JPH09229093A - 電磁連結装置 - Google Patents
電磁連結装置Info
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- JPH09229093A JPH09229093A JP8036791A JP3679196A JPH09229093A JP H09229093 A JPH09229093 A JP H09229093A JP 8036791 A JP8036791 A JP 8036791A JP 3679196 A JP3679196 A JP 3679196A JP H09229093 A JPH09229093 A JP H09229093A
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- electromagnetic coupling
- coupling device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 励磁コイルの通電に対する応答性が良好で、
アーマチュアの衝突による騒音が少なく、同時に生産性
の良い電磁連結装置を得る。 【解決手段】 出力軸1に遊嵌され、駆動用連結部材2
bを有する回転入力用のギヤ2と、出力軸1に回転方向
には固定、軸方向には移動可能に取り付けられ、ギヤ2
の駆動用連結部材2bに噛み合う連結部材3bと複数個
の係合用突起3cを異なる半径上に有する回転子3と、
磁路を構成し、回転子の係合用突起3cと係合する複数
個の円弧状長孔5cを有するヨーク5と、励磁コイル7
とその延長部20bに励磁コイル7の励磁により移動し
て回転子3を軸方向に移動せしめるアーマチュア8を保
持するボビン20と、回転入力用ギヤ2と回転子3との
間に装着されたバネ4と、アーマチュア8とボビン20
の端面との間に介在し、基板21aと発泡ゴム21bを
一体構成した緩衝部材を備えるようにした。
アーマチュアの衝突による騒音が少なく、同時に生産性
の良い電磁連結装置を得る。 【解決手段】 出力軸1に遊嵌され、駆動用連結部材2
bを有する回転入力用のギヤ2と、出力軸1に回転方向
には固定、軸方向には移動可能に取り付けられ、ギヤ2
の駆動用連結部材2bに噛み合う連結部材3bと複数個
の係合用突起3cを異なる半径上に有する回転子3と、
磁路を構成し、回転子の係合用突起3cと係合する複数
個の円弧状長孔5cを有するヨーク5と、励磁コイル7
とその延長部20bに励磁コイル7の励磁により移動し
て回転子3を軸方向に移動せしめるアーマチュア8を保
持するボビン20と、回転入力用ギヤ2と回転子3との
間に装着されたバネ4と、アーマチュア8とボビン20
の端面との間に介在し、基板21aと発泡ゴム21bを
一体構成した緩衝部材を備えるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転動力源と負
荷の間に介在し、回転を伝達並びに阻止すると共に、回
転を阻止するとき、出力軸を回転方向の一定位置にて停
止させる電磁連結装置に関するものである。
荷の間に介在し、回転を伝達並びに阻止すると共に、回
転を阻止するとき、出力軸を回転方向の一定位置にて停
止させる電磁連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の電磁連結装置の構成を
示すもので、図において1は電磁連結装置の出力軸、2
は出力軸1に対し回転自在に遊嵌され、動力源に結合さ
れる回転入力用のギヤ、3は出力軸1にスプライン1a
により回転方向には固定され、軸方向には移動可能に取
り付けられた回転子で、ギヤ2には駆動用連結部材2b
が、また回転子3にはギヤ2の駆動用連結部材2bと係
合する被駆動用連結部材3bが設けられ、また、ギヤ2
と回転子3の間にはバネ4が設けられてそれぞれを離間
する方向に付勢している。5は磁気回路を構成するヨー
ク、6は励磁コイル7を有するボビン、8はボビン6の
延長部6aに遊嵌された磁性体よりなるアーマチュア
で、これらは出力軸1とは回転自在に構成され、ヨーク
5に設けられたホルダ9により図示しないフレームに固
定されると共に、出力軸1とはその段部1bとスペーサ
10及び止め輪11により軸方向位置が保たれている。
アーマチュア8はボビン6の延長部6aの外周に軸方向
に移動可能に遊嵌され、スペーサ10により脱落が防止
されると共に、その外周部には爪部8aが複数箇所に設
けられ、回転子3の端面3aに当接するように構成され
ている。3cは回転子3に設けられた複数個の係合用突
起、5cはヨーク5に設けられた複数個の円弧状長孔
で、これらはそれぞれが対応する位置に、また、個々に
は異なる半径の円周軌道上に設けられ、特定の係合用突
起が特定の円弧状長孔にのみ係合可能に構成されてい
る。また、12はアーマチュア8に貼り付けられた衝撃
緩衝用のスポンジシートである。
示すもので、図において1は電磁連結装置の出力軸、2
は出力軸1に対し回転自在に遊嵌され、動力源に結合さ
れる回転入力用のギヤ、3は出力軸1にスプライン1a
により回転方向には固定され、軸方向には移動可能に取
り付けられた回転子で、ギヤ2には駆動用連結部材2b
が、また回転子3にはギヤ2の駆動用連結部材2bと係
合する被駆動用連結部材3bが設けられ、また、ギヤ2
と回転子3の間にはバネ4が設けられてそれぞれを離間
する方向に付勢している。5は磁気回路を構成するヨー
ク、6は励磁コイル7を有するボビン、8はボビン6の
延長部6aに遊嵌された磁性体よりなるアーマチュア
で、これらは出力軸1とは回転自在に構成され、ヨーク
5に設けられたホルダ9により図示しないフレームに固
定されると共に、出力軸1とはその段部1bとスペーサ
10及び止め輪11により軸方向位置が保たれている。
アーマチュア8はボビン6の延長部6aの外周に軸方向
に移動可能に遊嵌され、スペーサ10により脱落が防止
されると共に、その外周部には爪部8aが複数箇所に設
けられ、回転子3の端面3aに当接するように構成され
ている。3cは回転子3に設けられた複数個の係合用突
起、5cはヨーク5に設けられた複数個の円弧状長孔
で、これらはそれぞれが対応する位置に、また、個々に
は異なる半径の円周軌道上に設けられ、特定の係合用突
起が特定の円弧状長孔にのみ係合可能に構成されてい
る。また、12はアーマチュア8に貼り付けられた衝撃
緩衝用のスポンジシートである。
【0003】以上のように構成された電磁連結装置にお
いて、励磁コイル7に通電のないときは回転子3はバネ
4に押され、係合用突起3cがヨーク5の円弧状長孔5
cに係合してギヤ2と回転子3の間が最も開離した状態
となり、ギヤ2の駆動用結合部材2bと回転子3の被駆
動用結合部材3bは離脱状態となる。励磁コイル7に通
電されるとヨーク5が励磁されてアーマチュア8を吸引
し、アーマチュア8はその爪部8aで回転子3をバネ4
の押圧力に抗してギヤ2側に移動させるため、係合用突
起3cと円弧状長孔5cの係合がはずれ、駆動用連結部
材2bと被駆動用連結部材3bとが係合して回転子3は
ギヤ2に駆動され、回転子3はスプライン1aを介して
出力軸1を駆動する。励磁コイル7の電流が遮断される
とバネ4の押圧力により回転子3はアーマチュア8を押
しながらヨーク5側に移動し、回転子3の係合用突起3
cがヨーク5を摺動しながら回転し、係合用突起3cが
ヨーク5の円弧状長孔5cと係合したところで回転子3
は停止する。係合用突起3cと円弧状長孔5cは異なる
半径の円周軌道上に対応して複数箇所に設けられている
ため、特定の係合用突起は特定の円弧状長孔にのみ係合
が可能であり、従って回転子3及び出力軸1は回転方向
の一定位置で停止する。
いて、励磁コイル7に通電のないときは回転子3はバネ
4に押され、係合用突起3cがヨーク5の円弧状長孔5
cに係合してギヤ2と回転子3の間が最も開離した状態
となり、ギヤ2の駆動用結合部材2bと回転子3の被駆
動用結合部材3bは離脱状態となる。励磁コイル7に通
電されるとヨーク5が励磁されてアーマチュア8を吸引
し、アーマチュア8はその爪部8aで回転子3をバネ4
の押圧力に抗してギヤ2側に移動させるため、係合用突
起3cと円弧状長孔5cの係合がはずれ、駆動用連結部
材2bと被駆動用連結部材3bとが係合して回転子3は
ギヤ2に駆動され、回転子3はスプライン1aを介して
出力軸1を駆動する。励磁コイル7の電流が遮断される
とバネ4の押圧力により回転子3はアーマチュア8を押
しながらヨーク5側に移動し、回転子3の係合用突起3
cがヨーク5を摺動しながら回転し、係合用突起3cが
ヨーク5の円弧状長孔5cと係合したところで回転子3
は停止する。係合用突起3cと円弧状長孔5cは異なる
半径の円周軌道上に対応して複数箇所に設けられている
ため、特定の係合用突起は特定の円弧状長孔にのみ係合
が可能であり、従って回転子3及び出力軸1は回転方向
の一定位置で停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように動作する電
磁連結装置においては、励磁コイル7の通電及び電流遮
断に対する駆動用連結部材2bと被駆動用連結部材3b
の係合と離脱の応答性が早いことが要求されるが、その
ために、励磁コイル7に通電したとき、アーマチュア8
がヨーク5に衝突する速度も大きくなって、激しい衝突
音が発生するという問題があり、この衝突音を消すため
に従来装置ではアーマチュア8に緩衝部材となるスポン
ジシート12を貼り付ける処置がなされていたが、充分
な消音効果を得るためにはスポンジシート12の厚さを
大きくしてアーマチュア8とボビン6の間に予め圧縮し
た状態で装填する必要があり、アーマチュア8の移動に
阻止力が生ずる結果、移動速度が低下し、応答性が悪化
すると言う矛盾を生じていた。
磁連結装置においては、励磁コイル7の通電及び電流遮
断に対する駆動用連結部材2bと被駆動用連結部材3b
の係合と離脱の応答性が早いことが要求されるが、その
ために、励磁コイル7に通電したとき、アーマチュア8
がヨーク5に衝突する速度も大きくなって、激しい衝突
音が発生するという問題があり、この衝突音を消すため
に従来装置ではアーマチュア8に緩衝部材となるスポン
ジシート12を貼り付ける処置がなされていたが、充分
な消音効果を得るためにはスポンジシート12の厚さを
大きくしてアーマチュア8とボビン6の間に予め圧縮し
た状態で装填する必要があり、アーマチュア8の移動に
阻止力が生ずる結果、移動速度が低下し、応答性が悪化
すると言う矛盾を生じていた。
【0005】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、応答性を悪化することなく、
効果的に衝突音を消すことができ、同時に生産性の向上
が可能な電磁連結装置を得ようとするものである。
るためになされたもので、応答性を悪化することなく、
効果的に衝突音を消すことができ、同時に生産性の向上
が可能な電磁連結装置を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による電磁連結
装置においては、出力軸に遊嵌され、動力源から駆動さ
れて回転する駆動部、上記出力軸に回転方向に結合され
ると共に、軸方向に移動可能に装架された係合部を有す
る被駆動部、この被駆動部の係合部と係合する係合部を
有するヨーク、付勢時にアーマチュアを介して被駆動部
を軸方向に移動させて駆動部と被駆動部を結合させる励
磁装置、上記駆動部と被駆動部との間に装着され、これ
らを離間する方向に付勢するバネ、上記アーマチュアと
励磁装置との間にこれらの少なくともいずれか一方に対
して空隙を隔てゝ配置された緩衝部材を備えたものであ
る。
装置においては、出力軸に遊嵌され、動力源から駆動さ
れて回転する駆動部、上記出力軸に回転方向に結合され
ると共に、軸方向に移動可能に装架された係合部を有す
る被駆動部、この被駆動部の係合部と係合する係合部を
有するヨーク、付勢時にアーマチュアを介して被駆動部
を軸方向に移動させて駆動部と被駆動部を結合させる励
磁装置、上記駆動部と被駆動部との間に装着され、これ
らを離間する方向に付勢するバネ、上記アーマチュアと
励磁装置との間にこれらの少なくともいずれか一方に対
して空隙を隔てゝ配置された緩衝部材を備えたものであ
る。
【0007】また、アーマチュアの移動による緩衝部材
の撓み量を、アーマチュアの軸方向移動距離より小さく
設定したものである。また、緩衝部材は、基板となる硬
質の薄板と独立気泡を有する発泡ゴムを備えたものであ
る。また、励磁装置の端面にリブ状突起を設け、このリ
ブ状突起を緩衝部材の発泡ゴムに対する当接面としたも
のである。また、緩衝部材は、アーマチュアまたは励磁
装置の端面の何れか一方または両方に一体に構成された
ものである。
の撓み量を、アーマチュアの軸方向移動距離より小さく
設定したものである。また、緩衝部材は、基板となる硬
質の薄板と独立気泡を有する発泡ゴムを備えたものであ
る。また、励磁装置の端面にリブ状突起を設け、このリ
ブ状突起を緩衝部材の発泡ゴムに対する当接面としたも
のである。また、緩衝部材は、アーマチュアまたは励磁
装置の端面の何れか一方または両方に一体に構成された
ものである。
【0008】また、緩衝部材は、アーマチュアの移動に
よる撓み量がアーマチュアの軸方向移動距離より小さい
バネ材である。また、緩衝部材は、アーマチュアの一部
を板バネ状に折り曲げて構成したものである。また、緩
衝部材は、励磁装置の端面の一部を板バネ状に形成した
ものである。また、緩衝部材は、ヨークと励磁装置の位
置を規制するスペーサに板バネを一体に形成し、この板
バネをアーマチュアと励磁装置の間に介在させたもので
ある。また緩衝部材は、ヨークと励磁装置の位置を規制
するスペーサと励磁装置の間に挟持され先端がアーマチ
ュアと励磁装置の間に配置されている板バネである。
よる撓み量がアーマチュアの軸方向移動距離より小さい
バネ材である。また、緩衝部材は、アーマチュアの一部
を板バネ状に折り曲げて構成したものである。また、緩
衝部材は、励磁装置の端面の一部を板バネ状に形成した
ものである。また、緩衝部材は、ヨークと励磁装置の位
置を規制するスペーサに板バネを一体に形成し、この板
バネをアーマチュアと励磁装置の間に介在させたもので
ある。また緩衝部材は、ヨークと励磁装置の位置を規制
するスペーサと励磁装置の間に挟持され先端がアーマチ
ュアと励磁装置の間に配置されている板バネである。
【0009】
実施の形態1.図1は、この発明による電磁連結装置の
実施の形態を示す断面図、図2は、図1の緩衝部材装着
部の部分拡大図、図3は、図1のボビン端面の形状を示
す平面図、図4は、この発明による電磁連結装置と従来
例との特性比較図であり、図中、1〜5及び、7〜11
は上記従来例と同一構成をなすものである。この実施の
形態においては、励磁コイル7と共に励磁装置を構成す
るボビン20には図2及び図3に示すように複数個のリ
ブ状突起20aと、複数箇所に分割して設けられた延長
部20bが設けられ、延長部20bにはアーマチュア8
が遊嵌されている。アーマチュア8の内径部は、延長部
20bの外面20cと側面20dに遊嵌される形状とさ
れ、このために、アーマチュア8は軸方向にのみ移動が
可能となっている。ボビン20の端面とアーマチュア8
の間には環状の緩衝部材21が嵌装され、緩衝部材21
は図2に示すように硬質の例えば薄鋼板、プラスチック
板等よりなる基板21aと、その両面に独立気泡を有す
る発泡ゴム21bが貼り合わされて構成され、その全厚
さBの内、アーマチュア8が移動してヨーク5の端面5
aに当接したときの撓み代である寸法Lが、励磁コイル
7に通電のない状態でのアーマチュア8とヨーク5の端
面5aとの隙間A、即ちアーマチュア8の移動距離より
小さく設定されている。
実施の形態を示す断面図、図2は、図1の緩衝部材装着
部の部分拡大図、図3は、図1のボビン端面の形状を示
す平面図、図4は、この発明による電磁連結装置と従来
例との特性比較図であり、図中、1〜5及び、7〜11
は上記従来例と同一構成をなすものである。この実施の
形態においては、励磁コイル7と共に励磁装置を構成す
るボビン20には図2及び図3に示すように複数個のリ
ブ状突起20aと、複数箇所に分割して設けられた延長
部20bが設けられ、延長部20bにはアーマチュア8
が遊嵌されている。アーマチュア8の内径部は、延長部
20bの外面20cと側面20dに遊嵌される形状とさ
れ、このために、アーマチュア8は軸方向にのみ移動が
可能となっている。ボビン20の端面とアーマチュア8
の間には環状の緩衝部材21が嵌装され、緩衝部材21
は図2に示すように硬質の例えば薄鋼板、プラスチック
板等よりなる基板21aと、その両面に独立気泡を有す
る発泡ゴム21bが貼り合わされて構成され、その全厚
さBの内、アーマチュア8が移動してヨーク5の端面5
aに当接したときの撓み代である寸法Lが、励磁コイル
7に通電のない状態でのアーマチュア8とヨーク5の端
面5aとの隙間A、即ちアーマチュア8の移動距離より
小さく設定されている。
【0010】このように構成されたこの実施の形態によ
る電磁連結装置においては、励磁コイル7の励磁により
アーマチュア8が移動するとき、移動初期における移動
阻止力はバネ4以外には存在しないので、応答性良く移
動して回転子3の被駆動用連結部材3bを回転入力用ギ
ヤ2の駆動用連結部材2bに噛み合わせ、アーマチュア
8がヨーク5に衝突する直前に緩衝部材21に当接して
これを撓ませ、適度の硬度を有する発泡ゴムよりなる緩
衝部材21はアーマチュア8の移動速度を急激に抑えて
ヨーク5との衝突音を低下させる。図4はアーマチュア
8の移動に対する緩衝部材21の移動阻止力の変化を示
すもので、従来装置では図に実線にて示すように移動初
期から緩衝部材による阻止力が働き移動速度を遅らせる
一方、ヨーク5との衝突時の阻止力が大きく増大しない
のに対し、この発明によれば、図の破線にて示すよう
に、一定距離つまり、図2の距離A−Lを移動する間緩
衝部材による阻止力は働かず、その後の距離Lを移動す
る間に急速に阻止力が増大するので、応答性の良い動作
と大きな消音効果を有することになる。また、この阻止
力はボビン20のリブ状突起20aの幅の変更により調
整することが可能である。また、緩衝部材21は環状で
はなく分割されたものでもよい。
る電磁連結装置においては、励磁コイル7の励磁により
アーマチュア8が移動するとき、移動初期における移動
阻止力はバネ4以外には存在しないので、応答性良く移
動して回転子3の被駆動用連結部材3bを回転入力用ギ
ヤ2の駆動用連結部材2bに噛み合わせ、アーマチュア
8がヨーク5に衝突する直前に緩衝部材21に当接して
これを撓ませ、適度の硬度を有する発泡ゴムよりなる緩
衝部材21はアーマチュア8の移動速度を急激に抑えて
ヨーク5との衝突音を低下させる。図4はアーマチュア
8の移動に対する緩衝部材21の移動阻止力の変化を示
すもので、従来装置では図に実線にて示すように移動初
期から緩衝部材による阻止力が働き移動速度を遅らせる
一方、ヨーク5との衝突時の阻止力が大きく増大しない
のに対し、この発明によれば、図の破線にて示すよう
に、一定距離つまり、図2の距離A−Lを移動する間緩
衝部材による阻止力は働かず、その後の距離Lを移動す
る間に急速に阻止力が増大するので、応答性の良い動作
と大きな消音効果を有することになる。また、この阻止
力はボビン20のリブ状突起20aの幅の変更により調
整することが可能である。また、緩衝部材21は環状で
はなく分割されたものでもよい。
【0011】実施の形態2.緩衝部材21の発泡ゴム2
1bはボビン側の一面のみに設けても従来装置に比べて
効果的な消音効果を得ることができ、また、緩衝部材2
1の硬質基板21aをボビン20の側面またはアーマチ
ュア8に代行させ、発泡ゴムをボビン20の側面または
アーマチュア8の何れか、もしくは双方に貼り付けても
同様の効果を有するものである。
1bはボビン側の一面のみに設けても従来装置に比べて
効果的な消音効果を得ることができ、また、緩衝部材2
1の硬質基板21aをボビン20の側面またはアーマチ
ュア8に代行させ、発泡ゴムをボビン20の側面または
アーマチュア8の何れか、もしくは双方に貼り付けても
同様の効果を有するものである。
【0012】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示すもので、実施の形態1、2の硬質基板とこれ
に一体化された発泡ゴムを使用した緩衝部材21に代わ
り、バネによる緩衝部材を使用したものである。図5は
板バネよりなる緩衝部材22をボビン20とアーマチュ
ア8の間に装着したもので、板バネ22の緩衝時の撓み
量Lを実施の形態1と同様にアーマチュア8の移動距離
より小さく設定することにより図4の破線にに示す特性
が得られ、実施の形態1と同様の応答性と消音効果を得
ることができるものである。
態3を示すもので、実施の形態1、2の硬質基板とこれ
に一体化された発泡ゴムを使用した緩衝部材21に代わ
り、バネによる緩衝部材を使用したものである。図5は
板バネよりなる緩衝部材22をボビン20とアーマチュ
ア8の間に装着したもので、板バネ22の緩衝時の撓み
量Lを実施の形態1と同様にアーマチュア8の移動距離
より小さく設定することにより図4の破線にに示す特性
が得られ、実施の形態1と同様の応答性と消音効果を得
ることができるものである。
【0013】実施の形態4.図6は、アーマチュア8の
一部を抜き曲げ加工によりボビン20との間に薄板状に
曲げ込み、板バネ状の緩衝部材23を形成したもので、
この場合緩衝部材23はアーマチュア8と共に移動する
ので、アーマチュア8の移動距離Aから緩衝部材の先端
とボビンとの間隙Nを差し引いたものが撓みLとなる。
この寸法Lをアーマチュア8の移動距離より小さく設定
することにより、実施の形態1と同様の応答性と消音効
果を得ると同時に構成部品点数の削減を図り、生産性の
向上を可能にしたものである。
一部を抜き曲げ加工によりボビン20との間に薄板状に
曲げ込み、板バネ状の緩衝部材23を形成したもので、
この場合緩衝部材23はアーマチュア8と共に移動する
ので、アーマチュア8の移動距離Aから緩衝部材の先端
とボビンとの間隙Nを差し引いたものが撓みLとなる。
この寸法Lをアーマチュア8の移動距離より小さく設定
することにより、実施の形態1と同様の応答性と消音効
果を得ると同時に構成部品点数の削減を図り、生産性の
向上を可能にしたものである。
【0014】実施の形態5.図7及び図8は、ボビン2
0を成形するときボビン20と同一材料にて緩衝部材と
なる板バネを一体に成形したものである。図7はボビン
20の側面より板バネ状の緩衝部材23をボビン20と
アーマチュア8間に突出させたものであり、図8はボビ
ン20の延長部20aに一体成形した板バネ状の緩衝部
材23をボビン20とアーマチュア8間に延長介在させ
たもので、いずれも応答性と消音効果を得ながら部品点
数の削減による生産性の向上を図ったものである。
0を成形するときボビン20と同一材料にて緩衝部材と
なる板バネを一体に成形したものである。図7はボビン
20の側面より板バネ状の緩衝部材23をボビン20と
アーマチュア8間に突出させたものであり、図8はボビ
ン20の延長部20aに一体成形した板バネ状の緩衝部
材23をボビン20とアーマチュア8間に延長介在させ
たもので、いずれも応答性と消音効果を得ながら部品点
数の削減による生産性の向上を図ったものである。
【0015】実施の形態6.図9は、スペーサ10と一
体に板バネ状の緩衝部材23を形成した実施の形態、図
10はスペーサ10とボビン20の延長部20aの間に
板バネ状の緩衝部材23を取り付けた実施の形態を示す
もので、いずれもアーマチュア8の切り欠き部を通して
ボビン20とアーマチュア8の間に緩衝部材23を介在
させたものであり、従来装置に比べて応答性と消音効果
の向上が可能になるものである。
体に板バネ状の緩衝部材23を形成した実施の形態、図
10はスペーサ10とボビン20の延長部20aの間に
板バネ状の緩衝部材23を取り付けた実施の形態を示す
もので、いずれもアーマチュア8の切り欠き部を通して
ボビン20とアーマチュア8の間に緩衝部材23を介在
させたものであり、従来装置に比べて応答性と消音効果
の向上が可能になるものである。
【0016】なお、上記各実施の形態は回転方向1個所
の定位置で停止する装置について説明しているが、回転
方向の複数の定位置で停止する装置(例えば3個所、1
20°毎に停止する装置)にも応用できる。この場合、
回転子の係合用突起3Cとヨークの円弧状長孔5Cを同
一半径の円周軌道上(この例では120°毎)に設け
る。また上記突起と長孔の係合関係は特定とはならな
い。なお、上記円弧状長孔については、係合用突起がは
まり込めばよいので、形状は円弧状長孔に特定されるも
のではない。
の定位置で停止する装置について説明しているが、回転
方向の複数の定位置で停止する装置(例えば3個所、1
20°毎に停止する装置)にも応用できる。この場合、
回転子の係合用突起3Cとヨークの円弧状長孔5Cを同
一半径の円周軌道上(この例では120°毎)に設け
る。また上記突起と長孔の係合関係は特定とはならな
い。なお、上記円弧状長孔については、係合用突起がは
まり込めばよいので、形状は円弧状長孔に特定されるも
のではない。
【図1】 この発明の実施の形態1の電磁連結装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の緩衝部材装着部の
詳細を示す断面図である。
詳細を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1のボビンの緩衝部材
装着部の平面図である。
装着部の平面図である。
【図4】 この発明と従来装置の特性の差を示す特性図
である。
である。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す断面図であ
る。
る。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す断面図であ
る。
る。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す断面図であ
る。
る。
【図8】 この発明の実施の形態5を示す断面図であ
る。
る。
【図9】 この発明の実施の形態6を示す断面図であ
る。
る。
【図10】この発明の実施の形態6を示す断面図であ
る。
る。
【図11】従来の電磁連結装置の構成を示す断面図であ
る。
る。
1 出力軸、2 回転入力用ギヤ、2b 駆動用連結部
材、3 回転子、3b 被駆動用連結部材、3c 係合
用突起、4 バネ、5 ヨーク、5c 円弧状長孔、7
励磁コイル、8 アーマチュア、20 ボビン、20
a リブ状突起、20b 延長部、21 緩衝部材、
材、3 回転子、3b 被駆動用連結部材、3c 係合
用突起、4 バネ、5 ヨーク、5c 円弧状長孔、7
励磁コイル、8 アーマチュア、20 ボビン、20
a リブ状突起、20b 延長部、21 緩衝部材、
Claims (10)
- 【請求項1】 出力軸に遊嵌され、動力源から駆動され
て回転する駆動部、上記出力軸に回転方向に結合される
と共に、軸方向に移動可能に装架された係合部を有する
被駆動部、この被駆動部の係合部と係合する係合部を有
するヨーク、付勢時にアーマチュアを介して被駆動部を
軸方向に移動させて駆動部と被駆動部を結合させる励磁
装置、上記駆動部と被駆動部との間に装着され、これら
を離間する方向に付勢するバネ、上記アーマチュアと励
磁装置との間にこれらの少なくともいずれか一方に対し
て空隙を隔てゝ配置された緩衝部材を備えたことを特徴
とする電磁連結装置。 - 【請求項2】 アーマチュアの移動による緩衝部材の撓
み量を、アーマチュアの軸方向移動距離より小さく設定
したことを特徴とする請求項1記載の電磁連結装置。 - 【請求項3】 緩衝部材は、基板となる硬質の薄板と独
立気泡を有する発泡ゴムを備えていることを特徴とする
請求項1または請求項2記載の電磁連結装置。 - 【請求項4】 励磁装置の端面にリブ状突起を設け、こ
のリブ状突起を緩衝部材の発泡ゴムに対する当接面とし
たことを特徴とする請求項3記載の電磁連結装置。 - 【請求項5】 緩衝部材は、アーマチュアまたは励磁装
置の端面の何れか一方または両方に一体に構成されてい
ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項
記載の電磁連結装置。 - 【請求項6】 緩衝部材は、アーマチュアの移動による
撓み量がアーマチュアの軸方向移動距離より小さいバネ
材であることを特徴とする請求項1記載の電磁連結装
置。 - 【請求項7】 緩衝部材は、アーマチュアの一部を板バ
ネ状に折り曲げて構成したことを特徴とする請求項1、
または請求項6記載の電磁連結装置。 - 【請求項8】 緩衝部材は、励磁装置の端面の一部を板
バネ状に形成したものであることを特徴とする請求項1
または請求項6記載の電磁連結装置。 - 【請求項9】 緩衝部材は、ヨークと励磁装置の位置を
規制するスペーサに板バネを一体に形成し、この板バネ
をアーマチュアと励磁装置の間に介在させたことを特徴
とする請求項1または請求項6記載の電磁連結装置。 - 【請求項10】 緩衝部材は、ヨークと励磁装置の位置
を規制するスペーサと励磁装置の間に挟持され先端がア
ーマチュアと励磁装置の間に配置されている板バネであ
ることを特徴とする請求項1または請求項6記載の電磁
連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8036791A JPH09229093A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電磁連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8036791A JPH09229093A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電磁連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229093A true JPH09229093A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12479620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8036791A Pending JPH09229093A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電磁連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229093A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266505A (ja) * | 2006-06-05 | 2006-10-05 | Ntn Corp | 回転伝達装置 |
| CN112727946A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-30 | 安徽科达自动化集团股份有限公司 | 一种吸合力强且承力均衡耐磨性好的电磁离合器 |
| CN115749476A (zh) * | 2022-10-09 | 2023-03-07 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种脱开机构和车辆 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP8036791A patent/JPH09229093A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266505A (ja) * | 2006-06-05 | 2006-10-05 | Ntn Corp | 回転伝達装置 |
| CN112727946A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-30 | 安徽科达自动化集团股份有限公司 | 一种吸合力强且承力均衡耐磨性好的电磁离合器 |
| CN115749476A (zh) * | 2022-10-09 | 2023-03-07 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种脱开机构和车辆 |
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