JPH09230254A - 防振装置を備えた望遠鏡 - Google Patents
防振装置を備えた望遠鏡Info
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- JPH09230254A JPH09230254A JP34397196A JP34397196A JPH09230254A JP H09230254 A JPH09230254 A JP H09230254A JP 34397196 A JP34397196 A JP 34397196A JP 34397196 A JP34397196 A JP 34397196A JP H09230254 A JPH09230254 A JP H09230254A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】像ブレ補正量が大きくても片ボケがなく、少な
い駆動力で容易に像ブレ防止を可能とし、構成が簡単な
防振装置およびその防振装置を備えた望遠鏡を提供す
る。 【構成】望遠鏡の対物レンズ系L1によって形成される
像を正立させる正立光学系として第1、第2、第3およ
び第4反射面11、12、13、14を備え、前記第1
および第2反射面11、12を一体として、対物レンズ
系L1の光軸Oに沿って入射した主光線L1が第1反射
面11に入射する方向と第2反射面12で反射される方
向とが成す角度を二等分する方向とほぼ平行に平行移動
させるアクチュエータ31、および第3、第4反射面を
一体として、前記第3反射面13に入射する方向および
第4反射面14で反射する方向とが成す角度を二等分す
る方向とほぼ平行に平行移動させるアクチュエータ33
を備えた。
い駆動力で容易に像ブレ防止を可能とし、構成が簡単な
防振装置およびその防振装置を備えた望遠鏡を提供す
る。 【構成】望遠鏡の対物レンズ系L1によって形成される
像を正立させる正立光学系として第1、第2、第3およ
び第4反射面11、12、13、14を備え、前記第1
および第2反射面11、12を一体として、対物レンズ
系L1の光軸Oに沿って入射した主光線L1が第1反射
面11に入射する方向と第2反射面12で反射される方
向とが成す角度を二等分する方向とほぼ平行に平行移動
させるアクチュエータ31、および第3、第4反射面を
一体として、前記第3反射面13に入射する方向および
第4反射面14で反射する方向とが成す角度を二等分す
る方向とほぼ平行に平行移動させるアクチュエータ33
を備えた。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、望遠鏡の振動などによる
像ブレや視界のブレなどを防止する防振装置を備えた望
遠鏡に関する。
像ブレや視界のブレなどを防止する防振装置を備えた望
遠鏡に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】手ブレ、振動などによっ
て望遠鏡がブレても、観察者が観察している像あるいは
視界のブレ(以下「像ブレ」という。)を生じないよう
にする防振装置(手ブレ補正装置)を備えた望遠鏡が、
特開平2-284113号公報などにより知られている。この防
振装置は、望遠鏡のブレに応じて、正立光学系を構成す
る反射面を回転させて光軸を振り、像を移動させること
で像ブレを防止している。このように光軸を振ると、対
物レンズにより形成される像(像面)が倒れるので、光
軸を振る量(振る角度)が大きくなると、視界周辺の一
部がボケる(片ボケする)ことがある。
て望遠鏡がブレても、観察者が観察している像あるいは
視界のブレ(以下「像ブレ」という。)を生じないよう
にする防振装置(手ブレ補正装置)を備えた望遠鏡が、
特開平2-284113号公報などにより知られている。この防
振装置は、望遠鏡のブレに応じて、正立光学系を構成す
る反射面を回転させて光軸を振り、像を移動させること
で像ブレを防止している。このように光軸を振ると、対
物レンズにより形成される像(像面)が倒れるので、光
軸を振る量(振る角度)が大きくなると、視界周辺の一
部がボケる(片ボケする)ことがある。
【0003】
【発明の目的】かかる従来技術の問題点に鑑みて本発明
は、像ブレ補正量が大きくても片ボケがなく、少ない駆
動力で容易に像ブレ防止を可能とし、構成が簡単な防振
装置およびその防振装置を備えた望遠鏡を提供するこ
と、を目的とする。
は、像ブレ補正量が大きくても片ボケがなく、少ない駆
動力で容易に像ブレ防止を可能とし、構成が簡単な防振
装置およびその防振装置を備えた望遠鏡を提供するこ
と、を目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、望遠鏡の像面位置が光軸に沿
った方向に移動しないように、光軸に対して傾かないよ
うに、つまりピントずれを生じさせないように望遠鏡の
正立光学系の一部を移動させることで、前記目的を達成
せんとするものである。
った方向に移動しないように、光軸に対して傾かないよ
うに、つまりピントずれを生じさせないように望遠鏡の
正立光学系の一部を移動させることで、前記目的を達成
せんとするものである。
【0005】この目的達成する請求項1に記載の発明
は、対物光学系で形成される像を正立させる、少なくと
も4つの反射面を有する正立光学系を備えた望遠鏡にお
いて、前記正立光学系の4つの反射面中、光路に沿って
前後に隣り合う2つの反射面を一体として、前記望遠鏡
が振動したときに、前記対物光学系の光軸に沿って入射
して前記後の反射面で反射された主光線が移動する方向
に移動させる反射面駆動装置を備えたことに特徴を有す
る。本発明は、使用者は、対物光学系および正立光学系
によって形成された正立実像を接眼光学系を介して拡大
観察するが、望遠鏡の振動またはブレに応じて前記2つ
の反射面を駆動して、前記対物光学系によって形成され
る像面を光軸と直交する方向に平行移動させるので、観
察者の視界の振動またはブレを防止することができる。
は、対物光学系で形成される像を正立させる、少なくと
も4つの反射面を有する正立光学系を備えた望遠鏡にお
いて、前記正立光学系の4つの反射面中、光路に沿って
前後に隣り合う2つの反射面を一体として、前記望遠鏡
が振動したときに、前記対物光学系の光軸に沿って入射
して前記後の反射面で反射された主光線が移動する方向
に移動させる反射面駆動装置を備えたことに特徴を有す
る。本発明は、使用者は、対物光学系および正立光学系
によって形成された正立実像を接眼光学系を介して拡大
観察するが、望遠鏡の振動またはブレに応じて前記2つ
の反射面を駆動して、前記対物光学系によって形成され
る像面を光軸と直交する方向に平行移動させるので、観
察者の視界の振動またはブレを防止することができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、対物光学系で形
成される像を正立させる、少なくとも4つの反射面を有
する正立光学系を備えた望遠鏡において、前記正立光学
系の4つの反射面中、光路に沿って前後に隣り合う2つ
の反射面を一体として、前記対物光学系の光軸に沿って
入射した主光線が前記前反射面に入射する方向と、前記
後反射面で反射する方向とが成す角度を二等分する方向
とほぼ平行に移動させて、前記対物光学系により形成さ
れた像を主光線と直交する方向に平行移動させる反射面
駆動装置;を備えたことに特徴を有する。請求項6に記
載の発明は、請求項1または2に記載の前記正立光学系
が、対物光学系側から順に配置された第1、第2、第
3、および第4反射面を備え、前記反射面駆動装置が、
前記第1および第2反射面を一体として、対物光学系の
光軸に沿って入射した主光線が前記第1反射面に入射す
る方向と前記第2反射面で反射する方向とが成す角度を
二等分する方向と平行な方向に平行移動させ、前記第3
および第4反射面を一体として、前記対物光学系の光軸
に沿って入射し、第1、第2反射面で反射された主光線
が、前記第3反射面に入射する方向と前記第4反射面で
反射する方向とが成す角度を二等分する方向と平行な方
向に平行移動させること、に特徴を有する。これら本発
明は、物体像を光軸と直交する方向に移動させるので、
物体像の周辺部がいわゆるピンぼけになることがない。
成される像を正立させる、少なくとも4つの反射面を有
する正立光学系を備えた望遠鏡において、前記正立光学
系の4つの反射面中、光路に沿って前後に隣り合う2つ
の反射面を一体として、前記対物光学系の光軸に沿って
入射した主光線が前記前反射面に入射する方向と、前記
後反射面で反射する方向とが成す角度を二等分する方向
とほぼ平行に移動させて、前記対物光学系により形成さ
れた像を主光線と直交する方向に平行移動させる反射面
駆動装置;を備えたことに特徴を有する。請求項6に記
載の発明は、請求項1または2に記載の前記正立光学系
が、対物光学系側から順に配置された第1、第2、第
3、および第4反射面を備え、前記反射面駆動装置が、
前記第1および第2反射面を一体として、対物光学系の
光軸に沿って入射した主光線が前記第1反射面に入射す
る方向と前記第2反射面で反射する方向とが成す角度を
二等分する方向と平行な方向に平行移動させ、前記第3
および第4反射面を一体として、前記対物光学系の光軸
に沿って入射し、第1、第2反射面で反射された主光線
が、前記第3反射面に入射する方向と前記第4反射面で
反射する方向とが成す角度を二等分する方向と平行な方
向に平行移動させること、に特徴を有する。これら本発
明は、物体像を光軸と直交する方向に移動させるので、
物体像の周辺部がいわゆるピンぼけになることがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。図1は、本発明を望遠鏡に適用した実施の形態の
光学系を示す平面図、図2は同光学系の側面図である。
以下、本明細書でいう水平方向、垂直方向は、望遠鏡の
通常の使用状態を考慮して、望遠鏡をその対物レンズの
光軸が水平になるように置いた状態での方向をいい、観
察者の方向を後方というものとする。
する。図1は、本発明を望遠鏡に適用した実施の形態の
光学系を示す平面図、図2は同光学系の側面図である。
以下、本明細書でいう水平方向、垂直方向は、望遠鏡の
通常の使用状態を考慮して、望遠鏡をその対物レンズの
光軸が水平になるように置いた状態での方向をいい、観
察者の方向を後方というものとする。
【0008】この望遠鏡は、対物レンズ系L1で形成さ
れる物体像を、4つの反射面による反射で正立させて、
正立した物体像を接眼レンズ系L2で拡大観察するもの
であって、物体側から光路上順に対物レンズ系L1、第
1反射面11、第2反射面12、第3反射面13、第4
反射面14、および接眼レンズ系L2を備えている。第
1、第2反射面11、12は第1ミラーユニットM1と
して一体に形成されて互いに直交し、第3、第4反射面
13、14は第2ミラーユニットM2として一体に形成
されて互いに直交している。また、第1、第3反射面1
1、13が前反射面を構成し、第2、第4反射面12、
14が後反射面を構成している。
れる物体像を、4つの反射面による反射で正立させて、
正立した物体像を接眼レンズ系L2で拡大観察するもの
であって、物体側から光路上順に対物レンズ系L1、第
1反射面11、第2反射面12、第3反射面13、第4
反射面14、および接眼レンズ系L2を備えている。第
1、第2反射面11、12は第1ミラーユニットM1と
して一体に形成されて互いに直交し、第3、第4反射面
13、14は第2ミラーユニットM2として一体に形成
されて互いに直交している。また、第1、第3反射面1
1、13が前反射面を構成し、第2、第4反射面12、
14が後反射面を構成している。
【0009】対物レンズ系L1から入射した光束(光軸
O上に沿って入射した主光線)は、第1反射面11で光
軸Oと直交する水平方向に反射され、第2反射面12で
光軸Oと平行に前方(物体方向)に反射され、第3反射
面13で光軸Oと直交する垂直下方に反射され、第4反
射面14で光軸Oと平行に後方(観察者方向)に反射さ
れる。以上の第1、第2、第3、および第4反射面1
1、12、13、14の反射によって、対物レンズ系L
1によって形成される物体像(空中像)を正立させる。
観察者は、この正立物体像を接眼レンズ系L2を介して
拡大して観察する。
O上に沿って入射した主光線)は、第1反射面11で光
軸Oと直交する水平方向に反射され、第2反射面12で
光軸Oと平行に前方(物体方向)に反射され、第3反射
面13で光軸Oと直交する垂直下方に反射され、第4反
射面14で光軸Oと平行に後方(観察者方向)に反射さ
れる。以上の第1、第2、第3、および第4反射面1
1、12、13、14の反射によって、対物レンズ系L
1によって形成される物体像(空中像)を正立させる。
観察者は、この正立物体像を接眼レンズ系L2を介して
拡大して観察する。
【0010】本実施の形態の像ブレ防止(像ブレ補正)
の原理を、さらに図3を参照して説明する。図3は、観
察者の視界を示してある。図1において、第1ミラーユ
ニットM1を、第1反射面11に入射する主光線と、第
2反射面12で反射する主光線とが成す角度を二等分す
る方向と平行な方向に、つまり、光軸Oと直交し、かつ
第1反射面11および第2反射面12と直交する面と平
行な方向H(水平左方)に破線で示した位置まで移動さ
せる。すると、接眼レンズ系L2に入射する光線の光路
が破線で示した位置までΔH平行移動する。観察者の視
野においては、物体像21が破線で示した位置(物体像
21′)まで左方に平行移動する(図3(A)参照)。
逆に第1ミラーユニットM1を右方向に移動させると、
物体像21が右方に平行移動する(図3(A)の物体像
21″参照)。なお、図4の(A)、(B)には、図1
に示した実施の形態において、第1反射面11に入射す
る主光線(1) と、第2反射面12で反射する主光線(2)
とが成す角度αを二等分する方向を説明する図を示して
ある。
の原理を、さらに図3を参照して説明する。図3は、観
察者の視界を示してある。図1において、第1ミラーユ
ニットM1を、第1反射面11に入射する主光線と、第
2反射面12で反射する主光線とが成す角度を二等分す
る方向と平行な方向に、つまり、光軸Oと直交し、かつ
第1反射面11および第2反射面12と直交する面と平
行な方向H(水平左方)に破線で示した位置まで移動さ
せる。すると、接眼レンズ系L2に入射する光線の光路
が破線で示した位置までΔH平行移動する。観察者の視
野においては、物体像21が破線で示した位置(物体像
21′)まで左方に平行移動する(図3(A)参照)。
逆に第1ミラーユニットM1を右方向に移動させると、
物体像21が右方に平行移動する(図3(A)の物体像
21″参照)。なお、図4の(A)、(B)には、図1
に示した実施の形態において、第1反射面11に入射す
る主光線(1) と、第2反射面12で反射する主光線(2)
とが成す角度αを二等分する方向を説明する図を示して
ある。
【0011】また、図2において、第2ミラーユニット
M2を、第2反射面12で反射した主光線が第3反射面
13に入射する方向と、第4反射面で反射する方向とを
二等分する方向と平行な方向、つまり、光軸Oと直交
し、かつ第3反射面13および第4反射面14と直交す
る面と平行な方向V(垂直下方)に破線で示した位置ま
で移動させると、接眼レンズ系L2に入射する主光線の
光路が破線で示したように下方にΔV平行移動する。つ
まり、物体像21が破線で示した位置(物体像21′)
まで、主光線と直交する下方に平行移動する(図3
(B)参照)。逆に第2ミラーユニットM2を上方に移
動させると、物体像21が上方に平行移動する(図3
(B)の物体像21″参照)。
M2を、第2反射面12で反射した主光線が第3反射面
13に入射する方向と、第4反射面で反射する方向とを
二等分する方向と平行な方向、つまり、光軸Oと直交
し、かつ第3反射面13および第4反射面14と直交す
る面と平行な方向V(垂直下方)に破線で示した位置ま
で移動させると、接眼レンズ系L2に入射する主光線の
光路が破線で示したように下方にΔV平行移動する。つ
まり、物体像21が破線で示した位置(物体像21′)
まで、主光線と直交する下方に平行移動する(図3
(B)参照)。逆に第2ミラーユニットM2を上方に移
動させると、物体像21が上方に平行移動する(図3
(B)の物体像21″参照)。
【0012】以上の通り、第1、第2ミラーユニットM
1、M2を平行移動することにより、対物レンズ系L1
により形成される像が、接眼レンズ系L2の光軸O2
(主光線)と直交する方向に、初期位置から左右および
上下に移動するので、これら左右上下の移動速度の調整
によって物体像をどの方向へも所望の加速度、速度で移
動して、像ブレを防止できる。しかも像面は光軸O2と
直交する方向に移動し、光軸上の距離は変化しないの
で、ピントずれを生じない。
1、M2を平行移動することにより、対物レンズ系L1
により形成される像が、接眼レンズ系L2の光軸O2
(主光線)と直交する方向に、初期位置から左右および
上下に移動するので、これら左右上下の移動速度の調整
によって物体像をどの方向へも所望の加速度、速度で移
動して、像ブレを防止できる。しかも像面は光軸O2と
直交する方向に移動し、光軸上の距離は変化しないの
で、ピントずれを生じない。
【0013】なお、以上の説明では、本発明の防振(像
ブレ補正)の原理を分かり易くするために、望遠鏡を静
止させて像を移動させたが、実際は、望遠鏡が振動した
ときあるいはブレたときに、観察者が観察している物体
像21が視界内で振動やブレを生じないように、あるい
は視界が振動したりブレたりしないように作用するので
ある。そのために、望遠鏡の水平方向および垂直方向の
振動、ブレを角速度(角加速度)センサで検出し、それ
らの検出値に基づいて第1、第2ミラーユニットM1、
M2を、観察者が観察している像の移動を打ち消す方向
に所定速度で駆動して、像ブレを防止する。
ブレ補正)の原理を分かり易くするために、望遠鏡を静
止させて像を移動させたが、実際は、望遠鏡が振動した
ときあるいはブレたときに、観察者が観察している物体
像21が視界内で振動やブレを生じないように、あるい
は視界が振動したりブレたりしないように作用するので
ある。そのために、望遠鏡の水平方向および垂直方向の
振動、ブレを角速度(角加速度)センサで検出し、それ
らの検出値に基づいて第1、第2ミラーユニットM1、
M2を、観察者が観察している像の移動を打ち消す方向
に所定速度で駆動して、像ブレを防止する。
【0014】図5は、本発明を適用した望遠鏡の一実施
の形態の構造を示す斜視図である。この望遠鏡は、図1
および図2に示した望遠鏡を、対物レンズ系L1の光軸
Oを軸として180゜回転させた状態である。対物レン
ズ系L1から光軸Oに沿って入射した光線は、第1ミラ
ーユニットM11の第1反射面111で光軸Oと直交す
る水平方向に反射され、第2反射面121で光軸Oと平
行に物界方向に反射され、第2ミラーユニットM2の第
3反射面131で垂直上方に反射され、第4反射面14
1で光軸Oと平行に接眼レンズ系L2(観察者)方向に
反射される。
の形態の構造を示す斜視図である。この望遠鏡は、図1
および図2に示した望遠鏡を、対物レンズ系L1の光軸
Oを軸として180゜回転させた状態である。対物レン
ズ系L1から光軸Oに沿って入射した光線は、第1ミラ
ーユニットM11の第1反射面111で光軸Oと直交す
る水平方向に反射され、第2反射面121で光軸Oと平
行に物界方向に反射され、第2ミラーユニットM2の第
3反射面131で垂直上方に反射され、第4反射面14
1で光軸Oと平行に接眼レンズ系L2(観察者)方向に
反射される。
【0015】第1ミラーユニットM11は、光軸Oと直
交する水平方向Hに平行移動自在にガイドされ、第2ミ
ラーユニットM21は光軸Oおよび水平方向Hと直交す
る垂直方向Vに平行移動自在にガイドされている。そし
て第1ミラーユニットM11には、第1の駆動装置であ
る水平駆動アクチュエータ31のロッド32が連結さ
れ、第2ミラーユニットM21には第2の駆動装置であ
る垂直駆動アクチュエータ33のロッド34が連結され
ている。アクチュエータ31、33のロッド32、34
はそれぞれ、水平方向Hと平行に、垂直方向Vと平行に
進退動して第1、第2ミラーユニットM11、M21を
それぞれ独立して平行移動させる。
交する水平方向Hに平行移動自在にガイドされ、第2ミ
ラーユニットM21は光軸Oおよび水平方向Hと直交す
る垂直方向Vに平行移動自在にガイドされている。そし
て第1ミラーユニットM11には、第1の駆動装置であ
る水平駆動アクチュエータ31のロッド32が連結さ
れ、第2ミラーユニットM21には第2の駆動装置であ
る垂直駆動アクチュエータ33のロッド34が連結され
ている。アクチュエータ31、33のロッド32、34
はそれぞれ、水平方向Hと平行に、垂直方向Vと平行に
進退動して第1、第2ミラーユニットM11、M21を
それぞれ独立して平行移動させる。
【0016】図6は、図5に示した望遠鏡の制御系の回
路構成の一実施例である。この実施例では、望遠鏡の振
動、手ブレを、水平角速度センサ43、垂直角速度セン
サ45によって、光軸Oの水平方向および垂直方向の角
速度として検知する。望遠鏡(光軸O)がブレると、こ
れを角速度センサ43、45が検知して検知信号を制御
回路41に出力する。通常、マイコンで構成される制御
回路41は、入力した検知信号に基づいて水平、垂直駆
動アクチュエータ31、33の駆動方向および駆動速度
を演算する。そして制御回路41は、水平駆動回路4
7、垂直駆動回路49を介して水平、垂直駆動アクチュ
エータ31、33を駆動する。水平、垂直駆動アクチュ
エータ31、33はそれぞれロッド32、34を進退動
させて、第1、第2ミラーユニットM11、M21を移
動させる。これらの第1、第2ミラーユニットM11、
M21の移動によって像面が、観察者から見た接眼レン
ズ系L2の光軸O2のブレ方向に移動して、観察者の視
界の移動、つまり、視界の振動やブレを防止する。
路構成の一実施例である。この実施例では、望遠鏡の振
動、手ブレを、水平角速度センサ43、垂直角速度セン
サ45によって、光軸Oの水平方向および垂直方向の角
速度として検知する。望遠鏡(光軸O)がブレると、こ
れを角速度センサ43、45が検知して検知信号を制御
回路41に出力する。通常、マイコンで構成される制御
回路41は、入力した検知信号に基づいて水平、垂直駆
動アクチュエータ31、33の駆動方向および駆動速度
を演算する。そして制御回路41は、水平駆動回路4
7、垂直駆動回路49を介して水平、垂直駆動アクチュ
エータ31、33を駆動する。水平、垂直駆動アクチュ
エータ31、33はそれぞれロッド32、34を進退動
させて、第1、第2ミラーユニットM11、M21を移
動させる。これらの第1、第2ミラーユニットM11、
M21の移動によって像面が、観察者から見た接眼レン
ズ系L2の光軸O2のブレ方向に移動して、観察者の視
界の移動、つまり、視界の振動やブレを防止する。
【0017】以上の通り本実施の形態によると、対物レ
ンズ系による物体像を、接眼レンズ系の光軸に対して垂
直方向にシフトさせることで像ブレを補正(防止)する
ので、シフト量が大きくても像が片ボケすることがな
い。
ンズ系による物体像を、接眼レンズ系の光軸に対して垂
直方向にシフトさせることで像ブレを補正(防止)する
ので、シフト量が大きくても像が片ボケすることがな
い。
【0018】図7には、本発明のさらに別の実施の形態
を示してある。この実施の形態は、ミラーユニットM1
2、M22をそれぞれ、反射面の交線と平行かつ対物レ
ンズ系の光軸と直交するオフセット軸(回動軸51、5
3)を中心として回転させることに特徴を有する。
を示してある。この実施の形態は、ミラーユニットM1
2、M22をそれぞれ、反射面の交線と平行かつ対物レ
ンズ系の光軸と直交するオフセット軸(回動軸51、5
3)を中心として回転させることに特徴を有する。
【0019】第1ミラーユニットM12は、他の実施の
形態の第1ミラーユニットM1と同様に互いに直交する
第1、第2反射面112、122を備えている。これら
の第1、第2反射面112、122は、連結板52を介
して、第1、第2反射面112、122と平行に延びる
第1の回動軸51に支持され、第1の回動軸51を軸と
して揺動自在に望遠鏡本体に揺動自在に枢支されてい
る。
形態の第1ミラーユニットM1と同様に互いに直交する
第1、第2反射面112、122を備えている。これら
の第1、第2反射面112、122は、連結板52を介
して、第1、第2反射面112、122と平行に延びる
第1の回動軸51に支持され、第1の回動軸51を軸と
して揺動自在に望遠鏡本体に揺動自在に枢支されてい
る。
【0020】一方、第2ミラーユニットM22は、他の
第2ミラーユニットM2と同様に互いに直交する第3、
第4反射面132、142を備えている。これらの第
3、第4反射面132、142は、連結板54を介し
て、第3、第4反射面132、142と平行に延びる第
2の回動軸53によって、不図示の望遠鏡本体に揺動自
在に枢支されている。なお、第1、第2の回動軸51、
53は、互いに垂直方向に延びている。
第2ミラーユニットM2と同様に互いに直交する第3、
第4反射面132、142を備えている。これらの第
3、第4反射面132、142は、連結板54を介し
て、第3、第4反射面132、142と平行に延びる第
2の回動軸53によって、不図示の望遠鏡本体に揺動自
在に枢支されている。なお、第1、第2の回動軸51、
53は、互いに垂直方向に延びている。
【0021】これらの回動軸51、53、したがって第
1、第2ミラーユニットM12、M22は、モータなど
の第1、第2の駆動装置によって揺動駆動される。第1
ミラーユニットM12が揺動、例えば、図7において反
時計方向に破線で示した位置まで回転すると、光線の光
路も破線で示したように移動する。つまり、先に説明し
た実施の形態と同様に、物体像が接眼レンズ系L2の光
軸O2と直交する方向に距離ΔHだけ移動している。同
様に第2ミラーユニットM22が揺動、例えば図8にお
いて時計方向に破線で示した位置まで回転すると、物体
像が接眼レンズ系L2の光軸と直交する方向に距離ΔV
だけ移動している。以上のようにして本第2の実施の形
態では、対物レンズ系L1によって形成された物体像が
接眼レンズ系L2の光軸と直交する方向に移動して、像
ブレを防止する。
1、第2ミラーユニットM12、M22は、モータなど
の第1、第2の駆動装置によって揺動駆動される。第1
ミラーユニットM12が揺動、例えば、図7において反
時計方向に破線で示した位置まで回転すると、光線の光
路も破線で示したように移動する。つまり、先に説明し
た実施の形態と同様に、物体像が接眼レンズ系L2の光
軸O2と直交する方向に距離ΔHだけ移動している。同
様に第2ミラーユニットM22が揺動、例えば図8にお
いて時計方向に破線で示した位置まで回転すると、物体
像が接眼レンズ系L2の光軸と直交する方向に距離ΔV
だけ移動している。以上のようにして本第2の実施の形
態では、対物レンズ系L1によって形成された物体像が
接眼レンズ系L2の光軸と直交する方向に移動して、像
ブレを防止する。
【0022】以上は、第1、第2反射面が直交する実施
の形態であったが、第1、第2反射面が直交しない実施
の形態について、図9から図12を参照して説明する。
なお、図1から図8に示した実施の形態と同一の構成、
機能を有する部材には同一の符号を付して説明を省略す
る。
の形態であったが、第1、第2反射面が直交しない実施
の形態について、図9から図12を参照して説明する。
なお、図1から図8に示した実施の形態と同一の構成、
機能を有する部材には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0023】第1ミラーユニットM13は、互いに45
゜の角度をなす第1反射面(前反射面)113および第
2反射面123を備えていて、反射面113、123
は、これらを含む面の交線を含む面が光軸Oと直交す
る。第2ミラーユニットM23は、互いに直交する第3
反射面133および第4反射面143を備えたダハミラ
ーであって、第3、第4反射面133、143の交線
(稜線)および光軸Oを含む面が、第1、第2反射面1
13、123と直交する向きに配置されている。
゜の角度をなす第1反射面(前反射面)113および第
2反射面123を備えていて、反射面113、123
は、これらを含む面の交線を含む面が光軸Oと直交す
る。第2ミラーユニットM23は、互いに直交する第3
反射面133および第4反射面143を備えたダハミラ
ーであって、第3、第4反射面133、143の交線
(稜線)および光軸Oを含む面が、第1、第2反射面1
13、123と直交する向きに配置されている。
【0024】対物レンズ系L1を透過した物界光束は、
第1反射面113で光路外方の第2反射面123に向け
て反射され、第2の反射面123で、光軸Oを横切って
ダハミラーM23に向かう方向に反射される。そして物
界光束は、ダハミラーM23の第3、第4反射面13
3、143で上下反転され、接眼レンズ系L2に向けて
反射されて、正立の物体像213を形成する。観察者
は、この正立の物体像213を、接眼レンズ系L2を介
して拡大して観察する。
第1反射面113で光路外方の第2反射面123に向け
て反射され、第2の反射面123で、光軸Oを横切って
ダハミラーM23に向かう方向に反射される。そして物
界光束は、ダハミラーM23の第3、第4反射面13
3、143で上下反転され、接眼レンズ系L2に向けて
反射されて、正立の物体像213を形成する。観察者
は、この正立の物体像213を、接眼レンズ系L2を介
して拡大して観察する。
【0025】この第3の実施の形態において、第1ミラ
ーユニットM13を、第1、第2反射面113、123
の交線と直交し、第1、第2反射面113、123と直
交する面と平行な方向で、光軸Oに対して45゜をなす
図9の矢印方向(第1反射面113から第2反射面12
3に向かう主光線と平行な方向、または対物レンズL1
の光軸Oに沿って入射した主光線が第1反射面113に
入射する方向および第2反射面123で反射する方向と
が成す角度を二等分する方向と平行な方向)に破線で示
した位置まで平行移動させる。この第1ミラーユニット
M13の平行移動によって、物体像213が破線で示し
た位置まで、接眼レンズ系L2の光軸O2と直交する水
平方向に移動する。なお、図11の(A)、(B)に
は、図9に示した第3の実施の形態において、第1反射
面113に入射する主光線(1) と、第2反射面123で
反射する主光線(2) とが成す角度αを二等分する方向を
説明する図を示してある。
ーユニットM13を、第1、第2反射面113、123
の交線と直交し、第1、第2反射面113、123と直
交する面と平行な方向で、光軸Oに対して45゜をなす
図9の矢印方向(第1反射面113から第2反射面12
3に向かう主光線と平行な方向、または対物レンズL1
の光軸Oに沿って入射した主光線が第1反射面113に
入射する方向および第2反射面123で反射する方向と
が成す角度を二等分する方向と平行な方向)に破線で示
した位置まで平行移動させる。この第1ミラーユニット
M13の平行移動によって、物体像213が破線で示し
た位置まで、接眼レンズ系L2の光軸O2と直交する水
平方向に移動する。なお、図11の(A)、(B)に
は、図9に示した第3の実施の形態において、第1反射
面113に入射する主光線(1) と、第2反射面123で
反射する主光線(2) とが成す角度αを二等分する方向を
説明する図を示してある。
【0026】一方、ダハミラーM23を第3、第4反射
面133、134の交線と直交し、かつ光軸O2と直交
する垂直方向(図10における矢印方向)に移動させる
と、主光線が破線で示した位置まで移動する。つまり、
物体像213が破線で示した位置まで、光軸O2と直交
する垂直方向に移動する。
面133、134の交線と直交し、かつ光軸O2と直交
する垂直方向(図10における矢印方向)に移動させる
と、主光線が破線で示した位置まで移動する。つまり、
物体像213が破線で示した位置まで、光軸O2と直交
する垂直方向に移動する。
【0027】本第3の実施の形態では、第1ミラーユニ
ットM13およびダハミラーM23の平行移動による物
体像213の移動を利用して像ブレを防止している。そ
のために、水平駆動アクチュエータ312のロッド32
2を連結し、ダハミラーM23に垂直駆動アクチュエー
タ332のロッド342を連結して(図12参照)、こ
れらのアクチュエータ312、332によって第1ミラ
ーユニットM13、ダハミラーM23を駆動している。
また、アクチュエータ312、332を、図5に示した
駆動制御系と同様の構成によって制御することで、像ブ
レ、振動などを防止する。
ットM13およびダハミラーM23の平行移動による物
体像213の移動を利用して像ブレを防止している。そ
のために、水平駆動アクチュエータ312のロッド32
2を連結し、ダハミラーM23に垂直駆動アクチュエー
タ332のロッド342を連結して(図12参照)、こ
れらのアクチュエータ312、332によって第1ミラ
ーユニットM13、ダハミラーM23を駆動している。
また、アクチュエータ312、332を、図5に示した
駆動制御系と同様の構成によって制御することで、像ブ
レ、振動などを防止する。
【0028】以上、図示実施の形態ではミラーを二組使
用しているが、プリズムを使用することもできる。ただ
し、ミラーの方が質量が小さいので、ミラーを使用した
方が駆動するアクチュエータも小さくてすみ、全体とし
て小型軽量化が可能であり、レスポンスもよい。また、
図面には望遠鏡を示したが、本発明は、図示の実施の形
態を左右一対備えることで、双眼鏡に適用できる。
用しているが、プリズムを使用することもできる。ただ
し、ミラーの方が質量が小さいので、ミラーを使用した
方が駆動するアクチュエータも小さくてすみ、全体とし
て小型軽量化が可能であり、レスポンスもよい。また、
図面には望遠鏡を示したが、本発明は、図示の実施の形
態を左右一対備えることで、双眼鏡に適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
望遠鏡の振動またブレに応じて、対物レンズ系によって
形成された物体像(像面)を主光線と直交する方向に平
行移動させて観察者の視界の振動またはブレを防止する
ので、ブレ防止のために物体像の移動量が多くなって
も、物体像が片ボケすることがない。
望遠鏡の振動またブレに応じて、対物レンズ系によって
形成された物体像(像面)を主光線と直交する方向に平
行移動させて観察者の視界の振動またはブレを防止する
ので、ブレ防止のために物体像の移動量が多くなって
も、物体像が片ボケすることがない。
【図1】本発明を適用した望遠鏡の光学系の第1の実施
の形態を示す平面図である。
の形態を示す平面図である。
【図2】同第1の実施の形態の光学系の側面図である。
【図3】同第1の実施の形態による防振動作を説明する
ための視界の図である。
ための視界の図である。
【図4】(A)、(B)は、図1に示した第1の実施の
形態において、第1反射面に入射する主光線と、第2反
射面で反射する主光線とが成す角度を二等分する方向を
説明する図である。
形態において、第1反射面に入射する主光線と、第2反
射面で反射する主光線とが成す角度を二等分する方向を
説明する図である。
【図5】駆動系を備えた第1の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図6】同第1の実施の形態の制御系の一実施例をブロ
ックで示す図である。
ックで示す図である。
【図7】本発明を適用した望遠鏡の光学系の第2の実施
の形態を示す平面図である。
の形態を示す平面図である。
【図8】同第2の実施の形態の光学系の側面図である。
【図9】本発明を適用した望遠鏡の光学系の第3の実施
の形態を示す平面図である。
の形態を示す平面図である。
【図10】同第3の実施の形態の光学系の側面図であ
る。
る。
【図11】(A)、(B)は、図8に示した第3の実施
の形態において、第1反射面に入射する主光線と、第2
反射面で反射する主光線とが成す角度を二等分する方向
を説明する図である。
の形態において、第1反射面に入射する主光線と、第2
反射面で反射する主光線とが成す角度を二等分する方向
を説明する図である。
【図12】駆動系を備えた第3の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
11 第1反射面(前反射面) 113 第1反射面(前反射面) 12 第2反射面(後反射面) 123 第2反射面(後反射面) 13 第3反射面(前反射面) 133 第3反射面(前反射面) 14 第4反射面(後反射面) 143 第4反射面(後反射面) 21 物体像 31 水平駆動アクチュエータ(反射面駆動装置) 312 水平駆動アクチュエータ(反射面駆動装置) 33 垂直駆動アクチュエータ(反射面駆動装置) 332 垂直駆動アクチュエータ(反射面駆動装置) 41 制御回路 43 水平角速度センサ 45 垂直角速度センサ L1 対物レンズ系 L2 接眼レンズ系 M1 第1ミラーユニット M12 第1ミラーユニット M2 第2ミラーユニット M22 第2ミラーユニット M13 第1ミラーユニット M23 ダハミラー
Claims (12)
- 【請求項1】 対物光学系で形成される像を正立させ
る、少なくとも4つの反射面を有する正立光学系を備え
た望遠鏡において、 前記正立光学系の4つの反射面中、光路に沿って前後に
隣り合う2つの反射面を一体として、前記望遠鏡が動い
たときに前記対物光学系の光軸に沿って入射して前記後
の反射面で反射された主光線が移動する方向に移動させ
る反射面駆動装置;を備えたことを特徴とする防振装置
を備えた望遠鏡。 - 【請求項2】 対物光学系で形成される像を正立させ
る、少なくとも4つの反射面を有する正立光学系を備え
た望遠鏡において、 前記正立光学系の4つの反射面中、光路に沿って前後に
隣り合う2つの反射面を一体として、前記対物光学系の
光軸に沿って入射した主光線が前記前反射面に入射する
方向と、前記後反射面で反射する方向とが成す角度を二
等分する方向とほぼ平行に移動させて、前記対物光学系
により形成された像を主光線と直交する方向に平行移動
させる反射面駆動装置;を備えたことを特徴とする防振
装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項3】 前記対物光学系および前記正立光学系で
形成された像を観察する接眼光学系を備えていて、前記
反射面駆動装置は、前記望遠鏡の振動またはブレに応じ
て前記2つの反射面を駆動して、前記対物光学系によっ
て形成される像を、接眼光学系の光軸と直交する方向に
平行移動させて観察者の視界の振動またはブレを防止す
ること、を特徴とする請求項1または2に記載の防振装
置を備えた望遠鏡。 - 【請求項4】 前記正立光学系は、対物光学系側から順
に配置された第1、第2、第3、および第4反射面を備
え、前記反射面駆動装置は、前記第1および第2反射面
を一体として、前記主光線が、前記第1反射面に入射す
る方向と、前記第2反射面で反射する方向とが成す角度
を二等分する方向とほぼ平行に移動させること、を特徴
とする請求項1から3のいずれか一項に記載の防振装置
を備えた望遠鏡。 - 【請求項5】 前記正立光学系は、対物光学系側から順
に配置された第1、第2、第3、および第4反射面を備
え、前記反射面駆動装置は、前記第3および第4反射面
を一体として、前記第1、第2反射面で反射された主光
線が、前記第3反射面に入射する方向と、前記第4反射
面で反射する方向とが成す角度を二等分する方向とほぼ
平行に移動させること、を特徴とする請求項1から3の
いずれか一項に記載の防振装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項6】 前記正立光学系は、対物光学系側から順
に配置された第1、第2、第3、および第4反射面を備
え、前記反射面駆動装置は、前記第1および第2反射面
を一体として、対物光学系の光軸に沿って入射した主光
線が前記第1反射面に入射する方向と、前記第2反射面
で反射する方向とが成す角度を二等分する方向とほぼ平
行に移動させ、前記第3および第4反射面を一体とし
て、前記対物光学系の光軸に沿って入射し、第1、第2
反射面で反射された主光線が、前記第3反射面に入射す
る方向と前記第4反射面で反射する方向とが成す角度を
二等分する方向とほぼ平行に移動させることを特徴とす
る請求項1または2に記載の防振装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項7】 前記反射面駆動装置は、前記前後の反射
面を一体として、これらの反射面の交線またはその延長
平面の交線と平行にかつ対物レンズ系の光軸と直交する
方向に延びた、前記反射面から裏面方向に所定距離離反
したオフセット軸を回転中心として移動させることを特
徴とする請求項1に記載の防振装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項8】 前記正立光学系は、対物光学系側から順
に配置された第1、第2、第3、および第4反射面を備
え、前記反射面駆動装置は、前記第1および第2反射面
を一体のミラーユニットとして、このミラーユニットよ
りも接眼光学系側に位置するオフセット軸を中心として
回動自在に支持し、前記第3および第4反射面を一体の
ミラーユニットとして、このミラーユニットよりも対物
光学系側に位置するオフセット軸によって回動自在に支
持している請求項7に記載の防振装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項9】 前記第1、第2反射面は互いに直交し、
前記第3、第4反射面は互いに直交していること、を特
徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の防振装
置を備えた望遠鏡。 - 【請求項10】 前記正立光学系は、対物光学系側から
順に配置された第1、第2、第3、および第4反射面を
備え、第1、第2反射面または第3、第4反射面がダハ
ミラーで構成されていることを特徴とする請求項1に記
載の防振装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項11】 前記反射面駆動装置は、前記第1、第
2反射面を第1、第2反射面の交線と直交する方向、ま
たは前記第3、第4反射面を第3、第4反射面の交線と
直交する方向に平行移動させることを特徴とする請求項
10に記載の防振装置を備えた望遠鏡。 - 【請求項12】 請求項1から11のいずれか一項に記
載の防振装置を備えた望遠鏡を、左右一対備えているこ
とを特徴とする防振装置を備えた望遠鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34397196A JPH09230254A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-24 | 防振装置を備えた望遠鏡 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-335298 | 1995-12-22 | ||
| JP33529895 | 1995-12-22 | ||
| JP34397196A JPH09230254A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-24 | 防振装置を備えた望遠鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230254A true JPH09230254A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=26575132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34397196A Pending JPH09230254A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-24 | 防振装置を備えた望遠鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230254A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012128066A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Canon Inc | 光学機器およびその制御方法 |
| WO2016006569A1 (ja) * | 2014-07-07 | 2016-01-14 | 富士フイルム株式会社 | 防振光学系、望遠光学系、双眼鏡、及び防振ユニット |
| JP2022531015A (ja) * | 2019-05-05 | 2022-07-05 | 華為技術有限公司 | コンパクトカメラモジュール、端末デバイス、画像化方法、及び画像化装置 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP34397196A patent/JPH09230254A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012128066A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Canon Inc | 光学機器およびその制御方法 |
| WO2016006569A1 (ja) * | 2014-07-07 | 2016-01-14 | 富士フイルム株式会社 | 防振光学系、望遠光学系、双眼鏡、及び防振ユニット |
| JPWO2016006569A1 (ja) * | 2014-07-07 | 2017-04-27 | 富士フイルム株式会社 | 防振光学系、望遠光学系、双眼鏡、及び防振ユニット |
| JP2022531015A (ja) * | 2019-05-05 | 2022-07-05 | 華為技術有限公司 | コンパクトカメラモジュール、端末デバイス、画像化方法、及び画像化装置 |
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