JPH09228748A - 複層ガラス障子、回転窓及びスライド窓 - Google Patents

複層ガラス障子、回転窓及びスライド窓

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JPH09228748A
JPH09228748A JP8036919A JP3691996A JPH09228748A JP H09228748 A JPH09228748 A JP H09228748A JP 8036919 A JP8036919 A JP 8036919A JP 3691996 A JP3691996 A JP 3691996A JP H09228748 A JPH09228748 A JP H09228748A
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shoji
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Yuji Miyaake
雄司 宮明
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレームレスな感じで意匠性に優れ、必要強度
を保持し断熱性に優れた低価格の複層ガラス障子の提
供。 【解決手段】長寸板ガラス4aと短寸板ガラス4bから
形成された複層ガラス1を保持枠6aで保持したもので
あり、複層ガラス1に構造シール9a、9bにより裏部
材7aを接着し、裏部材7aに表面部材8aを構造的に
係止してあり、表面部材8aは複層ガラス1に面一にな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複層ガラス障子と回
転窓とスライド窓に関する。
【0002】
【従来の技術】複層ガラスをグレージングする方法とし
ては、複層ガラスを框に呑みませて、グレージングチャ
ンネル又はシール材で固定する方法が一般的である。
【0003】図18は前者の例であり、框72に複層ガ
ラス71がグレージングチャンネル73により固定され
ている。図19は後者の例であり、框72に複層ガラス
71がバックアップ材74、74でその両側面を支持さ
れ、バックアップ材74、74の外側をシール材75、
75でシールしてある。
【0004】これら従来例の場合、框72と複層ガラス
71の間に面クリアランスとエッジクリアランスが必要
で、かつ、框72には部材強度が必要なことより、框7
2の見付け寸法M1、M2と見込み寸法L1、L2が大
きくなり、価格が高くコスト面で制約が大きいという問
題があった。
【0005】図18の従来例による長期使用においては
グレージングチャンネル73の収縮の可能性、図19の
従来例による長期使用においてはシール材75のシール
切れの可能性などの懸念材料があった。
【0006】框72は複層ガラス71のガラス面から突
き出しており、フレームレスな感じがないのでガラス壁
面感が不充分であり意匠性にも劣っていた。框72には
アルミニウム合金などの金属材料が多く用いられてお
り、しかも、その框72の見付け寸法M1、M2と見込
み寸法L1、L2が大きいために、かかる場合は断熱性
の面でも充分ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の課題を
解決すべくなされたものであり、フレームレスな感じで
意匠性に優れ、必要強度を保持し断熱性の面でも優れた
低価格の複層ガラス障子と、それを用いた回転窓とスラ
イド窓の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複層ガラスの
周辺に、複層ガラスのガラス板面より露出しない、外観
としてフラットとなるような保持枠を取り付ける。これ
により、保持枠は意匠性に優れた外観となる。また、保
持枠の外部が樹脂材となるように表面部材としてのカバ
ーを施せば、断熱性が向上して、ガラスエッジでの結露
が減少する。
【0009】すなわち、本発明によれば、複層ガラスを
保持枠に取り付けてなる複層ガラス障子において、複層
ガラスは、短寸板ガラスと長寸板ガラスがその周辺部に
配されているスペーサを介在して、かつ、スペーサの外
部側に長寸板ガラスが短寸板ガラスに対して突出板ガラ
ス部分を有するようにして配置されて空気層が形成さ
れ、保持枠は、短寸板ガラスに面一になるように形成さ
れた面保護部と、長寸板ガラスの端面に連なって形成さ
れる第1端面に接着されていて、面保護部に垂直方向に
形成されている端保護部と、複層ガラスを保持している
保持部を有してなることを特徴とする複層ガラス障子が
提供される。
【0010】前記保持部は、突出板ガラス部分の保持枠
側である突出板ガラス内面に接着されている面保持部
と、短寸板ガラスの端面に連なりスペーサの外部側に形
成される第2端面に接着されていて、面保持部に垂直方
向に形成されている端保持部とを有してなることが好ま
しい。
【0011】前記保持枠は、裏部材と表面部材とからな
り、裏部材は、前記面保持部と、前記端保持部と、係止
部とを有していて、表面部材は、前記面保護部と、前記
端保護部と、裏面部材の前記係止部の形状に対応した形
状の係止部を有していてもよい。
【0012】前記保持枠は、裏部材と表面部材とからな
り、表面部材は裏部材に一体成形されていてもよい。
【0013】また、前記複層ガラス障子を開閉金物によ
り外枠に取り付けてなる回転窓であって、開閉金物は、
外枠側取付け部と、障子側取付け部と、外枠側取付け部
及び障子側取付け部に対して回動可能なアーム部を有し
ていて、外側取付け部は外枠に止着材で止着され、障子
側取付け部は複層ガラス障子に止着材で止着されている
回転窓が提供される。
【0014】前記保持枠は、裏部材と表面部材とからな
り、裏部材は、前記面保持部と、前記端保持部と、前記
面保護部と、溝形成部とを有していて、表面部材は、前
記端保護部と、裏面部材の前記溝形成部の形状に対応し
た形状の溝形成部を有していてもよい。
【0015】また、前記複層ガラス障子を窓枠に嵌めて
なるスライド窓であって、前記窓枠が前記複層ガラス障
子の溝形成部に対応する突起を有するスライド窓が提供
される。
【0016】前記複層ガラスは、1枚の短寸板ガラス、
続いて2枚の長寸板ガラスが、その周辺部に配されてい
る各々のスペーサを介在して、かつ、短寸板ガラスと中
央に配された長寸板ガラスとにより挟持されるスペーサ
の外側部に、長寸板ガラスが短寸板ガラスに対して突出
板ガラス部分を有するようにして配置されて空気層が形
成されていてもよい。
【0017】前記複層ガラスは、2枚の短寸板ガラス、
続いて1枚の長寸板ガラスが、その周辺部に配されてい
る各々のスペーサを介在して、かつ、長寸板ガラスと中
央に配された短寸板ガラスとにより挟持されるスペーサ
の外側部に、長寸板ガラスが短寸板ガラスに対して突出
板ガラス部分を有するようにして配置されて空気層が形
成されていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の複層ガラス障子の
概要を説明し、回転窓及びスライド窓については後述す
る。
【0019】「複層ガラス障子の概要」図1、7、9、
12、16及び17は本発明の複層ガラス障子の第1、
2、3、4、5及び6の実施例の要部断面図である。
【0020】これら実施例においては、複層ガラス1
に、保持枠6a、6b、6c、6d、6e、6fが接着
機能を有するシール材としての構造シール9a、9bに
より取り付けてある。構造シール9aと構造シール9b
との間にはバックアップ材10が使われている。
【0021】複層ガラス1は、短寸板ガラス4b、4d
と長寸板ガラス4a、4cがその周辺部に配されている
スペーサ2を介在して配置され空気層が形成されてい
て、スペーサ2の側面と前記板ガラスの主表面がなす境
界面にブチルゴムの1次シール(図示せず)が施され、
スペーサ2のガラス板端縁側に2次シール3が施されて
いて、スペーサ2の外部側にある2次シール3の外側
に、長寸板ガラス4a、4cが短寸板ガラス4b、4d
に対して突出板ガラス部分5、85を有するように配置
されている。
【0022】複層ガラス1は長寸板ガラス4a、4cに
より突出板ガラス部分5、85を有しているが、逆な表
現をすれば、短寸板ガラス4b、4dと長寸板ガラス4
a、4cと、これらにより挟持されるスペーサ2によっ
て、段状の切り欠き部を有するように形成されていて、
この段状の切り欠き部に保持枠の主たる部分が構造シー
ル9a、9bにより取り付けてある。
【0023】保持枠6a、6b、6c、6d、6e、6
fは、短寸板ガラス4b、4dに面一になるように形成
された面保護部27と、長寸板ガラス4a、4cの端面
に連なって形成される第1端面12に、構造シール9a
により接着されていて、面保護部27に垂直方向に形成
されている端保護部26と、複層ガラス1に構造シール
9a、9bにより接着されている保持部20とを有して
いる。
【0024】保持部20は第1L字状部をなしており、
長寸板ガラス4a、4cのなす突出板ガラス部分5、8
5の、保持枠側である突出板ガラス部分内面13、83
に構造シール9aにより接着されている面保持部21
と、短寸板ガラス4b、4dの端面に連なって形成さ
れ、かつ、スペーサ2の外部側である2次シール3の外
側に形成される第2端面11に、構造シール9bにより
接着されていて、面保持部21に垂直方向に形成されて
いる端保持部22とを有している。
【0025】裏部材7a、7b、7d、7e、7f、及
び保持枠6cには、アルミニウム合金などの金属製のも
のを、表面部材8a、8b、8d、8e、8fとして
は、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂のものを使用でき
る。保持枠6b、6d、6e、6fは、アルミニウム合
金・塩化ビニル樹脂などによる一体成形のものである。
【0026】2次シール3及び構造シール9a、9bと
しては、シリコーン系シーリング材やポリスルフィド系
シーリング材を使用できる。スペーサ2の内部には乾燥
剤が充填されている。
【0027】通常、フレームレスでガラス壁面感のする
長寸板ガラス4e、4c側が室外側として用いられ、短
寸板ガラス4b、4d側が室内側として用いられる。
【0028】「複層ガラス障子の第1実施例」図1、図
2、図3によって本発明の複層ガラス障子の第1実施例
を説明する。複層ガラス1が、保持枠6aにより保持さ
れて複層ガラス障子30aを形成している。複層ガラス
1は、1枚の長寸板ガラス4aと1枚の短寸板ガラス4
bを用いて形成されている。以下、複層ガラス障子の第
2、3、4の実施の形態において同様である。保持枠6
aは、裏部材7aと表面部材8aとよりなる。
【0029】裏部材7aは、突出板ガラス内面13に構
造シール9aにより接着されている面保持部21と、第
2端面11に構造シール9bにより接着されていて、面
保持部21に垂直方向に形成されている端保持部22
と、第2L字部23と、係止部24a、24cとを有し
ている。保持部20と第2L字部23とにより断面略ロ
字状102が形成されている。
【0030】第2L字部23は、面保持部21に平行に
形成されている立ち上がり部103と、端保持部22に
平行に形成されている水平部104とよりなる。
【0031】係止部24aは、互いに内向きに形成され
た鈎25a、25bとを有し、鈎25aは、面保持部2
1の端部に形成されていて、鈎25bは、第2L字部2
3のコーナー部から立ち上がるようにして形成されてい
る。係止部24cは、立ち上がり部103と、面保持部
21に平行に形成されている鈎25cとよりなる。
【0032】表面部材8aは、短寸板ガラス4bに面一
になるように形成された面保護部27と、長寸板ガラス
4aの端面に連なって形成される第1端面12に接着さ
れていて、面保護部27に垂直方向に形成されている端
保護部26と、裏面部材7aの係止部24aの形状に対
応する形状の係止部24d、裏面部材7aの係止部24
cの形状に対応する形状の係止部24fを有している。
【0033】係止部24dは、互いに外向きに形成され
た鈎25e、25dとを有し、これらは端保護部26の
内面側にほぼ垂直方向に形成されている。このため、係
止部24aのなす鈎25a、25bの各々に係止部24
dのなす鈎25d、25eが嵌合するようにして、表面
部材8aの端保護部26が裏部材7aに係止される係止
部24fは、面保護部27と、面保護部27に設けられ
た断面L字形状の鈎25fとを有する。このため、係止
部24cのなす鈎25cと係止部24fのなす鈎25f
が互いに内向きに咬み合いつつ、鈎25cが面保護部2
7と鈎25fにより嵌合され、鈎25fが立ち上がり部
103と鈎25cにより嵌合される。
【0034】面保護部27は短寸板ガラス4bに面一に
なるように形成されているので、短寸板ガラス外面15
と保持枠6aをなす表面部材8aの外面は同一表面を形
成している。
【0035】図3に示すように、短寸板ガラス4bの4
辺に対して突出板ガラス部分を有する長寸板ガラス4a
を用いて複層ガラス1が形成され、複層ガラス1に保持
枠6aが取り付けられて複層ガラス障子30aが形成さ
れている。
【0036】短寸板ガラス4bの2辺に対して突出板ガ
ラス部分を有する長寸板ガラス4aを用いて複層ガラス
を形成することも可能であるが、その場合は、突出板ガ
ラス部分を有しない辺は、図18、19で説明したよう
に大きな見付け寸法や見込み寸法を有する枠材により複
層ガラスを保持する必要があるので断熱性の低下をもた
らし好ましくない。
【0037】「回転窓の第1実施例」図4、図5は、図
6のより、本発明の回転窓の第1実施例を説明する。複
層ガラス障子30aが開閉金物36により外枠35に取
り付けてある。開閉金物36及び外枠35は、アルミニ
ウム合金などの金属製である。開閉金物36は外枠側取
付け部(図5では、取付け部と略記)37aと、障子側
取付け部37bと、アーム部38とよりなっている。
【0038】外枠側取付け部37aは、止着材としての
固定ネジ39により外枠35に止着されており、障子側
取付け部37bは、止着材としての固定ネジ39により
複層ガラス障子30aに止着されている。
【0039】アーム部37は、外枠側取付け部37aと
障子側取付け部37bとに対して回動可能になっている
ので、複層ガラス障子30aは、外枠35に対して回動
可能になっている。図4、5では省略したが図6に示す
ように、外枠35には気密材40が設けてあり、回転窓
を閉じたときに気密性が向上するようになっている。
【0040】「複層ガラス障子の第2実施例」図7、図
8により本発明の複層ガラス障子の第2実施例を説明す
る。複層ガラス1が、保持枠6bにより保持されて複層
ガラス障子30bを形成している。保持枠6bは裏部材
7bと表面部材8bとが一体成形されてなるものであ
る。
【0041】裏部材7bは、突出板ガラス内面13に構
造シール9aにより接着されている面保持部21と、第
2端面11に構造シール9bにより接着されていて、面
保持部21に垂直方向に形成されている端保持部22
と、第2L字部45とを有していて、断面略ロ字状をな
している。面保持部21と端保持部22とにより第1L
字部をなす保持部20が構成されている。
【0042】表面部材8bは、裏部材7bと一体成形さ
れており、短寸板ガラス4bに面一になるように形成さ
れた面保護部27と、長寸板ガラス4aの端面に連なっ
て形成される第1端面12に接着されていて、面保護部
27に垂直方向に形成される端保護部26とを有してい
る。面保護部27及び端保護部26は、第2L字部45
に接して一体成形されている。
【0043】「複層ガラス障子の第3実施例」図9、図
10により、本発明の複層ガラス障子の第3実施例を説
明する。複層ガラス1が、保持枠6cにより保持されて
複層ガラス障子30cを形成している。
【0044】保持枠6cは、突出板ガラス内面13に構
造シール9aにより接着されている面保持部21と、第
2端面11に構造シール9bにより接着されていて、面
保持部21に垂直方向に形成されている端保持部22
と、短寸板ガラス4bに面一になるように形成された面
保護部27と、長寸板ガラス4aの端面に連なって形成
される第1端面12に接着されていて、面保護部27に
垂直方向に形成される端保護部26とを有している。面
保持部21と端保持部22とにより保持部20が構成さ
れていて、保持部20と面保護部27と端保護部26と
により断面形状略6字状をなしている。
【0045】「回転窓の第2実施例」図11により、図
9の複層ガラス障子を用いた回転窓を説明する。複層ガ
ラス障子30cが開閉金物36により外枠35に取り付
けてある。開閉金物36及び外枠35は、アルミニウム
合金などの金属製である。
【0046】「複層ガラス障子の第4実施例」図12、
図13により、本発明の複層ガラス障子の第4実施例を
説明する。複層ガラス1が、保持枠6dにより保持され
て複層ガラス障子30dを形成している。保持枠6dは
裏部材7dと表面部材8dとが一体成形されてなる。
【0047】裏部材7dは、突起板ガラス内面13に構
造シール9aにより接着されている面保持部21と、第
2端面11に構造シール9bにより接着されていて、面
保持部21に垂直方向に形成されている端保持部22
と、端保持部22の端部より立ち上がっている横T字状
部106とを有し、断面略6字状形状をなしている。
【0048】面保持部21と端保持部22とにより第1
L字部をなす保持部20が形成されている。横T字状部
106は、面保護部27と、面保護部27の略中央部か
ら横方向に延びている支持部105とよりなり、横T字
状部106の下方に第2L字状部55が、上方に溝形成
部54が形成されている。保持部20と第2L字状部5
5により断面略ロ字状をなしている。
【0049】なお、符号51は複層ガラス障子の戸先に
設けられた引手である。障子の上下部分や召し合わせ部
分には引手51は設けられていない。
【0050】表面部材8dは、裏部材7dと一体成形さ
れており、第1端面12に接着されている端保護部と、
溝形成部54の形状に対応した形状を有する溝形成部5
3と、溝形成部53の内側に形成された気密材保持部5
2とを有している。溝形成部53は断面形状が略横コ字
状であり、その底部分は支持部105に接して、その外
側立ち上がり部分は面保護部27に接して形成されてい
て、その内側立ち上がり部分は構造シール9aにより突
出板ガラス内面13に接着されている。気密材保持部5
2には、気密材50が取り付けられている。
【0051】「スライド窓の第1実施例」図14、図1
5により、図12の複層ガラス障子を用いたスライド窓
を説明する。窓枠60に複層ガラス障子30d、30d
が嵌め込まれている。複層ガラス障子30dの溝形成部
53に対応する突起61が窓枠60に設けてある。
【0052】「複層ガラス障子の第5実施例」図16に
より、本発明の複層ガラス障子の第5実施例を説明す
る。複層ガラス1が、保持枠6eにより保持されて複層
ガラス障子30eを形成している。
【0053】複層ガラス1は、1枚の短寸板ガラス4
b、続いて2枚の長寸板ガラス4c、4aが、その周辺
部に配されている各々のスペーサ2、2を介在して、か
つ、短寸板ガラス4bと中央に配された長寸板ガラス4
cとにより挟持されるスペーサ2の外側部に、長寸板ガ
ラス4cが短寸板ガラス4bに対して突出板ガラス部分
83を有するようにして配置されている。
【0054】保持枠6eは、裏部材7eと表面部材8e
とが一体成形されてなるが、その他は、「複層ガラス障
子の第2実施例」で説明したことと同様である。
【0055】「複層ガラス障子の第6実施例」図17に
より、本発明の複層ガラス障子の第6実施例を説明す
る。複層ガラス1が、保持枠6fにより保持されて複層
ガラス障子30fを形成している。
【0056】複層ガラス1は、2枚の短寸板ガラス4
b、4d、続いて1枚の長寸板ガラス4aが、その周辺
部に配されている各々のスペーサ2、2を介在して、か
つ、長寸板ガラス4aと中央に配された短寸板ガラス4
dとにより挟持されるスペーサ2の外側部に、長寸板ガ
ラス4aが短寸板ガラス4dに対して突出板ガラス部分
83を有するようにして配置されている。
【0057】保持枠6fは、裏部材7fと表面部材8f
とが一体成形されてなるが、その他は、「複層ガラス障
子の第2実施例」で説明したことと同様である。
【0058】
【発明の効果】本発明の上記構成により、フレームレス
でガラス壁面感があり、意匠性に優れ、障子に要求され
る所要の必要強度を保持し断熱性の面でも優れた低価格
の複層ガラス障子を提供できる。また、保持枠がさほど
大きくないので軽量化の効果も大きい。また、これを用
いた回転窓とスライド窓についても、上記同様の効果を
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複層ガラス障子の第1実施例の要部断
面図。
【図2】図1の実施例に用いた保持枠の説明図であっ
て、(a)は保持枠の部品である裏部材の断面図、
(b)は保持枠の部品である表面部材の断面図、(c)
は裏部材と表面部材により組立てられた保持枠の断面
図。
【図3】図1の複層ガラス障子の説明図であって、
(a)は複層ガラス障子の正面図、(b)は複層ガラス
障子の右側面図、(c)は複層ガラス障子の正面図
【図4】図1の複層ガラス障子を用いた回転窓の斜視
図。
【図5】図4の回転窓の構成を説明する分解斜視図。
【図6】図4の回転窓の要部断面図。
【図7】本発明の複層ガラス障子の第2実施例の要部断
面図。
【図8】図7の実施例に用いた保持枠の説明図であっ
て、(a)は保持枠の部品である裏部材の断面図、
(b)は保持枠の部品である表面部材の断面図、(c)
は裏部材と表面部材により組立てられた保持枠の断面
図。
【図9】本発明の複層ガラス障子の第3実施例の要部断
面図。
【図10】図9の実施例に用いた保持枠の断面図。
【図11】図9の複層ガラス障子を用いた回転窓の要部
断面図。
【図12】本発明の複層ガラス障子の第4実施例の要部
断面図。
【図13】図12の実施例に用いた保持枠の説明図であ
って、(a)は保持枠の部品である裏部材の断面図、
(b)は保持枠の部品である表面部材の断面図、(c)
は裏部材と表面部材により組立てられた保持枠の断面
図。
【図14】図12の複層ガラス障子を用いた両開き窓の
正面図。
【図15】図14の両開き窓のA−A線に沿った要部断
面図。
【図16】本発明の複層ガラス障子の第5実施例の要部
断面図。
【図17】本発明の複層ガラス障子の第6実施例の要部
断面図。
【図18】第1の従来例の複層ガラス障子の要部断面
図。
【図19】第2の従来例の複層ガラス障子の要部断面
図。
【符号の説明】
1:複層ガラス 2:スペーサ 3:二次シール 4a、4c:長寸板ガラス 4b、4d:短寸板ガラス 5、85:突出板ガラス部分 6a、6b、6c、6d、6e、6f:保持枠 7a、7b、7d、7e、7f:裏部材 8a、8b、8d、8e、8f:表面部材 11:第2端面 12:第1端面 20:保持部 21:面保持部 22:端保持部 26:端保護部 27:面保護部 35:開閉金物 36:外枠 37a:外枠側取付け部 37b:障子側取付け部 38:アーム部 53、54:溝形成部 60:窓枠 61:突起

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複層ガラスを保持枠に取り付けてなる複層
    ガラス障子において、複層ガラスは、短寸板ガラスと長
    寸板ガラスがその周辺部に配されているスペーサを介在
    して、かつ、スペーサの外部側に長寸板ガラスが短寸板
    ガラスに対して突出板ガラス部分を有するようにして配
    置されて空気層が形成され、保持枠は、短寸板ガラスに
    面一になるように形成された面保護部と、長寸板ガラス
    の端面に連なって形成される第1端面に接着されてい
    て、面保護部に垂直方向に形成されている端保護部と、
    複層ガラスを保持している保持部を有してなることを特
    徴とする複層ガラス障子。
  2. 【請求項2】前記保持枠の保持部は、突出板ガラス部分
    の保持枠側である突出板ガラス内面に接着されている面
    保持部と、短寸板ガラスの端面に連なりスペーサの外部
    側に形成される第2端面に接着されていて、面保持部に
    垂直方向に形成されている端保持部とを有してなる請求
    項1の複層ガラス障子。
  3. 【請求項3】前記保持枠は、裏部材と表面部材とからな
    り、裏部材は、前記面保持部と、前記端保持部と、係止
    部とを有していて、表面部材は、前記面保護部と、前記
    端保護部と、裏面部材の前記係止部の形状に対応した形
    状の係止部を有してなる請求項2の複層ガラス障子。
  4. 【請求項4】前記保持枠は、裏部材と表面部材とからな
    り、表面部材は裏部材に一体成形されていることを特徴
    とする請求項1又は2の複層ガラス障子。
  5. 【請求項5】前記保持枠は、裏部材と表面部材とからな
    り、裏部材は、前記面保持部と、前記端保持部と、前記
    面保護部と、溝形成部とを有していて、表面部材は、前
    記端保護部と、裏面部材の前記溝形成部の形状に対応し
    た形状の溝形成部を有してなる請求項2の複層ガラス障
    子。
  6. 【請求項6】前記複層ガラスは、1枚の短寸板ガラスと
    2枚の長寸板ガラスが、その周辺部に配されている各々
    のスペーサを介在して、かつ、短寸板ガラスと中央に配
    された長寸板ガラスとにより挟持されるスペーサの外側
    部に、長寸板ガラスが短寸板ガラスに対して突出板ガラ
    ス部分を有するようにして配置されて空気層が形成され
    てなる請求項1、2、3、4又は5の複層ガラス障子。
  7. 【請求項7】前記複層ガラスは、2枚の短寸板ガラスと
    1枚の長寸板ガラスが、その周辺部に配されている各々
    のスペーサを介在して、かつ、長寸板ガラスと中央に配
    された短寸板ガラスとにより挟持されるスペーサの外側
    部に、長寸板ガラスが短寸板ガラスに対して突出板ガラ
    ス部分を有するようにして配置されて空気層が形成され
    てなる請求項1、2、3、4、5又は6の複層ガラス障
    子。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3又は4の複層ガラス障子
    を開閉金物により外枠に取り付けてなる回転窓であっ
    て、開閉金物は、外枠側取付け部と、障子側取付け部
    と、外枠側取付け部及び障子側取付け部に対して回動可
    能なアーム部を有していて、外側取付け部は外枠に止着
    材で止着され、障子側取付け部は複層ガラス障子に止着
    材で止着されていることを特徴とする回転窓。
  9. 【請求項9】請求項5の複層ガラス障子を窓枠に嵌めて
    なるスライド窓であって、前記窓枠が前記複層ガラス障
    子の溝形成部に対応する突起を有することを特徴とする
    スライド窓。
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