JPH09228383A - 函内の土砂排出装置 - Google Patents

函内の土砂排出装置

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JPH09228383A
JPH09228383A JP6554496A JP6554496A JPH09228383A JP H09228383 A JPH09228383 A JP H09228383A JP 6554496 A JP6554496 A JP 6554496A JP 6554496 A JP6554496 A JP 6554496A JP H09228383 A JPH09228383 A JP H09228383A
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JP
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sand
traveling
jack
earth
sediment
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JP6554496A
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Katsumitsu Miyazawa
勝光 宮澤
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Daiho Construction Co Ltd
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Daiho Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ケーソン内の土砂排出装置を提供する。 【解決手段】 ケーソンの作業室天井スラブ51に架設
した天井走行レール57と、この天井走行レール57に
走行自在に設置された走行装置58と、X字型に組み合
わせたリンクを上下方向に複数組連結したパンタグラフ
機構62と,このパンタグラフ機構62を伸縮操作する
昇降用ジャッキ70とを有し,前記走行装置58に支持
された昇降装置61と、この昇降装置61の下部に取り
付けられた土砂受け装置架台72と,この土砂受け装置
架台72に開閉自在に取り付けられた2個一対のクラム
シェル74,74と,このクラムシェル74,74の開
閉用ジャッキ77とを有する掘削土砂用の掴み取り兼土
砂受け装置71と、前記走行装置58および昇降用ジャ
ッキ70ならびに開閉用ジャッキ77の制御装置78と
を備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーソン内で掘削
機により掘削された掘削土砂を掘削,積み込み,運搬お
よび排出するための函内の土砂排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、函内の地山掘削,運搬装置に関連
する技術として、本発明の出願人により提案された実公
昭53−22412号公報に記載の技術があり、この技
術を図10〜図12に示す。
【0003】これらの図に示す従来の装置は、前後方向
の走行レール7,7′と、左右方向の走行レール9,
9′と、横行架台19と、掘削具用の反力装置20と、
掘削具31とを備えている。
【0004】前記前後方向の走行レール7,7′は、ケ
ーソン躯体1の角形作業室2の側壁に取り付けられた支
持体8,8′上に着脱自在に装着されている。
【0005】前記左右方向の走行レール9,9′は、前
後方向の走行レール7,7′と直角方向に配置されてい
る。また、左右方向の走行レール9,9′はそれぞれの
両端部に取り付けられた走行架台10,10′を介して
前後の走行レール7,7′上に、前後方向X−X′に移
動自在に装架されている。
【0006】前記走行架台10,10′には、前後方向
の走行レール用の駆動装置が設けられている。
【0007】前記横行架台19は、左右方向の走行レー
ル9,9′に走行自在に装架されている。この横行架台
19には、これの駆動装置が設けられている。
【0008】前記反力装置20は、流体圧シリンダ29
と、これに嵌挿されたピストンロッド30とを有して構
成され、掘削具31に反力を与えるようになっている。
【0009】前記掘削具31は、回転軸35と、上部の
フレーム37と、パンタグラフ型伸縮機構32と、これ
の伸縮操作用の流体圧ジャッキ44,44′と、T字状
垂直板38,38′を主体とする下部のフレーム42
と、掘削バケット33,33′と、これの開閉操作用の
流体圧ジャツキ46,46′とを備えて構成されてい
る。
【0010】前記回転軸35は、前記横架装置19に軸
受を介して回転自在に装着されている。
【0011】前記上部のフレーム37は、前記回転軸3
5の下端部に取り付けられている。
【0012】前記パンタグラフ型伸縮機構32は、2本
の部材をく字型に組み合わせたリンク43と、これも2
本の部材を逆く字型に組み合わせたリンク43′とを対
向配置させて構成されていて、1組だけ設けられてい
る。このパンタグラフ型伸縮機構32のリンク43,4
3′の上端部は、枢軸36,36′を介して前記フレー
ム37に枢支され、下端部は枢軸39,39′を介して
前記T字状垂直板38,38′の上端部に枢支されてい
る。
【0013】前記流体圧ジャッキ44,44′は、パン
タグラフ型伸縮機構32内において互いに水平方向に平
行に配置されており、協働してパンタグラフ型伸縮機構
32の当該リンク43,43′を伸縮させるようになっ
ている。
【0014】前記下部のフレーム42は、前記リンク4
3,43′の下端部を枢支しているT字状垂直板38,
38′と、これの中間部に取り付けられた補強用条板4
1とにより構成されている。
【0015】前記掘削バケット33,33′は、T字状
垂直板38の下部に、枢軸40を介して開閉自在に取り
付けられている。
【0016】前記流体圧ジャッキ46,46′は、T字
状垂直板38,38′の内部でX字状に交差させて配置
されており、上端部は枢軸39,39′を介してT字状
垂直板38,38′の上端部に枢支され、下端部は支軸
45,45′を介して当該掘削バケット33,33′の
力点端部に連結されている。
【0017】なお、図中3は気閘室、5は土砂搬出用の
通孔、6は通孔用のダンパ、Gは角形作業室の底部の地
山を示す。
【0018】前記従来の装置において、初期状態では反
力装置20を縮め、流体圧ジャッキ44,44′により
パンタグラフ型伸縮機構32を上下方向に縮め、掘削具
31を上昇させ、掘削バケット33,33′を閉じ、回
転軸35を停止させているものとする。
【0019】この状態から角形作業室2の底部の地山G
を掘削する場合には、走行架台10および横行架台21
を作動させ、地山Gの掘削すべき位置に掘削具31を移
動させる。
【0020】そして、地山Gを掘削すべき位置で、掘削
バケット開閉操作用の流体圧ジャツキ46,46′を縮
め、掘削バケット33,33′を開き、パンタグラフ型
伸縮機構用の流体圧ジャッキ44,44′によりパンタ
グラフ型伸縮機構32を上下方向に伸ばし、掘削具31
を下降させ、開いた状態で掘削バケット33,33′を
地山Gに突き刺す。この状態で、反力装置20の流体圧
シリンダ29によりピストンロッド30を伸ばし、掘削
バケット33,33′を地山Gに対して圧迫させ、反力
を与える。
【0021】ついで、掘削バケット開閉操作用の流体圧
ジャッキ46,46′を伸ばし、掘削バケット33,3
3′を閉操作し、地山Gを掘削すると同時に、その掘削
土砂を掘削バケット33,33′内に収容する。
【0022】その後、反力装置20の流体圧シリンダ2
9によりピストンロッド30を縮め、パンダグラフ型伸
縮機構用の流体圧ジャッキ44,44′によりパンタグ
ラフ型伸縮機構32を上下方向に縮め、掘削具31を上
昇させる。
【0023】ついで、走行架台10および横行架台21
を作動させ、土砂を収容している掘削バケット33,3
3′を土砂バケット47の上方に移動させ、位置決めす
る。
【0024】続いて、掘削バケット開閉操作用の流体圧
ジャッキ46,46′を縮め、掘削バケット33,3
3′を開き、これの内部に収容されている掘削土砂を土
砂バケット47に投入し、掘削バケット33,33′を
開いたままの状態または閉じた後、掘削具31を再び掘
削位置へ移動させる。
【0025】また、必要により回転軸用の駆動装置によ
り回転軸35を回転させ、地山Gに対する掘削バケット
33,33′の向きを適正に変える。
【0026】以上の動作を繰り返して行い、角形作業室
2の底部の地山Gを掘削し、ケーソン躯体1を沈下させ
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
装置には、次のような改善すべき課題があった。 (1)土砂バケット33,33′の中央上部に、T字状
垂直板38,38′および補強用条板41を有するフレ
ーム42や、掘削バケット開閉操作用の流体圧ジャッキ
46,46′が交差状に設けられているため、他の掘削
機から掘削土砂を積み込むことが困難である。 (2)パンタグラフ型伸縮機構32が1組のリンク4
3,43′で構成されており、しかもパンタグラフ型伸
縮機構32の内部に伸縮操作用の流体圧ジャッキ44,
44′を設けているので、昇降ストロークが小さい。こ
のため、掘削バケット33,33′が土砂バケット47
と干渉して、掘削バケット33,33′から土砂バケッ
ト47へ掘削土砂の投入が困難な場合が発生することが
予想される。 (3)結局、実質的には一つの装置で地山Gの掘削,掘
削土砂の運搬作業の二通りの作業しかできない。 (4)装置全体の構造が煩雑で、高価になる。
【0028】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、一つの装置で掘削土砂の
掴み込み,積み込み,運搬および排出作業の四通りの作
業を行うことができ、地山掘削の専用機である掘削機の
作業に干渉せずに掘削土砂を効率よく、遠隔操作により
排出でき、しかも装置全体の構造が簡素な函内の土砂排
出装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明ではケーソンの作業室天井スラブ51に架設
した天井走行レール57と、この天井走行レール57に
沿って走行自在に設置された走行装置58と、X字型に
組み合わせたリンクを上下方向に複数組連結したパンタ
グラフ機構62と,このパンタグラフ機構62を上下方
向に伸縮操作する昇降用ジャッキ70とを有し,前記走
行装置58に吊り下げ支持された昇降装置61と、この
昇降装置61の下部に取り付けられた土砂受け装置架台
72と,この土砂受け装置架台72にヒンジを介して開
閉自在に取り付けられた2個一対のクラムシェル74,
74と,このクラムシェル74,74の開閉用ジャッキ
77とを有する掘削土砂用の掴み取り兼土砂受け装置7
1と、少なくとも前記走行装置58および昇降用ジャッ
キ70ならびに開閉用ジャッキ77を遠隔操作する制御
装置78とを備えて構成している。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0031】図1〜図6は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は掘削機から土砂排出装置に掘削土砂を積み
込む状態を示す側面図、図2は土砂排出装置に積み込ん
だ掘削土砂を土砂バケットの上方まで運搬した状態を示
す側面図、図3は運搬した掘削土砂を土砂排出装置から
土砂バケットに排出する状態を示す側面図、図4は排出
完了の状態を示す側面図、図5は図2のA−A線断面
図、図6は昇降装置の詳細を示す側面図である。
【0032】これらの図に示す土砂排出装置56は、天
井走行レール57,57と、走行装置58と、昇降装置
61と、掘削土砂の掴み取り兼土砂受け装置71と、制
御装置78とを備えて構成されている。
【0033】前記天井走行レール57,57は、ニュー
マチックケーソンの作業室天井スラブ51に設けられた
開口部52の直径方向の外端部側に配置され、かつ作業
室天井スラブ51の下面に架設されている。
【0034】前記走行装置58は、少なくとも前後,左
右端部に設けられた走行ローラ59を介して前記天井走
行レール57,57に設置され、この天井走行レール5
7,57に沿って走行自在に装架されている。また、こ
の走行装置58には図6に示すように、走行方向に長い
長穴であるローラガイド60,60が設けられている。
【0035】前記昇降装置61は、パンタグラフ機構6
2と、昇降用ジャッキ70とを有して構成されている。
前記パンタグラフ機構62は、この実施例では上下方向
に二組のリンク63,64を連結して構成されている。
前記各リンク63,64は、鋼棒製のリンク部材65,
65をX字型に組み合わせ、その交差部をピン66によ
り連結して構成されており、リンク63の下端部とリン
ク64の上端部とはピン67により連結されている。前
記リンク63を構成しているリンク部材65,65の上
端部には、ガイドローラ68,68が取り付けられてお
り、このガイドローラ68,68は前記走行装置58に
設けられた当該ローラガイド60,60に嵌合されてい
る。また、前記リンク64を構成しているリンク部材6
5,65の下端部には、ガイドローラ69,69が取り
付けられている。前記昇降用ジャッキ70は、パンタグ
ラフ機構62の側方からパンタグラフ機構62との連結
部まで伸びている。この昇降用ジャッキ70の上端部
は、前記走行装置58に取り付けられており、下端部は
前記リンク63,64を連結している一方のピン67を
介してリンク63,64と共通に連結されている。そし
て、この昇降用ジャッキ70は伸縮するに伴い、パンタ
グラフ機構62を上下方向に伸縮させるようになってい
る。
【0036】前記掘削土砂の掴み取り兼土砂受け装置7
1は、土砂受け装置架台72と、2個一対のクラムシェ
ル74,74と、これの開閉用ジャッキ77とを有して
構成されている。前記土砂受け装置架台72には、走行
方向に長い長穴であるローラガイド73,73が設けら
れている。この土砂受け装置架台72は、図6に示すご
とく、前記ローラガイド73,73に、前記パンタグラ
フ機構62のリンク64の下端部に取り付けられたガイ
ドローラ69,69を嵌合させることによって、パンタ
グラフ機構62に連結されている。前記クラムシェル7
4,74は、前記土砂受け装置架台72の中央部にピン
75を支点として開閉自在に取り付けられている。ま
た、前記クラムシェル74,74の上端部にはヨーク7
6,76が設けられている。前記開閉用ジャッキ77
は、前記クラムシェル74,74に設けられたヨーク7
6,76間に取り付けられていて、クラムシェル74,
74を開閉操作するようになっている。
【0037】前記制御装置78は、前記走行装置58に
搭載されている。この制御装置78は、有線による遠隔
操作で少なくとも前記走行装置58と、パンタグラフ機
構62の昇降用ジャッキ70と、クラムシェル74,7
4の開閉用ジャッキ77とを制御し得るように構成され
ている。
【0038】この実施例では、前記土砂排出装置56の
他に、ニューマチックケーソンの作業室50の底部の地
山Gを掘削する専用の掘削機53と、掘削土砂54を入
れる土砂バケット55とが配備されている。
【0039】次に、前記掘削機53と、土砂排出装置5
6との動作を説明する。
【0040】まず、この実施例では図1に示す掘削機5
3によりニューマチックケーソンの作業室50の底部の
地山Gを掘削する。掘削後、その掘削土砂54を作業室
50内の適宜位置に集積して置く。
【0041】そして、土砂排出装置56の掴み取り兼土
砂受け装置71のクラムシェル74,74を閉じ、かつ
上昇させた状態で、天井走行レール57に沿って走行装
置58により掴み取り兼土砂受け装置71を掘削機53
から掘削土砂54を受け取りやすい位置に移動させる。
【0042】ついで、昇降装置61の昇降用ジャッキ7
0を伸長させ、パンタグラフ機構62を下方に向かって
伸長させ、掴み取り兼土砂受け装置71を掘削機53か
ら掘削土砂54を受け取りやすい高さに下降させる。
【0043】この状態で、図1に示すように、掘削機5
3の掘削バケットにより掘削土砂54を掬い上げ、待機
中の掴み取り兼土砂受け装置71のクラムシェル74,
74内に掘削土砂54を入れる。
【0044】前記掘削機53の掘削バケットにより、掴
み取り兼土砂受け装置71のクラムシェル74,74内
に掘削土砂54を適正量収容した後、昇降装置61の昇
降用ジャッキ70を縮小させ、パンタグラフ機構62を
上方に向かって縮小させ、掘削土砂54を入れたクラム
シェル74,74を上昇させる。
【0045】ついで、図2,図5に示すように、天井走
行レール57に沿って走行装置58により、掴み取り兼
土砂受け装置71のクラムシェル74,74を土砂バケ
ット55の上方まで移動させる。
【0046】その後、図3,図4に示すように、掴み取
り兼土砂受け装置71のクラムシェル74,74の開閉
用ジャッキ77を縮小させ、クラムシェル74,74を
開け、クラムシェル74,74から土砂バケット55内
に掘削土砂54を投入する。
【0047】前述のごとく、土砂バケット55に掘削土
砂54を投入後、クラムシェル74,74の開閉用ジャ
ッキ77を伸長させ、クラムシェル74,74を閉じ、
掴み取り兼土砂受け装置71を再び掘削機53からの掘
削土砂54の受け取り位置に移動させる。
【0048】以上の動作を、走行装置58に搭載した制
御装置78により有線の遠隔操作で繰り返し行い、ニュ
ーマチックケーソンの作業室50内で掘削土砂54の積
み込み,運搬および排出作業を行う。
【0049】なお、掘削土砂54を収容した土砂バケッ
ト55は、その上方から掴み取り兼土砂受け装置71を
移動させた後、作業室天井スラブ51に設けられた開口
部52を通じて、クレーン等の荷役機械により地上に引
き上げ、掘削土砂54を排出した後、再び作業室50内
へ戻す。
【0050】次に、図7は前記土砂排出装置56におけ
る掴み取り兼土砂受け装置71の他の作業例を示す側面
図である。
【0051】この図7に示す作業では、掘削機により掘
削したその掘削土砂54を、作業室50内における土砂
排出装置56の掴み取り兼土砂受け装置71の通過領域
内の適宜場所に集積する。
【0052】そして、土砂排出装置56の天井走行レー
ル57に沿って、走行装置58により掴み取り兼土砂受
け装置71を掘削土砂54の集積場所の上方へ移動させ
る。この場合、掴み取り兼土砂受け装置71のクラムシ
ェル74,74を開いていても、閉じていてもよい。
【0053】前記掴み取り兼土砂受け装置71を掘削土
砂54の集積場所の上方へ移動させた後、クラムシェル
74,74を開いた状態で移動させたときはそのまま昇
降装置61の昇降用ジャッキ70およびパンタグラフ機
構62を介して掴み取り兼土砂受け装置71を下降さ
せ、集積している掘削土砂54内にクラムシェル74,
74を差し込み、開閉用ジャッキ77によりクラムシェ
ル74,74を閉じ、掘削土砂54を掘削して掴み取
る。他方、掴み取り兼土砂受け装置71のクラムシェル
74,74を閉じた状態で、集積されている掘削土砂5
4の上方へ移動させたときは、開閉用ジャッキ77によ
りクラムシェル74,74を開き、そのまま昇降装置6
1の昇降用ジャッキ70およびパンタグラフ機構62を
介して掴み取り兼土砂受け装置71を下降させ、集積し
ている掘削土砂54内にクラムシェル74,74を差し
込み、開閉用ジャッキ77によりクラムシェル74,7
4を閉じ、掘削土砂54を掘削して掴み取る。
【0054】その後、昇降装置61の昇降用ジャッキ7
0およびパンタグラフ機構62により、掘削土砂54を
収容したクラムシェル74,74を上昇させ、走行装置
58により待機中の土砂バケットの上方へ移動させ、開
閉用ジャッキ77によりクラムシェル74,74を開
き、クラムシェル74,74から土砂バケットに掘削土
砂54を投入する。
【0055】つまり、この図7に示す作業例では同じ土
砂排出装置56により、掘削土砂54の掘削掴み取り,
積み込み,運搬および排出作業の四通りの作業を行うも
のである。
【0056】以上の動作も、制御装置78により有線の
遠隔操作で行う。
【0057】ついで、図8は本発明の第2実施例を示す
もので、掴み取り兼土砂受け装置の昇降装置の側面図で
ある。
【0058】この図8に示す第2実施例では、昇降装置
61のパンタグラフ機構62を構成している上のリンク
63と、これに連結された下のリンク64との間に、昇
降用ジャッキ70′が取り付けられている。
【0059】この第2実施例の他の構成は、前記第1実
施例と同様であり、作用も同じである。
【0060】続いて、図9は本発明の第3実施例を示す
もので、集積された掘削土砂を掘削し積み込んでいる状
態を示す側面図である。
【0061】この図9に示す第3実施例では、パンタグ
ラフ機構62の下部に取り付けられた土砂受け装置架台
72に、クラムシェル取り付け台79が装着されてい
る。前記クラムシェル取り付け台79の下部両側には、
ブラケット80が設けられている。
【0062】前記各ブラケット80には、ピン81を介
してクラムシェル74が回動自在に取り付けられてい
る。
【0063】そして、この第3実施例では、集積されて
いる掘削土砂54に、クラムシェル74,74を中央部
に寄せて閉じた状態で差し込み、図9に矢印で示すよう
に、クラムシェル74,74を外側に回動させ、クラム
シェル74,74で掘削土砂54を掘削して積み込み、
運搬するようにしている。
【0064】この第3実施例の他の構成および作用は、
前記第2実施例と同様である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではケーソ
ンの作業室天井スラブ51に架設した天井走行レール5
7と、この天井走行レール57に沿って走行自在に設置
された走行装置58と、X字型に組み合わせたリンクを
上下方向に複数組連結したパンタグラフ機構62と,こ
のパンタグラフ機構62を上下方向に伸縮操作する昇降
用ジャッキ70とを有し,前記走行装置58に吊り下げ
支持された昇降装置61と、この昇降装置61の下部に
取り付けられた土砂受け装置架台72と,この土砂受け
装置架台72にヒンジを介して開閉自在に取り付けられ
た2個一対のクラムシェル74,74と,このクラムシ
ェル74,74の開閉用ジャッキ77とを有する掘削土
砂用の掴み取り兼土砂受け装置71と、少なくとも前記
走行装置58および昇降用ジャッキ70ならびに開閉用
ジャッキ77を遠隔操作する制御装置78とを備えて構
成しているので、一つの装置で掘削土砂54の掘削,積
み込み,運搬および排出作業の四通りの作業を行い得る
効果があり、ケーソンの作業室50の底部の地山Gを掘
削機53で掘削し、その掘削土砂54を集積し、掘削機
53の掘削バケットから土砂排出装置56の掴み取り兼
土砂受け装置71のクラムシェル74,74に収容して
運搬し、または集積された掘削土砂54にクラムシェル
74,74を差し込み、掘削して積み込み、運搬するこ
とができるので、掘削機53の掘削バケットからクラム
シェル74,74に掘削土砂54を入れ、排土作業を効
率よく行い得る効果があり、前記四通りの作業をすべて
制御装置78による遠隔操作で行うようにしているの
で、ニューマチックケーソンでの排土作業を機械的に、
安全に遂行し得る効果があり、ケーソンの作業室50の
底部の地山Gの掘削は、専ら掘削機53により行うよう
にしているので、土砂排出装置全体の構造の簡素化を図
り、廉価に提供し得る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、掘削機から
土砂排出装置に掘削土砂を積み込む状態の側面図であ
る。
【図2】図1に続いて、積み込んだ掘削土砂を土砂バケ
ットの上方まで運搬した状態の側面図である。
【図3】図2に続いて、運搬した掘削土砂を土砂排出装
置から土砂バケットに排出する状態の側面図である。
【図4】図3に続いて、土砂排出装置から土砂バケット
へ排土完了した状態の側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】第1実施例における昇降装置の部分の詳細を示
す側面図である。
【図7】第1実施例において、掘削土砂の掴み取り兼土
砂受け装置の他の作業例を示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示すもので、掘削土砂の
掴み取り兼土砂受け装置の昇降装置の部分の側面図であ
る。
【図9】本発明の第3実施例を示す側面図である。
【図10】従来技術を示す側面図である。
【図11】図10のB−B線断面図である。
【図12】同従来技術の一部拡大側面図である。
【符号の説明】
50 ニューマチックケーソン内の作業室 51 作業室天井スラブ 53 掘削機 G 作業室底部の地山 54 掘削土砂 55 土砂バケット 56 土砂排出装置 57 天井走行レール 58 走行装置 61 昇降装置 62 パンタグラフ機構 63,64 リンク 70 昇降用ジャッキ 71 掘削土砂の掴み取り兼土砂受け装置 72 土砂受け装置架台 74,74 クラムシェル 77 クラムシェルの開閉用ジャッキ 78 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーソンの作業室天井スラブ51に架設
    した天井走行レール57と、 この天井走行レール57に沿って走行自在に設置された
    走行装置58と、 X字型に組み合わせたリンクを上下方向に複数組連結し
    たパンタグラフ機構62と,このパンタグラフ機構62
    を上下方向に伸縮操作する昇降用ジャッキ70とを有
    し,前記走行装置58に吊り下げ支持された昇降装置6
    1と、 この昇降装置61の下部に取り付けられた土砂受け装置
    架台72と,この土砂受け装置架台72にヒンジを介し
    て開閉自在に取り付けられた2個一対のクラムシェル7
    4,74と,このクラムシェル74,74の開閉用ジャ
    ッキ77とを有する掘削土砂用の掴み取り兼土砂受け装
    置71と、 少なくとも前記走行装置58および昇降用ジャッキ70
    ならびに開閉用ジャッキ77を遠隔操作する制御装置7
    8と、を備えて構成したことを特徴とする函内の土砂排
    出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402438B1 (ko) * 2001-05-23 2003-10-22 주식회사유신코퍼레이션 교량의 교각 기초의 터파기 굴착 장치
JP2010180679A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Taikoh Giken:Kk ケーソン作業室内用の遠隔作業用ロボット
JP2012067457A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Kajima Corp 土砂搬出装置及び土砂搬出工法

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