JPH09234747A - 多層異硬度発泡体の製造方法 - Google Patents
多層異硬度発泡体の製造方法Info
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- JPH09234747A JPH09234747A JP8042990A JP4299096A JPH09234747A JP H09234747 A JPH09234747 A JP H09234747A JP 8042990 A JP8042990 A JP 8042990A JP 4299096 A JP4299096 A JP 4299096A JP H09234747 A JPH09234747 A JP H09234747A
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
も、着座者の腰部付近をしっかりしと支持することによ
り、着座者の姿勢のくずれを防止し、かつクッション体
の上部は、着座者にソフト感を与え、クッション体の下
部と上部の硬さの境界部を着座者が感じることがないよ
うにした、座り心地のよい多層異硬度発泡体の製造方法
を提供する。 【解決手段】 下型1の上面における凹窪2に、谷部2
aと、この谷部2aに向かって傾斜する前後側の傾斜面
2b、2cとを設け、硬質の第1のプラスチック発泡体
の原液を、谷部2aにおいて左右方向に細長く注入し、
第1のプラスチック発泡体の原液がわずかに発泡した
後、第1のプラスチック発泡体よりも軟質の第2のプラ
スチック発泡体の原液を、下型2における成形後のクッ
ション体3の上側となる前側傾斜面2bの中央部に注入
する。
Description
の層を有する発泡体を、1つの発泡成形型内で、ほぼ同
時に発泡成形させる方法に関する。
泡体を、1つの発泡成形型内で、ほぼ同時に発泡成形さ
せる方法としては、例えば特公昭62−37998号公
報等、種々のものが開示されている。
われている、硬さの異なる複数の層を別々に成形し、こ
れらを接着することによって、異硬度のクッション体を
形成する方法と比較して、発泡成形型の数は1個で足
り、また、硬さの異なる複数の層の接着工程が不要とな
り、さらに、クッション体の使用中に接着面が剥離する
おそれもないという利点を有する。
は、着座者が接触する上層を、軟質のプラスチック発泡
体により形成して、良好な感触を得られるようにし、か
つ下層を、比較的硬質のプラスチック発泡体により形成
して、着座者への支持を確実としたものや、左右方向の
中央部を、軟質のプラスチック発泡体により形成して、
良好な感触を得られるようにし、かつ左右方向の両側部
の全部または一部を、比較的硬質のプラスチック発泡体
により形成して、着座者への支持を確実としたものなど
がある。
は、通常は、自動車のシート等、成形されたクッション
体の厚さが厚いものに対して適用されるもので、これら
を、比較的クッション体の厚さが薄い事務用椅子等の背
凭れ用クッション体として適用しようとすると、上層に
軟質のプラスチック発泡体を、下層に比較的硬質のプラ
スチック発泡体を配置したクッション体では、クッショ
ン体の弾性不足から、着席者の腰部付近の支持をしっか
り行うことができず、着座者の姿勢がくずれやすくな
る。また、クッション体の表層に、軟質のプラスチック
発泡体と比較的硬質のプラスチック発泡体とを並べたも
のでは、クッション体における硬さの境界部を着座者が
感じてしまい、座り心地を損ねることとなる。
するため、比較的クッション体の厚さが薄い事務用椅子
等の背凭れ用クッション体であっても、クッション体の
中間部及び下部が適当な弾性を有していて、着座者の腰
部付近をしっかりしと支持することにより、着座者の姿
勢のくずれを防止し、かつクッション体の上部は、着座
者にソフト感を与えるとともに、クッション体の下部と
上部の硬さの境界部を着座者が感じることがないように
した、座り心地のよい多層異硬度発泡体の製造方法を提
供することにある。
題は、次のようにして解決される。 (1) 下型の上面における凹窪に、谷部と、この谷部に
向かって傾斜する前後側の傾斜面とを設け、硬質の第1
のプラスチック発泡体の原液を、谷部または後側傾斜面
において左右方向に細長く注入し、第1のプラスチック
発泡体の原液がわずかに発泡した後、第1のプラスチッ
ク発泡体よりも軟質の第2のプラスチック発泡体の原液
を、下型における成形後のクッション体の上側となる前
側傾斜面の中央部に注入する。
背凭れ前面が下側となるようにして発泡成形型を使用し
て成形するに際し、前記発泡成形型の下型の上面におけ
る凹窪を、成形後のクッション体における前方へ突出す
る上下方向の中間部と対応させた谷部と、この谷部に向
かって傾斜する前後側傾斜面とからなるものとし、硬質
の第1のプラスチック発泡体の原液を、前記下型の谷部
または後側傾斜面において、その中央を中心として左右
方向に細長く注入し、この第1のプラスチック発泡体の
原液がわずかに発泡した後、第1のプラスチック発泡体
よりも軟質の第2のプラスチック発泡体の原液を、成形
後のクッション体の上側となる前記下型の前側傾斜面の
中央部に注入して、前記下型の前側傾斜面の中央から下
方にかけて、第2のプラスチック発泡体の原液を第1の
プラスチック発泡体の原液の下方に潜り込ませ、これら
第1および第2のプラスチック発泡体の原液を前記発泡
成形型の中で共に発泡硬化させることにより、硬質のプ
ラスチック発泡体からなる下側の領域と、硬質のプラス
チック発泡体が下層で軟質のプラスチック発泡体が上層
の中間の変化領域と、軟質のプラスチック発泡体からな
る上側の領域とを形成させる。
型の谷部の左右方向に沿って注入し、わずかに発泡させ
た後、軟質の第2のプラスチック発泡体の原液を、成形
後の背凭れ用クッション体の上側となる前記下型の前側
傾斜面の中央部に注入することにより、硬質の第1のプ
ラスチック発泡体の原液を、谷部から前後側傾斜面に向
かって発泡させて、発泡成形型内の谷部から後部を、硬
質の第1のプラスチック発泡体で満たし、一方、軟質の
第2のプラスチック発泡体の原液は、下型の前側傾斜面
の中央から放射状に前側傾斜面に向かって発泡させ、発
泡成形型内の前部を、軟質のプラスチック発泡体の原液
で満たす。
チック発泡体の原液同士が接触を開始すると、後から発
泡した第2のプラスチック発泡体は、下型の前側傾斜面
の左右方向の中央における上下方向の中央から下方にか
けて、第1のプラスチック発泡体の下方に潜り込む。
異硬度発泡体の製造方法を説明する略図である。
下型(1)の上面に、背凭れ用クッション体の前面の形状
と合致する形状とした凹窪(2)が形成されている。
状は、図5または図11に示すように、上下方向の中間
部(3a)、くわしくは上下方向の中央から若干下方の部分
は前方に突出しており、その上部(3b)及び下部(3c)は、
この中間部(3a)に向かって傾斜している。
状に合わせて、下型(1)の凹窪(2)は、前記中間部(3a)
に対応する谷部(2a)、上部(3b)に対応する前側傾斜面(2
b)及び下部(3c)に対応する後側傾斜面(2c)を有してい
る。
なるように水平に置く(図1)。
上またはその後方の後側傾斜面(2c)上に位置させて、ノ
ズル(4)から、第1の硬質のプラスチック発泡体の原液
を谷部(2a)またはその後方に注入しながら、図2の矢印
に示すように、ノズル(4)を左右方向に移動させて、谷
部(2a)またはその後方に、左右方向に長い、硬質のプラ
スチック発泡体の原液の溜まり(5)を形成する。
矢印に示すように、凹窪(2)の前側傾斜面(2b)の中央部
へ移動させる。
チック発泡体の原液が発泡し始めたころ、前側傾斜面(2
b)の中央部へ移動させたノズル(4)から、軟質のプラス
チック発泡体の原液を注入し、凹窪(2)の中央部に溜ま
り(6)を形成させる。
型(1)の上に載置すると、注入した2種類のプラスチッ
ク発泡体の溜まり(5)(6)の原液は、図2の矢印に示す
ように、四方に拡散して行き、後から注入した軟質の原
液は、図3に示すように、先に注入されて上方に発泡し
ながら拡がる硬質の原液の下に潜り込みながら発泡して
行き、最終的に、下型(1)及び上型(7)により画成され
る空間を埋め尽くす。
散した硬質の原液は、発泡成形型の両側縁部に到達し
て、それ以上横方向に拡散できないので、上方に広が
り、硬質の両側縁部(8)を形成する。
5に示すように、硬質のプラスチック発泡体の領域
(A)、硬質のプラスチック発泡体から漸次軟質のプラス
チック発泡体に変わる変化領域(B)、及び軟質のプラス
チック発泡体の領域(C)を有するものとなる。
(A)の断面を示し、図6〜図8は、変化領域における硬
質の側縁部(8)の分布を示している。
実施例と同様であるが、発泡の諸条件、例えば第2の原
液の組成、注入時期、注入量などを異にしたもので、出
来上がったクッション体は、変化領域(B)の形状、第2
の原液の潜り込みの状態が異なる。
質のプラスチック発泡体の領域、ことに両側縁部(8)の
形成状態は、第1の原液の横方向注入長さにより大きく
左右される。
いて注入せず、左右の個所等で注入してもよい。
泡成形型の中で、ともに発泡硬化させて出来上がった成
形後の背凭れクッション体は、比較的クッション体の厚
さが薄い事務用椅子等の背凭れ用クッション体であって
も、クッション体の前方に突出した上下方向中間部及び
下側の部分が、硬質の第1のプラスチック発泡体となっ
て、適当な弾性により着座者の腰部付近をしっかりと支
持するので、着座者の姿勢のくずれを防止することがで
きる。
の第2のプラスチック発泡体となっているので、着座者
にソフト感を与える。
て、軟質の第2のプラスチック発泡体が上層、硬質の第
1のプラスチック発泡体が下層となり、かつ徐々にその
割合が変化するので、両発泡体の硬さの境界部を着座者
が感じることはなく、座り心地のよいクッション体が得
られる。
ノズルを略示する、縦断面図である。
び第2のプラスチック発泡体の原液の拡散を説明する図
である。
発泡体を示す発泡成形型の縦断面図である。
ョン体の第1の実施例の正面図である。
ション体の第2の実施例の正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下型の上面における凹窪に、谷部と、こ
の谷部に向かって傾斜する前後側の傾斜面とを設け、硬
質の第1のプラスチック発泡体の原液を、谷部または後
側傾斜面において左右方向に細長く注入し、第1のプラ
スチック発泡体の原液がわずかに発泡した後、第1のプ
ラスチック発泡体よりも軟質の第2のプラスチック発泡
体の原液を、下型における成形後のクッション体の上側
となる前側傾斜面の中央部に注入することを特徴とする
多層異硬度発泡体の製造方法。 - 【請求項2】 椅子の背凭れ用のクッション体を、背凭
れ前面が下側となるようにして発泡成形型を使用して成
形するに際し、 前記発泡成形型の下型の上面における凹窪を、成形後の
クッション体における前方へ突出する上下方向の中間部
と対応させた谷部と、この谷部に向かって傾斜する前後
側傾斜面とからなるものとし、硬質の第1のプラスチッ
ク発泡体の原液を、前記下型の谷部または後側傾斜面に
おいて、その中央を中心として左右方向に細長く注入
し、この第1のプラスチック発泡体の原液がわずかに発
泡した後、第1のプラスチック発泡体よりも軟質の第2
のプラスチック発泡体の原液を、成形後のクッション体
の上側となる前記下型の前側傾斜面の中央部に注入し
て、前記下型の前側傾斜面の中央から下方にかけて、第
2のプラスチック発泡体の原液を第1のプラスチック発
泡体の原液の下方に潜り込ませ、これら第1および第2
のプラスチック発泡体の原液を前記発泡成形型の中で共
に発泡硬化させることにより、硬質のプラスチック発泡
体からなる下側の領域と、硬質のプラスチック発泡体が
下層で軟質のプラスチック発泡体が上層の中間の変化領
域と、軟質のプラスチック発泡体からなる上側の領域と
を形成させることを特徴とする多層異硬度発泡体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04299096A JP3268486B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 椅子の背凭れ用クッション体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04299096A JP3268486B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 椅子の背凭れ用クッション体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234747A true JPH09234747A (ja) | 1997-09-09 |
| JP3268486B2 JP3268486B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=12651477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04299096A Expired - Fee Related JP3268486B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 椅子の背凭れ用クッション体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3268486B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018029670A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 株式会社イノアックコーポレーション | シートバックおよびその製造方法 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP04299096A patent/JP3268486B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018029670A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 株式会社イノアックコーポレーション | シートバックおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3268486B2 (ja) | 2002-03-25 |
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