JPH11137366A - 車両用シートバックの構造 - Google Patents

車両用シートバックの構造

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JPH11137366A
JPH11137366A JP30585997A JP30585997A JPH11137366A JP H11137366 A JPH11137366 A JP H11137366A JP 30585997 A JP30585997 A JP 30585997A JP 30585997 A JP30585997 A JP 30585997A JP H11137366 A JPH11137366 A JP H11137366A
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seat back
occupant
back frame
vehicle seat
frame
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Masakuni Nishino
正訓 西野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗員が着座した際、シートバックが全体的に沈
み込むことなく、乗員の背骨の形状に倣うように弾力性
を有しながら変形し、これにより、良好な座り心地を得
ることができる車両用シートバックの構造を提供する。 【解決手段】樹脂製シートバックフレーム30には、乗
員58の腰部支持部52に波形の弾性部位が形成されて
いる。このシートバックフレーム30にクッションを一
体化して製作したシートバックと別工程で製作したシー
トクッションとを組み立てて車両用シートとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートバッ
クの構造に関し、一層詳細には、乗員が着座した際、シ
ートバックが全体的に沈み込むことなく、乗員の背骨の
形状に倣うように弾力性を有しながら湾曲させて、これ
によって良好な座り心地を得ることができるとともに、
長時間の運転にもさほどに疲労を感じることが少ない車
両用シートバックの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートは、シートクッションとシ
ートバックとヘッドレストとから構成される。従来技術
において、これらは、それぞれ、フレームと、乗員の身
体を受け止めてこれを支える部分となるクッションと、
乗員の身体が直接触れる部分となる表皮との3つの部分
を主要構成要素としている。通常、これらの部材中、フ
レームとしては鋼管や鋼板プレス部品等を組み立てたも
のが用いられ、クッションとしては発泡性の合成樹脂材
料を成形したものが用いられ、表皮としては本皮やビニ
ールレザー等の各種素材を裁断し、縫製したものが用い
られている。
【0003】シートクッション、シートバックおよびヘ
ッドレストは、それぞれ別工程でフレームから表皮まで
製作された後、完成品としてのシートクッションとシー
トバックとヘッドレストとを組み立てて車両用シートが
得られる。また、シートクッション、シートバックおよ
びヘッドレストのクッションのみを一体化したものを成
形した後、これに別工程で製作したフレームを組み込
み、さらに表皮を被せて車両用シートの完成品とする場
合もある。
【0004】従来から、シートの軽量化を図る目的で、
フレームの材料として鋼板に代えて樹脂材料を用いると
ともに、この樹脂製フレームの強度と剛性を確保するた
めにフレームを中空状に成形する技術が採用されてい
る。
【0005】この中空状に成形された樹脂製フレームを
用いた車両用シートは、前記した軽量化の効果ととも
に、フレームのバネ効果により、乗員の体重によるクッ
ションの沈み込みが軽減され、良好な座り心地が得られ
るとされている。
【0006】例えば、特開平4−54908号には、中
空状に成形されたポリプロピレン樹脂製シートバックフ
レームの強度と剛性を確保するとともに、成形段階にお
いて中空形状の成形性を良好なものとする目的で、シー
トバックフレーム材料であるポリプロピレン樹脂にタル
ク系充填材やガラス系充填材を充填して成形する技術が
開示されている。しかしながら、この場合、シートバッ
クフレームのバネ効果は必ずしも十分とは言えない。
【0007】また、特開昭60−7813号公報には、
中空状に成形された樹脂製フレームの強度と剛性を一層
高める目的で、フレーム内の中空部の断面形状を種々選
択し、特に、中央部を二重板とする技術が開示されてい
る。この場合、二重板の乗員が接するクッション側の板
を薄肉化することにより、該板のバネ効果を高め、座り
心地を改善する工夫が図られている。
【0008】また、本発明者らも、樹脂製フレームにつ
いて種々検討する過程で、ヘッドレストに対応する部分
が一体化された、図11〜図14に示す構造のシートバ
ックフレームを製作した。
【0009】すなわち、図11に示すように、ポリプロ
ピレン樹脂製シートバックフレーム2は、両端部が前方
へと突出する突出部4a、4bを有し、この2つの突出
部4a、4bを橋架するように平板部6が一体形成され
ている。前記平板部6には、その長手方向に沿って中央
長孔8a、左側長孔8b、右側長孔8cおよびヘッドレ
スト部分に対応する上部孔8dが画成されている。従っ
て、このように孔部8a〜8dが形成されることによっ
て生ずる橋架部位、すなわち、頭部橋架部位10a、背
もたれ上部橋架部位10bおよび背もたれ下部橋架部位
10cは、それぞれその内部に中空部12a、12bお
よび12cを有する。さらに、前記中央長孔8aと左側
長孔8bとの間の長手橋架部位14a、前記中央長孔8
aと右側長孔8cとの間の長手橋架部位14bも、それ
ぞれその内部に中空部16a(16b)を有する。この
シートバックフレーム2の図11のXII−XII線断
面図、XIII−XIII線断面図を、それぞれ図1
2、図13に概略示す。なお、図13において、参照符
号18aは、突出部4aと左側長孔8bとの間に画成さ
れる中空部であり、参照符号18bは、右側長孔8cと
突出部4bとの間に画成される中空部を示している。こ
のように構成されるシートバックフレーム2に表皮で覆
われたクッション20が一体化されて組み立てられるこ
とにより、シートバックが完成する(図14参照)。
【0010】しかしながら、前記のように、中空部12
a〜12c、16a、16bおよび18a、18bを画
成するようにポリプロピレン樹脂製で構成されたシート
バックフレーム2を含む車両用シートは、ある程度の良
好なバネ効果を生ずるものの、必ずしも乗員にとって座
り心地が良好であるとは言い切れない問題がある。例え
ば、乗員が前記のように構成された車両用シートに着座
する前では(図15A参照)、シートバック22は、ク
ッション20が十分に膨出された形状を保ち、かつシー
トバックフレーム2の中空部16a(16b)もまた所
望の空間として存在し、このために、例えば、橋架部1
4a、14bの乗員23側の板体24aは略真っ直ぐな
形状を維持している。一方、図15Bに示すように、乗
員23が着座すると、当然に、クッション20が凹むと
ともに板体24aも当該乗員23の重量を受けて板体2
4b側へと撓むことになり、この結果、クッション20
の乗員23の腰部を支持するクッション部位が局部的に
沈み込んでしまう。従って、クッション20が乗員23
の背骨の形状に倣うように弾力性を有しながら保持する
ことができないために、座り心地が良好でないという欠
点を露呈する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を考慮してなされたものであり、乗員の着座時に、シ
ートバックの表面が常に乗員の背部の上部から下部にか
けて接し、かつその背骨の形状に倣うことができ、この
ために座り心地の良好な、しかも乗員が長時間着座して
も疲労を軽減することが可能な車両用シートバックの構
造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用シー
トバックの構造は、樹脂製シートバックフレームと、ク
ッションと、前記クッションを被覆する表皮とからな
り、前記シートバックフレームの乗員の腰部支持部に波
形の弾性部位を形成したことを特徴とする。樹脂材料と
しては、ポリプロピレン樹脂等、通常使用するものを適
用することができる。
【0013】これにより、乗員の腰部を支えるシートバ
ックフレームの波形の弾性部位のバネ効果が相対的に高
まる結果、乗員が着座した際、乗員の腰部の重みにより
腰部を支える部位は沈み込むものの、バネ効果の低い背
部を支える部位の沈み込みが少なくなることにより、乗
員の背骨の形状に倣うように弾力性を有しながら変形
し、これによって、良好な座り心地を得ることができ
る。
【0014】また、本発明に係る車両用シートバックの
構造は、前記シートバックフレームの前記波形の弾性部
位の厚みが、下部の厚みより上部の厚みが薄く形成され
ていることを特徴とする。この場合、下部の厚みと上部
の厚みとの間で段差を設けてもよいが、より好適には、
前記シートバックフレームの前記波形の弾性部位の厚み
を、下部から上部にかけて徐々に薄く形成する。
【0015】これにより、乗員の背骨の形状により好適
に倣うことができ、本発明の効果を一層発揮することが
できる。なお、シートバックフレームの非波形部分との
境目近傍の波形部分のみについて、その厚みを薄くする
ようにしても、所望の効果を得ることができる。
【0016】また、本発明に係る車両用シートバックの
構造において、前記シートバックフレームに形成される
前記波形の弾性部位の山部頂部領域と谷部底部領域の厚
みが、山部と谷部の間の部分よりも薄く形成されている
ことを特徴とする。
【0017】これにより、波形の山部頂部領域と谷部底
部領域の弾力性が増し、シートバックフレームの波形部
分全体のバネ効果を一層向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る車両用シートバック
の構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を
参照しながら、以下詳細に説明する。
【0019】先ず、第1の実施の形態に係るシートバッ
クフレーム30について説明する。
【0020】図1に示すように、車両用シートを構成す
るポリプロピレン樹脂製のシートバックフレーム30
は、両端部に立ち上がり形成された突出部32a、32
bを有し、これらの突出部32a、32bは、上方へと
向かうに従ってヘッドレスト用フレーム34として収束
する。前記突出部32a、32bを互いに橋架するよう
に平板36を有し、この平板36の前記ヘッドレスト用
フレーム34に対応する部分に略正方形状の孔部38が
形成される。一方、前記平板36の略中央部に中央孔部
40が設けられるとともに、突出部32aに沿って右側
孔部42aが、また、突出部32bに沿って左側孔部4
2bが形成されている。なお、図1〜図3において、参
照符号44は、ヘッドレスト用フレーム34の頂部に設
けられて、図1中、横方向へと延在する中空部を示し、
参照符号46は、前記ヘッドレスト用フレーム34の下
方にあって、丁度、乗員の肩部に対応するように、図1
中、横方向に延在する中空部を示し、参照符号48は、
乗員の臀部に対応してシートバックフレーム30の、図
1中、横方向へと延在する中空部を示す。さらに、図3
において、参照符号50aは、突出部32aと右側孔部
42aとの間に設けられ、縦方向へと延在する中空部を
示し、参照符号50bは、突出部32bと左側孔部42
bとの間に設けられ、シートバックフレーム30の縦方
向へと延在する中空部を示す。これらの中空部44、4
6、48および50a、50bは、いずれもシートバッ
クフレーム30の強度を増すための中空部として存在す
る。これらの中空部44、46、48、50a、50b
に複数の連通孔を形成すると、後述するように、成形時
に発泡剤が進入してシートバックフレーム30と発泡剤
との一体化が一層促進される。
【0021】そこで、第1の実施の形態では、前記中央
孔部40の下方から中空部48にかけて前記平板36と
一体的に腰部支持部52を形成する。図4Aおよび図4
Bから容易に諒解されるとおり、平板36は、シートバ
ックフレーム30のヘッドレスト用フレーム34から下
方にかけて均一の厚みを有しており、腰部支持部52
は、均一の厚みの縦断面波形状に構成されている。従っ
て、この波形状の山部が着座時に乗員からの重量をクッ
ション56を介して受けることになる。
【0022】以上のように構成されるシートバックフレ
ーム30は、図4Aに示すように、好ましくはウレア樹
脂によって形成された表皮54に被覆されたクッション
56が装着され、シートバック57として完成するに至
る。従って、シートバック57は、乗員58が着座した
際に、前記腰部支持部52の波形状の弾性部位によって
十分にその重量を支えることができ、クッション56自
体が当該乗員58の腰部から背部にわたる形状に倣うこ
とができる。しかも、この場合、前記腰部支持部52の
弾性力によって腰部に対する十分な支持力を発揮し、ク
ッション56の腰部対応部分が局部的に沈み込むことが
ないために、乗員58が前屈状態になることが十分に阻
止される。結局、このように構成することにより、乗員
58は長時間の着座状態でも、さほどに疲労感が生じる
ことはない。
【0023】図5に、第2の実施の形態を示す。図5に
おいて、図1、図4Aおよび図4Bと同一の参照符号は
同一の構成要素を示すものとし、その詳細な説明を省略
する。
【0024】図5から明らかなとおり、この第2の実施
の形態では、シートバック63は、特に、腰部支持部5
2からヘッドレスト用フレーム34方向へと延在して背
板60を該腰部支持部52と一体的に構成することによ
り、前記腰部支持部52と背板60との間に中空部62
が画成されている。この第2の実施の形態では、前記中
空部62の存在によって、さらに腰部支持部52の剛性
を高めることができる。
【0025】ところで、本発明に係る第1および第2の
実施の形態において、腰部支持部52は、同一の厚みの
波形状に形成されているが、この波形状自体の厚みを変
更することによって、乗員の座り心地をさらに快適にす
ることができる。例えば、腰部支持部52の長さの中央
部分で、該腰部支持部52の上部と下部の厚みを異なる
ように形成することである。すなわち、下部側の厚みを
上部側の厚みよりも大きくする、あるいは、図6に示す
ように、中空部48、すなわち、シートバックフレーム
30の下部からヘッドレスト用フレーム34に向けて腰
部支持部52の波形状の厚みが徐々に薄くなるようにし
てもよい。換言すれば、下部の厚みt1よりも上部の厚
みt2 を最終的に1/3程度にまで薄くするように形成
することによって、特に、着座時に乗員58の荷重を受
けるシートバックフレーム30の下部の剛性を高めてそ
の荷重を十分に支持できるようにするとともに、このシ
ートバックフレーム30の上方では、前記腰部支持部5
2の厚みt2 を薄く形成して乗員58の背骨の形状に倣
うようにしている。この結果、乗員8の着座時の疲労感
を一層和らげることができる。
【0026】図7に示す実施の形態では、腰部支持部5
2の上部を、図6に示すように、徐々に薄くするのでは
なく、寧ろ、波形状の山部頂部領域52a、谷部底部領
域52bのみを薄くし、その中間部位52cを厚みt3
としている。このようにすることによって、山部頂部領
域52aと谷部底部領域52bとが容易に撓むことがで
き、一方、中間部位52cの厚みt3 によって、乗員5
8の背部から与えられる負荷を十分に支承することがで
きる。
【0027】次に、図8〜図10を参照して、前記のよ
うに構成されるシートバック57あるいはシートバック
63を製造するための金型装置70について説明する。
図8にシートバック57あるいはシートバック63に対
応する形状のキャビティ66を示し、このキャビティ6
6を有する金型装置70のIX−IX線断面およびX−
X線断面を図9および図10に示す。この金型装置70
は、下金型72と上金型74とを有し、この下金型72
と上金型74との間で前記シートバック57あるいはシ
ートバック63に対応する形状のキャビティ66が画成
されている。特に、図示しない負圧発生源に連通する複
数の吸引孔75が画成され、この負圧発生源を付勢する
ことにより、上金型74には、例えば、図5に示すシー
トバック63のシートバックフレーム30が吸引固着さ
れる。下金型72は、主として表皮54を含むクッショ
ン56の表面形状に対応する形状のキャビティ66が画
成されている。この場合、図5に示すシートバックフレ
ーム30には、中空部50a、50bに対応する個所に
前記キャビティ66に臨む孔部76a、76bを形成す
るとともに、腰部支持部52にも同様に、孔部78a、
78bを形成しておくとよい。
【0028】次に、上記金型装置70を用いたシートバ
ック57あるいはシートバック63の製造方法を説明す
る。
【0029】図8に示すキャビティ66の概念図におい
て、シートバック57あるいはシートバック63に対応
するキャビティ66の下部から注入された発泡性樹脂
は、図8中、破線で示すように、クッション56の各部
位に対応するキャビティ66の部位に分岐注入されつつ
上部のヘッドレストに対応するキャビティ66の部位ま
で順次充填される。具体的には、先ず、シートバックフ
レーム30を前記のように上金型74に図示しない吸着
装置により吸引孔75を介して吸引固着する一方、下金
型72を予め50〜60℃程度に温めておく。そして、
前記下金型72内表面にウレア樹脂を0.5〜1.0m
m程度の厚さになるように均一にスプレーして表皮54
を形成した後、下金型72と上金型74とを合わせる。
次いで、前記上金型74に固定されている発泡性樹脂注
入装置80からスプルー82を介して発泡性樹脂材を注
入する。この発泡性樹脂材は、前記中空部50a、50
bがシートバックフレーム30の下部に横方向に延在す
る中空部48を介して前記スプルー82に連通されてい
るために、ここをランナーとして前記発泡性樹脂材が導
入され、孔部76a、76bを経て下金型72に画成さ
れているキャビティ66に到達する。その際に発生する
ガスは、例えば、腰部支持部52に予め画成された孔部
78a、78bを介して下金型72と上金型74とのパ
ーティングライン等から外部へと排出される。この結
果、中空部50a、50bに十分に発泡性樹脂材が充填
されるとともに、所定時間経過後、発泡性樹脂材が発泡
固化したシートバック57あるいはシートバック63が
成形される。このシートバック57あるいはシートバッ
ク63は、上金型74を下金型72から離間させること
によって完成品として外部へ取り出される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用シートバックの構造は、樹脂製シートバックフレーム
の乗員の腰部支持部に波形の弾性部位が形成されてい
る。
【0031】このため、相対的にバネ効果の低い乗員の
背部を支えるシート部位の沈み込みが小さくなることに
より、乗員の背骨の形状に倣うように弾力性を有しなが
ら変形する。このため、良好な座り心地を得ることがで
きるという効果が達成される。この際、樹脂製シートバ
ックフレームの波形の弾性部位の厚みを、下部より上部
の方を段差を設けて薄くすることにより、または段差を
設けることなく徐々に薄くすることにより、一層良好な
座り心地を得ることができる。
【0032】さらにまた、波形の弾性部位の山部頂部領
域と谷部底部領域の厚さを山部と谷部の間の部分よりも
薄くすれば、バネ効果が一層発揮され、より良好な座り
心地を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る車両用シートに用いる
シートバックフレームの斜視図である。
【図2】図1の車両用シートに用いるシートバックフレ
ームのII−II線断面図である。
【図3】図1の車両用シートに用いるシートバックフレ
ームのIII−III線断面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る車両用シートにおい
て、着座する乗員の身体形状とシートの変形との関係を
説明するための概念図であり、図4Aは乗員の着座前の
シートの側面断面図であり、図4Bは乗員が着座した状
態のシートの側面断面図である。
【図5】第2の実施の形態に係る車両用シートに用いる
シートバックフレームの断面図である。
【図6】第1または第2の実施の形態に係る車両用シー
トに用いるシートバックフレームにおいて、シートバッ
クフレーム下部からヘッドレスト用フレームに向けて腰
部支持部の波形状の厚みが徐々に薄くなる状態を説明す
る一部省略概念図である。
【図7】第1または第2の実施の形態に係る車両用シー
トに用いるシートバックフレームにおいて、腰部支持部
の波形状の厚みが山部頂部領域および谷部底部領域のみ
を薄くしている状態を説明する一部省略概念図である。
【図8】第1または第2の実施の形態に係る車両用シー
トに用いるシートバックを製造するための金型装置のキ
ャビティの概念図である。
【図9】図8のキャビティを有する金型装置のIX−I
X線断面図である。
【図10】図8のキャビティを有する金型装置のX−X
線断面図である。
【図11】本発明者らが先に検討した参考例に係る車両
用シートに用いるシートバックフレームの斜視図であ
る。
【図12】図11のシートバックフレームのXII−X
II線断面図である。
【図13】図11のシートバックフレームのXIII−
XIII線断面図である。
【図14】図11〜図13に示されるクッションがシー
トバックフレームに戴置される状態を説明するための概
念図である。
【図15】参考例に係る車両用シートにおいて、着座す
る乗員の身体形状とシートの変形との関係を説明するた
めの概念図であり、図15Aは乗員の着座前のシートの
側面断面図であり、図15Bは乗員が着座した際のシー
トの側面断面図である。
【符号の説明】
30…シートバックフレーム 32a、32b…突出
部 34…ヘッドレスト用フレーム 36…平板 52…腰部支持部 54…表皮 56…クッション本体 57、63…シートバ
ック 58…乗員 60…背板 70…金型装置 72…下金型 74…上金型 80…発泡性樹脂注入
装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製シートバックフレームと、クッショ
    ンと、前記クッションを被覆する表皮とからなり、前記
    シートバックフレームの乗員の腰部支持部に波形の弾性
    部位を形成したことを特徴とする車両用シートバックの
    構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用シートバックの構造
    において、前記シートバックフレームの前記波形の弾性
    部位の厚みが、下部の厚みより上部の厚みが薄く形成さ
    れていることを特徴とする車両用シートバックの構造。
  3. 【請求項3】請求項2記載の車両用シートバックの構造
    において、前記シートバックフレームの前記波形の弾性
    部位の厚みが、下部から上部にかけて徐々に薄くなるよ
    うに形成されていることを特徴とする車両用シートバッ
    クの構造。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車
    両用シートバックの構造において、前記シートバックフ
    レームに形成される前記波形の弾性部位の山部頂部領域
    と谷部底部領域の厚みが、山部と谷部の間の部分よりも
    薄く形成されていることを特徴とする車両用シートバッ
    クの構造。
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