JPH09229698A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JPH09229698A JPH09229698A JP3397196A JP3397196A JPH09229698A JP H09229698 A JPH09229698 A JP H09229698A JP 3397196 A JP3397196 A JP 3397196A JP 3397196 A JP3397196 A JP 3397196A JP H09229698 A JPH09229698 A JP H09229698A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 44
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 11
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 2
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自律航法、衛星測位航法等によって得られた車
両の位置、方位に基づいて地図マッチング処理を行う場
合において、候補道路の限定条件として最適なものを選
ぶことによって、マツチング処理時間を短縮する. 【解決手段】(a) の手順、(b) の手順のいずれを採用す
るかを、当該手順を実行するのに要する見積り時間に基
づいて決定し、この決定された手順にしたがって、地図
マッチングの対象リンクを選定し、これらのリンクに対
して地図マッチングを実行する。(a) 一定範囲の道路地
図データの中から、推定位置の限界誤差の範囲Eの中に
存在するリンクを求め、こうして求められたリンクの中
から、車両の推定方位との差がしきい値以内の方位を有
するリンクを選定する。(b) 一定範囲の道路地図データ
の中から、車両の推定方位との差がしきい値以内の方位
を有するリンクを求め、こうして求められたリンクの中
から、限界誤差の範囲Eの中に存在するリンクを選定す
る。
両の位置、方位に基づいて地図マッチング処理を行う場
合において、候補道路の限定条件として最適なものを選
ぶことによって、マツチング処理時間を短縮する. 【解決手段】(a) の手順、(b) の手順のいずれを採用す
るかを、当該手順を実行するのに要する見積り時間に基
づいて決定し、この決定された手順にしたがって、地図
マッチングの対象リンクを選定し、これらのリンクに対
して地図マッチングを実行する。(a) 一定範囲の道路地
図データの中から、推定位置の限界誤差の範囲Eの中に
存在するリンクを求め、こうして求められたリンクの中
から、車両の推定方位との差がしきい値以内の方位を有
するリンクを選定する。(b) 一定範囲の道路地図データ
の中から、車両の推定方位との差がしきい値以内の方位
を有するリンクを求め、こうして求められたリンクの中
から、限界誤差の範囲Eの中に存在するリンクを選定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図上の道路を走
行している車両の位置を検出する位置検出装置に関する
ものである。
行している車両の位置を検出する位置検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路を走行している車両の位
置を検出するために、距離センサと、方位センサと、両
センサからの出力信号に必要な処理を施す処理装置とを
具備し、車両の走行に伴なって生ずる距離変化量、およ
び方位変化量を積算しながら車両の現在位置デ―タを得
る自律航法が提案されているが、距離センサ、および方
位センサが必然的に有している誤差が走行継続に伴なっ
て累積され、得られる現在位置デ―タに含まれる誤差も
累積されてしまうという問題がある。
置を検出するために、距離センサと、方位センサと、両
センサからの出力信号に必要な処理を施す処理装置とを
具備し、車両の走行に伴なって生ずる距離変化量、およ
び方位変化量を積算しながら車両の現在位置デ―タを得
る自律航法が提案されているが、距離センサ、および方
位センサが必然的に有している誤差が走行継続に伴なっ
て累積され、得られる現在位置デ―タに含まれる誤差も
累積されてしまうという問題がある。
【0003】このような問題点を考慮し、かつ車両が道
路上を走行することを前提として、前記自律航法に基い
て得られた現在位置デ―タと、予め地図メモリに格納さ
れている道路地図デ―タとを比較し、現在位置デ―タの
道路からのずれ量(距離差及び方位差)を累積誤差とし
て算出し、前記現在位置デ―タに対して累積誤差分の補
正を行い、現在位置データを道路地図データに一致させ
るようにした地図マッチング処理が提案されている(特
開昭61−56910号公報等参照)。
路上を走行することを前提として、前記自律航法に基い
て得られた現在位置デ―タと、予め地図メモリに格納さ
れている道路地図デ―タとを比較し、現在位置デ―タの
道路からのずれ量(距離差及び方位差)を累積誤差とし
て算出し、前記現在位置デ―タに対して累積誤差分の補
正を行い、現在位置データを道路地図データに一致させ
るようにした地図マッチング処理が提案されている(特
開昭61−56910号公報等参照)。
【0004】この地図マッチング処理実行の際、処理に
要する計算量を軽減するために、地図メモリに格納され
ている道路の方位を区分し、その区分に属する方位の道
路を区分ごとにグループ化し、対象となる候補道路を特
定するときに、車両の検出方位と道路の方位が近似する
道路群の中から該当する道路を検索するという提案がな
されている(特開平1−260312号公報参照)。
要する計算量を軽減するために、地図メモリに格納され
ている道路の方位を区分し、その区分に属する方位の道
路を区分ごとにグループ化し、対象となる候補道路を特
定するときに、車両の検出方位と道路の方位が近似する
道路群の中から該当する道路を検索するという提案がな
されている(特開平1−260312号公報参照)。
【0005】この方法によれば、候補道路を絞ることが
できるので、マップ地図マッチングの能率化と所要時間
の短縮を図ることができる。
できるので、マップ地図マッチングの能率化と所要時間
の短縮を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には、
地図マッチング処理をする際、すなわち車両の検出方位
と道路の方位との地図マッチングをとる際に、対象とす
る道路は、無制限でなく一定の範囲(例えば車両の推定
位置の周辺の数km四方の範囲)の中の道路から選ばれ
る。
地図マッチング処理をする際、すなわち車両の検出方位
と道路の方位との地図マッチングをとる際に、対象とす
る道路は、無制限でなく一定の範囲(例えば車両の推定
位置の周辺の数km四方の範囲)の中の道路から選ばれ
る。
【0007】この「一定の範囲」の中の道路から対象と
する道路を選ぶ際に、「一定の範囲」の中の道路をすべ
てを候補道路とすることもできるが、候補対象数を減ら
すためにさらに狭い範囲を段階的に設定し、狭い範囲の
中から候補道路を決め、候補道路がない場合に、段階的
に範囲を広げていくほうが、マップ地図マッチングの能
率化のためには好ましい。
する道路を選ぶ際に、「一定の範囲」の中の道路をすべ
てを候補道路とすることもできるが、候補対象数を減ら
すためにさらに狭い範囲を段階的に設定し、狭い範囲の
中から候補道路を決め、候補道路がない場合に、段階的
に範囲を広げていくほうが、マップ地図マッチングの能
率化のためには好ましい。
【0008】このように、対象とする道路を限定する場
合には、方位の限定を先に行うか、距離の限定を先に行
うかで、処理時間が違ってくることが予想される。例え
ば、自律航法によって得られた車両の位置の近くに、複
数の道路があり、それぞれ方位が全く異なっている場合
は、距離の限定を先に行っても、対象道路数を減らすこ
とはほとんどできない。また、自律航法によって得られ
た車両の方位とよく似た方位の道路が広範囲に存在する
場合は、方位の限定を先に行っても、対象道路数を減ら
すことはできない。
合には、方位の限定を先に行うか、距離の限定を先に行
うかで、処理時間が違ってくることが予想される。例え
ば、自律航法によって得られた車両の位置の近くに、複
数の道路があり、それぞれ方位が全く異なっている場合
は、距離の限定を先に行っても、対象道路数を減らすこ
とはほとんどできない。また、自律航法によって得られ
た車両の方位とよく似た方位の道路が広範囲に存在する
場合は、方位の限定を先に行っても、対象道路数を減ら
すことはできない。
【0009】本発明は、自律航法、衛星測位航法等によ
って得られた車両の位置、方位に基づいて地図マッチン
グ処理を行う場合において、候補道路の限定条件として
最適なものを選ぶことによって、マツチング処理時間を
短縮することのできる位置検出装置を実現することを目
的とする。
って得られた車両の位置、方位に基づいて地図マッチン
グ処理を行う場合において、候補道路の限定条件として
最適なものを選ぶことによって、マツチング処理時間を
短縮することのできる位置検出装置を実現することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置
は、地図マッチングの対象リンクを選定するために、次
に(a) の手順、(b) の手順のいずれを採用するかを、当
該手順を実行するのに要する見積り時間に基づいて決定
し、この決定された手順にしたがって、地図マッチング
の対象リンクを選定し、これらのリンクに対して地図マ
ッチングを実行するものである。 (a) 一定範囲の道路地図データの中から、車両位置の誤
差および道路地図の誤差等により生ずる推定位置の限界
誤差の範囲の中に存在するリンクを求め、こうして求め
られたリンクの中から、車両の推定方位との差がしきい
値以内の方位を有するリンクを選定する。 (b) 一定範囲の道路地図データの中から、車両の推定方
位との差がしきい値以内の方位を有するリンクを求め、
こうして求められたリンクの中から、車両位置の誤差お
よび道路地図の誤差等により生ずる推定位置の限界誤差
の範囲の中に存在するリンクを選定する。
は、地図マッチングの対象リンクを選定するために、次
に(a) の手順、(b) の手順のいずれを採用するかを、当
該手順を実行するのに要する見積り時間に基づいて決定
し、この決定された手順にしたがって、地図マッチング
の対象リンクを選定し、これらのリンクに対して地図マ
ッチングを実行するものである。 (a) 一定範囲の道路地図データの中から、車両位置の誤
差および道路地図の誤差等により生ずる推定位置の限界
誤差の範囲の中に存在するリンクを求め、こうして求め
られたリンクの中から、車両の推定方位との差がしきい
値以内の方位を有するリンクを選定する。 (b) 一定範囲の道路地図データの中から、車両の推定方
位との差がしきい値以内の方位を有するリンクを求め、
こうして求められたリンクの中から、車両位置の誤差お
よび道路地図の誤差等により生ずる推定位置の限界誤差
の範囲の中に存在するリンクを選定する。
【0011】前記の構成によれば、地図マッチングの対
象リンクを選定する前に、(a) (b)いずれかの選定手順
を、当該手順を実行するのに要する見積り時間に基づい
て決定する。したがって、実際に、最短の時間で、地図
マッチングの対象リンクを選定し、これらのリンクに対
して地図マッチングを実行することができる。
象リンクを選定する前に、(a) (b)いずれかの選定手順
を、当該手順を実行するのに要する見積り時間に基づい
て決定する。したがって、実際に、最短の時間で、地図
マッチングの対象リンクを選定し、これらのリンクに対
して地図マッチングを実行することができる。
【0012】前記「当該手順を実行するのに要する見積
り時間」は、前記一定範囲の道路地図の面積に対する、
推定位置の限界誤差範囲の面積の割合、及び全方位(3
60°)に対するしきい値の角度の割合に基づいて見積
もればよい(請求項2)。請求項2記載の発明では、リ
ンク密度が一定であり、リンク方位が全方位に分散して
いるとの仮定に基づいて、見積り時間を推定する。
り時間」は、前記一定範囲の道路地図の面積に対する、
推定位置の限界誤差範囲の面積の割合、及び全方位(3
60°)に対するしきい値の角度の割合に基づいて見積
もればよい(請求項2)。請求項2記載の発明では、リ
ンク密度が一定であり、リンク方位が全方位に分散して
いるとの仮定に基づいて、見積り時間を推定する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
位置検出装置の一実施形態を示すブロック図である。位
置検出装置は、走行距離検出部1と、走行方向検出部2
と、所定範囲の道路地図データを予め格納してある道路
地図メモリ3と、両検出部1,2から出力される走行距
離検出信号、走行方向検出信号、道路地図メモリ3に格
納されている道路地図データ、およびマッチング評価部
6から出力される評価データに基づいて推定位置を算出
する推定位置算出部4と、前記道路地図メモリ3に格納
されている道路地図データと前記推定位置算出部4から
出力される位置データとを入力として対象リンクを抽出
する対象リンク抽出部5と、対象リンク抽出部5により
抽出された対象リンクに対して所定の大小関係を評価
し、現在位置を出力するマッチング評価部6とから構成
されている。
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
位置検出装置の一実施形態を示すブロック図である。位
置検出装置は、走行距離検出部1と、走行方向検出部2
と、所定範囲の道路地図データを予め格納してある道路
地図メモリ3と、両検出部1,2から出力される走行距
離検出信号、走行方向検出信号、道路地図メモリ3に格
納されている道路地図データ、およびマッチング評価部
6から出力される評価データに基づいて推定位置を算出
する推定位置算出部4と、前記道路地図メモリ3に格納
されている道路地図データと前記推定位置算出部4から
出力される位置データとを入力として対象リンクを抽出
する対象リンク抽出部5と、対象リンク抽出部5により
抽出された対象リンクに対して所定の大小関係を評価
し、現在位置を出力するマッチング評価部6とから構成
されている。
【0014】さらに詳細に説明すると、前記走行距離検
出部1は、例えば、車輪の回転を検出する磁気センサを
有し、磁気センサからの出力正弦波信号の波数をカウン
タによりカウントすることにより車輪の回転数を得、カ
ウンタから出力されるカウントデータに対して、乗算器
により車輪の外周を示す所定の定数を乗算することによ
り単位時間当りの走行距離を算出する構成のもの、いわ
ゆる車輪速センサであればよいが、ドップラシフト等に
基いて車両の走行速度を算出し、積分することにより走
行距離を算出する構成の車速センサ等、従来公知の構成
のものが使用可能である。
出部1は、例えば、車輪の回転を検出する磁気センサを
有し、磁気センサからの出力正弦波信号の波数をカウン
タによりカウントすることにより車輪の回転数を得、カ
ウンタから出力されるカウントデータに対して、乗算器
により車輪の外周を示す所定の定数を乗算することによ
り単位時間当りの走行距離を算出する構成のもの、いわ
ゆる車輪速センサであればよいが、ドップラシフト等に
基いて車両の走行速度を算出し、積分することにより走
行距離を算出する構成の車速センサ等、従来公知の構成
のものが使用可能である。
【0015】前記走行方向検出部2は、例えば、単位時
間当りの回転角度データを出力するジャイロが使用可能
である。このジャイロの例として、振動ジャイロ、光フ
ァイバジャイロ、差動型車輪速センサがあげられる。ま
た、地磁気の水平分力を検出する地磁気センサを使用す
ることもでき、地磁気センサと前記ジャイロとの組合せ
を採用することも可能である。
間当りの回転角度データを出力するジャイロが使用可能
である。このジャイロの例として、振動ジャイロ、光フ
ァイバジャイロ、差動型車輪速センサがあげられる。ま
た、地磁気の水平分力を検出する地磁気センサを使用す
ることもでき、地磁気センサと前記ジャイロとの組合せ
を採用することも可能である。
【0016】前記道路地図メモリ3は、所定範囲にわた
る道路地図データが予め格納されているものであり、半
導体メモリ、カセットテープ、CD−ROM等が使用可
能である。前記道路地図データは、道路地図(高速自動
車国道、自動車専用道路、国道、都道府県道、市町村
道、その他の生活道路を含む。)をメッシュ状に分割
し、各メッシュ単位でノードの座標及び隣接ノードへの
ポインタからなる。国道以上の道路については全国的に
閉じたネットワークが形成されている。
る道路地図データが予め格納されているものであり、半
導体メモリ、カセットテープ、CD−ROM等が使用可
能である。前記道路地図データは、道路地図(高速自動
車国道、自動車専用道路、国道、都道府県道、市町村
道、その他の生活道路を含む。)をメッシュ状に分割
し、各メッシュ単位でノードの座標及び隣接ノードへの
ポインタからなる。国道以上の道路については全国的に
閉じたネットワークが形成されている。
【0017】前記メッシュは、縦横の距離を約1km×1
kmとした正方形状となっている。ノードとは、一般に、
道路の交差点や折曲点を特定するための座標位置のこと
であり、交差点を表わすノードを交差点ノード、道路の
折曲点(交差点を除く)を表わすノードを補間点ノード
という。ここで、前記道路地図データの構造を図示する
と、図2のようになる。当該メッシュ内のノードごとに
ノード座標が記憶されており、そのノードを始端ノード
とする終端ノードへのポインタが記憶されている。ま
た、図示しないが、当該メッシュ内の実際のノード数
が、メッシュに対応して記憶されている。
kmとした正方形状となっている。ノードとは、一般に、
道路の交差点や折曲点を特定するための座標位置のこと
であり、交差点を表わすノードを交差点ノード、道路の
折曲点(交差点を除く)を表わすノードを補間点ノード
という。ここで、前記道路地図データの構造を図示する
と、図2のようになる。当該メッシュ内のノードごとに
ノード座標が記憶されており、そのノードを始端ノード
とする終端ノードへのポインタが記憶されている。ま
た、図示しないが、当該メッシュ内の実際のノード数
が、メッシュに対応して記憶されている。
【0018】始端ノードと終端ノードをつないだものが
リンクであって、道路の形に沿った方向付きの折れ線と
なる。推定位置算出部4は、走行距離検出部1から出力
される距離データΔd、および前記走行方向検出部2か
ら出力される方位データθに基いて、前記距離の東西方
向成分Δx(=Δd× cosθ)、および南北方向成分Δ
y(=Δd× sinθ)を算出し、従前の推定位置データ
(Px ′,Py ′)に対して前記各成分Δx,Δyを加
算することにより、現在の推定位置データ(Px,Py )
を算出する。
リンクであって、道路の形に沿った方向付きの折れ線と
なる。推定位置算出部4は、走行距離検出部1から出力
される距離データΔd、および前記走行方向検出部2か
ら出力される方位データθに基いて、前記距離の東西方
向成分Δx(=Δd× cosθ)、および南北方向成分Δ
y(=Δd× sinθ)を算出し、従前の推定位置データ
(Px ′,Py ′)に対して前記各成分Δx,Δyを加
算することにより、現在の推定位置データ(Px,Py )
を算出する。
【0019】また、従前の推定位置データが有している
可能性がある限界誤差(距離誤差、方位誤差、および道
路地図の誤差を含む)の範囲に対して車両の走行分に対
応する限界誤差の増加分を加算することにより現在の推
定位置データが有している可能性がある限界誤差の範囲
を算出する。この限界誤差範囲は、一般には楕円の形状
を有するので、道路地図の上に設定するときも、楕円を
そのまま設定することが考えられる。しかし、この実施
形態では、図3に示すように矩形形状を設定する。矩形
形状にするほうが、限界誤差範囲Eに属するか属さない
かの判定が単純になるからである(矩形形状であれば座
標の大小関係を判定するだけでよいが、楕円形状であれ
ば2次曲線式に変換して判定しなければならない)。
可能性がある限界誤差(距離誤差、方位誤差、および道
路地図の誤差を含む)の範囲に対して車両の走行分に対
応する限界誤差の増加分を加算することにより現在の推
定位置データが有している可能性がある限界誤差の範囲
を算出する。この限界誤差範囲は、一般には楕円の形状
を有するので、道路地図の上に設定するときも、楕円を
そのまま設定することが考えられる。しかし、この実施
形態では、図3に示すように矩形形状を設定する。矩形
形状にするほうが、限界誤差範囲Eに属するか属さない
かの判定が単純になるからである(矩形形状であれば座
標の大小関係を判定するだけでよいが、楕円形状であれ
ば2次曲線式に変換して判定しなければならない)。
【0020】この限界誤差範囲Eは、通常複数メッシュ
にまたがって存在するのはいうまでもないことである。
図3では、車両の推定位置Pを含む限界誤差範囲E、及
びこれと重複する4つの隣接メッシュM1 ,M2 ,
M3 ,M4 を描いている。前記対象リンク抽出部5は、
前記限界誤差範囲Eにあるリンクを抽出するものであ
る。
にまたがって存在するのはいうまでもないことである。
図3では、車両の推定位置Pを含む限界誤差範囲E、及
びこれと重複する4つの隣接メッシュM1 ,M2 ,
M3 ,M4 を描いている。前記対象リンク抽出部5は、
前記限界誤差範囲Eにあるリンクを抽出するものであ
る。
【0021】メッシュ内のすべてのリンクを対象とする
と、数が多過ぎるので、リンクを限定する必要がある。
そこでこの実施形態では、対象リンクを次のようにして
限定する。限定するにあたっては、メッシュ内の限界
誤差範囲E内のリンクに限定する方法と、メッシュ内
のリンクのうち、車両の方位に近い方位を有するリンク
を特定する方法があるが、本発明では、,の2つの
方法の論理積(アンド)を採用する。ただし、いずれの
方法を先にするかを、メッシュごとに予め判定した上で
行う。
と、数が多過ぎるので、リンクを限定する必要がある。
そこでこの実施形態では、対象リンクを次のようにして
限定する。限定するにあたっては、メッシュ内の限界
誤差範囲E内のリンクに限定する方法と、メッシュ内
のリンクのうち、車両の方位に近い方位を有するリンク
を特定する方法があるが、本発明では、,の2つの
方法の論理積(アンド)を採用する。ただし、いずれの
方法を先にするかを、メッシュごとに予め判定した上で
行う。
【0022】この判定手法を説明する。まず、メッシュ
内の1つのノードが限界誤差範囲E内に属するか属さな
いかを判定する時間を見積り、この時間をta とする。
この時間ta は、実際にプログラムを実行して時間を計
測してノード数で割ることにより決定される。次に、メ
ッシュ内の限界誤差範囲E内のノード数を見積もる。こ
のため、メッシュ内には、ノードが一定の密度で存在す
ると仮定する。いまいずれかのメッシュMi に注目する
と、そのメッシュの全面積に対する、限界誤差範囲Eの
重複部分(E∧Mi )の割合Pa を算出する。そして、
そのメッシュ内のノード数Niに重複部分の割合Pa を
かけて、重複部分に存在するノード数を推定する。
内の1つのノードが限界誤差範囲E内に属するか属さな
いかを判定する時間を見積り、この時間をta とする。
この時間ta は、実際にプログラムを実行して時間を計
測してノード数で割ることにより決定される。次に、メ
ッシュ内の限界誤差範囲E内のノード数を見積もる。こ
のため、メッシュ内には、ノードが一定の密度で存在す
ると仮定する。いまいずれかのメッシュMi に注目する
と、そのメッシュの全面積に対する、限界誤差範囲Eの
重複部分(E∧Mi )の割合Pa を算出する。そして、
そのメッシュ内のノード数Niに重複部分の割合Pa を
かけて、重複部分に存在するノード数を推定する。
【0023】次に、メッシュMi 内のリンクのうち、車
両の方位に近い方位を有するリンクを特定するのに要す
る時間を推定する。この時間は、具体的には、ノード同
士の座標の差から、リンク方位を次の式、 tan-1(yj −yi )/(xj −xi ) を用いて算出し、そのリンク方位について、 |車両の方位−リンク方位|<しきい値(30°) が成立するか否かを判定するのに要する時間である。こ
の時間を1ノードあたりtb とする。この時間tb は、
実際にプログラムを実行して時間を計測してノード数で
割ることにより決定される。
両の方位に近い方位を有するリンクを特定するのに要す
る時間を推定する。この時間は、具体的には、ノード同
士の座標の差から、リンク方位を次の式、 tan-1(yj −yi )/(xj −xi ) を用いて算出し、そのリンク方位について、 |車両の方位−リンク方位|<しきい値(30°) が成立するか否かを判定するのに要する時間である。こ
の時間を1ノードあたりtb とする。この時間tb は、
実際にプログラムを実行して時間を計測してノード数で
割ることにより決定される。
【0024】次に、メッシュ内の全リンクに対する「車
両の方位に近い方位を有するリンク」の割合を見積も
る。このため、メッシュ内のリンク方位は、全方位に均
一に散らばっていると仮定する。したがって、その割合
Pb は、 Pb =2×しきい値(30°)/360° となる。そして、そのメッシュ内のノード数Ni に割合
Pb をかけて、車両の方位に近い方位を有するリンク数
を推定する。
両の方位に近い方位を有するリンク」の割合を見積も
る。このため、メッシュ内のリンク方位は、全方位に均
一に散らばっていると仮定する。したがって、その割合
Pb は、 Pb =2×しきい値(30°)/360° となる。そして、そのメッシュ内のノード数Ni に割合
Pb をかけて、車両の方位に近い方位を有するリンク数
を推定する。
【0025】そして、前記,の2つの方法のいずれ
を先にしたほうが、処理時間が短いかを、メッシュごと
に予め判定する。 を先にする場合:メッシュMi について、メッシュ内
の限界誤差範囲E内のリンクを決定するの方法の実行
時間は、 Ni ta となる。このメッシュ内の限界誤差範囲E内のリンクに
対して、車両の方位に近い方位を有するリンクを特定す
るの方法の実行時間は、 Ni Pa tb となる。したがって、両者の和は、 Ni (ta +Pa tb ) となる。 を先にする場合:メッシュMi について、車両の方位
に近い方位を有するリンクを特定するの方法の実行時
間は、 Ni tb となる。この特定方位のリンクに対して、メッシュ内の
限界誤差範囲E内のリンクを決定するの方法の実行時
間は、 Ni Pb ta となる。したがって、両者の和は、 Ni (Pb ta +tb ) となる。
を先にしたほうが、処理時間が短いかを、メッシュごと
に予め判定する。 を先にする場合:メッシュMi について、メッシュ内
の限界誤差範囲E内のリンクを決定するの方法の実行
時間は、 Ni ta となる。このメッシュ内の限界誤差範囲E内のリンクに
対して、車両の方位に近い方位を有するリンクを特定す
るの方法の実行時間は、 Ni Pa tb となる。したがって、両者の和は、 Ni (ta +Pa tb ) となる。 を先にする場合:メッシュMi について、車両の方位
に近い方位を有するリンクを特定するの方法の実行時
間は、 Ni tb となる。この特定方位のリンクに対して、メッシュ内の
限界誤差範囲E内のリンクを決定するの方法の実行時
間は、 Ni Pb ta となる。したがって、両者の和は、 Ni (Pb ta +tb ) となる。
【0026】数値例をあげる。ta =12μsec ,tb
=11μsec ,メッシュ内の限界誤差範囲Eの面積割合
Pa =0.1,方位判定のしきい値30°,Pb =1/
6,メッシュ内のノード数=10,000本とすると、 Ni (ta +Pa tb )=131,000〔μsec 〕 Ni (Pb ta +tb )=130,000〔μsec 〕 となり、の方法を先に実行し、それからの方法を実
行したほうが処理が速いことが推定できる。
=11μsec ,メッシュ内の限界誤差範囲Eの面積割合
Pa =0.1,方位判定のしきい値30°,Pb =1/
6,メッシュ内のノード数=10,000本とすると、 Ni (ta +Pa tb )=131,000〔μsec 〕 Ni (Pb ta +tb )=130,000〔μsec 〕 となり、の方法を先に実行し、それからの方法を実
行したほうが処理が速いことが推定できる。
【0027】もし、メッシュ内の限界誤差範囲Eの面積
割合Pa =0.01であれば、 Ni (ta +Pa tb )=121,100〔μsec 〕 Ni (Pb ta +tb )=130,000〔μsec 〕 となり、の方法を先に実行し、それからの方法を実
行したほうが処理が速いことが推定できる。
割合Pa =0.01であれば、 Ni (ta +Pa tb )=121,100〔μsec 〕 Ni (Pb ta +tb )=130,000〔μsec 〕 となり、の方法を先に実行し、それからの方法を実
行したほうが処理が速いことが推定できる。
【0028】一般に、メッシュ内の限界誤差範囲Eの面
積割合Pa が小さいほど、メッシュ内の限界誤差範囲E
内のリンクを決定するの方法を先にしたほうが効率が
よく、車両の方位に近い方位を有するリンクを判定する
しきい値が小さいほど、車両の方位に近い方位を有する
リンクを特定するの方法を先に実行したほうが効率が
よい。
積割合Pa が小さいほど、メッシュ内の限界誤差範囲E
内のリンクを決定するの方法を先にしたほうが効率が
よく、車両の方位に近い方位を有するリンクを判定する
しきい値が小さいほど、車両の方位に近い方位を有する
リンクを特定するの方法を先に実行したほうが効率が
よい。
【0029】次に、の方法を実際に実行する場合の手
順を解説する。対象リンク抽出部5は、限界誤差範囲E
と共通部分を持つ1又は複数のメッシュを特定し、その
メッシュに含まれるノードのうち、限界誤差範囲Eに含
まれるノードを取り出す。これにより、始端ノード及び
終端ノードがともに限界誤差範囲Eに含まれるリンク
(図3のLa 参照)、終端ノードのみが限界誤差範囲E
に含まれるリンク(図3のLb 参照)、始端ノードのみ
が限界誤差範囲Eに含まれるリンク(図3のLc 参照)
が特定される。
順を解説する。対象リンク抽出部5は、限界誤差範囲E
と共通部分を持つ1又は複数のメッシュを特定し、その
メッシュに含まれるノードのうち、限界誤差範囲Eに含
まれるノードを取り出す。これにより、始端ノード及び
終端ノードがともに限界誤差範囲Eに含まれるリンク
(図3のLa 参照)、終端ノードのみが限界誤差範囲E
に含まれるリンク(図3のLb 参照)、始端ノードのみ
が限界誤差範囲Eに含まれるリンク(図3のLc 参照)
が特定される。
【0030】また、始端ノードや終端ノードが限界誤差
範囲Eに含まれないリンクであっても、図3のLd に示
したように、リンクの途中部が限界誤差範囲Eに含まれ
るリンクがあるので、このリンクLd を追加してもよ
い。このリンクLd の判定は、限界誤差範囲Eの対角点
座標を(X1 ,Y1 )、(X2 ,Y2 )とし、始端又は
終端ノード座標を(xi ,yi )、他のノード座標を
(xj ,yj )とすると、判定式 (X1 <xi <X2 )and〔(yi <Y1 )or(Y
2 <yi )〕and(Y1 <yj <Y2 )and〔(x
j <X1 )or(X2 <xj )〕 により行うことができる。
範囲Eに含まれないリンクであっても、図3のLd に示
したように、リンクの途中部が限界誤差範囲Eに含まれ
るリンクがあるので、このリンクLd を追加してもよ
い。このリンクLd の判定は、限界誤差範囲Eの対角点
座標を(X1 ,Y1 )、(X2 ,Y2 )とし、始端又は
終端ノード座標を(xi ,yi )、他のノード座標を
(xj ,yj )とすると、判定式 (X1 <xi <X2 )and〔(yi <Y1 )or(Y
2 <yi )〕and(Y1 <yj <Y2 )and〔(x
j <X1 )or(X2 <xj )〕 により行うことができる。
【0031】なお、図3のLe に示したように、リンク
が全く限界誤差範囲Eに含まれないリンクLe は、除外
する。の方法を実際に実行する場合は、対象となるノ
ードを始端ノードとした場合の終端ノードを特定し、ノ
ード同士の座標の差から、リンク方位を次の式、 tan-1(yj −yi )/(xj −xi ) を用いて算出し、そのリンク方位について、 |車両の方位−リンク方位|<しきい値 が成立するか否かを判定し、この判定式を満たさないリ
ンクは除外する。このしきい値は、走行方向検出部2の
推定方位の検出誤差に基づいて定められる。
が全く限界誤差範囲Eに含まれないリンクLe は、除外
する。の方法を実際に実行する場合は、対象となるノ
ードを始端ノードとした場合の終端ノードを特定し、ノ
ード同士の座標の差から、リンク方位を次の式、 tan-1(yj −yi )/(xj −xi ) を用いて算出し、そのリンク方位について、 |車両の方位−リンク方位|<しきい値 が成立するか否かを判定し、この判定式を満たさないリ
ンクは除外する。このしきい値は、走行方向検出部2の
推定方位の検出誤差に基づいて定められる。
【0032】このようにして、1つのメッシュについて
限界誤差範囲Eに存在し、かつ、車両の方位に近い方位
を有するリンクが決まると、他のメッシュについても同
じ処理を行う。最終的には、限界誤差範囲Eに存在し、
かつ、車両の方位に近い方位を有するリンクが、メッシ
ュをまたがって求まる。マッチング評価部6は、これら
のリンクを対象にして、地図マッチング処理を行う。
限界誤差範囲Eに存在し、かつ、車両の方位に近い方位
を有するリンクが決まると、他のメッシュについても同
じ処理を行う。最終的には、限界誤差範囲Eに存在し、
かつ、車両の方位に近い方位を有するリンクが、メッシ
ュをまたがって求まる。マッチング評価部6は、これら
のリンクを対象にして、地図マッチング処理を行う。
【0033】この地図マッチング手法は、公然実施され
ているので、図4を参照しながら、以下簡単に説明す
る。図4は道路地図の一部を示す図であり、多数のリン
クのうち、リンクL0 、ノードn1 を始端とするリンク
L1 、ノードn2 を始端とするリンクL2 、ノードn3
を始端とするリンクL3 のみが示されているとともに、
車両が破線Sのように、リンクL0 からL1 を通って走
行している状態が示されている。なお、一点鎖線Tは推
定位置の軌跡を示し、a,b,c,dは分岐、あるいは
カーブを示し、Eは限界誤差範囲を示している。
ているので、図4を参照しながら、以下簡単に説明す
る。図4は道路地図の一部を示す図であり、多数のリン
クのうち、リンクL0 、ノードn1 を始端とするリンク
L1 、ノードn2 を始端とするリンクL2 、ノードn3
を始端とするリンクL3 のみが示されているとともに、
車両が破線Sのように、リンクL0 からL1 を通って走
行している状態が示されている。なお、一点鎖線Tは推
定位置の軌跡を示し、a,b,c,dは分岐、あるいは
カーブを示し、Eは限界誤差範囲を示している。
【0034】まずマッチング評価部6は、車両の推定方
位が大きく回転した時点(交差点を曲がった時点)で
の、車両の推定位置Pと各ノードn1 ,n2 ,n3 との
距離(補正値の初期値)を求める。そして、車両の走行
に連れて、車両の推定位置から、前記各ノードを始端と
するリンクL1,L2,L3 へ下ろした垂線の距離を、前記
距離に加えていく。この値を「補正値γ」という。
位が大きく回転した時点(交差点を曲がった時点)で
の、車両の推定位置Pと各ノードn1 ,n2 ,n3 との
距離(補正値の初期値)を求める。そして、車両の走行
に連れて、車両の推定位置から、前記各ノードを始端と
するリンクL1,L2,L3 へ下ろした垂線の距離を、前記
距離に加えていく。この値を「補正値γ」という。
【0035】これとともに、マッチング評価部6は、車
両の推定方位とリンク方位との方位差を求める。この方
位差を「相関度α」という。マッチング評価部6は、前
記各リンクに対応する相関度α同士の大小関係を評価し
て、最も小さな相関度α0 に対応するリンクを特定し、
この相関度α0 との差|α−α0 |がしきい値よりも小
さい相関度αを有するリンクを1本又は複数本決定す
る。
両の推定方位とリンク方位との方位差を求める。この方
位差を「相関度α」という。マッチング評価部6は、前
記各リンクに対応する相関度α同士の大小関係を評価し
て、最も小さな相関度α0 に対応するリンクを特定し、
この相関度α0 との差|α−α0 |がしきい値よりも小
さい相関度αを有するリンクを1本又は複数本決定す
る。
【0036】そして、決定されたリンクに対して、前記
補正値γの変化量Δγをそれぞれ求め、この変化量Δγ
が最小のリンクを決定し、車両の現在位置をこのリンク
上に特定する。なお変化量Δγは、刻々変化するもので
あるから、最近の期間の平均をとって、この平均値を判
定の対象にしてもよい。このとき、他のリンクに対する
補正値γも、原則として保存し続ける。したがって、走
行にしたがって、1本のリンクと、いくつかの候補リン
クとが保存されていくことになる。
補正値γの変化量Δγをそれぞれ求め、この変化量Δγ
が最小のリンクを決定し、車両の現在位置をこのリンク
上に特定する。なお変化量Δγは、刻々変化するもので
あるから、最近の期間の平均をとって、この平均値を判
定の対象にしてもよい。このとき、他のリンクに対する
補正値γも、原則として保存し続ける。したがって、走
行にしたがって、1本のリンクと、いくつかの候補リン
クとが保存されていくことになる。
【0037】リンクは、相関度αがしきい値よりも大き
くなった場合や、補正値の変化量Δγがしきい値よりも
大きくなった場合には、削除する。すなわち、相関度α
の評価を所定タイミング毎に行い、所定のしきい値より
も大きくなった相関度αに対応するリンクや、補正値の
変化量Δγがしきい値よりも大きくなったリンクの登録
を抹消し、登録が抹消されなかったリンクに対応する補
正値γについては、以後も順次対象リンク抽出部5にお
いて新たな補正値γに更新され、再び前記の評価が行わ
れることになる。そして、前記一連の評価動作を続ける
ことにより、道路の分岐等の影響を受けて最終的に1つ
のリンクのみが残留し、この残留したリンク上の位置が
現在位置として表示され続けることになる。
くなった場合や、補正値の変化量Δγがしきい値よりも
大きくなった場合には、削除する。すなわち、相関度α
の評価を所定タイミング毎に行い、所定のしきい値より
も大きくなった相関度αに対応するリンクや、補正値の
変化量Δγがしきい値よりも大きくなったリンクの登録
を抹消し、登録が抹消されなかったリンクに対応する補
正値γについては、以後も順次対象リンク抽出部5にお
いて新たな補正値γに更新され、再び前記の評価が行わ
れることになる。そして、前記一連の評価動作を続ける
ことにより、道路の分岐等の影響を受けて最終的に1つ
のリンクのみが残留し、この残留したリンク上の位置が
現在位置として表示され続けることになる。
【0038】なお、本発明の実施は、前記の形態に限ら
れるものではなく、例えば、走行距離検出部、走行方向
検出部に代えて、これらと同等の機能を備えるGPS(G
lobal Positioning System) 受信機を使用することも可
能である。その他、本発明の範囲内において種々の設計
変更を施すことが可能である。
れるものではなく、例えば、走行距離検出部、走行方向
検出部に代えて、これらと同等の機能を備えるGPS(G
lobal Positioning System) 受信機を使用することも可
能である。その他、本発明の範囲内において種々の設計
変更を施すことが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の位置検出装置によ
れば、地図マッチングの対象リンクを選定する前に、最
短の時間でできる選定手順を、当該手順を実行するのに
要する見積り時間に基づいて決定する。したがって、実
際に、最短の時間で、地図マッチングの対象リンクを選
定し、これらのリンクに対して地図マッチングを実行す
ることができるので、対象リンクの選定手順を固定して
いた従来の手法に比べて、地図マッチング処理に要する
時間を短くすることができる。
れば、地図マッチングの対象リンクを選定する前に、最
短の時間でできる選定手順を、当該手順を実行するのに
要する見積り時間に基づいて決定する。したがって、実
際に、最短の時間で、地図マッチングの対象リンクを選
定し、これらのリンクに対して地図マッチングを実行す
ることができるので、対象リンクの選定手順を固定して
いた従来の手法に比べて、地図マッチング処理に要する
時間を短くすることができる。
【図1】本発明の位置検出装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】道路地図データの構造図である。
【図3】車両の推定位置Pを含む限界誤差範囲E、及び
これと重複する4つの隣接メッシュM1 ,M2 ,M3 ,
M4 を描いた道路地図である。
これと重複する4つの隣接メッシュM1 ,M2 ,M3 ,
M4 を描いた道路地図である。
【図4】地図マッチング手法を説明するための道路地図
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
1走行距離検出部 2走行方向検出部 3道路地図メモリ 4推定位置算出部 5対象リンク抽出部 6マッチング評価部
Claims (2)
- 【請求項1】車両の推定位置を決定し、この推定位置と
道路地図データとの地図マッチングを実行することによ
り、車両の現在位置を道路上に特定する位置検出装置に
おいて、 地図マッチングの対象リンクを選定するために、次に
(a) の手順、(b) の手順のいずれを採用するかを、当該
手順を実行するのに要する見積り時間に基づいて決定
し、この決定された手順にしたがって、地図マッチング
の対象リンクを選定し、これらのリンクに対して地図マ
ッチングを実行することを特徴とする位置検出装置。 (a) 一定範囲の道路地図データの中から、車両位置の誤
差および道路地図の誤差等により生ずる推定位置の限界
誤差の範囲の中に存在するリンクを求め、こうして求め
られたリンクの中から、車両の推定方位との差がしきい
値以内の方位を有するリンクを選定する。 (b) 一定範囲の道路地図データの中から、車両の推定方
位との差がしきい値以内の方位を有するリンクを求め、
こうして求められたリンクの中から、車両位置の誤差お
よび道路地図の誤差等により生ずる推定位置の限界誤差
の範囲の中に存在するリンクを選定する。 - 【請求項2】前記「当該手順を実行するのに要する見積
り時間」は、前記一定範囲の道路地図の面積に対する、
推定位置の限界誤差範囲の面積の割合、及び全方位(3
60°)に対するしきい値の角度の割合に基づいて見積
もられることを特徴とする請求項1記載の位置検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3397196A JPH09229698A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3397196A JPH09229698A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229698A true JPH09229698A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12401382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3397196A Pending JPH09229698A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229698A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102620732A (zh) * | 2011-01-27 | 2012-08-01 | 凹凸电子(武汉)有限公司 | 物体定位方法、位置计算系统、地图系统以及定位系统 |
| WO2012141199A1 (ja) | 2011-04-11 | 2012-10-18 | クラリオン株式会社 | 位置算出方法及び位置算出装置 |
| US9116005B2 (en) | 2009-06-30 | 2015-08-25 | Maishi Electronic (Shanghai) Ltd | Electronic systems for locating objects |
| JP2017168045A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | ヤフー株式会社 | 保険条件決定装置、保険条件決定方法、プログラム、端末装置、および情報処理装置 |
| JP2018014127A (ja) * | 2017-09-08 | 2018-01-25 | ヤフー株式会社 | 保険条件決定装置、保険条件決定方法、プログラム、端末装置、および情報処理装置 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP3397196A patent/JPH09229698A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9116005B2 (en) | 2009-06-30 | 2015-08-25 | Maishi Electronic (Shanghai) Ltd | Electronic systems for locating objects |
| CN102620732A (zh) * | 2011-01-27 | 2012-08-01 | 凹凸电子(武汉)有限公司 | 物体定位方法、位置计算系统、地图系统以及定位系统 |
| WO2012141199A1 (ja) | 2011-04-11 | 2012-10-18 | クラリオン株式会社 | 位置算出方法及び位置算出装置 |
| US9157749B2 (en) | 2011-04-11 | 2015-10-13 | Clarion Co., Ltd. | Position calculation method and position calculation apparatus |
| JP2017168045A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | ヤフー株式会社 | 保険条件決定装置、保険条件決定方法、プログラム、端末装置、および情報処理装置 |
| JP2018014127A (ja) * | 2017-09-08 | 2018-01-25 | ヤフー株式会社 | 保険条件決定装置、保険条件決定方法、プログラム、端末装置、および情報処理装置 |
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