層のめっき層の間に電位差が大きく、本発明の効
果は小さい。鋼板よりも卑な電位のめっきは鋼板に対す
る犠牲防食性を有し防食効果は高いものの、めっき自身
本来活性な為、腐食のめっき錆を抑制する為に現行技術
ではクロメート等の処理がなされているのである。この
ような卑な電位を持つめっき鋼板の具体的な例として
は、電気亜鉛めっき鋼板、Zn−Ni電気合金めっき鋼
板、Zn−Fe電気合金めっき、Zn−Mn電気合金め
っき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき
鋼板、Zn−Alめっき鋼板、および前記めっき鋼板に
SiO2 ,Al2 O3 ,TiO2 などの酸化物や樹脂ポ
リマーを分散させた分散めっき鋼板、Alめっき鋼板な
どがある。
象のめっき鋼板とは、鋼板よりも卑な電位をもつめっき
鋼板が好ましい。貴な電気のめっき、例えば、Au,N
i,Crめっきのような一般に言う装飾めっきやSnめ
っき、Pbめっきの施された鋼板は、Zn−Crめっき
層と下層のめっき層の間に電位差が大きく、本発明の効
果は小さい。鋼板よりも卑な電位のめっきは鋼板に対す
る犠牲防食性を有し防食効果は高いものの、めっき自身
本来活性な為、腐食のめっき錆を抑制する為に現行技術
ではクロメート等の処理がなされているのである。この
ような卑な電位を持つめっき鋼板の具体的な例として
は、電気亜鉛めっき鋼板、Zn−Ni電気合金めっき鋼
板、Zn−Fe電気合金めっき、Zn−Mn電気合金め
っき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき
鋼板、Zn−Alめっき鋼板、および前記めっき鋼板に
SiO2 ,Al2 O3 ,TiO2 などの酸化物や樹脂ポ
リマーを分散させた分散めっき鋼板、Alめっき鋼板な
どがある。
【0012】次に、これらめっき鋼板または鋼板(熱延
鋼板、冷延鋼板)の表面に施すめっき構成であるが、こ
れら各種鋼板の防錆機能である犠牲防食を有する為に
は、めっき成分としてはZnが主成分でなければならな
い。第2成分のCrは腐食時に高耐食性皮膜を形成し、
耐食性効果を発揮する為には7%以上必要であり、Cr
含有率の増大により耐食性の効果も向上するが、40%
超ではめっき層が硬くなり加工時のめっきの密着性が悪
化し実用的ではない。
鋼板、冷延鋼板)の表面に施すめっき構成であるが、こ
れら各種鋼板の防錆機能である犠牲防食を有する為に
は、めっき成分としてはZnが主成分でなければならな
い。第2成分のCrは腐食時に高耐食性皮膜を形成し、
耐食性効果を発揮する為には7%以上必要であり、Cr
含有率の増大により耐食性の効果も向上するが、40%
超ではめっき層が硬くなり加工時のめっきの密着性が悪
化し実用的ではない。
【0013】さらに、第3成分群として、Ni,Fe,
Co,Mnの1種または2種以上を、第2成分を越えな
い範囲で含有させることは、めっき層上層に施す難溶性
塩形成皮膜処理のめっき層との反応を高め皮膜の固定を
図る上で有効である。第3元素成分群が合計元素量で
0.5%未満ではその効果が小さく、含まれていない場
合と固定効果において差異はないので、Ni,Fe,C
o,Mnを0.5%以上含むことが好ましい。第3成分
元素の合計がクロム含有率を上回るとCrによる高耐食
性皮膜の形成が低下し、耐食性の効果が減少するので好
ましくない。
Co,Mnの1種または2種以上を、第2成分を越えな
い範囲で含有させることは、めっき層上層に施す難溶性
塩形成皮膜処理のめっき層との反応を高め皮膜の固定を
図る上で有効である。第3元素成分群が合計元素量で
0.5%未満ではその効果が小さく、含まれていない場
合と固定効果において差異はないので、Ni,Fe,C
o,Mnを0.5%以上含むことが好ましい。第3成分
元素の合計がクロム含有率を上回るとCrによる高耐食
性皮膜の形成が低下し、耐食性の効果が減少するので好
ましくない。
【0014】尚、上記めっき構成中に、SiO2 ,Ti
O2 ,Al2 O3 などの酸化物コロイドを分散させて
も、さらにはめっき時の不可避的不純物、例えばPb,
Sn,Sb,Mo,Na,K,Li,B,P,Mg,C
u,Ag,Cd,Cなどが微量含有されていても本願発
明の6価クロムフリーでの初期錆防止効果が本質的に変
わるものではない。
O2 ,Al2 O3 などの酸化物コロイドを分散させて
も、さらにはめっき時の不可避的不純物、例えばPb,
Sn,Sb,Mo,Na,K,Li,B,P,Mg,C
u,Ag,Cd,Cなどが微量含有されていても本願発
明の6価クロムフリーでの初期錆防止効果が本質的に変
わるものではない。
【0015】上記、Zn−Cr系合金めっき量として
は、冷延鋼板上に3g/m2 以上あれば、初期錆防止効
果以外に通常の亜鉛鍍金と同等以上の防錆効果が得られ
る。初期の白錆発生の防止効果として必要な量として
は、0.5g/m2 以上あれば良く、めっき層下地が電
気亜鉛めっき鋼板、Zn−Ni電気合金めっき鋼板、Z
n−Fe電気合金めっき、溶融亜鉛めっき鋼板、合金化
溶融亜鉛めっき鋼板、Zn−Alめっき鋼板、分散めっ
き鋼板、Alめっき鋼板などのめっき鋼板であっても、
初期の白錆発生を抑制する点では本願発明の本質が変わ
るものではない。Zn−Cr合金めっきのめっき層の結
晶構造は、純Znをしめすη層の認められないものの方
が、Cr量で本発明の初期錆防止効果が大きいが、Cr
組成が7%以上あればη層が認められてもクロメートと
同程度以上の初期錆防止効果がある。
は、冷延鋼板上に3g/m2 以上あれば、初期錆防止効
果以外に通常の亜鉛鍍金と同等以上の防錆効果が得られ
る。初期の白錆発生の防止効果として必要な量として
は、0.5g/m2 以上あれば良く、めっき層下地が電
気亜鉛めっき鋼板、Zn−Ni電気合金めっき鋼板、Z
n−Fe電気合金めっき、溶融亜鉛めっき鋼板、合金化
溶融亜鉛めっき鋼板、Zn−Alめっき鋼板、分散めっ
き鋼板、Alめっき鋼板などのめっき鋼板であっても、
初期の白錆発生を抑制する点では本願発明の本質が変わ
るものではない。Zn−Cr合金めっきのめっき層の結
晶構造は、純Znをしめすη層の認められないものの方
が、Cr量で本発明の初期錆防止効果が大きいが、Cr
組成が7%以上あればη層が認められてもクロメートと
同程度以上の初期錆防止効果がある。
【0016】次に、上記Zn−Cr系合金めっき層上に
形成する難溶解性塩形成アニオンを含有する皮膜につい
て述べる。難溶解性塩形成アニオンとはCr3+と難溶解
性塩を形成するアニオンで、無水正塩で換算し溶解度積
として10-10程度以下の小さいものを指す。このよう
なアニオン種としては、例えばリン酸イオン、ピロリン
酸イオン、トリリン酸イオン、ポリリン酸イオンなどの
リン酸類、ホウ酸類、モリブデン酸類、バナジン酸類、
タングステン酸類などがあり、これらはCrを6価に酸
化する可能性が全く無く特に好ましい。過マンガン酸類
も難溶解性塩を形成し初期錆防止効果としては有効であ
るが、その酸化力が高く3価クロムを6価クロムに酸化
する可能性を秘めている点で望ましくない。
形成する難溶解性塩形成アニオンを含有する皮膜につい
て述べる。難溶解性塩形成アニオンとはCr3+と難溶解
性塩を形成するアニオンで、無水正塩で換算し溶解度積
として10-10程度以下の小さいものを指す。このよう
なアニオン種としては、例えばリン酸イオン、ピロリン
酸イオン、トリリン酸イオン、ポリリン酸イオンなどの
リン酸類、ホウ酸類、モリブデン酸類、バナジン酸類、
タングステン酸類などがあり、これらはCrを6価に酸
化する可能性が全く無く特に好ましい。過マンガン酸類
も難溶解性塩を形成し初期錆防止効果としては有効であ
るが、その酸化力が高く3価クロムを6価クロムに酸化
する可能性を秘めている点で望ましくない。
【0017】なお、クロム酸類は同様に難溶解性塩を形
成するが本発明の主旨である6価クロムフリーに反する
もので本発明の範囲ではない。なお、念のために難溶解
性塩を形成しない溶解性塩形成アニオン種としては、塩
化物イオン類、フッ化物イオン類、硝酸イオン類、硫酸
イオン類などがあるが、本発明の難溶解性塩形成アニオ
ン種を主たる成分とし、本皮膜形成のためにエッチング
剤等として使用し溶解性塩形成アニオン種が皮膜中に含
まれる場合は、本発明の効果は発揮され発明の範囲内で
ある。
成するが本発明の主旨である6価クロムフリーに反する
もので本発明の範囲ではない。なお、念のために難溶解
性塩を形成しない溶解性塩形成アニオン種としては、塩
化物イオン類、フッ化物イオン類、硝酸イオン類、硫酸
イオン類などがあるが、本発明の難溶解性塩形成アニオ
ン種を主たる成分とし、本皮膜形成のためにエッチング
剤等として使用し溶解性塩形成アニオン種が皮膜中に含
まれる場合は、本発明の効果は発揮され発明の範囲内で
ある。
【0018】尚、難溶解性塩形成アニオン種の皮膜量と
しては、元素の種類によっても異なるが、単体元素量換
算で5mg/m2 以上あればその効果が発揮され、好ま
しくは20mg/m2 以上である。なお、上限は特に定
めるものではないが、200mg/m2 以上ではその効
果は飽和している。上記の難溶解性塩形成アニオン種が
Zn−Crめっきの表面に存在すると、亜鉛系めっきの
クロメート材と同等以上に、無加工部においてのみでな
く、カップ絞り加工の如きしごき加工部の皮膜に損傷を
受けた部分においても初期の白錆発生の防止効果が発揮
されるのは、以下の如くであると推定している。
しては、元素の種類によっても異なるが、単体元素量換
算で5mg/m2 以上あればその効果が発揮され、好ま
しくは20mg/m2 以上である。なお、上限は特に定
めるものではないが、200mg/m2 以上ではその効
果は飽和している。上記の難溶解性塩形成アニオン種が
Zn−Crめっきの表面に存在すると、亜鉛系めっきの
クロメート材と同等以上に、無加工部においてのみでな
く、カップ絞り加工の如きしごき加工部の皮膜に損傷を
受けた部分においても初期の白錆発生の防止効果が発揮
されるのは、以下の如くであると推定している。
【0019】腐食環境下の水分中に、これら難溶解性塩
形成アニオンは極微量ではあるが溶解し解離している。
このため下地であるZn−Crめっき層が極わずか腐蝕
して生成された3価のCrイオンと反応し3価のクロム
塩の沈積を有利にする。このため、3価のクロムの高耐
食性皮膜が、早期に形成され防錆効果を発揮するため初
期錆の抑制が可能となる。加工および腐食過程などによ
って皮膜が損傷を受けても同様に3価のクロム皮膜が再
生される自己修復作用が発揮される。形成された皮膜は
クロメート皮膜やステンレスで耐蝕膜として機能してい
る3価のクロム皮膜である為その耐蝕効果は十分である
と推定している。
形成アニオンは極微量ではあるが溶解し解離している。
このため下地であるZn−Crめっき層が極わずか腐蝕
して生成された3価のCrイオンと反応し3価のクロム
塩の沈積を有利にする。このため、3価のクロムの高耐
食性皮膜が、早期に形成され防錆効果を発揮するため初
期錆の抑制が可能となる。加工および腐食過程などによ
って皮膜が損傷を受けても同様に3価のクロム皮膜が再
生される自己修復作用が発揮される。形成された皮膜は
クロメート皮膜やステンレスで耐蝕膜として機能してい
る3価のクロム皮膜である為その耐蝕効果は十分である
と推定している。
【0020】さらに、難溶解性塩形成アニオン種を含有
する皮膜中に、Co,Ni,Mn,Mg,Ca,Sr,
Al,ランタノイドをカチオンとして1種または2種以
上含有させることはZn酸化膜を強化するとともに、こ
れらカチオン自身も難溶解性塩形成アニオンと難溶解性
塩を形成する傾向があるので皮膜中の難溶解性塩形成ア
ニオンを腐食時間に対して長期間保持する効果もある
為、難溶解性塩形成アニオンの皮膜への固定効果を高
め、一層初期錆抑制効果が発揮される。
する皮膜中に、Co,Ni,Mn,Mg,Ca,Sr,
Al,ランタノイドをカチオンとして1種または2種以
上含有させることはZn酸化膜を強化するとともに、こ
れらカチオン自身も難溶解性塩形成アニオンと難溶解性
塩を形成する傾向があるので皮膜中の難溶解性塩形成ア
ニオンを腐食時間に対して長期間保持する効果もある
為、難溶解性塩形成アニオンの皮膜への固定効果を高
め、一層初期錆抑制効果が発揮される。
【0021】これら、カチオン種の量としては単体金属
元素換算で3mg/m2 未満ではその効果が小さく、含
まれていない場合と固定効果において差異が小さいので
3mg/m2 以上あることが好ましい。上限は特に定め
るものではないが、200mg/m2 以上ではその効果
は飽和している。また、難溶解性塩形成アニオン種含有
皮膜中に、酸化物コロイド類(例えば、SiO2 ,Ti
O2 ,Sb2 O5 ,ZrO,Al2 O3 などのコロイド
類)が含有することにより、該皮膜の厚みが増加し、腐
食促進物質の皮膜中への侵入を抑制するとともに、該物
質が侵入し、皮膜下層のZn−Cr系合金めっき層から
のCr腐食生成物が溶出する際のトラップサイトにもな
ると考えられるので、表面処理鋼板の初期錆抑制効果を
格段に向上する。
元素換算で3mg/m2 未満ではその効果が小さく、含
まれていない場合と固定効果において差異が小さいので
3mg/m2 以上あることが好ましい。上限は特に定め
るものではないが、200mg/m2 以上ではその効果
は飽和している。また、難溶解性塩形成アニオン種含有
皮膜中に、酸化物コロイド類(例えば、SiO2 ,Ti
O2 ,Sb2 O5 ,ZrO,Al2 O3 などのコロイド
類)が含有することにより、該皮膜の厚みが増加し、腐
食促進物質の皮膜中への侵入を抑制するとともに、該物
質が侵入し、皮膜下層のZn−Cr系合金めっき層から
のCr腐食生成物が溶出する際のトラップサイトにもな
ると考えられるので、表面処理鋼板の初期錆抑制効果を
格段に向上する。
【0022】これら、酸化物コロイド類は酸化物換算で
20mg/m2 以上で効果が認められる。耐食性につい
ては特に上限はないが、2000mg/m2 以上では加
工性の悪化や絶縁性が高くなり溶接性などの悪化が認め
られ実用的ではない。なお、20mg/m2 未満ではそ
の効果が小さく、先に述べた難溶解性塩形成アニオン種
単独含有皮膜単独と効果の差異は認められないので、2
0mg/m2 が好ましい。尚、難溶解性塩形成アニオン
含有皮膜に上記のカチオン類と酸化物コロイド類の双方
を含有させることは、それぞれの作用が独立と推定され
るので初期錆抑制効果が相乗的に発揮される。尚、皮膜
形成時に不可避的に混入したイオン類、例えば、Na,
Kなどのアルカリ金属イオンやBaが皮膜中に含まれて
いても本発明の初期錆抑制効果が変わるものではない。
20mg/m2 以上で効果が認められる。耐食性につい
ては特に上限はないが、2000mg/m2 以上では加
工性の悪化や絶縁性が高くなり溶接性などの悪化が認め
られ実用的ではない。なお、20mg/m2 未満ではそ
の効果が小さく、先に述べた難溶解性塩形成アニオン種
単独含有皮膜単独と効果の差異は認められないので、2
0mg/m2 が好ましい。尚、難溶解性塩形成アニオン
含有皮膜に上記のカチオン類と酸化物コロイド類の双方
を含有させることは、それぞれの作用が独立と推定され
るので初期錆抑制効果が相乗的に発揮される。尚、皮膜
形成時に不可避的に混入したイオン類、例えば、Na,
Kなどのアルカリ金属イオンやBaが皮膜中に含まれて
いても本発明の初期錆抑制効果が変わるものではない。
【0023】尚、本発明に更に耐食性、潤滑性の改善効
果や塗装密着性、耐指紋性向上を意図し、コロイド類を
微粒化したりアクリル系やエポキシ系などの樹脂、ポリ
オキシエチレンなどのワックス類を本発明の皮膜に添加
することや本発明の皮膜上に被覆することも可能であ
り、本発明を逸脱するものではない。また、さらに、本
発明の皮膜に、タンニン酸やアミン類等のインヒビター
類の添加も特に妨げるものではない。本発明の皮膜中
に、下地のZn−Cr系めっき中の添加または含有元素
が処理時に反応し皮膜形成成分の1部として含有してい
ても、本発明の成分範囲内であれば、本発明の効果は発
揮される。
果や塗装密着性、耐指紋性向上を意図し、コロイド類を
微粒化したりアクリル系やエポキシ系などの樹脂、ポリ
オキシエチレンなどのワックス類を本発明の皮膜に添加
することや本発明の皮膜上に被覆することも可能であ
り、本発明を逸脱するものではない。また、さらに、本
発明の皮膜に、タンニン酸やアミン類等のインヒビター
類の添加も特に妨げるものではない。本発明の皮膜中
に、下地のZn−Cr系めっき中の添加または含有元素
が処理時に反応し皮膜形成成分の1部として含有してい
ても、本発明の成分範囲内であれば、本発明の効果は発
揮される。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施態様について述
べる。Zn−Cr系合金めっきは、公知の方法、例え
ば、Zn2+イオン,Cr3+イオンおよびポリオキシアル
キレン誘導体を含む酸性浴で生成することができる。難
溶解性塩形成アニオンを含有する皮膜の形成方法は、Z
n−Cr系合金めっきを表面に施した鋼板またはめっき
鋼板に、難溶解性塩形成アニオンを含む溶液を、クロメ
ート処理で行うのと同様に、浸漬、スプレー、ロール等
の方法で塗布、電解、反応させ生成することができる。
無論、難溶解性塩形成アニオンを含む溶液と鋼板を接触
せしめた後に、リンスおよびまたは乾燥を行ってもよ
い。
べる。Zn−Cr系合金めっきは、公知の方法、例え
ば、Zn2+イオン,Cr3+イオンおよびポリオキシアル
キレン誘導体を含む酸性浴で生成することができる。難
溶解性塩形成アニオンを含有する皮膜の形成方法は、Z
n−Cr系合金めっきを表面に施した鋼板またはめっき
鋼板に、難溶解性塩形成アニオンを含む溶液を、クロメ
ート処理で行うのと同様に、浸漬、スプレー、ロール等
の方法で塗布、電解、反応させ生成することができる。
無論、難溶解性塩形成アニオンを含む溶液と鋼板を接触
せしめた後に、リンスおよびまたは乾燥を行ってもよ
い。
【0025】Co,Ni,Mn,Mg,Ca,Sr,A
l,ランタノイドのカチオン類や酸化物コロイド類の難
溶解性塩形成アニオン含有皮膜への含有は、難溶解性塩
形成アニオンを含有する処理液中に混合させるのが、生
産工程上有利ではあるが、別々に塗布等を行ってもかま
わない。この場合、皮膜が2層以上になっている可能性
があるが、腐食環境での水分中に難溶解質性塩形成アニ
オンが溶出し、めっきの腐食点に作用する機構は同じで
あり、初期錆抑制効果は変わらない。なお、同様に難溶
解性塩形成アニオン、カチオン類、酸化物コロイド類の
めっき表面への処理の順序も特には効果に影響を及ぼさ
ない。
l,ランタノイドのカチオン類や酸化物コロイド類の難
溶解性塩形成アニオン含有皮膜への含有は、難溶解性塩
形成アニオンを含有する処理液中に混合させるのが、生
産工程上有利ではあるが、別々に塗布等を行ってもかま
わない。この場合、皮膜が2層以上になっている可能性
があるが、腐食環境での水分中に難溶解質性塩形成アニ
オンが溶出し、めっきの腐食点に作用する機構は同じで
あり、初期錆抑制効果は変わらない。なお、同様に難溶
解性塩形成アニオン、カチオン類、酸化物コロイド類の
めっき表面への処理の順序も特には効果に影響を及ぼさ
ない。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに、表
1及び表2に処理鋼板、Zn−Cr系合金めっき及び難
溶解性塩形成皮膜の各条件を、表3及び表4にその性能
を挙げる。実施例No27〜37は請求項1の発明に、
実施例No38〜47は請求項2の発明に、実施例No
9〜22は請求項3の発明に、実施例No1〜8、23
〜26は請求項4の発明に該当する。本発明は、何れも
現行のクロメート処理材(比較例1)と同等以上の耐食
性を無加工部、加工部とも発揮可能である上、Crの溶
出はクロメート材に比較して格段に少なくトレースであ
る。比較例2はZn−Crめっきのみを施したもの、比
較例3,6はZn−Crめっき層のないもの、比較例4
はZn−Crめっき層のCr組成が低いもの、比較例5
はアニオン種がNO3 で難溶解性塩とならないものであ
る。何れも、初期錆抑制効果はクロメート材以下であ
る。尚、請求項2および3の発明は皮膜の固定率の向上
と耐食性の向上が発揮され、請求項4の発明では耐食性
の向上が飛躍的に発揮されている。
1及び表2に処理鋼板、Zn−Cr系合金めっき及び難
溶解性塩形成皮膜の各条件を、表3及び表4にその性能
を挙げる。実施例No27〜37は請求項1の発明に、
実施例No38〜47は請求項2の発明に、実施例No
9〜22は請求項3の発明に、実施例No1〜8、23
〜26は請求項4の発明に該当する。本発明は、何れも
現行のクロメート処理材(比較例1)と同等以上の耐食
性を無加工部、加工部とも発揮可能である上、Crの溶
出はクロメート材に比較して格段に少なくトレースであ
る。比較例2はZn−Crめっきのみを施したもの、比
較例3,6はZn−Crめっき層のないもの、比較例4
はZn−Crめっき層のCr組成が低いもの、比較例5
はアニオン種がNO3 で難溶解性塩とならないものであ
る。何れも、初期錆抑制効果はクロメート材以下であ
る。尚、請求項2および3の発明は皮膜の固定率の向上
と耐食性の向上が発揮され、請求項4の発明では耐食性
の向上が飛躍的に発揮されている。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】なお、表中の注1〜4は次の事項を示す。 注1)処理鋼板 板厚0.8mmの通常冷延鋼板および各種亜鉛系めっき
鋼板を実機材または公知の作成方法に従って作成し用い
た。表中の記号の意味は以下の通りである。 CR:冷延鋼板、EG:電気亜鉛めっき鋼板、GA:合
金化溶融亜鉛めっき鋼板(Fe:8%)、GI:溶融亜
鉛めっき鋼板(Al:0.3%,Pb:0.15%,残
Zn)、Zn−Ni:Zn−Ni電気合金めっき鋼板
(20g/m2 、Ni:11%、残Zn)、Zn−F
e:Zn−Fe電気合金めっき鋼板(20g/m2 、F
e:15%、残Zn)、Zn−Al:Zn−Alめっき
鋼板(Al:5%,Mg:0.5%,残Zn40g/m
2 )、Zn−SiO2 :SiO2 分散電気亜鉛めっき鋼
板(20g/m2 、SiO2 :3%、残Zn)、Zn−
Co:Zn−Co電気合金めっき鋼板(20g/m2 、
Co:12%、残Zn)、Zn−Ni−SiO2 :Si
O2 分散Zn−Ni電気合金めっき鋼板(20g/
m2 、SiO2 :3%、Ni:11%、残Zn)、Zn
−Fe−SiO2 :SiO2 分散Zn−Fe電気合金め
っき鋼板(20g/m2 、SiO2 :3%、Fe:15
%、残Zn)、Al:溶融アルミニウムめっき鋼板(6
0g/m2 、Si:5%、残Al)
鋼板を実機材または公知の作成方法に従って作成し用い
た。表中の記号の意味は以下の通りである。 CR:冷延鋼板、EG:電気亜鉛めっき鋼板、GA:合
金化溶融亜鉛めっき鋼板(Fe:8%)、GI:溶融亜
鉛めっき鋼板(Al:0.3%,Pb:0.15%,残
Zn)、Zn−Ni:Zn−Ni電気合金めっき鋼板
(20g/m2 、Ni:11%、残Zn)、Zn−F
e:Zn−Fe電気合金めっき鋼板(20g/m2 、F
e:15%、残Zn)、Zn−Al:Zn−Alめっき
鋼板(Al:5%,Mg:0.5%,残Zn40g/m
2 )、Zn−SiO2 :SiO2 分散電気亜鉛めっき鋼
板(20g/m2 、SiO2 :3%、残Zn)、Zn−
Co:Zn−Co電気合金めっき鋼板(20g/m2 、
Co:12%、残Zn)、Zn−Ni−SiO2 :Si
O2 分散Zn−Ni電気合金めっき鋼板(20g/
m2 、SiO2 :3%、Ni:11%、残Zn)、Zn
−Fe−SiO2 :SiO2 分散Zn−Fe電気合金め
っき鋼板(20g/m2 、SiO2 :3%、Fe:15
%、残Zn)、Al:溶融アルミニウムめっき鋼板(6
0g/m2 、Si:5%、残Al)
【0032】注2)Zn−Cr系合金電気めっき Zn−Cr系合金電気めっきは公知の方法(例えば、特
開平1−5539号公報)に従い作成した。Zn2+:5
0〜100g/l、Cr3+:30〜60g/l、ポリエ
チレングリコール(分子量1500):1〜2g/l、
Na+ :5〜20g/l、pH:0〜3、温度:50℃
の硫酸浴を用い電流密度50〜200A/dm2 、相対
流速:60〜200m/mimで作成した。第3元素群
含有めっきは、上記めっき液にNi2+,Fe2+,C
o3+,Mn2+の硫酸塩を適宜添加調整し作成した。第3
群元素の表記、例えば、Mn,Fe,Ni0.2,0.
4,0.5は、Mn=0.2%,Fe=0.4%,Ni
=0.5%を示す。皮膜量は化学分析およびグロー放電
分析法、蛍光X線法により行った。
開平1−5539号公報)に従い作成した。Zn2+:5
0〜100g/l、Cr3+:30〜60g/l、ポリエ
チレングリコール(分子量1500):1〜2g/l、
Na+ :5〜20g/l、pH:0〜3、温度:50℃
の硫酸浴を用い電流密度50〜200A/dm2 、相対
流速:60〜200m/mimで作成した。第3元素群
含有めっきは、上記めっき液にNi2+,Fe2+,C
o3+,Mn2+の硫酸塩を適宜添加調整し作成した。第3
群元素の表記、例えば、Mn,Fe,Ni0.2,0.
4,0.5は、Mn=0.2%,Fe=0.4%,Ni
=0.5%を示す。皮膜量は化学分析およびグロー放電
分析法、蛍光X線法により行った。
【0033】注3)難溶性塩形成皮膜 アニオン類は以下の薬剤を用いた。 PO4 :リン酸およびそのK,Na塩、P2 O7 :ピロ
リン酸およびそのK,Na塩、P3 O10:トリリン酸お
よびそのNa塩、BO3 :ほう酸およびそのNa塩、M
o7 O24:モリブデン酸アンモニウム、VO3 :バナジ
ン酸のNa,NH 4 塩、WO4 :タングステン酸Na カチオン類は以下の薬剤を用いた。 Co,Ni,Fe,Mg,Al,CO3 ,SO4 ,NO
3 塩、Ca,Sr,CO 3 ,NO3 ,Cl塩、希土類元
素類:CO3
リン酸およびそのK,Na塩、P3 O10:トリリン酸お
よびそのNa塩、BO3 :ほう酸およびそのNa塩、M
o7 O24:モリブデン酸アンモニウム、VO3 :バナジ
ン酸のNa,NH 4 塩、WO4 :タングステン酸Na カチオン類は以下の薬剤を用いた。 Co,Ni,Fe,Mg,Al,CO3 ,SO4 ,NO
3 塩、Ca,Sr,CO 3 ,NO3 ,Cl塩、希土類元
素類:CO3
【0034】酸化物類は市販の酸化物コロイドを用い
た。処理方法は塗布方法にて水膜量0.5〜3cc/m
2 の塗布量の範囲でエアーナイフ式、ロール式コーター
を用い、狙いは皮膜量相当の濃度の水溶液を上記薬剤で
作成して行った。塗布後は板温度を60〜200℃の範
囲で乾燥した。浸漬方法はpH2〜4に調整した水溶液
(アニオン塩10〜150g/l)、温度40℃にエッ
チング剤を添加し、3sec〜5min浸漬し作成し
た。必要に応じて水洗を行い乾燥した。電解方法はpH
2〜10に調整した水溶液(アニオン塩20〜200g
/lにカチオン塩類を適宜添加)、温度40℃で3〜1
0A/dm2 、3sec〜1minで陰極または陽極に
して電解し、必要に応じて水洗乾燥した。皮膜量は化学
分析法、蛍光X線法を用いた。皮膜量はアニオン類およ
びカチオン類とも単体元素換算(例えば、PO4 はP,
Mo7 O24はMoなどに換算)。酸化物コロイド類は表
に記載の酸化物換算。
た。処理方法は塗布方法にて水膜量0.5〜3cc/m
2 の塗布量の範囲でエアーナイフ式、ロール式コーター
を用い、狙いは皮膜量相当の濃度の水溶液を上記薬剤で
作成して行った。塗布後は板温度を60〜200℃の範
囲で乾燥した。浸漬方法はpH2〜4に調整した水溶液
(アニオン塩10〜150g/l)、温度40℃にエッ
チング剤を添加し、3sec〜5min浸漬し作成し
た。必要に応じて水洗を行い乾燥した。電解方法はpH
2〜10に調整した水溶液(アニオン塩20〜200g
/lにカチオン塩類を適宜添加)、温度40℃で3〜1
0A/dm2 、3sec〜1minで陰極または陽極に
して電解し、必要に応じて水洗乾燥した。皮膜量は化学
分析法、蛍光X線法を用いた。皮膜量はアニオン類およ
びカチオン類とも単体元素換算(例えば、PO4 はP,
Mo7 O24はMoなどに換算)。酸化物コロイド類は表
に記載の酸化物換算。
【0035】注4)性能 耐蝕性無加工:平板で塩水噴霧試験(JIS規格Z23
71)行い、白錆発生2%までの時間を評価した。 耐蝕性加工:ブランク80mm、ポンチ42mmで高さ
20mmのカップ形状に絞り加工を行い、塩水噴霧試験
(JIS規格Z2371)行い、加工を受けた外側面の
白錆発生2%までの時間を評価した。評価は、無加工、
加工とも2%白錆発生時間が24時間以下が××、24
時間超48時間以下が×、48時間超72時間以下が
△、72時間超120時間以下が○、120時間超24
0時間以下が◎、240時間超を☆で示した。 Cr溶出量:処理鋼板(40cm2 )を沸騰水(50m
l)に30min浸漬し、その水溶液を分析し全溶出C
rの溶出量を評価した。Trは検出限界以下(イオン交
換水強度と同等) 溶出率:処理鋼板をCr溶出量測定と同様に沸騰水に3
0min浸漬し、その水溶液を分析し、表中に記載の皮
膜構成元素の全量に対する溶出割合を求め皮膜固定性を
評価した。Trは検出限界以下(イオン交換水強度と同
等)
71)行い、白錆発生2%までの時間を評価した。 耐蝕性加工:ブランク80mm、ポンチ42mmで高さ
20mmのカップ形状に絞り加工を行い、塩水噴霧試験
(JIS規格Z2371)行い、加工を受けた外側面の
白錆発生2%までの時間を評価した。評価は、無加工、
加工とも2%白錆発生時間が24時間以下が××、24
時間超48時間以下が×、48時間超72時間以下が
△、72時間超120時間以下が○、120時間超24
0時間以下が◎、240時間超を☆で示した。 Cr溶出量:処理鋼板(40cm2 )を沸騰水(50m
l)に30min浸漬し、その水溶液を分析し全溶出C
rの溶出量を評価した。Trは検出限界以下(イオン交
換水強度と同等) 溶出率:処理鋼板をCr溶出量測定と同様に沸騰水に3
0min浸漬し、その水溶液を分析し、表中に記載の皮
膜構成元素の全量に対する溶出割合を求め皮膜固定性を
評価した。Trは検出限界以下(イオン交換水強度と同
等)
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、6価クロムを全く含ま
ずに、めっき鋼板のクロメート処理材と同等以上の耐食
性を無加工部のみではなく、加工部においても達成でき
る。本発明は、6価クロムを全く含まない為、家電、自
動車、建材等で本鋼板を使用する際にも6価クロムによ
る環境汚染の懸念や、これら商品および商品の廃棄によ
る6価クロムの環境汚染の懸念が無く産業のみならず社
会において非常に有益である。さらに、本発明の鋼板の
輸送に際しても、結露、水濡れによる6価クロム溶出汚
れの回避も可能で商品価値を高める。また、本技術は、
クロム酸類のような強力な酸化剤を用いないので、本皮
膜処理液中に従来クロメート処理液に添加不可能であっ
たワックスや樹脂類などの還元性物質をも添加が可能で
あり容易に潤滑性や指紋などの耐汚染性の向上も容易に
図れ産業上の有用性が大である。
ずに、めっき鋼板のクロメート処理材と同等以上の耐食
性を無加工部のみではなく、加工部においても達成でき
る。本発明は、6価クロムを全く含まない為、家電、自
動車、建材等で本鋼板を使用する際にも6価クロムによ
る環境汚染の懸念や、これら商品および商品の廃棄によ
る6価クロムの環境汚染の懸念が無く産業のみならず社
会において非常に有益である。さらに、本発明の鋼板の
輸送に際しても、結露、水濡れによる6価クロム溶出汚
れの回避も可能で商品価値を高める。また、本技術は、
クロム酸類のような強力な酸化剤を用いないので、本皮
膜処理液中に従来クロメート処理液に添加不可能であっ
たワックスや樹脂類などの還元性物質をも添加が可能で
あり容易に潤滑性や指紋などの耐汚染性の向上も容易に
図れ産業上の有用性が大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 勝利 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 金丸 辰也 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内
Claims (4)
- 【請求項1】 鋼板またはめっき鋼板表面にZnを主成
分とし第2成分としてCrを7%以上40%以下含有す
るZn−Cr系合金めっきを施し、更にそのZn−Cr
系合金めっき表面に6価のCrを含まない難溶解性塩形
成アニオンを含有する皮膜を施したことを特徴とする耐
環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板。 - 【請求項2】 Zn−Cr系合金めっきが、Znを主成
分、Crを第2成分とし、第3成分群として、第2成分
のCr含有率以下で、Ni,Fe,Co,Mnを1種ま
たは2種以上を0.5%以上含有せしめたZn−Cr系
合金めっきであることを特徴とする請求項1記載の耐環
境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板。 - 【請求項3】 Zn−Cr系合金めっき表面の皮膜が、
難溶解性塩形成アニオンを含有し、カチオン種としてZ
n−Cr系合金元素成分以外に、Co,Ni,Mn,F
e,Mg,Ca,Sr,Al,ランタノイドの1種また
は2種以上含むことを特徴とする請求項1または2記載
の耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板。 - 【請求項4】 Zn−Cr系合金めっき表面の皮膜が、
難溶解性塩形成アニオンを含有し、酸化物コロイド類を
含有することを特徴とする請求項1または2または3記
載の耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153896A JPH09228067A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153896A JPH09228067A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228067A true JPH09228067A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12333980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3153896A Withdrawn JPH09228067A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 耐環境汚染性、耐食性に優れた表面処理鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002052068A1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Posco | Zn-co-w alloy electroplated steel sheet with excellent corrosion resistance and welding property, and its electrolyte for it |
| JP2003301273A (ja) * | 2002-04-10 | 2003-10-24 | Nisshin Steel Co Ltd | 親水性コーティング金属板 |
| KR100851229B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2008-08-07 | 주식회사 포스코 | 양극의 부동태화를 방지할 수 있는 아연-코발트-텅스텐합금전기도금용액 |
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1996
- 1996-02-20 JP JP3153896A patent/JPH09228067A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|---|
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| KR100851229B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2008-08-07 | 주식회사 포스코 | 양극의 부동태화를 방지할 수 있는 아연-코발트-텅스텐합금전기도금용액 |
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