JPH09234663A - ウエハ研磨方法及びその装置 - Google Patents

ウエハ研磨方法及びその装置

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JPH09234663A
JPH09234663A JP4079596A JP4079596A JPH09234663A JP H09234663 A JPH09234663 A JP H09234663A JP 4079596 A JP4079596 A JP 4079596A JP 4079596 A JP4079596 A JP 4079596A JP H09234663 A JPH09234663 A JP H09234663A
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wafer
polishing
temperature
conditioning
cmp
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JP4079596A
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Masaaki Shimokawa
公明 下川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/017Devices or means for dressing, cleaning or otherwise conditioning lapping tools
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P52/00Grinding, lapping or polishing of wafers, substrates or parts of devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非安定温度を含まない状態でCMPを行うこ
とができ、均一なCMPにより、半導体素子特性の安定
化及び半導体素子量産の歩留まり向上を図ることができ
るウエハ研磨方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 ウエハ研磨方法において、定盤上研磨部
にウエハを押し当て、このウエハと定盤との間に相対的
回転運動を与えて、このウエハ表面を研磨する工程と、
コンディショニングディスク11を所定の温度に制御す
る工程と、前記研磨部を前記コンディショニングディス
ク11を用いてコンディショニングする工程とを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
方法に係り、特に化学的機械的研磨(Chemical
Mechanical Polish:以下 CMP
と称す)方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
以下に示すようなものがあった。現在、通常のCMPは
以下のように行う。図6は従来のCMPを行う様子を上
面から見た図、図7は側面から見た断面図、図8は従来
のCMPのコンディショニングディスクの待機状態を示
す図、図9は従来のアームがコンディショニングディス
クをAからBまで移動させることにより、研磨パッドの
表面全体を整える状態を示す平面図である。
【0003】これらの図に示すように、ウエハ(半導体
素子)1を吸着したウエハ回転盤2は、回転しながらウ
エハ1を定盤3の上に貼られた研磨パッド4に押し付け
る。この時、研磨パッド4は、定盤3とともに回転して
おり、また研磨パッド4の表面には研磨剤5(コロイダ
ルシリカ)が滴下される。このようにして、所定の時間
CMPが行われる。
【0004】ウエハ1に対してCMPが終わったら、ウ
エハ回転盤2は、ウエハ1を吸着して研磨パッド4より
取り外し、ウエハ搬送機構箇所へと運んでいく。この
後、研磨パッド4の表面を整えるために、パッドコンデ
ィショニングを以下のように行う。コンディショニング
ディスク6を、アーム7を介して、ある一定の力で研磨
パッド4の表面に押し付け整える。この時、研磨パッド
4は、定盤3とともに回転しており、かつコンディショ
ニングディスク6も回転させる。
【0005】また、図9に示すように、アーム7がコン
ディショニングディスク6をAからBまで移動させるこ
とにより、研磨パッド4表面全体を整えることになる。
以上述べたパッドコンディショニングは、CMPの安定
化のために行う。パッドコンディショニングを行わない
と、CMPを行ったウエハ枚数の増加に伴い、研磨速度
が低下したり、研磨速度のウエハ内均一性が悪化したり
する。
【0006】なぜなら、研磨パッド4の表面が研磨剤5
により目詰まりを起こすためである。従って、表面に詰
まっている研磨剤5をそぎ落とし、いわゆる目立てを行
うためにパッドコンディショニングを行う。また、コン
ディショニングディスク6は、ブラシや小さなダイヤモ
ンドをちりばめた円盤等を用いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状の
パッドコンディショニング方法では、研磨パッドの表面
温度を変化させてしまい、CMP初期において不安定な
らしめるという問題がある。図10は1サイクルのCM
Pにおける研磨を開始してからの時間と研磨パッド表面
温度との関係を示す図であり、縦軸に研磨パッド表面温
度(℃)、横軸に研磨時間(秒)を示している。
【0008】この図に示すように、研磨を開始してか
ら、研磨パッドの表面温度が安定するのに、60乃至7
0秒もかかっている。これは研磨パッドとウエハの間に
発生する摩擦により温度が上昇し、ある一定温度で飽和
しているものと考えられる。しかし、折角、ある温度で
安定しても、パッドコンディショニングが始まると、今
度は急激に温度が低下する。
【0009】これはコンディショニングディスクが温度
制御されておらず、異なる温度で研磨パッドと接触する
からである。ここで、コンディショニングディスクは、
待機時には水槽に浸されており、ほぼその水温と同一の
温度となっている。そこでまた次の研磨サイクルでも、
研磨パッドの温度は、低温から始まり温度が安定するの
に60秒乃至70秒も要するのである。この60〜70
秒の間に、刻々と研磨パッドの表面温度は変化してお
り、CMPにおける正確な加工を阻害する大きな不安定
要因となる。
【0010】(1)このような問題は、コンディショニ
ングディスクの温度を制御しないで、CMPとパッドコ
ンディショニングを繰り返すために起こる。繰り返し方
は、CMP1回につきパッドコンディショニング1回と
か、CMP3回につきパッドコンディショニング1回と
か、半導体素子の各々の工程により様々であるが、とに
かくパッドコンディショニングを行うと、CMP時の安
定温度を変えてしまうのである。
【0011】(2)また、現在では、コンディショニン
グディスクの温度を制御できるCMP装置もない。本発
明は、上記問題点を除去し、非安定温度を含まない状態
でCMPを行うことができ、均一なCMPにより、半導
体素子特性の安定化及び半導体素子量産の歩留まり向上
を図ることができるウエハ研磨方法及びその装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)ウエハ研磨方法において、定盤上研磨部にウエハ
を押し当て、このウエハと定盤との間に相対的回転運動
を与えて、このウエハ表面を研磨する工程と、コンディ
ショニングツールを所定の温度に制御する工程と、前記
研磨部を前記コンディショニングツールを用いてコンデ
ィショニングする工程とを施すようにしたものである。
【0013】(2)上記(1)記載のウエハ研磨方法に
おいて、前記所定の温度は前記ウエハ表面を研磨する工
程における前記研磨部の安定温度である。 (3)定盤上研磨部にウエハを押し当て、このウエハと
定盤との間に相対的回転運動を与えてこのウエハ表面を
研磨するウエハ研磨装置において、前記研磨部をコンデ
ィショニングするコンディショニングツールと、このコ
ンディショニングツールを所定の温度に保温する保温機
構とを設けるようにしたものである。
【0014】(4)上記(3)記載のウエハ研磨装置に
おいて、前記保温機構は前記コンディショニングツール
内に設けられたヒータである。 (5)定盤上研磨部にウエハを押し当て、このウエハと
定盤との間に相対的回転運動を与えて、このウエハ表面
を研磨するウエハ研磨装置において、コンディショニン
グツールが浸される所定の温度の恒温液を溜めた水槽
と、前記研磨部をコンディショニングする前記コンディ
ショニングツールとを設けるようにしたものである。
【0015】(6)上記(5)記載のウエハ研磨装置に
おいて、前記水槽内に流れ込む前記恒温液の温度を制御
する制御装置を設けるようにしたものである。 (7)上記(5)記載のウエハ研磨装置において、前記
水槽に設けられたヒータを設けるようにしたものであ
る。 (8)定盤上研磨部にウエハを押し当て、このウエハと
定盤との間に相対的回転運動を与えて、このウエハ表面
を研磨するウエハ研磨装置において、恒温液の温度を制
御する制御装置と、前記研磨部をコンディショニングす
る前記コンディショニングツールとを具備し、そのコン
ディショニングツール内部には前記恒温液が流れる流路
を設けるようにしたものである。
【0016】上記のように構成したので、 (A)ウエハ研磨方法において、非安定温度を含まない
状態でCMPを行うことができ、均一なCMPにより、
半導体素子特性の安定化及び半導体素子量産の歩留まり
向上を図ることができる。また、60乃至70秒の非安
定時間がないために、精密なCMPを設定することがで
きる。すなわち、遷移状態の時間がないため、例えば3
0秒や20秒といった短いCMP時間の工程も設定可能
となる。したがって、研磨における“とりしろ”を小さ
く設定できる。
【0017】このことは、半導体素子の製造方法おいて
は、被研磨物の膜厚を小さく設定できることにつなが
り、従って、製造コストの低減につながる。また、膜厚
を小さくできるということは、膜厚のばらつきの絶対値
を小さくできることであり、工程の安定化が可能とな
り、より量産に適した工程となる。 (B)パッドコンディショニング時には、コンディショ
ニングディスクの温度が制御されるため、研磨パッドの
表面温度と、ほぼ同一の温度で接触するため、研磨パッ
ドの表面温度はほとんど変化することはなくなり、安定
した研磨を行うことができる。
【0018】(C)コンディショニングディスク温度制
御機構を、CMP装置に備えるようにしたので、コンデ
ィショニングディスク温度を制御し、かつ管理が可能で
ある。また、コンディショニングディスクを所定温度の
恒温水に浸すだけで、非安定温度を含まない状態でCM
Pを行うことができる。
【0019】(D)コンディショニングディスク自体が
適温に制御されるため、コンディショニングディスクは
絶えず適温で研磨パッドのコンディショニングを実行す
ることができる。また、コンディショニングディスクは
水槽から出ても温度制御は継続しており、水槽から出て
からパッドコンディショニングを始めるまでの時間の自
由度が大きい。
【0020】(E)コンディショニングディスク温度制
御機構を、CMP装置に具備したため、他のCMP制御
パラメータと、コンディショニングディスク温度を制御
し、かつ管理が可能である。 (F)水槽を利用しているため、コンディショニングデ
ィスクの構造が、複雑な構造を必要としない。すなわ
ち、コンディショニングディスクの材料や構造を、パッ
ドコンディショニング本来の目的に沿ってだけ考慮して
決定すれば良い。
【0021】(G)水槽を直接循環しないため、コンデ
ィショニングディスクに付着してきた研磨剤が、恒温水
循環経路に入ることはない。したがって、循環経路や、
恒温水ユニットの保守作業が軽減され、恒温循環水路の
簡素化を図ることができる。 (H)コンディショニングディスク自体が適温に制御さ
れるため、コンディショニングディスクは絶えず適温で
研磨パッドのコンディショニングを実行することができ
る。また、コンディショニングディスクは水槽から出て
も温度制御は継続しており、水槽から出てからパッドコ
ンディショニングを始めるまでの時間の自由度が大き
い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明における発明の実施
の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ま
ず、本発明の第1実施例について説明する。図1は本発
明の第1の実施例を示すCMPのコンディショニングデ
ィスクの待機状態を示す図である。なお、上記した従来
技術の図面と同じ部分については、同じ番号を付してそ
の説明は省略する。
【0023】(1)まず、最初のウエハのCMPを行
う。すると、図10に示したように、60乃至70秒で
研磨パッド4の表面温度は安定温度に達する。 (2)最初のウエハのCMPが終了した後、研磨パッド
4の表面の安定温度とほぼ同一温度にしたコンディショ
ニングディスクで、パッドコンディショニングを行う。
この時、図1に示すように、コンディショニングディス
ク11の温度となっている、例えば、所定温度の液溜め
10を配置する。7はコンディショニングディスク11
を移動するためのアームであり、9はベースである。
【0024】このように、研磨パット4の表面の安定温
度とほぼ同一にした所定温度の液溜め10に浸しておい
たコンディショニングディスク11で、パッドコンディ
ショニングを行うようにしたので、図10に示すよう
な、温度低下は発生しない。CMP1回につき、コンデ
ィショニング1回でも、CMP3回につきコンディショ
ニング1回でも、コンディショニングのサイクルは問わ
ない。必要なサイクルでコンディショニングを行えば良
い。最初に研磨を受ける被研磨ウエハだけは、60乃至
70秒間の非安定温度を含んだCMPを受けるが、それ
以降の被研磨ウエハは、安定温度によるCMPを受ける
ことになる。
【0025】このような所定温度にすることができるの
は、被研磨ウエハが予め分かっており、かつ、その工程
も分かっているときは、CMP時に研磨パッド4の表面
が安定する温度は、ほぼ一定であるため、一定温度に設
定してしまっても良いからである。次に、本発明の第2
実施例について説明する。
【0026】これまて述べたように、コンディショニン
グディスクの温度を制御することは、半導体素子製造の
CMP工程において、非常に有益である。そこで、この
実施例では、更に、コンディショニングディスクの温度
を制御する機能を持たせるようにする。図2は本発明の
第2の実施例を示すCMPのコンディショニングディス
クの待機状態を示す図である。なお、上記した実施例と
同じ部分については、同じ番号を付してその説明は省略
する。
【0027】この図において、研磨パッド4の表面温度
を赤外線温度センサ24で感知し、その測定温度とほぼ
同一の温度となるように電流調整用電源20を備えた抵
抗加熱によるヒータ21を有するコンディショニングデ
ィスク22の温度を、電流調整用電源20からの電流を
調整することにより制御する。なお、23は水槽であ
る。
【0028】また、この実施例においては、コンディシ
ョニングディスク22の温度は、赤外線温度センサ24
による制御だけではなく、マニュアル操作により、予め
人為的にある一定温度を設定できるようにすることもで
きる。更に、この実施例においては、コンディショニン
グディスク22を加熱する際に、抵抗加熱によるヒータ
21を具備したコンディショニングディスク22を用い
たが、コンディショニングディスク22の温度制御方法
は、何であっても良く、温度を制御しさえすれば本発明
の効果は保たれる。
【0029】このように構成したので、コンディショニ
ングディスク22は研磨パッド4の表面温度と常にほぼ
同一温度に保たれ、パッドコンディショニング時におい
てもほぼ同一温度で、研磨パッド4の表面と接触する。
以上のように動作するので、ウエハのCMPとパッドコ
ンディショニングを交互に繰り返しても研磨パッド4の
表面は、常に一定に保たれ、被研磨物であるウエハは、
常に一定温度でCMPが行われる。
【0030】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図3は本発明の第3実施例を示すCMPのコンディ
ショニングディスクの待機状態を示す図である。なお、
上記した実施例と同じ部分については、同じ番号を付し
てその説明は省略する。この図において、研磨パッド4
の表面温度を赤外線温度センサ24で感知し、その測定
温度とほぼ同一の温度となるように恒温循環水ユニット
30を制御し、配管33を介して、コンディショニング
ディスク31が待機する水槽32の中にある水を、温度
を制御しながら循環させる。
【0031】このように構成したので、コンディショニ
ングディスク31は研磨パッド4の表面温度と常にほぼ
同一温度に保たれ、パッドコンディショニング時におい
てもほぼ同一の温度で、研磨パッド4の表面と接触す
る。次に、本発明の第4実施例について説明する。図4
は本発明の第4実施例を示すCMPのコンディショニン
グディスクの待機状態を示す図である。なお、上記した
実施例と同じ部分については、同じ番号を付してその説
明は省略する。
【0032】この図に示すように、研磨パッド4の表面
温度を赤外線温度センサ24で感知し、その温度とほぼ
同一の水を循環させように、恒温循環水ユニット30を
制御するのは、第3実施例と同様である。しかしなが
ら、この実施例では水槽32の中の水を直接温度制御す
るのではなく、水槽32の外部に配置された恒温循環水
ユニット30に接続される配管35により、水槽32の
中の水の温度を制御するようにした。
【0033】このように構成したので、コンディショニ
ングディスク31の温度制御としては、第2実施例と比
較して、遅れ時間が発生する。そのため赤外線温度セン
サ24による温度制御よりも、予めある一定の温度に設
定する方法に適している。次に、本発明の第5実施例に
ついて説明する。図5は本発明の第5実施例を示すCM
Pのコンディショニングディスクの待機状態を示す図で
ある。なお、上記した実施例と同じ部分については、同
じ番号を付してその説明は省略する。
【0034】この図に示すように、研磨パッド4の表面
温度を赤外線温度センサ24で感知し、その温度とほぼ
同一の水を循環させるように、恒温循環水ユニット30
を制御するのは、第3実施例と同じである。しかしなが
ら、この実施例ではコンディショニングディスクの支持
盤37に配管36を介して恒温循環水を流すようにし
た。
【0035】その動作は、第4実施例と同様である。ま
た、本発明は、以下のような利用形態を有する。本発明
は、ある一定の作用を実現するために、研磨パッドをあ
る温度範囲に保持することのみを目的とはしていない。
現在通常のCMPは、室温から40℃程度で実施される
ことが多い。しかしながら、今後の大規模半導体集積回
路製造へのCMPの適用は、多様な工程適用が考えられ
る。例えば、層間絶縁膜である絶縁膜を研磨する工程
と、配線に用いられる金属膜を研磨する工程とが代表的
な例である。したがって、機械的作用とともに化学的作
用も利用するCMPにおいては、前述の安定温度は適用
工程に即して、材料や機械的、化学的作用を考慮して、
さまざまな温度に設定する必要がある。本発明は、ある
一つの温度において発生する、一つの現象だけを安定さ
せようとするものではなく、多様な安定温度における多
様なCMP工程を実現することを意図している。
【0036】また、この安定温度は、コンディショニン
グ以外の機構、例えば定盤の温度安定機構などによって
得られる。しかしながら、安定した研磨を行うには、研
磨パッドコンディショニングは必須であり、コンディシ
ョニング機構が前述の安定温度に設定されていなけれ
ば、研磨パッドの温度を安定温度から変えてしまい、遷
移温度領域を含んだ研磨を行うか、または他の機構によ
る温度回復を待たなければならない。すなわち、本発明
はCPMの他の機構が、安定温度実現のためにどのよう
な機能を持っているかには関係なく、他の機構による温
度回復を待つことなく、遷移温度領域を含まない研磨を
行うために、必須の機能を具備しようとするものであ
る。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)ウエハ研磨方法において、非安定温度を含まない
状態でCMPを行うことができ、均一なCMPにより、
半導体素子特性の安定化及び半導体素子量産の歩留まり
向上を図ることができる。
【0039】また、60乃至70秒の非安定時間がない
ために、精密なCMPを設定することができる。すなわ
ち、遷移状態の時間がないため、例えば30秒や20秒
といった短いCMP時間の工程も設定可能となる。した
がって、研磨における“とりしろ”を小さく設定でき
る。このことは、半導体素子の製造方法おいては、被研
磨物の膜厚を小さく設定できることにつながり、従っ
て、製造コストの低減につながる。
【0040】また、膜厚を小さくできると言うことは、
膜厚のばらつきの絶対値を小さくできることであり、工
程の安定化が可能となり、より量産に適した工程とな
る。 (B)パッドコンディショニング時には、コンディショ
ニングディスクの温度が制御されるため、研磨パッドの
表面温度と、ほぼ同一の温度で接触するため、研磨パッ
ドの表面温度はほとんど変化することはなくなり、安定
した研磨を行うことができる。
【0041】(C)コンディショニングディスク温度制
御機構を、CMP装置に備えるようにしたので、コンデ
ィショニングディスク温度を制御し、かつ管理が可能で
ある。また、コンディショニングディスクを所定温度の
恒温水に浸すだけで、非安定温度を含まない状態でCM
Pを行うことができる。
【0042】(D)コンディショニングディスク自体が
適温に制御されるため、コンディショニングディスクは
絶えず適温で研磨パッドのコンディショニングを実行す
ることができる。また、コンディショニングディスクは
水槽から出ても温度制御は継続しており、水槽から出て
からパッドコンディショニングを始めるまでの時間の自
由度が大きい。
【0043】(E)コンディショニングディスク温度制
御機構を、CMP装置に具備したため、他のCMP制御
パラメータと、コンディショニングディスク温度を制御
し、かつ管理が可能である。 (F)水槽を利用しているため、コンディショニングデ
ィスクの構造が、複雑な構造を必要としない。すなわ
ち、コンディショニングディスクの材料や構造を、パッ
ドコンディショニング本来の目的に沿ってだけ考慮して
決定すれば良い。
【0044】(G)水槽を直接循環しないため、コンデ
ィショニングディスクに付着してきた研磨剤が、恒温水
循環経路に入ることはない。したがって、循環経路や、
恒温水ユニットの保守作業が軽減され、恒温循環水路の
簡素化を図ることができる。 (H)コンディショニングディスク自体が適温に制御さ
れるため、コンディショニングディスクは絶えず適温で
研磨パッドのコンディショニングを実行することができ
る。また、コンディショニングディスクは水槽から出て
も温度制御は継続しており、水槽から出てからパッドコ
ンディショニングを始めるまでの時間の自由度が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すCMPのコンディシ
ョニングディスクの待機状態を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すCMPのコンディシ
ョニングディスクの待機状態を示す図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すCMPのコンディシ
ョニングディスクの待機状態を示す図である。
【図4】本発明の第4実施例を示すCMPのコンディシ
ョニングディスクの待機状態を示す図である。
【図5】本発明の第5実施例を示すCMPのコンディシ
ョニングディスクの待機状態を示す図である。
【図6】従来のCMPを行う様子を示す上面図である。
【図7】従来のCMPを行う様子を示す断面図である。
【図8】従来のCMPのコンディショニングディスクの
待機状態を示す図である。
【図9】従来のアームがコンディショニングディスクを
AからBまで移動させることにより、研磨パッドの表面
全体を整える状態を示す平面図である。
【図10】1サイクルのCMPにおける研磨を開始して
からの時間と研磨パッド表面温度との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 定盤 4 研磨パッド 7 アーム 9 ベース 10 所定温度の液溜め 11,22,31 コンディショニングディスク 20 電流調整用電源 21 ヒータ 23,32 水槽 24 赤外線温度センサ 30 恒温循環水ユニット 33,35,36 配管 37 コンディショニングディスクの支持盤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)定盤上研磨部にウエハを押し当て、
    該ウエハと定盤との間に相対的回転運動を与えて該ウエ
    ハ表面を研磨する工程と、(b)コンディショニングツ
    ールを所定の温度に制御する工程と、(c)前記研磨部
    を前記コンディショニングツールを用いてコンディショ
    ニングする工程とを施すことを特徴とするウエハ研磨方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウエハ研磨方法におい
    て、前記所定の温度は前記ウエハ表面を研磨する工程に
    おける前記研磨部の安定温度であることを特徴とするウ
    エハ研磨方法。
  3. 【請求項3】 定盤上研磨部にウエハを押し当て、該ウ
    エハと定盤との間に相対的回転運動を与えて該ウエハ表
    面を研磨するウエハ研磨装置において、(a)前記研磨
    部をコンディショニングするコンディショニングツール
    と、(b)該コンディショニングツールを所定の温度に
    保温する保温機構とを具備することを特徴とするウエハ
    研磨装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のウエハ研磨装置におい
    て、前記保温機構は前記コンディショニングツール内に
    設けられたヒータであることを特徴とするウエハ研磨装
    置。
  5. 【請求項5】 定盤上研磨部にウエハを押し当て、該ウ
    エハと定盤との間に相対的回転運動を与えて該ウエハ表
    面を研磨するウエハ研磨装置において、(a)コンディ
    ショニングツールが浸される所定の温度の恒温液を溜め
    た水槽と、(b)前記研磨部をコンディショニングする
    前記コンディショニングツールとを具備することを特徴
    とするウエハ研磨装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のウエハ研磨装置におい
    て、前記水槽内に流れ込む前記恒温液の温度を制御する
    制御装置を有することを特徴とするウエハ研磨装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のウエハ研磨装置におい
    て、前記水槽に設けられたヒータを有することを特徴と
    するウエハ研磨装置。
  8. 【請求項8】 定盤上研磨部にウエハを押し当て、該ウ
    エハと定盤との間に相対的回転運動を与えて該ウエハ表
    面を研磨するウエハ研磨装置において、(a)恒温液の
    温度を制御する制御装置と、(b)前記研磨部をコンデ
    ィショニングする前記コンディショニングツールとを具
    備し、(c)前記コンディショニングツール内部には前
    記恒温液が流れる流路が設けられていることを特徴とす
    るウエハ研磨装置。
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