JPH09228271A - ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りタイヤInfo
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- JPH09228271A JPH09228271A JP8065127A JP6512796A JPH09228271A JP H09228271 A JPH09228271 A JP H09228271A JP 8065127 A JP8065127 A JP 8065127A JP 6512796 A JP6512796 A JP 6512796A JP H09228271 A JPH09228271 A JP H09228271A
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/0057—Reinforcements comprising preshaped elements, e.g. undulated or zig-zag filaments
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
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- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0613—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the rope configuration
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に内部までゴムが浸透しにくい2層以上の
複撚り構造でありながら、ゴム浸透性に優れ、耐腐食伝
播性および耐座屈疲労性に優れたゴム物品補強用スチー
ルコードおよびそれを用いた空気入りタイヤを提供す
る。 【解決手段】 2層または3層の複撚り構造を持つゴム
物品補強用スチールコードである。コアが略平行に引き
揃えられた2本のフィラメントまたは2本のフィラメン
トを撚り合わせたストランドからなる。各シース層が、
略平行に引き揃えられた3本のフィラメントで、そのう
ち少なくとも1本のフィラメントに波形、螺旋形又はそ
れらを組合わせた型付けが施されたストランド(A)を
含み、かつ各シース層内の隣接し合う3本のシースのう
ち少なくとも1本を、前記ストランド(A)、または略
平行に引き揃えられた2本のフィラメントからなるスト
ランド(B)とする。
複撚り構造でありながら、ゴム浸透性に優れ、耐腐食伝
播性および耐座屈疲労性に優れたゴム物品補強用スチー
ルコードおよびそれを用いた空気入りタイヤを提供す
る。 【解決手段】 2層または3層の複撚り構造を持つゴム
物品補強用スチールコードである。コアが略平行に引き
揃えられた2本のフィラメントまたは2本のフィラメン
トを撚り合わせたストランドからなる。各シース層が、
略平行に引き揃えられた3本のフィラメントで、そのう
ち少なくとも1本のフィラメントに波形、螺旋形又はそ
れらを組合わせた型付けが施されたストランド(A)を
含み、かつ各シース層内の隣接し合う3本のシースのう
ち少なくとも1本を、前記ストランド(A)、または略
平行に引き揃えられた2本のフィラメントからなるスト
ランド(B)とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤや
工業用ベルト等のゴム物品の補強材として使用されるゴ
ム物品補強用スールコードおよびそれを用いた空気入り
タイヤに関するものである。
工業用ベルト等のゴム物品の補強材として使用されるゴ
ム物品補強用スールコードおよびそれを用いた空気入り
タイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りタイヤ等のゴム製品の補
強のため、ゴムに埋設して用いられるスチールコードに
おいては、ゴム製品にカットが入った際に水分などがコ
ード長手方向に伝播し、腐食が拡がらないように、ゴム
がコード内部まで浸透することが要求されてきた。
強のため、ゴムに埋設して用いられるスチールコードに
おいては、ゴム製品にカットが入った際に水分などがコ
ード長手方向に伝播し、腐食が拡がらないように、ゴム
がコード内部まで浸透することが要求されてきた。
【0003】これまでの技術では、(イ)過大な型付け
をフィラメントに施し、フィラメント間に隙間を持たせ
たオープン撚りコード、(ロ)コアストランドの線径に
比べてシースの本数、線径を規定することで、フィラメ
ント間に隙間を持たせたコード、(ハ)1×2、2+
2、4×2等、撚り構造自体を改良したコード等が主に
ゴム浸透を高める方法として知られている。
をフィラメントに施し、フィラメント間に隙間を持たせ
たオープン撚りコード、(ロ)コアストランドの線径に
比べてシースの本数、線径を規定することで、フィラメ
ント間に隙間を持たせたコード、(ハ)1×2、2+
2、4×2等、撚り構造自体を改良したコード等が主に
ゴム浸透を高める方法として知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
(イ)または(ハ)のコード構造ではコード強力が得に
くいため、小型タイヤや外傷から内層を護るための補強
層としては使用されているが、中型以上のタイヤの補強
層としては不適当であった。また、前記(ロ)の方法で
はコード強力は得易いが、構成フィラメントの配置が偏
り易く、コード内部へのゴムの浸透が安定しにくいとい
う問題があった。
(イ)または(ハ)のコード構造ではコード強力が得に
くいため、小型タイヤや外傷から内層を護るための補強
層としては使用されているが、中型以上のタイヤの補強
層としては不適当であった。また、前記(ロ)の方法で
はコード強力は得易いが、構成フィラメントの配置が偏
り易く、コード内部へのゴムの浸透が安定しにくいとい
う問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、特に内部までゴム
が浸透しにくい2層以上の複撚り構造でありながら、ゴ
ム浸透性に優れ、耐腐食伝播性および耐座屈疲労性に優
れたゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた
空気入りタイヤを提供することにある。
が浸透しにくい2層以上の複撚り構造でありながら、ゴ
ム浸透性に優れ、耐腐食伝播性および耐座屈疲労性に優
れたゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた
空気入りタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の2層または3層の複撚り構造を持つゴム物
品補強用スチールコードは、コアが、略平行に引き揃え
られた2本のフィラメントからなり、各シース層が、略
平行に引き揃えられた3本のフィラメントで、そのうち
少なくとも1本のフィラメントにピッチP(5Dt≦P
≦40Dt:Dtはフィラメント線径)および型付量R
(0.3Dt≦R≦3Dt)の波形若しくは螺旋形又は
それらを組合わせた型付けが施されたストランド(A)
を含み、かつ各シース層内の隣接し合う3本のシースの
うち少なくとも1本を、前記ストランド(A)、または
略平行に引き揃えられた2本のフィラメントからなるス
トランド(B)とし(但し、各シース層内のシース本数
が2本のときは、少なくとも1本が前記ストランド
(A)または前記ストランド(B))、残りが通常のフ
ィラメントからなることを特徴とするものである。
に、本発明の2層または3層の複撚り構造を持つゴム物
品補強用スチールコードは、コアが、略平行に引き揃え
られた2本のフィラメントからなり、各シース層が、略
平行に引き揃えられた3本のフィラメントで、そのうち
少なくとも1本のフィラメントにピッチP(5Dt≦P
≦40Dt:Dtはフィラメント線径)および型付量R
(0.3Dt≦R≦3Dt)の波形若しくは螺旋形又は
それらを組合わせた型付けが施されたストランド(A)
を含み、かつ各シース層内の隣接し合う3本のシースの
うち少なくとも1本を、前記ストランド(A)、または
略平行に引き揃えられた2本のフィラメントからなるス
トランド(B)とし(但し、各シース層内のシース本数
が2本のときは、少なくとも1本が前記ストランド
(A)または前記ストランド(B))、残りが通常のフ
ィラメントからなることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は前記コアに代えて、コアを
2本のフィラメントを撚り合わせたストランドとするこ
とができる。
2本のフィラメントを撚り合わせたストランドとするこ
とができる。
【0008】さらに、本発明の2層または3層の複撚り
構造を持つゴム物品補強用スチールコードは、コアが、
1本のフィラメントからなり、各シース層が、略平行に
引き揃えられた3本のフィラメントで、そのうち少なく
とも1本のフィラメントにピッチP(5Dt≦P≦40
Dt:Dtはフィラメント線径)および型付量R(0.
3Dt≦R≦3Dt)の波形若しくは螺旋形又はそれら
を組合わせた型付けが施されたストランド(A)を含
み、かつコアと隣接するシース層内の隣接し合う2本の
シースのうち少なくとも1本を、前記ストランド
(A)、または略平行に引き揃えられた2本のフィラメ
ントからなるストランド(B)とし(但し、各シース層
内のシース本数が2本のときは、少なくとも1本が前記
ストランド(A)または前記ストランド(B))、残り
が通常のフィラメントからなることを特徴とするもので
ある。
構造を持つゴム物品補強用スチールコードは、コアが、
1本のフィラメントからなり、各シース層が、略平行に
引き揃えられた3本のフィラメントで、そのうち少なく
とも1本のフィラメントにピッチP(5Dt≦P≦40
Dt:Dtはフィラメント線径)および型付量R(0.
3Dt≦R≦3Dt)の波形若しくは螺旋形又はそれら
を組合わせた型付けが施されたストランド(A)を含
み、かつコアと隣接するシース層内の隣接し合う2本の
シースのうち少なくとも1本を、前記ストランド
(A)、または略平行に引き揃えられた2本のフィラメ
ントからなるストランド(B)とし(但し、各シース層
内のシース本数が2本のときは、少なくとも1本が前記
ストランド(A)または前記ストランド(B))、残り
が通常のフィラメントからなることを特徴とするもので
ある。
【0009】本発明においては、各シース層を構成する
シースのすべてを、前記ストランド(A)または前記ス
トランド(B)のいずれかのストランドとすることがで
きる。
シースのすべてを、前記ストランド(A)または前記ス
トランド(B)のいずれかのストランドとすることがで
きる。
【0010】また、各シース層を構成するシースのち、
1本のフィラメントからなるシースのフィラメントの径
をDm、前記ストランド(A)のフィラメントの径をD
t、前記ストランド(B)のフィラメントの径をDdと
するとき、次式、 Dd≦Dm≦2Dd Dt≦Dm≦(1+2/√3)Dt の関係を満たすことが好ましく、さらに好ましくは前記
フィラメント径Dtと前記フィラメント径Ddが次式、 Dd = Dt の関係を満たすようにする。
1本のフィラメントからなるシースのフィラメントの径
をDm、前記ストランド(A)のフィラメントの径をD
t、前記ストランド(B)のフィラメントの径をDdと
するとき、次式、 Dd≦Dm≦2Dd Dt≦Dm≦(1+2/√3)Dt の関係を満たすことが好ましく、さらに好ましくは前記
フィラメント径Dtと前記フィラメント径Ddが次式、 Dd = Dt の関係を満たすようにする。
【0011】また、本発明は、前記ゴム物品補強用スチ
ールコードをベルトに適用したことを特徴とする空気入
りタイヤに関する。
ールコードをベルトに適用したことを特徴とする空気入
りタイヤに関する。
【0012】従来からある1+n(図17)または1×
2+nのようなコードでは、シース間に透き間ができる
ように設定しても、シースに偏りが生じて、図17のa
のようなゴムが浸透できない空隙部分ができ、それが長
手方向に続いているため、カット等により水分が浸入し
た際に腐食部分が拡がっていってしまうという問題を有
している。これに対し、本発明のスチールコードでは、
シースに3本のフィラメントで構成された前記ストラン
ド(A)または前記ストランド(B)を適用することに
よりコード強力を発現し易く、特に前記ストランド
(A)は無撚りで前記範囲の型付けが施されていること
により、コード強力を損なうことなくゴムの浸透を図る
ことができる。
2+nのようなコードでは、シース間に透き間ができる
ように設定しても、シースに偏りが生じて、図17のa
のようなゴムが浸透できない空隙部分ができ、それが長
手方向に続いているため、カット等により水分が浸入し
た際に腐食部分が拡がっていってしまうという問題を有
している。これに対し、本発明のスチールコードでは、
シースに3本のフィラメントで構成された前記ストラン
ド(A)または前記ストランド(B)を適用することに
よりコード強力を発現し易く、特に前記ストランド
(A)は無撚りで前記範囲の型付けが施されていること
により、コード強力を損なうことなくゴムの浸透を図る
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のゴム物品補強用スチール
コードにおいては、各シース層を、略平行に引き揃えら
れた3本のフィラメントで、そのうち少なくとも1本の
フィラメントにピッチP(5Dt≦P≦40Dt:Dt
はフィラメント線径)および型付量R(0.3Dt≦R
≦3Dt)の波形若しくは螺旋形又はそれらを組合わせ
た型付けが施されたストランド(A)を含み、かつ各シ
ース層内の隣接し合う3本のシースのうち少なくとも1
本を、前記ストランド(A)、または略平行に引き揃え
られた2本のフィラメントからなるストランド(B)と
し、残りを通常のフィラメントから構成する。但し、各
シース層を構成するシースが2本のときは、少なくとも
1本のシースを前記ストランド(A)または前記ストラ
ンド(B)とする。なお、ここで、型付量Rは型付けの
振幅量として定義される。
コードにおいては、各シース層を、略平行に引き揃えら
れた3本のフィラメントで、そのうち少なくとも1本の
フィラメントにピッチP(5Dt≦P≦40Dt:Dt
はフィラメント線径)および型付量R(0.3Dt≦R
≦3Dt)の波形若しくは螺旋形又はそれらを組合わせ
た型付けが施されたストランド(A)を含み、かつ各シ
ース層内の隣接し合う3本のシースのうち少なくとも1
本を、前記ストランド(A)、または略平行に引き揃え
られた2本のフィラメントからなるストランド(B)と
し、残りを通常のフィラメントから構成する。但し、各
シース層を構成するシースが2本のときは、少なくとも
1本のシースを前記ストランド(A)または前記ストラ
ンド(B)とする。なお、ここで、型付量Rは型付けの
振幅量として定義される。
【0014】かかるストランド(A)のフィラメントの
うち少なくとも1本のフィラメントに型付けを施すの
は、3本のフィラメントによって囲まれた部分にゴムを
浸透させるためである。この型付けのピッチPおよび型
付量Rが、P<5DtまたはR>3Dtとなると、コー
ドに引張入力が加わった時の引き揃えが悪くなり、強力
が低下する。一方、P>40Dt、R<0.3Dtとな
ると、型付けの効果が小さくなり、ゴム浸透が悪くな
る。また、略平行に引き揃えることにより、図17のa
のようにゴムが浸透できない空隙部分が長手方向に続か
ず、良好なゴム浸透性を維持することができる。
うち少なくとも1本のフィラメントに型付けを施すの
は、3本のフィラメントによって囲まれた部分にゴムを
浸透させるためである。この型付けのピッチPおよび型
付量Rが、P<5DtまたはR>3Dtとなると、コー
ドに引張入力が加わった時の引き揃えが悪くなり、強力
が低下する。一方、P>40Dt、R<0.3Dtとな
ると、型付けの効果が小さくなり、ゴム浸透が悪くな
る。また、略平行に引き揃えることにより、図17のa
のようにゴムが浸透できない空隙部分が長手方向に続か
ず、良好なゴム浸透性を維持することができる。
【0015】ここで、本発明においてコアが、略平行に
引き揃えられた2本のフィラメントからなるか、または
2本のフィラメントを撚り合わせたストランドからなる
場合に、各シース層内の隣接し合う3本のシースのうち
少なくとも1本を前記ストランド(A)または前記スト
ランド(B)とするのは、隣接し合う3本のシースが通
常のモノフィラメントであると、図13に示すように、
ゴムが浸透できない空隙部分bが生じ、それがコード長
手方向につながり易くなることにより、ゴム浸透性が悪
化するためである。
引き揃えられた2本のフィラメントからなるか、または
2本のフィラメントを撚り合わせたストランドからなる
場合に、各シース層内の隣接し合う3本のシースのうち
少なくとも1本を前記ストランド(A)または前記スト
ランド(B)とするのは、隣接し合う3本のシースが通
常のモノフィラメントであると、図13に示すように、
ゴムが浸透できない空隙部分bが生じ、それがコード長
手方向につながり易くなることにより、ゴム浸透性が悪
化するためである。
【0016】また、コアが1本のフィラメントからなる
場合に、コアと隣接するシース層内の隣接し合う2本の
シースのうち少なくとも1本を前記ストランド(A)ま
たは前記ストランド(B)とするのは、隣接する2本の
シースがモノフィラメントだと、これらシースとコアフ
ィラメントに囲まれた部分にゴム不浸透部が生じてしま
うためである。
場合に、コアと隣接するシース層内の隣接し合う2本の
シースのうち少なくとも1本を前記ストランド(A)ま
たは前記ストランド(B)とするのは、隣接する2本の
シースがモノフィラメントだと、これらシースとコアフ
ィラメントに囲まれた部分にゴム不浸透部が生じてしま
うためである。
【0017】また本発明のコードは、シースのストラン
ドをあらかじめ下撚りする必要がないために生産性が良
く、強力のロスも少ない等の利点がある。
ドをあらかじめ下撚りする必要がないために生産性が良
く、強力のロスも少ない等の利点がある。
【0018】本発明においては、更にコード内部へゴム
を浸透し易くするために、シースを構成する各フィラメ
ントまたはストランド自体に波形や螺旋型の型付けを施
してもよい。
を浸透し易くするために、シースを構成する各フィラメ
ントまたはストランド自体に波形や螺旋型の型付けを施
してもよい。
【0019】また、本発明においては、各シース層を構
成するシースのち、1本のフィラメントからなるシース
のフィラメントの径をDm、前記ストランド(A)のフ
ィラメントの径をDt、前記ストランド(B)のフィラ
メントの径をDdとするとき、次式、 Dd≦Dm≦2Dd Dt≦Dm≦(1+2/√3)Dt の関係を満たすことが、フィラメント同士の強力負担お
よびコードの製造上好ましく、特にDd=Dtとするこ
とがより好ましい。
成するシースのち、1本のフィラメントからなるシース
のフィラメントの径をDm、前記ストランド(A)のフ
ィラメントの径をDt、前記ストランド(B)のフィラ
メントの径をDdとするとき、次式、 Dd≦Dm≦2Dd Dt≦Dm≦(1+2/√3)Dt の関係を満たすことが、フィラメント同士の強力負担お
よびコードの製造上好ましく、特にDd=Dtとするこ
とがより好ましい。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。下記の表1および表2に従うスチールコードを製造
した。これらスチールコードについて、実施例1〜10
のコード断面を夫々図1〜10に、また比較例1〜3の
コード断面を夫々図11〜13に、更に実施例11〜1
3のコード断面図を夫々図14〜16に示す。
る。下記の表1および表2に従うスチールコードを製造
した。これらスチールコードについて、実施例1〜10
のコード断面を夫々図1〜10に、また比較例1〜3の
コード断面を夫々図11〜13に、更に実施例11〜1
3のコード断面図を夫々図14〜16に示す。
【0021】次いで、かかるスチールコードからなるベ
ルトを備えた、サイズ10.00R20のトラック、バ
ス用ラジアルタイヤを試作し、それぞれのタイヤについ
て、耐腐食伝播性、耐座屈疲労性についての試験を行っ
た。その結果を下表1および表2に併記する。なお耐腐
食伝播性は、悪路走行で走行させ完全に摩耗したタイヤ
について、外傷を受けた部分のカット部から拡がった腐
食部分の長さの最大値をコード方向に測定したものであ
る。
ルトを備えた、サイズ10.00R20のトラック、バ
ス用ラジアルタイヤを試作し、それぞれのタイヤについ
て、耐腐食伝播性、耐座屈疲労性についての試験を行っ
た。その結果を下表1および表2に併記する。なお耐腐
食伝播性は、悪路走行で走行させ完全に摩耗したタイヤ
について、外傷を受けた部分のカット部から拡がった腐
食部分の長さの最大値をコード方向に測定したものであ
る。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】 *1cr+2は、1本の前記ストランド(A)を表わし
ている。
ている。
【0025】
【発明の効果】本発明のゴム物品補強用スチールコード
においては、コード強力を発現するのに有利である2層
または3層複撚り構造でありながら良好なゴム浸透性が
得られ、耐腐食伝播性および耐座屈疲労性に優れてい
る。また、そのコードを空気入りラジアルタイヤのベル
ト層に適応することにより、耐久性及び軽量化に優れた
空気入りタイヤを得ることができる。
においては、コード強力を発現するのに有利である2層
または3層複撚り構造でありながら良好なゴム浸透性が
得られ、耐腐食伝播性および耐座屈疲労性に優れてい
る。また、そのコードを空気入りラジアルタイヤのベル
ト層に適応することにより、耐久性及び軽量化に優れた
空気入りタイヤを得ることができる。
【図1】実施例1のスチールコードの断面図である。
【図2】実施例2のスチールコードの断面図である。
【図3】実施例3のスチールコードの断面図である。
【図4】実施例4のスチールコードの断面図である。
【図5】実施例5のスチールコードの断面図である。
【図6】実施例6のスチールコードの断面図である。
【図7】実施例7のスチールコードの断面図である。
【図8】実施例8のスチールコードの断面図である。
【図9】実施例9のスチールコードの断面図である。
【図10】実施例10のスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図11】比較例1の通常の1+5構造のスチールコー
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図12】比較例2の通常の1+6+12構造のスチー
ルコードの断面図である。
ルコードの断面図である。
【図13】比較例3の通常の1+5構造のスチールコー
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図14】実施例11のスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図15】実施例12のスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図16】実施例13のスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図17】従来の1×6構造のスチールコードの断面図
である。
である。
1 コアフィラメント 2 コアストランド 3 第1シースフィラメント 4 第1シースストランド 5 第2シースフィラメント 6 第2シースストランド a,b 空隙部分
Claims (7)
- 【請求項1】 2層または3層の複撚り構造を持つゴム
物品補強用スチールコードにおいて、 コアが、略平行に引き揃えられた2本のフィラメントか
らなり、 各シース層が、略平行に引き揃えられた3本のフィラメ
ントで、そのうち少なくとも1本のフィラメントにピッ
チP(5Dt≦P≦40Dt:Dtはフィラメント線
径)および型付量R(0.3Dt≦R≦3Dt)の波形
若しくは螺旋形又はそれらを組合わせた型付けが施され
たストランド(A)を含み、かつ各シース層内の隣接し
合う3本のシースのうち少なくとも1本を、前記ストラ
ンド(A)、または略平行に引き揃えられた2本のフィ
ラメントからなるストランド(B)とし(但し、各シー
ス層内のシース本数が2本のときは、少なくとも1本が
前記ストランド(A)または前記ストランド(B))、
残りが通常のフィラメントからなることを特徴とするゴ
ム物品補強用スチールコード。 - 【請求項2】 前記コアに代えて、コアが2本のフィラ
メントを撚り合わせたストランドである請求項1記載の
ゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項3】 2層または3層の複撚り構造を持つゴム
物品補強用スチールコードにおいて、 コアが、1本のフィラメントからなり、 各シース層が、略平行に引き揃えられた3本のフィラメ
ントで、そのうち少なくとも1本のフィラメントにピッ
チP(5Dt≦P≦40Dt:Dtはフィラメント線
径)および型付量R(0.3Dt≦R≦3Dt)の波形
若しくは螺旋形又はそれらを組合わせた型付けが施され
たストランド(A)を含み、かつコアと隣接するシース
層内の隣接し合う2本のシースのうち少なくとも1本
を、前記ストランド(A)、または略平行に引き揃えら
れた2本のフィラメントからなるストランド(B)とし
(但し、各シース層内のシース本数が2本のときは、少
なくとも1本が前記ストランド(A)または前記ストラ
ンド(B))、残りが通常のフィラメントからなること
を特徴とするゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項4】 各シース層を構成するシースのすべて
が、前記ストランド(A)または前記ストランド(B)
のいずれかのストランドである請求項1〜3のうちいず
れか一項記載のゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項5】 各シース層を構成するシースのち、1本
のフィラメントからなるシースのフィラメントの径をD
m、前記ストランド(A)のフィラメントの径をDt、
前記ストランド(B)のフィラメントの径をDdとする
とき、次式、 Dd≦Dm≦2Dd Dt≦Dm≦(1+2/√3)Dt の関係を満たす請求項1〜4のうちいずれか一項記載の
ゴム物品補強用スチールコード。請求項1または2記載
のゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項6】 前記フィラメント径Dtと前記フィラメ
ント径Ddが次式、 Dd = Dt の関係を満たす請求項5記載のゴム物品補強用スチール
コード。 - 【請求項7】 請求項1〜6項のうちいずれか一項記載
のゴム物品補強用スチールコードをベルトに適用したこ
とを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8065127A JPH09228271A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8065127A JPH09228271A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228271A true JPH09228271A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13277908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8065127A Pending JPH09228271A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228271A (ja) |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8065127A patent/JPH09228271A/ja active Pending
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