JPH09228662A - タンクの解体方法 - Google Patents

タンクの解体方法

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JPH09228662A
JPH09228662A JP3528096A JP3528096A JPH09228662A JP H09228662 A JPH09228662 A JP H09228662A JP 3528096 A JP3528096 A JP 3528096A JP 3528096 A JP3528096 A JP 3528096A JP H09228662 A JPH09228662 A JP H09228662A
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Shigeto Sato
滋人 佐藤
Yukihiro Yoshihara
幸弘 吉原
Yukiko Itou
夕紀子 伊藤
Noriko Shinagawa
規子 品川
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IHI Corp
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上に設置されている大規模タンクを解体す
るに際し、高所作業をなくし、足場や大型のクレーンを
不要とできる解体方法を提供する。 【解決手段】 タンク1内に水を張り、該タンクを気密
保持可能に密閉した後に、該タンクの底部より排水する
ことにより、該タンク内を減圧せしめてその外部に作用
する大気圧によって該タンクの側壁面3および屋根面4
を内側に座屈せしめて倒壊させ、倒壊させたタンクに対
し地上において解体を行う。タンク内に水を張るに際し
ては水面上に予備解体作業用のボート9を浮かべ、該ボ
ートを水面の上昇に伴ってタンク内において上昇させつ
つ該ボート上から側壁面に対して予備解体を行い、満水
状態になったら屋根面に対する予備解体を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばLNGや
LPGの貯蔵タンクのような大規模な地上タンクを解体
するために適用して好適な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタンクを解体するに当たって
は、タンクの外部や内部にタンクの頂部に達する足場を
組み、その足場上からタンクの屋根面や側壁面を細かく
切断する作業を行い、切断した部分をクレーンを用いて
地上に吊り下ろすという方法が最も一般的に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の方
法では、高所作業が大半であるので作業性が良くないば
かりか、足場の組立や解体に多大の手間、費用を要し、
また、切断したものを高所から吊り下ろすためにクレー
ンも大型のものが必要であった。
【0004】本発明は上記事情に鑑み、高所作業を極力
なくし、かつ、足場や大型のクレーンも不要とできる有
効な解体方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、地上に設置さ
れているタンクを解体するに際し、前記タンク内に水を
張り、該タンクを気密保持可能に密閉した後に、該タン
クの底部より排水することにより、該タンク内を減圧せ
しめてその外部に作用する大気圧によって該タンクの側
壁面および屋根面を内側に座屈せしめて倒壊させるもの
である。タンク内に水を張るに際しては水面上に予備解
体作業用のボートを浮かべておき、該ボートを水面の上
昇に伴ってタンク内において上昇させつつ該ボート上か
らタンクの側壁面に対する予備解体を行い、ほぼ満水状
態となるまで水を張ったら該ボート上からタンクの屋根
面に対する予備解体を行うと良い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照して
本発明の一実施例を説明する。図1は解体対象のタンク
1に対して予備解体を行った状態、図2はタンク1を倒
壊させた状態を示す図である。
【0007】解体対象のタンク1はたとえばLNGある
いはLPGを貯蔵するための地上型のもので、底版2、
側壁面3、屋根面4により構成された円筒形をなすもの
である。側壁面3および屋根面4の内面側には鋼材から
なる多数の補剛材5が縦横に組まれた形態で取り付けら
れているとともに、それら側壁面3および屋根面4の全
体は保冷材(図示略)により被覆されている。さらに、
屋根面4にはマンホール6が設けられ、側壁面3の底部
には貯蔵液を取り出すためのノズル7が設けられている
他、図示は省略しているが要所に他のマンホールやノズ
ルも適宜設置されている。
【0008】本実施例の解体方法は、上記のようなタン
ク1を解体するに際して適用されるもので、以下のよう
にしてこのタンク1自体を倒壊させるようにしたもので
ある。
【0009】すなわち、本実施例の解体方法では、まず
タンク1の底部に設けられているノズル7に排水ポンプ
8を接続するとともに、他のノズルがあればそれを封止
してしまう。また、屋根面4に設けられているマンホー
ル6は開放しておく。
【0010】そして、マンホール6からタンク1内に予
備解体作業のためのボート9を搬入する。そのボート9
としては空気膨張式のゴムボートを用い、小さく萎めた
状態でマンホール6からタンク1内に搬入し、タンク1
内において膨張させれば良い。このボート1は手漕ぎの
ものでもエンジンにより自走するものでも良いが、予備
解体のための所定の人員の作業員が乗込むことができ、
また必要な資材や機材を搭載し得るものとする。
【0011】次いで、タンク1の頂部たとえば上記のマ
ンホール6あるいは屋根面4に設けられている適宜のノ
ズルからタンク1内に水を注入していく。水の注入によ
りタンク1内に水が張られるとボート9が水面上に浮ぶ
から、作業員がボート9に乗込んでそのボート9上から
側壁面3および屋根面4に対する予備解体を行う。すな
わち、ボート9に乗込んだ作業員がボート9を手動によ
り漕ぐかあるいは操縦して側壁面3に接近し、側壁面3
の内面に設けられている補剛材5に対して適宜の位置に
適宜の間隔でノッチ(切り込み)10を形成していく。
タンク1内の水位の上昇に伴ってボート9も上昇してい
くから、側壁面3に対する予備解体作業を上部へ順次行
っていき、タンク1内にほぼ満水状態になるまで水が張
られたら屋根面4の内面に取り付けられている補剛材5
に対しても同様にノッチ10を形成する。
【0012】図1に示しているようにタンク1内にほぼ
満水状態に水が張られ、側壁面3および屋根面4に対す
る予備解体作業が完了したら、ボート9を萎めてマンホ
ール6から搬出し、そのマンホール6に蓋11を被せて
気密保持可能に密閉する。他にノズル等の開口部があれ
ばそれも同様に密封する。そして、排水ポンプ8を運転
してタンク1内の水を排水する。
【0013】これによりタンク1内の水位は順次低下し
ていくが、タンク1は気密保持可能に密閉されているの
でタンク1内は自ずと負圧となり、このためタンク1の
外部に大気圧が作用することになる。この種のタンクは
正圧には充分に耐え得るが負圧に対しては充分な強度を
有していないことが通常であり、しかも、補剛材5にノ
ッチ10が形成されているために、内部が負圧となった
タンク1は大気圧によって押し潰されていき、たとえば
タンク1内がマイナス100mmAq程度の負圧になる
と、タンク1は内側に座屈してもはや自立し得えなくな
り、図2に示すように自ずと倒壊してしまう。そこで、
倒壊したタンク1に対して地上において解体作業を行
う。
【0014】上記方法によれば、タンク1を倒壊させて
から地上において解体を行うので、解体に際しては高所
作業がなくなり、したがって足場が不要となるし大型の
クレーンも不要である。また、タンク1内に水を張り、
それを排水することのみで、大掛かりな重機等を必要と
することなくタンク1を倒壊させ得る。しかも、タンク
1内において水位を上昇させながら水面上に浮かべたボ
ート9により側壁面3および屋根面4に対する予備解体
を行うので、予備解体のためにタンク1内に足場を組む
必要もない。
【0015】なお、既に述べたようにタンク1は本来的
に正圧に耐え得るものであるから、タンク1内に水を満
水状態に張ることにより受ける水圧にも自ずと耐え得る
が、予備解体に際してはその水圧に耐えつつ負圧を受け
た際には容易に内側に座屈するようにノッチ10の形態
やその形成位置を設定すれば良い。また、タンク1の規
模や強度によっては予備解体をせずとも倒壊する場合も
想定されるが、その場合は予備解体作業を省略しても良
い。また、排水ポンプ8を用いることなくノズル7から
空気の流入を阻止しつつ水を自然に排水させることのみ
で負圧を生ぜしめることも可能であるし、排水ポンプ8
に代えてエジェクターを用いることもできる。さらに、
本発明方法は上記実施例のような円筒形のタンクに限ら
ず球形タンク等の他の形態のタンクにも同様に適用する
ことができることは言うまでもないし、タンク内におけ
る水位も所望の負圧が得られるように任意に設定して良
い。
【0016】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は、タン
ク内に水を張り、そのタンクを気密保持可能に密閉して
排水することのみで、タンク内を減圧せしめて大気圧に
より座屈せしめて倒壊させるものであるから、極めて簡
単にタンクを倒壊させることが可能であるとともに、倒
壊後の解体作業を地上において行い得るから高所作業が
なくなるとともにそのための足場や大型のクレーン等が
不要となる、という効果がある。また、タンク内に水を
張るに際しては水面上に予備解体作業用のボートを浮か
べ、そのボートを水面の上昇に伴って上昇させつつボー
ト上から側壁面に対して予備解体を行い、ほぼ満水状態
となったら屋根面に対する予備解体を行えば、タンクの
倒壊をより確実に行い得るとともに、予備解体のために
タンク内に足場を設けるような必要もないから、より効
果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の解体方法を説明する図であって、タン
クの側壁面および屋根面に対する予備解体を実施した状
態を示す図である。
【図2】同じく、タンクが倒壊した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 タンク 3 側壁面 4 屋根面 5 補剛材 6 マンホール 7 ノズル 8 排水ポンプ 9 ボート 10 ノッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 品川 規子 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に設置されているタンクを解体する
    に際し、前記タンク内に水を張り、該タンクを気密保持
    可能に密閉した後に、該タンクの底部より排水すること
    により、該タンク内を減圧せしめてその外部に作用する
    大気圧によって該タンクの側壁面および屋根面を内側に
    座屈せしめて倒壊させることを特徴とするタンクの解体
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタンクの解体方法におい
    て、前記タンク内にほぼ満水状態となるまで水を張るよ
    うにするとともに、水を張るに際しては水面上に予備解
    体作業用のボートを浮かべておき、該ボートを水面の上
    昇に伴ってタンク内において上昇させつつ該ボート上か
    らタンクの側壁面に対する予備解体を行い、ほぼ満水状
    態となったら該ボート上からタンクの屋根面に対する予
    備解体を行うことを特徴とするタンクの解体方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102720374A (zh) * 2012-06-02 2012-10-10 中色十二冶金建设有限公司 砖混结构墙体的拆除方法
CN107869256A (zh) * 2017-11-24 2018-04-03 武汉冶建筑安装工程有限责任公司 木式古建筑屋面修缮施工方法及系统

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CN102720374B (zh) * 2012-06-02 2014-12-17 中色十二冶金建设有限公司 砖混结构墙体的拆除方法
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